JP7278043B2 - 情報処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置に関する。
従来より、スーパーマーケット等の多くの店舗では、レジスター(以下、「レジ」と呼ぶ)を用いて商品の精算が行われている。
店員は、商品に取り付けられたバーコードを専用のバーコード読み取り装置で読み取り、商品の値段を認識し、顧客から適切な代金の支払いを受け付ける。
しかし、従来の方法では、顧客は、各商品をショッピングカートに入れて、レジまで移動する必要があり、また、レジが混雑した場合には、行列に並んで商品の精算を待たなければならないという問題があった。
そこで、携帯端末を使用した自己精算に関する技術が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特表2013-541107号公報
しかしながら、先行文献1に記載の技術を含む従来技術のみでは、顧客による商品のバーコードの読み取り忘れといったトラブルや、わざと商品のバーコードを読み取らずに持ち帰るといった不正行為等に対する対策としては不十分なものであった。
本発明は、このような状況を鑑みてなされたものであり、顧客の買い物に関するトラブルや不正行為を防止しつつ、当該顧客が快適な買い物をすることができる技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様の情報処理装置は、
店舗において顧客が決済を行う際に利用され、当該顧客が正規のユーザであるか否かを認証する認証機能を備えた第1装置と、
前記店舗において前記顧客が決済を行う際に利用される第2装置と、
を含む情報処理システムにおいて、当該第2装置として機能する情報処理装置であって、
前記情報処理装置は、
前記第1装置から認証の結果を示す第1情報を取得する取得手段と、
前記顧客の位置に関する情報に基づいて当該顧客の行動を予測する予測手段と、
前記予測手段による予測の結果と、前記顧客の購入に関するログと、前記店舗の在庫に関する情報とのうち少なくとも1の情報に基づいて、前記顧客の商品購入時の行動異常を検知する検知手段と、
前記行動異常が検知された場合、前記行動異常が検知された前記顧客に対して、警告を行う警告手段と、
を備える。
また、前記予測手段による予測の結果と、前記顧客の購入に関するログと、前記店舗の在庫に関する情報とのうち少なくとも1の情報に基づいて、当該顧客が存在する店舗の推定を行う推定手段と、
をさらに備えることができる。
本発明によれば、トラブルや不正行為を防止しつつ、快適な買い物を行うことができる。
本発明の情報処理装置の一実施形態に係る管理サーバを含む、情報処理システムの構成を示す図である。 本発明の情報処理装置の一実施形態である管理サーバと、専用端末とが実行する各種処理により実現できる買物支援サービス(以下、「本サービス」と呼ぶ)の流れを示すイメージ図である。 図1の管理サーバのハードウェア構成を示すブロック図である。 図1の専用端末のハードウェア構成を示すブロック図である。 専用端末が備えるタッチパネルの具体構成の一例を示す図である。 図3の管理サーバ及び図4の専用端末の機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。 顧客の行動異常を推定する手法の具体例を示す図である。 顧客の行動異常が推定された場合における処理の具体例を示す図である。 サーバによる、顧客の不正行為を防ぐための各種手法の具体例を示す図である。 顧客が、店舗内のあらゆる場所で、リアルタイムで受け取ることができる情報の具体例を示す図である。 スマートチェックイン処理の流れを示すイメージ図である。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
[システム構成]
図1は、本発明の情報処理装置の一実施形態に係る管理サーバ1を含む、情報処理システムの構成を示す図である。
図1に示す情報処理システムは、管理サーバ1と、専用端末2-1乃至2-n(nは1以上の任意の整数値)と、決済サーバ3とが、インターネット等の所定のネットワークNを介して相互に接続されることで構成される。
管理サーバ1は、サービス提供者Mにより管理されるサーバであり、専用端末2-1乃至2-nの各動作を管理する。管理サーバ1は、例えば専用端末2-1乃至2-nの夫々により生成される、顧客Uが購入しようとする商品I1乃至Im(mは1以上の任意の整数値)に関する情報(以下、「購入情報」と呼ぶ)を取得する。管理サーバ1は、生成された購入情報に基づいて、決済サーバ3の決済処理を支援するための決済情報を生成する。なお、「決済処理を支援する」とは、管理サーバ1が自ら決済処理を行う必要は特にないことを意味している。
専用端末2-1乃至2-nの夫々は、スーパーマーケット等の店舗に配置される専用端末であって、顧客U1乃至Unの夫々が商品I1乃至Imを購入する際に操作する情報処理装置である。専用端末2-1乃至2-nの夫々は、顧客U1乃至Unの夫々がユーザ登録されている正規のユーザであるか否かについての認証や、顧客U1乃至Unの夫々が購入しようとする商品I1乃至Imに関する購入情報を生成する。
専用端末2-1乃至2-nの夫々は、スマートフォン、タブレット端末等で構成される。なお、以下、専用端末2-1乃至2-n、顧客U1乃至Unの夫々を個々に区別する必要がない場合、これらをまとめて、「専用端末2」、「顧客U」の夫々と呼ぶ。また、商品I1乃至Imの夫々を個々に区別する必要がない場合、これらをまとめて、「商品I」の夫々と呼ぶ。
決済サーバ3は、管理サーバ1により生成される決済情報に基づいて決済処理を行うサーバである。決済サーバ3は、必ずしもサービス提供者Mにより管理されている必要はない。図示はしないが、決済サーバ3は、決済の代行を行う者(例えば決済代行会社)により管理されていてもよい。
[サービス内容]
図2は、本発明の情報処理装置の一実施形態である管理サーバ1と、専用端末2とが実行する各種処理により実現できる本サービスの流れを示すイメージ図である。
ステップUS1において、顧客Uは、スーパーマーケット等の店舗の入口で、専用端末2を手に取る。これにより、顧客Uは、スーパーマーケット等の店舗で買い物をすることができるようになる。
ステップUS2において、顧客Uは、スーパーマーケット等の店舗に配備されているショッピングカート、又はカゴが備える専用ホルダHに、専用端末2をセットする。なお、ここでいう「セット」とは、専用端末2を専用ホルダHに一時的に収納したり取り付けたりする動作をいう。
ステップUS3において、顧客Uは、専用端末2に表示された所定のボタン(例えば「買物開始ボタン」(図示せず))をタッチする。これにより、顧客Uは、買い物を開始することができる。
具体的には、顧客Uのタッチ操作をトリガとして、顧客Uが登録された正規のユーザであるか否かの認証が行われる。顧客Uが登録された正規のユーザであることが認証されると、専用端末2は、商品Iに付された識別子R1を読み取ることができるようになる。これに対して、顧客Uが登録されていない新規のユーザである場合には、新規登録を行うための手続等の案内が専用端末2に表示されるので、顧客Uは、専用端末2を操作することにより、「新規でユーザ登録を行う。
ステップUS4において、顧客Uは、専用端末2を操作することにより、購入しようとする商品Iに付された識別子R1を読み取る。これにより、専用端末2において、顧客Uが購入しようとする商品Iについての購入情報が生成される。生成された購入情報は、管理サーバ1に送信され、管理サーバ1により決済情報が生成される際に利用されることとなる。
ここで、本サービスによれは、買い物をする顧客Uの不正を検知し、不正を行った顧客Uに警告を行うことができる。不正の検知は、顧客Uの位置に関する情報に基づき予測された顧客Uの行動内容(以下、「予測情報」と呼ぶ)と、顧客Uの購入情報、決済情報、店舗の在庫に関する情報等に基づいて行われる。不正が検知されると、対象となる顧客Uに対する警告が行われる。
顧客Uは、ステップUS4で購入のために識別子R1を読み取った商品Iについて、購入を取りやめる場合には、専用端末2に対し購入取りやめの操作を行うとともに、対象となる商品Iを商品棚に返却する(ステップUS5)。なお、購入を取りやめるための具体的な操作手法は特に限定されず、例えば商品I毎に表示されている「削除ボタン」(図示せず)をタッチする等により購入を取りやめる。
ステップUS6において、顧客Uは、専用端末2を操作することで決済を行い、購入した商品Iを袋に詰めて店舗を出る。
このように、本サービスが提供されることにより、レジによる決済を行うことなく迅速かつ容易に買い物を終らせることができる。このため、顧客Uは買い物を快適に行うことができ、店舗は人件費を抑えることができる。
[ハードウェア構成]
次に、本サービスを提供するために各種処理を実行する管理サーバ1と専用端末2との夫々のハードウェア構成について説明する。
(管理サーバ)
図3は、図1の管理サーバ1のハードウェア構成を示すブロック図である。
管理サーバ1は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、バス14と、入出力インターフェース15と、出力部16と、入力部17と、記憶部18と、通信部19と、ドライブ20とを備えている。
CPU11は、ROM12に記録されているプログラム、又は、記憶部18からRAM13にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。
RAM13には、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
CPU11、ROM12及びRAM13は、バス14を介して相互に接続されている。このバス14にはまた、入出力インターフェース15も接続されている。入出力インターフェース15には、出力部16、入力部17、記憶部18、通信部19及びドライブ20が接続されている。
出力部16は各種液晶ディスプレイ等で構成され、各種情報を出力する。
入力部17は、各種ハードウェア鉛等で構成され、各種情報を入力する。
記憶部18は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種データを記憶する。
通信部19は、インターネットを含むネットワークNを介して他の装置(例えば図2の専用端末2-1乃至2-n、決済サーバ3)との間で行う通信を制御する。
ドライブ20は、必要に応じて設けられる。ドライブ20には磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディア40が適宜装着される。ドライブ20によってリムーバブルメディア40から読み出されたプログラムは、必要に応じて記憶部18にインストールされる。またリムーバブルメディア40は、記憶部18に記憶されている各種データも、記憶部18と同様に記憶することができる。
(専用端末)
図4は、図1の専用端末2のハードウェア構成を示すブロック図である。
専用端末2は、CPU21と、ROM22と、RAM23と、バス24と、入出力インターフェース25と、タッチ操作入力部26と、表示部27と、入力部28と、記憶部29と、通信部30と、ドライブ31とを備えている。また、ドライブ31には、リムーバブルメディア50が適宜装着される。
CPU21乃至バス24、入力部28乃至ドライブ31、及びリムーバブルメディア50の夫々は、上述の図3のCPU11乃至バス14、入力部17乃至ドライブ20、及びリムーバブルメディア40の夫々に相当するため説明を省略する。
入出力インターフェース25には、タッチ操作入力部26、表示部27、入力部28、記憶部29、通信部30及びドライブ31が接続されている。
タッチ操作入力部26は、例えば表示部27に積層される静電容量式又は抵抗膜式(感圧式)の位置入力センサにより構成され、タッチ操作がなされた位置の座標を検出する。
表示部27は、液晶等のディスプレイにより構成され、プログラム作製に関する画像等、各種画像を表示する。
このように、本実施形態では、タッチ操作入力部26と表示部27とにより、タッチパネルが構成されている。
なお、図示はしないが、図1の情報処理システムのうち、決済サーバ3も、図3に示すハードウェア構成を有している。
このような管理サーバ1及び専用端末2の各種ハードウェアと各種ソフトウェアとの協働により、管理サーバ1及び専用端末2において、後述する各種処理を実行することが可能になる。
図5は、専用端末2が備えるタッチパネル(図4)の具体構成の一例を示す図である。
上述したように、専用端末2が備えるタッチパネルは、タッチ操作入力部26と表示部27とを含むように構成されている。このうち、タッチ操作入力部26は、図5に示す例では、カバーガラス261と、指紋センサ262と、センサ基板263とを含むように構成されている。また、表示部27は、LCD(Liquid Crystal Display)271を含むように構成されている。
このような構成を有するタッチパネルを備える専用端末2であれば、顧客Uがタッチパネルをタッチするだけで、指紋等の生体情報によるユーザ認証(以下、「生体認証」と呼ぶ)を行うことが可能となる。これにより、図6を参照して後述する「認証処理」、及び「購入情報生成処理」を生体認証の技術を用いて実行することができる。その結果、他人による「なりすまし」を防ぐことができるので、レジを介しない決済処理を実現させることができる。
[機能的構成]
次に、管理サーバ1及び専用端末2の機能について、図6を参照して説明する。
図6は、図2の管理サーバ1及び専用端末2の機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。
(管理サーバ)
図6に示すように、管理サーバ1のCPU11においては、不正警告処理が実行される場合には、取得部101と、予測部102と、検知部103と、警告部104とが機能する。広告提示処理が実行される場合には、取得部101と、予測部102と、表示制御部106とが機能する。スマートチェックイン処理が実行される場合には、店舗推定部105と、表示制御部106とが機能する。決済支援処理が実行される場合には、決済情報生成部107が機能する。
記憶部18の一領域には、ユーザDB401と、商品DB402とが設けられている。
異常警告処理とは、予測情報等に基づいて、店舗における顧客Uの行動異常を検知して警告する処理をいう。ここで、行動異常とは、予測された行動と、実際の行動との間に差異が生じていることをいう。行動異常が検知された場合、不正行為が行われている可能性が高くなる。
広告提示処理とは、予測情報等に基づいて、店舗内で買い物をする顧客Uの行動を予測しながら効率的に広告や告知等の情報を配信する処理をいう。ここで、広告とは、店舗で販売されている商品Iの販売を促進することを目的とした宣伝であり、顧客Uの五感のうちいずれか1以上に訴えかけるものをいう。なお、広告提示処理の詳細については、図10を参照して後述する。
スマートチェックイン処理とは、顧客Uに関する予測情報や、店舗に関する情報に基づいて、店舗に来店した顧客Uの認証を迅速化させる処理をいう。ここで、顧客Uに関する情報には、顧客Uの現在地の履歴、自宅住所、店舗利用履歴等を含む顧客Uに関する様々な情報(以下、「顧客情報」と呼ぶ)が含まれる。また、店舗に関する情報には、店舗毎の商品Iの販売履歴や在庫を含む商品Iに関する様々な情報(以下、「商品情報」と呼ぶ)が含まれる。なお、スマートチェックイン処理の詳細については、図11を参照して後述する。
決済支援処理とは、決済サーバ3による決済処理の支援を行うための処理をいう。具体的には、専用端末2により生成された購入情報に基づいて、決済サーバ3の決済処理に必要となる決済情報を生成する処理をいう。
取得部101は、専用端末2から、ユーザ認証の結果を示す情報を取得する。具体的には、専用端末2により、顧客Uが本サービスにおけるユーザとして登録されているか否かの認証(以下、「ユーザ認証」と呼ぶ)が行われると、その結果(以下、「ユーザ認証結果」と呼ぶ)は、専用端末2から管理サーバ1に送信される。取得部101は、専用端末2から送信されてきたユーザ認証結果を取得する。取得されたユーザ認証結果は、ユーザDB401に記憶されて管理される。
また、取得部101は、専用端末2の現在地に関する情報(以下、「現在地情報」と呼ぶ)を取得する。取得された専用端末2の現在地情報は、専用端末2を所持する顧客Uを一意に識別する情報と対応付けられて、ユーザDB401に記憶されて管理される。現在地情報は継続的に取得されるので、ユーザDB401において、顧客Uの現在地情報の履歴が管理される。なお、取得部101が専用端末2の現在地情報を取得する具体的手法は特に限定されない。例えば、専用端末2のGPS(Global Positioning System)機能を利用することで専用端末2の位置情報を取得する手法を用いてもよい。また例えば、店舗内の各所に設置された受信機(図示せず)を用いて、専用端末2から発信された所定の信号を受信して現在地を推定してもよいし、その他の手法を用いてもよい。
予測部102は、少なくとも、顧客Uの現在地情報に基づいて、顧客Uの行動についての予測を行う。具体的には、予測部102は、取得部101により取得された現在地情報を少なくとも含む情報に基づいて、顧客Uが店舗内でどのような行動をとるかについての予測を行う。予測部102により予測された結果は、予測情報として、後述する検知部103により顧客Uの行動異常が検知される際の根拠情報の1つとなる。
検知部103は、予測の結果と、顧客Uによる商品Iの購入実績と、店舗における商品Iの在庫に関する情報(以下、「在庫情報」と呼ぶ)とのうち少なくとも1の情報に基づいて、顧客Uが商品Iを購入する際の行動異常を検知する。具体的には、検知部103は、行動予測結果と、顧客Uによる商品Iの購入実績と、顧客Uが買い物をしている店舗における商品Iの在庫情報とのうち少なくとも1の情報に基づいて、顧客Uが商品Iを購入する際の行動異常を検知する。なお、検知部103が、店舗内にいる顧客Uの不正行動を検知する具体的手法は特に限定されないが、その一例について、図7乃至図9を参照して後述する。
警告部104は、行動異常が検知された場合に、行動異常が検知された顧客Uに対する警告を行う。具体的には、警告部104は、検知部103により、顧客Uの行動異常が検知された場合に、行動異常が検知された顧客Uに対する警告を行う。なお、警告部104が、店舗内で行動異常が検知された顧客Uに対して警告を行う際の具体的手法は特に限定されないが、例えば後述する図8で、その一例を説明する。
店舗推定部105は、顧客Uの位置に関する情報と、顧客Uによる商品の購入実績と、店舗において販売されている商品に関する情報とのうち、少なくとも1の情報に基づいて、顧客Uが存在する店舗の推定を行う。具体的には、店舗推定部105は、顧客Uの現在地情報と、顧客Uの商品I1乃至Imの夫々の購入実績と、店舗の商品情報とのうち少なくとも1の情報に基づいて、顧客Uが存在する店舗の推定を行う。なお、店舗推定部105が、顧客Uが存在する店舗の推定を行う具体的手法は特に限定されないが、例えば後述する図11で、その一例を説明する。
表示制御部106は、推定された店舗が複数ある場合に、これらの店舗のいずれかに付された、店舗を示す情報の読み取りを行うための画面を専用端末2に表示させる。具体的には、表示制御部106は、店舗推定部105により推定された店舗が複数ある場合に、これらの店舗のいずれかに付された、店舗を一意に識別する情報の読み取りを行うための画面を専用端末2に表示させる制御を実行する。
これにより、例えば店舗の店頭のいずれかの場所に付されたバーコード等の識別子R2を、専用端末2を用いて容易に読み取ることができるので、顧客Uが存在する店舗を容易に特定することができる。その結果、店舗に来店した顧客Uの認証を迅速化させたスマートチェックインを実現させることができる。
また、表示制御部106は、店舗内で顧客Uに対し提供される告知や広告を、専用端末2に表示させる制御を実行する。
決済情報生成部107は、専用端末2により生成された購入情報に基づいて、決済サーバ3による決済処理に必要となる決済情報を生成する。
ユーザDB401には、本サービスのユーザとして登録された顧客Uを一意に識別する情報(例えばユーザID)に顧客情報が対応付けられて管理されている。
商品DB402には、商品Iを一意に識別する情報(例えば商品ID)と、店舗を一意に識別する情報(例えば店舗ID)とが対応付けられて管理されている。
(専用端末)
図4に示すように、専用端末2のCPU(図示せず)においては、認証処理が実行される場合には、認証部201が機能する。購入情報生成処理が実行される場合には、読取部202と、購入情報生成部203とが機能する。
不正警告処理とは、店舗における顧客Uの不正行為を検知して警告する処理をいう。
認証部201は、顧客Uのユーザ認証を行う。認証部201によるユーザ認証結果は、管理サーバ1に送信される。
具体的には、店舗に来店した顧客Uが、専用端末2を操作することにより、認証に必要となる情報を入力すると、入力された情報と、ユーザDB401に記憶されている情報との照合が行われる。照合されればユーザ認証は成功し、照合されなければユーザ認証は失敗する。ユーザ認証が成功した場合には、顧客Uは、専用端末2を用いて店舗で買い物をすることができる。これに対して、ユーザ認証が失敗した場合には、顧客Uは、本サービスにユーザとして登録することにより、専用端末2を用いて店舗で買い物をすることができる。
ここで、認証に必要となる情報には、顧客を一意に識別する情報としての顧客IDや、顧客Uの生体情報等が含まれる。
読取部202は、商品Iに付された所定の識別子R1を読み取る。具体的には、読取部202は、商品Iに付されたバーコード等の所定の識別子R1を読み取る。
購入情報生成部203は、読取部202により読み取られた所定の識別子R1から得られる情報に基づいて、金額を含む商品Iに関する購入情報を生成する。購入情報生成部203により生成された購入情報は管理サーバ1に送信される。購入情報は、上述したように、管理サーバ1で決済情報を生成する際の根拠情報となる。
以上のような機能的構成を有する管理サーバ1、及び専用端末2により、上述の各種処理が実行される。これにより、店舗側からすれば、トラブルや不正行為を防止することができ、顧客U側からすれば、快適な買い物を行うことができる。
[具体例]
次に、図7乃至図9を参照して、管理サーバ1が、店舗内で買い物をする顧客Uの不正行動を検知する手法の具体例について説明する。
図7は、顧客Uの行動異常を推定する手法の具体例を示す図である。
図7(A)は、AI(人工知能)等の技術を用いた行動予測により推定される、顧客U1及びU2の夫々の購入情報を示す図である。具体的には、顧客U1については、購入する物として魚と肉が推定されており、購入しない物としてビールが推定されている。また、顧客U2については、購入する物として魚とビールが推定されており、購入しない物として肉が推定されている。
図7(B)は、顧客U1及びU2の夫々の購入実績に基づいた、実際の購入情報を示す図である。具体的には、顧客U1については、購入した物は魚であり、購入しなかった物は肉とビールであることが示されている。また、顧客U2については、購入した物は魚とビールであり、購入しなかった物は肉であることが示されている。
即ち、顧客U1については、肉が購入されるという推定に対し、実際には購入されなかったという差異が生じた。これに対して、顧客U2は、推定されたとおりに購入した。
図7(C)は、店舗における、魚、肉、及びビールの夫々の在庫について、異常が生じたか否かを示す図である。具体的には、2017年9月1日の午前のあるタイミングと、同日の午後のあるタイミングとの2つのタイミングの夫々における、魚、肉、及びビールの夫々の在庫に異常があったかどうかが示されている。
図7(C)に示すように、魚とビールの在庫については、2つのタイミングのいずれにおいても行動異常はなかった。これに対して、肉の在庫については、2つのタイミングのうち、2017年9月1日の午前のタイミングでは異常があったが、2017年9月1日の午後のタイミングでは異常がなかった。
ここで、管理サーバ1の検知部103は、2017年9月1日の午前のタイミングで発生した肉の在庫異常は、顧客U1の行動異常に基づくものであると推定する。
つまり、管理サーバ1の検知部103は、肉の在庫異常が生じた原因は、肉の購入が推定されていたにもかかわらず、購入実績に肉が含まれていない顧客U1の行動異常にあると推定する。
図8は、顧客Uの行動異常が推定された場合における処理の具体例を示す図である。
図8(A)は、AI(人工知能)等の技術を用いた行動予測により推定される、顧客U1及びU2の夫々の購入情報を示す図である。具体的には、顧客U1については、購入する物として魚と肉とビールが推定されている。また、顧客U2については、購入する物として魚とビールが推定されており、購入しない物として肉が推定される。
図8(B)は、顧客U1及びU2の夫々の購入実績に基づいた、実際の購入情報を示す図である。具体的には、顧客U1については、購入した物は魚と肉であり、購入しなかった物はビールであることが示されている。また、顧客U2については、購入した物は魚とビールであり、購入しなかった物は肉であることが示されている。
即ち、顧客U1については、ビールが購入されるという推定に対し、実際には購入されなかったという差異が生じた。これに対して、顧客U2は、推定されたとおりに購入した。
図8(C)は、店舗における、魚、肉、及びビールの夫々の在庫について、異常が生じたか否かを示す図である。具体的には、2017年9月1日の午前のあるタイミングと、同日の午後のあるタイミングとの2つのタイミングの夫々における、魚、肉、及びビールの夫々の在庫に異常があったかどうかが示されている。
図8(C)に示すように、魚と肉の在庫については、2つのタイミングのいずれにおいても行動異常はなかった。これに対して、ビールの在庫については、2つのタイミングのうち、2017年9月1日の午前のタイミングでは異常があったが、2017年9月1日の午後のタイミングでは異常がなかった。
ここで、管理サーバ1の検知部103は、2017年9月1日の午前のタイミングで発生したビールの在庫異常は、顧客U1の行動異常に基づくものであると推定する。
つまり、管理サーバ1の検知部103は、ビールの在庫異常が生じた原因は、ビールの購入が推定されていたにもかかわらず、購入実績にビールが含まれていない顧客U1の行動異常にあると推定する。
管理サーバ1の検知部103により、顧客Uの行動異常が検知されると、上述したように、管理サーバ1の警告部104が、行動異常が検知された顧客Uに対し警告を行う。
警告の具体的手法は特に限定されない。例えば、行動異常が検知された顧客Uの専用端末2に対し、図7(D)に示すような画面を表示させる手法を用いて警告を行ってもよい。具体的には、「スキャン忘れはございませんか?」というメッセージとともに、在庫異常が認められている商品(ビール)を示す画像と、「追加で購入」と表示された、決済を行うためのボタンとを表示させてもよい。また例えば、図7(D)に示すような画面を表示させる手法の他に、又は並行して、メール、SMS(Short Message Service)、SNS(Social Networking Service)等による通知、マイページ(図示せず)へのメッセージの掲載等の手法を用いて警告を行ってもよい。
以上のような警告を行ったにもかかわらず、顧客Uが何らの反応を示さなかった場合には、行動異常の原因が手違い等によるものではなく、顧客Uによる意識的な行動異常であると推定することができる。即ち、悪意の顧客Uによる行動異常であると推定することができる。
この場合、悪意の顧客Uは、不正行為を行った顧客Uとして取り扱うことができる。
図9は、管理サーバ1による、顧客Uの不正行為を防ぐための各種手法の具体例を示す図である。
図9(A)は、店舗Tの平面図であり、矢印Yは、顧客Uの行動予測に基づく顧客Uの予測進路を示している。
図9(B)は、不正行為の多い商品が陳列された棚Lの近傍に監視カメラCを設置した状態を示している。
店舗Tに陳列されている商品Iのうち、例えば高額なものや、万引き等の不正行為の多いものについては、図9(B)に示すように、その商品Iが陳列されている棚Lや、その付近の壁や天井に監視カメラCを設置する。
ここで、顧客Uの予測進路が、図9(A)に示す矢印Yである場合を想定する。この場合、顧客Uは、不正行為の多いビールが陳列された棚Lからビールを手にすることが予測されている。実際に顧客Uが棚Lからビールを手にした場合、その一連の動作は、監視カメラCに撮像されて記憶される。
これにより、監視カメラCにより撮像された撮像画像を解析したデータを用いて、管理サーバ1による顧客Uの行動異常の検知結果を補完することができる。具体的には例えば、監視カメラCにより、顧客Uの顔が撮像されている場合には、撮像された撮像画像を用いた顔認証等の技術を利用して、ビールを手にした顧客Uを特定することもできる。また、顧客Uの悪意の立証を容易化させることもできる。その結果、管理サーバ1による顧客Uの行動異常の検知の精度を向上させることができるで、店舗T内のセキュリティを強化することができる。
監視カメラCのみを用いて顧客Uの不正行為の防ぐ技術は従来から存在するが、顧客Uの行動予測との連携により、不正行為の防ぐ効果を向上させることができる。さらに、顧客Uの行動予測と連携するため、監視カメラCの設置数を最小限に抑えることもできる。これにより、監視カメラCの導入コスト、維持コスト、撮像画像の解析に必要となるコスト等を抑えることができる。
ここで、商品に付されたバーコード等の識別子R1をスキャンすることで決済を行う場合、顧客Uによるスキャン操作が前提となる。しかしながら、顧客Uによる不正行為は、このスキャン操作が行われないことを問題とするものが多い。このため、顧客Uによるスキャン操作を必要としない自動会計が実現できれば、顧客Uによる不正行為を防ぐことができる。
図9(C)は、所定の近距離無線通信技術を用いた自動決済の例を示している。所定の近距離無線通信技術を用いて、商品Iに付されたRFタグGと、顧客Uのショッピングカートやカゴに予め設置させたリーダDとの間で通信を行わせることにより、顧客Uによるスキャン操作を前提としない自動決済が可能となる。近距離無線通信技術としては、例えば、RFID(Radio Frequency Identifier)等を採用することができる。
これにより、管理サーバ1による顧客Uの行動異常の検知の精度をさらに向上させることができるで、店舗内のセキュリティをさらに強化することができる。
なお、近距離無線通信技術を用いた自動決済が行われる場合、リーダDとの干渉等で商品Iを識別することができない場合がある。このような場合には、図9(A)及び図9(B)に示す手法と併用してもよい。
以上、図7乃至図9を参照して、店舗内における顧客Uの不正行為を防ぐ手法の具体例について説明した。次に、図10を参照して、顧客Uが店舗T内で教授することができるメリットの具体例について説明する。
図10は、顧客Uが、店舗内のあらゆる場所で、リアルタイムで受け取ることができる情報の具体例を示す図である。
店舗Tの中に、所定のセンサ(図示せず)を複数設置することにより、管理サーバ1は、店舗T内を移動する顧客Uの位置をリアルタイムで把握することができる。これにより、サービス提供者Mは、顧客Uに対し、以下のようなサービスを提供することができる。
買い物をするために店舗T(XXXXSHOP)に訪れた顧客Uは、店舗Tの1階にある入口で専用端末2を手にすると、直ちに専用端末2にポップアップ画面が表示される。このポップアップ画面には、「2F 東エリアで物産展開催中!」という告知が表示される。このように、店舗Tの入口で店舗T全体の告知を配信することで、顧客Uを誘導することができる。
ここで、顧客Uが、専用端末2に表示された告知に誘導されながら、店舗Tの2Fの東エリアで開催されている物産展に移動すると、専用端末2に再びポップアップ画面が表示される。このポップアップ画面には、「本日入荷! タラバガニ即売会実施中!」という告知が表示される。このように、誘導先であるイベントエリアにおける告知や広告などリアルタイムな情報を専用端末2に表示させることにより、顧客Uは、タイムリーな情報を取得することができる。また、店舗T側としてみれば、集客のためのひと押しをすることができる。
このように、店舗T内の顧客Uの行動を把握することで、顧客U及び店舗Tの夫々にとってのメリットを夫々享受することができるだけではなく、店舗T内の顧客Uの行動の内容(店舗内の移動ルート、購入実績、滞在時間等)は、ユーザ情報としてユーザDB401(図6)に蓄積することができる。蓄積されたユーザ情報は、ビッグデータとして、様々な用途に利用可能なものとなる。例えば、店舗Tは、このようなビッグデータを、店舗構成に活用することができる。これにより、顧客Uにとって便利な店舗設計を実現することができる。
図11は、スマートチェックイン処理の流れを示すイメージ図である。
上述したように、スマートチェックイン処理とは、顧客情報や、店舗情報に基づいて、店舗に来店した顧客Uの認証を迅速化させる処理をいう。
具体的には、ステップS1において、管理サーバ1は、GPS位置情報、顧客Uの自宅に関する住所等の情報、顧客Uがホテル等に宿泊した実績に関する情報、Wi-Fiへの接続履歴、店舗の利用履歴等の情報に基づいて、顧客Uが利用しようとしている店舗の推定を行う。
ステップS2において、専用端末2は、ビーコン等により、店舗側リーダ(図示せず)との間で通信を行うことで、顧客Uが利用しようとしている店舗の推定を行う。
ステップS2までの処理によれば、顧客Uが利用しようとしている店舗を特定できるレベルにまで達することができるが、その特定を100%の保証するものではない。
このため、ステップS3において、管理サーバ1は、商品DB402に記憶された商品情報に基づいて、顧客Uが利用しようとしている店舗の推定をさらに行う。図11に示す例では、商品I1について、店舗T1では取り扱いがあるが、店舗T2では商品I1の取り扱いがない。これにより、顧客Uのこれまでの商品I1の購入実績のうち、商品I1が購入された場所や、購入された数量に基づいて、顧客Uが利用しようとしている店舗を推定することが可能となる。
ステップS3で推定された店舗が複数存在するような重複があった場合、ステップS4において、専用端末2は、店舗の店頭等に店舗識別用に提示されている、バーコード等の所定の識別子R2を読み取る。これにより、顧客Uは、ステップS店舗を特定してチェックインすることができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、上述した実施形態では、専用端末2は、店舗の入口で顧客Uに配布されることになっているが、これに限定されず、顧客Uが日常生活で使用している自身のスマートフォン等に専用のアプリケーションプログラムがインストールされたものであってもよい。
さらに言えば、専用端末2の機能の少なくとも一部(例えば当該顧客が正規のユーザであるか否かを認証する認証機能)を、別の装置に移譲させてもよい。例えば、専用端末2と共に又は代えて、店舗入り口に設置されたゲートに備えられる装置が、顔認証等を行うことで正規の顧客Uか否かを認証する等してもよい。
また、上述した実施形態では、専用端末2により読み取られる識別子の一例としてバーコードが挙げられているが、これに限定されない。例えばQRコード(登録商標)であってもよい。
また、図3及び図4に示す各ハードウェア構成は、本発明の目的を達成するための例示に過ぎず、特に限定されない。
また、図6に示す機能ブロック図は、例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が情報処理システムに備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは、特に図6の例に限定されない。
また、機能ブロックの存在場所も、図6に限定されず、任意でよい。例えば管理サーバ1側の機能ブロックの少なくとも一部を専用端末2側に設けてもよいし、その逆でもよい。具体的には例えば、管理サーバ1側で生成される決済情報を専用端末2側で生成してもよいし、専用端末2側で生成される購入情報を管理サーバ1側で生成してもよい。
そして、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体との組み合わせで構成してもよい。
具体的に言えば、例えば、管理サーバ1の機能と専用端末2の機能とは、図示せぬ情報処理装置1台に集約してもよい。
各機能ブロックの処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えばサーバの他汎用のスマートフォンやパーソナルコンピュータであってもよい。
このようなプログラムを含む記録媒体は、各ユーザにプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される、リムーバブルメディアにより構成されるだけではなく、装置本体に予め組み込まれた状態で各ユーザに提供される記録媒体等で構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に添って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的或いは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムの用語は、複数の装置や複数の手段等より構成される全体的な装置を意味するものとする。
以上まとめると、本発明が適用される情報処理装置は、次のような構成を取れば足り、各種各様な実施形態を取ることができる。
即ち、本発明が適用される情報処理装置(例えば図1の管理サーバ1)は、
店舗において顧客が決済を行う際に利用され、当該顧客が正規のユーザであるか否かを認証する認証機能を備えた第1装置(例えば図1の専用端末2や、図示せぬ店舗のゲートの装置)と、
前記店舗において前記顧客が決済を行う際に利用される第2装置(例えば図1の管理サーバ1)と、
を含む情報処理システムにおいて、当該第2装置として機能する情報処理装置であって、
前記情報処理装置は、
前記第1装置から認証の結果を示す第1情報を取得する取得手段(例えば図6の取得部101)と、
前記顧客の位置に関する情報(例えばGPS位置情報)に基づいて当該顧客の行動を予測する予測手段(例えば図6の予測部102)と、
前記予測手段による予測の結果(例えば予測情報)と、前記顧客の購入に関するログと、前記店舗の在庫に関する情報とのうち少なくとも1の情報に基づいて、前記顧客の商品購入時の行動異常を検知する検知手段(例えば図6の検知部103)と、
前記行動異常が検知された場合、前記行動異常が検知された前記顧客に対して、警告を行う警告手段(例えば図6の警告部104)と、
を備える。
これにより、店舗側からすれば、トラブルや不正行為を防止することができ、顧客U側からすれば、快適な買い物を行うことができる。
また、前記予測手段による予測の結果と、前記顧客の購入に関するログと、前記店舗の在庫に関する情報とのうち少なくとも1の情報に基づいて、当該顧客が存在する店舗の推定を行う推定手段(例えば図6の店舗推定部105)と、
をさらに備えることができる。
これにより、店舗に来店した顧客Uの認証を迅速化させるスマートチェックイン処理を実現させることができる。
1:管理サーバ、2,2-1,2-n:専用端末、3:決済サーバ、11,21:CPU、12,22:ROM、13,23:RAM、14,24:バス、15,25:入出力インターフェース、16:出力部、26:タッチ操作入力部、27:表示部、17,28:入力部、18,29:記憶部、19,30:通信部、20,31:ドライブ、40,50:リムーバブルメディア、101:取得部、102:予測部、103:検知部、104:警告部、105:店舗推定部、106:表示制御部、107:決済情報生成部、201:認証部、202:読取部、203:購入情報生成部、261:カバーガラス、262:指紋センサ、263:センサ基板、271:LCD、401:ユーザDB、402:商品DB、R:棚、H:専用ホルダ、I,I1:商品、N:ネットワーク、T,T1,T2:店舗、U:顧客、US1乃至US6:本サービスにおける各ステップ、S1乃至S5:情報処理システムにおける各ステップ

Claims (2)

  1. 店舗において顧客が決済を行う際に利用され、当該顧客が正規のユーザであるか否かを認証する認証機能を備えた第1装置と、
    前記店舗において前記顧客が決済を行う際に利用される第2装置と、
    を含む情報処理システムにおいて、当該第2装置として機能する情報処理装置であって、
    前記情報処理装置は、
    前記第1装置から認証の結果を示す第1情報を取得する取得手段と、
    前記顧客の位置に関する情報に基づいて当該顧客の行動を予測する予測手段と、
    前記予測手段による予測の結果と、前記顧客の購入に関するログと、前記店舗の在庫に関する情報とに基づいて、前記顧客の商品購入時の行動異常を検知する検知手段と、
    前記行動異常が検知された場合、前記行動異常が検知された前記顧客に対して、警告を行う警告手段と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記予測手段による予測の結果と、前記顧客の購入に関するログと、前記店舗の在庫に関する情報とのうち少なくとも1の情報に基づいて、当該顧客が存在する店舗の推定を行う推定手段と、
    をさらに備える、
    請求項1に記載の情報処理装置。
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