JP7176753B2 - 店舗内顧客管理システム、店舗内顧客管理装置、店舗内顧客管理方法、及びコンピュータプログラム - Google Patents

店舗内顧客管理システム、店舗内顧客管理装置、店舗内顧客管理方法、及びコンピュータプログラム Download PDF

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本発明は、店舗内の顧客を管理する店舗内顧客管理システム、店舗内顧客管理装置、店舗内顧客管理方法、及びコンピュータプログラムの技術分野に関する。
この種のシステムとして、店舗や施設の利用者に関する情報を従業員等に報知するものが知られている。例えば特許文献1では、来店者の行動、滞在時間、来店頻度等の特徴を分析して店員の端末等に通知する技術が開示されている。特許文献2では、利用者の状態を示す情報から不正利用を自動的に検出し、従業員等に知らせる技術が開示されている。
その他の関連する技術として、特許文献3では、座席センサで客の着席を検出すると、チャイムやランプで報知する技術が開示されている。特許文献4では、座席数に対する入店客数の割合から混雑状態を判定する技術が開示されている。
国際公開第2018/110165号 特開2016-045654号公報 特開2005-063009号公報 特開2007-133847号公報
店舗内に座席が配置される店舗では、座席を利用する来店者と、座席を利用しない来店者とで、それぞれ異なる対応をとることが要求される場合がある。例えば、イートイン/テイクアウトを選択可能な飲食店では、イートインを選択する利用者と、テイクアウトを選択する利用者とで、会計時に適用する税率を変更するような処理が要求される。しかしながら、上述した各特許文献では、このような状況が想定されておらず改善の余地がある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、店舗において座席を確保した来店者を適切に管理することが可能な店舗内顧客管理システム、店舗内顧客管理装置、店舗内顧客管理方法、及びコンピュータプログラムを提供することを課題とする。
本発明の店舗内顧客管理システムの一の態様は、店舗に設置された座席が確保されたことを検出する検出手段と、前記座席を確保した来店者を座席利用者として特定する特定手段と、前記座席利用者に関する情報を、前記店舗のスタッフ及び前記座席利用者として特定された来店者の少なくとも一方に通知する通知手段とを備える。
本発明の店舗内顧客管理装置の一の態様は、店舗に設置された座席が確保されたことを検出する検出手段と、前記座席を確保した来店者を座席利用者として特定する特定手段と、前記座席利用者に関する情報を、前記店舗のスタッフ及び前記座席利用者として特定された来店者の少なくとも一方に通知する通知手段とを備える。
本発明の店舗内顧客管理方法の一の態様は、店舗に設置された座席が確保されたことを検出し、前記座席を確保した来店者を座席利用者として特定し、前記座席利用者に関する情報を、前記店舗のスタッフ及び前記座席利用者として特定された来店者の少なくとも一方に通知する。
本発明のコンピュータプログラムの一の態様は、蓄店舗に設置された座席が確保されたことを検出し、前記座席を確保した来店者を座席利用者として特定し、前記座席利用者に関する情報を、前記店舗のスタッフ及び前記座席利用者として特定された来店者の少なくとも一方に通知するようにコンピュータを動作させる。
上述した店舗内顧客管理システム、店舗内顧客管理装置、店舗内顧客管理方法、及びコンピュータプログラムのそれぞれの一の態様によれば、店舗において座席を確保した来店者を適切に管理することが可能することが可能である。
第1実施形態に係る店舗内顧客管理システムの全体構成を示すブロック図である。 店舗内顧客管理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る店舗内顧客管理システムの動作の流れを示すフローチャートである。 第1実施形態に係る店舗内顧客管理システムの動作例を示すイメージ図である。 表示端末における座席利用者への表示例を示すイメージ図である。 表示端末における店舗管理者への表示例を示すイメージ図である。 第2実施形態に係る店舗内顧客管理システムの全体構成を示すブロック図である。 同伴者特定部による同伴者を特定する動作の流れを示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら、店舗内顧客管理システム、店舗内顧客管理装置、店舗内顧客管理方法、及びコンピュータプログラムの実施形態について説明する。
<第1実施形態>
第1実施形態に係る店舗内顧客管理システムについて、図1から図6を参照して説明する。以下では、店舗内顧客管理システムが、イートイン及びテイクアウトを選択可能な飲食店(例えば、コーヒーショップやハンバーガーショップ等)に適用される例を挙げて説明する。
(システム構成)
まず、図1を参照しながら、第1実施形態に係る店舗内顧客管理システムの全体的な構成について説明する。図1は、第1実施形態に係る店舗内顧客管理システムの全体構成を示すブロック図である。
図1において、第1実施形態に係る店舗内顧客管理システム1は、店舗への来店者に関する情報(特に、座席を確保した来店者に関する情報)を管理するシステムとして構成されている。店舗内顧客管理システム1は、店舗内顧客管理装置10と、カメラ20と、表示端末30とを備えて構成されている。
店舗内顧客管理装置10は、例えば店舗内に設置されたサーバとして構成されている。なお、店舗内顧客管理装置10の一部又は全部は、クラウドとして構成されていてもよい。店舗内顧客管理装置10は、その機能を実現するための機能ブロックとして、座席確保検出部101と、座席利用者特定部102と、利用者情報通知部103とを備えている。
座席確保検出部101は、店舗内の来店者が、店舗に設置された座席(即ち、飲食するスペース)を確保したことを検出可能に構成されている。具体的には、座席確保検出部101は、店舗内に設置されたカメラ20から取得した画像や映像に基づいて、来店者が座席を確保したことを検出する。座席確保検出部101は、例えば画像分析や映像分析を行って、来店者が座席に物(私物や席札等)を置いた場合に、座席が確保されたことを検出する。なお、物が置かれたことを検出する具体的な手法については、既存の技術を適宜採用できるため、ここでの詳細な説明は省略する。座席確保検出部101は、座席に物が置かれたこと以外の事象から座席が確保されたことを検出してもよい。また、座席確保検出部101は、カメラ20以外から座席が確保されたことを検出するための情報を取得するようにしてもよい。
座席利用者特定部102は、座席を確保した来店者を特定可能に構成されている。具体的には、座席利用者特定部102は、店舗内に設置されたカメラ20から取得した画像や映像に基づいて、座席を確保した来店者(以下、適宜「座席利用者」と称する)を特定する。座席利用者特定部102は、例えば画像分析や映像分析を行って、座席に物を置いた来店者を座席利用者として特定する。座席利用者特定部102は、例えば座席利用者として特定した来店者の管理情報に座席を確保したことを示すフラグを付与することで、他の来店者(即ち、座席を確保していない来店者)と区別できるようにする。また、座席利用者特定部102は、座席利用者として特定した来店者を追跡するようにしてもよい。具体的には、座席利用者特定部102は、カメラ20から取得される画像や映像から、座席利用者として特定した来店者のその後の位置情報を取得するようにしてもよい。
利用者情報通知部103は、座席利用者に関する情報を通知可能に構成されている。具体的には、利用者情報通知部103は、座席利用者に関する情報を表示端末30に表示することで、店舗スタッフ又は座席利用者として特定された来店者自身に通知する。なお、利用者情報通知部103は、表示端末30以外を利用して座席利用者に関する情報を通知するようにしてもよい。利用者情報通知部103は、例えば店内に設置されたスピーカ(図示せず)等を利用して、座席利用者に関する情報を音声で通知してもよい。なお、利用者情報通知部103は、座席利用者に関する情報を、座席利用者を特定したタイミングで通知してもよいし、その後の任意のタイミング(例えば、座席利用者が会計を行うタイミング)で通知してもよい。
ここで図2を参照しながら、店舗内顧客管理装置10のハードウェア構成について説明する。図2は、店舗内顧客管理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
図2に示すように、店舗内顧客管理装置10は、CPU(Central Processing Unit)11と、RAM(Random Access Memory)12と、ROM(Read Only Memory)13と、記憶装置14とを備えている。店舗内顧客管理装置10は更に、入力装置15と、出力装置16とを備えていてもよい。CPU11と、RAM12と、ROM13と、記憶装置14と、入力装置15と、出力装置16とは、データバス17を介して接続されている。
CPU11は、コンピュータプログラムを読み込む。例えば、CPU11は、RAM12、ROM13及び記憶装置14のうちの少なくとも一つが記憶しているコンピュータプログラムを読み込むように構成されている。或いは、CPU11は、コンピュータで読み取り可能な記録媒体が記憶しているコンピュータプログラムを、図示しない記録媒体読み取り装置を用いて読み込んでもよい。CPU11は、ネットワークインタフェースを介して、店舗内顧客管理装置10の外部に配置される不図示の装置からコンピュータプログラムを取得してもよい(つまり、読み込んでもよい)。CPU11は、読み込んだコンピュータプログラムを実行することで、RAM12、記憶装置14、入力装置15及び出力装置16を制御する。本実施形態では特に、CPU11が読み込んだコンピュータプログラムを実行すると、CPU11内には、座席を確保した来店者の情報を管理するための機能ブロックが実現される(図1参照)。
RAM12は、CPU11が実行するコンピュータプログラムを一時的に記憶する。RAM12は、CPU11がコンピュータプログラムを実行している際にCPU11が一時的に使用するデータを一時的に記憶する。RAM12は、例えば、D-RAM(Dynamic RAM)であってもよい。
ROM13は、CPU11が実行するコンピュータプログラムを記憶する。ROM13は、その他に固定的なデータを記憶していてもよい。ROM13は、例えば、P-ROM(Programmable ROM)であってもよい。
記憶装置14は、店舗内顧客管理装置10が長期的に保存するデータを記憶する。記憶装置14は、CPU11の一時記憶装置として動作してもよい。記憶装置14は、例えば、ハードディスク装置、光磁気ディスク装置、SSD(Solid State Drive)及びディスクアレイ装置のうちの少なくとも一つを含んでいてもよい。
入力装置15は、店舗内顧客管理装置10のユーザからの入力指示を受け取る装置である。入力装置15は、例えば、キーボード、マウス及びタッチパネルのうちの少なくとも一つを含んでいてもよい。
出力装置16は、店舗内顧客管理装置10に関する情報を外部に対して出力する装置である。例えば、出力装置16は、店舗内顧客管理装置10に関する情報を表示可能な表示装置(例えば、ディスプレイ)であってもよい。
図1に戻り、カメラ20は、店舗内或いは店舗の入口付近に設置されており、店舗内又は店舗周辺の様子を撮像可能に構成されている。カメラ20は、来店者が座席を確保したことを検出できる画像、及び座席を確保した来店者を特定できる画像を取得可能な位置に配置されている。例えば、カメラ20は、少なくとも座席周辺が撮像範囲に収まるような位置に配置されている。カメラ20は、複数設置されていてもよい。
表示端末30は、ディスプレイを備えた端末であり、利用者情報通知部103による通知を画像によって実現可能に構成されている。表示端末30は、例えば店舗のPOS端末や、店内に設置されたモニタとして構成される。表示端末30は、店内に複数設置されていてもよい。なお、表示端末30は、店舗スタッフや来店者が保有するパソコン、タブレット端末、及びスマートフォン等であってもよい。即ち、表示端末30は、店舗内に設置されていない端末(言い換えれば、持ち運び可能な端末)であってもよい。
(動作の流れ)
次に、図3を参照しながら、第1実施形態に係る店舗内顧客管理システム1の動作の流れについて説明する。図3は、第1実施形態に係る店舗内顧客管理システムの動作の流れを示すフローチャートである。
図3に示すように、第1実施形態に係る店舗内顧客管理システム1では、まず座席確保検出部101が、カメラ20から店舗内の画像を取得する(ステップS11)。そして、座席確保検出部101は、取得した画像を分析し、店舗の座席が確保されたか否かを判定する(ステップS12)。なお、座席が確保されていないと判定された場合(ステップS12:NO)、以降の処理は省略され一連の動作は終了する。この場合、所定期間後に、ステップS11の処理が再開されてもよい。
一方、座席が確保されたと判定された場合(ステップS12:YES)、座席利用者特定部102が、座席を確保した来店者を座席利用者として特定する(ステップS13)。そして、座席利用者特定部102は、座席利用者として特定された来店者の追跡を開始する(ステップS14)。
続いて、座席利用者特定部102は、追跡している座席利用者がレジで会計を行っているか否かを判定する(ステップS15)。なお、レジで会計を行っているか否かは、追跡で取得される座席利用者の位置情報に基づいて判定すればよい。座席利用者特定部102は、例えば座席利用者の位置がレジ付近である場合には、会計を行っていると判定し、レジ付近でない場合には会計を行っていないと判定すればよい。
座席利用者が会計を行っていないと判定された場合(ステップS15:NO)、座席利用者特定部102は、そのまま追跡を続行する(ステップS14)。一方で、座席利用者が会計を行っていると判定された場合(ステップS15:YES)、座席利用者特定部102は、座席利用者に関する情報を通知する(ステップS16)。
(具体的な動作例)
次に、図4から図6を参照しながら、第1実施形態に係る店舗内顧客管理システム1の具体的な動作例について説明する。図4は、第1実施形態に係る店舗内顧客管理システムの動作例を示すイメージ図である。図5は、表示端末における座席利用者への表示例を示すイメージ図である。図6は、表示端末における店舗管理者への表示例を示すイメージ図である。
図4に示す例では、イートインを選択する来店者と、テイクアウトを選択する来店者とで、異なる税率を適用して会計を行うケースについて説明する。具体的には、イートインを選択する来店者には消費税10%が適用され、テイクアウトを選択する来店者には、消費税8%(即ち、軽減税率)が適用されるケースについて説明する。
第1実施形態に係る店舗内顧客管理システム1では、まず店舗の入口周辺に設置されたカメラ20で、店舗に入店する来店者が検出する。検出された来店者については、その後の動向をカメラ20によって追跡する。このように、来店者の追跡は、入店したタイミングで開始されてもよい。
その後、追跡している来店者が座席に物を置いた場合、座席が確保されたことを検出する。そして、物を置いた来店者が座席利用者であることを特定して、追跡を続行する。
その後、座席利用者として追跡していた来店者がレジで会計を行うタイミングで、レジ担当者に現在会計を行っている来店者が座席利用者であることを通知する。具体的には、表示端末30としてのPOS端末等に、「店内利用者」と表示する。
上記のような通知を受けたレジ担当者は、会計を行っている来店者に、座席を利用するか否かの意思確認を行う。例えば、レジ担当者は、「店内をご利用ですね?」等の声掛けを行う。そして、来店者から座席を利用する旨の回答が得られた場合、消費税10%を適用して会計を行う。一方で、来店者から座席を利用しない旨の回答が得られた場合、消費税8%を適用して会計を行う。
図5に示すように、座席利用者に関する情報の通知は、来店者に対して行われてもよい。具体的には、レジカウンターの来店者側に設置された表示端末30に、「座席の確保が検出されています。消費税10%を適用してよろしいですか?」等の表示を行ってもよい。また、表示端末30は、来店者が「はい」又は「いいえ」を選択可能なボタンを表示してもよい。この場合、来店者が「はい」を押すと、消費税10%が自動的に適用されるようにし、来店者が「いいえ」を押すと、消費税8%が自動的に適用されるようにしてもよい。
図6に示すように、座席利用者に関する情報の通知は、座席利用者として特定された来店者の位置情報として通知されてもよい。例えば、利用者情報通知部103は、表示端末30に店舗内のマップと、来店者の店舗における位置を示すマーク(図中の丸印)とを表示する。そして特に、利用者情報通知部103は、座席を確保していない来店者を白い丸印、座席を確保した来店者を黒い丸印で表示させる。このようにすれば、座席利用者の位置や数、或いは全体の来店者に対する割合等を直感的に把握することが可能となる。
(技術的効果)
次に、第1実施形態に係る店舗内顧客管理システム1において得られる技術的効果について説明する。
図1から図6で説明したように、第1実施形態に係る店舗内顧客管理システム1によれば、店舗スタッフ又は来店者に対して、座席利用者に関する情報が通知される。よって、座席を確保している来店者(言い換えれば、イートインする来店者)と、座席を確保していない来店者(言い換えれば、テイクアウトする来店者)とを判別し、それぞれ異なる対応をとることができる。
具体的には、図4及び図5で示したケースのように、イートインする来店者とテイクアウトする来店者とで異なる税率を適用して会計を行うことができる。また、店舗スタッフ(特に、調理スタッフ)に通知を行えば、イートインする来店者とテイクアウトする来店者とで、異なる態様で商品を提供することもできる。具体的には、イートインする来店者に対しては食器で料理を提供し、テイクアウトする来店者にはテイクアウト用の容器で料理を提供することができる。この場合、誤ってテイクアウト用の容器を使用することを防止でき、容器のロス率を削減することができる。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態に係る店舗内顧客管理システム1について、図7及び図8を参照して説明する。なお、第2実施形態は、既に説明した第1実施形態と一部の構成及び動作が異なるのみであり、その他の部分は概ね同様である。このため、以下では第1実施形態と異なる部分について詳細に説明し、他の重複する部分については説明を適宜省略するものとする。
(システム構成)
まず、図7を参照しながら、第2実施形態に係る店舗内顧客管理システム1の全体的な構成について説明する。図7は、第2実施形態に係る店舗内顧客管理システムの全体構成を示すブロック図である。なお、図7では、図1で示した構成要素と同様のものに同一の符号を付している。
図7に示すように、第2実施形態に係る店舗内顧客管理システム1は、第1実施形態の構成要素(図1参照)に加えて、同伴者特定部104を備えて構成されている。
同伴者特定部104は、カメラ20から取得した画像又は映像に基づいて、来店者の同伴者を特定可能に構成されている。即ち、同伴者特定部104は、来店者が1人で来店したのか、それとも複数人のグループで来店したのかを判定可能に構成されている。同伴者特定部104は、例えば来店者が入店した直後のタイミング、或いは入店する直前のタイミングで同伴者を特定する。
(同伴者特定動作)
次に、図8を参照しながら、同伴者特定部104による同伴者を特定する動作の流れについて説明する。図8は、同伴者特定部による同伴者を特定する動作の流れを示すフローチャートである。
図8に示すように、同伴者特定部104は、まずカメラ20から店舗の画像を取得する(ステップS21)。そして、同伴者特定部104は、所定距離を保って移動する複数の来店者が存在するか否かを判定する(ステップS22)。なお、ここでの「所定距離」は、複数の来店者がグループであるか否か(即ち、同伴者を連れた来店者であるか否か)を判定するための閾値であり、例えば1m等の比較的短い距離として設定されている。
所定距離を保って移動する複数の来店者が存在すると判定された場合(ステップS22:YES)、同伴者特定部104は、それらの来店者をグルーピングする(ステップS23)。即ち、複数の来店者を互いに紐付けて1つのグループとして扱う。一方で、所定距離を保って移動する複数の来店者が存在しないと判定された場合(ステップS22:NO)、同伴者特定部104は、上述したグルーピングの処理を実行しない。このため、複数の来店者があった場合でも、それらの来店者は、それぞれ別々に来店したものとして扱われる。
なお、第2実施形態に係る店舗内顧客管理システム1は、上述した同伴者特定動作の後に、第1実施形態と同様の動作を実行する(即ち、図3のフローチャートで説明した動作を実行する)。このとき、座席確保検出部101は、来店者が座席に座った場合に、座席が確保されたことを検出してもよい。なお、来店者が座席に座ったことは、物が置かれたことを検出する場合と同様に、カメラ20の画像等から検出することができる。或いは、カメラ20以外のセンサ等を利用して、座席に人が座ったことを検出するようにしてもよい。
ここで第2実施形態では特に、グルーピングされた複数の来店者のうち少なくとも1人が座席に座った場合に、グルーピングされた来店者のすべてが座席を確保したことを検出するようにしてもよい。即ち、来店者が座席に座ったことを検出した場合に、座席に座った来店者だけでなく、その同伴者も座席利用者として特定されてよい。
(技術的効果)
次に、第2実施形態に係る店舗内顧客管理システム1において得られる技術的効果について説明する。
図7及び図8で説明したように、第2実施形態に係る店舗内顧客管理システム1によれば、来店者の同伴者が特定され、来店者が座席を確保した場合には、その同伴者も座席を確保したものとして扱われる。よって、例えば複数人で来店し、座席を確保する人、レジで注文・会計をする人に分かれた場合であっても、それぞれの来店者を適切に座席利用者として特定できる。よって、座席を確保している来店者と、座席を確保していない来店者とを判別し、それぞれ異なる対応をとることができる。
また、座席に座らなかった同伴者を座席利用者として特定できることで、座席利用者の総数を正確に把握することが可能となる。このような情報は、例えばマーケティング分析等に活用することができる。
<付記>
以上説明した実施形態に関して、更に以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
付記1に記載の店舗内顧客管理システムは、店舗に設置された座席が確保されたことを検出する検出手段と、前記座席を確保した来店者を座席利用者として特定する特定手段と、前記座席利用者に関する情報を、前記店舗のスタッフ及び前記座席利用者として特定された来店者の少なくとも一方に通知する通知手段とを備えることを特徴とする店舗内顧客管理システムである。
(付記2)
付記2に記載の店舗内顧客管理システムは、前記検出手段は、前記座席に物が置かれた場合に前記座席が確保されたことを検出し、前記特定手段は、前記座席に前記物を置いた来店者を前記座席利用者として特定することを特徴とする付記1に記載の店舗内顧客管理システムである。
(付記3)
付記3に記載の店舗内顧客管理システムは、前記検出手段は、前記座席に来店者が座った場合に前記座席が確保されたことを検出し、前記特定手段は、前記座席に座った来店者及び前記座席に座った来店者の同伴者を前記座席利用者として特定することを特徴とする付記1又は2に記載の店舗内顧客管理システムである。
(付記4)
付記4に記載の店舗内顧客管理システムは、前記店舗の入口周辺又は前記店舗内において、一の来店者と所定距離を保ちつつ移動している他の来店者を前記一の来店者の同伴者として特定する同伴者特定手段を更に備えることを特徴とする付記3に記載の店舗内顧客管理システムである。
(付記5)
付記5に記載の店舗内顧客管理システムは、前記特定手段は、前記座席利用者として特定した来店者を追跡して位置情報を取得することを特徴とする付記1から4のいずれか一項に記載の店舗内顧客管理システムである。
(付記6)
付記6に記載の店舗内顧客管理システムは、前記通知手段は、前記座席利用者として特定された来店者が前記店舗で会計を行う際に、前記会計を行う来店者が前記座席を確保している旨を通知することを特徴とする付記1から5のいずれか一項に記載の店舗内顧客管理システムである。
(付記7)
付記7に記載の店舗内顧客管理システムは、前記通知手段は、前記座席利用者として特定された来店者の会計に、前記座席利用者に対応する税率を適用してよいか通知することを特徴とする付記6に記載の店舗内顧客管理システムである。
(付記8)
付記8に記載の店舗内顧客管理装置は、店舗に設置された座席が確保されたことを検出する検出手段と、前記座席を確保した来店者を座席利用者として特定する特定手段と、前記座席利用者に関する情報を、前記店舗のスタッフ及び前記座席利用者として特定された来店者の少なくとも一方に通知する通知手段とを備えることを特徴とする店舗内顧客管理装置である。
(付記9)
付記9に記載の店舗内顧客管理方法は、店舗に設置された座席が確保されたことを検出し、前記座席を確保した来店者を座席利用者として特定し、前記座席利用者に関する情報を、前記店舗のスタッフ及び前記座席利用者として特定された来店者の少なくとも一方に通知することを特徴とする店舗内顧客管理方法である。
(付記10)
付記10に記載のコンピュータプログラムは、店舗に設置された座席が確保されたことを検出し、前記座席を確保した来店者を座席利用者として特定し、前記座席利用者に関する情報を、前記店舗のスタッフ及び前記座席利用者として特定された来店者の少なくとも一方に通知するようにコンピュータを動作させることを特徴とするコンピュータプログラムである。
本発明は、特許請求の範囲及び明細書全体から読み取ることのできる発明の要旨又は思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う店舗内顧客管理システム、店舗内顧客管理装置、店舗内顧客管理方法、及びコンピュータプログラムもまた本発明の技術思想に含まれる。
1 店舗内顧客管理システム
10 店舗内顧客管理装置
20 カメラ
30 表示端末
101 座席確保検出部
102 座席利用者特定部
103 利用者情報通知部

Claims (10)

  1. 店舗に設置された座席に物が置かれた場合又は前記座席に来店者が座った場合に、前記座席が確保されたことを検出する検出手段と、
    前記店舗の入口周辺又は前記店舗内において、一の来店者と所定距離を保ちつつ移動している他の来店者を前記一の来店者の同伴者として特定する同伴者特定手段と、
    前記検出手段の検出結果に基づいて、前記座席に物を置いた来店者、前記座席に座った来店者及び前記座席に座った来店者の同伴者のうち少なくとも1人を座席利用者として特定する特定手段と、
    前記特定手段による特定結果に基づいて、特定された座席利用者であることを示す情報、特定された座席利用者に適用する税率に関する情報、及び特定された座席利用者の位置情報の少なくとも1つを、前記店舗のスタッフ及び前記座席利用者の少なくとも一方に通知する通知手段と
    を備えることを特徴とする店舗内顧客管理システム。
  2. 店舗に設置された座席に物が置かれた場合又は前記座席に来店者が座った場合に、前記座席が確保されたことを検出する検出手段と、
    前記検出手段の検出結果に基づいて、前記座席に物を置いた来店者、前記座席に座った来店者及び前記座席に座った来店者の同伴者のうち少なくとも1人を座席利用者として特定する特定手段と、
    前記特定手段による特定結果に基づいて、特定された座席利用者が前記店舗で会計を行う際に、前記特定された座席利用者が前記座席を確保している旨を通知する通知手段と
    を備えることを特徴とする店舗内顧客管理システム。
  3. 前記特定手段は、前記特定された座席利用者を追跡して位置情報を取得することを特徴とする請求項1又は2に記載の店舗内顧客管理システム。
  4. 前記通知手段は、前記特定された座席利用者の会計に、前記座席利用者に対応する税率を適用してよいか通知することを特徴とする請求項に記載の店舗内顧客管理システム。
  5. 店舗に設置された座席に物が置かれた場合又は前記座席に来店者が座った場合に、前記座席が確保されたことを検出する検出手段と、
    前記店舗の入口周辺又は前記店舗内において、一の来店者と所定距離を保ちつつ移動している他の来店者を前記一の来店者の同伴者として特定する同伴者特定手段と、
    前記検出手段の検出結果に基づいて、前記座席に物を置いた来店者、前記座席に座った来店者及び前記座席に座った来店者の同伴者のうち少なくとも1人を座席利用者として特定する特定手段と、
    前記特定手段による特定結果に基づいて、特定された座席利用者であることを示す情報、特定された座席利用者に適用する税率に関する情報、及び特定された座席利用者の位置情報の少なくとも1つを、前記店舗のスタッフ及び前記座席利用者の少なくとも一方に通知する通知手段と
    を備えることを特徴とする店舗内顧客管理装置。
  6. 店舗に設置された座席に物が置かれた場合又は前記座席に来店者が座った場合に、前記座席が確保されたことを検出する検出手段と、
    前記検出手段の検出結果に基づいて、前記座席に物を置いた来店者、前記座席に座った来店者及び前記座席に座った来店者の同伴者のうち少なくとも1人を座席利用者として特定する特定手段と、
    前記特定手段による特定結果に基づいて、特定された座席利用者が前記店舗で会計を行う際に、前記特定された座席利用者が前記座席を確保している旨を通知する通知手段と
    を備えることを特徴とする店舗内顧客管理装置。
  7. 店舗内顧客管理システムによって実行される店舗内顧客管理方法であって、
    店舗に設置された座席に物が置かれた場合又は前記座席に来店者が座った場合に、前記座席が確保されたことを検出し、
    前記店舗の入口周辺又は前記店舗内において、一の来店者と所定距離を保ちつつ移動している他の来店者を前記一の来店者の同伴者として特定し、
    前記検出した結果に基づいて、前記座席に物を置いた来店者、前記座席に座った来店者及び前記座席に座った来店者の同伴者のうち少なくとも1人を座席利用者として特定し、
    前記特定した結果に基づいて、特定された座席利用者であることを示す情報、特定された座席利用者に適用する税率に関する情報、及び特定された座席利用者の位置情報の少なくとも1つを、前記店舗のスタッフ及び前記座席利用者の少なくとも一方に通知する
    ことを特徴とする店舗内顧客管理方法。
  8. 店舗内顧客管理システムによって実行される店舗内顧客管理方法であって
    店舗に設置された座席に物が置かれた場合又は前記座席に来店者が座った場合に、前記座席が確保されたことを検出し、
    前記検出した結果に基づいて、前記座席に物を置いた来店者、前記座席に座った来店者及び前記座席に座った来店者の同伴者のうち少なくとも1人を座席利用者として特定し、
    前記特定した結果に基づいて、特定された座席利用者が前記店舗で会計を行う際に、前記特定された座席利用者が前記座席を確保している旨を通知する
    ことを特徴とする店舗内顧客管理方法。
  9. 店舗に設置された座席に物が置かれた場合又は前記座席に来店者が座った場合に、前記座席が確保されたことを検出し、
    前記店舗の入口周辺又は前記店舗内において、一の来店者と所定距離を保ちつつ移動している他の来店者を前記一の来店者の同伴者として特定し、
    前記検出した結果に基づいて、前記座席に物を置いた来店者、前記座席に座った来店者及び前記座席に座った来店者の同伴者のうち少なくとも1人を座席利用者として特定し、
    前記特定した結果に基づいて、特定された座席利用者であることを示す情報、特定された座席利用者に適用する税率に関する情報、及び特定された座席利用者の位置情報の少なくとも1つを、前記店舗のスタッフ及び前記座席利用者の少なくとも一方に通知する
    ようにコンピュータを動作させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  10. 店舗に設置された座席に物が置かれた場合又は前記座席に来店者が座った場合に、前記座席が確保されたことを検出し、
    前記検出した結果に基づいて、前記座席に物を置いた来店者、前記座席に座った来店者及び前記座席に座った来店者の同伴者のうち少なくとも1人を座席利用者として特定し、
    前記特定した結果に基づいて、特定された座席利用者が前記店舗で会計を行う際に、前記特定された座席利用者が前記座席を確保している旨を通知する
    ようにコンピュータを動作させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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