JP2020189540A - 自転車支持装置とその自転車固定構造 - Google Patents

自転車支持装置とその自転車固定構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2020189540A
JP2020189540A JP2019095088A JP2019095088A JP2020189540A JP 2020189540 A JP2020189540 A JP 2020189540A JP 2019095088 A JP2019095088 A JP 2019095088A JP 2019095088 A JP2019095088 A JP 2019095088A JP 2020189540 A JP2020189540 A JP 2020189540A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bicycle
vertical bar
mounting
vehicle body
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019095088A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7251781B2 (ja
Inventor
小林 豊
Yutaka Kobayashi
豊 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsuchiya YAC Co Ltd
Original Assignee
Tsuchiya YAC Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tsuchiya YAC Co Ltd filed Critical Tsuchiya YAC Co Ltd
Priority to JP2019095088A priority Critical patent/JP7251781B2/ja
Publication of JP2020189540A publication Critical patent/JP2020189540A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7251781B2 publication Critical patent/JP7251781B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Passenger Equipment (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Abstract

【課題】収納スペースが自転車の全長よりも狭くても収納でき、自転車の車体を確実にホールドできる自転車支持装置を提供する。【解決手段】自転車支持装置Aは、支持バー部材B、縦バー部材C、車輪固定具80並びに車体固定具90とで構成される。車輪固定具80には、前記自転車Xから取り外された前輪Y1の車軸Jを取り付けるためのU形溝81が形成されている。車体固定具90には、縦バー部材Cに取り付けられた取付部材91と、自転車Xの車体Zを固定するフレーム装着部95と、取付部材91から突設された回転軸98とで構成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、アシストグリップ装着部分のアシストグリップ間に架設された支持バーに車両の床面から立設した縦バー部材に搭載自転車を固定するための自転車支持装置とその自転車固定構造に関する。
近年、都心の住宅地から郊外まで自動車で移動し、目的地では積載してきた自転車を自動車から取り出し、サイクリングを楽しむというようなレジャーの楽しみ方が流行している。道路事情は郊外でも主要幹線では一般的に舗装されているが、場所によっては舗装されていないようなところもある。また、舗装道路であっても高速走行中にカーブを曲がる時やブレーキを踏む時、遠心力で搭載した自転車が倒れたり、移動することがあり、運転者や乗客に接触することがあり危険である。そのような危険を防止するため、搬送時、自転車を車内にしっかり固定しておく必要がある。
その自転車固定手段の一つとして、特許文献1,2に記載されているような自転車固定装置がある。
特開2012−236505号公報 特開2018−167619号公報
特許文献1に記載の発明は、倒立させたシートクッションの後側シートレッグに自転車の前輪を保持する前輪保持手段を設けたもので、車内に持ち込んだ自転車を立てた状態でその前輪を前輪保持手段に取り付けるようになっている。
特許文献2に記載の発明は、自動車の自転車収納フロアにレールを敷設し、車内に持ち込んだ自転車を立てた状態でその前輪と後輪を前記レールに乗せ、その前輪をレールに設けた前輪ホルダーに挿入して保持するものである。
いずれの装置も、単に前輪を保持するだけの装置であり、自転車の持ち込みや、積み下ろしは容易であるが、高速走行における急カーブや急ブレーキ、或いは道路状況の良くない道を走行する場合、特に、車体に対して前輪だけを固定する場合には、車内に持ち込まれた自転車の車体が振られて移動したり、倒れたりする危険性があった。
更に、車内への持ち込みは自転車全体であるため、車の収納空間は、少なくとも自転車の全体を収納できる大きさでなければならない。換言すれば、自転車全体より収納スペースが小さい車には自転車を持ち込むことができないという問題があった。
本発明は、このような従来装置の問題点に鑑みてなされたもので、収納スペースが自転車の全長よりも狭くても収納でき、自転車の車体を確実にホールドできる自転車支持装置とその自転車固定構造の提供をその解決課題とするものである。
請求項1は、自動車の収納スペースに自転車Xを固定するための自転車支持装置Aに関する発明である。即ち、
自動車のアシストグリップ設置位置間に架設された支持バー部材Bと、前記支持バー部材Bと前記自動車の床面Dとの間に立設された縦バー部材Cと、前記縦バー部材Cに取り付けられた車輪固定具80並びに車体固定具90とで構成された自転車支持装置Aであって、
前記車輪固定具80には、前記自転車Xから取り外された前輪Y1の車軸Jを取り付けるためのU形溝81が形成され、
前記車体固定具90には、前記縦バー部材Cに取り付けられた取付部材91と、自転車Xの車体Zを固定するフレーム装着部95と、前記取付部材91から水平に突設され、その周りに前記フレーム装着部95を回転自在に支持する回転軸98とで構成されていることを特徴とする。
請求項2は、前記縦バー部材Cに関する発明で、
縦バー部材Cは、上端連結部材60と、土台部材65及び縦バー20とで構成され、
前記縦バー20は、上部縦バー21aと下部縦バー21b並びに前記上部縦バー21aと下部縦バー21bとを、その挿入代を調節した状態で連結する連結部材23とで構成され、
前記上端連結部材60には、上部縦バー21aの上端部が収納される上端収納穴61aと、支持バー40に固定される支持バー取付部62とが設けられ、
前記土台部材65には、下部縦バー21bの下端部が収納される下端収納穴66aと、下部縦バー21bを床面Dに保持する脚部67とが設けられていることを特徴とする。
請求項3は、請求項1に記載のフレーム装着部95に関する発明で、
フレーム装着部95は、縦バー部材Cに取り付けられた取付部材91の回転軸98を中心に両側に伸びる装着部本体95aと、前記装着部本体95aの両端部に設けられ、車体Zのいずれかのフレーム部分Z1に巻き付けて前記フレーム部分Z1を前記装着部本体95aに複数個所で固定する固定ベルト部材99とで構成されていることを特徴とする。
請求項4は、自動車の車内に持ち込まれ、その前輪Y1が取り外された自転車Xの車体Zと、取り外した前輪Y1とを自転車支持装置Aに固定した構造で、
自動車のアシストグリップ設置位置間に架設された支持バー部材B、
前記支持バー部材Bと前記自動車の床面Dとの間に立設された縦バー部材と、
前記縦バー部材Cに取り付けられ、U形溝81が形成された車輪固定具80、並びに、
前記縦バー部材Cに取り付けられた取付部材91と、自転車Xの車体Zを固定するフレーム装着部95と、取付部材91から水平に突設され、その周りに前記フレーム装着部95を回転自在に支持する回転軸98とで構成されている車体固定具90とで構成された自転車支持装置Aによる自転車固定構造であって、
自転車Xから取り外された前輪Y1の車軸Jは、車輪固定具80の前記U形溝81に固定され、
自転車Xの車体Zのいずれかのフレーム部分Z1が、車体固定具90に固定されていることを特徴とする。
以上によれば、自転車支持装置Aの骨組みは、支持バー部材Bと、縦バー部材Cとで構成されているので、自動車と一体になり、骨組み自体に高い強度を付与できる。
固定される自転車Xは、前輪Y1と車体Zに分解され、一方の柱である縦バー部材Cに取り付けられるので、小さい収納スペースで自転車Xを収納することができる。
車体Zは、回転軸98により取付部材91に対して回転するフレーム装着部95に固定されるので、車体Zの向きに影響されることなく車体固定具90に車体Zを取り付けることができる。そして、フレーム装着部95には車体Zのいずれかのフレーム部分Z1が装着されているので、自転車支持装置Aと一体化し、走行中の遠心力や振動、急ブレーキなどの外力によってぐらぐらすることがない。
本発明の自転車支持装置への自転車の前輪と車体の取り付け状態を示す要部概略斜視図である。 図1の自動車背面側からの図面である。 図2における上端連結部材の正面図である。 図3の右側面部分断面図である。 図2における土台部材の正面図である。 図1の車体取付部材の部分平断面図である。 図5の部分正断面図である。 図1における前輪固定部材の自動車側面側から見た拡大図面である。 図8の前輪固定部材のU字溝部分のO−O線矢視断面図である。 図1のフロントフォーク固定用のベース部材の斜視図である。 図1における連結部材の自動車背面側から見た拡大図面である。 図10のQ−Q線矢視断面図である。 図10のR−R線矢視断面図である。 (a)本発明の縦バー及び支持バーの拡大端面図、(b)本発明の上部・下部縦バーの端面に抜け止めキャップを装着した拡大端面図である。 本発明の支持バー部材の取付状態を示す斜め下からの斜視図である。 図15のアシストグリップ装着部分の断面図である。 図15の分解斜視図である。 図17の部分拡大分解斜視図である。 従来のアシストグリップ装着部分の分解斜視図である。
以下、本発明を図面に従って説明する。本発明の自転車支持装置Aは、自動車の窓の直上の内壁に設けられたアシストグリップ50に共締めされ、その間に架設された支持バー部材Bと、支持バー部材Bと自動車の床面Dとの間に立てられた縦バー部材Cとで構成されている。
そして、該支持バー部材Bは、支持金具30、支持バー40、及びバー取付部材1、並びにその付属品とで構成されている。
縦バー部材Cは、上端連結部材60、土台部材65、及び1本物の縦バー20、或いは前記縦バー20に替えて連結部材23と、該連結部材23で接続された上部縦バー21a及び下部縦バー21bと、その付属品とで構成されている。
支持バー40と縦バー20とは、本実施例では、同一断面形状の長尺アルミサッシが用いられている。勿論、異なる断面形状の長尺アルミサッシを用いてもよい。
なお、本発明ではアシストグリップ50は、乗客が実際に手で握る握り部材53、及び前記握り部材53をアシストグリップの装着部分に取り付けるための枠部材51並びにその付属品を含む全体の構造を意味する。
自動車のアシストグリップの取付構造は、アシストグリップ装着部分にナット部材を溶接し、この溶接ナット部材にアシストグリップの取付ねじをねじ込んでアシストグリップを当該部分に装着する方式(図示せず)のものと、最近の自動車のように溶接ナット部材を省略し、溶接ナット部材の代わりにその部分に角孔720を穿設し、この角孔720に嵌め殺し部材Eを嵌め込んでアシストグリップ500をアシストグリップ装着部分に取り付ける方式のものがある(図19)。ここでは、嵌め殺し部材Eを用いる角孔720が穿設されている方式を代表例として説明するが、溶接ナット部材を用いた方式にも適用することができる。
図14以下で示す支持バー部材Bの支持金具30は、アシストグリップ50の装着部分にアシストグリップ50と共締めにより装着される部材である。支持金具30は、アシストグリップ50の装着部分に共締めにより装着される金具本体31と、この金具本体31の一方の長辺の中央から自動車の天井部分に沿って延びた延出部分35とで構成された略T形の金具である。
延出部分35は、アシストグリップ装着部分である浅い凹部70から自動車の天井部分に沿って延びているため、天井部分の形状に合わせて浅い逆L形に屈曲されている。また、金具本体31と延出部分35の接続部も凹部70のエッジに合わせて浅いL形に屈曲されている。
前記金具本体31の両端部分には、前記角孔72に合わせて共締め孔32が穿設されている。共締め孔32は前述の角孔72と同じ大きさの角孔である。また、延出部分35の先端部分には、延出部分35の長手方向に伸びた長孔36が複数個所(本実施例では、3個)穿設されている。
支持バー40及び後述する縦バー20は図13に示すように、断面長円形の長尺アルミサッシで構成され、その表裏の平面部分に長手方向のレール溝46(26)が2条、全長にわたって形成されている。レール溝46(26)の開口縁には開口幅を狭めるように形成された内鍔48(26)がその全長にわたって形成されている。支持バー40及び後述する縦バー20は上記のような断面形状のものに限られず、様々な形状のものが使用される。ただし、その端面の外形形状は後述するバー取付筒部5の筒部本体5aに設けられた挿入穴6や、後述する上端連結部材60の上端収納穴61aや土台部材65の下端収納穴66aに挿入可能な形状のものでなければならない。
バー取付部材1は、バー取付筒部5、上側被覆部10、及び下側被覆部15とで形成されている。これら構成部材は硬質の樹脂(熱可塑性又は熱硬化性)の成形品である。
バー取付筒部5は、本実施例では、支持バー40の端部が挿入される開口面側からの正面視、長円形の挿入穴6が設けられた筒部本体5a、該筒部本体5aの底面から筒部本体5aの側面に沿ってその両側に立設された一対のアーム部7とで構成されている。
アーム部7は、筒部本体5aの底部から横方向に伸びたアーム基部7aと、アーム基部7aから上方に伸びたアーム本体7bとで構成されている。即ち、バー取付筒部5の底面から外側方に伸び、該バー取付筒部5の両側面近傍にて該側面に沿って配設され、後述する係止窓14に対する近接離間方向に弾性を持って可撓性を有するアーム部7が設けられている。
そしてアーム部7の上端外面には係止突起8が膨出されている。係止突起8の下面が係止部8aとなっており、下面から上端に至るその外面は、外方にカーブした凸曲面となり、縦断面略直角三角形状を呈している。
両アーム部7のアーム基部7aには筒部本体5aの側面とアーム本体7bとの間に開口するアーム開口部7cが穿設されている。
挿入穴6の奥には支持バー40の挿入代を限定する奥壁7dが設けられている。挿入穴6の形状は支持バー40の外面形状に一致している。
上側被覆部10は、バー取付筒部5の上半分を覆う被覆上部11と、この被覆上部11から後方、即ち、支持金具30方向に伸びた取付片部12とで構成されている。取付片部12には支持金具30の長孔36に合わせて六角ナット13がインサートされている。勿論、素材の樹脂の強度が十分であれば、取付片部12に直接ねじ孔13(図17)を螺設してもよい。
被覆上部11の下面は、バー取付筒部5の上半分を収納することができる上空洞部11aとなっており、更に被覆上部11の両側面には係止窓14が設けられている。この係止窓14は上空洞部11aに開口しており、該係止窓14の開口横幅はアーム本体7bの横幅と等しい。
そして両係止窓14の下縁14bの内のり間の離間幅は、アーム本体7bの係止突起8の外面間の離間幅より小さく、バー取付筒部5を上空洞部11aに下から嵌めこんだ時、アーム本体7bは係止窓14の下の係止壁部14aに押されて内側に撓み、該係止壁部14aを通り抜けるとその弾発力で係止突起8の係止部8aが係止窓14の下縁14bに係止する。
下側被覆部15は、バー取付筒部5の下半分を覆う部分で、その上面は、バー取付筒部5の下半分を収納することができる下空洞部15aとなっており、更にアーム部7のアーム開口部7cに合わせて下空洞部15a(即ち、下側被覆部15のバー取付筒部5側の面)から左右一対の倒れ防止突起16が上方に向けて突設されている。
そして上側被覆部10の支持バー40側の端部両サイドに通孔11bが穿設され、この通孔11bに合わせて下側被覆部15の支持バー40側の端部両サイドに取付ねじ孔15bが設けられている。
アシストグリップ50には様々なものがあるが、本実施例では上記したように、「溶接ナット」を省略するために天井部のアシストグリップ装着部分の凹部70に設けられた角孔72に、アシストグリップ50はボルト・ナットの締結構造で取り付けられる。本実施例のアシストグリップ50はU形の握り部材53と、その基部50aに起倒可能に取り付けられた枠部材51並びにその付属品とで構成される。
握り部材53の基部50aには枠部材51を収納する凹み部53aが形成され、この凹み部53aに枠部材51が起倒可能に嵌め込まれている。
枠部材51は四角形で、その両サイドには側壁51bが設けられており、軸にて基部50aに枢着され、軸に取り付けられたつる巻きばね59にて握り部材53に対して枠部材51が弾性を持って折り畳み方向に起倒する。つる巻きばね59は握り部材53の両基部50aに設けてもよいが、一方だけでも良い。
四角形の枠部材51には、側壁51b間に四角形の枠孔51aが穿設され、更に枠孔51aの裏面側の孔縁に突リブ51cが2条、平行に突設されている。この一対の突リブ51cは、共締め孔32の孔縁に、又は共締め孔32から角孔72に至る孔縁に隙間なく嵌まり込む大きさに形成されている。そして、側壁51b間にて四角形の枠孔51aの上部は、座金収容部となっている。
両側壁51bの外面には、爪係止穴51dが凹設されている。
アシストグリップ50を角孔72に固定する固定具Kは、ナット部材55、必要に応じて用いられる座金56及び締め付けボルト57とで構成される。
ナット部材55はナット本体55hと薄板取手部58の2部材で構成されている。ナット本体55hは四角形ブロック状部材で、具体的には直方体または立方体状あるいは分厚い四角形板材からなる金属ブロックで、その中央に貫通するねじ孔55aが螺設されている。ナット本体55hは角孔72を車室側から角孔72の裏面に潜り抜けられるように、そのねじ孔形成面55bにおける左右の側面間の幅Wが角孔72の開口幅H1より小さく、且つその前後の側面間の幅Sが角孔72の他の開口幅H2より大きく形成されている。通常は角孔72が正方形で、ナット本体55hのねじ孔形成面55bは長方形である。
薄板取手部58は、ナット本体55hの一方のねじ孔形成面55bに設けられ、その一端がねじ孔形成面55bに溶接または接着にて固着され、残りのフリー部分58aはねじ孔形成面55bから離れている。この薄板取手部58のナット本体55hへの取り付け部分が角孔72を潜り抜けることができるように角孔72の内寸(幅H1)より幅が狭く形成されている。
座金56は、本実施例では枠部材51の側壁51b間に嵌まり込んで枠孔51aから締め付けボルト57の頭部57aが抜けないようにするためのもので、枠孔51aの孔縁に係合する。座金56は、上記のように締め付けボルト57の頭部57aが枠部材51の枠孔51aから抜けないようにするためのもので、本実施例では枠部材51の形状から直方体または立方体或いは厚板正方形板状でその中央に貫通孔56aが穿設されている。形状は直方体または立方体に限定されるものでなく、円筒状や厚板円板状でもよい。締め付けボルト57の頭部57aが枠孔51aから抜けないのであれば使用しなくてもよい。
カバー部材52は枠部材51に嵌め込まれ、締め付けボルト57の頭部57aやつる巻きばね59など内部構造を隠す部材である。カバー部材52の開口縁内面には内向きの爪部52aが突設されている。
縦バー部材Cは、上記のように1本の縦バー20(図示せず)或いは縦バー20の代わりに連結部材23と、該連結部材23で接続された上部縦バー21a、及び下部縦バー21bと、その付属品とで構成されている。
縦バー20、又は上部縦バー21a、及び下部縦バー21bは上記のように図13に示す断面形状の長尺のアルミサッシである。縦バー20は図示していないが、支持バー40と床面Dとの間に立設された一本の部材である。
上部縦バー21a、及び下部縦バー21bは、1本物の縦バー20に代えて使用されるもので、連結部材23により接続されて使用される。図の実施例は、連結部材23を使用する場合である。(実施していないが、1本物の縦バー20を使用する場合、高さ調整は土台部材65への挿入代を調節することにより可能となる。)
連結部材23は、二つ割りの部材で構成され、一方を第一本体部23a、他方を第二本体部23hとする。第一、第二本体部23a・23hの接合面には、長手方向全長に凹溝24が形成されている。そしてその上下両端部分の凹溝24の反対側の平面には、前記凹溝24に開口する段付きボルト孔Pが1乃至複数形成されている。そして第一本体部23aの側面から第二本体部23hの側面に向けて連結爪23bが形成され、この連結爪23bに対応して第二本体部23hの側面には連結孔23iが設けられている。連結爪23bと連結孔23iの形成位置は、第一、第二本体部23a・23hの接合面に隣接する側面である。
段付きボルト孔Pとは、締結ボルトMの頭部が挿入される大経通孔の孔底に、該大経通孔と同軸で脚部が挿入される小径通孔が穿設され、大経通孔の孔底と小径通孔との間に締結ボルトMの頭部が係合する段が形成されている二重孔である。
そして第一、第二本体部23a・23hを接合面にて接合した時、第一、第二本体部23a・23hの接合部分で一致した凹溝24によって形成される空洞で連結部材23の上面に開口する部分が上部収納穴24a、下面に開口する部分が下部収納穴24bとする。
締結ナットTは、支持バー40のレール溝46及び縦バー20のレール溝26内にスライド可能に収納される部材で、ねじ孔Taが穿設されている。第一、第二本体部23a・23hは、この締結ナットTにねじ込まれた締結ボルトMにて縦バー20(下部縦バー21b)に取り付けられる。締結ナットTと締結ボルトMによる固定は、車輪固定具80、車体固定具90などにおいても使用される。
上端連結部材60及び土台部材65については後述する。
最近のサイクリング自転車Xは、前輪Y1をレバーR一つで簡単に脱却できるようになっている。車輪固定具80は、自転車Xから取り外された前輪Y1を車体Zとは別個に縦バー部材Cに固定するためのものです。
車輪固定具80は、縦バー20の任意の位置に固定される取付部材91、自転車Xの車体Zが固定されるフレーム装着部95、前記取付部材91に対してフレーム装着部95を回転可能に支持する回転軸98、フレーム装着部95の車体Z側に設けられ、フレーム装着部95との接触傷から車体Zを保護するソフトな材質の固定板材96、及びフレーム装着部95の両端に設けられた固定ベルト部材99とで構成されている。
取付部材91は直方体のブロックで、縦バー20に向かって設けられた段付きの1乃至複数の段付きボルト孔P、フレーム装着部95側の面に設けられた円形の軸受凹所92、及び縦バー20の面に突き出た一対のガイド突起93とを有する。そして、軸受凹所92の中心には軸取付孔92aが穿設されている。前記ガイド突起93は縦バー20のレール溝26にスライド可能に嵌まり込むように、即ち、レール溝26の溝幅に形成されている。
フレーム装着部95は長方形の板材で構成された装着部本体95a、該装着部本体95aの取付部材91側の面の中心に上記軸受凹所92に回転可能に嵌まり込む円形の回転軸98、前記回転軸98の中心に穿設され、上記軸取付孔92aに一致して設けられたねじ孔部98a、及び固定ベルト部材99とで構成されている。
上記ねじ孔部98aは、装着部本体95aにネジ孔を直接形成してもよいし、図に示すように六角ナットをインサートしてもよい。
固定ベルト部材99は、固定板材96を介して、車体Zのいずれかの部分(ここでは、トップチューブ)Z1をフレーム装着部95に堅固に固定するための部材である。本実施例はベルト99aと、該ベルト99aの一端に設けられた締結具99bとで構成されている。ベルト99aは装着部本体95aの両端部に穿設された複数の通し孔95bに蛇行するように通されている。固定ベルト部材99は本実施例では上記のようにベルト99aと締結具99bとで構成される例を示したが、これに限られるものでなく、車体Zをフレーム装着部95に堅固に固定することができるような部材であれば足る。
固定板材96は車体Zをフレーム装着部95に固定した場合に、車体Zの接触傷を防止するための保護材で、ある程度の柔らかい材質で形成された長方形の板状の部材である。
フレーム装着部95自体は、通常、組み立てられており(或いはキットになっていて、現場で組み立てるようになっている。)、回転軸98が軸受凹所92に回転可能に嵌め込まれ、締結ねじ100が軸受凹所92の軸取付孔92a側から回転軸98の中心に設けられたねじ孔部98aにねじ込まれて取付部材91とフレーム装着部95とが回転可能に取り付けられている。フレーム装着部95と次に述べる車輪固定具80とは、縦バー部材Cで述べた締結ナットTと締結ボルトMが使用される。
車輪固定具80は板状の部材で、その基部に取付面に向けて段付きボルト孔Pが1乃至複数個所穿設されている。そして、基部の反対側で、縦バー20に装着した状態で縦バー20から側方に突出する先端部分82に上向き開口のU形溝81が形成されている。U形溝81の開口幅は前輪Y1の車軸Jの太さに合わせて形成されている。
上部縦バー21aの上端には上端連結部材60、下部縦バー21bの下端には土台部材65が取り付けられている。
上端連結部材60は正面視T形の部材で、その垂設部分61に下向きの上端収納穴61aが穿設されている。そしてその支持バー取付部62には支持バー40に向かう段付きボルト孔Pが左右2個ずつ穿設されている。この段付きボルト孔Pは支持バー40のレール溝46に一致して設けられている(図3、図4)。
土台部材65は正面視逆T形の部材で、その立設部分66に上向きの下端収納穴66aが穿設されている。そしてその脚部67の下面には滑り止めのゴム板68が貼設されている。ゴム板68の設置面には凹凸が設けられている(図5)。
図10は、車体ZのフロントフォークFの保護部材であるフォーク固定部材Gである。フォーク固定部材Gは、横に長い棒状部材で、その底面94aはフォーク固定部材Gの長手方向に直交する断面において、下方に膨出した断面凸湾曲面に形成されている。フォーク固定部材Gの底面94aより上の部分は中央部分94bとその両側に延びたフォーク固定部94cとで構成されている。中央部分94b及びフォーク固定部94cの上面形状は、フォーク固定部材Gの長手方向に直交する断面において、上方に膨出した断面凸湾曲面に形成されている。中央部分94bの上面形状は、フォーク固定部94cの上面形状より大きく、中央部分94bはフォーク固定部94cに対してその上面及び前後の面が段状に膨出している。
そして、フォーク固定部94cの上面凸湾曲部分の前後幅L2は、フロントフォークFの車軸取付溝Faの幅に合わせてあり、更に、フォーク固定部94cの長さL1はフロントフォークFの内寸に合わせてある。
車体Zを縦バー部材Cに固定した場合、フロントフォークFにフォーク固定部材Gを取り付け、床面Dに載置する。フォーク固定部材Gの底面94aは、凸湾曲しているので、縦バー部材Cに固定された車体Zの取り付け角度に合わせてフォーク固定部材Gが転動し、その底面94aのいずれかの母線で床面Dに安定的に接する。
次に、自転車支持装置Aの組み立てについて説明する。まず、アシストグリップ設置位置からアシストグリップ50を取り外す。アシストグリップ設置位置には一対の角孔72が車内に露出する。
ナット部材55の薄板取手部58を指で摘んで、ナット本体55hを角孔72に潜らせ、ナット本体55hの2辺を角孔72の背面の孔縁に係止する。薄板取手部58のフリー部分58aはねじ孔形成面55bに近接しており、このフリー部分58aとねじ孔形成面55bとで角孔72(及び天井面を覆う内装材71)の孔縁を挟み付け、角孔72の孔縁にナット部材55を仮固定する。
次に、支持バー部材Bを組み立てる。まず、上側被覆部10の取付片部12に支持金具30の延出部分35を沿わせ、長孔36を利用して延出部分35を取付片部12にねじ固定する。上記のねじ固定を左右一対の上側被覆部10と支持金具30において行う。
この上側被覆部10がねじ固定された支持金具30の金具本体31をアシストグリップ装着部分に沿わせ、角孔72に仮止めしたナット部材55のねじ孔55aと共締め孔32とを一致させる。続いて、アシストグリップ50の握り部材53の基部50aから枠部材51を引き起こす。上記のように枠部材51は、つる巻きばね59にて折り畳まれる方向に付勢されているので、つる巻きばね59の沿って設けられている隔壁51kと引き起された握り部材53の基部50aとの間に平板冶具75を挿入して枠部材51が基部50aから引き起こされた状態を保つようにする。
この状態で枠孔51aと共締め孔32とを一致させ、枠部材51の突リブ51cを共締め孔32に嵌め込む。これにより枠部材51は金具本体31の取付面に対して平行方向にずれない。
この状態で、座金56に挿通した締め付けボルト57を枠孔51a、共締め孔32に挿入し、ナット部材55のねじ孔55aにねじ込む。これにより支持金具30はアシストグリップ50と共にナット部材55にてアシストグリップ装着部分に共締め固定される。この操作を左右のアシストグリップ装着部分において行う。
次に、支持バー40の両端をバー取付筒部5の挿入穴6に挿入し、支持バー40の両端にバー取付筒部5を取り付ける。
そして、左右のバー取付筒部5を左右の上側被覆部10の上空洞部11aに下から持ち上げて嵌め込む。バー取付筒部5の挿入に合わせて両側のアーム部7が上側被覆部10の係止壁部14aに接触して内側に撓められ、そのまま押し込まれてアーム部7の係止突起8が係止壁部14aを超え、係止窓14に入り込んだ所でその弾発力により係止突起8が係止窓14に嵌まり込み、その係止部8aが係止窓14の下縁14bに係合する。これによりバー取付筒部5は上側被覆部10に固定されてアシストグリップ50間に架設される。
次に、下側被覆部15をバー取付筒部5の下からこの下半分を覆うように上側被覆部10に嵌め込む。下側被覆部15の倒れ防止突起16はアーム部7のアーム開口部7cから内側に挿入され、アーム本体7bを係止窓14直下の係止壁部14aとで挟み込み、支持バー40に下向きの力が加わった時に、アーム部7が内側に倒れ込んで係止突起8が係止窓14の下縁14bからの脱落を防止するようにしている。下側被覆部15の取り付け後、上側被覆部10の通孔11bに接続ボルト18を挿入し、下側被覆部15の取付ねじ孔15bにねじ込み、下側被覆部15を上側被覆部10に固定する。
支持バー40のバー取付部材1への取付け状態については、支持金具30の長孔36の取付け位置を調整することによって最適位置にて固定する。
このようにアシストグリップ50間に取り付けた支持バー40に大きな下向きの力が加わったとしても、接続ボルト18によって上・下側被覆部10・15が一体的に固定されていること、倒れ防止突起16によるアーム部7の内側への倒れ防止による係止解除による脱落が回避され、安全な支持状態が保たれる。
そして新たに用意されたカバー部材52を枠部材51に嵌め込んで締め付けボルト57の頭部57aやつる巻きばね59など内部構造を隠す。カバー部材52の枠部材51への取り付けは、従来と同様、枠部材51の外面に設けられた爪係止穴51dにカバー部材52の内向きの爪部52aを係止することによって固定される。
なお、握り部材53は共締めによってアシストグリップ装着部分に設置されているので従来通り使用することができる。
このようにアシストグリップ50間に支持バー部材Bを架設した後、縦バー部材Cを例えば、以下のようにして取り付ける。
上部縦バー21aと下部縦バー21bの各レール溝26に所定個数の締結ナットTを挿入する。そして、上部縦バー21aと下部縦バー21bの挿入側端面に抜け止めキャップ25a・25bをビス止めする。抜け止めキャップ25a・25bは樹脂で形成され、レール溝26を塞ぐ。換言すれば、縦バー21の端面の外周形状と同じ形状である(図13(b))。
そして、第一本体部23aの接合面側の凹溝24を上部縦バー21aと下部縦バー21bの一方のレール溝26側の平面に沿わせ、第一本体部23aの段付きボルト孔Pに締結ボルトMを挿入する。そしてこの締結ボルトMを上部縦バー21aと下部縦バー21bのそれぞれの締結ナットTのねじ孔Taに螺入して仮固定する。
これにより、第一本体部23aに上部縦バー21aと下部縦バー21bを仮連結することになる。
次に、第二本体部23hの段付きボルト孔Pに締結ボルトMを挿入し、この状態で第二本体部23hの接合面を第一本体部23aの接合面に近接させ、上部縦バー21aと下部縦バー21bの反対側のレール溝26(仮固定した第一本体部23aの反対側の面のレール溝26)の締結ナットTに第二本体部23hの締結ボルトMを螺着して仮固定する。
この状態で、第二本体部23hと第一本体部23aの接合面を一致させ、第一本体部23aの連結爪23bを第二本体部23hの連結孔23iに挿入し、連結爪23bの係止部分を連結孔23iの孔縁に係止して一体化する。仮接合された第一本体部23aと第二本体部23hで構成された連結部材23にて上部縦バー21aと下部縦バー21bを仮連結する。
これにより一体となった凹溝24による、上端面と下端面に開口した空洞部分が連結部材23内に形成される。この空洞部分の上の部分が上部収納穴24aであり、下の部分が下部収納穴24bである。この部分に上部縦バー21aと下部縦バー21bの抜け止めキャップ25a・25b側の挿入部分が挿入されている。そして、上部縦バー21aの上端部分を上端連結部材60の上端収納穴61aに挿入し、下部縦バー21bの下端部分を土台部材65の下端収納穴66aに挿入する。
この状態では縦バー部材Cの高さは床面Dから支持バー部材Bの距離と不一致であるので、連結部材23に対する上・下部縦バー21a・21bの挿入代を調節して高さを一致させ、この状態で上端連結部材60の支持バー取付部62に設けた段付きボルト孔Pに締結ボルトMを挿入し、支持バー40のレール溝46に挿入した締結ナットTに螺入して上端連結部材60を支持バー40に仮固定する。
そして、床面Dと支持バー40との間に仮立設された縦バー部材Cを自転車Xの設置位置まで支持バー40に沿って横移動させる。自転車Xの設置位置に到達したところで、車体固定具90及び車輪固定具80以外の縦バー部材Cの全ての締結ボルトMをねじ込み、縦バー部材Cを支持バー部材Bに強固に固定する。土台部材65の底面のゴム板68は、床面Dをしっかりと捉えて移動しない。
次に、車体固定具90及び車輪固定具80を下部縦バー21bに仮止めにて取り付ける。
まず、車体固定具90の取り付けについて説明する。車体固定具90の取付部材91を下部縦バー21bに沿わせ、そのガイド突起93を下部縦バー21bのレール溝26に嵌め込むと共に、下部縦バー21bのレール溝26に挿入されている締結ナットTに取付部材91の段付きボルト孔Pに挿入した締結ボルトMを仮螺着する。
車輪固定具80の取り付けも同様で、車体固定具90の下側にて車輪固定具80を下部縦バー21bに沿わせ、下部縦バー21bのレール溝26に挿入されている残りの締結ナットTに、車輪固定具80の段付きボルト孔Pに挿入した締結ボルトMを仮螺着する。
自転車支持装置Aの組み立てが終了すると、次に、搭載する自転車Xの前輪Y1のレバーRと前輪ナット(図示せず)を操作して前輪Y1を外し、まず、後輪Y2が付いた状態の車体Zを車内に積み込む。そして車体Zのいずれかの部分(図の場合はフレームのトップチューブ)Z1に一致する所まで車体固定具90を引き上げ、車体固定具90のフレーム装着部95を回転させて装着箇所Z1に合わせ、固定板材96を介して装着箇所Z1にフレーム装着部95を合わせる。然る後、フレーム装着部95の前後に設けた固定ベルト99aを当該装着箇所Z1に前後して巻き付け、締結具99bで締め付けて固定する。車体Zの車体固定具90への固定が終了すると、車体固定具90の締結ボルトMを締め込み、車体固定具90を車体固定具90に固定する。車体Zは、前輪Y1を外した状態にあるので、設置位置においては前かがみの状態になり、フロントフォークFの車軸取付溝Faが床面Dに載置されたフォーク固定部材Gのフォーク固定部94cの凸曲面に跨るように、且つ中央部分94bの段状に形成された面に接して嵌め込まれて設地されることになる。これにより、フロントフォークFの車軸取付溝Faの形成部分及びフロントフォークFの間隔が樹脂製のフォーク固定部材Gによって保護される。
上記の場合、車体固定具90は、下部縦バー21bに固定された取付部材91に対してフレーム装着部95が回転軸98の回りに回転するので、車体Zの傾きに合わせてフレーム装着部95が傾き、フロントフォークFの下端がフォーク固定部材G上に接地することになる。
車体Zの取り付けが終了すると、次に、外された前輪Y1の取り付けを行う。前輪Y1の車軸Jの高さまで車輪固定具80を引き上げ、この位置で車輪固定具80の締結ボルトMを締め込み、これを下部縦バー21bに固定する。続いて、前輪Y1の車軸Jの非クイックリリースレバー側をU形溝81に上から嵌め込み、次に車軸Jの非クイックリリースレバー側の車軸ナットをある程度締め込んだ後、車軸JのレバーRを倒し、前輪Y1の車軸Jを車輪固定具80に固定する。
このようにして、分解された自転車Xを自転車支持装置Aに固定した後、目的地まで走行する。この走行の間に固定された車体Zと前輪Y1には大小様々な振動や遠心力が加わるが、上記のように自転車支持装置Aの端部はそれぞれ強固に固定されているので、これら振動や遠心力に耐えることができ、車体Zと前輪Y1を目的地まで安全に搬送することができる。
目的地に到着すれば、固定ベルト部材99を外して車体Zを持ち出し、続いて、前輪Y1のレバーRを倒して車輪固定具80に対する締め付け力を緩め、前輪Y1を車輪固定具3から外し、車外において車体ZのフロントフォークFに前輪Y1を再固着する。
A:自転車支持装置、B:支持バー部材、C:縦バー部材、D;床面、E:嵌め殺し部材、F:フロントフォーク、Fa:車軸取付溝、G:フォーク固定部材、H1・H2:角孔の開口幅、J:車軸、K:固定具、L1:フォーク固定部の長さ、L2:フォーク固定部の前後幅、M:締結ボルト、R:レバー、P:段付きボルト孔、T:締結ナット、Ta:ねじ孔、S:ナット本体の前後の側面間の幅、W:ナット本体の左右の側面間の幅、X:自転車、Y1:前輪、Y2:後輪、Z:車体、Z1:いずれかの部分(トップチューブ)、
1:バー取付部材、5:バー取付筒部、5a:筒部本体、6:挿入穴、7:アーム部、7a:アーム基部、7b:アーム本体、7c:アーム開口部、7d:奥壁、8:係止突起、8a:係止部、10:上側被覆部、11:被覆上部、11a:上空洞部、11b:通孔、12:取付片部:、13:六角ナット(ねじ孔)、14:係止窓、14a:係止壁部、14b:下縁、15:下側被覆部、15a:下空洞部、15b:取付ねじ孔、16:倒れ防止突起、18:接続ボルト、20:縦バー、21a:上部縦バー、21b:下部縦バー、23:連結部材、23a:第一本体部、23b:連結爪、23h:第二本体部、23i:連結孔、24:凹溝、24a:上部収納穴、24b:下部収納穴、25a・25b:抜け止めキャップ、26:レール溝、30:支持金具、31:金具本体、32:共締め孔、35:延出部分、36:長孔、40:支持バー、46:レール溝、48:内鍔、50:アシストグリップ、50a:基部、51:枠部材、51a:枠孔、51b:側壁、51c:突リブ、51d:爪係止穴、51k:隔壁、52:カバー部材、52a:爪部、53:握り部材、53a:凹み部、55:ナット部材、55a:ねじ孔、55b:ねじ孔形成面、55h:ナット本体、56:座金、56a:貫通孔、57:締め付けボルト、57a:頭部、58:薄板取手部、58a:フリー部分、59:つる巻きバネ、60:上端連結部材、61:垂設部分、61a:上端収納穴、62:支持バー取付部、65:土台部材、66:立設部分、66a:下端収納穴、67:脚部、68:ゴム板、70:凹部、71:内装材、72:角孔、75:平板冶具、80:車輪固定具、81:U形溝、82:先端部分、90:車体固定具、91:取付部材、92:軸受凹所、92a:軸取付孔、93:ガイド突起、95:フレーム装着部、95a:装着部本体、94a:底面、94b:上面、95b:通し孔、94c:フォーク固定部、96:固定板材、98:回転軸、98a:ねじ孔部、99:固定ベルト部材、99a:ベルト、99b:締結具、100:締結ねじ、500:アシストグリップ、720:角孔

Claims (4)

  1. 自動車のアシストグリップ設置位置間に架設された支持バー部材と、前記支持バー部材と前記自動車の床面との間に立設された縦バー部材と、前記縦バー部材に取り付けられた車輪固定具並びに車体固定具とで構成された自転車支持装置であって、
    前記車輪固定具には、前記自転車から取り外された前輪の車軸を取り付けるためのU形溝が形成され、
    前記車体固定具には、前記縦バー部材に取り付けられた取付部材と、自転車の車体を固定するフレーム装着部と、前記取付部材から水平に突設され、その周りに前記フレーム装着部を回転自在に支持する回転軸とで構成されていることを特徴とする自転車支持装置。
  2. 請求項1に記載の自転車支持装置において、
    縦バー部材は、上端連結部材と、土台部材及び縦バーとで構成され、
    前記縦バーは、上部縦バーと下部縦バー並びに前記上部縦バーと下部縦バーとを、その挿入代を調節した状態で連結する連結部材とで構成され、
    前記上端連結部材には、上部縦バーの上端部が収納される上端収納穴と、支持バーに固定される支持バー取付部とが設けられ、
    前記土台部材には、下部縦バーの下端部が収納される下端収納穴と、下部縦バーを床面に保持する脚部とが設けられていることを特徴とする自転車支持装置。
  3. 請求項1に記載の自転車支持装置において、
    フレーム装着部は、縦バー部材に取り付けられた取付部材の回転軸を中心に両側に伸びる装着部本体と、前記装着部本体の両端部に設けられ、車体のいずれかのフレーム部分に巻き付けて前記フレーム部分を前記装着部本体に複数個所で固定する固定ベルト部材とで構成されていることを特徴とする自転車支持装置。
  4. 自動車のアシストグリップ設置位置間に架設された支持バー部材、
    前記支持バー部材と前記自動車の床面との間に立設された縦バー部材、
    前記縦バー部材に取り付けられ、U形溝が形成された車輪固定具、並びに、
    前記縦バー部材に取り付けられた取付部材と、自転車の車体を固定するフレーム装着部と、取付部材から水平に突設され、その周りに前記フレーム装着部を回転自在に支持する回転軸とで構成されている車体固定具とで構成された自転車支持装置による自転車固定構造であって、
    自転車から取り外された前輪の車軸は、車輪固定具の前記U形溝に固定され、
    自転車の車体のいずれかのフレーム部分が、車体固定具に固定されていることを特徴とする自転車支持装置による自転車固定構造。
JP2019095088A 2019-05-21 2019-05-21 自転車支持装置とその自転車固定構造 Active JP7251781B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019095088A JP7251781B2 (ja) 2019-05-21 2019-05-21 自転車支持装置とその自転車固定構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019095088A JP7251781B2 (ja) 2019-05-21 2019-05-21 自転車支持装置とその自転車固定構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020189540A true JP2020189540A (ja) 2020-11-26
JP7251781B2 JP7251781B2 (ja) 2023-04-04

Family

ID=73453229

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019095088A Active JP7251781B2 (ja) 2019-05-21 2019-05-21 自転車支持装置とその自転車固定構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7251781B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08127288A (ja) * 1994-10-31 1996-05-21 Kaameito:Kk 車内用荷物支持装置
JPH10250455A (ja) * 1997-03-17 1998-09-22 Yamaha Motor Co Ltd 自転車の車載固定構造
JP2011121512A (ja) * 2009-12-11 2011-06-23 Kitako:Kk 自転車保持装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08127288A (ja) * 1994-10-31 1996-05-21 Kaameito:Kk 車内用荷物支持装置
JPH10250455A (ja) * 1997-03-17 1998-09-22 Yamaha Motor Co Ltd 自転車の車載固定構造
JP2011121512A (ja) * 2009-12-11 2011-06-23 Kitako:Kk 自転車保持装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP7251781B2 (ja) 2023-04-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11485425B2 (en) Modular systems for use with vehicles, for mounting accessories and related methods
US8496145B2 (en) Vehicle rack for carrying a wheel
US20110262242A1 (en) Screw Lock Accessory Retaining Device
US20100122871A1 (en) Tractor Tire-Mountable Folding Step Ladder
US10293667B2 (en) Rearward longitudinally-pivoting utility vehicle door
JPH10509671A (ja) 錠止装置
US7980345B1 (en) Detachable footrest for a vehicle
JP3152944B2 (ja) 自動車用自転車搬送具
JP2020189540A (ja) 自転車支持装置とその自転車固定構造
JP4239773B2 (ja) 自動車の後部荷室構造
JP3703068B2 (ja) インストルメントパネルの取付構造
JP5258417B2 (ja) 建設機械の保護柵取付構造
US20070207005A1 (en) Cargo restraining device
US20030177857A1 (en) Grip/mirror combination for bicycle
TR201614827A2 (tr) Araç i̇çi̇ bi̇si̇tklet tutturma si̇stemi̇
GB2269348A (en) Anti-theft device
JP2020185890A (ja) 積載物支持装置とその取付構造
JP4110351B2 (ja) パーキングケーブルの配索構造
US10562434B2 (en) Configurable carrier for transporting bicycles inside a vehicle
JP7317608B2 (ja) 積載物支持枠装置
JP7480426B2 (ja) 車両、車両構造および車両用部品
JP2004189206A (ja) 折り畳み自転車用補助輪及び該補助輪付折り畳み自転車
US20220289311A1 (en) Rack releasably coupled to a cab of a vehicle
JPH08175270A (ja) 自動車用ハシゴ
JP7313036B2 (ja) 積載物支持装置のバー取付部材

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220502

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230216

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230221

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230315

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7251781

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150