JP2021024587A - 塗布容器 - Google Patents
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Abstract
Description
この種の容器を、例えば皮膚等の被塗布部に押し付けられ、かつ吐出孔が開口した塗布面を有する塗布容器として用いることが考えられる。
補助弁が、外気導入孔と弁座筒との間に設けられ、弁座筒内から外気導入孔に向けた流れを規制しているので、温度上昇等により容器本体の内圧が上昇しているときに、空気弁を、吐出キャップとともに上下方向に移動させ、弁座筒の内周面の窪み部に到達させることによって、容器本体の正圧が、弁座筒内を通して補助弁に及ぼされても、補助弁が閉じた状態に保たれる。これにより、容器本体の内圧が上昇している状態で、空気弁を弁座筒の内周面の窪み部に到達させたときに、弁座筒内と外気導入孔とを遮断した状態に保つことが可能になり、容器本体内の内容物が、外気導入孔から噴き出るのを防ぐことができる。
本実施形態に係る塗布容器1は、図1に示されるように、容器本体11および吐出キャップ12を備えている。
吐出キャップ12は、キャップ本体21、接続部材22、塗布キャップ23、吐出弁16、および空気弁17を備えている。
キャップ本体21の周壁部のうち、下部21aは、容器本体11の口部11bに螺着され、上部21bは、口部11bより上方に位置している。キャップ本体21の周壁部の下部21aの外周面に、オーバーキャップCが着脱可能に螺着される雄ねじ部が形成されている。キャップ本体21の周壁部の上部21bに、外部と容器本体11内とを連通可能な外気導入孔13が形成されている。外気導入孔13は、周方向に間隔をあけて複数設けられている。
ここで、前述の外気導入孔13は、キャップ本体21に形成されており、吐出キャップ12のうち、塗布面14から離れた部位に設けられている。
以上より、空気弁17は、容器本体11の内圧の下降に伴い、外気の外気導入孔13を通した容器本体11内への流入を許容し、かつその逆向きの流れを規制している。
以上より、外気が、吐出孔15を通して容器本体11内に流入せず、外気導入孔13、フィルター18、および凹部17cを通して容器本体11内に流入する。
なお、この第2実施形態においては、第1実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付し、その説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
容器本体31は、弾性変形可能な胴部11aを有する有底筒状の内容器33と、内容器33を囲う有頂筒状のカバー体34と、を備えている。
カバー体34は、内容器33の口部33aに螺着されたねじ筒34aと、ねじ筒34aの下端部から下方に向けて延び、内容器33の胴部11aを径方向の外側から囲うカバー筒34bと、ねじ筒34aの上端部から径方向の内側に向けて突出し、内容器33の上端開口縁に載置された環状の頂壁部と、を備えている。
カバー筒34bに、径方向に貫き、指を挿通可能な押孔34cが周方向に間隔をあけて複数形成されている。カバー体34の頂壁部に、ガイド筒(口部)34d、摺動筒(口部)34e、および弁座筒35が形成されている。
摺動筒34eは、ガイド筒34dの内側に設けられ、カバー体34の頂壁部から上方に向けて突出している。摺動筒34eの上端部は、ガイド筒34dの上端部より上方に位置している。
弁座筒35は、カバー体34の頂壁部における内周縁部から下方に向けて突出している。弁座筒35は、内容器33の口部33a内に進入している。
キャップ本体36の頂壁部は、環状に形成されている。キャップ本体36の頂壁部の下面と、カバー体34の頂壁部の上面において、ガイド筒34dと摺動筒34eとの間に位置する部分と、の間に付勢部材41が設けられている。付勢部材41は、キャップ本体36を、容器本体31に対して上方付勢状態で下降移動可能に支持している。図示の例では、付勢部材41は、コイルスプリングとなっている。キャップ本体36の周壁部内に、カバー体34のガイド筒34dが挿入されている。キャップ本体36の周壁部に、径方向の内側に向けて突出した被規制突起36aが形成されている。被規制突起36aは、ガイド筒34dの規制突起34fに、規制突起34fの下側から当接している。
空気弁37の下端部が窪み部35aに到達したときに、弁座筒35内が上下方向の全長にわたって連通する。一方、空気弁37の下端部が、窪み部35aから上下方向に離れ、弁座筒35の内周面に当接しているときには、弁座筒35内の上下方向の全長にわたる連通が遮断されており、弁座筒35内を通した外気導入孔42と内容器33内との連通が遮断されている。
これにより、内容器33の内圧が上昇している状態で、空気弁37を弁座筒35の内周面の窪み部35aに到達させたときに、弁座筒35内と外気導入孔42とを遮断した状態に保つことが可能になり、内容器33内の内容物が、外気導入孔42から噴き出るのを防ぐことができる。
フィルター18、43は設けなくてもよい。
11、31 容器本体
11a 胴部
11b 口部
12、32 吐出キャップ
13、42 外気導入孔
14 塗布面
15 吐出孔
16 吐出弁
17、37 空気弁
18、43 フィルター
34d ガイド筒(口部)
34e 摺動筒(口部)
35 弁座筒
35a 窪み部
39 補助弁
Claims (4)
- 弾性変形可能な胴部を有する容器本体と、
被塗布部に押し付けられる塗布面、および前記塗布面に開口する内容物の吐出孔が形成されるとともに、前記容器本体の口部に装着された吐出キャップと、を備え、
前記吐出キャップのうち、前記塗布面から離れた部分、若しくは前記容器本体に、外部と前記容器本体内とを連通可能な外気導入孔が形成され、
前記吐出キャップは、前記容器本体の内圧の上昇に伴い、前記容器本体内の内容物の前記吐出孔からの流出を許容し、かつその逆向きの流れを規制する吐出弁を備え、
前記外気導入孔と前記容器本体内との連通、遮断を切替える空気弁が設けられている、塗布容器。 - 前記吐出キャップ、若しくは前記容器本体の内側から前記外気導入孔を覆うフィルターが設けられている、請求項1に記載の塗布容器。
- 前記空気弁は、前記容器本体の内圧の下降に伴い、外気の前記外気導入孔を通した前記容器本体内への流入を許容し、かつその逆向きの流れを規制している、請求項1または2に記載の塗布容器。
- 前記吐出キャップは、前記容器本体に対して上方付勢状態で下降移動可能に設けられるとともに、前記空気弁を備え、
前記容器本体に、内側に前記空気弁が上下摺動可能に設けられた弁座筒が設けられ、
前記弁座筒の内周面において、上昇端位置に位置する前記空気弁が当接している部分と、下降端位置に位置する前記空気弁が当接する部分と、の間に位置する中間部に、窪み部が形成され、
前記空気弁が前記窪み部に到達したときに、前記弁座筒内が上下方向の全長にわたって連通し、
前記外気導入孔と前記弁座筒との間には、前記空気弁が前記窪み部に到達して、前記容器本体内の負圧が前記弁座筒内を通して及ぼされたときに、前記外気導入孔からの外気の前記弁座筒内への流入を許容し、かつその逆向きの流れを規制する補助弁が設けられている、請求項1または2に記載の塗布容器。
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2019
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