JP2013191102A - 生成装置、配信装置、生成方法、配信方法、制御プログラム、および記録媒体 - Google Patents

生成装置、配信装置、生成方法、配信方法、制御プログラム、および記録媒体 Download PDF

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Kei Iwata
圭 岩田
Masaki Hashiura
正樹 橋浦
Ryoji Yoshimoto
良治 吉本
Takayuki Nagamatsu
孝之 永松
Minako Kuwata
みな子 桑田
Chie Hideishi
千絵 秀石
Azusa Umemoto
あずさ 梅本
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Abstract

【課題】広告対象と関連する番組が不明な場合であっても効果的な広告を行う。
【解決手段】生成装置1は、購入履歴レコード16と視聴履歴レコード17とを参照して、上記商品の購入者が所定期間内に視聴した番組の中から関連番組を特定する番組特定部14と、該関連番組を関連付けた広告コンテンツを生成するコンテンツ生成部15とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、商品やサービス等の広告に関し、より詳細には広告対象を広告するコンテンツの生成等に関する。
従来から、テレビ等の番組で商品を広告し、購入を促すことは広く行われている。また、近時では、テレビ番組で紹介された商品の商品情報を携帯端末に送信して表示させ、その商品の販売サイトに誘導するアプリケーションも提供されている。ユーザは、これを用いることによって、テレビ番組で紹介された商品を容易に購入できるようになっている。
また、テレビ等で紹介された商品の広告を行う技術としては、下記の特許文献1が挙げられる。この文献には、放送コンテンツに基づく商品情報やサービス情報をブログアフィリエイトURLを含む番組情報として出力し、購入者クライアント端末に表示させることが記載されている。
このように、広告対象の商品等が紹介されたテレビ等の番組を、その広告対象に関連付けて広告効果を高めることは、従来から行われている有効な方法である。
特開2009−80606号公報(2009年4月16日公開)
しかしながら、上述のような従来技術は、どのような商品がどの番組で紹介されたかを示す情報が入手可能であるという前提の下で成り立つものであり、このような情報が入手できない商品を広告の対象とすることはできない。
例えば、番組の出演者が見に付けていた衣服や装飾品等は、視聴者の興味を惹くものである。しかしながら、このような品は膨大な数に上るので、そのそれぞれについて番組との対応を示す情報を生成することは困難であり、それゆえ上記従来技術の広告対象とすることも難しい。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、広告対象と関連する番組が不明な場合であっても、その広告対象を効果的に広告することを可能にする生成装置等を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の生成装置は、広告対象を広告する広告コンテンツを生成する生成装置であって、上記広告対象に関する行動が行われた日時を示す行動履歴情報と、上記行動を行った行為者が視聴した番組を示す視聴履歴情報とを参照して、上記行為者が、上記行動を行った日時より前の所定期間内に視聴した番組の中から、上記広告対象と関連付ける関連番組を特定する番組特定手段と、上記関連番組を関連付けた、上記広告対象の広告コンテンツを生成するコンテンツ生成手段とを備えていることを特徴としている。
また、本発明の生成方法は、上記の課題を解決するために、広告対象を広告する広告コンテンツを生成する生成装置による生成方法であって、上記広告対象に関する行動が行われた日時を示す行動履歴情報と、上記行動を行った行為者が視聴した番組を示す視聴履歴情報とを参照して、上記行為者が、上記行動を行った日時より前の所定期間内に視聴した番組の中から、上記広告対象と関連付ける関連番組を特定する番組特定ステップと、上記関連番組を関連付けた、上記広告対象の広告コンテンツを生成するコンテンツ生成ステップとを含むことを特徴としている。
上記の構成によれば、行動履歴情報と視聴履歴情報とを参照して、行為者が広告対象に関する行動を行った日時より前の所定期間内に視聴した番組の中から、広告対象と関連付ける関連番組を特定する。そして、関連番組を関連付けた広告対象の広告コンテンツを生成する。
ここで、上記関連番組は、広告対象に関する行動の日時より前の所定期間内に視聴された番組の中から特定されたものである。つまり、行為者は、関連番組を視聴した後、所定時間以内に広告対象に関する行動を起している。このことから、行為者は、関連番組の視聴がトリガとなって、広告対象に関する行動を起したと推察される。
つまり、上記の構成によれば、広告対象に関する行動のトリガとなり得る関連番組が広告対象と関連付けられていることによって広告効果が高められた広告コンテンツを生成する。なお、広告対象に関する行動は、広告対象に対する関心、注目、興味等が生じた結果行われるものであればよく、例えば広告対象の購入、広告対象の販売サイトへのアクセス、広告対象に関するコメントの投稿等が挙げられる。
このように、上記の構成によれば、広告対象と関連する番組が不明な場合であっても、関連番組を特定し、これを関連付けた広告コンテンツを生成するので、広告対象を効果的に広告することが可能になる。
例えば、上記の構成によれば、テレビ番組である商品が紹介され、その視聴者の多くがその商品を購入したような場合に、この商品を広告対象とし、このテレビ番組を関連付けた広告コンテンツを生成することも可能になる。
また、この広告コンテンツを取得した者が、このテレビ番組を見ていた場合、その商品に注目している可能性が高いので、購買に至る可能性が高いと考えられる。一方、このテレビ番組を見ていなかった場合であっても、テレビ番組で紹介されていた商品であるという安心感から、購買に至る可能性が高いと考えられる。つまり、上記の構成によって生成される広告コンテンツによれば、高い広告効果が期待できる。
さらに、上記の構成によれば、例えば番組の出演者が見に付けていた衣服や装飾品等のように、番組で積極的に紹介されていない商品等の広告コンテンツを生成することも可能である。このような商品等の広告コンテンツは、従来生成することができなかったものである。
なお、広告対象は、広告の対象となり得るものであればよく、商品であってもよいし、サービスであってもよく、企業、グループ、イベント等であってもよい。また、番組は、テレビ番組に限られず、インターネット等を介して配信される番組であってもよいし、ラジオ番組のように映像を伴わない番組であってもよい。
また、上記番組特定手段は、上記行動を行った複数の行為者が上記所定期間内に視聴した番組のうち、最も多くの行為者に視聴された番組を上記関連番組として特定することが好ましい。
上記の構成によれば、複数の行為者が所定期間内に視聴した番組のうち、最も多くの行為者に視聴された番組を関連番組として特定する。したがって、所定期間内に行為者に視聴された番組が複数抽出された場合に、広告対象と関連のある可能性の高い番組を関連番組として特定することが可能になる。
また、上記番組特定手段は、上記行動を行った複数の行為者のうち、視聴した者の割合が所定率以上の番組を上記関連番組として特定することが好ましい。
上記の構成によれば、視聴した行為者の割合が所定率以上の番組を関連番組として特定する。言い換えれば、視聴した行為者の割合が所定率未満の番組は、関連番組として特定しない。したがって、所定期間内に視聴された番組であるが、広告対象に関する行動とは関連のない番組が関連付けられた広告コンテンツが生成されることを防ぎ、生成する広告コンテンツの信頼性を高めることができる。
また、上記行動履歴情報は、上記行為者による上記広告対象の購入日時と、購入の数量および金額の少なくとも一方とが対応付けられた購入履歴情報であり、上記コンテンツ生成手段は、上記広告対象と関連番組との組が複数組特定された場合、上記行為者による上記広告対象の購入の数量または金額が多い関連番組に対応する広告コンテンツを、当該数量または金額がより少ない関連番組に対応する広告コンテンツに優先して生成することが好ましい。
上記の構成によれば、広告対象と関連番組との組が複数組特定された場合、行為者による広告対象の購入の数量または金額が多い関連番組に対応する広告コンテンツを、当該数量または金額がより少ない関連番組に対応する広告コンテンツに優先して生成する。なお、優先して生成するとは、両方の広告コンテンツを生成する場合、先に生成することを意味し、一方のみを生成する場合、生成の対象とすることを意味する。
ここで、広告対象の購入の数量または金額が多い関連番組は、広告対象を購入に導く吸引力の強い番組であると考えられる。つまり、上記の構成によれば、顧客吸引力の高い広告コンテンツを優先して生成することができる。
また、上記コンテンツ生成手段は、上記広告対象と関連番組との組が複数組特定された場合、上記行為者が、上記関連番組の視聴終了後、上記広告対象に関する行動を行うまでの平均時間が短い関連番組に対応する広告コンテンツを、当該平均時間がより長い関連番組に対応する広告コンテンツに優先して生成することが好ましい。
上記の構成によれば、広告対象と関連番組との組が複数組特定された場合、行為者が、関連番組の視聴終了後、広告対象に関する行動を行うまでの平均時間が短い関連番組に対応する広告コンテンツを、当該平均時間がより長い関連番組に対応する広告コンテンツに優先して生成する。
ここで、視聴終了から広告対象に関する行動を行うまでの平均時間が短い関連番組は、広告対象に関する行動を行わせる力の強い番組であると考えられる。つまり、上記の構成によれば、広告対象に関する行動を行わせることのできる可能性の高い広告コンテンツを優先して生成することができる。
また、上記番組特定手段は、上記行為者が連続して番組を視聴していた場合に、最後の番組の終了時刻が上記所定期間内であるときには、その前に視聴された番組についても、当該行為者が上記所定期間内に視聴した番組として特定することが好ましい。
上記の構成によれば、行為者が連続して番組を視聴していた場合に、最後の番組の終了時刻が所定期間内であるときには、その前に視聴された番組についても、当該行為者が所定期間内に視聴した番組として特定する。
したがって、広告対象に関する行動を行う契機となる番組を視聴した後、続けて他の番組を視聴し、視聴終了後に広告対象に関する行動を行ったことにより、広告対象に関する行動の契機となる番組の視聴が所定期間外となった場合であっても、この番組を関連番組と特定することが可能になる。つまり、実際に広告対象に関する行動の契機となった番組が、関連番組の候補から漏れることを防ぐことができる。
また、上記行動履歴情報は、上記行為者による上記広告対象の購入日時と、購入の数量および金額の少なくとも一方とが対応付けられた購入履歴情報であり、上記番組特定手段は、上記行為者による上記広告対象の購入の数量または金額が所定の上限値以上である場合に、上限値未満の場合よりも上記所定期間を長く設定して特定した番組の中から上記関連番組を特定することが好ましい。
ここで、テレビ番組で紹介等された商品等は、その番組終了後に購入の申し込みが殺到し、番組の終了から購入までに時間がかかることがある。そして、これにより、その商品等の購入の契機となった番組が、上記所定期間外となってしまうことも考えられる。
そこで、上記の構成によれば、行為者による広告対象の購入の数量または金額が所定の上限値以上である場合に、上限値未満の場合よりも所定期間を長く設定して特定した番組の中から関連番組を特定する。これにより、実際に広告対象に関する行動(商品の購入)の契機となった番組が、関連番組の候補から漏れることを防ぐことができる。
また、上記コンテンツ生成手段は、番組と該番組で紹介された広告対象とを対応付けた番組紹介情報において、上記広告対象が対応付けられている番組が、上記関連番組と一致した場合に、当該広告対象が当該関連番組で紹介されたことを示す広告コンテンツを生成することが好ましい。
上記の構成によれば、番組紹介情報において広告対象が対応付けられている番組が、関連番組と一致した場合に、この広告対象がこの関連番組で紹介されたことを示す広告コンテンツを生成する。この広告コンテンツでは、広告対象と関連番組との関連性が明らかになっているので、広告対象への安心感を高めることができる。
また、上記広告コンテンツの生成の対象外とする広告対象を示す対象外情報を参照して、対象外とされていない広告対象を特定する対象特定手段を備え、上記番組特定手段は、上記対象特定手段が特定した広告対象と関連付ける関連番組を特定することが好ましい。
上記の構成によれば、広告コンテンツの生成の対象外とする広告対象を示す対象外情報を参照して、対象外とされていない広告対象を特定する。これにより、例えば競業他社の商品等の広告コンテンツのように、意に沿わない広告コンテンツが生成されることを防ぐことができる。
また、上記行動履歴情報は、上記広告対象の候補と、該候補の購入日時と、購入者とが対応付けられた購入履歴情報であり、上記購入履歴情報に含まれる広告対象の候補の中から上記広告対象を選択する対象特定手段を備え、上記番組特定手段は、上記購入履歴情報を参照して、上記対象特定手段が選択した広告対象の購入者を上記行為者として特定することが好ましい。
上記の構成によれば、広告対象の候補と、該候補の購入日時と、購入者とが対応付けられた購入履歴情報に含まれる広告対象の候補の中から広告対象を選択する。ここでは、購入数の多い候補を広告対象として選択する程、大きい広告効果が期待できる。
また、上記の構成によれば、この購入履歴情報を参照して、対象特定手段が選択した広告対象の購入者を上記行為者として特定する。購入履歴情報が示す購入者は、広告対象を実際に購入しているから、購入者を行為者とする場合、購入の契機となる番組が特定される可能性が高い。
そして、購入履歴情報からこの購入者(行為者)の購入日時を特定することができ、また視聴履歴情報からこの購入者(行為者)が、購入日時より前の所定期間内に視聴した番組を特定することができる。
このように、上記の構成によれば、広告対象を実際に購入した購入者を行為者として特定した関連番組を関連付けた広告コンテンツを生成することができる。
また、上記行動履歴情報には、上記広告対象の候補と該候補の購入日時とが対応付けられた購入履歴情報と、上記広告対象を販売するウェブサイトの訪問者と訪問日時と訪問の際に使用した検索キーワードとが対応付けられた訪問履歴情報とが含まれ、上記購入履歴情報に含まれる広告対象の候補の中から上記広告対象を選択する対象特定手段を備え、上記番組特定手段は、上記訪問履歴情報を参照して、上記対象特定手段が選択した広告対象に関連するキーワードによる検索で上記ウェブサイトを訪問した訪問者を上記行為者として特定することが好ましい。
上記の構成によれば、広告対象の候補と該候補の購入日時とが対応付けられた購入履歴情報を参照して広告対象を選択する。ここでは、購入数の多い候補を広告対象として選択する程、大きい広告効果が期待できる。
また、上記の構成によれば、訪問履歴情報を参照して、広告対象に関連するキーワードによる検索で広告対象を販売するウェブサイトを訪問した訪問者を行為者として特定する。この訪問者は、広告対象に関連するキーワードによる検索で広告対象を販売するウェブサイトを訪問しているので、少なくともこの広告対象に注目している可能性が高い。したがって、訪問者を行為者とする場合、広告対象への注目の契機となった番組が特定される可能性が高い。
そして、訪問履歴情報からこの訪問者(行為者)の訪問日時を特定することができ、また視聴履歴情報からこの訪問者(行為者)が、訪問日時より前の所定期間内に視聴した番組を特定することができる。
このように、上記の構成によれば、広告対象に関連するキーワードによる検索で広告対象を販売するウェブサイトを訪問した訪問者を行為者として特定し、関連番組を関連付けた広告コンテンツを生成することができる。これは、例えば購入履歴情報から購入者を特定できない場合(購入者を示す情報を含む購入履歴情報が入手できない場合)に有効である。
また、上記行動履歴情報は、上記広告対象を販売するウェブサイトの訪問者と訪問日時と訪問の際に使用した検索キーワードとが対応付けられた訪問履歴情報であり、上記訪問履歴情報を参照して、上記ウェブサイトへの訪問の際に一定以上の頻度で使用された検索キーワードを特定すると共に、広告対象の候補の中から、特定した上記検索キーワードに関連する広告対象を特定する対象特定手段を備え、上記番組特定手段は、上記訪問履歴情報を参照して、上記対象特定手段が特定した広告対象に関連するキーワードによる検索で上記ウェブサイトを訪問した訪問者を上記行為者として特定することが好ましい。
上記の構成によれば、訪問履歴情報を参照して、上記ウェブサイトへの訪問の際に一定以上の頻度で使用された検索キーワードを特定する。そして、広告対象の候補のうち、特定した検索キーワードに関連する広告対象を特定する。このようにして特定した広告対象は、一定以上の頻度で使用された検索キーワードに関連するので、注目を集めていると考えられ、広告対象として好適である。
また、上記の構成によれば、訪問履歴情報を参照して、広告対象に関連するキーワードによる検索で広告対象を販売するウェブサイトを訪問した訪問者を行為者として特定する。この訪問者は、広告対象に関連するキーワードによる検索で広告対象を販売するウェブサイトを訪問しているので、少なくともこの広告対象に注目している可能性が高い。したがって、訪問者を行為者とする場合、広告対象への注目の契機となった番組が特定される可能性が高い。
そして、訪問履歴情報からこの訪問者(行為者)の訪問日時を特定することができ、また視聴履歴情報からこの訪問者(行為者)が、訪問日時より前の所定期間内に視聴した番組を特定することができる。
このように、上記の構成によれば、訪問履歴情報を参照して、広告対象および関連番組を特定する。これは、例えば購入履歴情報が入手できない場合に有効である。また、通常、訪問履歴情報は、ほぼリアルタイムで更新される。このため、一定期間(一週間や一日)毎に更新される購入履歴情報を用いる場合と比べて、早期に広告コンテンツを生成することが可能になる。
また、上記生成装置が生成した広告コンテンツを配信する配信装置であって、上記広告コンテンツを配信先に配信する配信手段を備えている配信装置であれば、上記生成装置が生成した広告コンテンツを配信先に配信するので、高い広告効果が期待できる。
そして、上記配信手段は、上記行為者が視聴した番組を示す視聴履歴情報を参照して、上記関連番組の視聴者のみ、または非視聴者のみを配信先として上記広告コンテンツを配信することが好ましい。
上記の構成によれば、行為者が視聴した番組を示す視聴履歴情報を参照して、上記関連番組の視聴者のみ、または非視聴者のみを配信先として上記広告コンテンツを配信する。
関連番組の視聴者のみに配信する場合、関連番組を見て広告対象に興味を持った可能性の高い者のみを対象とした効率のよい広告ができる。また、関連番組の非視聴者のみに配信する場合、関連番組を見ていない者に広告対象への興味を持たせることができる。
また、上記配信手段は、配信先が同一の複数の広告コンテンツを統合した統合コンテンツを生成して上記配信先に配信することが好ましい。
上記の構成によれば、配信先が同一の広告コンテンツを統合した統合コンテンツを生成して配信するので、各広告コンテンツを個別に配信する場合と比べて、配信を受ける者の負担を低減することができる。
また、上記配信手段は、番組と該番組の視聴者とを示す視聴履歴情報を参照して特定した、配信する広告コンテンツの関連番組の次回以降の放送の視聴者を、当該広告コンテンツの配信先とすることが好ましい。
上記の構成によれば、番組と該番組の視聴者とを示す視聴履歴情報を参照して特定した、配信する広告コンテンツの関連番組の次回以降の放送の視聴者(視聴した者または視聴中の者)を、当該広告コンテンツの配信先とする。なお、関連番組の次回以降の放送とは、関連番組の再放送であってもよいし、同じ番組の別の放送回であってもよい。例えば、関連番組が毎週放送のある番組であった場合には、関連番組の次週以降の放送の視聴者に配信する。
ここで、関連番組の次回以降の放送の視聴者は、関連番組に関心があると考えられるので、この関連番組が関連付けられた広告コンテンツが特に有効であると考えられる。したがって、上記の構成によれば、高い広告効果が期待できる効率のよい配信が可能になる。
また、上記配信手段は、番組の属性を示す番組属性情報を参照して、上記関連番組と同じ属性の同属性番組を特定し、該同属性番組を視聴中の者のみ、または視聴していない者のみに配信することが好ましい。
上記の構成によれば、番組の属性を示す番組属性情報を参照して、関連番組と同じ属性の同属性番組を特定し、該同属性番組を視聴中の者のみ、または視聴していない者のみに配信する。なお、番組の属性とは、番組の性質や分類を示すものであり、例えば番組のジャンルである。
ここで、同属性番組を視聴中の者は、これと同じ属性の関連番組と関連する広告対象に興味を持つと考えられる。したがって、同属性番組を視聴中の者のみに配信することにより、このような視聴者にアピールすることができる。
一方、例えば関連番組と同属性番組が共に「商品等を紹介する番組」のような属性の番組である場合、同属性番組で紹介している商品等と競合するような広告対象を同属性番組の視聴者に配信することが好ましくないと考えられる。つまり、同属性番組を視聴していない者のみに配信する場合、このような競合を避けることができる。
また、本発明の配信装置は、上記の課題を解決するために、広告対象に関連する情報を配信する配信装置であって、上記広告対象に関する行動が行われた日時を示す行動履歴情報と、上記行動を行った行為者が視聴した番組を示す視聴履歴情報とを参照して、上記行為者が、上記行動を行った日時より前の所定期間内に視聴した番組の中から、上記広告対象と関連付ける関連番組を特定する番組特定手段と、上記関連番組の視聴者を示す視聴履歴情報を参照して、上記関連番組の視聴者に上記広告対象に関する情報を配信する配信手段とを備えていることを特徴としている。
そして、本発明の配信方法は、上記の課題を解決するために、広告対象に関連する情報を配信する配信装置による配信方法であって、上記広告対象に関する行動が行われた日時を示す行動履歴情報と、上記行動を行った行為者が視聴した番組を示す視聴履歴情報とを参照して、上記行為者が、上記行動を行った日時より前の所定期間内に視聴した番組の中から、上記広告対象と関連付ける関連番組を特定する番組特定ステップと、上記関連番組の視聴者を示す視聴履歴情報を参照して、上記関連番組の視聴者に上記広告対象に関する情報を配信する配信ステップとを含むことを特徴としている。
上記の構成によれば、行動履歴情報と視聴履歴情報とを参照して、行為者が広告対象に関する行動を行った日時より前の所定期間内に視聴した番組の中から、広告対象と関連する関連番組を特定する。そして、関連番組の視聴者(過去に関連番組を視聴した者)に対して、広告対象に関する情報を配信する。
つまり、上記の構成によれば、広告対象に関する情報を関連番組の視聴者に配信することによって、広告対象と関連番組との関連性を利用した広告を行っている。したがって、上記生成装置が生成する広告コンテンツを配信した場合と同様の高い広告効果が期待できる。
なお、関連番組の視聴者を特定するための視聴履歴情報と、行為者の視聴番組を示す視聴履歴情報とは、これらの情報がまとめられた一つのデータであってもよいし、別個のデータであってもよい。
なお、上記生成装置および上記配信装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記生成装置および上記配信装置の各手段として動作させることにより、上記生成装置および上記配信装置をコンピュータにて実現させる制御プログラム、及びそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も本発明の範疇に入る。
以上のように、本発明の生成装置は、上記広告対象に関する行動が行われた日時を示す行動履歴情報と、上記行動を行った行為者が視聴した番組を示す視聴履歴情報とを参照して、上記行為者が、上記行動を行った日時より前の所定期間内に視聴した番組の中から、上記広告対象と関連付ける関連番組を特定する番組特定手段と、上記関連番組を関連付けた、上記広告対象の広告コンテンツを生成するコンテンツ生成手段とを備えている構成である。
また、本発明の生成方法は、上記広告対象に関する行動が行われた日時を示す行動履歴情報と、上記行動を行った行為者が視聴した番組を示す視聴履歴情報とを参照して、上記行為者が、上記行動を行った日時より前の所定期間内に視聴した番組の中から、上記広告対象と関連付ける関連番組を特定する番組特定ステップと、上記関連番組を関連付けた、上記広告対象の広告コンテンツを生成するコンテンツ生成ステップとを含む構成である。
上記の構成によれば、広告対象と関連する関連番組を特定するので、広告対象と関連する番組が不明な場合であっても、関連番組を関連付けた広告コンテンツを生成して、広告対象を効果的に広告することが可能になるという効果を奏する。
また、本発明の配信装置は、上記の課題を解決するために、上記広告対象に関する行動が行われた日時を示す行動履歴情報と、上記行動を行った行為者が視聴した番組を示す視聴履歴情報とを参照して、上記行為者が、上記行動を行った日時より前の所定期間内に視聴した番組の中から、上記広告対象と関連付ける関連番組を特定する番組特定手段と、上記関連番組の視聴者を示す視聴履歴情報を参照して、上記関連番組の視聴者に上記広告対象に関する情報を配信する配信手段とを備えている構成である。
そして、本発明の配信方法は、上記の課題を解決するために、上記広告対象に関する行動が行われた日時を示す行動履歴情報と、上記行動を行った行為者が視聴した番組を示す視聴履歴情報とを参照して、上記行為者が、上記行動を行った日時より前の所定期間内に視聴した番組の中から、上記広告対象と関連付ける関連番組を特定する番組特定ステップと、上記関連番組の視聴者を示す視聴履歴情報を参照して、上記関連番組の視聴者に上記広告対象に関する情報を配信する配信ステップとを含む構成である。
上記の構成によれば、広告対象と関連する関連番組を特定し、広告対象に関する情報を関連番組の視聴者に配信することによって、広告対象と関連番組との関連性を利用した広告を行う。これにより、広告対象と関連する番組が不明な場合であっても、広告対象を効果的に広告することが可能になるという効果を奏する。
本発明の一実施形態にかかる配信システムを構成する生成装置および配信装置の要部構成を示すブロック図である。 上記配信システムにおけるデータの流れを示すブロック図である。 上記配信システムで使用する各データベースに蓄積されるデータ例と端末における画面例を示す図である。 上記生成装置が広告コンテンツの生成に用いるデータの例および生成される広告コンテンツの例を示す図である。 上記生成装置が広告コンテンツを生成する際に抽出するレコードの一例を示す図である。 商品と関連する番組を特定するための所定期間の設定方法の例を示す図であり、同図(a)は番組の視聴終了時刻に基づく設定の例を示し、同図(b)は連続して視聴された番組のうち最後の番組の視聴終了時刻に基づく設定の例を示し、同図(c)は商品の人気に応じて所定期間を長く設定する例を示している。 広告コンテンツを生成する生成処理の一例を示すフローチャートである。 特定商品の売り上げ増に貢献している特定番組に対応する広告コンテンツを優先して生成する生成処理を説明する図である。 視聴終了から特定商品購入までの期間の短い番組に対応する広告コンテンツを優先して生成する生成処理を説明する図である。 特定商品をフィルタリングして広告コンテンツを生成する生成処理を説明する図である。 フィルタリングに使用するフィルタリングDBのレコードの一例を示す図である。 広告コンテンツを、その広告コンテンツに対応する番組を視聴したユーザに対して配信する視聴者対象配信処理の一例を示すフローチャートである。 複数の広告コンテンツを、各広告コンテンツに対応する番組を視聴したユーザに対してまとめて配信する視聴者対象配信処理(一括)の一例を示すフローチャートである。 広告コンテンツを、その広告コンテンツに対応する番組を視聴しなかったユーザに対して配信する非視聴者対象配信処理の一例を示すフローチャートである。 複数の広告コンテンツを、各広告コンテンツに対応する番組を視聴しなかったユーザに対してまとめて配信する非視聴者対象配信処理(一括)の一例を示すフローチャートである。 番組の過去の放送回に対応する広告コンテンツを配信する過去放送対応配信処理の一例を示すフローチャートである。 関連番組と同ジャンルの番組を視聴中のユーザに対して広告コンテンツを配信する同ジャンル番組放送時配信処理の一例を示すフローチャートである。 関連番組を視聴したユーザに対して、その関連番組と同ジャンルの番組が放送されている時間帯を避けて広告コンテンツを配信する同ジャンル番組非放送時配信処理の一例を示すフローチャートである。 ユーザを特定できる情報を含まない購入履歴レコードを用いて広告コンテンツを生成する生成装置が、広告コンテンツの生成に用いるデータの例および生成される広告コンテンツの例を示す図である。 広告コンテンツを生成する際に抽出されるレコードの一例を示す図である。 ユーザIDを含まない購入履歴レコードを用いた生成処理の一例を示すフローチャートである。 購入履歴レコードを用いずに広告コンテンツを生成する生成装置が、広告コンテンツの生成に用いるデータの例および生成される広告コンテンツの例を示す図である。 広告コンテンツを生成する際に抽出されるレコードの一例を示す図である。 検索キーワードを起点とする生成処理の一例を示すフローチャートである。 番組商品DBに格納される番組商品レコードの一例を示す図である。
〔実施の形態1〕
以下、本発明の一実施形態について、図1〜図18および図25に基づいて詳細に説明する。まず、本実施形態にかかる配信システムの構成を図1に基づいて説明する。
〔配信システムの構成〕
図1は、配信システム3を構成する生成装置1および配信装置2の要部構成を示すブロック図である。配信システム3は、商品等の広告対象を広告する広告コンテンツを生成して配信するシステムであり、図示のように生成装置1と配信装置2とを含む。
生成装置1は、広告コンテンツを生成する装置であり、生成装置制御部10、生成装置記憶部11、および生成装置通信部12を備えている。なお、広告対象は商品に限られず、例えばサービス、イベント、会社等であってもよい。本実施形態では、商品を広告する例を説明する。
生成装置制御部10は、生成装置1の動作を統括して制御するものであり、商品特定部(対象特定手段)13、番組特定部(番組特定手段)14、およびコンテンツ生成部(コンテンツ生成手段)15を含む。
商品特定部13は、広告の対象とする商品を特定し、番組特定部14は、商品特定部13が特定した商品と関連のある番組を特定する。そして、コンテンツ生成部15は、商品特定部13が特定した商品を広告する、番組特定部14が特定した番組が関連付けられた広告コンテンツを生成する。なお、商品および番組の特定方法については後述する。
生成装置記憶部11は、生成装置1で使用する各種データを格納する記憶装置であり、購入履歴レコード(行動履歴情報、購入履歴情報)16、視聴履歴レコード(行動履歴情報、視聴履歴情報)17、商品レコード18、番組レコード19、および広告フォーマット9を格納している。
購入履歴レコード16は、広告の対象とする商品の候補の購入履歴を示すデータであり、商品と、その購入日時と、購入者とが対応付けられたデータである。商品特定部13は、この購入履歴レコード16を参照して、広告の対象とする商品を特定する。また、番組特定部14は、この購入履歴レコード16を参照して、広告の対象とする商品の購入者を特定する。
視聴履歴レコード17は、番組とその視聴者とが対応付けられたデータである。番組特定部14は、この視聴履歴レコード17を参照して、商品特定部13が特定した商品の購入者のその購入の契機となった番組を特定する。
商品レコード18は、広告の対象とする商品の候補のそれぞれについて、その商品名等の属性情報が対応付けられたデータである。コンテンツ生成部15は、この商品レコード18を参照して、商品特定部13が特定した商品の属性情報を取得する。
番組レコード19は、テレビ番組の番組名、ジャンル、放送時間等が対応付けられたデータである。コンテンツ生成部15は、この番組レコード19を参照して、番組特定部14が特定した番組の番組名を取得する。
広告フォーマット9は、広告コンテンツのフォーマットデータである。コンテンツ生成部15は、この広告フォーマット9に所定のデータを入力して広告コンテンツを生成する。詳細は後述するが、本実施形態では、番組で紹介された商品用と、紹介されていない商品用との2種類の広告フォーマット9を用いる。
生成装置通信部12は、生成装置1が他の装置と通信を行うためのものである。ここでは、生成装置通信部12がインターネットを介した通信を行う例を説明するが、これに限られない。
一方の配信装置2は、生成装置1が生成した広告コンテンツを取得して配信する装置であり、配信装置制御部20、配信装置記憶部21、および配信装置通信部22を備えている。
配信装置制御部20は、配信装置2の動作を統括して制御するものであり、コンテンツ取得部23および配信処理部(配信手段)24を含む。
コンテンツ取得部23は、生成装置1が生成した広告コンテンツを取得し、配信処理部24は、コンテンツ取得部23が取得した広告コンテンツを配信する。
配信装置記憶部21は、配信装置2で使用する各種データを格納する記憶装置であり、広告コンテンツ25および視聴履歴レコード(視聴履歴情報)26を格納している。
広告コンテンツ25は、コンテンツ取得部23が取得して格納したものである。また、視聴履歴レコード26は、番組とその視聴者とが対応付けられたデータであり、配信処理部24は、これに基づいて広告コンテンツ25の配信先を決める。
配信装置通信部22は、配信装置2が他の装置と通信を行うためのものである。ここでは、生成装置通信部12と通信を行うため、配信装置通信部22は、インターネットを介した通信を行う。
〔配信システムにおけるデータの流れ〕
続いて、配信システム3におけるデータの流れを図2に基づいて説明する。図2は、配信システム3におけるデータの流れを示すブロック図である。
図示の配信システム3には、上述の生成装置1および配信装置2の他に、TVリモコンサーバ100およびECサーバ110が含まれている。また、番組DB101、番組商品DB102、サイト訪問履歴DB103、視聴履歴DB104、商品DB105、および購入履歴DB106が含まれている。さらに、同図では、配信システム3を利用するユーザの所持する端末A、他のユーザの所持する端末B、そしてこれらユーザが視聴するTVを図示している。端末A、Bは、TVを遠隔操作するTVリモコンアプリを実行可能であり、またブラウザを起動することによってインターネットに接続可能な端末である。
TVリモコンサーバ100は、端末A,Bにおけるリモコン機能をサポートするサーバであり、ECサーバ110は、配信システム3が配信対象とする商品を販売するEC(Electronic Commerce)サイトの管理サーバである。
番組DB101は、番組名、ジャンル、内容、開始・終了日時等のテレビ番組に関連するデータを格納するデータベースである。TVリモコンサーバ100は、この番組DB101から取得した番組情報を端末A,Bに配信する。
番組商品DB102は、番組と関連する商品に関するデータ(以下、番組関連商品情報と呼ぶ)を格納するデータベースである。TVリモコンサーバ100は、この番組商品DB102から取得した番組関連商品情報を端末A,Bに配信する。
なお、番組商品DB102に格納されるデータは、例えば図25に示すようなものであってもよい。図25は、番組商品DB102に格納される番組商品レコードの一例を示す図である。
図示の番組商品レコードでは、番組商品ID、商品名、番組ID、紹介の開始および終了日時、ECサイトAにおける商品ID、およびECサイトBにおける商品IDが対応付けられている。したがって、これを参照することにより、何れの番組でどのような商品が紹介されるか、また紹介されたかを特定することができる。そして、その商品のECサイトにおける商品IDを特定することもできる。
なお、番組商品レコードは、商品と、その商品が紹介された番組との対応を示すものであればよく、この例に限られない。番組関連商品情報も同様である。ただし、番組商品IDやECサイトにおける商品IDを番組関連商品情報に含めることによって、その商品をスムーズに発注することが可能になるので、これらの情報を番組関連商品情報に含めることが好ましい。また、番組商品レコードには、商品の写真や紹介文、その商品を販売するECサイトのURL等が含まれていてもよく、これらのデータを番組関連商品情報に含めてもよい。
サイト訪問履歴DB103は、端末A,Bのウェブサイトの訪問履歴を格納するデータベースである。サイト訪問履歴DB103は、TVリモコンサーバ100が端末A,Bから受信したサイト訪問情報に基づいている。
視聴履歴DB104は、TVリモコンサーバ100を利用して番組を視聴する各ユーザの視聴履歴を格納するデータベースである。
商品DB105は、広告の対象とする商品の候補のそれぞれについて、その商品名等が対応付けられたデータを格納するデータベースである。
購入履歴DB106は、ECサイトにおける商品の購入履歴を格納するデータベースである。ECサーバ110は、この購入履歴DB106を管理し、商品が購入されたときには、購入された商品、購入者、購入日時等の情報を購入履歴DB106に格納する。
以上のような構成の配信システム1では、以下のような流れで広告コンテンツが配信される。なお、同図では、1つの処理に関連するデータの流れには同一の番号を付している。
まず、端末Aにおいて、テレビを遠隔操作するためのTVリモコンアプリを起動させると、このTVリモコンアプリがTVリモコンサーバ100に番組情報を要求し、これに応じて番組情報が配信される(1)。これに基づいて、端末Aはテレビ番組表を表示し、ユーザの選局操作を受け付ける。
TVリモコンアプリは、ユーザの選局した番組をテレビに表示させる。また、表示させた番組、ユーザの識別情報、および視聴開始日時等の視聴情報をTVリモコンサーバ100に送信し、TVリモコンサーバ100はこれを視聴履歴として視聴履歴DB104に記録する(2)。
また、TVリモコンサーバ100は、番組商品DB102から現在放送中の番組に関連する商品の商品情報(番組関連商品情報)を取得し、端末AおよびBに配信する(3)。これにより、端末AおよびBでは、番組関連商品情報の閲覧が可能になる。なお、図示の例では、端末AおよびBのうち、端末Aのみが番組関連商品情報を閲覧している(4)。
ここで、端末Aのユーザは、番組関連商品を購入したいと思ったときには、端末Aでブラウザを起動する(5)。これにより、インターネットを介してその商品を取り扱うECサイトへのアクセスすることが可能になる。
ECサイトにアクセスした端末Aは、ECサイトで商品の検索および購入を行う。すなわち、端末Aは、まずECサーバ110から商品情報を受信する。また、商品検索のための情報をECサーバ110に送信し、そして購入の申し込みを送信する。これを受信したECサーバ110は、端末Aのユーザの識別情報、検索キーワード、購入日時等の情報を購入商品と対応付けた購入履歴を購入履歴DB106に記録する。また、端末Aは、訪問したECサイトおよび訪問日時等を示すサイト訪問情報をTVリモコンサーバ100に送信し、TVリモコンサーバ100は、これを当該ユーザのサイト訪問履歴としてサイト訪問履歴DB103に記録する(6)。
以上のような処理によって、広告コンテンツの生成に必要なデータが揃う。生成装置1による広告コンテンツの生成を以下説明する。まず、生成装置1は、広告コンテンツにする商品の抽出を行う(7)。具体的には、購入履歴DB106から購入履歴レコードを取得し、ここから広告コンテンツにする商品を抽出する。この購入履歴レコードが購入履歴レコード16として生成装置記憶部11に格納される(図1参照)。
続いて、生成装置1は、抽出した上記商品の広告コンテンツを生成する(8)。具体的には、サイト訪問履歴DB103から訪問履歴レコードを取得し、視聴履歴DB104から視聴履歴レコードを取得する。この視聴履歴レコードが、図1に示すように、視聴履歴レコード17として生成装置記憶部11に格納される。
なお、訪問履歴レコードは、購入履歴レコードから商品を購入したユーザを特定できない場合に用いるので、購入履歴レコードから商品を購入したユーザを特定できる場合には取得不要である。
次に、生成装置1は、購入履歴レコード16と視聴履歴レコード17とを参照して、広告対象として抽出した商品の購入と関連のある番組を特定する。また、商品DB105から広告対象商品の商品レコードを取得し、特定した番組の番組情報を番組DB101から取得する。さらに、番組商品DB102から広告対象商品の商品情報を取得する。そして、取得したこれらの情報を用いて広告コンテンツを生成する。なお、広告コンテンツを生成する処理の詳細は後述する。
続いて、生成装置1は、生成された広告コンテンツを配信装置2に送信し(9)、配信装置2は受信した広告コンテンツを、広告コンテンツ25として配信装置記憶部21に格納する(図1参照)。
この後、配信装置2は、広告コンテンツ25を端末A,Bに配信する(10)。具体的には、配信装置2は、まず、視聴履歴DB104から視聴履歴レコードを取得し、視聴履歴レコード26として配信装置記憶部21に格納する(図1参照)。そして、視聴履歴レコード26に基づいて決定した配信先(図示の例では端末A,B)に対し、広告コンテンツ25を配信する。これにより、端末A,Bでは広告コンテンツが閲覧可能となる(11)。
〔各データベースへのデータの蓄積と端末における画面例〕
続いて、図3に基づいて各データベースへのデータの蓄積と端末における画面例についてさらに詳細に説明する。図3は、各データベースに蓄積されるデータ例と端末における画面例を示す図である。
上述のように、端末では、TVリモコンアプリを起動することによって、端末からテレビを遠隔操作することができる。そして、TVリモコンアプリを起動することによって、TVリモコンサーバ100が番組DB101から取得した番組情報(1)が、端末に配信される。
また、TVリモコンアプリでテレビの操作を行うことによって、視聴情報がTVリモコンサーバ100に送信され、視聴履歴DB104に記録される。具体的には、図示のように、端末ユーザのユーザID、視聴番組の番組ID、視聴開始日時、および視聴終了日時を一組のレコードとする視聴履歴が記録される。
さらに、TVリモコンサーバ100は、番組商品DB102から取得した番組関連商品情報(3)を端末に送信し、端末はこれを表示させる(4)。図示の画面例では、番組名(○○テレビ)が表示されていると共に、この番組に関連する商品が表示されている。ここで、商品を選択することにより、選択した商品の情報がTVリモコンサーバ100に送信され、TVリモコンサーバ100はこれをサイト訪問履歴DB103に記録する。この場合、ユーザIDおよび日時が記録される。
また、検索によって番組に関連する商品を検索する(4’)ことも可能である。この場合、図示の画面例に示すように、検索キーワードを入力することにより、その番組およびそのキーワードに関連する商品を取り扱うECサイトを表示して、ECサイトを選択させてもよい。これにより、TVリモコンサーバ100によって、ユーザID、ECサイト、訪問日時、および検索キーワードがサイト訪問履歴DB103に記録される。
上記の(4)または(4’)の画面で商品またはECサイトを選択することにより、ECサイトにリダイレクトする。なお、リダイレクト先は、ECサイトのアフィリエイトURLとしてもよい。
ECサイトにアクセスすると、ECサイトからその番組関連商品の商品情報が送信され、端末に購入画面(6)が表示される。そして、番組関連商品を購入することによって、その購入の履歴が購入履歴DB106に記録される。記録の主体は、ECサーバ110であってもよいし、アフィリエイトサービスプロバイダのような他のサーバであってもよい。
ここで記録されるデータは、ユーザID、商品ID、および購入日時である。なお、生成装置1は、上記のデータのうちユーザIDを取得できないこともある。例えば、アフィリエイトサービスプロバイダが購入履歴DB106に履歴情報を格納する場合、アプリケーションのインストールに対して共通のアフィリエイトIDを割り当てているときには、ユーザIDは取得できない。一方、生成装置1とECサーバ110とが同一の運営主体で運営されている場合には、ユーザIDの取得が可能である。また、アフィリエイトサービスプロバイダが購入履歴DB106に履歴情報を格納する場合であっても、アプリケーションのインストールに対して、それぞれ別のアフィリエイトIDを割り当てているときには、ユーザIDの取得が可能である。
〔使用データ例と広告コンテンツの例〕
次に、生成装置1が広告コンテンツの生成に用いるデータの例と、生成される広告コンテンツの例を図4に基づいて説明する。図4は、生成装置1が広告コンテンツの生成に用いるデータの例および生成される広告コンテンツの例を示す図である。
図示の例では、購入履歴DB106にはTVリモコンアプリを用いて前日に購入された購入履歴レコードが格納されている。図示の購入履歴レコードは、前日の一日の期間における購入のそれぞれについて、購入したユーザのユーザID、購入された商品の商品ID、および購入時刻が対応付けられたデータである。また、図示の商品DB105は、商品のそれぞれについて、商品ID、商品名、および商品の詳細情報が対応付けられた商品レコードからなる。
生成装置1は、この購入履歴レコードを取得することにより、前日よく購入された商品が、商品ID「035789」の商品であると特定する。また、商品レコードを参照することにより、商品ID「035789」の商品名が「抹茶バウム」であり、この商品が「○○製菓のバウムクーヘン」であると特定する。
また、図示の例では、視聴履歴DB104には、前日の一日の期間における視聴履歴レコードが格納されている。これは、上述のように、TVリモコンアプリおよびTVリモコンサーバ100の機能によって格納されたものである。図示の視聴履歴レコードは、ユーザID、番組ID、視聴開始時刻、および視聴終了時刻が対応付けられたデータである。また、図示の番組DB101は、前日に放送された番組のそれぞれについて、番組ID、番組名、ジャンル、開始時刻、および終了時刻が対応付けられた番組レコードからなる。
生成装置1は、この視聴履歴レコードから、商品ID「035789」の商品(抹茶バウム)を購入したユーザの視聴履歴を抽出する。これにより、商品ID「035789」の商品を購入したユーザ(この商品に関する行為を行った行為者)が、購入の直前に番組ID「00113」の番組をよく視聴していたことが分かる。また、番組レコードを参照することにより、この番組の番組名が「情報番組Z」であると特定する。
そして、生成装置1は、以上の特定に基づき、「情報番組Z」を視聴した人に配信する「抹茶バウム」の広告コンテンツを生成する。同図では、広告対象が番組で紹介された商品であるか否かに応じた2つの広告コンテンツの例を示している。
同図における番組で紹介された商品の広告コンテンツは、表題(話題のスイーツ)、商品の写真、商品の紹介文、および商品購入のためのキー(購入する)からなる。表題は、商品の属性に応じて決定される。商品の写真は、商品レコード等から取得する(同図の商品レコードには図示せず)。商品の紹介文の「情報番組Z」は、上述のようにして特定したものであり、「○○製菓のバームクーヘン」、「抹茶バウム」は、商品レコードの「詳細」および「商品名」から取得したものである。これ以外の文章は定型である。
また、番組で紹介されていない商品の広告コンテンツも同様の態様であるが、紹介文の内容が変わっている。具体的には、番組で紹介された商品の広告コンテンツの紹介文では、その商品が番組で紹介された旨の記載があったが、紹介されていない商品の広告コンテンツの紹介文では、これが番組を見た人がよく購入した旨の記載に変わっている。なお、番組で紹介された商品は、番組商品DB102(図25参照)を参照することで特定することができる。
そして、このような広告コンテンツが配信装置2に送信され、配信装置2はこれを、例えば前日に「情報番組Z」を視聴したユーザに対して配信する。これにより、前日に「情報番組Z」を視聴したユーザに、その番組を視聴したユーザの多くが「抹茶バウム」を購入したことを認識させることができる。
ここで、このユーザは、多くのユーザが「抹茶バウム」を購入する契機となった「情報番組Z」を見ているので、この商品を購入する可能性が高いと考えられる。また、人気商品であることを認識させることにより、購入を後押しすることもできる。
したがって、上記の構成によれば、購入に結び付きやすい極めて効果的な広告を配信することができる。また、上記の構成によれば、番組で紹介されていない商品を広告することもできる。これにより、例えば番組の出演者が身に付けていた商品のような、従来はテレビ視聴時に欲しい思ってもどこで購入できるかさえ特定することが難しく、購入に至るユーザの少なかった商品を広告して、購入に繋げることも可能になる。
〔抽出されるレコードの例〕
続いて、広告コンテンツを生成する際に抽出されるレコードの例を図5に基づいて説明する。図5は、生成装置1が広告コンテンツを生成する際に抽出するレコードの一例を示す図である。
まず、生成装置1は、購入履歴レコードから、購入が多い商品の商品ID「035789」を抽出する。また、視聴履歴レコードから、この商品を購入したユーザのユーザIDを含む視聴履歴レコードを抽出する。
そして、抽出した購入履歴レコードの購入時刻と、抽出した視聴履歴レコードの視聴時間とを比較して、購入前の所定期間内に視聴された視聴履歴レコードを抽出する。なお、所定期間の設定方法については後述する。
最後に、生成装置1は、抽出した視聴履歴レコードの番組IDの中から、最も視聴された番組ID「00113」を抽出する。この番組ID「00113」の番組が、最初に抽出した商品ID「035789」の商品と関連する番組ということになる。この後、生成装置1は、番組ID「00113」の番組を関連付けた商品ID「035789」の商品の広告コンテンツを生成する。
〔所定期間の設定について〕
上述のように、生成装置1は、商品と関連する番組を特定するため、購入履歴レコードの購入時刻と、視聴履歴レコードの視聴時間とを比較して、購入前の所定期間内に視聴された視聴履歴レコードを抽出する。このときの所定期間の設定について、図6に基づいて説明する。
図6は、商品と関連する番組を特定するための所定期間の設定方法の例を示す図である。同図(a)は番組の視聴終了時刻に基づく設定の例を示し、同図(b)は連続して視聴された番組のうち最後の番組の視聴終了時刻に基づく設定の例を示し、同図(c)は商品の人気に応じて所定期間を長く設定する例を示している。
同図(a)の例では、番組Aを視聴後、しばらくして商品が購入されるという一般的なケースを想定して所定期間を設定している。この例では、番組の視聴終了から所定時間以内に商品が購入された場合に、その番組と商品とが広告コンテンツに組み込む対象として特定される。
なお、所定期間の具体的な値は、番組の視聴から購入に至るまでの一般的な時間を基にするなどして適宜決定すればよい。ただし、余りに長時間にしてしまうと、商品と関連のない番組が多数抽出されてしまうので、商品との関連が推定できる程度の期間(例えば30分〜3時間程度)とすることが望ましい。
同図(b)の例では、番組Aを視聴後、次の番組Bを続けて視聴し、番組Bの視聴終了後、しばらくして商品が購入されるというケースを想定している。この例では、所定期間の設定は同図(a)の例と同じであるが、番組Bについては、その直後に視聴された番組Aの視聴時間を除いて、所定期間内であるか判断する。
つまり、図示の例では、番組Aの視聴終了時刻が所定期間内であれば、番組Bについても所定期間内であると判断し、これら2つの番組を両方抽出する。これにより、番組Bを見て商品を購入しようと思い立ったが、実際の購入が次の番組Aの終了後となったような場合であっても、真に商品の購入に関連のあった番組Bが確実に抽出される。
なお、この場合、商品の購入に関連のない番組Aも抽出されることになるが、複数のユーザについて同様の抽出を行い、抽出された回数の多い番組を選択することによって、商品の購入に関連のない番組をふるい落とすことができる。
同図(c)の例では、商品の人気(売れ行き)に応じて所定期間を設定する例を示している。番組で取り上げられた商品の中には、その直後から購入の申し込みが殺到して、実際に購入に至るまでの時間が長くなることがある。そこで、売れ行きのよかった商品については、同図(c)に示すように、所定期間を同図(a)(b)の場合と比べて長く設定してもよい。なお、売れ行きのよかった商品は、例えば売り上げ個数や金額を所定の上限値と比較する等して特定すればよい。
〔生成処理の流れ〕
次に、生成装置1が広告コンテンツを生成する生成処理(生成方法)の流れを図7に基づいて説明する。図7は、生成処理の一例を示すフローチャートである。
まず、商品特定部13は、購入履歴DBから取得した購入履歴レコード16を参照して、よく購入された商品を抽出し(S1、対象特定ステップ)、抽出した商品を番組特定部14およびコンテンツ生成部15に通知する。
具体的には、一定の期間内の販売個数が所定の上限値以上である商品を抽出し、抽出した商品をその商品IDで通知する。抽出する商品は、売り上げ金額に基づいて抽出してもよいし、購入者数に基づいて抽出してもよい。
なお、ここでは簡単のため、販売個数が所定の上限値以上である商品が1つ抽出された場合の例を説明するが、複数の商品が抽出された場合、各商品についてS2以降の処理が行われ、各商品に対応する広告コンテンツが生成される。また、以下では、商品特定部13が通知した商品を特定商品と呼ぶ。
特定商品の通知を受けた番組特定部14は、その特定商品に関連する番組を特定するため、S2からS6の処理を実行する。
まず、番組特定部14は、S1で抽出した特定商品の購入に対応する購入履歴レコードを抽出する(S2)。具体的には、番組特定部14は、購入履歴レコード16に含まれるレコードのうち、特定商品の商品IDが対応付けられたレコードを抽出する。
次に、番組特定部14は、抽出した購入履歴レコードのユーザ、つまり特定商品の購入者の視聴履歴レコードを抽出する(S3)。具体的には、番組特定部14は、購入履歴レコード16からユーザIDを読み出し、視聴履歴レコード17から当該ユーザIDの視聴履歴レコードを抽出する。
そして、抽出した購入履歴レコードのそれぞれについて、L(ループ)1の処理を行う。すなわち、番組特定部14は、そのユーザが購入日時より前の所定期間内に視聴した番組を抽出する(S4)という処理を、S3で抽出した視聴履歴レコードのそれぞれについて行う。
より詳細には、番組特定部14は、抽出した視聴履歴レコードに含まれる番組のうち、購入履歴レコードから読み出した購入日時より前の所定期間内に視聴された番組の番組IDを特定する。なお、特定する番組は複数であってもよい。これらの処理を、S3で抽出した各視聴履歴レコードについて行うことにより、S1で特定した商品と関連のある可能性の高い番組が抽出される。
この番組の抽出は、図6(a)〜(c)の例のようにして行われる。つまり、番組特定部14は、視聴履歴レコードにおいて、複数の番組が連続して視聴されていた場合には、最後の番組の終了時刻が上記所定期間内であるときには、その前に視聴された番組についても、上記所定期間内に視聴された番組として特定する。また、特定商品の購入の数量または金額が所定の上限値以上である場合に、上限値未満の場合よりも上記所定期間を長く設定して番組を特定する。
次に、番組特定部14は、L1の処理で抽出された番組のうち、特定商品を購入したユーザに最も高い割合で視聴されていた番組を特定する(S5、番組特定ステップ)。具体的には、番組特定部14は、抽出された番組IDのうち最も多く抽出されたIDの番組(最も多くの特定商品購入者に視聴された番組)を特定する。
続いて、番組特定部14は、S5で特定した番組の視聴割合が所定率以上であるか判断する(S6)。具体的には、番組特定部14は、購入履歴レコード16を参照して特定した、特定商品を購入したユーザ数に対する、S5で特定した番組がL1の処理で抽出された回数の割合を算出する。
なお、上記所定率をどのような値とするかは、関連性のない広告コンテンツの生成がどの程度まで許容されるかに応じて決定すればよい。所定率を高く設定することにより、商品と関連のない番組が対応付けられた広告コンテンツが生成される確率を下げることができる。一方、所定率を低く設定することにより、広告コンテンツが生成される確率を上げることができる。
ここで、視聴割合が所定率未満である場合(S6でNO)には、番組特定部14は、その旨をコンテンツ生成部15に通知し、コンテンツ生成部15は、S1で商品特定部13から通知された特定商品の商品IDを破棄する。これにより広告コンテンツが生成されることなく、生成処理が終了する。
一方、視聴割合が所定率以上である場合(S6でYES)には、番組特定部14は、特定した番組の番組IDをコンテンツ生成部15に通知する。なお、以下では、番組特定部14が特定し、そのIDをコンテンツ生成部15に通知した番組を関連番組と呼ぶ。
そして、この通知を受けたコンテンツ生成部15は、特定商品が関連番組で紹介された商品であるか判断する(S7)。具体的には、コンテンツ生成部15は、番組商品DBの番組関連商品情報(番組紹介情報)から、特定商品が番組で紹介されたものであることが確認され、かつその番組が関連番組と一致する場合に、番組で紹介された商品であると判断する。
S7において、番組で紹介された商品であると判断した場合(S7でYES)、コンテンツ生成部15は、番組で紹介された商品向けの広告コンテンツを生成する(S8、コンテンツ生成ステップ)。一方、番組で紹介された商品ではないと判断した場合(S7でNO)、コンテンツ生成部15は、番組で紹介されていない商品向けの広告コンテンツを生成する(S9、コンテンツ生成ステップ)。
具体的には、コンテンツ生成部15は、番組で紹介された商品向けの広告コンテンツを生成する場合、番組で紹介された商品向けの広告フォーマット9を生成装置記憶部11から読み出す。そして、この特定商品の画像データと商品名とを商品レコード18から読み出し、番組レコード19から番組名を読み出して、上記の広告フォーマット9に入力することによって、広告コンテンツを生成する。この場合、図4に示すような、特定商品が関連番組で紹介されたことを示す広告コンテンツが生成される。一方、番組で紹介されていない商品向けの広告コンテンツは、番組で紹介されていない商品向けの広告フォーマット9を用いて、上記と同様の処理で生成する。
これにより、特定商品と特定番組とが関連付けられ、この特定商品が特定番組で紹介されたか否かに応じた広告コンテンツが生成される。そして、コンテンツ生成部15は、上記のようにして生成した広告コンテンツを、生成装置通信部12を介して配信装置2に送信し(S10)、これにより生成処理は終了する。
なお、コンテンツ生成部15は、特定商品と特定番組とが関連付けられたコンテンツを生成するものであればよく、S7の処理を省略して、番組で紹介されたか否かを考慮しないコンテンツを生成してもよい。
ただし、番組で紹介されたか否かに応じたコンテンツとすることにより、特定商品と特定番組との関連性をユーザに認識させることができる。そして、この関連性の認識が、ユーザを特定商品の購入に踏み切らせる一助となることが期待できるため、番組で紹介されたか否かに応じたコンテンツを生成することが好ましい。
〔特定商品の売り上げ増に貢献している番組に対応する広告コンテンツの優先〕
上記の例では、S6で視聴割合が所定率以上の番組が特定された場合、その番組と特定商品とを対応付けた広告コンテンツを生成している。しかしながら、視聴割合が所定率以上であっても、その特定商品の売り上げ増に貢献していない番組であることも考えられる。
このため、特定商品の売り上げ増に貢献している特定番組に対応する広告コンテンツを優先して生成してもよい。これについて、図8に基づいて説明する。図8は、特定商品の売り上げ増に貢献している特定番組に対応する広告コンテンツを優先して生成する生成処理を説明する図である。
なお、図8は、図7のフローチャートの一部を抜粋してS6の後にS6’の処理を追加したものであるから、ここではS6’の処理を中心に説明する。ただし、図8では、S1(図示せず)で特定商品が複数特定されているとして説明を行う。
S6で視聴割合が所定率以上であると判断した番組特定部14は、特定した番組(関連番組)の番組IDをコンテンツ生成部15に通知する。ここでは、S1で特定商品が複数特定されているため、各特定商品に対応する関連番組が順次特定されて通知される。これにより、コンテンツ生成部15には、特定番組と関連番組との組が複数組通知されることになる。
S6’では、コンテンツ生成部15は、関連番組の視聴と関連付けられた購入数を算出する。具体的には、コンテンツ生成部15は、視聴履歴レコード17および購入履歴レコード16を参照して、関連番組を視聴したユーザによって購入された特定商品の個数をカウントする。
コンテンツ生成部15は、この処理を特定商品と関連番組の組のそれぞれについて行い、カウントされた個数の多かった組から、S7以降の処理を行う。つまり、特定商品の販売個数の多かった組を優先して広告コンテンツを生成する。これにより、販売数の多い特定商品と関連番組との組に対応し、特定商品の売り上げ増に貢献する可能性の高い広告コンテンツを優先して生成することができる。
なお、上記の例では、特定商品の購入数を基準に優先の判断を行う例を示したが、広告コンテンツの有効性を判定できるような基準で判断すればよく、この例に限られない。例えば、特定商品の販売金額を基準としてもよいし、広告の対象がサービスであれば、契約数や契約金額を基準としてもよい。
また、上記の例では、カウントされた個数の少なかった組に対応する広告コンテンツも生成しているが、カウントされた個数の少なかった組に対応する広告コンテンツを生成しない構成としてもよい。
〔視聴終了から特定商品購入までの期間の短い番組に対応する広告コンテンツの優先〕
また、視聴終了から特定商品購入までの期間の短い番組は、ユーザを購入に踏み切らせる力の強い番組であると考えられる。このため、このような番組に対応する広告コンテンツを優先して生成してもよい。これについて、図9に基づいて説明する。図9は、視聴終了から特定商品購入までの期間の短い番組に対応する広告コンテンツを優先して生成する生成処理を説明する図である。
なお、図9は、図8と同様に、図7のフローチャートの一部を抜粋して処理を追加したものであり、S1で複数の特定商品が抽出されたことを前提としている。ここでは、図7のフローチャートに追加された処理であるS4’およびS6”を中心に説明する。
S4’では、番組特定部14は、S4で抽出したレコードについて、番組の視聴から特定商品購入までの時間の総和を算出する。なお、この時間の起算点は、視聴履歴レコード17から特定したユーザの視聴終了時刻であってもよいし、番組DBの番組情報から特定した番組終了時刻であってもよい。
そして、S6で視聴割合が所定率以上であると判断した番組特定部14は、特定した番組(関連番組)の番組IDと、S4’で算出した時間の総和と共にコンテンツ生成部15に通知する。ここでは、S1で特定商品が複数特定されているため、各特定商品に対応する関連番組および算出時間が順次特定および算出されて通知される。これにより、コンテンツ生成部15には、特定番組と関連番組との組が複数組通知され、さらに各組に対応する算出時間が通知されることになる。
S6”では、コンテンツ生成部15は、S4’で算出された時間の総和を、抽出された視聴履歴レコードの数で割って、番組の視聴から特定商品購入までの平均時間を算出する。この処理は、特定商品と関連番組の組のそれぞれについて行い、平均時間の短かった組から順にS7以下の処理を行う。つまり、番組の視聴から特定商品購入までの平均時間が短い組を優先して広告コンテンツを生成する。
上記の構成によれば、視聴終了から特定商品購入までの期間の短い関連番組に基づいた広告コンテンツから順に生成される。したがって、特定商品の売り上げを短期間に伸ばし得る広告コンテンツを優先して生成することができる。
なお、平均時間に上限値を設定しておき、平均時間が上限値を超える組については広告コンテンツの生成を行わず、上限値以下の平均時間の組について、S7以下の処理を行ってもよい。これにより、即効性が期待できる広告コンテンツに絞った生成が可能になる。
〔特定商品のフィルタリング〕
生成装置1は、よく売れた商品を自動的に選択してその広告コンテンツを生成するため、広告主の意に沿わない商品のコンテンツが生成される可能性がある。このようなことを防ぐ方策として、抽出した特定商品をフィルタリングすることが考えられる。これについて、図10および図11に基づいて説明する。
図10は、特定商品をフィルタリングする場合の生成処理を説明する図であり、図11は、フィルタリングに使用するフィルタリングDBのレコードの一例を示す図である。なお、図10は、図8、図9と同様に、図7のフローチャートの一部を抜粋して処理を追加したものであるから、図7との相違点であるS1’の処理を中心に説明する。
図10の生成処理では、S1で商品を抽出した商品特定部13が、抽出した商品の商品情報を商品レコードより取得して、フィルタリングDBと照合する(S1’)。このフィルタリングDBには、広告コンテンツの生成の対象外とする商品を示す情報(対象外情報)が格納されている。
そして、商品情報がフィルタリングDBに記述されている事項にマッチする商品については、S2以降の処理を行わない。つまり、商品特定部13は、S1で抽出した商品のうち、フィルタリングDBに記述されている事項にマッチしない商品を番組特定部14およびコンテンツ生成部15に通知する。
例えば、図11のフィルタリングDBは、広告の対象から外したい商品に関する「キーワード」と、そのキーワードによるフィルタリングの範囲を示す「除外対象」の2つの項目を含み、「自動車」のキーワードは、除外対象が「ALL」となっている。これは、商品情報の少なくとも1つの項目に「自動車」が記述されている商品を広告対象から除外することを示す。また、「A社」のキーワードは、除外対象が「NAME,MAKER」となっている。これは、商品情報の商品名およびメーカー名の少なくとも何れかに「A社」が記述されている商品を広告対象から除外することを示す。
このように、特定商品のフィルタリングを行うことにより、例えば競合他社の広告コンテンツを生成してしまうことを回避することができる。なお、フィルタリングは、広告主の意に沿わない商品を特定商品から排除できるようなものであればよく、フィルタリング方法はこの例に限られない。
〔視聴者対象配信処理の流れ〕
続いて、配信装置2が、広告コンテンツを、その広告コンテンツに対応する番組を視聴したユーザに対して配信する視聴者対象配信処理の流れを図12に基づいて説明する。図12は、視聴者対象配信処理の一例を示すフローチャートである。
まず、配信装置2のコンテンツ取得部23は、配信する広告コンテンツを取得する(S20)。具体的には、コンテンツ取得部23は、生成装置1が生成して送信した広告コンテンツを、配信装置通信部22を介して取得(受信)する。なお、コンテンツ取得部23が広告コンテンツを取得する方法はこの例に限られない。例えば、生成装置1に対して広告コンテンツの送信を要求して取得してもよいし、生成装置1が生成した広告コンテンツが記憶された記録媒体にアクセスして取得してもよい。いずれにせよ取得された広告コンテンツは、広告コンテンツ25として配信装置記憶部21に格納される(図1参照)。
また、コンテンツ取得部23は、関連番組の番組IDを取得して、上記のようにして取得した広告コンテンツ25と共に配信処理部24に出力する。なお、番組IDは、広告コンテンツと共に生成装置1から取得してもよく、この場合、生成装置1のコンテンツ生成部15が自動的に、またはコンテンツ取得部23の要求に応じて番組IDを送信すればよい。また、広告コンテンツのメタデータとして番組IDを記録しておき、これを参照することによって番組IDを取得してもよい。
次に、配信処理部24は、視聴履歴レコードを取得し(S21)、関連番組を視聴したユーザを抽出する(S22)。なお、S22で抽出したユーザのうち、特定商品を既に購入したユーザは、抽出対象から外してもよい。また、視聴履歴レコードは、生成装置1から取得してもよいし、視聴履歴DBから取得してもよい。生成装置1から取得する場合、広告コンテンツと共に受信してもよいし、生成装置1に要求して取得してもよい。取得した視聴履歴レコードは、視聴履歴レコード26として配信装置記憶部21に格納され(図1参照)、これを参照してS22の抽出を行う。
そして、配信処理部24は、S22で抽出したユーザ、つまり関連番組の視聴者に対し、コンテンツ取得部23から入力された広告コンテンツ25を、配信装置通信部22を介して配信し(S23)、これにより視聴者対象配信処理は終了する。
なお、視聴履歴レコードに各ユーザのアドレスが含まれている場合にはこれを利用して配信し、含まれていない場合には、例えばユーザIDとそのユーザのアドレスとが対応付けられたユーザDBを取得し、これを利用して配信すればよい。
〔視聴者対象配信処理(一括)の流れ〕
上記の視聴者対象配信処理では、生成装置1が生成した1つの広告コンテンツをそのまま配信しているが、複数の広告コンテンツをまとめて配信してもよい。ここでは、配信装置2が、複数の広告コンテンツを、各広告コンテンツに対応する番組を視聴したユーザに対してまとめて配信する視聴者対象配信処理(一括)の流れを図13に基づいて説明する。図13、視聴者対象配信処理(一括)の一例を示すフローチャートである。
視聴者対象配信処理(一括)では、コンテンツ取得部23は、配信する広告コンテンツを複数取得する(S30)。なお、複数の広告コンテンツは、一度に取得してもよいし、生成装置1から受信した広告コンテンツが、配信装置記憶部21に複数蓄積されるのを待って、ここから取得してもよい。
また、コンテンツ取得部23は、配信する広告コンテンツのそれぞれに対応する番組の番組IDを取得して、上記のようにして取得した広告コンテンツと共に配信処理部24に出力する。番組IDの取得方法については既に説明したとおりである。
次に、配信処理部24は、視聴履歴レコードを取得し(S31)、関連番組を視聴したユーザを抽出する(S32)。なお、視聴履歴レコードの取得方法については、既に説明したとおりである。
ここで、S30では複数の広告コンテンツが取得されるので、S32では、そのそれぞれに対応する関連番組を視聴したユーザを抽出する。そして、配信処理部24は、抽出したユーザのそれぞれについて、L3の処理を実行する。また、L3には配信する広告コンテンツのそれぞれについて行うL4の処理が含まれる。
すなわち、配信処理部24は、抽出したユーザが、広告コンテンツの関連番組を視聴したかを確認し(S33)、視聴した場合(S33でYES)には、そのユーザの関連コンテンツリストに、その広告コンテンツを追加する(S34)という処理を、全ての広告コンテンツについて行う(L4)。
そして、配信処理部24は、ユーザの関連コンテンツリストに含まれる各広告コンテンツを1つにまとめて(S35)、そのユーザに配信する(S36)。なお、S35、S36では、複数の広告コンテンツを単に一括して送信してもよいし、複数の広告コンテンツを統合した統合コンテンツを生成して送信してもよい。統合したコンテンツは、例えば各広告コンテンツが各ページに掲載されたカタログのようなものであってもよい。
L3の処理が、抽出したユーザのそれぞれについて行われると、視聴者対象配信処理(一括)は終了する。視聴者対象配信処理(一括)によれば、広告コンテンツの配信回数を減らすことができるので、配信を受けるユーザにおける受信の煩わしさを低減することができる。
〔非視聴者対象配信処理の流れ〕
上記では、関連番組の視聴者に対して広告コンテンツを配信する例を説明したが、関連番組を視聴しなかったユーザに対して配信してもよい。ここでは、広告コンテンツを、その広告コンテンツに対応する番組を視聴しなかったユーザに対して配信する非視聴者対象配信処理の流れを図14に基づいて説明する。
図14は、非視聴者対象配信処理の一例を示すフローチャートである。なお、図14のS40、41、43の処理は、それぞれ図12のS20、21、23の処理と同様であるから説明を省略し、S42の処理を中心に説明する。
S42では、配信処理部24は、S41で取得した視聴履歴レコードから、関連番組を視聴していないユーザを抽出する。そして、配信処理部24は、S42で抽出した各ユーザ、つまり関連番組の非視聴者に対して広告コンテンツを配信する(S43)。
この非視聴者対象配信処理によれば、関連番組を視聴しなかったユーザに対して、関連番組と特定商品とが関連付けられた広告コンテンツを配信する。これにより、関連番組を視聴しなかったユーザに、特定商品購入の契機を提供することができる。
また、広告コンテンツによれば、関連番組を視聴したユーザの多くが特定商品を購入したことを認識させることができるので、この広告コンテンツの配信を受けたユーザの、この特定商品に対する購買意欲を惹起することもできる。
〔非視聴者対象配信処理(一括)の流れ〕
上述の非視聴者対象配信処理においても、視聴者対象配信処理と同様に、複数の広告コンテンツをまとめて配信してもよい。ここでは、配信装置2が、複数の広告コンテンツを、各広告コンテンツに対応する番組を視聴しなかったユーザに対してまとめて配信する非視聴者対象配信処理(一括)の流れを図15に基づいて説明する。
図15は、非視聴者対象配信処理(一括)の一例を示すフローチャートである。なお、図15のS50〜S52、S54〜S56の処理は、それぞれ図13のS30〜S32、S34〜S36の処理と同様であるから説明を省略し、S53の処理を中心に説明する。
S53では、配信処理部24は、S52で抽出したユーザが、広告コンテンツの関連番組を視聴しなかったかを確認し、視聴していない場合(S53でYES)には、そのユーザの関連コンテンツリストに、その広告コンテンツを追加する(S54)。一方、視聴していない場合(S53でNO)には、そのユーザの関連コンテンツリストには、その広告コンテンツを追加しない。
この非視聴者対象配信処理(一括)によれば、関連番組を視聴しなかったユーザに、特定商品購入の契機を提供することができ、かつ広告コンテンツの配信回数を減らすことができる。
〔過去放送対応配信処理〕
関連番組が複数の放送回に分けて放送されるシリーズものの番組である場合や、同じ番組の枠組みの中で毎回内容を変えて放送される番組(例えば毎週放送される番組)である場合、その番組の視聴者は、過去の放送回で紹介等された商品に興味を持つ可能性が高いと考えられる。また、関連番組の再放送の視聴者もこの関連番組に対応する特定商品に興味を持つ可能性が高いと考えられる。このため、関連番組に対応する、このような番組の視聴者に、その関連番組の広告コンテンツを配信することも考えられる。
ここでは、番組の過去の放送回に対応する広告コンテンツを配信する過去放送対応配信処理の流れを図16に基づいて説明する。図16は、過去放送対応配信処理の一例を示すフローチャートである。なお、図示の過去放送対応配信処理では、広告コンテンツ25が既に配信装置記憶部21に格納されているとする。
まず、配信処理部24は、番組DBから取得した現在放送中の番組を含む番組レコードを参照して現在放送中の番組を特定し(S60)、特定した番組の前回の放送に関連する広告コンテンツを配信装置記憶部21から取得する(S61)。
具体的には、配信処理部24は、配信装置記憶部21に格納されている広告コンテンツ25のうち、S80で特定した各番組の番組IDと、同一または対応する番組IDの関連番組に対応する広告コンテンツを取得する。
次に、配信処理部24は、視聴履歴DBから視聴履歴レコードを取得し(S62)、視聴履歴レコード26として配信装置記憶部21に格納する。続いて、この視聴履歴レコード26から、番組(関連番組の次放送回)を視聴しているユーザを抽出する(S63)。
そして、配信処理部24は、S63で抽出したユーザに対し、S81で取得した広告コンテンツを、配信装置通信部22を介して配信し(S64)、これにより過去放送対応配信処理は終了する。
なお、S61では、前回より前の放送回の広告コンテンツについても取得の対象としてもよい。そして、複数の広告コンテンツが取得された場合には、図13等の例と同様に、これらをまとめて配信してもよい。また、関連番組の次放送回の視聴を終了したユーザに対して広告コンテンツを配信してもよい。
〔同ジャンル番組放送時配信処理〕
また、配信装置2は、関連番組と同ジャンルの番組を視聴中のユーザに対して広告コンテンツを配信してもよい。ここでは、関連番組と同ジャンルの番組を視聴中のユーザに対して広告コンテンツを配信する同ジャンル番組放送時配信処理の流れを図17に基づいて説明する。図17は、同ジャンル番組放送時配信処理の一例を示すフローチャートである。なお、図示では、広告コンテンツ25が既に配信装置記憶部21に格納されている状態からの処理を示している。
まず、配信処理部24は、番組DBから現在放送中の番組を含む番組レコードを取得して現在放送中の番組を特定し(S70)、特定した番組と同じジャンルの関連番組の広告コンテンツを配信装置記憶部21から取得する(S71)。
具体的には、配信処理部24は、S70で特定した各番組のジャンルを、番組レコードに含まれるジャンルの情報(番組属性情報)を参照して特定する。また、配信装置記憶部21に格納されている各広告コンテンツ25に対応する各関連番組ついても、同様にしてジャンルを特定する。そして、配信装置記憶部21に格納されている広告コンテンツのうち、S70で特定した各番組と同一ジャンルの関連番組(同属性番組)に対応する広告コンテンツを取得する。
次に、配信処理部24は、視聴履歴DBから視聴履歴レコードを取得し(S72)、番組(関連番組と同ジャンルの番組)を視聴しているユーザを抽出する(S73)。そして、配信処理部24は、S73で抽出したユーザに対し、既にその広告コンテンツを配信済みであるか確認し、配信済みであれば配信を行わず未配信であれば配信する処理を、抽出した各ユーザについて行う(L7:S74、S75)。
これにより、同ジャンル番組放送時配信処理は終了する。なお、広告コンテンツを配信済みであるか否かは、広告コンテンツの配信履歴を記憶しておくことにより判断可能である。
〔同ジャンル番組非放送時配信処理〕
また、配信装置2は、関連番組を視聴したユーザに対して、その関連番組と同ジャンルの番組が放送されている時間帯を避けて広告コンテンツを配信してもよい。ここでは、関連番組を視聴したユーザに対して、その関連番組と同ジャンルの番組が放送されている時間帯を避けて広告コンテンツを配信する同ジャンル番組非放送時配信処理の流れを図18に基づいて説明する。図18は、同ジャンル番組非放送時配信処理の一例を示すフローチャートである。
まず、配信装置2のコンテンツ取得部23は、配信する広告コンテンツを取得し(S80)、取得した広告コンテンツと、その広告コンテンツの関連番組の番組IDと、ジャンルとを配信処理部24に出力する。
次に、配信処理部24は、番組DBから現在放送中の番組を含む番組レコードを取得して、関連番組と同じジャンルの現在放送中の番組を特定する(S81)。続いて、配信処理部24は、視聴履歴DBから視聴履歴レコードを取得し(S82)、関連番組を視聴したユーザを抽出する(S83)。
そして、配信処理部24は、その広告コンテンツを配信済みのユーザであるか、また関連番組と同ジャンルの番組を視聴中であるか確認し、未配信でありかつ視聴中ではないユーザに対して配信を行う処理を、S18で抽出した各ユーザについて行う(L8:S84〜S86)。これにより、同ジャンル番組非放送時配信処理は終了する。
〔実施の形態2〕
上記実施形態では、購入履歴レコードから商品購入者のユーザIDを取得しているが、ユーザIDは個人情報であり、ユーザIDを含む購入履歴レコードの入手が難しいことも想定される。
そこで、本実施形態では、ユーザを特定できる情報を含まない購入履歴レコードを用いて広告コンテンツを生成する例を、図19〜図21に基づいて説明する。なお、装置およびシステムの構成は上記実施形態と同様であるから、本実施形態においても図1のブロック図に記載の生成装置1と配信装置2とを含む配信システム3を例に説明を行う。また、上記実施形態と同様の構成については同一の参照番号を付して説明を省略する。
〔配信システムにおけるデータの流れ〕
まず、本実施形態の配信システム3の概要を図19に基づいて説明する。図19は、ユーザを特定できる情報を含まない購入履歴レコードを用いて広告コンテンツを生成する生成装置1が、広告コンテンツの生成に用いるデータの例および生成される広告コンテンツの例を示す図である。
図19の例では、図4の例と比べて購入履歴レコード(購入履歴情報)にユーザIDが含まれていない点で相違している。また、サイト訪問履歴DB103に格納されている前日の訪問履歴レコード(訪問履歴情報)を利用する点で相違している。この訪問履歴レコードは、訪問者のユーザID、訪問されたECサイト、訪問の際に使用された検索キーワード、および訪問日時とが対応付けられたデータである。
まず、生成装置1は、購入履歴DB106から取得した購入履歴レコードを参照して、前日よく購入された商品が、商品ID「035789」の商品であると特定する。また、商品レコードを参照することにより、商品ID「035789」の商品名が「抹茶バウム」であり、この商品が「○○製菓のバウムクーヘン」であることを特定する。
また、生成装置1は、この商品レコードから、この商品の検索に用いられる可能性のあるキーワードを抽出することができる。例えば、「商品詳細」に含まれる単語「○○製菓」を検索キーワードとして抽出できる。無論、検索キーワードはこの例に限られず、商品名等であってもよい。
次に、生成装置1は、サイト訪問履歴DB103より取得した前日の訪問履歴レコードから、上記の検索キーワード「○○製菓」を用いた検索によってアクセスされた訪問履歴レコードを抽出する。抽出した訪問履歴レコードのユーザは、「○○製菓」で検索して、「抹茶バウム」を販売するECサイトAにアクセスしているので、「抹茶バウム」を購入している可能性が高く、少なくとも「抹茶バウム」に注目したと推定される。
このため、生成装置1は、視聴履歴DB104より取得した前日の視聴履歴レコードから、このユーザの視聴履歴レコードを抽出する。そして、抽出した視聴履歴レコードから、ECサイトAの訪問日時より前の所定期間内に視聴された番組のレコードをさらに抽出する。これにより、図示の例では、「○○製菓」でECサイトAを訪問したユーザが、その直前に番組ID「00113」の番組をよく視聴していたことが特定されている。
そして、生成装置1は、番組DB101から取得した番組レコードを参照することにより、番組ID「00113」の番組が「情報番組Z」であることを特定し、「情報番組Z」と「抹茶バウム」とを関連付けて、図示のような広告コンテンツを生成する。
この広告コンテンツは、配信装置2に送信され、配信装置2から、例えば前日に「情報番組Z」を視聴したユーザに対して配信される。
このように、本実施形態の生成装置1は、特定商品に関連するキーワードによる検索でECサイトを訪問した訪問者を特定する。このため、ユーザを特定できる情報を含まない購入履歴レコードを用いて広告コンテンツを生成することができる。
〔抽出されるレコードの例〕
続いて、広告コンテンツを生成する際に抽出されるレコードの例を図20に基づいて説明する。図20は、広告コンテンツを生成する際に抽出されるレコードの一例を示す図である。
まず、生成装置1は、購入履歴レコードから、購入が多い商品の商品ID「035789」を抽出する。また、訪問履歴レコードから、商品ID「035789」が検索されるキーワードによってECサイトAを訪問したレコードを抽出する。
次に、生成装置1は、抽出した訪問履歴レコードのユーザIDが対応付けられている視聴履歴レコードを抽出する。そして、抽出した訪問履歴レコードと、視聴履歴レコードとについて、訪問時刻と視聴時間とを比較し、所定期間内の条件に合う視聴履歴レコードを抽出する。
最後に、生成装置1は、抽出した視聴履歴レコードの番組IDの中から、最も視聴された番組ID「00113」を抽出する。この番組ID「00113」の番組が、最初に抽出した商品ID「035789」の商品と関連する番組ということになる。
〔ユーザIDを含まない購入履歴レコードを用いた生成処理の流れ〕
次に、生成装置1が広告コンテンツを生成する生成処理の流れを図21に基づいて説明する。図21は、ユーザIDを含まない購入履歴レコードを用いた生成処理の一例を示すフローチャートである。なお、S90、S94〜S99の処理は、図7のS1、S5〜S10の処理と同様であるから、ここではS91〜93の処理を中心に説明する。
まず、商品特定部13は、購入履歴レコードからよく購入された商品を抽出し(S90)、抽出した商品を番組特定部14およびコンテンツ生成部15に通知する。なお、この購入履歴レコードには、ユーザIDが含まれていない(図19参照)。
特定商品の通知を受けた番組特定部14は、サイト訪問履歴DBから取得した訪問履歴レコードより、特定商品に関連するキーワードによる検索で訪問されたレコードを抽出する(S91)。
具体的には、番組特定部14は、まず、商品DBから取得した商品レコードを参照して、特定商品に関連するキーワードを抽出する。抽出するキーワードとしては、例えば商品名、商品名の略称、商品詳細に記述されている単語、販売店舗名等が考えられる。次に、訪問履歴レコードから、特定商品を販売するECサイトへの訪問履歴レコードのうち、抽出した各キーワードによる検索で訪問されたレコードを抽出する。
次に、番組特定部14は、抽出した訪問履歴レコードのユーザの視聴履歴レコードを抽出する(S92)。そして、抽出した視聴履歴レコードのそれぞれについて、上記ユーザが、そのECサイト訪問日時より前の所定期間内に視聴した番組を抽出するという処理を行う(L9:S93)。
具体的には、番組特定部14は、S91で抽出した訪問履歴レコードから、ECサイトを訪問したユーザ(ユーザID)を特定する。続いて、視聴履歴DBから取得した視聴履歴レコードから、特定した上記ユーザの視聴履歴レコードを抽出する。そして、訪問履歴レコードから特定した当該ユーザのサイト訪問日時を基準として決定した所定期間内の視聴番組のレコードを抽出する。これらの処理を、S92で抽出した各視聴履歴レコードについて行うことにより、特定商品と関連のある可能性の高い番組が抽出される。
なお、所定期間の設定については既に説明したとおりである。つまり、図6における「商品購入」が「ECサイト訪問」に置き換わるだけである。また、抽出する番組が複数であってもよいことも既に説明したとおりである。
この後、番組特定部14は、抽出された番組のうち特定商品を購入したユーザに最も高い割合で視聴されていた番組を特定し(S94)、この番組の視聴割合が所定率以上であるか判断する(S95)。
そして、視聴割合が所定率以上である場合(S95でYES)には、番組特定部14は、この番組(関連番組)の番組IDをコンテンツ生成部15に通知する。これにより、コンテンツ生成部15によって、特定商品と関連番組とが関連付けられた広告コンテンツが生成され、配信装置2に送信されて(S96〜S99)、生成処理は終了する。
〔実施の形態3〕
上記各実施形態では、購入履歴レコードから商品を購入したユーザを特定しているが、一般的に、購入履歴レコードはECサイトの運営者等が作製するものであるため、購入履歴レコードを生成装置1が入手可能となるまでに時間がかかることも想定される。このような場合には関連番組の放送から、広告コンテンツの配信まで期間が空いてしまい、広告効果が薄れることも考えられる。
そこで、本実施形態では、購入履歴レコードを用いずに広告コンテンツを生成する例を、図22〜図24に基づいて説明する。なお、装置およびシステムの構成は上記各実施形態と同様であるから、本実施形態においても図1のブロック図に記載の生成装置1と配信装置2とを含む配信システム3を例に説明を行う。また、上記各実施形態と同様の構成については同一の参照番号を付して説明を省略する。
〔配信システムにおけるデータの流れ〕
まず、本実施形態の配信システム3の概要を図22に基づいて説明する。図22は、購入履歴レコードを用いずに広告コンテンツを生成する生成装置1が、広告コンテンツの生成に用いるデータの例および生成される広告コンテンツの例を示す図である。図22の例は、図19の例と比べて購入履歴レコードを用いていない点で相違している。
まず、生成装置1は、サイト訪問履歴DB103から、ECサイトの前日の訪問履歴レコード(訪問履歴情報)を取得する。そして、この訪問履歴レコードにおいて、ECサイトへの訪問時に使用された回数の多い検索キーワード「○○製菓」を抽出する。
次に、生成装置1は、ECサイトの商品DB105から商品レコードを取得して、そして、検索キーワード「○○製菓」に対応する商品が含まれているか確認する。図示の例では、ECサイトAの商品DB105から取得した商品レコードを参照することによって、検索キーワード「○○製菓」に対応する商品「抹茶バウム」を特定している。
また、生成装置1は、サイト訪問履歴DB103より取得した前日の訪問履歴レコードから、上記の検索キーワード「○○製菓」を用いた検索によってアクセスされた訪問履歴レコードを抽出する。抽出した訪問履歴レコードのユーザは、「○○製菓」で検索して、「抹茶バウム」を販売するECサイトAにアクセスしているので、「抹茶バウム」を購入している可能性が高く、少なくとも「抹茶バウム」に注目したと推定される。
このため、生成装置1は、視聴履歴DB104より取得した前日の視聴履歴レコードから、このユーザの視聴履歴レコードを抽出する。そして、抽出した視聴履歴レコードから、ECサイトAの訪問日時より前の所定期間内に視聴された番組のレコードをさらに抽出する。これにより、図示の例では、「○○製菓」でECサイトAを訪問したユーザが、その直前に番組ID「00113」の番組をよく視聴していたことが特定されている。
そして、生成装置1は、番組DB101から取得した番組レコードを参照することにより、番組ID「00113」の番組が「情報番組Z」であることを特定し、「情報番組Z」と「抹茶バウム」とを関連付けて、図示のような広告コンテンツを生成する。
この広告コンテンツは、配信装置2に送信され、配信装置2から、例えば前日に「情報番組Z」を視聴したユーザに対して配信される。
このように、本実施形態では、生成装置1は、訪問履歴レコードを参照してECサイトへの訪問の際に一定以上の頻度で使用された検索キーワードを特定すると共に、商品レコードに含まれる商品の中から、特定した上記検索キーワードに関連する特定商品を特定する。そして、訪問履歴レコードを参照して、上記特定商品に関連するキーワードによる検索でECサイトを訪問した訪問者を特定する。したがって、購入履歴レコードを用いずに広告コンテンツを生成することができる。
〔抽出されるレコードの例〕
続いて、広告コンテンツを生成する際に抽出されるレコードの例を図23に基づいて説明する。図23は、広告コンテンツを生成する際に抽出されるレコードの一例を示す図である。
まず、生成装置1は、訪問履歴レコードから、ECサイトの訪問時に使用された回数の多い検索キーワード「○○製菓」を抽出する。また、ECサイトAの商品レコードを参照して、この検索キーワード「○○製菓」から、商品「抹茶バウム」が検索されることを確認する。
次に、生成装置1は、検索キーワード「○○製菓」でECサイトAに訪問した訪問履歴レコードを抽出する。また、抽出した訪問履歴レコードのユーザIDが対応付けられている視聴履歴レコードを抽出する。そして、抽出した訪問履歴レコードと、視聴履歴レコードとについて、訪問時刻と視聴時間とを比較し、所定期間内の条件に合う視聴履歴レコードを抽出する。
最後に、生成装置1は、抽出した視聴履歴レコードの番組IDの中から、最も視聴された番組ID「00113」を抽出する。この番組ID「00113」の番組が、商品「抹茶バウム」の関連番組となる。
〔検索キーワードを起点とする生成処理の流れ〕
ここでは、生成装置1が検索キーワードを起点として広告コンテンツを生成する生成処理の流れを図24に基づいて説明する。図24は、検索キーワードを起点とする生成処理の一例を示すフローチャートである。なお、S103からS111の処理は、図21のS91からS99と同様の処理であるから、ここではS100からS102の処理を中心に説明する。
まず、商品特定部13は、訪問履歴DBから取得した訪問履歴レコードより、ECサイト訪問時によく使われたキーワードを抽出する(S100)。なお、抽出は、一定期間内(例えば前日中)の訪問履歴レコードを対象とする。そして、そのキーワードを含むレコードの数が所定の上限値以上のものを抽出する。これにより、一定以上の頻度で使用された検索キーワードが抽出される。この後、ここで抽出したキーワードのそれぞれについて、S101からS110の処理が行われる(L10)。
S101では、商品特定部13は、抽出したキーワードを用いて、そのECサイトの販売する商品を検索する。具体的には、そのECサイトの商品DBから取得した商品レコードにおいて、商品名、商品詳細等にそのキーワードが含まれる商品を検索する。
ここで、商品が検出されなければ(S102でNO)、そのキーワードについての処理を終了し、未処理のキーワードがあれば、これについてS101以下の処理を行う。一方、商品が検出された場合(S102でYES)、商品特定部13は、この商品を番組特定部14およびコンテンツ生成部15に通知する。つまり、この商品が特定商品ということになる。
この後、S104から110の処理により、特定商品に対応する広告コンテンツが生成される。そして、S100で抽出した全てのキーワードについてL10の処理が終了した後、コンテンツ生成部15は、生成した広告コンテンツを配信装置2に送信し(S111)、これにより生成処理は終了する。無論、配信装置2への広告コンテンツの送信タイミングはこの例に限られず、全てのキーワードについての処理が終了する前に送信してもよい。
〔特定した関連番組の他の利用法〕
上記各実施形態では、特定した関連番組を関連付けた広告コンテンツを生成することによって、関連番組を利用した特定商品の広告を行う例を説明したが、特定した関連番組の利用法はこれに限られない。
例えば、広告コンテンツを生成するのではなく、特定した関連番組の視聴者に対して、特定商品に関する情報を送信することによって、関連番組を利用した特定商品の広告を行ってもよい。関連番組の視聴者は、特定商品に興味を持つ可能性が高いため、このような方法であっても、特定商品を効果的に広告することができる。
このような広告を行う配信装置は、以下のような構成とすればよい。
広告対象の購入または広告対象に関連するウェブサイトへのアクセスの日時を示す行動履歴情報と、上記購入またはアクセスを行った行為者が視聴した番組を示す視聴履歴情報とを参照して、上記行為者が、上記購入またはアクセスの日時より前の所定期間内に視聴した番組の中から、上記広告対象と関連する関連番組を特定する番組特定手段と、上記視聴履歴情報とを参照して特定した上記関連番組の視聴者に、上記広告対象に関する情報を配信する配信手段とを備えている配信装置。
また、このような広告を行う場合の配信方法は、以下のような構成とすればよい。
広告対象の購入または広告対象に関連するウェブサイトへのアクセスの日時を示す行動履歴情報と、上記購入またはアクセスを行った行為者が視聴した番組を示す視聴履歴情報とを参照して、上記行為者が、上記購入またはアクセスの日時より前の所定期間内に視聴した番組の中から、上記広告対象と関連付ける関連番組を特定する番組特定ステップと、上記視聴履歴情報とを参照して特定した上記関連番組の視聴者に、上記広告対象に関する情報を配信する配信ステップとを含む配信方法。
なお、上記番組特定手段(ステップ)は、上記実施形態の番組特定部14と同様の構成で実現できるので、上記配信手段(ステップ)を生成装置1に追加することにより、上記配信装置および配信方法を実現可能である。広告対象に関する情報は、この情報の配信を受けた者が広告対象の内容を認識できるものであればよく、例えば広告対象の名称や写真等であってもよい。
〔各実施形態に記載の発明について〕
以上説明した実施形態1の発明は、下記のように表現することもできる。
どの商品がどれだけ売れたかを示す購買情報を管理する購買情報管理手段と、該購買情報管理手段にて管理する購買情報に含まれる商品の購入者の視聴履歴を取得する購買者視聴履歴取得手段と、該購買者視聴履歴取得手段にて取得した上記購買者視聴履歴を用いて、上記購買情報管理手段にて管理する購買情報のうち、所定数以上または所定の売上以上購入されている商品に関し、その商品の購入者の視聴履歴を収集し、この購入者によく見られていたコンテンツ(番組)を特定する高視聴率コンテンツ特定手段と、該高視聴率コンテンツ特定手段によって特定されたコンテンツの視聴者に対し、上記所定数以上または所定の売上以上購入されていた商品に関する情報を送付する人気商品情報送付手段と、を備える購買情報管理装置。
また、実施形態2の発明は、下記のように表現することもできる。
どの商品がどれだけ売れたかを示す購買情報を管理する購買情報管理手段と、どの商品がどれだけ検索されたかを示す商品検索情報を管理する商品検索情報管理手段と、上記商品検索情報に含まれる商品の検索者の視聴履歴を取得する検索者視聴履歴取得手段と、該検索者視聴履歴取得手段にて取得した上記検索者視聴履歴を用いて、上記購買情報管理手段にて管理する購買情報のうち、所定数以上または所定の売上以上購入されている商品に関し、その商品を検索した検索者の視聴履歴を収集し、該検索者によく見られていたコンテンツ(番組)を特定する高視聴率コンテンツ特定手段と、該高視聴率コンテンツ特定手段によって特定されたコンテンツの視聴者に対し、上記所定数以上または所定の売上以上購入されていた商品に関する情報を送付する人気商品情報送付手段と、を備える検索情報管理装置。
そして、実施形態3の発明は、下記のように表現することもできる。
どの商品がどれだけ検索されたかを示す商品検索情報を管理する商品検索情報管理手段と、上記商品検索情報に含まれる商品の検索者の視聴履歴を取得する検索者視聴履歴取得手段と、該検索者視聴履歴取得手段にて取得した上記検索者視聴履歴を用いて、上記商品検索情報管理手段にて管理する商品検索情報のうち、所定数以上検索されている商品に関し、その商品を検索した検索者の視聴履歴を収集し、該検索者によく見られていたコンテンツ(番組)を特定する高視聴率コンテンツ特定手段と、該高視聴率コンテンツ特定手段によって特定されたコンテンツの視聴者に対し、上記所定数以上検索されていた商品に関する情報を送付する人気商品情報送付手段と、を備える検索情報管理装置。
〔変形例〕
上記各実施形態では、商品(特定商品)と放送番組(関連番組)とが関連付けられた広告コンテンツを生成する例を説明したが、商品はサービスであってもよく、放送番組はインターネット等の通信回線で配信される番組であってもよい。
また、上記各実施形態では、商品の購入者または商品の販売サイトへのアクセス者が視聴した関連番組を特定したが、関連番組を特定する際のターゲットは、特定商品に関連する行動を行った者であればよく、これらの例に限られない。
例えば、SNS(Social Networking Service)やツイッター(登録商標)等のウェブサービスを利用して投稿を行った投稿者を特定し、その投稿者が投稿前に見ていた番組の中から関連番組を特定してもよい。
なお、投稿の履歴情報は、投稿を行った端末から、その旨の通知を受信するサーバを設けることによって生成することができる。例えば、図3の番組関連商品を表示させた画面において、コメントを投稿するためのアイコン等を表示させ、このアイコンが選択されたときに、その旨をTVリモコンサーバ100に送信するようにしてもよい。そして、TVリモコンサーバ100において、この履歴を投稿履歴として記録させ、生成装置1はこれを取得して上述のような処理を行うようにしてもよい。
また、上記各実施形態では、生成装置1と配信装置2とが独立した別個の装置である例を説明したが、生成装置1の機能と配信装置2の機能とを併せ持った装置によって、広告コンテンツの生成から配信までを一貫して行う構成としてもよい。さらに、生成装置1および配信装置2の機能を実現する各ブロックをネットワーク上に分散配置して通信可能に接続することによって、広告コンテンツを生成するシステムも本発明の範疇に含まれる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
〔ソフトウェアによる実現例〕
最後に、生成装置1および配信装置2の各ブロック、特に生成装置制御部10および配信装置制御部20は、集積回路(ICチップ)上に形成された論理回路によってハードウェア的に実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェア的に実現してもよい。
後者の場合、生成装置1および配信装置2は、各機能を実現するプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムを格納したROM(Read Only Memory)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである生成装置1および配信装置2の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、生成装置1および配信装置2に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ類、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク類、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード類、マスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ類、あるいはPLD(Programmable logic device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の論理回路類などを用いることができる。
また、生成装置1および配信装置2を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークは、プログラムコードを伝送可能であればよく、特に限定されない。例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(Virtual Private Network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、この通信ネットワークを構成する伝送媒体も、プログラムコードを伝送可能な媒体であればよく、特定の構成または種類のものに限定されない。例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、IEEE802.11無線、HDR(High Data Rate)、NFC(Near Field Communication)、DLNA(Digital Living Network Alliance)、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は、商品やサービスの広告に利用することができる。
1 生成装置
13 商品特定部(対象特定手段)
14 番組特定部(番組特定手段)
15 コンテンツ生成部(コンテンツ生成手段)
16 購入履歴レコード(行動履歴情報、購入履歴情報)
17 視聴履歴レコード(行動履歴情報、視聴履歴情報)
2 配信装置
24 配信処理部(配信手段)
25 広告コンテンツ
26 視聴履歴レコード(視聴履歴情報)

Claims (23)

  1. 広告対象を広告する広告コンテンツを生成する生成装置であって、
    上記広告対象に関する行動が行われた日時を示す行動履歴情報と、上記行動を行った行為者が視聴した番組を示す視聴履歴情報とを参照して、上記行為者が、上記行動を行った日時より前の所定期間内に視聴した番組の中から、上記広告対象と関連付ける関連番組を特定する番組特定手段と、
    上記関連番組を関連付けた、上記広告対象の広告コンテンツを生成するコンテンツ生成手段とを備えていることを特徴とする生成装置。
  2. 上記番組特定手段は、上記行動を行った複数の行為者が上記所定期間内に視聴した番組のうち、最も多くの行為者に視聴された番組を上記関連番組として特定することを特徴とする請求項1に記載の生成装置。
  3. 上記番組特定手段は、上記行動を行った複数の行為者のうち、視聴した者の割合が所定率以上の番組を上記関連番組として特定することを特徴とする請求項2に記載の生成装置。
  4. 上記行動履歴情報は、上記行為者による上記広告対象の購入日時と、購入の数量および金額の少なくとも一方とが対応付けられた購入履歴情報であり、
    上記コンテンツ生成手段は、上記広告対象と関連番組との組が複数組特定された場合、上記行為者による上記広告対象の購入の数量または金額が多い関連番組に対応する広告コンテンツを、当該数量または金額がより少ない関連番組に対応する広告コンテンツに優先して生成することを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の生成装置。
  5. 上記コンテンツ生成手段は、上記広告対象と関連番組との組が複数組特定された場合、上記行為者が、上記関連番組の視聴終了後、上記広告対象に関する行動を行うまでの平均時間が短い関連番組に対応する広告コンテンツを、当該平均時間がより長い関連番組に対応する広告コンテンツに優先して生成することを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の生成装置。
  6. 上記番組特定手段は、上記行為者が連続して番組を視聴していた場合に、最後の番組の終了時刻が上記所定期間内であるときには、その前に視聴された番組についても、当該行為者が上記所定期間内に視聴した番組として特定することを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の生成装置。
  7. 上記行動履歴情報は、上記行為者による上記広告対象の購入日時と、購入の数量および金額の少なくとも一方とが対応付けられた購入履歴情報であり、
    上記番組特定手段は、上記行為者による上記広告対象の購入の数量または金額が所定の上限値以上である場合に、上限値未満の場合よりも上記所定期間を長く設定して特定した番組の中から上記関連番組を特定することを特徴とする請求項1から6の何れか1項に記載の生成装置。
  8. 上記コンテンツ生成手段は、番組と該番組で紹介された広告対象とを対応付けた番組紹介情報において、上記広告対象が対応付けられている番組が、上記関連番組と一致した場合に、当該広告対象が当該関連番組で紹介されたことを示す広告コンテンツを生成することを特徴とする請求項1から7の何れか1項に記載の生成装置。
  9. 上記広告コンテンツの生成の対象外とする広告対象を示す対象外情報を参照して、対象外とされていない広告対象を特定する対象特定手段を備え、
    上記番組特定手段は、上記対象特定手段が特定した広告対象と関連付ける関連番組を特定することを特徴とする請求項1から8の何れか1項に記載の生成装置。
  10. 上記行動履歴情報は、上記広告対象の候補と、該候補の購入日時と、購入者とが対応付けられた購入履歴情報であり、
    上記購入履歴情報に含まれる広告対象の候補の中から上記広告対象を選択する対象特定手段を備え、
    上記番組特定手段は、上記購入履歴情報を参照して、上記対象特定手段が選択した広告対象の購入者を上記行為者として特定することを特徴とする請求項1から9の何れか1項に記載の生成装置。
  11. 上記行動履歴情報には、上記広告対象の候補と該候補の購入日時とが対応付けられた購入履歴情報と、上記広告対象を販売するウェブサイトの訪問者と訪問日時と訪問の際に使用した検索キーワードとが対応付けられた訪問履歴情報とが含まれ、
    上記購入履歴情報に含まれる広告対象の候補の中から上記広告対象を選択する対象特定手段を備え、
    上記番組特定手段は、上記訪問履歴情報を参照して、上記対象特定手段が選択した広告対象に関連するキーワードによる検索で上記ウェブサイトを訪問した訪問者を上記行為者として特定することを特徴とする請求項1から9の何れか1項に記載の生成装置。
  12. 上記行動履歴情報は、上記広告対象を販売するウェブサイトの訪問者と訪問日時と訪問の際に使用した検索キーワードとが対応付けられた訪問履歴情報であり、
    上記訪問履歴情報を参照して、上記ウェブサイトへの訪問の際に一定以上の頻度で使用された検索キーワードを特定すると共に、広告対象の候補の中から、特定した上記検索キーワードに関連する広告対象を特定する対象特定手段を備え、
    上記番組特定手段は、上記訪問履歴情報を参照して、上記対象特定手段が特定した広告対象に関連するキーワードによる検索で上記ウェブサイトを訪問した訪問者を上記行為者として特定することを特徴とする請求項1から9の何れか1項に記載の生成装置。
  13. 請求項1から12の何れか1項に記載の生成装置が生成した広告コンテンツを配信する配信装置であって、
    上記広告コンテンツを配信先に配信する配信手段を備えていることを特徴とする配信装置。
  14. 上記配信手段は、上記行為者が視聴した番組を示す視聴履歴情報を参照して、上記関連番組の視聴者のみ、または非視聴者のみを配信先として上記広告コンテンツを配信することを特徴とする請求項13に記載の配信装置。
  15. 上記配信手段は、配信先が同一の複数の広告コンテンツを統合した統合コンテンツを生成して上記配信先に配信することを特徴とする請求項13または14に記載の配信装置。
  16. 上記配信手段は、番組と該番組の視聴者とを示す視聴履歴情報を参照して特定した、配信する広告コンテンツの関連番組の次回以降の放送の視聴者を、当該広告コンテンツの配信先とすることを特徴とする請求項13から15の何れか1項に記載の配信装置。
  17. 上記配信手段は、番組の属性を示す番組属性情報を参照して、上記関連番組と同じ属性の同属性番組を特定し、該同属性番組を視聴中の者のみ、または視聴していない者のみに配信することを特徴とする請求項13から16の何れか1項に記載の配信装置。
  18. 広告対象に関連する情報を配信する配信装置であって、
    上記広告対象に関する行動が行われた日時を示す行動履歴情報と、上記行動を行った行為者が視聴した番組を示す視聴履歴情報とを参照して、上記行為者が、上記行動を行った日時より前の所定期間内に視聴した番組の中から、上記広告対象と関連する関連番組を特定する番組特定手段と、
    上記関連番組の視聴者を示す視聴履歴情報を参照して、上記関連番組の視聴者に上記広告対象に関する情報を配信する配信手段とを備えていることを特徴とする配信装置。
  19. 広告対象を広告する広告コンテンツを生成する生成装置による生成方法であって、
    上記広告対象に関する行動が行われた日時を示す行動履歴情報と、上記行動を行った行為者が視聴した番組を示す視聴履歴情報とを参照して、上記行為者が、上記行動を行った日時より前の所定期間内に視聴した番組の中から、上記広告対象と関連付ける関連番組を特定する番組特定ステップと、
    上記関連番組を関連付けた、上記広告対象の広告コンテンツを生成するコンテンツ生成ステップとを含むことを特徴とする生成方法。
  20. 広告対象に関連する情報を配信する配信装置による配信方法であって、
    上記広告対象に関する行動が行われた日時を示す行動履歴情報と、上記行動を行った行為者が視聴した番組を示す視聴履歴情報とを参照して、上記行為者が、上記行動を行った日時より前の所定期間内に視聴した番組の中から、上記広告対象と関連する関連番組を特定する番組特定ステップと、
    上記関連番組の視聴者を示す視聴履歴情報を参照して、上記関連番組の視聴者に上記広告対象に関する情報を配信する配信ステップとを含むことを特徴とする配信方法。
  21. 請求項1から12の何れか1項に記載の生成装置を動作させるための制御プログラムであって、コンピュータを上記各手段として機能させるための制御プログラム。
  22. 請求項13から18の何れか1項に記載の配信装置を動作させるための制御プログラムであって、コンピュータを上記各手段として機能させるための制御プログラム。
  23. 請求項21または22に記載の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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