JP2021012622A - 評価システム - Google Patents

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Abstract

【課題】接客の業務効率を評価するシステムを提供する。【解決手段】評価システム1Aは、評価対象が携帯するIDユニット10、IDユニット10の情報を取得する複数の読み取り装置11及び評価対象により接客が行われる接客エリアを定義するエリア定義部24と、複数の読み取り装置によって取得されたIDユニット10の情報と、エリア定義部24によって定義された接客エリアの情報とに基づいて、接客エリア内での評価対象の接客回数、および評価対象の接客エリアの入退出回数を判定する接客判定部25と、接客判定部25によって判定された接客回数及び入退出回数の情報に基づいて、評価対象の業務効率を算出する評価部26と、を備える情報処理装置20を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、接客の業務効率を評価する評価システムに関する。
特許文献1には、店舗での顧客に対する店員の接客状況を分析して、接客状況に関する情報を生成する接客状況分析システムが開示されている。特許文献1に記載のシステムでは、画像データ、携帯端末装置の位置情報、および音声データに基づいて店員の発話位置情報と顧客の位置情報とを取得している。特許文献1に記載のシステムは、店員の発話位置情報と顧客の位置情報とに基づいて店員が接客を行ったか否かを判定し、その判定結果に基づいて接客状況に関する情報を生成している。
特許第6300130号明細書
近年、接客の業務効率を評価することが求められている。
本発明の一態様の評価システムは、
接客の業務効率を評価する評価システムであって、
評価対象に取り付けられるIDユニットと、
前記IDユニットの情報を取得する複数の読み取り装置と、
前記評価対象により接客が行われる接客エリアを定義するエリア定義部と、
前記複数の読み取り装置によって取得された前記IDユニットの情報と、前記エリア定義部によって定義された前記接客エリアの情報とに基づいて、前記接客エリア内での前記評価対象の接客回数、および前記評価対象の前記接客エリアの入退出回数を判定する接客判定部と、
前記接客判定部によって判定された前記接客回数および前記入退出回数の情報に基づいて、前記評価対象の業務効率を算出する評価部と、
を備える。
本発明によれば、接客の業務効率を評価することができる。
本発明に係る実施の形態1の評価システムの一例の概略構成を示すブロック図である。 本発明に係る実施の形態1の評価システムによって評価される状況の一例を示す図である。 本発明に係る実施の形態1の評価システムの制御の一例を示す図である。 本発明に係る実施の形態2の評価システムの一例の概略構成を示すブロック図である。 本発明に係る実施の形態2の評価システムにおける表示部の一例を示す図である。 本発明に係る実施の形態3の評価システムの一例の概略構成を示すブロック図である。 本発明に係る実施の形態3の評価システムによって評価される状況の一例を示す図である。 本発明に係る実施の形態3の評価システムの制御の一例を示す図である。 本発明に係る実施の形態4の評価システムの一例の概略構成を示すブロック図である。 本発明に係る実施の形態4の評価システムによって評価される状況の一例を示す図である。 本発明に係る実施の形態4の評価システムの制御の一例を示す図である。
(本発明に至った経緯)
飲食店の業務効率の指標として、例えば、「1WAY3JOB」が用いられている。「1WAY3JOB」とは、接客を行う接客エリアへの1回の巡回で、3テーブル以上で接客を行うことを意味する。このように、飲食店においては、接客エリアへの1回の巡回で、3テーブル以上の接客を提供することを目標として、業務効率の向上を図っている。
このような背景の下、業務効率を定量化して評価することが求められている。例えば、接客エリアへの一回の巡回で、店員が何回接客しているかを適切且つ正確に評価する評価システムが求められている。
そこで、発明者らは、鋭意検討したところ、評価対象である店員の接客回数の情報および店員の接客エリアの入退出回数の情報に基づいて、評価対象の業務効率を評価する評価システムを見出し、以下の発明に至った。
本発明の一態様の評価システムは、
接客の業務効率を評価する評価システムであって、
評価対象に取り付けられるIDユニットと、
前記IDユニットの情報を取得する複数の読み取り装置と、
前記評価対象により接客が行われる接客エリアを定義するエリア定義部と、
前記複数の読み取り装置によって取得された前記IDユニットの情報と、前記エリア定義部によって定義された前記接客エリアの情報とに基づいて、前記接客エリア内での前記評価対象の接客回数、および前記評価対象の前記接客エリアの入退出回数を判定する接客判定部と、
前記接客判定部によって判定された前記接客回数および前記入退出回数の情報に基づいて、前記評価対象の業務効率を算出する評価部と、
を備える。
このような構成により、接客の業務効率を評価することができる。
前記接客判定部は、前記IDユニットが前記接客エリア内に滞留している滞留時間に基づいて前記評価対象による接客回数を判定してもよい。
このような構成により、接客回数を容易にカウントすることができる。
前記評価対象の音声情報を検出する音声情報検出装置をさらに備え、
前記接客判定部は、前記音声情報検出装置によって検出された前記音声情報に基づいて前記評価対象による接客の有無を判定してもよい。
このような構成により、接客回数をより正確にカウントすることができる。
前記エリア定義部は、前記接客エリア内において複数の客席エリアを定義し、
前記接客判定部は、前記IDユニットの位置情報と、前記複数の客席エリアの情報とに基づいて、前記複数の客席エリア毎の前記評価対象による接客の有無を判定してもよい。
このような構成により、接客の業務効率をより適切且つ正確に評価することができる。
前記接客判定部は、POS情報に基づいて前記評価対象による接客の有無を判定してもよい。
このような構成により、より適切且つ正確に接客回数をカウントすることができる。
前記IDユニットの識別情報に基づいて評価対象を識別する評価対象識別部をさらに備え、
前記接客判定部は、評価対象識別部によって識別された評価対象毎に前記接客回数および前記入退出回数を判定してもよい。
このような構成により、評価対象毎に業務効率を評価することができる。
前記業務効率は、(前記接客エリア内での前記評価対象の接客回数)/(前記評価対象の前記接客エリアの入退出回数)によって算出されてもよい。
このような構成により、接客の業務効率をより適切且つ正確に評価することができる。
前記評価部によって評価された前記業務効率の情報を表示する表示部をさらに備えてもよい。
このような構成により、評価された業務効率を容易に視認することができる。
前記評価対象の前記接客エリアの入退出の情報を取得する入退出取得装置をさらに備えてもよい。
このような構成により、入退出回数をより正確にカウントすることができる。
以下、本発明の一実施形態を添付図面に従って説明する。なお、以下の説明は、本質的に例示に過ぎず、本開示、その適用物、あるいは、その用途を制限することを意図するものではない。さらに、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは必ずしも合致していない。
(実施の形態1)
[全体構成]
図1は、本発明に係る実施の形態1の評価システム1Aの一例の概略構成を示すブロック図である。図2は、本発明に係る実施の形態1の評価システム1Aによって評価される状況の一例を示す図である。図1及び図2に示すように、評価システム1Aは、IDユニット10、複数の読み取り装置11及び情報処理装置20を備える。評価システム1Aは、接客サービスを提供する評価対象2の業務効率を評価する。評価システム1Aは、例えば、飲食店の1又は複数の店員の業務効率を評価する。
<IDユニット>
IDユニット10は、評価対象2である店員に携帯されるユニットである。IDユニット10は、複数の読み取り装置11に対して無線信号を発信する。また、IDユニット10は、店員の識別情報であるID情報を含む。IDユニット10としては、例えば、RFIDタグ、または、無線LAN、Bluetooth(登録商標)などの技術が採用された無線通信可能なユニットを用いることができる。
<複数の読み取り装置>
複数の読み取り装置11は、IDユニット10の情報を取得する。具体的には、複数の読み取り装置11は、IDユニット10からの無線信号を受信する。複数の読み取り装置11は、取得したIDユニット10の情報を情報処理装置20に送信する。複数の読み取り装置11は、2つ以上の読み取り装置11を有していればよい。実施の形態1では、複数の読み取り装置11は、4つの読み取り装置11を有する。IDユニット10の情報は、例えば、IDユニット10からの無線信号の強度、IDユニットの識別情報などを含む。
<情報処理装置>
情報処理装置20は、複数の読み取り装置11で取得したIDユニット10の情報に基づいて、評価対象2の業務効率を評価する。情報処理装置20は、例えば、コンピュータである。情報処理装置20は、制御部21、通信部22、記憶部23、エリア定義部24、接客判定部25及び評価部26を備える。
制御部21は、情報処理装置20を構成する構成要素を統括的に制御する。制御部21は、例えば、プログラムを記憶したメモリと、CPU(Central Processing Unit)などのプロセッサに対応する処理回路(図示せず)を備える。例えば、制御部21においては、プロセッサがメモリに記憶されたプログラムを実行する。実施の形態1では、制御部21は、通信部22、記憶部23、エリア定義部24、接客判定部25及び評価部26を制御する。
通信部22は、複数の読み取り装置11と通信し、IDユニット10の情報を受信する。通信部22は、取得したIDユニット10の情報を記憶部23に送信する。例えば、通信部22は、所定の通信規格(例えば、LAN、Wi−Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、USB、HDMI(登録商標)、CAN(controller area network)、SPI(Serial Peripheral Interface))に準拠して複数の読み取り装置11との通信を行う回路を含む。
記憶部23は、通信部22から受信したIDユニット10の情報を記憶する記憶媒体である。記憶部23は、例えば、ハードディスク(HDD)、SSD、RAM、DRAM、強誘電体メモリ、フラッシュメモリ、磁気ディスク、又はこれらの組み合わせによって実現できる。
エリア定義部24は、評価対象2により接客が行われる接客エリアSA1を定義する。接客エリアSA1は、評価対象2である店員によって接客が行われるエリアを意味し、例えば、飲食店において接客対象3である顧客が滞在するエリアである。顧客が滞在するエリアとは、例えば、複数のテーブル及び/又は複数の椅子が配置され、店員から接客が提供されるエリアである。実施の形態1では、エリア定義部24は、複数の読み取り装置11に囲まれたエリアを接客エリアSA1と定義している。なお、「接客」とは、「料理の注文」、「料理をだす」などの、接客対象に行うジョブだけでなく、「お皿を下げる」、「テーブルの清掃」などのジョブも含まれる。
また、実施の形態1では、エリア定義部24は、接客エリアSA1内において複数の客席エリアTA1〜TA8を定義している。客席エリアTA1〜TA8は、それぞれ、少なくとも1つのテーブルを有するエリアである。客席エリアTA1〜TA8には、それぞれ、テーブルT1〜T8が配置されている。
エリア定義部24は、接客エリアSA1の情報および客席エリアTA1〜TA8の情報を接客判定部25に送信する。
接客判定部25は、複数の読み取り装置11によって取得されたIDユニット10の情報と、エリア定義部24によって定義された接客エリアSA1の情報とに基づいて、接客エリアSA1内での評価対象2の接客回数、および評価対象2の接客エリアSA1の入退出回数を判定する。
接客判定部25は、IDユニット10が接客エリアSA1に入ってから退出するまでの間に、店員が行った接客回数をカウントする。接客エリアSA1内での評価対象2の接客回数は、接客エリアSA1内におけるIDユニット10の滞留時間に基づいて判定する。滞留時間とは、IDユニット10が移動していない時間である。具体的には、接客判定部25は、IDユニット10の情報として、複数の読み取り装置11で取得したIDユニット10からの無線信号の強度の情報を、記憶部23から取得する。接客判定部25は、複数の読み取り装置11で取得したIDユニット10からの無線信号の強度の情報に基づいて、IDユニット10の位置を特定する。接客判定部25は、IDユニット10の位置が所定の時間移動せず、滞留している場合に評価対象2である店員が接客を行っていると判定する。このように、接客判定部25は、接客エリアSA1内におけるIDユニット10の滞留時間に基づいて店員が接客を行っているか否かを判定し、店員の接客回数をカウントしている。
評価対象2の接客エリアSA1の入退出回数は、IDユニット10の位置情報及び接客エリアSA1の情報に基づいて判定される。具体的には、接客判定部25は、IDユニット10の位置情報及び接客エリアSA1の情報に基づいて、店員が接客エリアSA1内に入ったこと、および店員が接客エリアSA1から退出したことを判定する。入退出回数は、店員が接客エリアSA1内に入ってから退出するまでを1回としてカウントする。
実施の形態1では、接客判定部25は、さらに、IDユニット10の位置情報と、複数の客席エリアTA1〜TA8の情報とに基づいて、複数の客席エリアTA1〜TA8毎の店員による接客の有無を判定する。
接客判定部25は、接客エリアSA1内での評価対象2の接客回数の情報、および評価対象2の接客エリアSA1の入退出回数の情報を評価部26に送信する。
評価部26は、接客判定部25によって判定された接客回数および入退出回数の情報に基づいて、評価対象2の業務効率を算出する。業務効率は、(接客エリアSA1内での評価対象2の接客回数)/(評価対象2の接客エリアSA1の入退出回数)によって算出される。即ち、評価部26は、評価部26は、1回の入退出において、評価対象2である店員が行った平均接客回数を算出する。
エリア定義部24、接客判定部25及び評価部26は、例えば、半導体素子などで構成される。エリア定義部24、接客判定部25及び評価部26の機能は、ハードウェアのみで構成してもよいし、ハードウェアとソフトウェアとを組み合わせることにより実現してもよい。
[動作]
評価システム1Aの動作の一例について説明する。
図3は、本発明に係る実施の形態2の評価システム1Aの制御の一例を示す図である。なお、図3に示す制御は、図2に示す状況に対応する。図2及び図3に示すように、IDユニット10を携帯する評価対象2(店員)が接客エリアSA1に入る。このとき、接客判定部25は、入退出フラグをONにする。
具体的には、複数の読み取り装置11が、IDユニット10からの無線信号を受信し、情報処理装置20に送信する。情報処理装置20において、接客判定部25がIDユニット10の無線信号の強度の情報に基づいて、IDユニット10の位置を特定する。接客判定部25は、IDユニット10の位置情報及び接客エリアSA1の情報に基づいて、店員が接客エリアSA1内に入ったことを判定し、入退出フラグをONにする。
次に、店員2は、接客エリアSA1内において、客席エリアTA1から客席エリアTA3まで移動する。客席エリアTA3において、店員2は移動を停止し、接客対象3である顧客に対して接客を行う。このとき、接客判定部25は、客席エリアTA3において店員2が停止している時間、即ち滞留時間t1を計測する。なお、接客判定部25は、IDユニット10の位置情報に基づいて店員2が停止しているか否か判定する。
接客判定部25は、滞留時間t1に基づいて、店員2の接客の有無を判定する。具体的には、接客判定部25は、滞留時間t1が所定時間ts1より大きい場合、店員2が接客を行っていると判定する。接客判定部25は、滞留時間t1が所定時間ts1以下の場合、店員2が接客を行っていないと判定する。
図3に示す制御の例では、滞留時間t1は、所定時間ts1よりも大きいため、接客判定部25は、客席エリアTA3において店員2が接客を行っていると判定し、1回目の接客としてカウントする。
次に、店員2は、接客エリアSA1内において、客席エリアTA3から客席エリアTA4まで移動する。客席エリアTA4において、店員2は移動を停止し、接客対象3である顧客に対して接客を行う。客席エリアTA3における処理と同様に、接客判定部25は、客席エリアTA4において店員2の滞留時間t2を計測し、滞留時間t2と所定時間ts1とに基づいて店員2の接客の有無を判定する。
図3に示す制御の例では、滞留時間t2は、所定時間ts1よりも大きいため、接客判定部25は、客席エリアTA4において店員2が接客を行っていると判定し、2回目の接客としてカウントする。
次に、店員2は、接客エリアSA1内において、客席エリアTA4から客席エリアTA5を通って客席エリアTA6まで移動する。客席エリアTA6において、店員2は移動を停止し、接客対象3である顧客に対して接客を行う。客席エリアTA3及びTA4における処理と同様に、接客判定部25は、客席エリアTA6において店員2の滞留時間t3を計測し、滞留時間t3と所定時間ts1とに基づいて店員2の接客の有無を判定する。
図3に示す制御の例では、滞留時間t3は、所定時間ts1よりも大きいため、接客判定部25は、客席エリアTA6において店員2が接客を行っていると判定し、3回目の接客としてカウントする。
次に、店員2は、接客エリアSA1内において、客席エリアTA6から客席エリアTA7まで移動する。客席エリアTA3、TA4及びTA6における処理と同様に、接客判定部25は、客席エリアTA7において店員2の滞留時間t4を計測し、滞留時間t4と所定時間ts1とに基づいて店員2の接客の有無を判定する。
図3に示す制御の例では、滞留時間t4は、所定時間ts1よりも大きいため、接客判定部25は、客席エリアTA7において店員2が接客を行っていると判定し、4回目の接客としてカウントする。
次に、店員2は、接客エリアSA1内において、客席エリアTA7から客席エリアTA8で一時停止し、その後接客エリアSA1から退出する。接客判定部25は、客席エリアTA8において店員2の滞留時間t5を計測し、滞留時間t5と所定時間ts1とに基づいて店員2の接客の有無を判定する。
図3に示す制御の例では、滞留時間t4は、所定時間ts1以下であるため、接客判定部25は、客席エリアTA8において店員2が接客を行っていないと判定し、接客回数にカウントしない。
店員2が接客エリアSA1から退出すると、接客判定部25は、入退出フラグをOFFにする。具体的には、接客判定部25は、IDユニット10の位置情報及び接客エリアSA1の情報に基づいて、店員が接客エリアSA1から退出したことを判定し、入退出フラグをOFFにする。これにより、接客判定部25は、入退出回数を1回とカウントする。
接客判定部25は、接客回数及び入退出回数の情報を評価部26に送信する。
評価部26は、接客回数及び入退出回数の情報に基づいて、店員2の業務効率を算出する。
[効果]
実施の形態1に係る評価システム1Aによれば、以下の効果を奏することができる。
評価システム1Aは、評価対象2が携帯するIDユニット10と、IDユニット10の情報を取得する複数の読み取り装置11と、複数の読み取り装置11によって取得されたIDユニット10の情報に基づいて評価対象2の業務効率を評価する情報処理装置20を備える。情報処理装置20は、エリア定義部24と、接客判定部25と、評価部26と、を備える。エリア定義部24は、評価対象2により接客が行われる接客エリアSA1を定義する。接客判定部25は、複数の読み取り装置11によって取得されたIDユニット10の情報と、エリア定義部24によって定義された接客エリアSA1の情報とに基づいて、接客エリアSA1内での評価対象2の接客回数、および評価対象2の接客エリアSA1の入退出回数を判定する。評価部26は、接客判定部25によって判定された接客回数および入退出回数の情報に基づいて、評価対象2の業務効率を算出する。
このような構成により、接客の業務効率を評価することができる。具体的には、評価システム1Aによれば、接客の業務効率を定量化して評価することができる。その結果、接客エリアSA1への一回の巡回で、評価対象2が何回接客しているかを適切且つ正確に評価することができる。
また、評価システム1Aによれば、カメラなどで顧客を撮影した画像データを用いずとも、評価対象2の評価を行うことができる。このため、プライバシーの保護の観点からも有用である。
接客判定部25は、IDユニット10が接客エリアSA1内に滞留している滞留時間に基づいて評価対象2による接客回数を判定する。このような構成により、接客エリアSA1内における滞留時間に基づいて接客の有無を判定し、評価対象2の接客回数を容易にカウントすることができる。
エリア定義部24は、接客エリアSA1内において複数の客席エリアTA1〜TA8を定義する。接客判定部25は、IDユニット10の位置情報と、複数の客席エリアTA1〜TA8の情報とに基づいて、複数の客席エリアTA1〜TA8毎の評価対象2による接客の有無を判定する。このような構成により、複数の客席エリアTA1〜TA8毎の評価対象2による接客の有無を判定し、評価対象2の接客回数をより正確にカウントすることができる。これにより、接客の業務効率をより適切且つ正確に評価することができる。
なお、実施の形態1では、1つの評価対象2の業務効率を評価する例について説明したが、これに限定されない。評価システム1Aは、複数の評価対象2の業務効率を評価してもよい。
実施の形態1では、評価対象2は、店員である例について説明したが、これに限定されない。評価対象2は、接客を行う人、機械及び/又はロボットなどを含んでもよい。
実施の形態1では、複数の読み取り装置11が4つの読み取り装置11を含む例について説明したが、これに限定されない。複数の読み取り装置11は、2つ以上の読み取り装置11を含んでいればよい。また、複数の読み取り装置11は、客席エリアTA1〜TA8毎に配置されていてもよい。
実施の形態1では、1つの接客エリアSA1と、8つの客席エリアTA1〜TA8を例にして説明したが、これに限定されない。エリア定義部24は、複数の接客エリアを定義してもよい。また、エリア定義部24は、1つ又は複数の客席エリアを定義してもよい。あるいは、エリア定義部24は、客席エリアを定義しなくてもよい。即ち、客席エリアは、必須ではない。
実施の形態1では、接客判定部25は、接客エリアSA1内における滞留時間に基づいて接客の有無を判定する例について説明したが、これに限定されない。接客判定部25は、他の任意の情報に基づいて接客の有無を判定してもよい。
実施の形態1では、評価部26は、評価対象2の業務効率に加えて、接客回数、接客時間、接客エリアSA1の入退出回数、複数の評価対象2同士の関係性及び/又はこれらに関連する項目を評価してもよい。
例えば、評価部26は、1か月分の評価対象2のデータを記憶部23から取得し、評価対象2の1日の平均接客回数、1日の平均接客時間、及び/又は1日における1回の入退出における平均接客回数などを算出してもよい。あるいは、評価部26は、午前と午後などの時間帯にわけて、平均接客回数、平均接客時間、及び/又は1回の入退出における平均接客回数を算出してもよい。これにより、評価対象2の業務効率を量と質の観点から評価することができる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2に係る評価システムについて説明する。なお、実施の形態2では、主に実施の形態1と異なる点について説明する。実施の形態2においては、実施の形態1と同一又は同等の構成については同じ符号を付して説明する。また、実施の形態2では、実施の形態1と重複する記載は省略する。
実施の形態2の評価システムの一例について、図4及び図5を用いて説明する。図4は、本発明に係る実施の形態2の評価システム1Bの一例の概略構成を示すブロック図である。図5は、本発明に係る実施の形態2の評価システム1Bにおける表示部12の一例を示す図である。
実施の形態2では、表示部12、操作部13及び画面情報生成部27を備える点で、実施の形態1と異なる。
図4及び図5に示すように、評価システム1Bは、表示部12と、操作部13とを備える。また、情報処理装置20aは、画面情報生成部27を備える。
<表示部>
表示部12は、評価部26によって評価された業務効率の情報を表示する。具体的には、表示部12は、画面情報生成部27によって生成された画面情報に基づいて情報を表示する。表示部12は、例えば、ディスプレイなどである。
図5に示すように、表示部12は、評価対象2である評価対象「A」の接客時間、客席エリアTA1〜TA8毎の接客回数、業務効率、および他の評価対象2である「B」,「C」及び「D」との関係性を表示する。
<操作部>
操作部13は、ユーザによる入力を受けるインタフェースである。操作部13は、情報処理装置20aに情報を入力可能な端末で構成される。操作部13は、例えば、タッチパネル、キーボード、マウスなどである。
操作部13に入力された情報に基づいて、制御部21は、表示部12に表示される情報を変更する。即ち、操作部13は、表示部12で表示する情報を操作する。
<画面情報生成部>
画面情報生成部27は、表示部12に表示される画面情報を生成する。具体的には、情報処理装置20aにおいて、接客判定部25で判定された接客回数および入退出回数などに関する情報、評価部26で評価された業務効率などに関する情報が記憶部23に記憶される。画面情報生成部27は、表示部12で表示する情報を記憶部23から取得し、取得した情報に基づいて画面情報を生成する。画面情報生成部27は、生成した画面情報を表示部12に送信する。
画面情報生成部27は、例えば、半導体素子などで構成される。画面情報生成部27の機能は、ハードウェアのみで構成してもよいし、ハードウェアとソフトウェアとを組み合わせることにより実現してもよい。
[効果]
実施の形態2に係る評価システム1Bによれば、以下の効果を奏することができる。
評価システム1Bは、評価部26によって評価された業務効率の情報を表示する表示部12を備える。このような構成により、ユーザは容易に業務効率を視認することができる。
また、評価システム1Bは、表示部12で表示する情報を操作する操作部13を備える。このような構成により、評価システム1Bの使い勝手を向上させることができる。
なお、実施の形態2では、操作部13を備える例について説明したが、これに限定されない。評価システム1Bは、操作部13を備えていなくてもよい。即ち、操作部13は必須の構成ではない。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3に係る評価システムについて説明する。なお、実施の形態3では、主に実施の形態1と異なる点について説明する。実施の形態3においては、実施の形態1と同一又は同等の構成については同じ符号を付して説明する。また、実施の形態3では、実施の形態1と重複する記載は省略する。
実施の形態3の評価システムの一例について、図6〜8を用いて説明する。図6は、本発明に係る実施の形態3の評価システム1Cの一例の概略構成を示すブロック図である。図7は、本発明に係る実施の形態3の評価システム1Cによって評価される状況の一例を示す図である。図8は、本発明に係る実施の形態3の評価システム1Cの制御の一例を示す図である。なお、図8に示す制御は、図7に示す状況に対応する。
実施の形態3では、音声情報検出装置14を備える点、および音声情報に基づいて評価対象2の接客の有無を判定する点で、実施の形態1と異なる。
図6〜8に示すように、評価システム1Cは、評価対象2の音声情報を検出する音声情報検出装置14をさらに備える。情報処理装置20bにおいて、接客判定部25は、音声情報検出装置14によって検出された音声情報に基づいて評価対象2による接客の有無を判定する。
<音声情報検出装置>
音声情報検出装置14は、評価対象2の音声情報を取得する。音声情報とは、評価対象2が発話した音声の情報を意味する。音声情報検出装置14は、例えば、マイクロホンなどである。実施の形態1では、音声情報検出装置14は、評価対象2に取り付けられている。
音声情報検出装置14によって検出された音声情報は、情報処理装置20bに送信される。具体的には、音声情報は、通信部22を介して記憶部23に送信される。接客判定部25は、記憶部23から音声情報を取得し、音声情報に基づいて評価対象2による接客の有無を判定する。
例えば、接客判定部25は、音声情報に基づいて評価対象2が発話している発話時間を算出する。接客判定部25は、発話時間が所定時間よりも長い場合、評価対象2が接客を行っていると判定する。接客判定部25は、発話時間が所定時間以下である場合、評価対象2が接客を行っていないと判定する。
[動作]
評価システム1Cの動作の一例について説明する。
図7及び図8に示すように、IDユニット10を携帯する評価対象2(店員)が接客エリアSA1に入る。このとき、接客判定部25は、入退出フラグをONにする。
次に、店員2は、接客エリアSA1内において、客席エリアTA1から客席エリアTA8まで順番に移動し、客席エリアTA3,TA4,TA6及びTA7において接客対象3である顧客に対して接客を行う。音声情報検出装置14は、店員2が顧客3に対して接客を行うために発話した音声情報を検出する。図7及び図8に示す例では、客席エリアTA3,TA4,TA6及びTA7において、音声情報検出装置14は、店員2の音声情報を検出している。
接客判定部25は、音声情報に基づいて店員2の発話時間を算出する。接客判定部25は、発話時間が所定時間よりも大きい場合に、店員2が接客を行っていると判定する。
図8に示す制御の例では、客席エリアTA3,TA4,TA6及びTA7における発話時間は、それぞれ、所定時間よりも大きいため、接客判定部25は、客席エリアTA3,TA4,TA6及びTA7において店員2が接客を行っていると判定する。
次に、店員2は、接客エリアSA1から退出する。このとき、接客判定部25は、入退出フラグをOFFにする。
接客判定部25は、接客回数及び入退出回数の情報を評価部26に送信する。
評価部26は、接客回数及び入退出回数の情報に基づいて、店員2の業務効率を算出する。
[効果]
実施の形態3に係る評価システム1Cによれば、以下の効果を奏することができる。
評価システム1Cは、評価対象2の音声情報を検出する音声情報検出装置14をさらに備える。接客判定部25は、音声情報検出装置14によって検出された音声情報に基づいて評価対象2による接客の有無を判定する。このような構成により、接客回数をより正確にカウントすることができる。その結果、接客の業務効率をより適切且つ正確に評価することができる。
なお、実施の形態3では、接客判定部25は、評価対象2の発話時間の長さに基づいて評価対象2による接客の有無を判定する例について説明したが、これに限定されない。例えば、接客判定部25は、音声情報に基づいて特定のキーワードを検出した場合に、評価対象2が接客を行っていると判定してもよい。
実施の形態3では、接客判定部25は、音声情報に加えて、他の任意の情報に基づいて接客の有無を判定してもよい。
(実施の形態4)
本発明の実施の形態4に係る評価システムについて説明する。なお、実施の形態4では、主に実施の形態1と異なる点について説明する。実施の形態4においては、実施の形態1と同一又は同等の構成については同じ符号を付して説明する。また、実施の形態4では、実施の形態1と重複する記載は省略する。
実施の形態4の評価システムの一例について、図9〜11を用いて説明する。図9は、本発明に係る実施の形態4の評価システム1Dの一例の概略構成を示すブロック図である。図10は、本発明に係る実施の形態4の評価システム1Dによって評価される状況の一例を示す図である。図11は、本発明に係る実施の形態4の評価システム1Dの制御の一例を示す図である。なお、図11に示す制御は、図10に示す状況に対応する。
実施の形態4では、入退出情報取得装置15及びPOS情報データベース16を備える点、評価対象識別部28によって評価対象2を識別する点、およびPOS情報に基づいて接客の有無を判定する点で、実施の形態1と異なる。
図9〜11に示すように、評価システム1Dは、評価対象2の接客エリアSA1の入退出の情報を取得する入退出情報取得装置15を備える。また、評価システム1Dは、POS情報を記憶したPOS情報データベース16を備える。情報処理装置20cは、評価対象2を識別する評価対象識別部28を備える。情報処理装置20cにおいて、接客判定部25は、滞留時間に加えてPOS情報に基づいて、評価対象2毎の接客回数および入退出回数を判定する。
<入退出情報取得部>
入退出情報取得装置15は、評価対象2の接客エリアSA1の入退出情報を取得する。なお、入退出情報とは、評価対象2が接客エリアSA1へ入ったことを示す情報と、評価対象2が接客エリアSA1外へ退出したことを示す情報と、評価対象2の識別情報と、を含む。実施の形態4では、入退出情報取得装置15は、IDユニット10の無線信号を受信することによって、入退出情報を取得する。
入退出情報取得装置15は、例えば、接客エリアSA1の出入口4に配置される。
<POS情報データベース>
POS情報データベース16は、POS情報を記憶する。POSとは、「Point Of Sale」の略称である。評価システム1Dにおいて、POS情報は、客席エリアTA1〜TA8毎の売上情報を含む。POS情報データベース16には、POS端末によって入力された情報が記憶される。例えば、評価対象2が接客により顧客3からの注文を受け、POS端末に注文の情報を入力する。入力された注文の情報は、POS情報データベース16に記憶される。
POS情報データベース16は、例えば、コンピュータなどで構成される。具体的には、POS情報データベース16は、プロセッサと、プロセッサによって実行される機能が記憶されたメモリと、を備える。また、メモリには、POS情報が記憶される。
<評価対象識別部>
評価対象識別部28は、IDユニット10の識別情報に基づいて評価対象2を識別する。具体的には、評価対象識別部28は、入退出情報取得装置15及び複数の読み取り装置11で取得したIDユニット10の識別情報と、記憶部23に記憶されたID対応表と、に基づいて評価対象2を識別する。評価対象識別部28は、記憶部23からID対応表を照会し、IDユニット10の識別情報に対応する評価対象2を検索する。これにより、評価対象識別部28は、評価対象2を識別する。評価対象識別部28は、識別した評価対象の情報を接客判定部25に送信する。
ID対応表は、IDユニット10の識別情報と、評価対象2の情報とを紐づける表である。ID対応表に関する情報は、例えば、外部装置によって情報処理装置20cに入力され、記憶部23に記憶される。
評価対象識別部28は、例えば、半導体素子などで構成される。評価対象識別部28の機能は、ハードウェアのみで構成してもよいし、ハードウェアとソフトウェアとを組み合わせることにより実現してもよい。
接客判定部25は、評価対象識別部28によって識別された評価対象2毎に接客回数および入退出回数を判定する。また、接客判定部25は、POS情報データベース16からPOS情報を取得する。接客判定部25は、滞留時間に加えてPOS情報に基づいて、評価対象2毎の接客回数および入退出回数を判定する。
[動作]
評価システム1Dの動作の一例について説明する。
図10及び図11に示すように、IDユニット10を携帯する評価対象2(店員)が出入口4を通過し、接客エリアSA1内に入る。このとき、入退出情報取得装置15は、IDユニット10の無線信号を受信し、情報処理装置20cにIDユニット10の情報を送信する。情報処理装置20cにおいては、接客判定部25が入退出情報に基づいて入退出フラグをONにする。また、接客判定部25は、入退出情報取得装置15で取得されたIDユニット10の識別情報と、記憶部23に記憶されたID対応表とに基づいて、接客エリアSA1に入った店員2を識別する。
次に、店員2は、接客エリアSA1内において、客席エリアTA1から客席エリアTA8まで順番に移動し、客席エリアTA3,TA4,TA6及びTA7において接客対象3である顧客に対して接客を行っている。また、店員2は、客席エリアTA8において接客を行っていないが、一時停止している。接客判定部25は、客席エリアTA3,TA4,TA6,TA7及びTA8において店員2が停止している時間、即ち滞留時間t1〜t5を計測する。
また、接客判定部25は、客席エリアTA3,TA4,TA6,TA7及びTA8においても、複数の読み取り装置11で取得されたIDユニット10の識別情報と、記憶部23に記憶されたID対応表とに基づいて、店員2を識別する。
接客判定部25は、POS情報データベース16から店員2の接客により入力されたPOS情報を取得する。図11に示す制御の例では、客席エリアTA3,TA4,TA6及びTA7に配置されているテーブルT3,T4,T6及びT7のPOS情報が存在する。このため、客席エリアTA3,TA4,TA6及びTA7におけるPOS情報フラグがONになっている。
接客判定部25は、滞留時間t1〜t5及びPOS情報に基づいて、店員2が顧客3に対して接客を行っているか否かを判定する。図11に示す制御の例では、客席エリアTA3,TA4,TA6,TA7及びTA8において、滞留時間t1〜t5が存在する。また、客席エリアTA3,TA4,TA6及びTA7において、POS情報フラグがONになっている。この場合、接客判定部25は、客席エリアTA3,TA4,TA6及びTA7において、接客が行われたと判定する。
次に、店員2は、接客エリアSA1から退出する。このとき、入退出情報取得装置15は、IDユニット10の無線信号を受信し、情報処理装置20cにIDユニット10の情報を送信する。情報処理装置20cにおいては、接客判定部25が入退出情報に基づいて入退出フラグをOFFにする。また、接客判定部25は、入退出情報取得装置15で取得されたIDユニット10の識別情報と、記憶部23に記憶されたID対応表とに基づいて、接客エリアSA1から退出した店員2を識別する。
接客判定部25は、店員2毎の接客回数及び入退出回数の情報を評価部26に送信する。
評価部26は、店員2毎の接客回数及び入退出回数の情報に基づいて、店員2毎の業務効率を算出する。
[動作]
評価システム1Dの動作の一例について説明する。
評価システム1Dにおいては、接客判定部25は、滞留時間に加えて、POS情報に基づいて評価対象2による接客の有無を判定する。このような構成により、より正確に接客の有無を判定することができるため、接客回数を正確にカウントすることができる。その結果、接客の業務効率をより適切且つ正確に評価することができる。
評価システム1Dは、IDユニット10の識別情報に基づいて評価対象2を識別する評価対象識別部28を備える。接客判定部25は、評価対象識別部28によって識別された評価対象2毎に接客回数および入退出回数を判定する。このような構成により、評価対象2毎に業務効率を評価することができる。
評価システム1Dは、評価対象2の接客エリアSA1の入退出の情報を取得する入退出情報取得装置15を備える。このような構成により、入退出回数をより正確にカウントすることができる。その結果、接客の業務効率をより適切且つ正確に評価することができる。
なお、実施の形態4では、入退出情報取得装置15は、IDユニット10の情報を取得する例について説明したが、これに限定されない。入退出情報取得装置15は、評価対象2の接客エリアSA1の入退出が判定できる情報を取得すればよい。例えば、入退出情報取得装置15は、IDユニット10とは異なるユニットから送信される情報を取得してもよい。
実施の形態4では、接客判定部25は、滞留時間とPOS情報とに基づいて評価対象2による接客の有無を判定する例について説明したが、これに限定されない。接客判定部25は、他の任意の情報と、POS情報とに基づいて接客の有無を判定してもよい。例えば、接客判定部25は、評価対象2の音声情報と、POS情報とに基づいて接客の有無を判定してもよい。
本発明は、添付図面を参照しながら好ましい実施の形態に関連して充分に記載されているが、この技術に熟練した人々にとっては種々の変形や修正は明白である。そのような変形や修正は、添付した請求の範囲による本発明の範囲から外れない限りにおいて、その中に含まれると理解されるべきである。
本発明の評価システムは、例えば、接客サービスを提供する飲食店などに適用できる。
1A,1B,1C,1D 評価システム
2 評価対象
3 接客対象
4 出入口
10 IDユニット
11 読み取り装置
12 表示部
13 操作部
14 音声情報検出装置
15 入退出情報取得装置
16 POS情報データベース
20,20a,20b,20c 情報処理装置
21 制御部
22 通信部
23 記憶部
24 エリア定義部
25 接客判定部
26 評価部
27 画面情報生成部
28 評価対象識別部

Claims (9)

  1. 接客の業務効率を評価する評価システムであって、
    評価対象が携帯するIDユニットと、
    前記IDユニットの情報を取得する複数の読み取り装置と、
    前記評価対象により接客が行われる接客エリアを定義するエリア定義部と、
    前記複数の読み取り装置によって取得された前記IDユニットの情報と、前記エリア定義部によって定義された前記接客エリアの情報とに基づいて、前記評価対象により接客が行われる前記接客エリア内での前記評価対象の接客回数、および前記評価対象の前記接客エリアの入退出回数を判定する接客判定部と、
    前記接客判定部によって判定された前記接客回数および前記入退出回数の情報に基づいて、前記評価対象の業務効率を算出する評価部と、
    を備える、評価システム。
  2. 前記接客判定部は、前記IDユニットが前記接客エリア内に滞留している滞留時間に基づいて前記評価対象による接客回数を判定する、
    請求項1に記載の評価システム。
  3. 前記評価対象の音声情報を検出する音声情報検出装置をさらに備え、
    前記接客判定部は、前記音声情報検出装置によって検出された前記音声情報に基づいて前記評価対象による接客の有無を判定する、
    請求項1又は2に記載の評価システム。
  4. 前記エリア定義部は、前記接客エリア内において複数の客席エリアを定義し、
    前記接客判定部は、前記IDユニットの位置情報と、前記複数の客席エリアの情報とに基づいて、前記複数の客席エリア毎の前記評価対象による接客の有無を判定する、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の評価システム。
  5. 前記接客判定部は、POS情報に基づいて前記評価対象による接客の有無を判定する、
    請求項1〜4のいずれ一項に記載の評価システム。
  6. 前記IDユニットの識別情報に基づいて評価対象を識別する評価対象識別部をさらに備え、
    前記接客判定部は、評価対象識別部によって識別された評価対象毎に前記接客回数および前記入退出回数を判定する、
    請求項1〜5のいずれか一項に記載の評価システム。
  7. 前記業務効率は、(前記接客エリア内での前記評価対象の接客回数)/(前記評価対象の前記接客エリアの入退出回数)によって算出される、
    請求項1〜6のいずれか一項に記載の評価システム。
  8. 前記評価部によって評価された前記業務効率の情報を表示する表示部をさらに備える、
    請求項1〜7のいずれか一項に記載の評価システム。
  9. 前記評価対象の前記接客エリアの入退出の情報を取得する入退出情報取得装置をさらに備える、請求項1〜8のいずれか一項に記載の評価システム。
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