JP2019117425A - 情報処理装置、及びその制御方法、プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 時間帯に応じて会計待ちの顧客の並び方が変わる店舗であっても、レジスターごとの会計待ちの顧客の人数をより適切に特定する仕組みを提供すること。【解決手段】 時間帯ごとに、撮像手段が撮像した映像に含まれる人物の人数を計数するエリア、及び、当該エリア内の人物を、どのレジスターに対して会計待ちする人物として計数するのかを示すエリアの種別が定められたレイアウト情報を対応して記憶する記憶手段と、撮像手段が撮影した映像の撮影時刻、又は現在時刻の時間帯に対応して前記記憶手段に記憶されたレイアウト情報を特定する特定手段と、前記映像を解析して、前記特定手段により特定されたレイアウト情報により定められたエリア内の人数と、当該レイアウト情報により定められたエリアの種別と用いて、レジスターごとの会計待ち人数を計数する計数手段と、を備えることを特徴とする。【選択図】 図6
Description
本発明は、情報処理装置、及びその制御方法、プログラムに関し、特に、時間帯に応じて会計待ちの顧客の並び方が変わる店舗であっても、レジスターごとの会計待ちの顧客の人数をより適切に特定するための技術に関する。
従来、予め設定されたエリア内の人数(レジ待ちの人数)をカウントして、所定時人数がカウントされた場合には、発報することが提案されている。
特許文献1には、会計を待つ顧客の人数に基づいて、新たにレジ装置の稼働を指示する報知を行うことが提案されている。
また、特許文献2には、時間帯毎に監視エリアの設定が可能であることが記載されている。
しかしながら、顧客が少ない時間帯では、各レジスターに会計待ちの顧客を並ばせ、また、顧客が多い時間帯では、会計待ちの顧客を1つの列に並ばせて、複数のレジスターのいずれかが空いたら、その空いたレジスターに顧客が移動して会計を行わせる場合がある。又は、その逆で、顧客が多い時間帯では、各レジスターに会計待ちの顧客を並ばせ、また、顧客が少ない時間帯では、会計待ちの顧客を1つの列に並ばせて、複数のレジスターのいずれかが空いたら、その空いたレジスターに顧客が移動して会計を行わせる場合がある。
このように、顧客が少ない時間帯と、顧客が多い時間帯とで顧客の並び方を変える店舗において、特許文献1のように、会計待ちエリアが固定であると、より適切な会計待ち人数を効率的にカウントすることは難しく、店員に対して、誤ったアラートを行ってしまうおそれが高い。
また、稼働中のどのレジスターも会計待ちの顧客で多い場合に、空きのレジスターを稼働させるように店員にアラートを出す仕組みが考えられる。
しかしながら、例えば、複数のレジスターに対する会計待ちの顧客が1列に並んでいる場合、どこのレジスターでの会計待ちの顧客で多く、空きのレジスターを稼働させる必要があるのかを適切に判定することが難しい。
上記特許文献1、及び2には、このような課題を想定していないため、時間帯に応じて会計待ちの顧客の並び方が変わる店舗であっても、レジスターごとの会計待ちの顧客の人数をより適切に特定することは出来ない。
そこで、本発明の目的は、時間帯に応じて会計待ちの顧客の並び方が変わる店舗であっても、レジスターごとの会計待ちの顧客の人数をより適切に特定することができる仕組みを提供することである。
本発明は、時間帯ごとに、撮像手段が撮像した映像に含まれる人物の人数を計数するエリア、及び、当該エリア内の人物を、どのレジスターに対して会計待ちする人物として計数するのかを示すエリアの種別が定められたレイアウト情報を対応して記憶する記憶手段と、撮像手段が撮影した映像を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された映像を撮像した撮影時刻、又は現在時刻の時間帯に対応して前記記憶手段に記憶されたレイアウト情報を特定する特定手段と、前記取得手段により取得された映像を解析して、前記特定手段により特定されたレイアウト情報により定められたエリア内の人数と、当該レイアウト情報により定められたエリアの種別と用いて、レジスターごとの会計待ち人数を計数する計数手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、撮像手段が撮像した映像に含まれる所定のエリア内の人数を計数する計数手段と、前記計数手段により計数された人数と、前記計数手段で人数を計数する所定のエリア内の人物を、どのレジスターに対して会計待ちする人物として計数するのかを示すエリアの種別とに基づいて、レジスターごとの会計待ち人数を特定する特定手段と、前記映像を撮影した撮影時刻、又は現在時刻に応じて、前記特定手段で用いる前記エリアの種別を変更する変更手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、時間帯ごとに、撮像手段が撮像した映像に含まれる人物の人数を計数するエリア、及び、当該エリア内の人物を、どのレジスターに対して会計待ちする人物として計数するのかを示すエリアの種別が定められたレイアウト情報を対応して記憶する記憶手段を備えた情報処理装置における制御方法であって、撮像手段が撮影した映像を取得する取得工程と、前記取得工程により取得された映像を撮像した撮影時刻、又は現在時刻の時間帯に対応して前記記憶手段に記憶されたレイアウト情報を特定する特定工程と、前記取得工程により取得された映像を解析して、前記特定工程により特定されたレイアウト情報により定められたエリア内の人数と、当該レイアウト情報により定められたエリアの種別と用いて、レジスターごとの会計待ち人数を計数する計数工程と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、情報処理装置における制御方法であって、撮像手段が撮像した映像に含まれる所定のエリア内の人数を計数する計数工程と、前記計数工程により計数された人数と、前記計数工程で人数を計数する所定のエリア内の人物を、どのレジスターに対して会計待ちする人物として計数するのかを示すエリアの種別とに基づいて、レジスターごとの会計待ち人数を特定する特定工程と、前記映像を撮影した撮影時刻、又は現在時刻に応じて、前記特定工程で用いる前記エリアの種別を変更する変更工程と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、コンピュータを、上述の情報処理装置の各手段として機能させるためのプログラムを特徴とする。
本発明によれば、時間帯に応じて会計待ちの顧客の並び方が変わる店舗であっても、レジスターごとの会計待ちの顧客の人数をより適切に特定することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の情報処理システムのシステム構成の一例を示すである。
図1(A)は、第1の情報処理システムのシステム構成の一例であり、図1(B)は、第2の情報処理システムのシステム構成の一例である。
まず、第1の情報処理システム(図1(A))について説明する。
図1(A)に示す第1の情報処理システムは、ネットワークカメラ101と、クライアント端末102と、警告手段103と、POSレジシステム106とを備えている。
ネットワークカメラ101と、クライアント端末102と、警告手段103と、POSレジシステム106とは、LAN等のネットワーク104を介して相互に通信可能に接続されている。
ネットワークカメラ101は、例えば、店舗内に設置されており、顧客がレジでの会計を待つエリアを撮影可能に設置されている。
ネットワークカメラ101は、撮影した映像を解析して、エリアで会計を待っている顧客が所定人数以上であると判定された場合には、アラートを警告手段103に出力する機能を備えている。本実施形態において、映像とは、動画、フレーム画像(群)、又は静止画である。
POSレジシステム106は、店舗内の複数のレジスター(単にレジとも言う)と通信可能なシステムであり、当該各レジの稼働状況を示す情報(図7の稼働レジ管理テーブル703)を管理している装置である。ここで、稼働とは、例えば、レジの電源が入っていること、又は、店員がレジを使用するためにレジに対して必要な設定(例えば認証等)が済んだ状態であること、あるいは、店員がレジ前でレジを操作しレジが会計を行うことが可能な状態であることを含む。
クライアント端末102は、ネットワークカメラ101が撮影した映像(動画や静止画)の表示、後述する枠402(人数をカウントするエリア)の設定をユーザ(店員)から受け付ける情報処理装置である。
クライアント端末102は、ユーザにより、レイアウト種別ごとに、矩形等の枠402をレジ401ごとにそれぞれ対応するように設定を受け付け、当該設定されたデータを、ネットワークカメラ101に送信する。そして、ネットワークカメラ101は、当該データを受信すると、当該データを図8のレジ対応枠管理テーブル801として設定する。クライアント端末102は、パソコンやタブレットPC等の端末を含む。
後述する枠402は、レジ対応枠管理テーブル801の「レイアウト」に示される配置情報(枠の位置情報)に基づいて、映像に重畳して配置される。そして、当該枠内の人に対して後述の解析処理が行われる。
警告手段103は、ネットワークカメラ101から、アラートを受信すると、警光灯などを光らせて光で店員にアラートを知らせる機能、あるいは、サイレンなどの音で店員にアラートを知らせる機能を備えている。また、この警告手段103は、クライアント端末102が備えているものとしてもよい。クライアント端末102と、警告手段103は、例えば、店員の控室などに設けられている。
後述する図6に示す処理は、図1(A)に示す第1の情報処理システムのネットワークカメラ101のCPUが実行することができる。
次に、第2の情報処理システム(図1(B))について説明する。
図1(B)に示す第2の情報処理システムは、ネットワークカメラ101と、クライアント端末102と、警告手段103と、サーバ105と、POSレジシステム106とを備えている。
図1(A)に示す第1の情報処理システムとは、サーバ105を備えている点で異なる。そのため、異なる点についてのみ説明する。
図1(B)に示す第2の情報処理システムは、ネットワークカメラ101のCPUではなくサーバ105のCPUが、後述する図6を実行することが可能である。
ネットワークカメラ101と、クライアント端末102と、警告手段103と、サーバ105と、POSレジシステム106とは、LAN等のネットワーク104を介して相互に通信可能に接続されている。
サーバ105は、ネットワークカメラ101が撮影した映像(ライブ映像の動画又は静止画)をネットワークカメラ101から受信すると、その映像を解析して、エリアで会計を待っている顧客が所定人数以上であると判定された場合に、アラートを警告手段103に出力する機能を備えている。
警告手段103は、サーバ105から、アラートを受信すると、警光灯などを光らせて光で店員にアラートを知らせる機能、あるいは、サイレンなどの音で店員にアラートを知らせる機能を備えている。
図1に示すネットワークカメラ101、及びサーバ105は、本発明の情報処理装置の適用例である。情報処理装置
図2は、図1に示すクライアント端末102、サーバ105、及びPOSレジシステム106に適用可能な情報処理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図2は、図1に示すクライアント端末102、サーバ105、及びPOSレジシステム106に適用可能な情報処理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図2に示すように、情報処理装置は、システムバス204を介してCPU(Central Processing Unit)201、ROM(Read Only Memory)203、RAM(Random Access Memory)202、入力コントローラ205、ビデオコントローラ206、メモリコントローラ207、および通信I/Fコントローラ208が接続される。
CPU201は、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。
ROM203あるいは外部メモリ211等の記憶装置は、CPU201が実行する制御プログラムであるBIOS(Basic Input/Output System)やOS(Operating System)や、本情報処理方法を実現するためのコンピュータ読み取り実行可能なプログラムおよび必要な各種データ(データテーブルを含む)を保持している。
RAM202は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM203あるいは外部メモリ211からRAM202にロードし、ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現する。
入力コントローラ205は、入力装置209(入力デバイス)からの入力を制御する。入力装置209としては、キーボード、タッチパネル、マウス等のポインティングデバイス等が挙げられる。
なお、入力装置209がタッチパネルの場合、ユーザがタッチパネルに表示されたアイコンやカーソルやボタンに合わせて押下(指等でタッチ)することにより、各種の指示を行うことができることとする。
また、タッチパネルは、マルチタッチスクリーンなどの、複数の指でタッチされた位置を検出することが可能なタッチパネルであってもよい。
ビデオコントローラ206は、ディスプレイ装置210などの外部出力装置への表示を制御する。ディスプレイは本体と一体になったノート型パソコンのディスプレイも含まれるものとする。なお、外部出力装置はディスプレイに限ったものははく、例えばプロジェクタであってもよい。また、前述のタッチ操作により受け付け可能な装置については、入力装置209を提供する。
なおビデオコントローラ206は、表示制御を行うためのビデオメモリ(VRAM)を制御することが可能で、ビデオメモリ領域としてRAM202の一部を利用することもできるし、別途専用のビデオメモリを設けることも可能である。
メモリコントローラ207は、外部メモリ211へのアクセスを制御する。外部メモリとしては、ブートプログラム、各種アプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、および各種データ等を記憶する外部記憶装置(ハードディスク)、フレキシブルディスク(FD)などのメモリ等を利用可能である。
通信I/Fコントローラ208は、ネットワークを介して外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いた通信、Wi−Fi、および3G回線、LTE回線を用いた通信が可能である。
なお、外部メモリ211等の記憶装置は情報を永続的に記憶するための媒体であって、その形態をハードディスク等の記憶装置に限定するものではない。例えば、SSD(Solid State Drive)などの媒体であってもよい。
また本実施形態における通信端末で行われる各種処理時の一時的なメモリエリアとしても利用可能である。
尚、CPU201は、例えばRAM202内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、ディスプレイ装置210上での表示を可能としている。また、CPU201は、ディスプレイ装置210上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
次に、図3を用いて、図1に示したネットワークカメラ101(情報処理装置)のハードウェア構成の一例について説明する。
図3は、ネットワークカメラ101のハードウェアの構成を示す構成図である。
CPU301は、システムバス304に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM302あるいは外部メモリ305には、CPU301の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、画像処理サーバ108の実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。RAM303は、CPU301の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
CPU301は、処理の実行に際して必要なプログラム等をRAM303にロードして、プログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
メモリコントローラ(MC)306は、ブートプログラム、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ、画像データ等を記憶するハードディスク(HD)やPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるスマートメディア(登録商標)等の外部メモリ305へのアクセスを制御する。
カメラ部307は、画像処理部308と接続されており、監視対象に対して向けられたレンズを透過して得られた光をCCDやCMOS等の受光セルによって光電変換を行った後、RGB信号や補色信号を画像処理部308に対して出力する。
画像処理部308は、RGB信号や捕色信号に基づいて、ホワイトバランス調整、ガンマ処理、シャープネス処理を行い、更に、YC信号処理を施して輝度信号Yとクロマ信号(以下、YC信号)を生成し、YC信号を所定の圧縮形式(例えばJPEGフォーマット、あるいはMotionJPEGフォーマット等)で圧縮し、この圧縮されたデータは、画像データとして外部メモリ305へ一時保管される。
通信I/Fコントローラ(通信I/FC)309は、ネットワークを介して、外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行しており、外部メモリ305に記憶された画像データは、通信I/Fコントローラ309によって外部機器へ送信される。
次に、図6に示すフローチャートを用いて、ネットワークカメラ101、又はサーバ105が実行する処理について説明する。
図6は、会計待ち人数に係るアラート出力条件を満たした場合にアラートを出力する処理を示すフローチャートの一例である。
ここでは、ネットワークカメラ101のCPU301が、図6に示す処理を実行するものとして説明する。図6に示す処理を、サーバ105のCPUが実行する処理とする場合には、ネットワークカメラ101をサーバ105と読み替えればよい。ただ、この場合、S603においては、サーバ105が、ネットワークカメラ101が撮影した映像を取得するものとする。
図6に示す処理を、サーバ105のCPUが実行する処理とする場合には、レジ対応可能スタッフ人数管理テーブル701、人数カウント枠のレイアウトテーブル702、アラート出力条件テーブル704、レジ対応枠管理テーブル801の各テーブルは、サーバ105のメモリ等の記憶手段に記憶されているものとし、稼働レジ管理テーブル703はPOSレジシステム106のメモリ等の記憶手段に記憶されているものとする。
また、図6に示す処理を、ネットワークカメラ101のCPUが実行する処理とする場合には、レジ対応可能スタッフ人数管理テーブル701、人数カウント枠のレイアウトテーブル702、アラート出力条件テーブル704、レジ対応枠管理テーブル801の各テーブルは、ネットワークカメラ101のメモリ等の記憶手段に記憶されているものとし、稼働レジ管理テーブル703はPOSレジシステム106のメモリ等の記憶手段に記憶されているものとする。
まず、ネットワークカメラ101は、現在時刻を取得する(S601)。
そして、ネットワークカメラ101は、S601で取得した現在時刻に対応するレイアウトを設定(適用)する(S602)。
S602は、本発明の特定手段の適用例であり、現在時刻の時間帯に対応して記憶手段に記憶されたレイアウト情報を特定する。これにより、エリアの種別を変更されることとなる。
ネットワークカメラ101は、メモリ等の記憶手段に図7の人数カウント枠のレイアウトテーブル702を記憶している。
図7の702は、人数カウント枠のレイアウトテーブルの一例を示す図である。
人数カウント枠のレイアウトテーブル702は、「時間」と「レイアウト種別」との項目が対応付けて記憶されている。
「時間」は、時間帯が記憶されている。また、「レイアウト種別」は、当該時間帯に適用する枠402のレイアウトの種別が記憶されている。
例えば、図7に示す人数カウント枠のレイアウトテーブル702には、9時から11時までは、レイアウト1(例えば、図4)の枠402のレイアウトが適用され、11時から13時までは、レイアウト2(例えば、図5)の枠402のレイアウトが適用されることが示されている。
図4は、ネットワークカメラ101が撮影した映像であって、レイアウト種別がレイアウト1の枠402が設定(適用)された映像の一例を示す図である。
また、図5は、ネットワークカメラ101が撮影した映像であって、レイアウト種別がレイアウト2の枠403が設定(適用)された映像の一例を示す図である。
そのため、ネットワークカメラ101は、S602において、S601で取得した現在時刻に対応して、人数カウント枠のレイアウトテーブル702に登録されているレイアウト種別のレイアウトを設定(適用)する。
ネットワークカメラ101は、ネットワークカメラ101が撮影した映像を取得する(S603)。
S604は、本発明の取得手段の適用例であり、撮像手段が撮影した映像を取得する。
S602において、S601で取得した現在時刻に対応して、人数カウント枠のレイアウトテーブル702に登録されているレイアウト種別のレイアウトを特定したが、他の例として、S603で取得した映像を撮影した撮影時刻の時間帯に対応して、人数カウント枠のレイアウトテーブル702に登録されているレイアウト種別のレイアウトを特定するようにしてもよい。このようにレイアウト種別が特定されることで、レジスターごとの会計待ち人数を特定するS606の特定手段で用いるエリアの種別を変更する。この処理は、本発明の変更手段の適用例であり、撮像手段が映像を撮影した撮影時刻に応じて、レジスターごとの会計待ち人数を特定するS606の特定手段で用いるエリアの種別を変更する。
次に、ネットワークカメラ101は、稼働レジ(稼働しているレジ)の情報を取得する(S604)。
具体的には、ネットワークカメラ101は、POSレジシステム106のメモリ等の記憶手段に記憶されている稼働レジ管理テーブル703を、POSレジシステム106から取得する。
そして、ネットワークカメラ101は、稼働レジ管理テーブル903の「稼働/非稼働」に「○」が格納されているレコードの「レジ情報」に格納されている識別情報(レジ情報)を、稼働レジの情報として取得する。
図7の703は、稼働レジ管理テーブル703の一例を示す図である。
稼働レジ管理テーブル703は、レジを識別する識別情報が格納される「レジ情報」の項目と、当該識別情報により識別されるレジが稼働しているか、稼働していないかを示す情報が格納される「稼働/非稼働」の項目とを備えている。「稼働/非稼働」には、稼働しているレジについては、「○」が格納され、稼働していないレジについては、「×」が格納される。
そして、ネットワークカメラ101は、S604で取得した稼働レジの情報(識別情報)ごとに対応する枠402を特定する(S605)。
具体的には、ネットワークカメラ101は、図8に示すレジ対応枠管理テーブル801を、メモリ等の記憶手段に記憶されており、レジ対応枠管理テーブル801を参照して、S602で設定されたレイアウト種別、及び、S604で取得された稼働レジの情報(識別情報)に対応する枠402を特定する。
図8は、レジ対応枠管理テーブル801の一例を示す図である。
レジ対応枠管理テーブル801は、「レジ情報」、「レイアウト1」、「レイアウト2」の項目を備えている。
「レジ情報」には、レジを識別する識別情報が格納されており、図8の例では、「レジ401A」、「レジ401B」、「レジ401C」、「レジ401D」が登録されている。
また、レイアウト種別を示す「レイアウト1」には、「枠402A」、「枠402B」、「枠402C」、「枠402D」の4つ枠の配置情報が格納されている。
「レイアウト1」の、「枠402A」、「枠402B」、「枠402C」、「枠402D」の配置例を図4に示す。
図8に示すように、レイアウト1を適用する場合には、「レジ401A」に対して、「枠402A」が対応付けられて登録されており、これは、「レジ401A」のレジに並ぶ人を計測するエリアを定める枠が「枠402A」であることを意味している。
また、同様に、「レジ401B」に対して、「枠402B」が対応付けられて登録されており、これは、「レジ401B」のレジに並ぶ人を計測するエリアを定める枠が「枠402B」であることを意味している。
また、同様に、「レジ401C」に対して、「枠402C」が対応付けられて登録されており、これは、「レジ401C」のレジに並ぶ人を計測するエリアを定める枠が「枠402C」であることを意味している。
また、同様に、「レジ401D」に対して、「枠402D」が対応付けられて登録されており、これは、「レジ401D」のレジに並ぶ人を計測するエリアを定める枠が「枠402D」であることを意味している。
また、レイアウト種別を示す「レイアウト2」には、「枠403A」、「枠403B」、「枠403C」、「枠403D」、「枠403E」の5つ枠の配置情報が格納されている。
「レイアウト2」の、「枠403A」、「枠403B」、「枠403C」、「枠403D」、「枠403E」の配置例を図5に示す。
図8に示すように、レイアウト2を適用する場合には、「レジ401A」に対して、「枠403A」が対応付けられて登録されており、これは、「レジ401A」のレジに並ぶ人を計測するエリアを定める枠が「枠403A」であることを意味している。
また、同様に、「レジ401B」に対して、「枠403B」が対応付けられて登録されており、これは、「レジ401B」のレジに並ぶ人を計測するエリアを定める枠が「枠403B」であることを意味している。
また、同様に、「レジ401C」に対して、「枠403C」が対応付けられて登録されており、これは、「レジ401C」のレジに並ぶ人を計測するエリアを定める枠が「枠403C」であることを意味している。
また、同様に、「レジ401D」に対して、「枠403D」が対応付けられて登録されており、これは、「レジ401D」のレジに並ぶ人を計測するエリアを定める枠が「枠403D」であることを意味している。
また、「枠403E」に対して、「共通枠」が対応付けて登録されており、これは、「レジ401A」、「レジ401B」、「レジ401C」、「レジ401D」のレジのいずれかで会計を行うことになる人を計測する共通エリアとして定めた枠が「枠403E」であることを意味している。
例えば、図5に示す枠403A、枠403B、枠403C、枠403Dのそれぞれで囲まれた各エリアの人の会計が終わるにつれて、図5に示す枠403Eで囲まれるエリア(共通エリア)に並んでいる人が、枠403A、枠403B、枠403C、枠403Dのそれぞれで囲まれた各エリアのいずれかのエリアに移動して、会計を行う形態に対応するように、レイアウト2が登録されている。
レジ対応枠管理テーブル801が示す「枠401A〜D」、「枠403A〜E」は、撮像手段(カメラ部307及び又は画像処理部308)が撮像した映像に含まれる人物の人数を計数するエリアを示している。
また、当該エリア内の人物を、どのレジスターに対して会計待ちする人物として計数するのかを示すエリアの種別が、レジ対応枠管理テーブル801の「レジ情報」の項目に格納される。
レジ対応枠管理テーブル801の「レジ情報」の項目に格納されているレジ401A〜レジ401Dは、本発明の個別エリアの第2種別の一例である。
例えば、レジ対応枠管理テーブル801の「レジ情報」の項目に格納されている情報がレジ401A(第2種別)でレイアウト1の場合、枠402Aのエリアが、レジ401Aの1つのレジスターに対応する個別エリアであって、当該個別エリア内の人物を当該レジスターに対して会計待ちする人物として計数する個別エリアであることを示している。
また、レジ対応枠管理テーブル801の「レジ情報」の項目に格納されている共通枠は、本発明の共通エリアの第1種別の一例である。
例えば、レジ対応枠管理テーブル801の「レジ情報」の項目に格納されている情報が共通枠(第1種別)でレイアウト2の場合、枠403Eのエリアは、稼働中の複数のレジスター(レジ401A〜D)に対応する共通エリアであって、当該共通エリア内の人物を当該複数のレジスターに対して会計待ちする人物として計数する共通エリアであることを示している。
このように、人数カウント枠のレイアウトテーブル702、及びレジ対応枠管理テーブル801は、時間帯ごとに、撮像手段が撮像した映像に含まれる人物の人数を計数するエリア、及び、当該エリア内の人物を、どのレジスターに対して会計待ちする人物として計数するのかを示すエリアの種別が定められたレイアウト情報を対応して記憶している。
レイアウト情報には、エリアの種別として、稼働中の複数のレジスターに対応する共通エリアであって、当該共通エリア内の人物を当該複数のレジスターに対して会計待ちする人物として計数する共通エリアの第1種別、及び1つレジスターに対応する個別エリアであって、当該個別エリア内の人物を当該レジスターに対して会計待ちする人物として計数する個別エリアの第2種別の何れかが定められている。
次に、ネットワークカメラ101は、S605において、レジ対応枠管理テーブル801の、S602で設定されたレイアウト種別を示す列に示される枠で、かつ、S604で取得された稼働レジの情報(レジ情報)に対応してレジ対応枠管理テーブル801に記憶された枠を、稼働レジの情報(識別情報)ごとに対応する枠として特定する。また、ここで、S602で設定されたレイアウト種別がレイアウト2の場合には、共通枠である枠403Eも、稼働レジの情報(識別情報)に対応する枠として特定する。
このようにして、ネットワークカメラ101は、稼働しているレジに人が並ぶエリアの枠を特定する。
そして、ネットワークカメラ101は、S605で特定された枠内のエリアにいる人物を検出して、当該エリアにいる人数を計測する(S606)。
S606では、S605で特定された各枠のエリアごとの人物をエリアごとに検出して、当該エリアごとにいる人数を計測する。S606は、本発明の計数手段の適用例であり、撮像手段が撮像した映像に含まれる所定のエリア内の人数を計数する。
また、当該エリアの種別が個別エリアの第2種別である場合には、当該エリアの人数を、当該エリア(枠)に対応してレジ対応枠管理テーブル801に記憶されているレジ情報に示されるレジの会計待ち人数として計数する。
また、当該エリアの種別が共通エリアの第1種別である場合には、当該エリアの人数を、当該エリア(枠)に対応してレジ対応枠管理テーブル801に記憶されているレジ情報に示されるレジ(共通枠(レジ401A〜D))のうち稼働中のレジ(レジ401A〜C)の会計待ち人数として計数する。そして、当該計数された会計待ち人数を、稼働中のレジ(レジ401A〜C)の台数で割ることで得られた値を、各稼働中のレジ(レジ401A〜C)のそれぞれで会計待ちしている人数として計数する。
このように、S606は、本発明の計数手段の適用例であり、S603の取得手段により取得された映像を解析して、特定手段により特定されたレイアウト情報により定められたエリア内の人数と、当該レイアウト情報により定められたエリアの種別と用いて、レジスターごとの会計待ち人数を計数する。
このように、ネットワークカメラ101は、計数された人数と、当該人数を計数する所定のエリア内の人物を、どのレジスターに対して会計待ちする人物として計数するのかを示すエリアの種別とに基づいて、レジスターごとの会計待ち人数を特定する(特定手段)。
次に、ネットワークカメラ101は、図7に示すアラート出力条件テーブル704を参照して、S602で設定されたレイアウト種別に対応するアラート出力条件を特定する(S607)。
図7の704は、アラート出力条件テーブルの一例を示す図である。
アラート出力条件テーブル704は、ネットワークカメラ101のメモリ等の記憶手段に記憶されている。
アラート出力条件テーブル704は、「レイアウト種別」、「アラート出力条件」が対応付けて登録されている。
「レイアウト種別」には、レイアウトの種別が登録される。
また、「アラート出力条件」には、S610で出力するアラートを出力するための条件が記憶されている。
図7の704の例では、S602で設定された「レイアウト種別」が「レイアウト1」の場合のアラート出力条件は、「S605で特定されたエリアごとのそれぞれで3人以上の人物が会計待ちしていること」であることを示し、また、S602で設定された「レイアウト種別」が「レイアウト2」の場合のアラート出力条件は、「稼働中のレジに対応するエリアと共通エリア内の人数(S605で特定された各エリア内の人数の合計値)を、稼働中のレジの数で除算して得られた値が4人以上であること」であることを示している。
704は、本発明のアラート出力条件の適用例であり、レイアウト情報(レイアウト種別)に対して、アラートを出力するための条件が記憶されている。また、S609の判定条件も、本発明のアラート出力条件として用いられる。
アラート出力条件テーブル704に示すように、共通エリア(共通枠)の第1種別が定められたレイアウト情報(レイアウト2)に対して記憶されているアラート出力条件は、個別エリア(個別枠)の第2種別が定められたレイアウト情報(レイアウト1)に対して記憶されているアラート出力条件と異なる。
共通エリア(共通枠)の第1種別が定められたレイアウト情報(レイアウト2)に対して記憶されているアラート出力条件は、704の例では、「稼働中のレジに対応するエリアと共通エリア内の人数(S605で特定された各エリア内の人数の合計値)を、稼働中のレジの数で除算して得られた値が4人以上であること」であり、
共通エリア(共通枠)の第1種別、及び個別エリア(個別枠)の第2種別が定められたレイアウト情報(レイアウト2)に対して記憶されているアラート出力条件は、704で例として、「稼働中のレジに対応するエリアと共通エリア内の人数(S605で特定された各エリア内の人数の合計値)を、稼働中のレジの数で除算して得られた値が4人(所定人数)以上であること」と示している通り、当該レイアウト情報(レイアウト2)に定められた共通エリアに対応する稼働中のレジスターの台数と、共通エリアの人数と、当該レイアウト情報に定められた個々の個別エリアの人数と、に応じてアラートを出力するアラート出力条件である。
共通エリア(共通枠)の第1種別、及び個別エリア(個別枠)の第2種別が定められたレイアウト情報(レイアウト2)に対して記憶されているアラート出力条件は、704で例として、「稼働中のレジに対応するエリアと共通エリア内の人数(S605で特定された各エリア内の人数の合計値)を、稼働中のレジの数で除算して得られた値が4人(所定人数)以上であること」と示している通り、当該レイアウト情報(レイアウト2)に定められた共通エリアに対応する稼働中のレジスターの台数と、共通エリアの人数と、当該レイアウト情報に定められた個々の個別エリアの人数と、に応じてアラートを出力するアラート出力条件である。
個別エリア(個別枠)の第2種別が定められたレイアウト情報(レイアウト1)に対して記憶されているアラート出力条件は、704で例として、「S605で特定されたエリアごとのそれぞれで3人以上(所定人数)の人物が会計待ちしていること」704で例として、当該レイアウト情報(レイアウト1)に定められた個々の個別エリアの人数に応じてアラートを出力するアラート出力条件である。
ネットワークカメラ101は、S607において、S602で設定されたレイアウト種別に対応して、アラート出力条件テーブル704に記憶されているアラート出力条件を特定すると、S606で計測された計測結果が、当該特定されたアラート出力条件を満たすか否かを判定する(S608)。
ネットワークカメラ101は、S602で設定されたレイアウト種別がレイアウト2である場合には、S604で取得した識別情報の数を稼働中のレジの数として特定し、S605で特定された各エリア内の人数の合計値を算出して、当該合計値を、稼働中のレジの数で除算して得られた値が4人以上であるか否かを判定することにより、アラート出力条件を満たすか否かを判定する。
ネットワークカメラ101は、S608で、アラート出力条件を満たすと判定された場合には(YES)、処理をS609に移行して、一方、アラート出力条件を満たさないと判定あれた場合には(NO)、処理をS601に戻す。
ネットワークカメラ101は、S609において、空いているレジがあり、レジの対応が可能な店員(スタッフ)がいるかを判定する。
具体的には、ネットワークカメラ101は、POSレジシステム106のメモリ等の記憶手段に記憶されている稼働レジ管理テーブル703を取得し、当該稼働レジ管理テーブル703に基づいて、稼働していない空いているレジ(非稼働のレジ)があるか否かを判定する。
ネットワークカメラ101は、稼働レジ管理テーブル703の「稼働/非稼働」に「×」が格納されているか否かを判定することにより、非稼働のレジがあるか否かを判定する。
また、ネットワークカメラ101は、「稼働/非稼働」に格納されている「×」に対応する「レジ情報」に格納される識別情報により識別されるレジを、非稼働のレジとして特定する。
また、ネットワークカメラ101は、現在時刻のレジの対応が可能な店員(スタッフ)の人数(レジ対応可能スタッフ人数)から、稼働レジ管理テーブル703の「稼働/非稼働」に「○」が格納されている数を減算した値が1以上であるか否かを判定することにより、レジの対応が可能な店員(スタッフ)がいるかを判定する。
図7の701は、レジ対応可能スタッフ人数管理テーブルの一例を示す図である。
レジ対応可能スタッフ人数管理テーブル701は、ネットワークカメラ101のメモリ等の記憶手段に記憶されている。
レジ対応可能スタッフ人数管理テーブル701は、時間帯ごとの、レジの対応が可能な店員(スタッフ)の人数(レジ対応可能スタッフ人数)が記憶されている。
そのため、ネットワークカメラ101は、現在時刻の時間帯に対応して、レジ対応可能スタッフ人数管理テーブル701に記憶されているレジ対応可能スタッフ人数から、稼働レジ管理テーブル703の「稼働/非稼働」に「○」が格納されている数を減算した値を、空いているレジ対応可能スタッフの人数として、レジの対応が可能な店員(スタッフ)がいるかを判定する。
ネットワークカメラ101は、S609において、空いているレジがあり、レジの対応が可能な店員(スタッフ)がいると判定された場合には(YES)、処理をS610に移行し、一方、空いているレジが無い、又は、レジの対応が可能な店員(スタッフ)がいないと判定された場合には(NO)、処理をS601に移行する。
ネットワークカメラ101は、S610において、アラートを出力する。
具体的には、ネットワークカメラ101は、警告手段103に、空きのレジに店員を行かせて当該レジで会計を行うようにするためのアラート信号を送信(出力)する。
そして、警告手段103は、当該アラート信号を受信すると、例えば、警光灯を光らせて、空いている店員に、空きのレジに店員を行かせて当該レジで会計を行うことを伝える。また、クライアント端末102が警告手段103を備えている場合は、表示部に、空きのレジに店員を行かせて当該レジで会計を行う旨を表示する。また、ネットワークカメラ101は、ネットワークカメラ101が特定した非稼働のレジを示す情報を、アラート信号と共に警告手段103に送信し、警告手段103が、当該非稼働のレジを示す情報を受信すると、当該非稼働のレジを示す情報を当該表示部に表示するようにすることもできる。
そして、ネットワークカメラ101は、S610の処理を実行すると、処理をS601に戻す。
S610は、本発明の出力手段の適用例であり、S607の計数手段により計数された会計待ち人数が、特定手段により特定されたレイアウト情報に対するアラート出力条件を満たした場合に、アラートを出力する。
以上、本発明によれば、時間帯に応じて会計待ちの顧客の並び方が変わる店舗であっても、レジスターごとの会計待ちの顧客の人数をより適切に特定することができる。
本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、本発明におけるプログラムは、図示したフローチャートの処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムであり、本発明の記憶媒体は当該処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムが記憶されている。なお、本発明におけるプログラムは各装置の処理方法ごとのプログラムであってもよい。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムを読み出し、実行することによっても本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、EEPROM、シリコンディスク等を用いることが出来る。
また、コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、ひとつの機器から成る装置に適用しても良い。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
さらに、本発明を達成するためのプログラムをネットワーク上のサーバ、データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
101 ネットワークカメラ
102 クライアント端末
103 警告手段
104 ネットワーク
105 サーバ
106 POSレジシステム
102 クライアント端末
103 警告手段
104 ネットワーク
105 サーバ
106 POSレジシステム
Claims (11)
- 時間帯ごとに、撮像手段が撮像した映像に含まれる人物の人数を計数するエリア、及び、当該エリア内の人物を、どのレジスターに対して会計待ちする人物として計数するのかを示すエリアの種別が定められたレイアウト情報を対応して記憶する記憶手段と、
撮像手段が撮影した映像を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された映像を撮像した撮影時刻、又は現在時刻の時間帯に対応して前記記憶手段に記憶されたレイアウト情報を特定する特定手段と、
前記取得手段により取得された映像を解析して、前記特定手段により特定されたレイアウト情報により定められたエリア内の人数と、当該レイアウト情報により定められたエリアの種別と用いて、レジスターごとの会計待ち人数を計数する計数手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 前記レイアウト情報には、前記エリアの種別として、稼働中の複数のレジスターに対応する共通エリアであって、当該共通エリア内の人物を当該複数のレジスターに対して会計待ちする人物として計数する共通エリアの第1種別、及び1つレジスターに対応する個別エリアであって、当該個別エリア内の人物を当該レジスターに対して会計待ちする人物として計数する個別エリアの第2種別の何れかが定められていることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記記憶手段は、前記レイアウト情報に対して、アラートを出力するための条件であるアラート出力条件を記憶し、
前記計数手段により計数された会計待ち人数が、前記特定手段により特定されたレイアウト情報に対するアラート出力条件を満たした場合に、アラートを出力する出力手段を備え、
前記第1種別が定められたレイアウト情報に対して記憶されているアラート出力条件は、前記第2種別が定められたレイアウト情報に対して記憶されているアラート出力条件と異なることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記第1種別が定められたレイアウト情報に対して記憶されているアラート出力条件は、当該レイアウト情報に定められた共通エリアに対応する稼働中のレジスターの台数と、前記共通エリアの人数とに応じてアラートを出力するアラート出力条件であることを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
- 前記第1種別、及び前記第2種別が定められたレイアウト情報に対して記憶されているアラート出力条件は、当該レイアウト情報に定められた共通エリアに対応する稼働中のレジスターの台数と、前記共通エリアの人数と、当該レイアウト情報に定められた個々の個別エリアの人数とに応じてアラートを出力するアラート出力条件であることを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
- 前記第2種別が定められたレイアウト情報に対して記憶されているアラート出力条件は、当該レイアウト情報に定められた個々の個別エリアの人数に応じてアラートを出力するアラート出力条件であることを特徴とする請求項3乃至5の何れか1項に記載の情報処理装置。
- 撮像手段が撮像した映像に含まれる所定のエリア内の人数を計数する計数手段と、
前記計数手段により計数された人数と、前記計数手段で人数を計数する所定のエリア内の人物を、どのレジスターに対して会計待ちする人物として計数するのかを示すエリアの種別とに基づいて、レジスターごとの会計待ち人数を特定する特定手段と、
前記映像を撮影した撮影時刻、又は現在時刻に応じて、前記特定手段で用いる前記エリアの種別を変更する変更手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 前記エリアの種別は、稼働中の複数のレジスターに対応する共通エリアであって、当該共通エリア内の人物を当該複数のレジスターに対して会計待ちする人物として計数する共通エリアを示す第1種別、及び1つレジスターに対応する個別エリアであって、当該個別エリア内の人物を当該レジスターに対して会計待ちする人物として計数する個別エリアを示す第2種別を含むことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 時間帯ごとに、撮像手段が撮像した映像に含まれる人物の人数を計数するエリア、及び、当該エリア内の人物を、どのレジスターに対して会計待ちする人物として計数するのかを示すエリアの種別が定められたレイアウト情報を対応して記憶する記憶手段を備えた情報処理装置における制御方法であって、
撮像手段が撮影した映像を取得する取得工程と、
前記取得工程により取得された映像を撮像した撮影時刻、又は現在時刻の時間帯に対応して前記記憶手段に記憶されたレイアウト情報を特定する特定工程と、
前記取得工程により取得された映像を解析して、前記特定工程により特定されたレイアウト情報により定められたエリア内の人数と、当該レイアウト情報により定められたエリアの種別と用いて、レジスターごとの会計待ち人数を計数する計数工程と、
を備えることを特徴とする制御方法。 - 情報処理装置における制御方法であって、
撮像手段が撮像した映像に含まれる所定のエリア内の人数を計数する計数工程と、
前記計数工程により計数された人数と、前記計数工程で人数を計数する所定のエリア内の人物を、どのレジスターに対して会計待ちする人物として計数するのかを示すエリアの種別とに基づいて、レジスターごとの会計待ち人数を特定する特定工程と、
前記映像を撮影した撮影時刻、又は現在時刻に応じて、前記特定工程で用いる前記エリアの種別を変更する変更工程と、
を備えることを特徴とする制御方法。 - コンピュータを、請求項1から8のいずれか1項に記載された情報処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017249640A JP2019117425A (ja) | 2017-12-26 | 2017-12-26 | 情報処理装置、及びその制御方法、プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017249640A JP2019117425A (ja) | 2017-12-26 | 2017-12-26 | 情報処理装置、及びその制御方法、プログラム |
Publications (1)
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017249640A Pending JP2019117425A (ja) | 2017-12-26 | 2017-12-26 | 情報処理装置、及びその制御方法、プログラム |
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JP (1) | JP2019117425A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022088653A1 (zh) * | 2020-10-30 | 2022-05-05 | 深圳市商汤科技有限公司 | 场景监测方法、装置、电子设备、存储介质及程序 |
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2017
- 2017-12-26 JP JP2017249640A patent/JP2019117425A/ja active Pending
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WO2022088653A1 (zh) * | 2020-10-30 | 2022-05-05 | 深圳市商汤科技有限公司 | 场景监测方法、装置、电子设备、存储介质及程序 |
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