JP3790330B2 - 注射器目視検査方法およびその装置 - Google Patents

注射器目視検査方法およびその装置 Download PDF

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【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、注射器内部に保持された注射液中に存在するごみ等の異物の検査(以下、「液中検査」という)及び注射器に付着したごみ等の異物やキズ、汚れ等の検査(以下、「外観検査」という)を検査員の目視によってするための注射器目視検査方法およびその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の注射器の目視検査では、通常用いられている搬送コンベアでは注射器をローラとローラとの間で保持するものや、スクリュウで挟み込んで移送するタイプで搬送していて注射器を直立状態で検査員の前を通過させ、目視検査領域において回転を加えて移動していく方式が取られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、この従来タイプでは、注射器が検査員の前を通過する際に搬送コンベアの搬送部材が背景視野に入って邪魔になり目視しにくいほか注射器にキズがつきやすく問題があった。また、目視検査領域において注射器を直立状態で検査員の前を通過させ、回転を加えて移動していく方式が取られているため、注射器にあたる照明によって死角が生じ注射器での液中や外観での目視検査がしにくい傾向があって、検査員の疲労度が高いなどの欠点があった。
しかも目視検査領域において、注射器などのワークに傾斜を付けて検査することも考えられるが、構成上ワークに角度を変えることは、搬送機構が邪魔なって目視背景を自由に変えることができなくその領域の選択が難しく問題であった。
本発明は、これら従来の欠点を排除しようとするもので、注射器の搬送中に目視検査領域で注射器を所定角度に傾斜させて回転させつつ移動でき、目視できるようにして液中検査および外観検査の取扱操作を簡便化し、検査精度を著しく向上し目視作業を能率よく行うことができ、注射器に付着または混入したゴミ類やキズ、汚れの発見を著しく容易に行え、目視疲労度を少なくできる注射器目視検査の方法及び装置を安価に提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明方法は、注射器を嵌合保持する注射器ホルダーと、回転ローラとからなるアタッチメントを揺動自在に備えた搬送コンベアをガイドに沿って走行させ、該注射器ホルダーに注射器を被せて嵌合保持し、注射器をガイドに沿って供給部から直立状態で移送し、該直立状態で移送される注射器搬送経路の途中に目視検査領域を設け、該目視検査領域で注射器ホルダーと共に、注射器を所定角度に傾斜させて回転させつつ移送して、注射器内部に保持された注射液中に存在するごみ等の異物の検査及び注射器に付着したごみ等の異物やキズ、汚れ等の外観検査を行った後、注射器を再び直立状態に戻して排出端まで移送するようにした注射器目視検査方法において、前記注射器ホルダーに注射器を被せて嵌合保持する際に、注射器をその開孔端側から合成樹脂製円筒体の注射器ホルダーに嵌挿すると共に、該嵌挿された注射器の開孔端を注射器ホルダー基部のフランジ部に当接させてOリングにより封止保持し、前記目視検査領域では、アタッチメントの注射器ホルダーを前記ガイドから外して自由状態とすると共に、目視検査領域に臨んで傾斜配備されている回転駆動機構に、前記回転ローラを押し倒し部材により後方に傾斜させ、かつ自重によって回転ローラを回転駆動機構に圧接して注射器ホルダーを回転しつつ移動させることにより、注射器ホルダーに嵌合保持されている注射器を所定角度に傾斜させた状態で回転移送することを特徴とするものである。
【0005】
また、本発明装置は、注射器を嵌合保持する注射器ホルダーと、回転ローラとからなるアタッチメントを取付部材に揺動自在に備え、該取付部材を固着した搬送コンベアと、該搬送コンベアに沿って配備され注射器ホルダーを供給部から直立状態で案内移送するガイドとを備え、該直立状態で移送される注射器搬送経路の途中に目視検査領域を設け、該目視検査領域で注射器ホルダーと共に注射器を所定角度に傾斜して回転させつつ移送して、注射器内部に保持された注射液中に存在するごみ等の異物の検査及び注射器に付着したごみ等の異物やキズ、汚れ等の外観検査を行った後、注射器を再び直立状態に戻して排出端まで移送するようにした注射器目視検査装置において、前記注射器ホルダーは合成樹脂製円筒体からなり、その基部には注射器開孔端に当接するフランジ部と、注射器開孔端を嵌合封止するOリングとを備え、前記アタチッメントは注射器ホルダーを連結した回転ローラを支軸で取付部材に揺動自在に備え、該取付部材を前記搬送コンベアのチエンに連結して走行自在にしたものからなり、前記目視検査領域には、前記回転ローラに当接するガイドの両端にアタチッメントの押し倒し部材と引き起し部材とを設けると共に、目視検査領域に臨んで前記回転ローラに当接する回転駆動機構を配備し、該回転駆動機構に傾斜角度調節機構を備えたことを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施形態】
本発明では、注射器を嵌合保持する注射器ホルダーと、回転ローラとを有するアタッチメントを取付部材に揺動自在に備えて搬送コンベアに固着し、この注射器ホルダーに注射器を被せて嵌合保持し、注射器をガイドに沿って直立状態に移送し、この注射器搬送中であってガイドがなくなっている目視検査領域に臨んで傾斜配備されている回転駆動機構を備え、注射器ホルダーを目視検査領域で自由状態として、さらに押し倒し部材により後方に傾斜させ、かつ自重によってアタッチメントの回転ローラを回転駆動機構に圧接して回転し前記注射器ホルダーをも回転しつつ移動し、該注射器ホルダーに嵌合保持されている注射器を所定角度に傾斜状態で回転移送することにより、液中検査および外観検査を行うことができ、いつも目視作業がし易い状態にしておくことができるものである。
すなわち、目視検査領域では、注射器が傾斜して回転移動するだけで搬送中に目視エラーを発生することなく、検査員の目視作業ができるので、検査精度も大幅に高めることができる。
【0007】
【実施例】
本発明の実施例を図1乃至図10の例で説明すると、注射器Aを嵌合保持する注射器ホルダー1と、回転ローラ2とからなるアタッチメントを取付部材6に揺動自在に設け,該取付部材6を多数間隔を置いて備えた搬送コンベア3と、該搬送コンベア3に沿って配備され、注射器ホルダー1を直立状態で案内移送するガイド4と、注射器搬送中に形成した目視検査領域Bで注射器ホルダー1と共に、注射器Aを傾斜して回転させつつ移送して、注射器Aの液中検査及び外観検査する注射器目視検査装置であり、前記アタチッメントは注射器ホルダー1を連結した回転ローラ2を支軸5で取付部材6に揺動自在に備え、該取付部材6を前記搬送コンベア3のチエンに連結して走行自在にしたものからなり、前記回転ローラ2に当接するガイド4は、目視検査領域Bにおいて切離してその両端にアタチッメントの押し倒し部材7と引き起し部材7aとを設けると共に、目視検査領域に臨んで前記回転ローラ2に当接する回転駆動機構8を配備し、該回転駆動機構8に傾斜角度調節機構9を備えて注射器目視検査装置としてある。
【0008】
前記注射器ホルダー1としては、合成樹脂製円筒体であって、その基部外周にフランジ部11と注射器開孔端を嵌合封止するOリング12とを備え、注射器A内に嵌挿されたゴムネジ部aに嵌挿される円錐状先端部10を形成されているもので、この円錐先端部10からフランジ部近傍の基部にわたって通気経路13を備え、注射器ホルダー1に注射器Aを嵌合圧入する際に、該通気経路13を経て注射器内の圧縮空気を注射器外に抜き出すことができ、注射器Aを嵌合しやすく操作できるようになっている。(図1乃至図3)
【0009】
また、前記アタッチメントを備えた搬送コンベア3には、その両側に同期するチェンコンベア3aが設けられ、搬送コンベア3の移動走行を安定して行えるようにしてある。
さらに、前記アタッチメントの押し倒し部材7としては、ローラ或いは突起部材等を用い、前記ガイド4に沿って直立状態で流れてくるアタッチメントが、フリーとなったところで、回転ローラ2に当たって後方に押し倒すようにするのがよく、また引き起こし部材7aは前記ガイド4に接続する誘導リブを用い傾斜しているアタッチメントを移動していく流れで、引き起こしつつガイド4に導入し直立状態にして搬送コンベア3の排出端に走行させるようにしてある。
【0010】
さらに前記回転駆動機構8は、前記アタッチメントの回転ローラ2に当接する無端走行ベルト81を駆動輪82、従動輪83に備え、該無端走行ベルト81を備えた取付部材86を揺動自在に固定部87に枢着し、枢着部88より離れた部位91と固定部87の間に伸縮自在の連結桿90例えばターンバックルを介在配備して、傾斜角度調節機構9を付設してあって、前記無端走行ベルト81を所定角度θに傾斜配備できるように構成してある。
この場合、前記駆動輪82は、モータ80或いは他の連動機構(図示せず)で回転駆動できるようにして取付部材86に備えられ、該取付部材86をレバー89で傾斜角度調節機構9の連結桿90に連結し、この傾斜角度調節機構9によって変位出来るようになっている。(図4および図5)
【0011】
また、前記傾斜角度調節機構9の連結桿90を伸縮すると、例えば短縮するとレバー89を介して取付部材86を引っ張って、前記取付部材86の枢着部88を中心として揺動し取付部材86を固定部87に対して所定角度θに傾斜させ、回転駆動機構8を直立状態から傾斜状態にセットすることができ、前記ガイド4から離れて倒れかかってくるアタッチメントの前記回転ローラ2を受けて当接するように待機することができる。そして前記連結桿90の長さによって、傾斜角度θを自由に変え、検査員の目視し易い位置に注射器Aを通過させることができる。(図5)
【0012】
前記搬送コンベア3としては、図6に示すように二系列配備し、それぞれ目視検査領域Bを複数形成し、搬送コンベア3の一端に注射器Aの供給部例えば、振動フィダー30で整列供給し、バキュウム取付け機構31により一対ある受け台32に交互に移し替え、シリンダのプッシャ33で多数あるアタッチメントの注射器ホルダー1に順次注射器Aを被せて搬入するようになっている。
この注射器投入の際に、クランプシリンダ34でチェンコンベア3aのチェンを保持し、注射器Aの嵌挿作業が確実にできるようにしてある。なお、注射器Aのロックシリンダ35や、前記受け台32の昇降動用のシリンダ36、さらに、バッキュウム上下シリンダ37、シャツタシリンダ38およびゲートシリンダ39が付設され、注射器Aの供給作業を能率よく行われるようになっている。(図6及び図7)
【0013】
前記注射器Aの搬送コンベア3のラインに設けたアタッチメントの走行経路にある目視検査領域Bには、検査員の目線位置に拡大レンズCを変位可能に装備し、必要に応じ、視野内にバックプレートD或いはバックシートを設け、このバックプレートDのカラーを選択することで、例えば、黒色と白色とを採用して異物と傷との目視を容易化し、また、複数セクションで繰り返し検査作業を行ない不良品の排除を確実化して品質精度を向上できる。(図8)
前記拡大レンズCは、支持枠(図示せず)に嵌められ、該支持枠をアームで固定フレームに枢支し、検査員の目の前に拡大レンズCが支持され、或いは上方に持ち上げられ視野外に外すことができるように備えてある。
【0014】
なお、前記搬送コンベア3の排出端には、図6および図9に示すように、回収コンベア40,41を介して回収ボックス42に検査済の注射器を搬入できるようにしてあるが、この排出端のアンロード部43に設けた取り出し機構44、例えばフォーク状の取出片を注射器のフランジ部の下端面に差し込み持ち上げて、前記注射器ホルダー1に嵌合保持してある注射器Aを順次抜き取り回収コンベア40に移し変える作業を連続して行えるようにしてある。(図10)
【0015】
図中、21は取付けネジで注射器ホルダー1と回転ローラ2とを連結してあるが、この取付けネジ21に代えてネジ部を用いて螺合するタイプとすることもできる。22はベアリング、23は取り付け用ブラケット、24はストッパで、進退自在に取付部材6に備えられアタチッメントの反対方向側に倒れかかるのを防止する。45はコンベア駆動用モータ、このモータ45からの伝達系統から伝導機構を介して連動して前記回転駆動機構8や他の駆動機構を作動するように構成することもできる。46はチエンガイドレール、47はチエン押さえでチエン走行移動の安定化を図っている。50は架台、84は押圧保持ローラ、85はベルトテンショローラ、91,92は連結桿90の枢着部である。
【0016】
【発明の効果】
本発明では、嵌挿された注射器の開孔端をフランジ部に当接させてOリングにより封止保持する注射器ホルダーと、回転ローラとからなるアタッチメントを取付部材に揺動自在に備え、該取付部材を固着した搬送コンベアを走行自在に配備し、前記注射器ホルダーに注射器を被せて嵌合保持し、該注射器をガイドに沿って供給部から直立状態で移送し、この注射器搬送経路の途中に設けた目視検査領域に臨んで傾斜配備されている回転駆動機構と、アタッチメントを前記目視検査領域で自由状態として、さらに押し倒し部材により後方に傾斜させ、かつ自重によってアタッチメントの回転ローラを回転駆動機構に圧接して注射器ホルダーを回転しつつ移動し、該注射器ホルダーに嵌合保持されている注射器を所定角度に傾斜状態で回転移送して、目視で注射器のごみ等の異物やキズ、汚れなどの液中検査および外観検査を行うことにより、いつも目視作業がし易い状態にしておくことができるもので、液中検査および外観検査の取扱操作を簡便化し、検査精度を著しく向上すると共に、目視作業を能率よく行うことができ、注射器に付着または混入したゴミ類やキズ、汚れの発見を著しく容易に行え、目視疲労度を少なくできる注射器目視検査の方法及びその装置を安価に提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を示すアタッチメントの一部の縦断側面図である。
【図2】 図1の例のアタッチメントの一部拡大縦断面図である。
【図3】 図2の例の一部の正面図である。
【図4】 図2の例の目視検査領域の拡大平面図である。
【図5】 本発明で使用される傾斜角度調節機構の作動状態を示す側面図で、(a)は直立状態での通常搬送工程、(b)は傾斜状態での目視検査領域の搬送工程を示す。
【図6】 本発明の使用状態の全体系統平面図である。
【図7】 図の例の注射器供給部の拡大側面図である。
【図8】 図の例の目視検査領域の拡大側面図である。
【図9】 図の例の正面図である。
【図10】 図9の例の排出端の拡大正面図である。
【符号の説明】
A 注射器
B 目視検査領域
C 拡大レンズ
D バックプレート
1 注射器ホルダー
2 回転ローラ
3 コンベア
4 ガイド
5 支軸
6 取付け部材
7 押し倒し部材
7a 引き起し部材
8 回転駆動機構
9 傾斜角度調節機構
10 円錐状先端部
11 フランジ部
12 Oリング
13 通気経路
21 取付けネジ
22 ベアリング
30 注射器供給部
40 回収コンベア
80 モータ
81 無端走行ベルト
82 駆動輪
83 従動輪
84 押圧ローラ
85 ベルトテンションローラ
86 取付部材
87 固定部
88 枢着部
89 レバー
90 連結桿
91,92 枢着部

Claims (6)

  1. 注射器を嵌合保持する注射器ホルダーと、回転ローラとからなるアタッチメントを揺動自在に備えた搬送コンベアをガイドに沿って走行させ、該注射器ホルダーに注射器を被せて嵌合保持し、注射器をガイドに沿って供給部から直立状態で移送し、該直立状態で移送される注射器搬送経路の途中に目視検査領域を設け、該目視検査領域で注射器ホルダーと共に、注射器を所定角度に傾斜させて回転させつつ移送して、注射器内部に保持された注射液中に存在するごみ等の異物の検査及び注射器に付着したごみ等の異物やキズ、汚れ等の外観検査を行った後、注射器を再び直立状態に戻して排出端まで移送するようにした注射器目視検査方法において、
    前記注射器ホルダーに注射器を被せて嵌合保持する際に、注射器をその開孔端側から合成樹脂製円筒体の注射器ホルダーに嵌挿すると共に、該嵌挿された注射器の開孔端を注射器ホルダー基部のフランジ部に当接させてOリングにより封止保持し、
    前記目視検査領域では、アタッチメントの注射器ホルダーを前記ガイドから外して自由状態とすると共に、目視検査領域に臨んで傾斜配備されている回転駆動機構に、前記回転ローラを押し倒し部材により後方に傾斜させ、かつ自重によって回転ローラを回転駆動機構に圧接して注射器ホルダーを回転しつつ移動させることにより、注射器ホルダーに嵌合保持されている注射器を所定角度に傾斜させた状態で回転移送することを特徴とする注射器目視検査方法。
  2. 前記注射器ホルダーに、注射器を圧入保持する際、注射器ホルダーの円錐先端部からフランジ部近傍の基部にわたって通気経路を経て注射器内の圧縮空気を注射器外に抜き出すことを特徴とする請求項1記載の注射器目視検査方法。
  3. 前記回転駆動機構の回転ローラに当接する無端走行ベルトを駆動輪、従動輪に架装して走行させて、回転ローラを介して注射器ホルダーに嵌合保持している注射器を所定角度に傾斜させて回転させつつ移動し、さらにガイドの引き起し部材によって注射器を直立状態に戻して移送することを特徴とする請求項1または2記載の注射器目視検査方法。
  4. 注射器を嵌合保持する注射器ホルダーと、回転ローラとからなるアタッチメントを取付部材に揺動自在に備え、該取付部材を固着した搬送コンベアと、該搬送コンベアに沿って配備され注射器ホルダーを供給部から直立状態で案内移送するガイドとを備え、該直立状態で移送される注射器搬送経路の途中に目視検査領域を設け、該目視検査領域で注射器ホルダーと共に注射器を所定角度に傾斜して回転させつつ移送して、注射器内部に保持された注射液中に存在するごみ等の異物の検査及び注射器に付着したごみ等の異物やキズ、汚れ等の外観検査を行った後、注射器を再び直立状態に戻して排出端まで移送するようにした注射器目視検査装置において、
    前記注射器ホルダーは合成樹脂製円筒体からなり、その基部には注射器開孔端に当接するフランジ部と、注射器開孔端を嵌合封止するOリングとを備え、
    前記アタチッメントは注射器ホルダーを連結した回転ローラを支軸で取付部材に揺動自在に備え、該取付部材を前記搬送コンベアのチエンに連結して走行自在にしたものからなり、
    前記目視検査領域には、前記回転ローラに当接するガイドの両端にアタチッメントの押し倒し部材と引き起し部材とを設けると共に、目視検査領域に臨んで前記回転ローラに当接する回転駆動機構を配備し、
    該回転駆動機構に傾斜角度調節機構を備えたことを特徴とする注射器目視検査装置。
  5. 前記注射器ホルダーが、円錐先端部からフランジ部近傍の基部にわたって通気経路を備え、該通気経路を経て注射器内の圧縮空気を注射器外に抜き出すことを特徴とする請求項4記載の注射器目視検査装置。
  6. 前記回転駆動機構が、前記アタッチメントの回転ローラに当接する無端走行ベルトを駆動輪、従動輪に備え、該無端走行ベルトを備えた取付部材を揺動自在に固定部に枢着し、枢着部より離れた部位と固定部の間に伸縮自在の連結桿を介在配備して、前記無端走行ベルトを所定角度に傾斜配備することを特徴とする請求項4または5記載の注射器目視検査装置。
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