JPH0565043A - 屋根囲いを備えた自動車のための屋根上荷物台 - Google Patents
屋根囲いを備えた自動車のための屋根上荷物台Info
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- JPH0565043A JPH0565043A JP4054003A JP5400392A JPH0565043A JP H0565043 A JPH0565043 A JP H0565043A JP 4054003 A JP4054003 A JP 4054003A JP 5400392 A JP5400392 A JP 5400392A JP H0565043 A JPH0565043 A JP H0565043A
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- roof
- longitudinal
- enclosure
- tightening
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R9/00—Supplementary fittings on vehicle exterior for carrying loads, e.g. luggage, sports gear or the like
- B60R9/04—Carriers associated with vehicle roof
- B60R9/045—Carriers being adjustable or transformable, e.g. expansible, collapsible
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
- Linear Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】自動車用の屋根上荷物台の横桁を屋根囲いに固
定するための固定手段を、安価に製造して簡単に組み立
てることができ、容易に取り扱えるように構成する。 【構成】横桁2は、その両端部の下面に各1本ずつの長
手方向スリット11を備えた中空異形材であり、各長手方
向スリット11には、支持ジョー5と締付けジョー6とが
各1個ずつはめ込まれており、それらのジョーで、自動
車の屋根に固定された屋根囲い(囲いパイプ4)を挾持
する。
定するための固定手段を、安価に製造して簡単に組み立
てることができ、容易に取り扱えるように構成する。 【構成】横桁2は、その両端部の下面に各1本ずつの長
手方向スリット11を備えた中空異形材であり、各長手方
向スリット11には、支持ジョー5と締付けジョー6とが
各1個ずつはめ込まれており、それらのジョーで、自動
車の屋根に固定された屋根囲い(囲いパイプ4)を挾持
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、請求項1の前提部に記
載してあるような、屋根囲いを備えた自動車のための屋
根上荷物台に関する。
載してあるような、屋根囲いを備えた自動車のための屋
根上荷物台に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車、特にライトバンおよびジープの
屋根の両側に、前後方向に各1本ずつの囲いパイプを、
屋根囲いとして取り付けることは公知である。これらの
囲いパイプは自動車製造時に屋根に固定され、したがっ
て車両に常設されている。
屋根の両側に、前後方向に各1本ずつの囲いパイプを、
屋根囲いとして取り付けることは公知である。これらの
囲いパイプは自動車製造時に屋根に固定され、したがっ
て車両に常設されている。
【0003】屋根囲いまたは囲いパイプは取外しできる
屋根上構造物、特に屋根上荷物台の横桁の固定のための
保持具として用いられる。このような横桁は、それ自体
は公知の方法で一方の囲いパイプから他方へと延びてお
り、両端部に着脱可能にそれぞれ1個ずつ設けられた固
定装置によって囲いパイプに固定され保持される。この
ために複数の固定・保持装置がすでに公知である。ある
公知の固定・保持装置(ドイツ特許第3,510,805 号)
は、つめ本体として構成された部分を有する。この部分
は、旋回運動をすることによって囲い棒をつかみ、横桁
をそこに締め付け固定することができる。このように、
この固定・保持装置は、横桁を締め付けるためには、装
置本体とは別個に、旋回可能なつめ要素と、弾性変形可
能なつめ本体とを必要とし、このため装置が高価なもの
になる。
屋根上構造物、特に屋根上荷物台の横桁の固定のための
保持具として用いられる。このような横桁は、それ自体
は公知の方法で一方の囲いパイプから他方へと延びてお
り、両端部に着脱可能にそれぞれ1個ずつ設けられた固
定装置によって囲いパイプに固定され保持される。この
ために複数の固定・保持装置がすでに公知である。ある
公知の固定・保持装置(ドイツ特許第3,510,805 号)
は、つめ本体として構成された部分を有する。この部分
は、旋回運動をすることによって囲い棒をつかみ、横桁
をそこに締め付け固定することができる。このように、
この固定・保持装置は、横桁を締め付けるためには、装
置本体とは別個に、旋回可能なつめ要素と、弾性変形可
能なつめ本体とを必要とし、このため装置が高価なもの
になる。
【0004】屋根上荷物台固定用の別の公知の固定・保
持装置(ドイツ特許第3,516,483 号)は、複数のつめ部
分と固定ねじからなり、このため製作も操作も手数がか
かる。簡単な公知の固定・保持装置(ドイツ特許第3,10
4,163 号)では単に固定止め輪だけが用いられ、これは
囲いパイプを下から囲み、上から横桁を通して締めるこ
とができる固定ねじで固定することができる。固定ねじ
はしたがって横桁に直角に走っており、盗難防止のため
には、端面カバーに設けた長い突起でこの固定ねじを覆
うことができるにすぎない。その上、屋根上荷物台を屋
根囲いに取り付けたり、屋根囲いから取りはずしたりす
る作業の際、すべての固定止め輪を1個ずつ取りはずさ
なければならないので、上記作業は多くの時間を必要と
し、しかも煩雑である。
持装置(ドイツ特許第3,516,483 号)は、複数のつめ部
分と固定ねじからなり、このため製作も操作も手数がか
かる。簡単な公知の固定・保持装置(ドイツ特許第3,10
4,163 号)では単に固定止め輪だけが用いられ、これは
囲いパイプを下から囲み、上から横桁を通して締めるこ
とができる固定ねじで固定することができる。固定ねじ
はしたがって横桁に直角に走っており、盗難防止のため
には、端面カバーに設けた長い突起でこの固定ねじを覆
うことができるにすぎない。その上、屋根上荷物台を屋
根囲いに取り付けたり、屋根囲いから取りはずしたりす
る作業の際、すべての固定止め輪を1個ずつ取りはずさ
なければならないので、上記作業は多くの時間を必要と
し、しかも煩雑である。
【0005】屋根上荷物台を屋根囲いに固定するための
装置としては、上記以外にも公知のものがあるが、その
うちの1つ(西ドイツ出願公開第3,223,216 号)では、
横桁がその両端部にそれぞれ1個ずつ横桁支持片を備え
ており、そのおのおのに固定・保持装置が取り付けられ
る。各支持片は、それぞれ対応する囲いパイプを抱き込
んでその囲いパイプに締付けねじで固定され得るジョー
の形をしている。支持片は、横桁の下側から横桁に、ね
じまたはリベットで固定する(図6)。複雑なばね装置
によって横桁上を移動し得る端部カバーによって、締付
けねじを覆うことができる。しかし、この屋根上荷物台
の固定法も、構成、製造および取扱いにおいて比較的手
数がかかる。異なる車両で、2本の囲いパイプ間の間隔
が異なる場合に、屋根上荷物台をそれに適合させる方法
は考慮されていない。
装置としては、上記以外にも公知のものがあるが、その
うちの1つ(西ドイツ出願公開第3,223,216 号)では、
横桁がその両端部にそれぞれ1個ずつ横桁支持片を備え
ており、そのおのおのに固定・保持装置が取り付けられ
る。各支持片は、それぞれ対応する囲いパイプを抱き込
んでその囲いパイプに締付けねじで固定され得るジョー
の形をしている。支持片は、横桁の下側から横桁に、ね
じまたはリベットで固定する(図6)。複雑なばね装置
によって横桁上を移動し得る端部カバーによって、締付
けねじを覆うことができる。しかし、この屋根上荷物台
の固定法も、構成、製造および取扱いにおいて比較的手
数がかかる。異なる車両で、2本の囲いパイプ間の間隔
が異なる場合に、屋根上荷物台をそれに適合させる方法
は考慮されていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上のような
問題を起点とするものであり、したがって本発明の課題
は、自動車用の屋根上荷物台の横桁を屋根囲いに固定す
るための固定手段を、安価に製造して簡単に組み立てる
ことができ、容易に取り扱えるように構成することにあ
る。
問題を起点とするものであり、したがって本発明の課題
は、自動車用の屋根上荷物台の横桁を屋根囲いに固定す
るための固定手段を、安価に製造して簡単に組み立てる
ことができ、容易に取り扱えるように構成することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題は請求項1の特
徴部に記載した特徴によって解決される。請求項1によ
れば横桁は、その両端部の下面に各1本ずつの長手方向
スリットを備える中空形材である。
徴部に記載した特徴によって解決される。請求項1によ
れば横桁は、その両端部の下面に各1本ずつの長手方向
スリットを備える中空形材である。
【0008】締付け手段として、各長手方向スリットに
はそれぞれ一つの支持ジョーと一つの締付けジョーが横
桁縦方向に入っている。この場合、それぞれのジョーの
上半部は中空異形材の内部に位置し、下半部は囲いパイ
プに向かって下向きに突出している。
はそれぞれ一つの支持ジョーと一つの締付けジョーが横
桁縦方向に入っている。この場合、それぞれのジョーの
上半部は中空異形材の内部に位置し、下半部は囲いパイ
プに向かって下向きに突出している。
【0009】支持ジョーは締付けジョーよりも車両中心
線寄りに位置しており、2本の囲いパイプ間の間隔とほ
ぼ等しい間隔だけに互に離れた位置に固定されている。
支持ジョーの上半部には、横桁の端部から中空異形材の
内部へ指を差し込んで届く位置に、横桁の長手方向にね
じ孔が設けられている。
線寄りに位置しており、2本の囲いパイプ間の間隔とほ
ぼ等しい間隔だけに互に離れた位置に固定されている。
支持ジョーの上半部には、横桁の端部から中空異形材の
内部へ指を差し込んで届く位置に、横桁の長手方向にね
じ孔が設けられている。
【0010】締付けジョーは支持ジョーよりも車両の外
側寄りに位置しており、それぞれの長手方向スリットに
沿って移動可能である。締付けジョーには、対応する支
持ジョーのねじ孔と心合せされた位置に、横桁の長手方
向に孔が設けられている。この孔に締付けねじを挿入し
て締め付けることによって、締付けジョーと支持ジョー
の結合を行う。
側寄りに位置しており、それぞれの長手方向スリットに
沿って移動可能である。締付けジョーには、対応する支
持ジョーのねじ孔と心合せされた位置に、横桁の長手方
向に孔が設けられている。この孔に締付けねじを挿入し
て締め付けることによって、締付けジョーと支持ジョー
の結合を行う。
【0011】それぞれの締付けジョーの下半部は弓形部
材として構成されている。この弓形部材は、締付けねじ
を締めた際、横桁が保持されるように、囲いパイプを少
なくとも部分的に抱き込む。
材として構成されている。この弓形部材は、締付けねじ
を締めた際、横桁が保持されるように、囲いパイプを少
なくとも部分的に抱き込む。
【0012】荷物台を取り付けるためには、締付けねじ
をゆるめ、締付けジョーを横桁の端部の方へ移動させ
て、締付け手段を開く。次に、2本の囲いパイプ間の間
隔とほぼ等しい間隔だけ互に離れた位置で横桁に固定さ
れている支持ジョーを、2本の囲いパイプの間へ入れ、
締付けねじを締め、これによってチャック装置は閉じ、
横桁は囲いパイプと固く結合する。このように行われる
屋根上荷物台の取付けと取外しは、僅かな操作で簡単に
行えることは明らかである。さらに、締付け手段は簡単
な構成で確実に囲いパイプを保持することができ、ま
た、僅かな部品で構成されているので低コストで製造す
ることができる。特に、長手方向スリットに沿って移動
可能である締付けジョーは、上記以外の構成部材なしに
囲いパイプを保持することを可能にする。
をゆるめ、締付けジョーを横桁の端部の方へ移動させ
て、締付け手段を開く。次に、2本の囲いパイプ間の間
隔とほぼ等しい間隔だけ互に離れた位置で横桁に固定さ
れている支持ジョーを、2本の囲いパイプの間へ入れ、
締付けねじを締め、これによってチャック装置は閉じ、
横桁は囲いパイプと固く結合する。このように行われる
屋根上荷物台の取付けと取外しは、僅かな操作で簡単に
行えることは明らかである。さらに、締付け手段は簡単
な構成で確実に囲いパイプを保持することができ、ま
た、僅かな部品で構成されているので低コストで製造す
ることができる。特に、長手方向スリットに沿って移動
可能である締付けジョーは、上記以外の構成部材なしに
囲いパイプを保持することを可能にする。
【0013】この構造のさらに別の長所は、締付けねじ
が、横桁を構成する中空異形材の内部にあるという点に
存する。それによって締付けねじは、周囲条件の影響や
腐食から保護される。その上、悪意を抱いた者が締付け
ねじをゆるめるための器具を差し込もうとしても、横桁
の端部は蓋で覆われているので、器具を差し込むことが
できない。すなわち、横桁の端部を蓋で覆うという簡単
な方法で、屋根上荷物台を盗難から守るという目的を達
成することができる。
が、横桁を構成する中空異形材の内部にあるという点に
存する。それによって締付けねじは、周囲条件の影響や
腐食から保護される。その上、悪意を抱いた者が締付け
ねじをゆるめるための器具を差し込もうとしても、横桁
の端部は蓋で覆われているので、器具を差し込むことが
できない。すなわち、横桁の端部を蓋で覆うという簡単
な方法で、屋根上荷物台を盗難から守るという目的を達
成することができる。
【0014】請求項2記載の実施態様では、支持ジョー
と締付けジョーは、それぞれの下半部と上半部との間の
側面に、長手方向スリットの長手方向の縁を嵌入させる
ための、長手方向の溝を備えている。換言すれば、下半
部と上半部とは、長手方向の溝を備えた中間部によって
結合されていることになる。しかもこの中間部による結
合というのは、長手方向スリットを境にしてその上下に
位置する2つの部分の結合である。このような長手方向
の溝を通じて、支持ジョーと締付けジョーは適切な設計
で確実にまた固く長手方向スリット中に保持されてお
り、しかも長手方向の溝を通じて締付けジョーの移動も
行うことができる。比較的高い屋根荷重の場合、車両の
制動および加速の際に、屋根上荷物台へ車両縦方向に高
い負荷がかかる。横桁の中空形材の中のそれぞれ末端側
の長手方向スリットの中の支持ジョーと締付けジョーの
本発明による取付けでは、横桁に対して傾倒運動が行わ
れ、これは長手方向スリットのねじれと拡大を生じるこ
とがあり、これは横桁と、支持ジョーおよび締付けジョ
ーとの間の結合のゆるみを伴う。この問題ある領域で出
来るだけ安定した結合を作りだすために、請求項3によ
る特に好ましい実施例では、それぞれの長手方向スリッ
トの長手方向の両縁にそれぞれ案内リブを設けること、
かつそれらの案内リブを中空異形材の内部へ、すなわち
上向きに直立させることが提案される。これらの案内リ
ブによって、長手方向の縁の領域が総対的に補強され
る。その上、支持ジョーと締付けジョーに設けた長手方
向の溝の断面を、案内リブの断面と相補的なものにし
て、長手方向の溝が案内リブを収容し、案内リブの上に
かぶさるようにする。このように、支持ジョーと締付け
ジョーが案内リブの上にかぶさって両側の案内リブを互
いに引き寄せるので、長手方向スリットは広げられな
い。これによって中空異形材と案内リブの比較的薄い壁
厚で、横桁における支持ジョーと締付けジョーの確実で
堅固な収容を有利に実現することができる。
と締付けジョーは、それぞれの下半部と上半部との間の
側面に、長手方向スリットの長手方向の縁を嵌入させる
ための、長手方向の溝を備えている。換言すれば、下半
部と上半部とは、長手方向の溝を備えた中間部によって
結合されていることになる。しかもこの中間部による結
合というのは、長手方向スリットを境にしてその上下に
位置する2つの部分の結合である。このような長手方向
の溝を通じて、支持ジョーと締付けジョーは適切な設計
で確実にまた固く長手方向スリット中に保持されてお
り、しかも長手方向の溝を通じて締付けジョーの移動も
行うことができる。比較的高い屋根荷重の場合、車両の
制動および加速の際に、屋根上荷物台へ車両縦方向に高
い負荷がかかる。横桁の中空形材の中のそれぞれ末端側
の長手方向スリットの中の支持ジョーと締付けジョーの
本発明による取付けでは、横桁に対して傾倒運動が行わ
れ、これは長手方向スリットのねじれと拡大を生じるこ
とがあり、これは横桁と、支持ジョーおよび締付けジョ
ーとの間の結合のゆるみを伴う。この問題ある領域で出
来るだけ安定した結合を作りだすために、請求項3によ
る特に好ましい実施例では、それぞれの長手方向スリッ
トの長手方向の両縁にそれぞれ案内リブを設けること、
かつそれらの案内リブを中空異形材の内部へ、すなわち
上向きに直立させることが提案される。これらの案内リ
ブによって、長手方向の縁の領域が総対的に補強され
る。その上、支持ジョーと締付けジョーに設けた長手方
向の溝の断面を、案内リブの断面と相補的なものにし
て、長手方向の溝が案内リブを収容し、案内リブの上に
かぶさるようにする。このように、支持ジョーと締付け
ジョーが案内リブの上にかぶさって両側の案内リブを互
いに引き寄せるので、長手方向スリットは広げられな
い。これによって中空異形材と案内リブの比較的薄い壁
厚で、横桁における支持ジョーと締付けジョーの確実で
堅固な収容を有利に実現することができる。
【0015】たとえば車両の前側と後側で2本の囲いパ
イプ間の間隔が異なる場合に、屋根上荷物台をそれに適
合させるために、請求項4によれば、少なくとも一つの
支持ジョーが横桁に沿って移動でき、固定装置で固定で
きるように考えられている。あまりに大幅な適合が必要
でなければ、一つの支持ジョーだけを長手方向スリット
の中で移動できるようにすれば十分である。他方の支持
ジョーは、長手方向スリットに挿入した後、たとえば接
着またはリベットによって、取り外しできないように固
定してもよい。
イプ間の間隔が異なる場合に、屋根上荷物台をそれに適
合させるために、請求項4によれば、少なくとも一つの
支持ジョーが横桁に沿って移動でき、固定装置で固定で
きるように考えられている。あまりに大幅な適合が必要
でなければ、一つの支持ジョーだけを長手方向スリット
の中で移動できるようにすれば十分である。他方の支持
ジョーは、長手方向スリットに挿入した後、たとえば接
着またはリベットによって、取り外しできないように固
定してもよい。
【0016】支持ジョーを取り外しできるように横桁に
固定するのに適した固定装置を、請求項5の特徴部にお
いて提案する。この固定装置は、長手方向スリットの下
から支持ジョーにねじ込み得る締付けねじと、長手方向
スリットの両縁に外側から当てられるシムとで構成され
る。この固定装置は以上のような構成であるので、支持
ジョーの位置調節と、それによって屋根上荷物台を上記
のような2本の囲いパイプに適合させる作業とが、簡単
に実行できる。屋根上荷物台を上記のような2本の囲い
パイプに適合させる作業は、締付け手段を囲いパイプに
締め付ける前に行う。この適合作業の際には、締付けね
じをゆるめるため、横桁を持ち上げて傾けなければなら
ないが、適合作業を終って締付けねじを締めた後には、
横桁は、締付けねじの頭が下を向いて車両の屋根に面す
ることになるような状態にされるので、屋根板と横桁と
の間の間隔が、器具を締付けねじの頭に当てられないほ
ど狭くなり、屋根上荷物台を盗難から守る上で好まし
い。
固定するのに適した固定装置を、請求項5の特徴部にお
いて提案する。この固定装置は、長手方向スリットの下
から支持ジョーにねじ込み得る締付けねじと、長手方向
スリットの両縁に外側から当てられるシムとで構成され
る。この固定装置は以上のような構成であるので、支持
ジョーの位置調節と、それによって屋根上荷物台を上記
のような2本の囲いパイプに適合させる作業とが、簡単
に実行できる。屋根上荷物台を上記のような2本の囲い
パイプに適合させる作業は、締付け手段を囲いパイプに
締め付ける前に行う。この適合作業の際には、締付けね
じをゆるめるため、横桁を持ち上げて傾けなければなら
ないが、適合作業を終って締付けねじを締めた後には、
横桁は、締付けねじの頭が下を向いて車両の屋根に面す
ることになるような状態にされるので、屋根板と横桁と
の間の間隔が、器具を締付けねじの頭に当てられないほ
ど狭くなり、屋根上荷物台を盗難から守る上で好まし
い。
【0017】請求項6の特徴部に記載した特徴は、支持
ジョーの位置調節の際、支持ジョーを移動させた領域に
おいて、長手方向スリットを、支持ジョーに設けた突起
部によって覆い、横桁の内部を周囲条件の影響から保護
するという効果を有する。
ジョーの位置調節の際、支持ジョーを移動させた領域に
おいて、長手方向スリットを、支持ジョーに設けた突起
部によって覆い、横桁の内部を周囲条件の影響から保護
するという効果を有する。
【0018】横桁の両端部に、それ自体は公知の、閉塞
装置付き端部カバーを使用した場合には、中空異形材の
内部にある締付けねじには手を触れることができなくな
るので、荷物台を取りはずすことを許可されていない者
は取りはずせなくなる。請求項8記載のように、横桁の
両端部に、それ自体は公知の、上面に開口した長手方向
溝を設けた場合には、上記端部カバーは、この長手方向
溝をも覆う程度に大きくなければならない。端部カバー
がその程度に大きなものであれば、長手方向溝に挿入さ
れた付属部品も、取りはずすことを許可されていない者
が取りはずせなくなる。
装置付き端部カバーを使用した場合には、中空異形材の
内部にある締付けねじには手を触れることができなくな
るので、荷物台を取りはずすことを許可されていない者
は取りはずせなくなる。請求項8記載のように、横桁の
両端部に、それ自体は公知の、上面に開口した長手方向
溝を設けた場合には、上記端部カバーは、この長手方向
溝をも覆う程度に大きくなければならない。端部カバー
がその程度に大きなものであれば、長手方向溝に挿入さ
れた付属部品も、取りはずすことを許可されていない者
が取りはずせなくなる。
【0019】
【実施例】次に、本発明の上記以外の特徴、細目および
長所を明らかにするため、本発明の1つの好ましい実施
態様を図面に基づいて説明する。
長所を明らかにするため、本発明の1つの好ましい実施
態様を図面に基づいて説明する。
【0020】図1は、屋根囲いを備えた自動車のための
屋根上荷物台1の一方の端部を示す。この屋根上荷物台
は、主として、中空異形材としての横桁2と、その横桁
2を屋根囲いの囲いパイプ4に固定するための締付け手
段3とで構成されている。締付け手段3は、車両中心線
寄りに位置する支持ジョー5と、車両の外側寄りに位置
して移動可能に保持されている締付けジョー6から成
る。
屋根上荷物台1の一方の端部を示す。この屋根上荷物台
は、主として、中空異形材としての横桁2と、その横桁
2を屋根囲いの囲いパイプ4に固定するための締付け手
段3とで構成されている。締付け手段3は、車両中心線
寄りに位置する支持ジョー5と、車両の外側寄りに位置
して移動可能に保持されている締付けジョー6から成
る。
【0021】支持ジョー5は固定装置7(図3に拡大し
て示す)によって横桁2に固定されている。締付けジョ
ー6は締付けねじ8によって、支持ジョー5に対して相
対変位をなし得るように結合されている。この締付けね
じは、横桁2を構成する中空異形材の内部で、支持ジョ
ーと締付けジョーの上半部を、中央異形材の長手方向に
貫通する。締付けジョー6の下半部は、囲いパイプ4を
抱き込む弓形部材9として構成されている。これに反し
て支持ジョー5には、ただ垂直接触面10が設けられてい
るだけであるので、締付け手段3が開いている時には、
横桁を上から下降させ、2個の支持ジョーを2本の囲い
パイプ4の間へ入れることができる。
て示す)によって横桁2に固定されている。締付けジョ
ー6は締付けねじ8によって、支持ジョー5に対して相
対変位をなし得るように結合されている。この締付けね
じは、横桁2を構成する中空異形材の内部で、支持ジョ
ーと締付けジョーの上半部を、中央異形材の長手方向に
貫通する。締付けジョー6の下半部は、囲いパイプ4を
抱き込む弓形部材9として構成されている。これに反し
て支持ジョー5には、ただ垂直接触面10が設けられてい
るだけであるので、締付け手段3が開いている時には、
横桁を上から下降させ、2個の支持ジョーを2本の囲い
パイプ4の間へ入れることができる。
【0022】支持ジョー5および締付けジョー6の取付
けと保持は、横桁2の下側および側方末端領域の長手方
向スリット11の中で行われる(図2による横断面図をも
参照)。長手方向スリット11の縁には案内リブ12,13か
成形されており、これらは中空異形材側へ、すなわち上
向きに突出している。支持ジョー5と締付けジョー6
は、相補的な断面形状を有する長手方向溝14,15を含ん
でおり、その中に案内リブ12,13が収容され、側方で包
まれている。
けと保持は、横桁2の下側および側方末端領域の長手方
向スリット11の中で行われる(図2による横断面図をも
参照)。長手方向スリット11の縁には案内リブ12,13か
成形されており、これらは中空異形材側へ、すなわち上
向きに突出している。支持ジョー5と締付けジョー6
は、相補的な断面形状を有する長手方向溝14,15を含ん
でおり、その中に案内リブ12,13が収容され、側方で包
まれている。
【0023】横桁2は上側に向かって開いた長手方向溝
16を含み、これは車両の側方からその中へ差し込むこと
ができる自動車保持金具、ボート保持金具などのような
取付け部品を収容するための、それ自体は公知のありみ
ぞである。横桁2の端部は(それ自体は公知のまた略図
で示した)端部カバー17で覆われており、これは錠を用
いて外側から閉鎖することができる。これによって一方
では横桁2の中空異形材は湿気と汚れの侵入から保護さ
れ、他方では長手方向溝16のための端部挿入口と締付け
ねじ8がカバーされる。したがって端面カバー17の閉鎖
の後は、取付け部品を長手方向溝16から取り外すこと
も、また屋根上荷物台全体を締付けねじ8を外して不当
に取り外すこともできない。
16を含み、これは車両の側方からその中へ差し込むこと
ができる自動車保持金具、ボート保持金具などのような
取付け部品を収容するための、それ自体は公知のありみ
ぞである。横桁2の端部は(それ自体は公知のまた略図
で示した)端部カバー17で覆われており、これは錠を用
いて外側から閉鎖することができる。これによって一方
では横桁2の中空異形材は湿気と汚れの侵入から保護さ
れ、他方では長手方向溝16のための端部挿入口と締付け
ねじ8がカバーされる。したがって端面カバー17の閉鎖
の後は、取付け部品を長手方向溝16から取り外すこと
も、また屋根上荷物台全体を締付けねじ8を外して不当
に取り外すこともできない。
【0024】横桁2に取り付けられた2個の支持ジョー
5の少なくとも一つは、長手方向スリット11の中で移動
可能に囲いパイプ4の間隔に適合するように保持されて
おり、固定装置7を用いて固定することができる。固定
装置は下から支持ジョー5の中へねじ込むことができる
締付けねじ18と、長手方向スリット11の縁を覆っている
シム19とからなっている。
5の少なくとも一つは、長手方向スリット11の中で移動
可能に囲いパイプ4の間隔に適合するように保持されて
おり、固定装置7を用いて固定することができる。固定
装置は下から支持ジョー5の中へねじ込むことができる
締付けねじ18と、長手方向スリット11の縁を覆っている
シム19とからなっている。
【0025】固定装置7の領域に続いて、車両中央を向
く突起部20が形成されており、これは長手方向スリット
11の中へは嵌入しない。突起部20は、支持ジョーの位置
調節の際、支持ジョーを移動させた領域において、長手
方向スリット11を外側から覆う。
く突起部20が形成されており、これは長手方向スリット
11の中へは嵌入しない。突起部20は、支持ジョーの位置
調節の際、支持ジョーを移動させた領域において、長手
方向スリット11を外側から覆う。
【0026】図面に示した構造は次の機能を有してい
る:屋根上荷物台の取付けのためには、支持ジョー5と
締付けジョー6が横桁の両端部からそれぞれの長手方向
スリット11の中へ挿入される。続いて支持ジョー5の接
触面10が囲いパイプ4に接するように、2個の支持ジョ
ーの間の間隔を2本の囲いパイプ4の間の間隔に合わせ
た上で、支持ジョーを固定装置7で固定する。締付けね
じ8をゆるめることによって締付け手段3を開き、それ
を囲いパイプ4にはめることによって横桁を装着する。
続いて締付けねじ8が工具を用いてねじ込まれ、これに
よってそれぞれの締付けジョー6がその下半部の弓形部
材9によってそれぞれ囲いパイプ4を把持し、噛合い継
手とクランプ継手の状態を保持する。
る:屋根上荷物台の取付けのためには、支持ジョー5と
締付けジョー6が横桁の両端部からそれぞれの長手方向
スリット11の中へ挿入される。続いて支持ジョー5の接
触面10が囲いパイプ4に接するように、2個の支持ジョ
ーの間の間隔を2本の囲いパイプ4の間の間隔に合わせ
た上で、支持ジョーを固定装置7で固定する。締付けね
じ8をゆるめることによって締付け手段3を開き、それ
を囲いパイプ4にはめることによって横桁を装着する。
続いて締付けねじ8が工具を用いてねじ込まれ、これに
よってそれぞれの締付けジョー6がその下半部の弓形部
材9によってそれぞれ囲いパイプ4を把持し、噛合い継
手とクランプ継手の状態を保持する。
【0027】続いて保持金具と取付け部品を長手方向溝
16の中へ入れ、端部カバー17を差込み、盗難防止のため
施錠することができる。たとえば制動または加速の過程
での横桁への傾倒荷重の場合、長手方向スリット11の拡
大は、案内リブ12,13を包む長手方向溝14,15によって
妨げられ、これによって長手方向スリット11はその両縁
間の間隔を保つ。
16の中へ入れ、端部カバー17を差込み、盗難防止のため
施錠することができる。たとえば制動または加速の過程
での横桁への傾倒荷重の場合、長手方向スリット11の拡
大は、案内リブ12,13を包む長手方向溝14,15によって
妨げられ、これによって長手方向スリット11はその両縁
間の間隔を保つ。
【0028】
【発明の効果】本発明による屋根上荷物台は、取付けと
取外しを僅かな操作で簡単に行うことができ、しかも盗
難予防という観点からもすぐれている。
取外しを僅かな操作で簡単に行うことができ、しかも盗
難予防という観点からもすぐれている。
【図1】本発明による屋根上荷物台の横桁のうち、締付
け手段が設けられている領域の、図2の線A−Aについ
ての長手方向断面図である。
け手段が設けられている領域の、図2の線A−Aについ
ての長手方向断面図である。
【図2】図1の線C−Cに対応する横断面図である。
【図3】支持ジョーの固定装置(領域B)の拡大図であ
る。
る。
2 横桁 3 締付け手段 4 囲いパイプ 5 支持ジョー 6 締付けジョー 8 締付けねじ 9 弓形部材 11 長手方向スリット 14,15 長手方向の溝
Claims (8)
- 【請求項1】 屋根囲いが、車両の屋根の両側に前後方
向に各1本ずつ取り付けられた囲いパイプ(4) で構成さ
れ、一方の囲いパイプ(4) から他方の囲いパイプ(4) に
達する荷物台用横材としての横桁(2) と、その横桁(2)
を前記囲いパイプ(4) に固定するため、横桁(2) の両端
部に各1個ずつ、前記囲いパイプ(4)に対して着脱可能
に設けた締付け手段(3) とを有する、屋根囲いを備えた
自動車のための屋根上荷物台において、 前記横桁(2) が、その両端部の下面に各1本ずつの長手
方向スリット(11)を備えた中空異形材であること、 前記締付け手段(3) として、各長手方向スリット(11)に
は、支持ジョー(5) と締付けジョー(6) とが各1個ずつ
はめ込まれており、それぞれのジョーの上半部は中空異
形材の内部に位置し、下半部は下向きに突出しているこ
と、 前記支持ジョー(5) は前記締付けジョーよりも車両中心
線寄りに位置して、2本の囲いパイプ(4) 間の間隔とほ
ぼ等しい間隔だけ互に離れた位置で前記横桁(2) に固定
されており、この支持ジョーの上半部には、前記横桁の
端部から指を差し込んで届く位置に、前記横桁の長手方
向にねじ孔が設けられていること、 前記締付けジョー(6) は前記支持ジョーよりも車両の外
側寄りに位置して、それぞれの長手方向スリット(11)に
沿って移動可能であり、この締付けジョーには、対応す
る支持ジョー(5) のねじ孔と心合せされた位置に、前記
横桁の長手方向に孔が設けられており、この孔に締付け
ねじ(8) を挿入して締め付けることによって、前記支持
ジョーとの結合を行うこと、および前記締付けジョー
(6) の下半部は、前記締付け手段(3) を締め付けた際、
すなわち前記締付けねじ(8) を締めた際、前記横桁(2)
が保持されるように、前記囲いパイプ(4) を少なくとも
部分的に抱き込む弓形部材(9) として構成されているこ
とを特徴とする、屋根囲いを備えた自動車のための屋根
上荷物台。 - 【請求項2】 前記支持ジョー(5) と前記締付けジョー
(6) とが、それぞれの下半部と上半部との間の側面に、
長手方向スリット(11)の長手方向の縁を嵌入させるため
の、長手方向の溝(14,15) を備えており、下半部と上半
部とが、前記長手方向スリット(11)の長手方向の両縁に
はさまれた中間部によって結合されていることを特徴と
する、請求項1記載の屋根囲いを備えた自動車のための
屋根上荷物台。 - 【請求項3】 それぞれの長手方向スリット(11)の長手
方向の両縁に、中空異形材の内部へ、すなわち上向きに
直立した案内リブ(12,13) が設けられていること、およ
び、前記長手方向の溝(14,15) の断面を、前記案内リブ
(12,13) の断面と相補的なものにして、前記長手方向の
溝が前記案内リブを収容し、前記案内リブの上にかぶさ
るようにしたことを特徴とする、請求項2記載の屋根囲
いを備えた自動車のための屋根上荷物台。 - 【請求項4】 少なくとも一方の支持ジョー(5) が、前
記長手方向スリット(11)に沿って移動可能なように、か
つ着脱可能なように、固定装置(7) によって前記横桁
(2) に固定されており、それによって、2個の支持ジョ
ー(5) の間の間隔を2本の囲いパイプ(4) の間の間隔に
合わせ得ることを特徴とする、請求項1ないし3のうち
いずれか1項に記載の屋根囲いを備えた自動車のための
屋根上荷物台。 - 【請求項5】 前記固定装置(7) が、前記長手方向スリ
ット(11)の下から前記支持ジョー(5) にねじ込み得る締
付けねじ(18)と、前記長手方向スリットの両縁に外側か
ら当てられるシム(19)とで構成されていることを特徴と
する、請求項4記載の屋根囲いを備えた自動車のための
屋根上荷物台。 - 【請求項6】 前記支持ジョー(5) が、車両中心線の方
へ突出した突起部(20)を有すること、および、その突起
部(20)が前記長手方向スリット(11)の中へは嵌入せず、
前記長手方向スリット(11)を外側から覆うことを特徴と
する、請求項1ないし5のうちいずれか1項に記載の屋
根囲いを備えた自動車のための屋根上荷物台。 - 【請求項7】 前記横桁(2) の両端部を、それ自体は公
知の、閉塞装置付き端部カバー(17)によって閉鎖するこ
とができ、それによって前記締付けねじ(8)には手を触
れることができないようにしたことを特徴とする、請求
項1ないし6のうちいずれか1項に記載の屋根囲いを備
えた自動車のための屋根上荷物台。 - 【請求項8】 前記横桁(2) が、付属部品を嵌入させる
ためのありみぞを、それ自体は公知の、上面に開口した
長手方向溝(16)として有することを特徴とする、請求項
1ないし7のうちいずれか1項に記載の屋根囲いを備え
た自動車のための屋根上荷物台。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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DE4108058A DE4108058C2 (de) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | Dachgepäckträger für Kraftfahrzeuge mit Dachreling |
DE41080580-21 | 1991-03-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0565043A true JPH0565043A (ja) | 1993-03-19 |
JP3040239B2 JP3040239B2 (ja) | 2000-05-15 |
Family
ID=6427152
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JP4054003A Expired - Lifetime JP3040239B2 (ja) | 1991-03-13 | 1992-03-13 | 屋根囲いを備えた自動車のための屋根上荷物台 |
Country Status (8)
Country | Link |
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EP (1) | EP0503305B1 (ja) |
JP (1) | JP3040239B2 (ja) |
AT (1) | ATE113012T1 (ja) |
CZ (1) | CZ280425B6 (ja) |
DE (2) | DE4108058C2 (ja) |
DK (1) | DK0503305T3 (ja) |
ES (1) | ES2065083T3 (ja) |
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