JP2020511209A - 可食性および生物分解性器具 - Google Patents

Abstract

器具を作ることができる可食性で生物分解性の組成物が提供される。該器具を作る方法も提供される。

Description

関連する出願との相互参照
この出願は、２０１７年２月２７日に提出されたアメリカ仮出願番号６２／４６４，０００の、可食性および生物分解性器具の利益を要求し、すべての目的のためにそれらは参照されその全体がここに組み入れられる。

イントロダクション
アメリカでは、４００億個以上のプラスチック器具が毎年使用される。世界的に、１年当たりに使用されるプラスチック器具の数は５０００億以上であると推測される。大多数のこれらの器具は一度使用され、次に廃棄され、埋立場で処理される。何百万ものファーストフードレストランおよび食料雑貨店がこの拡大している問題に寄与する。プラスチック器具は、それらの生産が安いために使用される。技術的に、多くのプラスチックの器具を構築するプラスチックのタイプであるポリプロピレンおよびポリスチレンは再利用可能である。しかし、それらは処理するのに厄介で、１ユニット当たりのコスト効率が良くないので、ほとんどのリサイクルプラントはそれらを受理しない。そのために、多くのプラスチックの器具は、埋立処分により廃棄される。しかしながら、プラスチックスプーンが分解するのに何百年、そうでなければ数千年もかかると推測される。我々の土地を満たす使い捨ての器具は無視することができない大きな問題である。代替の、環境にやさしい解決策および資金効率の良い解決策が開発されなければならない。

バックグラウンド
たとえばトウモロコシで作られた堆肥化可能な器具を設計することは、プラスチックに対する我々の依存を減少させる１つの可能な方法である。
堆肥化可能な材料は、適切に分解するための特定の条件（例えば温度、酸素レベル、ＵＶ光、水、けん気細菌など）を必要とする。しかしながら、それらが分解することができない場合には、大多数の堆肥化可能な器具は埋立処分に向けられ、それにより、それらの利点が否定される。

したがって、埋立処分場の外部で分解することができる器具を作る、大きな必要がある。さらに、分解可能な器具が可食性であるか、栄養剤として使用することができる場合、我々の埋立処分場の中で廃棄する器具の数を減らすことを促進する。

堆肥化可能で可食性の器具の設計に加えて、器具は様々なタイプの食物と一緒に食べることができなければならんい。器具は耐久性があり、柔軟で、熱い液体に耐えてばらばらにならず、分解せずに、ユーザに快適でなければならない。

本発明では以下を含む、可食性で生物分解性の器具を作るために使用することができる組成物が提供される：
約５５％から約７５％の多糖、約１４％から約３０％のタンパク質、約４％から約１０％の脂質、および約５％から約１０％の水。
例示的な組成物、および組成物を作る方法が下記に述べられる。
示された組成物は以下に使用することができる：
農業において食料源として、肥料として、栄養剤（あるいは栄養素源）として、あるいは、動物の飼料として。

可食性で生物分解性の器具を作るために使用することができる５８以上の組成物がここに提供される。典型的な６つの組成物が下に提供される。

組成物５４
１２重量％から２７重量％のトウモロコシ粉；
６重量％から１７重量％の米粉；
６重量％から１３重量％の大豆粉；
１８重量％から３３重量％の高グルテン粉；および
３０重量％から４０重量％の液体。

組成物５５
１８重量％から２７重量％のトウモロコシ粉；
１８重量％から２７重量％の米粉；
９重量％から１７重量％の大豆粉；
３重量％から６重量％のタピオカ粉；
３重量％から５重量％のポテト粉；および
３０重量％から４０重量％の液体。

組成物５６
１２重量％から２７重量％のトウモロコシ粉；
６重量％から１７重量％の米粉／オート麦粉；
６重量％から１３重量％の大豆粉／ピーナッツ粉／亜麻仁粉；
１８重量％から３３重量％の高グルテン粉；および
３０重量％から４０重量％の液体。

組成物５７
１２重量％から２７重量％のトウモロコシ粉；
６重量％から１０重量％の米粉／オート麦粉；
３重量％から６重量％の大麦粉；
１８重量％から３３重量％の高グルテン粉；
６重量％から１３重量％の大豆粉／ピーナッツ粉／亜麻仁粉；および
３０重量％から４０重量％の液体。

組成物５８
１２重量％から２７重量％のトウモロコシ粉；
６重量％から１０重量％の米粉；
６重量％から１０重量％のオート麦粉；
１８重量％から３３重量％の高グルテン粉；
６重量％から１３重量％の大豆粉／ピーナッツ粉／亜麻仁粉；および
３０重量％から４０重量％の液体。

組成物５８
８重量％から１８重量％の米粉；
５重量％から１０重量％の大麦粉；
３０重量％から４０重量％の高グルテン粉；
８重量％から１８重量％の大豆粉／ピーナッツ粉／亜麻仁粉；および
３０重量％から４０重量％の液体。

ある実施態様では、液体はミルク、豆乳あるいは水である。ある実施態様では、器具は、スプーン、フォーク、スポーク、ナイフ、箸あるいはスターラーである。ある実施態様では、器具は生物分解性である。器具は埋め立て地の外部または内部で生物分解性である。あるいは、器具は１０℃から４０℃で生物分解性である。１つの実施態様では、器具は疎水性表面を有する。ある実施態様では、スプーンの圧縮力は２５０〜５００ニュートンであり、スプーンの圧縮力は２７２〜４０４ニュートンであり、スポークの圧縮力は２５０〜５００ニュートンであり、スポークの圧縮力は２５５〜３８８ニュートンであり、フォークの圧縮力は２００〜５００ニュートンであり、フォークの圧縮力は２３０〜３５１ニュートンである。

ある実施態様では、器具（例えばフォーク、スプーンあるいはスポーク）は、１〜５ｍｍの厚さ、あるいは２〜４ｍｍの厚さを持っている。ある実施態様では、器具（例えばフォーク、スプーンあるいはスポーク）は、１３ｍｍから１５ｍｍの外側屈曲幅（ｏｕｔｅｒ ｂｅｎｄ ｗｉｄｔｈ）、９ｍｍから１１ｍｍの内側屈曲幅（ｉｎｎｅｒ ｂｅｎｄ ｗｉｄｔｈ）、５．５ｍｍから１０．５ｍｍの屈曲高さ（ｂｅｎｄ ｈｅｉｇｈｔ）を持っている。

ある実施態様では、器具（例えばフォーク、スプーンあるいはスポーク）は、１４ｍｍの外側屈曲幅、１０ｍｍの内側屈曲幅および６．５ｍｍから９．５ｍｍの屈曲高さを持っている。１つの実施態様では、器具は哺乳動物（例えば人間か人類以外の哺乳動物）にとって可食性である。ある実施態様では、器具は、９．０ｃｍから９．５ｃｍのハンドル長さあるいは１０ｃｍ未満のハンドル長さを持っている。

本発明の特徴、態様および利点は、以下の記述、クレームおよび図により一層よく理解されるようになるだろう。

図１Ａから図１Ｅは、典型的な器具の寸法を示す。 図１Ａは、スプーンまたはフォークの側面図を示す。 図１Ｂは、スプーンおよびフォークの平面図を示す。 図１Ｃは、フォークまたはスプーンの側面図を示す。 図１Ｄは、フォークの平面図を示す。 図１Ｅはナイフを示す。典型的な寸法はすべてセンチメートルで示される。 図２は、ここに示された組成物で作ることができる典型的な一対の箸を示す。 図３は、ここに示された組成物で作ることができる典型的な一対のスターラーを示す。 図４は、ここに示された組成物で作ることができる典型的なフォークを示す。 図５は典型的なフォークの側面図および平面図を示す。 図６は、個々の器具を作るために使用される典型的な押し型（プレッサー）を示す。 図７は、典型的な器具の寸法を示す。器具の「屈曲」の例は、図７の上の部分の２つの「Ｕ字型」のカーブによって示される。 図８は典型的なフォークおよび圧縮力の範囲を示す。試験の位置は円によって示される。 図９は典型的なスプーンおよび圧縮力の範囲を示す。試験の位置は円によって示される。

次の詳細な説明は当業者が本出願の開示を実行するのを援助するために提供される。この詳細な性状は本出願の開示の精神の範囲から外れずに、当業者によって、ここに議論された実施態様において改良および変化をなすことができ、本出願の開示を制限するために解釈されるべきでない。

この開示および請求の範囲の中で使用される時、単数の表記は、文脈が明確に示す場合を除いては、複数の場合を含んでいる。この開示および請求の範囲の中で使用される時、用語「又は」は、単独または包括的でありうる。例えばＡ又はＢは、ＡおよびＢでありえる。

「約」：用語「約」は、一般に参照された値のプラスまたはマイナス１０％の値をいう。例えば、「約１０％」は、９％１１％の範囲をいい、「約１」は０．９から１．１の範囲をいう。

器具：器具は、例えばコンテナー、プレート、皿、ボウル、スプーン、フォーク、ナイフ、スポーク、箸、スターラーあるいはスティックであることができる。器具は台所用具あるいは食器、あるいは食品制作または消費で使用される任意の器具であることができる。器具は任意のタイプのテーブルウェアであることができる。

寸法：示されたスプーン、フォークあるいはスポークは次の寸法を持つだろう。約１６ｃｍ＋／−２ｃｍの長さ。約３ｍｍ＋／−１ｍｍの厚さ。あるいは約２．０ｍｍから４．０ｍｍの厚さ。約３＋／−２ｃｍの最も広い部分の幅。

屈曲：器具の屈曲は図７の上の部分に示される。可食性の器具（フォーク、スプーンあるいはスポーク）は、例えば、１３ｍｍから１５ｍｍの外側屈曲幅、９ｍｍから１１ｍｍの内側屈曲幅、５．５ｍｍから１０．５ｍｍの屈曲高さ；あるいは１４ｍｍの外側屈曲幅、１０ｍｍの内側屈曲幅、および６．５ｍｍから９．５ｍｍの屈曲高さを持つことができる。

カーブ：示されたスプーン、フォークあるいはスポークは図７の下の部分に示されるような「カーブ」を持つだろう。このカーブは、約１５度から約２５度、あるいは約１９度から約２０度の角度を持つだろう。あるいは、カーブは約２０度＋／−５度であることができる。断面中のカーブの最高点から最低点までの距離は約９ｍｍであり、ハンドル部分では６ｍｍ未満にはならない；高さ８ｍｍであるエリアは、約２．５−３ｃｍの長さである。フォークを置いた場合（図７の下の部分）、最も高いポイントは高さ１．６ｃｍである；図７に示されるように、ハンドルで最も高いポイントは、端から８−８．５ｃｍぐらい離れている点で有り、高さは１．２ｃｍである。

ハンドル：ハンドルの強さは、ハンドルの適切な長さおよび適切なカーブ、および断面の屈曲による。フォークハンドル長さは、図１Ｂの中で示されたように、典型的に長さ９〜１０ｃｍである。

プロング：フォークのとがった先端であるプロングは、フォークの他の部分より０．５ｍｍ〜０．８ｍｍだけより厚くなりえ、より高い量の油を含むことができる。ドーをカットする場合、余分な油が加えられる。

器具の疎水性：疎水性で、耐久性を向上するために、薄く反射性の油フィルムで、製品の表面をカバーする。グルテン内のジスルフィド結合、疎水性表面、および製品の内部の油のフィルム残留物のコンビネーションは、器具を湯および他の液体に対して強くする。したがって、ほとんどの配合は、高いグルテンを備えた小麦粉を要求する；配合中のタンパク質のパーセンテージは１４％未満ではないべきである；配合中のオイルクロップが１０−２０％は必要である。ドー中の水の量をコントロールし、脱水期間を低減するために、あまり水を吸収しすぎないトウモロコシあるいは他の粉がほとんどの場合加えられる。

典型的な成分
リストされた以下の成分が、開示された器具を作るために使用することができる。例示の粉および他の成分および栄養上の事実が以下に提供される。

２つの全粒小麦粉が以下に示される。
栄養成分表示
コンテナあたり３６包装
包装サイズ １／４カップ（３８ｇ）
包装量当たり
カロリー １４０
一日の摂取量目安
総脂肪 ０．５ｇ １％
飽和脂肪酸 ０ｇ ０％
トランス脂肪酸 ０ｇ ０％
ポリ不飽和脂肪酸 ０ｇ
モノ不飽和脂肪酸 ０ｇ
コレステロール ０ｍｇ ０％
ナトリウム ０ｍｇ ０％
総炭化水素 ２７ｇ １０％
食物繊維 ５ｇ １８％
総糖分 ０ｇ
添加糖 ０ｇ ０％
タンパク質 ６ｇ １２％

栄養成分表示
コンテナあたり１６包装
包装サイズ １／４カップ（４２ｇ）
包装量当たり
カロリー １５０
一日の摂取量目安
総脂肪 ０．５ｇ １％
飽和脂肪酸 ０ｇ ０％
トランス脂肪酸 ０ｇ
ポリ不飽和脂肪酸 ０ｇ
モノ不飽和脂肪酸 ０ｇ
コレステロール ０ｍｇ ０％
ナトリウム ０ｍｇ ０％
総炭化水素 ３１ｇ １１％
食物繊維 ２ｇ ７％
総糖分 １ｇ
添加糖 ０ｇ ０％
タンパク質 ５ｇ １０％

セモリナ粉／デュラム粉
栄養成分表示
コンテナあたり１６包装
包装サイズ １／４カップ（４２ｇ）
包装量当たり
カロリー １５０
一日の摂取量目安
総脂肪 ０．５ｇ １％
飽和脂肪酸 ０ｇ ０％
トランス脂肪酸 ０ｇ ０％
ポリ不飽和脂肪酸 ０ｇ
モノ不飽和脂肪酸 ０ｇ
コレステロール ０ｍｇ ０％
ナトリウム ０ｍｇ ０％
総炭化水素 ３１ｇ １１％
食物繊維 ２ｇ ７％
総糖分 １ｇ
添加糖 ０ｇ ０％
タンパク質 ５ｇ １０％

全粒トウモロコシ粉
栄養成分表示
コンテナあたり４６包装
包装サイズ １／４カップ（２９ｇ）
包装量当たり
カロリー １１０
一日の摂取量目安
総脂肪 １ｇ １％
飽和脂肪酸 ０ｇ ０％
トランス脂肪酸 ０ｇ ０％
ポリ不飽和脂肪酸 ０ｇ
モノ不飽和脂肪酸 ０ｇ
コレステロール ０ｍｇ ０％
ナトリウム ０ｍｇ ０％
総炭化水素 ２２ｇ ８％
食物繊維 ４ｇ １４％
総糖分 １ｇ
添加糖 ０ｇ ０％
タンパク質 ２ｇ ４％

大豆粉
栄養成分表示
コンテナあたり１６包装
包装サイズ １／４カップ（２８ｇ）
包装量当たり
カロリー １２０
一日の摂取量目安
総脂肪 ６ｇ ８％
飽和脂肪酸 １ｇ ５％
トランス脂肪酸 ０ｇ
ポリ不飽和脂肪酸 ０ｇ
モノ不飽和脂肪酸 ０ｇ
コレステロール ０ｍｇ ０％
ナトリウム ０ｍｇ ０％
総炭化水素 ８ｇ ３％
食物繊維 ３ｇ １１％
総糖分 ２ｇ
添加糖 ０ｇ ０％
タンパク質 １０ｇ ２０％

バイタル小麦グルテン粉（Ｖｉｔａｌ ｗｈｅａｔ ｇｌｕｔｅｎ ｆｌｏｕｒ）
栄養成分表示
コンテナあたり２１包装
包装サイズ １／４カップ（３０ｇ）
包装量当たり
カロリー １２０
一日の摂取量目安
総脂肪 ０．５ｇ １％
飽和脂肪酸 ０ｇ ０％
トランス脂肪酸 ０ｇ
ポリ不飽和脂肪酸 ０ｇ
モノ不飽和脂肪酸 ０ｇ
コレステロール ０ｍｇ ０％
ナトリウム ０ｍｇ ０％
総炭化水素 ４ｇ １％
食物繊維 １ｇ ４％
総糖分 ０ｇ
添加糖 ０ｇ ０％
タンパク質 ２３ｇ ４６％

白米粉
栄養成分表示
コンテナあたり１７包装
包装サイズ １／４カップ（４０ｇ）
包装量当たり
カロリー １５０
一日の摂取量目安
総脂肪 ０．５ｇ １％
飽和脂肪酸 ０ｇ ０％
トランス脂肪酸 ０ｇ
ポリ不飽和脂肪酸 ０ｇ
モノ不飽和脂肪酸 ０ｇ
コレステロール ０ｍｇ ０％
ナトリウム ０ｍｇ ０％
総炭化水素 ３２ｇ １２％
食物繊維 １ｇ ４％
総糖分 ０ｇ
添加糖 ０ｇ ０％
タンパク質 ２ｇ ４％

大麦粉
栄養成分表示
コンテナあたり１８包装
包装サイズ １／４カップ（３０ｇ）
包装量当たり
カロリー １１０
一日の摂取量目安
総脂肪 ０ｇ ０％
飽和脂肪酸 ０ｇ ０％
トランス脂肪酸 ０ｇ ０％
ポリ不飽和脂肪酸 ０ｇ
モノ不飽和脂肪酸 ０ｇ
コレステロール ０ｍｇ ０％
ナトリウム ０ｍｇ ０％
総炭化水素 ２３ｇ ８％
食物繊維 ５ｇ １８％
総糖分 ０ｇ
添加糖 ０ｇ ０％
タンパク質 ３ｇ ６％

タピオカ粉
栄養成分表示
コンテナあたり１９包装
包装サイズ １／４カップ（３０ｇ）
包装量当たり
カロリー １００
一日の摂取量目安
総脂肪 ０ｇ ０％
飽和脂肪酸 ０ｇ ０％
トランス脂肪酸 ０ｇ
ポリ不飽和脂肪酸 ０ｇ
モノ不飽和脂肪酸 ０ｇ
コレステロール ０ｍｇ ０％
ナトリウム ０ｍｇ ０％
総炭化水素 ２６ｇ ９％
食物繊維 ０ｇ ０％
総糖分 ０ｇ
添加糖 ０ｇ ０％
タンパク質 ０ｇ ０％

全粒オート麦粉
栄養成分表示
コンテナあたり１６包装
包装サイズ １／４カップ（４０ｇ）
包装量当たり
カロリー １６
一日の摂取量目安
総脂肪 ３ｇ ４％
飽和脂肪酸 ０．５ｇ ３％
トランス脂肪酸 ０ｇ ０％
コレステロール ０ｍｇ ０％
ナトリウム ０ｍｇ ０％
総炭化水素 ２６ｇ ９％
食物繊維 ４ｇ １４％
総糖分 ０ｇ
添加糖 ０ｇ ０％
タンパク質 ７ｇ １４％

グルテン非含有全粒オート麦粉
栄養成分表示
コンテナあたり２１包装
包装サイズ １／４カップ（３０ｇ）
包装量当たり
カロリー １２０
一日の摂取量目安
総脂肪 ２ｇ ３％
飽和脂肪酸 ０ｇ ０％
トランス脂肪酸 ０ｇ ０％
コレステロール ０ｍｇ ０％
ナトリウム ０ｍｇ ０％
総炭化水素 ２２ｇ ８％
食物繊維 ２ｇ ７％
総糖分 １ｇ
添加糖 ０ｇ ０％
タンパク質 ３ｇ ６％

ヒヨコマメ粉
栄養成分表示
コンテナあたり１５包装
包装サイズ １／４カップ（３０ｇ）
包装量当たり
カロリー １１０
一日の摂取量目安
総脂肪 ２ｇ ３％
飽和脂肪酸 ０ｇ ０％
トランス脂肪酸 ０ｇ ０％
コレステロール ０ｍｇ ０％
ナトリウム ５ｍｇ ０％
総炭化水素 １８ｇ ７％
食物繊維 ５ｇ １８％
総糖分 ３ｇ
添加糖 ０ｇ ０％
タンパク質 ６ｇ １２％

モロコシ粉
栄養成分表示
コンテナあたり１８包装
包装サイズ １／４カップ（３４ｇ）
包装量当たり
カロリー １２０
一日の摂取量目安
総脂肪 １ｇ １％
飽和脂肪酸 ０ｇ ０％
トランス脂肪酸 ０ｇ
コレステロール ０ｍｇ ０％
ナトリウム ０ｍｇ ０％
総炭化水素 ２５ｇ ９％
食物繊維 ３ｇ １１％
総糖分 ０ｇ
添加糖 ０ｇ ０％
タンパク質 ４ｇ ８％

全粒ライ麦粉
栄養成分表示
コンテナあたり２１包装
包装サイズ １／４カップ（３０ｇ）
包装量当たり
カロリー １１０
一日の摂取量目安
総脂肪 １ｇ １％
飽和脂肪酸 ０ｇ ０％
トランス脂肪酸 ０ｇ ０％
コレステロール ０ｍｇ ０％
ナトリウム ０ｍｇ ０％
総炭化水素 ２１ｇ ８％
食物繊維 ４ｇ １４％
総糖分 １ｇ
添加糖 ０ｇ ０％
タンパク質 ４ｇ ８％

３つのグルテン非含有万能ベーキング粉
栄養成分表示
コンテナあたり６６包装
包装サイズ １／４カップ（３４ｇ）
包装量当たり
カロリー １００
一日の摂取量目安
総脂肪 １ｇ １％
飽和脂肪酸 ０ｇ ０％
トランス脂肪酸 ０ｇ ０％
ポリ不飽和脂肪酸 ０ｇ
モノ不飽和脂肪酸 ０ｇ
コレステロール ０ｍｇ ０％
ナトリウム ０ｍｇ ０％
総炭化水素 ２２ｇ ８％
食物繊維 ３ｇ １１％
総糖分 １ｇ
添加糖 ０ｇ ０％
タンパク質 ３ｇ ６％

栄養成分表示
コンテナあたり１８包装
包装サイズ １／４カップ（３４ｇ）
包装量当たり
カロリー １１０
一日の摂取量目安
総脂肪 １ｇ １％
飽和脂肪酸 ０ｇ ０％
トランス脂肪酸 ０ｇ
コレステロール ０ｍｇ ０％
ナトリウム ０ｍｇ ０％
総炭化水素 ２２ｇ ８％
食物繊維 ３ｇ １１％
総糖分 １ｇ
添加糖 ０ｇ ０％
タンパク質 ３ｇ ６％

栄養成分表示
コンテナあたり２２包装
包装サイズ ３ｔｂｓｐ（３０ｇ）
包装量当たり
カロリー １１０
一日の摂取量目安
総脂肪 ０ｇ ０％
飽和脂肪酸 ０ｇ ０％
トランス脂肪酸 ０ｇ ０％
コレステロール ０ｍｇ ０％
ナトリウム ０ｍｇ ０％
総炭化水素 ２４ｇ ９％
食物繊維 ０ｇ ０％
総糖分 ０ｇ
添加糖 ０ｇ ０％
タンパク質 ２ｇ ４％

グルテン非含有全粒トウモロコシ粉。
グルテン非含有配合については、トウモロコシ粉も使用することができる。
栄養成分表示
コンテナあたり２３包装
包装サイズ １／４カップ（２９ｇ）
包装量当たり
カロリー １１０
一日の摂取量目安
総脂肪 １ｇ １％
飽和脂肪酸 ０ｇ ０％
トランス脂肪酸 ０ｇ
コレステロール ０ｍｇ ０％
ナトリウム ０ｍｇ ０％
総炭化水素 ２２ｇ ８％
食物繊維 ４ｇ １４％
総糖分 ０ｇ
添加糖 ０ｇ ０％
タンパク質 ２ｇ ４％

全粒ライ小麦粉
栄養成分表示
コンテナあたり２１包装
包装サイズ １／４カップ（３２ｇ）
包装量当たり
カロリー １１０
一日の摂取量目安
総脂肪 ０．５ｇ １％
飽和脂肪酸 ０ｇ ０％
トランス脂肪酸 ０ｇ ０％
コレステロール ０ｍｇ ０％
ナトリウム ０ｍｇ ０％
総炭化水素 ２３ｇ ８％
食物繊維 ５ｇ １８％
総糖分 １ｇ
添加糖 ０ｇ ０％
タンパク質 ４ｇ ８％

なたね油
栄養成分表示
コンテナあたり２８包装
包装サイズ １ｔｂｓｐ（１４ｇ）
包装量当たり
カロリー １２０
一日の摂取量目安
総脂肪 １４ｇ １８％
飽和脂肪酸 １．５ｇ ８％
トランス脂肪酸 ０ｇ
コレステロール ０ｍｇ ０％
ナトリウム ０ｍｇ ０％
総炭化水素 ０ｇ ０％
食物繊維 ０ｇ ０％
総糖分 ０ｇ
添加糖 ０ｇ ０％
タンパク質 ４ｇ ８％

パーム油
栄養成分表示
コンテナあたり６５包装
包装サイズ １ｔｂｓｐ（１４ｇ）
包装量当たり
カロリー １２０
一日の摂取量目安
総脂肪 １４ｇ １８％
飽和脂肪酸 ７ｇ ３５％
トランス脂肪酸 ０ｇ
コレステロール ０ｍｇ ０％
ナトリウム ０ｍｇ ０％
総炭化水素 ０ｇ ０％
食物繊維 ０ｇ ０％
総糖分 ０ｇ
添加糖 ０ｇ ０％
タンパク質 ０ｇ ０％

可食性ガム

グアーガム
栄養成分表示
コンテナあたり２２包装
包装サイズ １ｔｂｓｐ（１０ｇ）
包装量当たり
カロリー ３０
一日の摂取量目安
総脂肪 ０ｇ ０％
飽和脂肪酸 ０ｇ ０％
トランス脂肪酸 ０ｇ
コレステロール ０ｍｇ ０％
ナトリウム ０ｍｇ ０％
総炭化水素 ９ ３％
食物繊維 ９ｇ ３２％
総糖分 ０ｇ
添加糖 ０ｇ ０％
タンパク質 ０ｇ ０％

キサンタンガム
栄養成分表示
コンテナあたり２５包装
包装サイズ １ｔｂｓｐ（９ｇ）
包装量当たり
カロリー １２０
一日の摂取量目安
総脂肪 ０ｇ ０％
飽和脂肪酸 ０ｇ ０％
トランス脂肪酸 ０ｇ
コレステロール ０ｍｇ ０％
ナトリウム ２６０ｍｇ １１％
総炭化水素 ７ｇ ３％
食物繊維 ７ｇ ２５％
総糖分 ０ｇ
添加糖 ０ｇ ０％
タンパク質 ０ｇ ０％

寒天パウダー
栄養成分表示
コンテナあたり７包装
包装サイズ １ｔｂｓｐ（８ｇ）
包装量当たり
カロリー ２５
一日の摂取量目安
総脂肪 ０ｇ ０％
飽和脂肪酸 ０ｇ ０％
トランス脂肪酸 ０ｇ
コレステロール ０ｍｇ ０％
ナトリウム １０ｍｇ ０％
総炭化水素 ６ｇ ２％
食物繊維 １ｇ ４％
総糖分 ０ｇ
添加糖 ０ｇ ０％
タンパク質 １ｇ ２％
ビタミンＤ ０ｍｃｇ ０％
カルシウム ５２ｍｇ ４％
鉄 １．８ｍｇ １０％
カリウム １４１ｍｇ ４％

ハニーソイ大豆粉（ＣＨＳ）
栄養成分表示
包装サイズ （１００ｇ）
コンテナあたり
包装量当たり
カロリー ３００ 脂肪からのカロリー ２０
一日の摂取量目安
総脂肪 ２ｇ ３％
飽和脂肪酸 ０．５ｇ ３％
トランス脂肪酸 ０ｇ
コレステロール ０ｍｇ ０％
ナトリウム ５ｍｇ ０％
総炭化水素 ３５ｇ １２％
食物繊維 １８ｇ ７２％
糖分 ８ｇ
タンパク質 ５１ｇ
ビタミンＡ ０％ ビタミンＣ ０％
カルシウム ３０％ 鉄 ４０％

ササゲ豆粉

ギネアアブラヤシケーキ：油を抽出した後のギネアアブラヤシの残り。

ポテト粉
栄養成分表示
包装サイズ 約３Ｔｂｓｐ （３０ｇ）
コンテナあたり
包装量当たり
カロリー １１０ 脂肪からのカロリー ０
一日の摂取量目安
総脂肪 ０ｇ ０％
飽和脂肪酸 ０ｇ ０％
トランス脂肪酸 ０ｇ
コレステロール ０ｍｇ ０％
ナトリウム １５ｍｇ １％
総炭化水素 ２５ｇ ８％
食物繊維 ２ｇ ８％
糖分 １ｇ
タンパク質 ２ｇ

ココナッツ粉
栄養成分表示
コンテナあたり３２包装
包装サイズ ２ｔｂｓｐ（１４ｇ）
包装量当たり
カロリー ６０
一日の摂取量目安
総脂肪 ２ｇ ３％
飽和脂肪酸 ２ｇ １０％
トランス脂肪酸 ０ｇ
コレステロール ０ｍｇ ０％
ナトリウム ３０ｍｇ １％
総炭化水素 ８ｇ ３％
食物繊維 ５ｇ １８％
総糖分 １ｇ
添加糖 ０ｇ ０％
タンパク質 ２ｇ ４％

ピーナッツ粉
栄養成分表示
コンテナあたり１包装
包装サイズ ２ｏｚ（２８ｇ）
包装量当たり
カロリー １７０
一日の摂取量目安
総脂肪 １４ｇ １８％
飽和脂肪酸 ２ｇ １０％
トランス脂肪酸 ０ｇ
コレステロール ０ｍｇ ０％
ナトリウム ７５ｍｇ ３％
総炭化水素 ５ｇ ２％
食物繊維 ２ｇ ７％
総糖分 １ｇ
添加糖 ０ｇ ０％
タンパク質 ７ｇ １４％

ルピナス豆粉
栄養成分表示
包装サイズ １オンス（２８ｇ）
包装量当たり
カロリー １０４ 脂肪からのカロリー ２３
一日の摂取量目安
総脂肪 ３ｇ ４％
飽和脂肪酸 ０ｇ ０％
トランス脂肪酸
コレステロール ０ｍｇ ０％
ナトリウム ４ｍｇ ０％
総炭化水素 １１ｇ ４％
食物繊維 ０％
糖分
タンパク質 １０ｇ
ビタミンＡ ０％ ビタミンＣ ２％
カルシウム ５％ 鉄 ７％

亜麻仁粉
栄養成分表示
コンテナあたり４８包装
包装サイズ ２ｔｂｓｐ
包装量当たり
カロリー ７０
一日の摂取量目安
総脂肪 ６ｇ ８％
飽和脂肪酸 ０．５ｇ ３％
トランス脂肪酸 ０ｇ
コレステロール ０ｍｇ ０％
ナトリウム ５ｍｇ ０％
総炭化水素 ４ｇ １％
食物繊維 ３ｇ １１％
総糖分 ０ｇ
添加糖 ０ｇ ０％
タンパク質 ３ｇ ６％

ヒマワリ種子粉
栄養成分表示
コンテナあたり１４包装
包装サイズ １／４カップ（３３ｇ）
包装量当たり
カロリー ２００
一日の摂取量目安
総脂肪 １７ｇ ２２％
飽和脂肪酸 ２．５ｇ １３％
トランス脂肪酸 ０ｇ
コレステロール ０ｍｇ ０％
ナトリウム ０ｍｇ ０％
総炭化水素 ８ｇ ３％
食物繊維 ４ｇ １４％
総糖分 ０ｇ
添加糖 ０ｇ ０％
タンパク質 ７ｇ １４％

高グルテン粉（Ｈｏｎｅｙｖｉｌｌｅ）
栄養成分表示
包装サイズ （１００ｇ）
包装量当たり
カロリー ３５０ 脂肪からのカロリー １５
一日の摂取量目安
総脂肪 １．５ｇ ２％
飽和脂肪酸 ０ｇ ０％
トランス脂肪酸 ０ｇ ０％
コレステロール ０ｍｇ ０％
ナトリウム ０ｍｇ ０％
総炭化水素 ７１ｇ ２４％
食物繊維 ２ｇ ８％
糖分 ２ｇ
タンパク質 １４ｇ
ビタミンＡ ０％ ビタミンＣ ２％
カルシウム ２％ 鉄 ２５％

高グルテン粉（Ｗｅｂｓｔａｕｒａｎｔ）
栄養成分表示
コンテナあたり２２０包装
包装サイズ １カップ（１００ｇ）
包装量当たり
カロリー ３６０
一日の摂取量目安
総脂肪 １．５ｇ ２％
飽和脂肪酸 ０ｇ ０％
トランス脂肪酸 ０ｇ
コレステロール ０ｍｇ ０％
ナトリウム ０ｍｇ ０％
総炭化水素 ７２ｇ ２６％
食物繊維 ２ｇ ７％
総糖分 ２ｇ
添加糖 ０ｇ ０％
タンパク質 １４ｇ ２８％

ウイングドビーン粉（Ｗｉｎｇｅｄ Ｂｅａｎ Ｆｌｏｕｒ）
栄養成分表示
包装サイズ １／２カップ（９１ｇ）
包装量当たり
カロリー ３７０ 脂肪からのカロリー １３０
一日の摂取量目安
総脂肪 １５ｇ ２３％
飽和脂肪酸 ２ｇ １０％
トランス脂肪酸 ０ｇ
コレステロール ０ｍｇ ０％
ナトリウム ３５ｍｇ １％
総炭化水素 ３８ｇ １３％
食物繊維 ６ｇ ２４％
糖分 ０ｇ
タンパク質 ２７ｇ
ビタミンＡ ０％ ビタミンＣ ２％
カルシウム ４０％ 鉄 ７０％
一日の摂取量目安は２００カロリー摂取に基づく。摂取量目安は必要とされるカロリーにより上下する。
カロリー ２０００ ２５００
総脂肪 未満 ６５ｇ ８０ｇ
飽和脂肪酸 未満 ２０ｇ ２５ｇ
コレステロール 未満 ３００ｍｇ ３００ｍｇ
ナトリウム 未満 ２４００ｍｇ ２４００ｍｇ
総炭化水素 ３００ｇ ３７５ｇ
食物繊維 ２５ｇ ３０ｇ
１ｇ当たりのカロリー
脂肪 ９炭化水素 ４タンパク質４

高グルテン小麦粉（３０％）。
「高グレード」および「第１グレード」とタイトルをつけられたカラムは、高グルテン小麦粉（３０％）の例である。

液体
液体はミルク（約８８％の水）であることができる。ミルクは、全乳、１％の全乳、２％の全乳、アーモンド乳あるいは豆乳であることができる。液体は水であることができる。液体は水とミルクの混合物であることができる。

示された組成物の中で使用される成分の特性
全粒小麦粉は、３８ｇの粉について４−５ｇのグルテンタンパク質、および直鎖および枝分かれした多糖を含む。主な多糖は枝分かれしている。全粒小麦粉はドー（組成物）の混練中に水を吸収する。

バイタル小麦グルテン粉（ｖｉｔａｌ ｗｈｅａｔ ｇｌｕｔｅｎ ｆｌｏｕｒ）中のグルテンタンパク質は蛋白質−蛋白質相互作用およびタンパク質−多糖相互作用を増加させる。言いかえれば、グルテンタンパク質は「接着剤」として役立つ。グルテンは、タンパク質間にジスルフィド結合を形成し、タンパク質と多糖の間にアミド結合を形成し、タンパク質と多糖の間に水素／イオン結合を形成することにより、物質の強さを高める。グルテンは、組成物の密度、粘着性および弾性を増加させる。

トウモロコシ粉は、水に溶けないゼインタンパク質を提供する。トウモロコシ粉は、ドーを練る間に、あるいは器具の使用の間にあまり水を吸収しない。トウモロコシ粉は物質（組成物）をより疎水性にする。トウモロコシ粉には枝分かれした多糖より直鎖多糖を高い割合で含む。したがって、枝分かれした多糖間のギャップは、小麦粉とトウモロコシ粉からの直鎖多糖で充填することができる。トウモロコシ粉は、示された組成物中のモロコシ粉と取り替えることができる。

下記では、大豆は大豆粉を指す、例えば上に記述されたハニーソイ大豆粉を参照。
大豆粉は、他の豆およびオイルクロップに加えて、粗タンパク質、脂質およびミネラルを含む。タンパク質は、最終生産物の強さを高めるとともに多糖間のギャップを満たすのを支援する。脂質は物質をより疎水性にする。物質中の脂質の存在はスタンピング中に型に物質がくっつくことを防ぐ。物質中の脂質の存在はさらに平滑化中にローラーに物質がくっつくことを防ぐ。ミネラルは、カルシウム、マグネシウムなどのようなイオンの存在による、ジスルフィド、アミドおよびイオン結合の形式のレドックスを促進する。

大麦粉および全粒オート麦粉はベータグルカンを含み、トリマーおよびテトラマーの１−４結合の異なる比率を有する。ガムとも呼ばれるベータグルカンは、小麦、大麦中にある多糖、様々な豆（例えば大豆）からの脂質、タンパク質およびミネラル、およびベータグルカン分子自体内のネットワークをともに固着させるために使用される。

米粉にはアミロペクチンに結合することができ、組成物内のより強く、より不溶性で、より高い密度化学構造を形成することができるアミロースを含む。

ガム質は、示された組成物中のグルテンを置き換えることができる。約０．１％から約５％の乾燥重量の可食性のガム質添加剤を、製品の強さを高めるための成分として加えることができる。ガム質は、主として組成物のテクスチャーを増加させるベータ多糖を含む。ガム質はグルテン非含有および低グルテン配合物（組成物）に加えるか、あるいは高グルテン粉配合物（組成物）中のバイタル小麦グルテン粉と置き換えることができる。ガム質の例はグアーガム、キサンタンガムおよびオート麦ガム質である。オート麦ガム質はさらに主としてベータ多糖を含む。ベータ多糖はペクチンと同じメカニズムを持っており、組成物へのホウ砂あるいはカルシウムのいずれかの追加で、カゼインを備えた組成物中で架橋を形成する。組成物が摂氏８０度以上の湯中に置かれる場合、最終粘性は単にわずかに低減される。組成物中のベータ多糖の存在はさらに脱水中に縮むことを防ぐ。示された組成物に加えることができる他の典型的なガム質は上に示され、主として寒天寒天ゼリーＴ、カラゲナン、ローカストビーンガム、アカシアガム、カラヤガム、タラガム質、コンニャクガム質、ペクチン、ゲランガム、カルドラン（ｃｕｒｄｌａｎ）ガム質、ゼラチン、およびシェラック（ｓｈｅｌｌａｃ）である。

グアーガムが組成物に加えられる場合、カルシウムを加えなければならない。キサンタンガムが組成物に加えられる場合、カルシウムは加えることができるが加えなければならない訳では無い。示された組成物のいくつかのものは大豆、ヒヨコマメあるいはササゲ豆を使用する。組成物の中で使用することができる代替豆は次のとおりである：豆（Ｐｈａｓｅｏｌｕｓ ａｎｄ Ｖｉｇｎａ ｓｐｐ．）；バンバラ豆（Ｖｏａｎｄｚｅｉａ ｓｕｂｔｅｒｒａｎｅａｎ）；エンドウ（Ｐｉｓｕｍ ｓａｔｉｖｕｍ）；ヒヨコマメ（Ｃｉｃｅｒ ａｒｉｅｔｉｎｕｍ）；ソラマメ（Ｖｉｃｉａ ｆａｂａ）；サヤインゲン（Ｐｈａｓｅｏｌｕｓ ｖｕｌｇａｒｉｓ）；大豆（Ｇｌｙｃｉｎｅ ｓｏｊａ）；ササゲ豆（Ｖｉｇｎａ ｓｉｎｅｎｓｉｓ； Ｄｏｌｉｃｈｏｓ ｓｉｎｅｎｓｉｓ）；キマメ（Ｃａｊａｎｕｓ ｃａｊａｎ）；ヒラマメ（Ｌｅｎｓ ｅｓｃｕｌｅｎｔａ； Ｅｒｖｕｍ ｌｅｎｓ）；イナゴマメ（Ｃｅｒａｔｏｎｉａ ｓｉｌｉｑｕｅ）；カラスノエンドウ（Ｖｉｃｉａ ｓａｔｉｖａ）；ルピナス（Ｌｕｐｉｎｕｓ ｓｐｐ．）；およびウィングドビーン（Ｐｓｏｐｈｏｃａｒｐｕｓ ｔｅｔｒａｇｏｎｏｌｏｂｕｓ）。

組成物中の液体（例えば水）は、摂氏約２５〜約４０度の温度であることができる。あるいは、水は摂氏約３０度未満の温度であることができる。水のｐＨは約８〜約９であるべきである。水の温度と基本的な環境は、示された組成物内のジスルフィド結合の形成を促進する。

組成物の中にある多糖、タンパク質、脂質および液体
示された器具を作るために使用することができる典型的な組成物は次のものを含むことができる：約５５％から約７５％の多糖（例えば多糖の合計中の３０％以上のアミロース）、約１４％から約３０％のタンパク質、約４％から約１０％の脂質、および約５％から約１０％の水。

タンパク質の典型的なソースは次のとおりである：
グルテン、豆からのタンパク質、カゼイン、ホエー、カゼインカルシウム、カゼインナトリウムおよびベータカゼイン。

脂質の典型的なソースは次のとおりである：豆油、乳脂肪、トウモロコシ油、オート麦脂肪およびトリグリセリド。

典型的な多糖は次のとおりである：アミロース、アミロペクチン、ペクチン、高メトキシルペクチン、低メトキシルペクチン、マイナスに荷電された多糖、キサンタンガムおよび他の種類のガム質。

アミロース（シリアル中の約２０−３０％）は、豆、米粉、トウモロコシ、小麦、オート麦、大麦あるいはモロコシからであることができる。例えば、豆は約３０％から約４０％のアミロースを含んでいる。また、モロコシには約１８％のアミロースがある。アミロースは、組成物の密度、強さおよび疎水性を増加させる。アミロペクチンはシリアルで見られる多糖の約７０％から約８０％を占めることができる。ベータグルカンはアミロペクチンの１種である；それは大麦とオート麦に存在し、「ガム質」として知られている。したがって、ここに示されるような組成物中の大麦およびオート麦の存在は、さらに脂質とタンパク質および多糖の間の相互作用を増加させる場合がある。しかしながら、これらの２つの粉のより高い割合は、組成物（物質）の粘性を増加させる場合がある。

グルテンおよびグルテン非含有
グルテンは、小麦、ライ麦、大麦およびこれらの交雑育種に自然に生じるタンパク質である。グルテンを含んでいる食糧の例としてはパン、ケーキ、シリアル、パスタおよび他の多くの食糧があげられる。

米国食品医薬品局（ＦＤＡ）は基準として、以下のように規定した：食糧中に２０ｐｐｍ未満のグルテンを含むものは、ラベルに「グルテン非含有」「グルテン−フリー」「無グルテン」、「グルテン無し」と記載できる。

２０ｐｐｍ未満のグルテンの避けられない存在の制限に加えて、ＦＤＡは、食品が下記のうちのどれも含んでいない場合メーカーが食品を「グルテン非含有」とラベルに記載することを認める：任意のタイプの小麦、ライ麦、大麦あるいはこれらの交雑育種である成分；これらの穀物に由来し、グルテンを除去するためには処理されていない成分；およびこれらの穀物に由来し、グルテンを除去するために処理されている成分であって、それが２０ｐｐｍ以上のグルテンを含んでいる食品に帰着する場合。

ここに開示された組成物については、グルテン非含有の意味は、ＦＤＡによって述べられた必要条件に従う。低グルテンおよび高グルテンの組成物は、約２０ｐｐｍを超えるグルテンを含む。低グルテンの組成物については、さらに、液体（例えば水）を加える前の乾燥重量中のタンパク質のパーセントが約２０％未満である。高グルテンの組成物については、液体（例えば水）を加える前の乾燥重量中のタンパク質のパーセントが約２０％以上である。

示された組成物中の豆乳の使用
豆乳（それは１０００ｍＬの水について大豆の約６０ｇから約１００ｇの乾燥重量を加えて構成される）が水またはミルクの代わりに使用される場合、成分としての「大豆粉」は組成物中の別の粉と置換される。例えば、豆乳が実施例１６、Ｎｏ．５に述べられた「南東アジア」を作るために使用される場合、大豆粉は使用されないだろう。しかし、代わりに、リスト中の別の粉が置換され、組成物中の選択された粉が２倍使用されるだろう。タンパク質の高い割合（１００グラムの原料について約２０ｇ以上のタンパク質）を含んでいる多くの豆、たとえばカカオ豆、緑豆、小豆、黒いタートルビーンおよびそられの組み合わせが、大豆またはヒヨコマメを置き換えることができる。

組成物中のタンパク質の存在は、組成物および製品（器具）の強度を増加させ、高グルテン配合物が通常最高の機械的特性を有する理由を説明する。また、主に豆から提供される脂質は製品の疎水性を高め、製品が温水中でその形態と機械的特性を保持できるようにする。

示された器具の利点
示された器具は可食性で生物分解性である。開示された器具は、埋立地の外側または内側で生分解されることができる。器具は、真菌やバクテリアの助けを借りて、例えば摂氏約１０度から摂氏約４０度までの常温で劣化されることができる。さらに、水分は生分解の促進に役立つ。開示された調理器具は、石油ベース（例えば、ポリプロピレン（ＰＰ）およびポリスチレン（ＰＳ））およびバイオベース（例えば、トウモロコシ（ポリ乳酸（ＰＬＡ）またはポリラクチド脂肪族共重合体（ＣＰＬＡ）またはデンプン）に比べて環境に優しい。多くの石油ベースのプラスチック器具とは異なり、開示された器具の劣化は、温室効果ガス（ＧＨＧ）に寄与する二酸化炭素よりもはるかに有害なメタンの放出を引き起こさない。開示された調理器具は、デンプンベースのプラスチック調理器具と同等またはより速い速度で分解する。純粋なＰＬＡは、水中（海洋など）や室温で固体として分解することはできない。一部の高温耐性バイオベースプラスチックはＰＬＡとＰＰを混合し、分解する能力をさらに低下させる。

先進国では、ほとんどの生分解性器具はＰＬＡまたはＣＰＬＡで構築されている。これらのタイプの製品は、劣化するために専用のリサイクルシステムが必要である。また、これらのタイプの製品は、温かい温度（５０℃未満）でも効果的に劣化することはない。対照的に、開示された調理器具は、適度な水分を含む温かい温度（１０−５０℃）で劣化されることができる。

開示された調理器具はフォークの形状を有し、食物が熱いまたは濡れている場合でも食物をつかむのに十分な強度の突起を備えている。また、開示された調理器具は薄いが、丈夫で、ハンドルが曲がっている。これらの利点は、調理器具の組成（成分）と、調理器具の製造に使用される穏やかな製造プロセスの結果である。

開示された器具の強度は、開示された組成物のそれぞれの中にあるタンパク質、多糖類および脂質の複雑な混合物の直接的な結果である。強力な結合、たとえばグルテン内で形成されるジスルフィド結合は、耐久性のある器具をもたらす。薄い反射油膜が製品の表面を覆っているため、疎水性で長持ちする。グルテン内のジスルフィド結合、疎水性表面、および製品内の油のフィルム残留物の組み合わせが、調理器具を温水および他の液体に対して耐性にする。したがって、いくつかの処方では、高グルテンの小麦粉が必要である。処方中のタンパク質の割合は１４％以上でなければならない。配合物に含まれる油料作物（食品または工業用に油を抽出できる作物）の１０−２０％が必要である。生地の水分量を制御し、必要な脱水期間を短縮するために、場合によっては、水分を吸収しすぎないトウモロコシまたは他の小麦粉を追加する。

図７に示すように、ハンドルの強度は、ハンドルの特定の長さ（９−９．５ｃｍで１０ｃｍ以下）および断面の特定の曲線の結果である。垂直に積み重ねられた金型の間に大きなギャップを構築することにより、フォークプロングをフォークの他の部分よりも０．５ｍｍ−０．８ｍｍ厚くすることができ、より多い量のオイル、追加のオイルが生地を切るときに追加される。

示された器具を作るコストは、石油に基づいたプラスチック製品と同等かあるいはより少ないだろう。デンプンベースのプラスチック器具と比較して、開示された器具は製造するのにより安価である。

器具は、石油ベースの化合物と生物ベースの化合物の混合物であり得る。このタイプのミックスは、「純粋では無い」バイオベースの製品である。「純粋な」バイオベースの製品には、石油ベースの製品は含まれない。

開示される器具は、特定の成分の混合物である材料（組成物）でできている。開示された器具を作るために使用される例示的な材料は、圧縮された組成物の「シート」である。たとえば、スプーンの形が「刻印」された後のシートなどの残りの材料は、食物（栄養）源として使用できる。別の栄養源は、新しいか使用された器具自体である。

材料（組成物）は、多糖類、タンパク質、窒素、リン、ビタミン、ミネラル（たとえば、カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウムなどのイオン）の存在のために、食料源として（例えば家畜の飼料として）、肥料として、または栄養補助食品として使用することができる。

例えば、この材料は、ミミズ（Ｔｅｎｅｂｒｉｏ ｍｏｌｉｔｏｒ）または「スーパーワーム」（Ｚｏｐｈｏｂａｓ ｍｏｒｉｏ）などの昆虫の幼虫の栄養源として使用できる。この材料は、水とビタミンを供給する外部の果物または野菜の供給源と組み合わせて、昆虫の幼虫を繁殖させるために使用できる。

この材料は、真菌の栄養としても使用できる。一部の製剤では、ミルクが追加されるため、材料には、炭水化物、脂肪、タンパク質、ミネラル、ビタミンＣを除くビタミンなど、必要な栄養要素のほとんどが含まれる。加えて、材料（組成物）を使用して、動物用おやつ、例えば犬用おやつを作ることもできる。また、この材料は、生分解性の食品保存容器の製造にも使用できる。食べ物を食べた後、容器をゴミ箱に入れて生物分解することができる。

組成物
いくつかの例示的な組成物を以下に説明する。また、以下に提供されるのは、定義され、開示された組成物に関連するいくつかの用語である。

以下の例示的組成物のそれぞれについて、乾燥材料の総重量は、水、ミルク、または液体を加える前の１００ｇである。以下にリストされているパーセンテージはすべて重量パーセントである。質量分率に１００を掛けると、質量パーセントが得られる。重量パーセント（ｗｔ％）または重量−重量パーセントとも呼ばれる。本明細書に開示されるすべてのパーセンテージはｗｔ％である。

「／」が本開示に存在する場合、それは代替を意味する。例えば、「水／ミルク」は「水」または「ミルク」を意味する。

グルテン非含有：非全粒小麦粉、高グルテン粉、またはバイタル小麦グルテン粉が使用される。グルテン非含有の万能小麦粉を組成物に使用してもよい。

低グルテン：全粒小麦粉。

高グルテン：高グルテン粉または全粒小麦粉とバイタル小麦グルテン粉の組み合わせ。

開示された組成物（例えば、組成物１）のそれぞれは、例えば、以下に提示される請求項１の記載を使用して規定することができる。たとえば、各可食性器具は、特定の範囲の重量パーセント（ｗｔ％）で特定の成分（たとえば、全粒小麦粉、バイタル小麦グルテン粉、全粒トウモロコシ粉、大豆粉）を含み、残りの重量パーセントは水、ミルク、豆乳などの液体である。言い換えれば、各成分は開示された範囲内で特定の重量パーセントに調整でき、液体の量は最大１００％に調整される。

組成物 １（高グルテン中国および米国）
成分１：全粒小麦粉１８％から３３％
成分２：バイタル小麦グルテン粉（タンパク質８０％）３％から１７％
成分３：全粒トウモロコシ粉１２％から２７％
成分４：大豆粉６％から２０％
成分５：水３０％から４０％または
成分６（水の代替）：ミルク３０％から４０％
ミルクには水と同じ温度要件が要求される。ミルクのｐＨは約６から約７であるべきである。水のｐＨは７から８であるべきである。

組成物２（高グルテン中国およびアメリカ）
成分１：高グルテン粉１２％から２７％
成分２：全粒トウモロコシ粉、大麦粉またはモロコシ粉１２％から２０％
成分３：米粉９％から１７％（多糖類およびタンパク質を提供する）
イネはアミロースを有し、これはアミロペクチンを保持することができ、強力で不溶性の高密度ネットワークを形成する。
成分４：バイタル小麦グルテン粉３％から１３％
成分５：大豆粉６％から２０％
成分６：水３０％から４０％

組成物３（グルテン非含有／低グルテンアメリカ、アフリカ、および中国）
成分１：グルテンを含まない万能ベーキング粉／全粒小麦粉１８％から２７％
成分２：全粒粉トウモロコシ粉またはモロコシ粉１２％から２０％
成分３：米粉１２％から２０％（多糖類およびタンパク質を提供）
成分４：大豆粉６％から２０％
成分５：水３０％から４０％

組成物４（高グルテン カナダ／ヨーロッパ 配合）
成分１：全粒小麦粉、または半粒ダークライ麦粉と半粒小麦粉、または全粒粉ライコムギ粉１８％から３３％
成分２；大麦粉１２％から２７％（ミネラル、多糖類、タンパク質を提供）または全粒トウモロコシ粉またはモロコシ粉１２％≫から２７％
成分３：全粒オート麦粉６％から２０％
成分４；バイタル小麦グルテン粉３％から１３％
成分５：大豆粉６％から１３％
成分６：水３０％から４０％

組成物５（グルテン非含有／低グルテンカナダ?ヨーロッパ配合）
成分１：グルテン非含有の万能ベーキング粉／全粒小麦粉１８％から３３％
成分２：全粒トウモロコシ粉１２％から２７％、モロコシ粉または大麦粉（ミネラル、多糖類（ベータグルカン）、タンパク質、および不溶性組成物を提供）
成分３：（グルテンを含まない）全粒オート麦粉６％から２０％（多糖類ガムであるオート麦ベータグルカンを提供する）
成分４：大豆粉６％から２０％
成分５：水３０％から４０％

組成物６ （グルテン非含有／低グルテンオーストラリア配合）
成分１：グルテン非含有の万能ベーキング粉／全粒小麦粉１８％から３３％。
成分２：全粒トウモロコシ粉またはモロコシ粉１２％から２７％（ミネラル、多糖類、タンパク質を提供）
成分３：（グルテン非含有）全粒オート麦粉は６％から２０％
成分４：ヒヨコ豆粉６％から２０％（脂質、多糖類、タンパク質、ミネラルを提供）
成分５：水３０％から４０％

組成物７（高グルテンオーストラリア配合）
成分１：全粒小麦粉１８から３３％
成分２：大麦粉１２％から２７％（脂質、ミネラル、多糖類、タンパク質を提供）または全粒トウモロコシ粉またはモロコシ粉
成分３：全粒オート麦粉６％から２０％
成分４：バイタル小麦グルテン粉３％から１３％
成分５：ヒヨコ豆粉６％から２０％
水３０％から４０％

組成物８（グルテン非含有アフリカ、ミドルアメリカ、南東アジア）
成分１：米粉１２％から２７％
成分２：全粒トウモロコシ粉１２％から２０％またはモロコシ粉１２％から２０％
成分３：タピオカ粉０％から１２％
成分４：大豆粉６％から２０％
成分５：水３０％から４０％

組成物９ （グルテン非含有／低グルテンアメリカまたはオーストラリア、水使用）
成分１：グルテン非含有の万能ベーキング粉／全粒小麦粉１８％から２７％
成分２：（グルテン非含有）全粒オート麦粉１２％から２０％
材料３：米粉１２％から２０％
成分４：大豆粉またはヒヨコ豆粉６％から２０％
成分５：水３０％から４０％

組成物１０ （グルテン非含有／低グルテンアメリカまたはオーストラリア、水使用）
成分１：グルテン非含有の万能ベーキング粉／全粒小麦粉１８％から２７％
成分２：全粒トウモロコシ粉またはモロコシ粉１２％から２０％
成分３：（グルテン非含有）全粒オート麦粉６％から２０％
成分４：米粉６％から２０％
成分５：大豆粉またはヒヨコ豆粉６％から２０％
成分６：水３０％から４０％

組成物１１（グルテン非含有／低グルテン配合 ミルク使用）
注：グルテンの代わりにミルクのカゼインを使用
成分１：グルテン非含有万能ベーキング粉／全粒小麦粉１８％から３３％
成分２：全粒トウモロコシ粉またはモロコシ粉１２％から２７％
成分３：大豆粉６％から２０％
成分４：全乳３０％から４０％（脂質、タンパク質、ミネラル、ビタミンを提供）

組成物１２
成分１：全粒小麦粉２４から３３％
成分２：全粒トウモロコシ粉またはモロコシ粉１８％から２７％
成分３：バイタル小麦グルテン粉（８０％タンパク質）３％から１３％
成分４：豆乳３０％から４０％

組成物１３（グルテン非含有／低グルテン）
成分１：グルテン非含有の万能ベーキング粉／全粒小麦粉１８％から３３％
成分２：全粒トウモロコシ粉またはモロコシ粉１８％から２７％
成分３：大豆粉６％から２０％
成分４：水または全乳３０％から４０％

組成物１４（グルテン非含有／低グルテン）
成分１：グルテン非含有の万能ベーキング粉／全粒小麦粉１８％から３３％
成分２：米粉１２％から２７％
成分３：大豆粉６％から２０％
成分４：水３０％から４０％

組成物１５（高グルテン）
成分１：デュラム粉３０％から４７％
成分２：全粒トウモロコシ粉またはモロコシ粉１２％から２７％
成分３：大豆粉６％から２０％
成分４：水３０％から４０％

組成物１６−２１（グルテン非含有）
６つの代替グルテン非含有組成物を以下に示す

組成物１６ アメリカ（カナダを除く）および南アフリカ
グルテン非含有の万能ベーキング粉２０％から３３％
モロコシ粉／グルテン非含有全粒トウモロコシ粉１２％から２７％
米粉／グルテン非含有全粒オート麦粉１２％から２７％
大豆粉１２％から２７％
水／ミルク３０％から４０％

組成物１７ 中国
タピオカ粉６％から１３％
モロコシ粉１２％から２７％
米粉１８％から３３％
大豆粉１２％から２７％
水／ミルク１８％から２７％

組成物１８ ヨーロッパおよびカナダ
グルテン非含有の万能ベーキング粉１８％から３３％
グルテン非含有全粒トウモロコシ粉１２％から２７％
グルテン非含有全粒オート麦粉１２％から２７％
大豆粉１２％から２７％
水／ミルク３０％から４０％

組成物１９ オーストラリア
グルテン非含有の万能ベーキング粉１８％から３３％
モロコシ粉１２％から２７％
グルテン非含有のオート麦／米粉１２％から２７％
ローストひよこ粉１２％から２７％、必要に応じて約２％の菜種油を追加
水／ミルク３０％から４０％

組成物２０ 南東アジア
タピオカ粉０％から２７％
グルテン非含有全粒粉小麦粉１２％から２７％
米粉１８％から３３％
大豆粉１２％から２７％
水／ミルク３０％から４０％

組成物２１ 北および西アフリカ
タピオカ粉６％から１２％
米粉１８％から３３％
全粒トウモロコシ粉１２％から２７％
ローストしたササゲ豆の粉１２％から２７％、必要に応じて約％のパーム油を追加
水／ミルク３０％から４０％

組成物２２−２７（低グルテン）
６つの代替低グルテン組成を以下に示す。

組成物２２ アメリカ（カナダを除く）南アフリカ
セモリナ粉２４％から３６％
全粒トウモロコシ粉／モロコシ粉１２％から２７％
米粉１２％から２７％
大豆粉１２％から２７％
水／ミルク１８％から２７％

組成物２３ 中国
全粒小麦粉２４から４０％
全粒トウモロコシ粉／モロコシ粉１２％から２７％
米粉１２％から２７％
大豆粉１２％から２７％
水／ミルク３０％から４０％

組成物２４ ヨーロッパおよびカナダ
全粒小麦粉／セモリナ粉／半粒小麦粉と半粒ダークライ麦粉／全粒ライコムギ粉２１％から３７％
大麦粉６％から２０％
全粒オート麦粉１２％から２７％
大豆粉１２％から２７％
水／ミルク３０％から４０％

組成物２５ オーストラリア
全粒小麦粉／セモリナ粉２４％から４０％
モロコシ粉１２％から２７％
グルテンを含まない全粒オート麦粉／米粉１２％から２７％
ローストひよこ粉１２％から２７％、および必要に応じて、約２％の菜種油を追加
水／ミルク３０％から４０％

組成物２６ 南東アジア
全粒小麦粉６から２０％
全粒トウモロコシ粉１２％から２７％
米粉１８％から３３％
タピオカ粉０％から１３％
大豆粉１２％から２７％
水／ミルク３０％から４０％

組成物２７ 北部および西アフリカ
全粒小麦粉６から２０％
米粉１８％から３３％
全粒トウモロコシ粉１２％から２７％
ローストしたササゲ豆の粉１２％から２７％、および必要に応じて約２％のパーム油を追加
水／ミルク３０％から４０％

組成物２８−３３（高グルテン）
６つの代替高グルテン組成を以下に示す。

組成物２８ アメリカ（カナダを除く）および南アフリカ
全粒小麦粉／セモリナ粉２４％から４０％
全粒トウモロコシ粉／モロコシ粉１２％≫から２７％
バイタル小麦グルテン粉３％から１７％
大豆粉１２％から２７％
水／ミルク３０％から４０％

組成物２９ 中国
全粒小麦粉／米粉２７％から４０％
全粒トウモロコシ粉／モロコシ粉１２％から２７％
バイタル小麦グルテン粉３％から１３％
大豆粉１２％から２７％
水／ミルク３０％から４０％

組成物３０ ヨーロッパおよびカナダ
全粒小麦粉／セモリナ粉／半粒小麦粉と半粒ダークライ麦／全粒ライコムギ粉４０％から６０％
大麦粉１２％から２７％
バイタル小麦グルテン粉３％から１７％
大豆粉６％から２０％
水／ミルク３０％から４０％

組成物３１ オーストラリア
全粒小麦粉／セモリナ粉２４％から４０％
モロコシ粉１２％から２７％
バイタル小麦グルテン粉３％から１７％
ローストされたヒヨコ粉１２％から２７％≫を追加し、必要に応じて、約２％の菜種油を追加
水／ミルク３０％から４０％

組成物３２ 東南アジア
米粉１２％から２７％
全粒トウモロコシ粉１２％から２７％
アピオカ粉０％から１２％
高グルテン小麦粉６％から２０％またはバイタル小麦グルテン粉３％から１７％
大豆粉６％から２０％
水／ミルク ３０％から４０％

組成物３３ 北および西アフリカ
高グルテン小麦粉／デュラム粉６％から２０％またはバイタル小麦グルテン粉３％から１７％
米粉２０％から３３％
全粒トウモロコシ粉１２％から２７％
ローストされたササゲ豆粉６から２０％、必要に応じて約２重量％のパーム油を追加
水／ミルク３０％から４０％

例示的なグルテン非含有組成物

例示的な低グルテン組成物

代替えの高グルテン組成物

油料作物（ｏｉｌ ｃｒｏｐｓ）にも「豆」と同様の機能がある。大豆や他の豆粉は、たとえばヒマワリの種、ヒヨコ豆、ルピナス、亜麻仁、落花生、アブラヤシの実、アブラヤシの実、任意の比率の２種類、３種類、４種類、５種類、または６種類の組み合わせである油料作物の粉と置き換えることができる。ひまわりの種、落花生、亜麻仁は製粉する必要がある。亜麻仁と大豆を除いて、油料作物の他のすべての粉はローストまたは揚げる必要がある

例：
大豆＋ひまわりの種
大豆＋落花生
ピーナッツ＋ひまわりの種
大豆＋落花生＋ひまわりの種
ヒヨコ豆＋ルピナス。
前述したように、小麦粉はグルテン非含有小麦粉、全粒小麦粉、高グルテン小麦粉、ダークライ麦、ライコムギおよびそれらの任意の比率の組み合わせと考えられる。

組成３４−４０ （非トウモロコシ粉）
７つの非トウモロコシ組成物を以下に開示する。

組成物３４
小麦粉３３％から４４％
大麦粉３％から１０％
米粉６％から１３％
油糧作物の粉６％から１２％
水／ミルク３０％から４０％

組成物３５
小麦粉３６％−４７％
大麦粉３％−１０％
油糧作物の粉６％−１３％
水／ミルク３０％から４０％

組成物３６
小麦粉３６％−４７％
オート麦粉６％−１３％
油糧作物の粉６％−１３％
水／ミルク３０％から４０％

組成物３７
小麦粉３６％−４７％
米粉６％−１３％
油糧作物の粉６％−１３％
水／ミルク３０％から４０％

組成物３８
小麦粉３３％から４４％
大麦粉３％から１０％
オート麦粉６％から１３％
油糧作物の粉６％から１３％
水／ミルク３０％から４０％

組成物３９
小麦粉３３％から４４％
米粉６％から１３％
オート麦粉６％から１３％
油糧作物の粉６％から１３％
水／ミルク３０％から４０％

組成物４０
小麦粉２７％から３７％
米粉６％から１０％
オート麦粉６％から１０％
大麦粉３から１０％
油糧作物の粉６％から１０％
水／ミルク３０％から４０％

組成物４１−４４（温帯／熱帯帯）

組成物４１
小麦粉９−１７％
タピオカ粉９−１７％
トウモロコシ粉９−１７％
米粉９−１７％
油糧作物の粉９−１７％
水／ミルク３０％から４０％

組成物４２
米粉１５−２３％
トウモロコシ粉１５−２３％
小麦粉３−１０％
タピオカ粉３−１０％
油糧作物の粉９−１７％
水／ミルク３０％から４０％

組成物４３
米粉２１％−３０％
トウモロコシ粉ｌ５％−２３％
小麦粉３％−１０％
油料作物の小麦粉９％−１７％
水／ミルク３０％から４０％

組成物４４
米粉１５％−２３％
トウモロコシ粉１５％−２３％
小麦粉９％−１７％
油料作物の小麦粉９％−１７％
水／ミルク３０％から４０％

組成物４５−４６（熱帯地域）

組成物４５
米粉１５％−３０％
トウモロコシ粉１５％−２３％
油糧作物の粉１２％−２０％
水／ミルク３０％から４０％

組成物４６
米粉１５％−３０％
トウモロコシ粉１５％−２３％
油料作物の粉１２％−２０％
タピオカ粉６％
ポテト粉３％−６％
水／ミルク３０％から４０％

組成物４７
小麦粉２１％−３０％
トウモロコシ粉１５％−２３％
米粉９％−１７％
油糧作物の粉６％−１３％
水／ミルク３０％から４０％

組成物４８
小麦粉２１％−３０％
トウモロコシ粉１５％−２３％
オート麦粉９％−１７％
油糧作物の粉６％−１３％
水／ミルク３０％から４０％

組成物４９
小麦粉２１％−３０％
トウモロコシ粉１５％−２３％
大麦粉３％−１０％
油糧作物の粉９％−１７％
水／ミルク３０％から４０％

組成物５０
小麦粉２１％−３０％
トウモロコシ粉１５％−２３％
大麦粉３−１０％
米粉３−１０％
油糧作物の粉３％−１０％
水／ミルク３０％から４０％

組成物５１
小麦粉２１％−３０％
トウモロコシ粉１５％から２３％
大麦粉３−１０％
オート麦粉３−１０％
油糧作物の粉３％−１０％
水／ミルク３０％から４０％

組成物５２
小麦粉２１％−３０％
トウモロコシ粉１５％−２３％
米粉３−１０％
オート麦粉３−１０％
油糧作物の粉３％−１０％
水／ミルク３０％から４０％

組成物５３（米国）
高グルテン粉１８％から３３％
トウモロコシ粉１２％から２７％
米粉６％から１７％
大豆粉６％から１３％
水／ミルク／豆乳３０％から４０％
添加物：バイタル小麦グルテン
バイタル小麦グルテン粉を生地の重量の３％から１０％で加えて、タンパク質の量を増やし、調理器具の粘着性と弾力性を高めることができる。

組成物５４
１２重量％から２７重量％のトウモロコシ粉；
６重量％から１７重量％の米粉；
６重量％から１３重量％の大豆粉；
１８重量％から３３重量％の高グルテン粉；および
３０から４０重量％の液体。

組成物５５
１８重量％から２７重量％のトウモロコシ粉；
１８重量％から２７重量％の米粉；
９重量％から１７重量％の大豆粉；
３重量％から６重量％のタピオカ粉；
３重量％から５重量％のポテト粉；および
３０から４０重量％の液体。

組成物５６
１２重量％から２７重量％のトウモロコシ粉；
６重量％から１７重量％の米粉／オート麦粉；
６重量％から１３重量％の大豆／落花生／亜麻仁粉；
１８重量％から３３重量％の高グルテン粉；および
３０から４０重量％の液体。

組成物５７
１２重量％から２７重量％のトウモロコシ粉；
６重量％から１０重量％の米粉／オート麦粉；
３重量％から６重量％の大麦粉；
１８重量％から３３重量％の高グルテン粉；
６重量％から１３重量％の大豆／落花生／亜麻仁粉；および
３０から４０重量％の液体。

組成物５８
１２重量％から２７重量％のトウモロコシ粉；
６重量％から１０重量％の米粉；
６から１０重量％のオート麦粉；
１８重量％から３３重量％の高グルテン粉；
６重量％から１３重量％の大豆／落花生／亜麻仁粉；および
３０から４０重量％の液体。

組成物５９
８重量％から１８重量％の米粉；
５重量％から１０重量％の大麦粉；
３０重量％から４０重量％の高グルテン粉；
８重量％から１８重量％の大豆／落花生／亜麻仁粉；および
３０から４０重量％の液体。

例示的な製造プロセス
開示された道具を作るために使用できる例示的な製造プロセスが以下に提供される。

製造プロセスＡ
製造プロセスＡで使用される組成は次のとおりである；高グルテン粉／全粒小麦粉（１８−３３％）、（全粒穀物）、トウモロコシ粉（１２−２７％）、米粉／バイタルグルテン小麦粉（６−１７％）、大豆粉（６−１３％）および水／ミルク／豆乳（３０−４０％）。

１．約２０分間、スターフライイングで摂氏１２０から１５０度で大豆粉をローストした。または、約３重量％の液体油を、低脂質含有の豆であるヒヨコ豆粉またはササゲ豆粉に加え、スターフライイングで２分間混合物をローストした。
２．大豆粉が冷えた後、実施例１から２１から選択された２から５個の粉を加えて混合した。２から５個の追加粉には、ヒヨコ豆およびササゲ豆の粉は含まれていない。水／ミルクを加えて生地を練った。約１０から２０分間強く押したり引いたり（混練）すると、ジスルフィド、アミド、水素、およびイオン結合の形成が促進される。
３．生地の両側を大豆粉で覆い、生地が乾燥する前に約２．５から３ｍｍの厚さになるまで生地を平らにした。生地は平らな平面だった。製品が乳児や犬のおやつ用に作られている場合、厚さは最大約５ｍｍ＋／−３ｍｍである。
４．カッターを使用して、生地を二次元（２Ｄ）形状に切り取った。たとえば、スプーンカッター、フォークカッター、またはスポークカッターである。
５．約２５℃から約３５℃のチャンバまたはオーブン内でプレス型（図６）の下半分に切り抜き材料を配置した。材料の周りに約５から１５分間空気を流し、オーブンまたはチャンバーの湿度を約５０％から約７０％の湿度に調整した。湿度は化学反応を促進する。プレス金型の上半分を、プレス金型の下半分に置かれた切り抜き材料の上に直接置いた。
６．２段プレス金型を使用して、２Ｄ材料を３次元（３Ｄ）形状にスタンプした。約８から約１５分間、約１６０℃から約１８０℃のオーブンまたはチャンバーに、切り出された材料を含む２段プレス金型を入れた。
７．オーブンまたはチャンバーから、約７０℃から約４０℃の温度、および約３０％未満の湿度に設定された脱水機に、切り抜き材料を含む２段プレス金型を移した。オーブンまたはチャンバー内に約１時間から約３時間、切り抜き材料を含む２段プレス金型を放置した。３Ｄスプーンを、２段プレス金型内で硬化した。

製造プロセスＢ
製造プロセスＢで使用される組成は次のとおりである；高グルテン粉／全粒小麦粉（１８−３３％）、（全粒）、トウモロコシ粉（１２−２７％）、米粉／バイタルグルテン小麦粉（６−１７％）、大豆粉（６−１３％）および水／ミルク／豆乳（３０−４０％）。
１．約２０分間、スターフライイングで摂氏１２０から１５０度で大豆粉をローストした。または、約３％の重量の液体油を、低脂質含有の豆であるヒヨコ豆粉またはササゲ豆粉に加え、スターフライイングで２分間混合物をローストした。
２．同時に、実施例１から２１から選択された２から５個の粉を加えて混合した。２から５個の追加粉には、ヒヨコ豆およびササゲ豆の粉は含まれていない。水／ミルクを加えて生地を練った。約１０から２０分間強く押したり引いたり（混練）すると、ジスルフィド、アミド、水素、およびイオン結合の形成が促進される。
３．冷却用の大豆粉を生地に加え、約１０分間押したり引いたりした。
４．生地の粘度が高い場合には、生地の両側を大豆粉で覆い、生地が乾燥する前に約２．５から３ｍｍの厚さになるまで生地を平らにした。生地は平らな平面だった。製品が乳児や犬のおやつ用に作られている場合、厚さは最大約５ｍｍ＋／−３ｍｍである。
５．カッターを使用して、生地を二次元（２Ｄ）形状に切り取る。たとえば、スプーンカッター、フォークカッター、またはスポークカッターである。
６．約２５℃から約３５℃のチャンバまたはオーブン内のプレス型（図６）の下半分に切り抜き材料を配置した。材料の周りに約５から１５分間空気を流し、オーブンまたはチャンバーの湿度を約５０％から約７０％の湿度に調整した。湿度は化学反応を促進する。プレス金型の上半分を、プレス金型の下半分に置かれた切り抜き材料の上に直接置いた。
７．２段プレス金型を使用して、２Ｄ材料を３次元（３Ｄ）形状にスタンプした。約８から約１５分間、約１６０℃から約１８０℃のオーブンまたはチャンバーに、切り出された材料を含む２段プレス金型を入れた。
８．オーブンまたはチャンバーから、約７０℃から約４０℃の温度、および約３０％未満の湿度に設定された脱水機に、切り抜き材料を含む２段プレス金型を移した。オーブンまたはチャンバー内に約１時間から約３時間、切り抜き材料を含む２段プレス金型を放置した。３Ｄスプーンを、２段プレス金型内で硬化した。

製造プロセスＣ
製造プロセスＣで使用される組成は次のとおりである；高グルテン粉／全粒小麦粉（１８−３３％）、（全粒）、トウモロコシ粉（１２−２７％）、米粉／バイタルグルテン小麦粉（６−１７％）、大豆粉（６−１３％）および水／ミルク／豆乳（３０−４０％）。
１．約２０分から４０分間、水１０００ｍＬあたり７０から８０グラム（３から５グラムの塩）の比率で生の大豆をマッシュアップして処理した。
２．大豆粉を冷却した後、実施例１から２１から選択された２から５個の粉を加えて混合した。２から５個の追加粉には、ヒヨコ豆およびササゲ豆の粉は含まれていない。豆乳を加えて生地を練った。約１０から２０分間強く押したり引いたり（混練）すると、ジスルフィド、アミド、水素、およびイオン結合の形成が促進される。
３．生地の両側を大豆粉で覆い、生地が乾燥する前に約２．５から３ｍｍの厚さになるまで生地を平らにした。生地は平らな平面だった。製品が乳児や犬のおやつ用に作られている場合、厚さは最大約５ｍｍ＋／−３ｍｍである。
４．カッターを使用して、生地を二次元（２Ｄ）形状に切り取った。たとえば、スプーンカッター、フォークカッター、またはスポークカッターである。
５．約２５℃から約３５℃のチャンバまたはオーブン内のプレス型（図６）の下半分に切り抜き材料を配置した。材料の周りに約５から１５分間空気を流し、オーブンまたはチャンバーの湿度を約５０％から約７０％の湿度に調整した。湿度は化学反応を促進する。プレス金型の上半分を、プレス金型の下半分に置かれた切り抜き材料の上に直接置いた。
６．２段プレス金型を使用して、２Ｄ材料を３次元（３Ｄ）形状にスタンプした。約８から約１５分間、約１６０℃から約１８０℃のオーブンまたはチャンバーに、切り出された材料を含む２段プレス金型を入れた。
７．オーブンまたはチャンバーから、約７０℃から約４０℃の温度、および約３０％未満の湿度に設定された脱水機に、切り抜き材料を含む２段プレス金型を移した。オーブンまたはチャンバー内に約１時間から約３時間、切り抜き材料を含む２段プレス金型を放置した。３Ｄスプーンを、２段プレス金型内で硬化した。

製造プロセスＤ
製造プロセスＣで使用される組成は次のとおりである；

組成１Ａ：高グルテン粉／全粒小麦粉（１８−３３％）、（全粒）、トウモロコシ粉（１２−２７％）、米粉（６−１７％）、大豆粉（６−１３％）および水（３０−４０％）。

組成ＩＢ（グルテン非含有）：トウモロコシ粉１８−２７％、米粉１８−２７％、大豆粉９−１７％、タピオカ粉３−６％、ポテト粉３−５％、水３０−４０％。

組成１Ｃ：高グルテン粉１８−３３％、トウモロコシ粉１２−２７％、米粉／オート麦粉６−１７％、落花生粉／亜麻仁粉６−１３％、水３０−４０％。

組成ＩＤ：高グルテン粉１８−３３％、トウモロコシ粉１２−２７％、大麦粉３−６％、オート麦粉６−１０％、ピーナッツ粉６−１３％、水３０−４０％

組成ＩＦ：高グルテン粉３０−４０％、大麦粉５−１０％、米粉８−１８％、大豆粉８−１８％、水３０−４０％。

組成物２Ａ：高グルテン粉１８−３３％、トウモロコシ粉１２−２７％、オート麦粉６−１７％、大豆粉／ひまわりの種粉６−１３％、水３０−４０％

組成物２Ｂ：高グルテン粉１８から３３％、トウモロコシ粉１２から２７％、大麦粉３から８％、大豆粉／ヒマワリ種子粉６から１３％、水３０から４０％。

組成物２Ｃ：高グルテン粉１８−３３％、トウモロコシ粉１２−２７％、大麦粉３−６％、オート麦粉６−１７％、大豆粉／ヒマワリ種子粉６−１３％、水３０−４０％。

組成物２Ｄ：高グルテン粉１８−３３％、トウモロコシ粉１２−２７％、大麦粉３−６％、米粉６−１７％、大豆粉／ヒマワリ種子粉６−１３％、水３０−４０％。

組成物３Ｅ：高グルテン粉３０から４２％、オート麦粉５から１５％、米粉５から１５％、大麦粉３から１０％、ヒヨコ豆粉（Ｇａｒｂａｎｚｏ ｂｅａｎ ｆｌｏｕｒ）３から１０％、ルピナス豆粉（Ｌｕｐｉｎｅ ｂｅａｎ ｆｌｏｕｒ）３から１０％、水３０−４０％

組成物５Ａ：高グルテン粉１０−２０％、タピオカ粉１０−１５％、トウモロコシ粉１０−２０％、米粉１０−２０％、大豆粉１０−２０％、水３０−４０％

組成物７Ａ：トウモロコシ粉約２０％、米粉約２０％、ピーナッツ粉約１３％、タピオカ粉約７％、ポテト粉約７％、水３０−４０％

蒸すことにより、大豆油が表面に現れ、表面をより疎水性にする。
蒸しは、グルテン中にジスルフィド結合を作り出し、器具（フォーク）の尖った部分に、破損することなく食物をつかむのに十分な強度を与える。器具の強度は、タンパク質、多糖類、および脂質の混合物に由来する。代表的な結合は、グルテン内で形成されるジスルフィド結合である。薄くて反射性の油膜が製品の表面を覆っているため、器具は疎水性で耐久性がある。グルテン内のジスルフィド結合、疎水性表面、および製品内の油のフィルム残留物の組み合わせが、調理器具を温水および他の液体に対して耐性にする。したがって、ほとんどの配合では、高グルテンの小麦粉が必要である。全成分中のタンパク質の割合は１４％以上でなければならない。配合物全体の１０から２０％の油料作物が必要である。生地の水分量を制御し、脱水期間を短縮するために、ほとんどの場合、水分をあまり吸収しないトウモロコシまたは他の小麦粉が追加される。

１．亜麻仁と大豆粉を除くすべての油料作物または豆を、２０から３０分間、製粉および／または揚げ（１００から１３０度）で調理した。
２．組成に従ってすべての粉を一緒に混合し、水（３０から４０％）を加えて、生地を２０から３０分間で作る。
３．生地を２０から３０分間練る。両側を１０から１５分。
４．オプション１：切断ローラーを使用して生地をフォーク形状に切断する。金型は、各形状の領域で最初にオイルでコーティングする必要がある場合がある。
各生地の形を型の上に置いた。たとえば、原料を所定の位置に保持する規則的に配置されたスプラインにより、調理プロセス中に蒸気が流れ、ベーキング、冷却、脱水プロセスに空気が流れる。金型を積み重ねて、８から１５分間蒸した。
オプション２：最初に、大きな生地のボールを蒸気で平らにし、鍋に片側当たり１から２分置いた。生地の両面を同時に蒸す蒸し装置を使用する場合、合計時間を１から２分に短縮できる。次に、切断ローラー／切断金型を使用して生地をフォーク形状に切断し、各ピースを金型に置く（たとえば、オプション１で説明したように）。金型をすぐに積み重ね、金型内で５から１０分間蒸す（裏返す必要はない）。
５．次に、事前脱水のために、２５−３０℃（通常の室温）のファンからの強風で、金型内の湿度を７０％−９５または８５％−９５％に維持しながら、金型内の生地を４０から９０分間冷却する。
６．製品を３５から４５℃、湿度７５から８５％で、９０から１５０分間置いた。
７．脱水の環境は、７０から８５℃、湿度３０から６５％（理想的には５５から６５％）、８から１５時間であるべきである。
８．プロセスを完了するには、脱水機内で金型を冷却し、３０から６０分間、２から３分ごとに１度ずつ温度を下げる。
冷却後、フォークを金型から取り外して商業用にパッケージ化できる。

実施例
以下の実施例は、本開示の適用の例示を提供することを意図している。以下の例は、本開示の範囲を完全に定義するか、さもなければ制限することを意図していない。当業者は、本明細書で具体的に説明または参照した方法の代わりに、当技術分野で知られている他の多くの方法を代用できることを理解するであろう。

例１：水テスト
開示された器具を作るために使用される材料は、他の「純粋な」バイオベースの器具（例えば、ＰＬＡベースの器具およびＣＰＬＡベースの器具）よりも耐熱性が高い。純粋なバイオベースの器具は、摂氏約６０度から摂氏約７０度の液体で軟化して機能を失う。スプーンとフォークを使用した「Ｗ１」と、スプーンとフォークを使用した「Ｗ２」の２つの水試験を実施した。Ｗ１では、試験された組成は、高グルテン小麦粉（約２６％）、（全粒）トウモロコシ粉（約２０％）、米粉（約１３％）、大豆粉（約６％）および水／ミルク／豆乳（約４％）であった。

Ｗ１では、スプーン／フォーク（器具）をコップ一杯の沸騰水に入れた後、冷却させた。器具が水の中にあった合計時間は４５分だった。３０分後、器具には変形がなく、器具の突起（または突き刺し部分）は４５分まで柔らかくならなかった。Ｗ２では、試験した組成物は、高グルテン小麦粉（約２６％）、（全粒）トウモロコシ粉（約２０％）、バイタル小麦グルテン粉（約１３％）、大豆粉（約６％）および水／ミルク／豆乳（約３４％）であった。

Ｗ２では、スプーン／フォーク（器具）をコップ一杯の熱湯に入れた後、冷却させた。器具が水中にあった合計時間は１時間２０分だった。１時間後、器具に変形はなく、器具の突起（または突き刺し部分）は１時間２０分まで柔らかくならなかった。

スプーン（Ｗ２）を摂氏約８０度の水が入ったカップに入れた。水はスプーンの約４／５を覆っていた。カップ内の水は室温まで冷された。形態変化は１時間以上で観察された。スプーンは、形態を変えずに最大１時間、冷水、温水、または熱水（たとえば、摂氏６０から９０度）に入れることができる。通常、人々は摂氏７５度未満の温かいスープを食べるが、摂氏６５度を好む人もいる。したがって、材料は、スプーン、コーヒースターラー、または箸として使用できる。スプーンは摂氏約９０度±５度までの温度で使用でき、冷たい食べ物や熱い食べ物を食べることができる。材料の組成により、薄いセラミックと同様の強度が得られる。スプーン（高グルテン組成物から作られた）が冷水中に置かれた場合には、最大２時間、形状を保った。

しかしながら、Ｗ２では、材料がフォーク、スプーン、またはスポーク（それぞれ高グルテン組成物から作られる）である場合、食物をつかむ尖った端を含む頭（フォークおよびスポーク用）は約１０分以内の熱水（たとえば、摂氏６０から８５度）で柔らかくなる。約１０分後、フォークを使用して食べ物を刺すことは、ケーキのような柔らかい食べ物を刺すことを除いて、より難しくなる。スプーン、フォーク、またはスポークの主な形態は、食物がその上に置かれても維持される。

実施例２：器具の曲線の試験
例えば、図１Ａ、図１Ｃ、図４、図５、図７に示すように。開示される器具は、約１８度から約２２度、約１９度から約２１度、または約２０度±５度の角度の曲線を含む。この曲線は、器具の形態、強度、および有用性を維持する上で重要である。

いくつかのスプーンおよびフォークの「曲線」の完全性を試験した。高グルテン組成物から作られたスプーンとフォーク、および低グルテン組成物から作られたスプーンとフォークが作られ、テストされた。さらに、グルテンを含まない組成物から作られたスプーンとフォークが作られたが、テストされなかった。

各スプーンまたはフォークは、摂氏約７０度から摂氏約１００度の範囲の熱水カップに入れられた。スプーン（またはフォーク）を液体に約５分間放置した後、取り出して固体食品を食べるために使用した。その後スプーン（またはフォーク）を液体に再び５分間戻し、冷却された。このプロセスは最大１時間繰り返された。高グルテン組成物で作られたスプーンとフォークは、摂氏約９０度±５度の初期温度の液体中で最大１時間その曲線を保持した。低グルテン組成物で作られたスプーンとフォークは、摂氏約８０度±５度の初期温度の液体中で最大１時間その曲線を保持した。他の２つの結果に基づいて、以下が予想される。グルテンを含まない組成物で作られたスプーンとフォークは、摂氏約７５度±５度の液体で最大１時間その曲線を保持する。別の組成物は、熱水中の器具の機能を高めるためにガムを含むことができ、より高い温度に対する耐性をもたらす。

例３：圧縮力
圧縮実験：
機器：ＡＩＬＩＹＩＱＩ ＡＴＨ−５００スプリング伸長および圧縮試験機
最大力：５００ニュートン
最大圧縮領域：１８ｃｍ^２（４８ミリメートル直径）
圧縮力試験で使用される組成：高グルテン小麦粉（約２６％）、（全粒）、トウモロコシ粉（約２０％）、米粉（約１３％）、大豆粉（約６％）および水／ミルク／豆乳（約３４％）。

プロセス：
１．プラグを差し込み、スイッチを入れる
２．最大力を記録するように設定する
３．器具の対象領域（フォークまたはスプーン）を固定プレートに置く
４．測定ハンドグリップを引き下げ、可動プレートでフォークを圧縮する
５．データを読み取り、破片をきれいにする

図８は、テストされたフォーク上の３つの異なる場所を示している。上の円は２８４−３０８ニュートンの破断点力（ｂｒｅａｋｉｎｇ−ｐｏｉｎｔ ｆｏｒｃｅ）、中央の円は２５５−３５１ニュートンの破断点力を有する。下の円は２３０から３２８ニュートンの破断点力を有する。

図９は、テストされたスプーンの２つの異なる場所を示している。上の円は２７２−３４８ニュートンの破断点力を有し、下の円は３０６−４０４ニュートンの破断点力を有する。

本明細書では特定の実施形態を示して説明したが、そのような実施形態は例としてのみ提供されていることは当業者には明らかであろう。ここで、本開示から逸脱することなく、多数の変形、変更、および置換が当業者に思い浮かぶであろう。本明細書に記載される本開示の実施形態に対する様々な代替物が本開示を実施する際に採用され得ることを理解されたい。以下の特許請求の範囲は本開示の範囲を定義し、これらの特許請求の範囲内の方法および構造およびそれらの同等物はそれにより保護されることが意図される。

Claims (23)

1. 以下のものを含む可食性器具：
   ａ） １２重量％−２７重量％のトウモロコシ粉；
   ｂ） ６重量％−１７重量％の米粉；
   ｃ） ６重量％−１３重量％の大豆粉；
   ｄ） １８重量％−３３重量％の高グルテン粉；及び
   ｅ） ３０重量％−４０重量％の液体；
   または、
   ａ） １８重量％−２７重量％のトウモロコシ粉；
   ｂ） １８重量％−２７重量％の米粉；
   ｃ） ９重量％−１７重量％の大豆粉；
   ｄ） ３重量％−６重量％のタピオカ粉；
   ｅ） ３重量％−５重量％のポテト粉；および
   ｆ） ３０重量％−４０重量％の液体；
   ?または、
   ａ） １２重量％−２７重量％のトウモロコシ粉；
   ｂ） ６重量％−１７重量％の米粉／オート麦粉；
   ｃ） ６重量％−１３重量％の大豆粉／ピーナッツ粉／亜麻仁粉；
   ｄ） １８重量％−３３重量％の高グルテン粉；及び
   ｅ） ３０重量％−４０重量％の液体；
   ?または、
   ａ） １２重量％−２７重量％のトウモロコシ粉；
   ｂ） ６重量％−１０重量％の米粉／オート麦粉；
   ｃ） ３重量％−６重量％の大麦粉；
   ｄ） １８重量％−３３重量％の高グルテン粉；
   ｅ） ６重量％−１３重量％の大豆粉／ピーナッツ粉／亜麻仁粉；および
   ｆ） ３０重量％−４０重量％の液体；
   ?または、
   ａ） １２重量％−２７重量％のトウモロコシ粉；
   ｂ） ６重量％−１０重量％の米粉；
   ｃ） ６重量％−１０重量％のオート麦粉；
   ｄ） １８重量％−３３重量％の高グルテン粉；
   ｅ） ６重量％−１３重量％の大豆粉／ピーナッツ粉／亜麻仁粉；および
   ｆ） ３０重量％−４０重量％の液体；
   ?または、
   ａ） ８重量％−１８重量％の米粉；
   ｂ） ５重量％−１０重量％の大麦粉；
   ｃ） ３０重量％−４０重量％の高グルテン粉；
   ｄ） ８重量％−１８重量％の大豆粉／ピーナッツ粉／亜麻仁粉；
   ｅ） ３０重量％−４０重量％の液体。
2. 前記液体がミルク、豆乳または水である、請求項１に記載の可食性器具。
3. 前記器具がスプーンである、請求項１に記載の可食性器具。
4. 前記器具がスポークである、請求項１に記載の可食性器具。
5. 前記器具がフォークである、請求項１に記載の可食性器具。
6. 前記器具がナイフである、請求項１に記載の可食性器具。
7. 前記器具が生分解性である、請求項１に記載の可食性器具。
8. 前記器具が、埋立地の内部または外部で生分解性である、請求項１に記載の可食性器具。
9. 前記器具が１０℃から４０℃で生分解性である、請求項１に記載の可食性器具。
10. 前記器具が疎水性表面を有する、請求項１に記載の可食性器具。
11. 前記スプーンの圧縮力が２５０−５００ニュートンである、請求項１記載の可食性器具。
12. 前記スプーンの圧縮力が２７２−４０４ニュートンである、請求項１に記載の可食性器具。
13. 前記スポークの圧縮力が２５０−５００ニュートンである、請求項１記載の可食性器具
14. 前記スポークの圧縮力が２５５−３８８ニュートンである、請求項１記載の可食性器具。
15. 前記フォークの圧縮力が２００−５００ニュートンである、請求項１に記載の可食性器具。
16. 前記フォークの圧縮力が２３０−３５１ニュートンである、請求項１に記載の可食性器具。
17. 前記器具は、１−５ｍｍの厚さを有する、請求項１に記載の可食性器具。
18. 前記器具の厚みが２−４ｍｍである、請求項１に記載の可食性器具。
19. 前記器具が、１３−１５ｍｍの外側屈曲幅、９ｍｍから１１ｍｍの内側屈曲幅、５．５ｍｍから１０．５ｍｍの屈曲高さを有する、請求項１に記載の可食性器具。
20. 前記器具は、１４ｍｍの外側屈曲幅、１０ｍｍの内側屈曲幅、および６．５ｍｍ−９．５ｍｍの屈曲高さを有する、請求項１に記載の可食性器具。
21. 前記器具は、哺乳動物にとって可食性である、請求項１に記載の可食性器具。
22. 前記器具が９．０ｃｍから９．５ｃｍのハンドル長さを有する、請求項１に記載の可食性器具。
23. 前記器具は、１０ｃｍ未満のハンドル長さを有する、請求項１に記載の可食性器具。

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