JP4613333B2 - 免震装置 - Google Patents

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本発明は、構築物と基礎部材の間に介装着され、構築物を地震から保護する免震装置に関する。
近年、建物や橋など構造部を地震等の震動から保護するために免震装置が積極的に使用されるようになってきた。この免震装置は、ゴムやスプリングを介して建造物を支承することにより、これらのゴムやスプリングの弾性力によって震動を吸収するものがほとんどであった。しかし、ゴムやスプリングは比較的劣化が速いので、長期間使用されることが前提の建造物に使用する免震装置としては、必ずしも適当ではなかった。また、大きな荷重を支承するにはかなり大型化してしまうと共に限度があり、この大きな荷重を分散して支承するするために多数の免震装置が必要となっていた。
そこで、この問題を解決する手段として、特開平10−61250号公報に示すような免震装置があった。この免震装置は、一方向から見て左右対称で中心部が最も深く且つ外側の勾配が大きい断面形状を有する凹状面を備えた支持部材2個を凹状面を向かい合わせにして上下に配置し、上記視方向に沿って水平に配置される1本の円柱状ローラを両凹状面の間に介在させた状態で重ねることにより耐震ユニットを構成し、この耐震ユニットをローラの軸が直交する向きに上下に2段に重ねて配置したものである。
特開平10−61250号公報
しかしながら、上述した従来の免震装置は、ユニット全体の構造や支持部材および転動部材であるローラの形状からして、地震の震動に対する応答性は優れて免震機能を発揮するが、応答性が良過ぎて制震作用が不足し、そのために外部に制震作用のためのブルーキ機構や緩衝装置を取り付けなければならないという問題が発生していた。
また、横揺れ方向に対しても、一つの耐震ユニットは、ローラの軸が直交する方向の横揺れに対して効果があるので、ローラの軸方向の揺れに対しては、ローラの軸が直交する向きに上下に2段に重ねて配置しなければならず、構造が複雑になると共にコストもかかるという問題もあった。
さらに、橋などのようにスパンの長い構造物は、地震時において長手方向の移動距離が大きくなるので、それに対処するには水平方向に複数本のローラを必要とし、一層構造が複雑になると共にコストもかかるという問題もあった。
本発明は上述した従来の問題点に鑑みなされたもので、一つの装置で転動動作と滑り動作を行うことで免震作用と制震作用にも優れ、簡単な構造であらゆる方向の揺れに対応できる免震装置を提供するものである。
本発明は、上部構造物に固定され内面が凹状の曲面部分が形成された上側部材と、基礎部材に支持され内面が凹状の曲面部分が形成された下側部材と、前記上側部材と前記下側部材との間に介在する上下が対称的な凸状の曲面部分を有する転動部材とを備えた免震装置であって、前記転動部材は、全体形状が略円盤状に形成されており、曲面に形成された中央部と、前記曲面に滑らかに接続する平板面が形成された周辺部を有することを特徴とするものである。
また、本発明は、上部構造物に固定され内面が凹状の曲面部分が形成された上側部材と、基礎部材に支持され内面が凹状の曲面部分が形成された下側部材と、前記上側部材と前記下側部材との間に介在する上下が対称的な凸状の曲面部分を有する転動部材とを備えた免震装置であって、前記転動部材は、全体形状が略円盤状に形成されており、曲面に形成された中央部と、前記曲面に滑らかに接続する平板面が形成された周辺部を有し、前記曲面は断面が真円の円周の一部であることを特徴としているる
また、本発明は、上部構造物に固定され内面が凹状の曲面部分が形成された上側部材と、基礎部材に支持され内面が凹状の曲面部分が形成された下側部材と、前記上側部材と前記下側部材との間に介在する上下が対称的な凸状の曲面部分を有する転動部材とを備えた免震装置であって、前記転動部材は、全体形状が略円盤状に形成されており、曲面に形成された中央部と、前記曲面に滑らかに接続する平板面が形成された周辺部を有し、前記曲面は断面が楕円の円周の一部であることを特徴としている。
また、本発明は、上部構造物に固定され内面が凹状の曲面部分が形成された上側部材と、基礎部材に支持され内面が凹状の曲面部分が形成された下側部材と、前記上側部材と前記下側部材との間に介在する上下が対称的な凸状の曲面部分を有する転動部材とを備えた免震装置であって、前記転動部材は、全体形状が略円盤状に形成されており、中央部が球状に形成され金属体と、周辺部が前記金属体を覆う平板状の硬質ゴム性の弾性部材で構成されていることを特徴としている。
また、本発明は、上部構造物に固定され内面が凹状の曲面部分が形成された上側部材と、基礎部材に支持され内面が凹状の曲面部分が形成された下側部材と、前記上側部材と前記下側部材との間に介在する上下が対称的な凸状の曲面部分を有する転動部材とを備えた免震装置であって、前記転動部材は、全体形状が略円盤状に形成されており、曲面に形成された中央部と、前記曲面に滑らかに接続する平板面が形成された周辺部を有し、前記周辺部の外端部は垂直に切断されていることを特徴としている。
上述のように構成された免震装置は、上部構造物に固定され内面が凹状の曲面部分が形成された上側部材と、基礎部材に支持され内面が凹状の曲面部分が形成された下側部材と、前記上側部材と前記下側部材との間に介在する上下が対称的な凸状の曲面部分を有する転動部材とを備えた免震装置であって、前記転動部材は、全体形状が略円盤状に形成されており、曲面に形成された中央部と、前記曲面に滑らかに接続する平板面が形成された周辺部を有することにより、転動動作と滑り動作を兼ね備えて地震のエネルギーを効果的に吸収できるので、建物は勿論のこと橋などのようにスパンの長い構造物に対しても簡単な構造であらゆる方向の揺れに対応できるものである。
本発明に係る免震装置を実施するための最良の形態を図に基づいて説明する。
図1は本発明に係る免震装置の構造を示す断面図、図2は図1の免震装置に使用する転動部材を示す斜視図、図3は図1の免震装置における転動動作を説明する断面図、図4は図1の免震装置におけ滑り動作を説明する断面図、図5は本発明に係る免震装置の実施例を示す断面図、図6は図5の免震装置の滑り動作を説明する断面図、図7は本発明に係る免震装置の実施例を示す断面図、図8は本発明に係る免震装置の実施例を示す断面図である。
本発明の免震モジュールAは、図1または図2に示すように、上部構造物1に固定され内部が凹状の曲面2aが形成された上側部材2と、基礎部材3に支持され内部が凹状の曲面aが形成された下側部材4と、前記上側部材2と前記下側部材4との間に介在する転動部材5とを有する免震装置であって、前記転動部材5は、全体形状は略円盤形状をしており、中央部の断面が真円または楕円の円周の一部を形成する曲面5aに形成され、周辺部はこの球面5aに滑らかに接続する平板面5bに形成されており、端部は垂直に切断された垂直面5cとなっている。
また、この免震装置Aは、前記上側部材2の前記転動部材5との当接面は曲面2aに形成されており、周辺部2bはこの曲面2aと滑らかに接続する直線の平板面2bに形成されている。そして、下側部材4も前記上側部材2と同様に、前記転動部材5の当接面は曲面4aに形成されており、周辺部がこの曲面4aと滑らかに接続する直線の平板面4bに形成されている。
また、上側部材2や下側部材4は鉄系の金属材料で構成される。これらの部材を鉄系の金属材料で構成する理由は、免震装置の耐久性を向上させるためである。従って、上側部材2、下側部材4、転動部材5、は鉄系の金属材料に限定されるものではなく、例えばセラミック材料やアルミニウム合金などの剛性の高い種々の材料を使用することができる。また、転動部材5と上側部材2および下側部材4の当接面は、動作を滑らかにするためコーテング処理を行うことができる。
このように構成された免震装置Aは、初期状態においては、図1に示すように、転動部材5と前記上側部材2がそれぞれ曲面5aと曲面2aの中心である第1当接面P1で当接し、転動部材5と下側部材4はそれぞれ曲面5aと曲面4aの中心である第2当接面P2で当接している。従って、第1当接面P1の垂線位置と第2当接面P2での接触状態は点接触となる。
この状態より免震装置Aは、例えば、図3に示すように、下側部材4が図中右方向へ移動した場合は、下側部材4と第2当接面P2で当接している転動部材5に伝達されるので、転動部材5は曲面5aの範囲内で反時計廻り方向に転動する。この転動により転動部材5と下側部材4の第2当接面はP2′に移動する。また、転動部材5と第1当接面P1で当接している上側部材2も相対的に図中左方向に移動することになり、転動部材5と上側部材2の第1当接面はP1′に移る。この転動部材5が転動することにより、地震のエネルギーを吸収するものである。
さらに、揺れが大きくなると、図4に示すように、転動部材5と上側部材2および下側部材4の当接面は曲面5aの範囲を超えて平板面5bに移る。すなわち、転動部材5は直線状に形成された周辺部5bが上側部材2の平板面2bおよび下側部材4の平板面2bと当接するようになるので、点接触から面接触になる。すると、転動部材5は転動することができなくなり、そのまま滑り動作をするようになる。この滑り動作は転動部材10と上側部材2および下側部材4の間に摩擦抵抗を発生するので、地震の揺れに対する抵抗力となり、制振力を発揮するものである。
上述のように免震装置Aは、転動動作だけでなく滑り動作も行うことにより、地震のエネルギーを効果的に吸収できるのものである。この免震装置Aは転動部材5は円盤状に形成されているので、上側部材2および下側部材4との当接面は曲面に形成されているので、この免震装置Aが1組で左右方向だけでなく、前後方向の揺れに対しても効果を発揮するものである。
次に、図5に示す免震装置Bは、本発明に係る免震装置の実施例を示すものである。この免震装置Bは、上部構造物1に固定される上側部材2と、下部構造物3に固定される下側部材4と、前記上側部材2と前記下側部材4との間に介装された転動部材10とから構成されており、この転動部材10は、金属体11の周囲を硬質ゴム性の弾性部材12で覆われている。この弾性部材12に使用される硬質ゴムは、シリコンゴムやテフロンゴム(商品名)などのように、弾性を備えるとともに所定の硬さを有して滑り性も備えるものである。また、転動部材10は前記転動部材5と同様に全体形状は円盤状に形成されたもので、金属体11は断面形状が真円または楕円に形成されており、弾性部材12には平板面が形成されている。
この免震装置Bは、転動部材10と前記上側部材2が金属体11の曲面11aと曲面2aの中心でで当接し、転動部材10と下側部材4は金属体11の曲面11aと曲面4aの中心である第2当接面P2で当接している。従って、それぞれの当接面での接触状態は点接触となっている。そして、揺れが小さい場合には、免震装置Aと同様に、転動部材10の転動により、地震のエネルギーを吸収するものである。
さらに、地震の揺動などにより下側部材4が大きく移動した場合は、図6に示すように、転動部材10と前記上側部材2は、弾性部材12の平板面12aと上側部材2の平板面2bとで当接するようになり、転動部材10と前記上側部材2の接触状態は面接触となる。そのため摩擦抵抗が発生し、地震の揺れに対する抵抗力となり、制振力を発揮するものである。そして、弾性部材12の硬質ゴム材料の面となるので、摩擦抵抗が大きくなり効率良く衝撃を吸収するものである。
また、図7に示す免震装置Cは、上部構造物1に固定され凹状の曲面部分が形成された上側部材2と、基礎部材3に支持され凹状の曲面部分が形成された下側部材4と、この上側部材2と前記下側部材4との間に介在する上下が対称的な凸状の曲面部分を有する転動部材20とを備えた免震装置であって、この転動部材20は、金属体21の断面形状が略楕円に形成され、内部に円周部分からの切り込みの空間部22が形成されたものである。この金属体21は、バネ鋼などの弾性を有する金属材料から形成されており、中央部は曲面21aが形成され、周辺部は曲面21aに滑らかに接続する平板面21bが形成されている。さらに、この平板面21bが形成されている周辺部分は薄く形成されているので、バネ性が充分発揮されるものである。
このように形成された免震装置Cは、地震による揺れが小さい場合には、免震装置Aや免震装置Bと同様に曲面21aにより転動部材20が転動して地震の衝撃を吸収する。そして、地震による揺れが大きい場合には、転動部材20の平板面21bにより上側部材2と下側部材4の間に滑り動作が発生し、その摩擦抵抗で地震エネルギー吸収するものである。さらに、この免震装置Cは、上下方向の衝撃荷重に対しては、転動部材20の空間部22がバネ性を発揮して、ダンパー作用を行うので、直下型地震などに対しても有効に作動するものである。
また、図8に示す免震装置Dは、上部構造物1に固定され凹状の曲面部分が形成された上側部材2と、基礎部材3に支持され凹状の曲面部分が形成された下側部材4と、この上側部材2と前記下側部材4との間に介在する上下が対称的な凸状の曲面部分を有する転動部材30とを備えた免震装置であって、この転動部材30は、金属体31の断面形状が略楕円に形成され、内部に円周部分からの切り込みの空間部32が形成されたものである。この金属体31は、バネ鋼などの弾性を有する金属材料から形成されており、中央部は曲面31aが形成され、周辺部は曲面31aに滑らかに接続する平板面31bが形成されている。さらに、この平板面31bが形成されている周辺部分は薄く形成されているので、空間部32にはダンパー効果を高めるために硬質ゴムの弾性部材33が充填されている。この弾性部材33に使用される硬質ゴムは、シリコンゴムやテフロンゴム(商品名)などのように、弾性を備えるとともに所定の硬さを有して滑り性も備えるものである。
このように構成された免震装置Dは、前述した免震装置Cと同様に、地震による揺れが小さい場合には、免震装置Aや免震装置Bと同様に曲面31aにより転動部材30が転動して地震の衝撃を吸収する。そして、地震による揺れが大きい場合には、転動部材30の平板面31bにより上側部材2と下側部材4の間に滑り動作が発生し、その摩擦抵抗で地震エネルギー吸収するものである。さらに、この免震装置Cは、上下方向の衝撃荷重に対しては、転動部材30の空間部22に重点された弾性部材33ダンパー作用を行うので、直下型地震などに対しても有効に作動するものである。
本発明に係る免震装置の構造を示す断面図である。 図2は図1の免震装置に使用する転動部材を示す斜視図である。 図1の免震装置における転動動作を説明する断面図である。 図1の免震装置における滑り動作を説明する断面図である。 本発明の免震装置の実施例を示す断面図である。 図5の免震装置における滑り動作を説明する断面図である。 本発明の免震装置の実施例を示す断面図である。 本発明の免震装置の実施例を示す断面図である。
符号の説明
A 免震装置
B 免震装置
C 免震装置
D 免震装置
1 上部構造物
2 上側部材
2a 曲面
2b 平板面
3 基礎部材
4 下側部材
4a 曲面
4b 平板面
5 転動部材
5a 曲面
5b 平板面
5c 垂直面
10 転動部材
11 金属体
12 弾性部材
12 平板面
20 転動部材
21 金属体
21a 曲面
21b 平板面
22 空間部
30 転動部材
31 金属体
31a 曲面
31b 平板面
32 空間部
33 弾性部材

Claims (5)

  1. 上部構造物に固定され内面が凹状の曲面部分が形成された上側部材と、基礎部材に支持され内面が凹状の曲面部分が形成された下側部材と、前記上側部材と前記下側部材との間に介在する上下が対称的な凸状の曲面部分を有する転動部材とを備えた免震装置であって、
    前記転動部材は、全体形状が略円盤状に形成されており、曲面に形成された中央部と、前記曲面に滑らかに接続する平板面が形成された周辺部を有することを特徴とする免震装置。
  2. 上部構造物に固定され内面が凹状の曲面部分が形成された上側部材と、基礎部材に支持され内面が凹状の曲面部分が形成された下側部材と、前記上側部材と前記下側部材との間に介在する上下が対称的な凸状の曲面部分を有する転動部材とを備えた免震装置であって、
    前記転動部材は、全体形状が略円盤状に形成されており、曲面に形成された中央部と、前記曲面に滑らかに接続する平板面が形成された周辺部を有し、前記曲面は断面が真円の円周の一部であることを特徴とする免震装置。
  3. 上部構造物に固定され内面が凹状の曲面部分が形成された上側部材と、基礎部材に支持され内面が凹状の曲面部分が形成された下側部材と、前記上側部材と前記下側部材との間に介在する上下が対称的な凸状の曲面部分を有する転動部材とを備えた免震装置であって、
    前記転動部材は、全体形状が略円盤状に形成されており、曲面に形成された中央部と、前記曲面に滑らかに接続する平板面が形成された周辺部を有し、前記曲面は断面が楕円の円周の一部であることを特徴とする免震装置。
  4. 上部構造物に固定され内面が凹状の曲面部分が形成された上側部材と、基礎部材に支持され内面が凹状の曲面部分が形成された下側部材と、前記上側部材と前記下側部材との間に介在する上下が対称的な凸状の曲面部分を有する転動部材とを備えた免震装置であって、
    前記転動部材は、全体形状が略円盤状に形成されており、中央部が球状に形成され金属体と、周辺部が前記金属体を覆う平板状の硬質ゴム性の弾性部材で構成されていることを特徴とする免震装置。
  5. 上部構造物に固定され内面が凹状の曲面部分が形成された上側部材と、基礎部材に支持され内面が凹状の曲面部分が形成された下側部材と、前記上側部材と前記下側部材との間に介在する上下が対称的な凸状の曲面部分を有する転動部材とを備えた免震装置であって、
    前記転動部材は、全体形状が略円盤状に形成されており、曲面に形成された中央部と、前記曲面に滑らかに接続する平板面が形成された周辺部を有し、前記周辺部の外端部は垂直に切断されていることを特徴とする免震装置。
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