JP2010206693A - コンテンツ管理方法、コンテンツ管理システム、および録画再生装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ブックマーク用端末50と通信してブックマーク要求を受信し、再生出力中映像コンテンツについてブックマークIDを対応づけて記憶手段201に格納する処理とブックマークIDを管理サーバ100に送信する処理とを実行する録画再生装置200と、録画再生装置200からブックマークIDを受信して記憶手段101に格納する処理と、記憶手段101からブックマークIDのリストを読み出して操作端末300に送信する処理とを実行する管理サーバ100と、管理サーバ100と通信してブックマークIDのリストを受信しユーザから再生対象ブックマークの選択指示を受け付ける処理と、前記選択指示を録画再生装置に通知する処理とを実行する操作端末300とからコンテンツ管理システム10を構成する。
【選択図】図1
Description
以下に本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は、本実施形態のコンテンツ管理システム10のネットワーク構成図である。図1に示すコンテンツ管理システム10は、映像コンテンツ中でユーザが着目したシーンについて記録し、後のタイミングでの該当シーンの確実な検索や再生、および不要となったシーンの効率的管理を可能にするシステムである。このコンテンツ管理システム10は、ネットワーク140を介して、管理サーバ100、録画再生装置200、操作端末(PC/携帯端末)300、メタ情報提供サーバ400が接続されている。また、ブックマーク用端末50は、録画再生装置200および操作端末300と通信可能である。
次に、本実施形態における前記コンテンツ管理システム10を構成する各装置について各々説明する。図2は本実施形態の管理サーバ100の構成例を示す図である。管理サーバ100は、本実施形態のコンテンツ管理方法を他の装置と共に実現する機能を備えるために、記憶装置としてのハードディスクドライブ13に格納されたプログラムをRAM12に読み出し、演算装置であるCPU11により実行する。
録画再生装置200について説明する。図3は録画再生装置200の構成例を示す図である。この録画再生装置200は、映像コンテンツの録画再生機能を備える装置であり、具体的にはテレビ番組の録画・再生を行うハードディスクレコーダを想定できる。図3に示す録画再生装置200の例では、ディスプレイ装置とハードディスクレコーダとが一体となった、ハードディスクレコーダ付きテレビとなっている。
続いて、操作端末300について説明する。図4は操作端末300の構成例を示す図である。操作端末300は、録画再生装置200のユーザが利用するパーソナルコンピュータや携帯端末(携帯電話機やPDAなど)を想定する。この操作端末300は、管理サーバ100とネットワーク通信可能な通信307を備えており、ユーザからの指示を受けて、管理サーバ100に対してブックマークリストの閲覧要求や自身の認証要求を送ることができる。また、コンピュータ装置であるから、演算装置304やメモリ303、不揮発性の記憶装置301等の通常のコンピュータが備えるものは同様に具備している。また、以下の選択受付部310および選択指示通知部311を実現するプログラムが記憶装置301に格納されており、演算装置304がメモリ303にそれらのプログラム302を読み出して実行することで、選択受付部310および選択指示通知部311が実現される。
次にブックマーク用端末50について説明する。図5は、ブックマーク用端末50の構成例を示す図である。図5(a)に示すブックマーク用端末50は、例えば、録画再生装置200のリモートコントローラであり、チャンネル選択ボタン51、録画・再生ボタン52、ブックマークボタン53、赤外線通信インターフェイス54を備えている。
次に、本実施形態の管理サーバ100において用いるテーブルの構造について説明する。図6はユーザテーブル110、図7は機器情報テーブル111、図8はブックマークテーブル112、図9はメタ情報テーブル113の各データ構造例を示す図である。
以下、本実施形態におけるコンテンツ管理方法の実際手順について、図に基づき説明する。図11は本実施形態におけるコンテンツ管理方法の処理フロー例1を示す図である。なお、以下で説明するコンテンツ管理方法に対応する各種動作は、コンテンツ管理システム10を構成する各装置が、それぞれRAMに読み出して実行するプログラムによって実現される。そしてこのプログラムは、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。
図12は、本実施形態におけるコンテンツ管理方法の処理フロー例2を示す図である。次に、ブックマークの管理やブックマーク登録に応じて録画した所定時間分の録画データの視聴等の処理について説明する。ここでまず、操作端末300は、ユーザからの指示を入力インターフェイス305で受けて、管理サーバ100に対してブックマークリストの閲覧要求と自身の認証要求を送る(S200)。
図13は、本実施形態におけるコンテンツ管理方法の処理フロー例3を示す図である。録画再生装置200で録画データの削除要求をユーザから受けた際の処理について説明する。なお、この場合、管理サーバ100のブックマーク管理部103は、記憶装置13のブックマークテーブル112に格納済みのブックマークIDについて、操作端末300から削除可否を示す情報を予め受信し、この情報に応じて、記憶装置13のブックマークテーブル112における該当ブックマークIDに対し削除可否フラグを設定している。図6に示すブックマークテーブル112の例では、削除可否フラグを「保存・削除フラグ」としている。この保存・削除フラグは、例えば、処理方針未定であれば「0」、処理方針が‘保存’であれば「1」、処理方針が‘削除予定’であれば「2」、処理が削除済みであれば「3」としている。
図14は、本実施形態におけるコンテンツ管理方法の処理フロー例4を示す図である。録画再生装置200が全録機能を備えている時の処理について説明する。全録機能は、受信できる全チャンネルの全時間帯の番組を録画する機能である。録画再生装置200が、こうした全録機能を備えて、つまり、録画可能な全ての配信業者の全時間帯の映像コンテンツについて録画を実行し、その録画データをハードディスクドライブ201に格納している。
図15は、本実施形態におけるコンテンツ管理方法の処理フロー例5を示す図である。他ユーザのブックマーク情報をインポートする処理について説明する。この場合、管理サーバ100が、記憶装置13のブックマークテーブル112において、ユーザ毎にブックマークID、当該ブックマークIDに対応する映像コンテンツの情報(=メタ情報)を格納している。
図16は、本実施形態におけるコンテンツ管理方法の処理フロー例6を示す図である。録画データに代えて、該当シーンの保存データのURLを管理する処理について説明する。この場合、管理サーバ100のブックマーク受信部102が、録画再生装置200から、ブックマークIDに対応する該当映像コンテンツの属性情報(放送チャンネル、番組名など)を受信して、ブックマークIDに対応づけてブックマークテーブル112に格納している。
Claims (10)
- 録画再生装置、管理サーバ、ブックマーク用端末および操作端末がネットワークを介して互いに通信可能なコンテンツ管理システムにおけるコンテンツ管理方法であって、
前記録画再生装置が、
ユーザの前記ブックマーク用端末からブックマーク要求を受信し、表示手段に再生出力中の映像コンテンツの録画データに一意のブックマークIDを対応づけて第1の記憶手段に格納する処理と、前記ブックマークIDを前記管理サーバに送信する処理とを実行し、
前記管理サーバが、
前記録画再生装置から前記ブックマークIDを受信して第2の記憶手段に格納する処理と、前記第2の記憶手段からブックマークIDのリストを読み出して前記ユーザの前記操作端末に送信する処理とを実行し、
前記操作端末が、
前記管理サーバからブックマークIDの前記リストを受信し、前記受信したリストを出力インターフェイスに表示して前記ユーザから再生対象ブックマークの選択指示を受け付ける処理と、前記再生対象ブックマークの選択指示を前記録画再生装置に通知する処理とを実行し、
前記録画再生装置が、
前記再生対象ブックマークの通知を前記操作端末から受信し、前記再生対象ブックマークとして通知されたブックマークIDをキーに前記第1の記憶手段から該当録画データを検索し、前記検索された録画データを前記操作端末に配信する処理を実行する、
ことを特徴とするコンテンツ管理方法。 - 前記管理サーバが、
削除対象ブックマークの情報を前記操作端末および前記録画再生装置のいずれか一方から受信し、前記削除対象ブックマークに対応する録画データも削除するかを問い合わせる削除確認通知を、前記削除対象ブックマークの情報を送信した前記操作端末および前記録画再生装置のいずれか一方に送信する処理と、
前記削除確認通知に応じて前記操作端末および前記録画再生装置のいずれか一方から返信されてきた削除可否回答を受信し、この回答が削除可であれば前記削除対象のブックマークIDを前記第2の記憶手段から削除すると共にこのブックマークIDに対応する録画データの削除指示を前記録画再生装置に通知し、前記受信した回答が削除不可であれば前記第2の記憶手段から前記削除対象ブックマークIDの削除処理のみを実行することを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ管理方法。 - 前記管理サーバが、
前記第2の記憶手段に格納済みのブックマークIDについて、前記操作端末から削除可否を示す情報を受信し、この情報に応じて、前記第2の記憶手段に格納している前記格納済みのブックマークIDに対して削除可否フラグを設定する処理と、
前記削除対象ブックマークの情報を前記操作端末および前記録画再生装置のいずれか一方から受信した際、前記削除対象ブックマークに対応する削除可否フラグを前記第2の記憶手段から読み取り、この削除可否フラグが削除可である場合、前記削除対象ブックマークのブックマークIDを記憶手段から削除すると共にこのブックマークIDに対応する録画データの削除指示を前記録画再生装置に通知し、前記読み取った削除可否フラグが削除不可である場合、録画データ削除の最終確認通知を前記操作端末および録画再生装置のいずれか一方に送信する処理と、
前記最終確認通知に応じて前記操作端末および前記録画再生装置のいずれか一方から返信されてきた削除最終可否回答を受信し、この削除最終可否回答が削除可であれば前記削除対象ブックマークのブックマークIDを前記第2の記憶手段から削除すると共にこれに対応する録画データの削除指示を前記録画再生装置に通知する処理と、
を実行することを特徴とする請求項2に記載のコンテンツ管理方法。 - 前記録画再生装置が、
所定間隔で前記管理サーバに対して前記削除可否フラグの問い合わせをして、削除可のフラグが設定されているブックマークIDの情報を取得し、このブックマークIDに対応する録画データの前記第1の記憶手段からの削除処理を実行することを特徴とする請求項3のいずれかに記載のコンテンツ管理方法。 - 前記管理サーバが、
前記録画再生装置から受信した前記ブックマークIDの前記第2の記憶手段への格納後、前記格納したブックマークIDに関する処理の履歴を前記第2の記憶手段に記録する処理を実行し、
前記録画再生装置が、
前記管理サーバに対し、前記履歴の問い合わせを行って、前記第2の記憶手段への格納後、一定期間にわたって処理対象となっていないブックマークIDを取得し、このブックマークIDの削除可否フラグの情報を取得し、一定期間にわたって処理対象となっておらず、かつ削除可のフラグが設定されているブックマークIDを特定し、このブックマークIDに対応する録画データの前記第1の記憶手段からの削除処理を実行する、
ことを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載のコンテンツ管理方法。 - 前記管理サーバが、
前記録画再生装置から、前記ブックマークIDに対応する前記映像コンテンツの属性情報を受信して、前記ブックマークIDに対応づけて前記属性情報を前記第2の記憶手段に格納しており、
前記映像コンテンツの前記属性情報をキーとして、前記ネットワークに接続する他コンピュータに対してコンテンツ検索要求を送信し、前記他コンピュータから前記属性情報に合致する前記映像コンテンツの情報を得たならば、前記得た映像コンテンツの情報に含まれる前記ネットワーク上のアドレスを前記ブックマークIDに対応づけて前記第2の記憶手段に設定する処理と、
前記アドレスを設定した映像コンテンツに対応したブックマークIDをキーに、当該ブックマークIDに対応する録画データの削除指示を前記録画再生装置に通知する処理を実行する、
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のコンテンツ管理方法。 - 前記録画再生装置が、
録画可能な全ての配信業者の全時間帯の映像コンテンツについて録画を実行し、その録画データを前記第1の記憶手段に格納しており、
前記管理サーバが、
前記ブックマーク用端末および前記操作端末のいずれか一方からブックマーク要求を受信し、前記第1の記憶手段に格納済みの録画データのうち、前記ブックマーク要求に対応する映像コンテンツの録画データについて所定時間分だけ抽出する指示を前記録画再生装置に送信し、
前記録画再生装置が、
前記抽出の指示を前記管理サーバから受信し、この抽出指示に応じて前記第1の記憶手段から前記抽出の指示に対応した録画データを抽出し、前記抽出した録画データを前記第1の記憶手段に一意のブックマークIDを対応づけて格納する処理と、前記対応づけたブックマークIDを前記管理サーバに送信する処理とを実行する、
ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のコンテンツ管理方法。 - 前記管理サーバが、
前記第2の記憶手段において、ユーザ毎にブックマークID、当該ブックマークIDに対応する映像コンテンツの情報を格納しており、
前記操作端末より、他ユーザのブックマークの情報要求を受信し、前記第2の記憶手段から前記他ユーザのブックマークIDおよびこれに対応する映像コンテンツの情報を読み出して、前記操作端末に返信する処理と、
前記操作端末より、前記他ユーザのブックマークIDおよびこれに対応する映像コンテンツの情報についてのインポート要求を受信する処理と、
前記インポート要求の受信に応じて、前記録画再生装置に対し、前記第2の記憶手段に格納済みの録画データのうち、前記インポート要求に対応する映像コンテンツの録画データについて所定時間分だけ抽出する指示を送信し、
前記録画再生装置が、
前記抽出の指示を前記管理サーバから受信し、この抽出指示に応じて前記第1の記憶手段から該当録画データを抽出し、前記抽出した録画データを前記第1の記憶手段に一意のブックマークIDを対応づけて格納する処理と、前記対応付けたブックマークIDを前記管理サーバに送信する処理とを実行する、
ことを特徴とする請求項7に記載のコンテンツ管理方法。 - 映像コンテンツの録画再生装置と、前記映像コンテンツのブックマークを管理する管理サーバと、ユーザが利用する操作端末およびブックマーク用端末とがネットワークを介して互いに通信可能なシステムであって、
前記録画再生装置が、
前記ユーザの前記ブックマーク用端末からブックマーク要求を受信し、表示手段に出力中の映像コンテンツの所定時間分の録画を実行し、前記録画した録画データに一意のブックマークIDを対応づけて第1の記憶手段に格納する処理と、前記ブックマークIDを前記管理サーバに送信する処理とを実行し、
前記管理サーバが、
前記録画再生装置から前記ブックマークIDを受信して第2の記憶手段に格納する処理と、前記第2の記憶手段からブックマークIDのリストを読み出して前記ユーザの前記操作端末に送信する処理とを実行し、
前記操作端末が、
前記管理サーバからブックマークIDの前記リストを受信し、前記受信したリストを出力インターフェイスに表示して前記ユーザから再生対象ブックマークの選択指示を受け付ける処理と、前記再生対象ブックマークの選択指示を前記録画再生装置に通知する処理とを実行し、
前記録画再生装置が、
前記再生対象ブックマークの通知を前記操作端末から受信し、前記再生対象ブックマークとして通知されたブックマークIDをキーに前記第1の記憶手段から該当録画データを検索し、前記検索された録画データを前記操作端末に配信する処理を実行する、
ことを特徴とするコンテンツ管理システム。 - 映像コンテンツの録画再生装置であって、
ユーザのブックマーク用端末からブックマーク要求を受信し、表示手段に出力中の映像コンテンツについて所定時間分の録画を実行し、前記録画した録画データに一意のブックマークIDを対応づけて記憶手段に格納する録画手段と、
前記ブックマークIDを、ブックマークの管理を行う管理サーバに送信するブックマーク送信手段と、
再生対象ブックマークの通知を前記ユーザの操作端末から受信し、再生対象ブックマークとして通知されたブックマークIDをキーに前記記憶手段から該当録画データを検索し、前記検索された録画データを前記操作端末に配信する配信手段と、
を備える録画再生装置。
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