JP2020154995A - データ生成装置、データ生成方法およびデータ生成プログラム - Google Patents

データ生成装置、データ生成方法およびデータ生成プログラム Download PDF

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慎弥 大岡
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Abstract

【課題】買契約に対して売契約が存在しているか、または、売契約に対して買契約が存在しているかを、契約単位で確認可能なデータを生成できるデータ生成装置等の提供を課題とする。【解決手段】本実施形態では、(1)買契約が売契約に先行する場合、買契約情報中の買契約番号と、買契約情報中の買数量から当該買契約番号に対応する売契約番号を含む売契約情報中の売数量を減じた数量と、買契約情報中の買金額から当該買契約番号に対応する売契約番号を含む売契約情報中の売金額を減じた金額と、を含む第一データを生成し、(2)売契約が買契約に先行する場合、売契約情報中の売契約番号と、売契約情報中の売数量から当該売契約番号に対応する買契約番号を含む買契約情報中の買数量を減じた数量と、売契約情報中の売金額から当該売契約番号に対応する買契約番号を含む買契約情報中の買金額を減じた金額と、を含む第二データを生成する。【選択図】図2

Description

本発明は、データ生成装置、データ生成方法およびデータ生成プログラムに関する。
特許文献1には、不適切な価格競争を排除でき、メーカおよび販売者の経営を安定化し、商品に対する消費者の価値感を正常化できる販売方法が開示されており(特許文献1の0008段落参照)、また、当該販売方法においては、メーカ側が今までできなかった流通先までの商品の在庫状況を、すべてリアルタイムで一元管理できるので、メーカ側で生産調整でき、過剰在庫による無駄や、在庫不足のための販売商機を逃す機会がなくなることが開示されている(特許文献1の0059段落参照)。
特開2005−025641号公報
このように、過剰在庫や不足在庫の管理を行う分野では、従来においては、買契約に対して売契約が存在しているか(過剰在庫が存在しているか)、または、売契約に対して買契約が存在しているか(不足在庫が存在しているか)を、倉庫単位で確認していた。
しかしながら、更に細かい単位、すなわち、契約単位で前記確認を行うことはできなかった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、買契約に対して売契約が存在しているか(過剰在庫が存在しているか)、または、売契約に対して買契約が存在しているか(不足在庫が存在しているか)を、契約単位で確認可能なデータを生成できるデータ生成装置、データ生成方法およびデータ生成プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るデータ生成装置は、制御部および記憶部を備えるデータ生成装置であって、前記記憶部には、仕入先からの買いに関する契約である買契約の情報であって、前記買契約を識別するための買契約識別データと前記仕入先から買う商品の数である買数量と前記仕入先から買う商品の金額である買金額とを含む買契約情報と、販売先への売りに関する契約である売契約の情報であって、前記売契約を識別するための売契約識別データと前記販売先に売る商品の数である売数量と前記販売先に売る商品の金額である売金額とを含む売契約情報と、が格納されており、前記制御部が、第一データ生成手段および第二データ生成手段の少なくとも一方の手段を備え、前記第一データ生成手段が、前記買契約が前記売契約に先行する場合、前記買契約情報中の前記買契約識別データと、前記買契約情報中の前記買数量から当該買契約識別データに対応する前記売契約識別データを含む前記売契約情報中の前記売数量を減じた数量と、前記買契約情報中の前記買金額から当該買契約識別データに対応する前記売契約識別データを含む前記売契約情報中の前記売金額を減じた金額と、を含む、前記仕入先から買う商品のうち余る在庫についての情報を把握するための第一データを生成し、前記第二データ生成手段が、前記売契約が前記買契約に先行する場合、前記売契約情報中の前記売契約識別データと、前記売契約情報中の前記売数量から当該売契約識別データに対応する前記買契約識別データを含む前記買契約情報中の前記買数量を減じた数量と、前記売契約情報中の前記売金額から当該売契約識別データに対応する前記買契約識別データを含む前記買契約情報中の前記買金額を減じた金額と、を含む、前記販売先に売る商品のうち不足する在庫についての情報を把握するための第二データを生成すること、を特徴とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るデータ生成装置は、前記第一データ生成手段が、前記売数量および前記売金額を、社内の前記販売先に対する売りに関する数値なのか社外の前記販売先に対する売りに関する数値なのかを識別可能な態様で更に含む前記第一データを生成すること、を特徴とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るデータ生成装置は、前記第一データ生成手段および前記第二データ生成手段が、それぞれ、前記減じた数量および前記減じた金額を、在庫の移動が未だ完了していない商品に関する数値なのか在庫の移動が既に完了した商品に関する数値なのかを識別可能な態様で含む前記第一データおよび前記第二データを生成すること、を特徴とする。
また、本発明に係るデータ生成方法は、制御部および記憶部を備える情報処理装置で実行されるデータ生成方法であって、前記記憶部には、仕入先からの買いに関する契約である買契約の情報であって、前記買契約を識別するための買契約識別データと前記仕入先から買う商品の数である買数量と前記仕入先から買う商品の金額である買金額とを含む買契約情報と、販売先への売りに関する契約である売契約の情報であって、前記売契約を識別するための売契約識別データと前記販売先に売る商品の数である売数量と前記販売先に売る商品の金額である売金額とを含む売契約情報と、が格納されており、前記制御部で実行される、第一データ生成ステップおよび第二データ生成ステップの少なくとも一方のステップを含み、前記第一データ生成ステップが、前記買契約が前記売契約に先行する場合、前記買契約情報中の前記買契約識別データと、前記買契約情報中の前記買数量から当該買契約識別データに対応する前記売契約識別データを含む前記売契約情報中の前記売数量を減じた数量と、前記買契約情報中の前記買金額から当該買契約識別データに対応する前記売契約識別データを含む前記売契約情報中の前記売金額を減じた金額と、を含む、前記仕入先から買う商品のうち余る在庫についての情報を把握するための第一データを生成し、前記第二データ生成ステップが、前記売契約が前記買契約に先行する場合、前記売契約情報中の前記売契約識別データと、前記売契約情報中の前記売数量から当該売契約識別データに対応する前記買契約識別データを含む前記買契約情報中の前記買数量を減じた数量と、前記売契約情報中の前記売金額から当該売契約識別データに対応する前記買契約識別データを含む前記買契約情報中の前記買金額を減じた金額と、を含む、前記販売先に売る商品のうち不足する在庫についての情報を把握するための第二データを生成すること、を特徴とする。
また、本発明に係る秘データ生成プログラムは、制御部および記憶部を備える情報処理装置に実行させるためのデータ生成プログラムであって、前記記憶部には、仕入先からの買いに関する契約である買契約の情報であって、前記買契約を識別するための買契約識別データと前記仕入先から買う商品の数である買数量と前記仕入先から買う商品の金額である買金額とを含む買契約情報と、販売先への売りに関する契約である売契約の情報であって、前記売契約を識別するための売契約識別データと前記販売先に売る商品の数である売数量と前記販売先に売る商品の金額である売金額とを含む売契約情報と、が格納されており、前記制御部に実行させるための、第一データ生成ステップおよび第二データ生成ステップの少なくとも一方のステップを含み、前記第一データ生成ステップが、前記買契約が前記売契約に先行する場合、前記買契約情報中の前記買契約識別データと、前記買契約情報中の前記買数量から当該買契約識別データに対応する前記売契約識別データを含む前記売契約情報中の前記売数量を減じた数量と、前記買契約情報中の前記買金額から当該買契約識別データに対応する前記売契約識別データを含む前記売契約情報中の前記売金額を減じた金額と、を含む、前記仕入先から買う商品のうち余る在庫についての情報を把握するための第一データを生成し、前記第二データ生成ステップが、前記売契約が前記買契約に先行する場合、前記売契約情報中の前記売契約識別データと、前記売契約情報中の前記売数量から当該売契約識別データに対応する前記買契約識別データを含む前記買契約情報中の前記買数量を減じた数量と、前記売契約情報中の前記売金額から当該売契約識別データに対応する前記買契約識別データを含む前記買契約情報中の前記買金額を減じた金額と、を含む、前記販売先に売る商品のうち不足する在庫についての情報を把握するための第二データを生成すること、を特徴とする。
本発明によれば、買契約に対して売契約が存在しているか(過剰在庫が存在しているか)、または、売契約に対して買契約が存在しているか(不足在庫が存在しているか)を、契約単位で確認可能なデータを生成できるという効果を奏する。
図1は、データ生成装置の構成の一例を示すブロック図である。 図2は、本実施形態の運用フローの一例を示す図である。 図3は、輸入部署が海外仕入先から商品を買う場合における、契約情報および見越データの一例を示す図である。 図4は、輸入部署が社内の販売部署に商品を売る場合における、契約情報および見越データの一例を示す図である。 図5は、販売部署が得意先に商品を売る場合における、契約情報および見越データの一例を示す図である。
以下に、本発明に係るデータ生成装置、データ生成方法およびデータ生成プログラムの実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施形態により本発明が限定されるものではない。以下、具体的な構成および動作について説明する。
[1.構成]
本実施形態に係るデータ生成装置100の構成の一例について、図1を参照して説明する。図1は、データ生成装置100の構成の一例を示すブロック図である。
データ生成装置100は、市販のデスクトップ型パーソナルコンピュータである。なお、データ生成装置100は、デスクトップ型パーソナルコンピュータのような据置型情報処理装置に限らず、市販されているノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータなどの携帯型情報処理装置であってもよい。
データ生成装置100は、制御部102と通信インターフェース部104と記憶部106と入出力インターフェース部108と、を備えている。データ生成装置100が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
通信インターフェース部104は、ルータ等の通信装置および専用線等の有線または無線の通信回線を介して、データ生成装置100をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、データ生成装置100とサーバ200とを相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。なお、後述する各種マスタ等のデータは、例えばサーバ200に格納されてもよい。
入出力インターフェース部108には、入力装置112および出力装置114が接続されている。出力装置114には、モニタ(家庭用テレビを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる。入力装置112には、キーボード、マウス、及びマイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。なお、以下では、出力装置114をモニタ114とし、入力装置112をキーボード112またはマウス112として記載する場合がある。
記憶部106には、各種のデータベース、テーブルおよびファイルなどが格納される。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部106として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および光ディスク等を用いることができる。
記憶部106は、例えば、買契約情報および売契約情報として契約情報106aと、第一データおよび第二データとしての見越データ106bと、を備えている。
契約情報106aは、仕入先からの買いに関する契約である買契約の情報である買契約情報および販売先への売りに関する契約である売契約の情報である売契約情報からなる。前記販売先は、例えば、社内における他部署であってもよいし、社外の得意先であってもよい。
前記買契約情報は、前記買契約を識別するための買契約識別データと、契約日と、前記買いを行う買主体識別データと、前記仕入先を識別するための仕入先識別データと、前記仕入先から買う商品を識別するための買商品識別データと、前記仕入先から買う商品の数である買数量と、前記仕入先から買う商品の金額である買金額と、等を含む。
具体的には、図3に示す契約情報106aは、輸入部署が海外仕入先Aから買いを行う場合の買契約情報である。図3の契約情報106aにおいて、買契約番号は前記買契約識別データに相当し、部署は前記買主体識別データに相当し、仕入先は前記仕入先識別データに相当し、商品は前記買商品識別データに相当し、数量は前記買数量に相当し、金額は前記買金額に相当する。
更なる例として、図4に示す契約情報106aは、輸入部署が販売部署に売りを行う場合の売契約情報ということもできるし、販売部署が輸入部署から買いを行う場合の買契約情報ということもできる。買契約情報と捉えた場合、図4の契約情報106aにおいて、社内契約番号は前記買契約識別データに相当し、売部署は前記仕入先識別データに相当し、買部署は前記買主体識別データに相当し、商品は前記買商品識別データに相当し、数量は前記買数量に相当し、金額は前記買金額に相当する。
前記売契約情報は、前記売契約を識別するための売契約識別データと、契約日と、前記売りを行う売主体識別データと、前記販売先を識別するための販売先識別データと、前記販売先に売る商品を識別するための売商品識別データと、前記販売先に売る商品の数である売数量と、前記販売先に売る商品の金額である売金額と、等を含む。
具体的には、図4に示す契約情報106aを売契約情報と捉えた場合、図4の契約情報106aにおいて、社内契約番号は前記売契約識別データに相当し、売部署は前記売主体識別データに相当し、買部署は前記販売先識別データに相当し、商品は前記売商品識別データに相当し、数量は前記売数量に相当し、金額は前記売金額に相当する。
更なる例として、図5に示す契約情報106aは、販売部署が得意先Aに売りを行う場合の売契約情報である。図5の契約情報106aにおいて、契約番号は前記売契約識別データに相当し、部署は前記売主体識別データに相当し、得意先は前記販売先識別データに相当し、商品は前記売商品識別データに相当し、数量は前記売数量に相当し、金額は前記売金額に相当する。
見越データ106bは、前記仕入先から買う商品のうち余る在庫についての情報を把握するための第一データおよび前記販売先に売る商品のうち不足する在庫についての情報を把握するための第二データからなる。
図3〜図5の見越データ106bにおいて、前記第一データとは、「契約情報」、「買契約情報」、「ロング」、「ツナギ(社内)」および「ツナギ(社外)」を指し、前記第二データとは、「契約情報」、「売契約情報」および「ショート」を指す。図3〜図5の見越データ106bにおいて、先物とは、在庫の移動が未だ完了していない(言い換えると、在庫未計上の、契約時点のまたは手配中の)商品を指し、現物とは、在庫の移動が既に完了した(言い換えると、在庫計上済の、在庫状態のまたは既に手元に存在する)商品を指す。
「ロング」とは、前記売契約が紐付いていない前記買契約の状態を指す。ロング数は、「買契約−売契約数」の式で算出可能である。例えば、図4の見越データ106bには、ロングの欄に、先物数「2」および先物金額「¥20」が格納されているが、これは、輸入部署が海外仕入先Aから10個の商品(100円分)を買う契約をしたが、このうち、売契約が未だ決定していない商品が、2個(20円分)存在することを意味する。つまり、先物数「2」および先物金額「¥20」は、余る在庫についての情報である。
「ツナギ(社内)」とは、前記買契約と社内に対する前記売契約とが紐付いている状態を指す。ツナギ数は、「紐付いている契約数−売上済数量」の式で算出可能である。ただし、ツナギで売上済のものは対象外である。例えば、図4の見越データ106bには、「ツナギ(社内)」の欄に、先物数「8」および先物金額「¥80」が格納されているが、これは、輸入部署が海外仕入先Aから10個の商品(100円分)を買う契約をしたが、このうち、社内の販売部署に対する売契約が決定した商品が8個(80円分)存在することを意味する。
「ツナギ(社外)」とは、前記買契約と社外に対する前記売契約とが紐付いている状態を指す。ツナギ数は、「紐付いている契約数−売上済数量」の式で算出可能である。ただし、ツナギで売上済のものは対象外である。
「ショート」とは、前記買契約が紐付いていない前記売契約の状態を指す。ショート数は、「売契約数−買契約」の式で算出可能である。例えば、図5の見越データ106bには、ショートの欄に、先物数「10」および先物金額「¥100」が格納されているが、これは、販売部署が得意先Aに10個の商品(100円分)を売る契約をしたが、このうち、買契約が未だ決定していない商品が、10個(100円分)存在することを意味する。つまり、先物数「10」および先物金額「¥100」は、不足する在庫についての情報である。
制御部102は、データ生成装置100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。
制御部102は、機能概念的に、例えば、(1)前記買契約が前記売契約に先行する場合、前記買契約情報中の前記買契約識別データと、前記買契約情報中の前記買数量から当該買契約識別データに対応する前記売契約識別データを含む前記売契約情報中の前記売数量を減じた数量と、前記買契約情報中の前記買金額から当該買契約識別データに対応する前記売契約識別データを含む前記売契約情報中の前記売金額を減じた金額と、を含む、前記仕入先から買う商品のうち余る在庫についての情報を把握するための第一データを生成する第一データ生成手段としての第一データ生成部102aと、(2)前記売契約が前記買契約に先行する場合、前記売契約情報中の前記売契約識別データと、前記売契約情報中の前記売数量から当該売契約識別データに対応する前記買契約識別データを含む前記買契約情報中の前記買数量を減じた数量と、前記売契約情報中の前記売金額から当該売契約識別データに対応する前記買契約識別データを含む前記買契約情報中の前記買金額を減じた金額と、を含む、前記販売先に売る商品のうち不足する在庫についての情報を把握するための第二データを生成する第二データ生成手段としての第二データ生成部102bと、(3)データ出力手段としてのデータ出力部102cと、を備えている。
買契約が売契約に先行する場合、第一データ生成部102aは、買契約情報106a中の買契約番号と、買契約情報106a中の買数量から当該買契約番号に対応する売契約番号を含む売契約情報106a中の売数量を減じた数量(ロングの先物数またはロングの現物数)と、買契約情報106a中の買金額から当該買契約番号に対応する売契約番号を含む売契約情報106a中の売金額を減じた金額(ロングの先物金額またはロングの現物金額)と、を含む第一データを生成する。
第一データ生成部102aは、前記売数量および前記売金額を、社内の前記販売先に対する売りに関する数値(ツナギ(社内)の数値)なのか社外の前記販売先に対する売りに関する数値(ツナギ(社外)の数値)なのかを識別可能な態様で更に含む前記第一データを生成してもよい。
売契約が買契約に先行する場合、第二データ生成部102bは、売契約情報106a中の売契約番号と、売契約情報106a中の売数量から当該売契約番号に対応する買契約番号を含む買契約情報106a中の買数量を減じた数量(ショートの先物数またはショートの現物数)と、売契約情報106a中の売金額から当該売契約番号に対応する買契約番号を含む買契約情報106a中の買金額を減じた金額(ショートの先物金額またはショートの現物金額)と、を含む第二データを生成する。
第一データ生成部102aおよび第二データ生成部102bは、それぞれ、前記減じた数量および前記減じた金額を、在庫の移動が未だ完了していない商品に関する数値(先物数および先物金額)なのか在庫の移動が既に完了した商品に関する数値(現物数および現物金額)なのかを識別可能な態様で含む前記第一データおよび前記第二データを生成してもよい。
データ出力部102cは、第一データ生成部102aで生成した第一データおよび第二データ生成部102bで生成した第二データを出力する。
[2.処理の概要と運用フロー]
本項目においては、本発明の概要および運用フローを説明する。
[2−1.概要]
本発明においては、在庫を抱えるリスク(在庫リスク)を低減するため、買契約に対して売契約が存在しているかを確認することができ、また、在庫不足を把握するため、売契約に対して買契約が存在しているかを確認することができる。
本発明においては、契約の紐づきは社内部門間での紐づきと取引先との紐づきを分けて管理を行うことができる。また、本発明においては、該当伝票が在庫未計上(契約時点)か、在庫計上されている(在庫状態)か、を分けて管理を行うことができる。
[2−2.運用フロー]
本発明の運用フローとしては、まず、図2に示すように、契約入力、移動入力、仕入入力、売上入力および社内売買契約入力等が行われることにより、契約情報106a、受注情報、発注情報、仕入情報、売上情報、社内売買情報および移動情報等が生成される。
次に、第一データ生成部102aおよび第二データ生成部102bは、生成されたこれらの情報を集計することで、見越データ106bを生成する。見越データ106bに年月を保持させておけば、例えば、以下の2つの効果がある。一つ目に、年月に応じた数値推移を把握することができる。二つ目に、年月を参照することで、買契約と売契約とが紐付いていないという状態は同じであるにしても、長い間当該状態のままで滞留しているからなのか、あるいは、最近になって契約を結んだばかりだからなのか、を判別することができる。
最後に、データ出力部102cは、第一データ生成部102aおよび第二データ生成部102bが生成した見越データ106bを出力する。当該出力の出力対象や出力方法は、例えば、以下のように制御可能である。
前記出力対象の制御としては、例えば、生成した見越データ106bを単純にそのまま出力するという制御や、あるいは、オペレータが抽出条件を指定して当該抽出条件に合致するデータのみを出力するという制御等が挙げられる。前記抽出条件の指定とは、例えば、特定の品種(商品が属する上位分類)の指定であってもよいし、在庫不足(ショート)が生じているデータの指定であってもよいし、特定の部署の指定であってもよい。在庫不足(ショート)が生じているデータの指定をすれば、ショートに特化した出力を行うことができ、この結果、在庫不足をすぐに確認することができる。
前記出力方法の制御としては、例えば、見越データ106bにおいて、ロングの数またはショートの数が多い契約順に並びえて出力するという方法等が挙げられる。これにより、在庫過剰の発生または在庫不足の発生の危険性が高い契約から順に確認することができる。
[3.処理の具体例]
本項目では、本実施形態に係る処理の具体例を説明する。本実施形態においては、仕入先から買う商品のうち余る在庫が発生する例(在庫リスク発生例)と、販売先に売る商品のうち不足する在庫が発生する例(在庫不足発生例)と、に項目を分けて説明をする。
[3−1.在庫リスク発生例]
(1)輸入部署における買契約の例
まず、輸入部署が、海外仕入先Aから商品10個(100円分)を買う場合について説明する。この場合、買契約情報106aは、図3に示すとおり登録される。
第一データ生成部102aは、前記登録された図3の買契約情報106aに基づいて、図3の見越データ106bにおける「契約情報」、「買契約情報」、「ロング」、「ツナギ(社内)」および「ツナギ(社外)」からなる第一データを生成する。また、第二データ生成部102bは、前記登録された図3の買契約情報106aに基づいて、図3の見越データ106bにおける「契約情報」、「売契約情報」および「ショート」からなる第二データを生成する。
ここで、本項目(1)においては、「ロング」の部分がポイントであるため、以下、当該部分の生成について説明する。
第一データ生成部102aは、図3の見越データ106bに示すように、
●図3の買契約情報106a中の買契約番号「KK001」を、「契約情報」中の契約番号として含み、
●図3の買契約情報106a中の買数量「10」を、「ロング」の先物数として含み、
●図3の買契約情報106a中の買金額「¥100」を、「ロング」の先物金額として含む、
第一データを生成する。これにより、ユーザは、契約番号「KK001」で定義される契約(商品10個(100円分)の買契約)において、先物数10および先物金額100円の在庫リスクが存在することを把握することができる。
(2)輸入部署から販売部署への社内売買契約の例
(2−1)見越データ106bにおけるレコードM1について
次に、輸入部署が、社内の販売部署に商品8個(80円分)を売る場合について説明する。この場合、売契約情報106aは、図4に示すとおり登録される。
第一データ生成部102aは、前記登録された図3の買契約情報106aおよび前記登録された図4の売契約情報106aに基づいて、図4の見越データ106bのレコードM1における「契約情報」、「買契約情報」、「ロング」、「ツナギ(社内)」および「ツナギ(社外)」からなる第一データを生成する。また、第二データ生成部102bは、前記登録された図3の買契約情報106aおよび前記登録された図4の売契約情報106aに基づいて、図4の見越データ106bのレコードM1における「契約情報」、「売契約情報」および「ショート」からなる第二データを生成する。
ここで、本項目(2−1)においては、「ロング」および「ツナギ(社内)」の部分がポイントであるため、以下、当該部分の生成について説明する。
第一データ生成部102aは、図4の見越データ106bのレコードM1に示すように、
●図3の買契約情報106a中の買契約番号「KK001」を、「契約情報」の契約番号として含み、
●図3の買契約情報106a中の買数量「10」から当該買契約番号「KK001」に対応する売契約番号「SK001」および「SK002」を含む図4の売契約情報106a中の売数量「5」および「3」を減じた数量「2」を、「ロング」の先物数として含み、
●図3の買契約情報106a中の買金額「¥100」から当該買契約番号「KK001」に対応する売契約番号「SK001」および「SK002」を含む図4の売契約情報106a中の売金額「¥50」および「¥30」を減じた金額「¥20」を、「ロング」の先物金額として含み、
●買契約番号「KK001」に対応する売契約番号「SK001」および「SK002」を含む図4の売契約情報106a中の売数量「5」および「3」の和である「8」を、「ツナギ(社内)」の先物数として含み、
●買契約番号「KK001」に対応する売契約番号「SK001」および「SK002」を含む図4の売契約情報106a中の売金額「¥50」および「¥30」の和である「¥80」を、「ツナギ(社内)」の先物金額として含む、
第一データを生成する。これにより、ユーザは、契約番号「KK001」で定義される契約(商品10個(100円分)の買契約)において、先物数2および先物金額20円の在庫リスクが存在することを把握することができると同時に、先物数8および先物金額80円については社内に対する売契約が決定していることも把握することができる。
(2−2)見越データ106bにおけるレコードM2およびM3について
次に、前記(2−1)では、「輸入部署が、社内の販売部署に商品8個(80円分)を売る」という表現を用いたがが、社内の販売部署視点で見た場合、当該表現は、「社内の販売部署が、輸入部署から商品8個(80円分)を買う」と言い換えることができる。この場合、買契約情報106aは、図4に示すとおり登録される。
第一データ生成部102aは、前記登録された図4の買契約情報106aに基づいて、図4の見越データ106bのレコードM2およびM3における「契約情報」、「買契約情報」、「ロング」、「ツナギ(社内)」および「ツナギ(社外)」からなる第一データを生成する。また、第二データ生成部102bは、前前記登録された図4の買契約情報106aに基づいて、図4の見越データ106bのレコードM2およびM3における「契約情報」、「売契約情報」および「ショート」からなる第二データを生成する。
ここで、本項目(2−2)においては、「ロング」の部分がポイントであるため、以下、当該部分の生成について説明する。
第一データ生成部102aは、図4の見越データ106bのレコードM2およびM3に示すように、
●図4の買契約情報106a中の買契約番号「SK001」および「SK002」を、「契約情報」の契約番号として含み、
●図4の買契約情報106a中の買数量「5」および「3」を、「ロング」の先物数として含み、
●図4の買契約情報106a中の買金額「¥50」および「¥30」を、「ロング」の先物金額として含む、
第一データを生成する。これにより、ユーザは、契約番号「SK001」で定義される契約(商品5個(50円分)の買契約)において、先物数5および先物金額50円の在庫リスクが存在し、また、契約番号「SK002」で定義される契約(商品3個(30円分)の買契約)において、先物数3および先物金額30円の在庫リスクが存在することを把握することができる。
[3−2.在庫不足発生例]
次に、販売部署が、得意先Aに商品10個(100円分)を売る場合について説明する。この場合、売契約情報106aは、図5に示すとおり登録される。
第一データ生成部102aは、前記登録された図5の売契約情報106aに基づいて、図5の見越データ106bにおける「契約情報」、「買契約情報」、「ロング」、「ツナギ(社内)」および「ツナギ(社外)」からなる第一データを生成する。また、第二データ生成部102bは、前記登録された図5の売契約情報106aに基づいて、図5の見越データ106bにおける「契約情報」、「売契約情報」および「ショート」からなる第二データを生成する。
ここで、本項目[3−2]においては、「ショート」の部分がポイントであるため、以下、当該部分の生成について説明する。
第二データ生成部102bは、図5の見越データ106bに示すように、
●図5の売契約情報106a中の売契約番号「SS001」を、「契約情報」中の契約番号として含み、
●図5の売契約情報106a中の売数量「10」を、「ショート」の先物数として含み、
●図5の売契約情報106a中の売金額「¥100」を、「ショート」の先物金額として含む、
第二データを生成する。これにより、ユーザは、契約番号「SS001」で定義される契約(商品10個(100円分)の売契約)において、先物数10および先物金額100円の在庫不足が存在することを把握することができる。
[4.本実施形態のまとめ]
このように、本実施形態に係るデータ生成装置100によれば、買契約に対して売契約が存在しているか(過剰在庫が存在しているか)、または、売契約に対して買契約が存在しているか(不足在庫が存在しているか)を、契約単位で確認可能なデータを生成できる。
ここで、従来においては、在庫について、倉庫ごとに、売却先が決まっているかどうかおよび不足しそうかどうかを把握していた。しかしながら、更に細かい単位、すなわち、契約ごとに当該把握をできる方法が求められていた。
そこで、本実施形態においては、例えば、発生する在庫について、契約ごとに、売却先が決まっているかどうか(=在庫リスクが発生しているかどか)を把握できるようになった。また、本実施形態においては、例えば、在庫が現物および手配中のどちらかなのかを把握でき、そして、売却先が社内および社外のどちらなのかを区別して把握可能である。
更に、本実施形態においては、例えば、既に存在する売却予定の契約に対し在庫が手配予定となっているかどうか(=在庫不足が存在しているかどうか)を把握できるようになった。
[5.他の実施形態]
本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
例えば、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、データ生成装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
例えば、データ生成装置100が備える処理機能、特に制御部にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じてデータ生成装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
また、このコンピュータプログラムは、データ生成装置100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
また、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto−Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、および、Blu−ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
また、「プログラム」とは、任意の言語または記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードまたはバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成および読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
記憶部に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、および、ウェブページ用ファイル等を格納する。
また、データ生成装置100は、既知のパーソナルコンピュータまたはワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、データ生成装置100は、当該装置に本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラムまたはデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じてまたは機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
本発明は、例えば、在庫を保持する企業において有用であり、特に、商社においては極めて有用である。
100 データ生成装置
102 制御部
102a 第一データ生成部
102b 第二データ生成部
102c データ出力部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a 契約情報
106b 見越データ
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
200 サーバ
300 ネットワーク

Claims (5)

  1. 制御部および記憶部を備えるデータ生成装置であって、
    前記記憶部には、
    仕入先からの買いに関する契約である買契約の情報であって、前記買契約を識別するための買契約識別データと前記仕入先から買う商品の数である買数量と前記仕入先から買う商品の金額である買金額とを含む買契約情報と、
    販売先への売りに関する契約である売契約の情報であって、前記売契約を識別するための売契約識別データと前記販売先に売る商品の数である売数量と前記販売先に売る商品の金額である売金額とを含む売契約情報と、
    が格納されており、
    前記制御部は、
    第一データ生成手段および第二データ生成手段の少なくとも一方の手段を備え、
    前記第一データ生成手段が、
    前記買契約が前記売契約に先行する場合、前記買契約情報中の前記買契約識別データと、前記買契約情報中の前記買数量から当該買契約識別データに対応する前記売契約識別データを含む前記売契約情報中の前記売数量を減じた数量と、前記買契約情報中の前記買金額から当該買契約識別データに対応する前記売契約識別データを含む前記売契約情報中の前記売金額を減じた金額と、を含む、前記仕入先から買う商品のうち余る在庫についての情報を把握するための第一データを生成し、
    前記第二データ生成手段が、
    前記売契約が前記買契約に先行する場合、前記売契約情報中の前記売契約識別データと、前記売契約情報中の前記売数量から当該売契約識別データに対応する前記買契約識別データを含む前記買契約情報中の前記買数量を減じた数量と、前記売契約情報中の前記売金額から当該売契約識別データに対応する前記買契約識別データを含む前記買契約情報中の前記買金額を減じた金額と、を含む、前記販売先に売る商品のうち不足する在庫についての情報を把握するための第二データを生成すること、
    を特徴とするデータ生成装置。
  2. 前記第一データ生成手段が、
    前記売数量および前記売金額を、社内の前記販売先に対する売りに関する数値なのか社外の前記販売先に対する売りに関する数値なのかを識別可能な態様で更に含む前記第一データを生成すること、
    を特徴とする請求項1に記載のデータ生成装置。
  3. 前記第一データ生成手段および前記第二データ生成手段が、それぞれ、
    前記減じた数量および前記減じた金額を、在庫の移動が未だ完了していない商品に関する数値なのか在庫の移動が既に完了した商品に関する数値なのかを識別可能な態様で含む前記第一データおよび前記第二データを生成すること、
    を特徴とする請求項1または2に記載のデータ生成装置。
  4. 制御部および記憶部を備える情報処理装置で実行されるデータ生成方法であって、
    前記記憶部には、
    仕入先からの買いに関する契約である買契約の情報であって、前記買契約を識別するための買契約識別データと前記仕入先から買う商品の数である買数量と前記仕入先から買う商品の金額である買金額とを含む買契約情報と、
    販売先への売りに関する契約である売契約の情報であって、前記売契約を識別するための売契約識別データと前記販売先に売る商品の数である売数量と前記販売先に売る商品の金額である売金額とを含む売契約情報と、
    が格納されており、
    前記制御部で実行される、
    第一データ生成ステップおよび第二データ生成ステップの少なくとも一方のステップを含み、
    前記第一データ生成ステップが、
    前記買契約が前記売契約に先行する場合、前記買契約情報中の前記買契約識別データと、前記買契約情報中の前記買数量から当該買契約識別データに対応する前記売契約識別データを含む前記売契約情報中の前記売数量を減じた数量と、前記買契約情報中の前記買金額から当該買契約識別データに対応する前記売契約識別データを含む前記売契約情報中の前記売金額を減じた金額と、を含む、前記仕入先から買う商品のうち余る在庫についての情報を把握するための第一データを生成し、
    前記第二データ生成ステップが、
    前記売契約が前記買契約に先行する場合、前記売契約情報中の前記売契約識別データと、前記売契約情報中の前記売数量から当該売契約識別データに対応する前記買契約識別データを含む前記買契約情報中の前記買数量を減じた数量と、前記売契約情報中の前記売金額から当該売契約識別データに対応する前記買契約識別データを含む前記買契約情報中の前記買金額を減じた金額と、を含む、前記販売先に売る商品のうち不足する在庫についての情報を把握するための第二データを生成すること、
    を特徴とするデータ生成方法。
  5. 制御部および記憶部を備える情報処理装置に実行させるためのデータ生成プログラムであって、
    前記記憶部には、
    仕入先からの買いに関する契約である買契約の情報であって、前記買契約を識別するための買契約識別データと前記仕入先から買う商品の数である買数量と前記仕入先から買う商品の金額である買金額とを含む買契約情報と、
    販売先への売りに関する契約である売契約の情報であって、前記売契約を識別するための売契約識別データと前記販売先に売る商品の数である売数量と前記販売先に売る商品の金額である売金額とを含む売契約情報と、
    が格納されており、
    前記制御部に実行させるための、
    第一データ生成ステップおよび第二データ生成ステップの少なくとも一方のステップを含み、
    前記第一データ生成ステップが、
    前記買契約が前記売契約に先行する場合、前記買契約情報中の前記買契約識別データと、前記買契約情報中の前記買数量から当該買契約識別データに対応する前記売契約識別データを含む前記売契約情報中の前記売数量を減じた数量と、前記買契約情報中の前記買金額から当該買契約識別データに対応する前記売契約識別データを含む前記売契約情報中の前記売金額を減じた金額と、を含む、前記仕入先から買う商品のうち余る在庫についての情報を把握するための第一データを生成し、
    前記第二データ生成ステップが、
    前記売契約が前記買契約に先行する場合、前記売契約情報中の前記売契約識別データと、前記売契約情報中の前記売数量から当該売契約識別データに対応する前記買契約識別データを含む前記買契約情報中の前記買数量を減じた数量と、前記売契約情報中の前記売金額から当該売契約識別データに対応する前記買契約識別データを含む前記買契約情報中の前記買金額を減じた金額と、を含む、前記販売先に売る商品のうち不足する在庫についての情報を把握するための第二データを生成すること、
    を特徴とするデータ生成プログラム。
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