JP2020510624A5 - - Google Patents

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JP2020510624A5
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本発明の他の目的、特徴および利点は、以下の詳細な説明から明らかとなるであろう。しかしながら、詳細な説明および特定の例は、本発明の好ましい実施形態を指し示すが、説明のためにのみ与えられるものであり、本発明の精神および範囲内での様々な変更および改良がこの詳細な説明から当業者に明らかとなるであろうことが理解されるべきである。
特定の実施形態では、例えば、以下が提供される:
(項目1)
対象においてがんを治療する方法であって、前記対象に、有効量の
(a)N1L遺伝子の欠失、マトリックス分解タンパク質遺伝子、アデノウイルス死タンパク質(ADP)遺伝子、および/またはシトクロムp450遺伝子を含むように操作された1つまたは複数のウイルス、および
(b)少なくとも1つの免疫チェックポイント阻害剤
を投与することを含む、方法。
(項目2)
対象においてがんを治療する方法であって、前記対象に、有効量の、N1L遺伝子の欠失、マトリックス分解タンパク質遺伝子、アデノウイルス死タンパク質(ADP)遺伝子、および/またはシトクロムp450遺伝子を含むように操作された2つまたはそれより多くのウイルスを投与することを含む、方法。
(項目3)
対象においてがんまたは感染性疾患を治療または予防する方法であって、前記対象に、有効量の
(a)少なくとも1つの腫瘍関連または病原体関連抗原を発現するワクシニアウイルスであって、N1L遺伝子の欠失を含む、ワクシニアウイルス、および
(b)少なくとも1つの腫瘍関連または病原体関連抗原を発現する少なくとも第2のウイルス
を投与することを含む、方法。
(項目4)
前記腫瘍関連抗原が、メソテリン、黒色腫関連遺伝子(MAGE)、癌胎児性抗原(CEA)、変異型Ras、または変異型p53である、項目3に記載の方法。
(項目5)
前記病原体関連抗原が、感染性ウイルス、細菌、真菌、プリオン、または寄生虫生物により発現される抗原である、項目3に記載の方法。
(項目6)
前記ワクシニアウイルスにより発現される前記少なくとも1つの腫瘍関連または病原体関連抗原および前記第2のウイルスにより発現される前記少なくとも1つの腫瘍関連または病原体関連抗原が同じである、項目3に記載の方法。
(項目7)
前記ワクシニアウイルスにより発現される前記少なくとも1つの腫瘍関連または病原体関連抗原および前記第2のウイルスにより発現される前記少なくとも1つの腫瘍関連または病原体関連抗原が異なる、項目3に記載の方法。
(項目8)
前記ウイルスが局所および/またはアブスコパル効果を誘導する、項目1または2に記載の方法。
(項目9)
少なくとも1つの免疫チェックポイント阻害剤を投与することをさらに含む、項目2または3に記載の方法。
(項目10)
2つ、3つ、または4つのウイルスが投与される、項目1または項目2または項目3に記載の方法。
(項目11)
前記ウイルスが、アデノウイルス、レトロウイルス、ワクシニアウイルス、アデノ随伴ウイルス、ヘルペスウイルス、水胞性口内炎ウイルス、および/または口内炎ウイルスを含む、項目1または2に記載の方法。
(項目12)
前記ウイルスが1つまたは複数のアデノウイルスを含む、項目1または2に記載の方法。
(項目13)
少なくとも1つの腫瘍関連または病原体関連抗原を発現する前記第2のウイルスが、アデノウイルス、レトロウイルス、ワクシニアウイルス、アデノ随伴ウイルス、ヘルペスウイルス、水胞性口内炎ウイルス、および/または口内炎ウイルスである、項目3に記載の方法。
(項目14)
少なくとも1つの腫瘍関連または病原体関連抗原を発現する前記第2のウイルスがアデノウイルスである、項目13に記載の方法。
(項目15)
前記アデノウイルスが、少なくとも1つの腫瘍関連または病原体関連抗原を発現する前記N1Lを欠失したワクシニアウイルスの投与の前に投与される、項目14に記載の方法。
(項目16)
前記アデノウイルス死タンパク質遺伝子が過剰発現される、項目1または2に記載の方法。
(項目17)
前記マトリックス分解タンパク質遺伝子が、リラキシン、ヒアルロニダーゼ、またはデコリンである、項目1または2に記載の方法。
(項目18)
前記マトリックス分解タンパク質遺伝子がリラキシンである、項目1または2に記載の方法。
(項目19)
前記シトクロムp450遺伝子がシトクロムp450 2B1遺伝子である、項目1または2に記載の方法。
(項目20)
前記シトクロムp450 2B1遺伝子がラットシトクロムp450 2B1遺伝子である、項目19に記載の方法。
(項目21)
前記N1Lの欠失を含むように操作された前記ウイルスがワクシニアウイルスである、項目1または2に記載の方法。
(項目22)
前記シトクロムp450遺伝子を含むように操作された前記ウイルスが単純ヘルペスウイルスである、項目1または2に記載の方法。
(項目23)
前記マトリックス分解タンパク質および/またはアデノウイルス死タンパク質遺伝子を含むように操作された前記ウイルスがアデノウイルスである、項目16に記載の方法。
(項目24)
前記ウイルスが、治療用核酸を発現するようにさらに操作される、項目1または項目2または項目3に記載の方法。
(項目25)
前記治療用核酸がp53および/またはIL−24をコードする、項目24に記載の方法。
(項目26)
p53および/またはIL−24の機能を回復または増進させることをさらに含む、項目1または2に記載の方法。
(項目27)
前記少なくとも1つのチェックポイント阻害剤が、CTLA−4、PD−1、PD−L1、PD−L2、LAG−3、BTLA、B7H3、B7H4、TIM3、KIR、またはA2aRの阻害剤から選択される、項目1または9に記載の方法。
(項目28)
前記少なくとも1つの免疫チェックポイント阻害剤がヒトプログラム細胞死1(PD−1)軸結合アンタゴニストである、項目1または9に記載の方法。
(項目29)
前記PD−1軸結合アンタゴニストが、PD−1結合アンタゴニスト、PDL1結合アンタゴニストおよびPDL2結合アンタゴニストからなる群から選択される、項目28に記載の方法。
(項目30)
前記PD−1軸結合アンタゴニストがPD−1結合アンタゴニストである、項目28に記載の方法。
(項目31)
前記PD−1結合アンタゴニストが、PDL1および/またはPDL2へのPD−1の結合を阻害する、項目29に記載の方法。
(項目32)
前記PD−1結合アンタゴニストがモノクローナル抗体またはその抗原結合性断片である、項目29に記載の方法。
(項目33)
前記PD−1結合アンタゴニストが、ニボルマブ、ペムブロリズマブ、ピジリズマブ(pidillizumab)、AMP−514、REGN2810、CT−011、BMS 936559、MPDL328OAまたはAMP−224である、項目29に記載の方法。
(項目34)
前記少なくとも1つの免疫チェックポイント阻害剤が抗CTLA−4抗体である、項目1または9に記載の方法。
(項目35)
前記抗CTLA−4抗体がトレメリムマブまたはイピリムマブである、項目34に記載の方法。
(項目36)
前記少なくとも1つの免疫チェックポイント阻害剤が抗キラー細胞免疫グロブリン様受容体(KIR)抗体である、項目1または9に記載の方法。
(項目37)
前記抗KIR抗体がリリルマブである、項目36に記載の方法。
(項目38)
1つより多くのチェックポイント阻害剤が投与される、項目1または9に記載の方法。
(項目39)
前記免疫チェックポイント阻害剤が全身投与される、項目1または9に記載の方法。
(項目40)
前記ウイルスが複製コンピテントまたは腫瘍溶解性である、項目1または項目2または項目3に記載の方法。
(項目41)
前記ウイルスが複製インコンピテントである、項目1または項目2または項目3に記載の方法。
(項目42)
前記ウイルスが、複製コンピテントウイルスと複製インコンピテントウイルスとの組合せを含む、項目1または項目2または項目3に記載の方法。
(項目43)
前記ウイルスおよび/または前記少なくとも1つのチェックポイント阻害剤が、腫瘍内に、動脈内に、静脈内に、血管内に、胸膜内に、腹腔内に、気管内に、髄腔内に、筋肉内に、内視鏡的に、病巣内に、経皮的に、皮下に、局部的に、定位的に、または直接的な注射もしくは灌流により投与される、項目1または9に記載の方法。
(項目44)
前記ウイルスが腫瘍内に投与される、項目1または2に記載の方法。
(項目45)
前記ウイルスが、皮内に、皮下に、筋肉内に、腹腔内に、経口的に、吸入により、または他の形態の粘膜曝露により投与される、項目3に記載の方法。
(項目46)
前記がんが、黒色腫、非小細胞肺がん、小細胞肺がん、肺がん、肝細胞癌、網膜芽腫、星状細胞腫、膠芽腫、白血病、神経芽腫、頭部がん、頸部がん、乳がん、膵臓がん、前立腺がん、腎臓がん、骨がん、精巣がん、卵巣がん、中皮腫、子宮頸がん、胃腸がん、泌尿生殖器がん、気道がん、造血性がん、筋骨格がん、神経内分泌がん、癌腫、肉腫、中枢神経系がん、末梢神経系がん、リンパ腫、脳がん、結腸がんまたは膀胱がんである、項目1または2に記載の方法。
(項目47)
前記がんが転移性である、項目1または2に記載の方法。
(項目48)
前記ウイルスおよび/または前記少なくとも1つの免疫チェックポイント阻害剤がアブスコパル効果を誘導する、項目1または9に記載の方法。
(項目49)
前記対象が、前記ウイルスおよび/または前記少なくとも1つの免疫チェックポイント阻害剤を1回より多く投与される、項目1または9に記載の方法。
(項目50)
前記対象が、前記少なくとも1つの免疫チェックポイント阻害剤の前に、同時に、または後に前記ウイルスを投与される、項目1または9に記載の方法。
(項目51)
投与が局所または局部注射を含む、項目1または2に記載の方法。
(項目52)
投与が、連続注入、腫瘍内注射、静脈注射、動脈注射、腹腔内注射、胸膜内注射、または髄腔内注射を介して為される、項目1または2に記載の方法。
(項目53)
前記対象がヒトである、項目1または2に記載の方法。
(項目54)
前記対象が健康な対象である、項目3に記載の方法。
(項目55)
前記対象が前がん病変を含む、項目3に記載の方法。
(項目56)
前記前がん病変が白斑または形成異常病変である、項目55に記載の方法。
(項目57)
前記対象ががんを発症するリスクを有する、項目3に記載の方法。
(項目58)
前記対象が喫煙者である、項目57に記載の方法。
(項目59)
前記対象ががんの家族歴を有する、項目57に記載の方法。
(項目60)
有効量の免疫アジュバントを投与することをさらに含む、項目3に記載の方法。
(項目61)
少なくとも1つの追加の抗がん治療を投与することをさらに含む、項目1または項目2または項目3に記載の方法。
(項目62)
前記少なくとも1つの追加の抗がん治療が、外科療法、化学療法、放射線療法、ホルモン療法、免疫療法、小分子療法、受容体キナーゼ阻害剤療法、抗血管新生療法、サイトカイン療法、寒冷療法または生物学的療法である、項目61に記載の方法。
(項目63)
前記生物学的療法が、モノクローナル抗体、siRNA、miRNA、アンチセンスオリゴヌクレオチド、リボザイムまたは遺伝子療法である、項目62に記載の方法。
(項目64)
前記少なくとも1つの追加の抗がん治療がプロテインキナーゼ阻害剤である、項目61に記載の方法。
(項目65)
前記プロテインキナーゼ阻害剤がチロシンキナーゼ阻害剤である、項目64に記載の方法。
(項目66)
前記チロシンキナーゼ阻害剤が、ブルトン型チロシンキナーゼ(BTK)阻害剤としてさらに定義される、項目65に記載の方法。
(項目67)
前記BTK阻害剤が、イブルチニブ、アカラブルチニブ(ACP−196)、ONO−4059、スペブルチニブ(CC−292)、HM−71224、CG−036806、GDC−0834、ONO−4049、RN−486、SNS−062、TAS−5567、AVL−101、AVL−291、PCI−45261、HCI−1684、PLS−123、およびBGB−3111からなる群から選択される、項目66に記載の方法。
(項目68)
前記少なくとも1つの追加の抗がん治療がHDM2および/またはHDM4の阻害剤である、項目61に記載の方法。
(項目69)
前記HDM2の阻害剤がHDM201である、項目68に記載の方法。
(項目70)
前記少なくとも1つの追加の抗がん治療が複製コンピテントまたは複製インコンピテントウイルスである、項目61に記載の方法。
(項目71)
前記複製コンピテントまたは複製インコンピテントウイルスが、アデノウイルス、アデノ随伴ウイルス、レトロウイルス、レンチウイルス、ヘルペスウイルス、ポックスウイルス、ワクシニアウイルス、水胞性口内炎ウイルス、ポリオウイルス、ニューカッスル病ウイルス、エプスタイン・バーウイルス、インフルエンザウイルスまたはレオウイルスである、項目70に記載の方法。
(項目72)
前記複製コンピテントまたは複製インコンピテントウイルスが、治療用核酸を発現するように操作される、項目70に記載の方法。
(項目73)
前記治療用核酸がp53および/またはIL−24をコードする、項目72に記載の方法。
(項目74)
前記複製コンピテントまたは複製インコンピテントウイルスが単純ヘルペスウイルスである、項目70に記載の方法。
(項目75)
前記複製コンピテントまたは複製インコンピテントウイルスが、サイトカインを発現するように操作される、項目70に記載の方法。
(項目76)
前記サイトカインが顆粒球マクロファージコロニー刺激因子(GM−CSF)である、項目75に記載の方法。
(項目77)
前記複製コンピテントまたは複製インコンピテントウイルスが、タリモジーン・ラハーパレプベック(T−VEC)としてさらに定義される、項目70に記載の方法。
(項目78)
前記少なくとも1つの追加の抗がん治療がプロテインキナーゼまたは成長因子シグナル伝達経路阻害剤である、項目61に記載の方法。
(項目79)
前記プロテインキナーゼまたは成長因子シグナル伝達経路阻害剤が、アファチニブ、アキシチニブ、ベバシズマブ、ボスチニブ、セツキシマブ、クリゾチニブ、ダサチニブ、エルロチニブ、フォスタマチニブ、ゲフィチニブ、イマチニブ、ラパチニブ、レンバチニブ、ムブリチニブ、ニロチニブ、パニツムマブ、パゾパニブ、ペガプタニブ、ラニビズマブ、ルキソリチニブ、サラカチニブ、ソラフェニブ、スニチニブ、トラスツズマブ、バンデタニブ、AP23451、ベムラフェニブ、CAL101、PX−866、LY294002、ラパマイシン、テムシロリムス、エベロリムス、リダホロリムス、アルボシジブ、ゲニステイン、セルメチニブ、AZD−6244、バタラニブ、P1446A−05、AG−024322、ZD1839、P276−00またはGW572016である、項目78に記載の方法。
(項目80)
前記プロテインキナーゼ阻害剤がPI3K阻害剤である、項目78に記載の方法。
(項目81)
前記PI3K阻害剤がPI3Kデルタ阻害剤である、項目80に記載の方法。
(項目82)
前記免疫療法がサイトカインを含む、項目62に記載の方法。
(項目83)
前記サイトカインが顆粒球マクロファージコロニー刺激因子(GM−CSF)である、項目82に記載の方法。
(項目84)
前記サイトカインがインターロイキンおよび/またはインターフェロンである、項目82に記載の方法。
(項目85)
前記インターロイキンがIL−2である、項目84に記載の方法。
(項目86)
前記インターフェロンがIFNαである、項目84に記載の方法。
(項目87)
前記免疫療法が、共刺激受容体アゴニスト、自然免疫細胞の刺激因子、または自然免疫の活性化因子を含む、項目62に記載の方法。
(項目88)
前記共刺激受容体アゴニストが、抗OX40抗体、抗GITR抗体、抗CD137抗体、抗CD40抗体、または抗CD27抗体である、項目87に記載の方法。
(項目89)
前記免疫細胞の刺激因子が、細胞傷害性阻害受容体の阻害剤または免疫刺激toll様受容体(TLR)のアゴニストである、項目87に記載の方法。
(項目90)
前記細胞傷害性阻害受容体が、NKG2A/CD94またはCD96 TACTILEの阻害剤である、項目89に記載の方法。
(項目91)
前記TLRアゴニストがTLR7アゴニスト、TLR8アゴニスト、またはTLR9アゴニストである、項目89に記載の方法。
(項目92)
前記免疫療法が、PD−L1阻害剤、4−1BBアゴニスト、およびOX40アゴニストの組合せを含む、項目62に記載の方法。
(項目93)
前記免疫療法がインターフェロン遺伝子の刺激因子(STING)アゴニストを含む、項目62に記載の方法。
(項目94)
前記自然免疫の活性化因子が、IDO阻害剤、TGFβ阻害剤、またはIL−10阻害剤である、項目87に記載の方法。
(項目95)
前記化学療法がDNA損傷剤を含む、項目62に記載の方法。
(項目96)
前記DNA損傷剤が、ガンマ照射、X線、UV照射、マイクロ波、電子放射、アドリアマイシン、5−フルオロウラシル(5FU)、カペシタビン、エトポシド(VP−16)、カンプトテシン、アクチノマイシンD、ミトマイシンC、シスプラチン(CDDP)、または過酸化水素である、項目94に記載の方法。
(項目97)
前記DNA損傷剤が5FUまたはカペシタビンである、項目94に記載の方法。
(項目98)
前記化学療法が、シスプラチン(CDDP)、カルボプラチン、プロカルバジン、メクロレタミン、シクロホスファミド、カンプトテシン、イホスファミド、メルファラン、クロラムブシル、ブスルファン、ニトロソウレア、ダクチノマイシン、ダウノルビシン、ドキソルビシン、ブレオマイシン、プリカマイシン、ミトマイシン、エトポシド(VP16)、タモキシフェン、タキソテール、タキソール、トランス白金、5−フルオロウラシル、ビンクリスチン、ビンブラスチン、メトトレキサート、またはこれらの任意のアナログもしくは誘導体バリアントを含む、項目62に記載の方法。
(項目99)
(a)N1L遺伝子の欠失、マトリックス分解タンパク質遺伝子、アデノウイルス死タンパク質(ADP)遺伝子、および/またはシトクロムp450遺伝子を含むように操作された1つまたは複数のウイルス、および(b)少なくとも1つの免疫チェックポイント阻害剤を含む、医薬組成物。
(項目100)
前記1つまたは複数のウイルスが、リラキシンを発現するように操作されたウイルス、アデノウイルス死タンパク質(ADP)遺伝子を過剰発現するように操作されたウイルス、N1L遺伝子を欠失するように操作されたワクシニアウイルス、およびラットシトクロムp450 2B1遺伝子を発現するように操作された単純ヘルペスウイルスからなる群から選択される、項目99に記載の組成物。
(項目101)
N1L遺伝子の欠失、マトリックス分解タンパク質遺伝子、アデノウイルス死タンパク質(ADP)遺伝子、および/またはシトクロムp450遺伝子を含むように操作された2つまたはそれより多くのウイルスを含む、医薬組成物。
(項目102)
前記2つまたはそれより多くのウイルスが、リラキシンを発現するように操作されたウイルス、前記アデノウイルス死タンパク質(ADP)遺伝子を過剰発現するように操作されたウイルス、前記N1L遺伝子を欠失するように操作されたワクシニアウイルス、およびラットシトクロムp450 2B1遺伝子を発現するように操作された単純ヘルペスウイルスからなる群から選択される、項目101に記載の組成物。
(項目103)
前記ウイルスが、アデノウイルス、レトロウイルス、ワクシニアウイルス、アデノ随伴ウイルス、ヘルペスウイルス、水胞性口内炎ウイルス、および/または口内炎ウイルスを含む、項目99または101に記載の組成物。
(項目104)
前記ウイルスが1つまたは複数のアデノウイルスを含む、項目99または101に記
載の組成物。
(項目105)
前記アデノウイルス死タンパク質が過剰発現される、項目99または101に記載の組成物。
(項目106)
前記マトリックス分解タンパク質が、リラキシン、ヒアルロニダーゼ、またはデコリンである、項目99または101に記載の組成物。
(項目107)
前記マトリックス分解タンパク質がリラキシンである、項目99または101に記載の組成物。
(項目108)
前記シトクロムp450遺伝子がシトクロムp450 2B1遺伝子である、項目99または101に記載の組成物。
(項目109)
前記シトクロムp450 2B1遺伝子がラットシトクロムp450 2B1遺伝子である、項目108に記載の組成物。
(項目110)
前記N1Lの欠失を含むように操作された前記ウイルスがワクシニアウイルスである、項目99または101に記載の組成物。
(項目111)
前記シトクロムp450遺伝子を含むように操作された前記ウイルスが単純ヘルペスウイルスである、項目99または101に記載の組成物。
(項目112)
前記マトリックス分解タンパク質および/またはアデノウイルス死タンパク質を含むように操作された前記ウイルスがアデノウイルスである、項目105に記載の組成物。
(項目113)
(a)少なくとも1つの腫瘍関連または病原体関連抗原およびN1L遺伝子の欠失を発現するワクシニアウイルス、および(b)少なくとも1つの腫瘍関連または病原体関連抗原を発現する少なくとも第2のウイルスを含む、医薬組成物。
(項目114)
前記腫瘍関連抗原が、メソテリン、黒色腫関連遺伝子(MAGE)、癌胎児性抗原(CEA)、変異型Ras、または変異型p53である、項目113に記載の組成物。
(項目115)
前記病原体関連抗原が、感染性ウイルス、細菌、真菌、プリオン、または寄生虫生物により発現される抗原である、項目113に記載の組成物。
(項目116)
少なくとも1つの腫瘍関連または病原体関連抗原を発現する前記第2のウイルスがアデノウイルスである、項目113に記載の組成物。
(項目117)
前記ワクシニアウイルスにより発現される前記少なくとも1つの腫瘍関連または病原体関連抗原および前記第2のウイルスにより発現される前記少なくとも1つの腫瘍関連または病原体関連抗原が同じである、項目113に記載の組成物。
(項目118)
前記ワクシニアウイルスにより発現される前記少なくとも1つの腫瘍関連または病原体関連抗原および前記第2のウイルスにより発現される前記少なくとも1つの腫瘍関連または病原体関連抗原が異なる、項目113に記載の組成物。
(項目119)
免疫アジュバントをさらに含む、項目113に記載の組成物。

Claims (24)

  1. 対象においてがんを治療するための組み合わせ物であって
    (a)N1L遺伝子の欠失、マトリックス分解タンパク質遺伝子、アデノウイルス死タンパク質(ADP)遺伝子、および/またはシトクロムp450遺伝子を含むように操作された1つまたは複数のウイルス、および
    (b)少なくとも1つの免疫チェックポイント阻害剤
    を含む、組み合わせ物
  2. 対象においてがんを治療するための組成物であって、N1L遺伝子の欠失、マトリックス分解タンパク質遺伝子、アデノウイルス死タンパク質(ADP)遺伝子、および/またはシトクロムp450遺伝子を含むように操作された2つまたはそれより多くのウイルスを含む、組成物
  3. 対象においてがんまたは感染性疾患を治療または予防するための組み合わせ物であって
    (a)少なくとも1つの腫瘍関連または病原体関連抗原を発現するワクシニアウイルスであって、N1L遺伝子の欠失を含む、ワクシニアウイルス、および
    (b)少なくとも1つの腫瘍関連または病原体関連抗原を発現する少なくとも第2のウイルス
    を含む、組み合わせ物
  4. 2つ、3つ、または4つのウイルスが投与されることを特徴とする、請求項1もしくは請求項3に記載の組み合わせ物または請求項に記載の組成物
  5. 前記ウイルスが、アデノウイルス、レトロウイルス、ワクシニアウイルス、アデノ随伴ウイルス、ヘルペスウイルス、水胞性口内炎ウイルス、および/または口内炎ウイルスを含む、請求項1に記載の組み合わせ物または請求項2に記載の組成物
  6. 前記ウイルスが1つまたは複数のアデノウイルスを含む、請求項1に記載の組み合わせ物または請求項2に記載の組成物
  7. 前記アデノウイルス死タンパク質遺伝子が過剰発現される、請求項1に記載の組み合わせ物または請求項2に記載の組成物
  8. 前記マトリックス分解タンパク質遺伝子が、リラキシン、ヒアルロニダーゼ、またはデコリンである、請求項1に記載の組み合わせ物または請求項2に記載の組成物
  9. 前記シトクロムp450遺伝子がシトクロムp450 2B1遺伝子である、請求項1に記載の組み合わせ物または請求項2に記載の組成物
  10. 前記シトクロムp450 2B1遺伝子がラットシトクロムp450 2B1遺伝子である、請求項に記載の組み合わせ物または組成物
  11. 前記N1Lの欠失を含むように操作された前記ウイルスがワクシニアウイルスである、請求項1に記載の組み合わせ物または請求項2に記載の組成物
  12. 前記シトクロムp450遺伝子を含むように操作された前記ウイルスが単純ヘルペスウイルスである、請求項1に記載の組み合わせ物または請求項2に記載の組成物
  13. 前記マトリックス分解タンパク質および/またはアデノウイルス死タンパク質遺伝子を含むように操作された前記ウイルスがアデノウイルスである、請求項に記載の組み合わせ物または組成物
  14. 前記ウイルスが、治療用核酸を発現するようにさらに操作される、請求項1もしくは請求項3に記載の組み合わせ物または請求項に記載の組成物
  15. 前記治療用核酸がp53および/またはIL−24をコードする、請求項4に記載の組み合わせ物または組成物
  16. p53および/またはIL−24の機能回復または増進されることを特徴とする、請求項1に記載の組み合わせ物または請求項2に記載の組成物
  17. 前記少なくとも1つのチェックポイント阻害剤が、CTLA−4、PD−1、PD−L1、PD−L2、LAG−3、BTLA、B7H3、B7H4、TIM3、KIR、またはA2aRの阻害剤から選択される、請求項1もしくは請求項9に記載の組み合わせ物または請求項9に記載の組成物
  18. 前記ウイルスが複製コンピテントまたは腫瘍溶解性である、請求項1もしくは請求項3に記載の組み合わせ物または請求項に記載の組成物
  19. 前記ウイルスが複製インコンピテントである、請求項1もしくは請求項3に記載の組み合わせ物または請求項に記載の組成物
  20. 前記ウイルスが、複製コンピテントウイルスと複製インコンピテントウイルスとの組合せを含む、請求項1もしくは請求項3に記載の組み合わせ物または請求項に記載の組成物
  21. 対象においてがんを治療するための組成物であって、N1L遺伝子の欠失、マトリックス分解タンパク質遺伝子、アデノウイルス死タンパク質(ADP)遺伝子、および/またはシトクロムp450遺伝子を含むように操作された1つまたは複数のウイルスを含み、前記組成物は、少なくとも1つの免疫チェックポイント阻害剤と組み合わせて投与されることを特徴とする、組成物。
  22. 対象においてがんを治療するための組成物であって、少なくとも1つの免疫チェックポイント阻害剤を含み、前記組成物は、N1L遺伝子の欠失、マトリックス分解タンパク質遺伝子、アデノウイルス死タンパク質(ADP)遺伝子、および/またはシトクロムp450遺伝子を含むように操作された1つまたは複数のウイルスと組み合わせて投与されることを特徴とする、組成物。
  23. 対象においてがんまたは感染性疾患を治療または予防するための組成物であって、少なくとも1つの腫瘍関連または病原体関連抗原を発現するワクシニアウイルスであって、N1L遺伝子の欠失を含む、ワクシニアウイルスを含み、前記組成物は、少なくとも1つの腫瘍関連または病原体関連抗原を発現する少なくとも第2のウイルスと組み合わせて投与されることを特徴とする、組成物。
  24. 対象においてがんまたは感染性疾患を治療または予防するための組成物であって、少なくとも1つの腫瘍関連または病原体関連抗原を発現する少なくとも第2のウイルスを含み、前記組成物は、少なくとも1つの腫瘍関連または病原体関連抗原を発現するワクシニアウイルスであって、N1L遺伝子の欠失を含む、ワクシニアウイルスと組み合わせて投与されることを特徴とする、組成物。
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