JP2022138779A - 情報処理装置、商品受け渡し方法、及び商品受け渡しプログラム - Google Patents

情報処理装置、商品受け渡し方法、及び商品受け渡しプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2022138779A
JP2022138779A JP2021038860A JP2021038860A JP2022138779A JP 2022138779 A JP2022138779 A JP 2022138779A JP 2021038860 A JP2021038860 A JP 2021038860A JP 2021038860 A JP2021038860 A JP 2021038860A JP 2022138779 A JP2022138779 A JP 2022138779A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
product
information
user
store
ordered
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2021038860A
Other languages
English (en)
Inventor
慎二 船井
Shinji Funai
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2021038860A priority Critical patent/JP2022138779A/ja
Publication of JP2022138779A publication Critical patent/JP2022138779A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】商品購入時のユーザの負担を軽減する情報処理装置、商品受け渡し方法及び商品受け渡しプログラムを提供する。【解決手段】情報処理装置1において、注文処理部2は、電子商取引サービスにおいてユーザが注文した注文商品についての第1商品情報を、ユーザが利用する通信端末から受信する。判定部3は、第1商品情報と、ユーザが注文商品の商品状態の確認を希望する確認希望商品についての第2商品情報とに基づいて、注文商品に確認希望商品が含まれているか否かを判定する。決定部4は、注文商品に確認希望商品が含まれている場合、確認希望商品の取扱店舗の第1位置情報と、ユーザについてのユーザ情報とに基づいて、確認希望商品の受取店舗を決定する。表示制御部5は、通信端末に決定された受取店舗を表示するとともに、受取店舗を変更可能に表示する。搬送管理部6は、ユーザが決定した受取店舗に確認希望商品が配送されるように配送要求を行う。【選択図】図1

Description

本開示は、情報処理装置、商品受け渡し方法、及び商品受け渡しプログラムに関する。
特許文献1には、ユーザが注文した商品を、ユーザが指定する店舗に配送する流通システムが開示されている。また、近年、ユーザがインターネットを利用して、商品を注文し、注文した商品を自宅で受け取る購入形態が一般化しつつある。このように、ユーザは、購入した商品を、まとめて受け取ることができる。
特開2003-058792号公報
インターネットを利用して商品を購入する場合、ユーザは、例えば、商品の画像に基づいて購入したい商品を決定するため、商品の品質状態が把握できない。また、生鮮商品等、一部の商品は、商品の状態が悪くても返品できない可能性がある。そのため、ユーザは、返品ができない可能性がある商品等、商品状態の確認を希望する商品については、取扱店舗に行き、商品状態を確認した上で購入する可能性がある。しかしながら、商品状態の確認を希望する商品が複数あり、それぞれ異なる店舗で販売されている場合、ユーザは、複数店舗に行かなければならないため、購入したい全ての商品を購入するまでに手間及び時間がかかってしまう。また、特許文献1に記載された流通システムを利用して商品を購入する場合、ユーザは、商品を購入する毎に、受取店舗を指定しなければならないため、受取店舗を指定する手間がかかってしまう。
本開示の目的の1つは、上記課題を解決するためになされたものであり、商品購入時のユーザの負担を軽減可能な情報処理装置、商品受け渡し方法、及び商品受け渡しプログラムを提供することにある。
本開示にかかる情報処理装置は、
電子商取引サービスにおいてユーザが注文した注文商品についての第1商品情報を、前記ユーザが利用する通信端末から受信する注文処理部と、
前記第1商品情報と、前記ユーザが前記注文商品の商品状態の確認を希望する確認希望商品についての第2商品情報とに基づいて、前記注文商品に前記確認希望商品が含まれているか否かを判定する判定部と、
前記注文商品に前記確認希望商品が含まれている場合、前記確認希望商品の取扱店舗の第1位置情報と、前記ユーザについてのユーザ情報とに基づいて、前記確認希望商品の受取店舗を決定する決定部と、
前記通信端末に前記決定された受取店舗を表示するとともに、受取店舗を変更可能に表示する表示制御部と、
前記ユーザが決定した受取店舗に前記確認希望商品が配送されるように配送要求を行う配送管理部と、を備える。
本開示にかかる商品受け取り方法は、
電子商取引サービスにおいてユーザが注文した注文商品についての第1商品情報を、前記ユーザが利用する通信端末から受信し、
前記第1商品情報と、前記ユーザが前記注文商品の商品状態の確認を希望する確認希望商品についての第2商品情報とに基づいて、前記注文商品に前記確認希望商品が含まれているか否かを判定し、
前記注文商品に前記確認希望商品が含まれている場合、前記確認希望商品の取扱店舗の第1位置情報と、前記ユーザについてのユーザ情報とに基づいて、前記確認希望商品の受取店舗を決定し、
前記通信端末に前記決定された受取店舗を表示するとともに、受取店舗を変更可能に表示し、
前記ユーザが決定した受取店舗に前記確認希望商品が配送されるように配送要求を行う、商品受け渡し方法である。
本開示にかかる商品受け取りプログラムは、
電子商取引サービスにおいてユーザが注文した注文商品についての第1商品情報を、前記ユーザが利用する通信端末から受信し、
前記第1商品情報と、前記ユーザが前記注文商品の商品状態の確認を希望する確認希望商品についての第2商品情報とに基づいて、前記注文商品に前記確認希望商品が含まれているか否かを判定し、
前記注文商品に前記確認希望商品が含まれている場合、前記確認希望商品の取扱店舗の第1位置情報と、前記ユーザについてのユーザ情報とに基づいて、前記確認希望商品の受取店舗を決定し、
前記通信端末に前記決定された受取店舗を表示するとともに、受取店舗を変更可能に表示し、
前記ユーザが決定した受取店舗に前記確認希望商品が配送されるように配送要求を行う、処理をコンピュータに実行させる商品受け渡しプログラムである。
本開示によれば、商品購入時のユーザの負担を軽減可能な情報処理装置、商品受け渡し方法、及び商品受け渡しプログラムを提供できる。
実施の形態1にかかる情報処理装置の構成例を示す図である。 実施の形態2にかかる情報処理システムの構成例を示す図である。 統合アプリケーションサーバ及び店舗サーバの構成例を示す図である。 通信端末に表示される出荷情報の一例を示す図である。 通信端末に表示される確定受取情報の一例を示す図である。 店舗が備える受取ロッカーの一例を示す図である。 店舗が備えるレジの一例を示す図である。 実施の形態2にかかる情報処理システムの動作例を説明するための図である。 実施の形態2にかかる情報処理システムの動作例を説明するための図である。 変形例4を説明するための図である。 実施の形態にかかる情報処理装置等のハードウェア構成例を示すブロック図である。
以下、図面を参照して本開示の実施の形態について説明する。なお、以下の記載及び図面は、説明の明確化のため、適宜、省略及び簡略化がなされている。また、以下の各図面において、同一の要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略されている。
(実施の形態1)
図1を用いて、実施の形態1にかかる情報処理装置1の構成例について説明する。図1は、実施の形態1にかかる情報処理装置の構成例を示す図である。情報処理装置1は、例えば、電子商取引サービスを提供するサーバ装置である。図1に示すように、情報処理装置1は、注文処理部2と、判定部3と、決定部4と、表示制御部5と、配送管理部6とを備える。
注文処理部2は、電子商取引サービスにおいてユーザが注文した注文商品についての第1商品情報を、ユーザが利用する通信端末(不図示)から受信する。
判定部3は、第1商品情報と、ユーザが注文商品の商品状態の確認を希望する確認希望商品についての第2商品情報とに基づいて、注文商品に確認希望商品が含まれているか否かを判定する。確認希望商品は、例えば、生鮮商品等のように、商品を注文後に返品ができない可能性がある商品を含んでもよく、衣類のように、商品を注文後にユーザが返品する可能性が高い商品を含んでもよい。
決定部4は、注文商品に確認希望商品が含まれている場合、確認希望商品を取り扱う取扱店舗の第1位置情報と、ユーザについてのユーザ情報とに基づいて、確認希望商品の受取店舗を決定する。
表示制御部5は、ユーザが利用する通信端末(不図示)に、決定部4が決定した受取店舗を表示するとともに、受取店舗を変更可能に表示する。
配送管理部6は、ユーザが決定した受取店舗に確認希望商品が配送されるように配送要求を行う。
以上説明したように、情報処理装置1を用いることにより、ユーザは、複数の確認希望商品が複数の店舗で取り扱われている場合でも、ユーザが決定した受取店舗に行くだけで、全ての確認希望商品を確認できる。また、情報処理装置1は、決定部4が、受取店舗を決定し、表示制御部5が、ユーザに当該受取店舗を提案するように表示する。したがって、実施の形態1にかかる情報処理装置1によれば、商品購入時に、ユーザが複数の取扱店舗に行く必要がなく、確認希望商品を購入する毎に受取店舗を決定しなくてもよいため、商品購入時のユーザの負担を軽減できる。
(実施の形態2)
続いて、実施の形態2について説明する。実施の形態2は、実施の形態1を具体的にした実施の形態である。
<情報処理システムの構成例>
次に、図2を用いて、実施の形態2にかかる情報処理システム100の構成例について説明する。図2は、実施の形態2にかかる情報処理システムの構成例を示す図である。情報処理システム100は、電子商取引システムと称されてもよい。情報処理システム100は、通信端末10と、統合アプリケーションサーバ(統合APサーバ)20と、店舗サーバ30_1~30_3と、運送業者40と、店舗50_1~50_3とを備える。なお、通信端末10、店舗サーバ30_1~30_3及び店舗50_1~50_3の数は、図2に示す数に限定されない。
通信端末10は、例えば、ユーザが利用する通信端末である。なお、通信端末10は、例えば、ユーザが注文した注文商品の受取権限のある代理人が利用する通信端末でもよい。通信端末10は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、携帯電話等であり、インターネットを介して、統合アプリケーションサーバ20と接続及び通信を行う。通信端末10は、ユーザが商品を注文したい場合、統合アプリケーションサーバ20から、統合アプリケーションサーバ20が提供する商品情報を含む商品リストを統合アプリケーションサーバ20から受信する。通信端末10は、商品リストを、通信端末10が備えるディスプレイに表示する。
商品情報は、商品名、商品ID(Identifier)、販売金額、購入可能数、商品の画像、商品が含まれる分類コード、取扱店舗名、取扱店舗ID(identifier)、及び取扱店舗の位置情報を含んでもよい。取扱店舗の位置情報は、緯度経度情報でもよく、住所でもよい。分類コードは、例えば、衣類、生鮮商品、飲料、電化製品等、商品が一般的に分類される商品群を示すコードである。なお、分類コードは、商品が属する商品群を示す情報であるため、属性情報と称されてもよく、ジャンルと称されてもよい。
通信端末10は、表示された商品情報のうち、ユーザが選択した商品を注文商品として、注文商品の商品情報を取得し、注文商品の商品情報と、ユーザが決定した注文数と、注文フラグとを統合アプリケーションサーバ20に送信する。通信端末10は、統合アプリケーションサーバ20から注文商品に対する仮精算情報及び仮受取情報を受信する。通信端末10は、ユーザが、仮精算情報に基づいて、注文商品及び注文数を確定すると、注文商品の商品情報と、注文数と、購入商品選択フラグとを統合アプリケーションサーバ20に送信する。
通信端末10は、注文商品に対する精算情報及び精算フラグを受信し、通信端末10が備えるディスプレイに精算情報を含む精算画面を表示する。通信端末10は、ユーザが精算情報に対して承認を行うと、通信端末10を利用するユーザが所有するクレジットカード等を用いて、統合アプリケーションサーバ20と電子決済処理を行い、精算済フラグを統合アプリケーションサーバ20に送信する。
統合アプリケーションサーバ20は、実施の形態1にかかる情報処理装置1に対応する。統合アプリケーションサーバ20は、通信端末10と接続及び通信を行う。統合アプリケーションサーバ20は、統合アプリケーションサーバ20が提供する商品を取り扱う取扱店舗毎に設けられた店舗サーバ30_1~30_3と接続及び通信を行う。なお、本実施の形態では、店舗サーバ30_1~30_3は、それぞれ店舗A~Cに設けられた店舗サーバであるとする。また、以降の説明において、店舗サーバ30_1~30_3を区別しない場合、店舗サーバ30として記載することがある。
統合アプリケーションサーバ20は、通信端末10を利用するユーザが、商品を注文したい場合、例えば、スーパー等、統合アプリケーションサーバ20が提供する商品についての商品リストを通信端末10に送信する。統合アプリケーションサーバ20が提供する商品は、店舗A~Cにおいて取り扱われる商品である。具体的には、統合アプリケーションサーバ20は、統合アプリケーションサーバ20が提供する商品についての商品情報を含む商品リストを、ホームページ又はアプリケーションの形式で通信端末10に送信し、商品リストを通信端末10に表示する表示制御を行う。
統合アプリケーションサーバ20は、通信端末10に表示された商品情報のうち、注文商品の商品情報と、ユーザが決定した注文数と、注文フラグとを通信端末10から受信する。注文フラグは、注文がされたことを示すフラグである。統合アプリケーションサーバ20は、注文商品を取り扱う取扱店舗の店舗サーバ30から注文商品に対する仮精算情報及び仮受取情報を受信し、通信端末10に仮精算情報及び仮受取情報を送信する。仮精算情報は、ユーザが、注文内容を確定し、注文商品の購入を決定するための精算情報である。仮受取情報は、注文商品を仮押さえしたことを示す情報である。統合アプリケーションサーバ20は、通信端末10においてユーザが確定した、注文商品の商品情報及び注文数と、購入商品選択フラグとを通信端末10から受信する。購入商品選択フラグは、商品が注文され、購入商品として選択されたことを示すフラグである。
統合アプリケーションサーバ20は、注文商品に、ユーザが注文商品の商品状態の確認を希望する確認希望商品が含まれているか否かを判定する。統合アプリケーションサーバ20は、注文商品に確認希望商品が含まれている場合、確認希望商品の受取店舗を決定する。換言すると、統合アプリケーションサーバ20は、ユーザが、確認希望商品を確認するための店舗を決定する。
統合アプリケーションサーバ20は、通信端末10においてユーザが確定した、注文商品の商品情報及び注文数を、注文商品を取り扱う店舗の店舗サーバ30に送信し、当該店舗サーバ30から精算情報を受信する。精算情報は、ユーザが最終的に注文商品の購入を確定するための精算情報である。統合アプリケーションサーバ20は、通信端末10に精算情報及び決定した受取店舗を送信し、通信端末10が決定した受取店舗を受信し、通信端末10と電子決済処理を行い、精算済フラグを通信端末10から受信する。精算済フラグは、通信端末10を利用するユーザが、統合アプリケーションサーバ20との決済処理を完了したことを示すフラグである。
統合アプリケーションサーバ20は、電子決済処理を完了すると、確定された注文商品の商品情報と、確定された注文数とを含む注文情報を、注文商品を取り扱う取扱店舗の店舗サーバ30に送信し、注文商品に対して購入完了フラグを設定する。購入完了フラグは、注文商品に対して決済処理が完了し、ユーザに購入されたことを示すフラグである。統合アプリケーションサーバ20は、注文情報を、注文商品を取り扱う店舗サーバ30に送信することで、ユーザの注文を確定する。統合アプリケーションサーバ20は、ユーザの注文を確定すると、購入完了フラグから配送フラグに変換する。配送フラグは、注文商品が出荷される前の状態であることを示すフラグである。
統合アプリケーションサーバ20は、ユーザが決定した受取店舗に、確定された注文数の注文商品が、決定された受取店舗に配送されるように要求する出荷指示を、注文商品が取り扱われている店舗サーバ30に行う。例えば、ユーザが店舗A~Cにおいて商品を注文し、ユーザが受取店舗を店舗Bに決定した場合、統合アプリケーションサーバ20は、注文された数の注文商品が、店舗50_2に配送されるように出荷指示を、店舗サーバ30_1~30_3に行う。また、統合アプリケーションサーバ20は、注文商品に確認希望商品が含まれていない場合、例えば、ユーザが予め登録した配送場所に、注文商品を配送する通常配送指示を行う。
統合アプリケーションサーバ20は、ユーザが、受取店舗において確認希望商品を確認し、返品を希望する場合、店舗サーバ30と通信し、返品処理を行う。本実施の形態では、ユーザは、注文商品を、例えば、自宅において受け取らず、受取店舗で受け取るため、確認希望商品の返品を可能とする。換言すると、情報処理システム100は、注文商品に対して、通信端末10と統合アプリケーションサーバ20との間で電子決済処理を行うが、ユーザが確認希望商品を確認後、返品を希望しない場合に確認希望商品の購入が最終確定状態となるように構成される。
店舗サーバ30は、電子商取引サービスにおいて取り扱われている商品を取り扱う取扱店舗に対応して設けられたサーバ装置である。店舗サーバ30は、各取扱店舗において取り扱われている商品の商品情報を統合アプリケーションサーバ20に送信する。店舗サーバ30は、注文商品の商品情報を統合アプリケーションサーバ20から受信する。店舗サーバ30は、在庫照会を統合アプリケーションサーバ20から受信し、仮精算情報及び仮受取情報を含む店舗サーバ30は、注文商品の商品情報を受信すると、精算額等を含む在庫情報を統合アプリケーションサーバ20に送信する。店舗サーバ30は、統合アプリケーションサーバ20から注文情報を受信する。店舗サーバ30は、統合アプリケーションサーバ20から、精算情報照会を受信し、精算情報を統合アプリケーションサーバ20に送信する。
店舗サーバ30は、統合アプリケーションサーバ20から出荷指示を受信する。店舗サーバ30が出荷指示を受信すると、運送業者40に注文された数の注文商品に対する出荷指示を行う。運送業者40は、店舗50_1~50_3のうち、ユーザが決定した受取店舗に、注文された数の注文商品を配送する。なお、運送業者40が、受取店舗において取り扱われている注文商品を受取店舗から受け取り、後述する受取ロッカー51に配送(格納)してもよいし、受取店舗の販売員が、注文商品を受取ロッカー51に格納してもよい。
店舗サーバ30は、統合アプリケーションサーバ20から通常配送指示を受信する。店舗サーバ30が通常配送指示を受信すると、運送業者40に注文された数の注文商品に対する通常配送指示を行う。
運送業者40は、店舗サーバ30から出荷指示を受信し、出荷指示に基づいて、注文商品を受取店舗に配送する。運送業者40は、注文商品が受取店舗に配送される見込み時間である受取可能時間見込みの電子通達を、統合アプリケーションサーバ20を介して通信端末10に送信する。また、運送業者40は、受取ロッカー51に配送が完了した場合、統合アプリケーションサーバ20を介して通信端末10に受取可能の電子通達を送信する。運送業者40は、店舗サーバ30から通常配送指示を受信し、ユーザが予め登録した配送場所に、注文された数の注文商品を配送する。
店舗50_1~50_3は、電子商取引サービスにおいて提供されている商品を取り扱う取扱店舗である。なお、店舗50_1~50_3は、それぞれ店舗A~店舗Cであるとする。また、以降の説明において、店舗50_1~50_3を区別しない場合、店舗50として記載することがある。
店舗50_1~50_3は、それぞれ、受取ロッカー51と、レジ52とを備える。
受取ロッカー51は、統合アプリケーションサーバ20が出荷指示を行った注文商品が格納されるロッカーである。統合アプリケーションサーバ20が出荷指示を行った場合、運送業者40は、受取ロッカー51に出荷指示が行われた注文商品を格納する。受取ロッカー51は、統合アプリケーションサーバ20と通信して運送業者40から注文商品が受取ロッカー51に格納された場合、受取情報を統合アプリケーションサーバ20に送信する。
レジ52は、通信端末10が受け取った注文商品に不備があった場合等、ユーザが返品を希望する注文商品を返品する処理を行うレジである。
次に、図3を用いて、統合アプリケーションサーバ20と、店舗サーバ30(店舗サーバ30_1~30_3)の構成例について説明する。図3は、統合アプリケーションサーバ及び店舗サーバの構成例を示す図である。統合アプリケーションサーバ20は、記憶部21と、通信部22と、注文処理部23と、判定部24と、決定部25と、表示制御部26と、配送管理部27とを備える。
記憶部21は、各店舗(店舗A、店舗B及び店舗C)で取り扱われている商品についての商品情報を記憶する。上述したように、商品情報は、商品名、商品ID(Identifier)、販売金額、購入可能数、商品の画像、商品が含まれる分類コード、取扱店舗名、取扱店舗ID(identifier)、及び取扱店舗の位置情報を含んでもよい。
記憶部21は、確認希望商品についての確認希望商品情報を記憶する。確認希望商品情報は、確認希望商品の分類コードのみを含んでもよく、確認希望商品についての商品情報と同一の情報を含んでもよい。確認希望商品情報に含まれる分類コードは、例えば、生鮮商品等のように、返品ができない可能性がある商品の分類コードを含んでもよく、衣類のように、商品を注文後にユーザが返品する可能性が高い商品の分類コードを含んでもよい。
記憶部21は、確認希望商品の取扱店舗の取扱店舗混雑度情報を記憶する。取扱店舗混雑度情報は、取扱店舗の混雑度を示す情報であり、1日単位の混雑度を示す情報でもよく、時間帯毎の混雑度を示す情報でもよい。
記憶部21は、ユーザについてのユーザ情報を記憶する。ユーザ情報は、ユーザの氏名、住所、購入履歴情報、過去に精算がされた過去精算情報、及び通常配送場所を含んでもよい。購入履歴情報は、ユーザが過去に確認希望商品を受け取った店舗についての受取履歴情報を含んでもよい。受取履歴情報は、商品毎受取回数を含んでもよい。通常配送場所は、ユーザが予め登録した配送場所であり、例えば、ユーザの住所であってもよい。
通信部22は、通信端末10及び店舗サーバ30(店舗サーバ30_1~30_3)と、接続及び通信を行う。通信部22は、通信端末10及び店舗サーバ30と通信し、注文処理部23、及び表示制御部26及び配送管理部27が処理するために必要な情報を、通信端末10及び店舗サーバ30に送信し、通信端末10及び店舗サーバ30から受信する。
注文処理部23は、実施の形態1にかかる注文処理部2に対応する。注文処理部23は、店舗サーバ30が生成した商品情報及び削除情報を受信する。注文処理部23は、受信した商品情報及び削除情報に基づいて、記憶部21に登録された各店舗の商品情報を更新する。
注文処理部23は、統合アプリケーションサーバ20が取り扱う商品についての商品情報を含む商品リストを通信端末10に送信し、商品リストを通信端末10に表示する表示制御を行う。注文処理部23は、通信端末10を利用するユーザが選択した注文商品の商品情報と、ユーザが決定した注文数と、注文フラグとを通信端末10から受信する。注文処理部23は、注文フラグを通信端末10から受信すると、注文商品の在庫状況を確認するため、店舗サーバ30_1~30_3に在庫照会を行い、店舗サーバ30_1~30_3から注文商品の在庫情報を受信する。在庫情報は、仮精算情報及び仮受取情報を含む。
注文処理部23は、仮精算情報及び仮受取情報を通信端末10に送信し、通信端末10においてユーザが注文商品を仮決定すると、注文商品の商品情報及び注文数と、購入商品選択フラグとを通信端末10から受信する。注文処理部23は、通信端末10においてユーザが仮決定した、注文商品の商品情報及び注文数を受信し、注文商品を取り扱う店舗の店舗サーバ30に精算情報照会を行う。注文処理部23は、注文商品の商品情報及び注文数を、精算情報照会に含めて、注文商品を取り扱う店舗の店舗サーバ30に送信する。注文処理部23は、当該店舗サーバ30から精算情報を受信する。注文処理部23は、通信端末10に精算情報を送信し、通信端末10に精算画面を表示する。通信端末10を利用するユーザが精算情報を承認すると、注文処理部23は、通信端末10と電子決済処理を行い、精算済フラグ及び決済金額を通信端末10から受信する。
注文処理部23は、電子決済処理を完了すると、注文商品の商品情報と、確定された注文数とを含む注文情報、及び決済金額を、注文商品を取り扱う取扱店舗の店舗サーバ30に送信する。注文処理部23は、注文商品に対して購入完了フラグを設定する。なお、注文処理部23は、通信端末10を利用するユーザの支払い方法を保持してもよく、通信端末10を利用するユーザのクレジットカード等決済手段情報を記憶してもよい。
注文処理部23は、ユーザが確認希望商品の返品を行う場合、受取店舗に配置されたレジ52を介して返品処理を行う。注文処理部23は、受取店舗のレジ52において、返品処理が行われる場合、レジ52から、受取店舗の店舗サーバ30を介して、返品したい商品の商品名、又は商品ID等、返品商品を識別可能な情報を受信する。注文処理部23は、精算情報マスタ32に対して、返品商品の商品情報、及び精算日時等を含む精算情報等の照会等を行い、返品処理を行う。
判定部24は、実施の形態1にかかる判定部3に対応する。判定部24は、注文商品の商品情報と、確認希望商品情報とに基づいて、注文商品に確認希望商品が含まれているか否かを判定する。判定部24は、注文商品の商品情報に含まれる分類コードに、確認希望商品情報に含まれる分類コードと一致する商品情報がある場合、注文商品に確認希望商品が含まれていると判定する。判定部24は、判定結果を決定部25に送信する。
決定部25は、実施の形態1にかかる決定部4に対応する。決定部25は、注文商品に確認希望商品が含まれている場合、確認希望商品が取り扱われている取扱店舗の位置情報と、ユーザ情報とに基づいて、確認希望商品の受取店舗を決定する。決定部25は、注文商品に確認希望商品が含まれている場合、注文商品の商品情報のうち、確認希望商品情報に含まれる分類コードと一致する商品情報を特定し、特定した商品情報に含まれている取扱店舗の位置情報を取得する。また、決定部25は、ユーザ情報に含まれるユーザの住所を記憶部21から取得する。決定部25は、取得した位置情報と、取得した住所とに基づいて、確認希望商品の受取店舗を決定する。決定部25は、取得した位置情報と、取得した住所とに基づいて、確認希望商品が取り扱われている取扱店舗のうち、ユーザの住所に一番近い取扱店舗を、確認希望商品の受取店舗として決定する。
例えば、ユーザが、店舗A~Cにおいて取り扱われている商品を注文したとする。店舗A~Cに対する注文商品のうち、店舗B及びCに対する注文商品が、確認希望商品であるとする。店舗Bがユーザの住所が示す位置から最も近い位置にある取扱店舗である場合、決定部25は、店舗Bを受取店舗として決定する。
なお、決定部25は、取扱店舗の位置情報と、ユーザ情報に含まれる受取履歴情報とに基づいて、確認希望商品の受取店舗を決定してもよい。決定部25は、受取履歴情報に基づいて、ユーザの行動ルートを推定し、確認希望商品が取り扱われている取扱店舗の位置情報と、行動ルートとに基づいて、確認希望商品の受取店舗を決定してもよい。決定部25は、受取履歴情報に基づき決定された行動ルートを教師データとして機械学習された学習モデルを用いて、ユーザの行動ルートを推定してもよい。決定部25は、確認希望商品が取り扱われている取扱店舗のうち、行動ルートにある取扱店舗又は行動ルートから最も近い位置にある取扱店舗を、確認希望商品の受取店舗として決定してもよい。
また、決定部25は、上記した情報に加えて、各店舗の取扱店舗混雑度情報を用いて、確認希望商品の受取店舗として決定してもよい。決定部25は、ユーザの住所又は行動ルートから取扱店舗までの距離を算出し、混雑していないほど重み付けがされるように取扱店舗混雑度情報に応じて重み付けがされた距離に基づいて、確認希望商品の受取店舗を決定してもよい。もしくは、決定部25は、店舗毎に、注文商品に含まれる確認希望商品を取り扱う数を算出し、当該数に応じて重み付けがされた距離に基づいて、確認希望商品の受取店舗を決定してもよい。なお、決定部25は、各店舗の店舗サーバ30から、当該店舗の取扱店舗混雑度情報を受信し、記憶部21に登録してもよい。
表示制御部26は、実施の形態1にかかる表示制御部5に対応する。表示制御部26は、通信部22を介して、通信端末10に、決定部25が決定した受取店舗を表示するとともに、受取店舗を変更可能に表示する。つまり、表示制御部26は、通信端末10を利用するユーザに、決定部25が決定した受取店舗を推奨店舗として提案するように表示し、ユーザが、決定部25が決定した受取店舗とは異なる取扱店舗を受取店舗に設定できるように変更可能に表示する。表示制御部26は、通信端末10からユーザが決定した受取店舗を、通信部22を介して受信し、受信した受取店舗を配送管理部27に送信する。
なお、表示制御部26は、受取履歴情報に基づいて、注文商品に含まれる確認希望商品が2回目以上の注文である場合、決定部25が決定した受取店舗に加えて、過去に受け取った受取店舗も推奨店舗として通信端末10に表示するように制御してもよい。もしくは、表示制御部26は、確認希望商品の取扱店舗の位置情報、ユーザの住所、及び取扱店舗混雑度情報に基づいて、確認希望商品が各取扱店舗に到着したときに混雑していない取扱店舗を表示するように制御してもよい。
配送管理部27は、実施の形態1にかかる配送管理部6に対応する。配送管理部27は、注文商品に確認希望商品が含まれている場合、注文処理部23が、注文商品に対して購入完了フラグを設定すると、ユーザが決定した受取店舗に、確認希望商品を含む注文商品が配送されるように出荷指示を行う。出荷指示は、確認希望商品を含む注文商品が配送されるように要求することであるため、配送要求と称されてもよい。換言すると、配送管理部27は、ユーザが決定した受取店舗に、確認希望商品を含む注文商品が配送されるように配送要求を行うともいえる。例えば、ユーザが店舗A、B及びCにおいて取り扱われている商品を注文し、ユーザが、受取店舗を店舗Bに決定した場合、配送管理部27は、店舗Bに注文商品を配送するように、店舗サーバ30_1~30_3に出荷指示を行う。
配送管理部27は、通信部22を介して、店舗サーバ30_1~30_3が出荷指示を行ったことを示す出荷フラグ及び出荷情報を運送業者40から受信し、注文商品に対して購入完了フラグから配送フラグに変換する。配送フラグは、運送業者40が店舗サーバ30_1~30_3から出荷指示を受信し、運送業者40が注文商品を配送する状態であることを示すフラグである。出荷情報は、例えば、店舗受取可能見込み時間と、受取店舗の受取ロッカー51と認証し、当該受取ロッカー51を解錠するためのQR(Quick Response)コード(登録商標)とを含む。配送管理部27は、通信部22を介して、出荷情報を通信端末10に、例えば、メール又はアプリケーションの通知等の電子通達を行い、通信端末10が備えるディスプレイに出荷情報を表示させる。なお、本実施の形態では、出荷情報は、受取ロッカー51を解錠するためのQRコードを含むこととして説明しているが、受取ロッカー51を解錠するための1次元バーコード、2次元バーコード、及び注文番号等の出荷情報を識別する識別情報でもよい。
なお、配送管理部27は、店舗受取可能見込み時間の代わりに、注文商品を配送する際に使用された運送媒体又は梱包箱の位置情報を取得してもよい。この場合、例えば、当該運送媒体又は梱包箱にGPS(Global Positioning System)受信機が取り付けられており、配送管理部27は、GPS受信機で取得された位置情報を取得してもよい。配送管理部27は、取得した位置情報、及び交通情報に基づく道路の混雑情報に基づいて、運送媒体又は梱包箱が、受取店舗に到着するときの到着見込み時間を算出し、店舗受取可能見込み時間としてもよい。さらに、配送管理部27は、運送媒体又は梱包箱の位置情報を通信端末10に送信することで、ユーザが、注文商品の位置を追跡可能としてもよい。
ここで、図4を用いて、通信端末10のディスプレイに表示される出荷情報の一例について説明する。図4は、通信端末に表示される出荷情報の一例を示す図である。通信端末10は、配送管理部27から出荷情報を受信すると、通信端末10のディスプレイに、出荷情報が表示された画面を表示する。図4に示すように、通信端末10のディスプレイに表示される画面は、例えば、精算が完了したことを示すメッセージを表示する領域と、出荷情報に含まれる店舗受取可能見込み時間を表示する領域とを含む。また、通信端末10のディスプレイに表示される画面は、受取店舗でQRコードをかざすことを促すメッセージを表示する領域と、出荷情報に含まれるQRコードを表示する領域と、受取可能になった場合、通知を行うことを示すメッセージを表示する領域とを含む。
図3に戻り、配送管理部27の説明を続ける。配送管理部27は、通信部22を介して、運送業者40から運送状況についての情報を受信する。配送管理部27は、直接的に運送業者40の動向を管理することはできないが、運送業者40の運送状況についての情報を運送業者40から受信することで、運送状況を間接的に管理可能とする。
受取店舗の受取ロッカー51に注文商品が格納された場合、配送管理部27は、受取店舗から、当該受取店舗の店舗サーバ30を介して、受取店舗の受取ロッカー51に注文商品が格納されたことを示す受取フラグ及び確定受取情報を受信する。確定受取情報は、受取店舗の受取ロッカー51に注文商品が格納され、注文商品の受け取りが可能であることを示す情報である。確定受取情報は、例えば、受取店舗、受取可能時間、出荷情報に含まれるQRコードと同一のQRコード、及び受取店舗の店舗サーバ30から受信した受取店舗混雑度を含む。受取店舗混雑度は、受取店舗のレジ52の近傍に配置され、当該レジ52の状況がカメラにより撮影された画像に含まれる人数等から算出された、受取店舗の混雑度を示す情報である。配送管理部27は、通信部22を介して、確定受取情報を通信端末10に送信し、通信端末10に確定受取情報を表示させる。配送管理部27は、受取店舗の受取ロッカー51から、本人確認を要求する本人確認フラグであって、本人確認に使用するQRコードを含む本人確認フラグを受信する。配送管理部27は、本人確認フラグに含まれるQRコードが、通信端末10に送信した確定受取情報に含まれるQRコードと一致するか否かを判定し、受取店舗の受取ロッカー51と本人確認を行う。なお、本実施の形態では、確定受取情報は、出荷情報と同様にQRコードを含むこととしているが、出荷情報を識別する識別情報と同様の情報を含めばよい。そのため、確定受取情報は、出荷情報に含まれる1次元バーコード、2次元バーコード、及び注文番号等の出荷情報を識別する識別情報と同一の情報を含んでもよい。また、本人確認フラグは、QRコードを含むこととしているが、本人確認フラグは、QRコードに限定されず、1次元バーコード、2次元バーコード、及び注文番号等の識別情報でもよい。
ここで、図5を用いて、通信端末10のディスプレイに表示される確定受取情報の一例について説明する。図5は、通信端末に表示される確定受取情報の一例を示す図である。通信端末10は、配送管理部27から確定受取情報を受信すると、通信端末10のディスプレイに、確定受取情報が表示された画面を表示する。図5に示すように、通信端末10のディスプレイに表示される画面は、例えば、注文商品の受取が可能であること、及び受取店舗を表示し、かつユーザが受取店舗に行くことを促すメッセージを表示する領域を含む。また、通信端末10のディスプレイに表示される画面は、確定受取情報に含まれる受取可能時間を表示する領域と、確定受取情報に含まれるQRコードを表示する領域と、確定受取情報に含まれる受取店舗混雑度を表示する領域とを含む。
なお、配送管理部27は、取扱店舗混雑度情報を用いて、確定受取情報に含まれる受取可能時間の後の混雑していない時間帯を特定し、特定した時間帯が混雑していないことを通信端末10のディスプレイに表示させてユーザに提案してもよい。
図3に戻り、配送管理部27の説明を続ける。配送管理部27は、注文商品に確認希望商品が含まれていない場合、例えば、ユーザが予め登録した配送場所に、注文商品を配送する通常配送指示を行う。ユーザが予め登録した配送場所は、ユーザ情報に含まれる通常配送場所である。配送管理部27は、記憶部21からユーザ情報に含まれる通常配送場所を取得し、注文商品を取り扱う店舗サーバ30に通常配送指示を行う。
次に、店舗サーバ30_1~30_3の構成例について説明する。店舗サーバ30_1~30_3は、基本的に同様の構成であるため、店舗サーバ30_1を用いて説明する。店舗サーバ30_1は、商品情報マスタ31と、精算情報マスタ32と、配送指示マスタ33とを備える。
商品情報マスタ31は、記憶部21に登録される商品情報を送信する。商品情報マスタ31は、店舗サーバ30_1の管理者等が、取扱店舗(店舗A)の持つ販売商品リストを登録すると、商品情報マスタ31は、販売商品リストに含まれる商品の商品情報を生成し、注文処理部23に送信する。商品情報マスタ31は、販売リストから削除される商品の削除情報も生成し、注文処理部23に送信する。商品情報マスタ31は、注文処理部23から、注文商品に対する在庫照会を受信する。商品情報マスタ31は、在庫照会を受信すると、在庫情報を注文処理部23に送信する。
精算情報マスタ32は、注文処理部23から精算フラグを受信する。精算情報マスタ32は、精算フラグを受信すると、取扱店舗(店舗A)が取り扱っている注文商品の精算情報を照会し、注文商品の精算情報を注文処理部23に送信する。精算情報マスタ32は、通信端末10と、注文処理部23とが決済処理を完了した場合、精算済フラグ及び決済金額を受信する。精算情報マスタ32は、取扱店舗(店舗A)の売上情報を記憶し、精算済フラグ及び決済金額に基づいて、売上情報を更新し、更新された売上情報を保存する。精算情報マスタ32は、受取店舗のレジ52において返品処理が行われる場合、注文処理部23及びレジ52と連携して返品処理を行う。
配送指示マスタ33は、配送管理部27から出荷指示を受信する。配送指示マスタ33は、運送業者40の運送状況についての情報を受信する。配送指示マスタ33は、出荷指示を受信すると、取扱店舗(店舗A)が取り扱っている注文商品を、例えば、コンベア等を用いて、運送業者40が注文商品を、受取店舗の受取ロッカー51に格納できるように、当該注文商品の出荷準備を行う。配送指示マスタ33は、取扱店舗(店舗A)が取り扱っている注文商品の出荷準備が完了すると、運送業者40に出荷指示を送信する。なお、配送指示マスタ33は、店舗Aの確認希望商品が注文され、受取店舗が店舗Aである場合、商品情報マスタ31と連携(通信)し、店舗Aの受取ロッカー51に、店舗Aの注文商品が格納されるように店舗Aの従業員に指示してもよい。
配送指示マスタ33は、配送管理部27から通常配送指示を受信する。配送指示マスタ33は、通常配送指示を受信すると、取扱店舗(店舗A)が取り扱っている注文商品を、例えば、コンベア等を用いて、運送業者40が注文商品を、通常配送場所に配送できるように、当該注文商品の出荷準備を行う。配送指示マスタ33は、取扱店舗(店舗A)が取り扱っている注文商品の出荷準備が完了すると、運送業者40に通常配送指示を送信する。
次に、図6及び図7を用いて、店舗50_1~50_3が備える受取ロッカー51及びレジ52について説明する。図6は、店舗が備える受取ロッカーの一例を示す図である。図7は、店舗が備えるレジの一例を示す図である。
まず、図6を用いて、受取ロッカー51について説明する。受取ロッカー51は、注文商品を格納可能な複数の格納部511と、操作端末512とを備える。
格納部511は、各格納部511を識別可能なロッカー番号が付与されており、ロッカー番号が外面に視認可能な状態で表示される。運送業者40は、配送管理部27から指定されたロッカー番号の格納部511に、出荷指示を受けた注文商品を格納する。
操作端末512は、ユーザが、格納部511に格納された注文商品を受け取るために、本人確認等の行う操作端末である。操作端末512には、QRコードリーダが設けられている。通信端末10を利用するユーザは、出荷情報に含まれるQRコード513を、操作端末512のQRコードリーダに読み込ませることで本人確認を慎重に行う。操作端末512は、例えば、配送管理部27に、本人確認を要求する本人確認フラグであって、QRコード513を送信することで、配送管理部27と本人確認を行う。本人確認が正常に完了すると、操作端末512は、注文商品が格納された格納部511を解錠し、ユーザが、注文商品を受け取り可能とする。操作端末512は、受取店舗の定員を呼び出すためのボタンが設けられており、注文商品に異常があれば、ユーザが、店員を呼び出して注文商品の交換対応が可能に構成されてもよい。なお、格納部511が開けられた場合、格納部511の底面が傾斜し、注文商品が受取ロッカー51に配置された袋(エコバッグ)に自動に詰められるようにしてもよい。
次に、図7を用いて、レジ52について説明する。レジ52は、POS(Point of Sale)レジ521と返品BOX523とを備える。
POSレジ521は、取扱店舗(店舗A)において取扱されている商品の精算を行うレジである。また、POSレジ521は、注文商品に対して、ユーザが返品する場合、返品処理も行う。POSレジ521は、例えば、バーコードハンドスキャナ等を備える。ユーザが注文商品を返品したい場合、ユーザは、返品商品を載置する載置エリア522に、返品商品を載せ、バーコードハンドスキャナ等で返品商品の商品名、又は商品ID等、返品商品を識別可能な情報を読み取る。POSレジ521は、注文処理部23及び店舗サーバ30_1と通信(連携)して、商品情報、及び精算情報等の照会等を行い、正常な返品処理を行う。
返品BOX523は、POSレジ521において返品処理が完了した注文商品を返品するために格納する格納部である。なお、注文商品にRFID(radio frequency identifier)タグが取り付けられてもよく、ユーザが、返品したい返品商品を返品BOX523に格納した場合、返品BOX523は、自動的に返品商品の商品名、又は商品ID等、返品商品を識別可能な情報を取得してもよい。そして、返品BOX523は、取得した情報に基づいて、注文処理部23及び店舗サーバ30_1と通信(連携)して、自動的に返品処理を行ってもよい。このようにすれば、ユーザは、バーコードハンドスキャナ等で返品商品を読み取る必要が無いため、ユーザの負担を軽減できる。また、ユーザは、返品商品に対する返品処理を行う場合、バーコードハンドスキャナを使用しなくてもよいため、感染症のリスクも軽減できる。
<情報処理システムの動作例>
次に、図8及び図9を用いて、実施の形態2にかかる情報処理システム100の動作例について説明する。図8及び図9は、実施の形態2にかかる情報処理システムの動作例を説明するための図である。
まず、図8を用いて、ユーザが確認希望商品を注文した場合の情報処理システム100の全体動作の一例について説明する。なお、前提として、ユーザが、店舗A~Cにおいて商品を注文し、店舗B及びCに対する注文商品が、確認希望商品であり、店舗Bを受取店舗として決定したこととして説明する。また、図8に表示された受取ロッカー51は、店舗50_2(店舗B)の受取ロッカーであることとする。
通信端末10が、統合アプリケーションサーバ20を介して、通信端末10を利用するユーザが購入したい商品を注文する(ステップS1)。注文処理部23は、統合アプリケーションサーバ20が取り扱う商品についての商品情報を含む商品リストを通信端末10に送信し、商品リストを通信端末10に表示する表示制御を行う。注文処理部23は、通信端末10を利用するユーザが選択した注文商品の商品情報と、ユーザが決定した注文数と、注文フラグとを通信端末10から受信する。
注文処理部23は、注文商品の商品情報及び注文数を受信すると、注文商品を取り扱う店舗サーバ30と通信し、注文商品の在庫照会を行い(ステップS2)、注文商品を取り扱う店舗サーバ30から注文商品の在庫情報を受信する(ステップS3)。注文処理部23は、注文商品の商品情報、注文数及び注文フラグを通信端末10から受信すると、注文商品の在庫状況を確認するため、店舗サーバ30_1~30_3に在庫照会を行う。注文処理部23は、店舗サーバ30_1~30_3から注文商品の在庫情報を受信する。在庫情報は、仮精算情報及び仮受取情報を含む。なお、ステップS2及びS3は、注文商品毎に、又は注文商品を取り扱う取扱店舗毎に、インターネット及びLAN(Local Area Network)を介して、電子的なやり取りで繰り返し実施される。
注文処理部23は、仮精算情報及び仮受取情報を通信端末10に送信し(ステップS4)、通信端末10は注文仮決定を行う(ステップS5)。注文処理部23は、仮精算情報及び仮受取情報を通信端末10に送信する。仮精算情報は、ユーザが、注文内容を確定するために、ユーザに表示する精算情報である。仮受取情報は、注文商品を仮押さえしたことを示す情報である。注文処理部23は、通信端末10においてユーザが注文商品を仮決定すると、注文商品の商品情報及び注文数と、購入商品選択フラグとを通信端末10から受信することで、通信端末10が注文仮決定したことを受信する。
注文処理部23は、注文商品を取り扱う取扱店舗の店舗サーバ30に精算情報照会を行い(ステップS6)、当該店舗サーバ30から精算情報を受信する(ステップS7)。注文処理部23は、ステップS5において受信した、注文商品の商品情報及び注文数を、精算情報照会に含めて、注文商品を取り扱う取扱店舗の店舗サーバ30に送信する。注文処理部23は、精算情報照会を行った店舗サーバ30から精算情報を受信する。なお、ステップS6及びS7は、注文商品毎に、又は注文商品を取り扱う取扱店舗毎に、インターネット及びLANを介して、電子的なやり取りで繰り返し実施される。
注文処理部23及び表示制御部26は、それぞれ、清算情報及び受取店舗を送信する(ステップS8)。注文処理部23は、通信端末10に精算情報を送信し、通信端末10に精算画面を表示する。また、判定部24は、精算対象の注文商品の商品情報と、記憶部21に記憶されている確認希望商品情報に基づいて、注文商品に確認希望商品が含まれているか否かを判定する。決定部25は、注文商品に確認希望商品が含まれている場合、確認希望商品が取り扱われている取扱店舗の位置情報と、ユーザ情報とに基づいて、確認希望商品の受取店舗を決定する。決定部25は、確認希望商品を取り扱う取扱店舗の位置情報と、ユーザ情報に含まれるユーザの住所とに基づいて、確認希望商品が取り扱われている取扱店舗のうち、ユーザの住所に一番近い取扱店舗を、確認希望商品の受取店舗として決定する。表示制御部26は、決定部25が決定した受取店舗を、通信部22を介して送信し、通信端末10に、決定部25が決定した受取店舗を表示するとともに、受取店舗を変更可能に表示する。
注文処理部23及び表示制御部26は、それぞれ、電子決済処理を行い、受取店舗を受信する(ステップS9)。通信端末10を利用するユーザが精算情報を承認すると、注文処理部23は、通信端末10と電子決済処理を行い、精算済フラグ及び決済金額を通信端末10から受信する。また、表示制御部26は、通信端末10からユーザが決定した受取店舗を、通信部22を介して受信し、受信した受取店舗を配送管理部27に送信する。
注文処理部23及び配送管理部27は、それぞれ、注文商品を取り扱う取扱店舗の店舗サーバ30に注文情報を送信し、出荷指示を行う(ステップS10)。注文処理部23は、電子決済処理を完了すると、注文商品の商品情報と、確定された注文数とを含む注文情報、及び決済金額を、店舗サーバ30_1~30_3に送信する。注文処理部23は、注文商品に対して購入完了フラグを設定する。配送管理部27は、注文処理部23が、注文商品に対して購入完了フラグを設定すると、ユーザが決定した受取店舗に、確認希望商品を含む注文商品が配送されるように出荷指示を行う。配送管理部27は、店舗サーバ30_1~30_3の配送指示マスタ33に対して出荷指示を行う。
店舗サーバ30_1~30_3の配送指示マスタ33は、運送業者40に対して出荷指示を行う(ステップS11)。店舗サーバ30_1~30_3の配送指示マスタ33は、配送管理部27から出荷指示を受信する。店舗サーバ30_1~30_3の配送指示マスタ33は、取扱店舗(店舗A)が取り扱っている注文商品の出荷準備が完了すると、運送業者40に出荷指示を送信する。
運送業者40は、出荷情報を配送管理部27に送信し(ステップS12)、配送管理部27は、出荷情報を通信端末10に送信する(ステップS13)。運送業者40は、店舗サーバ30_1~30_3から出荷指示を受信すると、出荷フラグ及び出荷情報を配送管理部27に送信する。配送管理部27は、出荷フラグ及び出荷情報を運送業者40から受信し、注文商品に対して購入完了フラグから配送フラグに変換する。出荷情報は、例えば、店舗受取可能見込み時間と、受取店舗の受取ロッカー51と認証し、当該受取ロッカー51を解錠するためのQRコードとを含む。配送フラグは、運送業者40が店舗サーバ30_1~30_3から出荷指示を受信し、運送業者40が注文商品を配送する状態であることを示すフラグである。配送管理部27は、出荷情報を通信端末10に送信し、通信端末10が備えるディスプレイに、図4に示すように出荷情報を表示させる。
運送業者40は、配送管理部27から指定された受取店舗(店舗50_2)の受取ロッカー51に注文商品を格納し、店舗50_2と納品処理を行う(ステップS14)。
受取店舗(店舗50_2)は、受取ロッカー51に注文商品が格納されると、店舗50_2の店舗サーバ30_2を介して、受取フラグ及び確定受取情報を配送管理部27に送信する(ステップS15)。受取店舗の受取ロッカー51に注文商品が格納された場合、配送管理部27は、受取店舗(店舗50_2)から、当該受取店舗の店舗サーバ30を介して、受取店舗の受取ロッカー51に注文商品が格納されたことを示す受取フラグ、及び確定受取情報を受信する。確定受取情報は、例えば、受取店舗、受取可能時間、及び受取店舗の店舗サーバ30から受信した受取店舗混雑度を含む。受取店舗混雑度は、受取店舗の混雑度を示す情報である。
配送管理部27は、確定受取情報を通信端末10に送信し、通信端末10に確定受取情報を表示させる(ステップS16)。配送管理部27は、確定受取情報を通信端末10に送信し、通信端末10が備えるディスプレイに、図5に示すように確定受取情報を表示させる。
通信端末10を利用するユーザは、受取店舗(店舗50_2)の受取ロッカー51から注文商品を受け取る(ステップS17)。通信端末10を利用するユーザは、確定受取情報を受信すると、受取店舗(店舗50_2)に行き、受取店舗の受取ロッカー51の操作端末512に設けられたQRコードリーダに、確定受取情報に含まれるQRコードを読み取らせる。操作端末512は、読み取ったQRコードを本人確認フラグに設定し、配送管理部27と本人確認を行う。配送管理部27は、本人確認フラグに含まれるQRコードと、通信端末10に送信した確定受取情報に含まれるQRコードとが一致する場合、本人確認を正常に完了する。通信端末10を利用するユーザは、本人確認が正常に完了すると、受取ロッカー51から商品を受け取る。
通信端末10を利用するユーザは、必要に応じて、受取店舗(店舗50_2)のレジ52を用いて返品処理を行う(ステップS18)。通信端末10を利用するユーザは、特に確認希望商品に問題がないかを確認し、問題があれば、受取ロッカー51の確認画面に表示されている店員呼出ボタンを押下して店員を呼び出して交換対応を行う。通信端末10を利用するユーザは、特に確認希望商品に問題がないかを確認し、問題なければ、受取ロッカー51の確認画面に表示されている確認ボタンを押下する。また、通信端末10を利用するユーザは、特に確認希望商品の商品状態を確認し、返品を希望する確認希望商品があれば、レジ52を用いて返品処理を行う。注文処理部23は、受取店舗のレジ52において、返品処理が行われる場合、レジ52から、受取店舗の店舗サーバ30を介して、返品したい商品の商品名、又は商品ID等、返品商品を識別可能な情報を受信する。注文処理部23は、精算情報マスタ32に対して、返品商品の商品情報、及び精算日時等を含む精算情報等の照会等を行い、返品処理を行う。
次に、図9を用いて、統合アプリケーションサーバ20の動作例について説明する。なお、図9の各動作は、図8における動作に対応するため、図8を適宜参照して説明する。なお、前提として、ユーザが、店舗A~Cにおいて取り扱われている商品を注文したとして説明する。
注文処理部23は、注文商品の商品情報及び注文数を通信端末10から受信する(ステップS31)。ステップS31は、図8のステップS1に対応する。ステップS31は、注文商品の数分繰り返し実行される。注文処理部23は、統合アプリケーションサーバ20が取り扱う商品についての商品情報を含む商品リストを通信端末10に送信し、商品リストを通信端末10に表示する表示制御を行う。注文処理部23は、通信端末10を利用するユーザが選択した注文商品の商品情報と、ユーザが決定した注文数と、注文フラグとを通信端末10から受信する。
注文処理部23は、注文商品を取り扱う店舗サーバ30に対して在庫照会を行い、注文商品を取り扱う店舗サーバ30から在庫情報を受信する(ステップS32)。ステップS32は、図8のステップS2及びS3に対応する。ステップS32は、注文商品を取り扱う取扱店舗数分繰り返し実行される。注文処理部23は、注文商品の商品情報、注文数及び注文フラグを受信すると、注文商品の在庫状況を確認するため、注文商品を取り扱う店舗サーバ30の商品情報マスタ31と通信し、注文商品の在庫照会を行う。注文処理部23は、注文商品を取り扱う店舗サーバ30の商品情報マスタ31から注文商品の在庫情報を受信する。
注文処理部23は、仮精算情報及び仮受取情報を通信端末10に送信し、通信端末10において注文仮決定されたことを受信する(ステップS33)。ステップS33は、図8のステップS4及びS5に対応する。注文処理部23は、仮精算情報及び仮受取情報を通信端末10に送信する。注文処理部23は、通信端末10においてユーザが注文商品を仮決定すると、注文商品の商品情報及び注文数と、購入商品選択フラグとを通信端末10から受信することで、通信端末10が注文仮決定したことを受信する。
注文処理部23は、注文商品を取り扱う店舗の店舗サーバ30に精算情報照会を行い、当該店舗サーバ30から精算情報を受信する(ステップS34)。ステップS34は、図8のステップS6及びS7に対応する。ステップS34は、注文商品毎に、又は注文商品を取り扱う取扱店舗毎に、繰り返し実行される。注文処理部23は、ステップS5において受信した、注文商品の商品情報及び注文数を、精算情報照会に含めて、注文商品を取り扱う店舗の店舗サーバ30に送信する。注文処理部23は、精算情報照会を行った店舗サーバ30から精算情報を受信する。
判定部24は、注文商品に確認希望商品が含まれているか否かを判定する(ステップS35)。判定部24は、注文商品の商品情報と、記憶部21に記憶されている確認希望商品情報に基づいて、注文商品に確認希望商品が含まれているか否かを判定する。判定部24は、注文商品の商品情報に含まれる分類コードに、確認希望商品情報に含まれる分類コードと一致する商品情報がある場合、注文商品に確認希望商品が含まれていると判定する。
注文商品に確認希望商品が含まれていない場合(ステップS35のNO)、配送管理部27は、通常配送指示を行う(ステップS36)。注文商品に確認希望商品が含まれていないと判定部24が判定した場合、配送管理部27は、例えば、ユーザが予め登録した配送場所に、注文商品を配送する通常配送指示を行う。配送管理部27は、記憶部21からユーザ情報に含まれる通常配送場所を取得し、注文商品を取り扱う店舗サーバ30に通常配送指示を行う。通常配送指示を受信した店舗サーバ30は、運送業者40に対して通常配送指示を行い、運送業者40は、ユーザ情報に含まれる通常配送場所に注文商品を配送する。統合アプリケーションサーバ20は、ステップS36を実行した後、処理を終了する。
一方、注文商品に確認希望商品が含まれている場合(ステップS35のYES)、決定部25は、注文商品の受取店舗を決定する(ステップS37)。注文商品に確認希望商品が含まれていると判定部24が判定した場合、決定部25は、確認希望商品が取り扱われている取扱店舗の位置情報と、ユーザ情報とに基づいて、確認希望商品の受取店舗を決定する。決定部25は、確認希望商品を取り扱う取扱店舗の位置情報と、ユーザ情報に含まれるユーザの住所とに基づいて、確認希望商品が取り扱われている取扱店舗のうち、ユーザの住所に一番近い取扱店舗を、確認希望商品の受取店舗として決定する。
注文処理部23及び表示制御部26は、それぞれ、清算情報及び決定した受取店舗を送信する(ステップS38)。ステップS38は、図8のステップS8に対応する。注文処理部23は、通信端末10に精算情報を送信し、通信端末10に精算画面を表示する。表示制御部26は、決定部25が決定した受取店舗を、通信部22を介して送信し、通信端末10に、決定部25が決定した受取店舗を表示するとともに、受取店舗を変更可能に表示する。
注文処理部23及び表示制御部26は、それぞれ、電子決済処理を行い、受取店舗を受信する(ステップS39)。ステップS39は、図8のステップS9に対応する。通信端末10を利用するユーザが精算情報を承認すると、注文処理部23は、通信端末10と電子決済処理を行い、精算済フラグ及び決済金額を通信端末10から受信する。また、表示制御部26は、通信端末10からユーザが決定した受取店舗を、通信部22を介して受信し、受信した受取店舗を配送管理部27に送信する。
注文処理部23及び配送管理部27は、それぞれ、注文商品を取り扱う取扱店舗の店舗サーバ30に注文情報を送信し、出荷指示を行う(ステップS40)。ステップS40は、図8のステップS10に対応する。注文処理部23は、電子決済処理を完了すると、注文商品の商品情報と、注文数とを含む注文情報、及び決済金額を、注文商品を取り扱う取扱店舗の店舗サーバ30に送信する。注文処理部23は、注文商品に対して購入完了フラグを設定する。配送管理部27は、注文処理部23が、注文商品に対して購入完了フラグを設定すると、ユーザが決定した受取店舗に、確認希望商品を含む注文商品が配送されるように出荷指示を行う。配送管理部27は、店舗サーバ30_1~30_3の配送指示マスタ33に対して出荷指示を行う。
配送管理部27は、出荷情報を運送業者40から受信し、出荷情報を通信端末10に送信する(ステップS41)。ステップS41は、図8のステップS12及びS13に対応する。配送管理部27は、出荷フラグ及び出荷情報を運送業者40から受信し、注文商品に対して購入完了フラグから配送フラグに変換する。配送管理部27は、出荷情報を通信端末10に送信し、通信端末10が備えるディスプレイに、図4に示すように出荷情報を表示させる。
配送管理部27は、確定受取情報を、当該取扱店舗の店舗サーバ30を介して、取扱店舗から受信し、確定受信情報を通信端末10に送信する(ステップS42)。ステップS42は、図8のステップS15及びS16に対応する。受取店舗の受取ロッカー51に注文商品が格納された場合、配送管理部27は、受取店舗から、当該受取店舗の店舗サーバ30を介して、受取店舗の受取ロッカー51に注文商品が格納されたことを示す受取フラグ、及び確定受取情報を受信する。配送管理部27は、確定受取情報を通信端末10に送信し、通信端末10が備えるディスプレイに、図5に示すように確定受取情報を表示させる。
配送管理部27は、本人確認を行う(ステップS43)。ステップS43は、図8のステップS17において実行される。配送管理部27は、操作端末512が読み取ったQRコードを含む本人確認フラグを受信し、本人確認を行う。配送管理部27は、本人確認フラグに含まれるQRコードと、通信端末10に送信した確定受取情報に含まれるQRコードとが一致する場合、本人確認を正常に完了する。
配送管理部27は、返品商品がないかを判定する(ステップS44)。ステップS44は、図8のステップS18において実行される。注文処理部23は、受取店舗の店舗サーバ30を介して、返品したい商品の商品名、又は商品ID等、返品商品を識別可能な情報を受信するか否かに応じて返品商品がないかを判定する。なお、注文処理部23は、通信端末10を利用するユーザが、受取ロッカー51の確認画面に表示されている確認ボタンを押下したか否かを、受取店舗の店舗サーバ30を介して、受取店舗から受信して返品商品がないかを判定してもよい。
返品商品がある場合(ステップS44のYES)、注文処理部23は、返品処理を行う(ステップS45)。ステップS45は、図8のステップS18において実行される。注文処理部23は、受取店舗の店舗サーバ30を介して、返品したい商品の商品名又は商品ID等、返品商品を識別可能な情報を受信する場合、精算情報マスタ32に、返品商品の商品情報、及び精算日時等を含む精算情報等の照会等を行い、返品処理を行う。
一方、返品商品がない場合(ステップS44のNO)、統合アプリケーションサーバ20は、処理を終了する。
以上説明したように、統合アプリケーションサーバ20を用いることにより、ユーザは、複数の確認希望商品が複数の店舗で取り扱われている場合でも、ユーザが決定した受取店舗に行くだけで、全ての確認希望商品を確認できる。また、統合アプリケーションサーバ20は、決定部25が、受取店舗を決定し、表示制御部26が、ユーザに当該受取店舗を提案するように表示する。そのため、実施の形態2にかかる統合アプリケーションサーバ20は、商品購入時に、ユーザが複数の取扱店舗に行く必要がなく、確認希望商品を購入する毎に受取店舗を決定しなくてもよい。したがって、実施の形態2にかかる統合アプリケーションサーバ20によれば、商品購入時のユーザの負担を軽減でき、CS(Customer Satisfaction)の向上に寄与できる。
また、統合アプリケーションサーバ20は、ユーザが注文した注文商品に確認希望商品がない場合、ユーザが予め登録した配送場所に注文商品を配送する。つまり、ユーザは、商品状態を確認することを希望しない注文商品だけの場合、商品状態を確認する手間を省くことができる。したがって、実施の形態2にかかる統合アプリケーションサーバ20によれば、商品受取時のユーザの負担も軽減できる。
さらに、情報処理システム100は、返品を可能とするレジ52を有する受取店舗に確認希望商品を配送するため、ユーザは、確認希望商品の商品状態を確認して返品を行いたい場合、レジ52を用いて、即時に返品処理を行うことができる。そのため、情報処理システム100によれば、例えば、注文商品が自宅に配送され、ユーザが、返品を行いたい場合でも、返品のための郵送の手続きを行う必要がない。したがって、情報処理システム100によれば、商品購入時だけでなく、返品を行う際のユーザの負担を軽減できる。
(変形例1)
実施の形態2では、注文処理部23は、確認希望商品を含む注文商品に対して電子決済処理を行った後、確認希望商品の返品が必要な場合、返品処理を行うことで説明した。実施の形態2において、注文処理部23は、注文商品のうち、確認希望商品以外の注文商品に対して、注文商品が受取店舗に配送される前に電子決済処理を行い、確認希望商品に対して、ユーザが確認希望商品を確認後に決済処理を行ってもよい。この場合、ユーザは、確認希望商品の商品状態を確認し、購入を確定する場合、レジ52、注文処理部23及び精算情報マスタ32が通信を行うことで決済処理を行ってもよい。
(変形例2)
実施の形態2において、配送管理部27は、注文商品に確認希望商品が含まれている場合、確認希望商品以外の注文商品を、ユーザが予め登録した配送場所に配送するように通常配送指示を行ってもよい。また、配送管理部27は、確認希望商品を、ユーザが決定した受取店舗に配送するように出荷指示を行ってもよい。このようにすれば、ユーザは、全ての注文商品を持ち帰る必要がなくなるため、ユーザが自宅に注文商品を持ち帰るときの負担を軽減できる。
(変形例3)
実施の形態2において、記憶部21は、ユーザ情報として、ユーザの位置情報を含んでもよい。この場合、注文処理部23は、通信端末10に商品リストを送信した後、通信端末10から位置情報を受信し、受信した位置情報をユーザ情報に含まれるユーザの位置情報として登録してもよい。そして、決定部25は、確認希望商品の取扱店舗の位置情報と、ユーザの位置情報とに基づいて、ユーザの位置情報が示す位置から最も近い取扱店舗を、受取店舗として決定してもよい。もしくは、決定部25は、ユーザの位置情報の変位に基づいて、ユーザの移動方向及び移動速度を特定し、確認希望商品の取扱店舗の位置情報と、ユーザの移動方向及び移動速度とに基づいて、受取店舗を決定してもよい。
また、配送管理部27が、ユーザの位置情報を、ユーザが決定した受取店舗の受取ロッカー51に定期的に送信してもよい。そして、受取店舗の受取ロッカー51は、ユーザが、当該受取ロッカー51に近づいてきた場合、注文商品が格納された格納部511を視認できるようにしてもよい。例えば、受取店舗の受取ロッカー51は、各格納部511にLED(light emitting diode)を実装し、当該LEDを点滅させることで、注文商品が格納された格納部511を視認できるようにしてもよい。このようにすれば、ユーザは、自分の注文商品がある格納部511を容易に特定できる。
(変形例4)
実施の形態2では、確定受取情報に含まれる受取店舗混雑度は、受取店舗のレジ52の近傍に配置されたカメラにより撮影された画像から算出されることで説明したが、次のようにしてもよい。図10は、変形例4を説明するための図である。
図10に示すように、店舗50は、店舗50の入口に配置される赤外線センサ53_1と、店舗50の出口に配置される赤外線センサ53_2と、入退場管理部54とを備えてもよい。
赤外線センサ53_1及び53_2は、それぞれ、入口及び出口に、例えば、人物Pの足首の高さ等、所定の高さに配置されてよい。赤外線センサ53_1及び53_2は、それぞれ、入口及び出口を通過する物体を検知し、検知した物体の数を入退場管理部54に送信する。
入退場管理部54は、赤外線センサ53_1及び53_2が検知した物体の数を、それぞれ、入店した人数及び退店した人数として計数する。入退場管理部54は、入店した人数から退店した人数を減算することで、店舗50にいる人数を特定し、特定した人数に基づいて、受取店舗混雑度を決定する。入退場管理部54は、決定した受取店舗混雑度を確定受取情報に含めて配送管理部27に送信してもよい。このようにしても、実施の形態2と同様の効果を得ることができる。
なお、店舗50は、赤外線センサ53_1及び53_2が配置されず、出入口の状況を監視する監視カメラが配置されてもよい。入退場管理部54は、当該監視カメラが撮像した画像を受信し、受信した画像に基づいて、入店した人数及び退店した人数を特定してもよい。入退場管理部54は、入店した人数から退店した人数を減算することで、店舗50にいる人数を特定し、特定した人数に基づいて、受取店舗混雑度を決定してもよい。
(変形例5)
上述した実施の形態2において、確認希望商品は、例えば、生鮮商品、及び衣類が含まれることとして説明した。ここで、取扱店舗は、例えば、自身の店舗で取り扱う生鮮商品が、自身の店舗を出てしまうと、店舗側の責任により商品状態が劣化したのか、又はユーザ側の責任により商品状態が劣化したのかを判断することが難しい。そのため、例えば、生鮮商品は、返品することが出来ない可能性が高い商品として扱われる。したがって、決定部25は、生鮮商品等、返品出来ない可能性が高い確認希望商品が注文商品に含まれている場合、返品出来ない可能性が高い確認希望商品を取り扱う取扱店舗を、優先的に受取店舗として決定してもよい。
この場合、確認希望商品情報が、分類コードに対応づけられた返品不可度をさらに含むようにし、記憶部21が、返品不可度を含む確認希望商品情報を記憶してもよい。決定部25は、確認希望商品情報に含まれる返品不可度をさらに用いて、確認希望商品のうち、返品不可度が最も高い確認希望商品を取り扱う取扱店舗を受取店舗として決定してもよい。もしくは、決定部25は、注文商品に、返品不可度が所定値以上の確認希望商品が含まれている場合、返品不可度が所定値以上の確認希望商品を取り扱う取扱店舗を受取店舗としてもよい。例えば、返品不可度が所定値以上の確認希望商品が2つ以上あり、取扱店舗がそれぞれ異なる場合、決定部25は、2つ以上の受取店舗を決定してもよい。表示制御部26は、決定部25が決定した受取店舗を表示するとともに、返品不可度が高い確認希望商品を含む受取店舗をユーザが把握できるように、通信端末10のディスプレイに表示するように制御してもよい。
そして、ユーザが、確認希望商品の返品を希望する場合、レジ52は、受取店舗の店員の操作に応じて、受取店舗の商品情報マスタを参照し、当該確認希望商品の取扱店舗が、受取店舗である場合、返品処理を可能としてもよい。
このようにすれば、生鮮商品等、返品不可度が高い確認希望商品が取扱店舗を出てしまう可能性が低くなる。そのため、確認希望商品の内鮮度や汚れ等の理由により、ユーザが返品を希望した場合、受取店舗は、商品情報マスタのデータと照合し、返品商品が自身の店舗内で取り扱う商品であることを確認した上で返品処理ができる。したがって、実施の形態2を変形例5のように変形すれば、商品状態の劣化が、ユーザ側の責任ではない場合の返品可能性を高めることができる。さらに、返品不可度が高い確認希望商品を取り扱う取扱店舗が受取店舗として決定されることで、ユーザは、確認希望商品を返品したい場合、受取店舗の店員を呼び出して、即時に返品及び交換を行うことが出来る。
(他の実施の形態)
図11は、上述した実施の形態において説明した情報処理装置1、統合アプリケーションサーバ20及び店舗サーバ30_1~30_3(以下、情報処理装置1等と称する)のハードウェア構成例を示すブロック図である。図11を参照すると、情報処理装置1等は、ネットワーク・インターフェース1201、プロセッサ1202、及びメモリ1203を含む。ネットワーク・インターフェース1201は、情報処理装置1、通信端末10、店舗サーバ30_1~30_3等、情報処理システム100に含まれる他の通信装置と通信するために使用される。
プロセッサ1202は、メモリ1203からソフトウェア(コンピュータプログラム)を読み出して実行することで、上述の実施形態においてフローチャートを用いて説明された情報処理装置1等の処理を行う。プロセッサ1202は、例えば、マイクロプロセッサ、MPU(Micro Processing Unit)、又はCPU(Central Processing Unit)であってもよい。プロセッサ1202は、複数のプロセッサを含んでもよい。
メモリ1203は、揮発性メモリ及び不揮発性メモリの組み合わせによって構成される。メモリ1203は、プロセッサ1202から離れて配置されたストレージを含んでもよい。この場合、プロセッサ1202は、図示されていないI/O (Input / Output)インタフェースを介してメモリ1203にアクセスしてもよい。
図11の例では、メモリ1203は、ソフトウェアモジュール群を格納するために使用される。プロセッサ1202は、これらのソフトウェアモジュール群をメモリ1203から読み出して実行することで、上述の実施形態において説明された情報処理装置1等の処理を行うことができる。
図11を用いて説明したように、情報処理装置1等が有するプロセッサの各々は、図面を用いて説明されたアルゴリズムをコンピュータに行わせるための命令群を含む1または複数のプログラムを実行する。
上述の例において、プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)を含む。さらに、非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、CD-ROM(Read Only Memory)、CD-R、CD-R/WDVD-ROM(Digital Versatile Disc Read Only Memory)、DVD-R(DVD Recordable)、DVD-R DL(DVD-R Dual Layer)、DVD-RW(DVD ReWritable)、DVD-RAM、DVD+R、DVR+R DL、DVD+RW、BD-R(Blu-ray(登録商標) Disc Recordable)、BD-RE(Blu-ray (登録商標)Disc Rewritable)、BD-ROMを含む。さらに、非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、半導体メモリを含む。半導体メモリは、例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory)を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光通信信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
なお、本開示は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。また、本開示は、それぞれの実施の形態を適宜組み合わせて実施されてもよい。
また、上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
電子商取引サービスにおいてユーザが注文した注文商品についての第1商品情報を、前記ユーザが利用する通信端末から受信する注文処理部と、
前記第1商品情報と、前記ユーザが前記注文商品の商品状態の確認を希望する確認希望商品についての第2商品情報とに基づいて、前記注文商品に前記確認希望商品が含まれているか否かを判定する判定部と、
前記注文商品に前記確認希望商品が含まれている場合、前記確認希望商品の取扱店舗の第1位置情報と、前記ユーザについてのユーザ情報とに基づいて、前記確認希望商品の受取店舗を決定する決定部と、
前記通信端末に前記決定された受取店舗を表示するとともに、受取店舗を変更可能に表示する表示制御部と、
前記ユーザが決定した受取店舗に前記確認希望商品が配送されるように配送要求を行う配送管理部と、を備える情報処理装置。
(付記2)
前記ユーザ情報は、前記ユーザの住所を含み、
前記決定部は、前記第1位置情報と、前記住所とに基づいて、前記受取店舗を決定する、付記1に記載の情報処理装置。
(付記3)
ユーザ情報は、前記ユーザが過去に前記確認希望商品を受け取った店舗についての受取履歴情報を含み、
前記決定部は、前記第1位置情報と前記受取履歴情報とに基づいて、前記受取店舗を決定する、付記1又は2に記載の情報処理装置。
(付記4)
前記決定部は、前記受取履歴情報に基づいて、前記ユーザの行動ルートを分析し、前記第1位置情報と、前記行動ルートとに基づいて、前記受取店舗を決定する、付記3に記載の情報処理装置。
(付記5)
前記ユーザ情報は、前記ユーザの第2位置情報を含み、
前記注文処理部は、前記第2位置情報を受信し、
前記決定部は、前記第1位置情報と、第2位置情報とに基づいて、前記受取店舗を決定する、付記1~4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(付記6)
前記決定部は、前記確認希望商品の取扱店舗の混雑度情報をさらに用いて、前記受取店舗を決定する、付記1~5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(付記7)
前記注文処理部は、前記注文商品のうち、前記確認希望商品以外の注文商品に対して、前記注文商品が前記受取店舗に配送される前に決済処理を行い、前記確認希望商品に対して、前記ユーザが前記確認希望商品を確認後に決済処理を行う、付記1~6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(付記8)
前記配送管理部は、前記注文商品に前記確認希望商品が含まれていない場合、前記ユーザが予め登録した配送場所に前記注文商品を配送する、付記1~7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(付記9)
前記配送管理部は、前記注文商品に前記確認希望商品が含まれている場合、前記注文商品のうち、前記確認希望商品以外の注文商品を前記ユーザが予め登録した配送場所に配送する、付記1~8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(付記10)
電子商取引サービスにおいてユーザが注文した注文商品についての第1商品情報を、前記ユーザが利用する通信端末から受信し、
前記第1商品情報と、前記ユーザが前記注文商品の商品状態の確認を希望する確認希望商品についての第2商品情報とに基づいて、前記注文商品に前記確認希望商品が含まれているか否かを判定し、
前記注文商品に前記確認希望商品が含まれている場合、前記確認希望商品の取扱店舗の第1位置情報と、前記ユーザについてのユーザ情報とに基づいて、前記確認希望商品の受取店舗を決定し、
前記通信端末に前記決定された受取店舗を表示するとともに、受取店舗を変更可能に表示し、
前記ユーザが決定した受取店舗に前記確認希望商品が配送されるように配送要求を行う、商品受け渡し方法。
(付記11)
電子商取引サービスにおいてユーザが注文した注文商品についての第1商品情報を、前記ユーザが利用する通信端末から受信し、
前記第1商品情報と、前記ユーザが前記注文商品の商品状態の確認を希望する確認希望商品についての第2商品情報とに基づいて、前記注文商品に前記確認希望商品が含まれているか否かを判定し、
前記注文商品に前記確認希望商品が含まれている場合、前記確認希望商品の取扱店舗の第1位置情報と、前記ユーザについてのユーザ情報とに基づいて、前記確認希望商品の受取店舗を決定し、
前記通信端末に前記決定された受取店舗を表示するとともに、受取店舗を変更可能に表示し、
前記ユーザが決定した受取店舗に前記確認希望商品が配送されるように配送要求を行う、処理をコンピュータに実行させる商品受け渡しプログラム。
1 情報処理装置
2、23 注文処理部
3、24 判定部
4、25 決定部
5、26 表示制御部
6、27 配送管理部
10 通信端末
20 統合アプリケーションサーバ
21 記憶部
22 通信部
30 店舗サーバ
31 商品情報マスタ
32 精算情報マスタ
33 配送指示マスタ
40 運送業者
50 店舗
51 受取ロッカー
52 レジ
100 情報処理システム
511 格納部
512 操作端末
513 QRコード
521 POSレジ
522 載置エリア
523 返品BOX
53_1、53_2 赤外線センサ
54 入退場管理部

Claims (10)

  1. 電子商取引サービスにおいてユーザが注文した注文商品についての第1商品情報を、前記ユーザが利用する通信端末から受信する注文処理部と、
    前記第1商品情報と、前記ユーザが前記注文商品の商品状態の確認を希望する確認希望商品についての第2商品情報とに基づいて、前記注文商品に前記確認希望商品が含まれているか否かを判定する判定部と、
    前記注文商品に前記確認希望商品が含まれている場合、前記確認希望商品の取扱店舗の第1位置情報と、前記ユーザについてのユーザ情報とに基づいて、前記確認希望商品の受取店舗を決定する決定部と、
    前記通信端末に前記決定された受取店舗を表示するとともに、受取店舗を変更可能に表示する表示制御部と、
    前記ユーザが決定した受取店舗に前記確認希望商品が配送されるように配送要求を行う配送管理部と、を備える情報処理装置。
  2. 前記ユーザ情報は、前記ユーザの住所を含み、
    前記決定部は、前記第1位置情報と、前記住所とに基づいて、前記受取店舗を決定する、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. ユーザ情報は、前記ユーザが過去に前記確認希望商品を受け取った店舗についての受取履歴情報を含み、
    前記決定部は、前記第1位置情報と前記受取履歴情報とに基づいて、前記受取店舗を決定する、請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記決定部は、前記受取履歴情報に基づいて、前記ユーザの行動ルートを分析し、前記第1位置情報と、前記行動ルートとに基づいて、前記受取店舗を決定する、請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記ユーザ情報は、前記ユーザの第2位置情報を含み、
    前記注文処理部は、前記第2位置情報を受信し、
    前記決定部は、前記第1位置情報と、第2位置情報とに基づいて、前記受取店舗を決定する、請求項1~4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記決定部は、前記確認希望商品の取扱店舗の混雑度情報をさらに用いて、前記受取店舗を決定する、請求項1~5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記注文処理部は、前記注文商品のうち、前記確認希望商品以外の注文商品に対して、前記注文商品が前記受取店舗に配送される前に決済処理を行い、前記確認希望商品に対して、前記ユーザが前記確認希望商品を確認後に決済処理を行う、請求項1~6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記配送管理部は、前記注文商品に前記確認希望商品が含まれていない場合、前記ユーザが予め登録した配送場所に前記注文商品を配送する、請求項1~7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 電子商取引サービスにおいてユーザが注文した注文商品についての第1商品情報を、前記ユーザが利用する通信端末から受信し、
    前記第1商品情報と、前記ユーザが前記注文商品の商品状態の確認を希望する確認希望商品についての第2商品情報とに基づいて、前記注文商品に前記確認希望商品が含まれているか否かを判定し、
    前記注文商品に前記確認希望商品が含まれている場合、前記確認希望商品の取扱店舗の第1位置情報と、前記ユーザについてのユーザ情報とに基づいて、前記確認希望商品の受取店舗を決定し、
    前記通信端末に前記決定された受取店舗を表示するとともに、受取店舗を変更可能に表示し、
    前記ユーザが決定した受取店舗に前記確認希望商品が配送されるように配送要求を行う、商品受け渡し方法。
  10. 電子商取引サービスにおいてユーザが注文した注文商品についての第1商品情報を、前記ユーザが利用する通信端末から受信し、
    前記第1商品情報と、前記ユーザが前記注文商品の商品状態の確認を希望する確認希望商品についての第2商品情報とに基づいて、前記注文商品に前記確認希望商品が含まれているか否かを判定し、
    前記注文商品に前記確認希望商品が含まれている場合、前記確認希望商品の取扱店舗の第1位置情報と、前記ユーザについてのユーザ情報とに基づいて、前記確認希望商品の受取店舗を決定し、
    前記通信端末に前記決定された受取店舗を表示するとともに、受取店舗を変更可能に表示し、
    前記ユーザが決定した受取店舗に前記確認希望商品が配送されるように配送要求を行う、処理をコンピュータに実行させる商品受け渡しプログラム。
JP2021038860A 2021-03-11 2021-03-11 情報処理装置、商品受け渡し方法、及び商品受け渡しプログラム Pending JP2022138779A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021038860A JP2022138779A (ja) 2021-03-11 2021-03-11 情報処理装置、商品受け渡し方法、及び商品受け渡しプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021038860A JP2022138779A (ja) 2021-03-11 2021-03-11 情報処理装置、商品受け渡し方法、及び商品受け渡しプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2022138779A true JP2022138779A (ja) 2022-09-26

Family

ID=83400265

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021038860A Pending JP2022138779A (ja) 2021-03-11 2021-03-11 情報処理装置、商品受け渡し方法、及び商品受け渡しプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2022138779A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7475528B1 (ja) 2023-09-15 2024-04-26 Kddi株式会社 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7475528B1 (ja) 2023-09-15 2024-04-26 Kddi株式会社 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20230112541A1 (en) Portable computing device installed in or mountable to a shopping cart
US20170116572A1 (en) Systems and methods for delivering goods to consumers
US9330413B2 (en) Checkout and/or ordering systems and methods
US20160042315A1 (en) System and methods for order fulfillment, inventory management, and providing personalized services to customers
US8145531B1 (en) Product specific queries to determine presence of bottom-of-basket items
KR20190021183A (ko) 무인 상점 관리 방법 및 시스템
GB2541257A (en) System and method for mobile device self-checkout for retail transactions with loss protection
US11908288B2 (en) Imaging used to reconcile cart weight discrepancy
TW201833843A (zh) 訂單資訊確定方法和裝置
LT5774B (lt) Pirkimo sistema savitarnos būdu
JP2018136673A (ja) 情報処理装置およびプログラム
US11531958B2 (en) Frictionless re-ordering and re-stocking
JP2023509844A (ja) カスタマイズされた小売環境
US11966900B2 (en) System and method for detecting unpaid items in retail store transactions
WO2016109368A1 (en) Retail checkout systems and methods
KR20150028768A (ko) 상점에서 구매가능하나 진열되지 않은 상품을 검색하는 모바일 어플리케이션을 이용한 상점 운영 방법
US11151492B2 (en) Multiple point of sale (POS) overall wait time optimization
JP7278043B2 (ja) 情報処理装置
JP2022138779A (ja) 情報処理装置、商品受け渡し方法、及び商品受け渡しプログラム
US20210287226A1 (en) System and method for managing intangible shopping transactions in physical retail stores
JP2019021102A (ja) 情報処理システム及びプログラム
US20130339184A1 (en) Method and System For Selling Items To Be Worn
JP7181766B2 (ja) 商品決済システム、商品運搬カート及び商品決済方法
JP6735888B2 (ja) 商品データ処理システム、商品データ処理方法
TW202009878A (zh) 於商品售盡時提示購物者至其他裝置購買之裝置及方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20240205