JP2002140509A

JP2002140509A - 電気機器

Info

Publication number: JP2002140509A
Application number: JP2000331887A
Authority: JP
Inventors: Kazuhiro Kayashima; 一弘萱嶋; Takeshi Abe; 健阿部; Kazuhisa Watanabe; 和久渡邊; Yoshikazu Takayama; 美和高山; Hidekazu Tanigawa; 英和谷川; Makoto Fujimoto; 眞藤本
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 2000-10-31
Filing date: 2000-10-31
Publication date: 2002-05-17

Abstract

(57)【要約】【課題】家庭内でのコマーシャルなどの広告は、テレビ
やラジオ等のコンテンツを出力する一部の電気機器から
行われる場合に限られていることから、ユーザーに対し
て電気機器を媒介とした広告枠が狭く、またこれに起因
して短時間の広告に多大な費用を要する。また、流され
る広告も上述したように番組のコンテンツとは一致しな
いものが多く、しかも現代市場においては消費者ニーズ
が多様化しているにも拘わらず、これに対応した広告が
流されない。【解決手段】前記広告の提供にあたり、電気機器の動作
やその履歴、または電気機器自体の属性や電気機器が置
かれている環境の属性およびコンテンツを出力する電気
機器ではそのコンテンツの属性といった種々の属性に対
応して広告が流れるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、冷蔵庫、オーディ
オ、テレビ、電子レンジ、電話機、ファックス機および
コピー機等の種々の電気機器に広告表示機能を持たせた
もの、並びにその広告方法およびこれを実行させるため
のプログラムを記録した記録媒体に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、広告（コマーシャル）が流れる電
気機器はテレビやラジオ等のコンテンツを出力するもの
に限られており、またこれら電気機器では番組と番組の
間や番組の合間にその都度広告が流されている。そし
て、この場合の広告は番組のコンテンツとは無関係なも
のがほとんどであり、例えばテレビのバラエティ番組の
合間に専門学校の広告が流されたりしており、また番組
のコンテンツと関連がある広告が流される場合でも例え
ばプロ野球中継の合間にスポーツ用品の広告が流される
程度である。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】近年、消費者のライフ
スタイルの高度化やビジネスの効率化に伴なって自動食
器洗い機やパーソナルコンピュータ等の種々の電気機器
が開発・普及しているにも拘わらず、上述したように広
告が流されているものは依然としてテレビやラジオ等の
コンテンツを出力する一部の電気機器に限られているこ
とから、ユーザーに対して電気機器を媒介とした広告枠
が狭く、またこれに起因して短時間の広告に多大な費用
を要するのが実情である。

【０００４】また、流される広告も上述したように番組
のコンテンツとは一致しないものが多く、しかも現代市
場においては消費者ニーズが多様化しているにも拘わら
ず、これに対応した広告が流されないことから、多大な
費用を投じて行った広告であるにも拘わらず、視聴者に
とっては邪魔になってうるさく思われることも少なくな
いという問題がある。

【０００５】本発明の目的は、このような広告に関する
種々の問題を一挙に解決することができる広告表示機能
付きの電気機器並びにその広告方法およびこれを実行す
るプログラムを記録した記録媒体を提供することにあ
る。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明は、オーディオ、
テレビ等のコンテンツを出力する電気機器は勿論、冷蔵
庫、電子レンジ、洗濯機、自動食器洗い機およびコピー
機等のコンテンツを出力しない種々の電気機器において
も、広告が流れるようにしたものである。

【０００７】また、本発明は、前記広告の提供にあた
り、電気機器の動作やその履歴、または電気機器自体の
属性や電気機器が置かれている環境の属性およびコンテ
ンツを出力する電気機器ではそのコンテンツの属性とい
った種々の属性に対応して広告が流れるようにしたもの
である。

【０００８】

【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に従って説明する。

【０００９】（実施形態１）本実施形態は、図１に示す
ように、一以上の動作が実行される動作部（０１０６）
を有する電気機器（０１００）であって、広告情報を蓄
積している広告蓄積部（０１０１）と、広告蓄積部（０
１０１）から広告情報を取得する広告取得部（０１０
２）と、広告取得部（０１０２）が取得した広告情報を
表示する広告表示部（０１０３）と、動作部（０１０
６）で一定の動作が実行されたことを検知する動作検知
部（０１０４）と、動作検知部（０１０４）が一定の動
作の実行を検知した場合に、広告取得部（０１０２）に
広告情報の取得を指示し、広告表示部（０１０３）に前
記取得した広告情報の表示を指示する広告変更表示部
（０１０５）とを具備するものである。

【００１０】前記電気機器（０１００）とはテレビやオ
ーディオ等のコンテンツを出力する電気機器であっても
良いし、冷蔵庫やエアーコンディショナー等のコンテン
ツを出力しない電気機器であっても良い。

【００１１】また、動作とは上述した電気機器（０１０
０）の使用時に実行されるあらゆる動作が含まれる。例
えば、冷蔵庫では扉の開閉、テレビではチャンネルの切
り替えやビデオ入力への切り替え、エアーコンディショ
ナーでは冷房と暖房と除湿との相互の運転切り替えやそ
れらの設定条件の変更、オーディオではチューナ−の選
局の変更や再生しようとするＣＤ、ＭＤおよびカセット
テープ等の交換或いは再生される曲目の変更等である。

【００１２】前記広告蓄積部（０１０１）とは上述した
種々の電気機器（０１００）において、それらのユーザ
ーに適切な広告を行うために予め種々の広告情報が蓄積
されたメモリーであり、広告情報は電気機器（０１０
０）の製造工程において予め広告蓄積部（０１０１）に
蓄積されても良いし、さらに、当該電気機器（０１０
０）が購入された後においても、インターネット等のネ
ットワークや放送等を介して電気機器（０１００）の使
用場所でも適宜更新されるものでもよい。すなわち、広
告蓄積部（０１０１）は一定の広告情報が予め蓄積さ
れ、その後更新されないか、或いは電気機器（０１０
０）の工場生産段階からユーザーの使用段階において適
宜新しい情報が更新されるものである。

【００１３】また、広告情報とは電気機器（０１００）
のユーザーにとって有用なすべての情報が含まれ、当該
電気機器（０１００）自体の広告に限らず、まったく別
の広告であっても良く、具体的には、食品・タバコ・雑
誌等の最寄品、婦人服・靴等の買回品、高級時計・自動
車等の専門品といったすべての商品情報の他、コンサー
トやスポーツの試合等のイベント情報、エステティック
サロンや宅配便等のサービスに関する情報、或いは電気
機器（０１００）が置かれているユーザーの所在地近辺
におけるスーパーや商店のバーゲン情報等々である。

【００１４】前記広告取得部（０１０２）は広告蓄積部
（０１０１）に蓄積されている多くの広告情報の中から
選択した１つ以上の広告情報を取り出すものをいい、具
体的には広告蓄積部（０１０１）から特定の食品に関す
る広告情報を選択して取り出したり、または予め広告蓄
積部（０１０１）において一定の順序で蓄積された商品
のラインナップ情報を順番に取り出したりするものであ
る。

【００１５】なお、前記広告蓄積部（０１０１）には広
告情報が１つだけ蓄積されていて、これが取り出される
場合もある。また、前記商品のラインナップとはシリー
ズ化された商品群をいう。

【００１６】広告表示部（０１０３）とは上述した広告
取得部（０１０２）が広告蓄積部（０１０１）から取り
出した１つの広告情報を文字・図形・映像等により視覚
的に表示したり、または音声により聴覚的に表示した
り、あるいは映像と音声の両面で関連づけて表示するも
のをいい、具体的にはディスプレイや電光表示で商品名
と価格を文字と音声で表示したり、更に映像を加えて全
体的なイメージとして広告表示するものである。そし
て、この広告表示部（０１０３）は電気機器（０１０
０）の本体に一体的に組み込まれている他、電気機器
（０１００）の本体から離れたユーザーにより近い位置
において、有線または無線で電気機器（０１００）本体
から広告情報が当該広告表示部（０１０３）へ送信され
るようにしたものであっても良い。また、前記無線の場
合にはホームアールエフやブルートゥース等の通信手段
が適宜用いられる。

【００１７】動作検知部（０１０４）とは前記電気機器
（０１００）において、広告を実行する契機となる所定
の動作が動作部（０１０６）で行われたか否かを検知す
るセンサーやカウンター等種々のものをいい、冷蔵庫に
おける扉の開閉のような物理的な動作を検知する他、エ
アーコンディショナーにおける温度変更の動作、テレビ
やオーディオにおける番組、選曲等のコンテンツ変更の
動作等を検知するものである。

【００１８】広告変更表示部（０１０５）とは電気機器
（０１００）において広告表示部（０１０３）で表示さ
れる広告を上述した電気機器（０１００）の所定動作に
基づいて適宜変更することにより、ユーザーの当該電気
機器（０１００）の使用状況に応じた広告を実行するた
めのものをいう。すなわち、電気機器（０１００）にお
ける広告表示部（０１０３）で表示される広告がいつも
同じであれば、ユーザーにとって有用な広告の提供とな
らないため、常にユーザーのニーズに対応した広告を表
示するのである。なお、上述した各部の定義は後に説明
する各実施形態において特に別の定義がされていない限
り、本実施形態と同様である。

【００１９】次に、図２に示すように、本実施形態の電
気機器における処理の流れについて説明する。

【００２０】先ず電気機器（０１００）の動作の有無を
検知し（ステップＳ０２０１）、動作があったことを検
知したときに予め蓄積されている広告情報の取得を指示
し（ステップＳ０２０２）、該指示に基づいて前記蓄積
した広告情報の中から１つの広告情報を取得し（ステッ
プS０２０３）、次いで広告情報の表示を指示し（ステ
ップＳ０２０４）、該指示に基づいて最終的に広告情報
の表示を行い（ステップS０２０５）、処理を終了す
る。

【００２１】次に、本実施形態を更に具体的に説明する
ために、前記電気機器（０１００）が食器洗い機である
場合について説明する。

【００２２】図３に示すように、食器洗い機（０３０
１）のカバー部（０３０２）前面における窓部（０３０
３）の傍にユーザーの目につき易いように広告用のディ
スプレイ（０３０４）が設けられている。

【００２３】そして、前記広告蓄積部（０１０１）に
は、予め食器洗いに必要な各種の洗剤、ブラシおよびス
ポンジ等の広告情報や皿、茶碗等の食器に関する広告情
報やフライパン、鍋などの調理具に関する広告情報、或
いは食後のコーヒー、ケーキ等のデザートに関する広告
情報が蓄積され、食器洗い機（０３０１）のカバー部
（０３０２）の開閉や洗浄から乾燥への切り替りや乾燥
の終了を動作検知部（０１０４）で検知して、例えば洗
浄段階では広告取得部（０１０２）が広告蓄積部（０１
０１）から洗剤の広告情報を取得して前記食器洗い機
（０３０１）のディスプレイ（０３０４）で洗剤の広告
が行われ、また乾燥段階では広告取得部（０１０２）が
広告蓄積部（０１０１）からデザートの広告情報を取得
して前記食器洗い機（０３０１）のディスプレイ（０３
０４）でケーキの広告が行われる。

【００２４】本実施形態によれば、ユーザーの行動と無
関係に単に広告情報が流れるのでなく、当該電気機器
（０１００）の動作に関連して、ユーザーの目の前また
は近辺で広告情報が適宜表示され得るため、ユーザーに
対する広告効果が高いという利点がある。

【００２５】（実施形態２）本実施形態は、テレビやオ
ーディオ等のコンテンツを出力する電気機器であって、
前記実施形態１の電気機器にコンテンツの属性を取得す
る属性情報取得部を更に備えたものである。すなわち、
図４に示すように、本実施形態は、一以上の動作が実行
される動作部（０４０６）を有する電気機器（０４０
０）であって、広告情報を蓄積している広告蓄積部（０
４０１）と、広告蓄積部（０４０１）から広告情報を取
得する広告取得部（０４０２）と、広告取得部（０４０
２）が取得した広告情報を表示する広告表示部（０４０
３）と、動作部（０４０６）で一定の動作が実行された
ことを検知する動作検知部（０４０４）と、動作検知部
（０４０４）が一定の動作の実行を検知した場合に、広
告取得部（０４０２）に広告情報の取得を指示し、広告
表示部（０４０３）に前記取得した広告情報の表示を指
示する広告変更表示部（０４０５）と、出力するコンテ
ンツの属性情報を取得する属性情報取得部(０４０７)と
を具備し、前記広告蓄積部（０４０１）で蓄積されてい
る広告情報がコンテンツの属性情報と対に管理されてお
り、前記属性情報取得部(０４０７)が取得した属性情報
に基づいて前記広告取得部（０４０２）が広告情報を取
得するものである。

【００２６】コンテンツとは、当該電気機器（０４０
０）の出力情報の内容をいい、具体的にはテレビでは番
組の内容および該番組におけるコーナーの内容、或いは
番組と番組の間におけるコマーシャルの内容も含まれ、
オーディオでは例えば、音楽CDおよびMDの内容やラジオ
番組の内容等をいう。

【００２７】コンテンツの属性とはコンテンツに関わる
性質・特徴をいい、具体的にはテレビで出力される映画
のコンテンツの属性として図５に示すように、ラブロマ
ンス、アドベンチャー、アクション、アニメーションお
よびミュージカルが挙げられる。また、コンテンツがテ
レビコマーシャル（CM）である場合の属性として図６に
示すように、例えば自動車名ではセルジオ、ブラト、カ
ローリ、ハーイエスおよびブリウスといった車種名が挙
げられる。

【００２８】前記コンテンツの属性情報とは、前記電気
機器（０４００）からコンテンツが出力される際に該コ
ンテンツに関連付けて取得されるものである。

【００２９】前記広告蓄積部（０４０１）で蓄積されて
いる広告情報は前記コンテンツの属性情報と対に管理さ
れているが、具体的には前記映画のコンテンツの場合で
は図５に示すように、ラブロマンスという属性と対にな
ってアクセサリーの広告情報が蓄積され、アドベンチャ
ーという属性と対になって旅行会社のアフリカツアーの
広告情報が蓄積され、アクションという属性と対になっ
てスポーツカーの広告情報が蓄積され、アニメーション
という属性と対になってキャラクターグッズの広告情報
が蓄積され、ミュージカルという属性と対になって該ミ
ュージカルの劇場上演の広告情報や該ミュージカルに使
用された音楽ＣＤの広告情報が蓄積されている。

【００３０】また、コンテンツが前記自動車のテレビコ
マーシャル（CM）である場合では、図６に示すように、
各車種の属性と対になってそれら車種の価格、エンジン
排気量、馬力等、これら自動車の詳細情報が蓄積されて
いる。

【００３１】前記属性情報取得部(０４０７)は当該電気
機器（０４００）から出力されたコンテンツに付随して
いる上述したような属性に関する情報を取得し、該属性
情報に基づいて広告取得部（０４０２）が広告情報を取
得するものである。

【００３２】前記広告情報は、後述するように、テレビ
ではその画面の下部に設けられた小画面に表示される。

【００３３】次に、本実施形態の電気機器（０４００）
における処理の流れについて説明すると、図７に示すよ
うに、先ず電気機器（０４００）の動作の有無を検知し
（ステップＳ０７０１）、動作があったことを検知した
ときに出力されたコンテンツに関連付けられた属性情報
を取得し（ステップＳ０７０２）、次いで予め蓄積され
ている広告情報の取得を指示し（ステップＳ０７０
３）、該指示に基づいて前記属性情報と対をなす広告情
報を取得し（ステップＳ０７０４）、その後に広告情報
の表示を指示し（ステップＳ０７０５）、該指示に基づ
いて最終的に広告情報の表示を行い（ステップS０７０
６）、処理を終了する。

【００３４】次に、本実施形態を更に具体的に説明する
ために、前記電気機器（０４００）がパーソナルコンピ
ュータである場合について説明する。

【００３５】図８に示すように、パーソナルコンピュー
タ（０８０１）のディスプレイ（０８０２）の下隅部が
広告表示用の子画面（０８０３）となされている。

【００３６】そして、前記広告蓄積部（０４０１）に
は、予めパーソナルコンピュータ（０８０１）の周辺機
器であるスキャナ、プリンタ等の広告情報、或いは更に
デジタルカメラやコンピュータソフト等の広告が蓄積さ
れており、例えばパーソナルコンピュータ（０８０１）
のディスプレイ（０８０２）において、デジタルカメラ
でとった画像データを見ている場合にはその子画面（０
８０３）にカラープリンタの広告情報が表示され、図形
の作成時にはスキャナの広告情報が表示されたりするも
のである。

【００３７】本実施形態によれば、出力されるコンテン
ツの属性に対応した広告情報が適宜表示され、ユーザー
が見たり聞いたりしているコンテンツと共に広告情報も
有用な情報としてユーザーに受け入れられるため、広告
効果が高い。

【００３８】（実施形態３）本実施形態は前記実施形態
１に記載の電気機器と基本構成が同じであって、電気機
器が冷蔵庫である場合のものである。

【００３９】すなわち、図９に示すように、動作部が扉
（０９０６）である冷蔵庫（０９００）であって、料理
の材料や調理器具或いは清涼飲料等の飲み物の広告情報
を蓄積している広告蓄積部（０９０１）と、広告蓄積部
（０９０１）から広告情報を取得する広告取得部（０９
０２）と、広告取得部（０９０２）が取得した広告情報
を表示する広告表示部（０９０３）と、動作部となる扉
（０９０６）と、扉（０９０６）の開閉が行われたこと
を検知する動作検知部（０９０４）と、動作検知部（０
９０４）が扉（０９０６）の開閉を検知した場合に、広
告取得部（０９０２）に広告情報の取得を指示し、広告
表示部（０９０３）に前記取得した広告情報の表示を指
示する広告変更表示部（０９０５）とを具備するもので
ある。

【００４０】図１０に示すように、本実施形態の冷蔵庫
（１０００）は４ドアであって、上から冷蔵室扉（１０
０１）、チルド室扉（１００２）、冷凍室扉（１００
３）、野菜室扉（１００４）となっている。

【００４１】そして、ユーザーにとって最も見易い冷蔵
室扉（１００１）の前面右寄り部分に広告表示用のディ
スプレイ（１００５）が設けられている。

【００４２】前記広告蓄積部（０９０１）には、予め主
として冷蔵室に入れられる食料品等についての広告情報
と、主としてチルド室に入れられる食料品等の広告情報
と、冷凍室に入れられる冷凍食品等の広告情報と、野菜
室に入れられる野菜等の広告情報とがそれぞれ別々に蓄
積されている。

【００４３】一方、動作検知部（０９０４）は、前記冷
蔵室扉（１００１）、チルド室扉（１００２）、冷凍室
扉（１００３）および野菜室扉（１００４）の開閉をそ
れぞれ別々に検知するようになされている。

【００４４】そして、最上部の冷蔵室扉（１００１）が
開閉されると、それが動作検知部（０９０４）で検知さ
れ、広告変更表示部（０９０５）の指示に基づいて広告
取得部（０９０２）が主として冷蔵室に入れられるお惣
菜の広告情報を広告蓄積部（０９０１）から取得して、
これが広告表示部（０９０５）、具体的には広告表示用
のディスプレイ（１００５）に表示される。

【００４５】前記と同様に、チルド室扉（１００２）が
開閉されると、主としてチルド室に入れられる魚介類の
お造りの特売情報がディスプレイ（１００５）に表示さ
れ、冷凍室扉（１００３）が開閉されると冷凍食品の広
告情報が、また野菜室扉（１００４）が開閉されると野
菜や果物の特売情報がそれぞれディスプレイ（１００
５）に表示される。

【００４６】次に、図１１に示すように、本実施形態の
処理の流れについて説明すると、先ず冷蔵庫における各
室の扉の動作の有無を検知し（ステップＳ１１０１）、
いずれかの扉の開閉があったことを検知したときにその
検知した扉に対応する広告情報の取得を指示し（ステッ
プ１１０２）、該指示に基づいて予め蓄積されている広
告情報の中から１つの広告情報を取得し（ステップＳ１
１０３）、次いで広告情報の表示を指示し（ステップＳ
１１０４）、該指示に基づいて最終的に広告情報の表示
を行い（ステップＳ１１０５）、処理が終了する。

【００４７】なお、前記広告情報は各部屋に入れられる
ものに対応して各部屋ごとに個別に蓄積しておく。

【００４８】本実施形態によれば、冷蔵庫における各部
屋の扉の開閉状態に対応して広告情報が広告表示部で適
宜表示され得るため、ユーザーは冷蔵庫を開けて取り出
した商品に関する広告情報や今日または明日以降の特売
情報等をその都度知ることができる。

【００４９】（実施形態４）本実施形態は、前記実施形
態１に記載の電気機器と基本構成が同じであって、電気
機器がオーディオである場合のものである。

【００５０】すなわち、図１２に示すように、オーディ
オ（１２００）は、ＣＤやＭＤのポータブルプレーヤ、
音楽を録音するためのＭＤやカセットテープに関する広
告情報を蓄積している広告蓄積部（１２０１）と、広告
蓄積部（１２０１）から広告情報を取得する広告取得部
（１２０２）と、広告取得部（１２０２）が取得した広
告情報を表示する広告表示部（１２０３）と、動作部で
ある再生ボタン（１２０６）と、再生ボタン（１２０
６）が押されたことを検知する再生動作検知部（１２０
４）と、再生動作検知部（１２０４）が再生ボタン（１
２０６）が押されたことを検知した場合に、広告取得部
（１２０２）に広告情報の取得を指示し、広告表示部
（１２０３）に前記取得した広告情報の表示を指示する
広告変更表示部（１２０５）とを具備するものである。

【００５１】図４８に示すように、オーディオ（４８０
０）は左右のスピーカー（４８０１）間におけるアンプ
部（４８０２）に、広告表示用のディスプレイ（４８０
３）が設けられたものである。

【００５２】そして、例えば音楽ＣＤの再生が行われて
いる場合には、前記ディスプレイ（４８０３）に音楽を
録音するためのカセットテープやＭＤに関する広告情報
が表示される。

【００５３】次に、本実施形態のオーディオ（１３０
０）における処理の流れについて説明する。

【００５４】図１３に示すように、先ずオーディオのア
ンプ部における再生ボタンの動作の有無を検知し（ステ
ップＳ１３０１）、再生ボタンが押されたことを検知し
たときに予め蓄積されている広告情報の取得を指示し
（ステップＳ１３０２）、該指示に基づいて前記蓄積し
た広告情報の中から一つの広告情報を取得し（ステップ
Ｓ１３０３）、次いで広告情報の表示を指示し（ステッ
プＳ１３０４）、該指示に基づいて最終的に広告情報の
表示を行い（ステップＳ１３０５）、処理が終了する。

【００５５】本実施形態によれば、オーディオの再生動
作に伴なって該オーディオで再生されている音楽を録音
するためのＭＤやカセットテープ等の広告情報が適切な
タイミングで切り換わるため、当該オーディオのユーザ
ーに対する広告効果が高い。

【００５６】（実施形態５）本実施形態も前記実施形態
４と同様、オーディオに関するが、本実施形態は前記実
施形態１でなく、実施形態２と基本構成を同じくするも
のである。

【００５７】すなわち、図１４に示すように、動作部が
再生ボタン（１４０６）であるオーディオ（１４００）
であって、再生される音楽と関連した種々の広告情報を
蓄積している広告蓄積部（１４０１）と、広告蓄積部
（１４０１）から広告情報を取得する広告取得部（１４
０２）と、広告取得部（１４０２）が取得した広告情報
を表示する広告表示部（１４０３）と、再生ボタン（１
４０６）が押されたか否かを検知する再生動作検知部
（１４０４）と、再生動作検知部（１４０４）が再生ボ
タン（１４０６）が押されたことを検知した場合に、広
告取得部（１４０２）に広告情報の取得を指示し、広告
表示部（１４０３）に前記取得した広告情報の表示を指
示する広告変更表示部（１４０５）と、再生する音楽
（コンテンツ）の属性情報を取得する属性情報取得部
(１４０７)とを具備し、広告蓄積部（１４０１）で蓄積
されている広告情報が再生する音楽の属性情報と対に管
理されており、前記属性情報取得部(１４０７)が取得し
た属性情報に基づいて広告取得部（１４０２）が広告情
報を取得するものである。

【００５８】再生する音楽に付随した属性情報と広告情
報との対の具体例を説明すると、図１５に示すように、
再生する音楽の歌手Ａという属性情報と対になって該歌
手Ａのコンサート情報や該歌手がリリース予定の新しい
アルバムの情報が蓄積され、再生する音楽の歌詞「××
×」という属性情報と対になって該歌詞に出てくる場所
へ行く旅行代理店のツアー情報や該場所にあるホテル等
の宿泊施設の広告情報が蓄積され、また演歌という属性
情報と対になって日本酒や焼酎の広告情報が蓄積され
る。

【００５９】前記広告情報の表示は、実施形態４と同
様、図４８に示したオーディオの左右のスピーカー（４
８０１）間におけるアンプ部（４８０２）に設けられた
広告表示用のディスプレイ（４８０３）により行われ
る。

【００６０】前記属性情報取得部(１４０７)は当該オー
ディオ（１４００）で再生された音楽（コンテンツ）に
付随している上述したような属性情報を取得し、該属性
情報に基づいて広告取得部（１４０２）により広告情報
の取得が行われるのである。

【００６１】次に、本実施形態のオーディオ（１４０
０）における処理の流れについて説明すると、図１６に
示すように、先ず音楽の再生ボタンの動作の有無を検知
し（ステップS１６０１）、再生ボタンが押されたこと
を検知したときに再生される音楽に付随する属性情報を
取得し（ステップS１６０２）、次いで該属性情報と対
をなす広告情報の取得を指示し（ステップS１６０
３）、該指示に基づいて広告情報を取得し（ステップS
１６０４）、その後に広告情報の表示を指示し（ステッ
プS１６０５）、該指示に基づいて最終的に広告情報の
表示を行い（ステップS１６０６）、処理を終了する。

【００６２】本実施形態によれば、例えば音楽の再生に
伴って該音楽の歌手が行うコンサート情報や新しくリリ
ースされるアルバム情報が適宜表示されるため、該広告
はオーディオのユーザーにとって極めて興味深いものと
なるため、高い広告効果が期待できる。

【００６３】（実施形態６）本実施形態は前記実施形態
１に記載の電気機器と基本構成が同じであって、電気機
器がテレビであるものである。

【００６４】すなわち、図１７に示すように、動作部が
チャンネル（１７０６）であるテレビ（１７００）であ
って、例えば自動車、保険、食品、住宅、アパレル等に
関する種々の広告情報を蓄積している広告蓄積部（１７
０１）と、広告蓄積部（１７０１）から広告情報を取得
する広告取得部（１７０２）と、広告取得部（１７０
２）が取得した広告情報を表示する広告表示部（１７０
３）と、チャンネル（１７０６）が切り替えられたこと
を検知するチャンネル切り替え検知部（１７０４）と、
前記検知部（１７０４）がチャンネルの切り替えを検知
した場合に広告取得部（１７０２）へ広告情報の取得を
指示し、広告表示部（１７０３）に前記取得した広告情
報の表示を指示する広告変更表示部（１７０５）とを具
備するものである。

【００６５】図１８に示すように、本実施形態のテレビ
（１８００）は、その画面（１８０１）の下部右側部分
が広告表示用の子画面（１８０３）となされている。

【００６６】次に、本実施形態のテレビ（１８００）に
おける処理の流れについて説明すると、図１９に示すよ
うに、先ずテレビのチャンネルの切り替え動作の有無を
検知し（ステップS１９０１）、チャンネルの切り替え
が行われたことを検知したときに予め蓄積されている広
告情報の取得を指示し（ステップS１９０２）、該指示
に基づいて前記蓄積した広告情報の中から一つの広告情
報を取得し（ステップS１９０３）、次いで広告情報の
表示を指示し（ステップS１９０４）、該指示に基づい
て最終的に広告情報の表示を行い（ステップS１９０
５）、処理が終了する。

【００６７】本実施形態によれば、テレビ（１８００）
のチャンネルの切り替えに伴なってその画面（１８０
１）の下部右側部分における広告表示用の子画面（１８
０３）に新しい広告情報が表示されるため、ユーザーは
チャンネルを切り替える度に新しい広告を見ることとな
り、広告効果が向上する。

【００６８】（実施形態７）本実施形態も前記実施形態
６と同様、テレビに関するが、本実施形態は前記実施形
態１でなく、実施形態２と基本構成を同じくするもので
ある。

【００６９】すなわち、図２０に示すように、動作部が
チャンネル（２００６）であるテレビ（２０００）であ
って、テレビ番組と関連した種々の広告情報を蓄積して
いる広告蓄積部（２００１）と、広告蓄積部（２００
１）から広告情報を取得する広告取得部（２００２）
と、広告取得部（２００２）が取得した広告情報を表示
する広告表示部（２００３）と、チャンネル（２００
６）が切り替えられたか否かを検知するチャンネル切り
替え検知部（２００４）と、広告取得部（２００２）に
広告情報の取得を指示し、広告表示部（２００３）に前
記取得した広告情報の表示を指示する広告変更表示部
（２００５）と、テレビ番組（コンテンツ）の属性情報
を取得する属性情報取得部（２００７）とを具備し、広
告蓄積部（２００１）で蓄積されている広告情報がテレ
ビ番組に付随する属性情報と対に管理されており、属性
情報取得部（２００７）で取得した属性情報に基づいて
広告取得部（２００２）が広告情報を取得するものであ
る。

【００７０】なお、本実施形態のテレビ（２０００）に
おける広告情報の表示は前記実施形態６記載のテレビ
（１８００）と同様、テレビ画面における子画面で行わ
れる。

【００７１】テレビ番組に付随した属性情報と広告情報
との対の具体例を説明すると、図２１に示すように、
「トレンディドラマ」に関連付けられた「若い人向」と
いう属性情報と対になって携帯電話やモバイルの広告情
報が蓄積され、「時代劇」に関連付けられた「熟年」と
いう属性情報と対になって遠近両用メガネやマッサージ
機の広告情報が蓄積され、「ワイドショー」に関連付け
られた「主婦」という属性情報と対になって日用品やア
クセサリーの広告情報が蓄積され、「旅番組」の「旅
行」という属性情報と対になって旅行代理店のツアー情
報やカメラの広告情報が蓄積され、また、属性情報は一
つの番組に付随させる他、該番組のコーナーごとに付随
させる場合もあり、例えばニュース番組では「スポーツ
コーナー」に関連付けられた「スポーツ」という属性情
報と対になって野球用品やサッカー用品の広告情報が蓄
積されている。なお、前記属性情報は、デジタルテレビ
ではＳＩ情報として放送される。

【００７２】次に、本実施形態のテレビ（２０００）に
おける処理の流れについて説明すると、図２２に示すよ
うに、先ずテレビ（２２００）のチャンネルの切り替え
動作を検知し（ステップＳ２２０１）、チャンネル切り
替えがあったことを検知したときに切り替った番組また
は該番組のコーナーに付随する属性情報を取得し（ステ
ップＳ２２０２）、次いで予め蓄積されている広告情報
の取得を指示し（ステップＳ２２０３）、該指示に基づ
いて前記属性情報と対をなす広告情報を取得し（ステッ
プＳ２２０４）、その後に広告情報の表示を指示し（ス
テップＳ２２０５）、該指示に基づいて最終的に広告情
報の表示を行い（ステップS２２０６）、処理を終了す
る。

【００７３】本実施形態のテレビによれば、ユーザーが
チャンネルを切り替えた場合、切り替えられたチャンネ
ルの番組の内容（コンテンツ）または該番組のコーナー
の内容に関連した広告が行われるため、ユーザー（視聴
者）に対する広告効果が非常に高い。

【００７４】（実施形態８）本実施形態は冷蔵庫であっ
て、家庭の主婦が日常、冷蔵庫の前やその近辺にいるこ
とが多いことから案出されたものであって、図２３に示
すように、冷蔵庫（２３００）は広告情報を蓄積してい
る広告蓄積部（２３０１）と、広告蓄積部（２３０１）
に蓄積されている広告情報を表示する広告表示部（２３
０２）とを具備するものである。

【００７５】なお、本実施形態の冷蔵庫（２３００）に
おける広告情報の表示は、前記実施形態３記載の冷蔵庫
（０９００）と同様、冷蔵庫の扉前面に設けられたディ
スプレイで行う。

【００７６】次に、本実施形態の冷蔵庫（２３００）に
おける処理について説明すると、図２４に示すように、
予め蓄積された広告情報の表示を行い（S２４０１）、
処理が終了する。

【００７７】本実施形態の冷蔵庫によれば、日常、主婦
がいることが多い冷蔵庫の前において、該冷蔵庫前面で
広告情報が表示されるため、主婦が広告を見る機会が多
くなって広告効果が高い。

【００７８】（実施形態９）本実施形態は、前記実施形
態８の冷蔵庫と基本構成を同じくするものであるが、更
に広告情報を受信する機能を持たせたものである。

【００７９】すなわち、図２５に示すように、本実施形
態の冷蔵庫（２５００）は、広告情報を蓄積している広
告蓄積部（２５０１）と、広告情報を受信する広告受信
部（２５０２）と、広告受信部（２５０２）で受信した
広告情報を広告蓄積部（２５０１）に蓄積する広告蓄積
制御部（２５０３）と、広告蓄積部（２５０１）に蓄積
されている広告情報を表示する広告表示部（２５０４）
とを具備するものである。

【００８０】前記広告受信部（２５０２）は、有線また
は無線により広告情報を受信するものであり、例えば通
信衛星を介して広告情報を受信する場合には当該冷蔵庫
に広告受信部（２５０２）としてチューナーが組み込ま
れる。また、インターネットを介して広告を受信する場
合には当該冷蔵庫に広告受信部（２５０２）としてデモ
ジュレータやモデムが組み込まれる。

【００８１】前記広告蓄積制御部（２５０３）は広告受
信部（２５０２）で受信した広告情報を広告蓄積部（２
５０１）へ蓄積させる機能を有するものであり、例えば
ＣＰＵで制御を行い、そのためのプログラムはＲＯＭに
格納されている。

【００８２】次に、本実施形態の処理の流れについて説
明すると、図２６に示すように、先ず処理のための入力
があるまで待機し（ステップＳ２６０１）、入力がある
と冷蔵庫のユーザーにとって有用な種々の広告情報を受
信し（ステップS２６０２）、受信した広告情報を蓄積
し（ステップS２６０３）、次いで蓄積した広告情報を
表示し（ステップS２６０４）、処理を終了する。

【００８３】本実施形態の冷蔵庫によれば、通信衛星や
インターネット等を介して冷蔵庫に常に新しい広告情報
が蓄積され、該広告情報が適宜冷蔵庫で表示される。例
えば、新製品やモデルチェンジされた製品等に関する製
品情報、百貨店や近くのスーパーのバーゲン情報、或い
は企業がキャンペーンを開始する場合の企業情報等が逐
次受信されて冷蔵庫に表示される。従って、当該冷蔵庫
のユーザーは常に新しい情報を簡単に得ることができる
という利点がある。

【００８４】（実施形態１０）本実施形態は、図２７に
示すように、広告情報を表示できるエアーコンディショ
ナー（２７００）であって、環境に関する属性情報であ
る環境属性情報と広告情報を対にして蓄積している広告
蓄積部（２７０１）と、環境属性情報を取得する属性情
報取得部（２７０２）と、属性情報取得部（２７０２）
で取得した環境属性情報と対になる広告情報を広告蓄積
部（２７０１）から取り出す広告取得部（２７０３）
と、広告取得部（２７０３）が取得した広告情報を表示
する広告表示部（２７０４）とを具備するものである。

【００８５】図２８に示すように、本実施形態のエアー
コンディショナー（２８００）は、その下部中央に広告
情報を表示するためのディスプレイ（２８０１）を有す
るものである。

【００８６】環境属性とは、図２９に示すように、電気
機器であるエアーコンディショナーが取り付けられてい
る場所での温度（外気温および／または内気温）、湿度
等の気象、季節、暖房と冷房と除湿の運転設定の他、日
付、時刻等の時、或いは更に関東、関西、九州等の所在
地をも含むものである。

【００８７】環境属性情報は、エアーコンディショナー
の温度設定や暖房と冷房と除湿の運転切り替え等に基づ
いて属性情報取得部により適宜取得されたり、エアーコ
ンディショナーのユーザー自らによって入力されたり、
或いはエアーコンディショナーに組み込まれたＧＰＳに
よる測位に基づいて取得されたりするものである。

【００８８】環境属性情報の取得は、例えば温度につい
ては、エアーコンディショナーの室外機または／および
室内機に温度センサを組み込んで該センサにより環境属
性情報としての外気温または内気温を検知することによ
り行われる。

【００８９】前記環境属性情報と広告情報とは対に蓄積
されるが、具体的には図３０に示すように、暖房という
属性情報と対になって使い捨てカイロの広告情報が蓄積
され、冷房という属性情報と対になってアイスクリーム
の広告情報が蓄積され、除湿という広告情報と対になっ
てふとん乾燥器の広告情報が蓄積され、冬という属性情
報と対になって冬期限定ビールの広告情報が蓄積され、
関西という属性情報と対になって関西風お好み焼きソー
スの広告情報が蓄積されている。

【００９０】次に、本実施形態のエアーコンディショナ
ーにおける処理の流れについて説明すると、図３１に示
すように、先ず環境属性情報を取得し（ステップS３１
０１）、予め蓄積されている広告情報の中から前記取得
した環境属性情報と対になっている広告情報を取得し
（ステップS３１０２）、取得した広告情報を表示し
（ステップS３１０３）、処理が終了する。

【００９１】本実施形態によれば、エアーコンディショ
ナーのディスプレイに気象、季節、或いは地域等に対応
した広告が適宜表示されるため、広告効果が高い。

【００９２】（実施形態１１）本実施形態は、図３２に
示すように、テレビ（３２００）であって、該テレビ
（３２００）の機器としての属性情報である機器属性情
報を広告情報と対にして蓄積している広告蓄積部（３２
０１）と、機器属性情報を取得する属性情報取得部（３
２０２）と、属性情報取得部（３２０２）で取得した機
器属性情報と対になる広告情報を前記広告蓄積部（３２
０１）から取り出す広告取得部（３２０３）と、広告取
得部（３２０３）が取得した広告情報を表示する広告表
示部（３２０４）とを具備するものである。

【００９３】機器属性とは、電気機器の機種、性能、大
きさ、容量等に関する属性をいい、具体的には図３３に
示すように、例えばテレビでは、BSデジタル、液晶、ビ
デオ内蔵、１４型、等が挙げられる。

【００９４】また、前記機器属性情報と対になって広告
情報が蓄積されているが、具体的には図３４に示すよう
に、BSデジタルという機器属性情報と対になって高画質
録画のビデオデッキの広告が蓄積され、液晶という機器
属性情報と対になって高級家具の広告が蓄積され、ビデ
オ内蔵という機器属性情報と対になってラジカセの広告
が蓄積され、１４型という機器属性情報と対になって小
型冷蔵庫の広告が蓄積され、３２型という機器属性情報
と対になって８人乗りのワゴン車の広告が蓄積されてい
る。

【００９５】次に、本実施形態のテレビにおける処理の
流れについて説明すると、図３５に示すように、先ず機
器属性情報を取得し（ステップS３５０１）、取得した
機器属性情報と対をなす広告情報を取得し（ステップS
３５０２）、最終的に取得した広告情報を表示し（ステ
ップS３５０３）、処理が終了する。

【００９６】本実施形態のテレビによれば、ユーザーの
生活状況に合致した広告が適宜表示されるため、広告効
果が高い。

【００９７】（実施形態１２）本実施形態は、図３６に
示すように、広告情報を表示できる冷蔵庫、電子レンジ
等の電気機器（３６００）であって、広告情報を蓄積し
ている広告蓄積部（３６０１）と、冷蔵庫の扉等の動作
部（３６０５）と、動作部（３６０５）の動作の履歴を
取得する履歴取得部（３６０２）と、履歴取得部（３６
０２）で取得した動作履歴に基づいて広告蓄積部（３６
０１）から広告情報を取り出す広告取得部（３６０３）
と、広告取得部（３６０３）が取得した広告情報を表示
する広告表示部（３６０４）とを具備するものである。

【００９８】前記動作履歴とは、冷蔵庫では扉の開閉回
数、電子レンジでは扉の開閉回数やオーブンと電子加熱
との使用頻度等の当該電気機器（３６００）の使用され
た状況をいう。また、前記動作履歴に基づいてとは、取
得された動作履歴が所定の動作履歴である場合に広告蓄
積部（３６０１）から広告情報を取り出すことを意味す
る。

【００９９】次に、本実施形態の電気機器（３６００）
における処理の流れについて説明すると、図３７に示す
ように、先ず動作履歴を取得し（ステップS３７０
１）、動作履歴に基づいて予め蓄積されている広告情報
を取得し（ステップS３７０２）、最終的に取得した広
告情報を表示し（ステップS３７０３）、処理が終了す
る。

【０１００】本実施形態によれば、電気機器の動作履
歴、すなわち電気機器の使用状況に対応した広告情報が
表示されるため、広告効果が高い。

【０１０１】（実施形態１３）本実施形態は、前記実施
形態における電気機器が冷蔵庫であって、該冷蔵庫の扉
の開閉回数に基づいて広告を表示するようにしたもので
ある。

【０１０２】すなわち、図３８に示すように、広告情報
を表示できる冷蔵庫（３８００）であって、広告情報を
蓄積している広告蓄積部（３８０１）と、動作部である
扉（３８０５）と、一定時間帯における扉（３６０５）
の開閉回数を取得する開閉回数取得部（３８０２）と、
開閉回数取得部（３８０２）で取得した扉（３６０５）
の開閉回数が一定以上である時間帯において広告蓄積部
（３８０１）から広告情報を取り出す広告取得部（３８
０３）と、広告取得部（３８０３）が取得した広告情報
を表示する広告表示部（３８０４）とを具備するもので
ある。

【０１０３】なお、前記扉の開閉回数のカウントは、例
えば冷蔵庫の扉取付け位置に赤外線センサを配置して扉
の開閉に伴う赤外線の遮断により行うことができる。

【０１０４】次に、本実施形態の冷蔵庫における処理の
流れについて説明すると、図３９に示すように、先ず一
定時間帯における扉の開閉回数を取得し（ステップS３
９０１）、該開閉回数が一定以上である時間帯におい
て、予め蓄積されている広告情報を取得し（ステップS
３９０２）、最終的に取得した広告情報を表示し（ステ
ップS３９０３）、処理が終了する。

【０１０５】本実施形態によれば、一定時間帯において
冷蔵庫の扉の開閉回数が多い食事の準備どき等、冷蔵庫
の前に主婦がいることが多い時間帯だけ広告情報が表示
されるなどのプログラムが可能であるため、効率的かつ
効果的な広告が行える。

【０１０６】（実施形態１４）本実施形態は前記実施形
態１０に類似するものであり、具体的には図４０に示す
ように、広告情報を表示できるエアーコンディショナー
（４０００）であって、広告情報を蓄積している広告蓄
積部（４００１）と、環境に関する属性情報である環境
属性情報を取得する属性情報取得部（４００２）と、前
記広告蓄積部（４００１）で蓄積されている広告情報を
取得する広告取得部（４００３）と、前記広告取得部
（４００３）で取得された広告情報を前記属性情報取得
部(４００２)で取得した環境属性情報に基づいて変更す
る広告情報変更部（４００4）と、前記広告情報変更部
（４００４）が変更した広告情報を表示する広告表示部
（４００５）とを具備するものである。

【０１０７】なお、広告情報の表示、環境属性等に関す
る事項は前記実施形態１０と同様である。

【０１０８】次に、本実施形態のエアーコンディショナ
ーにおける処理の流れについて説明すると、図４１に示
すように、先ず予め蓄積されている広告情報を取得し
（ステップS４１０１）、次いで環境属性情報を取得し
（ステップS４１０２）、取得した環境属性情報に基づ
いて前記取得した広告情報を変更し（ステップS４１０
３）、変更した広告情報を表示し（ステップS４１０
４）、処理が終了する。

【０１０９】本実施形態によれば、エアーコンディショ
ナーのディスプレイに気象、季節、或いは地域等の変
動、変化に対応した広告が適宜表示されるため、広告効
果が高い。例えば、秋から冬への季節の変わり目で急に
寒くなった日には、冬用の商品広告を多くしたり、台風
が急に近づいてきたときには防災用品の広告をしたりす
るなどである。

【０１１０】（実施形態１５）本実施形態は前記実施形
態１１に類似するものであり、具体的には図４２に示す
ように、テレビ（４２００）であって、広告情報を蓄積
している広告蓄積部（４２０１）と、テレビ（４２０
０）の機器としての属性情報である機器属性情報を取得
する属性情報取得部（４２０２）と、前記広告蓄積部
（４２０１）で蓄積されている広告情報を取得する広告
取得部（４２０３）と、広告取得部（４２０３）で取得
された広告情報を前記属性情報取得部（４２０２）で取
得した機器属性情報に基づいて変更する広告情報変更部
（４２０４）と、前記広告情報変更部（４２０４）が変
更した広告情報を表示する広告表示部（４２０５）とを
具備するものである。

【０１１１】機器属性やこれに関連する広告情報、およ
びその表示については前記実施形態１１と同様である。

【０１１２】次に、本実施形態のテレビにおける処理の
流れについて説明すると、図４３に示すように、先ず予
め蓄積されている広告情報を取得し（ステップS４３０
１）、次いで機器属性情報を取得し（ステップS４３０
２）、取得した機器属性情報に基づいて前記取得した広
告情報を変更し（ステップS４３０３）、変更した広告
情報を表示し（ステップS４３０４）、処理が終了す
る。

【０１１３】本実施形態のテレビによれば、ユーザーが
所有しているテレビの機器属性に対応して変更された広
告が適宜表示されるため、広告効果が高い。

【０１１４】（実施形態１６）本実施形態は、図４４に
示すように、広告情報を表示できる冷蔵庫（４４００）
であって、広告情報を蓄積している広告蓄積部（４４０
１）と、広告蓄積部（４４０１）から広告情報を取得す
る広告取得部（４４０２）と、広告取得部（４４０２）
が取得した広告情報を表示する広告表示部（４４０３）
と、冷蔵庫（４４００）の扉（４４０４）の開閉の履歴
に関する情報である履歴情報を取得する履歴取得部（４
４０５）と、履歴取得部（４４０５）で取得した履歴情
報に基づいて、広告取得部（４４０２）に広告情報の取
得を指示し、広告表示部（４４０３）に広告情報の表示
を指示する広告情報変更指示部（４４０６）とを具備す
るものである。

【０１１５】前記履歴取得部（４４０５）は、冷蔵庫
（４４００）における各部屋の扉（４４０４）の開閉を
カウントするものである。

【０１１６】前記広告情報変更指示部（４４０６）は、
冷蔵庫（４４００）の扉（４４０４）の開閉履歴に対応
して前記広告取得部（４４０２）に広告情報の取得を指
示し、前記広告表示部（４４０３）に広告情報の表示を
指示する機能を有し、履歴情報に基づいた広告を制御す
るものである。

【０１１７】次に、本実施形態の冷蔵庫における処理の
流れについて説明すると、図４５に示すように、先ず冷
蔵庫の扉の開閉に関する履歴情報を取得し（ステップS
４５０１）、取得した履歴情報に基づいて予め蓄積され
ている広告情報の取得を指示し（ステップS４５０
２）、取得した広告情報の表示を指示し（ステップS４
５０３）、処理が終了する。

【０１１８】本実施形態の冷蔵庫によれば、当該冷蔵庫
における各扉の開閉回数をカウントし、いずれかの扉の
開閉回数が多いときに、その履歴に基づいて適宜広告情
報が表示される。例えば、フリーザーの開閉回数が多い
場合には、冷凍食品の利用が多いと考えて冷凍食品の広
告をするなどである。

【０１１９】（実施形態１７）本実施形態は、前記実施
形態１６と基本構成を同じくするものであり、履歴取得
部が、一定時間帯の冷蔵庫の扉の開閉回数を取得するよ
うにしたものである。

【０１２０】すなわち、図４６に示すように、広告情報
を表示できる冷蔵庫（４６００）であって、広告情報を
蓄積している広告蓄積部（４６０１）と、広告蓄積部
（４６０１）から広告情報を取得する広告取得部（４６
０２）と、広告取得部（４６０２）が取得した広告情報
を表示する広告表示部（４６０３）と、冷蔵庫（４６０
０）の一定時間帯における扉（４６０４）の開閉回数に
関する履歴情報を取得する履歴取得部（４６０５）と、
履歴取得部（４６０５）で取得した扉（４６０４）の開
閉回数が一定以上である時間帯において、広告取得部
（４６０２）に広告情報の取得を指示し、広告表示部
（４６０３）に広告情報の表示を指示する広告情報変更
指示部（４６０６）とを具備するものである。

【０１２１】次に、本実施形態の冷蔵庫における処理の
流れについて説明すると、図４７に示すように、先ず冷
蔵庫の一定時間帯における扉の開閉回数に関する履歴情
報を取得し（ステップS４７０１）、扉の開閉回数が一
定以上である時間帯において、予め蓄積されている広告
情報の取得を指示し（ステップS４７０２）、該指示に
基づいて広告情報を取得し（ステップS４７０３）、取
得した広告情報の表示を指示し（ステップS４７０
４）、該指示に基づいて広告情報を表示し（ステップS
４７０５）、処理が終了する。

【０１２２】本実施形態の冷蔵庫によれば、扉の開閉回
数が多い食事の準備等の一定時間帯において広告情報が
その都度表示されるため、効率的かつ効果的な広告が行
える。

【０１２３】以上述べてきた実施形態１〜１７は装置と
しての電気機器に関するものであったが、動作をコンピ
ュータプログラムで実現してそれをＣＤ−ＲＯＭやフロ
ッピィディスク等の媒体に記録させても良いし、前記プ
ログラムをインターネットでダウンロードするようにし
ても良い。

【０１２４】

【発明の効果】本発明は、オーディオ、テレビ等のコン
テンツを出力する電気機器は勿論、冷蔵庫、エアーコン
ディショナー、洗濯機、自動食器洗い機およびコピー機
等のコンテンツを出力しない種々の電気機器において
も、広告が流れるようにしたものであるため、従来に比
べて電気機器を媒介とした広告枠を大幅に拡大すること
ができ、またこのような広告枠の拡大に伴なって広告費
用の低減が期待できる。

【０１２５】更に、本発明は、前記広告の提供にあた
り、電気機器の動作やその履歴、または電気機器自体の
属性や電気機器が置かれている環境の属性およびコンテ
ンツを出力する電気機器ではそのコンテンツの属性とい
った種々の属性に対応して広告が流れるようにしたもの
である。

【図面の簡単な説明】

【図１】実施形態１の機能ブロックを示す図

【図２】同実施形態の処理の流れを示す図

【図３】同実施形態に係る食器洗い機の正面図

【図４】実施形態２の機能ブロックを示す図

【図５】同実施形態におけるコンテンツの属性と広告と
の対の関係を示す図

【図６】同実施形態における広告の属性を示す図

【図７】同実施形態の処理の流れを示す図

【図８】同実施形態に係るパーソナルコンピュータの正
面図

【図９】実施形態３の機能ブロックを示す図

【図１０】同実施形態に係る冷蔵庫の正面図

【図１１】同実施形態の処理の流れを示す図

【図１２】実施形態４の機能ブロックを示す図

【図１３】同実施形態の処理の流れを示す図

【図１４】実施形態５の機能ブロックを示す図

【図１５】同実施形態における音楽の属性と広告との対
の関係を示す図

【図１６】同実施形態の処理の流れを示す図

【図１７】実施形態６の機能ブロックを示す図

【図１８】同実施形態に係るテレビの正面図

【図１９】同実施形態の処理の流れを示す図

【図２０】実施形態７の機能ブロックを示す図

【図２１】同実施形態における番組の属性と広告との対
の関係を示す図

【図２２】同実施形態の処理の流れを示す図

【図２３】実施形態８の機能ブロックを示す図

【図２４】同実施形態の処理の流れを示す図

【図２５】実施形態９の機能ブロックを示す図

【図２６】同実施形態の処理の流れを示す図

【図２７】実施形態１０の機能ブロックを示す図

【図２８】同実施形態に係るエアーコンディショナーの
正面図

【図２９】同実施形態における環境属性を示す図

【図３０】同実施形態における環境属性と広告との対の
関係を示す図

【図３１】同実施形態の処理の流れを示す図

【図３２】実施形態１１の機能ブロックを示す図

【図３３】同実施形態における機器の属性を示す図

【図３４】同実施形態における機器の属性と広告との対
の関係を示す図

【図３５】同実施形態の処理の流れを示す図

【図３６】実施形態１２の機能ブロックを示す図

【図３７】同実施形態の処理の流れを示す図

【図３８】実施形態１３の機能ブロックを示す図

【図３９】同実施形態の処理の流れを示す図

【図４０】実施形態１４の機能ブロックを示す図

【図４１】同実施形態の処理の流れを示す図

【図４２】実施形態１５の機能ブロックを示す図

【図４３】同実施形態の処理の流れを示す図

【図４４】実施形態１６の機能ブロックを示す図

【図４５】同実施形態の処理の流れを示す図

【図４６】実施形態１７の機能ブロックを示す図

【図４７】同実施形態の処理の流れを示す図

【図４８】オーディオの正面図

【符号の説明】

０１００：電気機器０１０１：広告蓄積部０１０２：広告取得部０１０３：広告表示部０１０４：動作検知部０１０５：広告変更表示部

フロントページの続き (72)発明者渡邊和久大阪府門真市大字門真1006番地松下電器産業株式会社内 (72)発明者高山美和大阪府門真市大字門真1006番地松下電器産業株式会社内 (72)発明者谷川英和大阪府門真市大字門真1006番地松下電器産業株式会社内 (72)発明者藤本眞大阪府門真市大字門真1006番地松下電器産業株式会社内Ｆターム(参考） 5B049 BB49 CC02 CC48 EE05 5B075 ND20 NK46 PP10 PP11 PP28 PQ02 PQ04 PQ32 PR08 UU40 5G435 LL03 LL04

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】一以上の動作が実行できる電気機器であ
って、広告情報を蓄積している広告蓄積部と、前記広告
蓄積部から広告情報を取得する広告取得部と、前記広告
取得部が取得した広告情報を表示する広告表示部と、一
定の動作が実行されたことを検知する動作検知部と、前
記動作検知部が一定の動作の実行を検知した場合に、前
記広告取得部に広告情報の取得を指示し、前記広告表示
部に前記取得した広告情報の表示を指示する広告変更表
示部とを具備することを特徴とする電気機器。
【請求項２】前記電気機器がコンテンツを出力する電
気機器であって、前記出力するコンテンツの属性情報を
取得する属性情報取得部をさらに具備し、前記広告蓄積
部で蓄積されている広告情報がコンテンツの属性情報と
対に管理されており、前記属性情報取得部が取得した属
性情報に基づいて、前記広告取得部が広告情報を取得す
ることを特徴とする請求項１記載の電気機器。
【請求項３】前記電気機器が冷蔵庫であって、前記動
作検知部が冷蔵庫の扉が開いたこと、または／および閉
じたことを検知することを特徴とする請求項１記載の電
気機器。
【請求項４】前記電気機器がオーディオであって、前
記動作検知部が音楽の再生動作を検知することを特徴と
する請求項１記載の電気機器。
【請求項５】前記電気機器がオーディオであり、かつ
コンテンツが音楽であって、前記動作検知部が音楽の再
生動作を検知することを特徴とする請求項２記載の電気
機器。
【請求項６】前記電気機器がテレビジョンであって、
前記動作検知部がチャンネルの切り替え動作を検知する
ことを特徴とする請求項１記載の電気機器。
【請求項７】前記電気機器がテレビジョンであり、か
つコンテンツがテレビジョンの番組であって、前記動作
検知部がチャンネルの切り替え動作を検知することを特
徴とする請求項２記載の電気機器。
【請求項８】冷蔵庫であって、広告情報を蓄積してい
る広告蓄積部と、前記広告蓄積部に蓄積されている広告
情報を表示する広告表示部とを具備することを特徴とす
る冷蔵庫。
【請求項９】広告情報を受信する広告受信部と、前記
広告受信部で受信した広告情報を前記広告蓄積部に蓄積
する広告蓄積制御部とをさらに具備することを特徴とす
る請求項８記載の冷蔵庫。
【請求項１０】広告情報を表示できる電気機器であっ
て、環境に関する属性情報である環境属性情報と広告情
報を対にして蓄積している広告蓄積部と、環境属性情報
を取得する属性情報取得部と、前記属性情報取得部で取
得した環境属性情報と対になる広告情報を前記広告蓄積
部から取り出す広告取得部と、前記広告取得部が取得し
た広告情報を表示する広告表示部とを具備することを特
徴とする電気機器。
【請求項１１】広告情報を表示できる電気機器であっ
て、機器に関する属性情報である機器属性情報を広告情
報と対にして蓄積している広告蓄積部と、機器属性情報
を取得する属性情報取得部と、前記属性情報取得部で取
得した機器属性情報と対になる広告情報を前記広告蓄積
部から取り出す広告取得部と、前記広告取得部が取得し
た広告情報を表示する広告表示部とを具備することを特
徴とする電気機器。
【請求項１２】広告情報を表示できる電気機器であっ
て、広告情報を蓄積している広告蓄積部と、前記電気機
器の動作の履歴を取得する履歴取得部と、前記履歴取得
部で取得した動作履歴に基づいて前記広告蓄積部から広
告情報を取り出す広告取得部と、前記広告取得部が取得
した広告情報を表示する広告表示部とを具備することを
特徴とする電気機器。
【請求項１３】前記電気機器が冷蔵庫であって、前記
履歴取得部が、一定時間帯の冷蔵庫の開閉回数を取得
し、前記広告取得部が、前記履歴取得部が取得した開閉
回数が一定以上である時間帯において、前記広告蓄積部
から広告情報を取得し、前記広告取得部が取得した広告
情報を前記広告表示部が表示することを特徴とする請求
項１２記載の電気機器。
【請求項１４】広告情報を表示できる電気機器であっ
て、広告情報を蓄積している広告蓄積部と、環境属性情
報を取得する属性情報取得部と、前記広告蓄積部で蓄積
されている広告情報を取得する広告取得部と、前記広告
取得部で取得された広告情報を前記属性情報取得部で取
得した環境属性情報に基づいて変更する広告情報変更部
と、前記広告情報変更部が変更した広告情報を表示する
広告表示部とを具備することを特徴とする電気機器。
【請求項１５】広告情報を表示できる電気機器であっ
て、広告情報を蓄積している広告蓄積部と、機器属性情
報を取得する属性情報取得部と、前記広告蓄積部で蓄積
されている広告情報を取得する広告取得部と、前記広告
取得部で取得された広告情報を前記属性情報取得部で取
得した機器属性情報に基づいて変更する広告情報変更部
と、前記広告情報変更部が変更した広告情報を表示する
広告表示部とを具備することを特徴とする電気機器。
【請求項１６】広告情報を表示できる冷蔵庫であっ
て、広告情報を蓄積している広告蓄積部と、前記広告蓄
積部から広告情報を取得する広告取得部と、前記広告取
得部が取得した広告情報を表示する広告表示部と、前記
冷蔵庫の扉の開閉の履歴に関する情報である履歴情報を
取得する履歴取得部と、前記履歴取得部で取得した履歴
情報に基づいて、前記広告取得部に広告情報の取得を指
示し、前記広告表示部に広告情報の表示を指示する広告
情報変更指示部とを具備することを特徴とする冷蔵庫。
【請求項１７】前記履歴取得部が、一定時間帯の冷蔵
庫の扉の開閉回数を取得し、前記広告情報変更表示部
が、前記履歴取得部が取得した開閉回数が一定以上であ
る時間帯において、前記広告取得部に広告情報の取得を
指示し、前記広告表示部に広告情報の表示を指示するこ
とを特徴とする請求項１６記載の冷蔵庫。
【請求項１８】一以上の動作が実行できる電気機器に
おける広告方法であって、一定の動作が実行されたこと
を検知するステップと、一定の動作の実行を検知した場
合に予め蓄積されている広告情報の取得を指示するステ
ップと、前記指示に基づいて蓄積された広告情報を取得
するステップと、取得された広告情報を表示するステッ
プとを具備することを特徴とする広告方法。
【請求項１９】冷蔵庫における広告方法であって、予
め蓄積されている広告情報を表示するステップを具備す
ることを特徴とする広告方法。
【請求項２０】一以上の動作が実行できる電気機器に
おける広告を実現させるためのプログラムを記録した記
録媒体であって、一定の動作が実行されたことを検知す
るステップと、一定の動作の実行を検知した場合に予め
蓄積されている広告情報の取得を指示するステップと、
前記指示に基づいて蓄積された広告情報を取得するステ
ップと、取得された広告情報を表示するステップとを実
行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み
取り可能な記録媒体。
【請求項２１】冷蔵庫における広告を実現させるため
のプログラムを記録した記録媒体であって、予め蓄積さ
れている広告情報を表示するステップを実行させるため
のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
録媒体。