JP2004355317A - 従業員管理システムおよび従業員管理プログラム - Google Patents

従業員管理システムおよび従業員管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】従業員の勤務状態の管理および評価を行い、売り上げの増加および客席の回転率の向上を図るための従業員管理システムおよび従業員管理プログラムを得ることを目的とする。
【解決手段】従業員携帯用の無線ICタグ111と、無線ICタグ111が記憶している従業員IDを読み取るための1以上のIDセンサー101,102,105と、各IDセンサーにより読み取られた従業員IDのデータを、IDセンサーごとに、読み取りを行った時刻のデータとともに記憶する客席状況テーブル106aと、客席状況テーブル106aに記憶されている上記データに基づいて、客席状態の監視を行い、指示データを生成する監視手段106fとを備えている。また、上記データを蓄積保存する従業員動線履歴記憶手段106dと、それに基づいて解析を行う履歴解析部106eとが設けられている。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、従業員管理システムおよび従業員管理プログラムに関し、特に、レストラン等の接客を行う店舗における従業員の勤務状態の管理を行うための従業員管理システムおよび従業員管理プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のレストランのシステムとして、会計処理が終了したときに、オーダリングコントローラが、従業員が所持するハンディターミナルに対して、会計処理の終わったテーブルの下膳および次の顧客のための準備を行うように指示データを送信するものが提案されている(例えば、特許文献1参照。)
【0003】
【特許文献1】
特開2002−245553号公報
【0004】
当該特許文献1のシステムにおいては、レストランのフロアを複数のエリアに分け、当該エリアに対して通信ベース(またはアンテナ)を設け、オーダリングコントローラで各エリアと通信ベースとの対応表を用意する。従業員が所持するハンディターミナルは通信ベースと無線通信し、POSレジスタ1で会計処理が終了したとき、オーダリングコントローラは、この対応表を検索して、該当のハンディターミナルに対してテーブルセット指示データを送信する。この指示データをハンディターミナルの表示部に表示して、該当従業員がテーブルセットを実行可能にする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来のシステムにおいては、会計処理が終わったテーブルの片づけだけは、オーダリングコントローラからの指示により行うことができるが、飲食中の顧客に対するサービスに関しては、全く管理することができないという問題点があった。
【0006】
一般に、レストランでは、追加注文をとるためや、テーブルの喫食済みの食器を片づけるため等に、従業員がテーブルに頻繁に近づくことが売り上げの増加、客席の回転率の向上につながる。一方、レストランの従業員は、パートアルバイトが中心であり、時給で働く場合が多いため、監視がなければ、それほど積極的に業務を行わないという傾向がある。簡易に評価する手段がなく、テーブルサービスをどのくらい行っているかを捉えられず、勤務状態を管理および評価することができないという問題点があった。
【0007】
この発明は、かかる問題点を解決するためになされたものであり、従業員の勤務状態の管理および評価を行い、売り上げの増加および客席の回転率の向上を図るための従業員管理システムおよび従業員管理プログラムを得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明は、各従業員に対して付与された従業員IDが記憶されている従業員携帯用の無線記憶媒体と、店舗内の1以上の所定の設置場所に設けられ、当該設置場所を中心とする所定の範囲以内に上記無線記憶媒体が進入してきた場合に、当該無線記憶媒体が記憶している上記従業員IDを読み取るための1以上のID読み取り手段と、各上記ID読み取り手段により読み取られた上記従業員IDのデータを、上記ID読み取り手段に付与された識別番号ごとに、当該読み取りを行った時刻のデータとともに記憶する客席状況記憶手段と、上記ID読み取り手段が上記従業員IDを読み取る毎に、上記客席状況記憶手段に記憶されている上記従業員IDのデータと上記時刻のデータとを更新する更新手段と、上記客席状況記憶手段に記憶されている上記データに基づいて、客席状態の監視を行い、指示データを生成する監視手段と、上記指示データを出力する指示データ出力手段とを備えた従業員管理システムである。
【0009】
また、上記客席状況記憶手段に記憶されている上記時刻のデータは、読み取り開始時刻と読み取り終了時刻とを含んでいる。
【0010】
また、上記指示データ出力手段は、上記指示データを画面表示するための端末装置から構成されている。
【0011】
また、上記指示データ出力手段は、上記指示データに従って警報を発生するための警報手段を有するオーダー入力端末から構成されている。
【0012】
また、上記監視手段は、上記客席状況記憶手段に記憶されている上記データに基づいて、予め設定された所定の条件を満たすID読み取り手段を検出して、当該ID読み取り手段の設置場所へ従業員を派遣させるための指示データを生成する。
【0013】
また、上記所定の条件は、上記従業員IDの読み取り時刻から所定時間が経過することであって、上記監視手段は、上記客席状況記憶手段に記憶されている上記時刻のデータに基づいて、最終の従業員ID読み取り時刻から所定時間が経過しているID読み取り手段を検出して、当該ID読み取り手段の設置場所へ従業員を派遣させるための指示データを生成する。
【0014】
また、上記ID読み取り手段は客席テーブルに設けられており、上記客席状況記憶手段は、会計処理が終了した客席テーブルについては、会計処理終了情報を上記データとともに記憶しており、上記所定の条件は、会計処理が終了することであって、上記監視手段は、上記客席状況記憶手段に記憶されている上記会計処理終了情報に基づいて、会計処理が終了している客席テーブルのID読み取り手段を検出して、当該ID読み取り手段の設置場所へ従業員を派遣させて片づけを促すための指示データを生成する。
【0015】
また、上記客席状況記憶手段に記憶されている上記データを動線データとして蓄積記憶する従業員動線履歴記憶手段と、上記従業員動線履歴記憶手段に記憶されている動線データに基づいて、各従業員についての時間とともに変化する当該従業員の動きを解析して、評価データを生成する解析手段とをさらに備えている。
【0016】
また、上記解析手段は、上記動線データに関する1以上の所定の条件を設定し、当該各条件ごとに評価点を定めた評価基準テーブルを有し、当該評価基準テーブルに基づいて、上記動線データの評価点を算出する。
【0017】
また、上記解析手段は、上記評価データを表形式で表示する。
【0018】
また、この発明は、各従業員に対して付与された従業員IDが記憶されている従業員携帯用の無線記憶媒体と、店舗内の1以上の所定の設置場所に設けられ、当該設置場所を中心とする所定の範囲以内に上記無線記憶媒体が進入してきた場合に、当該無線記憶媒体が記憶している上記従業員IDを読み取るための1以上のID読み取り手段と、各上記ID読み取り手段により読み取られた上記従業員IDのデータを、上記ID読み取り手段に付与された識別番号ごとに、当該読み取りを行った時刻のデータとともに記憶する客席状況記憶手段と、上記ID読み取り手段が上記従業員IDを読み取る毎に、上記客席状況記憶手段に記憶されている上記従業員IDのデータと上記時刻のデータとを更新する更新手段と、上記客席状況記憶手段に記憶されていた上記データを収集して、動線データとして蓄積記憶する従業員動線履歴記憶手段と、上記従業員動線履歴記憶手段に記憶されている動線データに基づいて、各従業員についての時間とともに変化する当該従業員の動きを解析して、評価データを生成する解析手段とを備えた従業員管理システムである。
【0019】
また、上記解析手段は、上記動線データに関する1以上の所定の条件を設定し、当該各条件ごとに評価点を定めた評価基準テーブルを有し、当該評価基準テーブルに基づいて、上記動線データの評価点を算出する。
【0020】
また、上記解析手段は、上記評価データを表形式で表示する。
【0021】
また、この発明は、各従業員に対して付与された従業員IDを従業員携帯用の無線記憶媒体に記憶させるステップと、店舗内の1以上の所定の設置場所に当該無線記憶媒体が記憶している上記従業員IDを読み取るための1以上のID読み取り手段を設けるステップと、上記ID読み取り手段の当該設置場所を中心とする所定の範囲以内に上記無線記憶媒体が進入してきた場合に、当該無線記憶媒体が記憶している上記従業員IDを読み取るステップと、各上記ID読み取りステップにより読み取られた上記従業員IDのデータを、設置場所ごとに付与された識別番号ごとに、当該読み取りを行った時刻のデータとともに記憶するステップと、上記従業員IDを読み取る毎に、記憶されている上記従業員IDのデータと上記時刻のデータとを更新する更新ステップと、記憶された上記データに基づいて、客席状態の監視を行い、指示データを生成するステップと、上記指示データを出力するステップとを備えた従業員管理プログラムである。
【0022】
また、各従業員に対して付与された従業員IDを従業員携帯用の無線記憶媒体に記憶させるステップと、店舗内の1以上の所定の設置場所に当該無線記憶媒体が記憶している上記従業員IDを読み取るための1以上のID読み取り手段を設けるステップと、上記ID読み取り手段の当該設置場所を中心とする所定の範囲以内に上記無線記憶媒体が進入してきた場合に、当該無線記憶媒体が記憶している上記従業員IDを読み取るステップと、各上記ID読み取りステップにより読み取られた上記従業員IDのデータを、設置場所ごとに付与された識別番号ごとに、当該読み取りを行った時刻のデータとともに記憶するステップと、上記従業員IDを読み取る毎に、記憶されている上記従業員IDのデータと上記時刻のデータとを更新する更新ステップと、記憶された上記データを収集して、動線データとして蓄積記憶するステップと、上記動線データに基づいて、各従業員についての時間とともに変化する当該従業員の動きを解析して、評価データを生成する解析ステップとを備えた従業員管理プログラムである。
【0023】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、本発明の従業員管理システムの全体の構成を示した概念図である。本発明の従業員管理システムは、従業員に個人別IDを識別することができる無線ICタグを持たせ、従業員の動線を記録することにより、従業員のサービス状況を管理および評価するためのシステムである。
【0024】
図1において、100は無線ICタグを携帯している従業員、101は厨房に設置され、調理が完了したメニューの皿が置かれるIDセンサー付き配膳台、102はIDセンサー付き客席テーブル、103は厨房で調理を行っている調理人、104は客席テーブル102で飲食をしている顧客、105は顧客104が喫食後に会計処理を行うIDセンサー付きPOSターミナル、106はシステム全体の制御を行うコントローラ、107は従業員100が所持しているオーダー入力端末(ハンディターミナル)、108は従業員への指示データを表示するためのコンピュータ装置等の端末装置から構成された指示端末(または従業員端末)、109は、コントローラ106から出力される従業員動線履歴評価書である。なお、図1においては、図示を省略しているが、IDセンサーは、他の場所にも必要に応じて設置するようにしてもよい。例えば、下膳した食器を置く下膳台や、従業員の待機場所であるウォーターステーション、レストランの入り口等に設置する。
【0025】
本実施の形態に係る従業員管理システムの動作について図1に基づいて簡単に説明する。まずはじめに、従業員100に無線ICタグ(図2の符号111)とオーダー入力端末107とを持たせる。なお、無線ICタグとオーダー入力端末107とは、別体で構成してもよいが、一体構成するようにしてもよい。また、無線ICタグには、従業員毎に付与された従業員の識別番号である従業員IDが記憶されている。配膳台101、客席テーブル102およびPOSターミナル105には、従業員100の無線ICタグに記憶されている従業員IDを読み取るためのIDセンサーが取り付けてあるため、各IDセンサーで従業員の無線ICタグを読み取ることにより、どの従業員がいつどこのテーブルに近づいたか等の記録データを得ることができる。記録データは、コントローラ106内に記憶され、各従業員100の動線が生成され、サービス状況の評価のための分析がなされ、従業員動線履歴評価書109が紙出力されるか、あるいは、画面表示される。また、コントローラ106は、当該記録データから、顧客104が着席しながら一定時間従業員100が誰も来ていないテーブルを検出し、当該客席テーブル102へのサービスを促すために、従業員100に対する指示データを指示端末108に表示する。さらに、店の業態等の必要に応じて、顧客110にも、無線タグ付き会員証を配布して、来店時に検出して、前回来店時と同じ担当従業員100にサービスを指示するようにしてもよい。
【0026】
次に、図2を用いて、本実施の形態に係る従業員管理システムの詳細な構成について説明する。図2において、図1と同一の構成については、同一符号を付して示している。図2に示すように、コントローラ106内には、客席テーブルの状況のデータが記憶されている客席状況テーブル(図3参照)106aと、レストランの各メニューに関するデータが記憶されているメニューマスタ106bと、各顧客104から受けたオーダーのデータが記憶されているオーダー管理テーブル106cと、客席状況テーブル106aの情報が動線データとして蓄積記憶される従業員動線履歴記憶部106dと、従業員動線履歴記憶部106dの動線データに基づいて、従業員の勤務状態の解析を行って図1の従業員動線履歴評価書109を出力する履歴解析部106eと、客席状況テーブル106aのデータに基づいて従業員の動作を監視して必要なサービスを指示するための指示データを生成する監視部106fと、監視部106fが生成した指示データを指示端末108に表示する表示部106gと、監視部106fが生成した指示データに基づいて従業員100のオーダー入力端末107により従業員に対して警報を発する警告部106hとが設けられている。なお、警報としては、アラーム音や所定の音楽等により知らせるようにしてもよいが、音を発さずに、例えば、オーダー入力端末107にバイブレータ機能を設けておいて振動により警告を知らせるか、オーダー入力端末107にアラーム点滅ランプ(図示せず)を設けておいて、光の点滅により警告を知らせるようにする。なお、警告の具体的な指示(No.001テーブルに行きなさい等のメッセージ)については、オーダー入力端末107の画面に表示する。
【0027】
図3に、客席状況テーブル106aの一例を示す。図3に示すように、客席状況テーブル106aには、各IDセンサーの整理番号(IDセンサーNo)と、テーブル、POSターミナル、配膳台の別を示す分類データと、各客席テーブルの整理番号(テーブルNo)および着席/未着席/会計済みの別と、各IDセンサーの設置場所でのサービスの開始時刻と終了時刻のうち最終のものである最終従業員接客開始・終了時刻と、開始および終了時の当該接客を行った従業員100のIDとが記憶されている。なお、会計済みデータについては、POSターミナル105からデータが入力されるものとする。
【0028】
図4にメニューマスタ106bの一例を示し、図5にオーダー管理テーブル106cの一例を示す。メニューマスタ106bには、各メニューに関するデータが記憶されている。また、オーダー管理テーブル106cには、オーダー入力端末107に入力されてそこからコントローラ106に無線送信された各オーダーのオーダー受付時刻、テーブルの整理番号(テーブルNo.)、メニューの整理番号(メニューNo.)、個数、状態(調理中、配膳中、下膳済、会計済)に関するデータが記憶されている。オーダー管理テーブル106cには、すべてのオーダー履歴が残されているため、各客席テーブル毎のファーストオーダーの時刻と内容、追加オーダー、会計時刻などの情報を得ることができる。
【0029】
図6に、従業員動線履歴記憶部106dの一例を示す。図6に示すように、従業員動線履歴記憶部106dには、従業員IDごとに、当該従業員が接近したIDセンサーの整理番号(IDセンサーNo.)と、当該IDセンサーの設置場所での授業員の滞在時間を示す接客開始・終了時刻と、評価点とが記憶されている。なお、従業員動線履歴記憶部106dは、客席状況テーブル106aのデータが送信されて蓄積されたものである。どのタイミングでデータが送信されてくるかは適宜設計するようにすればよいが、例えば、客席状況テーブル106aのデータに新しいデータが書き込まれる毎に送信されるようにすればよい。
【0030】
従業員動線履歴記憶部106dの評価点について説明する。評価点は、従業員の各動作に対して予め点数が設定されて、図7に一例を示すような評価基準テーブル106iに、記憶されている。なお、評価基準テーブル106iは、コントローラ106内に設けられている。この評価基準テーブル106iにおいて、例えば、テーブルサービス(接近回数)は1箇所につき+1点とし、配膳(配膳台とテーブルへのアクセス)は1箇所につき+5点とし、下膳(テーブルと下膳台へのアクセス)は1箇所につき+5点とし、ウォーターステーションへの過度の滞留は10分以上が1回につき−10点、同一メンバーとの同一行動15分以上1回につき−15点というように、各動作に対して、評価点を定めておく。これにより、図6のAのケースは、IDセンサーNo.S004(テーブルNo.4)のテーブルに接近したためテーブルサービスと見なして評価点は+1点となる。図6のBのケースは、IDセンサーNo.S051(配膳台)とIDセンサーNo.S004(テーブルNo.4)のテーブルへのアクセスから配膳と見なして+5点となる。図6のCのケースは、IDセンサーNo.S003(テーブルNo.3)のテーブルに接近したためテーブルサービスと見なされて評価点は+1点となるとともに、IDセンサーNo.S003(テーブルNo.3)のテーブルとIDセンサーNo.S052(配膳台)へのアクセスから下膳と見なして+5点となる。なお、本実施の形態においては、テーブルサービスの定義として、単にテーブルに接近したらテーブルサービスとみなす例について説明したが、その場合に限らず、例えば、テーブルに接近して所定の時間以上そこに滞在したらテーブルサービスと見なすようにしてもよい。また、配膳の定義として、本実施の形態においては、配膳台とテーブルへのアクセスがあれば配膳と見なす例について説明したが、その場合に限らず、例えば、配膳台からテーブルに移動して、当該テーブルに所定の時間以上滞在したら配膳と見なすようにしてもよい。あるいは、オーダー管理テーブル106cの調理完了データと照合して、配膳台から該当するテーブルに従業員が接近したら配膳と見なすようにしてもよい。
【0031】
次に、動作について、図2および図8の流れ図に基づいて説明する。図8は、客席状況テーブル106aおよび従業員動線履歴記憶部106dにデータが記憶される動作を示した流れ図である。無線ICタグ111を有する従業員100がレストランのフロアを移動すると、当該フロアの各地に設置されているIDセンサー101,102,105のいずれかに従業員100が接近するたびに、当該IDセンサーにより、当該無線ICタグ111の従業員IDが読み取られる(ステップS1)。なお、従業員IDが読み取られる読み取り可能な範囲はIDセンサーごとに予め設定されており、目安としては、IDセンサーの設置場所を中心とした半径1m弱くらいの読み取り可能範囲を有するIDセンサーを用いると快適な動作を行うことができる。ステップS1において、従業員IDを読み取った時刻が接客開始時刻となり、読み取った従業員IDが接客従業員IDとなる。それにより、客席状況テーブル106aのデータのうち、従業員IDを読み取ったIDセンサーのデータの最終従業員接客開始時刻、および、接客開始従業員IDのデータが更新される(ステップS2)。このとき、最終従業員接客終了時刻の欄は空欄または前のデータのままとなっている。次に、当該従業員がIDセンサーから離れたことにより、従業員IDの読み取りが不可能になった場合には(ステップS3)、読み取りが不可能になった時刻を最終従業員接客終了時刻として、接客終了従業員IDとともに、客席状況テーブル106aに記録する(ステップS4)。次に、従業員動線履歴記憶部106dに、IDセンサーNoと、テーブルNoと、最終従業員接客開始・終了時刻と、接客従業員IDのデータを送信する(ステップS5)。これにより、従業員動線履歴記憶部106dに、従業員の動線データが蓄積される(ステップS6)。
【0032】
次に、コントローラ106の監視部106fの動作について図9に基づいて説明する。監視部106fは、定期的に、客席状況テーブル106a内を検索して(ステップS11)、最終従業員接近終了時刻から予め設定された所定時間(n分)が経過している客席テーブル102の有無を確認する(ステップS12)。そのような客席テーブル102がない場合には、処理を終了する。そのような客席テーブル102があった場合には、当該客席テーブル102に従業員100が接近することを促すための指示データを生成する(ステップS13)。次に、当該指示データを表示部106gまたは警告部106hもしくは両方に送信する(ステップS14)。これにより、表示部106gが指示端末108に指示データを送信するか、あるいは、警告部106hが従業員100のオーダー入力端末108を用いて従業員100に対する警告を発する等して、当該テーブルに従業員100を速やかに接近させるようにする。なお、警告部106hが警告を出す従業員100としては、例えば、客席状況テーブル106aのデータから、現在、ウォーターステーションにいる従業員がいれば、当該従業員に警告を出すようにするか、あるいは、優良従業員のリストを生成しておき、当該リストの順に警告を出すようにするか、あるいは、ランダムに選定するか、あるいは、IDセンサーにより、最寄りの従業員100を検出して当該従業員100に警告を出すようにしてもよい。
【0033】
次に、コントローラ106の履歴解析部106eの動作について図10に基づいて説明する。従業員動線履歴記憶部106dの履歴データに基づいて、各従業員100の動線を解析し(ステップS21)、解析結果を図1の従業員動線履歴評価書109として出力する(ステップS22)。解析方法としては、評価基準テーブルに基づいて自動算出される評価点の合計を各従業員100毎に求めて出力する。あるいは、ウォーターステーション等への滞留時間が長い従業員については、評価減点対象として、要注意のメッセージを出力する。あるいは、動線の長い従業員、すなわち、接近場所の数および種類の多い従業員について、優良従業員のメッセージを出力する。あるいは、複数の従業員100の動線の重なりを抽出して、通常は各従業員100は別行動になるはずであるため、動線が所定時間以上重なっていた場合には、勤務を怠っていた可能性が高いものとして、要注意のメッセージを出力する。あるいは、接客従業員と売り上げ金額との相関関係を抽出して、オーダーを多くとった従業員を検出して、優良従業員のメッセージを出力する。
【0034】
以上のように、本実施の形態によれば、レストランのフロアの各地にIDセンサーを設置しておいて、従業員100が当該IDセンサーから所定の範囲以内に近づくと、IDセンサーが従業員100が所持している無線ICタグ内の従業員IDを読み取って、客席状況テーブル106aに記録するようにしたので、コントローラ106内の監視部106fは、従業員100にサービスを促すべきテーブルを当該客席状況テーブル106aから検索して、従業員100に対して指示データを表示するか、あるいは、警告する等して、必要なサービスを促すことができる。これにより、テーブルサービスが向上し、顧客104の再来店を促すことができ、売り上げ増大を図ることができる。また、従業員100が、各客席テーブルに対して漏れなく接近するように指示することが可能になるため、追加オーダーのチャンスを逃すことがなくなり、追加オーダーを見込むことができる。また、上記のようにサービスを促すだけでなく、例えば、会計処理が終了した場合に監視部106fが指示データを出すように設定しておけば、監視部106fは客席状況テーブル106fの会計済みデータを検出したときに、テーブルの片づけの指示を速やかに出せるので、回転率の向上が図れ、結果的に、売り上げ増大につなげることができる。
【0035】
また、客席状況テーブル106aのデータを、従業員動線履歴記憶部106dが収集して蓄積するようにしたので、それに基づいて各従業員の動線データを生成することができるため、動線データに従って各従業員の勤務状態の解析を行うことにより、従業員の評価を行うことができる。これにより、従業員100の行動を数値で明確に表現することができるので、従業員100を正当に評価することができ、従業員の人数を適切な値に調整することや、優秀な従業員を残すことも可能になる。また、評価基準テーブル106iをレストランの業態に合わせて予め設定しておけば、評価点が自動算出されるので、オペレータの負荷をかけずに、簡単に評価結果を出力することができる。また、責任者の目による監視がなくても、従業員100の監視を行うことができ、責任者の負荷を軽減することができる。さらに、優秀な従業員の動線データを解析して、他の従業員の教育資料とすることができる。
【0036】
また、従業員100が客席テーブル102に滞在した時間により売り上げ金額が加算される業態の店舗において本実施の形態を適用した場合には、従業員100のテーブル在席時間のデータを従業員動線履歴記憶部106dから容易に計算することができるので、従業員100の賃金計算の負荷を低減することができる。また、テーブル担当の決まる高級店等においては、サービス料を歩合給とする場合に、従業員動線履歴記憶部106dから歩合給の計算を容易に行うことができる。
【0037】
実施の形態2.
上述の実施の形態1においては、図9の流れ図に示すように、所定時間(n分)以上、従業員100が接近していない客席テーブル102を検出して、当該客席テーブル102へのテーブルサービスを従業員100に促す方法として、指示端末108に指示データを表示するか、あるいは、オーダー入力端末107を用いて警告する例について説明したが、本実施の形態においては、図11に示すように、レストランのフロア全体の客席テーブル102のレイアウトを指示端末108に表示して、従業員100が最後に近づいてから何分経過したかを色分けして表示することにより、従業員100に適切なテーブルサービスを促すようにする。例えば、10分以上経過している客席テーブルを赤色で表示し、5分以上経過している客席テーブルを黄色で表示しておき、赤色で表示された客席テーブルに接近した従業員100に対してはボーナスポイントして、評価点を+3点与えるようにする。
【0038】
以上のように、本実施の形態においては、フロアのレイアウトを指示端末108に表示するようにしたので、どこの客席テーブルのテーブルサービスが怠っているかを瞬時に見ることができるので、従業員100に迅速な対応を促すことができる。また、10分以上経過することが頻繁に発生する客席テーブル102がどのテーブルであるかを解析するためのデータを取得することが容易になるため、それに基づいて、レイアウトが悪くないかの検討を行うことができる(例えば、柱や引っ込みなどにより見通しが悪いのか検討する。その場合には、壁に鏡を設ける、あるいは、当該客席テーブルを予約席等の特別な席として使用する等の工夫を行う)。
【0039】
上記の説明においては、指示端末108にレイアウト表示する例について示したが、その場合に限らず、例えば、レストランの内壁等に各客席テーブル102に対応した点灯ランプを設けておいて、従業員100が最後に近づいてから所定時間以上経過した客席テーブルについては、当該点灯ランプを点灯させることにより、従業員100に適切なテーブルサービスを促すようにしてもよい。
【0040】
実施の形態3.
上述の実施の形態1においては、図10の流れ図におけるステップS22の解析結果出力において、評価基準テーブル106iに基づいて自動計算される評価点の合計値を表示する例について示したが、本実施の形態においては、図12に示すように、表形式で表示する。
【0041】
図12(a)の例においては、横軸に各客席テーブルを設け、縦軸に所定の時間幅における時間帯を設けて、各客席テーブル102(図では、テーブルA,テーブルB,テーブルC)ごとに、どの時間帯に、どの従業員がいたかを、表形式で表示する。
【0042】
図12(b)の例においては、各従業員100に対して1つの表として、横軸に各客席テーブルを設け、縦軸に所定の時間幅における時間帯を設けて、各客席テーブル102(図では、テーブルA,テーブルB,テーブルC)ごとに、どの時間帯に、当該従業員が、どのくらいの時間(のべ時間)いたかを、表形式で表示する。
【0043】
以上のように、本実施の形態においては、表形式で、解析結果を表示するようにしたので、解析結果をわかりやすく表示することができる。
【0044】
実施の形態4.
本実施の形態においては、図1の符号110で示したように、顧客110に無線ICタグ付き会員証を配布する例について説明する。顧客110の有する無線ICタグには、従業員100の従業員IDとは区別が可能な形態のIDが記憶されている。例えば、顧客IDは、先頭に、必ず、アルファベットの“C”が付くようにする等の工夫をして、従業員IDとの混乱を避けておく。
【0045】
これにより、顧客が着席時にどの客席テーブルに着席したかを容易に検知することができるので、オーダーを取りにいく際に便利である。なお、これについては、会員証でなくても、レストランの入り口で顧客110に無線ICタグ付き伝票ホルダーを渡す事でも可能になる。また、VIPが来店したときに、顧客IDからVIPであることを容易に検知することができるので、特別の対応を行うことができる。
【0046】
実施の形態5.
上述の実施の形態1においては、IDセンサーとして読み取り専用のリーダを用いる場合を例に挙げて説明したが、本実施の形態においては、IDセンサーとしてリーダ・ライタを用いる。
【0047】
従業員100に無線ICタグ付きICカードを所持させておき、従業員100の動線の履歴を当該ICカード内に書き込む。
【0048】
以上のように、本実施の形態においては、複数の系列店で働く場合には、従来においては勤務時間および勤務状態の集計をとることは困難であったが、本実施の形態によれば、従業員100のICカードにいずれの店で働いた動線履歴がすべて書き込まれているので、容易に集計をとることができる。
【0049】
【発明の効果】
この発明は、各従業員に対して付与された従業員IDが記憶されている従業員携帯用の無線記憶媒体と、店舗内の1以上の所定の設置場所に設けられ、当該設置場所を中心とする所定の範囲以内に上記無線記憶媒体が進入してきた場合に、当該無線記憶媒体が記憶している上記従業員IDを読み取るための1以上のID読み取り手段と、各上記ID読み取り手段により読み取られた上記従業員IDのデータを、上記ID読み取り手段に付与された識別番号ごとに、当該読み取りを行った時刻のデータとともに記憶する客席状況記憶手段と、上記ID読み取り手段が上記従業員IDを読み取る毎に、上記客席状況記憶手段に記憶されている上記従業員IDのデータと上記時刻のデータとを更新する更新手段と、上記客席状況記憶手段に記憶されている上記データに基づいて、客席状態の監視を行い、指示データを生成する監視手段と、上記指示データを出力する指示データ出力手段とを備えた従業員管理システムであるので、従業員の勤務状態の管理および評価を行い、売り上げの増加および客席の回転率の向上を図る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の従業員管理システムの全体の構成を示した説明図である。
【図2】本発明の従業員管理システムの構成を示したブロック図である。
【図3】本発明の従業員管理システムに設けられた客席状況テーブルの一例を示した説明図である。
【図4】本発明の従業員管理システムに設けられたメニューマスタの一例を示した説明図である。
【図5】本発明の従業員管理システムに設けられたオーダー管理テーブルの一例を示した説明図である。
【図6】本発明の従業員管理システムに設けられた従業員動線履歴記憶部の一例を示した説明図である。
【図7】本発明の従業員管理システムに設けられた評価基準テーブルの一例を示した説明図である。
【図8】本発明の従業員管理システムによる客席状況テーブルおよび従業員動線履歴記憶部のデータの記憶手順を示す流れ図である。
【図9】本発明の従業員管理システムにおける指示データの出力手順を示す流れ図である。
【図10】本発明の従業員管理システムにおける解析結果出力の手順を示した流れ図である。
【図11】本発明の従業員管理システムに設けられた指示端末に表示されるテーブルサービスを促す画面の一例を示した説明図である。
【図12】本発明の従業員管理システムにおける解析結果出力の画面表示の一例を示した説明図である。
【符号の説明】
100 従業員、101 IDセンサー付き配膳台、102 IDセンサー付き客席テーブル、103 調理人、104,110 顧客、105 IDセンサー付きPOSターミナル、106 コントローラ、106a 客席状況テーブル、106b メニューマスタ、106c オーダー管理テーブル、106d 従業員動線履歴記憶部、106e 履歴解析部、106f 監視部、106g 表示部、106h 警告部、106i 評価基準テーブル、107 オーダー入力端末、108 指示端末、109 従業員動線履歴評価書、111 無線ICタグ。

Claims (15)

  1. 各従業員に対して付与された従業員IDが記憶されている従業員携帯用の無線記憶媒体と、
    店舗内の1以上の所定の設置場所に設けられ、当該設置場所を中心とする所定の範囲以内に上記無線記憶媒体が進入してきた場合に、当該無線記憶媒体が記憶している上記従業員IDを読み取るための1以上のID読み取り手段と、
    各上記ID読み取り手段により読み取られた上記従業員IDのデータを、上記ID読み取り手段に付与された識別番号ごとに、当該読み取りを行った時刻のデータとともに記憶する客席状況記憶手段と、
    上記ID読み取り手段が上記従業員IDを読み取る毎に、上記客席状況記憶手段に記憶されている上記従業員IDのデータと上記時刻のデータとを更新する更新手段と、
    上記客席状況記憶手段に記憶されている上記データに基づいて、客席状態の監視を行い、指示データを生成する監視手段と、
    上記指示データを出力する指示データ出力手段と
    を備えたことを特徴とする従業員管理システム。
  2. 上記客席状況記憶手段に記憶されている上記時刻のデータは、読み取り開始時刻と読み取り終了時刻とを含んでいることを特徴とする請求項1に記載の従業員管理システム。
  3. 上記指示データ出力手段は、上記指示データを画面表示するための端末装置から構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の従業員管理システム。
  4. 上記指示データ出力手段は、上記指示データに従って警報を発生するための警報手段を有するオーダー入力端末から構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の従業員管理システム。
  5. 上記監視手段は、
    上記客席状況記憶手段に記憶されている上記データに基づいて、予め設定された所定の条件を満たすID読み取り手段を検出して、当該ID読み取り手段の設置場所へ従業員を派遣させるための指示データを生成する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の従業員管理システム。
  6. 上記所定の条件は、上記従業員IDの読み取り時刻から所定時間が経過することであって、
    上記監視手段は、
    上記客席状況記憶手段に記憶されている上記時刻のデータに基づいて、最終の従業員ID読み取り時刻から所定時間が経過しているID読み取り手段を検出して、当該ID読み取り手段の設置場所へ従業員を派遣させるための指示データを生成する
    ことを特徴とする請求項5に記載の従業員管理システム。
  7. 上記ID読み取り手段は客席テーブルに設けられており、
    上記客席状況記憶手段は、会計処理が終了した客席テーブルについては、会計処理終了情報を上記データとともに記憶しており、
    上記所定の条件は、会計処理が終了することであって、
    上記監視手段は、
    上記客席状況記憶手段に記憶されている上記会計処理終了情報に基づいて、会計処理が終了している客席テーブルのID読み取り手段を検出して、当該ID読み取り手段の設置場所へ従業員を派遣させて片づけを促すための指示データを生成する
    ことを特徴とする請求項5または6に記載の従業員管理システム。
  8. 上記客席状況記憶手段に記憶されている上記データを動線データとして蓄積記憶する従業員動線履歴記憶手段と、
    上記従業員動線履歴記憶手段に記憶されている動線データに基づいて、各従業員についての時間とともに変化する当該従業員の動きを解析して、評価データを生成する解析手段と
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の従業員管理システム。
  9. 上記解析手段は、上記動線データに関する1以上の所定の条件を設定し、当該各条件ごとに評価点を定めた評価基準テーブルを有し、
    当該評価基準テーブルに基づいて、上記動線データの評価点を算出する
    ことを特徴とする請求項8に記載の従業員管理システム。
  10. 上記解析手段は、上記評価データを表形式で表示することを特徴とする請求項8または9に記載の従業員管理システム。
  11. 各従業員に対して付与された従業員IDが記憶されている従業員携帯用の無線記憶媒体と、
    店舗内の1以上の所定の設置場所に設けられ、当該設置場所を中心とする所定の範囲以内に上記無線記憶媒体が進入してきた場合に、当該無線記憶媒体が記憶している上記従業員IDを読み取るための1以上のID読み取り手段と、
    各上記ID読み取り手段により読み取られた上記従業員IDのデータを、上記ID読み取り手段に付与された識別番号ごとに、当該読み取りを行った時刻のデータとともに記憶する客席状況記憶手段と、
    上記ID読み取り手段が上記従業員IDを読み取る毎に、上記客席状況記憶手段に記憶されている上記従業員IDのデータと上記時刻のデータとを更新する更新手段と、
    上記客席状況記憶手段に記憶されている上記データを収集して、動線データとして蓄積記憶する従業員動線履歴記憶手段と、
    上記従業員動線履歴記憶手段に記憶されている動線データに基づいて、各従業員についての時間とともに変化する当該従業員の動きを解析して、評価データを生成する解析手段と
    を備えたことを特徴とする従業員管理システム。
  12. 上記解析手段は、上記動線データに関する1以上の所定の条件を設定し、当該各条件ごとに評価点を定めた評価基準テーブルを有し、
    当該評価基準テーブルに基づいて、上記動線データの評価点を算出する
    ことを特徴とする請求項10に記載の従業員管理システム。
  13. 上記解析手段は、上記評価データを表形式で表示することを特徴とする請求項10または11に記載の従業員管理システム。
  14. 各従業員に対して付与された従業員IDを従業員携帯用の無線記憶媒体に記憶させるステップと、
    店舗内の1以上の所定の設置場所に当該無線記憶媒体が記憶している上記従業員IDを読み取るための1以上のID読み取り手段を設けるステップと、
    上記ID読み取り手段の当該設置場所を中心とする所定の範囲以内に上記無線記憶媒体が進入してきた場合に、当該無線記憶媒体が記憶している上記従業員IDを読み取るステップと、
    各上記ID読み取りステップにより読み取られた上記従業員IDのデータを、設置場所ごとに付与された識別番号ごとに、当該読み取りを行った時刻のデータとともに記憶するステップと、
    上記従業員IDを読み取る毎に、記憶されている上記従業員IDのデータと上記時刻のデータとを更新する更新ステップと、
    記憶された上記データに基づいて、客席状態の監視を行い、指示データを生成するステップと、
    上記指示データを出力するステップと
    を備えたことを特徴とする従業員管理プログラム。
  15. 各従業員に対して付与された従業員IDを従業員携帯用の無線記憶媒体に記憶させるステップと、
    店舗内の1以上の所定の設置場所に当該無線記憶媒体が記憶している上記従業員IDを読み取るための1以上のID読み取り手段を設けるステップと、
    上記ID読み取り手段の当該設置場所を中心とする所定の範囲以内に上記無線記憶媒体が進入してきた場合に、当該無線記憶媒体が記憶している上記従業員IDを読み取るステップと、
    各上記ID読み取りステップにより読み取られた上記従業員IDのデータを、設置場所ごとに付与された識別番号ごとに、当該読み取りを行った時刻のデータとともに記憶するステップと、
    上記従業員IDを読み取る毎に、記憶されている上記従業員IDのデータと上記時刻のデータとを更新する更新ステップと、
    記憶された上記データを収集して、動線データとして蓄積記憶するステップと、
    上記動線データに基づいて、各従業員についての時間とともに変化する当該従業員の動きを解析して、評価データを生成する解析ステップと
    を備えたことを特徴とする従業員管理プログラム。
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