JP2021013314A - 飲料製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】タピオカを用いた飲料の品質の向上に有利な技術を提供する。【解決手段】本発明に係る飲料製造方法は、第一のコーヒー液をタピオカに含有させる工程と、前記第一のコーヒー液を含有したタピオカを第二のコーヒー液に付与する工程と、を有し、前記第一のコーヒー液は前記第二のコーヒー液よりも濃いことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は飲料製造方法に関する。
スイーツ飲料の一例として、タピオカが付与されたものが知られている(特許文献1参照)。このような飲料の品質向上のため、飲料提供者の間では多様な工夫や改善が行われている。
特開2015−119671号公報
本発明の目的は、タピオカを用いた飲料の品質向上を例示的目的とする。
本発明の一つの側面は飲料製造方法に係り、前記飲料製造方法は、第一のコーヒー液をタピオカに含有させる工程と、前記第一のコーヒー液を含有したタピオカを第二のコーヒー液に付与する工程と、を有し、前記第一のコーヒー液は前記第二のコーヒー液よりも濃いことを特徴とする。
本発明によれば、タピオカを用いた飲料の品質を向上可能となる。
実施形態に係る飲料製造方法の一例を説明するための模式図である。 実施形態に係る飲料製造方法の他の例を説明するための模式図である。 実施形態に係る飲料製造方法の変形例を説明するための模式図である。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明に必須のものとは限らない。実施形態で説明されている複数の特徴のうち二つ以上の特徴が任意に組み合わされてもよい。また、同一若しくは同様の構成には同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
<第1実施形態>
図1(A)〜1(F)は、第1実施形態に係る飲料製造方法における各工程の様子を示す模式図である。本実施形態に係る飲料は、タピオカが付与されたコーヒー飲料であり、公知の手法で製造可能である。タピオカは、キャッサバの澱粉であるタピオカ粉を糊化させて球状ないし粒状に加工することにより作成される。
また、コーヒー飲料そのものについては、焙煎されたコーヒー豆(焙煎コーヒー豆)を所望の粒度に挽くことで挽き豆を作成し、この挽き豆にお湯を通すことで一杯分が製造されうる。付随的に、上記挽き豆を所定条件の下でお湯に浸漬することにより得られる液体(コーヒー原液)が用いられてもよい。尚、上記所定条件としては、圧力(例えば1〜7気圧)および温度(例えば90〜130℃)が挙げられ、製造過程においてレシピに基づいて調整/制御されうる(例えば、特許第6439088号参照)。
ここで、本書において、数字で例示される気圧は、特に断わらない限り絶対圧を指すものとするが、ゲージ圧(大気圧を0気圧とする気圧)で表現されてもよい。大気圧は、一般的な製造環境の気圧を指すものとし、国際民間航空機関(=「International Civil Aviation Organization」〔[略]ICAO〕)が1976年に制定した国際標準大気(=「InternationalStandard Atmosphere」〔[略]ISA〕)の海抜0mでの基準気圧(1013.25hPa)である。
上述のコーヒー飲料およびコーヒー原液は纏めてコーヒー液と表現されてもよい。ここでは飲料としてコーヒー飲料を例示するが、他の種類の飲料も含む観点で換言すると、焙煎コーヒー豆(或いは焙煎前の生豆)は、原料と表現されてもよいし、挽き豆は、抽出対象と表現されてもよいし、また、お湯は、抽出媒体と表現されてもよい。コーヒー液は、単に液体と表現されてもよい。また、コーヒー原液は、単に原液と表現されてもよいし、飲料液、エキス等と表現されてもよい。
本実施形態に係る製造方法の概要は、比較的高濃度のコーヒー液ないしコーヒー原液にタピオカを浸漬させ、飲料用に用意された他のコーヒー液ないしコーヒー飲料に該タピオカを付与する、というものである。タピオカそのものについては、飲料の製造者は多様な方法で用意することが可能である。例えば、タピオカは、タピオカ粉を糊化して球状に加工したものをお湯で茹でることにより得られ、他の例として、上記球状に加工されたものを乾燥させたもの(いわゆるタピオカパール)をお湯で茹でることにより得られうる。或いは、タピオカは、第三者により製造されたものを購入することによっても取得可能である。
尚、上記タピオカについて、本明細書では典型的に用いられる表現に従い、一般に飲食可能な状態となったものをタピオカと表現し、茹でる前の乾燥した状態のものをタピオカパールと表現する。一方、一般に飲食可能な状態となったものをタピオカパールと表現し、茹でる前の乾燥した状態のものを乾燥タピオカパール等と表現してもよい。
図1(A)の工程では、例えば、コーヒー飲料4杯分相当である50g程度のタピオカ粉を適量の水ないしお湯(付随的に砂糖)を用いて球状形状に加工する。このようにして得られる球状形状の加工物の個々10は、以下の説明において便宜的に「球状加工物」と表現される。本実施形態では、個々の球状加工物10は直径5〜7ミリメートル範囲内で作成されるものとするが、他の実施形態として、球状加工物10をより大粒(例えば、直径7ミリ以上、或いは、直径9ミリ以上)としてもよいし、より小粒(例えば、直径4ミリ以下、或いは、直径3ミリ以下)としてもよい。
図1(B)の工程では、例えば400cc程度のお湯W(典型的には100℃)を用いて球状加工物10を茹でる。茹で時間は、球状加工物10が所望の弾力を有し及び/又は半透明になるように、球状加工物10の直径に基づいて決定され、例えば10〜20分程度とされうる。これにより、球状加工物10は一般に飲食可能な状態となり、即ち、タピオカ11が作成される。
図1(C)の工程では、上記図1(B)の工程で得られたタピオカ11の表層の滑りを水洗いにより除去した後、例えば50cc程度のコーヒー液21に該タピオカ11を浸漬する。このコーヒー液21は、例えば2gの焙煎コーヒー豆に対して15〜16gのお湯となる割合で作成された比較的高濃度のコーヒー液である。他の実施形態として、コーヒー液21はコーヒー原液であってもよい。
上記浸漬により、タピオカ11にコーヒー液21(或いはそのコーヒー成分)を含有させることが可能となる。浸漬時間は、浸漬環境に基づいて決定され、例えば、大気圧かつ常温の下では10分程度とされうる。他の例として、浸漬を比較的低温で/冷却しながら行うこととし、それに伴い浸漬時間を変更(例えば長く)してもよい。本工程を比較的低温で/冷却しながら行うことにより、タピオカ11の弾力を高めることが可能な場合がある。例えば、大気圧の下、温度条件を5〜10℃として浸漬時間を20〜60分程度としてもよいし、温度条件を5℃以下として浸漬時間を1時間以上としてもよい。
代替的/付随的に、上記浸漬を比較的高気圧で行うこととし、それに伴い浸漬時間を変更(例えば短く)してもよい。本工程を比較的高気圧の下で行うことにより、コーヒー液21のコーヒー成分をタピオカ11に適切に含有させることが可能な場合がある。例えば、常温の下、圧力条件を2〜5気圧として浸漬時間を5〜10分程度としてもよいし、圧力条件を5気圧以上として浸漬時間を5分以下としてもよい。
或いは、上記浸漬を所定時間に亘って比較的高気圧かつ高温で行った後に冷却することとしてもよい。これにより、コーヒー液21のコーヒー成分をタピオカ11に適切に含有させると共に、その後の冷却においてタピオカ11の弾力を高め、その際、タピオカ11内に該コーヒー成分を閉じ込めることが可能となりうる。
上記浸漬は、タピオカ11にコーヒー液21(のコーヒー成分)を含有させるための一態様であり、タピオカ11が比較的短時間でコーヒー液21を含有可能な場合には、このことは他の工程により代替されてもよい。即ち、タピオカ11にコーヒー液21を混ぜ込むことが可能であればよく、その例として、タピオカ11をコーヒー液21で洗うこと、タピオカ11をコーヒー液21に通過させること、タピオカ11に対してコーヒー液21を噴霧すること等が挙げられる。この観点で、図1(C)の工程は、タピオカ11にコーヒー液21(のコーヒー成分)を含有させる工程と云える。
尚、詳細については後述とするが、上記図1(C)の工程(ここでは浸漬)によりタピオカ11が含有することとなるコーヒー成分の典型例としては、ポリフェノール、カフェイン等が挙げられるが、他の成分であってもよい。
このようにして得られたタピオカ12は、4杯分のコーヒー飲料への付与に充てられうる。例えば、タピオカ12は、図1(D)に示されるように容器90内にて所定温度の下で保管され、好適には乾燥防止のため密封され、そして、1杯分のコーヒー飲料の提供の際に適量のタピオカ12が容器90から取り出される。例えば、図1(E)に示されるように、コップ91に注がれた200cc程度のコーヒー液22に上記適量のタピオカ12が付与され、コーヒー飲料1として需要者に提供されうる。付随的に、図1(F)に示されるようにストロー92が加えられ、コーヒー飲料1’として需要者に提供されてもよい。このコーヒー液22は、例えば1gの焙煎コーヒー豆に対して15〜16gのお湯となる割合で作成された濃度のコーヒー飲料である。
尚、図1(A)〜1(D)で示された容器90は、球状加工物10及びタピオカ11〜12を収容可能なものであればよく、ここでは箱状のものが図示されたが、この形状に限られるものではない。また、容器90には、図1(A)〜1(D)の工程で同一のものが共通に用いられてもよいし、全部/一部において異なるものが用いられてもよい。
ここで、図1(C)の工程で用いられるコーヒー液21と、図1(E)〜1(F)の工程で用いられるコーヒー液22は、共通のコーヒー成分を含有している。コーヒー液21及び22のコーヒー成分は、抽出対象である挽き豆が含有する複数の成分の少なくとも一部とするが、原料である焙煎コーヒー豆あるいは焙煎前の生豆が含有し得た複数の成分の少なくとも一部であってもよい。上記コーヒー成分の典型例としては、ポリフェノール、カフェイン等が挙げられるが、その他の成分(例えば、たんぱく質、脂質、炭水化物、灰分、カルシウム、リン、鉄、ナトリウム、カリウム等)であってもよい。本実施形態において、コーヒー液21におけるコーヒー成分はコーヒー液22に比べて高濃度である。
ここでは、コーヒー液21におけるコーヒー成分の濃度はコーヒー液22に比べて1.8倍以上とするが、好適には2.0倍以上、より好適には2.2倍以上とするとよい。尚、多くの場合、コーヒー液21及び22間のコーヒー成分の濃度差は液体の色によって判断可能である。例えば、本実施形態においては、コーヒー液21の方がコーヒー液22よりもコーヒー成分が濃いため、コーヒー液21の方がコーヒー液22よりも液体の色が濃い、黒い、或いは、光の透過率が低い、と云える。
上記態様によれば、製造されたコーヒー飲料1又は1’においては、時間の経過と共に上記コーヒー液21(或いは、そのコーヒー成分)がタピオカ12からコーヒー液22に浸透して混ざることとなり、即ち、コーヒー飲料1又は1’の風味が徐々に強くなることとなる。
上述のコーヒー液21及び22は共通のコーヒー成分を含有しているとよく、その原料である焙煎コーヒー豆あるいは焙煎前の生豆の種類は同一であってもよいし、互いに異なってもよい。例えば、コーヒー液21及び22間において、それらの原料である焙煎コーヒー豆の焙煎度、焙煎後の経過時間、及び/又は、生豆の種類(品種、産地、農園などを含む。)は、同一であってもよいし、互いに異なってもよい。
付随的に、図1(E)〜1(F)の工程に際してコーヒー液22に氷が付与されてもよい。これにより、コーヒー飲料1又は1’は低温に維持され、また、氷が溶けても風味が損なわれ難くすることも可能となる。
他の観点で、コーヒー液21におけるコーヒー成分はコーヒー液22に比べて低濃度としてもよく、この場合、製造されたコーヒー飲料1又は1’においては風味が徐々に弱くなることとなる。これらのことを纏めると、コーヒー液21及び22間に濃度差を設けることにより、風味が徐々に変わることを可能とし、コーヒー飲料1又は1’を需要者にとって飽き難いものとすることが可能となる、と云える。
本実施形態においては、タピオカ粉からタピオカ11を作成する態様を例示したが、図1(A)〜1(B)の工程に代替して、市販のタピオカパールをお湯で茹でることによってもタピオカ11を作成可能である。この場合、タピオカパールを茹でるのにコーヒー液21が用いられてもよい。
以上、本実施形態に係る飲料は、タピオカ12が付与されたコーヒー飲料1又は1’であり、その製造方法は、コーヒー液21をタピオカ11に含有させる工程(図1(C)参照)と、コーヒー液21を含有したタピオカ12をコーヒー液22に付与する工程(図1(E)〜1(F)参照)と、を有する。ここで、コーヒー液21はコーヒー液22よりも濃く、即ち、コーヒー液21におけるコーヒー成分(例えばポリフェノール、カフェイン等)はコーヒー液22に比べて高濃度である。これにより、図1(C)の工程によりタピオカ12が含有することとなったコーヒー液21(或いは、そのコーヒー成分)は、時間の経過と共にコーヒー液22に混ざることとなる。よって、本実施形態によれば、時間の経過と共に風味が変わる/需要者を飽きさせないコーヒー飲料1又は1’を提供可能となり、即ち、品質の向上が可能となる。
上記図1(C)の工程(実施形態では浸漬)は、複数回に分けて行われてもよい。この場合、一例として、それら複数の浸漬工程の全部においてタピオカ11にコーヒー液21を含有させてもよいし、他の例として、一部の浸漬工程においてタピオカ11にコーヒー液21を含有させ、他の浸漬工程においてはタピオカ11に他のコーヒー液を含有させてもよい。該他のコーヒー液は、コーヒー液21より低濃度かつコーヒー液22より高濃度であってもよいし、コーヒー液21より高濃度であってもよい。これにより、需要者にコーヒー飲料1又は1’が提供されてからの時間経過に伴う風味の変化態様を調整可能となり、結果として需要者の飽きを防ぐことが可能な場合がある。
また、他の実施形態の一態様として、図1(E)〜1(F)の工程に際してコーヒー液22に氷を付与可能であることを述べた。前述のとおり、多くの場合、コーヒー液21及び22間のコーヒー成分の濃度差は液体の色によって判断可能である。そのため、コーヒー液22に氷が入っている場合には、コーヒー液22の色が薄くなり難くなり、それにより、コーヒー飲料1又は1’の外観を提供時の状態に維持し、結果として需要者の購買意欲を向上させることが可能な場合がある。尚、コーヒー液21の方がコーヒー液22よりも色が濃いため、タピオカ12がコーヒー液22内において視認し易く、それにより需要者の購買意欲を向上させることが可能な場合もある。
コーヒー液21及び22の用意は多様な方法で実現可能である。例えば、コーヒー液21及び22は、何れもエスプレッソコーヒーでもよいし、何れもドリップコーヒーでもよいし、或いは、一方をエスプレッソコーヒーとし且つ他方をドリップコーヒーとしてもよい。一般に、エスプレッソコーヒーはドリップコーヒーよりもコーヒー成分が濃いため、コーヒー液21としてエスプレッソコーヒーを用い且つコーヒー液22としてドリップコーヒーを用いることで本実施形態は比較的容易に実現可能な場合がある。
他の例として、一般に挽き豆の粒度が小さい方が抽出されるコーヒー液が高濃度となる傾向にあるため、コーヒー液21を抽出する際の挽き豆の粒度を、コーヒー液22を抽出する際の挽き豆の粒度よりも小さくしてもよい。
また、他の例として、コーヒー液21を抽出するのに用いる挽き豆の量を、同じ液量のコーヒー液22を抽出するのに用いる挽き豆の量よりも大きくしてもよい(お湯の量を同じとする。)。例えば、140ccのコーヒー液22をコーヒー豆10gから抽出するのに対して、140ccのコーヒー液21をコーヒー豆20gから抽出することとしてもよい。
<第2実施形態>
第2実施形態は、主に、タピオカ11を作成する際にコーヒー成分を含有させる、という点で前述の第1実施形態と異なる。本実施形態によっても第1実施形態同様の効果が得られうる。
図2(A)の工程では、例えば、50g程度のタピオカ粉を、適量の水ないしお湯(付随的に砂糖)と、例えば10cc程度のコーヒー液21と、を用いて球状形状に加工する。このようにして得られる個々の球状加工物10’は、既にコーヒー成分を含有している、という点で第1実施形態の球状加工物10と異なる。
図2(B)の工程では、図1(B)の工程(第1実施形態)同様の手法で、球状加工物10’を茹でる。これにより、タピオカ11’が作成される。次に、図2(C)の工程では、図1(C)の工程(第1実施形態)同様の手法で、上記図2(B)の工程で得られたタピオカ11’の表層の滑りを水洗いにより除去した後、40cc程度のコーヒー液21に該タピオカ11’を浸漬する。これにより、タピオカ12’が作成される。その後の図2(D)〜2(F)の工程については、第1実施形態(図1(D)〜1(F)の工程)同様であるため、ここでは説明を省略する。
本実施形態によれば、図2(E)〜2(F)の工程で得られるコーヒー飲料1又は1’に付与されるタピオカ12’の内部にもコーヒー成分が含有されうることとなる。特にコーヒー飲料1’においては、需要者はストロー92を用いてコーヒー液22と共にタピオカ12’をも摂取しうるため、その需要者はタピオカ12’から直接的にコーヒー本来の風味を味わうことも可能となる。よって、本実施形態によってもコーヒー飲料1又は1’の品質向上が可能となる。
<第1変形例>
例えば、コーヒー飲料上に生クリームが付与されたウインナコーヒー、コーヒー飲料上にアイスクリームが付与されたコーヒーフロート等、乳製品が付与されたもののニーズも存在する。このような場合には、該乳製品上にタピオカを載せることも可能である。
例えば、図3(A)に示されるように、コップ91に注がれた200cc程度のコーヒー液22上に適量の乳製品8を付与した後、図3(B)に示されるように、この乳製品8上にタピオカ12(又は12’)を載せて、コーヒー飲料1”として提供することも可能である。本例によれば、コーヒー飲料1”を例えばスイーツとしても好適に需要者に提供可能となる。例えば、図3(C)に示されるように、需要者は、スプーンを用いてタピオカ12と共に乳製品8を楽しむことも可能であるし、タピオカ12をコーヒー液22に沈めて乳製品8を先に楽しむことも可能となる。
ここでは乳製品が付与されたコーヒー飲料を例示したが、コーヒー以外の飲料(例えばチョコレートドリンク、ココア等)において乳製品(生クリーム等)が付与されている場合においても、該乳製品上にタピオカを載せることが可能である。この場合においても上述の幾つかの例同様、タピオカ11にコーヒー液21を含有させるとよい。
その際、タピオカ11には、コーヒー液21だけでなく、該コーヒー液21の抽出の際に使用され得た豆の粒(グラインドの際に発生した挽き豆の粒ないし粉、或いは、使用済の抽出対象の一部)を含有させてもよい。それにより、需要者は、タピオカ12を摂取した際、乳製品および飲料に加えて豆の粒の食感、風味等が口の中で広がることとなり、飽きることなく該飲料を楽しむことが可能な場合がある。また、需要者は、タピオカ12を直接的に摂取しないで飲料の容器内に沈めることも可能である。それにより、タピオカ12には該飲料が浸透する一方、タピオカ12内の豆の粒からコーヒー成分が該飲料にしみ出すことで、それまでとは異なる風味を味わうことが可能な場合がある。また、上記飲料がタピオカ12外にしみ出すことで、一層異なる風味を味わうことが可能な場合もある。
上記豆の粒は、粗さ/大きさが互いに異なってもよいし、付随的に、それらの種類が互いに異なってもよい。これにより、タピオカ12に部分的に固めの食感を与え(タピオカ12の食感にアクセントが生まれ)、需要者の飽きを防ぐことが可能な場合がある。乳製品上の複数のタピオカ12が互いに異なる数量の豆の粒を含むことにより食感をタピオカ12毎に異ならせることが可能となり、それにより、味のバリエーションを広げ、結果として需要者の飽きを防ぐことが可能な場合がある。また、豆の粒の粗さ/大きさを異ならせることにより、食感に他のアクセントが生まれる場合がある。それと共に、乳製品上の複数のタピオカ12が互いに異なる粗さ/大きさの豆の粒を含むことにより食感をタピオカ12毎に異ならせることが可能となり、それにより、味のバリエーションを広げ、結果として需要者の飽きを防ぐことが可能な場合がある。尚、タピオカ11に上述の豆の粒を含有させること、及び、それらの粗さ/大きさ、種類等を異ならせることは、本明細書記載の何れの態様にも適用可能である。
<第2変形例>
前述の幾つかの例では、コーヒー液21を含有するタピオカ12をコーヒー液22に付与してコーヒー飲料1(又は1’)とする態様を示したが、コーヒー液22に付与可能な対象物はタピオカ12に限られない。例えば、コーヒー液21以外の液体を含有する他のタピオカ(或いは、コーヒー成分を含有しない他のタピオカ)が付随的にコーヒー液22に付与されてもよい。このように、タピオカ12を含む複数種類のタピオカがコーヒー液22に付与されることにより、コーヒー飲料1(又は1’)の味に一層のバリエーションをもたらし、結果として需要者の飽きを適切に防ぐことが可能な場合がある。
また、上記複数種類のタピオカは、コーヒー液21の含有量が互いに異なるものを含む概念であり、よって、タピオカ毎に色/濃さが異なりうる。そのため、コーヒー飲料1(又は1’)においては意匠性の向上にも有利となり、需要者の購買意欲を向上させることが可能な場合もある。尚、第2変形例の内容は本明細書記載の何れの態様にも適用可能である。
<その他>
上記実施形態では、専らコーヒー飲料を対象としたが、日本茶、紅茶などの茶、スープなどの各種飲料も対象とすることができる。また、抽出対象として、コーヒー豆、コーヒーの生豆、コーヒー豆の挽き豆、焙煎コーヒー豆、焙煎コーヒー豆の挽き豆、焙煎されていないコーヒー豆、焙煎されていないコーヒー豆の挽き豆等、粉末のコーヒー豆、インスタントのコーヒー、ポッドに入ったコーヒー等を例示し、飲料として、コーヒー飲料等を例示し、飲料液としてコーヒー液を例示してきたが、これらだけに限定されない。また、抽出対象として、日本茶、紅茶、ウーロン茶などの茶葉、挽いた茶葉、野菜、粉砕された野菜、果物、粉砕した果物、穀物、粉砕した穀物、椎茸等のきのこ類、椎茸等のきのこ類を粉砕した物、椎茸等のきのこ類を加熱後に乾燥させた物、椎茸等のきのこ類を加熱後に乾燥させた物を粉砕した物、鰹等の魚類、鰹等の魚類を粉砕した物、鰹等の魚を加熱後に乾燥させた物、鰹等の魚を加熱後に乾燥させた物を粉砕した物、こんぶ等の海藻類、こんぶ等の海藻類を粉砕した物、こんぶ等の海藻類を加熱後に乾燥させた物、こんぶ等の海藻類を加熱後に乾燥させた物を粉砕した物、牛、豚、鳥、等の肉を加熱後に乾燥させた物、当該肉等を加熱後に乾燥させた物を粉砕した物、牛の骨、豚の骨、鳥の骨、等の肉を加熱後に乾燥させた物、当該骨等を加熱後に乾燥させた物を粉砕した物等の抽出材料であればよく、飲料として、日本茶、紅茶、ウーロン茶、野菜ジュース、果物ジュース、汁物、出汁、スープ等、飲料であればよく、飲料液として、日本茶のエキス、紅茶のエキス、ウーロン茶のエキス、野菜のエキス、果物のエキス、きのこのエキス、魚等のエキス、肉のエキス、骨のエキス等のエキス類であればよい。
また、上記実施形態では、飲料に付与される対象物をタピオカとしたが、上記実施形態の内容は他の対象物にも適用可能である。例えば、上記実施形態の内容は、もち米等の米粉を用いた加工物(例えば団子)にも適用されてもよい。
<実施形態のまとめ>
実施形態の個々の特徴を以下に纏める:
A1.第一のコーヒー液(例えば21)をタピオカ(例えば11)に含有させる工程(例えば図1(C)の工程)と、前記第一のコーヒー液を含有したタピオカ(例えば12)を第二のコーヒー液(例えば22)に付与する工程(例えば図1(E)〜1(F)の工程)と、を有し、前記第一のコーヒー液は前記第二のコーヒー液よりも濃いことを特徴とする飲料製造方法であり、
これにより、時間の経過と共に風味が変わる飲料を提供可能となり、それにより、タピオカを用いた飲料の品質を向上可能とする。尚、A1の態様によれば時間の経過と共に飲料における風味は強くなることとなるが、他の観点で、第一のコーヒー液を第二のコーヒー液よりも薄くしてもよく、その場合、時間の経過と共に飲料における風味は弱くなることとなる。
A2.第一のコーヒー液(例えば21)をタピオカ(例えば11)に含有させる工程(例えば図1(C)の工程)と、前記第一のコーヒー液を含有したタピオカ(例えば12)を第二のコーヒー液(例えば22)に付与する工程(例えば図1(E)〜1(F)の工程)と、を有し、前記第一のコーヒー液は前記第二のコーヒー液よりも濃く、前記タピオカが含有することとなった前記第一のコーヒー液は時間の経過と共に前記第二のコーヒー液に混ざることを特徴とする飲料製造方法であり、
これにより、上記A1同様の効果を実現可能とする。第一のコーヒー液が時間の経過と共に第二のコーヒー液に混ざることは、第一のコーヒー液がタピオカから第二のコーヒー液に浸透する(しみ出す)、とも表現可能である。尚、A2の態様によれば時間の経過と共に飲料における風味は強くなることとなるが、他の観点で、第一のコーヒー液を第二のコーヒー液よりも薄くしてもよく、その場合、時間の経過と共に飲料における風味は弱くなることとなる。
A3.前記第二のコーヒー液に氷を付与する工程を有することを特徴とする飲料製造方法であり、
これにより、飲料を低温にすると共に、氷が溶けても風味を損なわないようにすることが可能となる。
A4.前記第一のコーヒー液および前記第二のコーヒー液はコーヒー成分を含有しており、前記第二のコーヒー液における前記コーヒー成分は前記第一のコーヒー液における前記コーヒー成分よりも濃く、それらの前記コーヒー成分は、コーヒー豆が含有する複数の成分のうちの少なくとも一部(例えばポリフェノール、カフェイン等)であることを特徴とする飲料製造方法であり、
これにより、需要者にコーヒー独特の風味を楽しませることが可能となる。尚、上記コーヒー豆は、典型的には焙煎コーヒー豆であるが、生豆であってもよい。
A4’.前記第一のコーヒー液における前記コーヒー成分の濃度は前記第二のコーヒー液に比べて1.8倍以上であることを特徴とする飲料製造方法であり、
これにより、飲料の風味を適切に変えることが可能とする。尚、第一および第二のコーヒー液間のコーヒー成分の濃度の差は、好適には2.0倍以上、より好適には2.2倍以上であってもよい。
A5.タピオカ粉に前記第一のコーヒー液を混ぜて球状に加工したものを茹でることにより前記タピオカを作る工程(例えば図2(A)の工程)を有することを特徴とする飲料製造方法であり、
これにより、飲料の風味を変えるタピオカを適切に作成可能とする。尚、タピオカ粉に第一のコーヒー液を混ぜて球状に加工することは、タピオカ粉に第一のコーヒー液を混ぜながら該タピオカ粉を球状に加工すること、及び、タピオカ粉に第一のコーヒー液を混ぜた後に該タピオカ粉を球状に加工することを含む。即ち、混ぜる工程と、球状に加工する工程とは、実質的に同時に行われてもよいし、互いに異なるタイミングで行われてもよいし、或いは、部分的に異なるタイミングで行われてもよい。
A6.タピオカパールを前記第一のコーヒー液を用いて茹でることにより前記タピオカを作る工程を有することを特徴とする飲料製造方法であり、
これにより、飲料の風味を変えるタピオカを適切に作成可能とする。
A7.前記第一のコーヒー液を前記タピオカに含有させる工程は、前記タピオカを作る工程の後、該タピオカに前記第一のコーヒー液を含有させながら該タピオカを冷却すること(例えば図1(C)の工程)を含むことを特徴とする飲料製造方法であり、
これにより、飲料の風味を変えるタピオカを適切に作成可能とすると共に該タピオカを弾力のあるものにすることを可能とする。
A8.前記タピオカは、直径5〜7ミリメートル範囲内の球状形状であることを特徴とする飲料製造方法であり、
これにより、典型的なサイズのタピオカを用いて上記飲料を製造可能とする。
A9.前記第二のコーヒー液上に乳製品を付与する工程(例えば図3(A)の工程)を有し、前記第二のコーヒー液に前記タピオカを付与する工程は、前記乳製品上に前記タピオカを載せること(例えば図3(B)の工程)を含むことを特徴とする飲料製造方法であり、
これにより、上記飲料をスイーツとしても好適に提供可能となる。尚、乳製品の例としては、クリーム、例えば生クリーム、アイスクリーム等が挙げられる。
発明は上記の実施形態に制限されるものではなく、発明の要旨の範囲内で、種々の変形・変更が可能である。
1:コーヒー飲料、11〜12:タピオカ、21〜22:コーヒー液。

Claims (8)

  1. 第一のコーヒー液をタピオカに含有させる工程と、
    前記第一のコーヒー液を含有したタピオカを第二のコーヒー液に付与する工程と、を有し、
    前記第一のコーヒー液は前記第二のコーヒー液よりも濃い、ことを特徴とする飲料製造方法。
  2. 第一のコーヒー液をタピオカに含有させる工程と、
    前記第一のコーヒー液を含有したタピオカを第二のコーヒー液に付与する工程と、を有し、
    前記第一のコーヒー液は前記第二のコーヒー液よりも濃く、前記タピオカが含有することとなった前記第一のコーヒー液は時間の経過と共に前記第二のコーヒー液に混ざる、ことを特徴とする飲料製造方法。
  3. 請求項1または請求項2記載の飲料製造方法であって、
    前記第二のコーヒー液に氷を付与する工程を有する、ことを特徴とする飲料製造方法。
  4. 請求項1から請求項3の何れか1項記載の飲料製造方法であって、
    前記第一のコーヒー液および前記第二のコーヒー液はコーヒー成分を含有しており、
    前記第二のコーヒー液における前記コーヒー成分は前記第一のコーヒー液における前記コーヒー成分よりも濃く、それらの前記コーヒー成分は、コーヒー豆が含有する複数の成分のうちの少なくとも一部である、ことを特徴とする飲料製造方法。
  5. 請求項1から請求項4の何れか1項記載の飲料製造方法であって、
    タピオカ粉に前記第一のコーヒー液を混ぜて球状に加工したものを茹でることにより前記タピオカを作る工程を有する、ことを特徴とする飲料製造方法。
  6. 請求項1から請求項4の何れか1項記載の飲料製造方法であって、
    タピオカパールを前記第一のコーヒー液を用いて茹でることにより前記タピオカを作る工程を有する、ことを特徴とする飲料製造方法。
  7. 請求項5または請求項6記載の飲料製造方法であって、
    前記第一のコーヒー液を前記タピオカに含有させる工程は、前記タピオカを作る工程の後、該タピオカに前記第一のコーヒー液を含有させながら該タピオカを冷却することを含む、ことを特徴とする飲料製造方法。
  8. 請求項1から請求項7の何れか1項記載の飲料製造方法であって、
    前記第二のコーヒー液上に乳製品を付与する工程を有し、
    前記第二のコーヒー液に前記タピオカを付与する工程は、前記乳製品上に前記タピオカを載せることを含む、ことを特徴とする飲料製造方法。
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