JP2002236838A - クーポン券配信方法、クーポン券配信システム及びコンピュータ読み取り可能なプログラム - Google Patents

クーポン券配信方法、クーポン券配信システム及びコンピュータ読み取り可能なプログラム

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JP2002236838A
JP2002236838A JP2001034330A JP2001034330A JP2002236838A JP 2002236838 A JP2002236838 A JP 2002236838A JP 2001034330 A JP2001034330 A JP 2001034330A JP 2001034330 A JP2001034330 A JP 2001034330A JP 2002236838 A JP2002236838 A JP 2002236838A
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coupon
data
mobile terminal
ticket
portable mobile
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Yuzuru Azuma
譲 東
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TOSEN AD KK
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TOSEN AD KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者がクーポンの利用を様々な場所で迅速
かつ容易に行うことが可能となるクーポン券配信方法等
を提供する。 【解決手段】 商取引において商品を購入する又は役務
の提供を受ける際の購入金額の割引、商品プレゼント等
の購入者に有利な購入形態を生じさせるクーポン券の電
子データを特定の又は不特定の携帯移動端末3に対して
配信する。そして、その配信されるクーポンデータによ
り、携帯移動端末3の表示画面308上においてクーポ
ン券の内容が表示され、そのクーポンデータの取得者は
商品等の購入を行う際にクーポン券を携帯移動端末3に
おける表示情報として提示することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】クーポン券配信方法、配信シ
ステム及びコンピュータ読み取り可能なプログラムに関
する。
【0002】
【従来の技術】商品等の購入の際に、購入金額の割引、
商品プレゼント等の購入者に有利な購入形態を生じさせ
るクーポン券が例えば雑誌、チラシ等に設けられる形で
消費者に提供されている。クーポン券は一般的には雑誌
等の切抜きとして使用されることが多く、それを使用す
るためには、財布、鞄等に入れて持ち歩く必要があり、
煩わしさがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の解決すべき課
題は、利用者がクーポンの利用を様々な場所で迅速かつ
容易に行うことが可能となるクーポン券配信方法及びシ
ステムを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】上記のよ
うな課題を解決するために本発明は、通信ネットワーク
に接続された入出力可能な双方向通信式の携帯移動端末
を用い、商取引において商品を購入する又は役務の提供
を受ける(以下、「商品等の購入を行う」ともいう)際
に、購入金額の割引、購入に伴う商品プレゼント等の購
入者に有利な購入形態を生じさせるクーポン券を表示情
報として表示するための電子データ(以下、クーポンデ
ータともいう)の提供対象者を、新聞、テレビ等の広告
媒体による広告と関連付けられたクーポンデータの提供
を行うサイト(以下、クーポンデータ提供サイトともい
う)において会員としてオンライン登録するとともに、
その登録において会員の携帯電話番号、メールアドレス
等のデータ配信先に関する配信先情報と、氏名、年齢、
性別、住所等の会員に関する個人情報とを含んだ会員デ
ータを、会員毎に会員データベースに記憶する一方、ク
ーポンデータを、定期的又は不定期的に、或いは会員か
らのリアルタイムな要求に応じる形で会員固有のデータ
配信先に向けて直接的に又は間接的に配信し、さらに、
その配信されるクーポンデータにより、商品等の購入を
行う際に提示するために、携帯移動端末の表示画面上に
おいてクーポン券が表示されることを特徴とするクーポ
ン券配信方法を提供する。
【0005】上記のごとく、クーポン券を表示可能とす
る電子データとして携帯移動端末に配信することによ
り、クーポン券を電子データとして管理することができ
ることとなる。即ち、クーポン券の利用者は、携帯移動
端末を持ち歩きさえすれば、容易にクーポン券を電子デ
ータとして取り出せるため、従来のような雑誌、広告等
の切り抜き作業、収集作業等が必要とならず、労力の大
幅な軽減となる。また、紙ベースのクーポン券と比べ
て、財布等に入れての管理等をせずに済むため管理が行
いやすく、様々な場所でクーポン券を瞬時に表示させる
ことができる。また、上記のごとく新聞、テレビ等の広
告媒体による広告と関連付けられたクーポンデータの提
供を行うサイトにてオンライン登録するようにすれば、
広告媒体にてユーザに広く知られたサイトにて登録処理
を行うことができ、当該サイトにおける会員数を効果的
に増加できる。なお、本発明においてクーポン券は表示
情報として画面上において表示構成されるものであり、
クーポンデータとは、その表示情報を表示するための電
子データである。
【0006】さらに、クーポンデータの提供対象となる
会員を、その会員固有のメールアドレス、携帯電話番号
等の会員固有のデータ配信先と対応付けて記憶手段に記
憶しておき、そのクーポンデータを、定期的又は不定期
的に、或いは会員からのリアルタイムな要求に応じる形
で会員固有のデータ配信先に向けて直接的に又は間接的
に配信するようにしてもよい。
【0007】上記のごとく、会員をその会員固有のデー
タ配信先と対応付けて記憶手段に記憶(サーバに登録)
しておき、その登録される会員にクーポンデータを配信
することにより、会員として登録された者のみに選択的
にクーポンデータを配信できることとなり、信頼性の高
いデータ配信が可能となる。企業側にとってはどのよう
な会員がどれくらい登録されているか、どのくらいの会
員に対してクーポンデータが配信されているか等が判明
しマーケティングの一助となる。また、クーポン券の利
用者側(会員側)にとっては、会員として登録しておき
さえすればクーポンデータが配信されてくるため、クー
ポン券を探す必要、管理する必要等が無く、コンスタン
トに有利な情報を取得できることとなる。また、データ
配信先がデータベースに登録されているため、データ配
信が容易に行えるというシステム的利点もある。
【0008】その記憶手段と対応付けられた(具体的に
は、その記憶手段と対応付けられ、新聞、雑誌、チラ
シ、TV、その他の広告媒体によってサイト名、サイト
アドレスが広告された)クーポン券提供サイトに前記携
帯移動端末にてアクセスされることにより、そのアクセ
ス者が当該クーポン券提供サイトの会員であるか否かを
判断し、会員である場合には前記記憶手段に記憶される
クーポンデータの参照が可能とされるようにし、さら
に、その参照においていずれかのクーポンデータが選択
された場合に、その会員の携帯移動端末の表示画面上に
おいて、その選択されたクーポン券の内容を表示するよ
うにしてもよい。なお、「広告媒体によってサイト名、
サイトアドレスが広告された」とは、ただ単に広告媒体
に掲載される態様のみならず、当該クーポン券提供サイ
トにリンクするような状態での広告形態等も含む。
【0009】携帯移動端末において、クーポンデータに
て表示されるクーポン券と同一画面上にて、或いはその
表示されるクーポン券と対応させた形で別画面にて、そ
のクーポン券を利用したことを確定させるデータ(以
下、利用確定データともいう)を入力するための入力部
が表示されるようになっており、該入力部にて利用確定
データが入力されることに基づいて、利用確定データが
サーバに向けて配信されるようにもできる。このように
すれば、クーポンデータ(即ちクーポン券)の利用がど
れくらいあったかが判り、クーポンを提供する企業等の
経営主体の販売促進の一助となる。
【0010】具体的には、クーポン券の利用確定データ
が入力された際には、そのクーポン券を利用した会員に
関する情報とその利用されたクーポン券に関する情報を
対応付けてサーバに設けられたデータベースに登録する
ようにもできる。
【0011】このようにすれば、どの会員がどのクーポ
ン券を利用したかが判り、クーポン券の利用を統計的に
解析可能となる。例えば、あるクーポン券に着目した場
合、そのクーポン券の利用者がどれくらいの年齢層であ
るか、男女の比率はどうか等が判明し、解析を更に効果
的に行い得ることとなる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に示す実施例を参照して説明する。本発明のクーポン券
配信方法は、通信ネットワークに接続された入出力可能
な双方向通信式の携帯移動端末3(図12、13等参
照)を用いてなされるものである。図1を参照して概要
を述べると(ハードウェア構成については後述)、商取
引において商品を購入する又は役務の提供を受ける際の
購入金額の割引、商品プレゼント等の購入者に有利な購
入形態を生じさせるクーポン券の電子データを特定の又
は不特定の携帯移動端末3に対して配信する。そして、
その配信されるクーポンデータにより、携帯移動端末3
の表示画面308(図13参照)上においてクーポン券
の内容が表示され、そのクーポンデータの取得者は商品
等の購入を行う際にクーポン券を携帯移動端末3におけ
る表示情報として提示することが可能となる。なお、こ
こでいう「特定の携帯移動端末」とは、配信対象に関す
るデータが登録等により予め定められている携帯移動端
末を意味し、後述する会員の固有の携帯移動端末等もこ
れに含まれる。また、「不特定の携帯移動端末」とは、
データの配信先(例えば、携帯電話番号のみが、或いは
メールアドレスのみが)が判明している携帯移動端末を
意味する。
【0013】具体的には、クーポンデータの提供対象と
なる会員を、その会員固有のメールアドレス、携帯電話
番号等のデータ配信先と対応付けてサーバに登録してお
き、クーポンデータを、定期的又は不定期的に、或いは
会員からのリアルタイムな要求に応じる形でそのデータ
配信先に向けて配信する。そして、その配信されるクー
ポンデータが携帯移動端末3に直接的に又は当該携帯移
動端末3の操作に基づいて間接的に取り込まれる。直接
的とは、配信されるクーポンデータが取り込み操作を必
要とせずに直接携帯移動端末3に取り込まれることを意
味し、間接的とは、携帯移動端末の取り込み操作に基づ
いてクーポンデータが取り込まれることを意味する。例
えば、会員固有のデータ記憶部(例えば、サーバに設け
られる)等にクーポンデータを一旦記憶し、携帯移動端
末からそのデータ記憶部にアクセスしてクーポンデータ
を取得するといった方法もこれに含まれる。いずれにし
ても、その取り込まれるクーポンデータにより、上記の
ごとく携帯移動端末による表示が可能となる。
【0014】なお、クーポンデータの種類は種々考えら
れるが、そのクーポンデータの配信される日における商
取引に係るものを配信することができる。具体的には、
当該クーポンデータの配信日におけるタイムサービスの
ためのクーポン券を表示内容とするクーポンデータを配
信するようにもできる。このように、携帯移動端末にク
ーポンデータを配信するようにすれば、配信後において
は瞬時に利用できることとなり、配信から使用までの時
間サイクルを極めて短くできる。これにより特にタイム
サービスのように時間的制約のあるものについては効果
的となる。
【0015】該タイムサービス用クーポンデータの配信
対象として、そのタイムサービス用クーポンデータに係
る商品又は役務を提供する店舗と同一又は近隣の市町
村、又は、同一又は近隣の都道府県の住所として登録さ
れている会員を前記会員データベースにて選択し、その
選択された会員の携帯移動端末のみに前記タイムサービ
ス用クーポンデータを配信するようにすることができ
る。タイムサービスは、時間の限定されるサービスであ
るため、店舗の近郊に住所を有するユーザがそのサービ
ス対象となる。特に従来のようにチラシによる広告と比
較して、携帯移動端末にタイムサービス用のクーポンを
配信するようにすれば、タームサービス直前であっても
ユーザーに通知が可能となり、極めて効果的となる。加
えて、そのサービス提供を行う店舗近郊に住むユーザの
みに選択的に配信するようにすれば、実際に店舗にくる
可能性の高いユーザに効率的にタイムサービス用クーポ
ンを配信できることとなる。
【0016】また、タイムサービス用クーポンデータを
配信するために、その前記タイムサービス用クーポンデ
ータの配信時間が前記タイムサービスの実施時間より前
に予め設定されており、その配信時間となった場合に、
前記タイムサービス用クーポンデータを、該タイムサー
ビス用クーポンデータの配信対象となる会員の携帯移動
端末に対し一斉に送信するようにしてもよい。このよう
にすれば、タイムサービス用クーポンを配信するための
効果的な方法となる。
【0017】次に具体的な処理の流れについて、図2の
フローチャート及び図5の説明図を参照しつつ説明す
る。以下においては、会員からのリアルタイムな要求に
応じる形でクーポンデータを配信する例について説明す
る。まず、処理の前提としてクーポンデータがデータベ
ース(クーポンデータベース図4参照)に記憶されてい
る。このクーポンデータは、例えば、図1に示されるよ
うに、クーポン券を提供する企業から通信網を介してサ
ーバにアップロードされる。また、それら企業からの情
報(例えば、クーポン券を配信することの申込み情報)
に基づいてサーバ側でクーポンデータを生成するように
してもよい。
【0018】そして、そのクーポンデータベースと対応
付けられたクーポン券提供サイトに携帯移動端末にてア
クセスされることにより、そのアクセス者が当該クーポ
ン券提供サイトの会員であるか否かを判断する。そし
て、会員である場合にはクーポンデータベースに記憶さ
れるクーポンデータの参照が可能とされる。さらに、そ
の参照においていずれかのクーポンデータが選択された
場合には会員の携帯移動端末の表示画面上において、そ
のクーポン券の内容が表示されるようになる。
【0019】まず、携帯移動端末3(図12、13等参
照)にて当該クーポン配信方法を提供するサイト(以
下、クーポン配信サイトともいう)にアクセスされる
と、そのサイトの初期画面を表示する(S110)。図
6(a)はその初期画面の例を示したものであり、この
サイトは例えば「minnacoupon.com」といったドメイン
にて特定されるようになっている。このドメイン名、又
はサイト名等のサイトを特定する情報は、図11のよう
に新聞、雑誌、チラシ、TV、その他の広告媒体によっ
て広告させるようにするとよい。次いで、そのクーポン
配信サイトへのアクセス者が会員として登録されている
者か否かを判断し、未登録者であればS120にてYE
Sに進みS130にて会員登録処理を行う。また、登録
者であればS120にてNOに進み、クーポン選択処理
を行うこととなる。
【0020】なお、そのサイトにおいては、アクセス者
の携帯電話番号がナンバーディスプレイ機能により判明
するため、その携帯電話番号に基づいてアクセス者が会
員か否かを判断し、会員である場合に自動的にクーポン
選択処理に移行するようにしてもよい。また、アクセス
者が非会員である場合には、会員登録処理に自動的に移
行するようにしてもよく(即ち、図8(a)のような会
員登録用画面が自動的に表示されるようにしてもよ
く)、或いは、会員登録を促がすような画面を表示する
こともできる。
【0021】具体的には、図6(a)の初期画面におい
てメンバー登録ボタンを選択されると、図5において
からに移り、図8(a)に示されるような会員登録用
画面が表示される。会員登録用画面では、携帯電話番
号、メールアドレス、氏名、年齢、性別等の会員データ
が入力可能となっている。なお、入力項目はこれに限定
されず、生年月日、その他を入力させるようにしてもよ
い。また、これらの項目の一部を入力項目としてもよ
い。
【0022】会員登録用画面においては、会員規約を説
明する会員規約説明用画面に移行するための選択入力部
(ボタン等)を設けることができ、これが選択されるこ
とにより例えば図8(c)のような会員規約説明用画面
を表示することができる(また、会員規約説明用画面に
ついては会員登録用画面と同一画面としてもよいし、省
略するようにしてもよい)。そして、会員データの入力
後において画面下方の登録ボタンを選択されると、図5
においてからに移り、図8(b)のような登録完了
を示す画面が表示される。
【0023】また、会員登録が完了すると、サーバに設
けられた会員データベースにおいて、その登録された会
員の会員データが格納される。なお、会員データの構成
については図8(a)の会員登録用画面にて入力され
る、電話番号(携帯電話番号)、氏名、性別、生年月
(日)、メールアドレス(携帯電話のメールアドレ
ス)、年齢等のデータ以外にも、例えば、会員ごと個別
に設定されるポイント(例えば、利用に応じて加算され
るポイント)データを備えるようにすることができる。
なお、また、住所データ(例えば、都道府県名、市町村
名、或いは正確な住所等)、職業データ(サービス業、
製造業、公務員等の職業分類等)、会員登録がなされた
登録日等のデータを備えるようにしてもよい。なお、入
力項目を少なくすると会員登録時の労力を抑えることが
でき、逆に入力項目を多くすると登録されている会員の
詳細データを得ることができ販促における効果が期待で
きる。
【0024】そして、会員登録処理が完了した場合には
図5において表示画面がからに移り(或いは、既登
録の会員がアクセスした場合にはからに移り)、図
2のフローチャートのS140におけるクーポンの選択
処理に移ることとなる。なお、図3は、そのクーポン選
択処理の一例をフローチャートにて示している。
【0025】まず、各クーポン券をグループ毎に分類
し、そのグループ名を表示する。なお、分類するグルー
プの属性は種々考えられ、商品又は役務の種別毎(例え
ば、「食品」「電化製品」「旅行」等の分類)に分類し
てもよく、企業毎に分類してもよい。また、その他の分
類でもよい。本実施例においては、クーポン券が企業別
に分類されており、図6(b)のごとくクーポン券の利
用可能な企業を表示されるようになっている。
【0026】また、図6(b)では、クーポンの利用可
能な企業名と、その企業が提供するクーポンの種類数と
を表示している。そして、表示される企業の中からいず
れかが選択されると、S220においてYESに進み、
その選択された企業のクーポンを一覧表示することとな
る。例えば、図6(b)においてA社が選択されると、
図5においてからへ進み、図7(a)のようにその
A社のクーポンを1又は複数表示する(S230)。な
お、図6(b)の画面において目的とする経営主体のク
ーポンが無いものと判断された場合に、その時点で当該
処理を終了させてもよい(S220NO)。
【0027】そして、S230における表示において、
即ち図7(a)の表示画面においていずれかのクーポン
券が選択された場合、S240においてYESに進み、
選択されたクーポン券の詳細内容が表示される(S26
0)。具体的には図5においてからに進み、図7
(b)のようなクーポン券が表示データとして表示され
る。なお、この表示データは、文字情報、画像情報(動
画、静止画等)を含んだ構成とすることができる。本実
施例においては、クーポン券の内容データ(割引率の説
明等)と、対象となる商品又は役務の、或いはそれらに
関する画像データと、そのクーポン券の有効期限を表示
するようにしている。
【0028】なお、各クーポンデータのデータ構成とし
ては、図4(b)に示されるように、クーポン券を提供
する経営主体名(企業名)、クーポン券の名称(利用ク
ーポン名)、クーポン券の内容説明を行うテキストデー
タ等のテキストデータ、商品又は役務の、或いはそれら
に関する画像データ、有効期限のデータを含む構成とす
ることができる。そして、図7(b)の表示情報は、図
7(a)にて選択されたクーポンデータと対応するテキ
ストデータ、画像データ、有効期限データ等がクーポン
データベースより読み出されて表示されるようになって
いる。なお、クーポンデータは、クーポン券の対象とな
る商品の種別データを含むようにしてもよい。例えば、
「食品」、「電化製品」といった種別データを各クーポ
ン券に付加しておけばそれに基づいてクーポン券を商品
の種別毎に分類することが可能となる。
【0029】またクーポンデータにおいて、動画情報
(例えば、MPEG2形式等の情報)にてそのクーポン
券の対象となる商品又は役務の宣伝広告を行う動画宣伝
データを含ませるようにしてもよい。該動画宣伝データ
は、クーポン券の内容表示と対応付けられる形で携帯移
動端末に配信されるようにし、その動画宣伝データによ
り、対応するクーポン券に係る対象商品又は役務の動画
によるダイジェスト情報が前記携帯移動端末の表示画面
上において表示されるようにすることができる。このよ
うにすれば、クーポン券の対象商品が動的なものである
場合にその商品の特徴を理解しやすくなる。例えば、映
画等の割引を行う場合に、その映画のダイジェスト情報
を流すようにすれば、利用者は一層興味を持つことがで
きクーポン券の利用促進に寄与する。また、クーポン券
と対応させて所定のプログラム(例えば、ゲームプログ
ラム)を配信するようにしてもよい。そして、ゲーム結
果に応じてクーポン券が利用できるようにすることがで
きる。例えば、クイズを行うクイズゲームを配信し、そ
のクイズゲームにて正解した者のみがクーポン券を利用
できるようにしてもよい。なお、このようなプログラム
配信はJAVA(登録商標)を用いて行うことにより実
現できる。
【0030】なお、携帯移動端末3の表示画面308に
おいて、クーポンデータにより表示されるクーポン券と
同一画面上にて、或いはその表示されるクーポン券と対
応させた形で別画面にて、そのクーポン券を利用したこ
とを確定させるデータ(以下、利用確定データともい
う)を入力するための入力部が表示されるようになって
いる。該入力部にて利用確定データが入力されることに
基づいて、そのクーポン券の利用がなされたことをサー
バに通知するようになっている。具体的には、入力部と
して「利用する」ボタンが設けられており、その「利用
する」ボタンが選択されることにより、クーポン券が利
用されたことがサーバに通知される。
【0031】そして、クーポン券の利用確定データが入
力された際には(具体的には、例えば上記のごとく「利
用する」ボタンが選択された場合には)、そのクーポン
券を利用した会員に関する年齢、性別等の会員データと
その利用されたクーポン券を対応付けてサーバに設けら
れたデータベースに登録する。
【0032】具体例を挙げると、例えば図4の受付デー
タベースにてデータ属性例が示されるように、クーポン
データが利用された場合には、その利用されたクーポン
データのクーポン名(以下、利用クーポン名ともいう)
と会員の電話番号を少なくとも含む形で受付データが生
成され、受付データベースに記憶される。なお、受付デ
ータはこれら利用クーポン名のデータと会員の電話番号
のデータに加えて、利用データをサーバが受け付けた受
付日時、受付時間のデータをそれぞれ含むようになって
いる。
【0033】そして、これらデータが対応付けられた形
で受付データとして受付データベースに記憶されること
となる。なお、会員の電話番号が特定されれば会員が特
定されることとなるため、その会員の氏名、性別、生年
月(日)、メールアドレス、年齢、その会員が保有する
ポイント数等が判明することとなる。従って、これらの
データを利用すれば、電話番号、利用クーポン名に基づ
いてどのような年齢層の者がどのクーポンを利用しやす
いか、或いは、女性に人気のあるクーポンはどれか等が
容易に解析できるようになる。
【0034】いずれにしても、クーポン券を利用する場
合には、S270においてYESに進み、当該クーポン
選択処理を終了する。なお、図7(b)において「利用
する」ボタンが選択された場合には、図5においてか
ら「利用する」のボタンからの矢印に進み、図7(c)
のように利用が完了したことを伝える画面を表示する。
また、選択されたクーポン券を利用しない場合には、S
270においてNOに進む。この場合、同一企業におけ
る他のクーポンを見る(或いは選択する)場合には、即
ち、図7(b)において「A社の他のクーポンを見る」
が選択された場合にはS280においてYESに進みS
230以降の処理を繰り返す。また、他の企業のクーポ
ンを見る場合(或いは選択する場合)、即ち図7(b)
において「その他のクーポンを探す」が選択された場合
には、S280においてNOに進むとともに、S290
においてYESに進み、再びS210からの処理を繰り
返すこととなる。
【0035】また、上記説明においては、会員がクーポ
ン券提供サイトにアクセスし、そのクーポン券提供サイ
トにてクーポン券を選択する方法の例を示したが、サー
バ側から定期的又は不定期的にクーポンデータを配信し
てもよい。このクーポンデータの配信は、クーポンデー
タを直接携帯移動端末に配信する方法のみならず、クー
ポンデータの所在を示すデータを配信するといった間接
的な配信をも包含する。その間接的な配信は例えば、図
10のごとく、会員に対してクーポンデータのリンク先
データをメールとともに配信する方法が挙げられる。こ
の方法によると、そのリンク先データを取得した会員が
そのリンク先を選択することによりクーポンデータが呼
び出され、図8(b)のようなクーポン券の内容が表示
されることとなる。
【0036】また、図10に示されるように、市場調査
的機能を付加してもよい。例えば、会員に対して図10
のようなアンケート情報を配信し、そのアンケートの結
果を会員のデータと対応付けて記憶手段に記憶してもよ
い。この時、アンケートに答えた者のみに特別な利点
(例えば、アンケートに答えた者のみにクーポンデータ
を付与する、ポイント数を通常よりも多く付与する等)
を与えるようにしてもよい。
【0037】さらに、クーポンデータの取得に加えて、
会員が携帯移動端末にて懸賞に応募できるようにしても
よい。なお、図10では、アンケートに答えた会員の中
から抽選で特別な利点(図10ではプレゼント)が付与
されるようになっているが懸賞の形態はこれに限定され
ない。また、このような懸賞においてクーポンデータの
利用(即ちクーポン券の利用)が多い会員ほど懸賞に当
選しやすくなるようにしてもよい。例えば、抽選での当
選者を100名とする場合にポイント数200点以上か
ら50人、100点以上から25人、50点以上から1
5人50点未満10人といったようにポイント数に応じ
て当選者の配分を定めるようにしてもよい。また、所定
のポイントに達した会員に対し、有利な電子データ(例
えば、特別なクーポンデータ等)を配信するようにして
もよい。例えば、ある商品を購入する場合に通常会員の
購入の際には10%OFFにし、その所定のポイントに
達した会員は20%OFFにするといったことも可能で
ある。いずれにしても、クーポンデータの(即ちクーポ
ン券の)利用頻度の高い会員ほど(例えば、蓄積される
ポイント数の多い会員ほど)有利な扱いがなされるよう
になっている。
【0038】次に、ハードウェア構成例について説明す
る。なお、以下のハードウェア構成は一例に過ぎないこ
とを先に述べておく。図12は、クーポン券配信システ
ム(以下、単にシステムともいう)1の構成を示すブロ
ック図である。システム1は、通信網9と、これに送受
信手段としての中継装置8(モデム、ルータ、その他)
を介して接続されたサーバ4と、同じく上記の通信網9
に無線接続される携帯移動端末2(以下、単に移動端末
2ともいう)とを含むものとして構成されている。
【0039】サーバ4はコンピュータとして構成され、
I/Oポート11を備え、これにCPU12、ROM1
3、RAM14、ハードディスクドライブ等で構成され
た固定記憶装置5、及び外部記憶装置6(DVD、CD
ROM、DAT等のドライブ)、カレンダクロック(日
付、時間等の情報を生成する)7等が接続されている
(モニタやプリンタ等の出力装置、キーボードやマウス
等の入力装置が接続されていてもよい)。
【0040】固定記憶装置5には、クーポン券配信シス
テム1の機能をコンピュータネットワーク上にて実現す
るためのアプリケーションプログラム(以下、単にアプ
リケーションという)5bと、その作動環境を形成する
オペレーティングシステムプログラム(OS)5aと、
クーポン券配信処理のための各種処理に使用するデータ
ベース5cとが格納されている。また、ROM13に
は、コンピュータのハードウェア制御のための基本的な
各種プログラムが格納される。さらに、RAM14に
は、固定記憶装置5及びROM13に格納された各プロ
グラムのワークエリアが形成されている。なお、アプリ
ケーションプログラムに基づいて、CPU12は請求項
に記載した配信手段、判断手段、検索・出力手段として
の役割を果たし、固定記憶装置5は記憶手段としての役
割を果たすこととなる。
【0041】次に、携帯移動端末3は携帯型情報端末と
して構成され、例えば図13にその一例を示すような情
報検索機能付きの携帯電話を使用することができる。携
帯移動端末3(携帯電話)は、縦長の本体の上寄りに受
話器303が、同じく下寄りに送話器304が配置され
ており、両者の間には、表示装置として液晶表示装置
(例えば、カラー液晶表示装置)にて構成された液晶モ
ニタ308、入力部305、及び携帯電話3をオンフッ
ク状態とオフフック状態との間で切り換えるオンフック
/オフフック切換スイッチ306が設けられている。後
述の通り該携帯電話は、インターネット等の情報通信網
上にて、これに接続されたサーバ(サイト)の発信する
情報を検索するための機能が組み込まれたものである
(例えば、商標名iモード)。入力部は、情報入力用の
キーボードに兼用された通話ダイアルキー305a、カ
ーソル移動キー305b、及び通話モードや情報検索モ
ード等の使用モードを切り換えるためのモード切替キー
305c等を含んでいる。
【0042】図14は、携帯移動端末3の電気的構成の
一例を示すブロック図である。携帯移動端末3は、I/
Oポート311と、これに接続されたCPU312、R
OM314、RAM313等からなる制御部310が設
けられている。I/Oポート311には、前述の入力部
305、オンフック/オフフック切換スイッチ306が
接続される。また、受話器303はアンプ315とD/
A変換器316を介して、送話器304はアンプ317
とA/D変換器318を介してそれぞれI/Oポート3
11に接続されている。また、I/Oポート311に
は、電話接続回路323が接続されている。接続回路3
23は、制御部310と接続するための接続インターフ
ェース331と、これに接続された変調器332、送信
機333、周波数シンセサイザ334、受信機335、
復調器336及び共用器337等により構成されてい
る。制御部310からのデータ信号は変調器332によ
り変調され、さらに送信機333により共用器337を
介してアンテナ339から送信される。一方、受信電波
はアンテナ339及び共用器337を介して受信器33
5により受信され、復調器336で復調された後、制御
部310のI/Оポート311に入力される。なお、通
話を行う場合は、例えば送話器304から入力された音
声信号がアンプ317で増幅され、さらにA/D変換器
318によりデジタル変換されて制御部310に入力さ
れる。該信号は、必要に応じて制御部310にて加工さ
れた後、D/A変換器316及びアンプ315を介して
受話器303から出力される。
【0043】一方、接続インターフェース331には、
図15(a)に示す制御用電波Pを発信する制御用電波
発信器338がつながれている。制御用電波Pは共用器
337を介してアンテナ339から発信される。そし
て、携帯電話3が別の通信ゾーン102に移動した場
合、網側の無線回線制御局104が制御用電波Pの受信
状況に基づいて、ハンドオーバ処理を行う。ハンドオー
バ処理は、例えば図6(a)に示すように、通話用電波
Wとは別に制御用電波Pを情報端末携帯電話3から発信
するとともに、無線基地局101のうち制御用電波Pの
検出強度が最も大きいもの基地局制御装置104側で選
択することにより、接続切換えを行う方式が採用されて
いる。各通信ゾーン102のチャンネル周波数に対する
同調は周波数シンセサイザ334を用いて行われる。そ
の方式としては、例えばROM314に格納された周波
数チャンネルリストに基づいて周波数サーチを行い、送
信機333及び受信機335を、情報端末携帯電話3が
存在する通信ゾーン102の周波数チャンネルに同調さ
せる方法を例示することができる。一方、制御用電波P
のチャンネルを用いて、無線基地局101側から電話機
1側へ移動先ゾーンの周波数を予め通知しておき、その
通知された周波数情報に基づいてチャンネルを切り換え
る方式も可能である。
【0044】携帯移動端末3は、利用者による各処理に
必要な情報(データ)入力を行う一方、サーバ4(図1
2)からの情報データを、無線通信網を介して図14の
電話接続回路323を介して受信し、さらに制御部31
0により液晶モニタ308から出力する役割を果たす。
携帯移動端末3側の通信処理は、RAM313の通信プ
ログラムワークエリアを用いて、所定の通信プログラム
にて実行される。この通信プログラムには、通信網上に
接続された各サーバの発信する情報を検索するためのプ
ログラム(例えば、ブラウザ)も含まれている。
【0045】携帯移動端末3の入力部305(図13
等)より入力された情報は、通信網9を経てサーバ4に
送られ、そこで、アプリケーションプログラム5bによ
り図8ないし図11等に示した各種の処理が実行され
る。そして、その処理の結果を、通信網4を経てアクセ
スのあった情報端末携帯電話3に送信し、そこでその情
報端末携帯電話3の液晶モニタ308に出力させる。具
体的には情報端末携帯電話3の液晶モニタ308に、各
種の操作・表示画面を形成するための端末側操作・表示
プログラムが、サーバ4から情報端末携帯電話3に送ら
れ、端末側操作・表示プログラムワークエリア上にてそ
のプログラムが実行される。また、サーバ4から配信さ
れた情報(クーポンデータ等)がデータメモリに格納さ
れる。
【0046】例えば、図15(b)には、インターネッ
ト122を含んだシステムの構成例を示しているが、携
帯移動端末3においては、インターネット上の一般的サ
ービスであるWWW(World Wide Web)のHTML(Hy
per Text Markup Language)等とはタグ種別仕様の異な
るハイパーテキストが情報記述に使用されており、その
転送プロトコル(WWWではhttp(Hypertext transfer
protocol))についても相違がある。そこで、情報提
供を行うサイト群のうち、携帯移動端末3に対応した情
報提供サイト(以下、対応サイトという:本発明の構成
要素となるサーバ4もこれに属する)群123は、その
差別化とプロトコル変換等のため、専用通信センター1
21を経由してパケット通信網120に接続される。パ
ケット通信網120には無線基地局101が接続されて
おり、携帯移動端末3との間で無線による信号授受を行
う。そして、携帯移動端末3から送信されるデータある
いは携帯移動端末3に向けて送信されるデータは、いず
れも所定長のパケットに区切った形でやり取りされる。
【0047】対応サイト群123はインターネットを経
由して専用通信センター121に接続されていても、イ
ンターネットを経由せずに専用通信センター121に直
接接続されていても、いずれでもよい。この場合、WW
Wを利用してインターネットにアクセスする場合、情報
端末携帯電話3に対応したサイトにのみ選択的にアクセ
ス可能とするために、サイトアドレスには、対応サイト
であることを識別するための符号を付加したものを使用
する。
【0048】なお、携帯移動端末3としては、携帯電話
に限定されず、パームトップコンピュータ(PDA)等
にて構成された携帯型コンピュータ、その他の携帯移動
端末を用いてもよい(携帯電話(あるいはPHS)を一
体化したコンピュータを用いてもよい)。
【0049】図15(b)には、この場合のインターネ
ット122を含んだシステムの構成例を示しているが、
情報提供サイトは上記のような情報端末携帯電話3への
対応を考慮する必要はなく、一般のWWWサイトと同様
に、ルータ124を介してパケット通信網120との接
続がなされる。符号125はパケット通信のための交換
機である。この実施例では、サーバ4はLAN126
(Local Area Network)に組み込まれた形で接続されて
いるが、これに限られるものではない。
【0050】以下、図12のシステム1の作動について
機能別に説明する。サーバ4が、例えば携帯移動端末3
に対応したインターネットサイトを形成している場合を
例にとる。まず、アプリケーションプログラム5bをサ
ーバ4側にて立ち上げることで、サーバ4は携帯移動端
末3からの接続待ちの状態となる。携帯移動端末3から
サーバ4にアクセスする場合は、まず、図15(b)に
おいて、所定の電話番号にダイアルすることにより、専
用通信センター121を介してインターネットに接続す
るとともに、図14のROM314に格納されているブ
ラウザを立ち上げる。接続が完了すれば、ブラウザによ
り液晶モニタ308に表示される入力インターフェース
画面を見ながら、サーバ4によるサービスに対応したサ
イトアドレスを入力する。この入力は、入力部305を
用いて直接入力してもよいし、RAM313(あるいは
RAM313以外のバックアップ電源付きRAM)に予
め登録されているいくつかのサイトアドレスから、サー
バ4によるサービスに対応するものを、画面上のメニュ
ーから選択(例えば、カーソル移動キー305を使用す
る)してもよい。
【0051】入力されたサイトアドレスは端末アドレス
とともに、無線によりパケット網120を介して専用通
信センター121に送られる。専用通信センター121
では、受信したサイトアドレスが、情報端末携帯電話3
に対応したサービスのものであるかどうかを確認した上
で、インターネットあるいは専用回線を通じてそのサイ
トアドレスを送出する。サーバ4側では、そのサイトア
ドレスと端末アドレスとを検出し、情報検索に必要な端
末側操作・表示プログラムを送出する。専用通信センタ
ー121ではこれを検出し、パケット網120を介して
情報端末携帯電話3に転送する。以下、携帯移動端末3
とサーバ4とのデータのやり取りは、おおむねこのよう
な形式で進められてゆく。
【0052】端末側操作・表示プログラムを受信した情
報端末携帯電話3の液晶モニタ308上には、図6
(a)に示すような初期画面201が表示される。この
画面は、スクロールキー(ここではカーソル移動キー3
05b(図13)に兼用されている)の操作により上下
にスクロールすることができる(本実施例では、スクロ
ールにより1つながりに見ることができる画面の全体
(大きさにより分割表示とすることもある)により図示
するものとする)。
【0053】なお、本発明においては、クーポンデータ
ベース、会員データベース、受付けデータベースについ
て概念的に区別して記載してあるが、データベース内に
これらの情報が備わっていればよく、単一のデータベー
スにて構成しても勿論よい。
【0054】以上、本発明の実施の形態を説明したが、
本発明はこれに限定されるものではなく、あくまで例示
に過ぎず、各請求項に記載した範囲を逸脱しない限り、
各請求項の記載文言に限定されず、当業者がそれらから
容易に置き換えられる範囲にもおよび、かつ、当業者が
通常有する知識に基づく改良を適宜付加することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクーポン券配信方法を概念的に説明す
る概念図。
【図2】本発明のクーポン券配信方法の処理の流れの一
例を示すフローチャート。
【図3】クーポン選択処理の一例を示すフローチャー
ト。
【図4】データベース構成例を示す図。
【図5】表示画面例について順を追って説明する説明
図。
【図6】初期画面例及びそれに続く表示例を示す図。
【図7】図6に続く表示例を示す図。
【図8】会員登録用画面及びそれに続く表示例を示す
図。
【図9】メール配信の表示例を示す図。
【図10】図6に続く別の表示例を示す図。
【図11】新聞等の広告媒体における掲載例を示す図。
【図12】本発明のクーポン券配信システムの電気的構
成の一例を示すブロック図。
【図13】携帯移動端末(携帯電話)の一例の外観を示
す斜視図。
【図14】その携帯移動端末の電気的構成の一例を示す
ブロック図。
【図15】携帯移動端末の通信方式、及び携帯移動端末
を含んだ通信網構成を例示する模式図。
【符号の説明】
1 クーポン券配信システム 3 携帯移動端末 4 サーバ 5 固定記憶装置 (記憶手段) 9 通信網 12 CPU (配信手段、判断手段、検索・出力手
段)

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信ネットワークに接続された入出力可
    能な双方向通信式の携帯移動端末を用い、 商取引において商品を購入する又は役務の提供を受ける
    (以下、「商品等の購入を行う」ともいう)際に、購入
    金額の割引、購入に伴う商品プレゼント等の購入者に有
    利な購入形態を生じさせるクーポン券を表示情報として
    表示するための電子データ(以下、クーポンデータとも
    いう)の提供対象者を、新聞、テレビ等の広告媒体によ
    る広告と関連付けられた前記クーポンデータの提供を行
    うサイト(以下、クーポンデータ提供サイトともいう)
    において会員としてオンライン登録するとともに、その
    登録において前記会員の携帯電話番号、メールアドレス
    等のデータ配信先に関する配信先情報と、氏名、年齢、
    性別、住所等の会員に関する個人情報とを含んだ会員デ
    ータを、会員毎に前記会員データベースに記憶する一
    方、前記クーポンデータを、定期的又は不定期的に、或
    いは前記会員からのリアルタイムな要求に応じる形で前
    記会員固有のデータ配信先に向けて直接的に又は間接的
    に配信し、 さらに、その配信されるクーポンデータにより、前記商
    品等の購入を行う際に提示するために、前記携帯移動端
    末の表示画面上において前記クーポン券が表示されるこ
    とを特徴とするクーポン券配信方法。
  2. 【請求項2】 通信ネットワークに接続された入出力可
    能な双方向通信式の携帯移動端末を用い、 商取引において商品を購入する又は役務の提供を受ける
    (以下、「商品等の購入を行う」ともいう)際に、購入
    金額の割引、購入に伴う商品プレゼント等の購入者に有
    利な購入形態を生じさせるクーポン券の電子データ(以
    下、クーポンデータともいう)をクーポンデータベース
    に記憶し、 そのクーポンデータベースと対応付けられた、新聞、テ
    レビ等の広告媒体による広告と関連付けられた前記クー
    ポンデータの提供を行うサイト(以下、クーポンデータ
    提供サイトともいう)に前記携帯移動端末にてアクセス
    されることにより、そのアクセス者が当該クーポン券提
    供サイトの会員であるか否かを、前記会員データベース
    を参照しつつ判断し、会員である場合には前記クーポン
    データベースに記憶されるクーポンデータの参照及び選
    択が可能とされ、 さらに、いずれかのクーポンデータが選択された場合に
    は前記会員の携帯移動端末の表示画面上において、その
    選択に対応するクーポン券の内容が表示されることを特
    徴とするクーポン券配信方法。
  3. 【請求項3】 前記会員の前記携帯移動端末において前
    記クーポン券が利用された場合には、該クーポン券を利
    用されたことを確定させるデータ(以下、利用確定デー
    タともいう)がその利用された携帯移動端末において生
    成され、その利用確定データが前記サーバに向けて送信
    される請求項1又は2に記載のクーポン券配信方法。
  4. 【請求項4】 前記携帯移動端末において、前記クーポ
    ンデータにて表示されるクーポン券と同一画面上にて、
    或いはその表示されるクーポン券と対応させた形で別画
    面にて、そのクーポン券が利用されたことを確定させる
    データ(以下、利用確定データともいう)を入力するた
    めの入力部が表示されるようになっており、該入力部に
    て前記利用確定データが入力されることに基づいて、前
    記利用確定データが前記サーバに向けて送信される請求
    項1ないし3のいずれかに記載のクーポン券配信方法。
  5. 【請求項5】 前記サーバに向けて送信される利用確定
    データは、その利用を行った会員と、その利用されたク
    ーポン券とを対応付けたデータ(以下、会員/クーポン
    券対応データともいう)を含み、その会員/クーポン券
    対応データが、前記サーバに設けられてその会員/クー
    ポン券対応データを受付けるデータベース(以下、受付
    データベースともいう)に登録されることを特徴とする
    請求項3又は4に記載のクーポン券配信方法。
  6. 【請求項6】 前記携帯移動端末にて前記利用確定デー
    タが入力されることに基づき、その利用した会員の、前
    記会員データベースに記憶される会員データのうちの会
    員が特定可能となるデータ(以下、会員特定データとも
    いう)と、その利用されたクーポン券の名称が特定可能
    となる利用クーポン券名特定データとを対応付けて前記
    会員/クーポン券対応データを生成し、前記受付データ
    ベースに記憶する請求項5に記載のクーポン配信方法。
  7. 【請求項7】 前記クーポンデータは、当該クーポンデ
    ータの配信される日、又はその配信される日の翌日等
    の、配信日からの近日中に実施される、時間限定にて商
    品又は役務を提供するタイムサービスに用いるためのタ
    イムサービス用クーポンデータを含む請求項1ないし6
    のいずれかに記載のクーポン券配信方法。
  8. 【請求項8】 前記クーポンデータは、当該クーポンデ
    ータの配信される日、又はその配信される日の翌日等
    の、配信日からの近日中に実施される、時間限定にて商
    品又は役務を提供するタイムサービスに用いるためのタ
    イムサービス用クーポンデータを含み、 該タイムサービス用クーポンデータの配信対象として、
    そのタイムサービス用クーポンデータに係る商品又は役
    務を提供する店舗と同一又は近隣の市町村、又は、同一
    又は近隣の都道府県の住所として登録されている会員を
    前記会員データベースにて選択し、 その選択された会員の携帯移動端末のみに前記タイムサ
    ービス用クーポンデータを配信する請求項7に記載のク
    ーポン券配信方法。
  9. 【請求項9】 前記タイムサービス用クーポンデータを
    配信するために、その前記タイムサービス用クーポンデ
    ータの配信時間が前記タイムサービスの実施時間より前
    に予め設定されており、その配信時間となった場合に、
    前記タイムサービス用クーポンデータを、該タイムサー
    ビス用クーポンデータの配信対象となる会員の携帯移動
    端末に対し一斉に送信する請求項7又は8に記載のクー
    ポン券配信方法。
  10. 【請求項10】 前記クーポンデータは、動画情報にて
    そのクーポン券の対象となる商品又は役務の宣伝広告を
    行う動画宣伝データを含み、 該動画宣伝データは、クーポン券の内容表示と対応付け
    られる形で前記携帯移動端末に配信されるとともに、そ
    の動画宣伝データにより、対応するクーポン券に係る対
    象商品又は役務の動画によるダイジェスト情報が前記携
    帯移動端末の表示画面上において表示される請求項1な
    いし9のいずれかに記載のクーポン券配信方法。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし10いずれかに記載の
    方法を実施するために、その方法のステップをコンピュ
    ータで実行させる、記録媒体に格納された又は利用可能
    な状態におかれたコンピュータ読み取り可能なコンピュ
    ータプログラム。
  12. 【請求項12】 通信ネットワークを介して入出力可能
    な双方向通信式の携帯移動端末に接続されるシステムで
    あって、 商取引において商品を購入する又は役務の提供を受ける
    (以下、「商品等の購入を行う」ともいう)際の購入金
    額の割引、購入に伴う商品プレゼント等の購入者に有利
    な購入形態を生じさせるクーポン券を電子データに基づ
    く表示情報として提供するにあたり、そのクーポン券を
    表示するための電子データ(以下、クーポンデータとも
    いう)又はそのクーポンデータとリンクしたデータ(以
    下、これらを総称してクーポン券表示用データともい
    う)の提供対象者を、新聞、テレビ等の広告媒体による
    広告と関連付けられた前記クーポンデータの提供を行う
    サイト(以下、クーポンデータ提供サイトともいう)に
    おいて会員としてオンライン登録する登録手段と、 その登録において前記会員を会員固有のメールアドレ
    ス、携帯電話番号等の会員固有のデータ配信先と対応付
    けて記憶する記憶手段と、 前記クーポン券表示用データを、定期的又は不定期的
    に、或いは前記会員からのリアルタイムな要求に応じる
    形で前記固有のデータ配信先に向けて配信する配信手段
    とを有し、 さらに、その配信されるクーポンデータが前記携帯移動
    端末に直接的に又は当該移動携帯端末の操作に基づいて
    間接的に取り込まれ、 さらに、その取り込まれるクーポンデータにより、前記
    商品等の購入を行う際に提示するために、前記携帯移動
    端末の表示画面上において前記クーポン券の内容が表示
    されることを特徴とするクーポン券配信システム。
  13. 【請求項13】 前記記憶手段と対応付けられたクーポ
    ン券提供サイトに前記携帯移動端末にてアクセスされる
    ことにより、そのアクセス者が当該クーポン券提供サイ
    トの会員であるか否かを判断する判断手段と、 その判断において会員と判断された場合に、自動的に或
    いはその会員の携帯移動端末の操作に基づいて、前記記
    憶手段に記憶されるクーポンデータを検索し、その会員
    の携帯移動端末に対して出力する検索・出力手段と、 を有する請求項12に記載のクーポン券配信システム。
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