添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。なお、各図において、同一の符号を付したものは、同一又は同様の構成を有する。
まず、図1を参照しつつ、本発明の一実施形態に従う情報処理システムの構成の一例について説明する。図1は、一実施形態における情報処理システム100の構成を概略的に示す構成図である。
本実施形態の情報処理システム100は、ユーザに所定のサービスを提供するためのものである。所定のサービスは、例えば、ゲーム、イベント情報、セール情報等の提供と、クーポン、ポイント等のインセンティブの付与である。
図1に示すように、情報処理システム100は、例えば、店舗内に設置されたビーコン10A〜10Fと、ビーコン管理サーバ20と、購入情報管理サーバ30と、会員情報管理サーバ40と、アプリケーションサーバ50と、を備える。なお、各ビーコン10A〜10Fは、区別して表現する必要がない場合、ビーコン10と表記する。
アプリケーションサーバ50は、各ユーザが利用するユーザ端末101A、101Bに、後述する所定のサービスを提供する。なお、本実施形態のアプリケーションサーバ50は、本発明の「情報処理装置」の一例に相当する。また、各ユーザ端末101A、101Bは、区別して表現する必要がない場合、ユーザ端末101と表記する。
ビーコン管理サーバ20、購入情報管理サーバ30、会員情報管理サーバ40、及びアプリケーションサーバ50は、第1通信ネットワークNW1を介して、相互に通信可能に接続されている。また、アプリケーションサーバ50、及び各ユーザ端末101A、101Bは、第2通信ネットワークNW2を介して、相互に通信可能に接続されている。第1通信ネットワークNW1及び第2通信ネットワークNW2は、それぞれ、例えば、インターネット、LAN(Local Area Network)、専用線、電話回線、企業内ネットワーク、移動体通信網、ブルートゥース(登録商標)、Wi−Fi(Wireless Fidelity)、その他の通信回線、それらの組み合わせ等のいずれであってもよく、有線であるか無線であるかを問わない。
本実施形態では、第1通信ネットワークNW1と第2通信ネットワークNW2とが異なる通信ネットワークである例を示したが、これに限定されるものではない。第1通信ネットワークNW1と第2通信ネットワークNW2とは、例えば、同一の通信ネットワークを構成していてもよい。
ビーコン10は、自身のビーコンIDを発信する発信器である。ビーコンIDは、各ビーコンに対して割り当てられるユニークな(一意の)識別情報である。ビーコン10は、例えば、ブルートゥース(登録商標)やLPWA(Low Power Wide Area)等の無線通信方式に従う通信を行うように構成されている。また、ビーコン10は、数メートルの範囲で電波又は電磁波を受信可能なように、入力及び出力が調整されている。図1に示す例では、ビーコン10A,10B,10Cは、それぞれ、例えば同一の店舗SA内に設置され、当該店舗SAの異なる場所、例えば、商品陳列用の棚、商品展示用のコーナー、又は店舗内のスペース等に配置されている。同様に、ビーコン10D,10E,10Fは、それぞれ、同一の店舗SB内に設置され、当該店舗SBの異なる場所に配置されている。
ビーコン管理サーバ20は、各ビーコン10A〜10Fを管理する。ビーコン管理サーバ20は、例えばビーコンIDごとに、当該ビーコン10に関する情報を記憶している。ビーコン10に関する情報は、例えば、設置店舗、店舗内位置等を含んでいる。設置店舗及び店舗内位置によって、当該店舗の当該位置に陳列又は展示された商品を特定することが可能となる。すなわち、各ビーコン10は、所定の商品に関連付け可能である。
購入情報管理サーバ30は、店舗内に設置されたレジ端末(図示省略)から受信する売上データを商品購入情報として管理する。売上データは、例えば、店舗において、店員が商品自体や商品の包装に付されたバーコード等の一次元コード又はQRコード(登録商標)等の二次元コードをスキャナ等によって読み取り、ユーザが商品の代金を支払うと、生成されるデータでる。売上データは、例えば、商品に関する情報、商品の価格、売上の日時に関する情報等を含む。また、売上データには、その商品を購入したユーザの会員IDが含まれることがある。会員IDは、店舗又は店舗を運営する企業が提供するサービスを受けるために、会員として登録されたユーザに割り当てられるユニークな(一意の)識別情報である。例えば、会員IDの割り当てられたユーザは、商品購入時に、会員IDのバーコードが印刷された会員カードを提示し、あるいは、会員IDがコード化された画像を情報処理端末等に表示させ、店員が会員IDのバーコード又はコード化された画像をリーダ等によって読み取ることで、会員IDを含んだ売上データが生成される。
購入情報管理サーバ30は、売上データを、例えば会員IDごとに、当該会員IDで識別されるユーザによる商品の購入を示す商品購入情報として記憶している。また、購入情報管理サーバ30は、会員IDごとに、複数の商品購入情報を記憶し、商品購入情報の履歴として管理している。
会員情報管理サーバ40は、会員として登録されたユーザに関する会員情報を管理する。登録されたユーザには、前述した会員IDが割り当てられており、会員情報は、この会員IDを含んでいる。また、会員情報には、例えば、氏名、年齢、性別、住所、電話番号、eメールアドレス等の個人情報が含まれる。さらに、会員情報には、後述するアプリ会員IDが含まれる。会員情報管理サーバ40は、例えば会員IDごとに、会員情報を記憶している。
アプリケーションサーバ50は、ユーザに所定のサービスを提供するためのものである。具体的には、アプリケーションサーバ50は、店舗に来店したユーザに対して、ユーザが利用する情報処理端末等に所定のコンテンツを表示させたり、所定のインセンティブを付与したりするように構成されていてる。
ユーザ端末101は、ユーザが利用する情報処理端末であり、例えば、スマートフォン、携帯電話機、個人情報端末(PDA)、タブレット端末、携帯ゲーム機、携帯音楽プレーヤ、ウェアラブル端末等である。ユーザ端末101には、アプリケーションサーバ50が提供するサービスを受けるためのアプリケーションプログラム(以下、単に「アプリ」ともいう)がインストールされている。また、ユーザ端末101は、店舗内に設置されたビーコンからビーコンIDを含む信号を受信可能に構成されている。図1に示す例では、ユーザ端末101Aを利用し、店舗SAに来店したユーザが店舗SA内を移動することで、ユーザ端末101Aは、ビーコン10A〜10Cが発信するビーコンIDの電波を受信する。同様に、ユーザ端末101Bを利用し、店舗SBに来店したユーザが店舗SB内を移動することで、ユーザ端末101Bは、ビーコン10D〜10Fが発信するビーコンIDの電波を受信する。
次に、図2から図9を参照しつつ、一実施形態に従うアプリケーションサーバの構成について説明する。図2は、図1に示したアプリケーションサーバ50の構成を概略的に示すブロック図である。図3は、図2に示したアプリ会員テーブル71の一例を示すデータ構造図である。図4は、図2に示した商品購入データ72の一例を示すデータ構造図である。図5は、図2に示した購入頻度データ73の一例を示すデータ構造図である。図6は、図2に示したコンテンツデータ74の一例を示すデータ構造図である。図7は、図2に示したインセンティブデータ75の一例を示すデータ構造図である。図8は、図2に示した利用頻度データ76の一例を示すデータ構造図である。図9は、図2に示した気象データ77の一例を示すデータ構造図である。図10は、図2に示したイベントデータ78の一例を示すデータ構造図である。
アプリケーションサーバ50は、例えばコンピュータ等の情報処理装置である。図2に示すように、アプリケーションサーバ50は、通信部60と、記憶部70と、制御部80と、を備える。また、アプリケーションサーバ50の各部の間で信号やデータを伝送するように構成されたバス51をさらに備える。
通信部60は、データを通信(送受信)するためのものである。通信部60は、1つ又は複数の所定の通信方式に基づいて、第1通信ネットワークNW1及び第2通信ネットワークNW2に接続される機器と通信可能に構成されている。
記憶部70は、プログラムやデータ等を記憶するように構成されている。記憶部70は、例えば、ハードディスクドライブ、ソリッドステートドライブ等を含んで構成される。記憶部70は、制御部80が実行する各種プログラムやプログラムの実行に必要なデータ等をあらかじめ記憶している。
また、記憶部70は、アプリ会員テーブル71と、商品購入データ72と、購入頻度データ73と、を記憶している。アプリ会員テーブル71は、アプリ会員のユーザと、当該ユーザの属性を示すユーザ属性情報とを関連付けたものである。商品購入データ72は、アプリ会員のユーザと、当該ユーザによる商品の購入を示す商品購入情報とを関連付けたものである。購入頻度データ73は、アプリ会員のユーザと、当該ユーザによるユーザによる所定商品の購入頻度を示す購入頻度情報とを関連付けたものである。
アプリ会員のユーザは、前述した会員のうち、さらに自身が利用する情報処理端末に前述のアプリケーションプログラムをインストールしたユーザである。アプリ会員のユーザには、会員IDに加え、ユニークな(一意の)識別情報であるアプリ会員IDが割り当てられる。なお、アプリ会員IDは、会員IDと同一、つまり、会員IDを共用してもよいし、会員IDと異なっていてもよい。以下において、特に明示する場合を除き、「ユーザ」と表記する場合、当該ユーザはアプリ会員のユーザであるものとして説明する。
図3に示すように、アプリ会員テーブル71は、アプリ会員IDごとに、ユーザ属性情報が1レコードとして格納されている。図3に示す例では、ユーザ属性情報は、会員ID、年齢、性別、未婚/既婚、子供の有無、車両の有無、住居形態を含んでいる。アプリ会員テーブル71の各レコードのユーザ属性情報は、その一部又は全部を、アプリ会員IDに基づいて、第1通信ネットワークNW1及び通信部60を介して会員情報管理サーバ40から取得し、格納されてもよい。
図4に示すように、商品購入データ72は、アプリ会員IDごとに、商品購入情報が1レコードとして格納されている。図4に示す例では、商品購入情報は、商品ID、購入日、購入金額を含んでいる。各レコードに含まれる商品購入情報の数は、1つである場合に限定されず、複数であってもよい。図4に示す例では、各レコードは、最大m個(mは2以上の整数)の商品購入情報(商品情報−1〜商品購入情報−m)を含むことができる。商品購入データ72の各レコードの商品属性情報は、その一部又は全部を、アプリ会員IDに基づいて、第1通信ネットワークNW1及び通信部60を介して購入情報管理サーバ30から取得し、格納されてもよい。
図5に示すように、購入頻度データ73は、アプリ会員IDごとに、購入頻度情報が1レコードとして格納されている。図5に示す例では、商品購入情報は、商品カテゴリごとに、「経過」、「未経過」、「未購入」、及び「対象外」のうちのいずれかの値が格納されている。全ての商品は、n種類(nは2以上の整数)の商品カテゴリのうちの少なくとも1つに分類されており、各商品カテゴリには少なくとも1つの商品が関連付けられている。また、商品カテゴリごとに、当該商品カテゴリに含まれる商品の購入間隔日数が算出され、設定されている。購入間隔日数は、例えば、最頻値、荷重平均値、単純平均値、中央値等が用いられる。商品カテゴリに含まれるいずれかの商品について、最後に購入した日から購入間隔日数を経過しているか否かを判定し、購入間隔日数を経過している場合に当該商品カテゴリに「経過」が格納され、購入間隔日数を経過している場合に当該商品カテゴリに「未経過」が格納される。商品カテゴリに「経過」が格納されたレコードのユーザは、後述するインセンティブの付与の対象となる。また、ユーザが、ある商品カテゴリに含まれる商品のインセンティブ付与の対象ではない場合、当該商品カテゴリに「対象外」が格納される。さらに、ユーザが、ある商品カテゴリに含まれる商品の全てについて購入したことがない場合、当該商品カテゴリに「対象外」が格納される。購入頻度情報は、所定の周期、例えば1週間ごとに見直され、必要に応じて値が更新される。なお、購入頻度情報は、周期的な更新に加えて、又は周期的な更新に代えて、非周期的に更新されてもよい。
図5では、購入頻度情報は、商品カテゴリごとの購入頻度を示す情報を含む例を示したが、これに限定されるものではない。購入頻度情報は、所定商品ごとの購入頻度を示す情報を含んでいればよく、例えば、類似商品ごと、代替商品ごと、同一企業商品ごと、等任意のグループごとに、購入頻度を示す情報を含んでいればよい。
図2の説明に戻ると、記憶部70は、さらに、コンテンツデータ74と、インセンティブデータ75と、利用頻度データ76と、気象データ77と、イベントデータ78と、を記憶している。これらのデータの詳細については、後述する。
制御部80は、通信部60及び記憶部70等、アプリケーションサーバ50の各部の動作を制御するように構成されている。また、制御部80は、記憶部70に記憶されたプログラムを実行する等によって、後述する各機能を実現するように構成されている。制御部80は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等のプロセッサ、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等のメモリ、及びバッファ等の緩衝記憶装置を含んで構成される。
また、制御部80は、その機能構成として、例えば、取得部81と、受信部82と、送信部83と、付与部84と、を備える。
取得部81は、ユーザに関連する情報を示すユーザ関連情報を取得するように構成されている。取得部81が取得するユーザ関連情報は、例えば、前述したユーザ属性情報、商品購入情報、購入頻度情報等を含む。
具体的には、取得部81は、アプリ会員IDに基づいて、アプリ会員テーブル71から、当該アプリ会員IDのレコードに含まれるユーザ属性情報を読み出して取得する。また、取得部81は、アプリ会員IDに基づいて、商品購入データ72から、当該アプリ会員IDのレコードに含まれる商品購入情報を読み出して取得する。さらに、取得部81は、アプリ会員IDに基づいて、購入頻度データ73から、当該アプリ会員IDのレコードに含まれる購入頻度情報を読み出して取得する。なお、ユーザ関連情報は、ユーザに付与されたインセンティブの利用頻度を示す利用頻度情報をさらに含む。利用頻度情報の詳細については、後述する。
なお、取得部81が取得するユーザ関連情報は、記憶部70に記憶された情報である場合に限定されるものではない。例えば、取得部81は、ユーザ属性情報の一部又は全部を会員情報管理サーバ40から取得してもよい。また、取得部81は、商品購入情報の一部又は全部を購入情報管理サーバ30から取得してもよい。
受信部82は、ユーザが利用するユーザ端末101から、店舗内に設置されたビーコン10が発信するビーコンの識別情報と、当該ユーザの識別情報を受信するように構成されている。ビーコン10の識別情報は、前述したビーコンIDであり、ユーザの識別情報は、前述したアプリ会員IDである。例えば、ユーザ端末101Aを所持したユーザが、店舗SA内に設置されたビーコン10Cの近傍を通過すると、ユーザ端末101Aは当該ビーコン10CのビーコンIDを受信する。ユーザ端末101Aは、このビーコンIDを受信したときに、メモリ等に記憶された当該ユーザのアプリ会員IDを読み出し、受信したビーコンIDとともに、第2通信ネットワークNW2を介してアプリケーションサーバ50に送信する。そして、アプリケーションサーバ50の受信部82が、ユーザ端末101Aから送信されたビーコンID及びユーザIDを受信する。
送信部83は、ユーザ関連情報に基づくコンテンツをユーザ端末101に送信するように構成されている。コンテンツは、例えば、ゲーム、宣伝や広告、アンケート等のデータである。コンテンツが送信されるユーザ端末101は、受信部82によってビーコンID及びアプリ会員IDが受信されたユーザ端末101である。ユーザ端末101は、送信されたコンテンツを実行してディスプレイ等に表示させる。
具体的には、送信部83は、取得部81によって取得されたユーザ関連情報が、所定の条件をみたすか否かを判定する。判定した結果、ユーザ関連情報が所定の条件を満たす場合、送信部83は、当該ユーザ関連情報に基づくコンテンツのデータをユーザ端末101に送信する。コンテンツの条件及びコンテンツのデータは、記憶部70に記憶されたコンテンツデータ74に格納されている。
図6に示すように、コンテンツデータ74は、コンテンツIDごとに、送信するコンテンツに関する情報が1レコードとして格納されている。図6に示す例では、各レコードは、条件、種類、データを含んでいる。条件は、当該コンテンツを送信するか否かを判定するための情報が格納され、ユーザ関連情報のうち、例えば、ユーザ属性情報、商品購入情報、又はこれらの組合せが条件として用いられる。種類は、コンテンツの種類を示す情報が格納され、例えば、スロット、ルーレット、くじ、宝探し等のミニゲーム等である。データは、コンテンツとして提供される実際のデータファイル又はその格納場所の情報が格納される。なお、コンテンツの条件は、図6に示す例に限定されるものはない。また、コンテンツの種類は、ゲームに限定されるものではなく、例えば、セールやイベント等の宣伝又は広告であってもよいし、簡単なアンケートであってもよい。
このように、ユーザ関連情報に基づくコンテンツをユーザ端末101に送信することにより、インセンティブを付与する前にミニゲーム等のコンテンツを提供することで、インセンティブへの射幸心をあおることが可能になる。
図2の説明に戻り、付与部84は、取得部81によって取得されたユーザ関連情報に基づいて、ユーザにインセンティブを付与するように構成されている。インセンティブが付与されるユーザは、受信したアプリ会員IDで識別されるユーザである。
具体的には、付与部84は、取得部81によって取得されたユーザ関連情報が、所定の条件をみたすか否かを判定する。判定した結果、ユーザ関連情報が所定の条件を満たす場合、付与部84は、当該ユーザ関連情報に基づくインセンティブのデータを、受信部82によってビーコンID及びアプリ会員IDが受信されたユーザ端末101に送信する。インセンティブの所定の条件及びそのデータは、記憶部70に記憶されたインセンティブデータ75に格納されている。
図7に示すように、インセンティブデータ75は、インセンティブIDごとに、付与するインセンティブに関する情報が1レコードとして格納されている。図7に示す例では、各レコードは、条件、種類、データを含んでいる。条件は、当該インセンティブを送信するか否かを判定するための情報が格納され、例えば、ユーザ関連情報、ビーコンIDを受信したビーコンに関する情報、ビーコンIDを受信したビーコンが設置された店舗に関する情報、又はこれらの組合せが条件として用いられる。種類は、インセンティブの種類を示す情報が格納され、例えば、ポイント、商品を限定せずに使用可能なクーポン、記載された商品又は商品グループに使用可能な関連商品クーポン等である。データは、インセンティブとして提供される実際のデータファイル又はその格納場所の情報が格納される。インセンティブのデータは、バーコード等の一次元コード又はQRコード(登録商標)等の二次元コードを含んでいてもよい。なお、インセンティブの条件及び種類は、図7に示す例に限定されるものではない。
このように、取得されたユーザ関連情報に基づいて、ユーザにインセンティブを付与することにより、ユーザ関連情報ごとに異なるインセンティブを付与することが可能になるので、ターゲットとなるユーザ層を絞ったインセンティブを付与することができる。従って、インセンティブの付与は、ユーザが商品購入の意欲を向上させる動機付けとなり、ユーザに対して商品購入意欲を高めることができる。
より詳細には、付与部84は、ユーザ属性情報に応じたインセンティブをユーザに付与するように構成されている。インセンティブが付与されるユーザは、受信したアプリ会員IDで識別されるユーザである。
具体的には、付与部84は、取得部81によってアプリ会員テーブル71から読み出されたユーザ属性情報を用いてインセンティブデータ75の各レコードを検索し、読み出されたユーザ属性情報と合致する条件があるか否かを判定する。その結果、例えば、読み出されたユーザ属性情報がインセンティブID「I0001」のレコードにおける条件に合致する場合、付与部84は、インセンティブデータ75における当該レコードのデータ「CCCCC.gif」を読み出し、ユーザ端末101に送信する。
このように、ユーザ属性情報に応じたインセンティブをユーザに付与することにより、ユーザ関連情報ごとに異なるインセンティブを付与することが可能になるので、ターゲットとなるユーザ層をさらに絞ったインセンティブを付与することができる。
また、付与部84は、商品購入情報に応じたインセンティブをユーザに付与するように構成されている。インセンティブが付与されるユーザは、受信したアプリ会員IDで識別されるユーザである。
具体的には、付与部84は、取得部81によってアプリ会員テーブル71から読み出されたユーザ属性情報と商品購入データ72から読み出された商品購入情報とを用いてインセンティブデータ75の各レコードを検索し、読み出されたユーザ属性情報及び商品購入情報と合致する条件があるか否かを判定する。その結果、例えば、ユーザ属性情報及び商品購入情報がインセンティブID「I0002」のレコードにおける条件に合致する場合、付与部84は、インセンティブデータ75は当該レコードのデータ「DDDDD.jpg」を、ユーザ端末101に送信する。
このように、商品購入情報に応じたインセンティブをユーザに付与することにより、商品購入情報ごとに異なるインセンティブを付与することが可能になるので、ターゲットとなるユーザ層をさらに絞ったインセンティブを付与することができる。
また、付与部84は、購入頻度情報に基づいて、所定商品に関連する商品のクーポンをインセンティブとしてユーザに付与するように構成されている。所定商品に関連する商品は、例えば、図5に示す各商品カテゴリに含まれる商品である。クーポンが付与されるユーザは、受信したアプリ会員IDで識別されるユーザである。
具体的には、付与部84は、取得部81によってアプリ会員テーブル71から読み出されたユーザ属性情報と購入頻度データ73から読み出された購入頻度情報とを用いてインセンティブデータ75の各レコードを検索し、読み出されたユーザ属性情報及び購入頻度情報と合致する条件があるか否かを判定する。その結果、例えば、ユーザ属性情報及び商品購入情報がインセンティブID「I0003」のレコードにおける条件に合致する場合、付与部84は、インセンティブデータ75における当該レコードのデータ「EEEEE.jpg」を読み出し、ユーザ端末101に送信する。
ここで、ある商品の購入頻度の高いユーザ層であれば、潜在的に当該商品に関連する商品の購入意欲が高いと考えられる。よって、購入頻度情報に基づいて、所定商品に関連する商品のクーポンをインセンティブとしてユーザに付与することにより、クーポンの付与は、ユーザが当該関連する商品を購入する動機付けとなる。
また、付与部84は、ユーザに付与されたインセンティブの利用頻度を示す利用頻度情報に基づいて、新たなインセンティブをユーザに付与するように構成されている。新たなインセンティブが付与されるユーザは、受信したアプリ会員IDで識別されるユーザである。利用頻度情報は、記憶部70に記憶された利用頻度データ76に格納されており、取得部81によって取得される。
図8に示すように、利用頻度データ76は、アプリ会員IDごとに、インセンティブの利用頻度に関する情報が1レコードとして格納されている。図8に示す例では、各レコードは、クーポン実績ランク、クーポン予測ランク、ポイント実績ランク、及びポイント予測ランクを含んでいる。クーポン実績ランクは、アプリ会員IDで識別されるユーザに付与されたクーポンについて、所定期間における利用頻度の実績に対してランク付けを行い、決定されたランク、例えば「多頻度」、「少頻度」、「未使用」等が入力される。ランクの決定方法は、様々な方法を利用可能である。例えば、クーポン付与のデータ、クーポン利用のデータ等を機械学習させることよって利用頻度を判別するモデルを生成し、当該モデルを用いて過去7日間での利用頻度のランクを決定してもよい。クーポン予測ランクは、アプリ会員IDで識別されるユーザに付与されたクーポンについて、次の所定期間における利用頻度のランクを予測し、ランクが上がると予測される場合は「Up」、ランクが下がると予測される場合は「Down」、ランクが変わらないと予測される場合は「−」が入力される。ランクの予測方法は、様々な方法を利用可能である。例えば、前述したモデルを用いて次の過去7日間での利用頻度のランクを予測してもよい。ポイント実績ランクはクーポン実績ランクと同様であり、ポイント予測ランクはクーポン予測ランクと同様であるため、説明を省略する。なお、ランクの決定、予測に機械学習を利用する場合、ポイント付与のデータ、ポイント利用のデータ等を入力させて利用頻度を判別するモデルを生成する。
具体的には、付与部84は、取得部81によってアプリ会員テーブル71から読み出されたユーザ属性情報と利用頻度データ76から読み出された利用頻度情報とを用いてインセンティブデータ75の各レコードを検索し、読み出されたユーザ属性情報及び利用頻度情報と合致する条件があるか否かを判定する。その結果、例えば、ユーザ属性情報及び利用頻度情報がインセンティブID「I0004」のレコードにおける条件に合致する場合、付与部84は、インセンティブデータ75における当該レコードのデータ「FFFFF.jpg」を読み出し、ユーザ端末101に送信する。
ここで、インセンティブの利用頻度の高いユーザ層であれば、潜在的にインセンティブを利用した商品購入意欲が高いと考えられる。よって、利用頻度情報に基づいて、新たなインセンティブをユーザに付与することにより、インセンティブの付与は、ユーザが当該インセンティブを利用して商品を購入する動機付けとなる。
また、付与部84は、ビーコン10に関連する商品のクーポンをインセンティブとしてユーザに付与するように構成されている。ビーコン10に関連する商品は、当該ビーコン10が設置された店舗の棚、コーナー、スペース等の場所に陳列又は展示されている商品である。ビーコン10のビーコンID及び設置店舗の店舗IDと、陳列又は展示されている商品の商品IDとは、ビーコン管理サーバ20において関連付けて管理されている。
具体的には、付与部84は、取得部81によってアプリ会員テーブル71から読み出されたユーザ属性情報とビーコン管理サーバ20から取得した情報、例えば、ビーコンIDに関連付けられた商品の商品IDとを用いてインセンティブデータ75の各レコードを検索し、読み出されたユーザ属性情報及び取得された商品IDと合致する条件があるか否かを判定する。その結果、例えば、ユーザ属性情報及び利用頻度情報がインセンティブID「I0006」のレコードにおける条件に合致する場合、付与部84は、インセンティブデータ75における当該レコードのデータ「HHHHH.jpg」を読み出し、ユーザ端末101に送信する。
ここで、店舗内のビーコンからビーコンIDを受信したユーザ層であれば、潜在的に当該ビーコンが設置された場所に陳列又は展示されている商品の購入意欲が高いと考えられる。よって、ビーコン10に関連する商品のクーポンをインセンティブとしてユーザに付与することにより、クーポンの付与は、ユーザが当該商品を購入する動機付けとなる。
また、付与部84は、ビーコン10が設置された店舗の周辺における気象条件又はイベントに関連する商品のクーポンをインセンティブとしてユーザに付与するように構成されている。クーポンが付与されるユーザは、受信したアプリ会員IDで識別されるユーザである。気象条件及びイベントの情報は、それぞれ、記憶部70に記憶された気象データ77とイベントデータ78とに格納されており、取得部81によって取得される。
図9に示すように、気象データ77は、気象IDごとに、気象条件に関する情報(以下、「気象条件情報」という)が1レコードとして格納されている。図9に示す例では、各レコードは、日時、店舗ID、天候、気温、及び湿度を含んでいる。日時は、天候、気温、及び湿度を測定した日時の情報が入力される。店舗IDは、天候、気温、及び湿度を測定した店舗の店舗IDが入力される。天候、気温、及び湿度は、例えば、各店舗において1日4回測定され、日時及び店舗IDとともに、各店舗からアプリケーションサーバ50へ送信され、気象データ77に新たなレコードとして追加される。
図10に示すように、イベントデータ78は、イベントIDごとに、イベントに関する情報(以下、「イベント情報」という)が1レコードとして格納されている。図10に示す例では、各レコードは、種類、期間、及び店舗IDを含んでいる。種類は、イベントの種類、例えば、クリスマス、スポーツ、コンサート、花火大会、祭り等が入力される。期間は、当該イベントの対象期間を示す情報が入力される。期間に格納される情報は、1日だけであってもよいし、1日のうちの所定時間帯であってもよい。店舗IDは、イベントの対象となる店舗の店舗IDが入力される。店舗IDに格納される情報は、1店舗の店舗IDに限定されず、全店舗が対象であることを示す「ALL」であってもよいし、複数の店舗IDであってもよい。
具体的には、付与部84は、取得部81によって商品購入データ72から読み出された商品購入情報と気象データ77から読み出された気象条件情報とを用いてインセンティブデータ75の各レコードを検索し、読み出された商品購入情報及び気象条件情報と合致する条件があるか否かを判定する。その結果、例えば、商品購入情報及び気象条件情報がインセンティブID「I0007」のレコードにおける条件に合致する場合、付与部84は、インセンティブデータ75における当該レコードのデータ「JJJJJ.jpg」を読み出し、ユーザ端末101に送信する。また、付与部84は、取得部81によって気象データ77から読み出された気象条件情報とイベントデータ78から読み出されたイベント情報とを用いてインセンティブデータ75の各レコードを検索し、読み出された気象条件情報及びイベント情報と合致する条件があるか否かを判定する。その結果、例えば、気象条件情報及びイベント情報がインセンティブID「I0008」のレコードにおける条件に合致する場合、付与部84は、インセンティブデータ75における当該レコードのデータ「KKKKK.jpg」を読み出し、ユーザ端末101に送信する。
ここで、気象条件に合致するとき又はイベントが開催されるときに店舗に居るユーザ層であれば、潜在的に当該気象条件又は当該イベントに関連する商品の購入意欲が高いと考えられる。よって、気象条件又はイベントに関連する商品のクーポンをインセンティブとしてユーザに付与することにより、クーポンの付与は、ユーザが当該関連する商品を購入する動機付けとなる。
なお、アプリ会員テーブル71、商品購入データ72、購入頻度データ73、コンテンツデータ74、インセンティブデータ75、利用頻度データ76、気象データ77、及びイベントデータ78の構造並びに形式は、図3から図10に示した例に限定されるものではない。例えば、アプリ会員テーブル71、商品購入データ72、購入頻度データ73、コンテンツデータ74、インセンティブデータ75、利用頻度データ76、気象データ77、及びイベントデータ78は、それぞれ、ファイルであってもよいし、データベースであってもよい。また、アプリ会員テーブル71、商品購入データ72、購入頻度データ73、コンテンツデータ74、インセンティブデータ75、利用頻度データ76、気象データ77、及びイベントデータ78は、正規化を行う等によって、各データを細分化したり、結合したりしてもよい。
また、制御部80の各機能は、コンピュータ(マイクロプロセッサ)で実行されるプログラムによって実現することが可能である。したがって、制御部80が備える各機能は、ハードウェア、ソフトウェア、若しくはハードウェア及びソフトウェアの組み合わせによって実現可能であり、いずれかの場合に限定されるものではない。
また、制御部80の各機能が、ソフトウェア、若しくはハードウェア及びソフトウェアの組み合わせによって実現される場合、その処理は、マルチタスク、マルチスレッド、若しくはマルチタスク及びマルチスレッドの両方で実行可能であり、いずれかの場合に限定されるものではない。
本実施形態では、アプリケーションサーバ50が1つの情報処理装置で構成される例を示したが、これに限定されるものではない。アプリケーションサーバ50は、2以上の情報処理装置で構成されていてもよい。この場合、制御部80が備える各機能のうちの少なくとも一部の処理を、他の情報処理装置で実行するようにしてもよい。
次に、図11を参照しつつ、一実施形態に従うユーザ端末の構成について説明する。図11は、図1に示したユーザ端末101の構成を概略的に示すブロック図である。
図11に示すように、ユーザ端末101は、例えば、アンテナ111,112と、通信部110と、記憶部120と、操作部130と、表示部140と、制御部150と、を備える。また、ユーザ端末101は、ユーザ端末101の各部の間で信号やデータを伝送するように構成されたバス102をさらに備える。
アンテナ111は、所定の周波数の周波数帯で、電波(電磁波)を放射(輻射)及び受波できるように構成されている。アンテナ112は、例えばISM(Industry Science Medical)バンド、具体的には2.4[GHz]帯等の周波数帯で、電波(電磁波)を放射(輻射)及び受波できるように構成されている。
通信部110は、アンテナ111,112のそれぞれに接続されている。通信部110は、アンテナ111を用いて、例えば、3G(3rd Generation)、LTE(Long Term Evolution)、4G(4th Generation)、5G(5th Generation)等の移動体通信方式に基づいて、第2通信ネットワークNW2を介する通信を行うように構成されている。また、通信部110は、アンテナ112を用いて、所定の無線通信方式に基づいて、ビーコン10との間で通信を行うように構成されている。
記憶部120は、プログラムやデータ等を記憶するように構成されている。記憶部120は、制御部150が実行する各種プログラムや、プログラムの実行に必要なデータ等をあらかじめ記憶している。また、記憶部120は、前述したアプリに加え、会員ID、アプリ会員ID、パスワード等の情報を記憶している。
操作部130は、ユーザの操作により情報を入力できるように構成されている。操作部130は、例えば、タッチパネル、ボタン、キーボード、キーパッド、マイク等を含んで構成することが可能である。この例の場合、ユーザが、タッチパネル、ボタン、キーボード、キーパッド、マイク等を操作(マイクを用いた音声操作を含む)したときに、例えば制御部150が、操作に対応するデータを生成することで、ユーザ端末101に情報を入力することが可能になる。
表示部140は、情報を出力するように構成されている。表示部140は、例えば、液晶ディスプレイ、EL(Electro Luminescence)ディスプレイ、プラズマディスプレイ等の表示装置を含んで構成することが可能である。この例の場合、表示部140は、画像データや映像データを表示装置に表示することで、情報を出力することが可能になる。
制御部150は、通信部110、記憶部120、操作部130、及び表示部140等、ユーザ端末101の各部の動作を制御するように構成されている。また、制御部150は、記憶部120に記憶されたプログラムを実行する等によって、後述する各機能を実現するように構成されている。制御部150は、例えば、CPU、ASIC、FPGA等のプロセッサ、ROM、RAM等のメモリ、及びバッファ等の緩衝記憶装置を含んで構成される。
また、制御部150は、その機能構成として、例えば、アプリ実行部151を備える。
アプリ実行部151は、ユーザの操作に基づいて、記憶部120に記憶されたアプリケーションプログラムを実行するように構成されている。
また、ユーザ端末101は、ユーザ端末101の各部に電力を供給するように構成された、図示しない電源部をさらに備える。この電源部は、例えば、二次電池(充電式電池)を含んで構成される。
本実施形態では、ユーザ端末101の構成として図11に示す例を示したが、これに限定されるものではない。ユーザ端末は、例えば、少なくとも1つのレンズを有するカメラ、GPS(Global Positioning System)受信機、方位センサ、重力センサ、温度センサ、加速度センサ等の各種のセンサ、指紋、網膜、虹彩、顔、声紋等の各種の生体認証機能、マイク、スピーカ、ライト等の各種のデバイス、接続端子を含む入出力インターフェース等のうち、少なくとも1つをさらに備えていてもよい。
次に、図12を参照しつつ、一実施形態に従う情報処理システムの概略動作について説明する。図12は、一実施形態における情報処理システム100の動作の一例を説明するためのタイムチャートである。
図12に示すように、最初に、ユーザ端末101において、アプリが起動された状態で店舗内に設置されたビーコン10からビーコンIDを受信する(ステップS201)。アプリ実行部151は、受信したビーコンIDと当該ユーザのアプリ会員IDとを送信する。
アプリケーションサーバ50の受信部82は、第2通信ネットワークNW2及び通信部60を介して当該ビーコンID及びアプリ会員IDを受信する(ステップS202)。取得部81は、取得したビーコンIDに基づいて、ビーコン管理サーバ20からビーコンIDで識別されるビーコンに関連する情報、例えば、当該ビーコンが設置された店舗の店舗IDと、当該ビーコンが設置された場所に関連する商品の商品IDとを取得する(ステップS203)。
取得部81は、取得したアプリ会員IDに基づいて、記憶部70に記憶されたユーザ関連情報を取得し(ステップS204)、送信部83は、ステップS204で取得したユーザ関連情報に基づいて、コンテンツデータ74を検索する(ステップS205)。
コンテンツデータ74を検索した結果、ステップS204で取得したユーザ関連情報が条件に合致するレコードを見つけた場合に、送信部83は当該レコードのデータをユーザ端末101に送信する(S206)。
次に、付与部84は、ステップS203で取得した店舗ID及び商品ID、ステップS204で取得したユーザ関連情報、記憶部70に記憶された気象データ77の気象条件情報、及び記憶部70に記憶されたイベントデータ78のイベント情報に基づいて、インセンティブデータ75を検索する(ステップS207)。
インセンティブデータ75を検索した結果、店舗ID、商品ID、ユーザ関連情報、条気象条件情報、又はイベント情報に合致するレコードを見つけた場合に、付与部84は当該レコードのデータをユーザ端末101に送信する(S208)。これにより、ユーザにインセンティブが付与される。
以上、本発明の例示的な実施形態について説明した。本実施形態に従うアプリケーションサーバ50、情報処理方法、及び情報処理プログラムによれば、取得されたユーザ関連情報に基づいて、ユーザにインセンティブが付与される。これにより、ユーザ関連情報ごとに異なるインセンティブを付与することが可能になるので、ターゲットとなるユーザ層を絞ったインセンティブを付与することができる。従って、インセンティブの付与は、ユーザが商品購入の意欲を向上させる動機付けとなり、ユーザに対して商品購入意欲を高めることができる。
以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。実施形態が備える各要素並びにその配置、材料、条件、形状及びサイズ等は、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、異なる実施形態で示した構成同士を部分的に置換し又は組み合わせることが可能である。