JP2017016627A - 情報管理装置及び情報管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザの購入履歴に基づいてユーザを分析し、配信対象者の抽出を支援するための情報管理装置を提供する。【解決手段】情報管理装置(情報管理サーバ10)は、履歴情報を記録する履歴記録手段と、店舗端末20またはユーザ端末30から履歴情報を収集し履歴記録手段に格納する収集手段と、店舗端末からのリクエストに応答して、店舗端末に対応する店舗における履歴情報を履歴記憶手段から抽出し、当該店舗に来店したユーザを複数のグループに分けて店舗端末に表示させるための分析手段と、店舗端末により1つのグループが選択されたことに応答して、選択されたグループに属するユーザに対して所定のデータを配信する配信手段と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、ユーザ等の情報を管理する技術に関する。
従来、店舗を利用するユーザに対してクーポンやお知らせ等の情報を配信するとき、店員が自ら、ユーザの性別、年齢、誕生月などの属性情報を用いて、電子クーポンを配信すべきユーザの絞り込みを行い、絞り込まれたユーザに対して、クーポンやお知らせ等の情報を配信していた。また、特許文献1には、クーポンサービスを提供する店舗の特性を表すキーワードに基づいて、店舗の特性と合致する会員を擁するコミュニティサイトにのみ店舗のクーポンサービス情報を配信することが記載されている。
特開2009−217743号公報
しかしながら、従来技術において、店員は、どのような属性に基づいてユーザの絞り込みを行えば、クーポンを配信すべきユーザを効果的に絞り込むことができるのか、知識も経験もないことが多いため、実際には、クーポンを配信すべきユーザを効果的に絞り込むことが難しい。また、特許文献1に記載された発明は、新規顧客の獲得に主眼が置かれたものであり、既存の顧客に対して活用することは困難である。
これに対し、本発明の所定の実施形態に係る発明は、ユーザの購入履歴に基づいてユーザを分析して、配信対象者の抽出を支援するための情報管理技術を提供しようとするものである。
本発明の所定の実施形態に係る情報管理装置は、ユーザを識別するためのユーザIDと、店舗に来店した日に関する情報と、当該店舗でユーザが購入した金額に関する情報とを含む履歴情報を記録する履歴記録手段と、店舗で使用される店舗端末またはユーザが使用するユーザ端末から、履歴情報を収集して、履歴記録手段に格納する収集手段と、店舗端末からのリクエストに応答して、店舗端末に対応する店舗における履歴情報を履歴記憶手段から抽出し、所定期間内に当該店舗に来店したユーザを複数のグループに分けて、当該複数のグループを区別可能な態様で、店舗端末に表示させるための分析手段と、店舗端末により1つのグループが選択されたことに応答して、選択されたグループに属するユーザに対して、所定のデータを配信する配信手段と、を備える。
収集手段は、ユーザが店舗を予約する際に取得したユーザの氏名、電話番号またはログインIDに基づいて、履歴情報に含まれるユーザIDを取得することを含む。また、収集手段は、店舗に設置された発信機から発信されたビーコンを受信したユーザ端末から、履歴情報に含まれるユーザIDを取得することを含む。さらに、収集手段は、ユーザ端末に表示された画像から、店舗端末がユーザIDを読み取ることによって、履歴情報に含まれるユーザIDを取得することを含む。これらにより、ユーザの購入情報をユーザIDと対応付けて記録することが可能となる。
分析手段は、ユーザ毎に集計された、所定期間における店舗への来店回数及び累積購入金額、並びに、最新の来店日または購入日に関する情報に基づいて、ユーザを複数のグループに分けることを含む。これにより、より効果的にユーザの絞り込みを行うことができるようになる。
また、本発明の所定の実施形態に係る情報管理方法は、ユーザを識別するためのユーザIDと、店舗に来店した日に関する情報と、当該店舗でユーザが購入した金額に関する情報とを含む履歴情報を記録する履歴データベースを使用可能なコンピュータのプロセッサにおいて実行される方法であり、店舗で使用される店舗端末またはユーザが使用するユーザ端末から、履歴情報を収集して、履歴記録手段に格納することと、店舗端末からのリクエストに応答して、店舗端末に対応する店舗における履歴情報を履歴記憶手段から抽出し、所定期間内に当該店舗に来店したユーザを複数のグループに分けて、当該複数のグループを区別可能な態様で、店舗端末に表示させることと、店舗端末により1つのグループが選択されたことに応答して、選択されたグループに属するユーザに対して、所定のデータを配信することと、を含む。
本発明の所定の実施形態に係るプログラムは、上述の情報管理方法の各処理の少なくとも一部をコンピュータに実行させるものである。ここでいうコンピュータとは、ホストコンピュータのみならず、PC(パーソナルコンピュータ)、タブレット端末、スマートフォン、ウェアラブル端末、その他任意の情報処理装置を含む。かかるプログラムは、CD−ROM等の光学ディスク、磁気ディスク、半導体メモリなどの各種の記録媒体を通じて、又は通信ネットワークなどを介してアプリ(アプリケーション)等をダウンロードすることにより、コンピュータにインストール又はロードすることができる。
なお、本明細書等において、手段とは、単に物理的手段を意味するものではなく、その手段が有する機能をソフトウェアによって実現する場合も含む。また、1つの手段が有する機能が2つ以上の物理的手段により実現されても、2つ以上の手段の機能が1つの物理的手段により実現されてもよい。
本発明の所定の実施形態に係る発明によれば、ユーザの購入履歴に基づいてユーザを分析して、配信対象者の抽出を支援するための情報管理技術を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る情報管理システム1の構成を示す概略図である。 本実施形態に係る情報管理サーバ10の構成の一例を示す概略図である。 本実施形態に係る店舗端末20の構成の一例を示す概略図である。 本実施形態に係るユーザ端末30の構成の一例を示す概略図である。 ユーザが事前に店舗に予約をした後に来店した場合の収集処理の一例を示すフローチャートである。 ビーコンを用いて履歴情報の収集処理を行う場合のフローチャートである。 ユーザから提示される情報を用いて履歴情報の収集処理を行う場合のフローチャートである。 本実施形態に係る履歴情報の分析処理及びクーポン等の配信処理の一例を示すフローチャートである。 店舗端末20に表示される分析結果の一例を示す概略図である。 店舗端末20に表示される一覧リストの一例を示す概略図である。 店舗端末20に表示されるクーポン選択画面の一例を示す概略図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、以下の実施の形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明をその実施の形態のみに限定する趣旨ではない。さらに、本発明は、その要旨を逸脱しない限り、さまざまな変形が可能である。
図1は、本発明の一実施形態に係る情報管理システム1の構成を示す概略図である。同図に示すとおり、本実施形態において、情報管理システム1は、情報管理サーバ10と、1以上の店舗端末20と、1以上のユーザ端末30とを備える。各店舗端末20及び各ユーザ端末30はそれぞれ、ネットワークNを介して情報管理サーバ10と通信できるように構成される。また、情報管理システム1は、1以上のビーコン発信機40を含むように構成されてもよい。
情報管理サーバ10は、例えば、演算処理能力の高いホストコンピュータによって構成され、そのホストコンピュータにおいて所定のサーバ用プログラムが動作することにより、サーバ機能を発現するものである。ここで、情報管理サーバ10を構成するためのコンピュータは、ホストコンピュータに制限されず、例えば、汎用または特定用途のコンピュータや通信端末装置によって構成されてもよい。また、情報管理サーバ10を構成するホストコンピュータは、必ずしも1台である必要はなく、ネットワークN上に分散する複数のサブコンピュータから構成されてもよい。
店舗端末20は、飲食店や美容室、ホテル等の店舗において、店員等によって使用される端末装置である。各店舗において、1又は複数の店舗端末20を用いることができる。
ユーザ端末30は、店舗を利用するユーザ等によって使用される端末装置であり、ユーザが携帯可能であることが好ましい。また、ユーザ端末30は、ビーコン発信機40が発信するビーコンを受信可能な端末装置であることが好ましい。
本実施形態では、店舗端末20として、タブレット端末やPC(パーソナルコンピュータ)を想定し、ユーザ端末30として、スマートフォンを想定する。しかし、これらに限られず、店舗端末20及びユーザ端末30としては、例えば、PC(パーソナルコンピュータ)、タブレット端末、スマートフォン、携帯電話機、携帯情報端末(PDA)、その他の任意の端末装置を用いることができる。
ビーコン発信機40は、ブルートゥース・ロー・エナジー(BLE:Bluetooth Low Energy)等の近距離無線通信技術を用いて、発信機ごとに固有のID情報を含むビーコンを発信する発信機であり、iBeacon等のビーコン端末を利用することができる。ビーコン発信機40は、各店舗に1又は複数台設置される。例えば、店舗の入り口とレジ付近にビーコン発信機40を設置すれば、ユーザが店舗に来店したときや会計をしているときに、ユーザが携帯するユーザ端末30がビーコンを受信できる。
ネットワークNは、情報管理サーバ10と店舗端末20とユーザ端末30との間で情報を送受信可能な通信網を含む。例えば、インターネット、LAN、専用線、電話回線、企業内ネットワーク、移動体通信網、ブルートゥース、WiFi(Wireless Fidelity)、その他の通信回線、それらの組み合わせ等のいずれであってもよく、有線であるか無線であるかを問わない。
図2は、本実施形態に係る情報管理サーバ10の構成の一例を示す概略図である。同図に示すとおり、本実施形態における情報管理サーバ10は、プロセッサ11、通信インタフェース12、及び記憶資源13を備える。
プロセッサ11は、算術演算、論理演算、ビット演算等を処理する算術論理演算ユニット及び各種レジスタ(プログラムカウンタ、データレジスタ、命令レジスタ、汎用レジスタ等)から構成され、記憶資源13に格納されているコンピュータプログラム130を解釈及び実行し、店舗端末20及びユーザ端末30からのリクエストに応じた処理を実行する。
通信インタフェース12は、ネットワークNに接続し、店舗端末20及びユーザ端末30と通信をするためのハードウェアモジュールであり、例えば、ISDNモデム、ADSLモデム、ケーブルモデム、光モデム、ソフトモデム等の変調復調装置である。
記憶資源13は、例えば、物理デバイス(例えば、ディスクドライブ又は半導体メモリ等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体)の記憶領域が提供する論理デバイスである。複数の物理デバイスを1つの論理デバイスにマッピングしてもよく、或いは1つの物理デバイスを複数の論理デバイスにマッピングしてもよい。記憶資源13には、コンピュータプログラム130と、ユーザのプロファイルや履歴情報などのデータベースとが記憶される。また、記憶資源13には、種々の制御演算処理を行う際に必要なパラメータや、画像の生成や表示処理に必要なパラメータなどの演算パラメータを含む各種のデータ等が記憶される。
コンピュータプログラム130は、店舗端末20またはユーザ端末30から受信した情報またはリクエスト等に基づいて所定の処理を行うためのプログラムであり、情報管理サーバ10のメインプログラム(上述したサーバ用プログラム等)の動作中に適宜呼び出されて実行される複数のソフトウェアモジュールを備える。かかるソフトウェアモジュールは、それぞれ特定の処理を実行するためにモジュール化されたサブプログラムであり、例えば、プロシージャ、サブルーチン、メソッド、関数、及びデータ構造等を用いて作成されたものである。
具体的には、コンピュータプログラム130は、収集モジュール131、分析モジュール132、及び、配信モジュール133を備える。また、演算処理の結果等を店舗端末20やユーザ端末30に表示するための画面情報の生成やその表示処理を行う画像モジュール、ネットワークNを介した通信処理等を行う通信モジュール等を備えてもよい。
収集モジュール131は、店舗端末20またはユーザ端末30から、店舗におけるユーザの来店ないし購入に関する履歴情報を収集して、履歴データベース138に格納することに付随する種々の制御演算処理を行う。また、履歴データベース138に蓄積された履歴情報の管理に付随する種々の制御演算処理を行う。
分析モジュール132は、店舗端末20からのリクエストに応答して、収集された履歴情報を分析してユーザを複数のグループに分けて、これら複数のグループを区別できるような態様で店舗端末20に表示させる処理を含む種々の制御演算処理を行う。
配信モジュール133は、選択ないし抽出等されたユーザに対して、電子クーポンを含むデータの配信に付随する種々の制御演算処理を行う。
ユーザ情報データベース137は、ユーザのプロファイルを含む情報を管理するためのデータベースである。例えば、情報管理システム1内でユーザを識別するためのユーザIDと、ユーザの氏名、電話番号、その他のユーザプロファイルとが対応付けられて記録される。
履歴データベース138は、ユーザの来店ないし購入に関する履歴情報を蓄積するためのデータベースである。例えば、ユーザのユーザIDと、店舗を識別するための店舗IDと、各店舗に来店ないし購入した日または日時を示す日時情報と、ユーザが購入した金額を含む購入情報とが対応付けて記録される。購入情報がブランクである場合、または、購入した金額としてゼロが記録される場合、来店のみで購入が無かったことを示すものとしてよい。また、購入情報は、ユーザが購入した商品等の総額であってもよいし、ユーザが購入した全ての商品等について、数量や金額を個別に記録するものとしてもよい。
ビーコンデータベース139は、ビーコン発信機40が設置されているロケーションを管理するためのデータベースである。例えば、ビーコン発信機40を識別するためのビーコンIDと、当該ビーコン発信機40が設置されている店舗の店舗ID及び店舗内における設置されている位置に関する情報(入り口、POSレジ付近等)とが対応付けて記録される。
図3は、本実施形態に係る店舗端末20の構成の一例を示す概略図である。同図に示すとおり、本実施形態における店舗端末20は、プロセッサ21、通信インタフェース22、記憶資源23、入力デバイス24、表示デバイス25、及びカメラ26を備える。
プロセッサ21は、算術論理演算ユニット及び各種レジスタ(プログラムカウンタ、データレジスタ、命令レジスタ、汎用レジスタ等)から構成され、記憶資源23に格納されているコンピュータプログラム230を解釈及び実行し、入力デバイス24に入力された操作情報等に従って情報管理サーバ10にリクエストを送信し、情報管理サーバ10からのレスポンスを受信する。
記憶資源23は、例えば、物理デバイス(例えば、ディスクドライブ又は半導体メモリ等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体)の記憶領域が提供する論理デバイスである。記憶資源23には、コンピュータプログラム230のほか、店舗端末20の処理に用いられるオペレーティングシステムプログラム、ドライバプログラム、各種データ等が格納される。ドライバプログラムとしては、例えば、入力デバイス24を制御するための入力デバイスドライバプログラムや、表示デバイス25を制御するための出力デバイスドライバプログラム等が挙げられる。各種データとしては、例えば、ユーザが注文したオーダー情報の履歴や、ユーザが支払う会計情報等が挙げられる。
コンピュータプログラム230は、具体的には、店舗端末20をPOS(Point of Sales)レジスター(POSレジ)として機能させて、店舗における会計処理に付随する種々の制御演算処理を行うレジモジュール231と、二次元コードやバーコードなどのコード情報を読み取り、これに付随する種々の制御演算処理を行うコード処理モジュール232とを含む。これらのモジュールは、サーバ装置(不図示)からネットワークNを通じて配信されるアプリケーションプログラムが店舗端末20にインストールされることによって実装され得る。
通信インタフェース22は、情報管理サーバ10との接続インタフェースを提供するものであり、無線通信インタフェース又は有線通信インタフェースから構成される。また、入力デバイス24は、ユーザからの入力操作を受け付けるインタフェースを提供するものであり、タッチパネル、キーボード、マウス等を例示することができる。さらに、表示デバイス25は、POSレジ画面やクーポン配信の業務支援画面等の画像表示インタフェースをユーザに提供するものであり、例えば、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、CRTディスプレイ等が挙げられる。また、カメラ26は、二次元コード等の被写体の静止画像を撮像するためのものである。
図4は、本実施形態に係るユーザ端末30の構成の一例を示す概略図である。同図に示すとおり、本実施形態におけるユーザ端末30は、プロセッサ31、通信インタフェース32、記憶資源33、入力デバイス34、及び表示デバイス35を備える。これらの要素は、店舗端末20を構成する各要素と概ね同じものとすることができるので、ここでは説明を省略する。
コンピュータプログラム330は、記憶資源33に格納される。コンピュータプログラム330は、具体的には、ユーザが保有するポイントやクーポンの管理に付随する種々の制御演算処理を行うワレットモジュール331と、ビーコン発信機40が発信したビーコンを受信し、これに付随する種々の制御演算処理を行うビーコン処理モジュール332とを含む。これらのモジュールは、サーバ装置(不図示)からネットワークNを通じて配信されるアプリケーションプログラムがユーザ端末30にインストールされることによって実装され得る。
次に、本実施形態に係る情報管理システム1による情報管理処理の具体的な処理フローについて説明する。
情報管理システム1によるユーザ情報の管理処理は、(1)ユーザが店舗に来店ないし購入した履歴情報を収集してデータベースに格納する収集処理と、(2)収集された履歴情報を分析してユーザを複数のグループに分ける分析処理と、(3)特定のユーザに対してクーポン等を配信する配信処理とによって構成される。そこで、以下、それぞれの処理について説明する。
(1.履歴情報の収集処理)
収集処理は、収集モジュール131によって制御される処理であり、情報管理サーバ10が、店舗端末20やユーザ端末30からユーザの来店ないし購入に関する履歴情報を収集して、履歴データベース138に格納する処理を含む。情報管理サーバ10は種々の方法によって、ユーザの履歴情報を収集する。
図5は、本実施形態に係る履歴情報の収集処理の一例として、ユーザが事前に店舗に予約をした後に来店した場合の収集処理の一例を示すフローチャートである。ユーザがインターネットや電話を介して店舗の予約をするとき、ユーザのID、氏名や電話番号等が入力・聴取されるので、それをキーにユーザを特定し、実際に来店したとき、店員が予約一覧から来店者を指定すると、ユーザの来店情報がユーザデータベースに蓄積されるというものである。以下、具体的に説明する。
まず、ユーザがある店舗に予約を入れる際、予約者を特定可能な情報が、情報管理サーバ10に伝えられる。このとき、予約は、電話予約またはインターネット予約などを含む。
電話予約の場合、予約者を特定するための情報として、例えば、予約者の氏名と電話番号を用いることができる。ユーザは店舗に電話を掛けて、店員に口頭で自己の氏名と電話番号を伝達する(ステップS531)。店員は、ユーザから聞いた氏名と電話番号を店舗端末20または他の予約管理端末に入力する(ステップS521)。電話番号は、番号通知機能を用いて、ユーザが使用している電話機の番号を、店舗側で取得するものとしてもよい。このとき、CTI(Computer Telephony Integration)を用いて、取得された電話番号からユーザの氏名をデータベースから取得してもよい。
また、インターネット予約の場合、予約者を特定するための情報として、例えば、予約サイトへのログインIDを用いることができる。ユーザはユーザ端末30または他の端末装置を用いて、店舗の予約サイトにアクセスし、ログインIDを入力等してログインした後、予約手続を行う。予約サイトへのログイン時に入力されたログインIDは、ユーザ端末30から情報管理サーバ10に伝達される(ステップS531)。なお、ここでは、予約サイトは、例えば、情報管理サーバ10によって予約サイト及び予約管理機能が提供される例を示したが、これに限られず、情報管理サーバ10とは別の他のサーバによって予約サイト及び予約管理機能が提供されるものとしてもよい。
情報管理サーバ10は、ユーザから取得した予約者を特定可能な情報をキーにユーザ情報データベース137を検索し、予約者に対応するユーザIDを取得する(ステップS511)。そして、情報管理サーバ10は、当該ユーザIDを用いて、予約管理を行う(ステップS512)。なお、情報管理サーバ10とは別の他のサーバによって予約サイト及び予約管理機能が提供される場合、当該他のサーバによってステップS511及びステップS512の処理が行われるものとしてもよい。また、ユーザIDをログインIDとして用いる場合は、ステップS511の処理をスキップしてもよい。
店舗端末20は、レジモジュール231の制御により、所定のタイミングで、当日の予約者一覧情報を情報管理サーバ10または他の予約管理サーバから受信し、表示デバイス25に当日の予約者一覧を表示する(ステップS522)。この予約者一覧情報は、例えば、その日に予約を入れた全てのユーザについて、ユーザIDと氏名、電話番号を一覧にしたものである。
店員は、来店者が予約をしていた場合、来店者の氏名を伺い、例えば、店舗端末20に表示されている予約者一覧の中から、来店者の氏名が表示されている領域をタップする。店舗端末20は、タップされた氏名に対応するユーザIDを抽出することによって、来店したユーザのユーザIDを特定する(ステップS523)。店舗端末20は、このようにして特定された来店者のユーザIDと、店舗端末20に予め登録された店舗IDと、ユーザが来店した日時情報とを含む電文を、情報管理サーバ10に送信する(ステップS524)。情報管理サーバ10は、店舗端末20から受信した電文に含まれるユーザID、店舗ID及び日時情報を、履歴データベース138に格納する(ステップS514)。こうして、ユーザの来店を示す履歴情報が履歴データベース138に蓄積される。
その後、レジモジュール231の制御により、ユーザの注文や購入する商品・サービスの情報は、店舗端末20において、ユーザIDに紐付けられて管理される。支払いの際には、ユーザIDに紐付けられた注文や商品等の金額が集計される。店舗端末20は、ユーザが支払いを終えると、ユーザが購入した商品等及び支払金額を含む購入情報を生成し、購入情報とユーザIDと店舗IDと支払の日時情報とを含む電文を情報管理サーバ10に送信する(ステップS525)。
情報管理サーバ10は、電文に含まれるユーザID、店舗ID、日時情報及び購入情報を、履歴データベース138に格納する(ステップS515)。こうして、ユーザの購入を示す履歴情報が履歴データベース138に蓄積される。
このとき、ステップS514で格納されたユーザの来店を示す履歴情報と、ステップS515で格納されるユーザの購入を示す履歴情報とを、それぞれ別のレコードとして格納してもよいし、1つのレコードにまとめて1件の履歴情報として管理してもよい。後者の場合、情報管理サーバ10は、店舗端末20から受信した電文に含まれるユーザID、店舗ID及び日時情報をキーに履歴データベース138を検索し、同一のユーザが同じ日に同じ店舗に来店したことを示す履歴情報が存在する場合には、当該履歴情報の日時情報と購入情報を書き換える。このとき、日時情報は、店舗端末から受信した電文に含まれる日時情報で上書きし、購入情報は、店舗端末から受信した電文に含まれる購入情報を追加する。
図6は、本実施形態に係る履歴情報の収集処理の一例として、ビーコンを用いて履歴情報の収集処理を行う場合のフローチャートである。ユーザが事前に予約をしないで直接店舗に来店した場合は、同図に示す処理によって、履歴情報を収集することができる。
ここでは、ビーコン発信機40を、店舗の入り口付近と、POSレジの付近にそれぞれ設置する実施例に基づいて説明する。従来のPOSレジに代えて、店舗端末20のPOSレジ機能を用いて支払処理を行う場合には、店舗端末20のカバーなどにビーコン発信機40を設置すればよい。こうして、店舗の入り口またはPOSレジの周辺にユーザ端末30が近付いたときに、情報管理サーバ10がそれを検出できるようになる。
ビーコン発信機40が設置された店舗にユーザが来店すると、入り口付近に設置したビーコン発信機40から発信されたビーコンに、ユーザが携帯するユーザ端末30が反応する(ステップS641、ステップS631)。ユーザ端末30は、入り口のビーコンを受信すると、ビーコン処理モジュール332の制御により、受信したビーコンに含まれるID(ビーコンID)と、ユーザ端末30に登録されているユーザIDと、ビーコンを受信した日時情報とを含む電文を、情報管理サーバ10に送信する(ステップS632)。
情報管理サーバ10は、ユーザ端末30から受信した電文に含まれるビーコンIDをキーにビーコンデータベース139を検索して、当該ビーコンIDに対応する店舗IDとその設置位置に関する情報を抽出する(ステップS612)。設置位置に関する情報が入り口など、来店を示す場合、情報管理サーバ10は、ユーザ端末30から受信したユーザIDと日時情報、及び、ビーコンIDから検索された店舗IDを、履歴データベース138に格納する(ステップS613)。こうして、ユーザの来店を示す履歴情報が履歴データベース138に蓄積される。
その後、ユーザが飲食や買い物等を終えて、支払いをするためにPOSレジに移動すると、POSレジ付近に設置したビーコン発信機40から発信されたビーコンに、ユーザ端末30が反応する(ステップS644、ステップS634)。また、飲食店などにおいて、ユーザがテーブルで支払いをするときでも、店舗端末20のPOSレジ機能を用いて支払処理を行う場合には、支払時にビーコンを受信可能である。ユーザ端末30は、POSレジ付近のビーコンを受信すると、ビーコン処理モジュール332の制御により、受信したビーコンに含まれるID(ビーコンID)と、ユーザ端末30に登録されているユーザIDと、ビーコンを受信した日時情報とを含む電文を、情報管理サーバ10に送信する(ステップS635)。
情報管理サーバ10は、ユーザ端末30から受信した電文に含まれるビーコンIDをキーにビーコンデータベース139を検索して、当該ビーコンIDに対応する店舗IDとその設置位置に関する情報を抽出する(ステップS615)。
また、ステップS615とは独立に、店舗端末20は、レジモジュール231の制御により、ユーザの注文や商品等の金額を集計し、ユーザが支払いを終えると、ユーザが購入した商品等及び支払金額を含む購入情報を生成し、購入情報と店舗IDと支払いの日時情報とを含む電文を情報管理サーバ10に送信する(ステップS626)。
情報管理サーバ10は、ステップS615で抽出された設置位置に関する情報がPOSレジ付近などの支払位置を示す場合、ステップS635でユーザ端末30から送信されるビーコンIDを含む情報と、ステップS626で店舗端末20から送信される購入情報を含む情報とを比較して、両者から求められる店舗IDが同一であり、両者の日時情報が所定の時間内に含まれる場合、両者が同一の支払いに関する情報であると判断して、両者に基づいて履歴情報を生成する。例えば、情報管理サーバ10は、ステップS615で抽出された店舗IDに対応する店舗端末20から受信した電文に含まれる支払いの日時情報が、ステップS615でユーザ端末30から受信した電文に含まれるビーコン受信の日時情報から所定時間内であることを条件として、ステップS615でユーザ端末30から受信した電文に含まれるユーザIDと、店舗端末20から受信した電文に含まれる店舗ID、支払日時情報、及び購入情報とを、履歴データベース138に格納する(ステップS616)。こうして、ユーザの購入を示す履歴情報が履歴データベース138に蓄積される。
このとき、図6の場合と同様に、ステップS613で格納されたユーザの来店を示す履歴情報と、ステップS616で格納されるユーザの購入を示す履歴情報とを、それぞれ別のレコードとして格納してもよいし、1つのレコードにまとめて1件の履歴情報として管理してもよい。
なお、ここでは、店舗の入り口や店舗内に設置したビーコン発信機40を用いて、ユーザの来店を検出する実施例について説明した。しかしながら、来店を検出する手段はビーコンによるものに限られず、他の任意の手段を用いることができる。例えば、店舗の入り口付近に音源を設置し、当該音源から発せられる微小な音声情報をユーザ端末30が備えるマイクロフォンで検知することによって、来店を検出してもよい。また、GPSやWiFiの基地局を用いてユーザの現在位置を捉え、それにより、所定の店舗に来店したか否かを判断するものとしてもよい。
図7は、本実施形態に係る履歴情報の収集処理の一例として、来店時や支払時にユーザから提示される情報を用いて履歴情報の収集処理を行う場合のフローチャートである。ユーザが事前に予約をしないで直接店舗に来店した場合や、店舗にビーコン発信機40が設置されていない場合は、同図に示す処理によって、履歴情報を収集することができる。
まず、ユーザが飲食や買い物等を終えて支払いをするときに、ワレットモジュール331の制御により、ユーザ端末30の表示デバイス35に、二次元コードを表示させる(S731)。この二次元コードには、ユーザIDと、クーポンを識別するためのクーポンIDとが埋め込まれている。ユーザは、クーポンIDを含む二次元コードが表示されたユーザ端末30を店員に提示することによって、クーポンを利用することができる。
店員は店舗端末20のコード処理モジュール232の制御により、ユーザ端末30に表示された二次元コードを読み取り、ユーザIDとクーポンIDを取得する(ステップS721)。具体的には、店舗端末20のカメラ26を用いて、ユーザ端末30に表示された二次元コードを撮像し、当該二次元コードに埋め込まれたユーザIDやクーポンIDを取得する。
店舗端末20は、取得したクーポンIDに基づいて提示されたクーポンの内容を特定し、ユーザに対して、値引きや商品等のサービスを提供する。このとき、店舗端末20は、情報管理サーバ10に当該クーポンの内容を問い合わせてもよいし、店舗端末20ないし店員が、当該クーポンの内容を判断してもよい。
また、店舗端末20は、支払時に、ステップS721で取得されたユーザIDと、店舗端末20に登録されている店舗IDと、支払いの日時情報と、レジモジュール231の制御により生成された購入情報とを含む電文を情報管理サーバ10に送信する(ステップS722)。
情報管理サーバ10は、店舗端末20から受信した電文に含まれるユーザID、店舗ID、支払いの日時情報、及び購入情報を対応付けて、履歴情報として履歴データベース138に格納する。こうして、ユーザから提示された情報に含まれるユーザID等の情報を用いて履歴情報が生成され、履歴データベース138に蓄積される。
ここでは、支払いの際に、ユーザが店員にクーポンを提示することによって、クーポンに埋め込まれたユーザIDを店舗端末20が取得する実施例を説明した。しかし、クーポンの提示は必須ではなく、店舗端末20ないし情報管理サーバ10がユーザIDを取得できる態様であればよい。例えば、ユーザが会員カードやポイントに関する情報を店舗側に提示することによって、店舗端末20ないし情報管理サーバ10がユーザIDを取得するものとしてもよい。また、例えば、ワレットモジュール331が電子決済の機能を備えるものであれば、店舗端末20とユーザ端末30との間で電子決済を実行する際に、店舗端末20がユーザ端末30からユーザIDを取得するものとしてもよい。
なお、図5乃至図7によって示される収集処理は、重複して実行してもよい。すなわち、ユーザが事前に店舗に予約をした場合(図5に示した処理)であっても、ユーザが来店したときにビーコンで来店の履歴情報を取得(図6に示した処理)してもよい。さらに、ユーザがクーポンを提示したときにユーザIDを取得することによって、履歴情報を取得(図7に示した処理)してもよい。このような場合、情報管理サーバ10は、日時情報を利用することによって、重複する履歴情報をまとめて管理することができる。例えば、同一ユーザかつ同一店舗の履歴情報が、同じ日または所定の時間内に複数レコード存在する場合に、情報管理サーバ10は、これらが一連の来店ないし購入を示すものと判断して、1つにまとめて管理するようにしてもよい。また、情報管理サーバ10は、履歴情報をまとめることなく履歴データベース138に別々に蓄積しておき、分析モジュール132がユーザ履歴を分析する際に重複する履歴情報をまとめて集計するものとしてもよい。
(2.履歴情報の分析処理)
次に、履歴データベース138に記録された履歴情報を用いてユーザを分析して、優良ユーザ等のグループ分けを行う処理について説明する。
図8は、本実施形態に係る履歴情報の分析処理及びクーポン等の配信処理の一例を示すフローチャートである。
同図に示すとおり、まず、店員が店舗端末20から情報管理サーバ10に対して、分析処理をリクエストする(ステップS821)。情報管理サーバ10は、分析処理のリクエストを受信すると、分析モジュール132の制御により、分析処理を実行する。
情報管理サーバ10は、当該店舗の店舗IDをキーに履歴データベース138を検索して、例えば直近1年間などの所定期間に蓄積された履歴情報を抽出し、ユーザ毎に、当該店舗における、当該所定期間における来店回数、当該所定期間における累積購入金額、及び、最新の購入日に関する情報を集計する(ステップS811)。なお、分析期間は店員が指定してもよい。そして、ユーザ毎に集計した来店回数、累積購入金額、及び最新購入日に基づいて、ユーザのグループ分け処理を行う(ステップS812)。その後、情報管理サーバ10はグループ分けした分析結果の画面情報を生成し、店舗端末20に分析結果を表示させる(ステップS822)。
図9は、本実施例におけるグループ分け処理の一例として、店舗端末20に表示される分析結果の一例を示す概略図である。ここでは、RFM分析を応用し、最新購入日を縦軸、所定期間の来店回数と累積購入金額を横軸として、ユーザを二次元のマトリックス形式でグループ分けした例を示している。
同図に示す例では、縦軸の最新購入日を、A:最近来店、B:しばらく来ていない、C:長期間来ていない、の3つのサブグループに分けている。例えば、AとBの境界を1ヶ月、BとCの境界を6ヶ月として、最新購入日が0〜1ヶ月をA、1ヶ月〜6ヶ月をB、6ヶ月〜1年をCと分けてもよい。
また、横軸の所定期間の来店回数と累積購入金額は、a:多い、b:少ない、c:初めて、の3つのサブグループに分かれている。例えば、来店回数が1回のユーザは累積購入金額に関係なくサブグループcに属するものとし、来店回数が2回以上のユーザは、累積購入金額によって、さらに2つのサブグループに分けている。図9では、累積購入金額が20万円以上であればサブグループa、20万円未満であればサブグループbとしているが、境界となる金額はこれに限られない。
各サブグループの境界の値は、予め設定されていてもよいし、店舗端末20から店員が指定してもよい。また、縦軸ないし横軸の各サブグループごとに所定の割合のユーザが含まれるように、それぞれの境界の値を分析モジュール132が調整するようにしてもよい。
図9に示す例では、上述の観点でユーザを3×3のカテゴリに分けた上で、最終的にユーザを、ロイヤルユーザ、新規ユーザ、カムバックユーザ、ランクアップユーザ、及び離反ユーザという特性の異なる5つのグループに分けている。これにより、店員は、グループごとに異なるクーポンを送るなど、効率的に施策を行うことができるようになる。
(3.クーポン等の配信処理)
図8に戻り、クーポン等の配信処理について説明する。店員は、店舗端末20に表示された分析グラフ画像を用いて、特定のユーザに対して、簡単にクーポン等を配信することができる。以下、具体的に説明する。
まず、店員は、分析処理の結果として店舗端末20に表示された分析グラフ画像の中から特定のグループをタップするなどして、クーポン等を配信する対象とするグループを選択する(ステップS823)。情報管理サーバ10は、選択されたグループに属するユーザを抽出し(ステップS813)、その一覧リストを作成して、店舗端末20に抽出されたユーザの一覧リスト画面を表示させる(ステップS824)。店員は、必要に応じて一覧リストに表示されたユーザの絞り込みをさらに行い、また、配信するクーポンを選択した後、選択されたグループに属する配信対象のユーザに対してクーポンを含むデータの配信をリクエストする(ステップS825)。なお、ステップS824をスキップして、店舗端末20に抽出されたユーザの一覧リスト画面を表示させることなく、ステップS823で選択されたグループに属するユーザ全員にクーポンを含むデータを配信するようにしてもよい。
図10は、本実施例において店舗端末20に表示される一覧リストの一例を示す概略図である。同図に示すように、一覧リストには、ステップS823で選択されたグループに属する各ユーザについて、氏名、電話番号、所定期間の来店回数、累積購入金額、及び最新購入日等の情報が一覧表示される。店員が、一覧リストの中から、配信対象とするユーザを選択した後、ボタン1001をタップすると、店舗端末20にクーポンの選択画面が表示される。
図11は、本実施例において店舗端末20に表示されるクーポン選択画面の一例を示す概略図である。同図に示すように、クーポン選択画面は、例えば複数種類のクーポンの選択肢が用意されている。店員は、任意のクーポンを選択して、または、新たなクーポンを作成して、送信ボタン1101をタップすると、配信対象としたユーザに対して、選択されたクーポンを配信する旨のリクエストが、情報管理サーバ10に送信される。
図8に戻り、クーポン配信のリクエストに応答して、情報管理サーバ10は、配信モジュール133の制御により、配信対象として選択されたユーザに対して、選択されたクーポンを配信する処理を実行する(ステップS816)。こうして、ユーザ端末30は、クーポンを受信する(ステップS836)。また、情報管理サーバ10は、クーポンを配信したユーザのユーザIDと、配信したクーポンのクーポンIDとを対応付けてデータベースに格納する(ステップS817)。配信したクーポンが使用されたときに消し込むことで、クーポンの利用状況を管理できるようになる。
なお、本発明は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、他の様々な形で実施することができる。このため、上記実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈されるものではない。例えば、上述の各処理ステップは処理内容に矛盾を生じない範囲で各処理ステップの一部又は全部を割愛したり、任意に順番を変更して又は並列に実行することができる。
1 情報管理システム
10 情報管理サーバ
11 プロセッサ
12 通信インタフェース
13 記憶資源
130 コンピュータプログラム
131 収集モジュール
132 分析モジュール
133 配信モジュール
137 ユーザ情報データベース
138 履歴データベース
139 ビーコンデータベース
20 店舗端末
21 プロセッサ
22 通信インタフェース
23 記憶資源
230 コンピュータプログラム
231 レジモジュール
232 コード処理モジュール
24 入力デバイス
25 表示デバイス
26 カメラ
30 ユーザ端末
31 プロセッサ
32 通信インタフェース
33 記憶資源
330 コンピュータプログラム
331 ワレットモジュール
332 ビーコン処理モジュール
34 入力デバイス
35 表示デバイス
40 ビーコン発信機
N ネットワーク

Claims (8)

  1. ユーザを識別するためのユーザIDと、店舗に来店した日に関する情報と、当該店舗で前記ユーザが購入した金額に関する情報とを含む履歴情報を記録する履歴記録手段と、
    前記店舗で使用される店舗端末または前記ユーザが使用するユーザ端末から、前記履歴情報を収集して、前記履歴記録手段に格納する収集手段と、
    前記店舗端末からのリクエストに応答して、前記店舗端末に対応する店舗における履歴情報を前記履歴記憶手段から抽出し、所定期間内に当該店舗に来店したユーザを複数のグループに分けて、当該複数のグループを区別可能な態様で、前記店舗端末に表示させるための分析手段と、
    前記店舗端末により1つのグループが選択されたことに応答して、前記選択されたグループに属するユーザに対して、所定のデータを配信する配信手段と、
    を備える情報管理装置。
  2. 前記収集手段は、ユーザが店舗を予約する際に取得した前記ユーザの氏名、電話番号またはログインIDに基づいて、前記履歴情報に含まれるユーザIDを取得することを特徴とする、請求項1記載の情報管理装置。
  3. 前記収集手段は、店舗に設置された発信機から発信されたビーコンを受信したユーザ端末から、前記履歴情報に含まれるユーザIDを取得することを特徴とする、請求項1または2記載の情報管理装置。
  4. 前記収集手段は、前記ユーザ端末に表示された画像から、前記店舗端末がユーザIDを読み取ることによって、前記履歴情報に含まれるユーザIDを取得することを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載の情報管理装置。
  5. 前記分析手段は、ユーザ毎に集計された、所定期間における前記店舗への来店回数及び累積購入金額、並びに、最新の来店日または購入日に関する情報に基づいて、ユーザを前記複数のグループに分けることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれかに記載の情報管理装置。
  6. 前記所定のデータは、クーポンに関するデータを含むことを特徴とする、請求項1乃至5のいずれかに記載の情報管理装置。
  7. ユーザを識別するためのユーザIDと、店舗に来店した日に関する情報と、当該店舗で前記ユーザが購入した金額に関する情報とを含む履歴情報を記録する履歴データベースを使用可能なコンピュータのプロセッサにおいて、
    前記店舗で使用される店舗端末または前記ユーザが使用するユーザ端末から、前記履歴情報を収集して、前記履歴記録手段に格納することと、
    前記店舗端末からのリクエストに応答して、前記店舗端末に対応する店舗における履歴情報を前記履歴記憶手段から抽出し、所定期間内に当該店舗に来店したユーザを複数のグループに分けて、当該複数のグループを区別可能な態様で、前記店舗端末に表示させることと、
    前記店舗端末により1つのグループが選択されたことに応答して、前記選択されたグループに属するユーザに対して、所定のデータを配信することと、
    を実行する情報管理方法。
  8. 請求項7に記載の情報管理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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