JP2020504135A5 - - Google Patents
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Description
本明細書に記載されている様々な実施形態の特性のうち1種、一部または全てを組み合わせて、本開示の他の実施形態を形作ることができることを理解されたい。本開示のこれらおよび他の態様は、当業者には明らかになるであろう。本開示のこれらおよび他の実施形態を次の詳細な説明によりさらに記載する。
特定の実施形態では、例えば、以下が提供される:
(項目1)
個体における慢性閉塞性肺疾患(COPD)を処置するための方法であって、ヒトシグレック−8に結合する抗体の有効量を前記個体に投与するステップを含み、前記個体が、非好酸球性COPDを有する、方法。
(項目2)
前記個体が約5%未満の血中好酸球数を有する、項目1に記載の方法。
(項目3)
前記個体が約2%未満の血中好酸球数を有する、項目2に記載の方法。
(項目4)
前記個体由来の誘発喀痰試料が全細胞含量に対して約2%未満の好酸球を含有する、項目1〜3のいずれか一項に記載の方法。
(項目5)
前記個体が、肺における好中球浸潤を有する、項目1〜4のいずれか一項に記載の方法。
(項目6)
個体における慢性閉塞性肺疾患(COPD)を処置するための方法であって、ヒトシグレック−8に結合する抗体の有効量を前記個体に投与するステップを含み、前記個体由来の誘発喀痰試料が、全白血球含量に対して約70%より多い好中球を含有する、方法。
(項目7)
前記個体が喫煙者であるか、または喫煙者であった、項目1〜6のいずれか一項に記載の方法。
(項目8)
前記個体が、以下:1年間に2回を超える増悪、慢性気管支炎、アルファ1−アンチトリプシン欠損、上部ドミナント浮腫、嚢胞性肺気腫、小葉中心性肺気腫(CLE)、1型呼吸不全、2型呼吸不全、バイオマスCOPDおよび不可逆的COPD、の1つまたは複数と診断されている、項目1〜7のいずれか一項に記載の方法。
(項目9)
前記個体が、以下:肺高血圧、全身性の炎症、安定状態気道細菌定着、気管支拡張および気流閉塞、の1つまたは複数と診断されている、項目1〜7のいずれか一項に記載の方法。
(項目10)
前記個体が、喘息または喘息COPDオーバーラップ症候群(ACOS)を有さない、項目1〜9のいずれか一項に記載の方法。
(項目11)
COPDを有する前記個体における1つまたは複数の症状が、前記抗体の投与前のベースラインレベルと比較して低下する、項目1〜10のいずれか一項に記載の方法。
(項目12)
COPDを有する前記個体の肺における好中球浸潤が、前記抗体の投与前のベースラインレベルと比較して低下する、項目1〜10のいずれか一項に記載の方法。
(項目13)
COPDを有する前記個体における肺エラスタンスが、前記抗体の投与前のベースラインレベルと比較して増加する、項目1〜10のいずれか一項に記載の方法。
(項目14)
COPDを有する前記個体の肺における最大吸気量が、前記抗体の投与前のベースラインレベルと比較して低下する、項目1〜10のいずれか一項に記載の方法。
(項目15)
前記抗体が、重鎖可変領域および軽鎖可変領域を含み、前記重鎖可変領域が、(i)配列番号61のアミノ酸配列を含むHVR−H1、(ii)配列番号62のアミノ酸配列を含むHVR−H2および(iii)配列番号63のアミノ酸配列を含むHVR−H3を含み、ならびに/または前記軽鎖可変領域が、(i)配列番号64のアミノ酸配列を含むHVR−L1、(ii)配列番号65のアミノ酸配列を含むHVR−L2および(iii)配列番号66のアミノ酸配列を含むHVR−L3を含む、項目1〜14のいずれか一項に記載の方法。
(項目16)
前記抗体が、配列番号6のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域、および/または配列番号16もしくは21から選択されるアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域を含む、項目1〜14のいずれか一項に記載の方法。
(項目17)
前記抗体が、ヒトIgG Fc領域を含む重鎖Fc領域を含む、項目1〜16のいずれか一項に記載の方法。
(項目18)
前記ヒトIgG Fc領域が、ヒトIgG1を含む、項目17に記載の方法。
(項目19)
前記抗体が、配列番号75のアミノ酸配列を含む重鎖、および/または配列番号76もしくは77から選択されるアミノ酸配列を含む軽鎖を含む、項目1〜14のいずれか一項に記載の方法。
(項目20)
前記抗体が、重鎖可変領域および軽鎖可変領域を含み、前記重鎖可変領域が、(i)配列番号61のアミノ酸配列を含むHVR−H1、(ii)配列番号62のアミノ酸配列を含むHVR−H2および(iii)配列番号67〜70から選択されるアミノ酸配列を含むHVR−H3を含み、ならびに/または前記軽鎖可変領域が、(i)配列番号64のアミノ酸配列を含むHVR−L1、(ii)配列番号65のアミノ酸配列を含むHVR−L2および(iii)配列番号71のアミノ酸配列を含むHVR−L3を含む、項目1〜14のいずれか一項に記載の方法。
(項目21)
前記抗体が、配列番号11〜14から選択されるアミノ酸配列を含む重鎖可変領域、および/または配列番号23〜24から選択されるアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域を含む、項目1〜14のいずれか一項に記載の方法。
(項目22)
前記抗体が、配列番号2〜14から選択されるアミノ酸配列を含む重鎖可変領域、および/または配列番号16〜24から選択されるアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域を含む、項目1〜14のいずれか一項に記載の方法。
(項目23)
前記抗体が、配列番号2〜10から選択されるアミノ酸配列を含む重鎖可変領域、および/または配列番号16〜22から選択されるアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域を含む、項目1〜14のいずれか一項に記載の方法。
(項目24)
前記抗体が:
(a)
(1)配列番号26〜29から選択されるアミノ酸配列を含むHC−FR1、
(2)配列番号61のアミノ酸配列を含むHVR−H1、
(3)配列番号31〜36から選択されるアミノ酸配列を含むHC−FR2、
(4)配列番号62のアミノ酸配列を含むHVR−H2、
(5)配列番号38〜43から選択されるアミノ酸配列を含むHC−FR3、
(6)配列番号63のアミノ酸配列を含むHVR−H3および
(7)配列番号45〜46から選択されるアミノ酸配列を含むHC−FR4
を含む重鎖可変領域、ならびに/または
(b)
(1)配列番号48〜49から選択されるアミノ酸配列を含むLC−FR1、
(2)配列番号64のアミノ酸配列を含むHVR−L1、
(3)配列番号51〜53から選択されるアミノ酸配列を含むLC−FR2、
(4)配列番号65のアミノ酸配列を含むHVR−L2、
(5)配列番号55〜58から選択されるアミノ酸配列を含むLC−FR3、
(6)配列番号66のアミノ酸配列を含むHVR−L3および
(7)配列番号60のアミノ酸配列を含むLC−FR4
を含む軽鎖可変領域
を含む、項目1〜14のいずれか一項に記載の方法。
(項目25)
前記抗体が:
(a)
(1)配列番号26のアミノ酸配列を含むHC−FR1、
(2)配列番号61のアミノ酸配列を含むHVR−H1、
(3)配列番号34のアミノ酸配列を含むHC−FR2、
(4)配列番号62のアミノ酸配列を含むHVR−H2、
(5)配列番号38のアミノ酸配列を含むHC−FR3、
(6)配列番号63のアミノ酸配列を含むHVR−H3および
(7)配列番号45のアミノ酸配列を含むHC−FR4
を含む重鎖可変領域、ならびに/または
(b)
(1)配列番号48のアミノ酸配列を含むLC−FR1、
(2)配列番号64のアミノ酸配列を含むHVR−L1、
(3)配列番号51のアミノ酸配列を含むLC−FR2、
(4)配列番号65のアミノ酸配列を含むHVR−L2、
(5)配列番号55のアミノ酸配列を含むLC−FR3、
(6)配列番号66のアミノ酸配列を含むHVR−L3および
(7)配列番号60のアミノ酸配列を含むLC−FR4
を含む軽鎖可変領域
を含む、項目1〜14のいずれか一項に記載の方法。
(項目26)
前記抗体が:
(a)
(1)配列番号26のアミノ酸配列を含むHC−FR1、
(2)配列番号61のアミノ酸配列を含むHVR−H1、
(3)配列番号34のアミノ酸配列を含むHC−FR2、
(4)配列番号62のアミノ酸配列を含むHVR−H2、
(5)配列番号38のアミノ酸配列を含むHC−FR3、
(6)配列番号63のアミノ酸配列を含むHVR−H3および
(7)配列番号45のアミノ酸配列を含むHC−FR4
を含む重鎖可変領域、ならびに/または
(b)
(1)配列番号48のアミノ酸配列を含むLC−FR1、
(2)配列番号64のアミノ酸配列を含むHVR−L1、
(3)配列番号51のアミノ酸配列を含むLC−FR2、
(4)配列番号65のアミノ酸配列を含むHVR−L2、
(5)配列番号58のアミノ酸配列を含むLC−FR3、
(6)配列番号66のアミノ酸配列を含むHVR−L3および
(7)配列番号60のアミノ酸配列を含むLC−FR4
を含む軽鎖可変領域
を含む、項目1〜14のいずれか一項に記載の方法。
(項目27)
前記抗体が:
(i)配列番号88のアミノ酸配列を含むHVR−H1、(ii)配列番号91のアミノ酸配列を含むHVR−H2および(iii)配列番号94のアミノ酸配列を含むHVR−H3を含む重鎖可変領域、ならびに/もしくは(i)配列番号97のアミノ酸配列を含むHVR−L1、(ii)配列番号100のアミノ酸配列を含むHVR−L2および(iii)配列番号103のアミノ酸配列を含むHVR−L3を含む軽鎖可変領域、
(i)配列番号89のアミノ酸配列を含むHVR−H1、(ii)配列番号92のアミノ酸配列を含むHVR−H2および(iii)配列番号95のアミノ酸配列を含むHVR−H3を含む重鎖可変領域、ならびに/もしくは(i)配列番号98のアミノ酸配列を含むHVR−L1、(ii)配列番号101のアミノ酸配列を含むHVR−L2および(iii)配列番号104のアミノ酸配列を含むHVR−L3を含む軽鎖可変領域、または
(i)配列番号90のアミノ酸配列を含むHVR−H1、(ii)配列番号93のアミノ酸配列を含むHVR−H2および(iii)配列番号96のアミノ酸配列を含むHVR−H3を含む重鎖可変領域、ならびに/もしくは(i)配列番号99のアミノ酸配列を含むHVR−L1、(ii)配列番号102のアミノ酸配列を含むHVR−L2および(iii)配列番号105のアミノ酸配列を含むHVR−L3を含む軽鎖可変領域
を含む、項目1〜14のいずれか一項に記載の方法。
(項目28)
前記抗体が、
配列番号106のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域;および/もしくは配列番号109のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域、
配列番号107のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域;および/もしくは配列番号110のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域、または
配列番号108のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域;および/もしくは配列番号111のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域
を含む、項目27に記載の方法。
(項目29)
前記抗体がモノクローナル抗体である、項目1〜28のいずれか一項に記載の方法。
(項目30)
前記抗体がIgG1抗体である、項目1〜29のいずれか一項に記載の方法。
(項目31)
前記抗体が、抗体依存性細胞媒介性細胞傷害(ADCC)活性を改善するように操作されている、項目1〜30のいずれか一項に記載の方法。
(項目32)
前記抗体が、ADCC活性を改善する、Fc領域における少なくとも1個のアミノ酸置換を含む、項目31に記載の方法。
(項目33)
前記抗体の重鎖のうち少なくとも1または2つが、フコシル化されていない、項目1〜32のいずれか一項に記載の方法。
(項目34)
前記抗体が、ヒト抗体、ヒト化抗体またはキメラ抗体である、項目1〜27および29〜33のいずれか一項に記載の方法。
(項目35)
前記抗体が、Fab、Fab’−SH、Fv、scFvおよび(Fab’) 2 断片からなる群から選択される抗体断片を含む、項目1〜34のいずれか一項に記載の方法。
(項目36)
前記抗体が、COPDを処置または予防するための1つまたは複数のさらなる治療剤(単数または複数)と組み合わせて投与される、項目1〜35のいずれか一項に記載の方法。
(項目37)
前記個体が、ヒトである、項目1〜36のいずれか一項に記載の方法。
(項目38)
前記抗体が、前記抗体および薬学的に許容されるキャリアを含む医薬組成物中に存在する、項目1〜37のいずれか一項に記載の方法。
(項目39)
ヒトシグレック−8に結合する抗体を含む医薬と、項目1〜38のいずれか一項に従って、その必要のある個体における前記医薬の投与のための指示書を含む添付文書とを含む、製造物品。
特定の実施形態では、例えば、以下が提供される:
(項目1)
個体における慢性閉塞性肺疾患(COPD)を処置するための方法であって、ヒトシグレック−8に結合する抗体の有効量を前記個体に投与するステップを含み、前記個体が、非好酸球性COPDを有する、方法。
(項目2)
前記個体が約5%未満の血中好酸球数を有する、項目1に記載の方法。
(項目3)
前記個体が約2%未満の血中好酸球数を有する、項目2に記載の方法。
(項目4)
前記個体由来の誘発喀痰試料が全細胞含量に対して約2%未満の好酸球を含有する、項目1〜3のいずれか一項に記載の方法。
(項目5)
前記個体が、肺における好中球浸潤を有する、項目1〜4のいずれか一項に記載の方法。
(項目6)
個体における慢性閉塞性肺疾患(COPD)を処置するための方法であって、ヒトシグレック−8に結合する抗体の有効量を前記個体に投与するステップを含み、前記個体由来の誘発喀痰試料が、全白血球含量に対して約70%より多い好中球を含有する、方法。
(項目7)
前記個体が喫煙者であるか、または喫煙者であった、項目1〜6のいずれか一項に記載の方法。
(項目8)
前記個体が、以下:1年間に2回を超える増悪、慢性気管支炎、アルファ1−アンチトリプシン欠損、上部ドミナント浮腫、嚢胞性肺気腫、小葉中心性肺気腫(CLE)、1型呼吸不全、2型呼吸不全、バイオマスCOPDおよび不可逆的COPD、の1つまたは複数と診断されている、項目1〜7のいずれか一項に記載の方法。
(項目9)
前記個体が、以下:肺高血圧、全身性の炎症、安定状態気道細菌定着、気管支拡張および気流閉塞、の1つまたは複数と診断されている、項目1〜7のいずれか一項に記載の方法。
(項目10)
前記個体が、喘息または喘息COPDオーバーラップ症候群(ACOS)を有さない、項目1〜9のいずれか一項に記載の方法。
(項目11)
COPDを有する前記個体における1つまたは複数の症状が、前記抗体の投与前のベースラインレベルと比較して低下する、項目1〜10のいずれか一項に記載の方法。
(項目12)
COPDを有する前記個体の肺における好中球浸潤が、前記抗体の投与前のベースラインレベルと比較して低下する、項目1〜10のいずれか一項に記載の方法。
(項目13)
COPDを有する前記個体における肺エラスタンスが、前記抗体の投与前のベースラインレベルと比較して増加する、項目1〜10のいずれか一項に記載の方法。
(項目14)
COPDを有する前記個体の肺における最大吸気量が、前記抗体の投与前のベースラインレベルと比較して低下する、項目1〜10のいずれか一項に記載の方法。
(項目15)
前記抗体が、重鎖可変領域および軽鎖可変領域を含み、前記重鎖可変領域が、(i)配列番号61のアミノ酸配列を含むHVR−H1、(ii)配列番号62のアミノ酸配列を含むHVR−H2および(iii)配列番号63のアミノ酸配列を含むHVR−H3を含み、ならびに/または前記軽鎖可変領域が、(i)配列番号64のアミノ酸配列を含むHVR−L1、(ii)配列番号65のアミノ酸配列を含むHVR−L2および(iii)配列番号66のアミノ酸配列を含むHVR−L3を含む、項目1〜14のいずれか一項に記載の方法。
(項目16)
前記抗体が、配列番号6のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域、および/または配列番号16もしくは21から選択されるアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域を含む、項目1〜14のいずれか一項に記載の方法。
(項目17)
前記抗体が、ヒトIgG Fc領域を含む重鎖Fc領域を含む、項目1〜16のいずれか一項に記載の方法。
(項目18)
前記ヒトIgG Fc領域が、ヒトIgG1を含む、項目17に記載の方法。
(項目19)
前記抗体が、配列番号75のアミノ酸配列を含む重鎖、および/または配列番号76もしくは77から選択されるアミノ酸配列を含む軽鎖を含む、項目1〜14のいずれか一項に記載の方法。
(項目20)
前記抗体が、重鎖可変領域および軽鎖可変領域を含み、前記重鎖可変領域が、(i)配列番号61のアミノ酸配列を含むHVR−H1、(ii)配列番号62のアミノ酸配列を含むHVR−H2および(iii)配列番号67〜70から選択されるアミノ酸配列を含むHVR−H3を含み、ならびに/または前記軽鎖可変領域が、(i)配列番号64のアミノ酸配列を含むHVR−L1、(ii)配列番号65のアミノ酸配列を含むHVR−L2および(iii)配列番号71のアミノ酸配列を含むHVR−L3を含む、項目1〜14のいずれか一項に記載の方法。
(項目21)
前記抗体が、配列番号11〜14から選択されるアミノ酸配列を含む重鎖可変領域、および/または配列番号23〜24から選択されるアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域を含む、項目1〜14のいずれか一項に記載の方法。
(項目22)
前記抗体が、配列番号2〜14から選択されるアミノ酸配列を含む重鎖可変領域、および/または配列番号16〜24から選択されるアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域を含む、項目1〜14のいずれか一項に記載の方法。
(項目23)
前記抗体が、配列番号2〜10から選択されるアミノ酸配列を含む重鎖可変領域、および/または配列番号16〜22から選択されるアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域を含む、項目1〜14のいずれか一項に記載の方法。
(項目24)
前記抗体が:
(a)
(1)配列番号26〜29から選択されるアミノ酸配列を含むHC−FR1、
(2)配列番号61のアミノ酸配列を含むHVR−H1、
(3)配列番号31〜36から選択されるアミノ酸配列を含むHC−FR2、
(4)配列番号62のアミノ酸配列を含むHVR−H2、
(5)配列番号38〜43から選択されるアミノ酸配列を含むHC−FR3、
(6)配列番号63のアミノ酸配列を含むHVR−H3および
(7)配列番号45〜46から選択されるアミノ酸配列を含むHC−FR4
を含む重鎖可変領域、ならびに/または
(b)
(1)配列番号48〜49から選択されるアミノ酸配列を含むLC−FR1、
(2)配列番号64のアミノ酸配列を含むHVR−L1、
(3)配列番号51〜53から選択されるアミノ酸配列を含むLC−FR2、
(4)配列番号65のアミノ酸配列を含むHVR−L2、
(5)配列番号55〜58から選択されるアミノ酸配列を含むLC−FR3、
(6)配列番号66のアミノ酸配列を含むHVR−L3および
(7)配列番号60のアミノ酸配列を含むLC−FR4
を含む軽鎖可変領域
を含む、項目1〜14のいずれか一項に記載の方法。
(項目25)
前記抗体が:
(a)
(1)配列番号26のアミノ酸配列を含むHC−FR1、
(2)配列番号61のアミノ酸配列を含むHVR−H1、
(3)配列番号34のアミノ酸配列を含むHC−FR2、
(4)配列番号62のアミノ酸配列を含むHVR−H2、
(5)配列番号38のアミノ酸配列を含むHC−FR3、
(6)配列番号63のアミノ酸配列を含むHVR−H3および
(7)配列番号45のアミノ酸配列を含むHC−FR4
を含む重鎖可変領域、ならびに/または
(b)
(1)配列番号48のアミノ酸配列を含むLC−FR1、
(2)配列番号64のアミノ酸配列を含むHVR−L1、
(3)配列番号51のアミノ酸配列を含むLC−FR2、
(4)配列番号65のアミノ酸配列を含むHVR−L2、
(5)配列番号55のアミノ酸配列を含むLC−FR3、
(6)配列番号66のアミノ酸配列を含むHVR−L3および
(7)配列番号60のアミノ酸配列を含むLC−FR4
を含む軽鎖可変領域
を含む、項目1〜14のいずれか一項に記載の方法。
(項目26)
前記抗体が:
(a)
(1)配列番号26のアミノ酸配列を含むHC−FR1、
(2)配列番号61のアミノ酸配列を含むHVR−H1、
(3)配列番号34のアミノ酸配列を含むHC−FR2、
(4)配列番号62のアミノ酸配列を含むHVR−H2、
(5)配列番号38のアミノ酸配列を含むHC−FR3、
(6)配列番号63のアミノ酸配列を含むHVR−H3および
(7)配列番号45のアミノ酸配列を含むHC−FR4
を含む重鎖可変領域、ならびに/または
(b)
(1)配列番号48のアミノ酸配列を含むLC−FR1、
(2)配列番号64のアミノ酸配列を含むHVR−L1、
(3)配列番号51のアミノ酸配列を含むLC−FR2、
(4)配列番号65のアミノ酸配列を含むHVR−L2、
(5)配列番号58のアミノ酸配列を含むLC−FR3、
(6)配列番号66のアミノ酸配列を含むHVR−L3および
(7)配列番号60のアミノ酸配列を含むLC−FR4
を含む軽鎖可変領域
を含む、項目1〜14のいずれか一項に記載の方法。
(項目27)
前記抗体が:
(i)配列番号88のアミノ酸配列を含むHVR−H1、(ii)配列番号91のアミノ酸配列を含むHVR−H2および(iii)配列番号94のアミノ酸配列を含むHVR−H3を含む重鎖可変領域、ならびに/もしくは(i)配列番号97のアミノ酸配列を含むHVR−L1、(ii)配列番号100のアミノ酸配列を含むHVR−L2および(iii)配列番号103のアミノ酸配列を含むHVR−L3を含む軽鎖可変領域、
(i)配列番号89のアミノ酸配列を含むHVR−H1、(ii)配列番号92のアミノ酸配列を含むHVR−H2および(iii)配列番号95のアミノ酸配列を含むHVR−H3を含む重鎖可変領域、ならびに/もしくは(i)配列番号98のアミノ酸配列を含むHVR−L1、(ii)配列番号101のアミノ酸配列を含むHVR−L2および(iii)配列番号104のアミノ酸配列を含むHVR−L3を含む軽鎖可変領域、または
(i)配列番号90のアミノ酸配列を含むHVR−H1、(ii)配列番号93のアミノ酸配列を含むHVR−H2および(iii)配列番号96のアミノ酸配列を含むHVR−H3を含む重鎖可変領域、ならびに/もしくは(i)配列番号99のアミノ酸配列を含むHVR−L1、(ii)配列番号102のアミノ酸配列を含むHVR−L2および(iii)配列番号105のアミノ酸配列を含むHVR−L3を含む軽鎖可変領域
を含む、項目1〜14のいずれか一項に記載の方法。
(項目28)
前記抗体が、
配列番号106のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域;および/もしくは配列番号109のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域、
配列番号107のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域;および/もしくは配列番号110のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域、または
配列番号108のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域;および/もしくは配列番号111のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域
を含む、項目27に記載の方法。
(項目29)
前記抗体がモノクローナル抗体である、項目1〜28のいずれか一項に記載の方法。
(項目30)
前記抗体がIgG1抗体である、項目1〜29のいずれか一項に記載の方法。
(項目31)
前記抗体が、抗体依存性細胞媒介性細胞傷害(ADCC)活性を改善するように操作されている、項目1〜30のいずれか一項に記載の方法。
(項目32)
前記抗体が、ADCC活性を改善する、Fc領域における少なくとも1個のアミノ酸置換を含む、項目31に記載の方法。
(項目33)
前記抗体の重鎖のうち少なくとも1または2つが、フコシル化されていない、項目1〜32のいずれか一項に記載の方法。
(項目34)
前記抗体が、ヒト抗体、ヒト化抗体またはキメラ抗体である、項目1〜27および29〜33のいずれか一項に記載の方法。
(項目35)
前記抗体が、Fab、Fab’−SH、Fv、scFvおよび(Fab’) 2 断片からなる群から選択される抗体断片を含む、項目1〜34のいずれか一項に記載の方法。
(項目36)
前記抗体が、COPDを処置または予防するための1つまたは複数のさらなる治療剤(単数または複数)と組み合わせて投与される、項目1〜35のいずれか一項に記載の方法。
(項目37)
前記個体が、ヒトである、項目1〜36のいずれか一項に記載の方法。
(項目38)
前記抗体が、前記抗体および薬学的に許容されるキャリアを含む医薬組成物中に存在する、項目1〜37のいずれか一項に記載の方法。
(項目39)
ヒトシグレック−8に結合する抗体を含む医薬と、項目1〜38のいずれか一項に従って、その必要のある個体における前記医薬の投与のための指示書を含む添付文書とを含む、製造物品。
Claims (39)
- 個体における慢性閉塞性肺疾患(COPD)を処置する方法における使用のための組成物であって、前記組成物は、ヒトシグレック−8に結合する抗体を含み、前記個体が、非好酸球性COPDを有する、使用のための組成物。
- 前記個体が約5%未満の血中好酸球数を有する、請求項1に記載の使用のための組成物。
- 前記個体が約2%未満の血中好酸球数を有する、請求項2に記載の使用のための組成物。
- 前記個体由来の誘発喀痰試料が全細胞含量に対して約2%未満の好酸球を含有する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の使用のための組成物。
- 前記個体が、肺における好中球浸潤を有する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の使用のための組成物。
- 個体における慢性閉塞性肺疾患(COPD)を処置する方法における使用のための組成物であって、前記組成物は、ヒトシグレック−8に結合する抗体を含み、前記個体由来の誘発喀痰試料が、全白血球含量に対して約70%より多い好中球を含有する、使用のための組成物。
- 前記個体が喫煙者であるか、または喫煙者であった、請求項1〜6のいずれか一項に記載の使用のための組成物。
- 前記個体が、以下:1年間に2回を超える増悪、慢性気管支炎、アルファ1−アンチトリプシン欠損、上部ドミナント浮腫、嚢胞性肺気腫、小葉中心性肺気腫(CLE)、1型呼吸不全、2型呼吸不全、バイオマスCOPDおよび不可逆的COPD、の1つまたは複数と診断されている、請求項1〜7のいずれか一項に記載の使用のための組成物。
- 前記個体が、以下:肺高血圧、全身性の炎症、安定状態気道細菌定着、気管支拡張および気流閉塞、の1つまたは複数と診断されている、請求項1〜7のいずれか一項に記載の使用のための組成物。
- 前記個体が、喘息または喘息COPDオーバーラップ症候群(ACOS)を有さない、請求項1〜9のいずれか一項に記載の使用のための組成物。
- COPDを有する前記個体における1つまたは複数の症状が、前記抗体の投与前のベースラインレベルと比較して低下する、請求項1〜10のいずれか一項に記載の使用のための組成物。
- COPDを有する前記個体の肺における好中球浸潤が、前記抗体の投与前のベースラインレベルと比較して低下する、請求項1〜10のいずれか一項に記載の使用のための組成物。
- COPDを有する前記個体における肺エラスタンスが、前記抗体の投与前のベースラインレベルと比較して増加する、請求項1〜10のいずれか一項に記載の使用のための組成物。
- COPDを有する前記個体の肺における最大吸気量が、前記抗体の投与前のベースラインレベルと比較して低下する、請求項1〜10のいずれか一項に記載の使用のための組成物。
- 前記抗体が、重鎖可変領域および軽鎖可変領域を含み、前記重鎖可変領域が、(i)配列番号61のアミノ酸配列を含むHVR−H1、(ii)配列番号62のアミノ酸配列を含むHVR−H2および(iii)配列番号63のアミノ酸配列を含むHVR−H3を含み、ならびに/または前記軽鎖可変領域が、(i)配列番号64のアミノ酸配列を含むHVR−L1、(ii)配列番号65のアミノ酸配列を含むHVR−L2および(iii)配列番号66のアミノ酸配列を含むHVR−L3を含む、請求項1〜14のいずれか一項に記載の使用のための組成物。
- 前記抗体が、配列番号6のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域、および/または配列番号16もしくは21から選択されるアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域を含む、請求項1〜14のいずれか一項に記載の使用のための組成物。
- 前記抗体が、ヒトIgG Fc領域を含む重鎖Fc領域を含む、請求項1〜16のいずれか一項に記載の使用のための組成物。
- 前記ヒトIgG Fc領域が、ヒトIgG1を含む、請求項17に記載の使用のための組成物。
- 前記抗体が、配列番号75のアミノ酸配列を含む重鎖、および/または配列番号76もしくは77から選択されるアミノ酸配列を含む軽鎖を含む、請求項1〜14のいずれか一項に記載の使用のための組成物。
- 前記抗体が、重鎖可変領域および軽鎖可変領域を含み、前記重鎖可変領域が、(i)配列番号61のアミノ酸配列を含むHVR−H1、(ii)配列番号62のアミノ酸配列を含むHVR−H2および(iii)配列番号67〜70から選択されるアミノ酸配列を含むHVR−H3を含み、ならびに/または前記軽鎖可変領域が、(i)配列番号64のアミノ酸配列を含むHVR−L1、(ii)配列番号65のアミノ酸配列を含むHVR−L2および(iii)配列番号71のアミノ酸配列を含むHVR−L3を含む、請求項1〜14のいずれか一項に記載の使用のための組成物。
- 前記抗体が、配列番号11〜14から選択されるアミノ酸配列を含む重鎖可変領域、および/または配列番号23〜24から選択されるアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域を含む、請求項1〜14のいずれか一項に記載の使用のための組成物。
- 前記抗体が、配列番号2〜14から選択されるアミノ酸配列を含む重鎖可変領域、および/または配列番号16〜24から選択されるアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域を含む、請求項1〜14のいずれか一項に記載の使用のための組成物。
- 前記抗体が、配列番号2〜10から選択されるアミノ酸配列を含む重鎖可変領域、および/または配列番号16〜22から選択されるアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域を含む、請求項1〜14のいずれか一項に記載の使用のための組成物。
- 前記抗体が:
(a)
(1)配列番号26〜29から選択されるアミノ酸配列を含むHC−FR1、
(2)配列番号61のアミノ酸配列を含むHVR−H1、
(3)配列番号31〜36から選択されるアミノ酸配列を含むHC−FR2、
(4)配列番号62のアミノ酸配列を含むHVR−H2、
(5)配列番号38〜43から選択されるアミノ酸配列を含むHC−FR3、
(6)配列番号63のアミノ酸配列を含むHVR−H3および
(7)配列番号45〜46から選択されるアミノ酸配列を含むHC−FR4
を含む重鎖可変領域、ならびに/または
(b)
(1)配列番号48〜49から選択されるアミノ酸配列を含むLC−FR1、
(2)配列番号64のアミノ酸配列を含むHVR−L1、
(3)配列番号51〜53から選択されるアミノ酸配列を含むLC−FR2、
(4)配列番号65のアミノ酸配列を含むHVR−L2、
(5)配列番号55〜58から選択されるアミノ酸配列を含むLC−FR3、
(6)配列番号66のアミノ酸配列を含むHVR−L3および
(7)配列番号60のアミノ酸配列を含むLC−FR4
を含む軽鎖可変領域
を含む、請求項1〜14のいずれか一項に記載の使用のための組成物。 - 前記抗体が:
(a)
(1)配列番号26のアミノ酸配列を含むHC−FR1、
(2)配列番号61のアミノ酸配列を含むHVR−H1、
(3)配列番号34のアミノ酸配列を含むHC−FR2、
(4)配列番号62のアミノ酸配列を含むHVR−H2、
(5)配列番号38のアミノ酸配列を含むHC−FR3、
(6)配列番号63のアミノ酸配列を含むHVR−H3および
(7)配列番号45のアミノ酸配列を含むHC−FR4
を含む重鎖可変領域、ならびに/または
(b)
(1)配列番号48のアミノ酸配列を含むLC−FR1、
(2)配列番号64のアミノ酸配列を含むHVR−L1、
(3)配列番号51のアミノ酸配列を含むLC−FR2、
(4)配列番号65のアミノ酸配列を含むHVR−L2、
(5)配列番号55のアミノ酸配列を含むLC−FR3、
(6)配列番号66のアミノ酸配列を含むHVR−L3および
(7)配列番号60のアミノ酸配列を含むLC−FR4
を含む軽鎖可変領域
を含む、請求項1〜14のいずれか一項に記載の使用のための組成物。 - 前記抗体が:
(a)
(1)配列番号26のアミノ酸配列を含むHC−FR1、
(2)配列番号61のアミノ酸配列を含むHVR−H1、
(3)配列番号34のアミノ酸配列を含むHC−FR2、
(4)配列番号62のアミノ酸配列を含むHVR−H2、
(5)配列番号38のアミノ酸配列を含むHC−FR3、
(6)配列番号63のアミノ酸配列を含むHVR−H3および
(7)配列番号45のアミノ酸配列を含むHC−FR4
を含む重鎖可変領域、ならびに/または
(b)
(1)配列番号48のアミノ酸配列を含むLC−FR1、
(2)配列番号64のアミノ酸配列を含むHVR−L1、
(3)配列番号51のアミノ酸配列を含むLC−FR2、
(4)配列番号65のアミノ酸配列を含むHVR−L2、
(5)配列番号58のアミノ酸配列を含むLC−FR3、
(6)配列番号66のアミノ酸配列を含むHVR−L3および
(7)配列番号60のアミノ酸配列を含むLC−FR4
を含む軽鎖可変領域
を含む、請求項1〜14のいずれか一項に記載の使用のための組成物。 - 前記抗体が:
(i)配列番号88のアミノ酸配列を含むHVR−H1、(ii)配列番号91のアミノ酸配列を含むHVR−H2および(iii)配列番号94のアミノ酸配列を含むHVR−H3を含む重鎖可変領域、ならびに/もしくは(i)配列番号97のアミノ酸配列を含むHVR−L1、(ii)配列番号100のアミノ酸配列を含むHVR−L2および(iii)配列番号103のアミノ酸配列を含むHVR−L3を含む軽鎖可変領域、
(i)配列番号89のアミノ酸配列を含むHVR−H1、(ii)配列番号92のアミノ酸配列を含むHVR−H2および(iii)配列番号95のアミノ酸配列を含むHVR−H3を含む重鎖可変領域、ならびに/もしくは(i)配列番号98のアミノ酸配列を含むHVR−L1、(ii)配列番号101のアミノ酸配列を含むHVR−L2および(iii)配列番号104のアミノ酸配列を含むHVR−L3を含む軽鎖可変領域、または
(i)配列番号90のアミノ酸配列を含むHVR−H1、(ii)配列番号93のアミノ酸配列を含むHVR−H2および(iii)配列番号96のアミノ酸配列を含むHVR−H3を含む重鎖可変領域、ならびに/もしくは(i)配列番号99のアミノ酸配列を含むHVR−L1、(ii)配列番号102のアミノ酸配列を含むHVR−L2および(iii)配列番号105のアミノ酸配列を含むHVR−L3を含む軽鎖可変領域
を含む、請求項1〜14のいずれか一項に記載の使用のための組成物。 - 前記抗体が、
配列番号106のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域;および/もしくは配列番号109のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域、
配列番号107のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域;および/もしくは配列番号110のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域、または
配列番号108のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域;および/もしくは配列番号111のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域
を含む、請求項27に記載の使用のための組成物。 - 前記抗体がモノクローナル抗体である、請求項1〜28のいずれか一項に記載の使用のための組成物。
- 前記抗体がIgG1抗体である、請求項1〜29のいずれか一項に記載の使用のための組成物。
- 前記抗体が、抗体依存性細胞媒介性細胞傷害(ADCC)活性を改善するように操作されている、請求項1〜30のいずれか一項に記載の使用のための組成物。
- 前記抗体が、ADCC活性を改善する、Fc領域における少なくとも1個のアミノ酸置換を含む、請求項31に記載の使用のための組成物。
- 前記抗体の重鎖のうち少なくとも1または2つが、フコシル化されていない、請求項1〜32のいずれか一項に記載の使用のための組成物。
- 前記抗体が、ヒト抗体、ヒト化抗体またはキメラ抗体である、請求項1〜27および29〜33のいずれか一項に記載の使用のための組成物。
- 前記抗体が、Fab、Fab’−SH、Fv、scFvおよび(Fab’)2断片からなる群から選択される抗体断片を含む、請求項1〜34のいずれか一項に記載の使用のための組成物。
- 前記抗体が、COPDを処置または予防するための1つまたは複数のさらなる治療剤(単数または複数)と組み合わせて投与されるべきものであることを特徴とする、請求項1〜35のいずれか一項に記載の使用のための組成物。
- 前記個体が、ヒトである、請求項1〜36のいずれか一項に記載の使用のための組成物。
- 前記組成物が、前記抗体および薬学的に許容されるキャリアを含む医薬組成物である、請求項1〜37のいずれか一項に記載の使用のための組成物。
- ヒトシグレック−8に結合する抗体を含む医薬と、請求項1〜38のいずれか一項に従って、その必要のある個体における前記医薬の投与のための指示書を含む添付文書とを含む、製造物品。
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