JP2020182401A - 作業車 - Google Patents

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Abstract

【課題】作業車において、遮熱板がエンジンの後側に配置された構成を有効に利用して、前輪を操向操作可能な電動モータが適切に配置されるようにする。【解決手段】機体の前部に支持されたエンジン17及びラジエータ23と、エンジン17に対して後側に配置されて、前輪を操向操作可能な電動モータ42とが備えられる。背面視で、電動モータ42と重複するように、機体の前後方向で、電動モータ42とエンジン17との間に配置された遮熱板57が備えられる。【選択図】図6

Description

本発明は、乗用型田植機や乗用型直播機、トラクタ等の作業車において、エンジン付近の構成に関する。
作業車の一例である乗用型田植機では、特許文献1に開示されているように、エンジンが機体の前部に支持され、ラジエータ及びファンが、エンジンに対して右側に前後方向に沿って配置されたものがある。
特許文献1では、遮熱板がエンジンの後側に配置されており、ファンの送風作用によりラジエータを通過した空気が、遮熱板によりラジエータの反対側である左側に流れるように案内されている。ラジエータを通過した空気が、遮熱板によりエンジンの付近から後側に流れ難くして、エンジンの後側に配置された静油圧式無段変速装置の温度上昇が抑えられている。
特開2001−199251号公報
乗用型田植機等の作業車では、所定の作業経路に沿って自動的に走行しながら作業が行われるようにする機能が開発されてきており、この自動走行の機能の為に、前輪を操向操作可能な電動モータが設けられることがある。
この場合、機体の前部にエンジンが支持された作業車において、電動モータが、前輪に近い位置であるエンジンの後側に配置されることがある。
本発明は、作業車において、遮熱板がエンジンの後側に配置された構成を有効に利用して、前輪を操向操作可能な電動モータが適切に配置されるようにすることを目的としている。
本発明の作業車は、機体の前部に支持されたエンジン及びラジエータと、前記エンジンに対して後側に配置されて、前輪を操向操作可能な電動モータと、背面視で、前記電動モータと重複するように、前記機体の前後方向で前記電動モータと前記エンジンとの間に配置された遮熱板とが備えられている。
本発明によると、機体の前部にエンジン及びラジエータが支持された作業車において、電動モータがエンジンに対して後側に配置された場合、遮熱板が、背面視で電動モータと重複するように、機体の前後方向で電動モータとエンジンとの間に配置されているので、エンジンの熱が後側に流れても、エンジンの熱が、遮断板により止められて、電動モータに直接に当たる状態が少なくなる。
これにより、電動モータの温度上昇が抑えられて、電動モータの耐久性の向上を図ることができる。
本発明において、前記遮熱板が、断熱部材を有すると好適である。
本発明によると、遮熱板が断熱部材を有するので、エンジンの熱が電動モータに直接に当たる状態がさらに少なくなって、電動モータの耐久性の向上を図ることができる。
本発明において、前記ラジエータが、前記エンジンに対して右側又は左側に配置され、空気を前記ラジエータに導入して前記エンジンの付近を前記ラジエータの反対側に流すファンが、前記ラジエータに沿って配置されて、前記エンジンに対して後側に配置されて、前記前輪を人為的に操向操作可能な操縦ハンドルを支持するハンドルポストが備えられ、前記電動モータが、背面視で、前記ハンドルポストに対して前記ファン側に配置されていると好適である。
本発明によると、ラジエータが、エンジンに対して右側又は左側に配置され、ファンがラジエータに沿って配置されており、ファンの送風作用により、空気がラジエータに導入されてラジエータを通過し、エンジンの付近をラジエータの反対側に流れる。
本発明によると、前輪を人為的に操向操作可能な操縦ハンドルを支持するハンドルポストが、エンジンに対して後側に配置されており、電動モータが、背面視で、ハンドルポストに対してファン側に配置されて、ファンに近い位置に配置されている。
ファンに近い位置は、ファンの送風作用があまり衰えていないので、ラジエータを通過した空気が、ラジエータの反対側に流れ易く、後側(電動モータ側)に流れ難い。ファンに近い位置は、ラジエータを通過した空気が後側(電動モータ側)に流れたとしても、この空気はエンジンによりあまり加熱されていない。
以上の点により、エンジンの熱が電動モータに直接に当たる状態が少なくなって、電動モータの耐久性の向上を図ることができる。
本発明において、前記ラジエータが、前記エンジンに対して右側又は左側に配置され、空気を前記ラジエータに導入して前記エンジンの付近を前記ラジエータの反対側に流すファンが、前記ラジエータに沿って配置されて、前記エンジンに対して上側に配置されて、前記エンジンの付近を流れる空気を前記ラジエータの反対側に流れるように案内する導風カバーが備えられていると好適である。
本発明によると、ラジエータが、エンジンに対して右側又は左側に配置され、ファンがラジエータに沿って配置されており、ファンの送風作用により、空気がラジエータに導入されてラジエータを通過し、エンジンの付近をラジエータの反対側に流れる。
本発明によると、エンジンの付近を流れる空気をラジエータの反対側に流れるように案内する導風カバーが、エンジンに対して上側に配置されているので、ファンの送風作用によりラジエータを通過した空気が、エンジンの付近に滞留せずに、ラジエータの反対側に無理なく流れるようになる。
これにより、ラジエータを通過した空気が後側(電動モータ側)に流れ難くなり、エンジンの熱が電動モータに直接に当たる状態が少なくなって、電動モータの耐久性の向上を図ることができる。
本発明において、前記導風カバーが、側面視で、前記ファンの外端部の回転軌跡に沿うように形成されていると好適である。
本発明によると、導風カバーが、側面視でファンの外端部の回転軌跡に沿うように形成されているので、ファンの送風作用によりラジエータを通過した空気が、ラジエータの反対側に無理なく流れるようになって、ラジエータを通過した空気が後側(電動モータ側)に流れ難くなり、エンジンの熱が電動モータに直接に当たる状態が少なくなって、電動モータの耐久性の向上を図ることができる。
本発明において、前記エンジンに対して後側に配置されて、前記前輪を人為的に操向操作可能な操縦ハンドルを支持するハンドルポストが備えられ、前記導風カバーが、前記ハンドルポストに支持されていると好適である。
本発明によると、前輪を人為的に操向操作可能な操縦ハンドルを支持するハンドルポストが、エンジンに対して後側に配置されており、導風カバーがハンドルポストに支持されているの、エンジンの振動が導風カバーに伝わり難い。
これにより、導風カバーの振動が抑えられるので、導風カバーの破損防止の面で有利である。
本発明において、エアクリーナーが、正面視で、前記導風カバーに対して上側に配置されていると好適である。
本発明によると、エアクリーナーがエンジンの付近に配置される場合、エアクリーナーが、正面視で、導風カバーに対して上側に配置されているので、エンジンの熱が、導風カバーに遮断されて、エアクリーナーに伝わり難い。
これにより、エアクリーナーの温度上昇が抑えられて、エンジンの吸気効率の向上を図ることができる。
本発明において、前記エンジンに対して後側に配置されて、前記前輪を人為的に操向操作可能な操縦ハンドルを支持するハンドルポストが備えられ、右及び左の支持部が、前記ハンドルポストから前側に延出されて、前記導風カバーが、前記支持部に連結されることにより、前記ハンドルポストに支持され、前記エアクリーナーからの空気を前記エンジンに供給する吸気パイプが、正面視で、右及び左の前記支持部の間を通り、側面視で、前記導風カバーと前記ハンドルポストとの間を通るように、前記エアクリーナーと前記エンジンとに亘って接続されていると好適である。
本発明によると、前輪を人為的に操向操作可能な操縦ハンドルを支持するハンドルポストが、エンジンに対して後側に配置されており、ハンドルポストから前側に延出された右及び左の支持部に、導風カバーが連結されている。
前述の構成において、エアクリーナーが正面視で導風カバーに対して上側に配置された場合、本発明によると、右及び左の支持部の間で、導風カバーとハンドルポストとの間の空間が有効に利用されて、エアクリーナーとエンジンとに亘って接続された吸気パイプが配置されるので、エアクリーナーの付近のコンパクト化の面で有利である。
本発明において、空気を前記エアクリーナーに吸入する吸入パイプが、正面視で、右及び左の前記支持部の間を通り、側面視で、前記導風カバーと前記ハンドルポストとの間を通るように、前記エアクリーナーから下側に延出され、背面視で、前記ファン側に向けて横向きに延出されていると好適である。
本発明によると、外部の空気をエアクリーナーに吸入する吸入パイプが設けられる場合に、前述の右及び左の支持部の間で、導風カバーとハンドルポストとの間の空間が有効に利用されて、吸入パイプが配置されるので、エアクリーナーの付近のコンパクト化の面で有利である。
本発明において、前記遮熱板が、前記支持部に連結され、前記導風カバーが、前記遮熱板に連結されることにより、前記支持部に連結されていると好適である。
本発明によると、ハンドルポストから前側に延出された支持部が、遮熱板の支持と導風カバーの支持とに兼用されるので、構造の簡素化の面で有利である。
本発明において、前記エンジンに対して後側に配置されて、前記前輪を人為的に操向操作可能な操縦ハンドルを支持するハンドルポストが備えられ、前記操縦ハンドルによる前記前輪の操向操作を補助するパワーステアリング機構と、前記ハンドルポストに内装されて、前記操縦ハンドルの操作を前記パワーステアリング機構に伝達するステアリング軸とが備えられて、前記電動モータが、前記ステアリング軸を回転操作して、前記前輪を操向操作すると好適である。
本発明によると、操縦ハンドルによる前輪の操向操作を補助するパワーステアリング機構が設けられた場合、電動モータによりステアリング軸が回転操作されて、前輪が操向操作される際に、パワーステアリング機構が電動モータを補助することになるので、比較的小さな出力の電動モータでも無理なく前輪の操向操作が可能になる。
本発明において、前記電動モータの動力を前記ステアリング軸に伝達可能なギヤ機構と、前記ギヤ機構を覆うギヤケースとが備えられ、前記ギヤケースは、上ギヤケース部分と、下ギヤケース部分とを有し、前記上ギヤケース部分と前記下ギヤケース部分との間に前記ギヤ機構が収容された状態で、前記上ギヤケース部分の外周部と前記下ギヤケース部分の外周部とが互いにボルト連結されていると好適である。
前述のように、電動モータによりステアリング軸が回転操作されるように構成される場合、電動モータの動力をステアリング軸に伝達可能なギヤ機構が設けられることが多い。
本発明によると、上ギヤケース部分及び下ギヤケース部分を有するギヤケースにより、ギヤ機構が略密閉状態でギヤケースに収容されるので、ギヤ機構が泥や水等から保護される。
本発明において、前記電動モータが、前記ギヤケースから上側に出るように、前記上ギヤケース部分の上面部に取り付けられていると好適である。
本発明によると、地面の泥や水等が上側に跳ねて電動モータの付近に飛んできた場合、泥や水等が、電動モータに対して下側のギヤケース(下ギヤケース部分)に当たり易く、電動モータに当たり難くなるのであり、電動モータの保護という面で有利である。
乗用型田植機の左側面図である。 乗用型田植機の平面図である。 ボンネットの内部を示す縦断左側面図である。 ボンネットの内部を示す分解斜視図である。 ボンネットの内部を示す平面図である。 ボンネットの内部を示す縦断右側面図である。 導風カバー及びハンドルポストの付近の分解斜視図である。 ハンドルポスト及び遮熱板の付近の正面図である。 ハンドルポスト及び遮熱板の付近の背面図である。 ハンドルポストの付近の分解斜視図である。 ギヤケース及びギヤ機構の分解斜視図である。 ギヤケース及びギヤ機構の縦断正面図である。 検出部材及びステアリング軸の横断平面図である。
図1〜図13に、作業車の一例である乗用型田植機が示されており、図1〜図13において、Fは前方向を示し、Bは後方向を示し、Uは上方向を示し、Dは下方向を示し、Rは右方向を示し、Lは左方向を示している。
(乗用型田植機の全体構成)
図1に示すように、乗用型田植機は、右及び左の前輪1、右及び左の後輪2が設けられた機体3の後部に、リンク機構4が上下に揺動可能に支持され後側に延出されて、リンク機構4を上下に昇降操作する油圧シリンダ5が設けられており、苗植付装置6がリンク機構4の後部に支持されている。
図1及び図3に示すように、機体3は、前後方向に沿って配置された右及び左の機体フレーム7、機体フレーム7の前部に連結されたミッションケース8、ミッションケース8の前部に連結された支持フレーム9等を有している。
図1,3,6に示すように、右及び左の前車軸ケース10が、ミッションケース8の右部及び左部に連結されており、右及び左の前輪1が、前車軸ケース10に操向可能に支持されている。後車軸ケース11が機体フレーム7の後部に支持されており、右及び左の後輪2が、後車軸ケース11に支持されている。
(苗植付装置の構成)
図1及び図2に示すように、苗植付装置6に、植付伝動ケース12、回転ケース13、植付アーム14、フロート15、苗のせ台16等が設けられている。
4個の植付伝動ケース12が左右方向に並べて配置されており、植付伝動ケース12の後部の右部及び左部に、回転ケース13が回転可能に支持され、回転ケース13の両端部に、植付アーム14が支持されている。苗のせ台16が、左右方向に移動可能に支持されている。
苗のせ台16が左右方向に横送り駆動されるのに伴って、回転ケース13が回転駆動され、植付アーム14が苗のせ台16の下部から交互に苗を取り出して田面に植え付ける。
(エンジンから無段変速装置への伝動系)
図3,4,6に示すように、支持フレーム9は、右及び左の縦壁状の横側部9aと、右及び左の横側部9aに亘って連結された複数のフレーム9b等が設けられて、平面視で長方形の枠状に構成されている。
エンジン17が、支持フレーム9のフレーム9bに、防振ゴム18を介して支持されており、エンジン17のクランク軸(図示せず)が左右方向に沿うように、エンジン17が横置き状態で配置されている。
図1,3,5に示すように、エンジン17の出力軸17aが左側に出ており、エンジン17の出力軸17aに、出力プーリー17bが取り付けられている。静油圧型式の無段変速装置19が、ミッションケース8の左部の上部に連結されている。無段変速装置19の入力軸19aが左側に延出されて、無段変速装置19の入力軸19aに、入力プーリー19b及びファン19cが取り付けられている。
支持フレーム9の左の横側部9aに、テンションアーム20が上下に揺動可能に支持されて、テンション輪21がテンションアーム20の端部に支持されて、テンションアーム20を上側に付勢するバネ(図示せず)が設けられている。
伝動ベルト22が、エンジン17の出力プーリー17bと無段変速装置19の入力プーリー19bとに亘って取り付けられており、テンション輪21が伝動ベルト22の下側部分に上側に向けて押圧されて、伝動ベルト22の張力が維持されている。
エンジン17の動力により、エンジン17の出力プーリー17bが図3の反時計方向に回転駆動されて、エンジン17の動力が、エンジン17の出力プーリー17b及び伝動ベルト22を介して、無段変速装置19の入力プーリー19bに伝達され、無段変速装置19の入力プーリー19bが図3の反時計方向に回転駆動される。
無段変速装置19の入力プーリー19bと一緒にファン19cが回転駆動されて、無段変速装置19のファン19cによる冷却風が、左側から右側に向かって流れて、無段変速装置19及びミッションケース8に送られる。
(無段変速装置から前輪及び後輪、苗植付装置への伝動系)
無段変速装置19は、中立位置から前進側及び後進側に無段階に変速可能に構成されている。
無段変速装置19の出力軸(図示せず)の動力が、ミッションケース8の内部のギヤ変速型式の副変速装置(図示せず)、前輪デフ機構(図示せず)、右及び左の前車軸ケース10の内部の伝動軸(図示せず)を介して、右及び左の前輪1に伝達される。副変速装置の動力が、伝動軸(図示せず)を介して後車軸ケース11に伝達され、後車軸ケース11の内部の伝動軸(図示せず)を介して、右及び左の後輪2に伝達される。
無段変速装置19の出力軸と副変速装置との間から分岐した動力が、ミッションケース8の内部の株間変速装置(図示せず)及び植付クラッチ(図示せず)、伝動軸(図示せず)を介して、苗植付装置6に伝達される。
(エンジン及びラジエータに関する構成)
図3〜図6に示すように、ラジエータ23が、エンジン17に対して右側に前後方向に沿って配置されて、支持フレーム9の右の横側部9aに支持されている。エンジン17及びラジエータ23が、支持フレーム9に支持されることにより、機体3の前部に支持されている。
エンジン17の出力軸17aが、左側に加えて右側にも出ている。エンジン17の出力軸17aに、駆動プーリー17cが取り付けられており、エンジン17の駆動プーリー17cが、エンジン17とラジエータ23との間に配置されている。
エンジン17とラジエータ23とに亘って冷却水を循環させるウォーターポンプ27が設けられて、ウォーターポンプ27が、エンジン17の上部の右部に支持されている。ウォーターポンプ27のプーリー27aに、ファン24が取り付けられており、ファン24が、エンジン17とラジエータ23との間に、ラジエータ23に沿って配置されている。
オルタネーター25が、エンジン17の上部の右部に支持されている。エンジン17の駆動プーリー17cと、ウォーターポンプ27のプーリー27a(ファン24)と、オルタネーター25のプーリー25aとに亘って駆動ベルト26が取り付けられている。
排気管28が、エンジン17の前部から下側に延出され、支持フレーム9の左の横側部9aに対して外側(左側)に延出されている。マフラー29が、排気管28に接続されており、支持フレーム9の左の横側部9aに対して外側(左側)に前後方向に配置されるように、マフラー29が支持部材69によって支持されている。
図1,2,3,6に示すように、エンジン17及びラジエータ23等を覆うボンネット30が設けられている。ボンネット30の右部及び左部に開口部30aが開口されて、ボンネット30の開口部30aに、防塵網(図示せず)が取り付けられている。
エンジン17の動力により、エンジン17の駆動プーリー17cが図6の時計方向に回転駆動されて、ウォーターポンプ27及びオルタネーター25が駆動され、ファン24が図6の時計方向に回転駆動される。
ファン24の吸入及び送風作用により、空気が、ボンネット30の右の開口部30aから吸入されて、ラジエータ23に導入され、ラジエータ23を通過した空気が、エンジン17の付近をラジエータ23の反対側である左側に流れて、ボンネット30の左の開口部30aから外側に出る。
(ハンドルポスト及びパワーステアリング機構に関する構成)
図3及び図6に示すように、パワーステアリング機構31が、ミッションケース8の上部に連結されている。基板32がパワーステアリング機構31の上部に連結されており、ギヤケース33が基板32に連結されている。ハンドルポスト34が、ギヤケース33に連結されている。
図8,9,10,12に示すように、ハンドルポスト34において、ギヤケース33の上ギヤケ−ス部分33aに連結された基板34a、3個の脚部が基板34aに連結された中間部34b、中間部34bに連結されて上側に延出された丸パイプ状のパイプ部34c等が設けられている。
ステアリング軸35が、ハンドルポスト34及びギヤケース33に内装されて、上下方向に沿って回転可能に支持されており、ステアリング軸35の下部が、パワーステアリング機構31に挿入されて接続されている。ハンドルポスト34のパイプ部34cの上端部から出たステアリング軸35の上端部に、操縦ハンドル36が取り付けられている。
図3〜図6に示すように、ハンドルポスト34及びパワーステアリング機構31が、側面視で、エンジン17に対して後側に配置されている。作業者が、操縦ハンドル36を人為的に操作すると、操縦ハンドル36の操作が、ステアリング軸35を介してパワーステアリング機構31に伝達されて、前輪1が操向操作されるのであり、操縦ハンドル36による前輪1の操向操作が、パワーステアリング機構31によって補助される。
図9及び図12に示すように、ハンドルポスト34がギヤケース33に連結され、ギヤケース33がパワーステアリング機構31及び基板32に連結されることにより、前述のように操縦ハンドル36の操作が、ステアリング軸35を介してパワーステアリング機構31に伝達される際に、ハンドルポスト34及びギヤケース33が、ステアリング軸35と一緒に回転しないように回り止めされた状態となっている。
(ギヤケース及び電動モータに関する構成)
図7,11,12に示すように、ギヤケース33は、上ギヤケ−ス部分33a及び下ギヤケース部分33bを有する上下2分割構造であり、ハンドルポスト34から右側に延出されている。ギヤケース33の内部(上ギヤケース部分33aと下ギヤケース部分33bとの間)にギヤ機構37が収容されて、上ギヤケース部分33aの外周部と下ギヤケース部分33bの外周部とが互いにボルト連結されており、ギヤ機構37がギヤケース33によって覆われている。
ギヤ機構37において、上下方向に沿って回転可能に支持された伝動軸38、伝動軸38に一体で回転可能に取り付けられた大経の伝動ギヤ39、伝動軸38に一体で回転可能に取り付けられた小径の伝動ギヤ40、ステアリング軸35に一体で回転可能に取り付けられた大経の伝動ギヤ41が設けられており、伝動ギヤ40,41が咬合している。
電動モータ42が、ギヤケース33から上側に出るように、ギヤケース33の上ギヤケ−ス部分33aにおける右端部の上面部に取り付けられている。電動モータ42により回転駆動されるピニオンギヤ42aが、ギヤケース33の内部において伝動ギヤ39と咬合している。
図6及び図9に示すように、電動モータ42が、エンジン17に対して後側に配置されており、電動モータ42が、背面視で、ハンドルポスト34に対してファン24側(右側)に配置されている。
後述の(自動走行に関する構成)に記載の自動走行が行われる際に、電動モータ42が作動操作される。
図11及び図12に示すように、電動モータ42が作動すると、電動モータ42の動力が、電動モータ42のピニオンギヤ42aから、ギヤ機構37(伝動ギヤ39,40,41及び伝動軸38)を介して、減速されてステアリング軸35に伝達される。
これにより、ステアリング軸35が回転操作されて、前述の(ハンドルポスト及びパワーステアリング機構に関する構成)に記載と同様に、前輪1が操向操作されるのであり、電動モータ42による前輪1の操向操作が、パワーステアリング機構31によって補助される。
自動走行が行われない状態では、電動モータ42は自由回転状態となる。これにより、前述の(ハンドルポスト及びパワーステアリング機構に関する構成)に記載のように、作業者が操縦ハンドル36を人為的に操作して前輪1の操向操作を行う際に、ギヤ機構37を介して電動モータ42が駆動される状態となり、電動モータ42が前輪1の操向操作の抵抗となることはない。
図3及び図6に示すように、ミッションケース8の内部のギヤ変速型式の副変速装置(前述の(無段変速装置から前輪及び後輪、苗植付装置への伝動系)を参照)を変速操作する副変速レバー47が、ミッションケース8から上側に延出されている。
図9に示すように、副変速レバー47の上部が、ギヤケース33の下ギヤケース部分33bに形成された受け部33cに、上下方向の軸芯周りに回転可能に支持されている。作業者が、副変速レバー47を持って上下方向の軸芯周りに操作することにより、副変速装置が操作される。
(前輪の操向角度の検出に関する構成)
後述の(自動走行に関する構成)に記載の自動走行が行われて、電動モータ42により前輪1の操向操作が行われる際、前輪1の操向角度が検出される必要がある。前輪1の操向角度が検出される構成について、以下に説明する。
図9,11,12,13に示すように、合成樹脂製の円筒状の検出部材43が、ハンドルポスト34の中間部34bの内側において、ステアリング軸35に取り付けられて、検出部材43の外周部に螺旋溝43aが形成されている。
検出部材43の内側において、断面が小判形状の異径部35aが、ステアリング軸35に設けられている。検出部材43の内側部分が、ステアリング軸35の異径部35aよりも大径で、ステアリング軸35の異径部35aと相似の異径形状に形成されている。内面及び外面が検出部材43の内側部分と同じ異径形状に形成された半円筒状のスペーサ44が、2個用意されている。
2個のスペーサ44がステアリング軸35の異径部35aに取り付けられた状態で、ステアリング軸35が検出部材43に挿入される。これにより、ステアリング軸35の異径部35a及びスペーサ44により、検出部材43がステアリング軸35と一体で回転可能な状態となる。
図10及び図12に示すように、ポテンショメータ型式の角度センサー45が、ハンドルポスト34の中間部34bに取り付けられている。角度センサー45の検出軸(図示せず)に取り付けられて上下に揺動可能な検出アーム45aが、検出部材43に向けて延出されてり、検出アーム45aの端部の係合ピン45bが、検出部材43の螺旋溝43aに挿入されている。
前述の(ギヤケース及び電動モータに関する構成)に記載のように、電動モータ42によりステアリング軸35が回転操作されて前輪1が操向操作されると、ステアリング軸35と一体で検出部材43が回転操作される。
角度センサー45の検出アーム45aに対して、検出部材43の螺旋溝43aが回転する状態となるのであり、検出部材43の螺旋溝43aによって角度センサー45の検出アーム45aが上下に揺動操作される。これにより、角度センサー45の検出アーム45aの上下角度によって、前輪1の操向角度が検出される。
(自動走行に関する構成)
図1及び図2に示すように、右の予備苗のせ台フレーム62が、支持フレーム9の右の横側部9aに連結されて上側に延出され、左の予備苗のせ台フレーム62が、支持フレーム9の左の横側部9aに連結されて上側に延出されており、予備苗のせ台63が、右及び左の予備苗のせ台フレーム62に支持されている。
左右方向に沿った支持フレーム64が、右及び左の予備苗のせ台フレーム62の上部に亘って連結されており、GPSアンテナ65が、支持フレーム64の左右中央部に連結されている。
右及び左の機体フレーム7の後部に、支持フレーム66が上向きに連結されて、運転座席67が支持フレーム66に支持されている。制御装置68が、支持フレーム66に取り付けられて、運転座席67の下側に配置されている。支持フレーム66における運転座席67の下側に付近は、各種のハーネス(図示せず)が集まる部分であるので、制御装置68にとって好都合の位置である。
制御装置68は、事前に設定された作業行程に沿って機体3が自動的に走行しながら、苗植付装置6による苗の植付作業が行われるように、GPSアンテナ65による機体3の位置情報に基づいて、電動モータ42を作動操作して、前輪1の操向操作を行う。
(導風カバーに関する構成)
図3〜図6に示すように、ボンネット30の内部において、導風カバー46が、ハンドルポスト34に対して前側で、エンジン17に対して上側に配置されている。
導風カバー46は、板材が折り曲げられて形成されて、側面視で、ファン24の外端部の回転軌跡に沿うように、上側に凸となる山形状に形成されており、導風カバー46の上面及び下面に、断熱シート(図示せず)が貼り付けられている。
図3〜図7に示すように、右の取付部46dが、導風カバー46の右端部46aの付近に連結されて後側に延出されており、左の取付部46eが、導風カバー46の左端部46bの付近に連結されて後側に延出されている。
導風カバー46の右端部46aが、平面視でファン24と重複する位置まで、ラジエータ23に接近するように配置されている。導風カバー46の後部46cが、比較的長く後側及び下側に延出されており、図8及び図9に示すように、正面視及び背面視で、導風カバー46の後部46cとハンドルポスト34とが重複している。
図4及び図5に示すように、導風カバー46の左端部46bが、平面視及び正面視で、エンジン17の本体の左端部と略同じ位置に配置され、エンジン17の出力プーリー17bよりも右側(エンジン17側)に配置されており、導風カバー46の左端部46bとボンネット30の内面(左の開口部30a)aとの間が、左右方向で比較的大きく開いている。
図3〜図6に示すように、導風カバー46とボンネット30の天井部の内面との間が、上下方向で比較的大きく開いて、導風カバー46とボンネット30の天井部の内面との間に空間が形成されている。導風カバー46に対して下側(エンジン17側)の領域と、前述の空間とが、導風カバー46の左端部46bとボンネット30の内面(左の開口部30a)との間を介して、連通している。
前述の(エンジン及びラジエータに関する構成)に記載のように、ファン24の吸入及び送風作用により、ラジエータ23を通過した空気が、導風カバー46により、エンジン17の付近を円滑に流れるように案内され、ラジエータ23の反対側である左側に円滑に流れるように案内される。
(導風カバー及び遮熱板の支持の為の構成)
図7〜図10に示すように、平面視でチャンネル状に折り曲げられた細長い板材が、ハンドルポスト34の基板34aに連結され、ハンドルポスト34から前側に延出されて、右の支持部51及び左の支持部52が設けられている。
側面視でチャンネル状の支持板48が、ハンドルポスト34の基板34aとパイプ部34cとに亘って連結されている。アングル状の支持部49が設けられて、支持部49の左右中央部が、支持板48に連結されている。細長い板材が円弧状に折り曲げられた取付部49aが、支持部49に前向きに連結されており、取付部49bが支持部49に後向きに連結されている。
棒状の補強部材50が、右の支持部51と支持部49とに亘って連結されており、平板状の支持部材53が、左の支持部52と支持部49とに亘って連結されている。支持板48と支持部材53とに亘って、平板状の補強部材54が連結され、ハンドルポスト34のパイプ部34cと支持部材53とに亘って、平板状の補強部材55が連結されている。
以上の構造により、右及び左の支持部51,52、支持部49が、ハンドルポスト34に支持されている。
無段変速装置19を操作する変速レバー56(図1〜図5参照)が、支持部材53に支持されている。ボンネット30を上下に開閉自在に支持する右及び左のヒンジ部材(図示せず)が、支持部49の右端部及び左端部に連結されている。
(導風カバー及び遮熱板の支持)
図7,8,9に示すように、平板状の遮熱板57が、右の支持部51と支持部49とに亘って連結されており、遮熱板57が右の支持部51から下側に延出されている。電動モータ42を作動操作するコントローラ58が、支持部49の取付部49bに連結されて下側に延出されている。
図3〜図6及び図9に示すように、遮熱板57が、背面視で、電動モータ42及びコントローラ58と重複するように、機体3の前後方向で、電動モータ42及びコントローラ58とエンジン17との間に配置されており、電動モータ42及びコントローラ58が、遮熱板57に対して後側に配置されている。
コントローラ58が、背面視で、電動モータ42及び遮熱板57と重複するように、機体3の前後方向で、電動モータ42と遮熱板57との間に配置されており、電動モータ42が、コントローラ58に対して後側に配置されている。
遮熱板57において、断熱シート(図示せず)(断熱部材に相当)が、遮熱板57の前面及び後面に貼り付けられている。この場合、断熱シートが遮熱板57に貼り付けられるのではなく、断熱部材を遮熱板57の内部に溶け込ませることにより、遮熱板57が断熱部材を有する状態とすることも可能である。
図7,8,9に示すように、導風カバー46の右の取付部46dが、遮熱板57に連結されており、導風カバー46の左の取付部46eが、左の支持部52に連結されている。
この場合、右の支持部51、遮熱板57及び導風カバー46の右の取付部46dに亘って、共通のボルト(図示せず)が通されて、右の支持部51、遮熱板57及び導風カバー46の右の取付部46dが互いに連結されており、導風カバー46が、遮熱板57に連結されることにより、右の支持部51に連結されている。
導風カバー46が、右及び左の支持部51,52に連結されることにより、ハンドルポスト34に支持されており、前述の(導風カバーに関する構成)に記載のように、導風カバー46がボンネット30の内部に配置されている。
(エアクリーナーに関する構成)
図3〜図6に示すように、ボンネット30の内部において、エアクリーナー59が、左右方向に沿った横向きで、支持部49の取付部49aに取り付けられており、エアクリーナー59が、正面視で、導風カバー46に対して上側に配置されている。エアクリーナー59が、側面視で、ハンドルポスト34に対して前側に配置されており、支持部49を介してハンドルポスト34に支持されている。
エアクリーナー59の左部から出た吸気パイプ60が、下側に向きを変えて、導風カバー46の後部46cと左の取付部46eとの間(図7参照)を通り下側を延出されて、エンジン17に接続されている。
吸気パイプ60が導風カバー46の後部46cと左の取付部46eとの間を通ることによって、吸気パイプ60が、正面視で、右及び左の支持部51,52の間を通り、側面視で、導風カバー46とハンドルポスト34との間を通るように、エアクリーナー59とエンジン17とに亘って接続されている。
エアクリーナー59の下部から出た吸入パイプ61が、導風カバー46の後部46cに対して後側を、下側に延出され、右に向きを変えて、遮熱板57に対して後側を、右側に延出されており、吸入パイプ61の吸入口61aが、ラジエータ23及びファン24に対して後側に配置されている。
吸入パイプ61が、導風カバー46の後部46cに対して後側に配置され、遮熱板57に対して後側に配置されることによって、吸入パイプ61が、正面視で、右及び左の支持部51a,52の間を通り、側面視で、導風カバー46(遮熱板57)とハンドルポスト34との間を通るように、エアクリーナー59から下側に延出されており、吸入パイプ61がファン24側に向けて横向きに延出されている。
以上の構造により、ボンネット30の外側の空気が、吸入パイプ61の吸入口61aに吸入され、吸入パイプ61を通ってエアクリーナー59に供給される。エアクリーナー59からの空気が、吸気パイプ60を通って、エンジン17に供給される。
(発明の実施の第1別形態)
ラジエータ23及びファン24が、エンジン17に対して左側に前後方向に沿って配置されてもよい。
この構成によると、エンジン17の駆動プーリー17cがエンジン17の左部に配置されて、電動モータ42がハンドルポスト34に対して左側に配置される。エンジン17の出力プーリー17bがエンジン17の右部に配置されて、無段変速装置19がミッションケース8の右部に連結される。
(発明の実施の第2別形態)
ファン24が、エンジン17とラジエータ23との間ではなく、ラジエータ23に対して外側(エンジン17の反対側)に配置されてもよい。この構成によると、ファン24を回転駆動する電動モータ(図示せず)が設けられるとよい。
本発明は、乗用型田植機ばかりではなく、乗用型直播機やトラクタ等の作業車にも適用できる。
1 前輪
3 機体
17 エンジン
23 ラジエータ
24 ファン
31 パワーステアリング機構
33 ギヤケース
33a 上ギヤケース部分
33b 下ギヤケース部分
34 ハンドルポスト
35 ステアリング軸
36 操縦ハンドル
37 ギヤ機構
42 電動モータ
46 導風カバー
51 支持部
52 支持部
57 遮熱板
59 エアクリーナー
60 吸気パイプ
61 吸入パイプ

Claims (13)

  1. 機体の前部に支持されたエンジン及びラジエータと、
    前記エンジンに対して後側に配置されて、前輪を操向操作可能な電動モータと、
    背面視で、前記電動モータと重複するように、前記機体の前後方向で前記電動モータと前記エンジンとの間に配置された遮熱板とが備えられている作業車。
  2. 前記遮熱板が、断熱部材を有する請求項1に記載の作業車。
  3. 前記ラジエータが、前記エンジンに対して右側又は左側に配置され、
    空気を前記ラジエータに導入して前記エンジンの付近を前記ラジエータの反対側に流すファンが、前記ラジエータに沿って配置されて、
    前記エンジンに対して後側に配置されて、前記前輪を人為的に操向操作可能な操縦ハンドルを支持するハンドルポストが備えられ、
    前記電動モータが、背面視で、前記ハンドルポストに対して前記ファン側に配置されている請求項1又は2に記載の作業車。
  4. 前記ラジエータが、前記エンジンに対して右側又は左側に配置され、
    空気を前記ラジエータに導入して前記エンジンの付近を前記ラジエータの反対側に流すファンが、前記ラジエータに沿って配置されて、
    前記エンジンに対して上側に配置されて、前記エンジンの付近を流れる空気を前記ラジエータの反対側に流れるように案内する導風カバーが備えられている請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載の作業車。
  5. 前記導風カバーが、側面視で、前記ファンの外端部の回転軌跡に沿うように形成されている請求項4に記載の作業車。
  6. 前記エンジンに対して後側に配置されて、前記前輪を人為的に操向操作可能な操縦ハンドルを支持するハンドルポストが備えられ、
    前記導風カバーが、前記ハンドルポストに支持されている請求項4又は5に記載の作業車。
  7. エアクリーナーが、正面視で、前記導風カバーに対して上側に配置されている請求項4〜6のうちのいずれか一項に記載の作業車。
  8. 前記エンジンに対して後側に配置されて、前記前輪を人為的に操向操作可能な操縦ハンドルを支持するハンドルポストが備えられ、
    右及び左の支持部が、前記ハンドルポストから前側に延出されて、
    前記導風カバーが、前記支持部に連結されることにより、前記ハンドルポストに支持され、
    前記エアクリーナーからの空気を前記エンジンに供給する吸気パイプが、正面視で、右及び左の前記支持部の間を通り、側面視で、前記導風カバーと前記ハンドルポストとの間を通るように、前記エアクリーナーと前記エンジンとに亘って接続されている請求項7に記載の作業車。
  9. 空気を前記エアクリーナーに吸入する吸入パイプが、正面視で、右及び左の前記支持部の間を通り、側面視で、前記導風カバーと前記ハンドルポストとの間を通るように、前記エアクリーナーから下側に延出され、背面視で、前記ファン側に向けて横向きに延出されている請求項8に記載の作業車。
  10. 前記遮熱板が、前記支持部に連結され、
    前記導風カバーが、前記遮熱板に連結されることにより、前記支持部に連結されている請求項8又は9に記載の作業車。
  11. 前記エンジンに対して後側に配置されて、前記前輪を人為的に操向操作可能な操縦ハンドルを支持するハンドルポストが備えられ、
    前記操縦ハンドルによる前記前輪の操向操作を補助するパワーステアリング機構と、
    前記ハンドルポストに内装されて、前記操縦ハンドルの操作を前記パワーステアリング機構に伝達するステアリング軸とが備えられて、
    前記電動モータが、前記ステアリング軸を回転操作して、前記前輪を操向操作する請求項1〜10のうちのいずれか一項に記載の作業車。
  12. 前記電動モータの動力を前記ステアリング軸に伝達可能なギヤ機構と、前記ギヤ機構を覆うギヤケースとが備えられ、
    前記ギヤケースは、
    上ギヤケース部分と、下ギヤケース部分とを有し、前記上ギヤケース部分と前記下ギヤケース部分との間に前記ギヤ機構が収容された状態で、前記上ギヤケース部分の外周部と前記下ギヤケース部分の外周部とが互いにボルト連結されている請求項11に記載の作業車。
  13. 前記電動モータが、前記ギヤケースから上側に出るように、前記上ギヤケース部分の上面部に取り付けられている請求項12に記載の作業車。
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