JP2021000853A - キャブおよび作業車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】高剛性で、かつ、キャブ内の空間を広く確保することが可能なキャブと、そのようなキャブを備える作業車両と、を提供する。【解決手段】キャブは、柱部材43と、梁部材52と、リブ部材61とを備える。柱部材43は、上下方向に延びる。梁部材52は、左右方向に延びる。梁部材52は、柱部材43の上端部に接続される。リブ部材61は、柱部材43および梁部材52が交わる角部に設けられる。リブ部材61は、柱部材43および梁部材52に接続される。リブ部材61は、柱部材43および梁部材52の少なくともいずれか一方に埋設される。【選択図】図7

Description

本開示は、キャブおよび作業車両に関する。
たとえば、特開2011−105032号公報(特許文献1)には、左右一対のピラーと、左右一対のピラー間に配置される梁部材と、ピラーおよび梁部材が繋がるコーナー部に設置されるガセットプレートとを備える油圧ショベルのキャブが開示されている。
特開2011−105032号公報
上述の特許文献1に開示されるキャブにおいては、キャブの強度を高めるために、ピラーおよび梁部材が繋がるコーナー部にガセットプレートが設置されている。しかしながら、ガセットプレートは、平面視において略三角形状を有しており、そのうちの互いに直交する2辺がピラーおよび梁部材の内側面に接合されるように設けられている。このため、ピラーおよび梁部材により囲まれるキャブ内の空間が、ガセットプレートによって大きく侵食されるという懸念がある。
そこで本開示の目的は、高剛性で、かつ、キャブ内の空間を広く確保することが可能なキャブと、そのようなキャブを備える作業車両とを提供することである。
本開示に従ったキャブは、柱部材と、梁部材と、リブ部材とを備える。柱部材は、上下方向に延びる。梁部材は、左右方向に延びる。梁部材は、柱部材の上端部に接続される。リブ部材は、柱部材および梁部材が交わる角部に設けられる。リブ部材は、柱部材および梁部材に接続される。リブ部材は、柱部材および梁部材の少なくともいずれか一方に埋設される。
なお、「リブ部材は、柱部材および梁部材の少なくともいずれか一方に埋設される」とは、リブ部材の少なくとも一部が、柱部材および梁部材の少なくともいずれか一方に設けられた凹部に配置される形態を意味している。
本開示に従った作業車両は、上記のキャブを備える。
本開示に従えば、高剛性で、かつ、キャブ内の空間を広く確保することが可能なキャブと、そのようなキャブを備える作業車両とを提供することができる。
油圧ショベルを示す斜視図である。 図1中のキャブのフレーム構造を示す斜視図である。 図1中のキャブのフレーム構造を示す別の斜視図である。 図2中の前方透明部材を案内するためのレール部材を示す斜視図である。 図2中の前方透明部材の開閉動作を示す側面図である。 上面および右側面の角部におけるキャブを示す断面図である。 図3中の2点鎖線VIIで囲まれた範囲のキャブを拡大して示す斜視図である。 図2中の2点鎖線VIIIで囲まれた範囲のキャブを拡大して示す斜視図である。 図7に示されるキャブから天井部材および桁部材が除かれた状態を示す斜視図である。 図8に示されるキャブから天井部材および桁部材が除かれた状態を示す斜視図である。 図9に示されるキャブの分解組み立て図である。 図10に示されるキャブの分解組み立て図である。 図7から図12中のリブ部材を示す斜視図である。 図10中のXIV−XIV線上の矢視方向に見たキャブを示す断面図である。 図10中のXV−XV線上の矢視方向に見たキャブを示す断面図である。
本開示の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、以下で参照する図面では、同一またはそれに相当する部材には、同じ番号が付されている。
図1は、油圧ショベルを示す斜視図である。まず、本実施の形態におけるキャブを備える油圧ショベルの全体構造について説明する。
図1に示されるように、油圧ショベル100は、車両本体11と、作業機12とを有する。車両本体11は、旋回体13と、走行装置15とを有する。
走行装置15は、一対の履帯15Crと、走行モータ15Mとを有する。油圧ショベル100は、履帯15Crの回転により走行可能である。走行モータ15Mは、走行装置15の駆動源として設けられている。なお、走行装置15が車輪(タイヤ)を有してもよい。
旋回体13は、走行装置15上に設けられている。旋回体13は、旋回中心26を中心として、走行装置15に対して旋回可能である。旋回中心26は、上下方向に延びる軸である。旋回体13は、キャブ(運転室)30を有する。キャブ30内には、オペレータの居住空間120が形成されている。オペレータの居住空間120には、運転席31が設けられている。オペレータは、居住空間120に搭乗し、運転席31に着座して油圧ショベル100を操作する。
旋回体13は、エンジンフード19と、旋回体13の後部に設けられるカウンタウェイトとを有する。エンジンフード19には、エンジン、作動油タンク、エアクリーナおよび油圧ポンプなどが収容されている。
作業機12は、車両本体11に取り付けられている。作業機12は、旋回体13に取り付けられている。作業機12は、地面の掘削などの作業を行なう。作業機12は、ブーム16と、アーム17と、バケット18とを有する。
ブーム16は、ブームピン23を介して、車両本体11(旋回体13)に回動可能に連結されている。アーム17は、アームピン24を介して、ブーム16に回動可能に連結されている。バケット18は、バケットピン25を介して、アーム17に回動可能に連結されている。
作業機12は、ブームシリンダ20Aおよびブームシリンダ20Bと、アームシリンダ21と、バケットシリンダ22とをさらに有する。
ブームシリンダ20A、ブームシリンダ20B、アームシリンダ21およびバケットシリンダ22は、作動油によって駆動される油圧シリンダである。ブームシリンダ20Aおよびブームシリンダ20Bは、ブーム16の両側に一対に設けられており、ブーム16を回動動作させる。アームシリンダ21は、アーム17を回動動作させる。バケットシリンダ22は、バケット18を回動動作させる。
なお、本明細書において、前後方向とは、運転席31に着座したオペレータの前後方向である。運転席31に着座したオペレータの正面方向が、前方であり、運転席31に着座したオペレータの背後方向が、後方である。左右方向(側方)とは、運転席31に着座したオペレータの左右方向である。運転席31に着座したオペレータが正面を向いたときの右側が、右方であり、運転席31に着座したオペレータが正面を向いたときの左側が、左方である。上下方向とは、前後方向および左右方向を含む平面に直交する方向である。地面のある側が、下方であり、空のある側が、上方である。
図2および図3は、図1中のキャブのフレーム構造を示す斜視図である。続いて、キャブ30の構造について説明する。
図1から図3に示されるように、キャブ30は、前側面30Aと、後側面30Bと、右側面30Cと、左側面30Dと、上面30Eと、底面30Fとを有する直方体形状の箱体からなる。
前側面30Aは、前方を向いて設けられている。後側面30Bは、後方を向いて設けられている。右側面30Cは、右方を向いて設けられている。右側面30Cは、左右方向において、作業機12と対向している。左側面30Dは、左方を向いて設けられている。上面30Eは、上方を向いて設けられている。底面30Fは、下方を向いて設けられている。底面30Fは、上下方向において、旋回体13のフレーム体と対向している。
図2および図3に示されるように、キャブ30は、床部材40と、左右一対の柱部材42(42L,42R)と、左右一対の柱部材43(43L,43R)と、左右一対の柱部材44(44L,44R)と、梁部材51,52,53と、左右一対の桁部材54(54L,54R)と、左右一対の桁部材55(55L,55R)とを有する。
床部材40、柱部材42、柱部材43、柱部材44、梁部材51,52,53、桁部材54および桁部材55は、溶接により互いに一体化されることによってキャブフレームを構成している。
床部材40は、底面30Fに設けられている。床部材40は、板材(たとえば、鋼板)から構成されている。
柱部材42、柱部材43、柱部材44、梁部材51,52,53、桁部材54および桁部材55は、一方向に長尺状に延びるフレーム材からなる。柱部材42、柱部材43、柱部材44、梁部材51,52,53、桁部材54および桁部材55は、オペレータの居住空間120の周りに設けられている。オペレータの居住空間120は、柱部材42、柱部材43、柱部材44、梁部材51,52,53、桁部材54および桁部材55により取り囲まれた位置に設けられている。
柱部材42、柱部材43および柱部材44は、床部材40上に立設されている。柱部材42、柱部材43および柱部材44は、床部材40に接続されている。柱部材42、柱部材43および柱部材44は、上面30Eおよび底面30Fの間において、上下方向に延びている。
柱部材42Lおよび柱部材42Rは、左右方向において互いに間隔を設けて配置されている。柱部材42Lおよび柱部材42Rは、左右方向において互いに対向する位置に設けられている。柱部材42Lは、前側面30Aおよび左側面30Dが交わる角部に設けられている。柱部材42Rは、前側面30Aおよび右側面30Cが交わる角部に設けられている。柱部材42Lは、左側面30Dの前端部に設けられている。柱部材42Rは、右側面30Cの前端部に設けられている。柱部材42Lおよび柱部材42Rは、図1に示される運転席31よりも前方に設けられている。
柱部材43Lおよび柱部材43Rは、左右方向において互いに間隔を設けて配置されている。柱部材43Lおよび柱部材43Rは、左右方向において互いに対向する位置に設けられている。柱部材43Lおよび柱部材43Rは、図1に示される運転席31の側方に設けられている。柱部材43Lは、左側面30Dに設けられている。柱部材43Rは、右側面30Cに設けられている。柱部材43Lおよび柱部材43Rは、柱部材42Lおよび柱部材42Rよりも後方に設けられている。
柱部材44Lおよび柱部材44Rは、左右方向において互いに間隔を設けて配置されている。柱部材44Lおよび柱部材44Rは、左右方向において互いに対向する位置に設けられている。柱部材44Lは、左側面30Dおよび後側面30Bが交わる角部に設けられている。柱部材44Lは、左側面30Dの後端部に設けられている。柱部材44Rは、右側面30Cおよび後側面30Bが交わる角部に設けられている。柱部材44Rは、右側面30Cの後端部に設けられている。柱部材44Lおよび柱部材44Rは、柱部材43Lおよび柱部材43Rよりも後方に設けられている。柱部材44Lおよび柱部材44Rは、図1に示される運転席31よりも後方に設けられている。
梁部材51,52,53、桁部材54および桁部材55は、上面30Eに設けられている。梁部材51、梁部材52および梁部材53は、左右方向に延びている。桁部材54および桁部材55は、前後方向に延びている。
梁部材51は、前側面30Aおよび上面30Eが交わる角部に設けられている。梁部材51の左端部は、柱部材42Lおよび後述する桁部材54Lの接続部に接続されている。梁部材51の右端部は、柱部材42Rおよび後述する桁部材54Rの接続部に接続されている。
梁部材52は、梁部材51よりも後方に設けられている。梁部材52の右端部は、柱部材43Rの上端部に接続されている。梁部材52の左端部は、柱部材43Lの上端部に接続されている。
梁部材53は、上面30Eおよび後側面30Bが交わる角部に設けられている。梁部材53は、梁部材52よりも後方に設けられている。梁部材53の右端部は、柱部材44Rの上端部に接続されている。梁部材53の左端部は、柱部材44Lの上端部に接続されている。
桁部材54Lおよび桁部材54Rは、左右方向において互いに間隔を設けて配置されている。桁部材54Lおよび桁部材54Rは、左右方向において互いに対向する位置に設けられている。
桁部材54Lは、左側面30Dおよび上面30Eが交わる角部に設けられている。桁部材54Lの前端部は、柱部材42Lの上端部に接続されている。桁部材54Lおよび柱部材42Lは、一体のフレーム材から構成されている。桁部材54Lの後端部は、柱部材43Lの上端部に接続されている。桁部材54Rは、右側面30Cおよび上面30Eが交わる角部に設けられている。桁部材54Rの前端部は、柱部材42Rの上端部に接続されている。桁部材54Rおよび柱部材42Rは、一体のフレーム材から構成されている。桁部材54Rの後端部は、柱部材43Rの上端部に接続されている。
桁部材55Lおよび桁部材55Rは、左右方向において互いに間隔を設けて配置されている。桁部材55Lおよび桁部材55Rは、左右方向において互いに対向する位置に設けられている。
桁部材55Lは、左側面30Dおよび上面30Eが交わる角部に設けられている。桁部材55Lの前端部は、柱部材43Lの上端部に接続されている。桁部材55Lの後端部は、柱部材44Lの上端部に接続されている。桁部材55Rは、右側面30Cおよび上面30Eが交わる角部に設けられている。桁部材55Rの前端部は、柱部材43Rの上端部に接続されている。桁部材55Lの後端部は、柱部材44Rの上端部に接続されている。
図1および図2に示されるように、キャブ30は、天井部材45と、扉部材32とをさらに有する。天井部材45は、上面30Eに設けられている。天井部材45は、板材(たとえば、鋼板)から構成されている。天井部材45は、梁部材51,52,53、桁部材54および桁部材55上に設けられている。
扉部材32は、左側面30Dにおいて開閉可能に設けられている。扉部材32は、オペレータが居住空間120に対して入退室する時に開閉される。
図2に示されるように、キャブ30は、前方透明部材46と、下方透明部材47と、側方透明部材48とをさらに有する。前方透明部材46、下方透明部材47および側方透明部材48は、光が透過可能な透明部材から構成されている。前方透明部材46、下方透明部材47および側方透明部材48は、たとえば、ガラスまたはアクリルから構成されている。
前方透明部材46および下方透明部材47は、前側面30Aに設けられている。前方透明部材46および下方透明部材47は、左右方向において、柱部材42Lおよび柱部材42Rの間に設けられている。前方透明部材46および下方透明部材47は、柱部材43よりも前方に設けられている。前方透明部材46および下方透明部材47は、運転席31よりも前方に設けられている。前方透明部材46は、下方透明部材47の上方に設けられている。
側方透明部材48は、右側面30Cに設けられている。側方透明部材48は、前後方向において、柱部材42R、柱部材43Rおよび柱部材44Rの間に渡って設けられている。側方透明部材48は、前後方向において、柱部材42Rおよび柱部材43Rの間にのみ渡って設けられてもよい。
図4は、図2中の前方透明部材を案内するためのレール部材を示す斜視図である。図5は、図2中の前方透明部材の開閉動作を示す側面図である。
図2、図4および図5に示されるように、下方透明部材47および側方透明部材48が、固定式である一方、前方透明部材46は、開閉動作可能な可動式である。前方透明部材46は、前側面30Aを開状態とする位置と、前側面30Aを閉状態とする位置との間で開閉動作する。
前方透明部材46には、枠体91が取り付けられている。枠体91は、前方透明部材46の周縁に沿って周回する枠形状を有する。枠体91は、矩形の額縁形状を有する。枠体91には、複数のローラ92が取り付けられている。各ローラ92は、左右方向に延びる軸を中心に回転可能である。複数のローラ92は、矩形の額縁形状を有する枠体91の四隅に設けられている。
キャブ30は、左右一対のレール部材56(56L,56R)をさらに有する。レール部材56は、開閉動作する前方透明部材46を案内可能に構成されている。
レール部材56Lは、前側面30Aおよび左側面30Dが交わる角部と、上面30Eおよび左側面30Dが交わる角部とに渡って設けられている。レール部材56Lは、前側面30Aおよび左側面30Dが交わる角部において、上下方向に延びている。レール部材56Lは、前側面30Aおよび左側面30Dが交わる角部において、柱部材42Lに取り付けられている。レール部材56Lは、上面30Eおよび左側面30Dが交わる角部において、前後方向に延びている。レール部材56Lは、上面30Eおよび左側面30Dが交わる角部において、桁部材54L、柱部材43Lおよび桁部材55Lに取り付けられている。レール部材56Lは、前後方向において、柱部材42Lから柱部材43Lまでの間に渡り、さらに柱部材43Lから柱部材44Lに向けて延びている。
レール部材56Rは、前側面30Aおよび右側面30Cが交わる角部と、上面30Eおよび右側面30Cが交わる角部とに渡って設けられている。レール部材56Rは、前側面30Aおよび右側面30Cが交わる角部において、上下方向に延びている。レール部材56Rは、前側面30Aおよび右側面30Cが交わる角部において、柱部材42Rに取り付けられている。レール部材56Rは、上面30Eおよび右側面30Cが交わる角部において、前後方向に延びている。レール部材56Rは、上面30Eおよび右側面30Cが交わる角部において、桁部材54R、柱部材43Rおよび桁部材55Rに取り付けられている。レール部材56Rは、前後方向において、柱部材42Rから柱部材43Rまでの間に渡り、さらに柱部材43Rから柱部材44Rに向けて延びている。
レール部材56は、ローラ92を受け入れ可能な凹形状を有する。レール部材56Lおよびレール部材56Rには、枠体91の左右に取り付けられたローラ92がそれぞれ嵌め合わされている。ローラ92がレール部材56に案内されることによって、前方透明部材46は、前側面30Aを開状態とする位置と、前側面30Aを閉状態とする位置との間で開閉動作する。前方透明部材46は、前側面30Aを開状態とする位置に動作した時、上面30Eに移動する。
続いて、柱部材43と、梁部材52、桁部材54および桁部材55との接続構造について説明する。以下では、柱部材43Rと、梁部材52、桁部材54Rおよび桁部材55Rとの接続構造を代表的に説明するが、柱部材43Lと、梁部材52、桁部材54Lおよび桁部材55Lとの接続構造も同様の構成である。
図6は、上面および右側面の角部におけるキャブを示す断面図である。図6に示される断面位置は、図2中のVI−VI線上の矢視方向に見る断面位置に対応している。
図6中には、前側面30Aを開状態とする位置に動作した時の前方透明部材46と、オペレータ保護空間130とが示されている。ISO規格には、油圧ショベル100の転倒時にオペレータが変形するキャブ30によって押しつぶされないようにオペレータの周りに確保すべき空間が定められており、オペレータ保護空間130は、これに対応している。
図6に示されるように、梁部材52の右端部は、柱部材43Rの上端部に接続されている。梁部材52は、柱部材43Rとともに90°の角度をなす角部を構成している。柱部材43Rの側方であって、梁部材52の下方には、オペレータの居住空間120が形成されている。
レール部材56Rは、オペレータの居住空間120に設けられている。レール部材56Rは、前後方向に延びる間に梁部材52および柱部材43Rの隅部を通るように設けられている。レール部材56Rは、梁部材52から下方に離れた位置において、柱部材43Rに取り付けられている。
キャブ30は、ダクト部材96をさらに有する。ダクト部材96は、冷気が流通するエアコン用のダクトである。ダクト部材96は、オペレータの居住空間120に設けられている。ダクト部材96は、天井部材45の下方に設けられている。ダクト部材96は、前後方向に延びている。ダクト部材96は、前後方向に直交する平面により切断された場合に、上下方向に短く、左右方向に長い扁平断面を有する。
ダクト部材96は、梁部材52および柱部材43Rの隅部を通るように設けられている。ダクト部材96は、柱部材43Rから側方に離れた位置において、梁部材52に取り付けられている。ダクト部材96は、上下方向において、梁部材52と、前側面30Aを開状態とする位置に動作した時の前方透明部材46との間に設けられている。
図7は、図3中の2点鎖線VIIで囲まれた範囲のキャブを拡大して示す斜視図である。図8は、図2中の2点鎖線VIIIで囲まれた範囲のキャブを拡大して示す斜視図である。図9および図10は、それぞれ、図7および図8に示されるキャブから天井部材および桁部材が除かれた状態を示す斜視図である。図11および図12は、それぞれ、図9および図10に示されるキャブの分解組み立て図である。
図7から図12に示されるように、キャブ30は、リブ部材61をさらに有する。リブ部材61は、柱部材43Rおよび梁部材52が交わる角部に設けられている。リブ部材61は、柱部材43Rおよび梁部材52に接続されている。
リブ部材61は、梁部材52の右端部と、柱部材43Rの上端部とが交わる角部に設けられている。リブ部材61は、板材(たとえば、鋼板)から構成されている。リブ部材61は、前後方向が厚み方向となるように設けられている。リブ部材61は、溶接によって、柱部材43Rおよび梁部材52に接続されている。
リブ部材61は、柱部材43Rおよび梁部材52の少なくとも一方に埋設されている。リブ部材61は、柱部材43Rおよび梁部材52に埋設されている。リブ部材61は、リブ部材61の少なくとも一部が、柱部材43Rおよび梁部材52に設けられた凹部としてのスリット85およびスリット86に配置されるように設けられている。リブ部材61は、リブ部材61の少なくとも一部が、前後方向に見た場合に、柱部材43Rおよび梁部材52と重なり合うように設けられている。
図13は、図7から図12中のリブ部材を示す斜視図である。図13に示されるように、リブ部材61は、縦リブ部62と、横リブ部63とを有する。
縦リブ部62は、上下方向に延びている。横リブ部63は、左右方向に延びている。横リブ部63(の右端部)は、縦リブ部62の上端部に連なっている。リブ部材61は、全体として、前後方向に見た場合に、縦リブ部62と横リブ部63とが交わる位置に角部70を有するL字形状をなしている。
図14は、図10中のXIV−XIV線上の矢視方向に見たキャブを示す断面図である。図7から図12および図14に示されるように、縦リブ部62は、柱部材43Rに埋設されている。
柱部材43Rは、中空のパイプ材から構成されている。柱部材43Rは、水平面により切断された場合に、矩形の断面形状を有する。
柱部材43Rは、内側板部74と、外側板部73とを有する。内側板部74は、左右方向が厚み方向となる板材から構成されている。外側板部73は、左右方向が厚み方向となる板材71から構成されている。内側板部74および外側板部73は、左右方向において、互いに間隔を設けて配置されている。内側板部74は、柱部材43Rにおいて、オペレータの居住空間120の内側に設けられている。外側板部73は、柱部材43Rにおいて、オペレータの居住空間120の外側に設けられている。
柱部材43Rには、スリット85が設けられている。スリット85は、縦リブ部62を受け入れ可能な開口形状をなしている。スリット85は、上下方向に延びている。スリット85は、上下方向において、柱部材43Rの上端部における先端に達している。スリット85は、前後方向を幅方向とし、上下方向を長手方向とするスリット形状を有する。スリット85は、左右方向において、柱部材43Rを貫通している。スリット85は、内側板部74および外側板部73に開口している。
縦リブ部62は、スリット85に配置されている。縦リブ部62は、角部70を除いた位置において、内側板部74からオペレータの居住空間120の内側に向けて突出しないように設けられている。縦リブ部62は、外側板部73からオペレータの居住空間120の外側に向けて突出するように設けられている。内側板部74および外側板部73は、スリット85に配置された縦リブ部62を前後方向において挟持している。縦リブ部62は、左右方向において柱部材43Rに挿通されている。
縦リブ部62は、溶接により柱部材43Rに接続されている。縦リブ部62および柱部材43Rは、たとえば、内側板部74および外側板部73におけるスリット85の開口縁に沿って溶接されている。
なお、柱部材43Rは、上記のパイプ材に限られず、中実材から構成されてもよい。柱部材43Rには、縦リブ部62を受け入れ可能な有底の溝部が設けられてもよい。
図15は、図10中のXV−XV線上の矢視方向に見たキャブを示す断面図である。図7から図12および図15に示されるように、横リブ部63は、梁部材52に埋設されている。
梁部材52は、中空のパイプ材から構成されている。梁部材52は、左右方向に直交する平面により切断された場合に、矩形の断面形状を有する。
梁部材52は、上板部76と、下板部77とを有する。上板部76および下板部77は、上下方向が厚み方向となる板材から構成されている。上板部76および下板部77は、上下方向において、互いに間隔を設けて配置されている。上板部76は、梁部材52において、オペレータの居住空間120の外側に設けられている。下板部77は、梁部材52において、オペレータの居住空間120の内側に設けられている。
梁部材52には、スリット86と、開口部87とが設けられている。スリット86および開口部87は、左右方向に延びている。スリット86および開口部87は、前後方向を幅方向とし、左右方向を長手方向とするスリット形状を有する。スリット86は、下板部77を貫通している。スリット86は、左右方向において、下板部77の右端部における先端に達している。開口部87は、上板部76を貫通している。
横リブ部63は、スリット86に配置されている。横リブ部63は、角部70を除いた位置において、梁部材52からオペレータの居住空間120の内側に向けて突出しないように設けられている。横リブ部63は、梁部材52からオペレータの居住空間120の外側に向けて突出しないように設けられている。横リブ部63は、スリット86を通じて梁部材52の内部に挿入されている。下板部77は、スリット86に配置された横リブ部63を前後方向において挟持している。横リブ部63は、梁部材52の内部において、上板部76に当接している。横リブ部63は、開口部87を通じて梁部材52の外部に露出している。
横リブ部63は、溶接により梁部材52に接続されている。横リブ部63および梁部材52は、たとえば、下板部77におけるスリット86の開口縁と、上板部76における開口部87の開口縁とに沿って溶接されている。
なお、梁部材52は、上記のパイプ材に限られず、中実材から構成されてもよい。梁部材52には、横リブ部63を受け入れ可能な有底の溝部が設けられてもよい。また、横リブ部63が梁部材52に埋設される形態が、縦リブ部62が柱部材43Rに埋設される形態に置き換えられてもよいし、縦リブ部62が柱部材43Rに埋設される形態が、横リブ部63が梁部材52に埋設される形態に置き換えられてもよい。
前後方向に見た場合に、柱部材43Rと重なり合う縦リブ部62の面積は、柱部材43Rと重なり合わない(柱部材43Rからオペレータの居住空間120の内側および/または外側に向けて突出する)縦リブ部62の面積以上である。前後方向に見た場合に、柱部材43Rと重なり合う縦リブ部62の面積は、柱部材43Rと重なり合わない縦リブ部62の面積よりも小さくてもよい。
前後方向に見た場合に、梁部材52と重なり合う横リブ部63の面積は、梁部材52と重なり合わない(梁部材52からオペレータの居住空間120の内側および/または外側に向けて突出する)横リブ部63の面積以上である。前後方向に見た場合に、梁部材52と重なり合う横リブ部63の面積は、梁部材52と重なり合わない横リブ部63の面積よりも小さくてもよい。
縦リブ部62は、柱部材43Rからオペレータの居住空間120の内側および/または外側に向けて突出しない形態で設けられてもよい。横リブ部63は、梁部材52からオペレータの居住空間120の内側および/または外側に向けて突出しない形態で設けられてもよい。
図1に示されるように、油圧ショベル100は、作業目的または作業環境によっては、不整地または傾斜地で作業を行なうことがあるため、このような作業場所において転倒する可能性がある。油圧ショベル100が転倒すると、キャブ30には、過大な外力(特に、左側面30Dへの水平方向の力)が加わる。このような場合であっても、キャブ30内のオペレータを適切に保護するために、キャブ30の変形を効果的に抑制することが求められる。
図6から図12に示されるように、これに対して、油圧ショベル100においては、柱部材43(43L,43R)および梁部材52が交わる角部にリブ部材61が設けられている。このような構成により、柱部材43および梁部材52の接続部の強度を向上させることができる。これにより、油圧ショベル100の転倒時に柱部材43および梁部材52の接続部で座屈が生じて、キャブ30が大きく変形することを抑制できる。
また、油圧ショベル100においては、オペレータの居住空間120の周りで門型形状をなす上記の柱部材43および梁部材52によって、高剛性な転倒時保護構造(ROPS)が実現されている。これにより、キャブ30の変形を効果的に抑制することができる。
また、リブ部材61は、柱部材43および梁部材52に埋設されている。このような構成によれば、リブ部材61が柱部材43および梁部材52からオペレータの居住空間120に向けて張り出すことを抑制できる。これにより、柱部材43および梁部材52が交わる角部において、オペレータの居住空間120を広く確保することができる。
仮に、リブ部材が柱部材43に埋設されない形態で設けられる場合、レール部材56とリブ部材との干渉を避けるために、レール部材56を左右方向において柱部材43から離れた位置に設ける必要がある。この場合、レール部材56によってオペレータの居住空間120が左右方向において大きく侵食されたり、左右方向における前方透明部材46の幅が小さくなって、オペレータからの視界性が悪化したりする懸念がある。また仮に、リブ部材が梁部材52に埋設されない形態で設けられる場合、ダクト部材96とリブ部材との干渉を避けるため、ダクト部材96を梁部材52から下方に離れた位置に設ける必要がある。この場合、ダクト部材96によってオペレータの居住空間120が上下方向において大きく侵食される懸念がある。
油圧ショベル100においては、リブ部材61が、縦リブ部62が柱部材43に埋設され、横リブ部63が梁部材52に埋設されるように設けられるため、上記のような懸念を解消することができる。また、オペレータの居住空間120を広く確保することによって、キャブ30内に、油圧ショベル100の転倒時にオペレータを保護するためのオペレータ保護空間130を容易に設定することができる。
また、柱部材43には、左右方向において柱部材43を貫通するスリット85が設けられており、このスリット85に縦リブ部62が配置されている。このような構成により、柱部材43および縦リブ部62の一体性が高まるため、リブ部材61を柱部材43および梁部材52間の接続強度の向上により効果的に寄与させることができる。
図6、図9および図11に示されるように、柱部材43Rは、上柱部81と、下柱部82とを有する。下柱部82は、上柱部81の下方に位置している。下柱部82の下端部は、図2中に示される床部材40に接続されている。上柱部81の上端部は、梁部材52に接続されている。
下柱部82は、左右方向において幅B2を有する。上柱部81は、左右方向において幅B2よりも小さい幅B1を有する(B1<B2)。水平面により切断された場合の上柱部81の断面積は、水平面により切断された場合の下柱部82の断面積よりも小さい。
上柱部81は、上下方向における梁部材52および下柱部82の間で、左右方向においてキャブ30の内側から外側に向けて凹む凹形状をなしている。キャブ30の内側は、オペレータの居住空間120の内側に対応し、キャブ30の外側は、オペレータの居住空間120の外側に対応している。柱部材43Rの上柱部81と、柱部材43Lの上柱部81との間の左右方向における距離は、柱部材43Rの下柱部82と、柱部材43Lの下柱部82との間の左右方向における距離よりも大きい。
スリット85は、上下方向において、上柱部81の全体に渡って設けられている。スリット85は、上下方向において、上柱部81から下柱部82の上端部に跨がって設けられている。
このような構成によれば、上柱部81が左右方向においてキャブ30の内側から外側に向けて凹む凹形状をなしているため、柱部材43(43L,43R)および梁部材52が交わる角部において、オペレータの居住空間120をさらに広く確保することができる。また、左右方向における下柱部82の幅B2は、左右方向における上柱部81の幅B1よりも大きくなる。このため、床部材40に接続される根元側において柱部材43の剛性を高めることができる。
上柱部81は、柱内側面84を有する。柱内側面84は、キャブ30の内側を向いて設けられている。柱内側面84は、平面からなる。柱内側面84は、左右方向に直交する平面からなる。レール部材56Rは、柱内側面84に沿って設けられている。レール部材56Rは、柱内側面84に取り付けられている。
このような構成によれば、レール部材56(56L,56R)が平面からなる柱内側面84に沿って設けられるため、レール部材56を安定した姿勢で設けることができる。また、柱内側面84の側方には、上柱部81がなす凹形状による空間が形成されているため、レール部材56がオペレータの居住空間120を大きく侵食することをより効果的に抑制できる。
図6に示されるように、左右方向における柱内側面84からのレール部材56Rの長さ(高さ)H1は、左右方向において上柱部81および下柱部82がなす段差の長さ(高さ)H2以下である(H1≦H2)。左右方向における柱内側面84からのレール部材56Rの長さ(高さ)H1は、左右方向において上柱部81および下柱部82がなす段差の長さ(高さ)H2と等しくてもよい(H1=H2)。
このような構成により、レール部材56(56L,56R)が、左右方向において下柱部82から突出することがないため、レール部材56がオペレータの居住空間120を大きく侵食することをさらに効果的に抑制できる。
左右方向における柱内側面84からのレール部材56Rの長さ(高さ)H1は、左右方向において上柱部81および下柱部82がなす段差の長さ(高さ)H2と同等であってもよい。この場合、長さH1と、長さH2との差の絶対値(|H1−H2|)は、H2の1/10の値以下である(|H1−H2|≦H2×1/10)。
このような構成によれば、下柱部82から左右方向に突出するレール部材56(56L,56R)の長さが、著しく大きくなることがないため、レール部材56がオペレータの居住空間120を大きく侵食することを先と同様に抑制できる。
図9、図11および図13に示されるように、縦リブ部62は、幅広部65と、幅狭部64とを有する。
幅広部65は、幅狭部64よりも下方に位置している。幅広部65は、下柱部82に埋設されている。幅広部65は、下柱部82の上端部に設けられたスリット85に配置されている。幅狭部64は、上柱部81に埋設されている。幅狭部64は、上柱部81に設けられたスリット85に配置されている。
幅広部65は、左右方向において幅B4を有する。幅狭部64は、左右方向において幅B4よりも小さい幅B3を有する(B3<B4)。左右方向における縦リブ部62の幅は、幅広部65から幅狭部64に向かうに従って小さくなる。左右方向における縦リブ部62の幅は、幅狭部64で極小値となり、幅狭部64から上方に向かうに従って大きくなる。左右方向における縦リブ部62の幅は、幅広部65で極大値となり、幅広部65から下方に向かうに従って小さくなる。
上柱部81は、上下方向における梁部材52および下柱部82の間で、左右方向においてキャブ30の内側から外側に凹む凹形状をなすため、上柱部81および下柱部82の境界部には、左右方向における段差が設けられている。これに対して、縦リブ部62は、左右方向における縦リブ部62の幅が、幅広部65から幅狭部64に向かうほど小さくなる形状を有するため、左右方向における縦リブ部62の幅を、左右方向において上柱部81および下柱部82がなす段差形状に合わせて変化させることができる。これにより、縦リブ部62が柱部材43からオペレータの居住空間120に向けて張り出すことをより効果的に抑制できる。
図13に示されるように、縦リブ部62は、縦リブ内側面68を有する。縦リブ内側面68は、キャブ30の内側を向いて設けられている。縦リブ内側面68は、左方を向いて設けられている。縦リブ内側面68は、幅狭部64において、キャブ30の外側に向けて凹む谷形状をなしている。縦リブ内側面68は、幅広部65において、キャブ30の内側に向けて突出する山形状をなしている。
横リブ部63は、横リブ内側面67を有する。横リブ内側面67は、キャブ30の内側を向いて設けられている。横リブ内側面67は、下方を向いて設けられている。
縦リブ内側面68および横リブ内側面67は、湾曲面69を介して互いに連なっている。湾曲面69は、リブ部材61の角部70に設けられている。湾曲面69は、一定の曲率を有する円弧形状をなしている。湾曲面69がなす円弧形状の中心は、オペレータの居住空間120に位置している。
このような構成によれば、縦リブ内側面68および横リブ内側面67が、湾曲面69を介して互いに連なっているため、柱部材43および梁部材52の接続部に過大な外力が加わった場合であっても、リブ部材61の角部70に応力集中が発生することを抑制できる。これにより、キャブ30の変形をより効果的に抑制することができる。
図7から図12に示されるように、桁部材54Rおよび桁部材55Rは、前後方向において、柱部材43R(上柱部81)の上端部に突き合わされている。桁部材54Rおよび桁部材55Rは、その突き合わされた位置において、溶接により柱部材43Rに接続されている。
柱部材43Rは、接続部72(72P,72Q)をさらに有する。接続部72は、左右方向が厚み方向となる板材から構成されている。接続部72は、外側板部73とともに板材71により構成されている。接続部72は、前後方向に延出している。接続部72は、外側板部73から前後方向に延出する腕形状を有する。
接続部72Pおよび接続部72Qは、前後一対に設けられている。接続部72Pは、外側板部73から前方に向けて延出している。接続部72Pは、桁部材54Rの下端部に沿って設けられている。桁部材54Rは、溶接により、接続部72Pに接続されている。接続部72Qは、外側板部73から後方に向けて延出している。接続部72Qは、桁部材55Rの下端部に沿って設けられている。桁部材55Rは、溶接により、接続部72Qに接続されている。
このような構成によれば、桁部材54Rが、柱部材43Rの上端部に加えて、接続部72Pに前後方向に沿って接続され、桁部材55Rが、柱部材43Rの上端部に加えて、接続部72Qに前後方向に沿って接続される。このため、柱部材43Rと、桁部材54Rおよび桁部材55Rとの間の接続強度を高めることができる。
なお、接続部72(72P,72Q)および外側板部73が一体の板材71により構成される場合を説明したが、これに限られず、接続部72(72P,72Q)を有する板材が、外側板部73を構成する板材にオペレータの居住空間120の外側から接合される構成であってもよい。
以上に説明した、本実施の形態におけるキャブ30および油圧ショベル100の構成および効果についてまとめて説明する。
キャブ30は、柱部材43と、梁部材52と、リブ部材61とを備える。柱部材43は、上下方向に延びる。梁部材52は、左右方向に延びる。梁部材52は、柱部材43の上端部に接続される。リブ部材61は、柱部材43および梁部材52が交わる角部に設けられる。リブ部材61は、柱部材43および梁部材52に接続される。リブ部材61は、柱部材43および梁部材52の少なくともいずれか一方としての、柱部材43および梁部材52に埋設される。
このような構成によれば、柱部材43および梁部材52が交わる角部にリブ部材61を設けることによって、柱部材43および梁部材52の接続強度を高めることができる。これにより、過大な外力が加わった場合にも変形し難い高剛性のキャブ30を実現することができる。この際、リブ部材61は、柱部材43および梁部材52に埋設されるため、リブ部材61が柱部材43および梁部材52からキャブ30内の空間であるオペレータの居住空間120に向けて張り出すことを抑制できる。これにより、柱部材43および梁部材52が交わる角部において、オペレータの居住空間120を広く確保することができる。
また、リブ部材61は、柱部材43に埋設される。柱部材43は、上柱部81と、下柱部82とを有する。上柱部81は、梁部材52に接続される。下柱部82は、上柱部81の下方に位置する。上柱部81は、左右方向において下柱部82よりも小さい幅を有する。上柱部81は、上下方向における梁部材52および下柱部82の間で、左右方向においてキャブ30の内側から外側に向けて凹む凹形状をなす。
このような構成によれば、リブ部材61が柱部材43に埋設されるとともに、上柱部81が左右方向においてキャブ30の内側から外側に向けて凹む凹形状をなしているため、柱部材43および梁部材52が交わる角部において、オペレータの居住空間120をさらに広く確保することができる。また、下柱部82が、左右方向において上柱部81よりも大きい幅を有することになるため、下柱部82において柱部材43の剛性を高めることができる。
また、上柱部81は、柱内側面84を有する。柱内側面84は、キャブ30の内側を向いて設けられる。柱内側面84は、平面からなる。キャブ30は、レール部材56をさらに備える。レール部材56は、前後方向に延び、柱内側面84に沿って設けられる。
このような構成によれば、レール部材56が平面からなる柱内側面84に沿って設けられるため、レール部材56を安定した姿勢で設けることができる。また、柱内側面84の側方には、上柱部81がなす凹形状による空間が形成されているため、レール部材56がオペレータの居住空間120を大きく侵食することを抑制できる。
また、左右方向における柱内側面84からのレール部材56の長さは、左右方向において上柱部81および下柱部82がなす段差の長さ以下である。また、左右方向における柱内側面84からのレール部材56の長さは、左右方向において上柱部81および下柱部82がなす段差の長さと同等であってもよい。
このような構成によれば、レール部材56がオペレータの居住空間120を大きく侵食することをより効果的に抑制できる。
また、リブ部材61は、縦リブ部62を有する。縦リブ部62は、柱部材43に埋設される。縦リブ部62は、幅広部65と、幅狭部64とを有する。幅広部65は、下柱部82に埋設される。幅狭部64は、上柱部81に埋設される。幅狭部64は、左右方向において幅広部65よりも小さい幅を有する。左右方向における縦リブ部62の幅は、幅広部65から幅狭部64に向かうに従って小さくなる。
このような構成によれば、左右方向における縦リブ部62の幅を、左右方向において上柱部81および下柱部82がなす段差形状に合わせて変化させることができる。これにより、縦リブ部62が柱部材43からオペレータの居住空間120に向けて張り出すことをより効果的に抑制できる。
また、リブ部材61は、縦リブ部62を有する。縦リブ部62は、柱部材43に埋設される。柱部材43には、スリット85が設けられる。スリット85は、左右方向において柱部材43を貫通する。スリット85は、上下方向に延びる。縦リブ部62は、スリット85に配置される。
このような構成によれば、柱部材43および縦リブ部62の一体性が高まるため、リブ部材61を柱部材43および梁部材52間の接続強度の向上により効果的に寄与させることができる。
また、柱部材43は、板材71を有する。板材71は、左右方向が厚み方向となるように設けられる。板材71には、スリット85が開口する。板材71は、接続部72(72P,72Q)を有する。接続部72(72P,72Q)は、前後方向に延びる。キャブ30は、桁部材54および桁部材55をさらに備える。桁部材54および桁部材55は、前後方向に延びる。桁部材54および桁部材55は、柱部材43の上端部および接続部72(72P,72Q)に接続される。
このような構成によれば、桁部材54が接続部72Pに対して前後方向に沿って接続され、桁部材55が接続部72Qに対して前後方向に沿って接続されるため、柱部材43と、桁部材54および桁部材55との間の接続強度を高めることができる。
また、リブ部材61は、梁部材52に埋設される。キャブ30は、ダクト部材96をさらに備える。ダクト部材96は、梁部材52の下方に設けられる。
このような構成によれば、リブ部材61が梁部材52に埋設されるため、ダクト部材96を梁部材52の直下に設けることができる。これにより、ダクト部材96がオペレータの居住空間120を大きく侵食することを抑制できる。
また、リブ部材は、縦リブ部62と、横リブ部63とを有する。縦リブ部62は、柱部材43に埋設される。横リブ部63は、縦リブ部62の上端部に連なる。横リブ部63は、梁部材52に埋設される。縦リブ部62は、縦リブ内側面68を有する。縦リブ内側面68は、キャブ30の内側を向いて設けられる。横リブ部63は、横リブ内側面67を有する。横リブ内側面67は、キャブ30の内側を向いて設けられる。横リブ内側面67は、湾曲面69を介して縦リブ内側面68に連なる。
このような構成によれば、横リブ内側面67が、湾曲面69を介して縦リブ内側面68に連なっているため、縦リブ部62および横リブ部63が交わるリブ部材61の角部70に応力集中が発生することを抑制できる。
また、キャブ30は、柱部材43として、第1柱部材としての柱部材43Rと、第2柱部材としての柱部材43Lとを備える。柱部材43Rおよび柱部材43Lは、左右方向に互いに間隔を設けて配置される。左右方向における梁部材52の一方端は、柱部材43Rの上端部に接続される。左右方向における梁部材52の他方端は、柱部材43Lの上端部に接続される。
このような構成によれば、リブ部材61によって、梁部材52と、柱部材43Rおよび柱部材43Lとの接続強度を高められている。このため、柱部材43R、梁部材52および柱部材43Lによって、高剛性な転倒時保護構造(ROPS)を実現することができる。
作業車両としての油圧ショベル100は、キャブ30を備える。このような構成によれば、油圧ショベル100の転倒時にキャブ30の変形を効果的に抑制することができる。また、キャブ30内に、オペレータを保護するためのオペレータ保護空間130を容易に設定することができる。
なお、本実施の形態では、リブ部材61が柱部材43および梁部材52の両方に埋設される構成について説明したが、リブ部材61が、柱部材43および梁部材52のいずれか一方にのみ埋設される構成であってもよい。
また、本開示におけるキャブは、油圧ショベルに限られず、たとえば、クレーン、ホイールローダまたモータグレーダなどの作業車両に適用可能である。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
11 車両本体、12 作業機、13 旋回体、15 走行装置、15Cr 履帯、15M 走行モータ、16 ブーム、17 アーム、18 バケット、19 エンジンフード、20A,20B ブームシリンダ、21 アームシリンダ、22 バケットシリンダ、23 ブームピン、24 アームピン、25 バケットピン、26 旋回中心、30 キャブ、30A 前側面、30B 後側面、30C 右側面、30D 左側面、30E 上面、30F 底面、31 運転席、32 扉部材、40 床部材、42,42L,42R,43,43L,43R,44,44L,44R 柱部材、45 天井部材、46 前方透明部材、47 下方透明部材、48 側方透明部材、51,52,53 梁部材、54,54L,54R,55,55L,55R 桁部材、56,56L,56R レール部材、61 リブ部材、62 縦リブ部、63 横リブ部、64 幅狭部、65 幅広部、67 横リブ内側面、68 縦リブ内側面、69 湾曲面、70 角部、71 板材、72,72P,72Q 接続部、73 外側板部、74 内側板部、76 上板部、77 下板部、81 上柱部、82 下柱部、84 柱内側面、85,86 スリット、87 開口部、91 枠体、92 ローラ、96 ダクト部材、100 油圧ショベル、120 居住空間、130 オペレータ保護空間。

Claims (12)

  1. 上下方向に延びる柱部材と、
    左右方向に延び、前記柱部材の上端部に接続される梁部材と、
    前記柱部材および前記梁部材が交わる角部に設けられ、前記柱部材および前記梁部材に接続されるリブ部材とを備え、
    前記リブ部材は、前記柱部材および前記梁部材の少なくともいずれか一方に埋設される、キャブ。
  2. 前記リブ部材は、前記柱部材に埋設され、
    前記柱部材は、前記梁部材に接続される上柱部と、前記上柱部の下方に位置する下柱部とを有し、
    前記上柱部は、左右方向において前記下柱部よりも小さい幅を有し、上下方向における前記梁部材および前記下柱部の間で、左右方向においてキャブの内側から外側に向けて凹む凹形状をなす、請求項1に記載のキャブ。
  3. 前記上柱部は、キャブの内側を向いて設けられ、平面からなる柱内側面を有し、さらに、
    前後方向に延び、前記柱内側面に沿って設けられるレール部材を備える、請求項2に記載のキャブ。
  4. 左右方向における前記柱内側面からの前記レール部材の長さは、左右方向において前記上柱部および前記下柱部がなす段差の長さ以下である、請求項3に記載のキャブ。
  5. 左右方向における前記柱内側面からの前記レール部材の長さは、左右方向において前記上柱部および前記下柱部がなす段差の長さと同等である、請求項3に記載のキャブ。
  6. 前記リブ部材は、前記柱部材に埋設される縦リブ部を有し、
    前記縦リブ部は、前記下柱部に埋設される幅広部と、前記上柱部に埋設され、左右方向において前記幅広部よりも小さい幅を有する幅狭部とを有し、
    左右方向における前記縦リブ部の幅は、前記幅広部から前記幅狭部に向かうほど小さくなる、請求項2から5のいずれか1項に記載のキャブ。
  7. 前記リブ部材は、前記柱部材に埋設される縦リブ部を有し、
    前記柱部材には、左右方向において前記柱部材を貫通し、上下方向に延びるスリットが設けられ、
    前記縦リブ部は、前記スリットに配置される、請求項1に記載のキャブ。
  8. 前記柱部材は、左右方向が厚み方向となり、前記スリットが開口する板材を有し、
    前記板材は、前後方向に延びる接続部を有し、さらに、
    前後方向に延び、前記柱部材の上端部および前記接続部に接続される桁部材を備える、請求項7に記載のキャブ。
  9. 前記リブ部材は、前記梁部材に埋設され、さらに、
    前記梁部材の下方に設けられるダクト部材を備える、請求項1から8のいずれか1項に記載のキャブ。
  10. 前記リブ部材は、前記柱部材に埋設される縦リブ部と、前記縦リブ部の上端部に連なり、前記梁部材に埋設される横リブ部とを有し、
    前記縦リブ部は、キャブの内側を向いて設けられる縦リブ内側面を有し、
    前記横リブ部は、キャブの内側を向いて設けられ、湾曲面を介して前記縦リブ内側面に連なる横リブ内側面を有する、請求項1に記載のキャブ。
  11. 前記柱部材として、左右方向に互いに間隔を設けて配置される第1柱部材および第2柱部材を備え、
    左右方向における前記梁部材の一方端は、前記第1柱部材の上端部に接続され、
    左右方向における前記梁部材の他方端は、前記第2柱部材の上端部に接続される、請求項1から10のいずれか1項に記載のキャブ。
  12. 請求項1から11のいずれか1項に記載のキャブを備える、作業車両。
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