JP2020179443A - 水平多関節ロボット - Google Patents

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Abstract

【課題】シャフトのストッパの緩衝を抑制する水平多関節ロボットを提供すること。【解決手段】水平多関節ロボット1は、ベース2と、ベース2に水平方向に旋回可能に支持された第1アーム3と、第1アーム3に水平方向に旋回可能に支持された第2アーム4と、第2アーム4に鉛直方向の長手軸に沿って直線移動可能に支持されたシャフト5と、シャフト5に取り付けられシャフト5の鉛直方向の移動を可動範囲内に制限するストッパ21,22と、第2アーム4に設けられた緩衝部材23,24と、を備え、緩衝部材23,24が、ストッパ21,22と、第2アーム4に設けられストッパ21,22と鉛直方向に対向する相手部材13,14との間に配置され、ストッパ21,22から相手部材13,14への衝撃を緩衝する。【選択図】図1

Description

本発明は、水平多関節ロボットに関するものである。
従来、ベースと、ベースに水平方向に旋回可能に支持された第1アームと、第1アームに水平方向に旋回可能に支持された第2アームと、第2アームに鉛直方向に移動可能に支持されたシャフトとを備える水平多関節ロボットが知られている(例えば、特許文献1および2参照。)。シャフトの端部には、シャフトの移動を所定の範囲内に制限するためのストッパが取り付けられている。
また、物体との接触時の衝撃を緩衝する緩衝機構を備えたロボットが知られている(例えば、特許文献3および4参照。)。
特開2015−077649号公報 特開2009−095937号公報 特開2016−172296号公報 特開2018−086703号公報
水平多関節ロボットにおいて、シャフトのストッパが第2アームに設けられた部品に衝突したときに、ストッパまたは第2アームの部品が衝撃によって破損したり、シャフトへのストッパの取り付け位置がずれたりすることがある。
本開示の一態様は、ベースと、該ベースに水平方向に旋回可能に支持された第1アームと、該第1アームに水平方向に旋回可能に支持された第2アームと、該第2アームに鉛直方向の長手軸に沿って直線移動可能に支持されたシャフトと、該シャフトに取り付けられ該シャフトの鉛直方向の移動を可動範囲内に制限するストッパと、前記第2アームに設けられた緩衝部材と、を備え、該緩衝部材が、前記ストッパと、前記第2アームに設けられ前記ストッパと鉛直方向に対向する相手部材との間に配置され、前記ストッパから前記相手部材への衝撃を緩衝する、水平多関節ロボットである。
一実施形態に係る水平多関節ロボットの構成図である。 上側の緩衝部材の固定位置の一例を示す部分拡大図である。 下側の緩衝部材の固定位置の一例を示す部分拡大図である。 ストッパの斜視図である。 緩衝部材の形状の一例を示す図である。 緩衝部材の形状の他の例を示す図である。 緩衝部材の形状の他の例を示す図である。 上側の緩衝部材の固定位置の他の例を示す部分拡大図である。 下側の緩衝部材の固定位置の他の例を示す部分拡大図である。 緩衝部材の変形例の斜視図である。 緩衝部材の他の変形例の斜視図である。
以下に、一実施形態に係る水平多関節ロボット1について図面を参照して説明する。
図1に示されるように、水平多関節ロボット1は、被設置面に設置されるベース2と、ベース2に支持された第1アーム3と、第1アーム3に支持された第2アーム4と、第2アーム4に支持されたシャフト5と、を備える。
ベース2は、ケーブル6によって制御装置(図示略)と接続され、ケーブル7によって第2アーム4と接続されている。制御装置は、制御信号および電力を、ケーブル6を経由してベース2内の第1サーボモータ8に供給する。また、制御装置は、制御信号および電力を、ケーブル6,7を経由して第2アーム4内の第2サーボモータ9、第3サーボモータ10および第4サーボモータ(図示略)に供給する。符号11,12は、減速機を示している。
第1アーム3の一端部は、ベース2に水平方向に旋回可能に支持されている。第1アーム3は、第1サーボモータ8によって、ベース2に対して鉛直方向の第1軸線A回りに旋回する。
第2アーム4の一端部は、第1アーム3の他端部に水平方向に旋回可能に支持されている。第2アーム4は、第2サーボモータ9によって、第1アーム3に対して第2軸線B回りに旋回する。第2軸線Bは、第1軸線Aと平行である。
シャフト5は、第2アーム4の他端部を鉛直方向に貫通し、第3軸線Cに沿って直線移動可能に、かつ、第3軸線C回りに回転可能に第2アーム4に支持されている。第3軸線Cは、第1軸線Aおよび第2軸線Bと平行であり、シャフト5の長手軸と一致している。
第2アーム4の内部には、図1から図3に示されるように、シャフト5をそれぞれ支持するボールネジナット13およびボールスプラインナット14が設けられている。ボールネジナット13およびボールスプラインナット14は、図示しないベアリングによって、第2アーム4に対して第3軸線C回りに回転可能に支持されている。第3サーボモータ10の回転が、ベルト15およびプーリ16によってボールネジナット13に伝達され、ボールネジナット13が第3軸線C回りに回転させられることによって、シャフト5が第3軸線Cに沿って鉛直方向に移動する。第4サーボモータの回転が、ベルト17およびプーリ18によってボールスプラインナット14に伝達され、ボールスプラインナット14が第3軸線C回りに回転させられることによって、シャフト5が第3軸線C回りに回転する。
また、水平多関節ロボット1は、シャフト5に取り付けられた2つのストッパ21,22と、ストッパ21,22の相手部材にそれぞれ固定された2つの緩衝部材23,24と、を備える。
ストッパ21の相手部材は、第2アーム4に設けられ、ストッパ21と鉛直方向に対向する部材である。ストッパ22の相手部材は、第2アーム4に設けられ、ストッパ22と鉛直方向に対向する部材である。図1から図3の例において、第2アーム4のカバー4aの上面および下面に、シャフト5が貫通する穴4b,4cがそれぞれ開口している。ボールネジナット13の上端面13aは、穴4bを介してカバー4aの外側に露出し、ボールスプラインナット14の下端面14aは、穴4cを介してカバー4aの外側に露出している。一例において、上側のストッパ21の相手部材は、ボールネジナット13であり、下側のストッパ22の相手部材は、ボールスプラインナット14である。
各ストッパ21,22は、図4に示されるように、シャフト5の外周面に固定される円環状または円筒状の部材であり、金属等の高剛性材料から形成されている。一方のストッパ21はシャフト5の上端部に固定され、他方のストッパ22はシャフト5の下端部に固定されている。
例えば、ストッパ21は、ストッパ21を周方向に分断するスリット21aと、スリット21aと直交するボルト孔21bとを有する。ストッパ21をシャフト5の周囲に配置した状態でボルト孔21bにボルトを締め込むことによって、ストッパ21の内径を縮小させてストッパ21の内周面とシャフト5の外周面との間の摩擦によりストッパ21をシャフト5に固定することができる。ストッパ22も、ストッパ21と同様に、スリットおよびボルト孔を有し、摩擦によってシャフト5に固定される。
ストッパ21,22は、溶接等の他の手段によってシャフト5に固定されていてもよい。
第2アーム4の上側および下側に設けられた2つのストッパ21,22によって、第2アーム4に対するシャフト5の鉛直方向の移動が所定の可動範囲内に機械的に制限される。具体的には、上側のストッパ21が第2アーム4の相手部材13に突き当たることによって、シャフト5のそれ以上の下降が制限される。下側のストッパ22が、第2アーム4の相手部材14に突き当たることによって、シャフト5のそれ以上の上昇が制限される。
各緩衝部材23,24は、ゴム、スポンジまたは発泡体等の弾性材料から形成されている。上側の緩衝部材23は、上側のストッパ21の相手部材であるボールネジナット13の上端面13aに固定され、ストッパ21とボールネジナット13との間に配置されている。下側の緩衝部材24は、下側のストッパ22の相手部材であるボールスプラインナット14の下端面14aに固定され、ストッパ22とボールスプラインナット14との間に配置されている。
図5から図7は、緩衝部材23,24の形状および配置の例を示している。緩衝部材23,24は、シャフト5を囲む円周上に略均等に配置されている。例えば、図5に示されるように、緩衝部材23,24は、シャフト5の周囲に全周にわたって配置される単一の円環状の部材であってもよい。あるいは、図6および図7に示されるように、緩衝部材23,24は、シャフト5の周囲に略均等に配列する複数の部材から構成されていてもよい。
制御装置は、動作プログラムに従って第1、第2、第3および第4サーボモータ8,9,10に制御信号および電力を供給し、第1アーム3、第2アーム4およびシャフト5の動きを制御する。動作プログラムには、図1に示されるように、シャフト5の鉛直方向のストローク範囲Sが設定されている。制御装置は、ストローク範囲S内でシャフト5の鉛直方向の移動を制御する。ストッパ21,22は、シャフト5がストローク範囲Sの限界S1,S2を超えたときに相手部材13,14と接触する位置において、シャフト5にそれぞれ固定されている。
次に、水平多関節ロボット1の作用について説明する。
水平多関節ロボット1によれば、第1軸線A回りの第1アーム3の旋回および第2軸線B回りの第2アーム4の旋回によって、シャフト5の先端の手首部5aの位置が水平方向に2次元的に変化する。また、第3軸線Cに沿うシャフト5の直線移動によって、手首部5aの位置が鉛直上下方向に変化し、第3軸線C回りのシャフト5の回転によって、手首部5aの姿勢が第3軸線C回りに変化する。
シャフト5の鉛直方向の移動は、動作プログラムに設定されたストローク範囲S内に制御装置によって制御される。シャフト5がストローク範囲S内で移動している限り、ストッパ21,22は、相手部材13,14および緩衝部材23,24に干渉することはない。
ただし、動作プログラムのストローク範囲Sの誤設定等が原因で制御装置によるシャフト5の移動範囲の制限が正常に機能しなかった場合に、シャフト5が通常のストローク範囲Sを超えて移動することがある。このときに、ストッパ21,22によってシャフト5の移動が機械的に制限される。
具体的には、シャフト5がストローク範囲Sの下端S2を超えて下降しようとしたときに、上側のストッパ21が緩衝部材23を介してボールネジナット13の上端面13aに突き当たることによってシャフト5のそれ以上の下降が阻止される。シャフト5がストローク範囲Sの上端S1を超えて上昇しようとしたときに、下側のストッパ22が緩衝部材24を介してボールスプラインナット14の下端面14aに突き当たることによってシャフト5のそれ以上の上昇が阻止される。
仮に、重いシャフト5が高速で直線移動しているときにストッパ21,22が相手部材13,14に直接衝突した場合、ストッパ21,22および相手部材13,14が受ける衝撃は強く、ストッパ21,22および相手部材13,14が破損する可能性がある。例えば、ストッパ21,22が摩擦によってシャフト5に固定されている場合、強い衝撃によって、ストッパ21,22の位置がずれたりストッパ21,22がシャフト5から外れたりし得る。また、衝撃によってナット13,14またはシャフト5のボールの転動面に圧痕が形成され、ナット13,14が正常に動作しなくなり得る。
本実施形態によれば、ストッパ21と相手部材13との間の緩衝部材23の弾性圧縮によって衝撃が吸収され、ストッパ21および相手部材13に加わる衝撃が緩衝される。また、ストッパ22と相手部材14との間の緩衝部材24の弾性圧縮によって衝撃が吸収され、ストッパ22および相手部材14に加わる衝撃が緩衝される。これにより、ストッパ21,22および相手部材13,14の破損を防止することができ、水平多関節ロボット1の信頼性を向上することができる。
また、緩衝部材23,24が、シャフト5を囲む円周上に全周にわたって略均等に配置されているので、ストッパ21,22および相手部材13,14に加わる衝撃が空間的に均一に分散される。これにより、ストッパ21,22および相手部材13,14の破損をより確実に防止することができる。特に、ボールの転動面の圧痕の形成を防止することができる。
また、ストッパ21,22の大型化および重量化は、水平多関節ロボット1の動作に影響し得るため、ストッパ21,22は小型かつ軽量であることが好ましい。本実施形態によれば、緩衝部材23,24は、ストッパ21,22とは別体であり、第2アーム4に設けられた相手部材13,14に固定されている。したがって、シャフト5の動作に影響を与えることなく、緩衝部材23,24を水平多関節ロボット1に追加することができる。
本実施形態において、緩衝部材23,24が、相手部材13,14の端面13a,14a上に配置されることとしたが、これに代えて、緩衝部材が、端面13a,14aから鉛直方向に間隔をあけて配置されてもよい。
この場合、緩衝部材は、相手部材13,14のストッパ21,22と対向する端面13a,14a以外の他の面において相手部材13,14に固定されるか、または、第2アーム4に設けられ相手部材13,14とは異なる固定部材に固定される。
固定部材は、カバー4a、または、第2アーム4内に配置されカバー4aに対して固定された部材である。一例において、固定部材は、図8および図9に示されるように、カバー4aに固定され、ナット13,14をそれぞれ回転可能に支持する支持部材19,20である。
図10は、支持部材19,20に固定される緩衝部材25の一例を示している。緩衝部材25は、シャフト5と略同軸に配置される円筒状の部材である。緩衝部材25の一端には、径方向外方に広がるフランジ25aが設けられている。フランジ25aは、支持部材19,20に固定される部分であり、ボルト28が挿入される複数の孔25bが設けられている。緩衝部材25の他端には、ストッパ21または22と対向する円環状の端壁25cが設けられている。端壁25cは、相手部材13,14から鉛直方向に間隔をあけて配置される。緩衝部材25は、例えば鋳物または板金からなり、ストッパ21,22との衝突によって塑性変形することにより、衝撃を吸収する。衝撃吸収性を高めるために、端壁25cに、弾性材料からなる緩衝部材23または24がさらに設けられてもよい。
緩衝部材25を相手部材13,14の端面13a,14aから鉛直方向に間隔をあけて配置することによって、緩衝部材25と端面13a,14aとの間に空間が形成される。この空間によって、ストッパ21,22から相手部材13,14への衝撃をより低減することができる。
さらに、緩衝部材25が相手部材13,14とは別の固定部材19,20に固定されていることによって、ストッパ21,22から相手部材13,14への衝撃をより効果的に低減することができる。緩衝部材25が、端面13,14以外の面において相手部材13,14に固定されている場合にも、同様の効果が得られる。
また、緩衝部材25は、ボルト28によって固定部材19,20に機械的に固定されるので、固定部材19,20への着脱が可能である。したがって、ストッパ21,22との衝突によって緩衝部材25が破損した後、破損した緩衝部材25を新しい緩衝部材25に容易に交換することができる。
緩衝部材25は、ストッパ21,22との衝突による塑性変形を促すための構造を有していてもよい。例えば、緩衝部材25は、図10に示されるように、鉛直方向に延びる複数のスリット25dを側壁に有し、鉛直方向に変形し易くなっていてもよい。または、緩衝部材25は、側壁の中間位置に他の部分よりも剛性が低い低剛性部を有し、低剛性部において座屈するように構成されていてもよい。
図11に示されるように、緩衝部材26が、鉛直方向に相対位置を変更可能な2つの部材26a,26bから構成されていてもよい。一方の部材26aは、固定部材19,20に固定される固定部であり、例えば、フランジ25aと同様のフランジ26cを有する筒状の部材である。他方の部材26bは、固定部26aに対して位置を鉛直方向に変更可能である可動部であり、例えば、端壁25cと同様の端壁26dを有する筒状の部材である。固定部26aおよび可動部26bは相互に入れ子状に配置されており、これにより、緩衝部材26は、テレスコープ式に鉛直方向に伸縮することができる。可動部26bは、例えばねじ26eによって、固定部26aに固定される。
このような緩衝部材26によれば、固定部26aに対する可動部26bの位置を変更することによって、可動部26bの位置を鉛直方向に調整することができる。これにより、ストッパ21,22と緩衝部材26との間の距離を変更し、ストッパ21,22と緩衝部材26との衝突位置を容易に調整することができる。
上記実施形態において、2組のストッパ21,22および緩衝部材23,24が、第2アーム4の上側および下側の両方に設けられていることとしたが、これに代えて、1組のストッパおよび緩衝部材が、第2アーム4の上側および下側の一方のみに設けられていてもよい。
1 水平多関節ロボット
2 ベース
3 第1アーム
4 第2アーム
5 シャフト
13 ボールネジナット(相手部材)
14 ボールスプラインナット(相手部材)
13a,14a 端面
19,20 支持部材、固定部材
21,22 ストッパ
23,24,25,26 緩衝部材
26a 固定部
26b 可動部

Claims (8)

  1. ベースと、
    該ベースに水平方向に旋回可能に支持された第1アームと、
    該第1アームに水平方向に旋回可能に支持された第2アームと、
    該第2アームに鉛直方向の長手軸に沿って直線移動可能に支持されたシャフトと、
    該シャフトに取り付けられ該シャフトの鉛直方向の移動を可動範囲内に制限するストッパと、
    前記第2アームに設けられた緩衝部材と、を備え、
    該緩衝部材が、前記ストッパと、前記第2アームに設けられ前記ストッパと鉛直方向に対向する相手部材との間に配置され、前記ストッパから前記相手部材への衝撃を緩衝する、水平多関節ロボット。
  2. 前記緩衝部材が、前記相手部材の前記ストッパと対向する端面上に配置される、請求項1に記載の水平多関節ロボット。
  3. 前記緩衝部材が、前記相手部材の前記ストッパと対向する端面から鉛直方向に間隔をあけて配置される、請求項1に記載の水平多関節ロボット。
  4. 前記緩衝部材が、前記相手部材に固定される、請求項1から請求項3のいずれかに記載の水平多関節ロボット。
  5. 前記緩衝部材が、前記第2アームに設けられ前記相手部材とは異なる固定部材に固定される、請求項1から請求項3のいずれかに記載の水平多関節ロボット。
  6. 前記緩衝部材が、前記ストッパとの衝突によって塑性変形する、請求項1から請求項5のいずれかに記載の水平多関節ロボット。
  7. 前記緩衝部材が、前記第2アームに設けられた部材に着脱可能である、請求項1から請求項6のいずれかに記載の水平多関節ロボット。
  8. 前記緩衝部材が、
    前記固定部材に固定される固定部と、
    前記相手部材と前記ストッパとの間に配置され、前記固定部に対する位置を鉛直方向に変更可能である可動部と、を備える請求項1から請求項7のいずれかに記載の水平多関節ロボット。
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