JP2016013812A5 - - Google Patents

Description

上記目的を達成するために、本発明による取付用部品は、部品を車両に取り付けるため
のものであって、
部品を保持する保持部（２１）と、
保持部の周囲から延び、表面に接着用材料が形成された貼付面（２６ａ）を有し、当該貼付面が、部品を取り付けるべき車両の被貼付面に貼り付けられる複数の貼付部（２６）と、を備え、
貼付部が車両に貼り付けられる前は、貼付面の接着用材料の形成領域を覆う剥離紙（３０）が、貼付面に貼り付けられており、
剥離紙を剥離する際に、貼付部を保持できるように、保持部から遠い側の貼付部の先端に、接着用材料が形成されない把持部（２８）が設けられており、
把持部は、剥離紙から離間するように、貼付部の貼付面に対して折曲して設けられていることを特徴とする。

このように、本発明では、貼付部の先端に、接着用材料が形成されない把持部が設けられている。このため、作業者は、この把持部を把持しつつ、剥離紙を接着用材料から剥離することができる。その結果、剥離紙の剥離時に、貼付部に応力が作用しても、貼付部が大きく変形することを抑制することができる。そのため、貼付部の変形や損傷を防止することができる。
さらに、把持部は、剥離紙から離間するように、貼付部の貼付面に対して折曲して設けられている。これにより、把持部と剥離紙との間には、十分な間隔が開くので、作業者は、容易に、剥離紙の端部を摘んだり、把持部を把持したりすることができる。その結果、作業者は、剥離紙の剥離作業を効率的に行うことが可能となる。

Claims (5)

1. 部品を車両に取り付けるための取付用部品であって、
   前記部品を保持する保持部（２１）と、
   前記保持部の周囲から延び、表面に接着用材料が形成された貼付面（２６ａ）を有し、当該貼付面が、前記部品を取り付けるべき前記車両の被貼付面（３ａ）に貼り付けられる複数の貼付部（２６）と、を備え、
   前記貼付部が、前記車両に貼り付けられる前は、前記貼付面の接着用材料の形成領域を覆う剥離紙（３０）が、前記貼付面に貼り付けられており、
   前記剥離紙を剥離する際に、前記貼付部を保持できるように、前記保持部から遠い側の前記貼付部の先端に、前記接着用材料が形成されない把持部（２８）が設けられており、
   前記把持部は、前記剥離紙から離間するように、前記貼付部の貼付面に対して折曲して設けられていることを特徴とする取付用部品。
2. 前記剥離紙は、前記複数の貼付部の貼付面における接着用材料の形成領域を、１枚で全て覆うことが可能なものであり、
   前記把持部は、前記複数の貼付部の中の少なくとも１つの貼付部に設けられることを特徴とする請求項１に記載の取付用部品。
3. 前記剥離紙は、前記複数の貼付部の貼付面における接着用材料の形成領域の全部を１枚で覆ったときに、前記剥離紙の周縁部が、前記貼付部の先端よりも外側にはみ出る大きさを有することを特徴とする請求項２に記載の取付用部品。
4. 前記貼付部は、前記保持部との連結部分（２５）の幅が、前記貼付面の幅よりも細くなっていることを特徴とする請求項１乃至３のいずれか１項に記載の取付用部品。
5. 前記部品は、超音波センサ（１）であり、
   前記取付用部品は、前記超音波センサを、前記車両のバンパ（３）の裏面を前記被貼付面として、前記バンパの裏面側に取り付けるためのものであることを特徴とする請求項１乃至４のいずれか１項に記載の取付用部品。