JP5301825B2 - 広告装置、広告方法及び広告プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、広告装置、広告方法、広告端末、及び広告プログラムに関し、例えば、地上デジタル放送に対応して広告を配信するものに関する。
近年、テレビ放送がアナログ方式から、地上デジタル放送と呼ばれるデジタル方式に移行しつつある。
アナログ放送では、テレビ受像器(以下、テレビ)はテレビ局から送られてきた放送波を受信してこれを受動的に再生するだけであったが、デジタル放送では、テレビをネットワークと接続することによりサーバなどとの通信が可能となる。
また、デジタル放送では、番組に対し、内容や出演者など、番組に関するメタデータが作成され、これを如何に活用するかが課題となっている。
このようなメタデータを用いた技術として、次の広告ディスプレーサービス方法がある。
特開2004−265375公報
この技術は、メタデータを利用して予め視聴者の趣向に合う広告をテレビに選別的に保存しておき、ユーザが視聴する番組に関連した広告をバナー形式で表示するものである。
しかし、テレビの双方向通信機能を用いて広告事業者が視聴番組を把握し、これに基づいて広告を提供することは行われていなかった。
そこで、本発明は、ユーザが視聴しているコンテンツに対応した広告を効果的に提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、デジタルテレビ受像装置から、視聴されている番組情報を取得する番組情報取得手段と、前記デジタルテレビ受像装置から当該デジタルテレビ受像装置に予め設定されている、ユーザを特定するユーザ特定情報を取得するユーザ特定情報取得手段と、前記番組情報取得手段で取得した番組情報で特定されるメタデータを取得するメタデータ取得手段と、メタデータとマッチングするためのキーが設定された広告情報と、前記取得したメタデータとを、キーを用いてマッチングすることにより、前記取得したメタデータに対応する広告情報を検索する広告情報検索手段と、前記検索した広告情報を、前記デジタルテレビ受像装置に設けられており、広告情報を放映する広告端末に送信する広告情報送信手段と、前記デジタルテレビ受像装置から、前記送信した広告情報の選択を受け付ける広告選択受信手段と、前記選択された広告情報が、特典情報であった場合、前記取得したユーザ特定情報と前記選択された特典情報とを対応付けて記憶する対応記憶手段と、を具備したことを特徴とする広告装置を提供する。
請求項2に記載の発明では、店舗に設置された店舗端末から、ユーザの購買活動を当該ユーザのユーザ特定情報に対応して記録したユーザの購買記録を取得する購買記録取得手段を具備したことを特徴とする請求項1記載の広告装置を提供する。
請求項3に記載の発明では、前記ユーザ特定情報取得手段が取得するユーザ特定情報は、電子マネーの残高記憶手段を特定する電子マネー機能部IDであることを特徴とする請求項2記載の広告装置を提供する。
請求項4に記載の発明では、電子マネー機能部IDをキーとして、前記取得した購買記録と、前記対応記憶手段で記憶した電子マネー機能部IDと広告選択情報の対応を照合し、前記ユーザの購買活動が、前記記憶した広告選択情報で特定される広告内容で規定された購買活動であるか否かを判断する判断手段と、前記判断手段において広告選択情報により特定される広告内容で規定された購買活動であると判断された場合、前記電子マネー機能部IDで特定される残高記憶手段のバリュー残高を増額させる価値還元手段と、を具備したことを特徴とする請求項3記載の広告装置を提供する。
請求項5に記載の発明では、前記価値還元手段は、金額変更情報を前記電子マネー機能部IDで特定される残高記憶手段に送信することで残高記憶手段に対してバリュー残高を増額させることを特徴とする請求項4記載の広告装置を提供する。
請求項6に記載の発明では、前記取得したユーザの購買記録を記憶する購買記録記憶手段と、前記検索した広告情報を、前記記憶した前記ユーザの購買記録を用いて絞り込む絞り込み手段と、を具備し、前記広告情報送信手段は、前記絞り込んだ広告情報を送信することを特徴とする請求項2に記載の広告装置を提供する。
請求項7に記載の発明では、前記絞り込み手段が広告情報を絞り込むための優先順位が予め設定されていることを特徴とする請求項6記載の広告装置を提供する。
請求項8に記載の発明では、前記ユーザ特定情報取得手段は、ユーザの住所に関する情報を取得し、前記絞り込み手段が広告情報を絞り込む際、ユーザの住所に関する情報を用いて絞り込むことを特徴とする請求項6又は請求項7記載の広告装置の広告装置を提供する。
請求項9に記載の発明では、デジタルテレビ受像装置から、視聴されている番組情報を取得する番組情報取得ステップと、前記デジタルテレビ受像装置から当該デジタルテレビ受像装置に予め設定されている、ユーザを特定するユーザ特定情報を取得するユーザ特定情報取得ステップと、前記番組情報取得ステップで取得した番組情報で特定されるメタデータを取得するメタデータ取得ステップと、メタデータとマッチングするためのキーが設定された広告情報と、前記メタデータ取得ステップで取得したメタデータとを、キーを用いてマッチングすることにより、前記メタデータ取得ステップで取得したメタデータに対応する広告情報を検索する広告情報検索ステップと、前記広告情報検索ステップで検索した広告情報を、前記デジタルテレビ受像装置に設けられており、広告情報を放映する広告端末に送信する広告情報送信ステップと、前記デジタルテレビ受像装置から、前記広告情報送信ステップで送信した広告情報の選択を受け付ける広告選択受信ステップと、前記広告情報送信ステップで選択された広告情報が、特典情報であった場合、前記ユーザ特定情報取得ステップで取得したユーザ特定情報と前記広告選択受信ステップで選択された特典情報とを対応付けて記憶する対応記憶ステップと、を具備したことを特徴とする広告方法を提供する。
請求項10記載の発明では、デジタルテレビ受像装置から、視聴されている番組情報を取得する番組情報取得機能と、前記デジタルテレビ受像装置から当該デジタルテレビ受像装置に予め設定されている、ユーザを特定するユーザ特定情報を取得するユーザ特定情報取得機能と、前記番組情報取得機能で取得した番組情報で特定されるメタデータを取得するメタデータ取得機能と、メタデータとマッチングするためのキーが設定された広告情報と、前記メタデータ取得機能で取得したメタデータとを、キーを用いてマッチングすることにより、前記メタデータ取得機能で取得したメタデータに対応する広告情報を検索する広告情報検索機能と、前記広告情報検索機能で検索した広告情報を、前記デジタルテレビ受像装置に設けられており、広告情報を放映する広告端末に送信する広告情報送信機能と、前記デジタルテレビ受像装置から、前記広告情報送信機能で送信した広告情報の選択を受け付ける広告選択受信機能と、前記広告情報送信機能で選択された広告情報が、特典情報であった場合、前記ユーザ特定情報取得機能で取得したユーザ特定情報と前記広告選択受信機能で選択された特典情報とを対応付けて記憶する対応記憶機能と、をコンピュータに実現させる広告プログラムを提供する。
本発明によれば、ユーザが視聴しているコンテンツのメタデータを用いて、ユーザが視聴しているコンテンツに対応した広告を効果的に提供することができる。
(1)実施の形態の概要
デジタルテレビ21(図1)は、Aテレビ局26などが放送するデジタル放送を受信し、主画面23で再生する。また、デジタルテレビ21は、電子マネーサーバ2とネットワークにより接続し、電子マネーサーバ2が送信する広告情報を副画面24で再生する。
電子マネーサーバ2は、デジタルテレビ21から、ユーザを特定するID情報である電子マネー機能部IDと、ユーザが視聴している番組を特定する番組情報を受信し、当該番組のメタデータをメタデータサーバ25に要求する。
電子マネーサーバ2は、メタデータサーバ25からメタデータを受信すると、これにマッチする広告情報を抽出し、これをデジタルテレビ21に送信する。
このように、電子マネーサーバ2は、ユーザが視聴している番組に適合する広告情報をデジタルテレビ21に送信することができ、番組に同期した広告配信を行うことができる。
また、ユーザの電子マネーによる購買履歴を参照することにより、ユーザが視聴している番組と、ユーザの購買履歴の双方に適合した広告を配信して、より広告効果を高めることもできる。
このように、電子マネーサーバ2は、番組に適した広告を配信するのみならず、ユーザがリモコン22で広告を選択すると、その情報を選択情報として受信し、電子マネー機能部IDと対応づけて記憶することができる。
広告情報にはクーポンが付与されたものがあり、ユーザが当該広告を選択して電子マネーサーバ2に登録すると、電子マネーの決済に対して割引が適用されるなど、様々な特典を受けることができる。
(2)実施の形態の詳細
本実施の形態では、広告システムと電子マネーシステムから構成されており、広告システムでユーザにクーポンなどを提供し、電子マネーシステムでクーポンなどによる特典をユーザに還元する。
図1は、本実施の形態に係る広告システム1の構成を説明するための図である。
Aテレビ局26、Bテレビ局27は、地上デジタル放送によって番組を放送する放送局である。
図では、Aテレビ局26とBテレビ局27の2つを示してあるが、更に多くの放送局が存在することができる。以下では、これらの放送局を特に区別しない場合には単にテレビ局と記す。
テレビ局は、番組やコマーシャルなどのコンテンツを放送すると共に、これらの内容を索引的に記したメタデータを用意している。
メタデータには、例えば、ドラマの内容や、出演者、放映地域、出演者が着ている服や持っている鞄や履いている靴のブランドなど、番組に関する事項が記録されている。
メタデータサーバ25は、各テレビ局からメタデータを収集して管理し、これを配信するサーバである。
メタデータは、テレビ局のチャンネルと放送時間に対応づけられて管理されており、これによって番組に対応するメタデータが特定できるようになっている。
デジタルテレビ21は、地上デジタル放送に対応したデジタル方式のテレビであって、例えば、ユーザ宅に設置されている。
デジタルテレビ21は、テレビ局が放送する番組の放送波を受信して番組を再生すると共に、CPU(Central Processing Unit)でアプリケーションを実行し、ネットワーク経由で電子マネーサーバ2と通信することができる。
デジタルテレビ21は、例えば、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイなどの表示装置を備えており、表示画面を主画面23と副画面24に区分して、独立した画像(映像)を表示することができる。
デジタルテレビ21は、テレビ局が放映する番組を主画面23に表示し、電子マネーサーバ2が送信する広告情報を副画面24に表示する。
この副画面24に広告情報を表示する機能は、デジタルテレビ21に組み込まれた広告アプリケーション(以下、広告アプリ)の機能によるものである。
デジタルテレビ21では、リモコン22によって各種操作が行えるようになっており、ユーザが副画面24に表示された複数の広告からリモコン操作によって所望のものを選択できるようになっている。
電子マネーサーバ2は、ユーザが視聴している番組のメタデータをメタデータサーバ25から取得し、当該メタデータを用いて、当該番組に適合する広告情報をデジタルテレビ21に送信する。広告情報には、ユーザに割引などの特典を付与するクーポンが設定されたものがある。
また、電子マネーサーバ2は、ユーザがデジタルテレビ21で広告情報を選択した場合に、当該ユーザが当該広告情報を選択した旨を記憶し、当該広告情報にクーポンなどの特典が設定されている場合には、電子マネーシステムを用いて特典をユーザに還元する。
以上のように構成された広告システム1の動作を図中の括弧に示した番号に対応して説明する。
(1)テレビ局(あるいは、テレビ局から依頼を受けたメタデータ作成事業者など)は、放送する番組やコマーシャルに関するメタデータを作成し、メタデータサーバ25に送信しておく。
なお、メタデータサーバ25は、テレビ局、番組(またはコマーシャル)製作会社または広告代理店等から、番組およびコマーシャルの放送スケジュールを予め取得しておくものとする。
(2)メタデータを用意した後、テレビ局は、予定に従って番組やコマーシャルを電波塔(図示せず)からデジタル無線信号によって放送する。
(3)ユーザがデジタルテレビ21をオンすると共に広告アプリを起動すると、広告アプリは、電子マネー機能部IDを電子マネーサーバ2に送信する。電子マネー機能部IDは、ユーザの設定などにより、広告アプリに予め格納されているものとする。
ユーザは、電子マネー機能付き携帯電話や電子マネーカードを利用しており、当該携帯電話や電子マネーカードに設定されている電子マネー機能部IDを電子マネーサーバ2に登録している。
そこで、広告システム1では、電子マネー機能部IDをユーザ特定情報として利用している。
また、地域に特化した広告情報を当該地域に送信するために、広告アプリにユーザの所在地の郵便番号などの地域特定情報を記憶しておき、これを電子マネー機能部IDと共に送信するように構成することもできる。
(4)次いで、ユーザがチャンネルを設定して番組を主画面23に表示すると、広告アプリは、チャンネルと現在時刻を含む番組情報を電子マネーサーバ2に送信する。
なお、番組情報は、ユーザが視聴している番組を特定できるものであればよく、例えば、番組に番組IDが設定されている場合には、これを番組情報として電子マネーサーバ2に送信するように構成してもよい。
(5)電子マネーサーバ2は、番組情報を受信すると、これをメタデータサーバ25に送信して、当該番組のメタデータを要求する。
(6)メタデータサーバ25は、電子マネーサーバ2から当該番組のメタデータの要求を受けると、これを電子マネーサーバ2に送信する。
(7)電子マネーサーバ2は、メタデータサーバ25から、現在ユーザが視聴している番組のメタデータを受信すると、これに適合する広告情報を検索処理により選択(抽出)してデジタルテレビ21に送信する。送信した広告情報は、副画面24に表示される。
より詳細には、電子マネーサーバ2は、ブランド名や俳優名などの検索キーが設定された広告情報を記憶しており、これをメタデータに記録された事項とマッチング(照合、突合)することにより、現在ユーザが視聴している番組に適合する広告情報を検索することができる。
これにより、ドラマの中で出演者が履いている靴の広告情報を表示したり、出演者が飲食をしている居酒屋のクーポンが設定された広告情報を表示したりすることができる。
また、電子マネーサーバ2は、広告アプリからユーザの電子マネー機能部IDを受信しているため、これを用いてユーザの電子マネーによる購買履歴を解析し、ユーザの購買傾向に適合した広告情報を更に絞り込むように構成することもできる。
(8)ユーザがリモコン22を操作して、副画面24に表示された広告情報から、希望するものを選択する。
(9)すると、デジタルテレビ21は、電子マネー機能部IDと、当該広告情報の広告IDを含む選択情報を電子マネーサーバ2に送信する。
なお、デジタルテレビ21は、既に(3)で電子マネーサーバ2に電子マネー機能部IDを送信しているため、電子マネーサーバ2がデジタルテレビ21とセッションを維持するなどして電子マネー機能部IDの再送が必要ない場合には、選択情報として広告IDを送信すればよい。
(10)電子マネーサーバ2は、デジタルテレビ21から選択情報を受信すると、電子マネー機能部IDと広告情報を対応づけて記憶することにより登録する。これによって、ユーザは当該広告情報に設定されたクーポンやポイントの取得などの特典を利用可能となる。
次に、ユーザが広告情報に設定され特典を利用する方法について説明する。ここでは、広告情報にクーポンが設定されており、ユーザはクーポンによる割引を受けるものとする。
図2は、電子マネーシステム99の構成を簡略化して図示したものである。
先に説明したように、(9)デジタルテレビ21が電子マネーサーバ2に選択情報を送信すると、(10)電子マネーサーバ2は、電子マネー機能部IDと広告情報の対応を登録DB65に記憶する。DBは、データベースの略である。
(11)ユーザは、広告情報を電子マネーサーバ2に登録した後、広告対象の加盟店3を訪れて購買活動を行い、携帯電話7の電子マネーで決済する。
例えば、広告情報が、「○×レストランでの食事が10%引き」というものであった場合、ユーザは○×レストランで食事をして携帯電話7の電子マネーで決済する。
なお、電子マネーシステム99では、電子マネーによる貨幣価値を表す情報をバリューと呼んでおり、1バリューは1円に対応している。
ここで、加盟店3とは、電子マネーシステム99に加盟している店舗やバスなどの移動体、あるいはネットワーク上の仮想店舗などであり、電子マネーによる決済が行える店舗である。
加盟店3が物理的な店舗や移動体の場合には、携帯電話7の電子マネー機能部(後述)と短距離の無線通信を行って携帯電話7に蓄積されているバリューを減額して決済する。
加盟店3が仮想店舗である場合には、例えば、ネットワーク経由で携帯電話7と電子マネーサーバ2を接続し、電子マネーサーバ2が携帯電話7のバリューを減額して、加盟店3の決済を代行する。
なお、本実施の形態では、物理的な加盟店3で携帯電話7の電子マネーで決済する場合を主として説明するが、電子マネーカードによる決済や仮想店舗での決済にも適用できるものである。
(12)加盟店3は、携帯電話7のバリューで決済すると、携帯電話7の電子マネー機能部ID、決済金額、加盟店3自身のID情報である加盟店ID、決済日時などを含む取引ログを生成して電子マネーサーバ2に送信する。
電子マネーサーバ2は、加盟店3から取引ログを受信するとこれを取引ログDB62に記憶する。
(13)電子マネーサーバ2は、定期的・不定期に登録DB65と取引ログDB62をマッチングして、ユーザが広告情報に規定された内容に該当する決済を行ったか否かを判断する。
(14)電子マネーサーバ2は、ユーザが広告情報に該当する決済を行った場合には、割引金額分のバリューを携帯電話7に付与してこれを還元する。
このために、電子マネーサーバ2は、例えば、電子メールなどで携帯電話7を電子マネーサーバ2に接続するように要求し、ユーザが携帯電話7を電子マネーサーバ2に接続すると、バリューを加算するためのコマンドを携帯電話7に送信して、携帯電話7に記憶されているバリューの金額を割引金額分だけ増額する。
なお、バリューを増額する処理はチャージと呼ばれており、このようにしてユーザにバリューを還元する仕組みはバリューギフトと呼ばれている。
図3は、デジタルテレビ21の画面の外観を表した図である。
画面は、主画面23と副画面24に区分され、主画面23には、デジタル放送されている番組が表示される。
一方、副画面24には、広告アプリが提供する画面が表示される。広告アプリは、ネットワークにより電子マネーサーバ2と接続し、電子マネーサーバ2が送信してくる広告情報31〜34を副画面24に表示する。
電子マネーサーバ2は、主画面23で再生されている番組のメタデータを用いて、当該番組に関係のある広告情報を広告アプリに送信するため、副画面24には、主画面23で再生されている番組に適合した広告情報が番組と同期して表示される。
副画面24に表示された広告情報は、リモコン22(図1)で選択できるようになっており、例えば、ユーザが広告情報32のクーポンAを選択すると、広告アプリは、ユーザがクーポンAを選択した旨を電子マネーサーバ2に通知し、ユーザはクーポンAを利用可能となる。
以上のような仕組みを用いて、例えば、次のような利用状況が考えられる。
主画面23のドラマで出演者が食事をしているとする。すると、副画面24には、出演者が食事をしているレストランについて「○×レストラン5%引き」などの広告情報が表示される。
ユーザが、当該広告情報を利用したいと思った場合、リモコン操作によって当該広告情報を選択する。すると、電子マネーサーバ2に登録され、クーポンが利用可能となる。
その後、ユーザが当該レストランに赴いて食事をし、携帯電話7で決済すると、後日割引分のバリューを携帯電話7で受け取ることができる。
図4は、デジタルテレビ21のハードウェア的な構成を説明するための図である。
放送受信部41は、電波塔からデジタル放送される電波を受信する。
信号処理部42は、受信した電波を信号処理し、映像信号や音声信号を復号する。
音声出力部43は、例えば、スピーカなどを備えており、音声信号を用いて音声を出力する。
画像表示部45は、例えば、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイなどの表示デバイスを備えており、画像を表示する。
画像制御部44は、画像表示部45を制御して画像表示部45の表示デバイスに画像を表示させる。
画像制御部44は、画像制御部44から出力される番組の画像と、後述のCPU46から出力される広告アプリによる画像を画像表示部45に表示させることができる。
例えば、画像制御部44は、ユーザからのリモコン操作を受け付けて、画像表示部45の表示画面を主画面23(図3)と副画面24に区分し、主画面23に画像制御部44が出力した番組の画像を表示し、副画面24にCPU46が出力した広告アプリの画像を表示することができる。
更に、画像制御部44は、ユーザからのリモコン操作を受けて、主画面23のみを表示させたり、あるいは、副画面24のみを表示させたり、更には、これらの画面の位置や大きさを変化させたりなど、画面の表示態様を制御することもできる。
CPU46は、プログラムを実行して各種の情報処理などを行う中央処理装置である。
なお、図示しないが、CPU46には、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)などの記憶装置が接続されている。
RAMは、CPU46が処理を行う際のワーキングメモリを提供し、ROMは、デジタルテレビ21を動作させるための基本的なプログラムやパラメータなどが記憶されている。
リモコン受信部48は、リモコン22(図1)からの操作を受け付ける。リモコン22による操作としては、主画面23、副画面24の表示態様の設定、広告情報の選択などがある。
記憶装置49は、例えば、ハードディスクを備えた大容量の記憶装置であり、各種プログラムやデータを記憶している。
本実施の形態では、記憶装置49に広告アプリ機能を発揮させるための広告アプリプログラム50が記憶されている。
また、広告アプリプログラム50は、ユーザの電子マネー機能部IDを格納している。
広告アプリプログラム50への電子マネー機能部IDの登録は、例えば、リモコン操作によってユーザが手入力するように構成することもできるし、あるいは、デジタルテレビ21にリーダライタと呼ばれるデバイスを設け、リーダライタから携帯電話7にアクセスして電子マネー機能部IDを読み取って格納するように構成することもできる。
通信制御部47は、例えば、インターネットなどのネットワークに接続しており、デジタルテレビ21を電子マネーサーバ2やその他のサーバに接続する。
本実施の形態では、電子マネーサーバ2から広告情報を受信したり、電子マネーサーバ2に選択情報を送信したりする。
以上に説明したように、デジタルテレビ21は、コンテンツ(ここでは、テレビ局が放送する番組)を再生するコンテンツ再生装置として機能すると共に、電子マネーサーバ2が送信した広告情報を表示する広告端末として機能しており、両者は電子マネー機能部IDにより、またはデジタルテレビ21に一体に形成されることにより対応づけられている。
また、後述の変形例で触れるように、デジタルテレビ21で番組を再生し、これに同期する広告情報を携帯電話7など、デジタルテレビ21とは別の端末に送信する場合には、両者は電子マネー機能部IDなど、ユーザを特定する情報を用いて対応づけられている。
図5は、携帯電話7の構成の一例を示した概念図である。
携帯電話7は、電話機能部10と電子マネー機能部として機能するICチップ12を備えており、両者はインターフェース部11によって接続されている。
ICチップ12には、端末通信部16、バリュー処理部17、電子マネー記憶部18などが形成されている。
電子マネー記憶部18は、電子マネー機能部ID、バリュー残高、ログデータなどを記憶している。
電子マネー機能部IDは、電子マネーシステム99でICチップ12を特定するための識別情報である。
バリュー残高は、現在記憶しているバリューの金額であり、これを減額することにより決済することができる。このように、電子マネー記憶部18は、貨幣価値の金額を電子データ(バリュー)として記憶する金額記憶手段として機能している。
ログデータは、バリューの処理内容などを記録したログデータである。
端末通信部16は、加盟店3に設置された電子マネー端末8のリーダライタと無線通信する機能部であって、電子マネー端末8とバリュー処理部17の通信を仲介する。
バリュー処理部17は、各種コマンドを実行する機能部であって、端末通信部16を介して電子マネー端末8と通信することができると共に、電話機能部10を介して電子マネーサーバ2と通信することができる。
コマンドには、金額変更情報、ID参照コマンドなどがあり、電子マネー端末8や電子マネーサーバ2は、バリュー処理部17に金額変更情報を送信してチャージや決済を行わせたり、ID参照コマンドを送信して、バリュー処理部17の電子マネー機能部IDを読み出したりすることができる。
金額変更情報は、チャージする場合には電子マネー記憶部18に記憶したバリューを加算するコマンドとして機能し、決済する場合には減算するコマンドとして機能する。
このように、バリュー処理部17は、金額変更手段として機能し、ICチップ12は、貨幣端末として機能している。
電話機能部10は、通話を行う通話モードとアプリケーションを動作させるアプリケーションモードを有しており、ユーザの操作により切り替えることができる。
電話機能部10は、CPUと、各種のアプリケーションプログラムを記憶した記憶部を備えており、アプリケーションモードにてこれらのアプリケーションプログラムをCPUで実行することにより各種のアプリケーション機能を発揮することができる。
図5の例では、電子マネーサーバ2に接続して、チャージや決済するための電子マネーアプリケーション部15がインストールされている。
以上は、携帯電話7について説明したが、電子マネーカードにもICチップ12と同様のICチップが内蔵されている。そして、電子マネーカードを電子マネーサーバ2に接続するためには、リーダライタを備えた、ネットワークに接続可能な端末を介して電子マネーカードを電子マネーサーバ2に接続する。
図6は、電子マネーサーバ2のハードウェア的な構成の一例を示した図である。
電子マネーサーバ2は、広告端末(デジタルテレビ21)に広告情報を送信する広告装置として機能している。
電子マネーサーバ2は、CPU51、ROM52、RAM54、通信制御部53、記憶部55などがバスラインで接続されて構成されている。
CPU51は、所定のプログラムに従って各種の情報処理を行う中央処理装置である。
本実施の形態では、メタデータサーバ25からメタデータを取り寄せて、ユーザが視聴している番組に対応する広告情報をデジタルテレビ21に送信したり、ユーザから広告情報の登録を受け付けたり、登録した広告情報と取引ログを突合して割引金額をバリューで還元したりなどする。
ROM52は、読み出し専用のメモリであり、電子マネーサーバ2を動作させるための基本的なプログラムやパラメータなどが記憶されている。
RAM54は、読み書き可能なメモリであって、CPU51のワーキングメモリを提供したりする。
通信制御部53は、メタデータサーバ25、デジタルテレビ21、電子マネー端末8などと通信したり、あるいは、ネットワークや携帯電話の基地局を介して携帯電話7と通信したりする。
記憶部55は、例えばハードディスクなどの大容量の記憶装置を用いて構成されており、各種プログラムを格納したプログラム格納部56、データを格納したデータ格納部57などから構成されている。
プログラム格納部56には、電子マネーサーバ2を機能させるための基本的なプログラムであるOSや、デジタルテレビ21の広告アプリを利用してデジタルテレビ21に広告情報を送信するプログラム、広告情報に設定されたクーポンの利用によるバリューの還元を行うプログラム、その他のプログラムが格納されている。
データ格納部57には、携帯電話7や電子マネーカードのユーザを登録したユーザDB61、各加盟店3の電子マネー端末8から送信されてきた取引ログを記憶した取引ログDB62、加盟店3の情報を記憶した加盟店DB63、デジタルテレビ21に送信する広告情報を記憶した広告DB64、デジタルテレビ21から送信されてきた選択情報を登録した登録DB65などが格納されている。
以上、電子マネーサーバ2の構成について説明したが、これらの機能の全てを1台のサーバで行う必要はなく、複数台のサーバ装置を組み合わせて電子マネーサーバ2と同等の機能を有するシステムを構成してもよい。
図7は、メタデータサーバ25が記憶しているメタデータDBの論理的な構成の一例を示した図である。
メタデータDBは、「番組」、「チャンネル」、「放送時間」、「メタデータ」などの項目が対応づけられて構成されている。
「番組」は、テレビ局が放送する番組のジャンルや題名などである。
「チャンネル」は、テレビ局に設定されたテレビチャンネルである。
「放送時間」は、番組が放送される時間帯である。
「メタデータ」は、番組に対して作成されたメタデータである。
メタデータDBでは、チャンネルと放送時間が検索キーとなっており、これらを特定すると、番組と当該番組に設定されているメタデータが特定できるようになっている。
例えば、チャンネル「5」と、放送時間「2007年11月12日13:00:00〜2007年11月12日13:14:59」、又は放送時間中の放送時刻「2007年11月12日13:08:25」などを指定すると、番組「ドラマ(三休さん)」と当該番組に設定されているメタデータが特定される。
当該メタデータには、例えば、出演者である「鈴木一郎」、放送エリアである「首都圏」、出演者が食事をするレストランの名称「ボンジュール」、出演者が持っている鞄のブランド「ダッチ」、出演者が身につけている装飾品「ネックレス」や「ジャケット」などの語が登録されている。
図8(a)は、ユーザDB61の論理的な構成の一例を示した図である。
ユーザDB61は、「電子マネー機能部ID」、「ユーザ名」、「パスワード」、「電子メールアドレス」、「郵便番号」、「住所」などのユーザ情報が記憶されている。
「電子マネー機能部ID」は、ユーザが所有する携帯電話7や電子マネーカードのICチップのID情報である。
「ユーザ名」は、ユーザの氏名である。
「パスワード」は、電子マネーサーバ2がユーザを認証して特定するための認証情報である。
パスワードは、例えば、ユーザが携帯電話7やユーザ端末(例えば、パーソナルコンピュータ)などから電子マネーサーバ2のサイトにログインする際に、ユーザを特定するのに用いられる。
「電子メールアドレス」は、携帯電話7の電子メールアドレスや、ユーザがプロバイダなどから与えられている電子メールアドレスなど、ユーザに電子メールで通知を送る場合の送信先アドレスである。
「郵便番号」は、ユーザの住所が所在する地域の郵便番号であり、「住所」はユーザの住所である。
また、ユーザDB61には、ユーザの性別、職業、趣味など、ユーザに関する情報を記憶することもできる。
図8(b)は、取引ログDB62の論理的な構成の一例を示した図である。
取引ログDB62は、電子マネー端末8から送信されてきた取引ログや、電子マネーサーバ2が携帯電話7や電子マネーカードに直接行った処理を蓄積したデータベースであり、「電子マネー機能部ID」、「チャージ」、「決済」、その他の項目から構成されている。
「電子マネー機能部ID」は、取引ログの対象となったICチップの電子マネー機能部IDである。
「チャージ」には、チャージを行った加盟店3の加盟店ID、電子マネー端末8の端末ID、チャージを行った日時(分秒まで記録)、チャージしたバリューの金額などが記録されている。
「決済」には、「チャージ」と同様に、決済を行った加盟店3の加盟店ID、電子マネー端末8(あるいは電子マネーサーバ2)の端末ID、決済日時、決済したバリューの金額などが記録されている。
このように、電子マネーサーバ2は、携帯電話7や電子マネーカードによる購買履歴を取引ログとして記憶しているため、これを基にクーポンによる割引金額などを計算することができる。
また、取引ログに、ユーザが購入した商品の商品コードなどを記録するように構成すると、例えば、「ダッチのバッグ10%引き」と広告して、ユーザが当該バッグを購入すると割引分をバリューギフトで還元したり、更に、「○○コンビニおにぎり10円引き」など、店舗と商品の論理積で割引(即ち、「○○コンビニ」かつ「おにぎり」の場合に割引)するなど、よりきめの細かい特典をユーザに付与することができる。
図9(a)は、広告DB64の論理的な構成の一例を示した図である。
広告DB64は、デジタルテレビ21の広告アプリで提供する広告情報を格納したデータベースであり、「広告ID」、「加盟店ID」、「特典内容」、「表示情報」、「抽出キー」などの項目が対応づけられて構成されている。
「広告ID」は、各広告情報に付与されたID情報であり、各広告情報は広告IDにより特定される。
「加盟店ID」は、広告情報を提供している加盟店の加盟店IDである。
「特典内容」は、ユーザが広告情報を選択した場合にユーザに付与される特典である。
本実施の形態では、特典をクーポンとするが、この他にポイントの付与やくじ(「選択したユーザの中から1名様に1万円贈呈」などと広告する)などの特典が可能である。
広告情報がクーポンである場合には、「特典内容」は、例えば、「10%引き、期間○○〜○○」などと割引率や割引条件が設定されている。
「表示情報」は、デジタルテレビ21の広告アプリが副画面24に広告情報を表示するための表示情報であり、例えば、画像データなどで構成されている。電子マネーサーバ2は、デジタルテレビ21に当該表示情報を広告情報として送信する。
「抽出キー」は、メタデータと照合してデジタルテレビ21に送信する広告情報を選択するためのキーワードである。
例えば、メタデータに「首都圏」という事項(語)が含まれている場合、抽出キーに「首都圏」という語を含む広告情報が選択される。
図9(b)は、登録DB65の論理的な構成の一例を示した図である。
登録DB65は、「広告ID」、「登録ユーザ」、「登録日時」などの項目から対応づけられて構成されている。
「広告ID」は、ユーザが選択した広告情報の広告IDである。
「登録ユーザ」は、広告情報を選択したユーザの電子マネー機能部IDである。
「登録日時」は、ユーザが広告情報を選択した日時である。
図の例では、広告ID「003」の広告情報は、「12345678」、「96325874」、・・・なる電子マネー機能部IDのユーザが登録していることが分かる。
次に、図10のフローチャートを用いて、広告システム1が広告を表示して選択を受け付ける手順について説明する。
まず、ユーザがデジタルテレビ21をオンし、番組の視聴を開始する。次いで、リモコン操作により広告アプリを起動する(ステップ5)。
次に、広告アプリは、予め登録してある電子マネー機能部IDと、ユーザが視聴している番組の番組情報(チャンネルと放送時刻)を電子マネーサーバ2に送信する(ステップ10)。
なお、電子マネー機能部IDは、広告アプリの起動時に送ればよいが、番組情報は、ユーザがチャンネルを切り替えるごとに電子マネーサーバ2に送信する。
このように、デジタルテレビ21は、コンテンツ再生装置(デジタルテレビ21)に対応づけられたユーザを特定するユーザ特定情報(電子マネー機能部ID)を送信するユーザ特定情報送信手段を備えている。
電子マネーサーバ2は、デジタルテレビ21から送信されてきた電子マネー機能部IDを受信し、これによってユーザを特定する(ステップ15)。
このように、電子マネーサーバ2は、広告端末(デジタルテレビ21)が送信したユーザ特定情報(電子マネー機能部ID)を取得するユーザ特定情報取得手段を備えている。
次に、電子マネーサーバ2は、デジタルテレビ21から受信した番組情報をメタデータサーバ25に送信し、当該番組に対応するメタデータの送信を要求する(ステップ20)。
メタデータサーバ25は、番組情報を受信すると、当該番組情報に含まれるチャンネルと放送時刻をキーにしてメタデータDBでメタデータを検索し、検索されたメタデータを電子マネーサーバ2に送信する(ステップ25)。
電子マネーサーバ2は、メタデータサーバ25からメタデータを受信する。
このように、電子マネーサーバ2は、特定のコンテンツ再生装置(電子マネー機能部IDを送信してきたデジタルテレビ21)で再生しているコンテンツ(番組)のメタデータを取得するメタデータ取得手段を備えている。
そして、電子マネーサーバ2は、メタデータに含まれている事項(首都圏などの語)と、広告DB64に格納されている広告情報の抽出キーをマッチングし、メタデータに対応する広告情報を抽出する(ステップ30)。
このように、電子マネーサーバ2は、メタデータとマッチングするためのキー(抽出キー)が設定された広告情報と、メタデータをマッチングすることにより、当該メタデータに対応する広告情報を検索する広告情報検索手段を備えている。
広告情報が多数抽出された場合には、電子マネーサーバ2は、何らかのアルゴリズムによってこれを絞り込む。
例えば、後に変形例で説明するように、取引ログDB62に記録されているユーザの購買履歴を用いて、ユーザの購買活動に適合する広告情報を更に絞り込むこともできる(ステップ35)。
例えば、「レストラン」という語がメタデータに含まれていた場合、電子マネーサーバ2には、「レストラン」から抽出される広告情報が複数格納されていることがある。その場合、電子マネーサーバ2に予め設定されている優先順位(例えば、利用期限が間近に迫っているクーポンを含む広告情報の優先順位を高める。)に基づいて、デジタルテレビ21に送信すべき広告情報を絞り込む。
以上のようにして、電子マネーサーバ2は、ユーザが視聴している番組のメタデータに適合する広告情報を抽出すると、当該広告情報をデジタルテレビ21に送信する(ステップ40)。
より詳細には、広告情報を表示するための表示情報(図9(a))と広告IDを送信する。
このように、電子マネーサーバ2は、検索した広告情報を特定のコンテンツ再生装置(デジタルテレビ21)に対応する広告端末(これもデジタルテレビ21)に送信する広告情報送信手段を備えている。
デジタルテレビ21では、広告アプリが当該広告情報を受信し、副画面24に表示する(ステップ45)。
このように、デジタルテレビ21は、電子マネーサーバ2が送信した広告情報を表示する広告表示手段を備えている。
デジタルテレビ21では、ユーザがリモコン操作で広告情報を選択すると(ステップ50)、広告アプリが、ユーザの電子マネー機能部IDと、ユーザが選択した広告情報の広告IDを含む選択情報を生成して電子マネーサーバ2に送信する(ステップ55)。
このように、デジタルテレビ21は、表示した広告情報の選択を受け付けて当該選択された広告情報を特定する広告選択情報(広告ID)を送信する広告選択情報送信手段を備えている。
電子マネーサーバ2は、デジタルテレビ21から選択情報を受信する。これによって、電子マネーサーバ2は、電子マネー機能部IDと広告IDとを受信することができる。
このように、電子マネーサーバ2は、広告端末(デジタルテレビ21)が送信したユーザ特定情報(電子マネー機能部ID)を取得するユーザ特定情報取得手段と、広告端末が送信した広告選択情報(広告ID)を取得する広告選択情報取得手段と、を備えている。
そして、電子マネーサーバ2は、これを登録DB65に記憶して登録する(ステップ60)。
このように、電子マネーサーバ2は、デジタルテレビ21から取得したユーザ特定情報(電子マネー機能部ID)と、広告選択情報(広告ID)と、を対応づけて記憶する対応記憶手段を備えている。
以上のようにして、電子マネーサーバ2は、ユーザが視聴している番組に適合した広告情報をデジタルテレビ21に送信すると共に、ユーザが広告情報を選択した場合にこれを記録することができる。
次に、図11のフローチャートを用いてバリューギフトによりバリューを還元する手順について説明する。
なお、以下では、携帯電話7を用いるが、電子マネーカードで行うことも可能である。
まず、ユーザは、広告情報の選択を電子マネーサーバ2に登録した後、当該広告情報で規定されているクーポンを発行した加盟店3に行き、購買活動を行う。
そして、ユーザは、加盟店3の電子マネー端末8を用いて、クーポンの対象となる決済を携帯電話7のバリューで行う(ステップ100)。
電子マネー端末8は、携帯電話7で決済を行った後、履歴を取引ログとして記憶装置に記憶する。取引ログには、取引年月日、取引時分秒、加盟店3の加盟店ID、電子マネー端末8の端末ID、携帯電話7のICチップ12の電子マネー機能部ID、取引金額、取引の決済又はチャージの別、電子マネー端末8の取引通番、その他の情報が含まれている。
電子マネー端末8は、加盟店3の担当者が締めの操作を行うと、前回の締めから今回の締めまでの間に記憶装置が記憶した取引ログをバッチ処理にて電子マネーサーバ2に送信する(ステップ105)。
電子マネーサーバ2は、電子マネー端末8から取引ログを受信して、これを取引ログDB62に記憶する(ステップ110)。
このように、電子マネーサーバ2は、店舗(加盟店3)に設置された店舗端末(電子マネー端末8)から、ユーザの購買活動を当該ユーザのユーザ特定情報(電子マネー機能部ID)に対応して記録した購買記録(取引ログ)を取得する購買記録取得手段を備えている。
次に、電子マネーサーバ2は、登録DB65と取引ログDB62のマッチング処理を行ってクーポン対象となる取引を抽出し、ユーザごとにバリューギフトとして還元する金額を集計する(ステップ115)。
このマッチング処理は、例えば、予め設定された日時や任意の日時に行われる。月末締めでバリューギフトの還元を行う場合、毎月締め後にマッチング処理を行う。
より詳細には、このマッチング処理では、まず、広告情報を登録し、加盟店3で決済を行ったユーザを抽出する(第1段階)。
具体的には、電子マネーサーバ2は、登録DB65を参照して、広告情報によるサービスを行っている加盟店3の加盟店ID、広告情報で設定されたクーポンの適用期間、登録しているユーザの電子マネー機能部IDを取得し、取引ログDB62でこれらの情報に該当する取引ログを抽出する。
次に、電子マネーサーバ2は、絞り込まれた取引ログと広告情報で規定されているクーポンの内容を用いて、ユーザに還元するバリューギフトの金額を計算する。
例えば、クーポンの内容が、決済金額のうちの所定割合が還元するものであった場合、決済金額の所定割合を計算し、算出された値をバリューギフトの金額とする。
以上のようにして、電子マネーサーバ2は、キャンペーンに参加した各々のユーザに対してバリューギフトの金額を計算し、所定のファイルに出力して記憶する。
このように、電子マネーサーバ2は、ユーザ特定情報(電子マネー機能部ID)をキーとして、電子マネー端末8から取得した購買記録(取引ログ)と、登録DB65に記憶したユーザ特定情報(電子マネー機能部ID)と広告選択情報(広告ID)の対応を照合し、当該ユーザの購買活動が、広告DB64で記憶した広告選択情報で特定される広告内容で規定された購買活動であるか否かを判断する判断手段と、当該判断手段による判断結果を所定のファイルに出力する判断結果出力手段を備えている。
電子マネーサーバ2は、マッチング処理を行った後、バリューギフトの還元対象となるユーザに対して、バリューギフトの受け取り資格があることを通知する電子メール(以下、バリューギフト通知メール)を生成し、ユーザの携帯電話7に送信する(ステップ120)。
このバリューギフト通知メールは、パソコンなどのユーザ端末のメールアドレス宛に送信してもよい。
なお、電子マネーサーバ2がユーザの電子マネー機能部IDに対応するメールアドレス情報を保有している場合は、バリューギフト通知メールを送信することができるが、本実施の形態においては、電子マネーサーバ2は、必ずしもユーザのメールアドレスを保有していない場合もある。当該場合は、バリューギフト通知メールの送信は省略される。
携帯電話7は、電子マネーサーバ2からバリューギフト通知メールを受信し、これを携帯電話7のディスプレイに表示する。
ディスプレイに表示されたバリューギフト通知メールの一例を図12(a)に示す。この図に示したように、バリューギフト通知メールには、例えば、当月のバリューギフトによる還元額(図では1000円)や、その明細の他、空メール送信ボタン71が表示される。
空メール送信ボタン71は、空メールを電子マネーサーバ2に送信するためのボタンである。これにより、携帯電話7は電子マネーサーバ2に電子メールアドレスを通知する。
または、空メールの送信ではなく、メールに記載されたURLをクリックすること、または、バリュー加算要求コマンドを生成するボタンを押下することでも同等の効果を得ることができるが、この変形例については後述する。
図11に戻り、ユーザがバリューギフト通知メールを閲覧し、バリューギフトの還元を受ける場合は、空メール送信ボタン71をクリックして空メールまたはバリュー加算要求コマンドを電子マネーサーバ2に送信する(ステップ125)。
電子マネーサーバ2は、携帯電話7から空メールを受信すると、携帯電話7の電子メールアドレスをユーザDB61で検索し、ユーザを特定する。
そして、携帯電話7にバリューギフトを受けるためのバリューギフト画面を表示するための電子メールを送信する(ステップ130)。
この電子メールには、電子マネーサーバ2が運営するバリューギフトを行うためのウェブサイト(以下、バリューギフト受取サイト)へアクセスするためのURLが含まれ、電子マネー機能部IDやバリューギフトの金額などがパラメータとして付随している場合がある。
携帯電話7は、ディスプレイにバリューギフト画面を表示する。
ディスプレイに表示されたバリューギフト画面の一例を図12(b)に示す。この画面には、URL72が表示される。
URL72は、バリューギフト受取サイトにアクセスするためのURLであって、ユーザを特定するための情報(携帯電話7の電子マネー機能部ID)やバリューギフトの金額などがパラメータとして付随している。
ユーザがURL72をクリックすると、携帯電話7がバリューギフト受取サイトにアクセスし、ユーザを特定するための情報とバリューギフトの金額がパラメータとして電子マネーサーバ2に送信される。
以上では、バリューギフト通知メールに空メール送信ボタン71やURL72を付属させたが、当該メールにはユーザに対してバリューギフトの受け取り資格があることを通知する機能を持たせるだけでもよく、実際のバリューギフトの受け取りは、携帯電話7の電子マネーアプリケーション部15から、またはパソコンなどのユーザ端末などからユーザの受け取り要求により実行させてもよい。
図11に戻り、ユーザがURL72をクリックすると、携帯電話7はバリューギフト受取サイトにアクセスし、バリューギフトによるチャージの要求を行う。
そして、携帯電話7と電子マネーサーバ2の間で以下のようにしてチャージ処理が行われる(ステップ135)。
まず、電子マネーサーバ2は、携帯電話7からのアクセスを受けると、URL72に付随するパラメータから、電子マネー機能部IDとバリューギフトの金額を認識する。
そして、電子マネーサーバ2は、バリューギフト分の金額をチャージする金額変更情報を生成し、携帯電話7に送信する。
携帯電話7は、この金額変更情報を受信して、バリュー処理部17に入力する。バリュー処理部17は、この金額変更情報を用いて、電子マネー記憶部18に記憶されているバリュー残高をバリューギフトの金額分だけ増額してチャージする。
以上の例では、ステップ125で空メールを送信したが、空メールを送信せずにバリューギフト通知メールから直接バリューギフト分の金額をチャージすることも可能である。
この変形例では、図12(a)に示した空メール送信ボタン71を、例えば、URL72と同様のURL、またはバリュー加算要求コマンドを生成する加算要求ボタンで代替する。
ユーザが、URLや加算要求ボタンを押下すると、携帯電話7が電子マネーサーバ2にアクセスし、ステップ135と同様にしてバリューのチャージが行われる。
この変形例では、ステップ125、130を省略することができる。
以上に説明した本実施の形態を展開して、以下のようにより多様なサービスを提供することもできる。
(1)ユーザの購買履歴を考慮した広告情報を配信することができる。
本実施の形態では、メタデータを用いてユーザが視聴している番組に同期した広告情報をデジタルテレビ21に表示したが、ステップ35(図10)で触れたように、取引ログDB62でユーザの購買履歴を解析してユーザの購買活動に適合した広告情報を表示したり、年齢や性別などのユーザの属性に適合した広告情報を表示したりすることができる。
例えば、ユーザがレストランでの外食を高頻度で行う人物であった場合には、レストランやグルメ関係の広告情報を優先的に送信する。
より具体的には、電子マネーサーバ2は、メタデータにマッチする広告情報を抽出した後、例えば、「レストラン」などの抽出キーを有する広告情報を更に絞り込む。
これによって、番組に適合すると共にユーザの購買活動に適合した広告情報をデジタルテレビ21で表示することができる。
また、ユーザが30歳代の女性であった場合、「女性」と「30歳代」の両方をメタデータに含む広告情報を絞り込むことにより、番組に適合し、かつ、30歳代女性に適合した広告情報を送信することができる。
この場合、電子マネーサーバ2は、電子マネー端末8から取得した購買記録(取引ログ)を記憶する購買記録記憶手段と、メタデータを用いて検索した広告情報を、当該記憶した当該ユーザの購買記録を用いて絞り込む絞り込み手段を備えている。
(2)小規模店舗の広告をテレビで提供することができる。
例えば、ある市や町などの限られた地域に、地元の小売店舗が広告を行いたい場合、通常ではテレビ放送で広告を行うことは極めて困難であり、また効果も期待できないが、広告システム1であれば、ある特定の地域に特化して「○○スーパー、開店5周年記念割引中」などといった広告情報を送信することができる。
この場合、例えば、電子マネーサーバ2は、電子マネー機能部IDからユーザDB61でユーザの郵便番号や居住地域を特定し、当該地域や郵便番号を抽出キーとして有する広告情報を送信する。
(3)天候などの環境の状況を用いた広告をテレビで提供することができる。
電子マネーサーバ2は、ユーザに個別に広告情報を送信することができるため、例えば、ある地域の天候が雨の場合に「○○スーパー、雨が降っているので今日は10%引き」と、当該地域の天候に応じた地域の広告を提供することもできる。
更に、広告情報の抽出に際して、「広告時間:10時〜12時、地域:東京都、天候:雨天、性別:女性、年齢:30代」といったようなより細かな条件設定を行うことも可能である。
(変形例1)
図13(a)は、本実施の形態の変形例1を説明するための図である。
先に説明した広告システム1では、ユーザがデジタルテレビ21で番組を視聴するごとにメタデータサーバ25にメタデータを要求したが、変形例1では、電子マネーサーバ2は、メタデータサーバ25から一括してメタデータをダウンロードしておき、これを用いて広告情報を送信する。
以下に、図の括弧に示した番号に従って手順を説明する。
(1)まず、電子マネーサーバ2は、これから各放送局が放送する番組のメタデータをメタデータサーバ25から、例えば1日分を一括してダウンロードする。
(2)デジタルテレビ21がオンして広告アプリが起動すると、広告アプリが電子マネー機能部IDを電子マネーサーバ2に送信する。これによって、電子マネーサーバ2は、ユーザを特定する。
(3)次いで、ユーザが番組を選択すると、広告アプリは番組情報を電子マネーサーバ2に送信する。
(4)電子マネーサーバ2は、デジタルテレビ21から番組情報を受信すると、予めメタデータサーバ25からダウンロードしてあるメタデータから、ユーザが視聴している番組のメタデータを特定して、当該メタデータに適合する広告情報をデジタルテレビ21に送信する。
(5)ユーザがデジタルテレビ21で広告情報を選択すると、広告アプリが選択情報を作成して電子マネーサーバ2に送信する。電子マネーサーバ2は、これを受信して、ユーザが選択した広告情報を当該ユーザに対応づけて登録する。
(変形例2)
図13(b)は、本実施の形態の変形例2を説明するための図である。
以下に、図の括弧に示した番号に従って手順を説明する。
(1)デジタルテレビ21がオンして広告アプリが起動すると、広告アプリが電子マネー機能部IDをメタデータサーバ25に送信する。
(2)次いで、ユーザが番組を選択すると、広告アプリは番組情報をメタデータサーバ25に送信する。
(3)メタデータサーバ25は、デジタルテレビ21から番組情報を受信すると、これを用いてユーザが視聴している番組のメタデータを検索し、これを電子マネー機能部IDと共に電子マネーサーバ2に送信する。
(4)電子マネーサーバ2は、メタデータサーバ25から電子マネー機能部IDを受信して当該ユーザを特定すると共に、メタデータからユーザが視聴している番組のメタデータを特定して、当該メタデータに適合する広告情報をデジタルテレビ21に送信する。
(5)ユーザがデジタルテレビ21で広告情報を選択すると、広告アプリが選択情報を作成して電子マネーサーバ2に送信する。電子マネーサーバ2は、これを受信して、ユーザが選択した広告情報を当該ユーザに対応づけて登録する。
メタデータサーバ25の運営事業体の運用形態によっては、変形例2のような運用も考えられる。
または、電子マネー事業者が、メタデータ事業者を兼務し、各テレビ局からのメタデータの収集を電子マネーサーバ2で行うように構成することも可能である。
この場には、電子マネーサーバ2とメタデータサーバ25を一体としたサーバ装置によって実現することも可能である。
変形例2の更なる変形として、広告アプリは、電子マネー機能部IDを電子マネーサーバ2に送信し、番組情報をメタデータサーバ25に送信するように構成することもできる。
本実施の形態、及び変形例では、地上デジタル放送の番組に同期して広告情報を送信したが、これは番組をテレビ局の放送に限定するものではなく、例えば、ネットワークによる動画配信などに対して広告情報を提供することもできる。
この場合には、例えば、電子マネーサーバ2は、動画の配信元からメタデータを受信し、これに適合する広告情報を送信する。
更に、ユーザがビデオなどのコンテンツのタイトルを選択して任意の時間に視聴する、所謂ビデオオンデマンドのサービスに対しても上記の広告情報送信サービスを提供することができる。
この場合には、電子マネーサーバ2は、ユーザが視聴しているコンテンツのコンテンツIDをデジタルテレビ21から受信する。メタデータサーバ25では、コンテンツIDに対応してメタデータを管理しており、電子マネーサーバ2は、メタデータサーバ25にデジタルテレビ21から受信したコンテンツIDを指定してメタデータを要求する。
そして、電子マネーサーバ2は、当該メタデータに適合する広告情報をデジタルテレビ21に送信する。
また、本実施の形態では、コンテンツの再生と広告情報の表示をデジタルテレビ21で行ったが、例えば、パーソナルコンピュータ、携帯電話、ゲーム機など、コンテンツを再生する機能を有する他の端末で実施することもできる。
この場合には、例えば、パーソナルコンピュータのディスプレイを2つの表示領域に区分し、一方でコンテンツを再生し、他方で広告情報を再生するように構成することができる。
更に、本実施の形態では、デジタルテレビ21が、主画面23と副画面24を有していたが、主画面23と副画面24を別の端末で構成することも可能である。
例えば、デジタルテレビで再生している番組に同期した広告情報をユーザの携帯電話に表示させるように構成してもよい。
このように、コンテンツを再生するコンテンツ端末と、広告情報を再生する広告端末を別体とする場合には、電子マネーサーバ2は、コンテンツ端末からユーザが視聴している番組とユーザを特定する情報を取得し、当該ユーザに対応づけられている広告端末に当該番組に適合する広告情報を送信する。
広告システムの構成を説明するための図である。 電子マネーシステムの構成を簡略化して図示したものである。 デジタルテレビの画面の外観を表した図である。 デジタルテレビの構成を説明するための図である。 携帯電話の構成を説明するための図である。 電子マネーサーバの構成を説明するための図である。 メタデータDBの構成を説明するための図である。 ユーザDBや取引ログDBの構成を説明するための図である。 広告DBや登録DBの構成を説明するための図である。 広告システムが広告を表示して選択を受け付ける手順を説明するためのフローチャートである。 バリューを還元する手順を説明するためのフローチャートである。 携帯電話に送信する電子メールの例を説明するための図である。 変形例を説明するための図である。
符号の説明
1 広告システム
2 電子マネーサーバ
3 加盟
7 携帯電話
8 電子マネー端末
21 デジタルテレビ
22 リモコン
23 主画面
24 副画面
25 メタデータサーバ
26 Aテレビ局
27 Bテレビ局
99 電子マネーシステム

Claims (10)

  1. デジタルテレビ受像装置から、視聴されている番組情報を取得する番組情報取得手段と、
    前記デジタルテレビ受像装置から当該デジタルテレビ受像装置に予め設定されている、ユーザを特定するユーザ特定情報を取得するユーザ特定情報取得手段と、
    前記番組情報取得手段で取得した番組情報で特定されるメタデータを取得するメタデータ取得手段と、
    メタデータとマッチングするためのキーが設定された広告情報と、前記取得したメタデータとを、キーを用いてマッチングすることにより、前記取得したメタデータに対応する広告情報を検索する広告情報検索手段と、
    前記検索した広告情報を、前記デジタルテレビ受像装置に設けられており、広告情報を放映する広告端末に送信する広告情報送信手段と、
    前記デジタルテレビ受像装置から、前記送信した広告情報の選択を受け付ける広告選択受信手段と、
    前記選択された広告情報が、特典情報であった場合、前記取得したユーザ特定情報と前記選択された特典情報とを対応付けて記憶する対応記憶手段と、
    を具備したことを特徴とする広告装置。
  2. 店舗に設置された店舗端末から、ユーザの購買活動を当該ユーザのユーザ特定情報に対応して記録したユーザの購買記録を取得する購買記録取得手段を具備したことを特徴とする請求項1記載の広告装置。
  3. 前記ユーザ特定情報取得手段が取得するユーザ特定情報は、電子マネーの残高記憶手段を特定する電子マネー機能部IDであることを特徴とする請求項2記載の広告装置。
  4. 電子マネー機能部IDをキーとして、前記取得した購買記録と、前記対応記憶手段で記憶した電子マネー機能部IDと広告選択情報の対応を照合し、前記ユーザの購買活動が、前記記憶した広告選択情報で特定される広告内容で規定された購買活動であるか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段において広告選択情報により特定される広告内容で規定された購買活動であると判断された場合、前記電子マネー機能部IDで特定される残高記憶手段のバリュー残高を増額させる価値還元手段と、
    を具備したことを特徴とする請求項3記載の広告装置。
  5. 前記価値還元手段は、金額変更情報を前記電子マネー機能部IDで特定される残高記憶手段に送信することで残高記憶手段に対してバリュー残高を増額させることを特徴とする請求項4記載の広告装置。
  6. 前記取得したユーザの購買記録を記憶する購買記録記憶手段と、
    前記検索した広告情報を、前記記憶した前記ユーザの購買記録を用いて絞り込む絞り込み手段と、
    を具備し、
    前記広告情報送信手段は、前記絞り込んだ広告情報を送信することを特徴とする請求項2に記載の広告装置。
  7. 前記絞り込み手段が広告情報を絞り込むための優先順位が予め設定されていることを特徴とする請求項6記載の広告装置。
  8. 前記ユーザ特定情報取得手段は、ユーザの住所に関する情報を取得し、
    前記絞り込み手段が広告情報を絞り込む際、ユーザの住所に関する情報を用いて絞り込むことを特徴とする請求項6又は請求項7記載の広告装置。
  9. デジタルテレビ受像装置から、視聴されている番組情報を取得する番組情報取得ステップと、
    前記デジタルテレビ受像装置から当該デジタルテレビ受像装置に予め設定されている、ユーザを特定するユーザ特定情報を取得するユーザ特定情報取得ステップと、
    前記番組情報取得ステップで取得した番組情報で特定されるメタデータを取得するメタデータ取得ステップと、
    メタデータとマッチングするためのキーが設定された広告情報と、前記メタデータ取得ステップで取得したメタデータとを、キーを用いてマッチングすることにより、前記メタデータ取得ステップで取得したメタデータに対応する広告情報を検索する広告情報検索ステップと、
    前記広告情報検索ステップで検索した広告情報を、前記デジタルテレビ受像装置に設けられており、広告情報を放映する広告端末に送信する広告情報送信ステップと、
    前記デジタルテレビ受像装置から、前記広告情報送信ステップで送信した広告情報の選択を受け付ける広告選択受信ステップと、
    前記広告情報送信ステップで選択された広告情報が、特典情報であった場合、前記ユーザ特定情報取得ステップで取得したユーザ特定情報と前記広告選択受信ステップで選択された特典情報とを対応付けて記憶する対応記憶ステップと、
    を具備したことを特徴とする広告方法。
  10. デジタルテレビ受像装置から、視聴されている番組情報を取得する番組情報取得機能と、
    前記デジタルテレビ受像装置から当該デジタルテレビ受像装置に予め設定されている、ユーザを特定するユーザ特定情報を取得するユーザ特定情報取得機能と、
    前記番組情報取得機能で取得した番組情報で特定されるメタデータを取得するメタデータ取得機能と、
    メタデータとマッチングするためのキーが設定された広告情報と、前記メタデータ取得機能で取得したメタデータとを、キーを用いてマッチングすることにより、前記メタデータ取得機能で取得したメタデータに対応する広告情報を検索する広告情報検索機能と、
    前記広告情報検索機能で検索した広告情報を、前記デジタルテレビ受像装置に設けられており、広告情報を放映する広告端末に送信する広告情報送信機能と、
    前記デジタルテレビ受像装置から、前記広告情報送信機能で送信した広告情報の選択を受け付ける広告選択受信機能と、
    前記広告情報送信機能で選択された広告情報が、特典情報であった場合、前記ユーザ特定情報取得機能で取得したユーザ特定情報と前記広告選択受信機能で選択された特典情報とを対応付けて記憶する対応記憶機能と、
    をコンピュータに実現させる広告プログラム。
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