JP2020156840A - サーバシステム、ゲームシステムおよびプログラム - Google Patents

サーバシステム、ゲームシステムおよびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数の抽選を実行する動機付けをもたらす新たな仕組みを提供すること。【解決手段】サーバシステム1100は、複数の抽選オブジェクトをユーザ端末1500に表示する制御を行い、それら複数の抽選オブジェクトの中からユーザのオブジェクト選択指示に基づいて抽選実行オブジェクトを選択して、当該抽選実行オブジェクトに対応付けられた抽選処理を実行する。そして、所定の同時期条件を満たす複数の抽選処理がなされる場合に、ユーザに所与の特典を付与する特典付与制御を行う。【選択図】図5

Description

本発明は、サーバシステム等に関する。
ゲームの仕様として、ゲームで使用できるキャラクタや武器、アイテム等のオブジェクトの抽選権を販売し、抽選(ガシャ等とも呼ばれる)で選出したオブジェクトをユーザ(プレーヤ)に付与する仕様がある。またその中には、複数種類の抽選を選択可能に提示して、ユーザが選択した抽選を実行するものも知られている。例えば、特許文献1には、各抽選の内容(当該抽選で抽選対象とするアイテムの種類や残数等)をユーザに提示する技術が開示されている。
特開2016−19721号公報
しかし、特許文献1の技術は、選択可能な複数の抽選を単に選択肢として提示するだけのものであった。つまり、実行できるのはそのうちのユーザが選んだ1つであり、プレーヤは、別の抽選を実行したければ、或いは同じ抽選をもう一度実行したい場合には、提示される抽選から再度目的のものを選んで実行することとなる。仮に続けて抽選を実行したとしても、各抽選は個々に完結する。
つまり、ユーザに対して複数の抽選を実行させる動機付けを与えるような技術ではなかった。
本発明が解決しようとする課題は、複数の抽選を実行する動機付けをもたらす新たな仕組みを提供すること、である。
上記課題を解決するための第1の発明は、ユーザ端末と通信を行い、ユーザの指示に基づいて抽選を実行するサーバシステムであって、複数の抽選オブジェクトを前記ユーザ端末に表示する制御を行う抽選オブジェクト表示制御手段(例えば、図5の抽選種類表示制御部233)と、前記複数の抽選オブジェクトのうち、前記ユーザのオブジェクト選択指示に基づいて抽選実行オブジェクトを選択して当該抽選実行オブジェクトに対応付けられた抽選処理を実行する抽選実行手段(例えば、図5の抽選実行部237)と、所定の同時期条件を満たす複数の前記抽選処理がなされる場合に、前記ユーザに所与の特典を付与する特典付与制御を行う特典付与手段(例えば、図5の特典付与制御部239)と、を備えたサーバシステム(例えば、図1のサーバシステム1100)である。
第1の発明によれば、ユーザが同時期条件を満たすように複数の抽選オブジェクトの選択指示(オブジェクト選択指示)を行ったことでそれらの抽選処理がなされる場合には、当該ユーザに特典を付与することができる。これによれば、複数の抽選を行う動機付けをもたらす新たな仕組みを提供できる。
また、第2の発明として、前記抽選実行手段は、前記抽選実行オブジェクトを複数選択した後に、各抽選実行オブジェクトに対応付けられた抽選処理を実行する複数選択実行処理が可能であり、前記特典付与手段は、前記複数選択実行処理を行う場合、前記同時期条件を満たすと判定する、第1の発明のサーバシステムを構成してもよい。
第2の発明によれば、ユーザが複数の抽選オブジェクトを選択した選択指示を行った場合に、それらの抽選処理を実行する複数選択実行処理を行うことができる。そしてその場合に、同時期条件を満たすとして当該ユーザに特典を付与することができる。
また、第3の発明として、前記特典付与手段は、前記抽選実行手段による前記抽選処理の時間間隔が所与の時間以内の場合に前記同時期条件を満たすと判定する、第1又は第2の発明のサーバシステムを構成してもよい。
また、第4の発明として、前記特典付与手段は、前記同時期条件を満たす複数の前記抽選処理の時間間隔に基づいて前記特典付与制御を行う、第3の発明のサーバシステムを構成してもよい。
第3又は第4の発明によれば、ユーザが複数の抽選オブジェクトの選択指示を所与の時間内に行った場合に、同時期条件を満たすと判定することができる。そして、なされる抽選処理の時間間隔に基づいて、当該ユーザに特典を付与することができる。
また、第5の発明として、前記特典付与手段は、前記同時期条件を満たす複数の前記抽選処理の時間間隔に基づく確率演算で特典を付与するか否かを決定する、第4の発明のサーバシステムを構成してもよい。
第5の発明によれば、複数の抽選処理の時間間隔に応じた確率で、特典を付与するか否かを決定することができる。例えば、時間間隔が短いほど高確率で特典を付与するといったことが可能となる。
また、第6の発明として、前記特典付与手段は、前記同時期条件を満たす複数の前記抽選処理に係る前記抽選実行オブジェクトの組み合わせに基づいて前記特典を変更する、第1〜第5の何れかの発明のサーバシステムを構成してもよい。
第6の発明によれば、選択指示された同一又は異なる複数の抽選オブジェクトの組み合わせに応じた特典を付与することができる。
また、第7の発明として、前記特典付与手段は、前記同時期条件を満たす前記抽選処理の数に基づいて、前記ユーザに付与する特典を決定する、第1〜第6の何れかの発明のサーバシステムを構成してもよい。
第7の発明によれば、同時期条件を満たす抽選処理の数に応じた特典を付与することができる。
また、第8の発明として、前記特典付与手段は、前記同時期条件を満たす複数の前記抽選処理のうち、一部又は全部の前記抽選処理に係る対価を減額すること、を前記特典とする、第1〜第7の何れかの発明のサーバシステムを構成してもよい。
また、第9の発明として、前記特典付与手段は、前記同時期条件を満たす複数の前記抽選処理のうち、一部又は全部の前記抽選処理に係る抽選確率を変更すること、を前記特典とする、第1〜第7の何れかの発明のサーバシステムを構成してもよい。
また、第10の発明として、前記抽選処理は、レアリティが設定された複数の被抽選体の中から前記ユーザに付与する被抽選体を選出する処理であり、前記特典付与手段は、前記同時期条件を満たす複数の前記抽選処理のうち、一部又は全部の前記抽選処理において所与のレアリティの被抽選体の抽選確率を向上させること、を前記特典とする、第9の発明のサーバシステムを構成してもよい。
また、第11の発明として、前記特典付与手段は、前記同時期条件を満たす複数の前記抽選処理のうち、一部又は全部の前記抽選処理において選出する被抽選体の数を変更すること、を前記特典とする、第1〜第7の何れかの発明のサーバシステムを構成してもよい。
また、第12の発明として、前記抽選処理は、レアリティが設定された複数の被抽選体の中から前記ユーザに付与する被抽選体を選出する処理であり、前記特典付与手段は、前記ユーザから指示された希望レアリティ条件を満たすレアリティが設定された被抽選体を、前記同時期条件を満たす複数の前記抽選処理のうちの一部又は全部の前記抽選処理で選出すること、を前記特典とする、第1〜第7の何れかの発明のサーバシステムを構成してもよい。
また、第13の発明として、前記特典付与手段は、前記同時期条件を満たす複数の前記抽選処理において同じ被抽選体が選出された場合に、当該同じ被抽選体の一部又は全部のパラメータ値を変更して前記ユーザに付与すること、を前記特典とする、第1〜第7の何れかの発明のサーバシステムを構成してもよい。
また、第14の発明として、前記特典付与手段は、前記同時期条件を満たす複数の前記抽選処理において同じ被抽選体が選出された場合に、所与のアイテムを前記ユーザに付与すること、を前記特典とする、第1〜第7の何れかの発明のサーバシステムを構成してもよい。
第8〜第14の何れかの発明によれば、同時期条件を満たすと判定された抽選処理に係る対価を減額したり、抽選確率を変更することで特典を付与できる。また、所与のレアリティの被抽選体について抽選確率を向上させる特典や、選出する被抽選体の数を変更する特典、ユーザが希望したレアリティの被抽選体を当選させる特典を付与することができる。或いは、当選した被抽選体のパラメータ値を変更することにより特典を付与したり、所与のアイテムを特典として付与することもできる。
また、第15の発明として、各ユーザの協力関係希望指示に基づいて、前記協力関係希望指示のあった複数のユーザ間に協力関係を設定する協力関係設定手段、を更に備え、前記抽選実行手段は、各ユーザのユーザ端末と通信を行って前記抽選処理をユーザ個別に実行し、前記特典付与手段は、前記協力関係設定手段により協力関係が設定されたユーザ同士の前記抽選処理が前記同時期条件を満たす場合に、各ユーザに前記特典付与制御を行う、第1〜第14の何れかの発明のサーバシステムを構成してもよい。
第15の発明によれば、複数のユーザ間に協力関係を設定し、協力関係にあるユーザ同士の抽選処理が同時期条件を満たす場合に、各ユーザに特典を付与することができる。
また、第16の発明として、前記特典付与手段は、前記同時期条件を満たす前記抽選処理の対象となった前記協力関係設定手段により前記協力関係が設定されたユーザの数に基づいて、前記特典を変更する、第15の発明のサーバシステムを構成してもよい。
第16の発明によれば、協力関係が設定されたユーザの数に応じた特典を付与することができる。例えば、当該ユーザの数が多いほど特典内容を豪華にしたり、各ユーザにとって有利な特典とするといったことが可能となる。
また、第17の発明は、ユーザ端末(例えば、図1のユーザ端末1500)と、前記ユーザ端末と通信可能な第1〜第16の何れかの発明のサーバシステム(例えば、図1のサーバシステム1100)と、を具備したゲームシステム(例えば、図1のゲームシステム1000)である。
第17の発明によれば、第1〜第16の発明と同様の効果を奏するゲームシステムを実現できる。
また、第18の発明は、ユーザ端末を、複数の抽選オブジェクトを表示する制御を行う抽選オブジェクト表示制御手段、前記複数の抽選オブジェクトのうち、ユーザのオブジェクト選択指示に基づいて抽選実行オブジェクトを選択して当該抽選実行オブジェクトに対応付けられた抽選処理を実行する抽選実行手段、所定の同時期条件を満たす複数の前記抽選処理がなされる場合に、所与の特典を付与する特典付与制御を行う特典付与手段、として機能させるためのプログラム(例えば、図13のゲームプログラム504)である。
第18の発明によれば、第1の発明と同様の効果を奏するプログラムを実現できる。
ゲームシステムの全体構成例を示す図。 ユーザ端末の装置構成例を示す図。 ガシャ画面の一例を示す図。 第1実施形態における特典テーブルのデータ構成例を示す図。 サーバシステムの機能構成例を示すブロック図。 ユーザ管理データのデータ構成例を示す図。 抽選定義データのデータ構成例を示す図。 ユーザ端末の機能構成例を示すブロック図。 第1実施形態におけるサーバシステムの処理の流れを説明するためのフローチャート。 第2実施形態における同時期条件を説明する図。 第2実施形態における特典テーブルのデータ構成例を示す図。 第2実施形態におけるサーバシステムの処理の流れを説明するためのフローチャート。 変形例4におけるユーザ端末の機能構成例を示す図。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。なお、以下説明する実施形態によって本発明が限定されるものではなく、本発明を適用可能な形態が以下の実施形態に限定されるものでもない。また、図面の記載において、同一部分には同一の符号を付す。
図1は、本実施形態におけるゲームシステム1000の全体構成例を示す図である。図1に示すように、ゲームシステム1000は、コンピュータシステムであるサーバシステム1100と、本実施形態のゲームのプレーヤ2であるユーザが所持するユーザ端末1500とを含み、これらがネットワークNを介して相互にデータ通信可能に接続されて構成される。
ネットワークNは、データ通信が可能な通信路を意味する。すなわち、ネットワークNとは、直接接続のための専用線(専用ケーブル)やイーサネット(登録商標)等によるLAN(Local Area Network)の他、電話通信網やケーブル網、インターネット等の通信網を含む意味であり、また、通信方法については有線/無線を問わない。
サーバシステム1100は、本体装置1101と、キーボード1106と、タッチパネル1108と、ストレージ1140とを備え、本体装置1101は、CPU(Central Processing Unit)1151やGPU(Graphics Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)等の各種マイクロプロセッサ、VRAMやRAM、ROM等の各種ICメモリ1152、通信装置1153等の電子部品が搭載された制御基板1150を内蔵している。なお、制御基板1150の一部又は全部は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(field-programmable gate array)、SoC(System on a Chip)により実現するとしてもよい。
このサーバシステム1100は、CPU1151等が所定のプログラムおよびデータに基づいて演算処理することにより、ユーザ登録等に係るユーザ管理機能と、ユーザ端末1500でゲームをプレイするのに必要なデータを提供してユーザ端末1500でのゲームの実行制御を管理するゲーム管理機能と、を実現する。つまり、本実施形態におけるゲームは、一種のクライアント・サーバ型のオンラインゲームとして実現される。ユーザであるプレーヤ2は、自身のユーザ端末1500でサーバシステム1100にアクセスし、発給されたアカウントによりログインして本実施形態のゲームを楽しむ。
また、サーバシステム1100は、電子決済業者等が運営する外部の電子決済サーバと連携し、ゲーム内通貨であるゲームコインの購入手続き(課金処理)を行う。課金処理に際し、電子決済サーバは、サーバシステム1100からの問合せに応答してゲームコインの購入額をプレーヤ2のクレジットカードやプリペイドカード等で清算する処理を行う。そして、サーバシステム1100は、電子決済サーバにより清算された購入額相当のゲームコインをプレーヤ2に付与する。
なお、サーバシステム1100は、図1に示す単体の構成に限らず、各機能を分担する複数のブレードサーバを搭載して相互に内部バスを介してデータ通信可能に接続した構成であってもよい。或いは、離れた場所に設置された独立した複数のサーバを、ネットワークNを介してデータ通信させることで、全体としてサーバシステム1100として機能させる構成であってもよい。
ユーザ端末1500は、マンマシンインターフェースの機能を担うコンピュータシステムであって、携帯電話基地局や無線通信基地局等を介してネットワークNに接続し、サーバシステム1100とデータ通信を行うことができる。このユーザ端末1500は、例えば、スマートフォン、携帯電話機、携帯型ゲーム装置、据置型家庭用ゲーム装置、据置型家庭用ゲーム装置のコントローラ、業務用ゲーム装置、パソコン、タブレット型コンピュータ、ウェアラブルコンピュータ等の形態を取り得る。
図2は、ユーザ端末1500の一例であるスマートフォンの装置構成例を示す図である。図2に示すように、ユーザ端末1500は、方向入力キー1502と、ホームキー1504と、画像表示デバイス兼接触位置入力デバイスとして機能するタッチパネル1506と、内蔵バッテリー1509と、スピーカ1510と、マイク1512と、制御基板1550と、コンピュータ読み出し可能な記憶媒体であるメモリカード1540に対してデータを読み書きできるメモリカード読取装置1542とを備える。その他、図示しない電源ボタン、音量調節ボタン等が設けられている。
制御基板1550には、CPU1551やGPU、DSP等の各種マイクロプロセッサ、VRAMやRAM,ROM等の各種ICメモリ1552、ネットワークNに接続する携帯電話基地局や無線LAN基地局等と無線通信するための無線通信モジュール1553等が搭載されている。また、制御基板1550には、方向入力キー1502やホームキー1504からの信号を受信する回路、タッチパネル1506のドライバ回路、スピーカ1510へ音声信号を出力する出力アンプ回路、マイク1512で集音された音声の信号を生成する音声信号生成回路、メモリカード読取装置1542への信号入出力回路といった、いわゆるI/F回路(インターフェース回路)1557等が搭載されている。これら制御基板1550に搭載されている各要素は、それぞれがバス回路等を介して電気的に接続され、データの読み書きや信号の送受信が可能に接続されている。なお、制御基板1550の一部または全部をASICやFPGA、SoCにて構成してもよい。
この制御基板1550においてICメモリ1552には、ゲームクライアントプログラムや、このゲームクライアントプログラムを実行するのに必要な各種設定データ等が格納される。ゲームクライアントプログラム等は、適宜のタイミングでサーバシステム1100からダウンロードされる。なお、別途入手したメモリカード1540等の記憶媒体から読み出す構成としてもよい。そして、CPU1551等がゲームクライアントプログラムを実行して演算処理を実行し、タッチパネル1506や方向入力キー1502、ホームキー1504に対する操作入力に応じてユーザ端末1500の各部を制御することで、プレーヤ2のゲームプレイを可能にする。
〔第1実施形態〕
先ず、第1実施形態について説明する。本実施形態のゲームは、複数の軍隊に分かれて対戦する対戦ゲームである。プレーヤは、所属する軍隊に属する隊員キャラクタをプレーヤキャラクタとして用い、他軍隊とのバトルに挑む。そして、本実施形態のゲームでは、プレーヤは、当該ゲームで使用可能なオブジェクト(以下、「ゲームオブジェクト」という)の抽選(ガシャ)を行うことができる。抽選にあたっては、当該プレーヤ(以下、「抽選ユーザ」ともいう)から、所与の対価として所定額分のゲームコインを徴収する。なお、徴収する対価は、ゲームコインに限らず実通貨等であってもよい。
ここで、抽選の結果付与され得るゲームオブジェクトには、例えば、プレーヤキャラクタとして選択可能なキャラクタ、プレーヤキャラクタが装備し、又は使用することができる武器や防具、弾、薬等の各種アイテム、プレーヤキャラクタの乗り物、召喚獣、魔法やスキル等のプレーヤキャラクタに付加できる追加能力、新しいゲームステージやマップの開放、抽選権等が含まれる。本実施形態では、隊員キャラクタと、当該隊員キャラクタの装備アイテムやその強化用アイテム等の各種アイテムと、が抽選対象(被抽選体)とされる。
抽選対象とされるゲームオブジェクトには、予めレアリティが設定される。レアリティは、例えば、高い方から順に「SSR:ダブルスーパーレア」「SR:スーパーレア」「R:レア」「N:ノーマル」とされる。勿論、レアリティの段階は5段階以上であってもよいし、3段階以下であっても構わない。
そして、サーバシステム1100は、レアリティ毎に設定される排出割合に従って抽選対象の各ゲームオブジェクトに抽選確率を割り振り、抽選処理を実行する。具体的には、排出割合は、例えば「SSR」が5%、「SR」が10%、「R」が20%、「N」が65%といった具合で設定される。抽選処理では、それらレアリティ毎の排出割合を実際に抽選対象とするゲームオブジェクト群(以下、「抽選対象オブジェクト群」という)のうちの対応するレアリティのゲームオブジェクト数で割って、各ゲームオブジェクトの抽選確率を求める。そして、求めた抽選確率で抽選を実行し、当選したゲームオブジェクト(以下、「当選オブジェクト」という)を抽選ユーザに付与する。
より詳細には、本実施形態では、選択可能な抽選オブジェクトとして複数種類の抽選が用意され、その各々に、抽選対象オブジェクト群の構成、レアリティ毎の排出割合、必要な対価額、排出数等の異なる抽選処理が予め対応付けられる。抽選対象オブジェクト群の構成は、当該抽選対象オブジェクト群に含まれるゲームオブジェクトの数、種類、属性等である。排出数は、その抽選で付与(排出)される当選オブジェクトの数であり、実行する抽選の回数ともいえる。例えば、該当する抽選が単発の抽選であれば排出数は「1」とされ、10連抽選であれば排出数は「10」とされる。つまり、各抽選種類の抽選は、抽選対象のゲームオブジェクトやそれらの抽選確率、対価、抽選回数等が別個に定められたものとして用意される。そして、用意された複数種類の抽選は、ガシャメニューを選択したプレーヤ(抽選ユーザ)に提示される。抽選ユーザは、提示された中から所望の抽選種類を選択する選択指示(オブジェクト選択指示)を行って、抽選を楽しむ。
図3は、ガシャメニューを選択すると表示されるガシャ画面の一例を示す図である。図3に示すように、ガシャ画面には、実行可能な抽選の種類が選択操作可能に表示されて、抽選ユーザに提示される。図3の例では、プレーヤが所属することができる軍隊毎に、該当する軍隊の隊員キャラクタや当該隊員キャラクタ用の装備アイテム等を別個に抽選対象とする抽選や、それらキャラクタ抽選やアイテム抽選を10回繰り返す10連抽選、当該軍隊の隊員キャラクタやその装備アイテム等を混合して抽選対象に含めた混合抽選、そのうちのレアリティが「R」以上の排出割合が高くされた(その結果レアリティが「R」以上であるレアオブジェクトの抽選確率が高確率とされる)レア抽選といった、各種の抽選が表示されている。より詳細には、各抽選の表示には、必要な対価額(本実施形態ではゲームコインの消費数)の表示が含まれる。
このガシャ画面において、抽選ユーザは、抽選種類毎に設けられたチェックボックスC1によって、実行する抽選の選択指示を行う。何れか1つの抽選をチェックして当該抽選の選択指示とすることもできるし、複数種類の抽選をチェックすることで、当該複数種類の抽選の実行を指示する選択指示とすることもできる。チェックボックスC1をチェックして抽選を選択すると、その表示欄の背景色が変更される等して、当該選択した抽選が非選択の抽選と識別可能に表示される。例えば、図3の例では、軍隊A用のキャラクタ10連抽選と、軍隊A用のアイテム10連抽選の2つの抽選が選択され、他と識別表示されている。この状態で抽選実行ボタンB1がタッチされて抽選実行指示がなされると、サーバシステム1100は、軍隊A用のキャラクタ10連抽選に対応付けられた抽選処理と、軍隊A用のアイテム10連抽選に対応付けられた抽選処理とを実行する複数選択実行処理を行う。
なお、抽選を選択する選択指示の態様は、チェックボックスを用いた態様に限定されるものではない。例えば、各抽選の表示欄がタッチされるたびにその選択/非選択の状態を切り替えるようにして、選択指示を受け付ける態様としてもよい。
そして、本実施形態では、サーバシステム1100は、複数選択実行処理を行う場合に同時期条件を満たす複数の抽選処理がなされるとして、抽選ユーザに所与の特典を付与する特典付与制御を行う。図4は、本実施形態の特典付与制御で用いる特典テーブル550のデータ構成例を示す図である。図4に示すように、特典テーブル550は、条件番号と対応付けて、付与条件と、特典処理種類と、特典処理とを設定したデータテーブルである。サーバシステム1100は、この特典テーブル550を用いて特典付与制御を行う。
付与条件は、同時期実行数条件と、付帯条件との組み合わせで定められる。同時期実行数条件は、同時期条件を満たすと判定された複数の抽選処理の数(特典対象抽選処理数;つまり、選択指示された抽選の数)に関する条件である。以下、同時期条件を満たすと判定された各抽選処理のことを「特典対象抽選処理」ともいう。
付帯条件は、選択指示された抽選の種類、抽選オブジェクト群の構成、および必要対価額に関する条件として定められる。例えば、特典対象抽選処理の組み合わせを規定した条件、各特典対象抽選処理に係る抽選対象オブジェクト群のゲームオブジェクト数やその総数を規定した条件、抽選対象オブジェクト群のうちの特定属性のゲームオブジェクト数を規定した条件、必要対価額の合計額や平均額を規定した条件等の各種条件を含む。各種条件を2つ以上組み合わせた条件を含めてもよい。また、付帯条件は、同時期実行数条件である特典対象抽選処理数毎に、「条件なし」としたものを1つ又は複数含む。例えば、特典対象抽選処理の各抽選がいずれも10連抽選の場合、付帯条件が「条件なし」である条件番号「11」の付与条件に加えて、条件番号「14」の付与条件も満たすことになる。
特典処理種類は、対応する特典処理が特典対象抽選処理の実行前に行う類の特典処理なのか、当該特典対象抽選処理の実行後に行う類の特典処理なのかを識別するためのフラグ情報であり、前者であれば「抽選前付与」、後者であれば「抽選後付与」が設定される。
特典処理は、例えば、対価減額処理、抽選確率変更処理、排出数変更処理、当選レアリティ制御処理、特典用オブジェクト付与処理、パラメータ値変更処理、無料抽選権付与処理等の各種処理として設定される。各種処理を2つ以上組み合わせた特典処理を含めてもよい。
対価減額処理は、特典対象抽選処理のうちの一部又は全部の抽選処理について必要対価額を減額して割り引く処理や、無料とする特典処理である。例えば、条件番号「11」の特典処理が、対価減額処理の一例である。本例の特典処理が適用されると、2つの特典対象抽選処理のうちの高い方の必要対価額を減額する特典が抽選ユーザに付与され、減額後の対価額を徴収した上で、各特典対象抽選処理が実行されることとなる。
抽選確率変更処理は、特典対象抽選処理のうちの一部又は全部の抽選処理について、そのレアリティ毎の排出割合を変更する特典処理である。具体的には、特定のレアリティの排出割合を高くし、その分他の排出割合を低く調整する処理として定めておくことができる。例えば、条件番号「52」の特典処理が、抽選確率変更処理の一例である。本例の特典処理が適用されると、各特典対象抽選処理で「SR」の排出割合を高くする特典が抽出ユーザに付与される。その結果、レアリティが「SR」であるレアオブジェクトの抽選確率が当初よりも高確率とされて、各特典対象抽選処理が実行されることとなる。
なお、抽選確率変更処理は、排出割合を変更する処理に限らず、抽選確率を直接変更する処理として定めておくこともできる。例えば、特定属性のゲームオブジェクト(例えば属性が「遠距離射撃型」である装備アイテム)の抽選確率を高く調整する処理や、そのうちの特定のレアリティのものの抽選確率を高く調整する処理等が挙げられる。その場合は、規定の排出割合から求まるゲームオブジェクトの抽選確率を高く調整する特典が、抽選ユーザに付与される。
排出数変更処理は、特典対象抽選処理のうちの一部又は全部の抽選処理について、その排出数を変更する特典処理である。例えば、条件番号「54」の特典処理が、排出数変更処理の一例である。本例の特典処理が適用されると、2つの特典対象抽選処理の一方について排出数を3つ増やす特典が抽選ユーザに付与される。したがって、例えばその特典対象抽選処理が単発の抽選の場合は、当初は1回であった抽選回数が4回に増えて4個の当選オブジェクトが付与されることとなる。10連抽選の場合であれば、抽選回数が13回に増えて13個の当選オブジェクトが付与される。
当選レアリティ制御処理は、特典対象抽選処理のうちの一部又は全部の抽選処理について、当選オブジェクトのレアリティを特定のレアリティに限定する処理である。何れのレアリティに限定するのかは、抽選ユーザの希望レアリティ条件の指示を受け付けて決定する。具体的には、レアリティのリストを抽選ユーザに提示し、そのうちの1つを希望レアリティ条件とする指示を受け付ける。例えば、条件番号「14」の特典処理が、当選レアリティ制御処理の一例である。本例の特典処理が適用されると、抽選ユーザが希望したレアリティのゲームオブジェクトが各特典対象抽選処理において必ず当選する特典が、当該抽選ユーザに付与される。抽選ユーザが「SSR」を指示したのであれば、各特典対象抽選処理において、その抽選対象オブジェクト群のうちの「SSR」のレアオブジェクトが、当選オブジェクトとして選ばれることとなる。
なお、ここでは、当選オブジェクトのレアリティを限定する特典処理を説明したが、抽選ユーザが希望するゲームオブジェクトを当選オブジェクトとして付与する特典処理を定めておくこともできる。その場合は、当該特典処理を適用する特典対象抽選処理の抽選対象オブジェクト群を抽選ユーザに提示して、当選オブジェクトの指示を受け付ければよい。複数の特典対象抽選処理について当該特典処理を適用する場合や、10連抽選等の排出数が2以上である特典対象抽選処理について当該特典処理を適用する場合には、2以上の当選オブジェクトの指示を受け付けてもよい。例えば、対応する付帯条件に応じて受け付ける数を規定した処理を定めておくことで実現できる。
また、レアリティを限定する他にも、当選オブジェクトの属性を限定する特典処理を定めておいてもよい。その場合は、当該処理を適用する特典対象抽選処理の抽選対象オブジェクト群に含まれる属性のリストを抽選ユーザに提示し、希望する属性の指示を受け付ける。そして、当該特典対象抽選処理では、その抽選対象オブジェクト群のうちの指示された属性のゲームオブジェクトの中から、当選オブジェクトを選ぶ。
特典用オブジェクト付与処理は、所定のアイテム等のゲームオブジェクトを特典として付与する特典処理である。例えば、アイテムを含む複数のゲームオブジェクトを特典用のゲームオブジェクト(特典用オブジェクト)として予め用意しておき、その中から1つ又は複数のゲームオブジェクトをランダムに選出する処理として定めておくことができる。また、特典用オブジェクトに各種レアリティや各種属性のゲームオブジェクトを含めて用意しておき、当選オブジェクトと同じレアリティのものや同属性のものの中から特典として付与するゲームオブジェクトを選出するようにしてもよい。例えば、条件番号「12」や「53」の特典処理が、特典用オブジェクト付与処理の一例である。
パラメータ値変更処理は、各特典対象抽選処理の当選オブジェクトのうちの一部又は全部について、例えば攻撃力や防御力といった各種能力値、スキル等のパラメータ値を変更する処理である。例えば、当選オブジェクトである隊員キャラクタや装備アイテム等に所定の能力値を付加して付与する処理や、当該隊員キャラクタ等の所定の能力値を増加させて付与する処理等として定めておくことができる。具体例としては、対象の当選オブジェクトであるキャラクタの攻撃力の設定を規定値より20%高くするとか、対象の当選オブジェクトである装備アイテムに所定のスキル(例えば「ヒットポイント自動回復能力」等)を付加した設定にする等、当選オブジェクトを強化した状態で付与する処理が挙げられる。例えば、条件番号「13」の特典処理が、パラメータ値変更処理の一例である。
無料抽選権付与処理は、無料で抽選を実行することができる抽選チケットを所定枚数付与する特典処理である。ここで付与する抽選チケットには、全ての抽選種類の抽選に使用可能な抽選チケットや、使用可能な抽選の種類が決められている抽選チケット等を含めることができる。例えば、条件番号「51」の特典処理が、無料抽選権付与処理の一例である。
[機能構成]
1.サーバシステム
図5は、サーバシステム1100の機能構成例を示すブロック図である。図5に示すように、本実施形態のサーバシステム1100は、操作入力部100sと、サーバ処理部200sと、画像表示部390sと、音出力部392sと、通信部394sと、サーバ記憶部500sとを備える。
操作入力部100sは、システム管理や保守等のための各種操作を入力するためのものであり、例えばキーボードやマウス、タッチパネル等で実現できる。図1では、キーボード1106やタッチパネル1108がこれに該当する。
サーバ処理部200sは、例えばCPUやGPU、ASIC、FPGA等の演算回路であるプロセッサや、ICメモリ等の電子部品によって実現でき、操作入力部100sやサーバ記憶部500sを含む装置各部との間でデータの入出力制御を行う。そして、所定のプログラムやデータ、操作入力部100sからの操作入力信号、ユーザ端末1500から受信したデータ等に基づいて各種の演算処理を行い、サーバシステム1100の動作を統括制御する。図1では、制御基板1150やそのCPU1151がこれに該当する。
このサーバ処理部200sは、ユーザ管理部210と、課金処理部220と、ゲーム管理部230と、計時部280sと、画像生成部290sと、音生成部292sと、通信制御部294sとを備える。
ユーザ管理部210は、ユーザ登録に係る処理およびアカウントに紐付けられる各登録ユーザ(プレーヤ)のデータの管理を行う。例えば、登録ユーザへの固有のアカウントの付与処理、アカウント別に個人情報を登録管理する登録情報管理処理、ログインおよびログアウトの履歴等を管理する利用履歴管理処理等を実行することができる。勿論、これら以外のユーザアカウントに紐付けられる他のデータの管理処理も適宜含めることができる。
課金処理部220は、プレーヤによるゲームコインの購入操作に応じて課金処理を行い、購入額相当のゲームコインを当該プレーヤに付与する。
ゲーム管理部230は、ゲームの実行管理に係る各種処理を行う。本実施形態のマルチプレイゲームはクライアント・サーバ型のオンラインゲームなので、ゲーム管理部230は、ユーザ端末1500と通信を行いながらゲームプレイに必要なデータを提供する制御を行う。このゲーム管理部230は、ゲーム進行制御部231と、抽選種類表示制御部233と、抽選実行部237と、特典付与制御部239と、を含む。
ゲーム進行制御部231は、ユーザ端末1500との通信を随時行って当該ユーザ端末1500におけるゲームプレイの進行を制御し、プレイ結果の反映に関する処理を行う。
抽選種類表示制御部233は、抽選ユーザのユーザ端末(以下、「抽選者端末」ともいう)1500に対し、実行可能な複数種類の抽選を選択可能に表示する制御を行う。この抽選種類表示制御部233は、表示した複数種類の抽選のうち、抽選ユーザの選択指示がなされた抽選を識別表示させる識別表示制御部235を備える。
抽選実行部237は、抽選者端末1500での選択指示を検出して抽選種類を選択し、当該抽選種類に対応付けられた抽選処理を実行する。そして、抽選処理の結果当選したゲームオブジェクト(当選オブジェクト)を抽選ユーザに付与する。複数種類の抽選を選択した選択指示を受け付けたときには、各抽選種類に対応付けられた抽選処理をそれぞれ実行する複数選択実行処理を行い、各抽選処理での当選オブジェクトを抽選ユーザに付与する。
特典付与制御部239は、抽選実行部237によって所定の同時期条件を満たす複数の抽選処理がなされるか否かの判定(同時期条件判定)を行う。本実施形態では、特典付与制御部239は、抽選者端末1500にて複数種類の抽選を選択した選択指示がなされたことで抽選実行部237が複数選択実行処理を行う場合に、同時期条件を満たす複数の抽選処理がなされると判定する。そして、特典付与制御部239は、同時期条件判定を肯定判定した場合に特典付与制御を行い、その抽選ユーザに所与の特典を付与する。
本実施形態では、図4に示した特典テーブル550を参照して先ず、対応する同時期実行数条件として特典対象抽選処理数(選択指示された抽選の数)が設定された付帯条件の中から、それら特典対象抽選処理が満たす付帯条件を特定する。上記したように、特典テーブル550には、特典対象抽選処理数毎に「条件なし」とした付帯条件が含まれるため、少なくとも1つの付帯条件を特定できる。該当する付帯条件が複数あるときには、それらから1つをランダムに選んで特定すればよい。付帯条件を特定したら、対応する特典付与処理の特典を付与する特典として決定し、その特典処理種類が「抽選前付与」であれば各特典対象抽選処理の実行前(複数選択実行処理を行う前)に当該特典処理を行って、抽選ユーザに特典を付与する。一方、「抽選後付与」の場合には、各特典対象抽選処理を実行した後で当該特典処理を行い、抽選ユーザに特典を付与する。
計時部280sは、システムクロックを利用して現在日時や制限時間等の計時を行う。
画像生成部290sは、サーバシステム1100のシステム管理等に関する画像を生成し、画像表示部390sへ出力する。
音生成部292sは、音声データの生成やデコードをするICやソフトウェアの実行により実現され、サーバシステム1100のシステム管理や動画配信に係る操作音、BGM等の音声データを生成し、或いはデコードする。システム管理に関する音声信号は、音出力部392sへ出力される。
通信制御部294sは、通信部394sを介して外部装置(例えばユーザ端末1500)とのデータ通信のための通信接続およびデータ処理を行い、外部装置とのデータのやりとりを実現する。
画像表示部390sは、画像生成部290sから入力される画像信号に基づいてシステム管理等のための各種画面を表示する。例えば、フラットパネルディスプレイ、プロジェクター、ヘッドマウントディスプレイといった画像表示装置によって実現できる。図1では、タッチパネル1108がこれに該当する。
音出力部392sは、音生成部292sから入力される音声信号を放音する。図1では、本体装置1101やタッチパネル1108が備えるスピーカ(不図示)がこれに該当する。
通信部394sは、ネットワークNと接続して通信を実現する。例えば、無線通信機、モデム、TA(ターミナルアダプタ)、有線用の通信ケーブルのジャックや制御回路等によって実現できる。図1では、通信装置1153がこれに該当する。
サーバ記憶部500sには、サーバシステム1100を動作させ、サーバシステム1100が備える種々の機能を実現するためのプログラムや、このプログラムの実行中に使用されるデータ等が予め格納され、或いは処理の都度一時的に格納される。例えば、RAMやROM等のICメモリ、ハードディスク等の磁気ディスク、CD−ROMやDVD等の光学ディスク等によって実現できる。図1では、ICメモリ1152やストレージ1140がこれに該当する。
また、サーバ記憶部500sには、サーバプログラム501と、配信用ゲームクライアントプログラム503と、ユーザ管理データ510と、ゲーム初期設定データ520と、プレイデータ570と、抽選実行データ580とが格納される。また、その他にも、タイマーやカウンタ、各種フラグ等、必要なデータが適宜格納される。
サーバプログラム501は、サーバ処理部200sをユーザ管理部210、課金処理部220、およびゲーム管理部230として機能させるためのプログラムである。なお、画像生成部290sや音生成部292s、通信制御部294sとして機能させるプログラムも適宜これに含めることができる。
配信用ゲームクライアントプログラム503は、ユーザ端末1500にダウンロードされるゲームクライアントプログラム502(図8を参照)の原本である。
ユーザ管理データ510は、ユーザ登録を済ませたプレーヤ毎に用意され、当該プレーヤのゲームプレイに関する管理用の各種データを格納する。具体的には、1つのユーザ管理データ510は、図6に示すように、該当するプレーヤのプレーヤID(アカウント)511と、決済媒体帳簿データ513と、所有オブジェクトデータ515と、プレイ履歴517とを含む。また、その他にも、ゲームの進行状況に係るセーブデータ等を含む。
決済媒体帳簿データ513は、該当するプレーヤに紐付けられる電子決済媒体(本実施形態ではゲーム内通貨であるゲームコイン)の収支の情報、例えば、ゲームコインの購入日時や購入数(課金額)の履歴、ゲームコインの消費日時や消費数の履歴等を格納する。
所有オブジェクトデータ515は、該当するプレーヤがゲームの過程で入手し、現時点で保有しているゲームオブジェクトのデータを格納する。本実施形態では、現時点で保有しているキャラクタやアイテムのオブジェクトデータ、抽選チケットの保有枚数等を格納する。そして、当選オブジェクトや特典用オブジェクトの付与に際し、そのゲームオブジェクトのオブジェクトデータが所有オブジェクトデータ515に追加される。当選オブジェクトの付与にあたって特典付与制御部239がパラメータ値変更処理を行う場合には、そのオブジェクトデータのパラメータ値が当該パラメータ値変更処理によって変更された設定で、所有オブジェクトデータ515に追加される。また、特典付与制御部239が無料抽選権付与処理を行う場合は、所有オブジェクトデータ515において、該当する抽選チケットの保有枚数が更新される。
プレイ履歴517は、該当するプレーヤのプレイ日時やプレイ時間、ログイン時間、プレーヤレベル等を格納する。
図5に戻り、ゲーム初期設定データ520は、ゲームを実行するために必要な初期設定データを格納する。このゲーム初期設定データ520は、オブジェクト定義データ530と、抽選定義データ540と、特典テーブル550(図4を参照)と、特典用オブジェクトリスト560と、を含む。また、その他にも、ゲームステージを設定するためのデータや、ゲームステージ毎の敵キャラクタの出現設定、敵キャラクタの種類や各種パラメータ値、行動パターンを定義する定義データ等を含む。
オブジェクト定義データ530は、ゲームの過程でプレーヤが入手し得る各種ゲームオブジェクト毎に用意され、当該ゲームオブジェクトのオブジェクトデータをそのオブジェクトIDと対応付けて格納する。例えば、それがキャラクタであれば、その各種能力値やスキル等のパラメータ値、モデルデータ、動作制御に用いるモーションデータ等を格納する。このオブジェクト定義データ530には、抽選対象や特典用とされるゲームオブジェクトのオブジェクトデータが含まれる。
抽選定義データ540は、抽選種類毎に用意され、その抽選処理の定義データを格納する。具体的には、1つの抽選定義データ540は、図7に示すように、抽選種類ID541と、抽選名542と、必要対価額543と、抽選対象オブジェクト群544と、レアリティ別排出割合545と、排出数546と、を含む。
必要対価額543は、該当する抽選種類の抽選に際して抽選ユーザから徴収するゲームコインの消費数を格納する。
抽選対象オブジェクト群544は、当該抽選種類の抽選で抽選対象とするゲームオブジェクトのオブジェクトIDを格納する。
レアリティ別排出割合545は、当該抽選種類の抽選でのレアリティ毎の排出割合を格納する。
排出数546は、該当する抽選種類の抽選で抽選ユーザに付与する当選オブジェクトの数を格納する。
基本的には、抽選実行部237は、この抽選定義データ540に従い、抽選ユーザによって選択指示された抽選に係る抽選処理を実行する。ただし、特典付与制御部239が対価減額処理を行う場合には、徴収する対価額が必要対価額543から減額される。同様に、抽選確率変更処理を行う場合にはレアリティ別排出割合545が変更され、排出数変更処理を行う場合には排出数546が変更され、当選レアリティ制御処理を行う場合には抽選対象とするゲームオブジェクトが抽選対象オブジェクト群544の一部に限定される。
図5に戻り、特典用オブジェクトリスト560は、特典用のゲームオブジェクトのオブジェクトIDを格納する。特典付与制御部239が特典用オブジェクト付与処理を行う場合には、この特典用オブジェクトリスト560から特典として付与するゲームオブジェクトが選出される。
プレイデータ570は、ゲームをプレイしているプレーヤ毎(つまりサーバシステム1100に接続しているユーザ端末1500毎)に用意され、ゲームのプレイ状況(進行状況)を記述する。
抽選実行データ580は、過去に抽選を実行したことのあるプレーヤ毎に用意され、当該プレーヤが抽選ユーザとして行った抽選の実行履歴を格納する。具体的には、抽選の日時と対応付けて、当該抽選で当該抽選ユーザによって選択指示された抽選種類、当選オブジェクトのオブジェクトID、特典付与があった場合はその内容等を格納する。
2.ユーザ端末
図8は、抽選者端末となるユーザ端末1500の機能構成例を示すブロック図である。図8に示すように、ユーザ端末1500は、操作入力部100と、端末処理部200と、画像表示部390と、音出力部392と、通信部394と、端末記憶部500とを備える。
操作入力部100は、プレーヤが各種操作を入力するためのものであり、例えば、ボタンスイッチ、ジョイスティック、タッチパッド、トラックボール、加速度センサ、角速度センサ、CCDモジュール等によって実現できる。図2では、方向入力キー1502やホームキー1504、タッチパネル1506がこれに該当する。
端末処理部200は、例えばCPUやGPU、ASIC、FPGA等の演算回路であるプロセッサや、ICメモリ等の電子部品によって実現でき、操作入力部100や端末記憶部500を含む装置各部との間でデータの入出力制御を行う。そして、所定のプログラムやデータ、操作入力部100からの操作入力信号、サーバシステム1100から受信したデータ等に基づいて各種の演算処理を行い、ユーザ端末1500の動作を統括制御する。図2では、制御基板1550やそのCPU1551がこれに該当する。そして、本実施形態における端末処理部200は、ユーザ端末演算部270と、計時部280と、画像生成部290と、音生成部292と、通信制御部294とを備える。
ユーザ端末演算部270は、ユーザ端末1500をプレーヤのゲームプレイのための端末として機能させるための各種演算処理を実行する。例えば、ユーザ端末演算部270は、操作信号送信制御部271と、ゲーム画面表示制御部273とを含む。
操作信号送信制御部271は、操作入力部100に対する操作入力に応じて、各種データやリクエスト情報をサーバシステム1100へ送信するための処理を行う。
ゲーム画面表示制御部273は、サーバシステム1100から受信した各種データに基づいて、ゲーム画面を表示するための制御を行う。例えば、本実施形態のオンラインゲームをウェブゲームとして実現するならば、ウェブブラウザをベースとしてHTMLとともにJava(登録商標)やCSS(Cascading Style Sheets)を利用して能動的に画面表示を制御するウェブ技術、Adobe(登録商標)Flash等のプラグインを用いて実現できる。勿論、その他の方法でもかまわない。また、本実施形態の構成では、ゲーム画面のベースとなるゲーム空間画像(例えば、3DCG等)はサーバシステム1100にて生成されるが、ゲーム空間画像をユーザ端末1500で生成する構成も可能である。その場合、ゲーム画面表示制御部273は、3DCGを生成するための仮想3次元空間に配置されたオブジェクトの制御を行うこととなる。
画像生成部290は、ゲーム画面表示制御部273と連係して、サーバシステム1100から受信した各種データに基づいて1フレーム時間(例えば1/60秒)で1枚のゲーム画面を表示するための画像信号を生成し、生成した画像信号を画像表示部390に出力する。例えば、GPU、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)等のプロセッサ、ビデオ信号IC、ビデオコーデック等のプログラム、フレームバッファ等の描画フレーム用ICメモリ等によって実現できる。
音生成部292は、例えば、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)や、音声合成IC等のプロセッサ、音声ファイルを再生するためのオーディオコーデック等によって実現され、ゲームの効果音やBGM、各種操作音の音声信号を生成して音出力部392に出力する。
通信制御部294は、通信部394を介して外部装置(例えばサーバシステム1100)とのデータ通信のための通信接続およびデータ処理を行い、外部装置とのデータのやりとりを実現する。
画像表示部390は、画像生成部290から入力される画像信号に基づいて、ゲーム画面等の各種画面を表示する。例えば、フラットパネルディスプレイ、プロジェクター、ヘッドマウントディスプレイといった画像表示装置によって実現できる。図2では、タッチパネル1506がこれに該当する。
音出力部392は、音生成部292から入力される音声信号に基づいてゲームに関する効果音やBGM等を放音する。図2では、スピーカ1510がこれに該当する。
通信部394は、ネットワークNと接続して通信を実現する。例えば、無線通信機、モデム、TA、有線用の通信ケーブルのジャックや制御回路等によって実現できる。図2では、無線通信モジュール1553がこれに該当する。
端末記憶部500には、ユーザ端末1500を動作させ、ユーザ端末1500が備える機能を実現するためのプログラムや、このプログラムの実行中に使用されるデータ等が予め格納され、或いは処理の都度一時的に格納される。例えば、RAMやROM等のICメモリ、ハードディスク等の磁気ディスク、CD−ROMやDVD等の光学ディスク等によって実現できる。図2では、ICメモリ1552や、メモリカード1540がこれに該当する。
また、端末記憶部500には、ゲームクライアントプログラム502が格納される。ゲームクライアントプログラム502は、端末処理部200をユーザ端末演算部270として機能させるためのプログラムである。このゲームクライアントプログラム502は、オンラインゲームを実現する技術手法に応じた専用のクライアントプログラムであってもよいし、ウェブブラウザプログラムおよびインタラクティブな画像表示を実現するプラグイン等により構成するとしてもよい。本実施形態では、サーバシステム1100から提供される配信用ゲームクライアントプログラム503(図5を参照)のコピーとする。
[処理の流れ]
図9は、本実施形態における抽選の実行に関するサーバシステム1100の処理の流れを示すフローチャートである。ここで説明する処理は、サーバ処理部200sがサーバプログラム501を読み出して実行することによって実現される。なお、図9では、1つの抽選者端末1500での抽選の実行に着目した処理の流れを示しており、複数の抽選ユーザが抽選を行っている場合には、その抽選者端末1500毎に本処理を行う。
先ず、抽選種類表示制御部233が、実行可能な複数種類の抽選を選択可能に抽選者端末1500に表示する制御を行う(ステップS101)。表示した複数種類の抽選を選択する選択指示を検出した場合には(ステップS103:YES)、識別表示制御部235が、当該選択指示がなされた抽選を他の抽選と識別可能に表示する制御を行う(ステップS105)。
そして、抽選者端末1500での抽選実行指示を検出したならば(ステップS107:YES)、特典付与制御部239が、当該抽選実行指示に伴う選択指示に基づいて、同時期条件判定を行う(ステップS109)。本実施形態では、当該選択指示が複数種類の抽選を選択した指示であり、抽選実行部237が後段のステップS119で複数選択実行処理を行う場合に、同時期条件判定を肯定判定する(ステップS111:YES)。そしてその場合は、特典付与制御部239は、特典テーブル550を参照し、特典対象抽選処理数に対応する付帯条件の中から、それら特典対象抽選処理が満たす付帯条件を特定する(ステップS113)。
続いて、特典付与制御部239は、対応する特典処理種類が「抽選前付与」であれば(ステップS115:YES)、その特典処理を行って、抽選ユーザに特典を付与する(ステップS117)。当該特典処理が対価減額処理や抽選確率変更処理、排出数変更処理、当選レアリティ制御処理の場合は、ここで行うこととなる。また、当選レアリティ制御処理を行う場合は、抽選者端末1500にて希望レアリティ条件の指示を受け付けて、ステップS119での複数選択実行処理に用いる。その後、ステップS119に移行する。
そして、ステップS119では、抽選実行部237が、各特典対象抽選処理を実行する複数選択実行処理を行う。
その後は、特典付与制御部239が、ステップS113で特定した付帯条件に対応する特典処理種類が「抽選後付与」の場合に(ステップS121:YES)、その特典処理を行って、抽選ユーザに特典を付与する(ステップS123)。当該特典処理が特典用オブジェクト付与処理やパラメータ値変更処理、無料抽選権付与処理の場合は、ここで行うこととなる。
なお、ステップS109での同時期条件判定を否定判定した場合、すなわち、抽選実行指示に伴う選択指示が1つの抽選を選択するものであった場合には(ステップS111:NO)、その抽選種類に対応付けられた抽選処理を実行して(ステップS125)、本処理を終える。
以上説明したように、第1実施形態によれば、抽選ユーザが複数の抽選を選択した選択指示を行った場合に、当該抽選ユーザに特典を付与することができる。これによれば、複数の抽選を実行する動機付けを提供可能な新たな仕組みが実現できる。
〔第2実施形態〕
第1実施形態では、抽選ユーザによる複数種類の抽選の選択指示がなされて複数選択実行処理を行う場合に、同時期条件判定を肯定判定することとした。これに対し、第2実施形態では、各抽選処理の時間間隔から同時期条件を満たすか否かの判定を行う。図10は、第2実施形態における同時期条件を説明する図である。
図10に示すように、本実施形態では、先の抽選(第1の抽選)から後の抽選(第2の抽選)までの間の時間間隔T11が所与の時間Ta以内である場合に、それら2つの抽選処理が同時期条件を満たすと判定する。所与の時間Taは、例えば10分以内等、短時間として規定してもよいし、5時間以内や3日以内等のようにある程度長期の期間として規定してもよい。
具体的には、サーバシステム1100は、ある抽選ユーザがある抽選(第2の抽選)の選択指示を行ったことを受けてその抽選処理を実行する場合に、当該抽選ユーザが行った1つ前の選択指示に係る抽選(第1の抽選)の抽選処理との時間間隔T11を求める。そして、求めた時間間隔T11が時間Ta以内である場合に、第2の抽選の抽選処理を特典対象抽選処理として特典付与制御を行い、抽選ユーザに特典を付与する。
ここで、第1の抽選と第2の抽選とは、異なる種類の抽選であってもよいし、同種の抽選であってもよい。すなわち、第2実施形態では、抽選ユーザが同じ抽選を時間Ta以内に2回実行した場合も、特典付与の対象となる。
本実施形態では、図11に示す特典テーブル550Aを用いて特典付与制御を行う。図11に示すように、本実施形態の特典付与制御に用いる特典テーブル550Aは、条件番号と対応付けて、付与条件と、特典処理種類と、特典処理とを設定したデータテーブルである。そして、付与条件は、時間間隔条件と、付帯条件との組み合わせで定められる。
時間間隔条件は、同時期条件を満たすと判定された第1の抽選から第2の抽選までの時間間隔に関する条件である。具体的には、例えば図10に示すように、第1の抽選の時点を基点として、時間Taが経過するまでの区間を3つの区間に区切る。勿論、2つの区間に区切るとしてもよいし、4つ以上の区間に区切るとしてもよい。そして、第2の抽選のタイミングが各区間Tb1,Tb2,Tb3の何れに属するのかが、時間間隔条件とされる。
付帯条件は、第1実施形態と同様に、例えば、選択指示された抽選の種類や抽選対象オブジェクト群の構成、必要対価額に関する条件として定めておくことができる。図10の例では、第2の抽選のタイミングは区間Tb2に属する。よって、対応する時間間隔条件が「Tb2」である付帯条件の中から、特典対象抽選処理(本実施形態では第2の抽選の抽選処理)が満たす付帯条件を第1実施形態と同様の要領で特定する。
特典処理種類についても第1実施形態と同様に、対応する特典処理を特典対象抽選処理の実行前に行うのか実行後に行うのかのフラグ情報として設定される。
特典処理は、特典対象抽選処理である第2の抽選の抽選処理に適用する特典処理や、所与のアイテム等の特典用のゲームオブジェクトや抽選チケット等を付与する特典処理として設定される。具体的な処理は、第1実施形態で説明した対価減額処理や抽選確率変更処理、排出数変更処理、当選レアリティ制御処理、特典用オブジェクト付与処理、パラメータ値変更処理、無料抽選権付与処理等を含めて設定しておくことができる。第1の抽選と第2の抽選との時間間隔に応じて、付与する特典の程度を変化させると好適である。例えば、時間間隔が短いほど(区間Tb3よりも区間Tb1のほうが)特典内容が豪華な特典にしたり、ユーザにとって有利な特典とすると好適である。
[機能構成]
第2実施形態のサーバシステム1100は、図5に示した第1実施形態と同様の構成で実現できる。ただし、本実施形態の特典付与制御部は、抽選者端末1500における抽選(第2の抽選)の選択指示を検出した場合に、当該抽選者端末1500における1つ前の抽選(第1の抽選)の抽選処理との時間間隔を求める。そして、求めた時間間隔が時間Ta以内か否かの判定を同時期条件判定として行う(図10を参照)。そして、時間Ta以内であれば特典付与制御を行い、抽選ユーザに所与の特典を付与する。
具体的には、図11に示した特典テーブル550Aを参照して先ず、対応する時間間隔条件として第2の抽選のタイミングが属する区間が設定された付帯条件の中から、その抽選処理(特典対象抽選処理)が満たす付帯条件を特定する。付帯条件を特定したら、対応する特典付与処理の特典を付与する特典として決定し、その特典処理種類が「抽選前付与」であれば第2の抽選の抽選処理の実行前に当該特典処理を行って、抽選ユーザに特典を付与する。一方、「抽選後付与」の場合には、特典対象抽選処理を実行した後で当該特典処理を行い、抽選ユーザに特典を付与する。
[処理の流れ]
図12は、第2実施形態における抽選の実行に関するサーバシステム1100の処理の流れを示すフローチャートである。
第2実施形態では、先ず、抽選種類表示制御部が、実行可能な複数種類の抽選を選択可能に抽選者端末1500に表示する制御を行う(ステップS201)。表示した複数種類の抽選を選択する選択指示を検出した場合には(ステップS203:YES)、識別表示制御部235が、当該選択指示がなされた抽選を他の抽選と識別可能に表示する制御を行う(ステップS205)。
そして、抽選者端末1500での抽選実行指示を検出しならば(ステップS207:YES)、特典付与制御部が、当該抽選ユーザによる1つ前の抽選処理(第1の抽選)との時間間隔に基づいて、同時期条件判定を行う(ステップS209)。具体的には、当該時間間隔が時間Ta以内であれば、同時期条件判定を肯定判定する(ステップS211:YES)。そしてその場合は、特典付与制御部は、特典テーブル550Aを参照し、特典対象抽選処理数に対応する付帯条件の中から、それら特典対象抽選処理が満たす付帯条件を特定する(ステップS213)。
続いて、特典付与制御部は、対応する特典処理種類が「抽選前付与」であれば(ステップS215:YES)、その特典処理を行って抽選ユーザに特典を付与し(ステップS217)、ステップS219に移行する。
そして、ステップS219では、抽選実行部が、特典対象抽選処理(第2の抽選)を実行する。
その後は、特典付与制御部が、ステップS213で特定した付帯条件に対応する特典処理種類が「抽選後付与」の場合に(ステップS221:YES)、その特典処理を行って、抽選ユーザに特典を付与する(ステップS223)。
なお、ステップS209での同時期条件判定を否定判定した場合には(ステップS211:NO)、その抽選種類に対応付けられた抽選処理を実行して(ステップS225)、本処理を終える。
以上説明したように、第2実施形態によれば、抽選ユーザが第1の抽選を行い、その後所与の時間Ta以内に第2の抽選を行った場合に、当該抽選ユーザに特典を付与することができる。これによれば、複数の抽選を続けて同時期に実行する動機付けを提供可能な新たな仕組みが実現できる。
なお、本発明を適用可能な形態は上記した実施形態に限定されるものではなく、適宜構成要素の追加・省略・変更を施すことができる。
[変形例1]
例えば、上記実施形態では、選択指示された抽選の種類や抽選対象オブジェクト群の構成、必要対価額に関する付帯条件を例示し、特典対象抽選処理が満たす付帯条件に応じて付与する特典を決定する構成を説明したが、特典の決定要素はそれらに限定されない。例えば、特典対象抽選処理の結果当選した当選オブジェクトに応じた特典を付与するとしてもよい。
その場合は、各特典対象抽選処理の実行後に付与する特典を決定し、特典付与制御を行うこととなる。例えば、複数の特典対象抽選処理で同じ当選オブジェクトが当選したことを条件に、所与のアイテム等のゲームオブジェクトを付与する特典用オブジェクト付与処理を定めておくことができる。或いは、当該重複した当選オブジェクトのパラメータ値を変更するパラメータ値変更処理を定めておくとしてもよい。後者の場合のパラメータ値変更処理は、第1実施形態で説明したのと同様に、対象の当選オブジェクトを強化した状態で付与する処理とすることができる。強化の対象とする当選オブジェクトは、重複する当選オブジェクトの全部としてもよいし、そのうちの一部を強化する構成でもよい。
[変形例2]
また、第2実施形態では、抽選ユーザが行った2つの抽選(第1の抽選と第2の抽選)に着目して、各抽選処理の時間間隔を判定する同時期条件判定を例示した。より詳細には、各抽選処理の時間間隔が時間Ta以内の場合に同時期条件を満たすとして、特典を付与する構成を説明した。
これに対し、3つ以上の抽選処理についてもそれらの時間間隔を判定し、特典付与の対象とすることができる。その場合は、時間Ta以内になされる特典対象抽選処理数を付与条件に含めて判定することで、当該特典対象抽選処理数に応じた特典を付与する構成も可能である。例えば、図11の特典テーブル550Aにおいて付与条件を特典対象抽選処理数でさらに細分化し、対応する抽選処理を設定しておくことで実現できる。
また、その場合の選択指示の主体は、同一の抽選ユーザ(プレーヤ)である場合に限らず、異なる抽選ユーザによってなされた選択指示を含めて同時期条件を判定する構成としてもよい。
具体的には、サーバシステム1100は、ユーザ端末1500にて複数の抽選ユーザによる協力関係希望指示を受け付ける。例えば、イベント期間中に抽選ユーザ用のチャットルーム等を設け、そこに入室した抽選ユーザが互いに協力関係希望指示を行えるようにするといったことで実現できる。そして、サーバシステム1100は、複数の抽選ユーザによる協力関係希望指示を検出した場合に、協力関係設定手段として、それら強力関係希望指示のあった複数の抽選ユーザ間に協力関係を設定する。また、ユーザ間のフレンド登録を協力関係の設定とみなすこととしてもよい。
その後は、サーバシステム1100は、協力関係が設定された各抽選ユーザの選択指示を対象に、その抽選処理の時間間隔が同時期条件を満たすかを判定する。そして、同時期条件を満たす場合には、その選択指示を行った各抽選ユーザに特典を付与する制御を行う。
付与する特典は、上記各実施形態と同様に設定しておくことができるが、本変形例の場合は、付与条件に、同時期条件を満たすとされた各抽選処理についての選択指示を行った抽選ユーザの数(選択指示ユーザ数)を含めておくとしてもよい。これによれば、選択指示を行った抽選ユーザの数に応じた特典を、各抽選ユーザに付与することができる。例えば、選択指示ユーザ数が多いほど付与する特典の内容を豪華にしたり、各抽選ユーザに有利な特典を付与する特典処理を設定しておくことで実現できる。
或いは、協力関係が設定された人数(協力関係ユーザ数)をさらに付与条件に含めておくことで、協力関係ユーザ数に応じた特典を付与するとしてもよい。これによれば、例えば、イベントの参加人数が増えるほど特典内容を豪華にするとか、各抽選ユーザに有利な特典を付与するといったことが可能となる。
[変形例3]
また、第2実施形態では、着目する2つの抽選の各抽選処理の時間間隔が時間Ta以内の場合に同時期条件を満たすとし、同時期条件を満たすと判定した場合は抽選ユーザに特典を付与することとした。これに対し、同時期条件を満たすと判定した場合に当該各抽選処理の時間間隔に基づく確率演算を行い、抽選ユーザに特典を付与するか否かの決定を行うようにしてもよい。その場合は、各抽選処理の時間間隔(例えば図10の時間間隔T11)が短いほど特典を付与する決定がされ易いように、確率演算に用いる当選確率を高くするとよい。そして、特典を付与する決定をした後は、上記各実施形態と同様の要領で付与する特典を決定し、抽選ユーザに付与する。
当該確率演算は、第1実施形態にも適用できる。すなわち、抽選ユーザが複数の抽選を選択した選択指示を行った場合に、当該抽選ユーザに特典を付与するか否かを決定するための確率演算を行うとしてもよい。その場合は、所定の当選確率を一律で用いて確率演算を行う構成でもよいし、選択指示された抽選の数に応じた当選確率を用いるとしてもよい。後者の場合は、その数が多いほど特典を付与する決定がされ易いように、確率演算に用いる当選確率を高くするとしてもよい。
[変形例4]
また、上記実施形態では、ゲーム管理の処理主体をサーバシステム1100として説明したが、ユーザ端末を処理主体とする構成としてもよいし、当該ゲーム管理に関する処理をサーバシステムとユーザ端末とで分散して実行する構成とすることもできる。例えば、第1実施形態の構成についてユーザ端末を処理主体とする場合、ユーザ端末1500Bの機能構成例は図13のようになる。なお、図13では、上記実施形態と同様の構成には同一の符号を付して示している。
図13に示すように、本変形例のユーザ端末1500Bは、端末処理部200がゲーム管理部230を有し、ゲーム画面表示制御部273が省略される。すなわち、本変形例のユーザ端末1500Bは、サーバシステム1100からゲーム画面の画像を表示するためのデータを取得するのではなく、自身のゲーム管理部230がゲーム管理に関する処理を実行してゲームの進行を制御し、ゲーム画面の画像を生成する。このユーザ端末1500Bの端末記憶部500には、端末処理部200をユーザ端末演算部270およびゲーム管理部230として機能させるためのゲームプログラム504が格納され、当該ユーザ端末1500Bのプレーヤに係るユーザ管理データ510およびそのゲームプレイに係るプレイデータ570と、当該ユーザ端末1500Bのプレーヤが抽選ユーザとして行っている抽選に係る抽選実行データ580と、ゲーム初期設定データ520とが格納される。
そして、本変形例のユーザ端末1500Bの処理の流れは図9に示したフローチャートと基本的には同じで、ユーザ端末1500Bのゲーム管理部230により各ステップを実行するものと読み替えればよい。第2実施形態の構成についてユーザ端末を処理主体とする場合であれば、図12に示したフローチャートの各ステップを実行する。
本変形例によれば、上記実施形態と同様の作用効果が得られる。
なお、ユーザ端末1500がゲーム管理部230の全ての機能を担うのではなく、その一部を担う構成としてもよい。また、変形例2のように異なる抽選ユーザによってなされた選択指示を含めて同時期条件を判定する構成は、複数のユーザ端末1500をピアツーピア接続して実現することもできる。その場合は、何れかのユーザ端末1500に、上記実施形態のサーバシステム1100の機能を担わせる。或いは、複数のユーザ端末1500でゲーム管理部230が有する機能を分担する構成としてもよい。
1000…ゲームシステム
1100…サーバシステム
100s…操作入力部
200s…サーバ処理部
210…ユーザ管理部
220…課金処理部
230…ゲーム管理部
231…ゲーム進行制御部
233…抽選種類表示制御部
235…識別表示制御部
237…抽選実行部
239…特典付与制御部
290s…画像生成部
292s…音生成部
294s…通信制御部
390s…画像表示部
392s…音出力部
394s…通信部
500s…サーバ記憶部
501…サーバプログラム
503…配信用ゲームクライアントプログラム
510…ユーザ管理データ
515…所有オブジェクトデータ
520…ゲーム初期設定データ
530…オブジェクト定義データ
540…抽選定義データ
543…必要対価額
544…抽選対象オブジェクト群
545…レアリティ別排出割合
546…排出数
550,550A…特典テーブル
560…特典用オブジェクトリスト
570…プレイデータ
580…抽選実行データ
1500,1500B…ユーザ端末(抽選者端末)
100…操作入力部
200…端末処理部
270…ユーザ端末演算部
271…操作信号送信制御部
273…ゲーム画面表示制御部
290…画像生成部
292…音生成部
294…通信制御部
390…画像表示部
392…音出力部
394…通信部
500…端末記憶部
502…ゲームクライアントプログラム
504…ゲームプログラム
N…ネットワーク
2…プレーヤ

Claims (18)

  1. ユーザ端末と通信を行い、ユーザの指示に基づいて抽選を実行するサーバシステムであって、
    複数の抽選オブジェクトを前記ユーザ端末に表示する制御を行う抽選オブジェクト表示制御手段と、
    前記複数の抽選オブジェクトのうち、前記ユーザのオブジェクト選択指示に基づいて抽選実行オブジェクトを選択して当該抽選実行オブジェクトに対応付けられた抽選処理を実行する抽選実行手段と、
    所定の同時期条件を満たす複数の前記抽選処理がなされる場合に、前記ユーザに所与の特典を付与する特典付与制御を行う特典付与手段と、
    を備えたサーバシステム。
  2. 前記抽選実行手段は、前記抽選実行オブジェクトを複数選択した後に、各抽選実行オブジェクトに対応付けられた抽選処理を実行する複数選択実行処理が可能であり、
    前記特典付与手段は、前記複数選択実行処理を行う場合、前記同時期条件を満たすと判定する、
    請求項1に記載のサーバシステム。
  3. 前記特典付与手段は、前記抽選実行手段による前記抽選処理の時間間隔が所与の時間以内の場合に前記同時期条件を満たすと判定する、
    請求項1又は2に記載のサーバシステム。
  4. 前記特典付与手段は、前記同時期条件を満たす複数の前記抽選処理の時間間隔に基づいて前記特典付与制御を行う、
    請求項3に記載のサーバシステム。
  5. 前記特典付与手段は、前記同時期条件を満たす複数の前記抽選処理の時間間隔に基づく確率演算で特典を付与するか否かを決定する、
    請求項4に記載のサーバシステム。
  6. 前記特典付与手段は、前記同時期条件を満たす複数の前記抽選処理に係る前記抽選実行オブジェクトの組み合わせに基づいて前記特典を変更する、
    請求項1〜5の何れか一項に記載のサーバシステム。
  7. 前記特典付与手段は、前記同時期条件を満たす前記抽選処理の数に基づいて、前記ユーザに付与する特典を決定する、
    請求項1〜6の何れか一項に記載のサーバシステム。
  8. 前記特典付与手段は、前記同時期条件を満たす複数の前記抽選処理のうち、一部又は全部の前記抽選処理に係る対価を減額すること、を前記特典とする、
    請求項1〜7の何れか一項に記載のサーバシステム。
  9. 前記特典付与手段は、前記同時期条件を満たす複数の前記抽選処理のうち、一部又は全部の前記抽選処理に係る抽選確率を変更すること、を前記特典とする、
    請求項1〜7の何れか一項に記載のサーバシステム。
  10. 前記抽選処理は、レアリティが設定された複数の被抽選体の中から前記ユーザに付与する被抽選体を選出する処理であり、
    前記特典付与手段は、前記同時期条件を満たす複数の前記抽選処理のうち、一部又は全部の前記抽選処理において所与のレアリティの被抽選体の抽選確率を向上させること、を前記特典とする、
    請求項9に記載のサーバシステム。
  11. 前記特典付与手段は、前記同時期条件を満たす複数の前記抽選処理のうち、一部又は全部の前記抽選処理において選出する被抽選体の数を変更すること、を前記特典とする、
    請求項1〜7の何れか一項に記載のサーバシステム。
  12. 前記抽選処理は、レアリティが設定された複数の被抽選体の中から前記ユーザに付与する被抽選体を選出する処理であり、
    前記特典付与手段は、前記ユーザから指示された希望レアリティ条件を満たすレアリティが設定された被抽選体を、前記同時期条件を満たす複数の前記抽選処理のうちの一部又は全部の前記抽選処理で選出すること、を前記特典とする、
    請求項1〜7の何れか一項に記載のサーバシステム。
  13. 前記特典付与手段は、前記同時期条件を満たす複数の前記抽選処理において同じ被抽選体が選出された場合に、当該同じ被抽選体の一部又は全部のパラメータ値を変更して前記ユーザに付与すること、を前記特典とする、
    請求項1〜7の何れか一項に記載のサーバシステム。
  14. 前記特典付与手段は、前記同時期条件を満たす複数の前記抽選処理において同じ被抽選体が選出された場合に、所与のアイテムを前記ユーザに付与すること、を前記特典とする、
    請求項1〜7の何れか一項に記載のサーバシステム。
  15. 各ユーザの協力関係希望指示に基づいて、前記協力関係希望指示のあった複数のユーザ間に協力関係を設定する協力関係設定手段、
    を更に備え、
    前記抽選実行手段は、各ユーザのユーザ端末と通信を行って前記抽選処理をユーザ個別に実行し、
    前記特典付与手段は、前記協力関係設定手段により協力関係が設定されたユーザ同士の前記抽選処理が前記同時期条件を満たす場合に、各ユーザに前記特典付与制御を行う、
    請求項1〜14の何れか一項に記載のサーバシステム。
  16. 前記特典付与手段は、前記同時期条件を満たす前記抽選処理の対象となった前記協力関係設定手段により前記協力関係が設定されたユーザの数に基づいて、前記特典を変更する、
    請求項15に記載のサーバシステム。
  17. ユーザ端末と、
    前記ユーザ端末と通信可能な請求項1〜16の何れか一項に記載のサーバシステムと、
    を具備したゲームシステム。
  18. ユーザ端末を、
    複数の抽選オブジェクトを表示する制御を行う抽選オブジェクト表示制御手段、
    前記複数の抽選オブジェクトのうち、ユーザのオブジェクト選択指示に基づいて抽選実行オブジェクトを選択して当該抽選実行オブジェクトに対応付けられた抽選処理を実行する抽選実行手段、
    所定の同時期条件を満たす複数の前記抽選処理がなされる場合に、所与の特典を付与する特典付与制御を行う特典付与手段、
    として機能させるためのプログラム。
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