JP2021033604A - 区画使用状況管理システム、管理サーバ、及びプログラム - Google Patents

区画使用状況管理システム、管理サーバ、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数人が利用する施設における区画の使用状況を正確に把握することができる区画使用状況確認システム、管理サーバ、及びプログラムを提供する。【解決手段】区画使用状況管理システム10は、管理サーバ20と、ユーザー端末30と、各区画にそれぞれ紐づけられた識別符号40を備える。管理サーバ20は、各区画の使用状況情報を含む区画情報を記憶する、記憶手段200を備える。ユーザー端末30は、識別符号40を読み取るための読み取り手段300と、読み取った識別符号40に紐づけられた区画の区画情報を更新するための更新指示情報を、管理サーバ20に送信する更新指示情報送信手段311と、区画の使用状況を表示する表示手段320を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、区画使用状況管理システム、そのための管理サーバ、及びプログラムに関する。
近年、飲食店や、カラオケ店等、一度に利用できる人数が限られている施設において、使用可能な席、区画の空き情報を、その施設を利用したいユーザーに提供する技術が知られている。
例えば、特許文献1には、着座センサによって人が着座しているかどうかを検知し、着席開始時点からの時間をカウントし、着席時間の区分に応じた座席状況データを演算し、当該データに基づいて、着席時間の区分に応じた席数を表示する表示手段を含む、店舗における空席・着席の状況を検知して表示する座席状況表示システムが記載されている。
また、特許文献2には、カメラが撮像した画像に基づいて、施設内で利用されている席数を認識し、当該情報を提供する席情報処理システムが記載されている。
これらの技術は、施設をこれから利用したいユーザーにとっては、席が空くまで施設前で長時間待機することを防止することができることに加え、施設を現に使用しているユーザーに手間を与えずに、席の使用状況を取得することができるという利点がある。
特開2018−112849号公報 特開2019−101572号公報
しかし、これらの施設の利用者は常に使用している席や区画にいるわけではなく、しばしば一時離席することがあり、この場合には、上記システムを利用して正確に席の使用状況を把握することができないという問題があった。
したがって、本発明は、区画の使用状況を正確に把握することができる、区画使用状況管理システムを提供することを課題とする。
区画の使用時間に応じて料金が加算される従量課金制を採用している施設がある。
このような施設において従来のシステムでは、ユーザーが一時離席をした場合、席は使用状態であるにも関わらず、システム上の判定では席を使用していない状態となってしまい、使用時間に応じた料金の算出が複雑となってしまうという問題があった。
また、一般的なカラオケ店のように、施設の利用開始時間から、施設を退席する時間を受付で算出し、その使用時間に応じた利用料金を精算する方法では、近年のキャッシュレス化に伴う簡便な精算方法とは程遠く、ユーザーからは、より簡便に施設を利用し、手間なく退出したいという要望があった。
したがって、本発明のさらなる課題は、簡便に施設の使用時間に応じた料金を算出可能なシステムを提供することにある。
上記課題を解決する本発明は、
複数の区画を有する空間における各区画の使用状況を管理するための管理サーバと、ユーザー端末と、がネットワークを介して通信可能に構成される、区画使用状況管理システムであって、
前記管理サーバが、
各区画の使用状況情報を含む区画情報を記憶する記憶手段と、
ユーザー端末に、前記区画情報を表示するための表示情報をユーザー端末に送信する表示情報送信手段と、
前記区画情報を更新するための更新指示情報をユーザー端末から受信し、前記更新指示情報に基づいて区画情報を更新する更新処理手段と、を備え
前記ユーザー端末が、
各前記区画とそれぞれ紐づけられた識別符号を読み取る読み取り手段と、
前記読み取った識別符号に紐づけられた区画の前記区画情報を更新するための前記更新指示情報を管理サーバに送信する更新指示情報送信手段と、
前記表示情報に基づいて、区画の使用状況を表示する表示手段を備える、区画使用状況確認システムである。
本発明のシステムは、各区画と紐づけられた識別符号をユーザー端末で読み取り、区画の使用情報を含む区画情報が更新される構成とすることで、一時離席等の状態に影響を受けず、正確な区画の使用情報を取得することができる。
本発明の好ましい形態では、
前記区画が、使用時間に応じて使用料金が発生する区画であって、
前記ユーザー端末が、
前記識別符号を読み取ると、管理サーバに、前記識別符号に対応した区画の使用時間の計測を開始するための計測開始指示情報を送信する計測開始指示情報送信手段を備え、
前記管理サーバが、
前記計測開始指示情報をユーザー端末から受信し、使用時間の計測を開始する計測処理手段と、
前記使用時間に応じた使用料金を計算する計算処理手段と、を備える。
このような構成を備えることで、区画を使用している時間を計測し、その使用料金を簡便に計算することができる。
本発明の好ましい形態では、
さらに、前記ユーザー端末が、
前記管理サーバが前記区画の使用時間の計測を行っている状態で、当該区画に紐づけられた前記識別符号を読み取ると、使用時間の計測を終了するための計測終了指示情報を管理サーバに送信する計測終了指示情報送信手段を備え、
前記計測処理手段は、ユーザー端末から計測終了指示情報を受信すると、使用時間の計測を終了し、区画の使用時間を算出する。
本発明の好ましい形態では、
前記空間内に、前記空間を撮像し、動画像を得る撮像部を備え、
前記撮像部は、
前記動画像を、前記管理サーバに送信する動画像送信手段を備え、
前記管理サーバは、空間内にいる人数情報を取得する人数情報取得手段と、
前記人数情報が示す人の数が所定数以下である場合、清掃指示を報知する清掃指示報知手段を有する。
このような構成を備えることで、ユーザーに不快感を与えることなく、空間の清掃を行うことができる。
本発明の好ましい形態では、前記識別符号は、紐づけられた区画内にそれぞれ備えられる。
本発明の好ましい形態では、
さらに、前記ユーザー端末が、
ユーザー端末の所有者の情報であるユーザー情報を管理サーバに送信するユーザー情報送信手段を備え、
前記記憶手段が、前記ユーザー情報を、ユーザーの区画の使用履歴情報と紐づけて記憶する。
このような構成を備えることで、どのような区画をどのような人物が使用しているかを把握することができ、空間の改装やサービス等を検討する上での分析に当該情報を利用することができる。
本発明の好ましい形態では前記記憶手段は、同一のユーザー端末が複数の前記識別符号を読み取った場合、前記ユーザー情報を、複数の区画の前記使用履歴情報と紐づけて記憶する。
従来のシステムでは、一人一席、または一人一区画を使用することが想定されているが、ユーザーがその施設を利用する目的によっては、複数の区画を占有することがしばしば想定される。
本発明は、どのようなユーザーが、どの程度の区画を利用しているかという情報を記憶することが可能であり、当該情報を分析に利用することができる。
また、前記課題を解決する本発明は、
複数の区画を有する空間における、各区画の使用状況を管理するためのプログラムであって、
ユーザー端末を、
各区画の使用状況情報を含む各区画情報とそれぞれ紐づけられた識別符号を読み取る読み取り手段と、
読み取った前記識別符号に紐づけられた前記区画情報を更新するための更新指示情報を管理サーバに送信する更新指示情報送信手段と、
前記使用状況情報に基づいた、区画の使用状況を表示する表示手段と、として動作させる。
本発明の好ましい形態では、
さらに、前記ユーザー端末を、
前記区画の使用時間の計測を開始するための情報を管理サーバに送信する計測開始情報送信手段と、
前記使用時間の計測を終了するための情報を管理サーバに送信する計測終了情報送信手段と、
前記区画の使用時間に応じて発生する使用料金を決済するための決済手段と、として動作させる。
また、本発明は、複数の区画を有する空間における、各区画の使用状況を管理するための管理サーバであって、
各区画の使用状況情報を含む区画情報を記憶する記憶手段と、
ユーザー端末に、前記区画情報を表示するための表示情報をユーザー端末に送信する表示情報送信処理手段と、
ユーザー端末から送信された区画情報を更新するための更新指示情報を受信し、前記区画情報を更新する更新処理手段と、を備える。
本発明の好ましい形態では、
さらに、ユーザー端末から送信された区画の使用時間の計測を開始するための計測開始指示情報を受信し、使用時間の計測を開始する計測処理手段と、
区画の使用料金を算出する計算処理手段を備え、
前記計測手段は、ユーザー端末から送信された区画の使用時間の計測を終了するための計測終了指示情報を受信すると、前記計測を終了し、使用時間を算出し、
前記計算手段は、算出された区画の使用時間に対応した使用料金を算出する。
本発明のシステム、プラグラム、及び管理サーバによれば、複数人が利用する施設における区画の使用状況を正確に把握することができる。
また、本発明によれば、簡便に区画の使用料金を算出することができる。
本実施形態のシステムにおける、機能ブロック図である。 本実施形態のシステムにおける、フローチャートである。 区画の使用状況を示す使用状況表示画面の模式図である。 空間内の区画(座席)を表わす模式図である。 ユーザー端末に表示された選択画面から、店舗の端末に飲食の注文情報を送信する形態を表わす模式図である。
以下本発明の一実施形態に係る管理システムについて詳述するが、本発明は、管理システムを構成する管理サーバ、及びユーザー端末を動作させるためのプログラムにも及ぶ。
図1は、本発明のシステムの一実施形態に係る機能ブロック図であり、ここに図示しない他の付加的な構成を備えてもよい。
例えば、本実施形態では区画使用状況システムの構成、動作等について説明するが、同様の構成の方法、サーバ装置、コンピュータプログラム、記録媒体等も、同様の作用効果を奏することができる。また、プログラムは、記録媒体に記憶させてもよい。この記録媒体を用いれば、例えばコンピュータに前記プログラムをインストールすることができる。ここで、前記プログラムを記憶した記録媒体は、例えばCD−ROM等の非一過性の記録媒体であっても良い。
本実施形態では、従量課金制のシェアスペースの利用に際して、本発明のシステムを利用した場合について例示する。
なお、本発明は、カフェ及びレストラン等の飲食店、カラオケ店及びボーリング場等の娯楽施設、自習室及びコワーキングスペース等のワークスペース等の種々の複数人が利用し、その使用区画の上限がある施設において、ユーザに対する区画の使用状況の提供に利用することが可能である。
本発明において、「区画」とは、ユーザが実質的に占有可能なスペースを意味し、座席及び部屋等に限らず、システム上区別されたスペースも含まれる。
例えば、バザーにおいて出店可能な空きスペースを確認するためのシステムとして本発明を利用する場合、実際のバザー会場には明確な区画がなくとも、システム上、当該バザー会場を分割するスペースが設定されていれば、本実施形態における「区画」に含まれる。
また、本発明において「空間」とは、上記区画を複数含む領域を意味し、飲食店等やカラオケ店等のように明確な領域である必要はない。例えば、公園の一部分を「空間」として設定し、当該公園の一部分を複数に分割したスペースを「区画」と設定してもよい。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
本実施形態の区画使用状況管理システム10は、管理サーバ20と、ユーザー端末30と、各区画にそれぞれ紐づけられた識別符号40を備える。
管理サーバ20としては、CPU(Central Processing Unit)などの演算装置、RAM(Random Access Memory)などの主記憶装置、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid state Drive)、フラッシュメモリなどの補助記憶装置、ネットワークへの接続手段を含む入出力手段等を備え、一般的なサーバ機器などのコンピュータ装置を用いることができる。
管理サーバ20は、各区画の使用状況情報を含む区画情報を記憶する、記憶手段200を備える。
ユーザー端末30としては、CPUなどの演算装置、RAMなどの主記憶装置、HDDやSSD、フラッシュメモリなどの補助記憶装置、ネットワークへの接続手段を含む入出力手段等を備えた、一般的なコンピュータ装置を用いることができる。例えば、タブレット端末、スマートフォンなどを好適に用いることができる。
本発明のユーザー端末30は、後述する識別符号40を読み取るための読み取り手段300を備える。読み取り手段300としては、ユーザー端末30に備えられたカメラが好適に例示できる。また、読み取り手段300は、外付けのコードリーダーであってもよい。
識別符号40としては、バーコード等の1次元コード、QRコード(登録商標)等の2次元コード、PMコード(登録商標)等の多次元コード等の識別子が好ましく例示できる。
また、識別符号40としては、経時的に符号が変化する識別符号、又は読み取る毎に符号が変化する識別符号が好ましい。
例えば、識別符号であるQRコードをモニターに表示させ、経時的にQRコードのセルの組み合わせを変更させる構成とすることができる。
図2は、本実施形態に係る、シェアスペースの使用開始から使用終了までのプロセスを表したフローチャートである。
図3は、本実施形態に係る、使用者のユーザー端末30の表示手段320に表示される、区画の使用状況を示す使用状況表示画面の模式図である。
空間SP10内に四角で表される部分が、それぞれ区画BL20に相当し、四角内が白く塗りつぶされている区画BL20は「未使用状態」を表わし、四角内にバツ印が表示されている区画BL20は、「使用状態」を表わす。
図4は、本実施形態に係る空間SP10内の区画BL20a及びBL20bを表わす模式図である。
以下、図2〜図4を参照に、「未使用状態」である区画BL20aの使用を開始し、使用を終了するまでの基本的な流れを説明する。
まずステップS10にて、ユーザー端末30の読み取り手段300を用いて、区画BL20aと紐づけられた識別符号40aを読み取る。
識別符号40aは、区画BL20a内に備えられており、本実施形態においては、区画BL20aに相当する机の上に識別符号40aが備えられている(図4)。
識別符号40は、空間SP10の区画BL20内に付することを要しない。例えば、複数の識別符号40が付された紙を用意し、空間SP10の中、又は空間SP10の外に設置しておく形態であってもよい。
利用したい区画BL20、又は利用を終了したい区画BL20とは異なる区画BL20と紐づけられた識別符号40を、誤って読み取ることを防止するという観点から、識別符号40は、空間SP10の区画BL20内に存することが好ましい。
本実施形態としては、机に識別符号40aを付する形態について例示したが、識別符号がどこに存するかは限定されず、椅子、床、壁等に識別符号を付する形態であってもよい。
例えば、空間SP10がカラオケルームである場合には、当該カラオケルームの扉に識別符号40を付する形態であってもよい。
次いでステップS11において、読み取った識別符号40aに紐づけられた区画BL20aが「未使用状態」であるため、ステップS12において、ユーザー端末30は、更新指示情報送信手段311、及び計測開始指示情報送信手段313により、識別符号40aに紐づけられた区画BL20aの更新指示情報、及び計測開始指示情報を、管理サーバ20に送信する。
前記更新指示情報、及び計測開始指示情報を受信した管理サーバ20は、更新処理手段211、及び計測処理手段213により、区画BL20aの状態を、「未使用状態」から「使用状態」に更新し、当該区画BL20aの使用時間の計測を開始する。
この時、図3の使用状況表示画面では、区画BL20aを表わす四角の内部にバツ印が表示される。
他のユーザーは、ユーザー端末を用いて、インターネット等を介して、管理サーバー20の表示情報送信処理手段から使用状況を表示するための情報である表示情報を受信して、使用状況表示画面にアクセスすることが可能である。
使用を終了する場合には、ユーザー端末30の読み取り手段300を用いて、再び識別符号40aを読み取る(ステップS10)。
そして、ステップS11にて、区画BL20aの状態が「使用状態」である場合、ステップS14にて、ユーザー端末30は、更新指示情報送信手段311及び計測開始指示情報送信手段314により、区画BL20aの更新指示情報、及び計測終了指示情報を管理サーバ20に送信する。
ステップS15にて、更新指示情報、及び計測終了指示情報を受信した管理サーバ20は、更新処理手段211、及び計測処理手段213により、区画BL20aの状態を「使用状態」から「未使用状態」に更新し、使用時間の計測を終了する。
次いで、ステップS16にて、管理サーバ20は、計算処理手段により、区画BL20aの使用時間に応じた使用料金の算出を行う。
算出方法として、例えば、記憶手段200に、使用時間に応じた使用料金が「500円/30分」といった料金情報を予め記憶させておく。
計算処理手段214は、記憶手段200から前記料金情報を読み取り、実際の使用時間と照らし合わせることで、使用料金を算出する構成とすることができる。
使用料金は、全ての区画BL20で一律である必要はなく、区画BL20の広さ及びパーテーションの有無等に応じて、異なる料金を設定することができる。
使用料金の決済の方法として、ユーザー端末手段30は、クレジットカード決済、QRコード決済、及び電子マネー決済等の決済手段330を有し、管理サーバ20が、算出した使用料金の情報をユーザー端末30に送信し、ユーザーが予め設定した決済手段330により、自動的に料金が支払われる構成とすることができる。
さらに、ユーザー端末30が、識別符号40を読み取ると、ユーザー端末30の所有者の情報であるユーザー情報を管理サーバに送信するユーザー情報送信手段312を備える形態とすることができる。
ユーザー情報は、例えば、空間SP10の使用を会員登録制とし、予めユーザーにユーザー情報を入力させる構成とすることができる。ユーザー情報としては、例えば、性別、年齢、職種及び区画の主な使用目的等が挙げられる。
前記管理サーバ20は、ユーザー情報を受信すると、ユーザー情報をユーザーの区画の使用履歴情報と紐づけて、記憶手段200に記憶する。
当該ユーザー情報と使用履歴情報は、管理サーバ20側で閲覧することができる。
ユーザー情報と使用履歴情報は、空間SP10を改善、改装するにあたり、どのようなユーザーがどのような区画BL20を好んで使用しているかを分析するための情報として用いることができる。
例えば、勉強を目的とするユーザーが、パーテーション付きの席を好んで使用する傾向にあることがユーザー情報、及び使用履歴情報から分析できた場合であって、勉強を目的とするユーザーに対して、パーテーション付きの席が少ない場合には、パーテーション付きの席を増設する等の改善を行うことができる。
さらに、区画BL20は、1人のユーザーに対して1つの区画BL20に限られず、1人のユーザーが複数の区画BL20を利用可能な構成とすることができる。
この場合、同一のユーザー端末30で、複数の識別符号40を読み取ると、管理サーバ20は、ユーザー情報を、複数の区画の使用履歴情報と紐づけて記憶手段200に記憶する。
このような構成とすることで、どのようなユーザーが、どの程度のスペースを必要としているかを分析することができる。
同一のユーザーが複数の区画BL20の使用を終了する場合、何れか1つの区画BL20に備えられた識別符号40を読み取ることで、当該区画BL20の計測終了指示情報と、他の区画BL20の計測終了指示情報を併せて送信可能な構成とすることが好ましい。
このような構成とすることで、使用終了時のユーザーの負担を軽減することができる。
また、複数の区画BL20のうち、少なくとも何れか一つの区画BL20に関する計測終了指示情報を送信可能な構成とすることも好ましい。
このような構成とすることで、状況に応じて必要な区画BL20の数を変動することができる。
例えば、一人のユーザーが、区画BL20a、区画BL20b、及び区画BL20cを使用している場合、何れかの区画に備えられた識別符号40を読み取ると、区画BL20a、区画BL20b、及び区画BL20cの何れの区画の使用を終了するか選択する画面がユーザー端末30に表示され、ユーザーが選択した区画BL20の計測終了指示情報を送信する構成とすることが好ましい。
また、空間SP10内には、空間SP10を撮像し、動画像を得る撮像部50を備える構成が好ましい。撮像部50としては、監視カメラが例示できる。
撮像部50は、管理サーバ20に撮像した動画像送信手段500を備え、前記管理サーバは、前記動画像から、空間内にいる人数情報を取得する人数情報取得手段220を備える。人数情報取得手段220としては、本出願日において既に製品化されている、動画像を用いて人数をリアルタイムでカウントできるソフトウェアを用いることができる。
管理サーバ20は、人数情報が示す人の数が所定の数以下である場合、報知部60を介して清掃指示を報知する清掃指示報知手段を有する。
報知部60は、例えば、モニター、及びスピーカー等であり、管理室等に設置される。
このような構成とすることで、ユーザーに不快な気持ちを与えないように、人が少ない時間帯を狙って空間SP10内の清掃を行うことができる。
また、撮像部50は、区画BL20の不正利用者を検出するための不正検出手段としても用いることができる。
例えば、管理室のモニターに、撮像部50が撮像するリアルタイムの動画と、区画の使用状況表示画面とを表示させ、空間SP10の管理人が監視することで、識別符号40を読み取らないで区画BL20を不正利用しているユーザーを検出することができる。
好ましくは、撮像部50が撮像する動画像と、空間SP10のレイアウト、及び区画BL20の使用状況情報を紐づけて、使用状況が「未使用状態」である区画に、一定時間滞在する人がいた場合に、これを不正利用として自動検出する構成とする。
このような構成とすることで、不正利用者を確実に検出することができる。
撮像部50は、空間SP10内に複数備えられていてもよい。
また、本発明のシステムは、ユーザーが、計測終了指示情報を送信するための識別符号40の読み取りを忘れた場合には、読み取りを忘れていることをユーザーに報知し、又は強制的に計測を終了することができる構成を備えることが好ましい。
例えば、読み取り手段300により識別符号40を読み取ると、ユーザー端末30の表示手段320には、識別符号40に紐づけられた区画BL20の使用時間を入力する画面が表示される構成とする。ユーザーは、ユーザー端末30の入力手段により、使用予定時間を入力し、計測開始指示情報と、入力した使用予定時間の経過後に計測を終了するための計測終了指示情報を送信する。
管理サーバ20は、受信した計測開始指示情報に基づいて使用時間の計測を開始し、入力された使用時間の経過後に、計測を終了する。
別の構成としては、管理サーバ20は、所定時間毎にユーザー端末30に、区画BL20の使用終了を誘起させるための使用終了誘起情報を送信するための使用終了誘起手段を備えてもよい。
例えば、管理サーバ20は、ユーザー端末30に、「区画の使用開始から30分が経過しました。使用を終了する場合には、識別符号を読み取ってください。」というようなメッセージを送信する。
本発明のシステムの一実施形態について説明したが、本発明のシステムは、様々な形態に適用することができる。
別の実施形態として、個室を有するペットカフェを空間とし、個室を区画とした形態とすることができる。
この時、識別符号は、例えば個室にいるペットの首輪に付することができる。
当該実施形態においては、個室の使用状況と同時に、どのペットが現在対応中かの情報を使用状況表示画面に表示させることで、ユーザーは、お気に入りのペットと会えるか否かを予め確認することができる。
別の実施形態として、カラオケ店を空間とし、個室を区画とした形態とすることができる。
この場合、識別符号は、個室のドアに備える形態とすることができる。
このような実施形態においては、使用状況表示画面に、個室の使用状況と併せて、個室の利用終了予定時間を併せて表示することで、次のユーザーの待ち時間を軽減することができる。
また、識別符号を読み取ると、ユーザー端末30の表示手段に、区画の使用開始、又は使用終了の他に、飲食メニューの注文が選択可能な画面が表示する形態とすることができる(図5)。
飲食メニューを選択すると、注文された飲食の情報、及びどの区画からの注文であるかを示す区画識別情報を含む飲食注文情報がカラオケ店の厨房に備えられた注文受信手段に送信され、注文受信手段は、飲食注文情報を受信すると、厨房に備えられた端末装置70に飲食注文情報を表示するか、紙に飲食注文情報を出力する。
飲食の注文に伴う料金は、管理サーバが計算処理手段により、個室の使用料金に加算され、上述した決済手段により、決済される。
このように、飲食品を注文できる構成は、カラオケ店に本発明のシステムを適用した場合に限らず、上述したシェアスペース、及びペットカフェを含む、様々な形態に適用可能である。
また、本発明のシステムは、軽減税率適用後のテイクアウト可能な飲食店に適用することができる。
軽減税率適用後には、飲食品をテイクアウトで利用する場合には、8%の消費税がかかり、イートインを利用する場合には10%の消費税がかかることが発表されている。
この軽減税率について、少しでも費用を安くしようとする人が、テイクアウトであると店員に告げた上で、席を不正利用する問題が生じる恐れがある。
本発明のシステムを適用すれば、このような不正利用を防ぐことが可能となる。
ユーザーは、事前に当該飲食店の会員登録を行い、ユーザー情報を入力しておく。会員登録は、Webページ、及びアプリ等を用いて行うことができる。
次に会計時に、店員はユーザーにテイクアウトか、イートインかの意志確認を行い、イートインである意志確認を行った場合、管理サーバ20と相互に通信可能なレジスターを用いて、当該ユーザーのユーザー情報を管理サーバに記録する。
ユーザーは、商品を受け取った後、ユーザー端末を用いて、空いている座席に着席し、座席に備えられた識別符号を読み取ると、ユーザー端末は、座席の更新指示情報とユーザー情報を送信する。
管理サーバは、受信したユーザー情報が、記憶手段に記憶された、予めイートインであると意志確認を行ったユーザー情報と一致するかを照合する照合手段を備える。
照合ができた場合、管理サーバは、更新手段により、座席の使用状況を「未使用状態」から「使用状態」に更新する。
照合ができなかった場合、管理サーバは、前記レジスターに、照合が取れなかったユーザーが座席を使用しようとしている旨の不正利用情報と、当該座席がどの座席かを示す座席情報をレジスターに送信する。
当該不正利用情報、及び座席情報を確認した店員は、当該ユーザーに注意を促すことができる。
また、不正利用者が、識別符号を読み取らない場合には、撮像部が撮像する動画像と、空間のレイアウト、及び座席の使用状況情報を紐づけて、使用状況が「未使用状態」である座席に、一定時間滞在する人がいた場合に、これを不正利用として自動検出する構成とすることで、不正利用を防止することができる。
また、会計時に、ユーザー端末が備える決済手段を用いて、テイクアウトである旨を告げて会計を行った上で、席を利用とした場合には、2%分の差額を、自動で引き落とす構成としてもよい。
また、会計時に、ユーザー端末が備える決済手段を用いて、イートインである旨を告げて会計を行った上で、席を利用しなかった場合、ユーザー情報の照合が所定時間取れなかった場合、自動で2%の差額を返還する構成としてもよい。
このように本発明のシステムを利用することで、ユーザーは、飲食店における座席の使用状況を確認できると同時に、店舗側は、座席の不正利用を防止することができる。
本発明は、一定の区画をユーザーが占有する形態のサービスに応用することができる。
10 区画使用状況管理システム
20 管理サーバ
200 記憶手段
210 処理手段
211 更新処理手段
212 ユーザ情報記憶処理手段
213 計測処理手段
214 計算処理手段
215 表示情報送信処理手段
220 人数情報取得手段
230 清掃指示情報報知手段
30 ユーザ端末
300 読み取り手段
310 送信手段
311 更新指示情報送信手段
312 ユーザー情報送信手段
313 計測開始指示情報送信手段
314 計測終了指示情報送信手段
320 表示手段
330 決済手段
40 識別符号
50 撮像部
500 動画像送信手段
60 報知部

Claims (11)

  1. 複数の区画を有する空間における各区画の使用状況を管理するための管理サーバと、ユーザー端末と、がネットワークを介して通信可能に構成される、区画使用状況管理システムであって、
    前記管理サーバが、
    各区画の使用状況情報を含む区画情報を記憶する記憶手段と、
    ユーザー端末に、前記区画情報を表示するための表示情報をユーザー端末に送信する表示情報送信手段と、
    前記区画情報を更新するための更新指示情報をユーザー端末から受信し、前記更新指示情報に基づいて区画情報を更新する更新処理手段と、を備え
    前記ユーザー端末が、
    各前記区画とそれぞれ紐づけられた識別符号を読み取る読み取り手段と、
    前記読み取った識別符号に紐づけられた区画の前記区画情報を更新するための前記更新指示情報を管理サーバに送信する更新指示情報送信手段と、
    前記表示情報に基づいて、区画の使用状況を表示する表示手段を備える、区画使用状況確認システム。
  2. 前記区画が、使用時間に応じて使用料金が発生する区画であって、
    前記ユーザー端末が、
    前記識別符号を読み取ると、管理サーバに、前記識別符号に対応した区画の使用時間の計測を開始するための計測開始指示情報を送信する計測開始指示情報送信手段を備え、
    前記管理サーバが、
    前記計測開始指示情報をユーザー端末から受信し、使用時間の計測を開始する計測処理手段と、
    前記使用時間に応じた使用料金を計算する計算処理手段と、を備える、請求項1に記載のシステム。
  3. さらに、前記ユーザー端末が、
    前記管理サーバが前記区画の使用時間の計測を行っている状態で、当該区画に紐づけられた前記識別符号を読み取ると、使用時間の計測を終了するための計測終了指示情報を管理サーバに送信する計測終了指示情報送信手段を備え、
    前記計測処理手段は、ユーザー端末から計測終了指示情報を受信すると、使用時間の計測を終了し、区画の使用時間を算出することを特徴とする、請求項2に記載のシステム。
  4. 前記空間内に、前記空間を撮像し、動画像を得る撮像部を備え、
    前記撮像部は、
    前記動画像を、前記管理サーバに送信する動画像送信手段を備え、
    前記管理サーバは、前記動画像から、空間内にいる人数情報を取得する人数情報取得手段と、
    前記人数情報が示す人の数が所定数以下である場合、清掃指示を報知する清掃指示報知手段を有することを特徴とする、請求項1〜3の何れか一項に記載のシステム。
  5. 前記識別符号は、紐づけられた区画内にそれぞれ備えられることを特徴とする、請求項1〜4の何れか一項に記載のシステム。
  6. さらに、前記ユーザー端末が、
    ユーザー端末の所有者の情報であるユーザー情報を管理サーバに送信するユーザー情報送信手段を備え、
    前記記憶手段が、前記ユーザー情報を、ユーザーの区画の使用履歴情報と紐づけて記憶することを特徴とする、請求項1〜5の何れか一項に記載のシステム。
  7. 前記記憶手段は、同一のユーザー端末が複数の前記識別符号を読み取った場合、前記ユーザー情報を、複数の区画の前記使用履歴情報と紐づけて記憶することを特徴とする、請求項6に記載のシステム。
  8. 複数の区画を有する空間における、各区画の使用状況を管理するためのプログラムであって、
    ユーザー端末を、
    各区画の使用状況情報を含む各区画情報とそれぞれ紐づけられた識別符号を読み取る読み取り手段と、
    読み取った前記識別符号に紐づけられた前記区画情報を更新するための更新指示情報を管理サーバに送信する更新指示情報送信手段と、
    前記使用状況情報に基づいた、区画の使用状況を表示する表示手段と、として動作させることを特徴とする、プログラム。
  9. さらに、前記ユーザー端末を、
    前記区画の使用時間の計測を開始するための情報を管理サーバに送信する計測開始情報送信手段と、
    前記使用時間の計測を終了するための情報を管理サーバに送信する計測終了情報送信手段と、
    前記区画の使用時間に応じて発生する使用料金を決済するための決済手段と、として動作させることを特徴とする、請求項8に記載のプログラム。
  10. 複数の区画を有する空間における、各区画の使用状況を管理するための管理サーバであって、
    各区画の使用状況情報を含む区画情報を記憶する記憶手段と、
    ユーザー端末に、前記区画情報を表示するための表示情報をユーザー端末に送信する表示情報送信処理手段と、
    ユーザー端末から送信された区画情報を更新するための更新指示情報を受信し、前記区画情報を更新する更新処理手段と、を備える、管理サーバ。
  11. さらに、ユーザー端末から送信された区画の使用時間の計測を開始するための計測開始指示情報を受信し、使用時間の計測を開始する計測処理手段と、
    区画の使用料金を算出する計算処理手段を備え、
    前記計測手段は、ユーザー端末から送信された区画の使用時間の計測を終了するための計測終了指示情報を受信すると、前記計測を終了し、使用時間を算出し、
    前記計算手段は、算出された区画の使用時間に対応した使用料金を算出することを特徴とする、請求項10に記載の管理サーバ。

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