JPH07318549A - 液漏れ検出装置及びこれを用いた液体クロマトグラフ - Google Patents

液漏れ検出装置及びこれを用いた液体クロマトグラフ

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JPH07318549A
JPH07318549A JP11626194A JP11626194A JPH07318549A JP H07318549 A JPH07318549 A JP H07318549A JP 11626194 A JP11626194 A JP 11626194A JP 11626194 A JP11626194 A JP 11626194A JP H07318549 A JPH07318549 A JP H07318549A
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JP
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liquid
light
intensity
detecting
permeation unit
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Application number
JP11626194A
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English (en)
Inventor
Kiwao Seki
貴和夫 関
Kouji Tsutsuda
恒治 筒田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明のはいろいろな液体の液漏れを検出し得
るようにしたものである。 【構成】互いに密着する光拡散面をもつ2枚の透明板1
2及び13を液漏れ溝15に立設する。液漏れ溝15に
漏れてきた液体は毛細管現象により密着面に滲透してく
る。これに光を当て、その透過光強度を測定すると、そ
の透過光強度は密着面に滲透した液体があるかないかに
よって変化する。したがって、この変化から液漏れがあ
るかないかの判断を下すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液漏れ検出装置及びこれ
を用いた液体クロマトグラフ、特に高圧力下で送液が行
われる液体クロマトグラフに適した液漏れ検出装置及び
これを用いた液体クロマトグラフに関する。
【0002】
【従来の技術】液体クロマトグラフにおいては、流量は
100μl/min.〜10ml/min.程度の微量であ
りながら、100kg/cm2(最大では400kg/cm2
度)というような高圧力下での送液が行われることが多
く、従って液漏れが生じた場合は危険であることからこ
れを速やかに検出し、送液を止める必要がある。
【0003】この液漏れ検出には電気伝導度や静電容量
の変化を用いたものもしくは蒸発したガスを検知するガ
スセンサなどが一般に用いられる。電気伝導度や静電容
量の変化を用いた方式は漏れた液体が流れる流路に電極
を配置し、液体がその電極に接触すると電極間の電気伝
導度もしくは静電容量が変化することを利用したもので
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、そのようなも
のでは液体の成分により検出が困難なものが多く、液体
クロマトグラフにおけるように多種類の液体が使用され
る場合には信頼性が乏しい。すなわち、電気伝導度や静
電容量を用いる方式ではヘキサンやベンゼンなどのよう
な電気伝導度や誘電率が低い液体では電気伝導度や静電
容量の変化が極めて小さいため検出が困難であり、また
検出感度を高めることにより検出能力を高めようとする
と安定性が劣化する問題がある。
【0005】ガスセンサを用いる方式に関しては有機溶
剤のような液体は揮発性が高く、センサの感度が十分あ
る。しかし水系の液体では揮発性が低く、センサの感度
も低く液体の検出は完全ではない。
【0006】本発明の目的は液体クロマトグラフに広く
用いられる水系から有機溶剤を含めいろいろな液体を用
いた場合でもその液漏れを効果的に検出するのに適した
液漏れ検出装置及びこれを用いた液体クロマトグラフを
提供することにある。
【0007】本発明のもう一つの目的は液体が漏れても
それによる光照射及び光検出系の損傷を生じさせないよ
うにするのに適した液漏れ検出装置及びこれを用いた液
体クロマトグラフを提供することにある。
【0008】本発明の更にもう一つの目的は液漏れ検出
の経時的な感度変化に対処すべくその感度調整を容易に
行うのに適した液漏れ検出装置及びこれを用いた液体ク
ロマトグラフを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の課題解決手段は
次のとおりである。
【0010】(1) 液体滲透ユニットと、光を発生さ
せ、その光が前記液体滲透ユニットを透過するように配
置された手段と、その透過光を検出してその強度を測定
する手段とを含み、前記液体滲透ユニットは、互いに対
向する面を有し、その対向面の端部を液体と接触させた
ときにその液体を前記対向面間に毛細管現象により滲透
させるように構成された第1及び第2の透明部材を含
み、前記対向面の少なくとも一方は光拡散面とされ、前
記検出手段は前記第1及び第2の透明部材の対向面間に
おける前記液体の有無を前記透過光の強度変化にもとづ
いて判断するように構成されている。
【0011】(2) 前記(1)において、前記第1及
び第2の透明部材の対向面は互いに密着している。
【0012】(3) 前記(1)又は(2)において、
前記検出手段は予め定められた基準値を設定し、前記検
出された透過光の強度を前記基準値と比較することによ
って前記対向面間における液体の有無を判断するように
構成されている。
【0013】(4) 前記(3)において、操作者の指
示により前記対向面間に前記液体がないときの前記透過
光の強度信号をベ−スにした係数を乗じた値を前記基準
値として記憶装置に記憶し、その基準値を用いて前記比
較を行う。
【0014】(5) 液体滲透ユニットと、光を発生さ
せ、その光が前記液体滲透ユニットに入射して反射され
るように配置された手段と、その反射光を検出してその
強度を測定する手段とを含み、前記液体滲透ユニット
は、互いに対向する面を有し、その対向面の端部を液体
と接触させたときに前記液体を前記対向面間に毛細管現
象により滲透させるように構成された第1及び第2の透
明部材を含み、前記対向面の少なくとも一方は光拡散面
とされ、前記検出手段は前記第1及び第2の部材の対向
面間における前記液体の有無を前記反射光の強度変化に
もとづいて判断する。
【0015】(6) 液体滲透ユニットと、光を発生さ
せ、その光が前記液体滲透ユニットに入射して反射され
るように配置された手段と、その反射光を検出してその
強度を測定する手段とを含み、前記液体滲透ユニット
は、互いに対向する面を有し、その対向面の端部を液体
と接触させたときに前記液体を前記対向面間に毛細管現
象により滲透させるように構成された第1及び第2の部
材を含み、この両部材のうちの少なくとも前記光入射側
の部材は透明であり、前記対向面のうちの少なくとも前
記光入射側の透明部材の対向面は光拡散面とされ、前記
検出手段は前記第1及び第2の部材の対向面間における
前記液体の有無を前記反射光の強度変化にもとづいて判
断する。
【0016】(7) 溶離液を収容する溶離液槽と、試
料注入ポ−ト及び分離用カラムを含む試料分離装置と、
前記試料注入ポ−トから注入される試料中の成分を前記
カラムによって分離するように前記溶離液槽の溶離液を
前記カラムに流すポンプ装置と、前記分離された成分を
検出し、測定する手段と、前記ポンプ装置、分離装置及
び測定装置の少なくとも1つにおいて生じる液体の漏れ
を検出する手段と、その液体の漏れの検出にもとづいて
前記ポンプ装置の作動を停止させる手段とを含み、前記
液体漏れ検出手段は液体滲透ユニットと、光を発生さ
せ、その光が前記液体滲透ユニットを透過するように配
置された手段と、その透過光を検出してその強度を測定
する手段とを含み、前記液体滲透ユニットは、互いに対
向する面を有し、その対向面の端部を前記漏れた液体と
接触させるように配置され、そして前記漏れた液体を前
記端部から前記対向面間に毛細管現象により滲透させる
ように構成された第1及び第2の透明部材を含み、前記
対向面の少なくとも一方は光拡散面とされ、前記検出手
段は前記液体の漏れの判断を前記第1及び第2の透明部
材の対向面間における前記漏れた液体の有無に応じて生
じる前記透過光の強度変化にもとづいて行わせるように
構成されている。
【0017】(8) 前記(7)において、前記第1及
び第2の透明部材の対向面は互いに密着している。
【0018】(9) 溶離液を収容する溶離液槽と、試
料注入ポ−ト及び分離用カラムを含む試料分離装置と、
前記試料注入ポ−トから注入される試料中の成分を前記
カラムによって分離するように前記溶離液槽の溶離液を
前記カラムに流すポンプ装置と、前記分離された成分を
検出し、測定する手段と、前記ポンプ装置、分離装置及
び測定装置の少なくとも1つにおいて生じる液体の漏れ
を検出する手段と、その液体の漏れの検出にもとづいて
前記ポンプ装置の作動を停止させる手段とを含み、前記
液体漏れ検出手段は液体滲透ユニットと、光を発生さ
せ、その光が前記液体滲透ユニットを透過するように配
置された手段と、その透過光を検出してその強度を測定
する手段とを含み、前記液体滲透ユニットは少なくとも
第1、第2及び第3の透明板を含み、これらの透明板は
前記第1の透明板の一方の面には前記第2の透明板を、
前記第1の透明板の他方の面には前記第3の透明板をそ
れぞれ密着させるように構成され、前記第1及び第2の
透明板の密着面の少なくとも一方と前記第1及び第3の
透明板の密着面の少なくとも一方は光拡散面とされ、前
記第1、第2及び第3の透明板は前記密着面の端部を前
記漏れた液体と接触させてその漏れた液体を前記端部か
ら前記それぞれの密着面間に毛細管現象により滲透させ
るように配置され、前記検出手段は前記液体の漏れの判
断を前記密着面間における前記漏れた液体の有無に応じ
て生じる前記透過した光の強度変化にもとづいて行わせ
るように構成されている。
【0019】(10) 前記(7)、(8)または
(9)において、前記検出手段は前記液体の漏れの判断
の基準となる予め定められた基準値を設定し、前記検出
された透過光の強度を前記基準値と比較することによっ
て前記液体の漏れの有無を判断するように構成されてい
る。
【0020】(11) 前記(10)において、操作者
の指示により前記液体の漏れがないときの前記透過光の
強度信号をベ−スにした値を前記基準値として記憶装置
に記憶し、その基準値を用いて前記比較を行う。
【0021】(12) 溶離液を収容する溶離液槽と、
試料注入ポ−ト及び分離用カラムを含む試料分離装置
と、前記試料注入ポ−トから注入される試料中の成分を
前記カラムによって分離するように前記溶離液槽の溶離
液を前記カラムに流すポンプ装置と、前記分離された成
分を検出し、測定する手段と、前記ポンプ装置、分離装
置及び測定装置の少なくとも1つにおいて生じる液体の
漏れを検出する手段と、その液体の漏れの検出にもとづ
いて前記ポンプ装置の作動を停止させる手段とを含み、
前記液体漏れ検出手段は液体滲透ユニットと、光を発生
させ、その光が前記液体滲透ユニットに入射して反射さ
れるように配置された手段と、その反射光を検出してそ
の強度を測定する手段とを含み、前記液体滲透ユニット
は、互いに対向する面を有し、その対向面の端部を前記
漏れた液体と接触させるように配置され、そして前記漏
れた液体を前記端部から前記対向面間に毛細管現象によ
り滲透させるように構成された第1及び第2の透明部材
を含み、前記対向面の少なくとも一方は光拡散面とさ
れ、前記検出手段は前記液体の漏れの判断を前記第1及
び第2の透明部材の対向面間における前記漏れた液体の
有無に応じて生じる前記反射光の強度変化にもとづいて
行わせるように構成されている。
【0022】(13) 溶離液を収容する溶離液槽と、
試料注入ポ−ト及び分離用カラムを含む試料分離装置
と、前記試料注入ポ−トから注入される試料中の成分を
前記カラムによって分離するように前記溶離液槽の溶離
液を前記カラムに流すポンプ装置と、前記分離された成
分を検出し、測定する手段と、前記ポンプ装置、分離装
置及び測定装置の少なくとも1つにおいて生じる液体の
漏れを検出する手段と、その液体の漏れの検出にもとづ
いて前記ポンプ装置の作動を停止させる手段とを含み、
前記液体漏れ検出手段は液体滲透ユニットと、光を発生
させ、その光が前記液体滲透ユニットに入射して反射さ
れるように配置された手段と、その反射光を検出してそ
の強度を測定する手段とを含み、前記液体滲透ユニット
は、互いに対向する面を有し、その対向面の端部を前記
漏れた液体と接触させるように配置され、そして前記漏
れた液体を前記端部から前記対向面間に毛細管現象によ
り滲透させるように構成された第1及び第2の部材を含
み、この両部材のうちの少なくとも前記光入射側の部材
は透明であり、前記対向面のうちの少なくとも前記光入
射側の透明部材の対向面は光拡散面とされ、前記検出手
段は前記液体の漏れの判断を前記第1及び第2の部材の
対向面間における前記漏れた液体の有無に応じて生じる
前記反射光の強度変化にもとづいて行わせるように構成
されている。
【0023】
【作用】液体滲透ユニットを透過する透過光の透過率、
したがってその透過光強度は液体が毛細管現象により透
明部材間に滲透しない場合よりも滲透した場合に増大す
る。なぜならば、液体が滲透した場合の透明部材と滲透
した液体との屈折率差は液体が滲透しない場合の透明部
材とその間にある空気との屈折率差よりも小さくなるこ
とから、光拡散面での光の拡散が減少し、実質的にその
分だけ透過光強度が増すことになるからである。このた
め、この透過光強度の変化によって透明部材間への液体
の滲透の有無、したがってそれによる液漏れの有無を判
断することができるようになる。したがってまた、液体
クロマトグラフにあっては、液漏れがある場合は液体を
送るポンプの作動を直ちに止めることが可能となる。
【0024】滲透する液体と接触する拡散面の数が多け
れば液体が滲透しない場合とした場合との透過光強度差
が大きくなり、したがって透明部材の数を増やすことに
よって液漏れの高感度検出が可能となる。
【0025】透過光の代わりに反射光を利用した場合
は、透明部材間に滲透した液体があるときよりもないと
きに反射光強度が大きい。なぜならば、その滲透した液
体がない場合の透明部材とその間にある空気との屈折率
差は液体が滲透した場合のその液体と透明部材との屈折
率差よりも大きいことから、光拡散面での光拡散、した
がって検出される反射光強度が増大するからである。こ
のため、反射光検出の場合でも、透明部材間への液体の
滲透の有無、したがってそれによる液漏れの有無を判断
することができる。
【0026】液体クロマトグラフにおいては水系から有
機溶剤を含めいろいろな液体が用いられることが多い
が、本発明における透過光検出や反射光検出には前述し
た電気伝導度検出や静電容量検出方式におけるような制
限はないため、本発明によればいろいろな液体について
その液漏れを効果的に検出することができるようになっ
る。
【0027】光照射および光検出系を液体に対して非接
触状態に維持することができる。このため、その系の漏
れた液体による損傷防止が図られる。
【0028】光検出方式の場合光検出素子の経時的変化
は避けがたい。本発明においては、滲透した液体がない
ときに検出された光強度にもとづく基準値を記憶し、こ
れをその後検出される光強度を比較する基準値とするこ
とで光検出素子の経時的変化の影響を避けるようにして
いる。
【0029】
【実施例】図2を参照するに、溶離液槽21の溶離液は
ポンプ装置22によって試料注入口23及び分離用カラ
ム24を含む試料分離装置25に供給され、この試料分
離装置を通った溶離液は検出装置26を通った後廃液槽
27に廃液される。試料が試料注入口23から分離用カ
ラム24に添加されると、この分離用カラムを通る間に
試料中に含まれる成分は分離され、この分離された成分
は検出装置26によって検出される。検出装置26の出
力信号はクロマトグラムを得るために記録計に導入され
てもよい。もちろん、検出装置26の出力信号を記憶装
置に導入し、これに、クロマトグラムを得たり、その面
積やピ−ク値などを求めるための種々のデ−タ処理を施
すようにしてもよい。
【0030】多くの場合液体の流量は100μl/mi
n.〜10ml/min.程度であるが、液体の圧力は10
0kg/cm2(最大では400kg/cm2)程度にも達す
る。したがって、液漏れの可能性が高く、それに伴って
危険性も高くなる。この対処策として、図2ではポンプ
装置22、試料分離装置25及び検出装置26の各々に
液漏れ検出装置27が設けられ、液漏れがあった場合は
これを直ちに検出して液体の流れを止めるためにポンプ
装置22の作動を停止させると共に、それぞれの装置に
設けられた液漏れ警報器28のうちの、液漏れが検出さ
れた装置の液漏れ警報器により液漏れがあることの警報
を発する。この警報は視覚的及び/又は聴覚的に認識で
きるようなものでよい。
【0031】図1を参照するに、11は図2のポンプ装
置22、試料分離装置25及び検出装置26の各々に設
けられてある漏れた液体の受けであって、この受け11
には、液漏れがあった場合、その漏れた液体が導かれる
液漏れ溝15が設けられている。この液漏れ溝には互い
に密着する面をもつ2枚の透明板12及び13を含む液
体滲透ユニット16が立設されている。発光素子17及
び受光素子14は液体滲透ユニット16を挟むようにし
て互いに対向して配置され、2枚の透明板12及び13
は液漏れ溝15に対して、その密着面の端部を液漏れ溝
15に導かれる漏れ液と接触させるように配置されてい
る。密着面のうちの少なくとも一方は光拡散面とされて
いる。この光拡散面はざらざらした面、すなわち摺りガ
ラス面と同じような面であってよい。したがって、液漏
れ溝15に漏れ液が導かれると、その漏れ液は2枚の透
明板12及び13の密着面間に毛細管現象により滲透す
るようになる。
【0032】図3に示されるように、抵抗38を介して
電源30に接続された発光素子17が発光すると、その
発光した光は液体滲透ユニット16を透過し、その透過
光は電源30に接続された受光素子14によって検出さ
れる。その透過光を検出することによってその検出素子
14を流れる電流は検出抵抗35によって電圧に変換さ
れ、この電圧は基準電源36によって発生される基準電
圧と比較器37において比較される。
【0033】密着面間に漏れ液がある場合とそうでない
場合とでは透過光の透過率、したがってその透過光強度
が異なる。すなわち、前者の場合における透明板12及
び13とその間の液体との屈折率差は後者の場合におけ
る透明板とその間の空気との屈折率差よりも小さい。こ
のため、透過光の透過率、したがってその透過光強度は
漏れ液の滲透がない場合よりも滲透がある場合に大きく
なる。なぜならば、光拡散面での光の拡散は漏れ液の滲
透がない場合よりもある場合に少なく、したがって、そ
の分漏れ液の滲透がある場合の透過光強度が増大するか
らである。よって、透過光信号の基準信号との比較にお
いて前者が基準信号以下なら正常、以上なら異常すなわ
ち液漏れがあるとみて、その異常信号39が比較器37
から出力される。
【0034】2枚の透明板12及び13の密着面のうち
の一方だけが光拡散面であるよりも両方が光拡散面であ
る方が液漏れ検出感度が高い。漏れ液の滲透がないとき
の光の拡散は後者の方が多く、したがって、その分漏れ
液の滲透がある場合とそうでない場合における透過光強
度差が大きくなるからである。
【0035】液体滲透ユニット16は2枚の透明板では
なくて、3枚以上、たとえば図4に示されるように6枚
であってもよい。この場合は5個の漏れ液滲透部が形成
される。もちろん、漏れ液滲透部の各々における2個の
密着面のうちの少なくとも一方は光拡散面とされるが、
どちらも光拡散面とされる方が液漏れ検出感度が高くな
ることは自明である。
【0036】受光素子14は一般に経時的に変化する。
したがって、装置の校正を行うことが必要となる。この
装置校正の説明を図5及び6を参照して行うに、漏れ液
滲透部に漏れ液が存在しない場合における受光素子14
の出力信号をA/D変換器51によりA/D変換する。
制御部53には操作部55があり、装置の校正を操作者
から指示されると、校正指示信号56が制御部53に与
えられる。制御部53は基準値を記憶するレジスタ54
を有する。よって、制御部53は校正指示信号を与えら
れると、A/D変換器51によってA/D変換された信
号を読み取り、これに1.5倍の係数を乗じて得た値を
基準値としてレジスタ54に記憶する。係数は必ずしも
1.5である必要はなく、通常状態での感度変動を考慮
して定められるとよい。
【0037】このようにして装置の校正を行った後は、
透過光強度信号を、校正された基準値と図5の回路を用
いて図6のフロ−にしたがって比較することにより液漏
れの有無を判断する。すなわち、図6において、A/D
変換器51から読み取られた透過光強度信号は校正され
た基準値と制御部53において比較され、それよりも小
さければ正常、大きければ異常と判断される。
【0038】ここまでの説明は透過光による液漏れ検出
に関連するものであるが、透過光に代えて反射光を用い
てもよい。反射光形の液漏れ検出の例を図7に示す。同
図において、液体滲透ユニット16は図1のそれと同じ
である。図示から明らかなように、発光素子17及び受
光素子14は前者からの光の液体滲透ユニット16によ
る反射光を後者によって検出するするように配置されて
いる。入射光路及び反射光路に配置されている部材70
及び71は絞りである。密着面間に液体がない場合の透
明板とその間の空気との屈折率差は液体がある場合の透
明板と液体との屈折率差よりも大きいから、光拡散面で
の光拡散は密着面間に液体がない場合の方が多く、した
がって、その分密着面間に液体がない場合の方が反射光
強度が大きい。よって、反射光強度検出によっても液漏
れの有無を検出することができる。両密着面の一方のみ
が光拡散面である場合よりも両方が光拡散面である方が
光拡散が多くなり、したがって液漏れ検出の感度が高く
なることは当然である。透明板13は図7の場合非反射
板(光吸収板)に置き換えられてもよい。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、液体クロマトグラフに
広く用いられる水系から有機溶剤を含めいろいろな液体
を用いた場合でもその液漏れを効果的に検出することが
できるようになる。
【0040】本発明によればまた、液体が漏れてもそれ
による光照射及び光検出系の損傷を生じさせないように
することができる。
【0041】本発明によれば更に、液漏れ検出の経時的
な感度変化に対処すべくその感度調整を容易に行うこと
がでる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にもとづく一実施例を示す液漏れ検出装
置の要部の斜視図である。
【図2】本発明にもとづく一実施例を示す液体クロマト
グラフの概念図である。
【図3】本発明にもとづく一実施例を示す液漏れ検出装
置の回路系を示す図である。
【図4】本発明にもとづくもう一つの実施例を示す液漏
れ検出装置の要部の斜視図である。
【図5】本発明にもとづくもう一つの実施例を示す液漏
れ検出装置の回路系を示す図である。
【図6】図5の動作フロ−チャ−トを示す図である。
【図7】本発明にもとづく更にもう一つの実施例を示す
液漏れ検出装置の要部の斜視図である。
【符号の説明】
11:漏れた液体の受け、12及び13:透明板、1
4:受光素子、15:液漏れ溝、16:液体滲透ユニッ
ト、17:発光素子、21:溶離液槽、22:ポンプ装
置、25:液体分離装置、26:検出装置、27:液漏
れ検出装置、28:液漏れ警報器、35:検出抵抗、3
6:基準抵抗、37:比較器、51:A/D変換器、5
3:制御部、54:レジスタ、55:操作部

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液体滲透ユニットと、光を発生させ、その
    光が前記液体滲透ユニットを透過するように配置された
    手段と、その透過光を検出してその強度を測定する手段
    とを含み、前記液体滲透ユニットは、互いに対向する面
    を有し、その対向面の端部を液体と接触させたときにそ
    の液体を前記対向面間に毛細管現象により滲透させるよ
    うに構成された第1及び第2の透明部材を含み、前記対
    向面の少なくとも一方は光拡散面とされ、前記検出手段
    は前記第1及び第2の透明部材の対向面間における前記
    液体の有無を前記透過光の強度変化にもとづいて判断す
    るように構成されていることを特徴とする液漏れ検出装
    置。
  2. 【請求項2】前記第1及び第2の透明部材の対向面は互
    いに密着していることを特徴とす請求項1に記載された
    液漏れ検出装置。
  3. 【請求項3】前記検出手段は予め定められた基準値を設
    定し、前記検出された透過光の強度を前記基準値と比較
    することによって前記対向面間における液体の有無を判
    断するように構成されていることを特徴とする請求項1
    又2に記載された液漏れ検出装置。
  4. 【請求項4】操作者の指示により前記対向面間に前記液
    体がないときの前記透過光の強度信号をベ−スにした値
    を前記基準値として記憶装置に記憶し、その基準値を用
    いて前記比較を行うようにしたことを特徴とする請求項
    3に記載された液漏れ検出装置。
  5. 【請求項5】液体滲透ユニットと、光を発生させ、その
    光が前記液体滲透ユニットに入射して反射されるように
    配置された手段と、その反射光を検出してその強度を測
    定する手段とを含み、前記液体滲透ユニットは、互いに
    対向する面を有し、その対向面の端部を液体と接触させ
    たときに前記液体を前記対向面間に毛細管現象により滲
    透させるように構成された第1及び第2の透明部材を含
    み、前記対向面の少なくとも一方は光拡散面とされ、前
    記検出手段は前記第1及び第2の部材の対向面間におけ
    る前記液体の有無を前記反射光の強度変化にもとづいて
    判断するように構成されていることを特徴とする液漏れ
    検出装置。
  6. 【請求項6】液体滲透ユニットと、光を発生させ、その
    光が前記液体滲透ユニットに入射して反射されるように
    配置された手段と、その反射光を検出してその強度を測
    定する手段とを含み、前記液体滲透ユニットは、互いに
    対向する面を有し、その対向面の端部を液体と接触させ
    たときに前記液体を前記対向面間に毛細管現象により滲
    透させるように構成された第1及び第2の部材を含み、
    この両部材のうちの少なくとも前記光入射側の部材は透
    明であり、前記対向面のうちの少なくとも前記光入射側
    の透明部材の対向面は光拡散面とされ、前記検出手段は
    前記第1及び第2の部材の対向面間における前記液体の
    有無を前記反射光の強度変化にもとづいて判断するよう
    に構成されていることを特徴とする液漏れ検出装置。
  7. 【請求項7】溶離液を収容する溶離液槽と、試料注入ポ
    −ト及び分離用カラムを含む試料分離装置と、前記試料
    注入ポ−トから注入される試料中の成分を前記カラムに
    よって分離するように前記溶離液槽の溶離液を前記カラ
    ムに流すポンプ装置と、前記分離された成分を検出し、
    測定する手段と、前記ポンプ装置、分離装置及び測定装
    置の少なくとも1つにおいて生じる液体の漏れを検出す
    る手段と、その液体の漏れの検出にもとづいて前記ポン
    プ装置の作動を停止させる手段とを含み、前記液体漏れ
    検出手段は液体滲透ユニットと、光を発生させ、その光
    が前記液体滲透ユニットを透過するように配置された手
    段と、その透過光を検出してその強度を測定する手段と
    を含み、前記液体滲透ユニットは、互いに対向する面を
    有し、その対向面の端部を前記漏れた液体と接触させる
    ように配置され、そして前記漏れた液体を前記端部から
    前記対向面間に毛細管現象により滲透させるように構成
    された第1及び第2の透明部材を含み、前記対向面の少
    なくとも一方は光拡散面とされ、前記検出手段は前記液
    体の漏れの判断を前記第1及び第2の透明部材の対向面
    間における前記漏れた液体の有無に応じて生じる前記透
    過光の強度変化にもとづいて行わせるように構成されて
    いることを特徴とする液体クロマトグラフ。
  8. 【請求項8】前記第1及び第2の透明部材の対向面は互
    いに密着していることを特徴とす請求項7に記載された
    液体クロマトグラフ。
  9. 【請求項9】溶離液を収容する溶離液槽と、試料注入ポ
    −ト及び分離用カラムを含む試料分離装置と、前記試料
    注入ポ−トから注入される試料中の成分を前記カラムに
    よって分離するように前記溶離液槽の溶離液を前記カラ
    ムに流すポンプ装置と、前記分離された成分を検出し、
    測定する手段と、前記ポンプ装置、分離装置及び測定装
    置の少なくとも1つにおいて生じる液体の漏れを検出す
    る手段と、その液体の漏れの検出にもとづいて前記ポン
    プ装置の作動を停止させる手段とを含み、前記液体漏れ
    検出手段は液体滲透ユニットと、光を発生させ、その光
    が前記液体滲透ユニットを透過するように配置された手
    段と、その透過光を検出してその強度を測定する手段と
    を含み、前記液体滲透ユニットは少なくとも第1、第2
    及び第3の透明板を含み、これらの透明板は前記第1の
    透明板の一方の面には前記第2の透明板を、前記第1の
    透明板の他方の面には前記第3の透明板をそれぞれ密着
    させるように構成され、前記第1及び第2の透明板の密
    着面の少なくとも一方と前記第1及び第3の透明板の密
    着面の少なくとも一方は光拡散面とされ、前記第1、第
    2及び第3の透明板は前記密着面の端部を前記漏れた液
    体と接触させてその漏れた液体を前記端部から前記それ
    ぞれの密着面間に毛細管現象により滲透させるように配
    置され、前記検出手段は前記液体の漏れの判断を前記密
    着面間における前記漏れた液体の有無に応じて生じる前
    記透過した光の強度変化にもとづいて行わせるように構
    成されていることを特徴とする液体クロマトグラフ。
  10. 【請求項10】前記検出手段は前記液体の漏れの判断の
    基準となる予め定められた基準値を設定し、前記検出さ
    れた透過光の強度を前記基準値と比較することによって
    前記液体の漏れの有無を判断するように構成されている
    ことを特徴とする請求項7、8又は9に記載された液体
    クロマトグラフ。
  11. 【請求項11】操作者の指示により前記液体の漏れがな
    いときの前記透過光の強度信号をベ−スにした値を前記
    基準値として記憶装置に記憶し、その基準値を用いて前
    記比較を行うようにしたことを特徴とする請求項10に
    記載された液体クロマトグラフ。
  12. 【請求項12】溶離液を収容する溶離液槽と、試料注入
    ポ−ト及び分離用カラムを含む試料分離装置と、前記試
    料注入ポ−トから注入される試料中の成分を前記カラム
    によって分離するように前記溶離液槽の溶離液を前記カ
    ラムに流すポンプ装置と、前記分離された成分を検出
    し、測定する手段と、前記ポンプ装置、分離装置及び測
    定装置の少なくとも1つにおいて生じる液体の漏れを検
    出する手段と、その液体の漏れの検出にもとづいて前記
    ポンプ装置の作動を停止させる手段とを含み、前記液体
    漏れ検出手段は液体滲透ユニットと、光を発生させ、そ
    の光が前記液体滲透ユニットに入射して反射されるよう
    に配置された手段と、その反射光を検出してその強度を
    測定する手段とを含み、前記液体滲透ユニットは、互い
    に対向する面を有し、その対向面の端部を前記漏れた液
    体と接触させるように配置され、そして前記漏れた液体
    を前記端部から前記対向面間に毛細管現象により滲透さ
    せるように構成された第1及び第2の透明部材を含み、
    前記対向面の少なくとも一方は光拡散面とされ、前記検
    出手段は前記液体の漏れの判断を前記第1及び第2の透
    明部材の対向面間における前記漏れた液体の有無に応じ
    て生じる前記反射光の強度変化にもとづいて行わせるよ
    うに構成されていることを特徴とする液体クロマトグラ
    フ。
  13. 【請求項13】溶離液を収容する溶離液槽と、試料注入
    ポ−ト及び分離用カラムを含む試料分離装置と、前記試
    料注入ポ−トから注入される試料中の成分を前記カラム
    によって分離するように前記溶離液槽の溶離液を前記カ
    ラムに流すポンプ装置と、前記分離された成分を検出
    し、測定する手段と、前記ポンプ装置、分離装置及び測
    定装置の少なくとも1つにおいて生じる液体の漏れを検
    出する手段と、その液体の漏れの検出にもとづいて前記
    ポンプ装置の作動を停止させる手段とを含み、前記液体
    漏れ検出手段は液体滲透ユニットと、光を発生させ、そ
    の光が前記液体滲透ユニットに入射して反射されるよう
    に配置された手段と、その反射光を検出してその強度を
    測定する手段とを含み、前記液体滲透ユニットは、互い
    に対向する面を有し、その対向面の端部を前記漏れた液
    体と接触させるように配置され、そして前記漏れた液体
    を前記端部から前記対向面間に毛細管現象により滲透さ
    せるように構成された第1及び第2の部材を含み、この
    両部材のうちの少なくとも前記光入射側の部材は透明で
    あり、前記対向面のうちの少なくとも前記光入射側の透
    明部材の対向面は光拡散面とされ、前記検出手段は前記
    液体の漏れの判断を前記第1及び第2の部材の対向面間
    における前記漏れた液体の有無に応じて生じる前記反射
    光の強度変化にもとづいて行わせるように構成されてい
    ることを特徴とする液体クロマトグラフ。
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