JP2017211168A - 冷蔵庫、および広告表示プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】広告を表示する冷蔵庫において、冷蔵庫の使用者に対して効果的に広告を提示する。【解決手段】冷蔵庫(1)は、ドアセンサー(10)が検知するドアの開閉状態の変化に応じて、広告を表示するように表示部(14)を制御する。【選択図】図1

Description

本発明は、広告を表示する冷蔵庫に関する。
従来技術として、特許文献1には、各家庭の冷蔵庫と広告配信業者端末と各地域の小売店端末とが各々インターネットを介して接続されていることを特徴とするインターネット機能を保有する冷蔵庫が記載されている。
特開2003−162243号公報(2003年6月6日公開)
しかしながら、上述のような従来技術の冷蔵庫では、広告データが配信されるタイミングは、使用者による冷蔵庫の使用とは関係なく決定されるため、広告を表示した時に使用者がその広告の対象に関心を寄せていない可能性がある。その場合、使用者に対して広告を効果的に提示することが困難である。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、広告を表示する冷蔵庫において、冷蔵庫の使用者に対して効果的に広告を提示するための技術を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る冷蔵庫は、冷蔵庫であって、広告データを取得する広告データ取得部と、上記広告データが示す広告を表示するための表示部と、上記冷蔵庫のドアと、上記ドアの開閉状態を検知するドアセンサーと、上記ドアセンサーが検知した上記開閉状態の変化に応じて、上記広告を表示するように上記表示部を制御する制御部とを備えている。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る広告表示プログラムは、冷蔵庫の制御部としてコンピュータを機能させるための広告表示プログラムであって、上記冷蔵庫は、広告データを取得する広告データ取得部と、上記広告データが示す広告を表示するための表示部と、上記冷蔵庫のドアと、上記ドアの開閉状態を検知するドアセンサーと、を備えており、上記コンピュータは、上記ドアセンサーが検知した上記開閉状態の変化に応じて、上記広告を表示するように上記表示部を制御する制御部としてコンピュータを機能させるためのプログラムである。
本発明は、広告を表示する冷蔵庫において、使用者に対する広告の効果を向上する。
本発明の実施形態1に係る冷蔵庫の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態1に係る冷蔵庫の動作を説明するフローチャートである。 本発明の実施形態2に係る冷蔵庫の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態2に係る冷蔵庫の動作を説明するフローチャートである。 本発明の実施形態3に係る冷蔵庫の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態3に係る冷蔵庫の動作を説明するフローチャートである。 本発明の実施形態4に係る冷蔵庫の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態4に係る冷蔵庫の動作を説明するフローチャートである。 本発明の実施形態5に係る冷蔵庫の動作を説明するフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、詳細に説明する。ただし、本実施形態に記載されている構成は、特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
〔実施形態1〕
(冷蔵庫1)
本実施形態に係る冷蔵庫について、図面を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る冷蔵庫1の構成を示すブロック図である。図1が示すように、冷蔵庫1は、ドアセンサー10、制御部11、記憶部12、入力部13、表示部14、音声出力部15、ドア24および接続装置25を備えている。ドア24は、例えば、開き戸、引き出しの前板等であるがこれらに限定されない。
ドアセンサー10は、冷蔵庫1のドア24の開閉状態(開状態および閉状態)を検知する。なお、本願明細書においては、冷蔵庫1のドア24が開いている状態を開状態と表記し、冷蔵庫1のドア24が閉まっている状態を閉状態と表記する。より詳細には、例えば、ドア24が開き戸である場合には、ドア24が所定角度を超えて開いている状態を開状態とし、ドア24が所定角度を超えて開いていない状態を閉状態とすることができる。また、例えば、ドア24が引き出しの前板である場合には、ドア24が所定幅を超えて引き出されている状態を開状態とし、ドア24が所定幅を超えて引き出されていない状態を閉状態とすることができる。また、ドアセンサー10は、ドア24が、開状態であるか、閉状態であるかだけでなく、例えば、ドア24が開き戸である場合には、ドア24の開いている角度を、ドア24が引き出しの前板である場合には、ドア24の引き出されている幅を、ドア24の開閉状態として検知するようになっていてもよい。
制御部11は、通信制御部(広告データ取得部)16、センサー制御部17、および入出力制御部18を備えている。冷蔵庫1は、インターネットへの接続装置25を備えており、通信制御部16は、当該接続装置25を制御して、インターネットを介して、クラウドサーバーから広告データを取得し、入出力制御部18に出力する。また、通信制御部16は、前記接続装置25を制御して、使用者が入力部13を介して入力した情報を、クラウドサーバーに送信する。センサー制御部17は、ドアセンサー10からドア24の開閉状態を取得し、当該開閉状態が開状態から閉状態に変化したか否かを判定し、判定結果を入出力制御部18に出力する。入出力制御部18は、センサー制御部17がドア24が開状態から閉状態に変化したと判定した場合、通信制御部16が取得した広告データが示す広告を表示するように表示部14を制御する。
記憶部12は、使用者が入力部13を介して入力した情報、および通信制御部16がインターネットを介して取得した情報等を記憶する。
入力部13は、表示部14が表示した広告に対して、使用者が行った操作または選択等を取得する。また、入力部13は、使用者が入力した、冷蔵庫が保持する飲食物に関する情報、および使用者に関する情報等も取得する。
表示部14は、入出力制御部18による制御に従って、広告を表示する。なお、表示部14は、使用者が入出力を行えるタッチパネルであってもよい。その場合、タッチパネルを表示部14兼入力部13として用いてもよい。
音声出力部15は、表示部14が表示した広告に伴った音声情報等を出力する。
(冷蔵庫1の動作)
本実施形態に係る冷蔵庫1の動作について、図面を参照して説明する。図2は、本実施形態に係る広告表示方法を説明するフローチャートである。まず、使用者が冷蔵庫1のドア24を開いたとき、ドアセンサー10は、冷蔵庫1のドア24の開状態を検知する(ステップS0)。以後、センサー制御部17は、ドアセンサー10が検知したドア24の開閉状態を取得し、当該開閉状態が開状態から閉状態に変化したか否かを判定する(ステップS1)。
このとき、使用者が、冷蔵庫1のドア24を閉めると、ドアセンサー10は、冷蔵庫1のドア24の閉状態を検知するため、センサー制御部17は、冷蔵庫1のドア24が開状態から閉状態に変化したと判定し(ステップS1のYES)、ステップS2に進む。一方、使用者が、冷蔵庫1のドア24を閉めていない間は、ドアセンサー10は、冷蔵庫1のドア24の開状態を検知し続けるため、センサー制御部17は、冷蔵庫1のドア24が開状態から閉状態に変化したと判定せず(ステップS1のNO)、センサー制御部17は、冷蔵庫1のドア24が開状態から閉状態に変化したと判定するまで、ステップS1の工程を繰り返す。
ステップS2では、通信制御部16が、インターネットを介してクラウドサーバーから広告データを取得する。そして、入出力制御部18が、通信制御部16が取得した広告データを参照して、当該広告データが示す広告を表示するように表示部14を制御する(ステップS3)。
なお、別の態様では、ステップS3における広告は、ステップS2において通信制御部16が取得した広告ではなく、通信制御部16が予め取得し、記憶部12に保存された広告であってもよい。また、通信制御部16が取得した広告が、音声情報を伴っている場合は、入出力制御部18は、当該音声情報を出力するように音声出力部15を制御してもよい。
また、入出力制御部18は、ドアセンサーが、ドア24が開状態から閉状態に変化したことを検知した時から所定時間(第2の時間)が経過した場合、表示する広告を別の広告に変更するように表示部14を制御してもよい。これにより、使用者が同じ広告を見続けることによって広告の効果が下がることを回避することができる。
以上に説明したように、本実施形態に係る冷蔵庫1は、ドア24が開状態から閉状態に変化したことを検知した場合に、広告を表示する。使用者が冷蔵庫1のドア24を閉めたタイミングにおいて広告を表示することにより、効果的に広告を提示することができる。
また、一変形例において、制御部11は、ドアセンサー10が検知した開閉状態が開状態から閉状態に変化したときでなくとも、ドアセンサー10が検知した開閉状態の変化に応じて、広告を表示するように表示部14を制御するように構成されていてもよい。例えば、ドア24が開状態から閉状態に遷移する途中(ドア24が開かれている角度が所定の角度になったとき、または、ドア24が引き出されている幅が所定の幅になったとき)に、表示部14が広告を表示するようになっていてもよい。すなわち、ドア24の開閉状態に変化があったときは、使用者が冷蔵庫1を使用していることを示しているため、制御部11は、ドア24の開閉状態の変化に応じて、広告を表示させることにより、効果的に広告を提示することができる。
特に、使用者が冷蔵庫1のドア24を閉めたタイミング等では、使用者が飲食物に関することに関心を向けている可能性が高いため、そのタイミングで飲食物に関する広告を表示することにより、使用者に対する広告の効果を向上することができる。
〔実施形態2〕
本発明の実施形態2について説明すれば、以下のとおりである。
(冷蔵庫2)
本実施形態に係る冷蔵庫2について、図面を参照して説明する。なお、本実施形態に係る冷蔵庫2は、撮像部(検出部)19、および制御部20のカメラ制御部(検出部)21を備えていること以外は、実施形態1に係る冷蔵庫1と同様の構成を有している。そのため、実施形態1において説明した部材と同様の機能を有する部材については、同じ番号を付し、その説明を省略する。図3は、本実施形態に係る冷蔵庫2の構成を示すブロック図である。図3が示すように、冷蔵庫2は、実施形態1に係る冷蔵庫1の構成に加えて、撮像部19、および制御部20のカメラ制御部21をさらに備えている。
撮像部19は、冷蔵庫2を使用している使用者を撮像する。撮像部19の例としては、CCDおよびCMOS等のカメラユニットが挙げられる。なお、撮像部19は、使用者を撮像できる冷蔵庫2の箇所に設置されていればよく、冷蔵庫2の庫外に設置されていてもよいし、冷蔵庫の庫内に設置されていてもよい。
制御部20は、実施形態1における制御部11の構成に加えて、カメラ制御部21をさらに備えている。カメラ制御部21は、撮像部19が撮像した画像に使用者が写っているか否かを判定する。これにより、カメラ制御部21は、冷蔵庫2を使用している使用者の存在を検出する。
本実施形態では、冷蔵庫2は、表示部14が広告の表示を開始してから所定時間(第1の時間)が経過し、かつ、カメラ制御部21が、冷蔵庫2の使用者の存在を検出しなかった場合、入出力制御部18は、広告の表示を停止するように表示部14を制御する。
(冷蔵庫2の動作)
図4は、本実施形態に係る冷蔵庫2の動作を説明するフローチャートである。なお、実施形態1において説明した工程と同様の工程については、その説明を省略する。
まず、使用者が冷蔵庫2のドア24を開いたとき、ドアセンサー10は、冷蔵庫2のドア24の開状態を検知する(ステップS10)。以後、センサー制御部17は、ドアセンサー10からドア24の開閉状態を取得し、当該開閉状態が開状態から閉状態に変化したか否かを判定する(ステップS11)。
このとき、使用者が、冷蔵庫2のドア24を閉めると、ドアセンサー10は、冷蔵庫2のドア24の閉状態を検知するため、センサー制御部17は、冷蔵庫2のドア24が開状態から閉状態に変化したと判定し(ステップS11のYES)、ステップS12に進む。一方、使用者が、冷蔵庫2のドア24を閉めていない間は、ドアセンサー10は、冷蔵庫2のドア24の開状態を検知し続けるため、センサー制御部17は、冷蔵庫2のドア24が開状態から閉状態に変化したと判定せず(ステップS11のNO)、センサー制御部17は、冷蔵庫2のドア24が開状態から閉状態に変化したと判定するまで、ステップS11の工程を繰り返す。
ステップS12では、通信制御部16は、インターネットを介してクラウドサーバーから広告データを取得する。そして、入出力制御部18が、通信制御部16が取得した広告データが示す広告を表示するように表示部14を制御する(ステップS13)。
次に、入出力制御部18は、表示部14が広告の表示を開始してから所定時間(第1の時間)が経過したか否かを判定する(ステップS14)。
入出力制御部18が、所定時間(第1の時間)が経過したと判定した場合(ステップS14のYES)、ステップS15に進む。入出力制御部18が、所定時間(第1の時間)が経過していないと判定した場合(ステップS14のNO)、入出力制御部18は、上述の所定時間を経過したと判定するまで、ステップ14を繰り返す。
ステップS15では、カメラ制御部21は、その時に撮像部19が撮像した画像に使用者が写っているか否かを判定することにより、冷蔵庫2の使用者の存在を検出する。カメラ制御部21が、撮像部19が撮像した画像に使用者が写っていないと判定し、冷蔵庫2の使用者の存在を検出しなかった場合(ステップS15のNO)、入出力制御部18は、広告の表示を停止するように表示部14を制御する(ステップS16)。カメラ制御部21が、撮像部19が撮像した画像に使用者が写っていると判定し、冷蔵庫2の使用者の存在を検出した場合(ステップS15のYES)、カメラ制御部21は、その時に撮像部19が撮像した画像に使用者が写っているか否かを再度判定し、撮像部19が撮像した画像に使用者が写っていないと判定するまで、ステップS15を繰り返す。
以上に説明したように、本実施形態に係る冷蔵庫2は、表示部14が広告の表示を開始してから所定時間が経過し、かつ、冷蔵庫2の使用者の存在が検出されなかった場合、広告の表示を停止する。これにより、広告が常に表示されることを避け、広告が表示されたときに、使用者の注意を引くようにすることができる。また、使用者が広告を見ている間に、広告の表示が突然停止してしまうことを防ぐことができる。
(変形例)
なお、以上では、カメラ制御部21が、撮像部19が撮像した画像に使用者が写っているか否かを判定することによって、冷蔵庫2の使用者の存在を検出する構成について説明したが、本実施形態はこれに限定されない。冷蔵庫2は、例えば、冷蔵庫2の使用者の温度、動き、近接等を感知する人感センサーによって、冷蔵庫2の使用者の存在を検出する構成であってもよい。
また、本実施形態の変形例として、冷蔵庫2は、上記で説明した方法と同様の方法で、表示部14が広告の表示を開始してから所定時間が経過した場合、入出力制御部18が、広告の表示を停止するように表示部14を制御してもよい。
また、本実施形態の別の変形例として、冷蔵庫2は、上記で説明した方法と同様の方法で、冷蔵庫2の使用者の存在を検出しなかった場合、入出力制御部18が、広告の表示を停止するように表示部14を制御してもよい。
これらの変型例においても、広告が常に表示されることを避け、広告が表示されたときに、使用者の注意を引くようにすることができる。
なお、本実施形態においても、制御部20は、ドアセンサー10が検知した開閉状態が開状態から閉状態に変化したときでなくとも、ドアセンサー10が検知した開閉状態の変化に応じて、広告を表示するように表示部14を制御するように構成されていてもよい。
〔実施形態3〕
本発明の実施形態3について説明すれば、以下のとおりである。
(冷蔵庫3)
本実施形態に係る冷蔵庫3について、図面を参照して説明する。なお、本実施形態に係る冷蔵庫3は、ドアポケット(保持部)26、および重量センサー22を備えていること以外は、実施形態1に係る冷蔵庫1と同様の構成を有している。そのため、実施形態1において説明した部材と同様の機能を有する部材については、同じ番号を付し、その説明を省略する。図5は、本実施形態に係る冷蔵庫3の構成を示すブロック図である。図5が示すように、冷蔵庫3は、実施形態1に係る冷蔵庫1の構成に加えて、ドアポケット26に、重量センサー22をさらに備えている。
重量センサー22は、ドアポケット26が保持している物体の重量を測定する。
本実施形態では、冷蔵庫3は、重量センサー22が測定した重量に応じた広告データを取得する。詳細には、冷蔵庫3は、重量センサー22が測定した特定の種類の飲食物の重量が特定の条件を満たす場合に、当該特定の種類の飲食物に関する広告データを取得し、当該広告データが示す広告を表示する。また、冷蔵庫3は、重量センサー22が測定した特定の種類の飲食物の重量が特定の条件を満たさなかった場合、任意の広告データ、例えば、当該特定の種類の飲食物とは別のおすすめの飲食物に関する広告データを取得し、取得した広告データが示す広告を表示する。
(冷蔵庫3の動作)
図6は、本実施形態に係る冷蔵庫3の動作を説明するフローチャートである。なお、実施形態1において説明した工程と同様の工程については、その説明を省略する。
まず、センサー制御部17は、冷蔵庫3のドア24が閉状態であるときに重量センサー22が測定した重量を取得する(ステップS20)。
次に、使用者が冷蔵庫3のドア24を開いたとき、ドアセンサー10は、冷蔵庫3のドア24の開状態を検知する(ステップS21)。以後、センサー制御部17は、ドアセンサー10からドア24の開閉状態を取得し、当該開閉状態が開状態から閉状態に変化したか否かを判定する(ステップS22)。
このとき、使用者が、冷蔵庫3のドア24を閉めると、ドアセンサー10は、冷蔵庫3のドア24の閉状態を検知するため、センサー制御部17は、冷蔵庫3のドア24が開状態から閉状態に変化したと判定し(ステップS22のYES)、ステップS23に進む。一方、使用者が、冷蔵庫3のドア24を閉めていない間は、ドアセンサー10は、冷蔵庫3のドア24の開状態を検知し続けるため、センサー制御部17は、冷蔵庫3のドア24が開状態から閉状態に変化したと判定せず(ステップS22のNO)、センサー制御部17は、冷蔵庫3のドア24が開状態から閉状態に変化したと判定するまで、ステップS22の工程を繰り返す。
ステップS23では、センサー制御部17は、その時に重量センサー22が測定した特定の種類の飲食物の重量を取得する。ステップS23における特定の種類の飲食物の例としては、卵等の食料、および牛乳等の飲料が挙げられる。そして、センサー制御部17は、取得した特定の種類の飲食物の重量が特定の条件を満たすか否かを判定する(ステップS24)。ステップS24における特定の条件の例を下記にいくつか挙げる。例えば、特定の条件は、特定の条件は、ドア24が開状態になる前に重量センサー22が予め測定した重量と、ステップS23でセンサー制御部17が取得した重量との差が、所定の値を超えることであり得る。これにより、使用者が冷蔵庫3のドア24を開き、特定の種類の飲食物を、所定の量以上消費したか否かを判定することができる。また、別の例として、ステップS23でセンサー制御部17が取得した特定の種類の飲食物の重量が所定の値より低いことであり得る。これにより、ドアポケット26が特定の種類の飲食物を一定量保持しているか否かを判定することができる。
センサー制御部17が、取得した特定の種類の飲食物の重量が特定の条件を満たすと判定した場合(ステップS24のYES)、通信制御部16は、当該特定の種類の飲食物に関する広告データをクラウドサーバーから取得する(ステップS25)。なお、センサー制御部17によって、重量が特定の条件を満たすと判定された特定の種類の飲食物が複数種ある場合は、通信制御部16は、複数種の飲食物に関する広告データを取得する。
センサー制御部17が、取得した特定の種類の飲食物の重量が特定の条件を満たさないと判定した場合(ステップS24のNO)、通信制御部16は、任意の広告データ、例えば、当該特定の種類の飲食物とは別のおすすめの飲食物に関する広告データをクラウドサーバーから取得する(ステップS26)。
ステップS25またはステップS26の次に、入出力制御部18は、通信制御部16が取得した広告データが示す広告を表示するように表示部14を制御する(ステップS27)。なお、ステップ24において、通信制御部16が、複数種の飲食物に関する広告データを取得した場合は、入出力制御部18は、複数種の飲食物に関する広告データのうちの1つの広告データが示す広告を表示し、ドアセンサー10が、ドア24が開状態から閉状態に変化したことを検知した時から所定時間(第2の時間)が経過した場合、表示部14が表示する広告を、複数種の飲食物に関する広告のうちの別の広告に変更するように表示部14を制御してもよい。
なお、以上では、ドアポケット26が特定の種類の飲食物を保持しており、重量センサー22は、ドアポケット26が保持している物体の重量を測定する構成について説明したが、本実施形態はこれに限定されず、冷蔵庫3が、特定の種類の飲食物を保持する保持部を備えており、当該保持部が保持している物体の重量を重量センサー22が測定するように構成されていればよい。そのような保持部としては、ドアポケット26以外にも、例えば、野菜室等が挙げられる。
以上に説明したように、本実施形態に係る冷蔵庫3は、特定の種類の飲食物を保持するための保持部が保持している飲食物の重量に応じて当該飲食物に関する広告を表示する。これにより、当該飲食物の在庫量や、使用者による当該飲食物の消費量に応じて、当該飲食物に関する広告を表示することができる。使用者は不足している飲食物や消費した飲食物に関心を寄せている可能性が高いため、使用者に対する広告の効果を向上することができる。
(変形例)
以上では、ステップS24において、センサー制御部17が、取得した特定の種類の飲食物の重量が特定の条件を満たすか否かを判定する構成について説明したが、代替的な構成として、ステップS24において、通信制御部16が、センサー制御部17が取得した特定の種類の飲食物の重量(またはその変化)を、クラウドサーバーに送信し、クラウドサーバーにおいて、特定の種類の飲食物の重量(またはその変化)が、上述した特定の条件を満たすか否かを判定するようにしてもよい。そして、クラウドサーバーが、受信した特定の種類の飲食物の重量が特定の条件を満たすと判定した場合(ステップS24のYES)、通信制御部16は、当該特定の種類の飲食物に関する広告データをクラウドサーバーから取得し(ステップS25)、クラウドサーバーが、受信した特定の種類の飲食物の重量が特定の条件を満たさないと判定した場合(ステップS24のNO)、通信制御部16は、任意の広告データをクラウドサーバーから取得する(ステップS26)ように構成してもよい。
なお、本実施形態においても、制御部11は、ドアセンサー10が検知した開閉状態が開状態から閉状態に変化したときでなくとも、ドアセンサー10が検知した開閉状態の変化に応じて、広告を表示するように表示部14を制御するように構成されていてもよい。
〔実施形態4〕
本発明の実施形態4について説明すれば、以下のとおりである。
(冷蔵庫4)
本実施形態に係る冷蔵庫4について、図面を参照して説明する。なお、本実施形態に係る冷蔵庫4は、冷凍庫27を内蔵していること、および消費量センサー23を備えていること以外は、実施形態1に係る冷蔵庫4と同様の構成を有している。そのため、実施形態1において説明した部材と同様の機能を有する部材については、同じ番号を付し、その説明を省略する。図7は、本実施形態に係る冷蔵庫4の構成を示すブロック図である。図7が示すように、冷蔵庫4は、実施形態1に係る冷蔵庫1の構成に加えて、内蔵している冷凍庫27に、消費量センサー23をさらに備えている。
消費量センサー23は、冷凍庫27内に存在する氷の消費量を測定する。
本実施形態では、冷蔵庫4は、ドアセンサー10が、ドア24が開状態から閉状態に変化したことを検知し、かつ、消費量センサー23が測定した氷の消費量が特定の条件を満たす場合に、入出力制御部18は、夏期関連商品に関する広告を表示するように表示部14を制御する。
(冷蔵庫4の動作)
図8は、本実施形態に係る冷蔵庫4の動作を説明するフローチャートである。なお、実施形態1において説明した工程と同様の工程については、その説明を省略する。
まず、使用者が、冷蔵庫4のドア24を開いたとき、ドアセンサー10は、冷蔵庫4のドア24の開状態を検知する(ステップS30)。以後、センサー制御部17は、ドアセンサー10からドア24の開閉状態を取得し、当該開閉状態が開状態から閉状態に変化したか否かを判定する(ステップS31)。
このとき、使用者が、冷蔵庫4のドア24を閉めると、ドアセンサー10は、冷蔵庫4のドア24の閉状態を検知するため、センサー制御部17は、冷蔵庫4のドア24が開状態から閉状態に変化したと判定し(ステップS31のYES)、ステップS32に進む。一方、使用者が、冷蔵庫4のドア24を閉めていない間は、ドアセンサー10は、冷蔵庫4のドア24の開状態を検知し続けるため、センサー制御部17は、冷蔵庫4のドア24が開状態から閉状態に変化したと判定せず(ステップS31のNO)、センサー制御部17は、冷蔵庫4のドア24が開状態から閉状態に変化したと判定するまで、ステップS31の工程を繰り返す。
ステップS32では、センサー制御部17は、消費量センサー23が予め測定した氷の消費量を取得する。なお、消費量センサー23による氷の消費量の測定方法の例としては、消費量センサー23が一定期間の氷の作成回数をカウントし、消費量を測定する方法が挙げられる。また、消費量センサー23は、製氷室内の重量を計測し、当該重量に応じて、消費量を測定するものであってもよい。そして、センサー制御部17は、取得した氷の消費量が特定の条件を満たすか否かを判定する(ステップS33)。ステップS33における特定の条件の例としては、氷の消費量が所定の値を超えることという条件を挙げることができる。
センサー制御部17が、取得した氷の消費量が特定の条件を満たすと判定した場合(ステップS33のYES)、通信制御部16は、夏期関連商品に関する広告データをクラウドサーバーから取得する(ステップS34)。なお、本明細書における用語「夏期関連商品」は、夏期に売れ行きの良い食料品、飲料および家電製品等の商品を示す。夏期関連商品の例としては、洋酒、かき氷のシロップ、プールおよびエアコン等を挙げることができる。
センサー制御部17が、取得した特定の種類の飲食物の重量が特定の条件を満たさないと判定した場合(ステップS33のNO)、通信制御部16は、任意の広告データをクラウドサーバーから取得する(ステップS35)。
ステップS34またはステップS35の次に、入出力制御部18は、通信制御部16が取得した広告データを表示するように表示部14を制御する(ステップS36)。
以上に説明したように、本実施形態に係る冷蔵庫4は、ドアが開状態から閉状態に変化したことを検知し、かつ、氷の消費量が特定の条件を満たす場合、夏期関連商品に関する広告を表示する。これにより、使用者が夏期に氷を多く消費する場合、夏期関連商品に関する広告を表示することができる。すなわち、使用者が夏期に消費しやすい商品に関する広告を表示することによって、使用者に対する広告の効果を向上することができる。
(変形例)
以上では、ステップS33において、センサー制御部17が、取得した氷の消費量が特定の条件を満たすか否かを判定する構成について説明したが、代替的な構成として、ステップS33において、通信制御部16が、センサー制御部17が取得した取得した氷の消費量を、クラウドサーバーに送信し、クラウドサーバーにおいて、氷の消費量が、上述した特定の条件を満たすか否かを判定するようにしてもよい。そして、クラウドサーバーが、受信した氷の消費量が特定の条件を満たすと判定した場合(ステップS33のYES)、通信制御部16は、夏期関連商品に関する広告データをクラウドサーバーから取得し(ステップS34)、クラウドサーバーが、受信した氷の消費量が特定の条件を満たさないと判定した場合(ステップS33のNO)、通信制御部16は、任意の広告データをクラウドサーバーから取得する(ステップS35)ように構成してもよい。
なお、本実施形態においても、制御部11は、ドアセンサー10が検知した開閉状態が開状態から閉状態に変化したときでなくとも、ドアセンサー10が検知した開閉状態の変化に応じて、広告を表示するように表示部14を制御するように構成されていてもよい。
〔実施形態5〕
本発明の実施形態5について説明すれば、以下のとおりである。なお、本実施形態では、実施形態2に係る冷蔵庫2を用いる。そのため、冷蔵庫2が備えている部材については、その説明を省略する。
本実施形態では、入出力制御部18は、撮像部19が撮像した使用者を判別し、判別した当該使用者に応じて、広告の表示態様を変更するように表示部14を制御する。
(本実施形態における冷蔵庫2の動作)
図9は、本実施形態に係る広告表示方法を説明するフローチャートである。なお、実施形態1において説明した工程と同様の工程については、その説明を省略する。
まず、使用者が冷蔵庫2のドア24を開いたとき、ドアセンサー10は、冷蔵庫1のドアの開状態を検知する(ステップS40)。このとき、撮像部19は、ドア24を開けた使用者を撮像する(ステップS41)。以後、センサー制御部17は、ドアセンサー10からドア24の開閉状態を取得し、当該開閉状態が開状態から閉状態に変化したか否かを判定する(ステップS42)。
このとき、使用者が、冷蔵庫2のドア24を閉めると、ドアセンサー10は、冷蔵庫2のドア24の閉状態を検知するため、センサー制御部17は、冷蔵庫2のドア24が開状態から閉状態に変化したと判定し(ステップS42のYES)、ステップS43に進む。一方、使用者が、冷蔵庫2のドア24を閉めていない間は、ドアセンサー10は、冷蔵庫2のドア24の開状態を検知し続けるため、センサー制御部17は、冷蔵庫2のドア24が開状態から閉状態に変化したと判定せず(ステップS42のNO)、センサー制御部17は、冷蔵庫2のドア24が開状態から閉状態に変化したと判定するまで、ステップS42の工程を繰り返す。
ステップS43では、カメラ制御部21は、ステップS41で撮像部19が撮像した使用者を判別する。カメラ制御部21が判別する使用者の分類としては、男性、女性、子供および老人等を挙げることができる。なお、カメラ制御部21が使用者を判別できなかった場合、冷蔵庫2は、実施形態1で説明したステップ2および3を順次実行する。また、本実施形態では、使用者が冷蔵庫2のドア24を開けた時に撮像部19が使用者を撮像した画像により、カメラ制御部21は、使用者を判別しているが、使用者が冷蔵庫2のドア24を閉める直前に撮像部19が使用者を撮像した画像により、カメラ制御部21は、使用者を判別してもよい。
続いて、通信制御部16は、カメラ制御部21が判別した使用者に予め標識した認識記号を、インターネットを介してクラウドサーバーに送信する(ステップS44)。なお、クラウドサーバーは、上記の認識記号に対応した広告の表示態様を保存しており、使用者に応じた表現を有する広告を、通信制御部16に送信することができる。
次に、通信制御部16は、カメラ制御部21が判別した使用者に応じた表示態様(表現)の広告データを、インターネットを介してクラウドサーバーから取得する(ステップS45)。なお、使用者に応じた表示態様の例としては、大人に対しては、広告の特長を目立たせること、または、値段もしくは申込方法などをある程度詳しく表示すること等を挙げることができる。老人に応じた表示態様の例としては、文字を大きくすること等を挙げることができる。子供に応じた表現の例としては、漢字を少なく、イラストを多く用いること等を挙げることができる。
なお、本実施形態では、通信制御部16は、インターネットを介してクラウドサーバーから、使用者に応じた表示態様を有する広告データを取得している。しかし、通信制御部16は、当該クラウドサーバーから、通常の表示態様を有する広告データを取得し、制御部11が、当該広告データの表示態様を使用者に応じた表現に変換してもよい。例えば、老人に応じた表示態様として、文字のフォントを大きくする、子供に応じた表示態様として、漢字をひらがなに変更する等の処理を行うことができる。
次に、入出力制御部18は、通信制御部16が取得した広告データ、または、制御部11が変換した広告データが示す広告を表示するように表示部14を制御する(ステップS46)。
以上に説明したように、本実施形態に係る冷蔵庫2は、撮像した使用者を判別し、判別した当該使用者に応じて、広告の表現を変更する。これにより、使用者の年齢および性別等に応じた表現を有する広告を表示することができるため、使用者に対する広告の効果を向上することができる。
なお、本実施形態においても、制御部20は、ドアセンサー10が検知した開閉状態が開状態から閉状態に変化したときでなくとも、ドアセンサー10が検知した開閉状態の変化に応じて、広告を表示するように表示部14を制御するように構成されていてもよい。
〔広告データの取得方法についての変形例〕
実施形態1〜5では、通信制御部16が、接続装置25を制御して、インターネットを介して、クラウドサーバーから広告データを取得する構成について説明したが、本発明は、当該構成に限定されない。冷蔵庫1〜4は、広告データを取得し得るように構成されていればよく、クラウドサーバー以外の通信相手から広告データを取得してもよいし、インターネット以外のネットワークを介して広告データを取得してもよいし、ネットワークを介さずに、直接、通信相手から広告データを取得してもよい。例えば、飲食物のパッケージに、RFID等の無線部品が組み込まれており、通信制御部16が、接続装置25を制御して、当該無線部品と通信することにより、広告データを取得するように構成されていてもよい。
〔ソフトウェアによる実現例〕
冷蔵庫1、2、3および4の制御ブロック(特に、通信制御部16、センサー制御部17、入出力制御部18、およびカメラ制御部21)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、冷蔵庫1、2、3および4は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る冷蔵庫(1)は、冷蔵庫であって、広告データを取得する広告データ取得部(通信制御部16)と、上記広告データが示す広告を表示するための表示部(14)と、上記冷蔵庫のドア(24)と、上記ドアの開閉状態を検知するドアセンサー(10)と、上記ドアセンサーが検知した上記開閉状態の変化に応じて、上記広告を表示するように上記表示部を制御する制御部(11)とを備えている。
上記構成によれば、ドアの開閉状態の変化に応じて、広告を表示する。使用者が冷蔵庫のドアを開閉した何れかのタイミングでは、使用者が飲食物に関することに関心を向けている可能性が高いため、そのタイミングで飲食物に関する広告を表示することにより、使用者に対する広告の効果を向上することができる。
本発明の態様2に係る冷蔵庫(2)は、上記態様1において、上記制御部は、上記ドアセンサーが検知した上記開閉状態が閉状態に変化したことに応じて、上記広告を表示するように上記表示部を制御するものであってもよい。
本発明の態様3に係る冷蔵庫(2)は、上記態様1または2において、上記冷蔵庫の使用者の存在を検出する検出部(撮像部19、カメラ制御部21)をさらに備え、上記制御部は、上記表示部が上記広告の表示を開始してから第1の時間が経過したこと、および、上記検出部が上記使用者の存在を検出しなかったことの少なくとも一方に応じて、上記広告の表示を停止するように上記表示部を制御するものであってもよい。
上記の構成によれば、広告の表示を開始した時から所定時間が経過したこと、および、使用者を検出しなかったことの少なくとも一方に応じて広告の表示を停止する。これにより、広告が常に表示されることを避け、広告が表示されたときに、使用者の注意を引くようにすることができる。
本発明の態様4に係る冷蔵庫(1)は、上記態様1〜3において、上記制御部は、上記表示部が上記広告の表示を開始してから第2の時間が経過したときに、表示する広告を変更するように上記表示部を制御するものであってもよい。
上記の構成によれば、使用者が同じ広告を見続けることによって広告の効果が下がることを回避することができる。
本発明の態様5に係る冷蔵庫(3)は、上記態様1〜4において、特定の種類の飲食物を保持するための保持部と、上記保持部が保持している物体の重量を測定する重量センサー(22)とをさらに備え、上記制御部は、上記重量センサーが測定した重量に応じた上記広告データを取得するように上記広告データ取得部を制御するものであってもよい。
上記の構成によれば、ドアポケットが保持している飲食物の重量が特定の条件を満たす場合に、当該飲食物に関する広告を表示することができる。これにより、これにより、当該飲食物の在庫量や、使用者による当該飲食物の消費量に応じて、当該飲食物に関する広告を表示することができる。使用者は不足している飲食物や消費した飲食物に関心を寄せている可能性が高いため、使用者に対する広告の効果を向上することができる。
本発明の態様6に係る冷蔵庫(4)は、上記態様1〜5において、
上記冷蔵庫は、冷凍庫(27)を内蔵しており、上記冷凍庫内に存在する氷の消費量を測定する消費量センサー(23)をさらに備え、上記制御部は、上記消費量センサーが測定した上記消費量に応じた上記広告データを取得するように上記広告データ取得部を制御するものであってもよい。
上記の構成によれば、氷の消費量が特定の条件を満たす場合、例えば、夏期関連商品に関する広告を表示する。これにより、使用者が夏期に氷を多く消費する場合、夏期関連商品に関する広告を表示することができる。これにより、使用者に対する広告の効果を向上することができる。
本発明の態様7に係る冷蔵庫(2)は、上記態様1〜6において、上記冷蔵庫の使用者を撮像する撮像部(19)をさらに備え、上記制御部は、上記撮像部が撮像した画像から上記使用者を判別し、判別した当該使用者に応じた表示態様で上記広告を表示するように上記表示部を制御するものであってもよい。
上記の構成によれば、撮像した使用者を判別し、判別した当該使用者に応じて、広告の表示態様を変更する。これにより、使用者の年齢および性別等に応じた表示態様を有する広告を表示することができるため、使用者に対する広告の効果を向上することができる。
本発明の態様8に係る冷蔵庫の制御方法は、ドアおよび表示部を備えた冷蔵庫の制御方法であって、広告データを取得する広告データ取得工程と、上記冷蔵庫のドアの開閉状態を検知する検知工程と、上記検知工程において検知した上記開閉状態の変化に応じて、上記広告データが示す広告を表示するように上記表示部を制御する制御工程と、を包含している。
上記の構成によれば、上記態様1と同等の効果を奏する。
本発明の各態様に係る冷蔵庫は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記冷蔵庫が備える各部(ソフトウェア要素)として動作させることにより上記冷蔵庫をコンピュータにて実現させる冷蔵庫の広告表示プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1、2、3、4 冷蔵庫
10 ドアセンサー
11、20 制御部
12 記憶部
13 兼入力部
13 入力部
14 表示部
15 音声出力部
16 通信制御部(広告データ取得部)
17 センサー制御部
18 入出力制御部
19 撮像部(検出部)
21 カメラ制御部(検出部)
22 重量センサー
23 消費量センサー
24 ドア
25 接続装置
26 ドアポケット(保持部)
27 冷凍庫

Claims (8)

  1. 冷蔵庫であって、
    広告データを取得する広告データ取得部と、
    上記広告データが示す広告を表示するための表示部と、
    上記冷蔵庫のドアと、
    上記ドアの開閉状態を検知するドアセンサーと、
    上記ドアセンサーが検知した上記開閉状態の変化に応じて、上記広告を表示するように上記表示部を制御する制御部とを備えている、冷蔵庫。
  2. 上記制御部は、上記ドアセンサーが検知した上記開閉状態が閉状態に変化したことに応じて、上記広告を表示するように上記表示部を制御する、請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 上記冷蔵庫の使用者の存在を検出する検出部をさらに備え、
    上記制御部は、上記表示部が上記広告の表示を開始してから第1の時間が経過したこと、および、上記検出部が上記使用者の存在を検出しなかったことの少なくとも一方に応じて、上記広告の表示を停止するように上記表示部を制御する、請求項1または2に記載の冷蔵庫。
  4. 上記制御部は、上記表示部が上記広告の表示を開始してから第2の時間が経過したときに、表示する広告を変更するように上記表示部を制御する、請求項1〜3の何れか1項に記載の冷蔵庫。
  5. 特定の種類の飲食物を保持するための保持部と、
    上記保持部が保持している物体の重量を測定する重量センサーとをさらに備え、
    上記制御部は、上記重量センサーが測定した重量に応じた上記広告データを取得するように上記広告データ取得部を制御する、請求項1〜4の何れか1項に記載の冷蔵庫。
  6. 上記冷蔵庫は、冷凍庫を内蔵しており、
    上記冷凍庫内に存在する氷の消費量を測定する消費量センサーをさらに備え、
    上記制御部は、上記消費量センサーが測定した上記消費量に応じた上記広告データを取得するように上記広告データ取得部を制御する、請求項1〜5の何れか1項に記載の冷蔵庫。
  7. 上記冷蔵庫の使用者を撮像する撮像部をさらに備え、
    上記制御部は、上記撮像部が撮像した画像から上記使用者を判別し、判別した当該使用者に応じた表示態様で上記広告を表示するように上記表示部を制御する、請求項1に記載の冷蔵庫。
  8. 冷蔵庫の制御部としてコンピュータを機能させるための広告表示プログラムであって、上記冷蔵庫は、広告データを取得する広告データ取得部と、上記広告データが示す広告を表示するための表示部と、上記冷蔵庫のドアと、上記ドアの開閉状態を検知するドアセンサーと、を備えており、上記コンピュータは、
    上記ドアセンサーが検知した上記開閉状態の変化に応じて、上記広告を表示するように上記表示部を制御する制御部としてコンピュータを機能させるための広告表示プログラム。
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