JP2020186049A - スーツ袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】回収後、容易に再生利用の原料とすることが可能なスーツ袋を提供する。【解決手段】スーツ上下をハンガーに掛けた状態で収納可能なスーツ袋1において、左右の袋地部分がスライドファスナー10により開閉自在となっている正面袋地2と、その裏側に重ねられた、正面袋地とほぼ同寸法の背面袋地3と、正面袋地の一端部に、その表側に重ねられたキャップ袋地4とを備え、これら袋地の重なり合う周縁部の所要部位が縫着、融着又は接着により結合されたスーツ袋。【選択図】図1

Description

本発明は、スーツを収納し、そして持ち運ぶことができるスーツ袋に関し、特に再生利用容易なスーツ袋に関する。
スーツを購入した場合、スーツを収容し持ち帰るためのスーツ袋が使用される。該スーツ袋は、例えば不織布のシートから形成されてなり、またスーツの出し入れを可能とするために、通常、該スーツ収容袋の一方の面の中央に長手方向に開閉可能なスライドファスナーを備えたスーツ出し入れ口が設けられている(特許文献1参照。)。
また、スライドファスナーには、スライダーによる開閉に耐えられる機械的強度及び摺動耐久性が求められる。例えば、スライドファスナーのスライダー、エレメント及び上下の止め具には金属又はポリアセタール、ポリアミド、ポリオキシメチレン等の高強度の樹脂が使用され、一方支持テープには、綿等の布帛、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル繊維の織布等が使用されている(特許文献2)。
特開2001−63785号公報 特開平7−246107号公報
スーツ袋は、何度も繰返し使用されるものではなく、家で購入したスーツを取り出した後、使い捨てられる。しかし、スーツ袋に使用される不織布シートは石油を原料として製造されるものであるので、スーツ袋の使い捨ては、石油資源の浪費に繋がり、また、スーツ袋を焼却により処分すると、CO等の有害なガスの発生源となるという問題もある。そのため、スーツ袋の使い捨ては、環境保全・資源節約の観点からあまり好ましいとは言えず、資源の再生利用が望まれている。
例えば、ポリプロピレン製の不織布は、回収し、解砕・開繊等の操作を経て、再生繊維やペレット化して、再生不織布等の原料としてリサイクル化を図ることができる。しかし、スーツ袋の再生利用の原料に、ポリプロプレン製不織布とは異なる樹脂が混入してしまうと、再生品の強度低下等が生じる問題がある。そのため、スーツ袋をリサイクルしようとすると、回収したスーツ袋から不織布とは異なる素材で構成されているスライドファスナー及び縫着糸を取り外す必要があり、非常に手間とコストがかかるという問題があった。
また、従来のスライドファスナーは、支持テープがスーツ袋の正面袋地であるポリプロピレン製不織布とは異なる素材でできているので、ポリプロピレン製不織布シートにスライドファスナーの支持テープを縫着する必要があった。この縫着には、支持テープの縫着する正面袋地の端部を折り返し、その折り返し部分と支持テープとを重ね合せ、バイアステーブで覆い縫着する(図3(a)参照)必要があるため、手間とコストがかかるという問題があった。
本発明は、斯かる事情を考慮してなされた物であって、回収後、容易に再生利用の原料とすることが可能なスーツ袋を提供することを目的とする。
また、本発明は、従来のスーツ袋よりも、製造の手間を簡素化でき、手間とコストを低減可能なスーツ袋を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記の課題を解決するべく鋭意検討を行った結果、スーツ袋を全てポロプロピレン製の素材から製造することにより、回収後、容易に再生利用の原料とすることができるスーツ袋となり得ることを見出し、本発明を完成させた。
すなわち、本発明は、スーツ上下をハンガーに掛けた状態で収納可能なスーツ袋において、
左右の袋地部分がスライドファスナーにより開閉自在となっている正面袋地と、その裏側に重ねられた、正面袋地とほぼ同寸法の背面袋地と、正面袋地の一端部に、その表側に重ねられたキャップ袋地とを備え、これら袋地の重なり合う周縁部の所要部位が縫着、融着又は接着により結合されたスーツ袋であって、
該正面袋地、該背面袋地及び該キャップ袋地は、いずれもポリプロピレン製の不織布からなり、
該スライドファスナーは、ポリプロピレン製不織布からなる2枚の支持テープの対向する端縁部分のそれぞれに、多数のポリプロピレン製エレメントを並列に取着し、該エレメントを対にして嵌合、そして分離するポリプロピレン製スライダーを該エレメント列に沿って往復自在に備え、更に2列の該エレメント列の一方の終端に夫々ポリプロピレン製上止め具を取着し、且つ、他方の終端にポリプロピレン製下止め具を取着するか、又は他方の終端を正面袋地に縫着するファスナーであり、そして
該左右の袋地部分と該2枚の支持テープは各々、縫着、融着又は接着により結合されてなり、
該縫着に使用される糸は、ポリプロピレン製フィラメントからなる、
スーツ袋に関する。
また、本発明の更に好ましい態様は、前記ポリプロピレン製不織布が、二酸化炭素吸収材を含んでなることを特徴とするスーツ袋に関する。
また、本発明の更に好ましい態様は、前記正面袋地と、前記支持テープとが、融着されてなることを特徴とするスーツ袋に関する。
本発明のスーツ袋は、正面袋地、背面袋地及びキャップ袋地が、いずれもポリプロピレン製の不織布からなり、また、スライドファスナーが、全てのポリプロピレン製の部品(支持テープ、エレメント、スライダー、上止め具及び下止め具)からなり、かつ、縫着糸もポリプロンピレン製フィラメントからなる。したがって、本発明によれば、回収後、スライドファスナーや縫着糸を分別することなく全くそのまま再生利用の原料とすることが可能なスーツ袋を提供できる。
さらに、本発明のスーツ袋の各部品の材料として、二酸化炭素吸収材を配合したポリプロピレン樹脂を使用することができる。これにより、大気中のCOを吸収するだけでなく、たとえ廃棄後に焼却処理されたとしても、燃焼により生じるCOを吸収し有害ガスの発生を抑制できる環境保全に優れるスーツ袋を提供できる。
図1(a)は実施例1のスーツ袋の正面図であり、図1(b)は図1(a)のA部分の拡大図であり、図1(c)はスライドファスナーを開いた状態の図1(a)のB部分の拡大図であり、図1(d)はスライドファスナーを閉じた状態の図1(a)のB部分の拡大図である。 図2(a)は実施例1のスーツ袋の正面図であり、図2(b)は図2(a)のA部分の拡大図であり、図2(c)はスライドファスナーを開いた状態の図1(a)のB部分の拡大図であり、図2(d)はスライドファスナーを閉じた状態の図1(a)のB部分の拡大図である。 図3(a)は、図1(d)に示されるA−A’線断面図であり、図3(b)は、図2(d)に示されるB−B’線断面図である。
更に詳細に本発明を説明する。
本発明は、スーツ上下をハンガーに掛けた状態で収納可能なスーツ袋において、左右の袋地部分がスライドファスナーにより開閉自在となっている正面袋地と、その裏側に重ねられた、正面袋地とほぼ同寸法の背面袋地と、正面袋地の一端部に、その表側に重ねられたキャップ袋地とを備え、これら袋地の重なり合う周縁部の所要部位が縫着、融着又は接着により結合されたスーツ袋である。
本発明のスーツ袋は、その材料全てがポリプロピレン製であればよく、その他の構成は、既知のスーツ袋と同様の構成を採用することができる。
正面袋地、背面袋地及びキャップ袋地は、いずれもポリプロピレン製の不織布からなる。不織布を使用することで、軽量で、かつ、通気性がよく不織布内部が蒸れ難いものとなる。
正面袋地には、長手方向にスライドファスナーが取り付けられており、該ファスナーを開閉することにより左右の袋地部分が開閉自在となっている。
スライドファスナーとしては、止製品、開製品又は逆開製品のいずれも使用でき、特に安価で開閉が容易な止製品が好ましい。
スライドファスナーは、ポリプロピレン製不織布からなる2枚の支持テープの対向する端縁部分のそれぞれに、多数のポリプロピレン製エレメントを並列に取着し、該エレメントを対にして嵌合、そして分離するポリプロピレン製スライダーを該エレメント列に沿って往復自在に備え、更に2列の該エレメント列の一方の終端に夫々ポリプロピレン製上止め具を取着し、且つ、他方の終端にポリプロピレン製下止め具を取着するか、又は他方の終端を正面袋地に縫着するファスナーである。
スーツの持ち帰りに使用されるスーツ袋のスライドファスナーは、製造したスーツの収納時、店舗での顧客による製品の確認時、及び持ち帰ったスーツの取出し時等に使用されるので、服、鞄若しくは財布等の製品に使用されるスライドファスナーより使用回数が著しく低い。そのため、スーツ袋に使用されるスライドファスナーは、従来の金属製又はポリアセタール等の樹脂製のスライドファスナーよりも、強度、剛性及び耐久性の要求が低く、ポリプロピレン製のエレメント、スライダー、上止め具及び下止め具を使用できる。
また、スライドファスナーの2枚の支持テープも、ポリプロピレン製不織布からなる。2枚の支持テープは、夫々、正面袋地の左右の袋地部分と縫着、融着又は接着により結合される。スーツ袋の再生利用の観点から、接着剤を除去する必要ない、ポリプロピレン製フィラメントを用いて縫着するか又は融着することが好ましい。
縫着方法は、従来の方法を使用でき、端部に解れや裂けが生じない様にバイアステープを用いて補強することが好ましい。例えば、正面袋地の縁部を折り返し、その折り返し部分と支持テープとを重ね合せ、バイアステーブで覆い縫着する方法を使用できる。
また、本発明のスーツ袋は、正面袋地及びスライドファスナーの支持テープのいずれも、ポリプロピレン製不織布からなるので、正面袋地の縁部と支持テープとを重ね合せて融着して結合することができる。融着方法は、従来の方法を使用でき、例えばヒートエンボス、超音波エンボス、高周波エンボス等が用いられる。
縫着による結合の方が、融着による結合に比べてより強固に正面袋地とスライドファスナーの支持テープを結合できるが、使い捨てスーツ袋は、スライドファスナーの使用回数が少ないので、融着による結合でも十分な耐久性が得られる。
また、融着による結合の方が、上記縫着による結合よりも、手間が少なく、製造にかかる手間やコストを低減できるので好ましい。
また、正面袋地には、スーツ袋に収納されたスーツを確認することができるように、正面袋地の一部に孔を開け、ポリプロピレン製の透明フィルムを融着させた透明窓孔を設け
ることができる。
背面袋地は、正面袋地の裏側に重ねられる袋地であり、正面袋地とほぼ同寸法の大きさを有する。
また、キャップ袋地は、持ち運びの際にスーツ袋の折り畳み形態を保つために、正面袋地の表側の一端部に重ねられる袋地である。
背面袋地及びキャップ袋地は、持ち運びの際の折り畳み形態において最外側になる面にポリプロピレン製の透明樹脂層を設けることができる。透明樹脂層の防水性により、雨の日にスーツを収納して持ち運んだとしても、スーツ袋内に収納したスーツが濡れるのを防止できる。
また、正面袋地、背面袋地及びキャップ袋地には、イラストや社名を印刷することができる。例えば、温水に対して高い溶解度を有する(変性)ポリビニルアルコールを含む印刷インク除去剤と、ポリプロピレン製不織布と印刷インク層との間に介在させることが好ましい。これにより、回収したスーツ袋を温水に接触させることで、印刷インク除去剤の温水への溶解により、印刷インク層をポリプロピレン製不織布からより容易に取り除くことができる。
また、本発明のスーツ袋の各部品の素材として、二酸化炭素吸収材を配合したポリプロピレン樹脂を使用することができる。これにより、大気中のCOを吸収するだけでなく、たとえ廃棄後に焼却処理されたとしても、燃焼により生じるCOを吸収し有害ガスの発生を抑制できる環境保全に優れるスーツ袋を提供できる。特に、空気と接触する面積の大きいポリプロピレン製不織布の素材に二酸化炭素吸収材を含んでなるのが好ましい。
ポリプロピレン樹脂に混合できる二酸化炭素吸収材としては、ポリプロピレン樹脂に配合でき、二酸化炭素を化学的または物理的に吸着するものであれば、特に限定されることなく使用することができる。
二酸化炭素吸収材としては、例えば、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化マグネシウム、水酸化カルシウム、水酸化バリウム等の金属水酸化物、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化アルミニウム等の金属酸化物、非晶質アルミノシリケート、天然ゼオライト、合成ゼオライト等のアルミノ珪酸塩、チタン酸バリウム等のチタン酸化合物、リチウムシリケート、シリカゲル、アルミナおよび活性炭を挙げることができる。
また、二酸化炭素吸収材は1種又は2種以上を含んでいてもよい。
以下、図面を参照して本発明をさらに詳細に説明する。
図1(a)は、実施例1のスーツ袋1の正面図であり、図1(b)は、スーツ袋1の正面袋地2のA部分の拡大図であり、図1(c)及び(d)は、夫々ファスナーが開いた状態又はファスナーが閉じた状態の正面袋地2のB部分の拡大図である。
図2(a)は、実施例2のスーツ袋21の正面図であり、図2(b)は、スーツ袋21の正面袋地22のC部分の拡大図であり、図1(c)及び(d)は、夫々、ファスナーが開いた状態又はファスナーが閉じた状態の正面袋地22のD部分の拡大図である。
しかし、本発明の衣服カバーは、以下に限定されるものではない。
実施例1
スーツ袋1は、正面袋地2、背面袋地3及びキャップ袋地4から構成され、正面袋地2の裏側に背面袋地3を重ね合わせ、かつ正面袋地2の表側の一端部にはキャップ袋地4を重ね合わせて、これら重ね合わされた袋地の周縁部同士を、ポリプロピレン製不織布からなるバイアステープ17及びポリプロピレン製フィラメント18を用いて縫着することにより袋状となっている。
また、スーツ袋1の両端側の中央部にはハンガーのフック部を通すことのできる上端開
口部7及び下端開口部8がそれぞれ形成されている。
正面袋地2、背面袋地3及びキャップ袋地4は、ポリプロピレン製不織布からなり、正面袋地2及び背面袋地3はスーツをハンガーに掛けた状態で包み覆い得る程度の寸法(長手方向およそ110cm;幅方向およそ60cm)を有している。
また、正面袋地2の中央の長手方向に2分割し、外側に折り返された正面袋地2の縁部9と、支持テープ11とを重ねて、ポリプロピレン製不織布からなるバイアステープ17及びポリプロピレン製縫着糸18を用いて縫着することにより正面袋地2と、スライドファスナー10とは結合されている(図3(a))。
さらに、正面袋地2には、収容したスーツを確認できるポリプロピレン製透明フィルム部16が設けられている。
ファスナー10は、ポリプロピレン製不織布からなる2枚の支持テープ11、ポリプロピレン製エレメント12、ポリプロピレン製スライダー13、ポリプロピレン製上止め具14及びポリプロピレン製下止め具15を備えてなるものを使用し、支持テープ11を正面袋地の中央の縁部9に、ポリプロピレン製不織布からなるバイアステープ17及びポリプロピレン製フィラメント18を用いて縫着されている。
スーツ袋1は、ファスナー10により左の袋地部分5及び右の袋地部分6が開閉自在となっており、スーツの出し入れが可能である。
そして、スーツ袋1は、全ての部品及び縫着糸がポリプロピレン製のため、回収後、部品及び縫着糸を分離することなく、そのままプリプロピレン再生利用のための原料として使用できる。
実施例2
スーツ袋21は、正面袋地22、背面袋地23及びキャップ袋地24から構成され、正面袋地22の裏側に背面袋地23を重ね合わせ、かつ正面袋地22の表側の一端部にはキャップ袋地24を重ね合わせて、これら重ね合わされた袋地の周縁部同士を、ポリプロピレン製不織布からなるバイアステープ37及びポリプロピレン製フィラメント38を用いて縫着することにより袋状となっている。
また、スーツ袋21の両端側の中央部にはハンガーのフック部を通すことのできる上端開口部27及び下端開口部28がそれぞれ形成されている。
正面袋地22、背面袋地23及びキャップ袋地24は、ポリプロピレン製不織布からなり、正面袋地22及び背面袋地23はスーツをハンガーに掛けた状態で包み覆い得る程度の寸法(長手方向およそ110cm;幅方向およそ60cm)を有している。
また、正面袋地22の中央の長手方向に2分割し、支持テープ31に正面袋地の縁部29を重ね合せて、超音波融着することにより、正面袋地22と、スライドファスナー30とは結合されている(図2(b))。
さらに、正面袋地22には、収容したスーツを確認できるポリプロピレン製透明フィルム部36が設けられている。
ファスナー30は、ポリプロピレン製不織布からなる2枚の支持テープ31、ポリプロピレン製エレメント32、ポリプロピレン製スライダー33及びポリプロピレン製上止め具34を備えてなるものを使用し、支持テープ41の縁部と正面袋地の中央の縁部29とを重ねて超音波融着し、支持テープ41の下端部は正面袋地22の周縁部とともにポリプロピレン製不織布からなるバイアステープ37をポリプロピレン製フィラメント38で縫着した。
スーツ袋21は、ファスナー30により左の袋地部分35及び右の袋地部分36が開閉自在となっており、スーツの出し入れが可能である。
そして、スーツ袋21は、全ての部品及び縫着糸がポリプロピレン製のため、回収後、部品及び縫着糸を分離することなく、そのままプリプロピレン再生利用のための原料として使用できる。また、スーツ袋21は、スライドファスナー10を融着によりスーツ袋1
の正面袋地2に取着してなるので、実施例1のスーツ袋よりも、製造の手間とコストを低減することができた。
1、21 スーツ袋 2、22 正面袋地 3、23 背面袋地
4、24 キャップ袋地 10、30 スライドファスナー
11、31 支持テープ 12、32 エレメント
13、33 スライダー 14、34 上止め具 15 下止め具
17、37 バイアステープ 18、38 ポリプロピレン製フィラメント

Claims (3)

  1. スーツ上下をハンガーに掛けた状態で収納可能なスーツ袋において、
    左右の袋地部分がスライドファスナーにより開閉自在となっている正面袋地と、
    その裏側に重ねられた、正面袋地とほぼ同寸法の背面袋地と、
    正面袋地の一端部に、その表側に重ねられたキャップ袋地とを備え、
    これら袋地の重なり合う周縁部の所要部位が縫着、融着又は接着により結合されたスーツ袋であって、
    該正面袋地、該背面袋地及び該キャップ袋地は、いずれもポリプロピレン製の不織布からなり、
    該スライドファスナーは、ポリプロピレン製不織布からなる2枚の支持テープの対向する端縁部分のそれぞれに、多数のポリプロピレン製エレメントを並列に取着し、該エレメントを対にして嵌合、そして分離するポリプロピレン製スライダーを該エレメント列に沿って往復自在に備え、更に2列の該エレメント列の一方の終端に夫々ポリプロピレン製上止め具を取着し、且つ、他方の終端にポリプロピレン製下止め具を取着するか、又は他方の終端を正面袋地に縫着するファスナーであり、そして
    該左右の袋地部分と該2枚の支持テープは各々、縫着、融着又は接着により結合されてなり、
    該縫着に使用される糸は、ポリプロピレン製フィラメントからなる、
    スーツ袋。
  2. 前記ポリプロピレン製不織布が、二酸化炭素吸収材を含んでなる、請求項1に記載のスーツ袋。
  3. 前記正面袋地と、前記支持テープとが、融着されてなる、請求項1又は請求項2に記載のスーツ袋。
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