JP2019114029A - 相続情報を管理するためのシステム、装置、方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
上述のように、相談の初期段階では確定していないことが多い中にあっても、相続関連の財産分与や納税額等の申請・申告が概算処理されることは、従来のシステムにおいては許されなかった。
(発明1)
相続人情報及び相続財産情報に関する相続情報を管理するためのシステムであって、
相続情報入力画面用データ生成手段と、
相続情報入力画面表示手段と、
相続情報入力受付手段と、
相続情報入力データ記憶管理手段と、
相続情報出力用データ生成手段と、
相続情報出力手段と、
を少なくとも備え、
前記相続情報入力画面用データ生成手段は、少なくとも、
相続人情報入力画面用データと、
相続財産情報入力画面用データと、
を生成し、
前記相続情報入力画面表示手段は、前記相続人情報入力画面用データと前記相続財産情報入力画面用データとを用いて、
相続人情報入力画面と、
相続財産情報入力画面と、
表示し、
前記相続情報入力受付手段は、
前記相続人情報入力画面及び前記相続財産情報入力画面を介して入力された情報を前記相続情報入力データ記憶管理手段に送信し、
相続財産の入力項目として、相続財産を、個別の相続財産毎ないし相続財産の種類毎に入力できる下位層から中位層及び、中位層から下位層で管理する相続財産の種類毎ないし個別の相続財産毎よりも大まかな括りの上位層で入力できるように、上位層から下位層にかけて第一層、第二層、第三層 を少なくとも含む階層構成となるよう構成され、
前記相続情報出力用データ生成手段は、前記入力された情報を記憶部から取得し、相続情報出力用データを作成し、相続情報出力用データは、画面出力用データ及び/又は帳票出力用データを包含し、
前記相続情報出力手段は、前記画面出力用データ及び/又は前記帳票出力用データを用いて、相続情報を出力し、
前記相続情報入力画面用データ生成手段により、
第一層、第二層、第三層のいずれの階層においても、各相続財産の入力項目へ入力される財産の金額及び/又は規模が少なくとも概算値か確定値かを設定可能な概算/確定設定項目を表示するための相続財産概算/確定設定項目表示データ生成手段を備え、
前記相続情報入力受付手段において
前記相続財産概算/確定設定表示データ生成手段に対して設定する値は、入力作業者操作により変更可能であって、
前記相続情報入力データ記憶管理手段は、前記概算/確定設定表示データ生成手段に対して設定した値を相続財産概算フラグとして管理すると共に、
入力された前記相続財産情報と相続財産概算フラグとを対応付けて記憶部に格納することを特徴とする、
該システム。
発明1に記載のシステムであって、前記第一層及び/又は第二層に対応する相続財産概算フラグは、デフォルトで概算値であることを示すように設定される、該システム。
(発明3)
発明1のシステムであって、第二層及び/又は第三層では、前記相続財産概算フラグは、デフォルトで確定値であることを示すように設定される、該システム。
(発明4)
発明1〜3いずれか1項のシステムであって、前記相続情報入力画面用データ生成手段において、各相続人に1:1で対応する、少なくとも相続人情報が概算か確定かを設定可能な概算/確定設定項目を表示するための概算/確定設定項目表示データ生成手段を備える、該システム。
(発明5)
発明1〜4のいずれか1つに記載のシステムであって、前記画面出力用データ及び/又は前記帳票出力用データを用いて出力される相続情報において、前記相続財産概算フラグを用いて、特定の相続財産が概算値であることを示す、区別表示を行なう区別表示手段を備えた該システム。
(発明6)
発明4に記載のシステムであって、前記画面出力用データ及び/又は前記帳票出力用データを用いて出力される相続情報において、各相続人による相続税の按分情報を含み、相続人概算フラグを用いて、特定の相続人に係る相続税額が概算値であることを示す、該システム。
(発明7)
発明1〜6のいずれか1つに記載のシステムであって、前記画面出力用データ及び/又は前記帳票出力用データを用いて出力される相続情報において、少なくとも、相続財産の種類に応じて必要な添付書面の情報及び/又は相続手続きの進捗情報を含み、相続財産の種類に応じて必要な添付書面、提出までの期限、協力が必要な専門家、書類の入手先ないし申請先のいずれか1以上を含む提出書類データ及び、前記相続財産概算フラグを用いて、相続財産の種類に応じて必要な添付書面の管理表又は相続手続きの進捗度を示す管理表を出力することを特徴とする、該システム。
(発明8)
発明5又は6のシステムであって、相続財産の金額が概算値であること示す区別表示が画面上に表示され、
ここで、少なくとも以下のいずれか1つの操作を示す信号を受信した時に、概算値である財産の詳細情報を表示する、該システム:
相続財産概算フラグに対応する金額、前記区別表示、及び財産項目のうちいずれか1つに重なるよう指示ポインタが移動、
これらのうちいずれか1つをクリック 、タップ、若しくは長押し、又は、
音声操作することにより、前記詳細情報を表示することを特徴とする。
相続人情報及び相続財産情報に関する相続情報を管理するための装置であって、
相続情報入力画面用データ生成手段と、
相続情報入力受付手段と、
相続情報入力データ記憶管理 手段と、
相続情報出力用データ生成手段と、
を少なくとも備え、
前記相続情報入力画面用データ生成手段は、少なくとも、
相続人情報入力画面用データと、
相続財産情報入力画面用データと、
を生成し、
ここで、前記相続人情報入力画面用データと前記相続財産情報入力画面用データとを用いて、相続人情報入力画面と、
相続財産情報入力画面と、
が作成され、
前記相続情報入力受付手段は、
前記相続人情報入力画面及び前記相続財産情報入力画面を介して入力された情報を前記相続情報入力データ記憶管理手段に送信し、
相続財産の入力項目として、相続財産を、個別の相続財産毎ないし相続財産の種類毎に入力できる下位層から中位層及び、中位層から下位層で管理する相続財産の種類毎ないし個別の相続財産毎よりも大まかな括りの上位層で入力できるように、上位層から下位層にかけて第一層、第二層、第三層 を少なくとも含む階層構成となるよう構成され、
前記相続情報出力用データ生成手段は、前記入力された情報を記憶部から取得し、相続情報出力用データを作成し、相続情報出力用データは、画面出力用データ及び/又は帳票出力用データを包含し、
前記相続情報入力画面用データ生成手段により、
第一層、第二層、第三層のいずれの階層においても、各相続財産の入力項目へ入力される財産の金額及び/又は規模が少なくとも概算値か確定値かを設定可能な概算/確定設定項目を表示するための相続財産概算/確定設定項目表示データ生成手段を備え、
前記相続情報入力受付手段において
前記相続財産概算/確定設定表示データ生成手段に対して設定する値は、入力作業者操作により変更可能であって、
前記相続情報入力データ記憶管理手段は、前記概算/確定設定表示データ生成手段に対して設定した値を相続財産概算フラグとして管理すると共に、
入力された前記相続財産情報と相続財産概算フラグとを対応付けて記憶部に格納することを特徴とする、
該装置。
(発明10)
発明2〜8のいずれか1つに記載の特徴を有する、発明9の装置。
相続人情報及び相続財産情報に関する相続情報を管理するための方法であって、
前記方法は、
相続情報入力画面用データ生成手段と、
相続情報入力受付手段と、
相続情報入力データ記憶管理 手段と、
相続情報出力用データ生成手段と、
を少なくとも備える装置によって実行され、
前記方法は、
前記相続情報入力画面用データ生成手段により、少なくとも、
相続人情報入力画面用データと、
相続財産情報入力画面用データと、
を生成するステップと、
前記相続人情報入力画面用データと前記相続財産情報入力画面用データとを用いて作成された
相続人情報入力画面と、
相続財産情報入力画面と、
を介して入力された情報を、
前記相続情報入力受付手段が、
前記相続情報入力データ記憶管理手段に送信するステップと、
(ここで、相続財産の入力項目として、相続財産を、個別の相続財産毎ないし相続財産の種類毎に入力できる下位層から中位層及び、中位層から下位層で管理する相続財産の種類毎ないし個別の相続財産毎よりも大まかな括りの上位層で入力できるように、上位層から下位層にかけて第一層、第二層、第三層 を少なくとも含む階層構成となるよう構成される)、
前記相続情報出力用データ生成手段により、前記入力された情報を記憶部から取得し、相続情報出力用データを作成するステップと(ここで、相続情報出力用データは、画面出力用データ及び/又は帳票出力用データを包含する)、
を含み、
ここで、
前記相続情報入力画面用データ生成手段により、
第一層、第二層、第三層のいずれの階層においても、各相続財産の入力項目へ入力される財産の金額及び/又は規模が少なくとも概算値か確定値かを設定可能な概算/確定設定項目を表示するための相続財産概算/確定設定項目表示データ生成手段を備え、
前記相続情報入力受付手段において
前記相続財産概算/確定設定表示データ生成手段に対して設定する値は、入力作業者操作により変更可能であって、
前記相続情報入力データ記憶管理手段は、前記概算/確定設定表示データ生成手段に対して設定した値を相続財産概算フラグとして管理すると共に、
入力された前記相続財産情報と相続財産概算フラグとを対応付けて記憶部に格納することを特徴とする、
該方法。
(発明12)
発明2〜8のいずれか1つに記載の特徴を有する、発明11の方法。
(発明13)
発明11又は12に記載の方法を実行するためのプログラム。
(1−1)全体の構成
一実施形態に係る、本発明のシステム構成を図1に示す。本発明のシステム構成は、特定の構成に限定されず、当分野で設計される任意の構成であってもよい。例えば、図1(A)に示すように、スタンドアロン構成であってもよい。あるいは、図1(B)に示すように、LANを経由して、サーバーとワークステーションが接続される構成であってもよい。あるいは、図1(C)に示すように、WAN(例:VPN、インターネットなど)を経由して、クラウドとワークステーションが接続される構成であってもよい。
(1−2−1)主要な処理を担う処理装置(スタンドアロン)
図1(A)に係る実施形態において、ハードウェア内部の構成を図2(A)に示す。当該構成は、基本的な機能部分と、本発明の主要な処理を担う機能とを含む。
図1(B)〜(C)に対応する、サーバー及びクラウドの処理装置の構成を図2(B)(C)に示す。図2(A)とほぼ同様の構成となるが、いくつかの点で相違する。まず、図2(A)の入力部及び出力部が、ワークステーション側に移動した構成になっている(無論、サーバー及びクラウド側で入力部及び出力部を別途実装することを排除するものではない)。そして、サーバー及びクラウドと、ワークステーションとの間を、ネットワーク及びそれぞれの通信部が仲介することができる。
図2(B)(C)に示すように、ワークステーション側が、入力部21及び出力部22を備えるため、入力作業者の実際の操作は、ワークステーションを使用して行うことができる。入力作業者の入力した情報、又は入力作業者に提示する情報を一時的に処理するために、ワークステーションは、制御部24及び記憶部25を備えることができる。
図2(B)(C)では、入力部21及び出力部22に該当する部分だけを、ワークステーション側に移動させた構成となっているものの、別の実施形態では、更に、サーバー又はクラウド側の制御部及び/又は記憶部の機能の少なくとも一部を、ワークステーション側に移動させてもよい。例えば、サーバー又はクラウド側ではデータの記憶のみを行い、それ以外の処理部が行う機能は、ワークステーション側で行ってもよい。
本発明の一実施形態に係る処理フローを図3Aに示す。当該処理フローは、図1(A)〜(C)のいずれのシステム構成においても実施可能な処理フローである。
まず、最初に入力作業者は、アプリケーションの起動操作を行うことができる(S3A−1)。
アプリケーション起動後、相続人情報の設定を行うことができる(S3A−2)。制御部は、例えば、相続人情報の入力画面を起動する指示を示す入力作業者操作の信号を、受け取ることができる。その後、制御部は、相続情報入力用画面データ生成部を通して、相続人情報の入力画面を動的に作成することができる。
次に、相続財産情報入力処理について説明する(S3A−6)。制御部は、例えば、相続財産情報の入力画面を起動する指示を示す入力作業者操作の信号を、受け取ることができる。その後、制御部は、相続情報入力用画面データ生成部を通して、相続財産情報の入力画面を動的に作成することができる。
上述した、相続人情報設定及び/又は相続財産情報設定を入力(概算による入力も含む)した後は、必須ではないものの、記憶したデータを利用して、計算処理及び登録処理を行ってもよい。こうした処理は、相続税確定申告書データ処理部、提出書類データ処理部、及び/又は相続税総額等情報処理部等が行うことができる。例えば、前記計算処理には、相続税の計算処理(S3A−8)を含むことができる。計算結果は、相続税総額等情報データテーブル、提出書類管理データテーブル、及び/又は相続税確定申告書データテーブルに記憶することができる。
上述した入力(場合により、上述した計算処理)が行われた後、出力処理(S3A−9、S3A−10)を行うことができる。出力には、ディスプレイ又はプロジェクタによる表示、プリンタ等の印刷機械による出力(例えば、PDF形式)が含まれる。あるいは、これらに代えてファイルをダウンロードさせる形式を採用してもよい。ファイルの形式は、PDF、CSV、文書ファイル、表計算ソフトファイル、テキストファイル等、当分野で公知のファイル形式を採用することができる。
(3−1) 相続人情報入力の処理フロー
相続人情報は、相続税を確定するのに必要な情報となる。例えば、法定相続人の数に応じて、基礎控除額が算出されるため、人数が変われば、最終課税対象額が変動する。また、法定相続人が、配偶者である場合には、配偶者税額軽減により、一定限度額まで無税となる。その他、未成年者控除、障害者控除等の各種控除措置がある。従って、法定相続人が同一人数であったとしても、各種控除対象となるか否かで更に相続税の額は変動する。このように相続税額に影響を可能性のある情報を、相続人情報入力の処理を介して入力することになる。
・相続人名(又は、相続人名に対応するコード)
・被相続人との続柄(例:配偶者、長男、長女、非嫡出子、父、母、兄弟姉妹など、又は続柄に対応するコード)
・相続人確定フラグ
なお相続人は、遺言書を作成している場合には血縁者に限定しないが、その情報もテーブルに反映してもよい(例、図4−1の相続者属性「8」の相続人)。
・各種控除措置に該当するか否かのフラグ(各種控除措置については後述)
・年齢及び/又は生年月日
・配分割合(又は法定相続分)
・法定相続人に該当するかのフラグ
・相続放棄するかのフラグ
入力画面において、記載している各層の財産項目毎に概算と確定を区別して入力を受け付けることが可能である。
例えば、プラスの財産の総額が既に分かっている場合には、「相続財産の合計」の行(図5−1の「相続財産の合計」の行)に金額を入力することができる(S3C−4)。また、入力した値(金額、単価、数量など)が、概算なのか確定値なのかを指定するため、概算フラグを設定することができる(図5−1の概算チェックの欄)。
おおまかな種類別に金額がわかっている場合には、種類別に金額を入力することができる(S3C−5)。例えば、現金・預金等と有価証券についてはすでに総額が分かっている場合には、それぞれ、「現金・預貯金等」と「有価証券 計」の行に金額を入力することができる(図5−1の「現金・預貯金等」と「有価証券 計」の行)。
例えば、第二層よりも更に細かい分類での金額の内訳が分かっている場合、第三層でのレベルで入力することができる(S3C−6)。例えば、土地について、田んぼ、畑、宅地、山林、庭木や山林の木等の更に細かい分類ごとに値(数量、単価、金額等)を入力することができる。なお、庭木や山林の木は、切断すると材木となり、動産となる。
上記の実施形態のほか、ある項目については第二層で入力し、ある項目については第三層で入力することも可能である。
上記実施形態では、財産情報を、「相続財産の合計額」(第一層)、「土地や建物といった大まかな種別」(第二層)、及び「個別財産」(第三層)として、表現したが、別の階層表現も可能である。例えば、第一層〜第三層まで、それぞれ大分類、中分類、小分類といった表現とすることも可能である(表1)。例えば、大分類は、不動産、動産、債権、債務といったカテゴリを含むことができる。また、これ以外に、相続税の控除対象となる葬式費用、非課税財産等も含むことができる。
に送信され、そこでエラーチェック等を行い、その後、相続情報入力用画面データ生成部にて、相続財産情報入力画面用データを再構成してもよい。
上述したように、相続人情報入力と相続財産情報入力とが、相続情報入力受付部及び相続情報入力データ記憶管理部を介して、記憶部内のテーブルに記録される。
相続情報入力データ記憶管理部は、記憶部内のテーブルにデータを記憶する機能を有し、典型的にはリレーショナルデータベースである。そして、リレーショナルデータベースではテーブルを基礎として情報が記憶される。
例えば、上述した相続人情報入力処理によって入力された情報は、図4−1に示す形式のテーブルで保存されてもよいが、これらに限定されない。例えば、相続者IDを主キーとしてもよく、或いは相続者IDと被相続者IDの組み合わせを主キーとしてもよい。また、テーブルの正規化は必須ではなく、図4−1に示すように、相続者IDと相続者名が併存してもよい。
相続人情報と同様、相続財産情報も特定のテーブルに記憶させることができる。例えば、図4−3に示すような形式の相続財産情報データテーブルで保存されてもよいが、これらに限定されない。
上述した相続人情報及び相続財産情報を記憶するためには、最低限、相続人情報管理テーブル(図4−1)と相続財産情報データテーブル(図4−3)とがあればよい。
一実施形態において、相続人情報入力と相続財産情報入力とが記憶部に記録された後は、入力データに基づいて、相続税額の計算処理を行ってもよい。更に、好ましい実施形態では、計算した結果を、記憶部(例:テーブル等(例えば、相続税総額等情報データテーブル))に記憶してもよい。計算結果を記憶しておくことで、出力する度に計算処理を行う必要がないため、リソースを節約することができる。
相続税額の計算処理のフローを図3Dに示す。まず、相続人情報管理テーブルと相続財産情報データテーブルとから(場合により相続税確定申告書データテーブルからも)、入力した情報を取得することができる(S3D−1)。
次に、遺産評価額の総額の計算を行うことができる。例えば、死亡保険金等のみなし相続財産(例:死亡保険金、死亡退職金など)、及び/又は相続開始3年以内の贈与等が存在する場合には、上記で入力した相続財産にこれらを更に加算することができる(S3D−2)。上述したみなし相続財産及び/又は相続開始3年以内の贈与等の入力処理、及び記憶処理については、相続財産情報と同じく、少なくとも、確定/概算の区別(又はこれら以外の更なる選択肢)を管理するフラグを設けてもよい。そして、相続財産情報入力処理で入力される対象に組み込んでもよい。その際に、みなし相続財産及び/又は相続開始3年以内の贈与等であることを識別するために上述したフラグを設けてもよい。
遺産評価額の総額の計算後、課税価格の計算を行うことができる(S3D−3)。より具体的には、遺産評価額の総額から、非課税財産等を差し引いた額を、課税価格として算出することができる。差し引く金額の例としては、非課税財産(例、(500万円×法定相続人の数)の死亡保険金及び死亡退職金)、葬式費用、債務などが挙げられる。これらの差し引く金額については、相続財産情報と同じく、少なくとも、確定/概算の区別(又はこれら以外の更なる選択肢)を管理するフラグを設けてもよい。そして、相続財産情報入力処理で入力される対象に組み込んでもよい(図5−1「債務」「葬式費用」など、或いは図5−1では示さないが、「死亡保険金及び死亡退職金」の項目を入力画面に設けてもよい)。
(1)お通夜、本葬費用(会場費用、飲食代、お手伝いの人へのお礼、会葬御礼)、
(2)お布施、読経料、戒名料、
(3)火葬、埋葬、納骨費用、
(4)遺体運搬費用など。
課税価格を算出した後は、更に、各人の仮の相続税額の計算を行うことができる(S3D−4)。まず、相続税額計算テーブルから情報を取得することができる。当該テーブルは、税率及び控除額を速算するための情報が記憶されており、例えば以下の形式で記憶されてもよい。
上記で、各人の相続税額を算出した後、これらを合計して、相続税額の総額を算出することができる(S3D−5)。好ましい一実施形態において、上述した一連の計算は、概算値を含む相続税額の計算と、確定値だけの相続税額の計算との両方を行うことができる。そして、両者の計算結果を、記憶部に記憶することができる。
被相続人による遺言等の理由により、法定通りの相続が行われない場合もあり得る。従って、上述した工程(S3D−4、S3D−5)に加えて、或いはこれらに代えて、分割割合の情報を取得することができる(S3D−6)。分割割合の情報の取得元は特に限定されないが、例えば、相続人情報管理テーブルに、相続の割合を記憶するようにしてもよい。
分割割合の情報を取得した後は、上述した工程(S3D−4、S3D−5)と同様の処理を行うことができる(ただし、分割割合は、法定通りではなく、取得した分割割合の情報に基づく)。
上記工程で、各人の相続税額について、税額控除を更に計算することができる(S3D−8)。例えば、税額控除には、以下の控除が含まれるが、これらに限定されない:(1)贈与税額控除、(2)配偶者控除、(3)未成年控除、(4)障害者控除、(5)相次相続控除、(6)外国税額控除、(7)二割加算など。
ただし、ここに記載しているものはあくまでも一例であり、さらに、年度ごとに発生する税制改正によっても控除額が増減することがある。従って、好ましい実施形態においては、税制改正ごとに、計算ロジックをデータベース等で管理しておくことができる。そして、相続財産情報データテーブル、相続税確定申告書データテーブル等で、どの年度の税制が適用されるかを保持しておくことができる。
一実施形態において、本発明は、上述した相続税の計算だけでなく、2次相続の計算も行うことができる。当該計算は、相続税確定申告書データ処理部及び/又は相続税総額等情報処理部等が行うことができ、計算結果は、相続税確定申告書データテーブル及び/又は相続税総額等情報データテーブルに記憶させてもよい。
次に、上述した入力情報、及び入力情報に基づいて計算した相続税額等については、特定の形式で出力することができる。
出力処理の概要を図3Eに示す。最初に、出力したい内容を選択することができる(S3E−1)。例えば、出力したい内容として、相続財産の一覧、相続税額計算結果の表示等が挙げられる。一連の処理は、主に、相続情報出力用データ生成部により行われてもよい。
図5−2に相続財産表示画面(一覧表)の画面のレイアウトを示す。一実施形態においては、図5−1に示す入力画面で入力した内容を反映させる構成であってもよい。しかし、形式については特に限定されず、例えば、最も下位の層は省略して、中分類の層〜最上位層までを出力するようにしてもよい。また、各相続人の按分額を表示してもよい。なお、例として、図5−1は、画面表示で示しているが、印刷して直接記載してもよく、印刷して記載済のものをスキャナー等で読み込ませてもよい。
図5−3に相続財産表示画面(グラフ等)の画面のレイアウトを示す。図5−2では、相続財産の詳細を把握することができるが、図5−3に示す表示画面は、相続財産について全体像を把握するのに有効な出力形式となる。例えば、「相続財産内訳」という内容で、帯グラフ及び表を組み合わせて、相続財産の全体像を表現してもよい。図5−3では、「土地等」「家屋・構築物」「有価証券等」「預貯金等」「家庭用財産等」の5つの項目について、帯グラフ及び表を使って表現している。更には、この5つの項目の中で、概算が含まれている項目については、「*」マーク等を用いて、表現してもよい。 グラフについては、上述した帯グラフに限定されず、他の形式で表現してもよい。例えば、円グラフ、棒グラフ、ヒストグラムなどの形式が挙げられるがこれらに限定されない。
更には、進捗情報(相続財産がどの程度確定しているのか)を表現することもできる。例えば、図5−3の円グラフに示すように、概算情報と、確定情報を、価格ベースで表現してもよい。そして、全体の価格に占める確定価格の割合を、進捗度を表す数値として示してもよい(図5−3の例では「60%」)。
更なる一実施形態において、特定の箇所に指示ポインタ(典型的にはマウスポインタ)が移動したときに、財産種別の内訳詳細を表示するように設定してもよい。例えば、図5−3では、「土地等」という文字、「*」マーク、又は金額「160,000,000」のところに重なるように指示ポインタが移動した際に、ポップアップ等の形式で、内訳詳細を表示してもよい。そして、内訳詳細において、概算である数値を含む項目に「*」マークを表示してもよい。
図5−4に相続税額等表示画面のレイアウトを示す。図5−2及び図5−3では相続財産の方に主眼を置いた表示となっていたが、図5−4は相続税の算出を主眼に置いている。上述した「(4−2) 相続税額の計算処理」の項で説明した、計算結果に対応した表現になっている。例えば、図5−4の「課税価格の合計」〜「課税遺産総額」という欄は、上述した「(4−2−2) 遺産評価額の総額の計算」〜「(4−2−3) 課税価格の計算」に対応する。また、図5−4の下側に表示されている各相続人の表は、「(4−2−4) 各人の仮の相続税額の計算」〜「(4−2−7) 相続人毎の相続税額の計算」に対応する。
図3Eとは別の出力処理の概要を図3Fに示す。図3Eでは、財産状況の把握に主眼を置いた出力処理であったが、図3Fは、相続の手続きに主眼を置いた出力処理である。一連の処理は、主に、相続情報出力用データ生成部により行われてもよい。そして、相続情報出力用データ生成部は、提出書類データ処理部、及び/又は相続税確定申告書データ処理部から加工データを取得して、出力用データを作成してもよい。
図5−5に示すのは、相続人の手続き・提出書類の実施状況一覧である。相続の手続きの際には、様々な手続きが必要となる。しかも、被相続人の死亡日を起算日として、手続き期限が決まっているものもある。従って、どの機関に対して、どの手続きを、いつまでに行わなければならないかを把握することは重要である。
図5−5に示す画面においても、相続情報(例、相続財産、相続人等)の確定/未確定にかかわる書類・手続きについては、区別表示手段を設けることができる。例えば、相続財産が確定していない場合には、準確定申告ができない状況であるため、当該手続きに「*」マークを表示することができる。当該マークを表示するかどうかの判定は、図4−2に示す提出書類データ管理テーブルの確定(1)/未確定(0)カラムに基づいてもよい。あるいは、図4−1又は図4−3に示す相続人情報管理テーブルの確定(1)/未確定(0)カラム、及び/又は相続財産情報データテーブルの確定(1)/未確定(0)カラムに基づいてもよい。なお、区別して表示する手段については、「※」マークに限定されず、他の手段で実現されてもよい。例えば、フォントの変更(例:アンダーライン付加、サイズ拡大、太字化、文字色変更、背景色変更)、背景点滅、他の記号付加(例:@、#、!)などが挙げられるがこれらに限定されない。
図6に相続財産情報収集シートを示す。図5−5では、必要な手続きや提出書類を時系列で表示しているが、図6では、財産毎の必要な書類、申請先及び入手先等、専門家、期限等の情報を表示している。これらの情報は、例えば、図4−2に示す提出書類データ管理テーブルの、書類カラム、書類の提出先カラム、資料の入手先カラム、関連専門家カラム、期限カラム等に基づいて取得してもよい。
例えば、図6の一覧では、「2.債務関係」には、借入金の項目があるが、債務保証有無の欄があり、一覧を見れば債務保証の詳細な内容を確認することができる。
なお、相続財産を入力することで概算から確定に切り替わった際に、特に入力作業者が設定して、切り替わりを通知する機能を設けてもよく、通知方法としては、画面上に表示してもよいが、音声等の他の出力方法で通知してもよい。
図7に相続人毎の相続財産必要書類の管理表を示す。図6の相続財産情報収集シートと同様の情報を表示しているが、図6は特定の顧客向けに提供するシートであるのに対し、図7は、例えば複数の顧客(相談者)を抱える会計事務所等が、手続きの進捗状況を把握するのに利用することができる。
まとめると、本発明では、階層毎に概算/確定で区別して受付け、出力としての相続財産の纏め表示や管理帳票出力の際に生かした表示を行なうことにより、税金等についてのアドバイスを実行するための、効率的な相談者の財産の概算/確定の把握や把握した概算/確定の財産に対する入力不十分な箇所の管理を可能とし、申告業務での確認漏れを防ぐことができる。
上述した出力処理フローと同様の処理フローを、2次相続に関しても行うことができる。例えば、2次相続に関する情報は、相続税確定申告書データテーブル及び/又は相続税総額等情報データテーブルから取得して、出力画面用のデータを相続情報出力用データ生成部により生成することができる。
上述した帳票は、相談者から相続財産に関する相談を受けた会計事務所が、次回相談者と面談した時に、相談者に提案したり、ヒアリングしたりするのに利用することができる。例えば、上記帳票を提示することで、確定・未確定の箇所が区別表示されているため、どのような情報が更に必要なのかを、顧客に分かりやすく説明したうえでヒアリングを行うことができる。
100 サーバー
20 ワークステーション
200 クラウド
11、21 入力部
12、22 出力部
13、23、130、230 通信部
14、24、140、240 制御部
15、25、150、250 記憶部
26 相続情報入力画面表示部
27 相続情報出力部
Claims (13)
- 相続人情報及び相続財産情報に関する相続情報を管理するためのシステムであって、
相続情報入力画面用データ生成手段と、
相続情報入力画面表示手段と、
相続情報入力受付手段と、
相続情報入力データ記憶管理手段と、
相続情報出力用データ生成手段と、
相続情報出力手段と、
を少なくとも備え、
前記相続情報入力画面用データ生成手段は、少なくとも、
相続人情報入力画面用データと、
相続財産情報入力画面用データと、
を生成し、
前記相続情報入力画面表示手段は、前記相続人情報入力画面用データと前記相続財産情報入力画面用データとを用いて、
相続人情報入力画面と、
相続財産情報入力画面と、
表示し、
前記相続情報入力受付手段は、
前記相続人情報入力画面及び前記相続財産情報入力画面を介して入力された情報を前記相続情報入力データ記憶管理手段に送信し、
相続財産の入力項目として、相続財産を、個別の相続財産毎ないし相続財産の種類毎に入力できる下位層から中位層及び、中位層から下位層で管理する相続財産の種類毎ないし個別の相続財産毎よりも大まかな括りの上位層で入力できるように、上位層から下位層にかけて第一層、第二層、第三層 を少なくとも含む階層構成となるよう構成され、
前記相続情報出力用データ生成手段は、前記入力された情報を記憶部から取得し、相続情報出力用データを作成し、相続情報出力用データは、画面出力用データ及び/又は帳票出力用データを包含し、
前記相続情報出力手段は、前記画面出力用データ及び/又は前記帳票出力用データを用いて、相続情報を出力し、
前記相続情報入力画面用データ生成手段により、
第一層、第二層、第三層のいずれの階層においても、各相続財産の入力項目へ入力される財産の金額及び/又は規模が少なくとも概算値か確定値かを設定可能な概算/確定設定項目を表示するための相続財産概算/確定設定項目表示データ生成手段を備え、
前記相続情報入力受付手段において
前記相続財産概算/確定設定表示データ生成手段に対して設定する値は、入力作業者操作により変更可能であって、
前記相続情報入力データ記憶管理手段は、前記概算/確定設定表示データ生成手段に対して設定した値を相続財産概算フラグとして管理すると共に、
入力された前記相続財産情報と相続財産概算フラグとを対応付けて記憶部に格納することを特徴とする、
該システム。 - 請求項1に記載のシステムであって、前記第一層及び/又は第二層に対応する相続財産概算フラグは、デフォルトで概算値であることを示すように設定される、該システム。
- 請求項1のシステムであって、第二層及び/又は第三層では、前記相続財産概算フラグは、デフォルトで確定値であることを示すように設定される、該システム。
- 請求項1〜3いずれか1項のシステムであって、前記相続情報入力画面用データ生成手段において、各相続人に1:1で対応する、少なくとも相続人情報が概算か確定かを設定可能な概算/確定設定項目を表示するための概算/確定設定項目表示データ生成手段を備える、該システム。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載のシステムであって、前記画面出力用データ及び/又は前記帳票出力用データを用いて出力される相続情報において、前記相続財産概算フラグを用いて、特定の相続財産が概算値であることを示す、区別表示を行なう区別表示手段を備えた該システム。
- 請求項4に記載のシステムであって、前記画面出力用データ及び/又は前記帳票出力用データを用いて出力される相続情報において、各相続人による相続税の按分情報を含み、相続人概算フラグを用いて、特定の相続人に係る相続税額が概算値であることを示す、該システム。
- 請求項1〜6のいずれか1項に記載のシステムであって、前記画面出力用データ及び/又は前記帳票出力用データを用いて出力される相続情報において、少なくとも、相続財産の種類に応じて必要な添付書面の情報及び/又は相続手続きの進捗情報を含み、相続財産の種類に応じて必要な添付書面、提出までの期限、協力が必要な専門家、書類の入手先ないし申請先のいずれか1以上を含む提出書類データ及び、前記相続財産概算フラグを用いて、相続財産の種類に応じて必要な添付書面の管理表又は相続手続きの進捗度を示す管理表を出力することを特徴とする、該システム。
- 請求項5又は6のシステムであって、相続財産の金額が概算値であること示す区別表示が画面上に表示され、
ここで、少なくとも以下のいずれか1つの操作を示す信号を受信した時に、概算値である財産の詳細情報を表示する、該システム:
相続財産概算フラグに対応する金額、前記区別表示、及び財産項目のうちいずれか1つに重なるよう指示ポインタが移動、
これらのうちいずれか1つをクリック 、タップ、若しくは長押し、又は、
音声操作することにより、前記詳細情報を表示することを特徴とする。 - 相続人情報及び相続財産情報に関する相続情報を管理するための装置であって、
相続情報入力画面用データ生成手段と、
相続情報入力受付手段と、
相続情報入力データ記憶管理 手段と、
相続情報出力用データ生成手段と、
を少なくとも備え、
前記相続情報入力画面用データ生成手段は、少なくとも、
相続人情報入力画面用データと、
相続財産情報入力画面用データと、
を生成し、
ここで、前記相続人情報入力画面用データと前記相続財産情報入力画面用データとを用いて、相続人情報入力画面と、
相続財産情報入力画面と、
前記相続情報入力受付手段は、
前記相続人情報入力画面及び前記相続財産情報入力画面を介して入力された情報を前記相続情報入力データ記憶管理手段に送信し、
相続財産の入力項目として、相続財産を、個別の相続財産毎ないし相続財産の種類毎に入力できる下位層から中位層及び、中位層から下位層で管理する相続財産の種類毎ないし個別の相続財産毎よりも大まかな括りの上位層で入力できるように、上位層から下位層にかけて第一層、第二層、第三層 を少なくとも含む階層構成となるよう構成され、
前記相続情報出力用データ生成手段は、前記入力された情報を記憶部から取得し、相続情報出力用データを作成し、相続情報出力用データは、画面出力用データ及び/又は帳票出力用データを包含し、
前記相続情報入力画面用データ生成手段により、
第一層、第二層、第三層のいずれの階層においても、各相続財産の入力項目へ入力される財産の金額及び/又は規模が少なくとも概算値か確定値かを設定可能な概算/確定設定項目を表示するための相続財産概算/確定設定項目表示データ生成手段を備え、
前記相続情報入力受付手段において
前記相続財産概算/確定設定表示データ生成手段に対して設定する値は、入力作業者操作により変更可能であって、
前記相続情報入力データ記憶管理手段は、前記概算/確定設定表示データ生成手段に対して設定した値を相続財産概算フラグとして管理すると共に、
入力された前記相続財産情報と相続財産概算フラグとを対応付けて記憶部に格納することを特徴とする、
該装置。 - 請求項2〜8のいずれか1項に記載の特徴を有する、請求項9の装置。
- 相続人情報及び相続財産情報に関する相続情報を管理するための方法であって、
前記方法は、
相続情報入力画面用データ生成手段と、
相続情報入力受付手段と、
相続情報入力データ記憶管理 手段と、
相続情報出力用データ生成手段と、
を少なくとも備える装置によって実行され、
前記方法は、
前記相続情報入力画面用データ生成手段により、少なくとも、
相続人情報入力画面用データと、
相続財産情報入力画面用データと、
を生成するステップと、
前記相続人情報入力画面用データと前記相続財産情報入力画面用データとを用いて作成された
相続人情報入力画面と、
相続財産情報入力画面と、
を介して入力された情報を、
前記相続情報入力受付手段が、
前記相続情報入力データ記憶管理手段に送信するステップと、
(ここで、相続財産の入力項目として、相続財産を、個別の相続財産毎ないし相続財産の種類毎に入力できる下位層から中位層及び、中位層から下位層で管理する相続財産の種類毎ないし個別の相続財産毎よりも大まかな括りの上位層で入力できるように、上位層から下位層にかけて第一層、第二層、第三層 を少なくとも含む階層構成となるよう構成される)、
前記相続情報出力用データ生成手段により、前記入力された情報を記憶部から取得し、相続情報出力用データを作成するステップと(ここで、相続情報出力用データは、画面出力用データ及び/又は帳票出力用データを包含する)、
を含み、
ここで、
前記相続情報入力画面用データ生成手段により、
第一層、第二層、第三層のいずれの階層においても、各相続財産の入力項目へ入力される財産の金額及び/又は規模が少なくとも概算値か確定値かを設定可能な概算/確定設定項目を表示するための相続財産概算/確定設定項目表示データ生成手段を備え、
前記相続情報入力受付手段において
前記相続財産概算/確定設定表示データ生成手段に対して設定する値は、入力作業者操作により変更可能であって、
前記相続情報入力データ記憶管理手段は、前記概算/確定設定表示データ生成手段に対して設定した値を相続財産概算フラグとして管理すると共に、
入力された前記相続財産情報と相続財産概算フラグとを対応付けて記憶部に格納することを特徴とする、
該方法。 - 請求項2〜8のいずれか1項に記載の特徴を有する、請求項11の方法。
- 請求項11又は12に記載の方法を実行するためのプログラム。
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