JP2005038210A - 情報提供システム、サービスサーバ、ユーザ端末装置、店舗端末装置、情報提供方法、およびそのプログラム - Google Patents

情報提供システム、サービスサーバ、ユーザ端末装置、店舗端末装置、情報提供方法、およびそのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 情報を特定するための識別情報設定時に、その識別情報の分野を設定するだけで、ユーザは希望する情報を容易に取得することを実現する情報提供システム、サービスサーバ、ユーザ端末装置、店舗端末装置、情報提供方法、およびそのプログラムを提供する。
【解決手段】 ユーザが操作するユーザ端末装置20は、放送コンテンツの全部/一部を特定するためのブックマークを用いて関連情報を取得し、取得した関連情報をブックマーク情報に対応付けて保存する。
ユーザにより関連情報がインセンティブ情報として使用されなくても、ブックマークサーバ10は、ユーザ端末装置20による関連情報の取得履歴を得ることができるので、さらにユーザ端末装置20に対して、インセンティブ情報の使用を促す関連情報をプッシュ配信することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、情報提供システム、サービスサーバ、ユーザ端末装置、店舗端末装置、情報提供方法、およびそのプログラムに関し、ブックマーク登録した情報の関連情報を提供する情報提供システム、サービスサーバ、ユーザ端末装置、店舗端末装置、情報提供方法、およびそのプログラムに関する。
従来、ユーザは、インターネット上のWeb情報を閲覧し、自身に興味のある分野のWebページ上に割引などに利用可能なクーポンを確認すると、ブラウザなどに実装されているブックマーク(bookmark)機能を用いて、そのWebページのURL(Uniform Resource Locators)を、使用する携帯端末装置内に記憶させていた。
このブックマーク機能とは、ある情報を特定するための識別情報を記憶させることにより、特定された情報に対するアクセスを容易にする機能である。
その後、ユーザは、店舗に来店し、携帯端末装置の画面上にクーポンを店員の前で表示させて、商品購入の際に割引などのインセンティブを利用していた。ここで、インセンティブとは、ユーザが支払う料金の一部/全部を負担するサービスを示す。
このように、商品販売またはサービス提供を行う企業は、自社のホームページ上で、クーポンなどのインセンティブを提供することにより、ユーザに来店を促し、商品販売またはサービス利用の促進を行っていた。
上記のようなブックマーク機能を利用した従来技術の1つに、特許文献1が開示するところの関連情報提供システム、嗜好類似度評価システム、情報紹介システム、関心情報取得方法、嗜好類似度評価方法及び記録媒体があった。
特許文献1では、ユーザによりブックマーク登録時に設定されたカテゴリに基づいて、サーバは、ユーザの端末装置にユーザの嗜好に応じた情報を提供していた。
特開2000−187666号公報
しかしながら、従来、ユーザがクーポンを取得してから来店するまでの間にユーザに対して商品の販売促進活動が行わずに、ユーザからのプル型情報取得要求に依存しているだけであった。このため、ユーザが上記のようにブックマーク機能を用いてクーポンを取得したとしても、確実にユーザの来店・商品購買に結びつけることができなかった。また、ユーザにとっても、自身が積極的に希望しない限り、情報を取得することが困難であった。
また、特許文献1に記載されている従来技術は、ユーザがブックマーク登録した際に設定したカテゴリの情報をユーザの端末装置に提供するものであったが、情報の取得は、ユーザ側からのプル型に限られていた。ユーザは、情報を取得するために、自身が積極的にサーバへアクセスしなければならなかった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、情報を特定するための識別情報設定時に、その識別情報の分野を設定するだけで、ユーザは希望する情報を容易に取得することを実現する情報提供システム、サービスサーバ、ユーザ端末装置、店舗端末装置、情報提供方法、およびそのプログラムを提供することを目的とする。
かかる目的を達成するため、本発明は、受信した放送コンテンツの全部/一部を特定するための識別情報を格納し、格納した識別情報を指定することにより、識別情報により特定された放送コンテンツの全部/一部の表示/再生を実行するユーザ端末装置と、ネットワークを介してユーザ端末装置に接続されるサービスサーバとを有する情報提供システムであって、ユーザ端末装置は、放送コンテンツを受信する放送コンテンツ受信手段と、
受信された放送コンテンツの全部/一部を特定するための識別情報を生成する識別情報生成手段と、生成された識別情報を格納する識別情報格納手段と、識別情報の全部/一部をサービスサーバへ送信する識別情報送信手段と、識別情報により特定される放送コンテンツの全部/一部に関連した関連情報を受信する関連情報受信手段と、識別情報に対して、受信された1以上の関連情報を関連付けて格納する端末関連情報格納手段とを有し、サービスサーバは、放送コンテンツの全部/一部にそれぞれに関連した1以上の関連情報を格納するサーバ関連情報格納手段と、識別情報をユーザ端末装置から受信すると、1以上の関連情報のうち、受信した識別情報により特定される放送コンテンツの全部/一部に関連した関連情報を抽出する関連情報抽出手段と、抽出された関連情報を、受信された識別情報に対応付けて、ユーザ端末装置のユーザごとに格納する識別関連情報格納手段と、抽出された関連情報をユーザ端末装置へ送信する関連情報送信手段と、関連情報送信手段による関連情報送信後、放送コンテンツの全部/一部に関連した関連情報をユーザ端末装置へプッシュ配信するプッシュ配信手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明によれば、受信した放送コンテンツの全部/一部を特定するための識別情報を格納し、格納した識別情報を指定することにより、識別情報により特定された放送コンテンツの全部/一部の表示/再生を実行するユーザ端末装置と、ネットワークを介してユーザ端末装置に接続されるサービスサーバと、放送コンテンツを受信する放送受信装置とを有する情報提供システムであって、放送受信装置は、放送コンテンツを受信する放送コンテンツ受信手段と、受信された放送コンテンツの受信状態を示す情報をユーザ端末装置に送信する受信状態送信手段とを有し、ユーザ端末装置は、受信状態情報を放送受信装置から受信すると、受信状態情報により示される放送コンテンツの全部/一部を特定するための識別情報を生成する識別情報生成手段と、生成された識別情報を格納する識別情報格納手段と、識別情報の全部/一部をサービスサーバへ送信する識別情報送信手段と、識別情報により特定される放送コンテンツの全部/一部に関連した関連情報を受信する関連情報受信手段と、識別情報に対して、受信された1以上の関連情報を関連付けて格納する端末関連情報格納手段とを有し、サービスサーバは、放送コンテンツの全部/一部にそれぞれに関連した1以上の関連情報を格納するサーバ関連情報格納手段と、識別情報をユーザ端末装置から受信すると、1以上の関連情報のうち、受信した識別情報により特定される放送コンテンツの全部/一部に関連した関連情報を抽出する関連情報抽出手段と、抽出された関連情報を、受信された識別情報に対応付けて、ユーザ端末装置のユーザごとに格納する識別関連情報格納手段と、抽出された関連情報をユーザ端末装置へ送信する関連情報送信手段と、関連情報送信手段による関連情報送信後、放送コンテンツの全部/一部に関連した関連情報をユーザ端末装置へプッシュ配信するプッシュ配信手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明によれば、サーバ関連情報格納手段は、放送コンテンツの全部/一部に関連した1以上の関連情報を、カテゴリに分類して格納し、ユーザ端末装置は、関連情報が属する複数階層のカテゴリ構造に対してより下位の階層のカテゴリへの指定を繰り返すことにより関連情報の取得要求をサービスサーバに送信する関連情報取得要求手段を有し、関連情報送信手段は、カテゴリへの指定により取得要求された関連情報をユーザ端末装置へ送信することを特徴とする。
また、本発明によれば、サービスサーバは、ユーザ端末装置へ送信された関連情報が分類されている1以上のカテゴリを、ユーザ端末装置から受信された識別情報と対応付けて格納するカテゴリ識別情報格納手段と、1以上の関連情報のうち、識別情報に対応付けられたカテゴリに属する他の関連情報を抽出するカテゴリ関連情報抽出手段と、カテゴリ関連情報抽出手段により抽出された他の関連情報をユーザ端末装置へプッシュ配信するカテゴリ関連情報送信手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明によれば、店舗に設置される店舗端末装置をさらに有し、ユーザ端末装置は、識別情報を店舗端末装置に送信する店舗識別情報送信手段と、ユーザが特典を取得するための関連情報であるインセンティブ情報を用いて店舗で商品を購入またはサービスを利用した際の購買記録を示す購買情報を、店舗端末装置から受信する購買情報受信手段と、受信された購買情報を、店舗識別情報送信手段により送信した識別情報に対応付けて格納する購買情報格納手段とを有し、店舗端末装置は、店舗識別情報送信手段により送信された識別情報を受信すると、受信した識別情報をサービスサーバへ送信する識別情報判定要求手段と、インセンティブ情報に基づいて、購買情報を生成する購買情報生成手段と、生成された購買情報をユーザ端末装置へ送信する購買情報送信手段とを有し、サービスサーバは、店舗端末装置から受信した識別情報が、識別関連情報格納手段によりインセンティブ情報に対応付けられて格納されているか否かを判定する識別情報判定手段と、識別情報判定手段による判定結果を店舗端末装置に送信する判定結果送信手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明によれば、店舗端末装置は、インセンティブ情報に基づいて、ユーザへの特典となる特典情報を生成し、生成した特典情報をユーザ端末装置へ送信する特典情報送信手段を有し、ユーザ端末装置は、店舗端末装置から特典情報を受信し、受信した特典情報を、店舗識別情報送信手段により送信した識別情報に対応付けて格納する特典情報格納手段を有することを特徴とする。
また、本発明によれば、関連情報を提供する企業が管理する企業サーバをさらに有し、企業サーバは、開示を要求するユーザの個人情報の項目である開示要求レベル情報がそれぞれ設定された関連情報をサービスサーバへ送信する関連情報提供手段を有し、ユーザ端末装置は、ユーザが開示を許可するユーザの個人情報の項目である開示許可レベル情報を、全部/一部の識別情報に対応付けて、サービスサーバに送信する開示項目送信手段を有し、関連情報格納手段は、開示要求レベル情報がそれぞれ設定された関連情報を1以上格納し、関連情報送信手段は、開示要求レベル情報により開示要求されている全項目が開示許可されている開示許可レベル情報に対応付けられた識別情報をサービスサーバに送信したユーザ端末装置に対して、開示要求レベル情報が対応付けられた関連情報を送信することを特徴とする。
また、本発明によれば、サービスサーバは、開示要求レベル情報が対応付けられた関連情報がユーザ端末装置に対して送信されると、送信されたユーザ端末装置のユーザの個人情報のうち、開示要求レベル情報により開示要求されていた項目を示す情報を企業サーバに送信する個人情報送信手段を有することを特徴とする。
また、本発明によれば、受信した放送コンテンツの全部/一部を特定するための識別情報を格納し、格納した識別情報を指定することにより、識別情報により特定された放送コンテンツの全部/一部の表示/再生を実行するユーザ端末装置と、ネットワークを介して接続されるサービスサーバであって、放送コンテンツの全部/一部にそれぞれに関連した1以上の関連情報を格納するサーバ関連情報格納手段と、識別情報をユーザ端末装置から受信すると、1以上の関連情報のうち、受信した識別情報により特定される放送コンテンツの全部/一部に関連した関連情報を抽出する関連情報抽出手段と、抽出された関連情報を、受信された識別情報に対応付けて、ユーザ端末装置のユーザごとに格納する識別関連情報格納手段と、抽出された関連情報をユーザ端末装置へ送信する関連情報送信手段と、関連情報送信手段による関連情報送信後、放送コンテンツの全部/一部に関連した関連情報をユーザ端末装置へプッシュ配信するプッシュ配信手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明によれば、サーバ関連情報格納手段は、放送コンテンツの全部/一部に関連した1以上の関連情報を、カテゴリに分類して格納し、ユーザ端末装置へ送信された関連情報が分類されている1以上のカテゴリを、ユーザ端末装置から受信された識別情報と対応付けて格納するカテゴリ識別情報格納手段と、1以上の関連情報のうち、識別情報に対応付けられたカテゴリに属する他の関連情報を抽出するカテゴリ関連情報抽出手段と、カテゴリ関連情報抽出手段により抽出された他の関連情報をユーザ端末装置へプッシュ配信するカテゴリ関連情報送信手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明によれば、ネットワークを介して、店舗に設置される店舗端末装置と接続され、店舗端末装置から識別情報を受信すると、受信した識別情報が、ユーザが特典を取得するための関連情報であるインセンティブ情報に対応付けられて、識別関連情報格納手段に格納されているか否かを判定する識別情報判定手段と、識別情報判定手段による判定結果を店舗端末装置に送信する判定結果送信手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明によれば、ネットワークを介して、関連情報を提供する企業が管理する企業サーバと接続され、関連情報格納手段は、企業により開示が要求されているユーザの個人情報の項目である開示要求レベル情報がそれぞれ設定された関連情報を1以上格納し、関連情報送信手段は、ユーザにより開示が許可されているユーザの個人情報の項目が示された開示許可レベル情報が対応付けられている識別情報を受信すると、開示要求レベル情報により開示要求されている全項目が開示許可されている開示許可レベル情報に対応付けられた識別情報を自サーバに送信したユーザ端末装置に対して、開示要求レベル情報が対応付けられた関連情報を送信することを特徴とする。
また、本発明によれば、開示要求レベル情報が対応付けられた関連情報がユーザ端末装置に対して送信されると、送信されたユーザ端末装置のユーザの個人情報のうち、開示要求レベル情報により開示要求されていた項目を示す情報を企業サーバに送信する個人情報送信手段を有することを特徴とする。
また、本発明によれば、受信した放送コンテンツの全部/一部を特定するための識別情報を格納し、格納した識別情報を指定することにより、識別情報により特定された放送コンテンツの全部/一部の表示/再生を実行し、ネットワークを介してサービスサーバと接続されているユーザ端末装置であって、放送コンテンツを受信する放送コンテンツ受信手段と、受信された放送コンテンツの全部/一部を特定するための識別情報を生成する識別情報生成手段と、生成された識別情報を格納する識別情報格納手段と、識別情報の全部/一部をサービスサーバへ送信する識別情報送信手段と、識別情報により特定される放送コンテンツの全部/一部に関連した関連情報をサービスサーバから受信する関連情報受信手段と、識別情報に対して、受信された1以上の関連情報を関連付けて格納する端末関連情報格納手段とを有することを特徴とする。
また、本発明によれば、受信した放送コンテンツの全部/一部を特定するための識別情報を格納し、格納した識別情報を指定することにより、識別情報により特定された放送コンテンツの全部/一部の表示/再生を実行し、ネットワークを介して、サービスサーバと接続され、放送コンテンツを受信する放送受信装置と通信が可能なユーザ端末装置であって、放送受信装置による放送コンテンツの受信状態を示す情報を、放送受信装置から受信すると、受信状態情報により示される放送コンテンツの全部/一部を特定するための識別情報を生成する識別情報生成手段と、生成された識別情報を格納する識別情報格納手段と、識別情報の全部/一部をサービスサーバへ送信する識別情報送信手段と、識別情報により特定される放送コンテンツの全部/一部に関連した関連情報を受信する関連情報受信手段と、識別情報に対して、受信された1以上の関連情報を関連付けて格納する端末関連情報格納手段とを有することを特徴とする。
また、本発明によれば、ネットワークを介して、受信した放送コンテンツの全部/一部を特定するための識別情報を格納し、格納した識別情報を指定することにより、識別情報により特定された放送コンテンツの全部/一部の表示/再生を実行するユーザ端末装置と、識別情報に関連した関連情報をユーザ端末装置へ送信するサービスサーバとに接続されている店舗端末装置であって、放送コンテンツの内容に関連した情報であって、ユーザが特典を取得するための情報であるインセンティブ情報を認識すると、インセンティブ情報に基づいて、店舗でユーザが商品を購入またはサービスを利用した際の購買記録を示す購買情報を生成する購買情報生成手段と、生成された購買情報をユーザ端末装置へ送信する購買情報送信手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明によれば、受信した放送コンテンツの全部/一部を特定するための識別情報を格納し、格納した識別情報を指定することにより、識別情報により特定された放送コンテンツの全部/一部の表示/再生を実行するユーザ端末装置と、ネットワークを介してユーザ端末装置に接続されるサービスサーバとを用いた情報提供方法であって、ユーザ端末装置が、放送コンテンツを受信する放送コンテンツ受信工程と、ユーザ端末装置が、受信した放送コンテンツの全部/一部を特定するための識別情報を生成する識別情報生成工程と、ユーザ端末装置が、生成した識別情報を格納する識別情報格納工程と、ユーザ端末装置が、識別情報の全部/一部をサービスサーバへ送信する識別情報送信工程と、サービスサーバが、識別情報をユーザ端末装置から受信すると、自サーバに格納する放送コンテンツの全部/一部にそれぞれに関連した1以上の関連情報のうち、受信した識別情報により特定される放送コンテンツの全部/一部に関連した関連情報を抽出する関連情報抽出工程と、サービスサーバが、抽出した関連情報を、受信した識別情報に対応付けて、ユーザ端末装置のユーザごとに格納する識別関連情報格納工程と、ユーザ端末装置が、関連情報を受信すると、識別情報に対して、受信した関連情報を1以上関連付けて格納する端末関連情報格納工程と、サービスサーバが、関連情報送信工程による関連情報送信後、放送コンテンツの全部/一部に関連した関連情報をユーザ端末装置へプッシュ配信するプッシュ配信工程と、を有することを特徴とする。
また、本発明によれば、受信した放送コンテンツの全部/一部を特定するための識別情報を格納し、格納した識別情報を指定することにより、識別情報により特定された放送コンテンツの全部/一部の表示/再生を実行するユーザ端末装置と、ネットワークを介してユーザ端末装置に接続されるサービスサーバと、放送コンテンツを受信する放送受信装置とを用いた情報提供方法であって、放送受信装置が、放送コンテンツを受信する放送コンテンツ受信工程と、放送受信装置が、受信した放送コンテンツの受信状態を示す情報をユーザ端末装置に送信する受信状態送信工程と、ユーザ端末装置が、受信状態情報を放送受信装置から受信すると、受信状態情報により示される放送コンテンツの全部/一部を特定するための識別情報を生成する識別情報生成工程と、ユーザ端末装置が、生成した識別情報を格納する識別情報格納工程と、ユーザ端末装置が、識別情報の全部/一部をサービスサーバへ送信する識別情報送信工程と、サービスサーバが、識別情報をユーザ端末装置から受信すると、自サーバに格納する放送コンテンツの全部/一部にそれぞれに関連した1以上の関連情報のうち、受信した識別情報により特定される放送コンテンツの全部/一部に関連した関連情報を抽出する関連情報抽出工程と、サービスサーバが、抽出した関連情報を、受信した識別情報に対応付けて、ユーザ端末装置のユーザごとに格納する識別関連情報格納工程と、ユーザ端末装置が、関連情報を受信すると、識別情報に対して、受信した関連情報を1以上関連付けて格納する端末関連情報格納工程と、サービスサーバが、関連情報送信工程による関連情報送信後、放送コンテンツの全部/一部に関連した関連情報をユーザ端末装置へプッシュ配信するプッシュ配信工程と、を有することを特徴とする。
また、本発明によれば、サービスサーバは、放送コンテンツの全部/一部に関連した1以上の関連情報を、カテゴリに分類して自サーバ内に格納し、サービスサーバが、ユーザ端末装置へ送信した関連情報が分類されている1以上のカテゴリを、ユーザ端末装置から受信された識別情報と対応付けて格納するカテゴリ識別情報格納工程と、サービスサーバが、1以上の関連情報のうち、識別情報に対応付けられたカテゴリに属する他の関連情報を抽出するカテゴリ関連情報抽出工程と、サービスサーバが、カテゴリ関連情報抽出工程により抽出した他の関連情報をユーザ端末装置へプッシュ配信するカテゴリ関連情報送信工程と、を有することを特徴とする。
また、本発明によれば、ユーザ端末装置が、店舗に設置される店舗端末装置に対して識別情報を送信する店舗識別情報送信工程と、店舗端末装置が、ユーザ端末装置から識別情報を受信すると、受信した識別情報をサービスサーバへ送信する識別情報判定要求工程と、サービスサーバが、店舗端末装置から受信した識別情報に、ユーザが特典を取得するための関連情報であるインセンティブ情報が対応付けられて格納されているか否かを判定する識別情報判定工程と、サービスサーバが、識別情報判定工程による判定結果を店舗端末装置に送信する判定結果送信工程と、店舗端末装置が、識別情報にインセンティブ情報が対応付けられている旨の判定結果を受信すると、インセンティブ情報に基づいて、ユーザが店舗で商品を購入またはサービスを利用した際の購買記録を示す購買情報を生成する購買情報生成工程と、店舗端末装置が、生成した購買情報をユーザ端末装置へ送信する購買情報送信工程と、ユーザ端末装置が、購買情報を受信すると、受信した購買情報を、店舗識別情報送信工程により送信した識別情報に対応付けて格納する購買情報格納工程とを有することを特徴とする。
また、本発明によれば、店舗端末装置が、識別情報にインセンティブ情報が対応付けられている旨の判定結果を受信すると、インセンティブ情報に基づいて、ユーザへの特典となる特典情報を生成し、生成した特典情報をユーザ端末装置へ送信する特典情報送信工程と、ユーザ端末装置が、店舗端末装置から特典情報を受信し、受信した特典情報を、店舗識別情報送信工程により送信した識別情報に対応付けて格納する特典情報格納工程と、を有することを特徴とする。
また、本発明によれば、関連情報を提供する企業が管理する企業サーバが、企業が開示を要求するユーザの個人情報の項目である開示要求レベル情報がそれぞれ設定された関連情報をサービスサーバへ送信する関連情報提供工程と、サービスサーバが、開示要求レベル情報がそれぞれ設定された関連情報を、企業サーバから受信すると、受信した関連情報を格納する要求関連情報格納工程と、ユーザ端末装置が、識別情報ごとに、開示を許可するユーザの個人情報の項目である開示許可レベル情報を、全部/一部の識別情報に対応付けて、サービスサーバに送信する開示項目送信工程と、サービスサーバが、開示許可レベル情報が対応付けられた識別情報を受信すると、開示要求レベル情報により開示要求されている全項目が開示許可されている開示許可レベル情報に対応付けられた識別情報を送信したユーザ端末装置に対して、開示要求レベル情報が対応付けられた関連情報を送信する開示レベル関連情報送信工程と、を有することを特徴とする。
また、本発明によれば、サービスサーバが、開示要求レベル情報が対応付けられた関連情報をユーザ端末装置に対して送信すると、送信先のユーザ端末装置のユーザの個人情報のうち、開示要求レベル情報により開示要求されていた項目を示す情報を企業サーバに送信する個人情報送信工程を有することを特徴とする。
また、本発明によれば、受信した放送コンテンツの全部/一部を特定するための識別情報を格納し、格納した識別情報を指定することにより、識別情報により特定された放送コンテンツの全部/一部の表示/再生を実行するユーザ端末装置と、ネットワークを介して接続されるサービスサーバのコンピュータに処理を実行させるためのプログラムであって、放送コンテンツの全部/一部にそれぞれに関連した1以上の関連情報をサービスサーバの格納部位に格納させるサーバ関連情報格納処理と、識別情報が入力されると、1以上の関連情報のうち、受信した識別情報により特定される放送コンテンツの全部/一部に関連した関連情報を抽出する関連情報抽出処理と、抽出された関連情報を、受信された識別情報に対応付けて、ユーザ端末装置のユーザごとにサービスサーバの格納部位に格納させる識別関連情報格納処理と、抽出された関連情報をユーザ端末装置へ送信する関連情報送信処理と、関連情報送信処理による関連情報送信後、放送コンテンツの全部/一部に関連した関連情報をユーザ端末装置へプッシュ配信するプッシュ配信処理と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明によれば、サーバ関連情報格納処理は、放送コンテンツの全部/一部に関連した1以上の関連情報を、カテゴリに分類してサービスサーバの格納部位に格納させ、ユーザ端末装置へ送信された関連情報が分類されている1以上のカテゴリを、ユーザ端末装置から受信された識別情報と対応付けて格納するカテゴリ識別情報格納処理と、1以上の関連情報のうち、識別情報に対応付けられたカテゴリに属する他の関連情報を抽出するカテゴリ関連情報抽出処理と、カテゴリ関連情報抽出処理により抽出された他の関連情報をユーザ端末装置へプッシュ配信するカテゴリ関連情報送信処理と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、放送コンテンツの全部または一部の利用/記録を行うための識別情報を記録することにより、ユーザが自ら情報取得要求を行うことなく、ユーザの嗜好に合った情報を提供することが可能となる。
デジタル放送またはWebページなどの放送コンテンツの全部/一部を特定するためのブックマーク情報に関連し、ユーザの嗜好に合った関連情報をユーザ端末装置に送信することにより、ユーザは、希望するカテゴリの情報を容易に取得することができる。
図1は、本発明の実施例1における情報提供システムの構成を示す図である。図1に示されているように、本実施例において、情報提供システムは、サービスサーバ(bookmark server)10と、ユーザ端末装置20、60と、スポンサー企業サーバ30と、店舗端末装置40と、放送コンテンツ配信装置50と、ネットワーク1とを有して構成されている。サービスサーバ10、ユーザ端末装置20、60、スポンサー企業サーバ30、店舗端末装置40、および放送コンテンツ配信装置50は、ネットワーク1(例えばインターネット)を介して接続されている。
ユーザ端末装置20は、ネットワーク1への接続可能な情報処理装置であって、例えば、携帯電話機、PHS(Personal Handy−phone System)、PDA(Personal Digital Assistant)、またはノートブック型PC(Personal Computer)などの携帯可能な端末装置であるとしてもよい。
また、ユーザ端末装置20は、制御部21と、送受信部22と、情報格納部23と、表示部24と、操作部25と、位置取得部26とを有する。
制御部21は、ユーザ端末装置20全体を制御する部位であって、送受信部22、情報格納部23、表示部24、操作部25、および位置取得部26を含むユーザ端末装置20が有する各部の制御を行う。例えば、制御部21は、CPU(Central Processing Unit)およびROM(Read Only Memory)などのCPUが処理を実行するためのプログラムの格納領域からなるとしてもよい。
送受信部22は、情報の送受信を行う部位である。送受信部22は、放送コンテンツ配信装置50が配信する放送コンテンツ(番組やCMを含む)をネットワーク1または無線通信網を介して受信する。なお、放送コンテンツは、TV番組のような動画情報であってもよいし、静止画像であってもよい。また、放送コンテンツは、デジタル放送(地上波放送、衛星放送)により配信されるものであってもよいし、インターネット(ネットワーク1)を介して配信されるWebページ(HTML文書)などであってもよい。
また、送受信部22は、放送コンテンツに関連する関連情報をサービスサーバ10から受信する。さらに、送受信部22は、赤外線通信などにより店舗端末装置40とデータの送受信を行う機能を有しているとしてもよい。
情報格納部23は、ユーザ端末装置20を操作するユーザの個人情報、関連情報、および後述するブックマーク情報などを格納する。
例えば、個人情報とは、ユーザ端末装置20のユーザのユーザID、名前、年齢、性別、住所(郵便番号レベルでも可)、メールアドレス、電話番号、および最近興味を持っていることを示す「興味の対象」、ブックマーク情報などから抽出できるユーザの嗜好情報、個人情報開示ポリシー、ユーザの状態(プレゼンス)、および対応するブックマークIDなどを含む情報である。
表示部24は、受信情報および情報格納部23に格納された情報などを表示/再生する。例えば、表示部24は、LCD(Liquid Crystal Display)、または有機EL(Electroluminescence)ディスプレイなどであるとしてもよい。
操作部25は、情報を入力する部位であって、例えば文字、数字、および方向などを入力するためのキー・スイッチが設けられているとしてもよい。
位置取得部26は、ユーザ端末装置20の現在位置を示す位置情報の取得を行う部位であって、例えばGPS(Global Positioning System)衛星からの電波を受信して位置情報の取得を実現するとしてもよい。
ユーザ端末装置60は、ユーザ端末装置20と同様の構成を行う情報処理装置であって、同様の動作を行うものとする。
また、ユーザ端末装置60は、制御部61と、送受信部62と、情報格納部63と、表示部64と、操作部65と、位置取得部66とを有する。制御部61、送受信部62、情報格納部63、表示部64、操作部65、位置取得部66は、ぞれぞれ、制御部21、送受信部22、情報格納部23、表示部24、操作部25、位置取得部26と同様の機能を有しているものとする。
サービスサーバ10は、ユーザ端末装置20からの情報取得要求に対して情報を提供する機能を備える情報処理装置であって、例えば、ワークステーションなどのハイエンドPCなどであるとしてもよい。
サービスサーバ10は、放送局、ISP(Internet Service Provider)、広告代理店、通信事業者などにより設置されるとしてもよい。また、サービスサーバ10は、携帯電話機などの移動通信機器のポータルサイト(インターネットと移動通信機器とのgateway)、またはサービスのみを提供するサーバとしてインターネット(ネットワーク1)上に設置されるとしてもよい。
サービスサーバ10は、制御部11と、送受信部12と、提供情報格納部13と、関連情報格納部14と、ブックマーク情報格納部15と、リンク情報格納部16と、個人情報格納部17とを有する。
制御部11は、サービスサーバ10全体を制御する部位であって、送受信部12、提供情報格納部13、関連情報格納部14、ブックマーク情報格納部15、リンク情報格納部16、および個人情報格納部17を含むサービスサーバ10が有する各部の制御を行う。例えば、制御部11は、CPU、よびROMなどのCPUが処理を実行するためのプログラムの格納領域からなるとしてもよい。
送受信部12は、接続されているネットワーク1を介して情報の送受信を行う部位である。
提供情報格納部13は、スポンサー企業サーバ30から送信される提供情報を格納する部位である。なお、この提供情報とは、ユーザ端末装置20が受信する放送コンテンツに関連した情報を示す。
関連情報格納部14は、スポンサー企業サーバ30から送信される提供情報に基づいて作成された関連情報と、サービスサーバ10を管理するブックマークサービス提供者により作成された関連情報とを、カテゴリ別に格納する部位である。
ここで、関連情報格納部14は、ユーザの状態、またはユーザが自身の個人情報の公開を許可する程度を示す個人情報開示ポリシーに応じて、その内容が異なる関連情報を複数格納する。
関連情報格納部14は、関連情報を各種別に分類して格納しており、例えばユーザ端末装置20からのアクセス段階に応じて分類して関連情報を格納するとしてもよい。
例えば、関連情報格納部14は、
・ユーザ端末装置20からbookmarkが送信された際に初めにユーザ端末装置20へ送信する情報
・さらにユーザ端末装置20から情報取得を要求された場合に送信する情報
・ユーザ端末装置20からアンケート回答などが送信された場合にのみ送信する情報
のように分類して関連情報を保存するとしてもよい。
また、関連情報格納部14は、ユーザ端末装置20からのアクセス回数に応じて分類して関連情報を格納してもよい。この場合、サービスサーバ10は、ユーザ端末装置20からのアクセス回数が多くなるほど、関連情報格納部14に格納されている関連情報のうち、より詳細な内容の関連情報をユーザ端末装置20に対して送信するようにしてもよい。
さらに、関連情報格納部14は、ユーザ端末装置20のユーザの個人情報開示ポリシーに基づいて関連情報を分類して格納してもよい。この場合、サービスサーバ10は、年齢・性別しか開示しないユーザのユーザ端末装置20には、少ない情報を送信し、履歴情報まで開示しているユーザのユーザ端末装置20に対してはインセンティブ情報を付加して送信するとしてもよい。
ここで、インセンティブ情報とは、ユーザがある特典(インセンティブ)を享受するために使用される関連情報を示す。
例えば、上記のインセンティブには、
・ユーザがある店舗で商品の購入またはサービスの利用を行う際、その購入料金または利用料金の全部/一部の割引
・一定以上ポイントを蓄積することにより、ある商品の購入料金またはサービスの利用料金の全部/一部を充当するポイントサービスにおける所定ポイント数の取得
・所定のコンテンツの取得
・ネットワーク1上における所定のコンテンツへのアクセス権
・ある店舗などの空間におけるWLAN(無線LAN:Wireless Local Area Network)への無料接続権利
等が含まれるとしてもよい。
インセンティブ情報とは、上記インセンティブの享受の際に必要となる情報であって、例えば、ユーザは、店舗来店時に、ユーザ端末装置20を用いて、店舗に設置されている店舗端末装置40に対してインセンティブ情報を送信または提示することにより、インセンティブの享受が可能となる。
ブックマーク情報格納部15は、ユーザ端末装置20から受信したブックマーク情報を格納する部位である。ブックマーク情報格納部15では、ブックマーク情報を識別するためのブックマークIDで各ブックマーク情報が管理されている。ブックマーク情報格納部15は、ユーザ端末装置20により格納されるブックマーク情報の内容と一致させたブックマーク情報を格納する。
ブックマーク(bookmark)情報とは、ユーザ端末装置20により受信される放送コンテンツを特定するための識別情報である。
なお、ブックマーク情報は、放送コンテンツそのもの(例えばデジタル放送によるTV番組または1ページ分のWebページ)を特定する識別情報であってもよいし、放送コンテンツの一部(例えばデジタル放送によるTV番組の1シーン、またはWebページ上の所定の情報)を特定する識別情報であってもよい。
ブックマーク情報は、放送コンテンツ全体/一部を特定するための識別情報であって、例えば、
・ブックマークID
・valid_flg(有効/無効)
・放送番組名(番組ID)
・放送時刻(録画データのときは別途再生時刻)
・放送チャネル(またはURI(Uniform Resource Identifiers))
・放送コンテンツの記録データ(動画、静止画)
・位置情報
・放送コンテンツに対してブックマークを設定した機器ID(ユーザ端末装置20の機器ID)
・ブックマークの種類
・興味の対象
・取得情報(取得情報のデータ形式を含む)
などの各情報を含む。
「ブックマークID」とは、ブックマーク情報を特定するための識別情報である。
「valid_flg」は、ユーザ端末装置20側のブックマーク情報とサービスサーバ10側のブックマーク情報とが一致しているか否かを判定するための情報である。valid_flgは、上記の両ブックマーク情報の内容が一致している場合は「OK(有効)」を示し、両ブックマーク情報の内容が不一致である場合は「NG(無効)」を示す。
「放送時刻」は、例えば放送コンテンツがデジタル放送などの放送番組であった場合は、その放送番組の放送時刻を示す。また、放送コンテンツがWebページなどであった場合は、ブックマーク情報の生成時刻としてもよい。
「放送チャネル」は、例えば放送コンテンツがデジタル放送などの放送番組であった場合、その放送番組が放送されたチャネルを示す。また、放送コンテンツがWebページなどであった場合、そのWebページのURI(URLなど)であるとしてもよい。
「放送コンテンツの記録データ」は、放送コンテンツの全部/一部の記録データである。
「位置情報」は、ユーザ端末装置20の現在地(サービスサーバ10へ問い合わせを行った地点)を示す情報である。
「ブックマークの種類」には、
・情報取得要求
・情報が存在する場所(例えば、URL:Uniform Resource Locators、ファイル名、アドレスなど)の保存要求
・現在放送中の放送コンテンツの保存要求
・現在放送中の放送コンテンツにおける映像シーンの再閲覧要求
・放送コンテンツにおける特定のシーンに対するコメントづけ(録画再生時のkey)
等のユーザによる各配信情報に対する記録/利用要求が含まれる。
また、「興味の対象」は、例えば、
・何に対して興味があるのかという情報(例えば、モノ、場所、店、人、音楽、食べ物など)
・興味レベル(その対象に対してどれくらい興味があるのかという情報、例えば、今すぐ情報がほしい、情報があり次第配信してほしい、今のところ保存しておくのみ、条件により配信のタイミングを指定(位置、時間などによる)など)
を含む情報を示す。
ここで、興味レベルが高いほど、ユーザのその対象に対する興味が高いものとする。例えば、「今すぐ情報がほしい」、「情報があり次第配信してほしい」、「今のところ保存しておくのみ」の順に興味レベルが高いとしてもよい。
「取得情報」とは、ユーザ端末装置20が、サービスサーバ10、ユーザ端末装置60または店舗端末装置40から取得(受信)した情報を示す。例えば、取得情報には、関連情報のリンク先URI、クーポン等のインセンティブ情報を含む関連情報、およびユーザによる商品購入履歴である購買情報などが含まれるとしてもよい。
リンク情報格納部16は、モノ、場所、店などといった各種カテゴリ名が示されるリンク情報を格納する。また、リンク情報格納部16では、ある情報単位ごとに、その情報単位の内容に対応したリンク情報が格納されている。
例えば、放送コンテンツがTV番組のような動画であった場合、上記の情報単位は、放送コンテンツ単位(放送番組単位)、放送シーン単位、またはオブジェクト単位であるとしてもよい。
ここで、放送コンテンツがTV番組などであった場合、オブジェクトとは、放送シーンに関連する物体、事柄、および音楽などを示す。
例えば放送コンテンツがドラマ等である場合、オブジェクトは、出演者自体、出演者が身につけている衣服やアクセサリ、背景の場所(駅や建造物など)などであるとしてもよい。
また、例えば放送コンテンツがニュース番組である場合、ニュース内容に関連した情報、ニュースキャスターが身につけている衣服やアクセサリなどであるとしてもよい。このように、オブジェクトは、放送コンテンツ(放送番組)の内容そのものに直接関係しない物や事柄であってもよい。
また、例えば、放送コンテンツがWebページであった場合、上記の情報単位は、放送コンテンツ単位(Webページ単位)、またはオブジェクト単位であるとしてもよい。
このように、放送コンテンツが静止画、動画を含むWebページであった場合、オブジェクトは、そのWebページ上に表示される画像、文字、および記号、ならびに再生される音声情報であるとしてもよい。
個人情報格納部17は、ユーザ端末装置20のユーザの個人情報を格納する。例えば、個人情報とは、ユーザ端末装置20のユーザのユーザID、名前、年齢、性別、住所(郵便番号レベルでも可)、メールアドレス、電話番号、および最近興味を持っていることを示す「興味の対象」、ブックマーク情報などから抽出できるユーザの嗜好情報、個人情報開示ポリシー、ユーザの状態(プレゼンス)、および対応するブックマークIDなどを含む情報である。個人情報格納部17は、ユーザ情報をユーザIDごとに格納し、管理する。
ここで、個人情報開示ポリシーとは、ブックマークサービス提供者、情報提供者、または他のユーザ側に対して開示する上記の個人情報およびブックマーク情報の内容の範囲を示すポリシー情報である。なお、個人情報開示ポリシーは、ユーザごとに設定されているとしてもよいし、ブックマーク情報ごとに異なるように設定されているとしてもよい。
例えば、個人情報開示ポリシーは、
・すべて提供可
・年齢・性別のみ
・嗜好情報のみ
などといった開示レベルを設けることができるとしてもよい。ここで、開示レベルが高いほど、開示される個人情報の範囲が広いものとする。
なお、個人情報開示ポリシーについては、ユーザがユーザ端末装置20の操作部25を用いて情報入力して設定するとしてもよい。この場合、ユーザ端末装置20は、設定した個人情報開示ポリシーをサービスサーバ10に送信し、サービスサーバ10は、受信した個人情報開示ポリシーを格納する。
また、サービスサーバ10が、ユーザ端末装置20から受信したブックマーク情報における興味レベルに基づいて、個人情報開示ポリシーを設定するとしてもよい。この場合、サービスサーバ10は、興味レベルが高いほど開示レベルを高く設定するとしてもよい。
また、ユーザの状態とは、現在のユーザの状態を示す情報であって、例えば、
・ユーザ(ユーザ端末装置20)の現在位置を示す位置情報
・ユーザの忙しさの度合い
・情報を求めているかどうか
・ユーザ端末装置20が現在使用可能であるか否か(例えば、ユーザ端末装置20が充電中であるため使用不可能であるか否か)
・予定表による情報(予定がある/ない)
などの情報を含むとしてよい。
スポンサー企業サーバ30は、企業や店舗などを経営する情報提供者により管理される情報処理装置であって、例えば汎用PC、またはワークステーションなどのハイエンドPCであるとしてもよい。スポンサー企業サーバ30は、ユーザに対して提供する情報(提供情報)を保持し、サービスサーバ10へ提供する。
また、スポンサー企業サーバ30は、制御部31と、送受信部32と、情報格納部33と、情報入力部34とを有する。
制御部31は、スポンサー企業サーバ30全体を制御する部位であって、送受信部32、情報格納部33、および情報入力部34を含む、スポンサー企業サーバ30が有する各部の制御を行う。例えば、制御部31は、CPUおよびROMなどのCPUが処理を実行するためのプログラムの格納領域からなるとしてもよい。
送受信部32は、接続されているネットワーク1を介して情報の送受信を行う部位である。送受信部32は、提供情報をサービスサーバ10へ送信する。
情報格納部33は、情報提供者が販売する商品または提供するサービスに関連した情報である提供情報を格納する部位である。
情報入力部34は、提供情報を入力する部位である。
店舗端末装置40は、情報提供者の商品の販売またはサービスの提供を行う店舗などに設置された情報処理装置であって、例えば汎用PCであるとしてもよい。
また、店舗端末装置40は、制御部41と、送受信部42と、情報格納部43と、表示部44と、操作部45と、情報入力部46とを有する。
制御部41は、店舗端末装置40全体を制御する部位であって、送受信部42、情報格納部43、表示部44、操作部45、および情報入力部46を含む、店舗端末装置40が有する各部の制御を行う。例えば、制御部41は、CPUおよびROMなどのCPUが処理を実行するためのプログラムの格納領域からなるとしてもよい。
送受信部42は、接続されているネットワーク1を介して情報の送受信を行う部位である。また、送受信部42は、赤外線通信などによりユーザ端末装置20との間でデータの送受信を行うとしてもよい。
送受信部42は、ユーザによる商品購入時またはサービス利用時に購買情報をユーザ端末装置20へ送信する。
ここで、購買情報とは、例えば、
・購入/利用したユーザのユーザID
・ユーザが購入/利用した店舗名
・ユーザが購入/利用した店舗の住所
・購入品目
・購入価格
・インセンティブ情報の利用の有無
・インセンティブ情報の利用内容(割引額、蓄積ポイント数等)
といった情報を含むとしてよい。
情報格納部43は、各種情報を格納する部位である。
表示部44は、受信情報および情報格納部43に格納された情報などを表示する。例えば、表示部44は、LCD、または有機ELディスプレイなどであるとしてもよい。
操作部45は、情報を入力する部位であって、例えば文字、数字、および方向などを入力するためのキー・スイッチが設けられているとしてもよい。
情報入力部46は、ユーザ端末装置20により提示されるインセンティブ情報の画像を読み取って入力する。例えば、ユーザ端末装置20の表示部24が表示するインセンティブ情報がバーコードであった場合、情報入力部46は、その表示部24上のバーコードを読み取り、その読み取ったバーコードを電子情報に変換する。
放送コンテンツ配信装置50は、ユーザ端末装置20に放送コンテンツを配信する装置である。
また、放送コンテンツ配信装置50は、制御部51と、送信部52と、情報格納部53とを有する。
制御部51は、放送コンテンツ配信装置50全体を制御する部位であって、送信部52、および情報格納部53を含む放送コンテンツ配信装置50が有する各部の制御を行う。例えば、制御部51は、CPUおよびROMなどのCPUが処理を実行するためのプログラムの格納領域からなるとしてもよい。
送信部52は、放送コンテンツを送信する部位である。ここでいう放送コンテンツは、画像(静止画、動画)および音声により構成される番組やCMなどの情報であって、ネットワーク1を介してユーザ端末装置20へ送出されるHTML文書であってもよいし、BML(Broadcast Markup Language)で記述され、無線通信網を介してユーザ端末装置20へ送出されるとしてもよい。
情報格納部53は、ユーザ端末装置20へ送出する放送コンテンツなどを格納する部位である。また、情報格納部53は、上述したリンク情報を格納するとしてもよい。この場合、送信部52は、ユーザ端末装置20からの情報取得要求に応じてリンク情報をユーザ端末装置20へ送信する。
図2は、本発明の実施例1におけるユーザ端末装置20による放送受信時に関連情報を取得する処理の流れを示すフローチャートである。また、図3は、本発明の実施例1におけるユーザ端末装置20の表示部24に表示される放送コンテンツを示す図である。以下、図1および図3を用い、図2に沿って、本実施例における関連情報の取得処理について説明する。
まず、ユーザ端末装置20の送受信部22は、放送コンテンツ配信装置50から放送コンテンツ(番組)を受信する。表示部24は、その受信された放送コンテンツを表示/再生する(ステップS101)。
図3の(a)は、表示部24に表示される通常時(ブックマーク操作実行前)の放送コンテンツを示す図である。
図3の(a)に示されているように、表示部24は、通常時には放送コンテンツ(番組)に連動した内容の情報である番組連動チャネルを表示/再生する。なお、図3の(a)の例では、送受信部22は、放送コンテンツ配信装置50から、レストラン情報および観光情報の内容の放送コンテンツを受信し、表示部24は、番組連動チャネルとしてそのレストラン情報および観光情報に関する画像(静止画/動画)情報および文字情報などを表示/再生している。また、ユーザ端末装置20では、表示部24が画像および文字を表示するとともに、自装置に備えられているスピーカにより音声を出力するとしてもよい。
次に、ユーザは、表示部24により表示/再生されている放送内容に興味のある項目(放送番組、放送シーン、Webページ、またはオブジェクト等)があった際、操作部25を用いてブックマーク操作を行う(ステップS102)。
ブックマーク操作とは、取得または利用を希望する放送コンテンツの全体/一部(放送番組、放送シーン、Webページ、またはオブジェクト等)を特定するためのブックマーク情報の生成を要求する操作(処理)を示す。具体的には、ブックマーク操作は、ユーザが、操作部25を用いて実行される。このとき、ユーザが操作する操作部25においてブックマーク操作のための固定キーを割り当ててもよい。また、図3の(a)に示される表示部24画面上に「bookmark(ブックマーク)キー」を表示させ、ユーザに選択させるとしてもよい。
操作部25によりブックマーク操作が実行されると、制御部21は、ブックマーク情報作成処理を実行する(ステップS103)。
ここで、ステップS103におけるブックマーク情報作成処理について詳細に説明する。
ユーザが、操作部25を用いてブックマークキーを選択すると、制御部21は、その放送コンテンツの放送時刻(表示/再生時刻)と、放送チャネル(放送コンテンツがデジタル放送などの場合)またはURI(放送コンテンツがWebページの場合)と、表示/再生中の放送コンテンツを識別するための情報(番組ID)とを、現在表示/再生中の放送コンテンツから検出し、それらを統合したものにブックマークID(ブックマーク情報を識別するための情報)を付与してブックマーク情報を作成し、情報格納部23に書き込む。
このとき、制御部21は、ブックマーク情報内の「valid_flg」を「NG」に設定する。
また、制御部21は、ブックマーク情報として、取得/利用が希望された放送コンテンツの全体/一部を、ブックマークIDに対応付けて放送コンテンツの記録データとして情報格納部23に記録(録画)する。
次に、送受信部22は、番組表示/視聴中にブックマーク操作が行われた際に作成されたブックマーク情報をサービスサーバ10に送信して、送信したブックマーク情報に関連したリンク情報の取得要求をサービスサーバ10に対して実行する。
なお、リンク情報とは、各シーンにおけるオブジェクトをカテゴリ化したリスト状のリンクテーブルである。
ここで、各オブジェクトは、1つのカテゴリのみに属してもよいし、2以上のカテゴリに重複して属してもよい。
例えば、カテゴリには、モノ、場所、店、人、音楽、などがルートとして存在し、それぞれのカテゴリの下にサブカテゴリとして、例えば、モノに属するカテゴリとして洋服・靴・アクセサリ・家具・食べ物などがある。このように、リスト形式によって順にたどっていくことにより、特定の対象に結びつく情報へのリンクがあるものとする。
サービスサーバ10は、リンク情報を、ユーザの選択により大まかなカテゴリから順に掲示するように作成してユーザ端末装置20へ送信してもよいし、ユーザの嗜好情報に基づいて掲示内容を設定するようにしてもよい。
サービスサーバ10の送受信部12は、ユーザ端末装置20からリンク情報の取得要求を受信すると、制御部11は、リンク情報の取得要求とともに受信されたブックマーク情報(放送コンテンツ)に対応したリンク情報がリンク情報格納部16に格納されているか否かを判断する(ステップS104)。
ブックマーク情報に対応したリンク情報が格納されていると判断された場合(ステップS104/Yes)、制御部11は、リンク情報格納部16に格納されているリンク情報のうち、受信されたブックマーク情報に対応したリンク情報を抽出する。送受信部12は、その抽出されたリンク情報をユーザ端末装置20へ送信する。
ユーザ端末装置20の送受信部22がサービスサーバ10からリンク情報を受信すると、表示部24は、番組内容に連動した番組連動チャネルから、図3の(b)のようなリンク情報に表示を切り替える(ステップS107)。
図3の(b)に示されているように、リンク情報には、「食べ物」、「場所」、「インテリア」、「洋服」といった放送コンテンツに関連した各カテゴリが示されている。
ユーザが、操作部25を用いてリンク情報におけるカテゴリの1つを選択すると、送受信部22は、選択されたカテゴリを示す情報をサービスサーバ10へ送信する(ステップS108)。
サービスサーバ10は、カテゴリが選択された旨の情報をユーザ端末装置20から受信すると、リンク情報格納部16内のリンク情報を検索する。
その選択されたカテゴリにさらに下位のカテゴリ(サブカテゴリ)が存在する場合、制御部11は、そのサブカテゴリが示されたリンク情報を抽出する。送受信部11は、その抽出されたリンク情報をユーザ端末装置20へ送信する。ユーザ端末装置20は、受信したサブカテゴリのリンク情報を表示する。ユーザが興味を持っている関連情報に到達するまでこのカテゴリ選択が繰り返される。
ユーザ端末装置20により選択されたカテゴリよりも下位のカテゴリが存在しない場合(ユーザの興味の対象であった関連情報までたどり着いた場合)、制御部11は、その選択されたカテゴリに属する関連情報名の一覧が示されたリンク情報をリンク情報格納部16から抽出する。送受信部12は、その抽出されたリンク情報をユーザ端末装置20へ送信する。ユーザ端末装置20は、その関連情報名の一覧のリンク情報を受信すると、その受信したリンク情報を表示する。
図3の(c)は、関連情報名の一覧が示されたリンク情報の一例を示す図である。図3の(c)には、カテゴリ「場所」に属する関連情報名「××レストラン」、「フィレンツェ」、「イタリア」が示されている。
ユーザ端末装置20の操作部25は、リンク情報に示された関連情報名のうちの1つまたは「関連情報なし」を選択し、送受信部22は、その選択された項目を示す情報をサービスサーバ10へ送信する。
制御部11は、関連情報格納部15に格納されている関連情報のうち、ユーザ端末装置20により選択された関連情報を抽出し、送受信部12は、その抽出された関連情報をユーザ端末装置20に送信する。
「関連情報なし」が選択された場合、ここでは、送受信部12は、関連情報を送信しない。
「関連情報なし」の操作は、操作部25の特定キーを割り当ててもよいし、図3の(c)において、「関連情報なし」という項目が示されていてもよい。
このとき、ユーザ端末装置20の制御部21は、リンク情報において選択されたカテゴリおよび関連情報名を、生成したブックマーク情報に「興味の対象」として対応付けて、情報格納部23に書き込む(ステップS109)。
また、サービスサーバ10の制御部11も同様に、サービスサーバ10から送信されたブックマーク情報に「興味の対象」として対応付けて、ブックマーク情報格納部15に書き込む。
例えば、ユーザ端末装置20は、リンク情報上で、カテゴリ「ファッション」→カテゴリ「洋服」→関連情報名「○○ブランドのドレス」とリンクをたどっていったとすると、サービスサーバ10およびユーザ端末装置20は、「興味の対象」として「ファッション」、「洋服」、「○○ブランドのドレス」といった項目をブックマーク情報に対応付けて格納する。
ユーザ端末装置20の送受信部22はサービスサーバ10から関連情報を受信すると、表示部24は、その受信された関連情報を表示/再生する(ステップS110)。
次に、制御部21は、受信された関連情報を情報格納部23に格納する(ステップS111)。
また、制御部21は、格納した関連情報を、すでに生成したブックマーク情報に対応付ける(ステップS112)。
さらに、制御部21は、操作部25による操作などにより関連情報取得処理を再度実行する旨の命令が入力されたと判断した場合(ステップS113/Yes)、ステップS107の処理へ移行する。また、放送コンテンツ表示/再生終了までの間に、関連情報取得処理を再度実行する旨の命令が入力されなかった場合(ステップS113/No)、このまま処理を終了する。
また、制御部11は、リンク情報の取得要求とともに受信されたブックマーク情報に対応したリンク情報がリンク情報格納部16に格納されていないと判断した場合(ステップS104/No)、所定のカテゴリ名の一覧が示されたリンク情報をリンク情報格納部16から抽出する。送受信部12は、その抽出された所定のカテゴリ名の一覧が示されたリンク情報をサービスサーバ10に送信する。
ユーザ端末装置20は、所定のカテゴリ名の一覧が示されたリンク情報を受信すると、その受信したリンク情報を表示する。ユーザは、操作部25を用いて表示されたリンク情報上のカテゴリの1つを指定する(ステップS105)。
次に、制御部21は、操作部25により指定されたカテゴリを、ステップS103において作成したブックマーク情報の「興味の対象」の項目に書き込んで、指定されたカテゴリとブックマーク情報とを関連付ける(ステップS106)。
また、ユーザ端末装置20は、「興味の対象」が新たに書き込まれたブックマーク情報をサービスサーバ10に送信し、サービスサーバ10は、自身が格納するブックマーク情報の内容を、その受信したブックマーク情報の内容に書き換えることにより、サービスサーバ10とユーザ端末装置20とにおける両ブックマーク情報の内容の一致が実現される。
その後、ステップS101の処理に移行する。
なお、ユーザ端末装置20は、ある放送シーンのブックマーク操作時、その放送シーンに対するコメント(メモ)を入力することができる。具体的には、ユーザは、ある放送シーンのブックマークキー選択時に、操作部25を用いてその放送シーンに関する文字データを入力する。情報格納部23は、その放送シーンに関連付けて生成されたブックマーク情報に、入力されたコメントを対応付けて格納する。
本実施例では、放送コンテンツに該当するリンク情報がサービスサーバ10に格納されていない場合、ユーザ端末装置20は、サービスサーバ10から所定のカテゴリ名の一覧が示されたリンク情報を受信し取得していた。
この他に、例えばユーザ端末装置20が、サービスサーバ10から放送コンテンツに対応するリンク情報がない旨の情報を受信すると、情報格納部23に予め格納されていた、所定のカテゴリ名の一覧が示されたリンク情報を表示するようにしてもよい。
また、ユーザ端末装置20がカテゴリ名の一覧が示されたリンク情報を保持するリンク情報格納部16を有し、ブックマーク操作時にはユーザ端末装置20内のリンク情報から所望のカテゴリを選択し、選択したカテゴリ情報をブックマークサーバ10に送信することにより関連情報を取得するようにしてもよい。
また、サービスサーバ10は、リンク情報格納部16内に放送コンテンツに該当するリンク情報が格納されていない場合、個人情報格納部17内のユーザの個人情報を参照して、ユーザの嗜好に関連したカテゴリを、リンク情報格納部16から抽出して、その抽出されたカテゴリの一覧が示されたリンク情報を生成し、ユーザ端末装置20へ送信するとしてもよい。
図4は、本発明の実施例1におけるブックマークに対して設定を行う処理(図2のステップS105)の流れを示すフローチャートである。以下、図1を用い、図4に沿って、図2のステップS105に示されるブックマークに対する設定処理について詳細に説明する。
まず、操作部25の操作に応じて、表示部24は、現在情報格納部23に格納されているブックマーク情報の一覧を表示する。ユーザは、操作部25を用いて、ブックマーク情報一覧から設定対象のブックマーク情報を選択する(ステップS201)。
次に、ユーザは、操作部25を用いて、その選択されたブックマーク情報内の「ブックマークの種類」の項目を入力する(ステップS202)。
次に、ユーザは、操作部25を用いて、その選択されたブックマーク情報内の「興味の対象」の項目を入力する(ステップS203)。
例えば、ステップS203において、ユーザは、操作部25を用いて、リンクテーブルで用いられているカテゴリのうちのいずれかを選択して「興味の対象」を指定するとしてもよい。
以上で、ブックマーク設定処理が終了する。
このようにして、ブックマーク情報生成後であっても、新たに「ブックマークの種類」の項目を入力することにより、例えば、ブックマーク情報により特定される放送コンテンツにコメントなどの情報を付加させることができる。
また、ブックマーク情報生成後であっても、新たに「興味の対象」の項目を入力することにより、ユーザは、新たに「興味の対象」に書き込んだカテゴリに対応付けられた関連情報の取得が可能となる。
図5は、本発明の実施例1における情報取得処理の流れを示すフローチャートである。以下、図1を用い、図5に沿って、本実施例において、ユーザ端末装置20が、ブックマーク情報作成後に、サービスサーバ10から関連情報を取得する際の処理について説明する。
まず、操作部25による操作などに応じて、表示部24は、情報格納部23に格納されているブックマーク情報の一覧を表示する。
図6の(a)は、本発明の実施例1におけるブックマーク情報の一覧画面を示す図である。図6の(a)には、ブックマーク情報として、「映画劇場」、「旅行番組」、「news9」、および「○○CM」が示されている。
また、各ブックマーク情報には、簡易情報として、放送コンテンツの放送時刻、放送チャネル、放送コンテンツ名、およびブックマーク情報に対応付けられた興味の対象が示されている。
例えば、「映画劇場」のブックマーク情報には、興味の対象(カテゴリ)として、「場所」および「音楽」が対応付けられている。
ユーザは、操作部25を用いて、一覧画面上のブックマーク情報から、取得希望する関連情報に関連したブックマーク情報を選択する(ステップS301)。
このとき、ユーザは、操作部25を用いて、ブックマーク情報に対応付けられた「興味の対象」(関連情報、関連情報取得の際に選択されたカテゴリ:例えば「旅行番組」であれば「場所」、「音楽」)のうちの1つを指定する。また、ここで、「興味の対象」を指定しなくてもよい。
次に、ユーザは、操作部25を操作して、関連情報の取得を要求する旨の情報を入力する(ステップS302)。
操作部25により関連情報の取得要求を示す情報が入力されると、送受信部22は、ネットワーク1を介してサービスサーバ10へ接続し、選択されたブックマーク情報と、指定された「興味の対象」を示す情報(指定なしでもよい)と、ユーザ端末装置20のユーザの個人情報とをサービスサーバ10へ送信して、関連情報の取得を要求する。
サービスサーバ10の制御部11は、送受信部12により受信された個人情報のユーザIDと同様のIDの個人情報を、個人情報格納部17から抽出し、受信された個人情報と抽出した個人情報とを比較してユーザ認証を行う(ステップS304)。送受信部12は、ユーザ認証の結果を示す情報をユーザ端末装置20へ送信する。
送受信部22が、受信された個人情報と抽出された個人情報とが一致した旨のユーザ認証結果を受信すると、送受信部22は、位置取得部26により取得されたユーザ端末装置20の現在位置を示す位置情報をサービスサーバ10へ送信する(ステップS305)。サービスサーバ10は、ユーザ端末装置20から位置情報を受信する。
次に、制御部11は、ユーザ端末装置20から受信されたブックマーク情報のブックマークIDと同様のIDのブックマーク情報を、ブックマーク情報格納部15から抽出し、受信されたブックマーク情報と抽出したブックマーク情報とを比較し、両ブックマーク情報の内容が異なっているか否かを判断する(ステップS306)。
両ブックマーク情報が一致したと判断された場合、すなわち、ユーザ端末装置20側でブックマーク情報が更新されていた場合(ステップS306/No)、ステップS309の処理に移行する。
ユーザ端末装置20側のブックマーク情報とサービスサーバ10側のブックマーク情報との差分があると判断された場合、すなわち、ユーザ端末装置20側のブックマーク情報が更新されていた場合(ステップS306/Yes)、制御部11は、ブックマーク情報格納部15のブックマーク情報を同ブックマークIDのユーザ端末装置20側のブックマーク情報の内容に書き換える(ステップS307)。
次に、ユーザ端末装置20の制御部21は、ステップS303においてサービスサーバ10へ送信されたブックマーク情報を有効化する。(ステップS308)。具体的には、制御部21は、送信されたブックマーク情報におけるValid_flgを「OK」に設定することにより有効化する。
このことにより、サービスサーバ10の保持するブックマーク情報と、ユーザ端末装置20の保持するブックマーク情報との内容が一致している旨がブックマーク情報に記録される。
制御部11は、指定された「興味の対象」およびブックマーク情報に基づいて、関連情報格納部14により格納されている関連情報を検索して、送受信部12は検索の結果抽出された情報をユーザ端末装置20に送信する(ステップS309)。
また、サービスサーバ10は、放送コンテンツ配信装置50により配信される放送コンテンツの内容を示す情報と、放送コンテンツ間の互いの対応付けを示す情報とを格納している場合、ユーザ端末装置20から受信されたブックマーク情報により特定される放送コンテンツに関連する他の放送コンテンツを紹介する旨の情報を自サーバから抽出し、ユーザ端末装置20に送信するとしてもよい。
また、制御部11は、検索エンジンとして機能し、検索対象となる情報として、その他ネットワーク1上で公開されている情報(Webページ)の検索をおこなってもよい。
次に、制御部11は、検索した結果、抽出した情報(以下、取得情報)のフィルタリングを行う(ステップS310)。
ここで、フィルタリングとは、抽出された1以上の取得情報から、さらにユーザにとって有益な情報を抽出する処理を示す。
制御部11は、例えば、ブックマーク情報格納部15に格納されているブックマーク情報(興味の対象・ブックマーク元の情報など)、個人情報格納部17により格納されている嗜好情報(各ユーザの取得情報の履歴など)、個人情報開示ポリシー、またはプレゼンス情報(ユーザの端末装置の位置情報など)などの項目を基にしてフィルタリングを実行するとしてもよい。
例えば、制御部11が検索の結果「店舗Aで使用可能な割引クーポン」と「店舗Bで使用可能な割引クーポン」とを抽出し、ユーザ端末装置20の現在位置が店舗A近傍であり、店舗Bから遠距離の地点であった場合、制御部11は、フィルタリングを実行し、現在のユーザの状態に関係性の高い「店舗Aで使用可能な割引クーポン」を抽出する。
次に、制御部11は、フィルタリングされた取得情報を、ステップS303により受信されたブックマーク情報に対応付ける(ステップS311)。
次に、送受信部12は、フィルタリングされた取得情報と、ブックマーク情報の内容の更新が完了した(valid_flgが「OK」となった)旨の情報をユーザ端末装置20へ送信する(ステップS312)。このとき、取得情報は、メール、ブラウザで解読可能な文書、例えばHTMLまたはBMLなどによってユーザ端末装置20へ送信される。
送受信部22がサービスサーバ10から取得情報を受信すると、制御部21は、受信された取得情報を、対応するブックマーク情報に関連付けて情報格納部23に格納する(ステップS313)。
次に、制御部21は、サービスサーバ10においてブックマーク情報の内容の更新が完了しているか否かを判断する(ステップS314)。
ブックマーク情報の内容の更新が完了していないと判断された場合(ステップS314/No)、ステップS316の処理に移行する。
ブックマーク情報の内容の更新が完了していると判断された場合(ステップS314/Yes)、制御部21は、更新されたブックマーク情報のvalid_flgを「OK」に設定する(ステップS315)。
次に、表示部24は、ブックマーク情報一覧画面に新たに取得された取得情報へのリンクを表示する(ステップS316)。
このようにして、ブックマーク情報に対応付けられた関連情報の有無にかかわらず、ユーザは、作成されたブックマーク情報に基づいて、さらに新たに関連情報を取得することが可能となる。
図7は、本発明の実施例1におけるブックマーク情報の表示処理の流れを示すフローチャートである。以下、図1を用い、図7に沿って、本実施例におけるユーザ端末装置20によるブックマーク情報の表示処理について説明する。
まず、ユーザは、操作部25を用いて、ブックマーク情報一覧画面の表示命令を入力すると(ステップS401)、表示部24は、図6の(a)のようなブックマーク情報一覧画面を表示する(ステップS402)。
図6の(a)に示されているように、ブックマーク情報一覧画面には、複数のブックマーク情報の一部を一覧として表示するとともに、機能の選択肢として、(1)関連情報の表示/再生、(2)関連情報の取得、(3)ブックマーク情報の設定、(4)ブックマーク情報の送信、(5)ブックマーク情報一覧画面の終了、の5つの選択項目がGUI(Graphical User Interface)で表示されている。
ここで、上記(1)から(5)の選択項目は図6(a)の画面のように複数のブックマークと同時に表示される構成や、別画面として表示されるような構成にしてもよい。
ここで、操作部25によりブックマーク情報が選択され、(1)関連情報の表示/再生が指定されると、表示部24は、図6の(b)のようなブックマーク情報に対応付けられた1以上の関連情報の一覧画面を表示する。
図6の(b)に示されているように、関連情報の一覧画面上には、例えば、ブックマーク情報が特定する番組名、放送チャネル、放送時刻、放送コンテンツのサムネイル画面、ブックマーク情報に対応付けられた関連情報名、各関連情報が属するカテゴリ(例えば、「場所」、「音楽」など)、各関連情報の種別(例えば、「デジタル放送番組のような動画」、「Webページ」)などの各項目が表示されるとしてもよい。
次に操作部25により表示部24に表示された1以上の関連情報のリンクのうちの1つが選択されると(ステップS404)、制御部21は表示部24に対して表示を切り替えるよう制御を行う。表示部24は、画面表示を切り替えて、情報格納部23に格納されている関連情報のうち選択された関連情報を表示/再生する(ステップS408)。
なお、図6の例では、ブックマーク情報一覧からブックマーク情報を選択した後に、関連情報一覧から関連情報を選択していたが、図8のように、まず、表示部24は、カテゴリの一覧(図8の(a))を表示し、選択されたカテゴリのブックマーク情報一覧(図8の(b))を表示し、選択されたブックマーク情報の関連情報一覧(図8の(c))を表示するようにしてもよい。
また、操作部25により(2)関連情報の取得が選択されると、図5に示される関連情報の取得処理が実行される(ステップS405)。関連情報の取得終了後、表示部24は、再度ブックマーク情報の一覧画面を表示する(ステップS402)。
また、操作部25により(3)ブックマーク情報の設定が選択されると、図4に示されるブックマーク情報の設定処理が実行される(ステップS406)。ブックマーク情報の設定終了後、表示部24は、再度ブックマーク情報の一覧画面を表示する(ステップS402)。
また、操作部25により(4)ブックマーク情報の送信が選択されると、送受信部22は、ブックマーク情報格納部15に格納されているブックマーク情報をサービスサーバ10へ送信する(ステップS407)。ブックマーク情報の送信終了後、表示部24は、再度ブックマーク情報の一覧画面を表示する(ステップS402)。
また、操作部25により(5)ブックマーク情報の一覧画面の終了が選択されると、表示部24は、ブックマーク情報の一覧画面の表示を終了し、ステップS401の処理へ移行する。
図9は、本発明の実施例1において、サービスサーバ10による関連情報のプッシュ(push)配信処理の流れを示すフローチャートである。以下、図1を用い、図9に沿って、本実施例におけるサービスサーバ10がユーザ端末装置20へ関連情報をプッシュ配信する際の処理について説明する。
まず、制御部11は、情報提供者から提供されたプッシュ配信用の関連情報を関連情報格納部14に登録する(ステップS501)。
例えば、送受信部12がネットワーク1を介してスポンサー企業サーバ30から受信したプッシュ配信用の関連情報を、制御部11が関連情報格納部14に格納するとしてもよい。
このプッシュ配信用の関連情報は、情報提供者に関する情報であって、例えば情報提供者が販売する商品または提供するサービスに関連する情報であるとしてもよい。
また、プッシュ配信用の関連情報には、情報提供者により予めプッシュ配信されるユーザの端末の条件が規定されている。例えば、「40歳以下の女性にのみ配信」、または「携帯電話機である端末にのみ配信」といったようにプッシュ配信の際の条件が規定されているとしてもよい。
さらに、プッシュ配信用の関連情報には、その関連情報が属するカテゴリを示す情報が含まれているとしてもよい。例えば、プッシュ配信用の関連情報の内容が、「洋服20%割引のクーポン」であった場合、このプッシュ配信用の関連情報は「洋服」のカテゴリに属するとしてもよい。
次に、制御部11は、新たに登録されたプッシュ配信用の関連情報の配信条件と、個人情報格納部17に格納されている各個人情報とを比較し、上記の配信条件を満たすユーザ端末装置20(ユーザ)があるか否かを判断する(ステップS502)。
プッシュ配信用の関連情報の配信条件を満たすユーザ端末装置20が存在しない場合(ステップS502/No)、プッシュ配信用の関連情報の配信処理は終了する。
プッシュ配信用の関連情報の配信条件を満たすユーザ端末装置20が存在すると判断された場合(ステップS502/Yes)、制御部11は、ブックマーク情報格納部15に格納されたブックマーク情報を参照する(ステップS503)。
次に、制御部11は、プッシュ配信用の関連情報に設定されたカテゴリと、配信条件を満たすユーザ端末装置20のブックマーク情報内の「興味の対象」と、を比較し、プッシュ配信用の関連情報のカテゴリがユーザの「興味の対象」と一致しているか否かを判断する(ステップS504)。
プッシュ配信用の関連情報のカテゴリと「興味の対象」とが一致しないと判断された場合(ステップS504/No)、プッシュ配信用の関連情報の配信処理は終了する。
プッシュ配信用の関連情報のカテゴリと「興味の対象」とが一致したと判断された場合(ステップS504/Yes)、制御部11は、その一致したプッシュ配信用の関連情報とブックマーク情報とを対応付ける(ステップS505)。
具体的には、制御部11が、プッシュ配信用の関連情報そのものまたはプッシュ配信用の関連情報の識別情報を、そのブックマーク情報に対応付けてブックマーク情報格納部15に格納することにより対応付けが行われるとしてもよい。
次に、制御部11は、プッシュ配信用の関連情報に対応付けられたブックマーク情報を参照し、ユーザ端末装置20に対してプッシュ配信用の関連情報の送信を実行するか否かを決定する(ステップS506)。
例えば、ここでプッシュ配信用の関連情報が、ある店舗で利用可能な割引クーポンであった場合、制御部11は、ブックマーク情報内のユーザ端末装置20の位置情報に基づいて、関連情報のプッシュ配信の実行の有無を決定するとしてもよい。具体的には、ユーザ端末装置20の現在位置がそのプッシュ配信用の関連情報が使用可能な店舗位置の近傍である場合にプッシュ配信を行い、ユーザ端末装置20の現在位置とその店舗位置とが一定距離以上離れている場合にはプッシュ配信しないようにしてもよい。
このことにより、サービスサーバ10は、ユーザに対して効果的なタイミングで関連情報をプッシュ配信することが可能となる。
関連情報のプッシュ配信を実行しない旨が決定された場合(ステップS506/No)、制御部11は、ステップS506の処理を繰り返す。
関連情報のプッシュ配信を実行する旨が決定された場合(ステップS506/Yes)、送受信部12は、プッシュ配信用の関連情報をユーザ端末装置20へプッシュ配信する(ステップS507)。
ユーザ端末装置20の送受信部22がプッシュ配信用の関連情報を受信すると、制御部21は、情報格納部23に格納されているブックマーク情報の「興味の対象」を参照して、受信されたプッシュ配信用の関連情報のカテゴリと一致した「興味の対象」のブックマーク情報を検出する。
制御部21は、その検出したブックマーク情報と受信されたプッシュ配信用の関連情報とを対応付けて、情報格納部23に格納する(ステップS508)。
次に、表示部24は、情報格納部23に格納されたプッシュ配信用の関連情報のリンクを、ブックマーク情報一覧画面に表示する(ステップS509)。
以上のようにして、サービスサーバ10は、ユーザの興味の対象およびユーザ状態などの情報に基づいて、ユーザ端末装置20にプッシュ配信する。
従って、ユーザは、自身が希望する内容の情報を、情報を受信してもよい状態の時に取得することが可能となる。
図10は、本発明の実施例1において、ユーザがインセンティブ情報を用いて商品の購入またはサービスの利用を行う際の情報提供システムによる処理の流れを示すフローチャートである。
以下、図1を用い、図10に沿って、ユーザがブックマーク情報に関連付けられたインセンティブ情報を用いて店舗端末装置40が設置されている店舗において商品の購入またはサービスの利用を行う場合の情報提供システムによる処理について説明する。
まず、ユーザ端末装置20が、ブックマーク情報に対応付けてインセンティブ情報を格納している場合(ステップS601/Yes)、ユーザ端末装置20は、そのインセンティブ情報の提示処理を行う(ステップS602)。
ここで、「インセンティブ情報の提示処理」とは、インセンティブ情報の表示処理またはインセンティブ情報の店舗端末装置40への送信処理を含むものとする。ステップS602の処理については後述する。
次に、店舗端末装置40は、インセンティブ情報の認識処理を行う(ステップS603)。ステップS603の処理については後述する。
次に、店舗端末装置40は、認識したインセンティブ情報に基づいて作成した購買情報をユーザ端末装置20またはサービスサーバ10へ送信する(ステップS604)。
なお、購買情報とは、店舗などにおいてユーザが商品購入またはサービス利用を行った際の商品/サービスの料金、購入/利用項目、および購入/利用時期などの情報を含む。
ステップS604の処理については後述する。
ユーザ端末装置20が、ブックマーク情報に対応付けてインセンティブ情報を格納しておらず(ステップS601/No)、プッシュ配信によるインセンティブ情報の取得を行う場合(ステップS605/Yes)、インセンティブ情報をサービスサーバ10からプッシュ配信により取得し、その取得したインセンティブ情報の提示を実行する(ステップS606)。ステップS606の処理については後述する。その後、ステップS603へ移行する。
また、ユーザ端末装置20が、ブックマーク情報に対応付けてインセンティブ情報を格納しておらず(ステップS601/No)、プッシュ配信によるインセンティブ情報の取得を行わない場合(ステップS605/No)、ブックマーク情報の提示処理を実行する(ステップS607)。ここで、「ブックマーク情報の提示処理」とは、ブックマーク情報の表示処理またはブックマーク情報の店舗端末装置40への送信処理を含むものとする。
ステップS607の処理については後述する。その後、ステップS603へ移行する。
図11は、本発明の実施例1における第1のインセンティブ情報提示処理(ステップS602)の流れを示すフローチャートである。
第1のインセンティブ情報提示処理とは、ユーザによる操作部25の操作によって、ユーザ端末装置20が、店舗で使用されるインセンティブ情報を表示するものである。
以下、図11に沿って、本実施例における第1のインセンティブ情報提示処理について説明する。
まず、ユーザは操作部25を用いて、情報格納部23に格納されているブックマーク情報の一覧を表示部24に表示させる(ステップS701)。
次に、ユーザは操作部25を用いて、表示部24に表示されている1以上のブックマーク情報のうち1つを選択する(ステップS702)。
次に、ユーザは操作部25を用いて、選択したブックマーク情報に対応付けられている関連情報の一覧を表示部24に表示させ、その表示部24に表示された1以上の関連情報から、現在ユーザが来店している店舗で使用可能なインセンティブ情報を選択する(ステップS703)。
次に、制御部21は、現在ユーザが来店している店舗に設置された店舗端末装置40とユーザ端末装置20との間で、近距離通信(赤外線通信、無線タグなど)が可能であるか否かを判断する(ステップS704)。
例えば、送受信部22が、ユーザ端末装置20・店舗端末装置40間における近距離通信の確立要求を店舗端末装置40へ送信し、店舗端末装置40から肯定の応答があれば、制御部21は近距離通信が可能と判断し、確立要求の送信を所定回数繰り返しても肯定の応答が店舗端末装置40から得られなかった場合、制御部21は近距離通信が不可能と判断するとしてもよい。
ユーザ端末装置20・店舗端末装置40間で近距離通信が可能であると判断された場合(ステップS704/Yes)、送受信部22は、ユーザの個人情報と、選択されたインセンティブ情報とを近距離通信網を介して店舗端末装置40へ送信して(ステップS705)、処理を終了する。
なお、ここで送信される個人情報の内容は、ステップS702で選択されたブックマーク情報に設定されている個人情報開示ポリシーに基づいたものであるとする。
また、ユーザ端末装置20・店舗端末装置40間で近距離通信が不可能であると判断された場合(ステップS704/No)、表示部24は、インセンティブ情報を表示して(ステップS706)、処理を終了する。
例えば、表示部24に表示されるインセンティブ情報は、バーコードなどのコード情報であるとしてもよい。
図12は、本発明の実施例1における第2のインセンティブ情報提示処理(ステップS602)の流れを示すフローチャートである。
第2のインセンティブ情報提示処理とは、入力されたキーワードなどに基づいて、ユーザ端末装置20がインセンティブ情報の検索処理を実行するものである。
以下、図12に沿って、本実施例における第2のインセンティブ情報提示処理について説明する。
まず、ユーザは操作部25を用いて、店舗で使用するインセンティブ情報に関連した文字列(キーワード)を入力する(ステップS801)。例えば、入力されるキーワードは、現在ユーザが来店している店舗名、購入する商品名(または利用するサービス名)などであるとしてもよい。
制御部21は、情報格納部23にブックマーク情報に対応付けられて格納されている関連情報から、入力されたキーワードを含むインセンティブ情報を検索する(ステップS802)。
制御部21は、検索の結果、入力されたキーワードを含むインセンティブ情報があったか否かを判断する(ステップS803)。
該当するインセンティブ情報が存在しなかった場合(ステップS803/No)、このまま処理を終了する。
該当するインセンティブ情報が存在した場合(ステップS803/Yes)、表示部24は、検索の結果、抽出されたインセンティブ情報の一覧を表示する。
ユーザは操作部25を操作して、表示された1以上のインセンティブ情報からここで使用するインセンティブ情報を選択する(ステップS804)。
その後のステップS805〜S807の処理は、第1のインセンティブ情報提示処理におけるステップS704〜ステップS706の処理と同様であるので、説明を省略する。
図13は、本発明の実施例1における第3のインセンティブ情報提示処理(ステップS602)の流れを示すフローチャートである。
第3のインセンティブ情報提示処理とは、入力されたキーワードなどに基づいて、サービスサーバ10がインセンティブ情報の検索処理を実行するものである。
以下、図13に沿って、本実施例における第3のインセンティブ情報提示処理について説明する。
まず、ユーザは操作部25を用いて、店舗で使用するインセンティブ情報に関連した文字列(キーワード)を入力する(ステップS901)。例えば、入力されるキーワードは、現在ユーザが来店している店舗名、購入する商品名(または利用するサービス名)などであるとしてもよい。
次に、送受信部22は、入力されたキーワード、ユーザIDとともに、インセンティブ情報の検索要求をサービスサーバ10へ送信する(ステップS902)。
サービスサーバ10において、送受信部12は検索要求を受信すると、制御部11は、ブックマーク情報格納部15において、受信されたユーザIDを含むブックマーク情報を抽出し、その抽出したブックマーク情報に対応付けられて格納されている関連情報から、キーワードを含むインセンティブ情報を検索する(ステップS903)。
送受信部12は、インセンティブ情報の検索結果をユーザ端末装置20へ送信する(ステップS904)。
ユーザ端末装置20において、送受信部22は検索結果を受信すると、制御部21は、検索の結果、入力されたキーワードを含むインセンティブ情報があったか否かを判断する(ステップS905)。
該当するインセンティブ情報が存在しなかった場合(ステップS905/No)、このまま処理を終了する。
該当するインセンティブ情報が存在した場合(ステップS905/Yes)、表示部24は、検索結果として、抽出されたインセンティブ情報の一覧を表示する。
ユーザは操作部25を操作して、表示された1以上のインセンティブ情報からここで使用するインセンティブ情報を選択する(ステップS906)。
その後のステップS907〜S909の処理は、第1のインセンティブ情報提示処理におけるステップS704〜ステップS706の処理と同様であるので、説明を省略する。
なお、以上、第1〜第3のインセンティブ情報提示処理について説明したが、ステップS602における処理として、第1〜第3のインセンティブ情報提示処理のうちのどの処理を適用してもよい。
図14は、本発明の実施例1におけるインセンティブ情報取得・提示処理(ステップS606)の流れを示すフローチャートである。
インセンティブ情報取得・提示処理とは、ユーザ端末装置20が、サービスサーバ10からのプッシュ配信によりインセンティブ情報を取得し、その取得したインセンティブ情報の提示を店舗端末装置40に対して行う一連の処理である。
以下、図14に沿って、本実施例におけるインセンティブ情報取得・提示処理について説明する。
まず、サービスサーバ10において、制御部11は、ユーザ端末装置20の位置情報を参照し、ユーザがある店舗内または店舗から所定距離内のエリアに位置するか否かを判断する(ステップS1001)。
ユーザが上記のエリア外に位置すると判断された場合(ステップS1001/No)、ステップS1001の処理が繰り返される。
ユーザが上記のエリア内に位置すると判断された場合(ステップS1001/Yes)、サービスサーバ10の送受信部12は、情報提供者側から提示された配信条件およびユーザの嗜好条件などに合致したプッシュ配信用の関連情報(インセンティブ情報)をユーザ端末装置20へプッシュ配信する(ステップS1002)。
ユーザ端末装置20において、送受信部22がサービスサーバ10からインセンティブ情報を受信すると、情報格納部23は、該当するブックマーク情報い対応付けてインセンティブ情報を格納する(ステップS1003)。
次に、制御部21は、現在ユーザが来店している店舗に設置された店舗端末装置40とユーザ端末装置20との間で、近距離通信(赤外線通信、無線タグなど)が可能であるか否かを判断する(ステップS1004)。このステップS1004の処理は、第1のインセンティブ情報提示処理におけるステップS704の処理と同様であるとする。
ユーザ端末装置20・店舗端末装置40間で近距離通信が可能であると判断された場合(ステップS1004/Yes)、送受信部22は、ユーザの個人情報と、プッシュ配信されたインセンティブ情報とを近距離通信網を介して店舗端末装置40へ送信して(ステップS1005)、処理を終了する。
なお、ここで送信される個人情報の内容は、プッシュ配信されたインセンティブ情報に対応付けられたブックマーク情報に設定されている個人情報開示ポリシーに基づいたものであるとする。
また、ユーザ端末装置20・店舗端末装置40間で近距離通信が不可能であると判断された場合(ステップS1004/No)、表示部24は、インセンティブ情報を表示して(ステップS1006)、処理を終了する。
例えば、表示部24に表示されるインセンティブ情報は、バーコードなどのコード情報であるとしてもよい。
図15は、本発明の実施例1におけるブックマーク情報提示処理(ステップS607)の流れを示すフローチャートである。
ブックマーク情報提示処理とは、ユーザ端末装置20が、自装置内のブックマーク情報を店舗端末装置40に対して送信または表示する処理である。
以下、図15に沿って、本実施例におけるブックマーク情報提示処理について説明する。
まず、ユーザは操作部25を用いて表示部24に表示されたブックマーク情報の一覧から、現在来店している店舗に関連したブックマーク情報を選択する(ステップS1101)。
次に、制御部21は、選択されたブックマーク情報に設定された個人情報開示ポリシーに基づいて、店舗側に提示するブックマーク情報の内容を決定する(ステップS1102)。
なお、ブックマーク情報の提示内容には、少なくともブックマークIDが含まれているものとする。
次に、制御部21は、現在ユーザが来店している店舗に設置された店舗端末装置40とユーザ端末装置20との間で、近距離通信(赤外線通信、無線タグなど)が可能であるか否かを判断する(ステップS1103)。このステップS1103の処理は、第1のインセンティブ情報提示処理におけるステップS704の処理と同様であるとする。
ユーザ端末装置20・店舗端末装置40間で近距離通信が可能であると判断された場合(ステップS1103/Yes)、送受信部22は、選択されたブックマーク情報を近距離通信網を介して店舗端末装置40へ送信して(ステップS1104)、処理を終了する。
また、ユーザ端末装置20・店舗端末装置40間で近距離通信が不可能であると判断された場合(ステップS1103/No)、表示部24は、選択されたブックマーク情報を表示して(ステップS1006)、処理を終了する。
例えば、表示部24に表示されるブックマーク情報は、バーコードなどのコード情報であるとしてもよい。
図16および図17は、本発明の実施例1におけるインセンティブ情報認識処理(ステップS603)および購買情報送信処理(ステップS604)の流れを示すフローチャートである。
インセンティブ情報認識処理とは、店舗端末装置40が、ユーザ端末装置20により提示されるインセンティブ情報またはブックマーク情報を認識する処理を示す。
また、購買情報送信処理とは、店舗端末装置40が、インセンティブ情報に基づいて購買情報を生成し、その生成した購買情報をサービスサーバ10またはユーザ端末装置20へ送信する処理を示す。
以下、図16および図17に沿って、本実施例におけるインセンティブ情報認識処理および購買情報送信処理について説明する。
まず、制御部21は、現在ユーザが来店している店舗に設置された店舗端末装置40とユーザ端末装置20との間で、近距離通信が可能であるか否かを判断する(ステップS1201)。このステップS1201の処理は、第1のインセンティブ情報提示処理におけるステップS704の処理と同様であるとする。
近距離通信が可能であると判断された場合(ステップS1201/Yes)、店舗端末装置40において、制御部41は、送受信部42によりユーザ端末装置20から個人情報とインセンティブ情報とが受信されたか否かを判断する(ステップS1202)。
個人情報とインセンティブ情報とが受信されたと判断された場合(ステップS1202/Yes)、制御部41は、受信された個人情報およびインセンティブ情報に基づいて、今回の商品購入/サービス利用料金を算出し、その料金、購入/利用項目、および購入/利用時期などの情報を含む購買情報を作成する(ステップS1203)。
ここで、ユーザの商品購入/サービス利用料金は、受信されたインセンティブ情報に基づいて割り引きされた料金であるとしてもよい。
次に、送受信部42は、作成された購買情報をユーザ端末装置20へ送信する(ステップS1204)。
ユーザ端末装置20において、送受信部22が店舗端末装置40から購買情報を受信すると(ステップS1205)、制御部21は、店舗端末装置40へ送信したブックマーク情報(または送信したインセンティブ情報に対応付けられたブックマーク情報)に、購買情報を対応付けて情報格納部23に格納して(ステップS1206)、処理を終了する。
また、購買情報受信時に、表示部24は、購買情報を格納するか否かを確認する旨のメッセージを表示し、ユーザに購買情報格納の有無を選択させてもよい。
また、ユーザ端末装置20は、ネットワーク1を介してサービスサーバ10へ接続した際に、購買情報が対応付けられたブックマーク情報をサービスサーバ10に送信する。
送受信部12がブックマーク情報を受信すると、制御部11は、ブックマーク情報格納部15に格納されている1以上のブックマーク情報のうち、受信されたブックマーク情報のブックマークIDに該当するブックマーク情報を抽出し、その抽出したブックマーク情報を、受信されたブックマーク情報の内容に更新する。
このことにより、ブックマーク情報が新たに購買情報と対応付けられた旨がサービスサーバ10においても記録され、ユーザ端末装置20とサービスサーバ10とに格納される両ブックマーク情報の内容が一致する。
一方、個人情報とインセンティブ情報とが受信されていないと判断された場合(ステップS1202/No)、制御部41は、送受信部42によりユーザ端末装置20からブックマーク情報が受信されたか否かを判断する(ステップS1207)。
ブックマーク情報が受信されていないと判断された場合(ステップS1207/No)、ステップS1202に戻る。
ブックマーク情報が受信されたと判断された場合(ステップS1207/Yes)、送受信部42は、そのブックマーク情報とともに、インセンティブ情報の取得要求をサービスサーバ10へ送信する(ステップS1208)。
次に、サービスサーバ10において、送受信部12は店舗端末装置40からブックマーク情報を受信すると、制御部11は、その受信されたブックマーク情報に対応付けられた個人情報を個人情報格納部17から抽出するとともに、その受信されたブックマーク情報に対応付けられたインセンティブ情報をブックマーク情報格納部15から抽出する(ステップS1209)。
なお、ここで抽出される個人情報の内容は、その送受信部12により受信されたブックマーク情報に設定されている個人情報開示ポリシーに基づいたものであることとする。
次に、送受信部12は、抽出された個人情報とインセンティブ情報とを店舗端末装置40へ送信する(ステップS1210)。
店舗端末装置40において、送受信部42は、サービスサーバ10から個人情報とインセンティブ情報とを受信すると(ステップS1211)、ステップS1203の処理へ移行する。
一方、ユーザ端末装置20・店舗端末装置40間で近距離通信が不可能であると判断され(ステップS1201/No)、ユーザ端末装置20によりインセンティブ情報が表示された場合(ステップS1212/Yes)、店舗端末装置40は、そのインセンティブ情報およびそのインセンティブ情報に対応する個人情報(ユーザID、ブックマークIDなど)を取得する(ステップS1213)。
ここで、例えばバーコードリーダなどとして機能する情報入力部46によりインセンティブ情報および個人情報を取得してもよいし、店舗の従業員などが、表示部24に表示されたインセンティブ情報を視認し、従業員などが操作部45によりインセンティブ情報および個人情報を入力するとしてもよい。
ユーザは、インセンティブ情報を表示することにより、割引やポイント付加といったインセンティブを店舗側から受けて、商品を購入またはサービスを利用する。
次に、制御部41は、入力されたインセンティブ情報、ユーザID、およびブックマークIDに基づいて購買情報を作成し(ステップS1214)、送受信部42はその作成された購買情報をサービスサーバ10へ送信する(ステップS1215)。
サービスサーバ10において、送受信部12は店舗端末装置40から購買情報を受信すると(ステップS1216)、制御部11はその受信された購買情報に含まれるユーザIDおよびブックマークIDに基づいて、購買情報を該当するブックマーク情報に対応付けてブックマーク情報格納部15に格納して(ステップS1217)、処理を終了する。
ユーザ端末装置20によりブックマーク情報が表示された場合(ステップS1218/Yes)、店舗端末装置40は、そのブックマーク情報を取得する(ステップS1219)。
ここで、例えばバーコードリーダなどとして機能する情報入力部46によりブックマーク情報を取得してもよいし、店舗の従業員などが、表示部24に表示されたブックマーク情報を視認し、操作部45によりブックマーク情報を入力するとしてもよい。
なお、ステップS1220〜S1223の処理は、ステップS1208〜S1211と同様であるので、説明を省略する。また、ステップS1223の処理終了後、ステップS1214の処理を実行する。
図18は、本発明の実施例1におけるユーザ端末装置間のブックマーク情報の送信処理の流れを示すフローチャートである。以下、図1を用い、図18に沿って、ユーザ端末装置20からユーザ端末装置60への電子メールによるブックマーク情報の送信処理について説明する。
まず、送信側の表示部24は、ブックマーク情報一覧画面を表示する(ステップS1301)。
送信側のユーザの操作により、送信側の操作部25は、ブックマーク情報一覧画面に表示されている1以上のブックマーク情報のうち、送信するブックマーク情報を選択する(ステップS1302)。
次に、ユーザの操作により、操作部25は、「ブックマーク情報の送信」を指定する(ステップS1303)。
「ブックマーク情報の送信」が指定されると、制御部21は、ユーザ端末装置20に実装されているメーラ(電子メールの送受信・管理ソフトウェア)を起動する(ステップS1304)。
次に、制御部21は、選択されたブックマーク情報を情報格納部23から抽出する(ステップS1305)。
次に、制御部21は、ブックマーク情報のvalid_flgを「NG(無効化)」に設定する(ステップS1306)。
次に、制御部21は、抽出したブックマーク情報の一部を、電子メールに添付して(ステップS1307)、送信メールを作成する(ステップS1308)。
ここで、「ブックマーク情報の一部」とは、少なくともブックマークIDを含むものであるとする。また、「ブックマーク情報の一部」には、放送チャネル(またはURI)、放送時刻、関連情報、興味の対象などのブックマーク情報に含まれる各情報が含まれているとしてもよい。また、ユーザ端末装置20は、ブックマーク情報に設定されている個人情報開示ポリシーに基づいて、ユーザ端末装置60へ送信するブックマーク情報の内容を決定するとしてもよい。
送受信部22は、作成された送信メールをユーザ端末装置60へ送信する(ステップS1309)。
以上で、ユーザ端末装置20は、電子メールによるブックマーク情報の送信処理を終了する。
本実施例では、送信側においてブックマーク情報のvalid_flgを「NG(無効化)」にするステップを含むとしたが、受信側でvalid_flgを「NG(無効化)」に設定するステップを含むとし、送信側では含まないものとしてもよい。
図19は、本発明の実施例1におけるユーザ端末装置間のブックマーク情報の受信処理の流れを示すフローチャートである。以下、図1を用い、図19に沿って、ユーザ端末装置60が、ユーザ端末装置20から電子メールによるブックマーク情報を受信する処理について説明する。
まず、受信側のユーザ端末装置60の送受信部62は、ブックマーク情報が添付された電子メールをユーザ端末装置20から受信する(ステップS1401)。
次に、ユーザの操作により、操作部65が、受信されたブックマーク情報の保存指示を入力すると(ステップS1402)、受信側の制御部61は、受信されたブックマーク情報を、情報格納部63に格納されているブックマーク情報のリストに追加して保存する(ステップS1403)。
以上で、受信側のユーザ端末装置60によるブックマーク情報の受信処理が終了する。
ここで、受信側でvalid_flgを「NG(無効化)」に設定するステップを含むとした場合、ブックマーク情報を保存するステップS1402においてvalid_flgを「NG(無効化)」に設定する操作を行うようにしてもよい。
以上、図19に沿って、ユーザ端末装置60によるブックマーク情報の受信処理について説明したが、この受信され、新たに保存されたブックマーク情報のvalid_flgは「NG(無効)」に設定されているため、受信側のユーザは、このままではブックマーク情報および関連情報を利用することができない。
図20は、本発明の実施例1における情報提供システムによるブックマーク情報の有効化処理の流れを示すフローチャートである。以下、図1を用い、図20に沿って、本実施例において、ユーザ端末装置60が保持するブックマーク情報に対する有効化処理について説明する。
まず、ユーザ端末装置60は、ネットワーク1を介してサービスサーバ10に対してアクセスを行う(ステップS1501)。
次に、ユーザ端末装置60の送受信部62は、ユーザ端末装置60のユーザのユーザIDとともに、他のユーザ端末装置から受信し、新たに保存されたブックマーク情報(サービスサーバ10で保存されていないブックマーク情報)をサービスサーバ10へ送信する(ステップS1502)。
サービスサーバ10の送受信部12がユーザ端末装置60からブックマーク情報を受信すると、制御部11は、その受信されたブックマーク情報に新たにブックマークIDを付与し、valid_flgを「OK(有効)」に設定して、ブックマーク情報格納部15に格納する(ステップS1503)。
また、制御部11は、個人情報格納部17内の個人情報のうち、送受信部12によりブックマーク情報とともに受信されたユーザIDに対応した個人情報に対して、新たに付与したブックマークIDを書き込む。
次に、送受信部12は、新たにブックマークIDが付与され、有効化されたブックマーク情報をユーザ端末装置60へ送信する(ステップS1504)。
ユーザ端末装置60の送受信部62が、サービスサーバ10からブックマーク情報を受信すると、情報格納部23内の他のユーザ端末装置から受信し、新たに保存されたブックマーク情報を、サービスサーバ10から受信したブックマーク情報に更新する(ステップS1505)。ユーザ端末装置60が他のユーザ端末装置から新たに受け取ったブックマーク情報には、ブックマークIDが付与され、有効化される。
このように、サービスサーバ10がユーザ端末装置60に新たなブックマーク情報が格納されていることを把握することができるため、ユーザは、ユーザ端末装置60を用いて、他のユーザ端末装置から受け取ったブックマーク情報の利用、およびサービスサーバ10からのプッシュ配信などによる関連情報の取得することが可能となる。
また、ユーザ端末装置間では、個人情報開示ポリシーで設定された範囲内の内容において、ブックマーク情報の送受信が行われるため、ユーザの個人情報の漏洩を抑制することが可能となる。
図21は、本発明の実施例1における情報提供システムを示す図である。以下、図21を用いて、本実施例における情報提供システムにおける各種情報の送受信、サービスの授受、および料金の授受などについて説明する。
サービスサーバ10を管理するブックマークサービス提供者は、ブックマーク情報を取得したユーザと企業(情報提供者)との間のone−to−oneのcommunication実現をサポートまたは代行して、ユーザの来店、商品購入、およびサービス利用を促進することにより、企業から対価を得る。
スポンサー企業サーバ30を管理する(スポンサー)企業は、自社商品の販売またはサービスの利用を促進するために、自社商品または自社が提供するサービスに興味を持っているユーザに対する自社商品・サービスに関する情報コンテンツの提供(ブックマークサービス)を、ブックマークサービス提供者に依頼する。企業は、ブックマークサービス提供者に対して、ブックマークサービスの利用料金を支払うとともに、自社商品・サービスに関する情報コンテンツ(提供情報)を提供する。
また、企業は、ユーザにインセンティブを与える。ここで、インセンティブとは、ユーザが支払う料金の一部/全部を負担するサービスを示す。例えば、インセンティブとは、ユーザの情報配信料金の一部、またはユーザが商品を購入する際の料金の一部を企業が負担するといったサービスを示すとしてもよい。
店舗端末装置40が設置されている店舗側は、ユーザの来店を促進させるためにブックマークサービス提供者に対して、対価を払うとともに、情報コンテンツを提供する。また、店舗側は、自店舗に来店したユーザに対してインセンティブを提供する。
ユーザがブックマーク情報の関連情報を得てから実際に来店するまでの間、サービスサーバ10は、ユーザが何に興味があるのかを知ることができるため、ユーザの来店または購買を喚起するような情報をユーザ端末装置20へ送信する。来店または購買を喚起する情報(インセンティブ情報)としては、例えば、電子クーポンのような割引や特典の情報、およびその電子クーポンが利用可能な店舗の地図などが含まれるとしてよい。サービスサーバ10は、ユーザの状態に応じて、インセンティブ情報をユーザ端末装置20へプッシュ配信することが可能である。従って、ユーザは所望のときに所望の情報を得ることが可能となり、企業としては自社商品または自社サービスに興味のある人に対してよりピンポイントな情報配信を行うことで効果的な販売促進を行うことが可能となる。
サービスサーバ10は、ブックマーク情報に基づくユーザの視聴情報だけでなく、関連情報取得の軌跡(取得した関連情報および関連情報取得までに選択したカテゴリ)およびそれに伴う購買情報を分析することによって、その分析結果をCM効果情報およびマーケティング情報として取得することが可能である。また、サービスサーバ10は、CM効果情報およびマーケティング情報をスポンサー企業サーバ30へ送信することにより、ブックマークサービス提供者は、企業に対して情報を提供でき、その対価として企業から収入を得ることができる。
サービスサーバ10は、ユーザの嗜好情報を収集・解析し、その嗜好情報をスポンサー企業サーバ30へ送信する。このことにより、ブックマークサービス提供者は、企業から対価を得る。
また、店舗端末装置40は、購買情報をスポンサー企業サーバ30へ送信する。このように、店舗側は、購買情報を提供することで、ユーザに対して提供したインセンティブの回収および情報料として企業から対価を得る。
また、スポンサー企業サーバ30は、サービスサーバ10からユーザの嗜好情報を、店舗端末装置40から購買情報を、それぞれ受信する。このことにより、企業は、どのようなユーザがどのような番組のどんな対象に興味を持って視聴しているかという情報を得るとともに、実際にどのように購買に結びついたのかという情報を得ることができる。企業は、上記の情報取得の対価として、ブックマークサービスの利用料金をブックマークサービス提供者に支払う。また、企業は、ユーザにインセンティブを与える。例えば、企業は、ユーザの情報配信料金の一部を負担するとしてもよい。
以上説明したように、本実施例によれば、ユーザが操作するユーザ端末装置20は、放送コンテンツの全部/一部を特定するためのブックマークを用いて関連情報を取得し、取得した関連情報をブックマーク情報に対応付けて保存する。
ユーザにより関連情報がインセンティブ情報として使用されなくても、サービスサーバ10は、ユーザ端末装置20による関連情報の取得履歴を得ることができるので、さらにユーザ端末装置20に対して、インセンティブ情報の使用を促す関連情報をプッシュ配信することができる。
このことにより、例えばユーザ端末装置20がブックマーク情報に対応付けて割引クーポンを保存してからユーザが店舗に来店するまでの間に、サービスサーバ10は、ユーザに来店を促す情報(店舗の地図情報など)をユーザ端末装置20に提供することができる。
従って、情報提供側は、ユーザに関連情報の使用を促進するとともに、商品販売の促進活動なども効率よく行うことが可能となる。また、ユーザは、目的の情報を検索するなどして自身が能動的に情報を取得しなくても、容易に情報を取得することが可能となる。
また、本実施例によれば、ユーザ端末装置20は、受信中の放送コンテンツ全部/一部を特定するブックマーク操作を行った際に、そのブックマークが設定されたコンテンツ部分に関連した情報へのリンク情報を表示する。このリンク情報には、所定数に分類されたカテゴリが示される。ユーザは、ユーザ端末装置20を用いて、表示されるカテゴリのうち取得を希望する関連情報のカテゴリを選択する。この選択されたカテゴリおよび関連情報は、ブックマーク情報に対応付けられてサービスサーバ10およびユーザ端末装置20に格納される。
従って、サービスサーバ10は、ユーザが視聴したWebページや番組とそれによる購買との関係だけでなく、ユーザによる関連情報の取得履歴からユーザの嗜好情報を取得することが可能となる。
また、本実施例によれば、ユーザ端末装置20は、リンク情報が分類されているものと同じカテゴリ構造からあるカテゴリを選択することで、ブックマークの関連情報へのリンクが存在しない場合であっても、情報の取得をサービスサーバ10に対して要求することが可能となる。
また、本実施例によれば、サービスサーバ10は、ユーザの希望に応じて、情報提供者に対するユーザの個人情報の開示レベル(個人情報開示ポリシー)を設定する。サービスサーバ10は、個人情報開示ポリシーに応じて、ユーザ端末装置20へ提供する情報の内容を変更する。
例えば、サービスサーバ10は、情報提供者が要求する個人情報と個人情報開示ポリシーにより開示される個人情報とを比較して、ユーザ端末装置20へ提供する情報内容を変更するとしてもよい。
また、ユーザ端末装置20は、ブックマーク情報ごとに、ユーザが個人情報開示ポリシーを設定することが可能である。
また、本実施例によれば、ユーザ端末装置間におけるブックマーク情報の直接の授受が行われた場合、サービスサーバ10が、ブックマーク情報送信先のユーザのブックマーク情報として自サーバに新たに登録することにより、送信先のユーザは、送信元のユーザにより設定された個人情報開示ポリシーに基づいて、ブックマーク情報を利用することが可能となる。
また、本実施例によれば、サービスサーバ10は、収集したユーザの視聴情報と、それにともなう関連情報の取得履歴と、購買履歴とを分析することによって、購買層、視聴者のCMに対する関心の度合いなどのCM効果情報およびマーケティング情報を容易に取得することが可能となる。
サービスサーバ10を管理するブックマークサービス提供者は、CM効果情報およびマーケティング情報を商品販売またはサービス提供を行う企業に提供することにより、その企業側から情報提供の対価として収入を得ることができる。
図22は、本発明の実施例2における情報提供システムの構成を示す図である。以下、特記しない限り、本実施例の構成および動作は、実施例1と同様であるとして説明を進める。
図22に示されているように、本実施例において、情報提供システムは、サービスサーバ10と、ユーザ端末装置20、60と、スポンサー企業サーバ30と、店舗端末装置40と、放送コンテンツ配信装置50と、放送受信装置70と、ネットワーク1とを有して構成されている。サービスサーバ10、ユーザ端末装置20、60、スポンサー企業サーバ30、店舗端末装置40、および放送コンテンツ配信装置50は、ネットワーク1(例えばインターネット)を介して接続されている。
本実施例では、実施例1と比べて、放送受信装置70がさらに設けられている。
放送受信装置70は、放送コンテンツ配信装置50から送出される放送コンテンツを受信し、その放送コンテンツにおける文字、画像、および音声などの情報を表示/再生する装置であって、例えばテレビジョンなどであるとしてもよい。また、放送受信装置70は、ネットワーク1に接続されていなくてもよい。
ユーザ端末装置20が放送コンテンツを受信することができる場合、ユーザ端末装置20はブックマーク操作を行うことができる。この場合、ユーザ端末装置20はブックマーク操作に係るデータ放送のみ表示し、放送受信装置70は、放送コンテンツの表示/再生を行う。このことにより、ユーザは、放送受信装置70に表示/再生された放送コンテンツを閲覧しながら、ユーザ端末装置20でブックマーク操作を行うことができる。
以上から、放送コンテンツの内容を示す放送連動チャネルを、リンク情報の画面に切り替えることなく、ブックマーク操作を実行することが可能となる。
一方、ユーザ端末装置20が放送コンテンツ配信装置50から放送コンテンツを直接受信せず、放送受信装置70とユーザ端末装置20との通信(赤外線通信などの近距離通信、インターネットなど)が可能な場合、ユーザ端末装置20は、放送受信装置70を介して放送コンテンツを受信するようにして、ユーザ端末装置20における放送コンテンツの表示/再生を実現するようにしてもよい。
以上から、ユーザ端末装置20が放送コンテンツ配信装置50から放送コンテンツを直接受信できない場合であっても、ブックマーク操作を実行することが可能となる。
また、ユーザ端末装置20が放送受信装置70を操作するためのリモコンとして使用される場合、すなわちユーザ端末装置20から放送受信装置70への一方向のリンクが確立している場合、ユーザ端末装置20は、放送受信装置70で表示/再生される放送コンテンツ指定の際に、現在放送受信装置70で表示/再生している放送コンテンツの放送チャネル/URIなどの情報を取得し、その情報を用いてブックマーク操作を行ってブックマーク情報を生成することができる。
(実施例のまとめ)
上記の処理は、サービスサーバ10、ユーザ端末装置20、60、スポンサー企業サーバ30、店舗端末装置40、放送コンテンツ配信装置50、または放送受信装置70が有するコンピュータプログラムにより実行されるが、上記のプログラムは、光記録媒体、磁気記録媒体、光磁気記録媒体、または半導体等の記録媒体に記録され、上記の記録媒体からロードされるようにしてもよいし、所定のネットワークを介して接続されている外部機器からロードされるようにしてもよい。
なお、上記の実施例は本発明の好適な実施の一例であり、本発明の実施例は、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施することが可能となる。
本発明の実施例1における情報提供システムの構成を示す図である。 本発明の実施例1におけるユーザ端末装置による放送受信時に関連情報を取得する処理の流れを示すフローチャートである。 (a)は、本発明の実施例1におけるユーザ端末装置の表示部に表示される放送コンテンツが示された画面図であり、(b)は、本発明の実施例1におけるブックマーク情報のカテゴリの画面図であり、(c)は、本発明の実施例1におけるブックマーク情報に関連した関連情報の画面図である。 本発明の実施例1におけるブックマークに対して設定を行う処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施例1における情報取得処理の流れを示すフローチャートである。 (a)は、本発明の実施例1におけるブックマーク情報の一覧画面を示す図であり、(b)は、本発明の実施例1における関連情報の一覧画面を示す図である。 本発明の実施例1におけるブックマーク情報の表示処理の流れを示すフローチャートである。 (a)は、本発明の実施例1におけるブックマーク情報のカテゴリの一覧画面を示す図であり、(b)は、本発明の実施例1におけるブックマーク情報の一覧画面を示す図であり、(c)は、本発明の実施例1における関連情報の一覧画面を示す図である。 本発明の実施例1において、サービスサーバによる関連情報のプッシュ配信処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施例1において、ユーザがインセンティブ情報を用いて商品の購入またはサービスの利用を行う際の情報提供システムによる処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施例1における第1のインセンティブ情報提示処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施例1における第2のインセンティブ情報提示処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施例1における第3のインセンティブ情報提示処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施例1におけるインセンティブ情報取得・提示処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施例1におけるブックマーク情報提示処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施例1におけるインセンティブ情報認識処理および購買情報送信処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施例1におけるインセンティブ情報認識処理および購買情報送信処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施例1におけるユーザ端末装置間のブックマーク情報の送信処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施例1におけるユーザ端末装置間のブックマーク情報の受信処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施例1における情報提供システムによるブックマーク情報の有効化処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施例1における情報提供システムを示す図である。 本発明の実施例2における情報提供システムの構成を示す図である。
符号の説明
1 ネットワーク
10 サービスサーバ
11、21、31、41、51、61 制御部
12、22、32、42、62、 送受信部
13 提供情報格納部
14 関連情報格納部
15 ブックマーク情報格納部
16 リンク情報格納部
17 個人情報格納部
20、60 ユーザ端末装置
23、33、43、53、63 情報格納部
24、44、64 表示部
25、45、65 操作部
26、66 位置取得部
30 スポンサー企業サーバ
40 店舗端末装置
46 情報入力部
50 放送コンテンツ配信装置
52 送信部
70 放送受信装置

Claims (25)

  1. 受信した放送コンテンツの全部/一部を特定するための識別情報を格納し、該格納した識別情報を指定することにより、前記識別情報により特定された放送コンテンツの全部/一部の表示/再生を実行するユーザ端末装置と、ネットワークを介して前記ユーザ端末装置に接続されるサービスサーバとを有する情報提供システムであって、
    前記ユーザ端末装置は、
    前記放送コンテンツを受信する放送コンテンツ受信手段と、
    前記受信された放送コンテンツの全部/一部を特定するための識別情報を生成する識別情報生成手段と、
    前記生成された識別情報を格納する識別情報格納手段と、
    前記識別情報の全部/一部を前記サービスサーバへ送信する識別情報送信手段と、
    前記識別情報により特定される前記放送コンテンツの全部/一部に関連した関連情報を受信する関連情報受信手段と、
    前記識別情報に対して、前記受信された1以上の関連情報を関連付けて格納する端末関連情報格納手段とを有し、
    前記サービスサーバは、
    前記放送コンテンツの全部/一部にそれぞれに関連した1以上の関連情報を格納するサーバ関連情報格納手段と、
    前記識別情報を前記ユーザ端末装置から受信すると、前記1以上の関連情報のうち、前記受信した識別情報により特定される前記放送コンテンツの全部/一部に関連した関連情報を抽出する関連情報抽出手段と、
    前記抽出された関連情報を、前記受信された識別情報に対応付けて、前記ユーザ端末装置のユーザごとに格納する識別関連情報格納手段と、
    前記抽出された関連情報を前記ユーザ端末装置へ送信する関連情報送信手段と、
    前記関連情報送信手段による関連情報送信後、前記放送コンテンツの全部/一部に関連した関連情報を前記ユーザ端末装置へプッシュ配信するプッシュ配信手段と、
    を有することを特徴とする情報提供システム。
  2. 受信した放送コンテンツの全部/一部を特定するための識別情報を格納し、該格納した識別情報を指定することにより、前記識別情報により特定された放送コンテンツの全部/一部の表示/再生を実行するユーザ端末装置と、ネットワークを介して前記ユーザ端末装置に接続されるサービスサーバと、放送コンテンツを受信する放送受信装置とを有する情報提供システムであって、
    前記放送受信装置は、
    前記放送コンテンツを受信する放送コンテンツ受信手段と、
    前記受信された放送コンテンツの受信状態を示す情報を前記ユーザ端末装置に送信する受信状態送信手段とを有し、
    前記ユーザ端末装置は、
    前記受信状態情報を前記放送受信装置から受信すると、該受信状態情報により示される前記放送コンテンツの全部/一部を特定するための識別情報を生成する識別情報生成手段と、
    前記生成された識別情報を格納する識別情報格納手段と、
    前記識別情報の全部/一部を前記サービスサーバへ送信する識別情報送信手段と、
    前記識別情報により特定される前記放送コンテンツの全部/一部に関連した関連情報を受信する関連情報受信手段と、
    前記識別情報に対して、前記受信された1以上の関連情報を関連付けて格納する端末関連情報格納手段とを有し、
    前記サービスサーバは、
    前記放送コンテンツの全部/一部にそれぞれに関連した1以上の関連情報を格納するサーバ関連情報格納手段と、
    前記識別情報を前記ユーザ端末装置から受信すると、前記1以上の関連情報のうち、前記受信した識別情報により特定される前記放送コンテンツの全部/一部に関連した関連情報を抽出する関連情報抽出手段と、
    前記抽出された関連情報を、前記受信された識別情報に対応付けて、前記ユーザ端末装置のユーザごとに格納する識別関連情報格納手段と、
    前記抽出された関連情報を前記ユーザ端末装置へ送信する関連情報送信手段と、
    前記関連情報送信手段による関連情報送信後、前記放送コンテンツの全部/一部に関連した関連情報を前記ユーザ端末装置へプッシュ配信するプッシュ配信手段と、
    を有することを特徴とする情報提供システム。
  3. 前記サーバ関連情報格納手段は、
    前記放送コンテンツの全部/一部に関連した1以上の関連情報を、カテゴリに分類して格納し、
    前記ユーザ端末装置は、
    前記関連情報が属する複数階層のカテゴリ構造に対してより下位の階層のカテゴリへの指定を繰り返すことにより前記関連情報の取得要求を前記サービスサーバに送信する関連情報取得要求手段を有し、
    前記関連情報送信手段は、
    前記カテゴリへの指定により取得要求された関連情報を前記ユーザ端末装置へ送信することを特徴とする請求項1または2記載の情報提供システム。
  4. 前記サービスサーバは、
    前記ユーザ端末装置へ送信された関連情報が分類されている1以上のカテゴリを、前記ユーザ端末装置から受信された識別情報と対応付けて格納するカテゴリ識別情報格納手段と、
    前記1以上の関連情報のうち、前記識別情報に対応付けられたカテゴリに属する他の関連情報を抽出するカテゴリ関連情報抽出手段と、
    前記カテゴリ関連情報抽出手段により抽出された他の関連情報を前記ユーザ端末装置へプッシュ配信するカテゴリ関連情報送信手段と、
    を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の情報提供システム。
  5. 店舗に設置される店舗端末装置をさらに有し、
    前記ユーザ端末装置は、
    前記識別情報を前記店舗端末装置に送信する店舗識別情報送信手段と、
    ユーザが特典を取得するための前記関連情報であるインセンティブ情報を用いて前記店舗で商品を購入またはサービスを利用した際の購買記録を示す購買情報を、前記店舗端末装置から受信する購買情報受信手段と、
    前記受信された購買情報を、前記店舗識別情報送信手段により送信した識別情報に対応付けて格納する購買情報格納手段とを有し、
    前記店舗端末装置は、
    前記店舗識別情報送信手段により送信された識別情報を受信すると、該受信した識別情報を前記サービスサーバへ送信する識別情報判定要求手段と、
    前記インセンティブ情報に基づいて、前記購買情報を生成する購買情報生成手段と、
    前記生成された購買情報を前記ユーザ端末装置へ送信する購買情報送信手段とを有し、
    前記サービスサーバは、
    前記店舗端末装置から受信した識別情報が、前記識別関連情報格納手段により前記インセンティブ情報に対応付けられて格納されているか否かを判定する識別情報判定手段と、
    前記識別情報判定手段による判定結果を前記店舗端末装置に送信する判定結果送信手段と、
    を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の情報提供システム。
  6. 前記店舗端末装置は、
    前記インセンティブ情報に基づいて、ユーザへの特典となる特典情報を生成し、該生成した特典情報を前記ユーザ端末装置へ送信する特典情報送信手段を有し、
    前記ユーザ端末装置は、
    前記店舗端末装置から前記特典情報を受信し、該受信した特典情報を、前記店舗識別情報送信手段により送信した識別情報に対応付けて格納する特典情報格納手段を有することを特徴とする請求項5記載の情報提供システム。
  7. 前記関連情報を提供する企業が管理する企業サーバをさらに有し、
    前記企業サーバは、
    開示を要求するユーザの個人情報の項目である開示要求レベル情報がそれぞれ設定された前記関連情報を前記サービスサーバへ送信する関連情報提供手段を有し、
    前記ユーザ端末装置は、
    ユーザが開示を許可するユーザの個人情報の項目である開示許可レベル情報を、全部/一部の前記識別情報に対応付けて、前記サービスサーバに送信する開示項目送信手段を有し、
    前記関連情報格納手段は、
    前記開示要求レベル情報がそれぞれ設定された関連情報を1以上格納し、
    前記関連情報送信手段は、
    前記開示要求レベル情報により開示要求されている全項目が開示許可されている前記開示許可レベル情報に対応付けられた識別情報を前記サービスサーバに送信した前記ユーザ端末装置に対して、前記開示要求レベル情報が対応付けられた関連情報を送信することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の情報提供システム。
  8. 前記サービスサーバは、
    前記開示要求レベル情報が対応付けられた関連情報が前記ユーザ端末装置に対して送信されると、該送信されたユーザ端末装置のユーザの個人情報のうち、前記開示要求レベル情報により開示要求されていた項目を示す情報を前記企業サーバに送信する個人情報送信手段を有することを特徴とする請求項7記載の情報提供システム。
  9. 受信した放送コンテンツの全部/一部を特定するための識別情報を格納し、該格納した識別情報を指定することにより、前記識別情報により特定された放送コンテンツの全部/一部の表示/再生を実行するユーザ端末装置と、ネットワークを介して接続されるサービスサーバであって、
    前記放送コンテンツの全部/一部にそれぞれに関連した1以上の関連情報を格納するサーバ関連情報格納手段と、
    前記識別情報を前記ユーザ端末装置から受信すると、前記1以上の関連情報のうち、前記受信した識別情報により特定される前記放送コンテンツの全部/一部に関連した関連情報を抽出する関連情報抽出手段と、
    前記抽出された関連情報を、前記受信された識別情報に対応付けて、前記ユーザ端末装置のユーザごとに格納する識別関連情報格納手段と、
    前記抽出された関連情報を前記ユーザ端末装置へ送信する関連情報送信手段と、
    前記関連情報送信手段による関連情報送信後、前記放送コンテンツの全部/一部に関連した関連情報を前記ユーザ端末装置へプッシュ配信するプッシュ配信手段と、
    を有することを特徴とするサービスサーバ。
  10. 前記サーバ関連情報格納手段は、
    前記放送コンテンツの全部/一部に関連した1以上の関連情報を、カテゴリに分類して格納し、
    前記ユーザ端末装置へ送信された関連情報が分類されている1以上のカテゴリを、前記ユーザ端末装置から受信された識別情報と対応付けて格納するカテゴリ識別情報格納手段と、
    前記1以上の関連情報のうち、前記識別情報に対応付けられたカテゴリに属する他の関連情報を抽出するカテゴリ関連情報抽出手段と、
    前記カテゴリ関連情報抽出手段により抽出された他の関連情報を前記ユーザ端末装置へプッシュ配信するカテゴリ関連情報送信手段と、
    を有することを特徴とする請求項9記載のサービスサーバ。
  11. 前記ネットワークを介して、店舗に設置される店舗端末装置と接続され、
    前記店舗端末装置から前記識別情報を受信すると、該受信した識別情報が、ユーザが特典を取得するための前記関連情報であるインセンティブ情報に対応付けられて、前記識別関連情報格納手段に格納されているか否かを判定する識別情報判定手段と、
    前記識別情報判定手段による判定結果を前記店舗端末装置に送信する判定結果送信手段と、
    を有することを特徴とする請求項9または10記載のサービスサーバ。
  12. 前記ネットワークを介して、前記関連情報を提供する企業が管理する企業サーバと接続され、
    前記関連情報格納手段は、
    前記企業により開示が要求されているユーザの個人情報の項目である開示要求レベル情報がそれぞれ設定された関連情報を1以上格納し、
    前記関連情報送信手段は、
    ユーザにより開示が許可されているユーザの個人情報の項目が示された開示許可レベル情報が対応付けられている前記識別情報を受信すると、前記開示要求レベル情報により開示要求されている全項目が開示許可されている前記開示許可レベル情報に対応付けられた識別情報を自サーバに送信した前記ユーザ端末装置に対して、前記開示要求レベル情報が対応付けられた関連情報を送信することを特徴とする請求項9から11のいずれか1項に記載のサービスサーバ。
  13. 前記開示要求レベル情報が対応付けられた関連情報が前記ユーザ端末装置に対して送信されると、該送信されたユーザ端末装置のユーザの個人情報のうち、前記開示要求レベル情報により開示要求されていた項目を示す情報を前記企業サーバに送信する個人情報送信手段を有することを特徴とする請求項12記載のサービスサーバ。
  14. 受信した放送コンテンツの全部/一部を特定するための識別情報を格納し、該格納した識別情報を指定することにより、前記識別情報により特定された放送コンテンツの全部/一部の表示/再生を実行し、ネットワークを介してサービスサーバと接続されているユーザ端末装置であって、
    前記放送コンテンツを受信する放送コンテンツ受信手段と、
    前記受信された放送コンテンツの全部/一部を特定するための識別情報を生成する識別情報生成手段と、
    前記生成された識別情報を格納する識別情報格納手段と、
    前記識別情報の全部/一部を前記サービスサーバへ送信する識別情報送信手段と、
    前記識別情報により特定される前記放送コンテンツの全部/一部に関連した関連情報を前記サービスサーバから受信する関連情報受信手段と、
    前記識別情報に対して、前記受信された1以上の関連情報を関連付けて格納する端末関連情報格納手段とを有することを特徴とするユーザ端末装置。
  15. 受信した放送コンテンツの全部/一部を特定するための識別情報を格納し、該格納した識別情報を指定することにより、前記識別情報により特定された放送コンテンツの全部/一部の表示/再生を実行し、ネットワークを介して、サービスサーバと接続され、放送コンテンツを受信する放送受信装置と通信が可能なユーザ端末装置であって、
    前記放送受信装置による前記放送コンテンツの受信状態を示す情報を、前記放送受信装置から受信すると、該受信状態情報により示される前記放送コンテンツの全部/一部を特定するための識別情報を生成する識別情報生成手段と、
    前記生成された識別情報を格納する識別情報格納手段と、
    前記識別情報の全部/一部を前記サービスサーバへ送信する識別情報送信手段と、
    前記識別情報により特定される前記放送コンテンツの全部/一部に関連した関連情報を受信する関連情報受信手段と、
    前記識別情報に対して、前記受信された1以上の関連情報を関連付けて格納する端末関連情報格納手段とを有することを特徴とするユーザ端末装置。
  16. ネットワークを介して、受信した放送コンテンツの全部/一部を特定するための識別情報を格納し、該格納した識別情報を指定することにより、前記識別情報により特定された放送コンテンツの全部/一部の表示/再生を実行するユーザ端末装置と、前記識別情報に関連した関連情報を前記ユーザ端末装置へ送信するサービスサーバとに接続されている店舗端末装置であって、
    前記放送コンテンツの内容に関連した情報であって、ユーザが特典を取得するための情報であるインセンティブ情報を認識すると、該インセンティブ情報に基づいて、前記店舗でユーザが商品を購入またはサービスを利用した際の購買記録を示す購買情報を生成する購買情報生成手段と、
    前記生成された購買情報を前記ユーザ端末装置へ送信する購買情報送信手段と、
    を有することを特徴とする店舗端末装置。
  17. 受信した放送コンテンツの全部/一部を特定するための識別情報を格納し、該格納した識別情報を指定することにより、前記識別情報により特定された放送コンテンツの全部/一部の表示/再生を実行するユーザ端末装置と、ネットワークを介して前記ユーザ端末装置に接続されるサービスサーバとを用いた情報提供方法であって、
    前記ユーザ端末装置が、前記放送コンテンツを受信する放送コンテンツ受信工程と、
    前記ユーザ端末装置が、前記受信した放送コンテンツの全部/一部を特定するための識別情報を生成する識別情報生成工程と、
    前記ユーザ端末装置が、前記生成した識別情報を格納する識別情報格納工程と、
    前記ユーザ端末装置が、前記識別情報の全部/一部を前記サービスサーバへ送信する識別情報送信工程と、
    前記サービスサーバが、前記識別情報を前記ユーザ端末装置から受信すると、自サーバに格納する前記放送コンテンツの全部/一部にそれぞれに関連した1以上の関連情報のうち、前記受信した識別情報により特定される前記放送コンテンツの全部/一部に関連した関連情報を抽出する関連情報抽出工程と、
    前記サービスサーバが、前記抽出した関連情報を、前記受信した識別情報に対応付けて、前記ユーザ端末装置のユーザごとに格納する識別関連情報格納工程と、
    前記ユーザ端末装置が、前記関連情報を受信すると、前記識別情報に対して、前記受信した関連情報を1以上関連付けて格納する端末関連情報格納工程と、
    前記サービスサーバが、前記関連情報送信工程による関連情報送信後、前記放送コンテンツの全部/一部に関連した関連情報を前記ユーザ端末装置へプッシュ配信するプッシュ配信工程と、
    を有することを特徴とする情報提供方法。
  18. 受信した放送コンテンツの全部/一部を特定するための識別情報を格納し、該格納した識別情報を指定することにより、前記識別情報により特定された放送コンテンツの全部/一部の表示/再生を実行するユーザ端末装置と、ネットワークを介して前記ユーザ端末装置に接続されるサービスサーバと、放送コンテンツを受信する放送受信装置とを用いた情報提供方法であって、
    前記放送受信装置が、前記放送コンテンツを受信する放送コンテンツ受信工程と、
    前記放送受信装置が、前記受信した放送コンテンツの受信状態を示す情報を前記ユーザ端末装置に送信する受信状態送信工程と、
    前記ユーザ端末装置が、前記受信状態情報を前記放送受信装置から受信すると、該受信状態情報により示される前記放送コンテンツの全部/一部を特定するための識別情報を生成する識別情報生成工程と、
    前記ユーザ端末装置が、前記生成した識別情報を格納する識別情報格納工程と、
    前記ユーザ端末装置が、前記識別情報の全部/一部を前記サービスサーバへ送信する識別情報送信工程と、
    前記サービスサーバが、前記識別情報を前記ユーザ端末装置から受信すると、自サーバに格納する前記放送コンテンツの全部/一部にそれぞれに関連した1以上の関連情報のうち、前記受信した識別情報により特定される前記放送コンテンツの全部/一部に関連した関連情報を抽出する関連情報抽出工程と、
    前記サービスサーバが、前記抽出した関連情報を、前記受信した識別情報に対応付けて、前記ユーザ端末装置のユーザごとに格納する識別関連情報格納工程と、
    前記ユーザ端末装置が、前記関連情報を受信すると、前記識別情報に対して、前記受信した関連情報を1以上関連付けて格納する端末関連情報格納工程と、
    前記サービスサーバが、前記関連情報送信工程による関連情報送信後、前記放送コンテンツの全部/一部に関連した関連情報を前記ユーザ端末装置へプッシュ配信するプッシュ配信工程と、
    を有することを特徴とする情報提供方法。
  19. 前記サービスサーバは、前記放送コンテンツの全部/一部に関連した1以上の関連情報を、カテゴリに分類して自サーバ内に格納し、
    前記サービスサーバが、前記ユーザ端末装置へ送信した関連情報が分類されている1以上のカテゴリを、前記ユーザ端末装置から受信された識別情報と対応付けて格納するカテゴリ識別情報格納工程と、
    前記サービスサーバが、前記1以上の関連情報のうち、前記識別情報に対応付けられたカテゴリに属する他の関連情報を抽出するカテゴリ関連情報抽出工程と、
    前記サービスサーバが、前記カテゴリ関連情報抽出工程により抽出した他の関連情報を前記ユーザ端末装置へプッシュ配信するカテゴリ関連情報送信工程と、
    を有することを特徴とする請求項17または18記載の情報提供方法。
  20. 前記ユーザ端末装置が、店舗に設置される店舗端末装置に対して前記識別情報を送信する店舗識別情報送信工程と、
    前記店舗端末装置が、前記ユーザ端末装置から識別情報を受信すると、該受信した識別情報を前記サービスサーバへ送信する識別情報判定要求工程と、
    前記サービスサーバが、前記店舗端末装置から受信した識別情報に、ユーザが特典を取得するための前記関連情報であるインセンティブ情報が対応付けられて格納されているか否かを判定する識別情報判定工程と、
    前記サービスサーバが、前記識別情報判定工程による判定結果を前記店舗端末装置に送信する判定結果送信工程と、
    前記店舗端末装置が、前記識別情報に前記インセンティブ情報が対応付けられている旨の前記判定結果を受信すると、前記インセンティブ情報に基づいて、ユーザが店舗で商品を購入またはサービスを利用した際の購買記録を示す購買情報を生成する購買情報生成工程と、
    前記店舗端末装置が、前記生成した購買情報を前記ユーザ端末装置へ送信する購買情報送信工程と、
    前記ユーザ端末装置が、前記購買情報を受信すると、該受信した購買情報を、前記店舗識別情報送信工程により送信した識別情報に対応付けて格納する購買情報格納工程とを有することを特徴とする請求項17から19のいずれか1項に記載の情報提供方法。
  21. 前記店舗端末装置が、前記識別情報に前記インセンティブ情報が対応付けられている旨の前記判定結果を受信すると、前記インセンティブ情報に基づいて、ユーザへの特典となる特典情報を生成し、該生成した特典情報を前記ユーザ端末装置へ送信する特典情報送信工程と、
    前記ユーザ端末装置が、前記店舗端末装置から前記特典情報を受信し、該受信した特典情報を、前記店舗識別情報送信工程により送信した識別情報に対応付けて格納する特典情報格納工程と、
    を有することを特徴とする請求項21記載の情報提供方法。
  22. 前記関連情報を提供する企業が管理する企業サーバが、前記企業が開示を要求するユーザの個人情報の項目である開示要求レベル情報がそれぞれ設定された前記関連情報を前記サービスサーバへ送信する関連情報提供工程と、
    前記サービスサーバが、前記開示要求レベル情報がそれぞれ設定された関連情報を、前記企業サーバから受信すると、該受信した関連情報を格納する要求関連情報格納工程と、
    前記ユーザ端末装置が、前記識別情報ごとに、開示を許可するユーザの個人情報の項目である開示許可レベル情報を、全部/一部の前記識別情報に対応付けて、前記サービスサーバに送信する開示項目送信工程と、
    前記サービスサーバが、前記開示許可レベル情報が対応付けられた識別情報を受信すると、
    前記開示要求レベル情報により開示要求されている全項目が開示許可されている前記開示許可レベル情報に対応付けられた識別情報を送信した前記ユーザ端末装置に対して、前記開示要求レベル情報が対応付けられた関連情報を送信する開示レベル関連情報送信工程と、
    を有することを特徴とする請求項17から20のいずれか1項に記載の情報提供方法。
  23. 前記サービスサーバが、前記開示要求レベル情報が対応付けられた関連情報を前記ユーザ端末装置に対して送信すると、該送信先のユーザ端末装置のユーザの個人情報のうち、前記開示要求レベル情報により開示要求されていた項目を示す情報を前記企業サーバに送信する個人情報送信工程を有することを特徴とする請求項22記載の情報提供方法。
  24. 受信した放送コンテンツの全部/一部を特定するための識別情報を格納し、該格納した識別情報を指定することにより、前記識別情報により特定された放送コンテンツの全部/一部の表示/再生を実行するユーザ端末装置と、ネットワークを介して接続されるサービスサーバのコンピュータに処理を実行させるためのプログラムであって、
    前記放送コンテンツの全部/一部にそれぞれに関連した1以上の関連情報を前記サービスサーバの格納部位に格納させるサーバ関連情報格納処理と、
    前記識別情報が入力されると、前記1以上の関連情報のうち、前記受信した識別情報により特定される前記放送コンテンツの全部/一部に関連した関連情報を抽出する関連情報抽出処理と、
    前記抽出された関連情報を、前記受信された識別情報に対応付けて、前記ユーザ端末装置のユーザごとに前記サービスサーバの格納部位に格納させる識別関連情報格納処理と、
    前記抽出された関連情報を前記ユーザ端末装置へ送信する関連情報送信処理と、
    前記関連情報送信処理による関連情報送信後、前記放送コンテンツの全部/一部に関連した関連情報を前記ユーザ端末装置へプッシュ配信するプッシュ配信処理と、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  25. 前記サーバ関連情報格納処理は、
    前記放送コンテンツの全部/一部に関連した1以上の関連情報を、カテゴリに分類して前記サービスサーバの格納部位に格納させ、
    前記ユーザ端末装置へ送信された関連情報が分類されている1以上のカテゴリを、前記ユーザ端末装置から受信された識別情報と対応付けて格納するカテゴリ識別情報格納処理と、
    前記1以上の関連情報のうち、前記識別情報に対応付けられたカテゴリに属する他の関連情報を抽出するカテゴリ関連情報抽出処理と、
    前記カテゴリ関連情報抽出処理により抽出された他の関連情報を前記ユーザ端末装置へプッシュ配信するカテゴリ関連情報送信処理と、
    をコンピュータに実行させるための請求項24記載のプログラム。
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