当業者には自明であるが、本開示の様々な側面は、意図された機能を行うようになっている任意の数の方法及び装置により実現されてもよい。また、添付の図面の図は、必ずしも縮尺通りに描画されておらず、本開示の様々な側面を例示するために誇張されている場合がある。この点で、図面の図を限定的と解釈するべきではない。自明であるが、本明細書では、用語「止具」と「注射器止具」は互いに言い換え可能である場合がある。
図1は例示的な注射器10の略図である。図示のように、注射器10は、注射器外筒12、注射器外筒12を補完するはめ込みを形成する止具14、プランジャー棒16、先端キャップすなわち針保護部18、及び前充填済み態様では注射器10から供給される薬剤などの液体20を含む。この注射器10は「湿潤」システム(すなわち、流体がそれを供給する注射器外筒12内に含まれている)として示されているが、「乾燥」システム(すなわち、流体がそれを供給する注射器外筒12にまだ導入されていない)と関連付けられる様々な態様が記載される。
図示のように、注射器外筒12と止具14は、互いに摺動可能に噛み合わされた第一及び第二の注射器補完構成要素であり、止具14は注射器外筒12内で摺動可能な封止を形成するようになっている。注射器外筒12と止具14が線状関係で摺動可能に噛み合わされているが、自明であるように他の摺動関係(例えば、弁本体と弁栓との間の回転摺動)は本発明の範囲内であると見なされる。
注射器外筒12は、内径又は内表面30(摺動面としても記載される)を規定している。態様によっては、注射器外筒12は、実質的に剛性すなわち堅い材料(例えば、ガラス材料(例えば、ホウケイ酸ガラス))、セラミック材料、1種以上の重合体材料(例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、及びこれらの共重合体)、金属材料、又はプラスチック材料(例えば、環状オレフィン重合体(COC)、環状オレフィン共重合体(COP)、及びこれらの組み合わせ)を含む。様々なガラス組成物のいずれかを想起しているが、ホウケイ酸ガラスはある態様による摩擦を低減する方法に関連付けられる有効な材料であることが示されている。次に記載する関連する検査システム及び方法を参照して理解されるように、少なくとも止具14と外筒12が互いに接触又は噛み合っている領域では注射器外筒12は一般に光学的透過材料から形成されている。
図1に示されるように、止具14は、注射器外筒12の内表面30に摺動可能に噛み合う外面32を規定している。態様によっては、止具14は注射器外筒12よりも柔らかい材料を含む。例えば、止具14はエラストマー性の芯に塗布された1種以上のバリア膜で構成されていてもよく、バリア膜は止具14の外面32を規定している。エラストマー性の芯は、様々なエラストマー材料から形成されていてもよい。例えば、これらに限定されないが、ブチル、ブロモブチル、クロロブチル、シリコーン、ニトリル、スチレンブタジエン、ポリクロロプレン、エチレンプロピレンジエン、フッ素エラストマー、熱可塑性エラストマー(TPE)、熱可塑性加硫物(TPV)、ケイ素、及び商品名VITON(登録商標)で販売されている材料、及びこれらの組み合わせ及び混合物から構成されるゴムが挙げられる。例示的なエラストマー材料としては、ブチルゴム、ブロモブチルゴム、クロロブチルゴム、シリコーン、ニトリル、スチレンブタジエン、ポリクロロプレン、エチレンプロピレンジエン、フッ素エラストマー、及びこれらの組み合わせが挙げられるが、これらに限定されない。
好適なバリア膜の非限定的な例としてはフッ素重合体膜及び圧縮延伸フッ素重合体膜が挙げられ、これらに限定されないが、ポリ四フッ化エチレン(PTFE)及び圧縮延伸ポリ四フッ化エチレン(ePTFE)膜、フッ化エチレンプロピレン(FEP)、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリフッ化ビニリデン、ポリフッ化ビニル、ペルフルオロプロピルビニルエーテル、ペルフルオロアルコキシ重合体、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン−フッ化ビニリデン三元重合体(THV)及び共重合体、及びこれらの組み合わせが挙げられる。
ePTFEに基づくバリア膜は、浸出物及び抽出物に対して薄くて強いバリア層を提供する。Kennedyらに付与された米国特許第7,521,010号、Dolanらに付与された米国特許第6,030,694号、Fuhrらに付与された米国特許第5,792,525号、又はKnoxらに付与された米国特許第5,374,473号に記載の方法に従って調製した延伸ポリ四フッ化エチレン(ePTFE)膜を本明細書で用いてもよい。また、圧縮してあれば、Brancaに付与された米国特許第5,708,044号、Baillieに付与された米国特許第6,541,589号、Sabolらに付与された米国特許第7,531,611号、Fordに付与された米国特許第8,637,144号、及びXu,らに付与された米国特許第9,139,669に記載の延伸PTFE共重合体を用いてもよい。
このバリア膜はまた、小繊維によって相互結合した交点により特徴付けられるミクロ構造を有する機能性テトラフルオロエチレン(TFE)共重合体材料を含む延伸重合体材料を含んでいてもよい。この機能性TFE共重合体材料は、TFEとPSVE(ペルフルオロスルホニルビニルエーテル)との機能性共重合体、又は他の好適な機能性単量体(これらに限定されないが、フッ化ビニリデン(VDF)、酢酸ビニル、又はビニルアルコールなど)とのTFE共重合体が挙げられる。この機能性TFE共重合体材料は、例えば、Xuらに付与された米国特許第9,139,669号又はXuらに付与された米国特許第8,658,707号に記載の方法に従って調製されてもよい。
このバリア膜はまた、障壁層及び多孔性層を有する複合フッ素重合体膜を含んでいてもよい。多孔性層は、例えば、ePTFE又は他の多孔性延伸及び小繊維化フッ素重合体(例えば、Bailleに付与された米国特許第6,541,589号で教示されるePTFE)で形成されていてもよい。ePTFE層に有機又は無機材料を充填して色、潤滑性、又は他の機能を提供してもよい。
止具14は様々な構成を取ることができる。図2は、注射器10の止具14として用いられる止具14aの一部を示す。図示のように、止具14aは、注射器外筒12の先端の方を向き、かつ注射器外筒12に含まれているかこれから含まれる流体の方向を向くようになっている遠位端38aを持つ。止具14aは、止具14aのわずかに大きくなった直径を規定している盛り上がった封止リブに対応する封止領域40aを含む。単一の封止領域が描かれているが、勿論、必要に応じて任意の数の封止リブを用いてもよい(事実、図2では封止領域40aに対応する封止リブの近くに他の封止リブが示されている)。止具14aはまた、封止領域40aにすぐ隣接する指示領域42aを含む。図示のように、指示領域42aは封止領域40aよりもわずかに小さい直径を有する。ここでもまた、単一の指示領域が最も遠位の封止領域40aに関連付けられて用いられるが、自明のように、そのような態様が本発明の範囲内であると見なされるように、所望に応じて任意の数の指示領域を任意の封止領域と関連付けて任意の縦方向の位置に用いてもよい。
指示領域42aは、一般に、最前方すなわち最遠位の封止領域(図2の封止領域40a)に隣接する領域である。図示のように、指示領域42aは、封止領域40aと注射器外筒12との接触圧力よりも小さく、液体を密封するのに必要な接触圧力よりも小さい注射器外筒12との接触圧力を示すようになっている。指示領域42aは、最も前方の封止が破れたときに発生する液体の存在下、その液体を毛細管作用で運んで、光学的に画像化した場合に指示領域42aの外観に目に見える変化を生じさせるようになっている。態様によっては、指示領域42aは止具14aと注射器外筒12との接触圧力よりも圧力が小さい(例えば、約1MPa未満)領域である。
態様によっては、指示領域42aは注射器外筒12から離れて(すなわち注射器外筒12と直接接触しないように)設けられるようになっているが、液体が封止領域40aを通って漏れた場合に液体が毛細管作用により指示領域に入るように注射器外筒12に十分に近くなっている。態様によっては、この隙間は約0.1mm未満であるが、例えば、流体の表面張力及び粘度によって様々な隙間や隙間の大きさが想起される。
図3は、ある態様による、注射器10の止具14として用いられる他の止具14bの部分を示す。図示のように、止具14bは、注射器外筒12の先端及び注射器外筒12に含まれているかこれから含まれる流体の方向を向くようになっている遠位端38bを持つ。止具14bは、止具14bのわずかに大きくなった直径を規定している盛り上がった封止リブに対応する封止領域40bを含む。単一の封止領域が描かれているが、勿論、所望に応じて任意の数の封止リブを用いてもよい(図3は、封止領域44bを形成する第二のより近位の封止リブを示している)。止具14bは、2つの封止リブの間に位置し、封止領域40bの近位側に隣接して配置された指示領域42bを含む。図示のように、指示領域42bは封止領域40bよりもわずかに小さい直径を持っている。ここでもまた、単一の封止領域が描かれているが、勿論、必要に応じて任意の数の指示領域を任意の封止領域と関連付けて任意の縦方向の位置に用いてもよく、そのような態様は本発明の範囲内であると見なされる。
図3に示すように、指示領域42bは2つの封止領域40b、44bの間に位置し、封止領域40bと注射器外筒12の接触圧力より小さく、液体を密封するのに必要な接触圧力よりも小さい注射器外筒12との接触圧力(例えば、約1MPa未満)を示すようになっている。指示領域42bは、封止領域の封止に欠陥がある場合に毛細管作用により液体を運んで、光学的に画像化した際に指示領域42bの外観に目に見える変化が生じるようになっている。
小さい接触圧力ではなく、指示領域42bの全体又は一部は注射器外筒12から離して(例えば、ゼロより大きく0.1mm未満)設けられるようになっていてもよい。このような場合、指示領域又はその一部は、流体が毛細管作用により指示領域に入るのを促進して、漏れが目視できるようにする。
図4は、注射器10の止具14として用いられる他の止具14cの部分を示す。図示のように、止具14cは、注射器外筒12の先端及び注射器外筒12に含まれているかこれから含まれる流体の方を向くようになっている遠位端38cを持っている。止具14cは、最遠位の封止領域40cと他の封止領域44cを含む。封止領域40c、44cはそれぞれ止具14cのわずかに大きくなった直径を規定している盛り上がった封止リブに対応する。勿論、必要に応じて任意の数の指示領域を用いてもよく、そのような態様は本発明の範囲内であると見なされる。止具14cはまた、2つの封止リブの間に位置し、封止領域40cの近位側に隣接して配置された指示領域42cを含む。図示のように、指示領域42cは封止領域40cよりもわずかに小さい直径を持つ。また、図示のように、指示領域42cは、封止領域40c、44cに比べて比較的平坦な先細りになっていない構成を含む。ここでもまた、単一の封止領域が用いられるが、勿論、必要に応じて任意の数の指示領域を任意の封止領域と関連付けて任意の縦方向の位置に用いてもよく、そのような態様は本発明の範囲内であると見なされる。
図4に示すように、指示領域42cは注射器外筒12から離れている(すなわち、注射器外筒12と直接接触していない)が、注射器外筒12に十分に近く、液体が封止領域40cを通って漏れた場合に液体が毛細管作用により指示領域に入るようになっている。態様によっては、この隙間は約0.1mm未満であるが、例えば、流体の表面張力及び粘度によって様々な隙間や隙間の大きさが想起される。また、代替方法として、指示領域42c又はその一部は、低減された接触圧力(例えば、約1MPa未満)を示して、封止領域の封止に欠陥がある場合に毛細管作用により液体を運んで、光学的に画像化した際に指示領域42bの外観に目に見える変化が生じるようになっている。
図5は、所望に応じて湿潤(充填済み)又は乾燥(充填なし)のいずれの状態でも注射器10を光学的に画像化する装置100の略図である。この装置100は、注射器10の封止及び/又は指示領域を画像化する画像化モジュール110、及び画像化モジュール110による画像データの収集を制御して画像データを処理する制御モジュール120を含む。画像化モジュール110は、画像化装置150、載置台152、及び照明装置154を含む。
画像化装置150は、キーエンスモデルXG−HL04M線走査カメラ又はTDI線走査カメラなど、所望のようにグレースケール及び/又は色画像データの収集を含む連続画像化をする線走査カメラであってもよい。画像化装置150はまた、商品名「キーエンス」で販売されているモデルVHX−100Eなどのデジタル顕微鏡であってもよい。さらに他の態様では、画像化装置150は、キーエンスXG−200Mなどのデジタルカメラであってもよい。画像化装置150は、止具14が注射器外筒12の内径に接触する注射器10の接触領域158で画像画素データを収集するようになっている。態様によっては、画像化装置150は、止具14と注射器外筒12との接触線に実質的に正接している線に沿って画像データを収集するようになっている。
載置台152は、画像化中に注射器10を保持して、画像化中に注射器の中央縦軸を中心に注射器10を回転させる回転式固定部160を含む。他の態様では、載置台152は、注射器10の周りを画像化装置150が回転するようになっている。例えば、載置台は、商品名「ORIENTAL MOTOR」モデルDG60−ARAKD−3で販売されているような回転式固定部160を含んでいてもよい。
照明装置154は、明視野照明、暗視野照明、ストロボ照明、連続照明、及びこれらの組み合わせにより構成されていてもよい。このような態様はいずれも本発明の範囲内である。
態様によっては、制御モジュール120は、画像化モジュールからの画像データを収集して処理するハードウェア及びソフトウェアを含む。態様によっては、制御モジュール120は、カメラ制御信号を送受信するカメラ制御部170、照明制御信号を送受信する照明制御部172、載置台制御信号を送受信する載置台制御部174、及び収集した画像データを受信して処理する画像化部176を含む。制御モジュール120は、所望のように、1つ以上のユーザーインターフェース(例えば、キーボード、マウス、又はタッチパネル)、1つ以上のユーザー表示部(例えば、モニター)、及び他のハードウェア及びソフトウェアを含んでいてもよい。
図6は、潤滑処理していない乾燥注射器10を検査する方法200の略図である。「湿潤」系(すなわち、外筒12内に液体が存在する系)では、「潤滑処理していない」注射器10は、外筒12内に含まれる流体(例えば、薬剤)の他は、止具14と外筒12の間に滑性のための流体(例えば、シリコーン油)を含まない。「乾燥」系(すなわち、外筒12内に液体が存在しない系)では、「潤滑処理していない」系は、止具14と外筒12の間に滑性のための流体(例えば、シリコーン油)を含まない。この方法は、接触領域の画像化210、接触部画像の分析220、及び封止部の欠陥の検出230を含む。この方法は検査装置100を用いて行ってもよい。
接触領域の画像化210は、光学的に接触領域158を画像化して接触部画像(すなわち、接触部画像データ)を生成することを含む。接触部画像は、止具14の封止領域(例えば、封止領域40a、40b、又は40c)と注射器外筒12の内径間の噛み合わせに相関する光学的に検出可能な封止線を含む。態様によっては、接触領域158は線走査カメラにより画像化される。注射器10の全周の(例えば、注射器10の周りを少なくとも完全に一周した)接触領域の複数の画像又は走査を取ることによってこの接触領域を画像化してもよい。必要なら、注射器10を回転させながら、接触領域を連続走査してもよい。画像データは、必要に応じてグレースケール画像データ又は色画像データであってもよい。
接触部画像の分析220は、接触部画像の封止線の不連続の分析を含む。態様によっては、封止線の不連続は、止具14と外筒12とのコントラスの差及び/又は「良好な」封止すなわち所望の度合いの封止接触と不連続すなわち望ましくない量の封止接触の差として現れる。以下の実施例で示すように、封止線は、一般に、暗線又は第一の色の線に対応し、不連続部は、明領域又は異なる色の領域として現れる。所望に応じて手動の目視による検査とデータ処理技術の両方又は片方用いて、接触部画像データの封止線並びに封止線の不連続を位置決めし、定量し、さらに強調してもよい。これらの技術は、画像フィルター、エッジ検出器、及び他のデータ画像化技術を施すことが含まれる。
封止部の欠陥の検出230は、不連続性に基づいて注射器10が欠陥基準を越えるか否かを判定することを含む。態様によっては、この欠陥基準は、封止線全体(封止線の一方の側から他方の側に移動する流体路を示す)の幅を横断する1つ以上の不連続を含む。この欠陥基準はまた、追加の欠陥パラメータ(例えば、総欠陥面積、封止線を横断して検出された個別の欠陥の総数、その他)を含んでいてもよい。
図7は、潤滑処理していない湿潤注射器10を検査する方法300の略図である。この方法は、接触領域の画像化310、接触部画像の分析320、及び封止部の欠陥の検出330を含む。方法200と同様に、この方法300も検査装置100を用いて行ってもよい。
態様によっては、注射器10内に液体(例えば、薬剤)が存在する場合に接触領域の画像化310は、止具14と注射器外筒12との接触領域158の光学的画像化を含む。接触領域を画像化して、接触部画像(すなわち、接触部画像データ)を生成する。接触部画像は、止具14の封止領域(例えば、封止領域40a、40b、又は40c)と注射器外筒12の内径間の噛み合わせに相関する封止線を含む。態様によっては、接触部画像は、注射器10の指示領域(例えば、指示領域42a、42b、42c)に相関する指示線を含む。指示線の画像データを封止線のデータと比較してもよい。封止線が指示線と同じ色又はコントラストである1つ以上の領域を含む場合、これらの領域は欠陥領域として識別することができる。このように、止具12と外筒14との接触が小さいか全くない場合の較正として指示領域を用いてもよい。参照として、指示線又はその一部は、封止に実際の欠陥がある場合にのみ存在してもよい。
態様によっては、接触領域158は線走査カメラで画像化される。注射器10の全周の(例えば、注射器10の周りを少なくとも完全に一周した)接触領域の複数の画像又は走査を取ることによってこの接触領域を画像化してもよい。必要なら、注射器10を回転させながら、接触領域を連続走査してもよい。画像データは、必要に応じてグレースケール画像データ又は色画像データであってもよい。
態様によっては、接触部画像の分析320は、接触部画像の指示線を分析して、指示領域と注射器外筒との接触を検出することを含む。上述のように、湿潤システムでの封止部の欠陥の存在下では、指示領域はより大きな接触部を示す。というのは、流体は注射器外筒12と止具14の指示領域に毛細管作用により運ばれるか、そうでなければ移動するからである。以下の実施例で示すように、欠陥のない良好な封止の場合、封止線は一般に、暗線又は第一の色の線に対応し、指示線は明領域又は異なる色の領域として現れる。
態様によっては、指示線は色及び強度データのうちの少なくとも1つを含み、接触部画像の指示線を分析して指示領域と注射器外筒との接触を検出することは色及び強度データのうち少なくとも1つが閾値を越えているか否かを判定することを含む。漏れがある場合、指示線は正常な場合、よりも暗く現れるか封止線と同様の暗さ又は色である。色画像データの場合、方法によっては、指示線の色を封止線の色と比較することを含む。必要に応じて手動の目視による検査とデータ処理技術の両方又は片方を用いて、接触部画像データの封止線並びに封止線の不連続を位置決めし、定量し、さらに強調してもよい。これらの技術は、画像フィルター、エッジ検出器、及び他のデータ画像化技術を施すことが含まれる。
封止の欠陥の検出330は、指示領域(例えば、指示領域42a、42b、42c)と注射器外筒12との検出された接触に基づいて注射器10が欠陥基準を越えているか否かを判定することを含む。態様によっては、この欠陥基準は検出された指示線の幅が所定の閾値(例えば、予測指示線幅)を越えていることを含む。態様によっては、この欠陥基準は、指示線の有無(例えば、指示領域は流体のないときは注射器外筒と接触しない)、選択された限界値内にある指示線と封止線の色、強度、又はコントラスト、あるいは例えば、選択された限界値を越える指示線の色、強度、又はコントラストを検出することを含む。
図8は、潤滑処理していない乾燥注射器システム10の止具14aに対応する接触領域の接触部画像の一部(図8(a))を示す。図示のように、接触領域158(図5)の接触部画像は、封止領域40aに相関する封止線、及び指示領域42aに相関する指示線を含む。図8(a)の接触部画像で示すように、不連続400aの形態でいくつかの欠陥が封止線及び指示線の両方を横断している。注射器10を回転させて注射器10の全周で接触領域を画像化しながら、線走査カメラで接触領域を連続画像化して接触部画像を撮影した。
図9は、潤滑処理していない乾燥注射器システムの止具14bに対応する接触領域の接触部画像(図9(a))の一部を示す。図示のように、接触領域の接触部画像は、封止領域40bに相関する封止線、及び指示領域42bに相関する指示線を含む。図9(a)の接触部画像に示すように、不連続400bの形態でいくつかの欠陥が封止線及び指示線の両方を横断している。注射器を回転させて注射器10の全周で接触領域を画像化しながら、線走査カメラで接触領域を連続画像化して接触部画像を撮影した。態様によっては、装置100(図5)はこのような接触部画像データを収集するようになっている。
図10は、止具14aを含む注射器10の接触部画像と、参照用の止具14aの画像を含む。図10(a)は、流体が存在しない(乾燥)止具14aの接触部画像である。図10(a)の乾燥状態の画像は欠陥のない(すなわち、封止が「良好な」)注射器の指示線を示す。図10(b)は、流体が存在する(湿潤の)場合の接触部画像である。図10(c)は、参照用の止具14aの接触領域を示す。図10(b)の参照符号410aによって識別されるように、指示線は、封止領域40aに欠陥があると(図示せず)比較的幅が広く、暗くなっている。指示領域42aの暗く幅が広くなっている指示線は、液体が封止領域40aを通った結果である。この封止線はまた、図10(a)の乾燥状態の画像に比べて、封止領域の遠位すなわち前方に流体が存在するために幾分暗く幅が広く見える。従って、ある態様による欠陥の検出は、指示線の暗部及び幅のうち1つ以上の分析を含む。図10(a)及び図10(b)の接触部画像は、注射器10を回転させながら、線走査カメラで接触領域の連続画像化を用いて注射器10の全周の接触領域を画像化して得た。態様によっては、装置100(図5)はこのような接触部画像データを収集するようになっている。
図11は、止具14bを含む注射器10の様々な図を含む。図11(a)は、流体が存在しない(乾燥)止具14bの接触部画像である。参照のため、図11(a)の乾燥状態の画像は、一般に、欠陥のない(すなわち、封止が「良好な」)注射器に指示線がどのように現れるかを示している。図11(b)は、流体が存在する(湿潤)接触部画像である。図11(c)は、参照用の止具14bの接触領域を示す。図11(b)の参照符号410bによって識別されるように、指示線は、封止領域40bに欠陥があると(図示せず)比較的暗くなる。指示領域42bの暗く幅が広くなっている指示線は、流体が封止領域40bを通った結果である。この封止線はまた、図11(a)の乾燥状態の画像に比べて、封止領域の遠位すなわち前方に流体が存在するために幾分暗く幅が広く見える。従って、ある態様による欠陥の検出は、(例えば、乾燥状態の画像又は封止線と比較して)指示線の暗部の分析を含む。図11(a)及び図11(b)の接触部画像は、注射器10を回転させながら、線走査カメラで接触領域の連続画像化を用いて注射器10の全周の接触領域を画像化して得た。態様によっては、装置100(図5)はこのような接触部画像データを収集するようになっている。
図12は、止具14cを含む注射器10の様々な略図を含む。図12(a)は、流体が存在しない(乾燥)止具14bの接触部画像である。参照のため、図12(a)の乾燥状態の画像は、一般に、欠陥のない(すなわち、封止が「良好な」)注射器に指示線がどのように現れるかを示している。図12(b)は、流体が存在する(湿潤)接触部画像である。図12(b)の参照符号410cによって識別されるように、指示線は、封止領域40bに欠陥があると(図示せず)比較的暗くなる。図12(c)は、参照用の止具14bの接触領域を示す。
図12(b)に示すように、指示領域42cの暗くなっている指示線は、流体が封止領域40cを通った結果である。この封止線はまた、図12(a)の乾燥状態の画像に比べて、封止領域の遠位すなわち前方に流体が存在するために幾分暗く幅が広く見える。従って、ある態様による欠陥の検出は、(例えば、乾燥状態の画像又は封止線と比較して)指示線の暗部の分析を含む。参照のため、様々な接触部画像に関連付けて用いられる用語「線」は、指示領域、又は止具の設計に基づいて指示領域が予測される接触部画像の領域に対応することを意味する。例えば、図12(a)及び図12(b)で、指示「線」は、第一の封止領域40cと第二の封止領域44cの間の領域に対応する。図12(a)及び図12(b)の接触部画像は、注射器10を回転させながら、線走査カメラで接触領域の連続画像化を用いて注射器10の全周の接触領域を画像化して得た。態様によっては、装置100(図5)はこのような接触部画像データを収集するようになっている。
図13は、ある態様による止具14aを含む欠陥のない注射器と欠陥のある注射器のカラー画像を含む。図13(a)は、止具14aを含む潤滑処理していない注射器の湿潤状態の画像である。参照のため、図13(a)の湿潤状態の画像は、指示線(破線で囲み、参照符号510aで示されている)が一般に、欠陥のない(すなわち、封止が「良好な」)注射器でどのように現れるかを示している。図13(b)は、指示線(破線で囲み、参照符号510bで示されている)が欠陥のある(すなわち、封止が「悪い」)注射器でどのように現れるかを示している。図示のように、注射器に欠陥のない、すなわち漏れがない場合、指示線の色がその上の封止線の色と異なっている。これに対して、欠陥があり、流体が止具14aの封止領域42aを通った場合、図13(b)の指示線は封止線と実質的に同じ色である。図13(a)及び図13(b)の接触部画像は、デジタル顕微鏡を用いて注射器の接触領域を画像化して得たが、装置100が注射器の全周のこのようなカラー画像データを収集するようになっていることが予期される。また、これは本発明の範囲内である。
他の側面では、本明細書で記載する注射器は、例えば、薬物及び生物製剤など異なる治療化合物と組み合わせて用いられてもよい。そのような治療化合物としては、これらに限定されないが、抗体、アンチセンス、RNA干渉、遺伝子治療、一次幹細胞及び胚性幹細胞、ワクチン、及びこれらの組み合わせが挙げられる。例えば、本明細書で記載する態様は、以下のいずれか又はすべてと組み合わせて用いてもよい。
細胞治療は以下の細胞を用いる。そのような細胞としては、元は内胚葉に由来する細胞(例えば、外分泌上皮細胞及びホルモン分泌細胞)、元は外胚葉に由来する細胞(例えば、角化上皮細胞、湿潤重層障壁上皮細胞、感覚変換器細胞、自律神経細胞、感覚器官及び末梢ニューロン支持細胞、中枢神経系神経細胞及びグリア細胞、レンズ細胞);主に中胚葉に由来する細胞(例えば、代謝細胞及び貯蔵細胞、障壁機能細胞(肺、腸、外分泌腺、及び尿生殖路));細胞外基質細胞、収縮性細胞、血液細胞及び免疫細胞、生殖細胞、ナース細胞、間質細胞、又はこれらの組み合わせが挙げられる。また、遺伝的、化学的、あるいは物理的に変化又は変性した細胞も本発明の範囲内と見なされる。
外分泌上皮細胞としては、これらに限定されないが、唾液腺粘液細胞、唾液腺#1、舌のフォン・エブネル腺細胞、乳腺細胞、涙腺細胞、耳の耳道腺細胞、エクリン腺暗細胞、エクリン腺明細胞、アポクリン腺細胞、瞼の睫毛腺細胞、皮脂腺細胞、鼻のホーマン腺細胞、十二指腸のブルンナー腺細胞、精嚢細胞、前立腺細胞、尿道球腺細胞、バルトリン腺細胞、尿道腺細胞、子宮内膜細胞、呼吸器及び胃腸管の単離杯細胞、胃粘膜細胞、胃腺酵素原細胞、胃腺酸分泌細胞、膵腺房細胞、小腸のパネート細胞、肺のII型肺細胞、肺のクララ細胞が挙げられる。ホルモン分泌細胞としては、これらに限定されないが、脳下垂体前葉細胞、脳下垂体中葉細胞、大型神経分泌ニューロン細胞、消化管及び呼吸管の細胞、甲状腺細胞、副甲状腺細胞、副腎皮質細胞、テストステロンを分泌する精巣のライディッヒ細胞、エストロゲンを分泌する卵胞の内莢膜細胞、プロゲステロンを分泌する破裂した卵胞の黄体細胞、傍糸球体細胞、腎臓の緻密斑細胞、腎臓の周極細胞、腎臓のメサンギウム細胞、膵島細胞が挙げられる。角化上皮細胞としては、これらに限定されないが、表皮性ケラチン産生細胞、表皮性基底細胞、手の爪及び足の爪のケラチン産生細胞、爪床基底細胞、髄様毛幹細胞、皮質毛幹細胞、クチクラ毛幹細胞、クチクラ毛根鞘細胞、ハクスリー層の毛根鞘細胞、ヘンレ層の毛根鞘細胞、外毛根鞘細胞、毛母細胞が挙げられる。湿潤重層障壁上皮細胞としては、これらに限定されないが、角膜、舌、口腔、食道、肛門管、遠位尿道、及び膣の上皮の重層扁平上皮及び基底細胞の表面上皮細胞、尿道上皮細胞が挙げられる。感覚変換器細胞としては、これらに限定されないが、コルチ器の内有毛細胞、コルチ器の外有毛細胞、嗅上皮の基底細胞、冷覚感覚一次知覚性ニューロン、熱覚感覚一次知覚性ニューロン、表皮のメルケル細胞、嗅覚受容神経,一次知覚性ニューロン、目の網膜の光受容体細胞、固有受容性一次知覚性ニューロン、触覚一次知覚性ニューロン、I型頚動脈小体細胞、II型頚動脈小体細胞、耳の前庭系のI型有毛細胞、耳のII型頚動脈小体細胞、I型味蕾細胞が挙げられる。自律神経細胞としては、これらに限定されないが、コリン作動性神経細胞、アドレナリン作動性神経細胞、ペプチド作動性神経細胞が挙げられる。感覚器官及び末梢ニューロン支持細胞としては、これらに限定されないが、コルチ器の内柱細胞、コルチ器の外柱細胞、コルチ器の内指節細胞、コルチ器の外指節細胞、コルチ器の境界細胞、コルチ器のヘンゼン細胞、前庭器支持細胞、味蕾支持細胞、嗅上皮支持細胞、シュワン細胞、衛星グリア細胞、腸グリア細胞が挙げられる。中枢神経系神経細胞及びグリア細胞としては、これらに限定されないが、アストロサイト、ニューロン細胞、希突起膠細胞、紡錘形神経細胞が挙げられる。レンズ細胞としては、これらに限定されないが、前部レンズ表皮細胞、結晶性レンズ繊維細胞が挙げられる。代謝及び貯蔵細胞としては、これらに限定されないが、脂肪細胞、肝脂肪細胞が挙げられる。障壁機能細胞としては、これらに限定されないが、腎臓壁細胞、腎臓糸球体上皮細胞、腎臓近位尿細管刷子縁細胞、ヘンレのループ細いセグメントの細胞、腎臓遠位尿細管細胞、腎臓集合管細胞、主細胞、間在細胞、I型肺胞上皮細胞、膵管細胞、平滑筋導管細胞、主細胞、間在細胞、管細胞、腸刷子縁細胞、外分泌腺線条導管細胞、胆嚢上皮細胞、精巣輸出管非線毛細胞、精巣上体主細胞、精巣上体基底細胞が挙げられる。細胞外基質細胞としては、これらに限定されないが、エナメル芽細胞、耳の前庭系の半月面上皮細胞、コルチ器歯間上皮細胞、疎性結合組織線維芽細胞、隔膜線維芽細胞、腱線維芽細胞、骨髄細網結合組織線維芽細胞、その他の非上皮線維芽細胞、周皮細胞、椎間板の髄核細胞、セメント芽細胞、象牙芽細胞、硝子軟骨細胞、線維軟骨細胞、弾性軟骨細胞、骨芽細胞,骨前駆細胞、目の硝子体の硝子体細胞、耳の外リンパ腔星細胞、肝臓星細胞、膵臓星細胞が挙げられる。収縮性細胞としては、これらに限定されないが、骨格筋細胞、衛星細胞、心筋細胞、平滑筋細胞、光彩の筋上皮細胞、外分泌腺の筋上皮細胞が挙げられる。血液細胞及び免疫細胞としては、これらに限定されないが、赤血球、巨核球、単球、結合組織マクロファージ、上皮ランゲルハンス細胞、破骨細胞、樹状細胞、小膠細胞、好中性顆粒球、好酸性顆粒球、好塩基性顆粒球、ハイブリドーマ細胞、肥満細胞、ヘルパーT細胞、サプレッサーT細胞、細胞傷害性T細胞、ナチュラルキラーT細胞、B細胞、ナチュラルキラー細胞、網赤血球、幹細胞及び血液及び免疫系に関わる前駆体が挙げられる。生殖細胞としては、これらに限定されないが、卵原細胞/卵母細胞、精子細胞、精母細胞、精原細胞、精子が挙げられる。ナース細胞としては、これらに限定されないが、卵巣濾胞細胞、セルトリ細胞、胸腺上皮細胞が挙げられる。間質細胞としては、これらに限定されないが、間質腎臓細胞及びこれらの組み合わせが挙げられる。
タンパク質標的又は遺伝子に対して作製された抗体、アンチセンス、RNA干渉、又は遺伝子治療の例としては、血管拡張性失調症変異タンパク質(Ataxia Telangiectasia Mutated)、腫瘍タンパク質p53、チェックポイントキナーゼ2、乳癌感受性タンパク質、二重鎖切断修復タンパク質、DNA修復タンパク質RAD50、Nibrin、p53結合タンパク質,DNA損傷チェックポイントタンパク質のメディエータ、H2AヒストンファミリーメンバーX、マイクロセファリン、C末端結合タンパク質1、染色体構造維持タンパク質1A;エステラーゼ;ホスファターゼが挙げられる。イオンチャネルとしては、これらに限定されないが、リガンドゲートイオンチャネル、電圧ゲートイオンチャネルが挙げられる。成長因子としては、これらに限定されないが、神経成長因子(NGF)、血管内皮成長因子(VEGF)、血小板由来成長因子(PDGF)、C−fos誘導成長因子(FIGF)、血小板活性化因子(PAF)、形質転換成長因子β(TGF−β)、骨形態形成タンパク質(BMP)、アクチビン、インヒビン、線維芽細胞成長因子(FGF)、顆粒球コロニー刺激因子(G−CSF)、顆粒球マクロファージコロニー刺激因子(GM−CSF)、グリア細胞株由来神経栄養因子(GDNF)、成長分化因子−9(GDF9)、上皮成長因子(EGF)、形質転換成長因子−α(TGF−α)、成長因子(KGF)、遊走刺激因子(MSF)、肝細胞成長因子様タンパク質(HGFLP)、肝細胞成長因子(HGF)、ヘパトーマ由来成長因子(HDGF)、インスリン様成長因子が挙げられる。Gタンパク質結合受容体(GPCR) としては、これらに限定されないが、以下のものが挙げられる。アデノシン受容体ファミリー、アドレナリン受容体ファミリー、アンジオテンシンII受容体、アペリン受容体、バソプレッシン受容体ファミリー、脳特異的血管新生阻害因子ファミリー、ブラジキニン受容体ファミリー、ボンベシン受容体ファミリー、補体成分3a受容体1、補体成分5a受容体1、カルシトニン受容体ファミリー、カルシトニン受容体様ファミリー、カルシウム感知受容体、コレシストキニンA受容体(CCK1)、コレシストキニンB受容体(CCK2)、ケモカイン(C−Cモチーフ)受容体ファミリー、スフィンゴシン−1−リン酸受容体ファミリー、コハク酸受容体、コリン作動性受容体ファミリー。ケモカイン様受容体ファミリー、カンナビノイド受容体ファミリー、コルチコトロピン放出ホルモン受容体ファミリー、プロスタグランジンD2受容体、ケモカインC−X3−C受容体ファミリー、ケモカイン(C−X−Cモチーフ)受容体ファミリー、バーキットリンパ腫受容体、ケモカイン(C−X−Cモチーフ)受容体ファミリー、システイニルロイコトリエン受容体2(CYSLT2)、ケモカイン受容体(FY)、ドーパミン受容体ファミリー、Gタンパク質結合受容体183(GPR183)、リゾホスファチド酸受容体ファミリー、エンドセリン受容体ファミリー、凝固因子II(凝固)受容体ファミリー、遊離脂肪酸受容体ファミリー、ホルミルペプチド受容体ファミリー、卵胞刺激ホルモン受容体(FSHR)、γ−アミノ酪酸(GABA)B受容体、ガラニン受容体ファミリー、グルカゴン受容体、成長ホルモン放出ホルモン受容体(GHRH)、グレリン受容体(グレリン)、成長ホルモン分泌促進因子受容体1b(GHSR1b)、胃抑制ポリペプチド受容体(GIP)、グルカゴン様ペプチド受容体ファミリー、性腺刺激ホルモン放出ホルモン受容体(GnRH)、ピログルタミン化RFアミドペプチド受容体(QRFPR)、Gタンパク質結合胆汁酸受容体1(GPBA)、ヒドロキシカルボン酸受容体ファミリー、リゾホスファチド酸受容体4(LPA4)リゾホスファチド酸受容体5(GPR92)、Gタンパク質結合受容体79偽遺伝子(GPR79)、ヒドロキシカルボン酸受容体1(HCA1)、Gタンパク質結合受容体(C5L2、FFA4、FFA4、FFA4、GPER、GPR1、GPR101、GPR107、GPR119、GPR12、GPR123、GPR132、GPR135、GPR139、GPR141、GPR142、GPR143、GPR146、GPR148、GPR149、GPR15、GPR150、GPR151、GPR152、GPR157、GPR161、GPR162、GPR17、GPR171、GPR173、GPR176、GPR18、GPR182、GPR20、GPR22、GPR25、GPR26、GPR27、GPR3、GPR31、GPR32、GPR35、GPR37L1、GPR39、GPR4、GPR45、GPR50、GPR52、GPR55、GPR6、GPR61、GPR65、GPR75、GPR78、GPR83、GPR84、GPR85、GPR88、GPR97、TM7SF1)、代謝型グルタミン酸受容体ファミリー、ガストリン放出ペプチド受容体(BB2)、オレキシン受容体ファミリー、ヒスタミン受容体ファミリー、5−ヒドロキシトリプタミン受容体ファミリー、KISS1由来ペプチド受容体(キスペプチン)、ロイシンリッチリピート含有Gタンパク質結合受容体ファミリー、黄体形成ホルモン/絨毛性ゴナドトロピン受容体(LH)、ロイコトリエンB4受容体(BLT1)、アデニル酸シクラーゼ活性化ポリペプチド1受容体1(mPAC1)、モチリン受容体、メラノコルチン受容体ファミリー、メラニン凝集ホルモン受容体1(MCH1)、神経ペプチドY1受容体(Y1)、神経ペプチドY2受容体(NPY2R)、オピオイド受容体ファミリー、オキシトシン受容体(OT)、P2Yプリン受容体12(mP2Y12)、P2Yプリン受容体6(P2Y6)、膵臓ポリペプチド受容体ファミリー、血小板活性化因子受容体ファミリー、プロスタグランジンE受容体ファミリー、プロスタノイドIP1受容体(IP1)、MAS関連GPRメンバーファミリー、ロドプシン(ロドプシン)、リラキシンファミリーペプチド受容体ファミリー、ソマトスタチン受容体ファミリー、タキキニン受容体ファミリー、メラトニン受容体ファミリー、ウロテンシン受容体ファミリー、血管作動性腸管ペプチド受容体1(mVPAC1)、ニューロメジンB受容体(BB1)、ニューロメジンU受容体1(NMU1)、神経ペプチドB/W受容体ファミリー、神経ペプチドFF受容体1(NPFF1)、神経ペプチドS受容体1(NPS受容体)、神経ペプチドY受容体ファミリー、ニューロテンシン受容体1(NTS1)、オプシン5(OPN5)、オピオイド受容体様受容体(NOP)、オキソエイコサノイド(OXE)受容体1(OXE)、オキソグルタル酸(α−ケトグルタル酸)受容体1(OXGR1)、プリン作動性受容体ファミリー、ピリミジン作動性受容体ファミリー、プロラクチン放出ホルモン受容体(PRRP)、プロキネチシン受容体ファミリー、血小板活性化受容体(PAF)、プロスタグランジンF受容体ファミリー、プロスタグランジンI2(プロスタサイクリン)受容体ファミリー、副甲状腺ホルモン受容体ファミリー、ムスカリン4(rM4)、プロスタノイドDP2受容体(rGPR44)、プロキネチシン受容体ファミリー、リラキシンファミリーペプチド受容体ファミリー、セクレチン受容体(セクレチン)、スムーズンド、Frizzledクラス受容体(スムーズンド)、トレースアミン関連受容体ファミリー、タキキニンファミリー、トロンボキサンA2受容体(TP)、サイロトロピン放出ホルモン受容体(TRH1)、甲状腺刺激ホルモン受容体(TSH)。
タンパク質キナーゼの例としては、これらに限定されないが、AP2関連キナーゼ、ヒトABL癌原遺伝子1非受容体チロシンタンパク質キナーゼファミリー、c−abl癌遺伝子1受容体チロシンキナーゼファミリー、v−ablアベルソンマウス白血病ウイルス癌遺伝子相同体2、アクチビンA受容体ファミリー、bc1錯体相同体シャペロン−ABC1活性(S.pombe)(ADCK3)、aarFドメイン含有キナーゼ4(ADCK4)、v−aktマウス胸腺腫ウイルス癌遺伝子相同体ファミリー、未分化リンパ腫受容体チロシンキナーゼファミリー、タンパク質キナーゼAファミリー、タンパク質キナーゼBファミリー、アンキリンリピート及びキナーゼドメイン含有1(ANKK1)NUAKファミリー−SNF1様キナーゼ、マイトジェン活性化タンパク質キナーゼキナーゼキナーゼファミリーオーロラキナーゼA(AURKA)、オーロラキナーゼB(AURKB)、オーロラキナーゼC(AURKC)、AXL受容体チロシンキナーゼ(AXL)、BMP2誘導性キナーゼ(BIKE)、Bリンパ球チロシンキナーゼ(BLK)、骨形成タンパク質受容体ファミリー、BMX非受容体チロシンキナーゼ(BMX)、v−rafマウス肉腫ウイルス癌遺伝子相同体B1(BRAF)、タンパク質チロシンキナーゼ6(BRK)、BRセリン/トレオニンキナーゼファミリー、Bruton無ガンマグロブリン血症チロシンキナーゼ(BTK)、カルシウム/カルモジュリン依存タンパク質キナーゼファミリー、サイクリン依存キナーゼファミリー、サイクリン依存キナーゼ様ファミリー、CHK1チェックポイント相同体(S.pombe)(CHEK1)、CHK2チェックポイント相同体(S.pombe)(CHEK2)、インスリン受容体アイソフォームA(INSR)、インスリン受容体アイソフォームB(INSR)、rho−相互作用セリン/トレオニンキナーゼ(CIT)、v−キットHardy−Zuckerman4ネコ肉腫ウイルス癌遺伝子相同体(KIT)、CDC様キナーゼファミリー肝細胞成長因子受容体(MET)、癌原遺伝子チロシン−タンパク質キナーゼ受容体、コロニー刺激因子ファミリー受容体、c−srcチロシンキナーゼ(CSK)、カゼインキナーゼファミリー、巨核球関連チロシンキナーゼ(CTK)、死亡関連タンパク質キナーゼファミリー、ダブルコルチン様キナーゼファミリー、ジスコイジンドメイン受容体チロシンキナーゼ、筋緊張性ジストロフィータンパク質キナーゼ(DMPK)、二重特異性チロシン−(Y)−リン酸化調節キナーゼファミリー、上皮成長因子受容体ファミリー、真核生物翻訳開始因子2−αキナーゼ1(EIF2AK1)、EPH受容体ファミリー、エフリン型A受容体ファミリー、エフリン型B受容体ファミリー、v−erb−b2赤芽球性白血病ウイルス癌遺伝子相同体ファミリー、マイトジェン活性化タンパク質キナーゼファミリー、小胞体−核シグナル伝達1(ERN1)、PTK2タンパク質チロシンキナーゼ2(FAK)、fer(fps/fes関連)チロシンキナーゼ(FER)、ネコ肉腫癌遺伝子(FES)、線維芽細胞成長因子受容体ファミリー、Gardner−Rasheedネコ肉腫ウイルス(v−fgr)癌遺伝子相同体(FGR)、fms関連チロシンキナーゼファミリー、Fms関連チロシンキナーゼファミリー、fyn関連キナーゼ(FRK)、SRC関連FYN癌遺伝子、サイクリンG関連キナーゼ(GAK)、真核生物翻訳開始因子2αキナーゼ、成長ホルモン受容体、Gタンパク質結合受容体キナーゼ1(GRK1)、Gタンパク質結合受容体キナーゼファミリー、グリコーゲンシンターゼキナーゼファミリー、生殖細胞関連2(haspin)(HASPIN)、造血細胞キナーゼ(HCK)、ホメオドメイン相互作用タンパク質キナーゼファミリー、マイトジェン活性化タンパク質キナーゼキナーゼキナーゼキナーゼファミリー、ホルモン情報調節Neu関連キナーゼ(HUNK)、腸細胞(MAK様)キナーゼ(ICK)、インスリン様成長因子1受容体(IGF1R)、保存ヘリックス−ループ−ヘリックスユビキタスキナーゼ(IKK−α)、B細胞キナーゼβファミリーのκ軽鎖ポリペプチド遺伝子転写促進因子阻害因子、インスリン受容体(INSR)、インスリン受容体関連受容体(INSRR)、インターロイキン−1受容体関連キナーゼファミリー、IL2誘導性T−細胞キナーゼ(ITK)、Janusキナーゼファミリー,キナーゼ挿入ドメイン受容体、v−キットHardy−Zuckerman4ネコ肉腫ウイルス癌遺伝子相同体、リンパ球特異性タンパク質チロシンキナーゼ(LCK)、LIMドメインキナーゼファミリー、セリン/トレオニンキナーゼファミリー、ロイシンリッチリピートキナーゼファミリー、v−yes−1ヤマグチ肉腫ウイルス関連癌遺伝子相同体(LYN)、オス生殖細胞関連キナーゼ(MAK)、MAP/微小管親和性調節キナーゼファミリー、微小管関連セリン/トレオニンキナーゼファミリー、母系胚性ロイシンジッパーキナーゼ、c−mer癌原遺伝子チロシンキナーゼ(MERTK)、met癌原遺伝子(肝細胞成長因子受容体)、MAPキナーゼ相互作用セリン/トレオニンキナーゼファミリー、ミオシン軽鎖キナーゼファミリー、混合系統キナーゼドメイン様タンパク質アイソフォーム、CDC42結合タンパク質キナーゼファミリー、セリン/トレオニンキナーゼファミリー、マクロファージ刺激1受容体(c−met関連チロシンキナーゼ)(MST1R)、ラパマイシン(セリン/トレオニンキナーゼ)機械的標的(MTOR)、筋肉−骨格受容体チロシンキナーゼ(MUSK)、ミオシン軽鎖キナーゼファミリー、NIMA(有糸分裂遺伝子aにはない)関連キナーゼファミリー、セリン/トレオニン−タンパク質キナーゼNIM1(NIM1)、ネモ様キナーゼ(NLK)、酸化ストレス応答性1(OSR1)、p21タンパク質(Cdc42/Rac)活性化キナーゼファミリー、PASドメイン含有セリン/トレオニンキナーゼ、血小板由来成長因子受容体ファミリー、3−ホスホイノシチド依存タンパク質キナーゼ−1(PDPK1)、カルシウム依存タンパク質キナーゼ1、ホスホリラーゼキナーゼγファミリー、ホスファチジルイノシトール4,5−ビスホスファート3キナーゼ、ホスホイノシチド−3キナーゼファミリー、ホスファチジルイノシトール4キナーゼファミリー、ホスホイノシチドキナーゼ、FYVEフィンガー含有、Pim−1癌遺伝子(PIM1)、pim−2癌遺伝子(PIM2)、pim−3癌遺伝子(PIM3)、ホスファチジルイノシトール−4−ホスファート5キナーゼファミリー、ホスファチジルイノシトール−5−ホスファート4キナーゼファミリータンパク質キナーゼ、膜関連チロシン/トレオニン1(PKMYT1)、タンパク質キナーゼNファミリー、ポロ様キナーゼファミリー、タンパク質キナーゼCファミリー、タンパク質キナーゼDファミリー、cGMP依存タンパク質キナーゼファミリー、真核生物翻訳開始因子2−αキナーゼ2(PRKR)、X結合タンパク質キナーゼ(PRKX)、プロラクチン受容体(PRLR)、PRP4・mRNA前駆体処理因子4相同体B(酵母菌)(PRP4)、PTK2Bタンパク質チロシンキナーゼ2β(PTK2B)、SIKファミリーキナーゼ3(QSK)、v−raf−1マウス白血病ウイルス癌遺伝子相同体1(RAF1)、神経栄養チロシンキナーゼ受容体型ファミリー、受容体(TNFRSF)相互作用セリン−トレオニンキナーゼファミリー、二重セリン/トレオニン及びチロシンタンパク質キナーゼ(RIPK5)、Rho関連コイルドコイル含有タンパク質キナーゼファミリー、c−ros癌遺伝子1受容体チロシンキナーゼ(ROS1)、リボソームタンパク質S6キナーゼファミリー、SH3結合ドメインキナーゼ1(SBK1)、血清/グルココルチコイド調節キナーゼファミリー、性質不明で推定のセリン/トレオニンタンパク質キナーゼ(Sugenキナーゼ110)(SgK110)、塩誘導性キナーゼファミリー、SNF関連キナーゼ(SNRK)、src関連キナーゼ、SFRSタンパク質キナーゼファミリー、脾臓チロシンキナーゼ(SYK)、TAOキナーゼファミリー、TANK結合キナーゼ1(TBK1)、tecタンパク質チロシンキナーゼ(TEC)、睾丸特異性キナーゼ1(TESK1)、形質転換成長因子、β受容体ファミリー、免疫グロブリン様及びEGF様ドメイン1を有するチロシンキナーゼ(TIE1)、TEKチロシンキナーゼ、内皮(TIE2)、アンジオポイエチン−1受容体(Tie2)、tousled様キナーゼファミリー、TRAF2及びNCK相互作用キナーゼ(TNIK),非受容体チロシンキナーゼファミリー、TNNI3相互作用キナーゼ(TNNI3K)、過渡受容体電位陽イオンチャネル、睾丸特異性セリンキナーゼファミリー、TTKタンパク質キナーゼ(TTK)、TXKチロシンキナーゼ(TXK)、チロシンキナーゼ2(TYK2)、TYRO3タンパク質チロシンキナーゼ(TYRO3)、unc−51様キナーゼファミリー、ホスファチジルイノシトール3−キナーゼ、ワクチニア関連キナーゼ2(VRK2)、WEE1相同体ファミリー、WNKリシン欠損タンパク質キナーゼファミリー、v−yes−1ヤマグチ肉腫ウイルス癌遺伝子相同体1(YES)、殺菌αモチーフ及びロイシンジッパー含有キナーゼAZK(ZAK)、ζ鎖(TCR)関連タンパク質キナーゼ70kDa(ZAP70)。
核ホルモン受容体としては、これらに限定されないが、以下のものが挙げられる。アンドロゲン受容体(AR)、エストロゲン関連受容体α(ESRRA)、エストロゲン受容体1(ESR1)、核受容体サブファミリー1グループHメンバー4(NR1H4)、核受容体サブファミリー3グループCメンバー1(グルココルチコイド受容体)(NR3C1)、核受容体サブファミリー1グループHメンバー3(肝臓X受容体α)(NR1H3)、核受容体サブファミリー1グループHメンバー2(肝臓X受容体β)(NR1H2)、核受容体サブファミリー1グループHメンバー2(肝臓X受容体β)(NR1H2)、核受容体サブファミリー3グループCメンバー2(電解質コルチコイド受容体)(NR3C2)、ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体α(PPARA)、ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体γ(PPARG)、ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体δ(PPARD)、プロゲステロン受容体α(PGR)、プロゲステロン受容体β(PGR)、レチノイン酸受容体α(RARA)、レチノイン酸受容体−β(RARB)、レチノイドX受容体α(RXRA)、レチノイドX受容体γ(RXRG)、甲状腺ホルモン受容体α(THRA)、甲状腺ホルモン受容体β(THRB)、レチノイン酸関連オーファン受容体、肝臓X受容体、ファルネソイドX受容体、ビタミンD受容体、プレグナンX受容体、構成的アンドロスタン受容体、肝細胞核因子4、エストロゲン受容体、エストロゲン関連受容体、糖質コルチコイド受容体、神経成長因子誘導遺伝子B、生殖細胞核因子。エピジェネティック標的としては、これらに限定されないが、以下のものが挙げられる。ATPaseファミリーAAAドメイン含有タンパク質2(ATAD2A)、ATPaseファミリーAAAドメイン含有2B(ATAD2B)、ATPaseファミリーAAAドメイン含有2B(ATAD2B)、ジンクフィンガードメイン1A隣接ブロモドメイン(BAZ1A)、ジンクフィンガードメイン1B隣接ブロモドメイン(BAZ1B)、ジンクフィンガードメイン2Aブロモドメイン(BAZ2A)、ジンクフィンガードメイン2A隣接ブロモドメイン(BAZ2A)、ジンクフィンガードメイン2B隣接ブロモドメイン(BAZ2B)、ブロモドメイン含有タンパク質1(BRD1)、ブロモドメイン含有タンパク質2第一ブロモドメイン(BRD2)、ブロモドメイン含有タンパク質2第一及び第二ブロモドメイン(BRD2)、ブロモドメイン含有タンパク質2アイソフォーム1ブロモドメイン2(BRD2(2))、ブロモドメイン含有タンパク質3ブロモドメイン1(BRD3(1))、ブロモドメイン含有タンパク質3第一ブロモドメイン(BRD3)、ブロモドメイン含有タンパク質3第一及び第二ブロモドメイン(BRD3)、ブロモドメイン含有タンパク質3ブロモドメイン2(BRD3(2))、ブロモドメイン含有タンパク質4第一ブロモドメイン(BRD4)、ブロモドメイン含有タンパク質4アイソフォームlong型ブロモドメイン1及び2(BRD4(1−2))、ブロモドメイン含有タンパク質4アイソフォームlong型ブロモドメイン2(BRD4(2))、ブロモドメイン含有タンパク質4アイソフォームshort型(BRD4(全長−short型アイソフォーム))、ブロモドメイン含有タンパク質7(BRD7)、ブロモドメイン含有8ブロモドメイン1(BRD8(1))、ブロモドメイン含有8ブロモドメイン2(BRD8(2))、ブロモドメイン含有タンパク質9アイソフォーム1(BRD9)、ブロモドメイン含有睾丸特異性第一ブロモドメイン(BRDT)、ブロモドメイン含有睾丸特異性第一及び第二ブロモドメイン(BRDT)、ブロモドメイン睾丸特異性タンパク質アイソフォームbブロモドメイン2(BRDT(2))、ブロモドメイン及びPHDフィンガー含有1(BRPF1)、ブロモドメイン及びPHDフィンガー含有3(BRPF3)、ブロモドメイン及びPHDフィンガー含有3(BRPF3)、ブロモドメイン及びWDリピート含有3第2ブロモドメイン(BRWD3(2))、猫眼症候群重要領域 タンパク質2(CECR2)、CREB結合タンパク質(CREBBP)、E1A結合タンパク質p300(EP300)、EP300(EP300)、ヌクレオソームリモデリング因子サブユニットBPTFアイソフォーム1(FALZ)、ヌクレオソームリモデリング因子サブユニットBPT(FALZ)、真性染色質ヒストンリシンN−メチルトランスフェラーゼ2(EHMT2)、ヒストンアセチルトランスフェラーゼKAT2A(GCN5L2)、真性染色質ヒストンリシンN−メチルトランスフェラーゼ1(EHMT1)、ヒストンリシンN−メチルトランスフェラーゼMLL(MLL)、ポリブロモ1第一ブロモドメイン(PB1(1))、ポリブロモ1第二ブロモドメイン(PB1(2))、ポリブロモ1ブロモドメイン2(PBRM1(2))、ポリブロモ1ブロモドメイン5(PBRM1(5))、ヒストンアセチルトランスフェラーゼKAT2B(PCAF)、PH相互作用タンパク質第一ブロモドメイン(PHIP(1))、PH相互作用タンパク質第二ブロモドメイン(PHIP(2))、タンパク質キナーゼC結合タンパク質1(PRKCBP1)、タンパク質アルギニンN−メチルトランスフェラーゼ3(PRMT3)、クロマチンサブファミリーaメンバー2のSWI/SNF関連マトリックス関連アクチン依存調節因子(SMARCA2)、クロマチンサブファミリーaメンバー4のSWI/SNF関連マトリックス関連アクチン依存調節因子(SMARCA4)、核内構造体タンパク質SP110(SP110)、核内構造体タンパク質SP140(SP140)、転写開始因子TFIIDサブユニット1(TAF1(1−2))、TAF1・RNAポリメラーゼII−TATAボックス結合タンパク質(TBP)関連因子−250kDa−ブロモドメイン2(TAF1(2))、転写開始因子TFIIDサブユニット1様第一ブロモドメイン(TAF1L(1))、転写開始因子TFIIDサブユニット1様−第二ブロモドメイン(TAF1L(2))、三要素モチーフ含有24(TRIM24(ブロモ))、三要素モチーフ含有24(TRIM24(PHDブロモ))、E3ユビキチンタンパク質リガーゼTRIM33(TRIM33)、三要素モチーフ含有33(TRIM33(PHD−ブロモ))、WDリピート9第一ブロモドメイン(WDR9(1))、WDリピート9第二ブロモドメイン(WDR9(2))。膜輸送タンパク質としては、これらに限定されないが、以下のものが挙げられる:ATP結合カセット(ABC)スーパーファミリー、溶質輸送体(SLC)スーパーファミリー、多剤耐性タンパク質1(P−グリコタンパク質)、有機陰イオン輸送体1、及びタンパク質、例えば、EAAT3、EAAC1、EAAT1、GLUT1、GLUT2、GLUT9、GLUT10、rBAT、AE1、NBC1、KNBC、CHED2、BTR1、NABC1、CDPD、SGLT1、SGLT2、NIS、CHT1、NET、DAT、GLYT2、CRTR、B0AT1、SIT1、XT3、y+LAT1、BAT1、NHERF1、NHE6、ASBT、DMT1、DCT1、NRAMP2、NKCC2、NCC、KCC3、NACT、MCT1、MCT8、MCT12、SLD、VGLUT3、THTR1、THTR2、PIT2、GLVR2、OCTN2、URAT1、NCKX1、NCKX5、CIC、PiC、ANT1、ORNT1、AGC1、ARALAR、Citrin、STLN2、aralar2、TPC、MUP1、MCPHA、CACT、GC1、PHC、DTD、CLD、DRA、PDS、Prestin、TAT1、FATP4、ENT3、ZnT2、ZnT10、AT1、NPT2A、NPT2B、HHRH、CST、CDG2F、UGAT、UGTL、UGALT、UGT1、UGT2、FUCT1、CDG2C、NST、PAT2、G6PT1、SPX4、ZIP4、LIV4、ZIP13、LZT−Hs9、FPN1、MTP1、IREG1、RHAG、AIM1、PCFT、FLVCR1、FLVCR2、RFT1、RFT2、RFT3、OATP1B1、OATP1B3、OATP2A1。構造タンパク質としては、これらに限定されないが、熱ショックタンパク質、微小管安定化タンパク質、癌タンパク質18、スタスミン、キネシン8及びキネシン14ファミリー、Kip3、Kif18Aが挙げられる。プロテアーゼとしては、これらに限定されないが、ADAM(ジスインテグリン及び金属プロテアーゼ)ファミリーが挙げられる。シグナル伝達の他の分子標的としては、これらに限定されないが、細胞分裂周期遺伝子25相同体A(CDC25A)、フォークヘッドボックスタンパク質O3(フォークヘッドボックスタンパク質O3)、B細胞阻害因子のκ軽鎖ポリペプチド遺伝子転写促進因子の核因子、α(NFKBIA)、核因子(赤血球由来2)様2(NFE2L2)、ナトリウム排泄増加ペプチド受容体A(NPR1)、腫瘍壊死因子受容体スーパーファミリー、メンバー11a(TNFRSF11A)、v−rel細網内皮症ウイルス癌遺伝子相同体A(鳥類)(RELA)、ステロール調節因子元素結合転写因子2(SREBF2)、CREB調節転写共活性因子1(CRTC1)、CREB調節転写共活性因子2(CRTC2)、Xボックス結合タンパク質1(XBP1)、カテニン(カドヘリン関連タンパク質),β1(CTNNB1)、及びこれらの組み合わせ。
周知の生物製剤としては、これらに限定されないが、以下のものが挙げられる。アブボシナギス(Abbosynagis)、アベグリン(Abegrin)、アクテムラ(Actemra)、タカツズマブ(AFP-Cide)、アントバ(Antova)、アルゼッラ(Arzerra)、Aurexis、アバスチン(Avastin)、ベリブマブ(Benlysta)、ベキサール(Bexxar)、Blontress、メポリズマブ(Bosatria)、アレムツズマブ(Campath)、ラベツズマブ(CEA-Cide)、CEA-Scan、シムジア(Cimzia)、サイラムザ(Cyramza)、Ektomab、セツキシマブ(Erbitux)、ビシロマブ(FibriScint)、オビヌツズマブ(Gazyva)、ハーセプチン、クリバツズマブテトラキセタン(hPAM4-Cide)、ボツムマブ(HumaSPECT)、ザノリムマブ(HuMax-CD4)、ザルツムマブ(HuMax-EGFr)、アダリムマブ(Humira)、フォントリズマブ(HuZAF)、ペンテト酸アルツモマブ(Hybri-ceaker)、カナキヌマブ(Ilaris)、イゴボマブ(Indimacis-125)、カドサイラ、アレムツズマブ(Lemtrada)、ルークアレスト(LeukArrest)、スレソマブ(LeukoScan)、ラニビズマブ(Lucentis)、Lymphomun、リンフォスキャン(LymphoScan)、ベリムマブ(LymphoStat-B)、リツキシマブ(MabThera)、エフングマブ(Mycograb)、ゲムツズマブオゾガマイシン(Mylotarg)、イムシロマブ(Myoscint)、テクネチウムファノレソマブ(NeutroSpec)、モタビズマブ(Numax)、ヌヴィオン(Nuvion)、ペルツズマブ(Omnitarg)、オプジーボ(Opdivo)、ムロモナブ‐CD3(Orthoclone OKT3)、OvaRex、Panorex、デノスマブ(Prolia)、カプロマブペンデチド(Prostascint)、エファリズマブ(Raptiva),インフリキシマブ(Remicade)、カツマキソマブ(Removab)、Rencarex、アブシキシマブ(ReoPro)、エルツマキソマブ(Rexomun)、リツキシマブ(Rituxan)、トシリズマブ(RoActemra)、99mTc‐ベシレソマブ(Scintimun)、ゴリムマブ(Simponi)、バシリキシマブ(Simulect)、エクリズマブ(Soliris)、ウステキヌマブ(Stelara)、パリビズマブ(Synagis)、Tactress、ニモツズマブ(Theracim)、ペムツモマブ(Theragyn)、ニモツズマブ(Theraloc)、ナタリズマブ(Tysabri)、パニツムマブ(Vectibix)、ノフェツモマブ(Verluma)、オマリズマブ(Xolair)、イピリムマブ(Yervoy)、ダクリズマブ(Zenapax)、及びイブリツモマブ チウキセタン(Zevalin)、又は組み合わせ。
周知のモノクロナール抗体としてはこれらに限定されないが、以下のものが挙げられる。3F8、8H9、アバゴボマブ、アブシキマブ、アビツズマブ、アブリルマブ、アクトクスマブ、アダリムマブ、アデカツムマブ、アデュカヌマブ、アファセビクマブ、アフェリモマブ、アフツズマブ、アラシズマブペゴル、ALD518、ALD403、アレムツズマブ、アリロクマブ、アルツモマブペンテテート、アマツキシマブ、AMG334、アナツモマブマフェナトクス、アネツマブラブタンシン、アニフロムマブ、アンルキンズマブ、アポリズマブ、アルシツモマブ、アスクリンバクマブ、アセリズマブ、アテゾリズマブ、アチヌマブ、アトリズマブ、アトロリムマブ、アベルマブ、バピニュウズマブ、バシリキシマブ、バビツキシマブ、ベクツモマブ、ベゲロマブ、ベリムマブ、ベンラリズマブ、ベルチリムマブ、ベシレソマブ、ベバシズマブ、ベズロトクスマブ、ビシロマブ、ビマグルマブ、ビメキズマブ、ビバツヅマブメルタンシン、ブレセルマブ、ブリナツモマブ、ブロンツベトマブ、ブロソズマブ、ボコシズマブ、ブラジクマブ、ブレンツキシマブベドチン、ブリアキヌマブ、ブロダルマブ、ブロルシズマブ、ブロンチクツズマブ、ブロスマブ、カビラリズマブ、カナキヌマブ、カンツズマブメルタンシン、カンツズマブ ラブタンシン、カプラシズマブ、カプロマブペンデチド、カルルマブ、カロツキシマブ、カツマキソマブ、cBR96−ドキソルビシン免疫複合体、セデリズマブ、セルグツズマブアムナロイキン、セルトリズマブペゴル、セツキシマブ、シタツズマブボガトクス、シクスツムマブ、クラザキズマブ、クレノリキシマブ、クリバツズマブテトラキセタン、コドリツズマブ、コルツキシマブラブタンシン、コナツムマブ、コンシズマブ、CR6261、クレネズマブ、クロテデュマブ(Crotedumab)、ダセツズマブ、ダクリズマブ、ダロツズマブ、ダピロリズマブペゴル、ダラツムマブ、デクトレクマブ、デムシズマブ、デニンツズマブマホドチン、デノスマブ、デパツキシズマブマホドチン、デルロツキシマブビオチン、デツモマブ、ジヌツキシマブ、ジリダブマブ、ドマグロズマブ、ドルリモマブアリトクス、ドロジツマブ、デュリゴツマブ、デュピルマブ、デュルバルマブ、ドゥシギツマブ、エクロメキシマブ、エクリズマブ、エドバコマブ、エドレコロマブ、エファリズマブ、エファングマブ、エルデルマブ、エルゲムツマブ、エロツズマブ、エルシリモマブ、エマクツズマブ、エミベツズマブ、エミシズマブ、エナバツズマブ、エンフォルツマブベドチン、エンリモマブペゴル、エノブリツズマブ、エノキズマブ、エノチクマブ、エンシツキシマブ、エピツモマブシツキセタン、エプラツズマブ、エレヌマブ、エルリズマブ、エルツマキソマブ、エタラシズマブ、エトロリズマブ、エビナクマブ、エボロクマブ、エキスビビルマブ、ファノレソマブ、ファラリモマブ、ファレツズマブ、ファシヌマブ、FBTA05、フェルビズマブ、フェザキヌマブ、フィバツズマブ、フィクラツズマブ、フィギツムマブ、フィリブマブ、フランボツマブ、フレチクマブ、フォントリズマブ、フォラルマブ、フォラビルマブ、フレソリムマブ、フルラヌマブ、フツキシマブ、ガルカネズマブ、ガリキシマブ、ガニツマブ、ガンテネルマブ、ガビリモマブ、ゲムツズマブオゾガマイシン、ゲボキズマブ、ギレンツキシマブ、グレンバツムマブベドチン、ゴリムマブ、ゴミリキシマブ、グセルクマブ、イバリズマブ、イブリツモマブチウキセタン、イクルクマブ、イダルシズマブ、イゴボマブ、IMA−638、IMAB362、イマルマブ、イミシロマブ、イムガツズマブ、インクラクマブ、インダツキシマブラブタンシン、インデュサツマブベドチン、イネビリズマブ、インフリキシマブ、イノリモマブ、イノツズマブオゾガマイシン、インテツムマブ、イピリムマブ、イラツムマブ、イサツキシマブ、イトリズマブ、イキセキズマブ、ケリキシマブ、ラベツズマブ、ランブロリズマブ、ランパリズマブ、ラナデルマブ、ランドグロツマブ、ラプリツキシマブエムタンシン、LBR−101/PF0442g7429、レブリキズマブ、レマレソマブ、レンダリズマブ、レンジルマブ、レルデリムマブ、レクサツムマブ、リビビルマブ、リファスツズマブベドチン、リゲリズマブ、リロトマブサテトラキセタン、リンツズマブ、リリルマブ、ロデルシズマブ、ロキベトマブ、ロルボツズマブメルタンシン、ルカツムマブ、ルリズマブペゴル、ルミリキシマブ、ルムレツズマブ、LY2951742、マパツムマブ、マルジェツキシマブ、マスリモマブ、マツズマブ、マブリリムマブ、メポリズマブ、メテリムマブ、ミラツズマブ、ミンレツモマブ、ミルベツキシマブソラブタンシン、ミツモマブ、モガムリズマブ、モナリズマブ、モロリムマブ、モタビズマブ、モキセツモマブシュードトクス、ムロモナブ−CD3、ナコロマブタフェナトクス、ナミルマブ、ナプツモマブエスタフェナトクス、ナラツキシマブエムタンシン、ナルナツマブ、ナタリズマブ、ナビシキシズマブ、ナビブマブ、ネバクマブ、ネシツムマブ、ネモリズマブ、ネレリモマブ、ネスバクマブ、ニモツズマブ、ニボルマブ、ノフェツモマブメルペンタン、オビルトキサキシマブ、オビヌツズマブ、オカラツズマブ、オクレリズマブ、オデュリモマブ、オファツムマブ、オララツマブ、オロキズマブ、オマリズマブ、オナルツズマブ、オンツキシズマブ、オピシヌマブ、オポルツズマブモナトクス、オレゴボマブ、オルチクマブ、オテリキシズマブ、オトレルツズマブ、オキセルマブ、オザネズマブ、オゾラリズマブ、パジバキシマブ、パリビズマブ、パムレブルマブ、パニツムマブ、パンコマブ、パノバクマブ、パルサツズマブ、パスコリズマブ、パソツキシズマブ、パテクリズマブ、パトリツマブ、ペムブロリズマブ、ペムツモマブ、ペラキズマブ、ペルツズマブ、ペキセリズマブ、ピディリズマブ、ピナツズマブベドチン、ピンツモマブ、プラクルマブ、プロザリズマブ、ポガリズマブ、ポラツズマブベドチン、ポネズマブ、プレザリズマブ、プリリキシマブ、プリトキサキシマブ、プリツムマブ、PRO140、キリズマブ、ラコツモマブ、ラドレツマブ、ラフィビルマブ、ラルパンシズマブ、ラムシルマブ、ラニビズマブ、ラキシバクマブ、レファネズマブ、レガビルマブ、レスリズマブ、リロツムマブ、リヌクマブ、リサンキズマブ、リツキシマブ、リババズマブペゴル、ロバツムマブ、ロレデュマブ、ロモソズマブ、ロンタリズマブ、ロバルピツズマブテシリン、ロベリズマブ、ルプリズマブ、サシツズマブゴビテカン、サマリズマブ、サペリズマブ、サリルマブ、サツモマブペンデチド、セクキヌマブ、セリバンツマブ、セトキサキシマブ、セヴィルマブ、SGN−CD19A、SGN−CD33A、シブロツズマブ、シファリムマブ、シルツキシマブ、シムツズマブ、シプリズマブ、シルクマブ、ソフィツズマブベドチン、ソラネズマブ、ソリトマブ、ソネプシズマブ、ソンツズマブ、スタムルマブ、スレソマブ、スビズマブ、タバルマブ、タカツズマブテトラキセタン、タドシズマブ、タリズマブ、タムツベツマブ、タネズマブ、タプリツモマブパプトックス、タレクスツマブ、テフィバズマブ、テリモマブアリトクス、テナツモマブ、テネリキシマブ、テプリズマブ、テプロツムマブ、テシドルマブ、テツロマブ、テゼペルマブ、TGN1412、チシリムマブ、ティガツズマブ、チルドラキズマブ、チモルマブ、チソツマブベドチン、TNX−650、トシリズマブ、トラリズマブ、トサトクスマブ、トシツモマブ、トベツマブ、トラロキヌマブ、トラスツズマブ、トラスツズマブエムタンシン、TRBS07、トレガリズマブ、トレメリムマブ、トレボグルマブ、ツコツズマブセルモロイキン、ツビルマブ、ウブリツキシマブ、ウロクプルマブ、ウレルマブ、ウルトキサズマブ、ウステキヌマブ、ウトミルマブ、バダスツキシマブタリリン、バンドルツズマブベドチン、バンチクツマブ、バヌシズマブ、バパリキシマブ、バルリルマブ、バテリズマブ、ベドリズマブ、ベルツズマブ、ベパリモマブ、ベセンクマブ、ビシリズマブ、ボバリリズマブ、ボロシキシマブ、ボルセツズマブマホドチン、ボツムマブ、キセンツズマブ、ザルツムマブ、ザノリムマブ、ザツキシマブ、ジラリムマブ、及びゾリモマブアリトクス、又はこれらの組み合わせ。
ウイルス性疾患用に開発されたワクチンとしては、これらに限定されないが、以下のものが挙げられる:A型肝炎ワクチン、B型肝炎ワクチン、E型肝炎ワクチン、HPVワクチン、インフルエンザワクチン、日本脳炎ワクチン、MMRワクチン、MMRVワクチン、ポリオワクチン、狂犬病ワクチン、ロタウイルスワクチン、水痘ワクチン、帯状疱疹ワクチン、天然痘ワクチン、黄熱ワクチン、アデノウイルスワクチン、コクサッキーウイルスB群ワクチン、サイトメガロウイルスワクチン、ヒトデングワクチン、ヒト東部ウマ脳炎ウイルスワクチン、エボラワクチン、エンテロウイルス71ワクチン、エプスタイン・バーワクチン、C型肝炎ワクチン、HIVワクチン、ヒトHTLV−1 Tリンパ向性白血病ワクチン、マールブルグウイルス病ワクチン、ノロウイルスワクチン、ヒト呼吸器合胞体ウイルスワクチン、重症急性呼吸器症候群(SARS)ワクチン、ヒト西ナイルウイルスワクチン。バクテリア性疾患用に開発されたワクチンとしては、これらに限定されないが、以下のものが挙げられる:炭疽菌ワクチン、DPTワクチン、Q熱ワクチン、Hibワクチン、結核(BCG)ワクチン、髄膜炎菌性ワクチン、腸チフスワクチン、肺炎球菌複合体ワクチン、肺炎球菌多糖ワクチン、コレラワクチン、齲蝕ワクチン、エールリヒア症ワクチン、ハンセン病ワクチン、ライム病病気ワクチン、黄色ブドウ球菌ワクチン、化膿連鎖球菌ワクチン、梅毒ワクチン、ツラレミアワクチン、ペスト菌ワクチン・寄生虫性疾患用に開発されたワクチンとしては、これらに限定されないが、マラリアワクチン、住血吸虫症ワクチン、シャーガス病ワクチン、鉤虫ワクチン、ヒトオンコセルカ症河川盲目症、トリパノソーマ症ワクチン、内臓リーシュマニア症ワクチンが挙げられる。非伝染病としては、これらに限定されないが、アルツハイマー病アミロイドタンパク質ワクチン、乳癌ワクチン、卵巣癌ワクチン、前立腺癌ワクチン、タリモジンラヘルパレプベク(T−VEC)が挙げられる。またワクチンとしては、これらに限定されないが、以下の商品名が挙げられる:ACAM2000、ActHIB、Adacel、Afluria、AFLURIA QUADRIVALENT、Agriflu、BCG Vaccine、BEXSERO、Biothrax、Boostrix、Cervarix、Comvax、DAPTACEL、DECAVAC、Engerix-B、FLUAD、Fluarix、Fluarix Quadrivalent、Flublok、Flucelvax、Flucelvax Quadrivalent、FluLaval、FluMist、FluMist Quadrivalent、Fluvirin、Fluzone Quadrivalent、Fluzone、Fluzone High-Dose and Fluzone Intradermal、Gardasil、Gardasil 9、Havrix、Hiberix、Imovax、Infanrix、IPOL、Ixiaro、JE-Vax、KINRIX、Menactra、MenHibrix、Menomune-A/C/Y/W-135、Menveo、M-M-R II、M-M-Vax、Pediarix、PedvaxHIB、Pentacel、Pneumovax 23、Poliovax、Prevnar、Prevnar 13、ProQuad、Quadracel、Quadrivalent、RabAvert、Recombivax HB、ROTARIX、RotaTeq、TENIVAC、TICE BCG、Tripedia、TRUMENBA、Twinrix、TYPHIM Vi、VAQTA、Varivax、Vaxchora、Vivotif、YF-Vax、Zostavax、及びこれらの組み合わせ。
注射可能な薬物としては、これらに限定されないが、以下のものが挙げられる:Ablavar(ガドホスベセット三ナトリウム注射液)、Abarelix Depot、ボツリヌストキシンA注射液(Dysport)、ABT-263、ABT-869、ABX-EFG、Accretropin(ソマトロピン注射液)、Acetadote(アセチルシステイン注射液)、アセタゾラミド注射液、アセチルシステイン注射液(Acetadote)、Actemra(トシリズマブ注射液)、Acthrel(注射用コルチコレリンオウバイントリフルタート)、Actummune、Activase、注射用Acyclovir(Zovirax注射液)、[0137]、Adacel、Adalimumab、Adenoscan(アデノシン注射液)、アデノシン注射液(Adenoscan)、Adrenaclick、AdreView(ヨーベングアン1123注射液、静脈内投与用)、Afluria、Ak-Fluor(フルオレセイン注射液)、Aldurazyme(ラロニダーゼ)、アルグルセラーゼ注射液(Ceredase)、Alkeran注射液(メルファランHcl注射液)、注射用アロプリノールナトリウム(Aloprim)、Aloprim(注射用アロプリノールナトリウム)、アルプロスタジル、Alsuma(スマトリプタン注射液)、ALTU-238、アミノ酸注射液、Aminosyn、Apidra、Apremilast、注射用アルプロスタジル二室系(Caverject Impulse)、AMG009、AMG076、AMG102、AMG108、AMG114、AMG162、AMG220、AMG221、AMG222、AMG223、AMG317、AMG379、AMG386、AMG403、AMG477、AMG479、AMG517、AMG531、AMG557、AMG623、AMG655、AMG706、AMG714、AMG745、AMG785、AMG811、AMG827、AMG837、AMG853、AMG951、アミオダロンHCl注射液(アミオダロンHCl注射液)、アモバルビタールナトリウム注射液(Amytal Sodium)、Amytal Sodium(アモバルビタールナトリウム注射液)、アナキンラ、Anti-Abeta、Anti-Beta7、Anti-Beta20、Anti-CD4、Anti-CD20、Anti-CD40、Anti-IFNα、Anti-IL13、Anti-OX40L、Anti-oxLDS、Anti-NGF、Anti-NRP1、Arixtra、Amphadase(ヒアルロニダーゼ注射液)、Ammonul(フェニル酢酸ナトリウム及び安息香酸ナトリウムの注射液)、Anaprox、Anzemet注射液(メシル酸ドラセトロン注射液)、Apidra(インスリングルリジン[rDNA由来]注射液)、Apomab、Aranesp(ダルベポエチンα)、Argatroban(アルガトロバン注射液)、塩酸アルギニン注射液(R-Gene 10、Aristocort、Aristospan、亜ヒ酸注射液(Trisenox)、Articane HCl及びエピネフリン注射液(Septocaine)、Arzerra(オファツムマブ注射液)、Asclera(ポリドカノール注射液)、Ataluren、Ataluren-DMD、アテノロール注射液(Tenormin静脈内注射液)、Atracurium Besylate注射液(ベシル酸アトラクリウム注射液)、Avastin、Azactam注射液(アズトレオナム注射液)、アジスロマイシン(Zithromax注射液)、アズトレオナム注射液(Azactam注射液)、バクロフェン注射液(Lioresal Intrathecal)、Bacteriostatic Water(Bacteriostatic Water、注射用)、バクロフェン注射液(Lioresal Intrathecal)、Bal in Oil Ampules(ジメルカープロール注射液)、BayHepB、BayTet、Benadryl、ベンダムスチン塩酸塩注射液(Treanda)、メシル酸ベンツトロピン注射液(Cogentin)、ベタメタゾン注射可能懸濁液(Celestone Soluspan)、Bexxar、Bicillin C-R 900/300(ペニシリンGベンザチン及びペニシリンGプロカイン注射液)、Blenoxane(ブレオマイシン硫酸塩注射液)、ブレオマイシン硫酸塩注射液(Blenoxane)、Boniva注射液(イバンドロン酸ナトリウム注射液)、Botox Cosmetic(オナボツリヌス毒素A、注射用)、BR3-FC、Bravelle(ウロフォリトロピン注射液)、Bretylium(トシル酸ブレチリウム注射液)、Brevital Sodium(メトヘキシタールナトリウム、注射用)、Brethine、Briobacept、BTT-1023、Bupivacaine HCl、Byetta、Ca-DTPA(ペンテト酸カルシウム三ナトリウム注射液)、カバジタキセル注射液(Jevtana)、Caffeine Alkaloid(カフェイン及び安息香酸ナトリウム注射液)、Calcijex注射液(カルシトリオール)、カルシトリオール(Calcijex注射液)、塩化カルシウム(塩化カルシウム注射液10%)、Calcium Disodium Versenate(エデト酸カルシウム二ナトリウム注射液)、Campath(アルテムツズマブ)、Camptosar注射液(イリノテカン塩酸)、カナキヌマブ注射液(Ilaris)、Capastat Sulfate(カプレオマイシン、注射用)、注射用カプレオマイシン(Capastat Sulfate)、Cardiolite(注射用テクネチウムTc99セスタミビのプレップキット)、Carticel、Cathflo、Cefazolin、注射用Dextrose(セファゾリン注射液)、Cefepime塩酸塩chloride、Cefotaxime、セフトリアキソン、Cerezyme、Carnitor注射液、Caverject、Celestone Soluspan、Celsior、Cerebyx(ホスフェニトインナトリウム注射液)、Ceredase(アルグルセラーゼ注射液)、Ceretec(テクネチウムTc99mエキサメタジム注射液)、セルトリズマブ、CF-101、Chloramphenicol Sodium Succinate(クロラムフェニコールコハク酸エステルナトリウム注射液)、クロラムフェニコールコハク酸エステルナトリウム注射液(Chloramphenicol Sodium Succinate)、Cholestagel(コレセベラム塩酸塩)、コリオゴナドトロピンアルファ注射液(Ovidrel)、Cimzia、Cisplatin(シスプラチン注射液)、Clolar(クロファラビン注射液)、Clomiphine Citrate、クロニジン注射液(Duraclon)、Cogentin(メシル酸ベンツトロピン注射液)、コリスチメタン酸注射液(Coly-Mycin M)、Coly-Mycin M(コリスチメタン酸注射液)、Compath、塩酸コニバプタン注射液(Vaprisol)、注射用結合型エストロゲン(Premarin注射液)、Copaxone、注射用コルチコレリンオウバイントリフルタート(Acthrel)、Corvert(フマル酸イブチリド注射液)、Cubicin(ダプトマイシン注射液)、CF-101、Cyanokit(注射用ヒドロキソコバラミン)、シタラビンリポソーム注射液(DepoCyt)、Cyanocobalamin、Cytovene(ganciclovir)、D.H.E. 45、ダセツズマブ、Dacogen(デシタビン注射液)、Dalteparin、Dantrium IV(注射用ダントロレンナトリウム)、注射用ダントロレンナトリウム(Dantrium IV)、ダプトマイシン注射液(Cubicin)、Darbepoietin Alfa、DDAVP注射液(デスモプレシン酢酸塩注射液)、Decavax、デシタビン注射液(Dacogen)、Dehydrated Alcohol(無水アルコール注射液)、デノスマブ注射液(Prolia)、Delatestryl、Delestrogen、Delteparin Sodium、Depacon(バルプロ酸ナトリウム注射液)、Depo Medrol(酢酸メチルプレドニゾロン注射可能懸濁液)、DepoCyt(シタラビンリポソーム注射液)、DepoDur(モルヒネ硫酸塩XRリポソーム注射液)、デスモプレシン酢酸塩注射液(DDAVP注射液)、Depo-Estradiol、Depo-Provera 104 mg/ml、Depo-Provera 150 mg/ml、Depo-Testosterone、注射用デクスラゾキサン、静脈内注射のみ(Totect)、Dextrose/Electrolytes、Dextrose and Sodium Chloride注射液(5%デキストロースの0.9%塩化ナトリウム溶液)、Dextrose、Diazepam注射液(ジアゼパム注射液)、ジゴキシン注射液(Lanoxin注射液)、Dilaudid-HP(ヒドロモルフォン塩酸塩注射液)、ジメルカープロール注射液(Bal in Oil Ampules)、ジフェンヒドラミン注射液(Benadryl注射液)、Dipyridamole注射液(ジピリダモール注射液)、DMOAD、注射用ドセタキセル(Taxotere)、メシル酸ドラセトロン注射液(Anzemet注射液)、Doribax(注射用ドリペネム)、注射用ドリペネム(Doribax)、ドキセルカルシフェロール注射液(Hectorol注射液)、Doxil(塩酸ドキソルビシンリポソーム注射液)、塩酸ドキソルビシンリポソーム注射液(Doxil)、Duraclon(クロニジン注射液)、Duramorph(モルヒネ注射液)、Dysport(アボボツリヌストキシンA注射液)。
エカランチド注射液(Kalbitor)、EC-Naprosyn(ナプロキセン)、エデト酸カルシウム二ナトリウム注射液(Calcium Disodium Versenate)、Edex(注射液アルプロスタジル)、Engerix、Edrophonium注射液(Enlon)、Eliglustat Tartate、Eloxatin(オキサリプラチン注射液)、Emend注射液(フォサプレピタントジメグルミン注射液)、Enalaprilat注射液(エナラプリラート注射液)、Enlon(エドロホニウム注射液)、エノキサパリンナトリウム注射液(Lovenox)、Eovist(ガドキセト酸二ナトリウム注射液)、Enbrel(エタネルセプト)、Enoxaparin、Epicel、Epinepherine、Epipen、Epipen Jr.、エプラツズマブ、Erbitux、エルタペネム注射液(Invanz)、Erythropoieten、必須アミノ酸注射液(Nephramine)、Estradiol Cypionate、Estradiol Valerate、Etanercept、エキセナチド注射液(Byetta)、Evlotra、Fabrazyme(アダルシダーゼβ)、ファモチジン注射液、FDG(フルデオキシグルコースF18注射液)、Feraheme(フェルモキシトール注射液)、Feridex I.V.(フェルモキシデス注射可能溶液)、Fertinex、フェルモキシデス注射可能溶液(Feridex I.V.)、フェルモキシトール注射液(Feraheme)、Flagyl注射液(メトロニダゾール注射液)、Fluarix、Fludara(フルダラビンリン酸エステル)、フルデオキシグルコースF18(FDG)、フルオレセイン注射液(Ak-Fluor)、Follistim AQ Cartridge(フォリトロピンβ注射液)、フォリトロピンα注射液(Gonal-f RFF)、フォリトロピンβ注射液(Follistim AQ Cartridge)、Folotyn(静脈内注射用プララトレキセート溶液)、Fondaparinux、Forteo(テリパラチド(rDNA由来)注射液)、Fostamatinib、フォサプレピタントジメグルミン注射液(Emend注射液)、ホスカルネットナトリウム注射液(Foscavir)、Foscavir(ホスカルネットナトリウム注射液)、ホスフェニトインナトリウム注射液(Cerebyx)、ホスプロポフォール二ナトリウム注射液(Lusedra)、Fragmin、Fuzeon(エンフビルチド)、GA101、ガドベン酸二メグルミン注射液(Multihance)、ガドホスベセット三ナトリウム注射液(Ablavar)、ガドテリドール注射液(ProHance)、ガドベルセタミド注射液(OptiMARK)、ガドキセト酸二ナトリウム注射液(Eovist)、Ganirelix(ガニレリクス酢酸塩注射液)、Gardasil、GC1008、GDFD、注射用ゲムツズマブオゾガマイシン(Mylotarg)、Genotropin、ゲンタマイシン注射液、GENZ-112638、ゴリムマブ注射液(Simponi注射液)、Gonal-f RFF(フォリトロピンα注射液)、グラニセトロン塩酸塩(Kytril注射液)、ゲンタマイシン Sulfate、Glatiramer Acetate、Glucagen、グルカゴン、HAE1、Haldol(ハロペリドール注射液)、Havrix、Hectorol注射液(ドキセルカルシフェロール注射液)、ヘッジホッグシグナル伝達経路阻害薬、Heparin、ハーセプチン、hG-CSF、Humalog、ヒト成長ホルモン、Humatrope、HuMax、Humegon、Humira、Humulin、イバンドロン酸ナトリウム注射液(Boniva注射液)、イブプロフェンリシン注射液(NeoProfen)、フマル酸イブチリド注射液(Corvert)、Idamycin PFS(イダルビシン塩酸塩注射液)、イダルビシン塩酸塩注射液(Idamycin PFS)、Ilaris(カナキヌマブ注射液)、注射用イミペネム/シラスタチン(Primaxin I.V.)、Imitrex、注射用インコボツリナムトキシンA(Xeomin)、Increlex(メカセルミン[rDNA由来]注射液)、Indocin IV(インドメタシン注射液)、インドメタシン注射液(Indocin IV)、Infanrix、Innohep、インスリン、インスリンアスパルト[rDNA由来]注射液(NovoLog)、インスリングラルギン[rDNA由来]注射液(Lantus)、インスリングルリジン[rDNA由来]注射液(Apidra)、インターフェロンα−2b、注射用遺伝子組換え(Intron A)、Intron A(インターフェロンα−2b、注射用遺伝子組換え)、Invanz(エルタペネム注射液)、Invega Sustenna(パリペリドンパルミチン酸エステル徐放性注射可能懸濁液)、Invirase(サキナビルメシラート)、静脈内投与用ヨーベングアン1123注射液(AdreView)、イオプロミド注射液(Ultravist)、イオベルソール注射液(Optiray注射液)、Iplex(メカセルミンリンファバート[rDNA由来]注射液)、Iprivask、塩酸イリノテカン(Camptosar注射液)、含糖酸化鉄注射液(Venofer)、Istodax(注射用ロミデプシン)、イトラコナゾール注射液(Sporanox注射液)、Jevtana(カバジタキセル注射液)、Jonexa、Kalbitor(エカランチド注射液)、KCL in D5NS(塩化カリウムの5%ブドウ糖及び塩化ナトリウム注射液)、KCL in D5W、KCL in NS、Kenalog 10注射液(トリアムシノロンアセトニド注射可能懸濁液)、Kepivance(パリフェルミン)、Keppra注射液(レベチラセタム)、Keratinocyte、KFG,キナーゼ阻害剤、Kineret(アナキンラ)、Kinlytic(ウロキナーゼ注射液)、Kinrix、Klonopin(クロナゼパム)、Kytril注射液(グラニセトロン塩酸塩)、ラコサミド錠剤及び注射液(Vimpat)、乳酸リンゲル液、Lanoxin注射液(ジゴキシン注射液)、注射用ランソプラゾール(Prevacid I.V.)、Lantus、Leucovorin Calcium(ロイコボリンカルシウム注射液)、Lente (L)、Leptin、Levemir、Leukine Sargramostim、Leuprolide Acetate、Levothyroxine、レベチラセタム(Keppra注射液)、Lovenox、Levocarnitine注射液(Carnitor注射液)、Lexiscan(レガデノソン注射液)、Lioresal Intrathecal(バクロフェン注射液)、リラグルチド[rDNA]注射液(Victoza)、Lovenox(エノキサパリンナトリウム注射液)、Lucentis(ラニビズマブ注射液)、Lumizyme、Lupron(酢酸ロイプロリド注射液)、Lusedra(ホスプロポフォール二ナトリウム注射液)、Maci、Magnesium Sulfate(硫酸マグネシウム注射液)、マンニトール注射液(Mannitol IV)、Marcaine(ブピバカイン塩酸塩及びエピネフリン注射液)、Maxipime(注射用セフェピム塩酸塩)、MDP Multidose Kit of Technetium Injection(テクネチウムTc99mメドロナート注射液)、メカセルミン[rDNA由来]注射液(Increlex)、メカセルミンリンファバート[rDNA由来]注射液(Iplex)、メルファラン塩酸塩注射液(Alkeran注射液)、メトトレキサート、Menactra、Menopur(メノトロピンス注射液)、注射用メノトロピンス(Repronex)、注射用メトヘキシタールナトリウム(Brevital Sodium)、メチルドーパート塩酸塩注射液、溶液(メチルドーパート塩酸塩)、Methylene Blue(メチレンブルー注射液)、酢酸メチルプレドニゾロン注射可能懸濁液(Depo Medrol)、MetMab、メトクロプラミド注射液(Reglan注射液)、Metrodin(注射用ウロフォリトロピン)、メトロニダゾール注射液(Flagyl注射液)、Miacalcin、Midazolam(ミダゾラム注射液)、Mimpara(シナカルセト)、Minocin注射液(ミノサイクリン注射液)、ミノサイクリン注射(Minocin注射液)、Mipomersen、注射濃縮物用ミトキサントロン(Novantrone)、モルヒネ注射液(Duramorph)、モルヒネ硫酸塩XRリポソーム注射液(DepoDur)、Morrhuate Sodium(モルイン酸ナトリウム注射液)、Motesanib、Mozobil(プレリキサホル注射液)、Multihance(ガドベン酸二メグルミン注射液)、複合電解質及びブドウ糖注射液、複合電解質注射液、Mylotarg(注射用ゲムツズマブオゾガマイシン)、Myozyme(アルグルコシダーゼα)、Nafcillin注射液(ナフシリンナトリウム)、ナフシリンナトリウム(Nafcillin注射液)、ナルトレキソンXR注射液(Vivitrol)、Naprosyn(ナプロキセン)、NeoProfen(イブプロフェンリシン注射液)、Nandrol Decanoate、Neostigmine Methylsulfate(メチル硫酸ネオスチグミン注射液)、NEO-GAA、NeoTect(テクネチウムTc99mデプレオチド注射液)、Nephramine(必須アミノ酸注射液)、Neulasta(ペグフィルグラスチム)、Neupogen(フィルグラスチム)、Novolin、Novolog、NeoRecormon、Neutrexin(グルクロン酸トリメトレキサート注射液)、NPH(N)、Nexterone(アミオダロン塩酸塩注射液)、Norditropin(ソマトロピン注射液)、Normal Saline(塩化ナトリウム注射液)、Novantrone(注射濃縮物用ミトキサントロン)、Novolin 70/30 Innolet (70% NPH、ヒトイソフェンインスリン懸濁液及び30%標準ヒトインスリン注射液)、NovoLog(インスリンアスパルト[rDNA由来]注射液)、Nplate(ロミプロスチム)、Nutropin(注射用ソマトロピン(rDNA由来))、Nutropin AQ、Nutropin Depot(注射用ソマトロピン(rDNA由来))、酢酸オクトレオチド注射液(Sandostatin LAR)、オクレリズマブ、オファツムマブ注射液(Arzerra)、オランザピン徐放性注射可能懸濁液(Zyprexa Relprevv)、Omnitarg、Omnitrope(ソマトロピン[rDNA由来]注射液)、オンダンセトロン塩酸塩注射液(Zofran注射液)、OptiMARK(ガドベルセタミド注射液)、Optiray注射液(イオベルソール注射液)、Orencia、Osmitrol注射液Aviva容器入り(マンニトール注射液Avivaプラスチック容器250入り)、Osmitrol注射液Viaflex入り(マンニトール注射液Viaflexプラスチック容器250入り)、Osteoprotegrin、Ovidrel(コリオゴナドトロピンα注射液)、Oxacillin(注射用オキサシリン)、オキサリプラチン注射液(Eloxatin)、オキシトシン注射液(Pitocin)、パリペリドンパルミチン酸エステル徐放性注射可能懸濁液(Invega Sustenna)、パミドロネート二ナトリウム注射液、静脈内投与用パニツムマブ注射液(Vectibix)、パパベリン(Papaverine)塩酸塩注射液、副甲状腺ホルモン、パリカルシトール注射液、押し上げ式バイアル入り(Zemplar注射液)、PARP阻害剤、Pediarix、PEGlntron、ペグインターフェロン、ペグフィルグラスチム、ペニシリンGベンザチン及びペニシリンGプロカイン、ペンテト酸カルシウム三ナトリウム注射液(Ca-DTPA)、ペンテト酸亜鉛三ナトリウム注射液(Zn-DTPA)、Pepcid注射液(ファモチジン注射液)、Pergonal、ペルツズマブ、Phentolamine Mesylate(注射用フェントラミンメシル酸塩)、Salicylate(サリチル酸フィゾスチグミン(Physostigmine)(注射液))、ピペラシリン・タゾバクタム注射液(Zosyn)、Pitocin(オキシトシン注射液)、Plasma-Lyte 148(複合電解質注射液)、Plasma-Lyte 56及びブドウ糖(複合電解質及びブドウ糖注射液、Viaflexブラスチック容器250入り)、PlasmaLyte、プレリキサホル注射液(Mozobil)、ポリドカノール注射液(Asclera)、塩化カリウム、静脈内注射用プララトレキセート溶液(Folotyn)、酢酸プラムリンタイド注射液(Symlin)、Premarin注射液(注射用結合型エストロゲン)、注射用テクネチウムTc99セスタミビのプレップキット(Cardiolite)、Prevacid I.V.(注射用ランソプラゾール)、Primaxin I.V.(注射用イミペネム及びシラスタチン)、Prochymal、Procrit、プロゲステロン、ProHance(ガドテリドール注射液)、Prolia(デノスマブ注射液)、Promethazine HCl注射液(塩酸プロメタジン注射液)、プロプラノロール(Propranolol)塩酸塩注射液。
グルコン酸キニジン注射液(Quinidine注射液)、Quinidine注射液(グルコン酸キニジン注射液)、R-Gene 10(塩酸アルギニン注射液注射液)、ラニビズマブ注射液(Lucentis)、ラニチジン塩酸塩注射液(Zantac注射液)、Raptiva、Reclast(ゾレドロン酸注射液)、Recombivarix HB、レガデノソン注射液(Lexiscan)、Reglan注射液(メトクロプラミド注射液)、Remicade、Renagel、Renvela(炭酸セベラマー)、Repronex(注射用メノトロピンス)、Retrovir IV(ジドブジン注射液)、rhApo2L/TRAIL、リンゲル液及び5%ブドウ糖注射液(Ringers in Dextrose)、リンゲル注射液(リンゲル注射液)、Rituxan、リツキシマブ、Rocephin(セフトリアキソン)、ロクロニウムブロミド注射液(Zemuron)、Roferon-A(インターフェロンα−2a)、Romazicon(フルマゼニル)、注射用ロミデプシン(Istodax)、Saizen(ソマトロピン注射液)、Sandostatin LAR(酢酸オクトレオチド注射液)、Sclerostin Ab、Sensipar(cinacalcet)、Sensorcaine(ブピバカイン塩酸塩注射液)、Septocaine(Articane HCl及びエピネフリン注射液)、Serostim LQ(ソマトロピン(rDNA由来)注射液)、Simponi注射液(ゴリムマブ注射液)、Sodium Acetate(酢酸ナトリウム注射液)、炭酸水素ナトリウム(5%注射液)、Sodium Lactate(乳酸ナトリウム注射液、AVIVA入り)、フェニル酢酸ナトリウム及び 安息香酸ナトリウム注射液(Ammonul)、注射用ソマトロピン(rDNA由来)(Nutropin)、Sporanox注射液(イトラコナゾール注射液)、Stelara注射液(ウステキヌマブ)、Stemgen、Sufenta(クエン酸スフェンタニル注射液)、クエン酸スフェンタニル注射液(Sufenta)、Sumavel、スマトリプタン注射液(Alsuma)、Symlin、Symlin Pen、全身性ヘッジホッグ拮抗薬、Synvisc-One(Hylan G-F 20 Single関節内注射液)、Tarceva、Taxotere(注射用ドセタキセル)、テクネチウムTc99m、注射用テラバンシン(Vibativ)、テムシロリムス注射液(Torisel)、Tenormin I.V.注射液(アテノロール注射液)、テリパラチド(rDNA由来)注射液(Forteo)、シピオン酸テストステロン、テストステロンエナント酸エステル、プロピオン酸テストステロン、Tev-Tropin(ソマトロピン、rDNA由来、注射用)、tgAAC94、塩化タリウム、テオフィリン、Thiotepa(チオテパ注射液)、Thymoglobulin(抗胸腺細胞グロブリン(ウサギ)、Thyrogen(注射用サイロトロピンα)、チカルシリン二ナトリウム及びクラブラン酸カリウムGalaxy(Timentin注射液)、Tigan注射液(注射可能な塩酸トリメトベンズアミド)、Timentin注射液(チカルシリン二ナトリウム及びクラブラン酸カリウムGalaxy)、TNKase、Tobramycin注射液(トブラマイシン注射液)、トシリズマブ注射液(Actemra)、Torisel(テムシロリムス注射液)、Totect(注射用デクスラゾキサン、静脈内注射のみ)、Trastuzumab-DM1、Travasol(アミノ酸(注射液))、Treanda(ベンダムスチン塩酸塩注射液)、Trelstar(注射可能懸濁液用トリプトレリンパモアート)、トリアムシノロンアセトニド、酢酸トリアムシノロン、トリアムシノロンヘキサアセトニド注射可能懸濁液(Aristospan注射液20mg)、Triesence(トリアムシノロンアセトニド注射可能懸濁液)、塩酸トリメトベンズアミド注射可能液(Tigan注射液)、グルクロン酸トリメトレキサート注射液(Neutrexin)、注射可能懸濁液用トリプトレリンパモアート(Trelstar)、Twinject、Trivaris(トリアムシノロンアセトニド注射可能懸濁液)、Trisenox(三酸化ヒ素注射液)、Twinrix、Typhoid Vi、Ultravist(イオプロミド注射液)、注射用ウロフォリトロピン(Metrodin)、ウロキナーゼ注射液(Kinlytic)、ウステキヌマブ(Stelara注射液)、Ultralente (U)、Valium(ジアゼパム)、バルプロ酸ナトリウム注射液(Depacon)、Valtropin(ソマトロピン注射液)、Vancomycin Hydrochloride(バンコマイシン塩酸塩注射液)、バンコマイシン塩酸塩注射液(Vancomycin Hydrochloride)、Vaprisol(塩酸コニバプタン注射液)、VAQTA、Vasovist(静脈内投与用ガドホスベセット三ナトリウム注射液)、Vectibix(静脈内投与用パニツムマブ注射液)、Venofer(含糖酸化鉄注射液)、ベルテポルフィン注射液(Visudyne)、Vibativ(注射用テラバンシン)、Victoza(リラグルチド[rDNA]注射液)、Vimpat(ラコサミド錠剤及び注射液)、Vinblastine Sulfate(ビンブラスチン硫酸塩注射液)、Vincasar PFS(ビンクリスチン硫酸塩注射液)、Victoza、Vincristine Sulfate(ビンクリスチン硫酸塩注射液)、Visudyne(ベルテポルフィン注射液)、ビタミンB−12、Vivitrol(ナルトレキソンXR注射液)、Voluven(ヒドロキシエチル澱粉の塩化ナトリウム注射液)、Xeloda、Xenical(orlistat)、Xeomin(注射用インコボツリナムトキシンA)、Xolair、Zantac注射液(ラニチジン塩酸塩注射液)、Zemplar注射液(パリカルシトール注射液、押し上げ式バイアル入り)、Zemuron(ロクロニウムブロミド注射液)、Zenapax(ダクリズマブ)、Zevalin、ジドブジン注射液(Retrovir IV)、Zithromax注射液(アジスロマイシン)、Zn-DTPA(ペンテト酸亜鉛三ナトリウム注射液)、Zofran注射液(オンダンセトロン塩酸塩注射液)、Zingo、注射用ゾレドロン酸(Zometa)、ゾレドロン酸注射液(Reclast)、Zometa(注射用ゾレドロン酸)、Zosyn(ピペラシリン・タゾバクタム注射液)、Zyprexa Relprevv(オランザピン徐放性注射可能懸濁液)、及びこれらの組み合わせ。
本願の発明を一般的に、また特定の態様に関して上記のように記載した。当業者には自明だが、本開示の範囲を逸脱することなく様々な修正及び変更を行うことができる。従って、これらの態様は、添付の請求項及びそれらの均等物の範囲内であれば本発明の修正及び変更を含むことが意図される。
本願の発明を一般的に、また特定の態様に関して上記のように記載した。当業者には自明だが、本開示の範囲を逸脱することなく様々な修正及び変更を行うことができる。従って、これらの態様は、添付の請求項及びそれらの均等物の範囲内であれば本発明の修正及び変更を含むことが意図される。
以下の項目[1]〜[20]に、本発明の実施形態の例を列記する。
[1]
潤滑処理していない乾燥注射器を検査する方法であって、
潤滑処理していない乾燥注射器の注射器外筒とその内部に配置された注射器止具(syringe stopper)との間の接触領域を光学的に画像化して、前記注射器止具と前記注射器外筒の内径との間の封止領域の噛み合わせに相関する封止線を含む接触部画像を形成し、
前記接触部画像で封止線の不連続を分析し、前記注射器が前記不連続に基づいて欠陥基準を超えているか否かを判定する
ことを含む方法。
[2]
前記欠陥基準は前記封止線を横断する不連続部を含む、項目1に記載の方法。
[3]
前記接触領域の光学的画像化は、前記接触領域を線走査カメラで画像化することを含む、項目1に記載の方法。
[4]
前記接触領域の光学的画像化は、前記注射器の周囲で前記接触領域の複数の画像を撮ることを含む、項目1に記載の方法。
[5]
前記接触領域の光学的画像化は、前記注射器の周りを少なくとも完全に一回転して画像データを収集することを含む、項目1に記載の方法。
[6]
前記接触領域の光学的画像化は、グレースケールの接触部画像を生成することを含む、項目1に記載の方法。
[7]
前記注射器止具は、前記封止領域に隣接する指示領域を有すると共に、前記封止線の連続部の分析は、前記封止線の色又は強度を前記接触部画像の指示領域の色又は強度と比較することを含む、項目1に記載の方法。
[8]
前記接触部画像は、前記注射器止具と前記注射器外筒の内径との複数の封止領域の噛み合わせに相関する複数の封止線を含む、項目1に記載の方法。
[9]
潤滑処理していない湿潤注射器を検査する方法であって、
潤滑処理していない湿潤注射器の注射器外筒に配置された注射器止具との接触領域を光学的に画像化して、前記注射器止具の封止領域に相関する封止線及び前記注射器止具の指示領域に相関する指示線を含む接触部画像を形成し、
前記接触部画像の指示線を分析して、前記指示領域と前記注射器外筒との接触を検出し、
前記指示領域と前記注射器外筒との検出された接触に基づいて前記注射器が欠陥基準を越えているか否かを判定する
ことを含む方法。
[10]
前記接触部画像は、前記注射器止具の複数の封止領域に相関する複数の封止線を含む、項目9に記載の方法。
[11]
前記接触部画像は、前記注射器止具の複数の指示領域に相関する複数の指示線を含む、項目9に記載の方法。
[12]
前記接触部画像の指示線を分析して前記指示領域と前記注射器外筒との接触を検出することは、前記指示線の色又は強度を前記封止線の色又は強度と比較することを含む、項目9に記載の方法。
[13]
前記指示線は、色及び強度データのうちの少なくとも一方を含み、前記接触部画像の指示線を分析して前記指示領域と前記注射器外筒との接触を検出することは、色及び強度データのうちの少なくとも一方が閾値を超えているか否かを判定することを含む、項目9に記載の方法。
[14]
前記接触領域の光学的画像化は、前記接触領域を線走査カメラで画像化することを含む、項目9に記載の方法。
[15]
前記接触領域の光学的画像化は、前記注射器の全周で前記接触領域の複数の画像を撮ることを含む、項目9に記載の方法。
[16]
前記接触領域の光学的画像化は、前記注射器の周りを少なくとも完全に一回転して画像データを収集することを含む、項目9に記載の方法。
[17]
前記接触領域の光学的画像化は、グレースケールの接触部画像を生成することを含む、項目9に記載の方法。
[18]
潤滑処理していない乾燥注射器を検査する方法は、
内径及び外径を有する外筒、及び前記外筒に挿入された、封止領域を有する注射器止具を含む注射器を準備し、
前記注射器止具と前記外筒の内径との接触領域を光学的に画像化して、前記封止領域と前記外筒の内径との接触に相関する線を含む接触部画像を形成し、
前記接触部画像を目視で検査する
ことを含み、
ここで前記線が不連続である場合、前記注射器には欠陥がある、方法。
[19]
湿潤潤滑処理していない注射器を検査する方法であって、
内径及び外径を有する外筒、前記外筒に挿入された、封止領域を有する注射器止具、及び前記封止領域に隣接する指示領域を含む注射器を準備し、
前記注射器止具と前記外筒の内径との接触領域を光学的に画像化して、前記封止領域と前記外筒の内径との接触に相関する幅を有する線を含む接触部画像を形成し、
前記接触部画像を目視で検査する
ことを含み、
ここで前記線及び指示領域の色又は強度が実質的に同じである場合、前記注射器には欠陥がある、方法。
[20]
潤滑処理していない湿潤注射器を検査する方法であって、
内径及び外径を有する外筒、及び前記外筒に挿入され、第一の封止領域、第二の封止領域、及びこれらの間の指示領域を含む注射器止具を含む注射器を準備し、
前記注射器止具と前記外筒の内径との接触領域を光学的に画像化して、接触部画像を形成し、
前記第一の封止領域と前記外筒の内径との接触に相関する第一の線、前記第二の封止領域と前記外筒の内径との接触に相関する第二の線、及び前記指示領域に相関する前記第一の線と前記第二の線の間の空間を含む前記接触部画像を目視で検査する
ことを含み、
ここで前記指示領域の色又は強度が前記第一の線と前記第二の線の間に延びている場合、前記注射器には欠陥がある、方法。