JP2020177918A5 - 配線モジュール - Google Patents
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Description
本開示は、ルーフで展開される配線モジュールを提供する。
第1の態様に係る配線モジュールは、車両におけるピラーを通って配線される配線部と、前記配線部のうち車両におけるルーフ本体側の端部で分岐する複数の分岐配線部と、を備え、前記複数の分岐配線部のそれぞれは、フラットな配線体形状に形成され、前記複数の分岐配線部のそれぞれが、それぞれの延在方向の寸法を小さくするように、別々に曲げられているものである。
第2の態様は、第1の態様に係る配線モジュールであって、前記分岐配線部のそれぞれが、少なくとも1本の導電線がシート状部材に固定されて、全体としてフラットな形状に形成された部分とされている。
第3の態様は、第2の態様に係る配線モジュールであって、前記配線部は、少なくとも1本の導電線がシート状部材に固定されて、全体としてフラットな形状に形成された部分であり、前記配線部におけるシート状部材と前記複数の分岐配線部のそれぞれにおけるシート状部材とは、1枚のシート状部材によって分岐しつつ繋がった形態に形成されているものである。
第4の態様は、第1から第3のいずれか1つの態様に係る配線モジュールであって、前記分岐配線部に設けられた粘着部と、前記分岐配線部に設けられた剥離部と、をさらに備え、前記粘着部と前記剥離部とが剥離容易な態様で粘着することで、前記複数の分岐配線部のそれぞれが、それぞれの延在方向の寸法を小さくするように、別々に曲げられた形態に保たれているものである。
第1から第4の態様に係る配線モジュールによると、それぞれの延在方向の寸法を小さくするように、別々に曲げられた前記複数の分岐配線部のそれぞれが、ルーフで展開される。
本開示は、下記各態様を開示する。
第1の態様に係る配線モジュールは、少なくとも1本の導電線を含む配線体と、前記配線体に設けられた粘着部と、前記配線体に設けられ、前記粘着部が剥離容易な態様で粘着している剥離部と、を備える。
第2の態様は、第1の態様に係る配線モジュールであって、前記剥離部は、前記剥離部が前記粘着部に粘着する箇所とは異なる箇所で、前記配線体に取付けられているものである。
第3の態様は、第1又は第2の態様に係る配線モジュールであって、前記粘着部は、前記配線体に対して部分的に設けられ、前記剥離部は、前記配線体に対して前記粘着部とは異なる箇所に部分的に設けられているものである。
第4の態様は、第3の態様に係る配線モジュールであって、前記配線体は、フラットな形状であり、前記粘着部が前記配線体の一方の主面に面状に広がるように設けられているものである。
第5の態様は、第3又は第4の態様に係る配線モジュールであって、前記粘着部及び前記剥離部が、前記配線体に対してその延在方向において異なる箇所に設けられているものである。
第6の態様は、第5の態様に係る配線モジュールであって、前記粘着部及び前記剥離部が、前記配線体に対してその延在方向において異なる箇所に、複数組設けられているものである。
第7の態様は、第5又は第6の態様に係る配線モジュールであって、粘着している前記粘着部と前記剥離部との間に間隔が空いているものである。
第8の態様は、第7の態様に係る配線モジュールであって、前記配線体のうち粘着している前記粘着部と前記剥離部との間の部分が湾曲しつつ曲げ返されているものである。
第9の態様は、第3から第8のいずれか1つの態様に係る配線モジュールであって、粘着している前記粘着部と前記剥離部のうち、前記粘着部の隣に別の剥離部が設けられ、前記剥離部の隣に別の粘着部が設けられ、前記別の剥離部と前記別の粘着部とが剥離可能な態様で粘着されているものである。
第10の態様は、第1又は第2の態様に係る配線モジュールであって、前記配線体は、前記少なくとも1本の導電線が固定されたシート本体部と、前記シート本体部の少なくとも一側部から延出する延出片とを含むシート状部材を含み、全体としてフラットな形状に形成されており、前記粘着部及び前記剥離部の一方が、前記シート本体部の一方の主面側に設けられており、他方が前記延出片に設けられており、前記延出片が曲げられた状態で前記剥離部が前記粘着部に剥離容易な態様で粘着した状態となっているものである。
第11の態様は、第1又は第2の態様に係る配線モジュールであって、前記配線体は、前記少なくとも1本の導電線が固定されたシート状部材を含み、全体としてフラットな形状に形成されており、前記粘着部及び前記剥離部の一方が前記シート状部材の一方の主面側に設けられており、他方が前記シート状部材の一側部から延出した状態で前記シート状部材に取付けられており、前記粘着部及び前記剥離部のうち前記シート状部材の一側部から延出した側の部分が曲げられた状態で、前記剥離部が前記粘着部に剥離容易な態様で粘着した状態となっているものである。
第12の態様は、第1、第2又は第11の態様に係る配線モジュールであって、前記剥離部の主面の一部に接合部が設けられ、他方の主面の一部に前記粘着部が設けられ、前記剥離部が前記接合部を介して前記配線体に取付けられた状態で、前記剥離部が曲げられて前記剥離部の他方の主面のうち前記粘着部が設けられていない部分が前記粘着部に剥離可能な態様で粘着した状態となっているものである。
第13の態様に係る複合配線モジュールは、第10又は第11の態様に係る配線モジュールをベース配線モジュールとして備えると共に、第10又は第11の態様に係る配線モジュールを追加配線モジュールとして備え、前記ベース配線モジュールのうち前記配線体の側方に延出する部分に、前記追加配線モジュールのうち前記配線体の側方に突出する部分を対応させた状態で、前記追加配線モジュールの少なくとも一部が前記ベース配線モジュールに沿って配設されているものである。
第14の態様に係る配線モジュールは、少なくとも1本の導電線を含む配線体と、前記配線体に設けられた粘着部と、前記配線体に設けられ、前記粘着部が剥離容易な態様で粘着可能な剥離部と、を備える。
第15の態様は、第14の態様に係る配線モジュールであって、前記粘着部は、前記配線体に対して部分的に設けられ、前記剥離部は、前記配線体に対して前記粘着部とは異なる箇所に部分的に設けられているものである。
第16の態様に係る配線モジュール付固定対象部材は、第14又は第15の態様に係る配線モジュールと、前記剥離部が前記配線体に残存した形態のままで、前記配線体が前記粘着部を介して固定された固定対象部材と、を備える。
第1の態様に係る配線モジュールによると、前記配線体に設けられた粘着部と、前記配線体に設けられ、前記粘着部が剥離容易な態様で粘着している剥離部とを備える。このため、配線モジュールを固定対象部材に固定する際には、剥離部から粘着部を剥離し、粘着部を固定対象部材に固定すればよい。このため、固定作業箇所において、配線モジュールを固定対象部材に対して固定する作業を容易に行える。また、剥離後の状態でも、剥離部を配線体に設けられたままとすればよいため、ゴミの発生を抑制できる。
第2の態様によると、剥離部は、剥離部が粘着部に粘着する箇所とは異なる箇所で、前記配線体に取付けられているため、剥離後の状態でも、剥離部が配線体に取付けられた状態が保たれる。これにより、ゴミの発生を抑制できる。
第3の態様によると、配線体に対して部分的に粘着部が設けられ、配線体に対して粘着部とは異なる箇所に部分的に剥離部が設けられ、粘着部と剥離部とが剥離容易な態様で粘着している。このため、配線モジュールを固定対象部材に固定する際には、剥離部から粘着部を剥離し、粘着部を固定対象部材に固定すればよい。このため、固定作業箇所において、配線モジュールを固定対象部材に対して固定する作業を容易に行える。また、剥離部は、配線体に設けられたままとすればよいため、ゴミの発生を抑制できる。
第4の態様によると、配線体をなるべく大きい面積で粘着部を介して固定対象部材に固定できる。
第5の態様によると、配線体を、その延在方向の長さを短くするように曲げて、粘着部と剥離部とを粘着した状態とすることができる。このため、配線モジュールをコンパクトな形態とすることができる。
第6の態様によると、配線体を、その延在方向の長さを短くするように複数箇所で曲げて、粘着部と剥離部とを粘着した状態とすることができる。このため、配線モジュールをよりコンパクトな形態とすることができる。
第7の態様によると、配線体のうち粘着している粘着部と剥離部との間の部分が急に曲げられることを抑制できるため、導電線が急に曲げられ難い。
第8の態様によると、配線体のうち粘着している粘着部と剥離部との間の部分が湾曲しつつ曲げ返されているため、導電線が急に曲げられ難い。
第9の態様によると、配線体のうち粘着部が設けられた箇所については当該粘着部を介して固定対象部材に固定することができる。配線体のうち剥離部が設けられた箇所については、その隣の別の粘着部を介して固定対象部材に固定できる。このため、配線モジュールをしっかりと固定対象部材に固定できる。
第10の態様によると、配線モジュールを固定対象部材に固定する際には、剥離部から粘着部を剥離し、粘着部を固定対象部材に固定すればよい。このため、固定作業箇所において、配線モジュールを固定対象部材に対して固定する作業を容易に行える。また、剥離部は、シート本体部又は延出片に残存したままの状態となっているため、ゴミの発生を抑制できる。
第11の態様によると、配線モジュールを固定対象部材に固定する際には、剥離部から粘着部を剥離し、粘着部を固定対象部材に固定すればよい。このため、固定作業箇所において、配線モジュールを固定対象部材に対して固定する作業を容易に行える。また、剥離部は、シート状部材と繋がったままの状態となっているため、ゴミの発生を抑制できる。
第12の態様によると、剥離部を、接合部を介して配線体に取付けると、粘着部も配線体に取付けられる。このため、粘着部及び剥離部を配線体に容易に取付けることができる。
第13の態様によると、前記ベース配線モジュールのうち前記配線体の側方に延出する部分に、前記追加配線モジュールのうち前記配線体の側方に突出する部分を対応させた状態で、前記追加配線モジュールの少なくとも一部が前記ベース配線モジュールに沿って配設されている。このため、ベース配線モジュールに追加配線モジュールを追加する際に、両者の位置関係をなるべく一定に揃えることができる。
第14の態様によると、前記配線体に粘着部が設けられ、配線体に粘着部が剥離容易な態様で粘着可能な剥離部が設けられているため、粘着部と剥離部とが剥離容易な態様で粘着させた形態とすることができる。このため、配線モジュールを固定対象部材に固定する際には、剥離部から粘着部を剥離し、粘着部を固定対象部材に固定すればよい。このため、固定作業箇所において、配線モジュールを固定対象部材に対して固定する作業を容易に行える。また、剥離部は、配線体に設けられたままとすればよいため、ゴミの発生を抑制できる。
第15の態様によると、配線体に対して部分的に粘着部が設けられ、配線体に対して粘着部とは異なる箇所に部分的に剥離部が設けられ、粘着部と剥離部とが剥離容易な態様で粘着させた形態とすることができる。このため、配線モジュールを固定対象部材に固定する際には、剥離部から粘着部を剥離し、粘着部を固定対象部材に固定すればよい。このため、固定作業箇所において、配線モジュールを固定対象部材に対して固定する作業を容易に行える。また、剥離部は、配線体に設けられたままとすればよいため、ゴミの発生を抑制できる。
第16の態様によると、配線モジュールを固定対象部材に固定する際、剥離部から粘着部を剥離し、粘着部を固定対象部材に固定すればよい。このため、固定作業箇所において、配線モジュールを固定対象部材に対して固定する作業を容易に行える。また、剥離部は、配線体に残存したままの形態とされているため、ゴミの発生を抑制できる。
以上のようにこの発明は詳細に説明されたが、上記した説明は、すべての局面において、例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。
第1の態様に係る配線モジュールは、少なくとも1本の導電線を含む配線体と、前記配線体に設けられた粘着部と、前記配線体に設けられ、前記粘着部が剥離容易な態様で粘着している剥離部と、を備える。
第2の態様は、第1の態様に係る配線モジュールであって、前記剥離部は、前記剥離部が前記粘着部に粘着する箇所とは異なる箇所で、前記配線体に取付けられているものである。
第3の態様は、第1又は第2の態様に係る配線モジュールであって、前記粘着部は、前記配線体に対して部分的に設けられ、前記剥離部は、前記配線体に対して前記粘着部とは異なる箇所に部分的に設けられているものである。
第4の態様は、第3の態様に係る配線モジュールであって、前記配線体は、フラットな形状であり、前記粘着部が前記配線体の一方の主面に面状に広がるように設けられているものである。
第5の態様は、第3又は第4の態様に係る配線モジュールであって、前記粘着部及び前記剥離部が、前記配線体に対してその延在方向において異なる箇所に設けられているものである。
第6の態様は、第5の態様に係る配線モジュールであって、前記粘着部及び前記剥離部が、前記配線体に対してその延在方向において異なる箇所に、複数組設けられているものである。
第7の態様は、第5又は第6の態様に係る配線モジュールであって、粘着している前記粘着部と前記剥離部との間に間隔が空いているものである。
第8の態様は、第7の態様に係る配線モジュールであって、前記配線体のうち粘着している前記粘着部と前記剥離部との間の部分が湾曲しつつ曲げ返されているものである。
第9の態様は、第3から第8のいずれか1つの態様に係る配線モジュールであって、粘着している前記粘着部と前記剥離部のうち、前記粘着部の隣に別の剥離部が設けられ、前記剥離部の隣に別の粘着部が設けられ、前記別の剥離部と前記別の粘着部とが剥離可能な態様で粘着されているものである。
第10の態様は、第1又は第2の態様に係る配線モジュールであって、前記配線体は、前記少なくとも1本の導電線が固定されたシート本体部と、前記シート本体部の少なくとも一側部から延出する延出片とを含むシート状部材を含み、全体としてフラットな形状に形成されており、前記粘着部及び前記剥離部の一方が、前記シート本体部の一方の主面側に設けられており、他方が前記延出片に設けられており、前記延出片が曲げられた状態で前記剥離部が前記粘着部に剥離容易な態様で粘着した状態となっているものである。
第11の態様は、第1又は第2の態様に係る配線モジュールであって、前記配線体は、前記少なくとも1本の導電線が固定されたシート状部材を含み、全体としてフラットな形状に形成されており、前記粘着部及び前記剥離部の一方が前記シート状部材の一方の主面側に設けられており、他方が前記シート状部材の一側部から延出した状態で前記シート状部材に取付けられており、前記粘着部及び前記剥離部のうち前記シート状部材の一側部から延出した側の部分が曲げられた状態で、前記剥離部が前記粘着部に剥離容易な態様で粘着した状態となっているものである。
第12の態様は、第1、第2又は第11の態様に係る配線モジュールであって、前記剥離部の主面の一部に接合部が設けられ、他方の主面の一部に前記粘着部が設けられ、前記剥離部が前記接合部を介して前記配線体に取付けられた状態で、前記剥離部が曲げられて前記剥離部の他方の主面のうち前記粘着部が設けられていない部分が前記粘着部に剥離可能な態様で粘着した状態となっているものである。
第13の態様に係る複合配線モジュールは、第10又は第11の態様に係る配線モジュールをベース配線モジュールとして備えると共に、第10又は第11の態様に係る配線モジュールを追加配線モジュールとして備え、前記ベース配線モジュールのうち前記配線体の側方に延出する部分に、前記追加配線モジュールのうち前記配線体の側方に突出する部分を対応させた状態で、前記追加配線モジュールの少なくとも一部が前記ベース配線モジュールに沿って配設されているものである。
第14の態様に係る配線モジュールは、少なくとも1本の導電線を含む配線体と、前記配線体に設けられた粘着部と、前記配線体に設けられ、前記粘着部が剥離容易な態様で粘着可能な剥離部と、を備える。
第15の態様は、第14の態様に係る配線モジュールであって、前記粘着部は、前記配線体に対して部分的に設けられ、前記剥離部は、前記配線体に対して前記粘着部とは異なる箇所に部分的に設けられているものである。
第16の態様に係る配線モジュール付固定対象部材は、第14又は第15の態様に係る配線モジュールと、前記剥離部が前記配線体に残存した形態のままで、前記配線体が前記粘着部を介して固定された固定対象部材と、を備える。
第1の態様に係る配線モジュールによると、前記配線体に設けられた粘着部と、前記配線体に設けられ、前記粘着部が剥離容易な態様で粘着している剥離部とを備える。このため、配線モジュールを固定対象部材に固定する際には、剥離部から粘着部を剥離し、粘着部を固定対象部材に固定すればよい。このため、固定作業箇所において、配線モジュールを固定対象部材に対して固定する作業を容易に行える。また、剥離後の状態でも、剥離部を配線体に設けられたままとすればよいため、ゴミの発生を抑制できる。
第2の態様によると、剥離部は、剥離部が粘着部に粘着する箇所とは異なる箇所で、前記配線体に取付けられているため、剥離後の状態でも、剥離部が配線体に取付けられた状態が保たれる。これにより、ゴミの発生を抑制できる。
第3の態様によると、配線体に対して部分的に粘着部が設けられ、配線体に対して粘着部とは異なる箇所に部分的に剥離部が設けられ、粘着部と剥離部とが剥離容易な態様で粘着している。このため、配線モジュールを固定対象部材に固定する際には、剥離部から粘着部を剥離し、粘着部を固定対象部材に固定すればよい。このため、固定作業箇所において、配線モジュールを固定対象部材に対して固定する作業を容易に行える。また、剥離部は、配線体に設けられたままとすればよいため、ゴミの発生を抑制できる。
第4の態様によると、配線体をなるべく大きい面積で粘着部を介して固定対象部材に固定できる。
第5の態様によると、配線体を、その延在方向の長さを短くするように曲げて、粘着部と剥離部とを粘着した状態とすることができる。このため、配線モジュールをコンパクトな形態とすることができる。
第6の態様によると、配線体を、その延在方向の長さを短くするように複数箇所で曲げて、粘着部と剥離部とを粘着した状態とすることができる。このため、配線モジュールをよりコンパクトな形態とすることができる。
第7の態様によると、配線体のうち粘着している粘着部と剥離部との間の部分が急に曲げられることを抑制できるため、導電線が急に曲げられ難い。
第8の態様によると、配線体のうち粘着している粘着部と剥離部との間の部分が湾曲しつつ曲げ返されているため、導電線が急に曲げられ難い。
第9の態様によると、配線体のうち粘着部が設けられた箇所については当該粘着部を介して固定対象部材に固定することができる。配線体のうち剥離部が設けられた箇所については、その隣の別の粘着部を介して固定対象部材に固定できる。このため、配線モジュールをしっかりと固定対象部材に固定できる。
第10の態様によると、配線モジュールを固定対象部材に固定する際には、剥離部から粘着部を剥離し、粘着部を固定対象部材に固定すればよい。このため、固定作業箇所において、配線モジュールを固定対象部材に対して固定する作業を容易に行える。また、剥離部は、シート本体部又は延出片に残存したままの状態となっているため、ゴミの発生を抑制できる。
第11の態様によると、配線モジュールを固定対象部材に固定する際には、剥離部から粘着部を剥離し、粘着部を固定対象部材に固定すればよい。このため、固定作業箇所において、配線モジュールを固定対象部材に対して固定する作業を容易に行える。また、剥離部は、シート状部材と繋がったままの状態となっているため、ゴミの発生を抑制できる。
第12の態様によると、剥離部を、接合部を介して配線体に取付けると、粘着部も配線体に取付けられる。このため、粘着部及び剥離部を配線体に容易に取付けることができる。
第13の態様によると、前記ベース配線モジュールのうち前記配線体の側方に延出する部分に、前記追加配線モジュールのうち前記配線体の側方に突出する部分を対応させた状態で、前記追加配線モジュールの少なくとも一部が前記ベース配線モジュールに沿って配設されている。このため、ベース配線モジュールに追加配線モジュールを追加する際に、両者の位置関係をなるべく一定に揃えることができる。
第14の態様によると、前記配線体に粘着部が設けられ、配線体に粘着部が剥離容易な態様で粘着可能な剥離部が設けられているため、粘着部と剥離部とが剥離容易な態様で粘着させた形態とすることができる。このため、配線モジュールを固定対象部材に固定する際には、剥離部から粘着部を剥離し、粘着部を固定対象部材に固定すればよい。このため、固定作業箇所において、配線モジュールを固定対象部材に対して固定する作業を容易に行える。また、剥離部は、配線体に設けられたままとすればよいため、ゴミの発生を抑制できる。
第15の態様によると、配線体に対して部分的に粘着部が設けられ、配線体に対して粘着部とは異なる箇所に部分的に剥離部が設けられ、粘着部と剥離部とが剥離容易な態様で粘着させた形態とすることができる。このため、配線モジュールを固定対象部材に固定する際には、剥離部から粘着部を剥離し、粘着部を固定対象部材に固定すればよい。このため、固定作業箇所において、配線モジュールを固定対象部材に対して固定する作業を容易に行える。また、剥離部は、配線体に設けられたままとすればよいため、ゴミの発生を抑制できる。
第16の態様によると、配線モジュールを固定対象部材に固定する際、剥離部から粘着部を剥離し、粘着部を固定対象部材に固定すればよい。このため、固定作業箇所において、配線モジュールを固定対象部材に対して固定する作業を容易に行える。また、剥離部は、配線体に残存したままの形態とされているため、ゴミの発生を抑制できる。
以上のようにこの発明は詳細に説明されたが、上記した説明は、すべての局面において、例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。
Claims (4)
- 車両におけるピラーを通って配線される配線部と、
前記配線部のうち車両におけるルーフ本体側の端部で分岐する複数の分岐配線部と、
を備え、
前記複数の分岐配線部のそれぞれは、フラットな配線体形状に形成され、
前記複数の分岐配線部のそれぞれが、それぞれの延在方向の寸法を小さくするように、別々に曲げられている、配線モジュール。 - 請求項1に記載の配線モジュールであって、
前記分岐配線部のそれぞれが、少なくとも1本の導電線がシート状部材に固定されて、全体としてフラットな形状に形成された部分である、配線モジュール。 - 請求項2に記載の配線モジュールであって、
前記配線部は、少なくとも1本の導電線がシート状部材に固定されて、全体としてフラットな形状に形成された部分であり、
前記配線部におけるシート状部材と前記複数の分岐配線部のそれぞれにおけるシート状部材とは、1枚のシート状部材によって分岐しつつ繋がった形態に形成されている、配線モジュール。 - 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の配線モジュールであって、
前記分岐配線部に設けられた粘着部と、
前記分岐配線部に設けられた剥離部と、
をさらに備え、
前記粘着部と前記剥離部とが剥離容易な態様で粘着することで、前記複数の分岐配線部のそれぞれが、それぞれの延在方向の寸法を小さくするように、別々に曲げられた形態に保たれている、配線モジュール。
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