JP2020504206A - 遠赤外線放射物質が混合された混合インキ及びその製造方法と、該混合インキが印刷された印刷物 - Google Patents

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Abstract

本発明は、印刷物の印刷に用いられる印刷用インキであって、顔料配合物に粉末状の遠赤外線放射物質を混合して製造する遠赤外線放射物質が混合された混合インキとその製造方法及びこれにより印刷された印刷物に関するものである。これにより、対象物に印刷される混合インキに遠赤外線放射物質を混合することにより、0.88以上の高い遠赤外線放射率を保つことにより、印刷物から生じる各種の有害ガスを60%以上脱臭することができるので、使用者が印刷物を拒否感なしに使用することができ、葡萄状球菌及び肺炎菌を約90%以上減らすことにより、清潔さを保つことができ、印刷物の使用に伴う汚染及び病原菌の伝達を未然に防ぐことができる。【選択図】 図1

Description

本発明は、印刷用インキとその製造方法及びこれにより印刷された印刷物に関し、特に、印刷用インキに遠赤外線放射物質を含めることにより、印刷物から生じる各種の有害ガスを脱臭して、使用者が印刷物を拒否感なしに使用できることはもとより、抗菌機能を極大化して清潔さを保つことができ、食品の包装に使用する場合に腐敗を防いで保存期間を延ばすことのできる遠赤外線放射物質が混合された混合インキ及びその製造方法と、該混合インキが印刷された印刷物に関する。
一般的に、印刷物とは、版面に印刷インキを付け、版面に文字、絵などを紙などに印刷した物品のことをいう。
前記印刷インキは、紙などに印刷したときに接着力に優れており、人体に有害性がなく、主として油ワニス又はワニス、ロジンなどの樹脂と顔料などを合成して製造する。
しかしながら、従来の印刷インキを使用する印刷物の場合、印刷後にはインキそれ自体の匂い又は使用中の汚染に伴う匂いのため、使用者が拒否感を有する場合が生じ、とりわけ、使用に伴う汚染により使用者が有害な病原菌に晒されるなどの不具合があった。
一方、遠赤外線は、電磁波の一種であり、物質を暖め、有機物への浸透力が強いことから、生命又は生育の光線とも呼ばれ、略3.6〜16ミクロン(μm)の長波長の熱エネルギーを放射するが、特に、この熱エネルギーは、皮膚中の40mmまで浸透して温熱作用を用いて人体の毛細血管を拡張させて血流を円滑にし、且つ、動植物も多量のこの遠赤外線を受けると、生長が格段に促され、ビニールハウスなど農作物に応用される場合、その効果が効果が多大であると知られている。
従来より、このような遠赤外線を活用すべく、対象物それ自体に遠赤外線放射物質を含有させる方法が用いられてきている。例えば、書物や本の場合、紙それ自体の製造工程において遠赤外線放射物質を含有させたり、あるいは、PET瓶の製造に際して原材料それ自体に遠赤外線放射物質を含有させたりする。
しかしながら、上述したように、原材料それ自体に遠赤外線放射物質を含有させるときには、原材料の全体にわたって一様に混合されなければならないため、多量の遠赤外線放射物質が必要になり、その結果、その分、製造コストが高騰してしまうという不都合があり、対象物それ自体の製造工程において遠赤外線放射物質を混合するために既存の製造工程に修正及び変更を加えることを余儀なくされるため、これに伴う製造工程の遅延又は修正にさらなるコストがかかってしまうという不都合があった。
したがって、本発明の目的は、対象物に印刷される混合インキに遠赤外線放射物質を混合することにより、0.88以上の高い遠赤外線放射率を保つことにより、印刷物から生じる各種の有害ガスを60%以上脱臭することができるので、使用者が印刷物を拒否感なしに使用することができ、葡萄状球菌及び肺炎菌を約90%以上減らすことにより、清潔さを保つことができ、印刷物の使用に伴う汚染及び病原菌の伝達を未然に防ぐことのできる遠赤外線放射物質が混合された混合インキ及びその製造方法と、該混合インキが印刷された印刷物を提供することである。
また、本発明の他の目的は、印刷物それ自体から生じる有害な各種の有害成分を遮断し、遠赤外線それ自体が有する各種の有益な効能を同時に発揮することができる他、食品包装容器に印刷したり、印刷物を一緒に入れて保管したりするだけでも、食品の清潔さを保つことができ、腐敗を防いで保存期間及び賞味期限を延ばすことのできる、遠赤外線放射物質が混合された混合インキ及びその製造方法と、該混合インキが印刷された印刷物を提供することである。
更に、本発明の更に他の目的は、在来紙それ自体又は壁紙それ自体など印刷や塗布が行われる対象物それ自体に遠赤外線放射物質を含有させることなく、単に混合インキを使用するだけでも、更に高い放射効果を発揮できることから、製造コストを格段に節減しながらも、その効果を極大化させることのできる遠赤外線放射物質が混合された混合インキ及びその製造方法と、該混合インキが印刷された印刷物を提供することである。
前記目的は、本発明の一実施形態により、印刷物の印刷に用いられる印刷用インキであって、顔料配合物に粉末(パウダー)状の遠赤外線放射物質を混合して製造する、遠赤外線放射物質が混合された混合インキにより達成される。
前記遠赤外線放射物質は、前記混合インキの総重量に対して3〜10重量%で混合されてもよい。
前記遠赤外線放射物質は、1〜5μmの直径範囲内で用意されてもよい。
前記顔料配合物は、顔料にインキバインダ又はインキ補助剤のうちの1種以上を含んでいてもよい。
例えば、前記顔料配合物が黄色(Yellow)である場合、顔料10〜13重量%、インキバインダ70〜75重量%、インキ補助剤5〜10重量%で用意され、前記顔料配合物が黄色以外の色である場合、顔料18〜22重量%、インキバインダ65〜70重量%、インキ補助剤5〜10重量%で用意されてもよい。
前記遠赤外線放射物質は、インキバインダ又はインキ溶媒のうちのいずれか1種又は2種を先に配合した後に前記顔料配合物と混合してもよい。
一方、前記目的は、上述した前記遠赤外線放射物質が混合された混合インキが印刷された印刷物であって、遠赤外線放射率が20〜39℃において0.87〜0.93の範囲に収まり、脱臭率が、印刷3時間後に60〜80%となる、遠赤外線放射物質が混合された混合インキにより印刷された印刷物によって達成される。
ここで、葡萄状球菌の初期濃度に対する18時間後の濃度減少率が90%以上となるように、肺炎菌の初期濃度に対する18時間後の濃度減少率が90%以上となるようにしてもよい。
また、前記混合インキは、書物や本、壁紙、又は食品包装紙に用いられる紙と、PET、ビニール類又は各種の生地類に適用可能である。
一方、前記目的は、本発明の別の実施形態に従い、顔料にインキバインダを配合し、配合された前記インキバインダが顔料を取り囲むように分散させて顔料配合物を用意するステップと、遠赤外線放射物質を設定された直径範囲内に収まるように粉砕し、粉砕された前記遠赤外線放射物質をインキバインダと配合した後に分散させて、遠赤外線放射物質の配合物を用意するステップと、前記顔料配合物と前記遠赤外線放射物質の配合物とを混合するステップと、前記混合された顔料配合物と遠赤外線放射物質の配合物にインキ補助剤又はインキ溶媒のうちのいずれか1種又は2種以上を混合して整えるステップと、を含む、遠赤外線放射物質が混合された混合インキの製造方法によっても達成される。
ここで、前記顔料とインキバインダとを配合するステップ、及び前記遠赤外線放射物質とインキバインダとを配合するステップは、前記配合物の分散粘度に対応してインキ溶媒を更に配合するステップを更に含んでいてもよい。
したがって、本発明に係る遠赤外線放射物質が混合された混合インキにより印刷された印刷物は、0.88以上の高い遠赤外線放射率を保つことにより、印刷物から生じる各種の有害ガスを60%以上脱臭することができるので、使用者が印刷物を拒否感なしに使用することができ、葡萄状球菌及び肺炎菌を約90%以上減らすことにより、清潔さを保つことができ、印刷物の使用に伴う汚染及び病原菌の伝達を未然に防ぐことができるという効果がある。
また、本発明に係る遠赤外線放射物質が混合された混合インキを用いて、宅配される学習用問題集や書物や本などを印刷する場合、印刷物それ自体から遠赤外線が放射されるので、人体に有害な各種の有害成分を遮断するだけではなく、遠赤外線それ自体が有する各種の有益な効能を同時に発揮することができるというメリットがある。
更に、本発明に係る遠赤外線放射物質が混合された混合インキを用いて、食品包装容器に印刷したり、印刷物を一緒に入れて保管したりするだけでも、食品の清潔さを保つことができ、腐敗を防いで保存期間及び賞味期限を延ばすことができるので、有関産業の発展に資することができ、且つ、有関産業の競争力を強めることができるというメリットがある。
更にまた、本発明に係る遠赤外線放射物質が混合された混合インキは、インキや塗料などが使用可能なIT、自動車、家電及び建設分野など多岐に亘る分野に印刷、塗布、蒸着又は接着などの方法を用いて適用可能であるので、拡張性を極大化させることができて、有関産業分野の発展に寄与することができる。
これらに加えて、本発明に係る遠赤外線放射物質が混合された混合インキは、在来紙それ自体又は壁紙それ自体など印刷や塗布が行われる対象物それ自体に遠赤外線放射物質を含有させることなく、単に混合インキを使用するだけでも、更に高い放射効果を発揮できることから、製造コストを格段に節減しながらも、その効果を極大化させることができる。
本発明の一実施形態に係る遠赤外線放射物質が混合された混合インキの製造方法を示すフローチャート。 本発明に係る遠赤外線放射物質が混合された混合インキにより印刷された印刷物の遠赤外線放射率試験の結果を示すグラフ。 本発明に係る遠赤外線放射物質が混合された混合インキにより印刷された印刷物の脱臭率の変化試験の結果を示すグラフ。 本発明に係る遠赤外線放射物質が混合された混合インキにより印刷された印刷物の葡萄状球菌の抗菌試験の結果を示す写真。 本発明に係る遠赤外線放射物質が混合された混合インキにより印刷された印刷物の肺炎菌の抗菌試験の結果を示す写真。 本発明に係る遠赤外線放射物質が混合された混合インキにより印刷された食品包装容器又は印刷物の投入された包装容器の食品保存試験の結果を示す写真。 本発明に係る遠赤外線放射物質が混合された混合インキにより印刷された食品包装容器又は印刷物の投入された包装容器の食品保存試験の結果を示す写真。
以下、添付図面に基づいて、本発明の実施形態について詳しく説明する。
本発明の一実施形態に係る遠赤外線放射物質が混合された混合インキは、印刷物の印刷に用いられる印刷用インキであって、顔料配合物に粉末状の遠赤外線放射物質を混合して製造することを要旨とする。
また、本発明の一実施形態に係る混合インキにより印刷された印刷物とは、前記遠赤外線放射物質が混合された混合インキにより印刷された印刷物のことをいう。
本発明において定義する印刷物の範囲は、従来より用いられてきている通常の印刷用インキを用いて製作する限り、その印刷方式や具体的な印刷物の種類に何等限られない。
例えば、印刷物には、オフセット(Offset)をはじめとする多種多様な印刷方式が適用可能であり、その種類としては、冊子、宅配される学習用問題集、雑誌、広告用のチラシ、新聞などが挙げられ、これらの種々の種類に制限なしに適用可能である。
そして、前記印刷物の材質もまた、書物や本、壁紙、食品包装材などに用いられる紙材質はもとより、PETやビニールなどの合成樹脂材質や、カーテンなどの天然樹脂又は織物材質など制限なしに適用可能であるということはいうまでもない。ひいては、壁や机、家具、車両などに用いられるペイントにも適用可能である。
一方、印刷物が冊子である場合、表紙又は本文などの両方ともに使用可能であり、表紙や内紙の材質や種類を問わずに適用され、印刷工程に際して前処理工程や後処理工程など種々の工程作業に制限なしに適用される。
遠赤外線放射物質とは、遠赤外線を放出する物質のことをいい、公知の多種多様なものが使用可能であるが、例えば、高嶺土、ゲルマニウム、黄土、麦飯石、バイオセラミック、イライト(illite)、雲母、長石などのいずれか1種又は2種以上を混合して使用可能であり、これらの他に、シリカ、アルミナ、酸化鉄、酸化マグネシウムなども使用可能である。
遠赤外線は、電磁波の一種であり、物質を暖め、有機物への浸透力が強いことから、生命又は生育の光線と呼ばれ、略3.6〜16ミクロン(μm)の長波長の熱エネルギーを放射する。特に、この熱エネルギーは、皮膚中の40mmまで浸透して温熱作用を用いて人体の毛細血管を拡張させて血流を円滑にし、且つ、動植物も多量のこの遠赤外線を受けると、生長が格段に促され、ビニールハウスなど農作物に応用される場合、その効果が効果が多大であると知られている。
本発明に係る遠赤外線放射物質が混合された混合インキには、様々な材料が更に混合されてもよいが、例えば、電気石のように陰イオンが放射される物質を添加してもよい。
前記陰イオンは、人体に対して、血液浄化作用、精神安定作用、自律神経調節作用、免疫強化作用、肺機能強化作用、鎮痛作用、アレルギー(Allergy)改善作用など種々の効能があると知られている。
前記遠赤外線放射物質又は陰イオン放射物質は、粉末状(パウダー状)に粉砕した後、印刷用インキに配合して使用する。
本発明に係る遠赤外線放射物質が混合された混合インキにおいて、遠赤外線放射物質の混合比は、種々に変更可能であるが、前記混合インキの総重量に対して3〜10重量%で混合されることが好ましい。
遠赤外線放射率は、放射物質の種別、放射物質の投入量、及び遠赤外線の波長に応じて異なり、印刷の場合、印刷塗膜の厚さに応じて異なるため、遠赤外線放射物質の含量は重要な要素である。
本出願人は、実験を繰り返し行ったところ、最適な範囲を算出した。前記遠赤外線放射物質の含量が10重量%以上であれば、印刷の品質に影響を与えて品質が低下し、この範囲以上においては、たとえ遠赤外線放射物質の含量を増やしたとしても、遠赤外線の放出量の数値は大幅に上がらないため、さらなる効果は僅かであるのに対し、遠赤外線放射物質の材料コストが格段に高騰し、これは、製造コストのアップにつながるという欠点がある。
一方、遠赤外線放射物質が前記3〜10重量%の範囲内において次第に減るにつれて遠赤外線放射率は緩やかな下向きの曲線を描くのに対し、3重量%以下においては相対的的に急峻な下向きの曲線を描くため、狙いの遠赤外線放射率を達成するためには、前記範囲内において含量を保つことが好ましい。
一方、本願の出願人が大韓民国所在の社団法人韓国遠赤外線協会に頼んで、同協会において本発明に係る混合インキを印刷物に塗布して実験を行ったところ、印刷物の単位面積当たりに混合インキが1〜25%(面積比)塗布される場合に放射率が0.88の値を示し、混合インキが30〜50%塗布される場合に放射率が0.884の値を示し、混合インキが50〜100%塗布される場合に放射率が0.894の値を示すことを確認した。このことから、印刷物に混合インキを塗布する場合、印刷の種類によるが、少ない塗布面積でも0.88以上の放射率を保つことができるということが分かる。
遠赤外線放射物質は、1〜5μmの直径範囲内において用意されることが好ましい。遠赤外線放射物質の粒度は、小さ過ぎる場合、粉砕作業を行い難く、粉砕にかかる時間、装備及びコストが増えてしまうという不都合があり、逆に、粒度が大き過ぎる場合には、顔料との配合が一様に行われず、印刷の品質に影響を及ぼす虞があるため、非常に重要である。したがって、本願出願人が実験を繰り返し行ったところ、粉砕し易さと印刷の品質を担保できる最適な範囲を導き出すに至った。
前記遠赤外線放射物質は、インキバインダ又はインキ溶媒のうちのいずれか1種又は2種を先に配合した後に前記顔料配合物と混合してもよい。ここで、インキバインダとしては、種々のものが使用可能であり、例えば、レジン(Regin)、植物性バインダ、インキ溶媒(Ink Solvent)が使用可能である。
顔料配合物は、顔料にインキバインダ又はインキ補助剤のうちのいずれか1種以上を含めて用意してもよい。ここで、インキ補助剤は、種々のものが使用可能であり、例えば、裏うつり(裏汚れ)防止剤、スリップ(Slip)剤、乾燥剤、乾燥抑制剤又はインキ溶媒が使用可能である。
具体的に、前記顔料配合物が黄色(Yellow)である場合、顔料10〜13重量%、インキバインダ70〜75重量%、インキ補助剤5〜10重量%で用意されてもよく、前記顔料配合物が黄色以外の色である場合、顔料18〜22重量%、インキバインダ65〜70重量%、インキ補助剤5〜10重量%で用意されてもよい。
以下、本発明の一実施形態に係る遠赤外線放射物質が混合された混合インキの製造方法について説明する。
図1を参照すると、まず、顔料にインキバインダを配合(S11)し、配合された前記インキバインダが顔料を取り囲むように分散(S13)させて顔料配合物を用意する。
前記分散(S13)ステップにおいては、顔料の場合、1次基本粒子、例えば、1μm以下の小さな粒度を有するが、粉末(パウダー)にする手順において互いに凝集されて更に大きな直径の2次粒子が形成されるが、前記分散(S13)させるステップを用いて、顔料粒子を再び基本粒子の状態にし、これと同時に、インキバインダが分散された顔料を取り囲む構造となって、顔料を全体的に安定している状態にする。
一方、遠赤外線放射物質を選定された直径範囲に収まるように粉砕(S21)し、粉砕された前記遠赤外線放射物質をインキバインダと配合(S23)した後に分散(S25)させて、遠赤外線放射物質の配合物を用意する。
遠赤外線放射物質は、例えば、3〜20μmの粒子径を有する原資材をもって、粉砕機を用いて更に5μm以下の直径を有するように粉砕する。
ここで、前記顔料とインキバインダを配合(S11)するステップ、及び前記遠赤外線放射物質とインキバインダとを配合(S23)するステップにおいては、前記配合物の分散粘度に対応してインキ溶媒を更に配合してもよい。
次いで、前記顔料配合物と前記遠赤外線放射物質の配合物とを混合(S31)する。
最後に、前記混合された顔料配合物と遠赤外線放射物質の配合物にインキ補助剤又はインキ溶媒のうちのいずれか1種又は2種以上を混合して整え(S33)るステップを行う。
前記整えるステップ(S33)は、印刷プロセス及び印刷後工程において安定的な印刷が行われるようにインキ補助剤及びインキ溶媒を投入して、最終状態の混合インキを作る手順である。
上述したような含量比及び製造方法に従い製造された、本発明に係る遠赤外線放射物質が混合された混合インキは、次のような効果を奏する。
まず、本発明に係る遠赤外線放射物質が混合された混合インキは、遠赤外線放射率が20〜39℃において0.87〜0.93の範囲に収まり、脱臭率が、印刷3時間後に60〜80%下がるという効果を示す。
図2は、本発明に係る遠赤外線放射物質が混合された混合インキにより印刷された印刷物の放射率の試験を「社団法人韓国遠赤外線協会」において行って得た試験成績書に書かれているグラフである。
試験条件は、約37℃の外気温度における測定とした。図2から明らかなように、遠赤外線放射率(5〜20μm)が約0.87〜0.93の範囲に収まるということを確認することができる。
一方、図3は、本発明に係る遠赤外線放射物質が混合された印刷インキが供された印刷物と、そうではない印刷物(Blank)の経時脱臭率(試料ガスは、アンモニとする)を示すグラフであり、約2時間後からは、脱臭率が60〜80%に至るということを確認することができる。
Figure 2020504206
上記表1及び図3を参照すると、遠赤外線放射物質を混合された混合インキの場合、初期30分以内に脱臭率が60%まで急増するということを確認することができるが、つまり、遠赤外線放射物質を混合された混合インキの場合、脱臭率それ自体はもとより、脱臭にかかる時間もまた非常に短いということを確認することができる。
一方、本発明に係る遠赤外線放射物質が混合された混合インキは、葡萄状球菌の初期濃度に比べて、18時間後の濃度減少率が90%以上となるように、肺炎菌の初期濃度に比べて、18時間後の濃度減少率が90%以上となるように、前記遠赤外線放射物質を前記印刷用インキに含めることができる。
図4は、本発明に係る遠赤外線放射物質が混合された混合インキにより印刷された印刷物に対する葡萄状球菌(Staphylococcus aureus ATCC 6538)抗菌試験を行ったものであり、初期(右側)と18時間後(左側)とを対比した実験写真である。この実験は、先の実験と同様に、「社団法人韓国遠赤外線協会」において行った。
表2を参照すると、18時間後に、葡萄状球菌が約96.2%以上減ったことが分かる。
Figure 2020504206
図5は、肺炎菌(Klebsiella pneumoniae ATCC 4352)に対する抗菌試験を行った結果であり、初期(右側)に比べて、18時間後(左側)に肺炎菌が97.1%以上減ったことが分かる(表2参照)。
図6及び図7は、本発明に係る遠赤外線放射物質が混合された混合インキにより印刷された食品包装容器と、そうではない通常の食品包装容器とに果物を入れ、食品の経時保存状態いかんを実験した結果を示すものである。
図6を参照すると、左側の黄色いボックスは、遠赤外線放射物質が混合された混合インキにより印刷したものであり、右側の場合には、通常の包装ボックスに遠赤外線放射物質が混合された混合インキによる印刷物を入れたものである。
遠赤外線放射物質が混合された混合インキにより印刷されていない白いボックスとその保存状態をみると、約2週間(2017年06月13日)が経ってから保存状態に差異が現われ始め、図7に示すように、約1ヶ月(2017年06月29日)が経ったところで、その保存状態に格段の差異が現われるということを確認することができる。
したがって、本発明に係る遠赤外線放射物質が混合された混合インキにより印刷された印刷物は、0.88以上の高い遠赤外線放射率を保つことにより、印刷物から生じる各種の有害ガスを60%以上脱臭することができるので、使用者が印刷物を拒否感なしに使用することができ、葡萄状球菌及び肺炎菌を約90%以上減らすことにより、清潔さを保つことができ、印刷物の使用に伴う汚染及び病原菌の伝達を未然に防ぐことができるという効果がある。
また、本発明に係る遠赤外線放射物質が混合された混合インキを用いて、宅配される学習用問題集や書物や本などを印刷する場合、印刷物それ自体から遠赤外線が放射されるので、人体に有害な各種の有害成分を遮断するだけではなく、遠赤外線それ自体が有する各種の有益な効能を同時に発揮することができるというメリットがある。
更に、本発明に係る遠赤外線放射物質が混合された混合インキを用いて、食品包装容器に印刷したり、印刷物を一緒に入れて保管したりするだけでも、食品の清潔さを保つことができ、腐敗を防いで保存期間及び賞味期限を延ばすことができるので、有関産業の発展に資することができ、且つ、有関産業の競争力を強めることができるというメリットがある。
更にまた、本発明に係る遠赤外線放射物質が混合された混合インキは、インキや塗料などが使用可能なIT、自動車、家電及び建設分野など多岐に亘る分野に印刷、塗布、蒸着又は接着などの方法を用いて適用可能であるので、拡張性を極大化させることができて、有関産業分野の発展に寄与することができる。
これらに加えて、本発明に係る遠赤外線放射物質が混合された混合インキは、在来紙それ自体又は壁紙それ自体など印刷や塗布が行われる対象物それ自体に遠赤外線放射物質を含有させることなく、単に混合インキを使用するだけでも、更に高い放射効果を発揮できることから、製造コストを格段に節減しながらも、その効果を極大化させることができる。

Claims (11)

  1. 印刷物の印刷に用いられる印刷用インキであって、顔料配合物に粉末状の遠赤外線放射物質を混合して製造する、遠赤外線放射物質が混合された混合インキ。
  2. 前記遠赤外線放射物質は、前記混合インキの総重量に対して3〜10重量%で混合されることを特徴とする、請求項1に記載の遠赤外線放射物質が混合された混合インキ。
  3. 前記遠赤外線放射物質は、1〜5μmの直径範囲内で用意されることを特徴とする、請求項1に記載の遠赤外線放射物質が混合された混合インキ。
  4. 前記顔料配合物は、顔料にインキバインダ又はインキ補助剤のうちの1種以上を含めて用意することを特徴とする、請求項1に記載の遠赤外線放射物質が混合された混合インキ。
  5. 前記顔料配合物が黄色(Yellow)である場合、顔料10〜13重量%、インキバインダ70〜75重量%、インキ補助剤5〜10重量%で用意され、
    前記顔料配合物が黄色以外の色である場合、顔料18〜22重量%、インキバインダ65〜70重量%、インキ補助剤5〜10重量%で用意されることを特徴とする、請求項4に記載の遠赤外線放射物質が混合された混合インキ。
  6. 前記遠赤外線放射物質は、インキバインダ又はインキ溶媒のうちのいずれか1種又は2種を先に配合した後に前記顔料配合物と混合することを特徴とする、請求項5に記載の遠赤外線放射物質が混合された混合インキ。
  7. 請求項1に記載の前記遠赤外線放射物質が混合された混合インキが印刷された印刷物であって、遠赤外線放射率が20〜39℃において0.87〜0.93の範囲に収まり、脱臭率が、印刷3時間後に60〜80%となる、遠赤外線放射物質が混合された混合インキにより印刷された印刷物。
  8. 葡萄状球菌の初期濃度に対する18時間後の濃度減少率が90%以上であり、
    肺炎菌の初期濃度に対する18時間後の濃度減少率が90%以上となることを特徴とする、請求項7に記載の遠赤外線放射物質が混合された混合インキにより印刷された印刷物。
  9. 前記混合インキは、書物や本、壁紙、又は食品包装紙に用いられる紙と、PET、ビニール類又は各種の生地類に適用可能であることを特徴とする、請求項8に記載の遠赤外線放射物質が混合された混合インキにより印刷された印刷物。
  10. 顔料にインキバインダを配合し、配合された前記インキバインダが顔料を取り囲むように分散させて顔料配合物を用意するステップと、
    遠赤外線放射物質を設定された直径範囲内に収まるように粉砕し、粉砕された前記遠赤外線放射物質をインキバインダと配合した後に分散させて、遠赤外線放射物質の配合物を用意するステップと、
    前記顔料配合物と前記遠赤外線放射物質の配合物とを混合するステップと、
    前記混合された顔料配合物と遠赤外線放射物質の配合物にインキ補助剤又はインキ溶媒のうちのいずれか1種又は2種以上を混合して整えるステップと、
    を含む、遠赤外線放射物質が混合された混合インキの製造方法。
  11. 前記顔料とインキバインダとを配合するステップ、及び前記遠赤外線放射物質とインキバインダとを配合するステップは、前記配合物の分散粘度に対応してインキ溶媒を更に配合するステップを更に含む、請求項10に記載の遠赤外線放射物質が混合された混合インキの製造方法。


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