JP5318599B2 - 注文情報管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、複数の店舗が同一エリア内に設置された集合型店舗において、複数の店舗それぞれに対する注文を管理する注文情報管理システムに関する。
複数の飲食店舗が同一エリア内に設置されており、また、テーブルの配置されている店舗前の飲食エリア内に、客自身が各店舗で購入した飲食物を運んで飲食を行う、フードコートと呼ばれる集合型店舗が、スーパーマーケット、デパート、遊園地、高速道路サービスエリア内などにおいて営業している。このようなフードコートでは、食事時には大勢の来店客が各店舗の前に並んで、自分の順番が来たときに店舗のレジカウンターで注文を行う。そして、その注文に基づく調理がレジカウンター裏の調理場で行われ、調理が完了すると来店客はその注文した飲食物をレジカウンターまで取りに行き、その飲食物を飲食エリアの自分で確保したテーブルに運んで食事を行うこととなる。このようなフードコートでは、来店客の注文後に、店舗のレジカウンターに設置された注文受付端末(POS端末など)から、調理場に設置されている注文表示装置に対して注文情報が通知されることとなるが、これに関連する技術として特許文献1が開示されている。
特開2004−246951号公報
上述したように、フードコートでは、食事時に大勢の来店客が注文のために各店舗に列を作って並ぶことが多いが、来店客は、フードコート内の複数の店舗それぞれで飲食物を購入したいと希望する場合、それぞれの店舗で並んで注文を繰り返す必要がある。しかし、そのようにフードコート内の各店舗で並んで注文を繰り返すと、その間、来店客は、飲食エリアのテーブルを確保して占有する。したがって、行列に並んでいる時間が多くなり、これによりテーブルの占有時間が長くなると、テーブルの回転効率が落ちるという問題があった。そしてこのような問題により、混雑時に着席するテーブルが見つからないという理由や、小さな子供の面倒ながら行列に並ぶことが困難、などと考える客がいることにより、客の来店を逸してしまうことがあった。
そこでこの発明は、複数の飲食店舗が同一エリア内に設置され、テーブルの設置されている店舗前の飲食エリアに各店舗で購入した飲食物を運んで飲食を行う、フードコートと呼ばれる集合型店舗において、テーブルの回転率を上げ、来店客の人数の増加に貢献することのできる注文情報管理システムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は、複数の店舗それぞれに対する注文を管理する注文情報管理装置と、前記複数の店舗の何れか一つまたは複数に対する注文情報の入力を受け付ける注文入力端末と、前記複数の店舗に設置された出力装置と、前記複数の店舗に設置された会計処理装置とを備えた注文情報管理システムであって、前記注文入力端末は、前記複数の店舗ごとの複数の提供商品情報を表示する提供商品情報表示手段と、前記複数の店舗のうちの何れかの店舗の指定と、指定された当該店舗の提供商品情報のうちの何れかの提供商品情報とその数量の指定と、を受け付ける注文情報受付手段と、前記指定された店舗を示す店舗識別情報と、当該店舗に対する前記指定された提供商品情報とその数量と、注文情報入力を受け付けた来店客を識別する来店客識別情報とを対応付けた注文情報を、前記注文情報管理装置へ送信する注文情報送信手段と、を備え、前記注文情報管理装置は、前記注文入力端末から前記注文情報を受信する注文情報受信手段と、前記受信した注文情報を注文情報記憶手段に登録する注文情報登録手段と、前記注文情報に含まれる前記提供商品情報とその数量と前記来店客識別情報とを、前記注文情報に含まれる前記店舗識別情報で識別される出力装置に送信して調理を指示する調理指示手段と、前記出力装置から、前記出力装置が配された店舗を識別する店舗識別情報と、調理が完了した提供品を示す提供品情報に対応付けられた来店客識別情報と、を含む調理完了情報を受信する調理完了受信手段と、前記受信した調理完了情報に含まれる店舗識別情報と来店客識別情報とを、前記来店客を呼出し報知を行うための呼出装置に送信する、調理完了報知手段と、を備えることを特徴とする注文情報管理システムである。
また本発明は、上述の注文情報管理システムにおいて、前記注文情報管理装置は、前記会計処理装置から、店舗識別情報と来店客識別情報とを含む会計完了情報を受信する会計完了情報受信手段と、前記注文情報記憶手段に記憶されている、前記会計完了情報に含まれる店舗識別情報と来店客識別情報とで特定される注文情報に対応付けて、会計完了判定情報として会計済み情報を登録する会計完了判定情報登録手段と、前記注文情報記憶手段に前記会計完了判定情報が登録された後、前記注文情報記憶手段に記憶されている、前記会計完了情報に含まれる来店客識別情報で特定される注文情報に対応付けられている会計完了判定情報に基づいて、当該来店客の注文に関する会計の完了状況を判断する会計完了判定手段と、を備えることを特徴とする。
また本発明は、上述の注文情報管理システムにおいて、前記会計完了判定手段は、前記会計処理装置から前記会計完了情報を受信した場合、当該会計完了情報に含まれる前記来店客識別情報で特定される注文情報と当該注文情報に対応付けられている会計完了判定情報とを前記注文情報記憶手段から読み出し、読み出した全ての注文情報に会計完了判定情報として会計済み情報が登録されている場合、当該店舗での会計が当該来店客の最後の会計であると判断することを特徴とする。
また本発明は、上述の注文情報管理システムにおいて、前記注文情報管理装置は、前記会計完了判定手段が当該店舗での会計が当該来店客の最後の会計であると判断した場合、前記会計完了情報を送信した会計処理装置に対して、当該店舗での会計が当該来店客の最後の会計であることを示す情報を送信する会計情報送信手段を備えることを特徴とする。
また本発明は、上述の注文情報管理システムにおいて、前記会計処理装置は、当該店舗での会計が当該来店客の最後の会計であることを示す情報を受信した場合、前記呼出装置の回収指示を通知する通知手段を備えることを特徴とする。
また本発明は、上述の注文情報管理システムにおいて、前記会計完了判定手段は、前記会計処理装置から前記会計完了情報を受信した場合、当該会計完了情報に含まれる前記来店客識別情報で特定される注文情報と当該注文情報に対応付けられている会計完了判定情報とを前記注文情報記憶手段から読み出し、読み出した注文情報のなかに、会計完了判定情報として会計済み情報が未登録である注文情報が存在した場合、当該店舗での会計が当該来店客の最後の会計でないと判断することを特徴とする。
また本発明は、上述の注文情報管理システムにおいて、前記会計情報送信手段は、前記会計完了判定手段が当該店舗での会計が当該来店客の最後の会計でないと判断した場合、前記会計完了情報を送信した会計処理装置に対して、会計が済んでいない店舗がほかにあることを示す情報を送信することを特徴とする。
本発明によれば、フロア店員の注文入力端末2を用いた注文受付によって注文が行われる。そして、注文情報管理装置1は、注文入力端末2より受信した注文情報が、フードコートに設置された複数の店舗それぞれの販売する商品の注文を示す場合には、各店舗の表示装置4に対して注文内容を振り分けて表示する処理を行う。これにより、フードコートに来店した客は、注文を行いたい複数の店舗それぞれの行列に並ぶ必要が無く、飲食物の注文を行うことができる。そして、これにより並んでいる時間が削減されるため、来店客がテーブルを占有する時間が減り、テーブルの回転率を上げることができる。そして、混雑時に着席するテーブルが見つからない客や、小さな子供の面倒を見る必要があり行列に並ぶことが困難と考える客の数を減らすことで、来店客の人数の増加に貢献することができるようになる。
また、本発明によれば、呼出端末3の回収忘れを防止でき、来店客が呼出端末3を自宅に持ち帰ってしまうことを防ぐことができる。
注文情報管理システムの構成を示す図である。 注文情報管理装置1と注文入力端末2の機能ブロック図である。 注文入力端末の処理フローを示す図である。 注文入力端末2の表示例を示す第1の図である。 注文入力端末2の表示例を示す第2の図である。 注文入力端末2の表示例を示す第3の図である。 注文入力端末2の表示例を示す第4の図である。 注文情報管理装置の処理フローを示す図である。 注文情報テーブルの例を示す図である。 注文情報管理システムの処理フローを示す図である。 メニューテーブルの例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態による注文情報管理システムを図面を参照して説明する。
図1は同実施形態による注文情報管理システムの構成を示す図である。
この図において、符号1はフードコート内の複数の店舗それぞれに対する注文を管理する注文情報管理装置である。また2はフードコート内の複数の店舗の何れか一つまたは複数に対する注文の入力を受け付ける注文入力端末であり、飲食エリアを巡回するフロア店員が保持している。また3はフロア店員の注文入力端末2を用いた注文処理の後、そのフロア店員から来店客に対して渡される呼出端末である。また4は受け付けた注文を調理場の調理担当者に対して表示する出力装置としての表示装置である。なお、出力装置としてプリンタを使用し、注文に関する調理指示を印字するようにしてもよい。また5は会計処理を行う会計処理装置である。そして、フードコートの各店舗には表示装置4と会計処理装置5とが1台または複数台設置されており、それら表示装置4と会計処理装置5は通信ネットワークを介して注文情報管理装置1と接続されている。また注文入力端末2と呼出端末3は注文情報管理装置1と無線通信により接続する。
図2は注文情報管理装置1と注文入力端末2の機能ブロック図である。
この図で示すように、注文情報管理装置1は、注文入力端末2や呼出端末3と無線による通信を行う処理や、表示装置4や会計処理装置5と有線の通信ネットワークを介して通信を行う処理を行う通信処理部11(注文情報受信手段、調理完了受信手段、会計完了情報受信手段として機能する)、注文情報管理装置1の各処理部を制御する制御部12(調理完了報知手段として機能する)、受信した注文情報や会計完了判定情報を記憶部17に登録する情報登録部13(注文情報登録手段、会計完了判定情報登録手段として機能する)、注文情報を出力装置4に表示させて調理指示を行う表示処理部14(調理指示手段として機能する)、各注文情報について会計完了したかを判定する会計完了判定部15(会計完了判定手段として機能する)、会計情報を会計処理装置5へ送信する会計情報送信部16(会計情報送信手段として機能する)、各種情報を記憶する記憶部17(注文情報記憶手段として機能する)を備えている。
また注文入力端末2は、注文情報管理装置1と無線による通信を行う通信処理部21、注文入力端末2の各処理部を制御する制御部22、メニューの情報や注文入力画面を液晶画面等の表示部に表示する表示処理部23(提供商品情報表示手段として機能する)、注文情報を受け付ける処理を行う注文情報受付部24(注文情報受付手段として機能する)、注文情報などを格納した注文要求を注文情報管理装置1へ送信する注文要求部25(注文情報送信手段として機能する)、各種情報を記憶する記憶部25を備えている。
そして、本実施形態による注文情報管理システムにおいては、注文入力端末2が、フロア店員の操作に基づいて、来店客の注文時に、複数の店舗ごとの複数の提供商品情報(メニュー)等を表示部に表示し、複数の店舗のうちの何れか1つまたは複数の店舗の指定と、当該指定された店舗の提供商品情報のうちの何れか1つまたは複数の提供商品情報とその数量の指定と、を受け付ける。そして注文入力端末2は、指定された店舗を示す店舗識別情報と、その店舗に対する指定された提供商品情報とその数量と、フロア店員などの操作によって入力を受け付けた来店客ID(来店客識別情報)とを含む注文情報を注文情報管理装置1へ送信する。そして、注文情報管理装置1は、注文入力端末2より注文情報を受信すると、注文情報に含まれる提供品情報とその数量と来店客IDとを、それら情報と対応付いて注文情報に含まれる店舗IDで識別される表示装置4へ送信し、調理指示を表示させる。そして、注文情報管理装置1は、表示装置4から注文内容の調理完了の登録を受け付けることにより、その注文内容を格納した注文情報とともに受信した来店客IDを、呼出端末へ送信する。
また本実施形態による注文情報管理システムにおいて、注文情報管理装置1は、会計処理装置5において会計が完了すると、会計処理装置5から、会計処理装置5が設置されている店舗を識別する店舗IDと、会計が済んだ注文情報に含まれる来店客IDと、を含む会計完了情報を受信する。注文情報管理装置1は、会計完了情報を受信すると、記憶部17に記憶されている、受信した会計完了情報に含まれる店舗IDと来店客IDとで特定される注文情報に対して、会計完了判定情報として会計済み情報を対応付けて登録する。
そして、注文情報管理装置1は、記憶部17に記憶された来店客IDで特定される注文情報について、当該注文情報に対応付けて登録されている会計完了判定情報に基づいて当該来店客の注文に関する会計の完了状況を判断する。
記憶部17に記憶されている、会計完了情報に含まれる来店客IDで特定される全ての注文情報に、「会計済み情報」が登録されている場合、当該店舗での会計が当該来店客の最後の会計であると判断する。そして、当該店舗での会計が当該来店客の最後の会計であることを示す情報を、会計完了情報に対する応答として会計処理装置5へ送信する。会計処理装置5は、当該店舗での会計が当該来店客の最後の会計であることを示す情報を受信した場合、呼出端末3を来店客から回収するよう、回収指示を通知する。
一方、会計完了情報に含まれる来店客IDで特定される注文情報について、会計済み情報が未登録である注文情報が存在した場合、当該店舗での会計が当該来店客の最後の会計でないと判断する。そして、会計が済んでいない店舗がほかにあることを示す情報を会計完了情報に対する応答として会計処理装置5へ送信する。
このような処理により、本実施形態による注文情報管理システムは、複数の飲食店舗が同一エリア内に設置され、テーブルの設置されている店舗前の飲食エリアに各飲食店舗で購入した飲食物を運んで飲食を行う、フードコートと呼ばれる集合型店舗において、テーブルの回転率を上げ、来店客の人数の増加に貢献し、また利便性を向上させるための処理を行う。
図3は本実施形態による注文入力端末の処理フローを示す図である。
次に、図3を用いて本実施形態による注文情報管理システムの注文入力端末における処理の詳細について説明する。
まず、来店客はフードコートに入場すると、飲食エリアにおいて自身が着席するテーブルを確保する。フードコートの飲食エリアではフロア店員が巡回しており、従来のフードコートのようにフードコート内に設置された各店舗に来客店自身が並んで注文を行う代わりに、そのフロア店員が来店客から直接注文を受け付ける。フロア店員は、常時、飲食エリアを巡回し、来店客から声がかかるか、もしくは新たな来店客に声をかけることによって、その客の注文を受け付ける。このとき、各テーブルには、それぞれの店舗のメニューが置いてあるものとする。また、着席した来店客から見やすいようにメニューを各店舗の頭上に大きく掲示しておいてもよい。そして、フロア店員は注文を取る際には注文入力端末2を用いる。
注文入力端末2は、記憶部26に、図11のメニューテーブルのような、フードコート内の各店舗の店舗IDに対応付けられた提供商品情報(メニューコード、商品名、商品価格などのメニューの情報など)を記憶している。フロア店員の操作に基づいて、表示処理部23が、店舗とその店舗で販売される提供商品情報とを選択可能に表示部に表示する。またフロア店員の操作に基づいて、注文情報受付部24が、表示されている店舗とその店舗で販売される提供商品情報の選択と、提供商品情報の商品の注文数とを検出することにより、注文を受け付ける(ステップS101)。図4は、注文入力端末2において、注文したい提供商品が提供されている店舗を選択するための表示例であり、図5は、提供商品情報を選択するための画表示例である。詳細は後述する。
また、注文入力端末2の注文情報受付部24は、フロア店員の操作に基づいて来店客IDの入力を受け付ける(ステップS102)。この来店客IDは、例えば呼出端末3に付与されているIDであり、例えば呼出端末3にこの来店客IDがバーコードにより印刷されており、注文入力端末2が備えるバーコードリーダでそのバーコードを読み取ることにより、注文入力端末2に来店客IDが入力される。または注文入力端末2に備えられた入力キーをフロア店員が操作し、呼出端末3に印刷されている来店客IDを入力するようにしてもよい。図6は、注文入力端末2において、来店客IDを手入力するための表示例である。詳細は後述する。
この呼出端末3は注文完了後に、その注文を行った来店客に渡される。来店客は渡された呼出端末3に調理完了の情報と、店舗名などが表示された場合には、注文した商品を提供するその店舗のレジカウンターへ注文を取りに行くこととなる。なお、呼出端末3は、注文情報管理装置1からの呼出信号を受信する機能、調理完了報知に基づく表示部への情報の表示処理を行う機能、来店客IDを記憶する機能を備えているものとする。
その他、注文入力端末2の注文情報受付部24は、フロア店員の操作により、来店客が着席しているテーブルのテーブル番号、人数などの入力を受け付ける(ステップS103)。そして、注文入力端末2の注文要求部24は、表示部に表示している注文送信のためボタンの押下などの操作を検出すると(ステップS104)、選択された提供商品情報とその商品の注文数、来店客IDなどを店舗IDに対応付けた注文情報を生成する。(ステップS105)。そして、注文要求部25は生成した注文情報と、テーブル番号、人数などからなる注文要求を、通信処理部21を介して注文情報管理装置1へ送信する(ステップS106)。
図4は注文入力端末2の表示例を示す第1の図である。
図4は注文入力端末2に表示される店舗入力画面を示している。注文入力端末2の表示処理部23は、店舗名(もしくは店舗を識別可能な文字、記号、絵などの情報)が選択可能に表示されたこの店舗入力画面をはじめに表示部に表示する。フロア店員の操作に基づいて店舗が選択されると、その選択された店舗の店舗IDを注文情報受付部24が記憶部26から読み取り、一時的に注文情報を生成するためのメモリに店舗IDを格納して保持する。
図5は注文入力端末2の表示例を示す第2の図である。
図5は注文入力端末2に表示される商品選択画面を示している。注文入力端末2の表示処理部23は、店舗が選択されると、その選択された店舗の店舗IDに対応付けられて記憶部26に記録されている提供商品情報を読み取り、図5で示すように表示部の商品選択画面上に各提供商品情報が示す商品名(もしくは商品名を識別可能な文字、記号、絵などの情報)を表示する。そして、この商品選択画面において、フロア店員の操作に基づいて、商品が選択されると、その選択された商品で特定される提供商品情報を注文情報受付部24が記憶部26から読み取り、一時的に注文情報を生成するためのメモリに提供商品情報を格納して保持する。
図6は注文入力端末2の表示例を示す第3の図である。
図6は注文入力端末2に表示される来店客ID入力画面を示している。注文入力端末2の表示処理部23は、フロア店員の操作に基づいて、この来店客ID入力画面による来店客IDの入力を受け付けるようにしてもよい。そして入力を受け付けると、入力された来店客IDを、一時的に注文情報を生成するためのメモリに格納して保持する。なお、来店客IDの入力は手入力のほか、バーコードリーダによって呼出端末3のバーコードを読み取って入力することも可能であるが、この場合にも入力された来店客IDは一時的に注文情報を生成するためのメモリに格納して保持する。
図7は注文入力端末2の表示例を示す第4の図である。
図7は注文入力端末2に表示される注文確認画面を表示している。注文入力端末2において、たとえば店舗入力画面(図4)や商品選択画面(図5)などには、それまでに入力された注文に関する情報を確認するために、確認ボタンが設けられている。注文入力端末2の表示処理部23は、商品選択画面上の「確認」ボタンが押下されることを検出すると、選択された提供商品情報の一覧を示す注文確認画面を表示する。またこのとき、複数の店舗に対する注文の入力を受け付けた場合には、店舗ごとに、選択された提供商品情報の一覧を表示する。
図8は本実施形態による注文情報管理装置の処理フローを示す図である。
次に、図8を用いて本実施形態による注文情報管理システムの注文情報管理装置における注文内容表示処理の詳細について説明する。
上述した注文入力端末2の処理によって、注文情報管理装置1の通信処理部11は、注文入力端末2から送信された注文情報(選択された提供商品情報とその商品の注文数、来店客ID、店舗IDを含む情報)と、テーブル番号、人数などを格納した注文要求を受信する(ステップS201)。そして、注文情報管理装置1の情報登録部13が、注文情報、テーブル番号、人数などを受け付け、注文情報、テーブル番号、来店者のグループの人数、さらに会計が済んでいない場合には会計未完了を示し会計が済んでいる場合には会計完了を示す会計完了判定情報、を対応付けて記憶部17の注文情報テーブル(図9)に登録する(ステップS202)。つまり、注文情報テーブルには来店客IDに対応付けられて、店舗IDと提供商品情報で示される商品名、数量などの情報と、その商品の会計が済んだか否かを示す会計完了判定情報が登録される。また一つの来店客IDに複数の店舗IDと提供商品情報で示される商品名、数量などと、会計完了判定情報が登録されることとなる。またさらに、伝票番号、各商品のメニューコード、各商品の単価などが対応付けて登録される。
図9は注文情報テーブルの例を示す図である。
この図が示すように、注文情報テーブルには、伝票番号、テーブル番号、人数、来店客ID(呼出し番号)、店舗ID、メニューコード、商品名(メニュー名称)、単価、商品の注文数量、会計完了判定情報が対応付けられて登録される。そして、この図では、来店客ID「2」で特定される来店客(テーブル番号2、人数3名)が、店舗ID「C」で特定されるピザ&スパゲッティショップで、コーヒーを1つ、アイスコーヒーを2つ購入したことを示している。またこの注文においては、会計は済んでいないことを示している。
またこの図では来店客ID「4」で特定される来店客(テーブル番号1、人数2名)が、店舗ID「A」で特定されるハンバーガショップで、ハンバーガーを1つとチーズバーガを1つ、店舗ID「B」で特定されるラーメン店で味噌ラーメンを1つ、店舗ID「C」で特定されるピザ&スパゲッティショップで、コーヒーを2つ購入したことを示している。またこの注文においては、店舗ID「A」で特定されるハンバーガショップでの会計および、店舗ID「C」で特定されるピザ&スパゲッティショップでの会計が済んでいないことを示しており、店舗ID「B」で特定されるラーメン店での会計は済んでいることを示している。
情報登録部13が登録処理を完了すると、表示処理部14は、注文情報テーブルに新たに登録された来店客IDに対応付けられた店舗IDを注文情報テーブルから検出し(ステップS203)、1つ目の店舗IDを特定する(ステップS204)。そして、その店舗IDに対応付けられて注文情報テーブルに登録されているメニューコード、商品名、単価、数量などの注文内容を読み取る(ステップS205)。そして、1つ目の店舗IDで特定できる店舗の表示装置4の装置IDを記憶部17またはメモリなどの図示しない記憶手段から読み取り、その装置IDに基づいて、1つ目の店舗IDで特定できる店舗の表示装置4へ、注文情報テーブルから読み取ったメニューコード、商品名、単価、数量などの注文内容と来店客IDとを送信する(ステップS206)。すると、1つ目の店舗IDが示す店舗の表示装置4は来店客IDと注文内容とを画面に表示する。
また同様に、表示処理部14は、注文情報テーブルに新たに登録された来店客IDに基づいて検出した複数の店舗IDのうちの次の店舗IDがあるかを判定し(ステップS207)、ある場合にはその店舗IDを特定する(ステップS208)。そして、上述のステップS205の処理と同様に、その店舗IDに対応付けられて注文情報テーブルに登録されているメニューコード、商品名、単価、数量などの注文内容を読み取る。そして、2つ目の店舗IDで特定できる店舗の表示装置4の装置IDを記憶部17またはメモリなどの図示しない記憶手段から読み取り、その装置IDに基づいて、2つ目の店舗IDで特定できる店舗の表示装置4へ、注文情報テーブルから読み取ったメニューコード、商品名、単価、数量などの注文内容と来店客IDとを送信する。すると、2つ目の店舗IDが示す店舗の表示装置4は来店客IDと注文内容とを画面に表示する。このような処理を繰り返し、注文情報テーブルに新たに登録された来店客IDに基づいて検出した複数の店舗IDに対応する注文内容を、全てそれら店舗IDごとの各店舗に備えられた表示装置4に送信し表示させると、表示処理を完了する。つまりこの表示処理においては、注文情報に格納されたメニューコード、商品名、単価、数量などの注文内容を、当該注文内容と対応付けられている店舗IDに基づいて、複数の店舗それぞれに設置された表示装置4のうちの対応する店舗の表示装置4へ振り分けて表示させる処理を行っている。
以上のような処理により、フロア店員の注文入力端末2を用いた注文受付によって注文が行われる。そして、注文情報管理装置1は注文入力端末2より受信した注文情報が、フードコートに設置された複数の店舗それぞれの販売する商品の注文を示す場合には、各店舗の表示装置4に対して注文内容を振り分けて表示する処理を行う。これにより、フードコートに来店した客は、注文を行いたい複数の店舗それぞれの行列に並ぶ必要無く、飲食物の注文を行うことができる。そして、これにより並んでいる時間が削減されるため、来店客がテーブルを占有する時間が減り、テーブルの回転率を上げることができる。そして、混雑時に着席するテーブルが見つからない客や、小さな子供の面倒を見る必要があり行列に並ぶことが困難と考える客の数を減らすことで、来店客の人数の増加に貢献することができるようになる。
またフードコートにおいて、調理完了を来店客に知らせるための呼出端末3を、来店客に渡すために各店舗が別々に所有する必要がなく、フードコート内の各店舗で共通に利用する呼出端末3を来店客が使えばよいため、各店舗における営業コストを軽減させることができる。
図10は本実施形態による注文情報管理システムの処理フローを示す図である。
次に、図10を用いて本実施形態による注文情報管理システムにおける調理完了報知処理および会計時処理の詳細について説明する。
各店舗の表示装置4には、注文情報管理装置1から受信したメニューコード、商品名、単価、数量などの注文内容と来店客IDに基づき、注文内容の調理指示が表示される。各店舗の調理担当者は表示装置4に表示された注文内容を閲覧して注文された商品の調理を行う。そして、調理担当者が表示装置4に表示された注文内容の調理が完了すると、その表示装置4に設けられた入力手段(例えばタッチパネルなど)において、調理の完了した注文内容を選択し、注文完了を登録する。すると調理完了の登録に基づいて、その調理完了を示す注文内容に対応付けられて表示されている来店客IDと、その表示装置4が設置されている店舗IDとが注文情報管理装置1へ送信され、注文情報管理装置1の通信処理部11が受信する(ステップS301)。すると、注文情報管理装置1の制御部12が、受信した来店客IDと店舗IDを格納した調理完了報知信号を生成する(ステップS302)。また制御部12は、調理完了報知信号を呼出端末3へ送信する(ステップS303)。ここで、飲食エリアで注文した飲食物の調理完了を待つ来店客それぞれは、注文後に呼出端末3をフロア店員から渡されて保持している。そして調理完了を待つ来店客が保持する全ての呼出端末3が調理完了報知信号を受信するが、その調理完了報知信号に格納されている来店客IDを検出し、自端末のメモリに記録されている来店客IDと一致するかを判定する。そして一致した場合に、自端末内に備えられているバイブレータやアラーム機能を動作させ、かつ、表示部に店舗IDに基づく店舗名を表示する。これにより、来店客のうちの1組の保持している呼出端末3の表示部に店舗名が表示され、またバイブレータやアラーム機能が動作することにより、来店客は、その店舗において調理が完了したことを把握する。そして来店客はその店舗へ注文商品を取りに行き、レジカウンターにおいて会計を行う。
レジカウンターにおいては、会計処理装置5がバーコードリーダを備えている。そしてレジ担当者は、来店客が保持する呼出端末3のバーコードをバーコードリーダに読み取らせる。これにより、会計処理装置5はバーコードリーダから受信したバーコード情報から来店客IDを検出し(ステップS304)、また自装置内のメモリに記録されている店舗IDを取得する(ステップS305)。そして、会計処理装置5はそれら来店客IDと店舗IDとを格納した会計情報送信要求を注文情報管理装置1へ送信する(ステップS306)。
注文情報管理装置1の会計完了判定部15は、会計情報送信要求を受信すると(ステップS307)、会計情報送信要求に含まれる来店客IDと店舗IDとに対応付けられて、記憶部17内の注文情報テーブルに記録されている注文内容(メニューコード、商品名、単価、数量)を含む会計情報を、会計情報送信要求を送信した会計処理装置5へ送信する(ステップS308)。
会計処理装置5は、注文情報管理装置1から会計情報を受信し(ステップS309)、受信した会計情報に基づいて、来店客の会計処理を行う(ステップS310)。そして、会計処理を完了すると、当該店舗の店舗IDと来店客IDとを含み、会計処理を完了したこと示す会計完了情報を注文情報管理装置1へ送信する(ステップS311)。
注文情報管理装置1は、会計処理装置5から会計完了情報を受信し(ステップS312)、会計完了情報に含まれる店舗IDと来店客IDで特定される注文情報について、記憶部17内の注文情報テーブルに記録されている会計完了判定情報を「未(未会計)」から「済(会計済)」へと書き換えて登録をする(ステップS313)。
そして、会計完了判定部15は、会計完了情報に含まれる来店客IDに対応付けられて、記憶部17内の注文情報テーブルに記録されている会計完了判定情報を確認する(ステップS314)。そして、来店客IDに対応付く会計完了判定情報の中に「済(会計済)」でない情報が存在した場合、当該店舗での会計が当該来店客の最後の会計でない(会計未完了の店舗有り)と判断する。会計情報送信部16は、会計未完了の店舗有りを示す情報を、会計完了情報を送信した会計処理装置5へ応答として送信する(ステップS315)。
また、会計完了判定部15は、来店客IDに対応付く会計完了判定情報の全てが「済(会計済)」あると判定した場合には、当該店舗での会計をもって全ての店舗において会計が完了する旨を示す情報を、会計完了情報を送信した会計処理装置5へ応答として送信する(ステップS316)。
会計処理装置5は、会計完了情報に対する応答を受信すると、その応答に含まれる情報の内容に基づいて、「会計未完了の店舗有り」の情報、または「全ての店舗において会計完了」の情報を表示部などに表示する(ステップS317)。「会計未完了の店舗有り」が表示された場合には、レジ担当者は、来店客は継続して呼出端末3を利用して他の店舗での調理完了を把握する必要があると判断し、呼出端末3を回収しない。また「全ての店舗において会計完了」が表示された場合には、レジ担当者は、来店客は継続して呼出端末3を利用して他の店舗での調理完了を把握する必要がないと判断し、呼出端末3を回収する。この処理により、呼出端末3の回収忘れを防止でき、来店客が呼出端末3を自宅に持ち帰ってしまうことを防ぐことができる。
例えば、図9の注文情報テーブルに記憶されている来店客ID「2」の場合、ピザ&スパゲッティショップで商品を受け取って会計が完了すると、ピザ&スパゲッティショップの会計処理装置5は会計完了情報を注文情報管理装置1に送信する。注文情報管理装置は、記憶部17の注文情報テーブルに記憶されている、当該客ID「2」と当該店舗ID「C」で特定される注文情報に対応付けて、会計完了判定情報を「済(会計済)」と登録する。次に、注文情報管理装置1は、当該客ID「2」で特定される注文情報に対応付けられて記憶部17の注文情報テーブルに記憶されている全会計完了判定情報を確認し、全て「済(会計済)」であることを確認すると、「全ての店舗において会計完了」の情報を会計処理装置5へ送信する。これを受信した会計処理装置5は、「全ての店舗において会計完了」、「全会計が完了したので呼出端末を回収して下さい」などの通知を行う。
また例えば、図9の注文情報テーブルに記憶されている来店客ID「4」の場合、ハンバーガショップで商品を受け取って会計が完了すると、ハンバーガショップの会計処理装置5は会計完了情報を注文情報管理装置1に送信する。注文情報管理装置は、記憶部17の注文情報テーブルに記憶されている、当該客ID「4」と当該店舗ID「A」で特定される注文情報に対応付けて、会計完了判定情報を「済(会計済)」と登録する。次に、注文情報管理装置1は、当該客ID「4」で特定される注文情報に対応付けられて記憶部17の注文情報テーブルに記憶されている全会計完了判定情報を確認し、「済(会計済)」でない注文情報があることを確認すると(ピザ&スパゲッティショップのコーヒーの会計が未完了状態)、「会計未完了の店舗有り」の情報を会計処理装置5へ送信する。これを受信した会計処理装置5は、「会計未完了の店舗有り」、「呼出端末は回収しないで下さい」などの通知を行う。
なお、上述の実施形態において、フロア店員が注文受付完了時に呼出端末3を来店客に渡しているが、この代わりに、注文入力端末1が注文情報管理装置1と連携して発番した来店客IDを生成し、注文入力端末1に備えられたプリンタでその来店客IDを印刷し、その用紙を来店客へ渡すようにしてもよい。この場合、調理完了時に注文情報管理装置1は、各店舗のレジカウンターなどに設置された表示機に来店客IDを格納した調理完了報知信号を送信し、当該表示機が調理完了報知信号に格納されている来店客IDを表示する。そして、来店客は、印刷用紙に印刷されている来店客IDと表示機に表示された来店客IDとが一致する場合、商品を受け取りにいくようにしてもよい。なお、この場合、来店客IDの印刷された用紙をレジ担当者が受け取り、その内容を会計処理装置5へ入力することにより、会計処理装置5は、注文情報管理装置1へ会計情報の送信を要求することができる。また、来店客が複数店舗で注文を行っている場合には、来店客に配布する用紙に、来店客IDの他に店舗を識別する情報を印刷したり、店舗毎に用紙を分けられるように印刷したりしてもよい。このようにすることで、来店客は会計済み店舗や未会計店舗を常に把握することができる。また、上述の実施形態において、会計完了判定部15は、会計処理装置5から会計完了情報を受信した後に会計完了を判定したが、別のタイミングでの判定も可能である。例えば、会計完了判定部15は、会計処理装置5から会計情報送信要求を受信したときに、会計完了を判定してもよい。具体的には、注文情報管理装置1が会計処理装置5から会計情報送信要求を受信したとき、会計情報送信要求に含まれる来店客IDで特定される注文情報に対応付けられた会計完了判定情報を読み出す。そして、当該会計情報送信要求に含まれる来店客IDと店舗IDとで特定される注文情報以外の注文情報に対応付けられた会計完了判定情報について、全て「済(会計済)」ならば「会計情報送信要求を送信した会計処理装置5における会計処理を行うと、全ての店舗において会計が完了する」と判断し、「済(会計済)」でないものがあれば「会計未完了の店舗有り」と判断する。このようにすることで、会計処理装置5に会計情報を送信する際に判定の情報を会計処理装置5へ送信できる。そして、会計処理装置5において会計処理を実施する前に、「当該会計をもって全ての店舗において会計完了」なのか、「会計未完了の店舗有り」なのか、を店舗の従業員や来店客に通知することも可能である。
また、本実施形態による注文管理システムは、従来のフードコートのように、客が各店舗のレジカウンターまで足を運んで、その場で注文および会計・料理品の引渡しを並行運用することができるような機能を備えていてもよい。この場合、会計処理装置5から、注文内容を入力し、注文情報管理装置1を経由し、調理場の表示装置4へ注文情報が通知される。またこの際、ある店舗のレジカウンターにおいて、別の店舗の注文を入力することも可能である。この場合も、上述した実施形態と同様に、会計処理装置5から入力された複数店舗にまたがる注文情報が、注文情報管理装置1へ送信されて店舗ごとに振り分けられ、各店舗の表示装置4に送信されて表示される。
なお、本実施形態では、フロア店員が注文入力端末2を用いて来店客の注文入力を行ったが、この注文入力端末2を来店客に渡し、調理が完了するまで待機させ、調理が完了し次第その注文入力端末2に調理完了を報知するようにしてもよい。この場合、注文入力端末2がそのまま呼出端末3の役割も果たすこととなり、注文入力端末2を識別するIDが来店客IDとなる。
また、呼出端末3に、来店客が待機している間、フードコートの店舗や、併設された商業施設の各店舗のコマーシャルやイベント情報を流すようにしてもよい。
なお、上述の各装置や端末は内部に、コンピュータシステムを有している。そして、上述した各処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
1・・・注文情報管理装置
2・・・注文入力端末
3・・・呼出端末
4・・・表示装置
5・・・会計処理装置

Claims (7)

  1. 複数の店舗それぞれに対する注文を管理する注文情報管理装置と、前記複数の店舗の何れか一つまたは複数に対する注文情報の入力を受け付ける注文入力端末と、前記複数の店舗に設置された出力装置と、前記複数の店舗に設置された会計処理装置とを備えた注文情報管理システムであって、
    前記注文入力端末は、
    前記複数の店舗ごとの複数の提供商品情報を表示する提供商品情報表示手段と、
    前記複数の店舗のうちの何れかの店舗の指定と、指定された当該店舗の提供商品情報のうちの何れかの提供商品情報とその数量の指定とを受け付ける注文情報受付手段と、
    前記指定された店舗を示す店舗識別情報と、当該店舗に対する前記指定された提供商品情報とその数量と、注文情報入力を受け付けた来店客を識別する来店客識別情報とを対応付けた注文情報を、前記注文情報管理装置へ送信する注文情報送信手段とを備え、
    前記注文情報管理装置は、
    前記注文入力端末から前記注文情報を受信する注文情報受信手段と、
    前記受信した注文情報を注文情報記憶手段に登録する注文情報登録手段と、
    前記注文情報に含まれる前記提供商品情報とその数量と前記来店客識別情報とを、前記注文情報に含まれる前記店舗識別情報で識別される出力装置に送信して調理を指示する調理指示手段と、
    前記出力装置から、前記出力装置が配された店舗を識別する店舗識別情報と、調理が完了した提供品を示す提供品情報に対応付けられた来店客識別情報とを含む調理完了情報を受信する調理完了受信手段と、
    前記受信した調理完了情報に含まれる店舗識別情報と来店客識別情報とを、前記来店客を呼出し報知を行うための呼出装置に送信する調理完了報知手段と、
    前記会計処理装置から、店舗識別情報と来店客識別情報とを含む会計完了情報を受信する会計完了情報受信手段と、
    前記注文情報記憶手段に記憶されている、前記会計完了情報に含まれる店舗識別情報と来店客識別情報とで特定される注文情報に対応付けて、会計完了判定情報として会計済み情報を登録する会計完了判定情報登録手段と、
    前記注文情報記憶手段に前記会計完了判定情報が登録された後、前記注文情報記憶手段に記憶されている、前記会計完了情報に含まれる来店客識別情報で特定される注文情報に対応付けられている会計完了判定情報に基づいて、当該来店客の注文に関する会計の完了状況を判断する会計完了判定手段とを備える
    ことを特徴とする注文情報管理システム。
  2. 前記会計完了判定手段は、
    前記会計処理装置から前記会計完了情報を受信した場合、当該会計完了情報に含まれる前記来店客識別情報で特定される注文情報と当該注文情報に対応付けられている会計完了判定情報とを前記注文情報記憶手段から読み出し、読み出した全ての注文情報に会計完了判定情報として会計済み情報が登録されている場合、当該店舗での会計が当該来店客の最後の会計であると判断する
    ことを特徴とする請求項に記載の注文情報管理システム。
  3. 前記会計完了判定手段は、
    前記会計処理装置から前記会計完了情報を受信した場合、当該会計完了情報に含まれる前記来店客識別情報で特定される注文情報と当該注文情報に対応付けられている会計完了判定情報とを前記注文情報記憶手段から読み出し、読み出した注文情報のなかに、会計完了判定情報として会計済み情報が未登録である注文情報が存在した場合、当該店舗での会計が当該来店客の最後の会計でないと判断する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の注文情報管理システム。
  4. 前記注文情報管理装置はさらに、
    前記会計完了情報を送信した会計処理装置に対して、前記会計完了判定手段による判定結果に基づいた情報を送信する会計情報送信手段を備える
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の注文情報管理システム。
  5. 前記会計情報送信手段は
    前記会計完了判定手段が当該店舗での会計が当該来店客の最後の会計であると判断した場合、前記会計完了情報を送信した会計処理装置に対して、当該店舗での会計が当該来店客の最後の会計であることを示す情報を送信す
    ことを特徴とする請求項に記載の注文情報管理システム。
  6. 前記会計処理装置は、
    当該店舗での会計が当該来店客の最後の会計であることを示す情報を受信した場合、前記呼出装置の回収指示を通知する通知手段を備える
    ことを特徴とする請求項に記載の注文情報管理システム。
  7. 前記会計情報送信手段は、
    前記会計完了判定手段が当該店舗での会計が当該来店客の最後の会計でないと判断した場合、前記会計完了情報を送信した会計処理装置に対して、会計が済んでいない店舗がほかにあることを示す情報を送信する
    ことを特徴とする請求項に記載の注文情報管理システム。
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