JP2020144625A - オーダー装置 - Google Patents
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Abstract
Description
具体的には、回転寿司等の店舗では、オーダー端末から客が注文を行うと、その注文指示が厨房側の表示手段である厨房側表示部に表示され、注文商品を料理し、当該料理の配膳を行った後、発送完了となって、厨房側の料理人が、管理コンピュータ等のキー操作を行って、注文指示のデータから当該注文指示を削除していた。そして、会計処理(精算処理)では、図11に示すように、会計処理の連絡が客側から発生すると、従業員が呼び出されて、客側のテーブルに行って、料理皿の枚数等を従業員が持っている専用のハンディーターミナル等に入力することで、精算金額(会計金額)が計算され、その後、会計伝票(請求伝票)が印刷され、印刷された伝票をレジにて読み取ることで決済(会計処理)が行われており、従業員の手間がかかる作業が必要であった(図11参照)。
また、従来技術だと各会計処理毎に従業員が呼び出されて、例えば回転寿司店のような場合、料理皿の枚数等をその都度、カウントして入力する必要があり、数え間違いが発生しやすく、作業効率が悪く、精算処理のための従業員数も常に確保しておかなければならないという問題点があった。
また、近年、外国人留学生等の受け入れ増加に伴い、多数の飲食店でも日本語以外を母国語とする外国人が飲食店の厨房において従業員として客に提供する料理を作る業務を行うような場合があり、このような外国人の従業員では、注文された商品内容が日本語だけの場合、商品内容の誤認が発生したり、確認作業に手間がかかるという問題点があった。
また、ここで、「読み取り可能な識別コード」には、縞模様状の線の太さによって数値や文字を表す識別コードであって、数字、文字、記号などの情報を一定の規則に従い一次元のコードに変換し、読み取り器が読み取りやすいデジタル情報として入出力できるようにし、横方向にのみ意味がある、いわゆる一次元バーコードが含まれる。なお、識別コードは、この一次元バーコードに限定されるものではなく、さらに、ドットを平面状(二次元状)の縦横に配列し多くの情報を表す、いわゆる二次元バーコードも含まれる。この二次元バーコードを用いると、一次元バーコードに比べ、高密度化することができ、情報密度を高くすることができる。さらに、二次元バーコードでは、読み取り方向や、読み取り角度に対する柔軟性が高く、二次元バーコード対応の読み取り器を用いると360度全方向からの読み取りが可能となり、対象物の向きに制約が無くなり、作業の効率化を図ることができる。
また、識別コード情報90には、注文商品情報50が含まれているため、後述するように注文商品を配送する際、注文した客のオーダー端末20に何れの商品が発送されるか表示(すなわち、後述するような配送レーン120での配送の際、オーダー端末20への配送予定商品を表示)するようなことが可能となる。
また、厨房端末30でペーパー印刷情報70としての識別コード情報90の読み取りを行った後に、厨房5から商品を発送することで、オーダー端末情報80及び注文商品情報を会計端末に出力するオーダー端末情報80及び注文商品情報50を会計端末40に出力し、画面表示情報60から該当するオーダー端末情報80及び注文商品情報50を消去する。これにより、発送した商品に関する会計処理と、未だ発送していない商品情報のリストとしての注文商品情報50から発送した商品の削除処理との両方の処理が行える。
これに対して、本願発明では、識別コード情報90の読み取りを行った後に、厨房5から商品を発送することで、オーダー端末情報80及び注文商品情報50を会計端末40に出力可能となる。具体的には、例えば後述するような配送レーン120,125上の搬送体130,135を用いて配送するような場合、厨房5から店舗7へ商品を配送する際に客に届ける予定の商品がオーダー端末20に表示され、商品が届いた状態でオーダー端末20の液晶表示装置に注文内容を確定させるための「確認」ボタンが表示され、客が当該「確認」ボタンをタッチ操作することで、当該商品の代金が会計処理へ計上されるようなものが含まれる。このようにすると、未配送の商品や、客が受け取っていない商品に関して、当該商品の代金が会計処理に計上されることがなく、商品の代金に対しての支払いトラブルの発生を抑えることができる。
また、識別コード情報90の読み取りを行った後に、商品を発送することで、上述した会計端末40へ出力可能になると共に、画面表示情報60から該当する注文商品情報50等が消去可能となる。これにより、画面表示情報60から注文商品情報50等の消去処理の操作を忘れてしまうようなことを抑えることができ、当該消去処理を忘れて、既に商品を発送済みであるにも拘わらず、注文商品情報50が消去されずに残っていることで、再度、商品を発送してしまうようないわゆる二重発送の発生を防止することができる。
また、注文商品情報50のデータ等の特別な消去処理の作業をすることなく、データ読み込みという簡単な処理により注文商品情報50が消去されることで、厨房5での処理工程を削減することができ、作業効率を高めることができる。
日本語以外を母国語とするような外国人であっても日本人のアシスト等による確認作業無しに厨房5内の業務を担当させることができ、また確認作業等に手間も要しないため、従業員の配置等の計画や管理を容易なものにすることができ、従業員一人あたりの利益向上(生産性向上)を図ることができる。
これは、識別コード情報90を読み取ることで注文した客の座席番号を含めたオーダー端末20を識別するオーダー端末情報80及び注文商品情報50を獲得することができることで可能になるものである。これにより、厨房5における業務の作業効率を良好なものにすることができる。
さらに、本発明では、画面表示情報60及びペーパー印刷情報70の両方が出力される。すなわち、画面表示情報60は、厨房5内の表示画面に表示され、ペーパー印刷情報70は、厨房5内でペーパーに印刷される。例えば、注文商品情報50の各注文商品毎に1枚のペーパー(例えば1枚の注文伝票)に印刷するようにすると、ペーパー単位(1枚の注文伝票単位)で管理することにより、目に見える形で未発送商品や、発送済み商品等の分類管理が可能となり、調理現場での商品管理が容易になる。具体的には、例えば、注文商品の未発送のペーパーを入れる箱と、既に発送済みのペーパーを入れる箱とを用意することにより、調理現場での未発送商品と発送済みの商品との管理を当該ペーパーを移動させることで簡単且つ視覚化することが可能となる。
また、「読み取り可能な識別コード」は、上述した説明と同様の内容のものである。
本発明における「厨房5から商品を発送した後に厨房端末30でペーパー印刷情報70としての識別コード情報90の読み取りを行う」には、具体的には、例えば、回転寿司店において、厨房5で商品を発送し、後述(第2の実施の形態参照)するような回転レーン100に注文した座席番号が付された寿司皿台の上に寿司皿110を載置して発送した後に、厨房端末30で識別コード情報90の読み取りを行うようなものが含まれる。
これに対して、本願発明では、商品を発送した後、識別コード情報の読み取りを行う段階で当該商品の注文商品情報50等が会計端末40に出力されることで、提供されなかった料理等に対しての支払トラブルが発生しない。
また、商品発送後の識別コード情報90の読み取りにより、上述した会計端末40への出力と共に、画面表示情報60から該当する注文商品情報50等が消去されることで、画面表示情報60から注文商品情報50等の消去処理の操作を忘れてしまうようなことを抑えることができ、当該消去処理を忘れて、既に商品を発送済みであるにも拘わらず、注文商品情報50が消去されずに残っていることで、再度、商品を発送してしまうようないわゆる二重発送の発生を防止することができる。
日本語以外を母国語とするような外国人であっても日本人のアシスト等による確認作業無しに厨房5内の業務を担当させることができ、また確認作業等に手間も要しないため、従業員の配置等の計画や管理を容易なものにすることができ、従業員一人あたりの利益向上(生産性向上)を図ることができる。
これは、識別コード情報90を1回読み取ることで注文した客の座席番号を含めたオーダー端末20を識別するオーダー端末情報80及び注文商品情報50を獲得することができることで可能になるものである。これにより、厨房5における業務の作業効率を良好なものにすることができる。
さらに、本発明では、画面表示情報60及びペーパー印刷情報70の両方が出力される。すなわち、画面表示情報60は、厨房5内の表示画面に表示され、ペーパー印刷情報70は、厨房5内でペーパーに印刷される。例えば、注文商品情報50の各注文商品毎に1枚のペーパー(例えば1枚の注文伝票)に印刷するようにすると、ペーパー単位(1枚の注文伝票単位)で管理することにより、目に見える形で未発送商品や、発送済み商品等の分類管理が可能となり、調理現場での商品管理が容易になる。具体的には、例えば、注文商品の未発送のペーパーを入れる箱と、既に発送済みのペーパーを入れる箱とを用意することにより、調理現場での未発送商品と発送済みの商品との管理を当該ペーパーを移動させることで簡単且つ視覚化することが可能となる。
母国語が異なる複数の外国人が厨房5に複数人配置されるような場合であっても、各厨房端末30の画面表示情報60及びペーパー印刷情報70を、各外国人の母国語に対応させることができ、注文商品の誤発送等のトラブルの発生を未然に防ぐことができる。
また、各厨房端末30毎に、画面表示情報60及びペーパー印刷情報70に用いられる言語を選択することができるため、日によって、また、時間によって、厨房端末30毎に当該言語の選択が可能となり、時間単位で厨房5内の従業員がシフトするような場合にも簡単に対応することができる。
また、店舗7側としても、店側の従業員と、外国人の客とのコミュニケーションを良好且つ円滑に行うことができ、日本語や外国語に不慣れな従業員でも、外国人の客と商品注文における意思の疎通を図ることができ、正確に商品のオーダーを行うことができると共に、従業員の現場での対応時間の短縮に繋げることができ、接客業務の削減を図ることができる。
以下、図面に基づいて、本発明のオーダー装置の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
図1に示すように、回転寿司店は、寿司を握る調理場としての厨房5と、来店してきた客が寿司を食する店舗7とに仕切壁6によって仕切られると共に、平面視で略コ字状の回転レーン100が仕切壁6の開口部(図示せず)を介して、厨房5と店舗7との間を回転移動可能に配置される。なお、回転レーン100の配置形状は上述したような平面視でコ字状に限定されるものではなく、I状、円形状、楕円状等の他の任意の形状でもよい。
店舗7内の各テーブル8及びカウンター9の各席の前には、それぞれタッチ入力操作が可能な液晶表示装置であって、複数の商品情報である寿司ネタを画面表示するとともにそれらの中から客が注文する注文商品情報を客自らのタッチ操作により、入力可能なオーダー端末20が配置されている。
店舗7内の入口付近には、厨房端末30から客毎(テーブル席番号毎、カウンタ席番号毎)の全ての注文商品情報が送信される会計端末40が配置され、この会計端末40には、会計プリンタ42が接続されている。
なお、本実施の形態では、厨房5内部の厨房端末30及び厨房プリンタ38と識別コード読み取り器39とは有線による接続され、一部は有線通信、他は無線通信としているが、特にこれに限定されるものではなく、全て無線通信により接続するようにしてもよく、また、全て有線通信にしてもよい。
また、図1の1点鎖線で示す配送レーン120,125は、いわゆる特急レーンである。この特急レーンとしての配送レーン120,125には、客から注文を受けた注文品を新幹線の外観形態を模した台車である搬送体130,135の各々が、それぞれ配送レーン120,125に沿って厨房5と店舗7との間を往復移動可能に形成されている。すなわち、配送レーン120に設けられた搬送体130は、配送レーン120における厨房5側の端部120aから店舗7側の端部120bまで自由に移動可能であり、配送レーン120上の任意の位置にて停止可能である。同様に配送レーン125に設けられた搬送体135は、配送レーン125における厨房5側の端部125aから店舗7側の端部125bまで自由に移動可能であり、配送レーン125上の任意の位置にて停止可能である。なお、移動機構は、上述したように搬送体130,135が配送レーン120,125上を自由にすることができ、任意の位置に停止することができるものであれば従来技術の範疇のいずれの機構を用いてもよいものであり、特に限定されるものではない。
なお、配送レーン120,125と、回転レーン100とは、回転レーン100の上方に配送レーン120,125が、配置されるような位置関係になっているが、この上下関係は、これに限定されるものではなく、逆であってもよいものであり、また、配置するスペースがあれば並列して配置するようにしてもよいものである。
テーブル8の座席又はカウンター9の座席に座っている客は、回転レーン100に所望の寿司が載った寿司皿110が循環していない場合には、オーダー端末20を介して所定の寿司の寿司皿110を注文することができる。客からの注文を受けた場合、厨房5内にいる従業員としての料理人によって注文品である寿司ネタによる寿司が盛り付けられた寿司皿110が厨房5で作成され、搬送体130,135のうちいずれか一方にこの寿司皿110が載置される。寿司皿110が載置される際、搬送体130は、配送レーン120の端部120a付近に位置し、搬送体135は、配送レーン125の端部125a付近に位置している。注文した寿司皿110が搬送体130,135上に載置されると、従業員としての料理人は、厨房プリンタ38により印刷されたペーパー印刷情報70としての識別コード情報90を識別コード読み取り器39で読み取ることで、客の座席番号等の情報を有するオーダー端末情報80を取り込む。その後、厨房端末30の液晶表示画面上に表示される「配送」ボタンを指でタッチ操作すると、搬送体130,135は、厨房5から所定の寿司を注文した客の座席前まで搬送される。
具体的には、配送レーン120に面したテーブル8又はカウンター9の座席の客が注文した寿司皿110は、配送レーン120の搬送体130によって搬送され、注文した客の面前で停止される。
ここで、従業員としての料理人が、搬送体130,135の上に注文品の寿司皿110を載せ、厨房端末30の液晶表示画面に表示される「配送」ボタンをタッチ操作すると、この注文品を注文した客のオーダー端末20の液晶画面上に配送される注文商品の内容が表示される。具体的には、例えば、注文した客のオーダー端末20の液晶画面に「まもなく、お届けいたします。まぐろ2、はまち1、たまご1」等の内容(「お届け確認画面」)が表示されるものである。
このように注文商品の配送情報を注文した客のオーダー端末20を介して報知することができることにより、注文した客は到着する商品の内容を把握することができる。
なお、上記表示に代えて、または、上記表示に加えて、オーダー端末20のスピーカーから音声で同様の内容を注文した客に報知するようにしてもよい。
これらの場合、所定の寿司を注文した客は、寿司皿110を搬送体130,135上から取り出し、オーダー端末20に表示される「確認」ボタンを操作した後、各自のテーブル8又はカウンター9にて飲食することができる。
寿司皿110が取られた後の搬送体130,135は、店舗7側から厨房5側へ各配送レーン120,125の端部120a,125a付近に戻る。
各種情報処理を実行するCPU21にバスライン26を介して、プログラムや商品情報を記憶するROM22、客が注文した注文商品情報50等の可変データを記憶するRAM23、液晶表示装置の表示画面に対するタッチ操作による入力部24、液晶表示装置の表示画面を用いて種々の情報を表示可能な表示部25、厨房端末30及び会計端末40との間で各種情報を無線で送受信する送受信機27等が接続されている。
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各種情報処理を実行するCPU41にバスライン46を介して、プログラムや商品情報を記憶するROM42、客が注文した注文商品情報50等の可変データを記憶するRAM43、液晶表示装置の表示画面に対するタッチ操作による入力部44、液晶表示装置の表示画面を用いて種々の情報を表示可能な表示部45、オーダー端末20及び厨房端末30との間で各種情報を無線で送受信する送受信機47等が接続されている。
先ず、店舗に来店した客は、当該客が着席したテーブル8又はカウンター9に配置されているオーダー端末20の液晶表示画面を指先でタッチ操作することで、表示言語を選択し、当該言語による商品情報を閲覧する。具体的には、本実施の形態では、来店した回転寿司店において、どのような種類の寿司ネタがあり、どのような値段に設定されているか、閲覧し、客が食べたい寿司ネタと、その数量(皿数)とをオーダー端末20の液晶表示画面の所定箇所をタッチ操作することにより、選択して入力可能に形成されている。
そして、注文商品を発送する前に、当該料理人が、識別コード読み取り器39で、厨房プリンタ38で印刷された注文伝票としてのペーパー印刷情報70に表示されている識別コード情報90を読み取る読み取り処理を行う。
本実施の形態に係るオーダー装置10では、この読み取り処理が行われることで、画面表示情報60(図7参照)から該当するオーダー端末情報80及び注文商品情報50が消去されると共に、搬送体130,135により配送先の座席番号等の情報が取り込まれる。
そして、従業員としての料理人が、搬送体130,135の上に注文品の寿司皿110を載せ、厨房端末30の液晶表示画面に表示される「配送」ボタンをタッチ操作する。この「配送」ボタンが操作されることで、注文した注文品の寿司皿を上に載せた搬送体130,135が配送レーン120,125上を先ほど取り込んだ配送先の座席番号の前の位置まで移動する。
また、「配送」ボタンが操作されることで、この注文品を注文した客のオーダー端末20の液晶画面上に配送予定の注文商品の内容の画面、いわゆる「お届け確認画面」が表示される。具体的には、例えば、注文した客のオーダー端末20の液晶画面に「まもなく、お届けいたします。まぐろ2、はまち1、たまご1」等の内容が表示されるとともに、当該液晶画面には、客に配送された商品が、当該客が注文した商品として正しいものかどうか客に確認させるための「確認」ボタンと、商品が正しくない場合に店側のスタッフを呼び出すための「スタッフ呼び出し」ボタンとが表示される。
これにより、まもなく到着する搬送体130,135上の寿司皿110が当該客が注文した商品であることが、注文した客に理解させることができ、注文した客は確実に当該商品を取ることができる。
また、届いた商品が注文した商品として正しい場合には、客は当該商品を取り上げた後、上述した「確認」ボタンを操作し、正しくない場合には、スタッフ呼び出しのための「スタッフ呼び出し」ボタンを操作する。「スタッフ呼び出し」ボタンが操作されると、その旨が厨房端末30に、座席番号や、注文商品情報50と共に連絡され、スタッフの対応が可能となるように形成されている。
また、「確認」ボタンが操作されると、オーダー端末情報80及び注文商品情報50が会計端末40に送信され、当該商品に関する会計処理が計上される。それと同時に、配送の役割を終えた搬送体130,135が、厨房5内の配送レーン120,125上の初期位置へ戻る処理が行われる。
なお、配送後は、上記「確認」ボタンが操作されない限り、オーダー端末20の表示画面は切り替わらず、搬送体130,135も配送先の客の前から移動しないように形成されている。
また、上記「お届け確認画面」がオーダー端末20に表示されている状態で、その座席への他の配送はできないように形成されている。
なお、上記「配送」ボタンの他に、注文商品を配送レーン120,125の搬送体130,135を用いずに、従業員が手で運ぶための「手運び」ボタンが厨房端末30の画面に表示されるように形成されてあり、配送レーン120,125を用いない場合には、当該「手運び」ボタンを操作する。
なお、本実施の形態では、ペーパー印刷情報70の識別コード情報90を識別コード読み取り器39で読み込んだ際に、画面表示情報60から該当するオーダー端末情報80及び注文商品情報50を消去するようにしているが、特にこれに限定されるものでない。具体的には、例えば、上述したような「配送」ボタンや、「手運び」ボタンを操作した際に、画面表示情報60から該当するオーダー端末情報80及び注文商品情報50を消去するようにしてもよいものである。
また、搬送体130,135が配送する客の座席番号の位置等は、識別コード情報90を読み取ることで取り込むようにしているが、特にこれに限定されるものではなく、手動により設定するようにしてもよいものである。具体的には、例えば厨房端末30に座席番号を表示した画面を表示させて、ペーパー印刷情報70に表示されている席番号を読み取った従業員が注文した客の席番号に対応する位置をタッチ操作することで、搬送体130,135が配送する配送先としての注文した客の席番号を取り込む様にしてもよいものである。
また、上述した「手運び」ボタンを用いる場合には、上述したオーダー端末20に表示される「お届け確認画面」は、注文商品を手で運んだ従業員が確認することができるため、当該オーダー端末20には、表示しないように形成されている。
本実施の形態に係るオーダー装置10では、この読み取り処理後、上述したような配送処理が行われることで、オーダー端末情報80及び注文商品情報50を会計端末40に出力するとともに、画面表示情報60(図7参照)から該当するオーダー端末情報80及び注文商品情報50が消される。
会計端末40では、客がオーダー端末20の会計スイッチ(精算スイッチ)(図示せず)が操作することで、テーブル8のテーブル番号又はカウンター9の席番号毎に、注文商品情報50の商品値段の合計としての合計金額が算出され、会計端末40に表示される。この会計端末40に表示された合計金額に基づいて、テーブル8のテーブル番号又はカウンター9の席番号毎に会計処理が行われ、領収書明細が、会計プリンタ48から出力され、精算を済ませた客に手渡される。
なお、上述した会計演算処理は、上述したように会計端末40で行われるようにしているが、特にこれに限定されるものではなく、例えば、管理装置11や所定の厨房端末30で行うようにして、算出した合計金額のみ、会計端末40に送信するようにしてもよい。
また、注文商品情報50として、注文商品の商品名と、わさび入り、わさび無しの情報と、注文商品の商品値段と、当該商品名の商品の注文数量(寿司皿の枚数)と、注文した時刻とが表示される。
また、識別コード情報90として、上述したテーブル番号等のオーダー端末情報80と、上述した注文商品情報50を識別コード表示したものが、印刷表示される
また、注文商品情報50として、注文商品の日本語による商品名と、当該日本語商品名の下に厨房端末で担当の料理人が5カ国(日本語、英語、中国語、韓国語、ベトナム語)の中から予め選択したサブ言語による商品名と、わさび入り、わさび無しの情報と、注文商品の商品値段と、当該注文商品名の商品の注文数量(寿司皿110の枚数)と、注文した時刻とが表示される。
図6(D)では、図6(C)の一例が示されているものであって、カウンターの席番号2が表示され、わさび入りの真いわし、サブ言語の商品名では、その英語表記である「Sardine」が、5皿、商品値段180円のものが11時08分に注文されている内容の注文商品情報50が表示され、当該オーダー端末情報80及び注文商品情報50の内容が識別コード表示された識別コード情報90が表示されている。
なお、厨房プリンタ38に表示される商品名のサブ言語と、厨房端末30の表示画面に表示される商品名のサブ言語とは、同一料理人が対応するので同一の言語に設定されているが、両者も異なる言語に設定できるようにしてもよい。
先ず、ステップ131において、客がオーダー端末20を用いて、オーダー端末20に表示される複数の商品情報の中から商品情報をタッチ操作により注文が行われたか、すなわち注文商品情報を入力したか否かが判定される。そして、注文入力が有ったと判定された場合、次のステップ132に進み、注文入力が無かったと判定された場合、当該ステップ131に戻る。
ステップ133において、ペーパー印刷情報の出力処理が行われる。具体的には、厨房プリンタ38から日本語あるいは厨房端末30で選択した外国語の一方または双方での注文商品情報50と、オーダー端末情報80と、識別コード情報90とがペーパー(注文伝票)に印刷されるペーパー印刷情報70の出力処理が行われる。そして、次のステップ134に進む。
ステップ134において、厨房5において、料理人により識別コード読み取り器39を用いた当該注文商品情報の識別コード読み取り処理と、上述したような配送処理とが行われたか否かが判定される。そして、当該識別コード読み取り処理と配送処理とが行われたと判定された場合、次のステップ135に進み、当該識別コード読み取り処理と配送処理とがまだ行われていないと判定された場合、当該ステップ134に戻る。なお、料理人には、当該商品の注文商品情報に対する識別コード読み取り器39を用いて識別コード読み取り処理を行った後、商品の発送を行うような作業基準になっていることの教育訓練が徹底されている。
ステップ136において、発送した商品に関してオーダー端末情報80及び注文商品情報50の会計端末40への出力処理が行われる。そして、次のステップ137に進む。
ステップ137において、特定の客(同一のテーブル8の席に座る等の同一のオーダー端末情報80を有する客)に関して客が精算する際(会計処理へ移行する際)に操作するオーダー端末20の精算スイッチ(会計スイッチ、図示せず)が操作されたか否かが判定される。そして、精算スイッチが操作されたと判定された場合、次のステップ138に進み、精算スイッチが操作されていないと判定された場合、ステップ131に戻る。
ステップ139において、会計プリンタ48に合計金額(精算金額)の出力処理が行われる。具体的には、請求伝票が印刷され、当該請求伝票が所定の客に手渡される。そして、次のステップ140に進む。
ステップ140において、入口近くの会計レジにおいて、会計処理が行われ、客が請求伝票に記載された合計金額(請求金額)のお金を支払うことにより、会計処理が行われ、領収書が会計プリンタ48から印刷されて客に手渡され、当該処理が終了する。その際、次回来店時に使用可能なサービス券や、割引券等が発行される場合には、当該券も印刷し、客に手渡す。そして、全ての処理が終了する。
例えば回転寿司店において、注文商品以外の寿司ネタが載った寿司皿110において、客から選択されない寿司ネタは、常に回転レーン100の上に置かれたまま移動することになり、鮮度が落ちるので、一定時間を経過しても選択されない寿司ネタは廃棄せざるをえない。これにより、材料ロスや作業ロス等のコストロスが発生する。
本実施の形態では、客がオーダー端末20を用いて注文された寿司ネタを配送レーン120,125に載せて配送する。配送レーン120,125を用いることで、回転レーン100上の寿司ネタの割合、すなわち注文品以外の寿司ネタの割合を小さくすることにより、上述した材料ロスや作業ロスを抑えることができる。最終的に、配送レーン120,125だけを用いて、回転レーン100を使用しないようにすると、材料ロスや作業ロスを限りなく0に近づけることが可能となる。
また、識別コード情報90には、注文商品情報50が含まれているため、注文商品を配送する際、注文した客のオーダー端末20に何れの商品が発送されるか表示(すなわち、配送レーン120での配送の際、オーダー端末20への配送予定商品を表示)するようなことが可能となる。
また、厨房端末30でペーパー印刷情報70としての識別コード情報90の読み取りを行った後に、厨房5から商品を発送することで、オーダー端末情報80及び注文商品情報を会計端末に出力するオーダー端末情報80及び注文商品情報50を会計端末40に出力し、画面表示情報60から該当するオーダー端末情報80及び注文商品情報50を消去する。これにより、発送した商品に関する会計処理と、未だ発送していない商品情報のリストとしての注文商品情報50から発送した商品の削除処理との両方の処理が行える。
これに対して、本願実施の形態では、識別コード情報90の読み取りを行った後に、厨房5から商品を発送することで、オーダー端末情報80及び注文商品情報50を会計端末に出力可能となる。具体的には、例えば後述するような配送レーン120,125上の搬送体130,135を用いて配送するような場合、厨房5から店舗7へ商品を配送する際に客に届ける予定の商品がオーダー端末20に表示され、商品が届いた状態でオーダー端末20の液晶表示装置に注文内容を確認させるための「確認」ボタンが表示され、客が当該「確認」ボタンをタッチ操作することで、当該商品の代金が会計処理へ計上されるようなものが含まれる。このようにすると、未配送の商品や、客が受け取っていない商品に関して、当該商品の代金が会計処理に計上されることがなく、商品の代金に対しての支払いトラブルの発生を抑えることができる。
また、注文商品情報50のデータ等の特別な消去処理の作業をすることなく、通常の処理により注文商品情報50が消去されることで、厨房5での処理工程を削減することができ、作業効率を高めることができる。
これにより、厨房5内で作業する従業員(料理人)が日本語以外を母国語とするような外国人であっても、当該母国語を注文商品情報50を表示する言語として厨房5で選択することにより、注文商品情報50を早く正確に認識することができ、誤った認識で客が注文していない商品を作成して発送してしまうようなミスの発生を防ぐことができる。結果として、料理のオーダーから料理の提供までの速度を向上させることができ、顧客満足度の向上を図ることができる。
また、商品を発送した段階で注文商品情報50が消去可能になるとともに、会計端末40に出力可能となる。これにより、商品が発送されておらず、客に未だ提供されていない商品に対応する料金は会計端末40に出力される可能性は小さくなり、提供されなかった商品に対しての支払いトラブルの発生を抑えることができる。
これは、識別コード情報90を読み取ることで注文した客の座席番号を含めたオーダー端末20を識別するオーダー端末情報80及び注文商品情報50を獲得することができることで可能になるものである。これにより、厨房5における業務の作業効率を良好なものにすることができる。
さらに、本実施の形態では、画面表示情報60及びペーパー印刷情報70の両方が出力される。すなわち、画面表示情報60は、厨房5内の表示画面に表示され、ペーパー印刷情報70は、厨房5内でペーパーに印刷される。例えば、注文商品情報50の各注文商品毎に1枚のペーパー(例えば1枚の注文伝票)に印刷するようにすると、ペーパー単位(1枚の注文伝票単位)で管理することにより、目に見える形で未発送商品や、発送済み商品等の分類管理が可能となり、調理現場での商品管理が容易になる。具体的には、例えば、注文商品の未発送のペーパーを入れる箱と、既に発送済みのペーパーを入れる箱とを用意することにより、調理現場での未発送商品と発送済みの商品との管理を当該ペーパーを移動させることで簡単且つ視覚化することが可能となる。
これにより、各厨房端末30を担当して商品を製造する従業員に、日本語以外の母国語を有する外国人が複数人いる場合であって、さらに、それらの外国人の母国語が異なるような場合であっても、各厨房端末30では、当該外国人の母国語に対応する言語をそれぞれ選択することで、厨房5内の厨房端末30の表示画面に表示される注文商品情報50のサブ言語を各外国人の母国語に対応させることができる(図6参照)。
母国語が異なる複数の外国人が厨房5に複数人配置されるような場合であっても、各厨房端末30の画面表示情報60及びペーパー印刷情報70を、各外国人の母国語に対応させることができ、注文商品の誤発送等のトラブルの発生を未然に防ぐことができる。
また、各厨房端末30毎に、画面表示情報60及びペーパー印刷情報70に用いられる言語を選択することができるため、日によって、また、時間によって、厨房端末30毎に当該言語の選択が可能となり、時間単位で厨房5内の従業員がシフトするような場合にも簡単に対応することができる。
また、店舗側としても、店側の従業員と、外国人の客とのコミュニケーションを良好且つ円滑に行うことができ、日本語や外国語に不慣れな従業員でも、外国人の客と商品注文における意思の疎通を図ることができ、正確に商品のオーダーを行うことができると共に、従業員の現場での対応時間の短縮に繋げることができ、接客業務の削減を図ることができる。
さらに、店舗7と厨房5との間には、仕切壁6があるため、店舗7内の客側からは厨房5内の従業員の姿は全く見えず、外国人の従業員が料理をしていることは判らないように形成されている。
これにより、外国人観光客が来日して日本の伝統的な食事である寿司を日本人の寿司職人としての料理人が作成した伝統料理として食べることができたと思わせることができ、高級感や安心感を与えることができる。結果として、旅行中の食事を感慨深いものにさせることが可能となり、当該店舗7における外国人観光客の客数を増加させることが可能となる。
また、本実施の形態では、カウンター9では、各席に1台ずつ、オーダー端末20を配置して、客それぞれがオーダー端末20を利用することができるように形成され、客毎に会計処理ができるように形成されている。また、図1に示すように、各テーブル8には、1台のオーダー端末20が配置され、テーブル8毎に会計処理等ができるように形成されているが、特に各テーブル8に配置するオーダー端末20は1台に限定されるものではなく、各テーブル8に複数のオーダー端末20を配置するようにしてもよいものである。例えば、4人テーブル8に1台ではなく、2台や、3台や、4台等の複数台のオーダー端末20を配置するようにしてもよい。このようにすると、複数人できた客が各個人で注文等をすることができ、また、会計処理も、各テーブル8毎ではなく、同一テーブル8であっても個人毎に行うようなことが可能となる。
上述した第1の実施の形態では、客のオーダー端末20からの注文商品の発送を上述したような配送レーン(いわゆる特急レーン)120,125の搬送体130,135を用いて行っていたが、本実施の形態では、上述したような配送レーン(いわゆる特急レーン)120,125を有さずに、通常の回転レーン100だけで注文商品を発送するものに適用しているオーダー装置10である。
第1の実施の形態では、搬送体130,135で配送する前に、配送先の座席番号等を取り込む必要があるため、配送する前に、ペーパー印刷情報70から座席番号等の情報を有するオーダー端末情報80等の識別コード情報90を読み取ることで、配送先の座席番号の入力処理の手間を省くことができるように形成されていた。
本実施の形態では、注文商品の発送に通常の回転レーン100を用いるため、注文商品の発送前に読み込み処理をする必要がなく、回転レーン100に寿司皿台と共に注文商品の発送を行い、その後に識別コード情報90の読み取り処理を行っているものである。
すなわち、本実施の形態に係るオーダー装置10は、では、厨房5から商品を発送した後に厨房端末30でペーパー印刷情報70としての識別コード情報90の読み取りを行うことで、オーダー端末情報80及び注文商品情報50を会計端末40に出力するとともに、画面表示情報60から該当するオーダー端末情報80及び注文商品情報50が消去されるように形成しているものである。
図12に示す内容は、第1の実施の形態の図5と比較して、本実施の形態では、商品を調理して完成させた後、注文商品の寿司皿110を注文した客の座席番号を表示する寿司皿台の上載せて、回転レーン100に流して、注文商品の発送を行い、その後、識別コード情報90の読み取り処理を行っているものであって、その他の処理内容は、第1の実施の形態の図5で説明した内容と略同一ものであり、同一の内容の説明は省力する。
本実施の形態に係るオーダー装置10では、この読み取り処理が行われることで、オーダー端末情報80及び注文商品情報50を会計端末40に出力するとともに、画面表示情報60(図7参照)から該当するオーダー端末情報80及び注文商品情報50が消される。
本実施の形態は、厨房5から回転レーン100で商品を発送した後に、ペーパーに印刷されたペーパー印刷情報70としての識別コード情報90の読み取りを行うことで、画面表示情報60から該当するオーダー端末情報80及び注文商品情報50を会計端末40に出力するとともに、画面表示情報60から該当するオーダー端末情報80及び注文商品情報50が消去される。これにより、第1の実施の形態と同様に、非衛生的なキーボード等に接触する必要がなく、極めて衛生的であり、入力操作処理を簡単にすることができ、入力操作処理での厨房端末30への水滴付着による故障の発生を防止することができる。
本実施の形態では、第1の実施の形態で説明したような配送レーン120,125、いわゆる特急レーンを有していないようなオーダー装置10であっても、第1の実施の形態で説明したものと略同様の作用及び効果を奏することができ、適用することができる。
本実施の形態に係る構成や、その作用効果は、上述したもの以外は、第1の実施の形態と略同様の構成を有しているものであって、同様の作用効果を奏するものである。
7 店舗 8 テーブル
9 カウンター 10 オーダー装置
11 管理装置 20 オーダー端末
21 CPU 22 ROM
23 RAM 24 入力部
25 表示部 26 バスライン
27 送受信機 30 厨房端末
31 CPU 32 ROM
33 RAM 34 入力部
35 表示部 36 バスライン
37 送受信機 38 厨房プリンタ
39 識別コード読み取り器 40 会計端末
41 CPU 42 ROM
43 RAM 44 入力部
45 表示部 46 バスライン
47 送受信機 48 会計プリンタ
50 注文商品情報 60 画面表示情報
70 ペーパー印刷情報 80 オーダー端末情報
90 識別コード情報 100 回転レーン
110 寿司皿 120 配送レーン
120a 端部 120b 端部
125 配送レーン 125a 端部
125b 端部 130 搬送体
135 搬送体
また、本発明に係るオーダー装置10では、前記搬送体130が注文された商品を配送する際、注文した客の前記オーダー端末20に何れの商品が配送されるかの配送予定商品の表示が行われることを特徴とする。
Claims (4)
- 複数のオーダー端末と、厨房端末と、会計端末とを有するオーダー装置であって、
前記オーダー端末は複数の商品情報の中から客が注文する注文商品情報を入力可能に形成され、
前記オーダー端末から入力された前記注文商品情報は、前記厨房端末へ厨房情報として、厨房内の表示画面に表示される画面表示情報と、ペーパーに印刷されるペーパー印刷情報とに出力され、
前記画面表示情報としては、前記オーダー端末を識別するオーダー端末情報と日本語あるいは前記厨房端末で選択した外国語の一方または双方での前記注文商品情報とが表示され、
前記ペーパー印刷情報としては、日本語あるいは前記厨房端末で選択した外国語の一方または双方での前記注文商品情報と、少なくとも前記オーダー端末情報及び前記注文商品情報を読み取り可能な識別コードとした識別コード情報とが表示され、
前記厨房端末で前記ペーパー印刷情報としての前記識別コード情報の読み取りを行った後に、前記厨房から商品を発送することで、前記オーダー端末情報及び前記注文商品情報を前記会計端末に出力可能になるとともに、前記画面表示情報から該当する前記オーダー端末情報及び前記注文商品情報が消去可能になるように形成したこと特徴とするオーダー装置。 - 複数のオーダー端末と、厨房端末と、会計端末とを有するオーダー装置であって、
前記オーダー端末は複数の商品情報の中から客が注文する注文商品情報を入力可能に形成され、
前記オーダー端末から入力された前記注文商品情報は、前記厨房端末へ厨房情報として、厨房内の表示画面に表示される画面表示情報と、ペーパーに印刷されるペーパー印刷情報とに出力され、
前記画面表示情報としては、前記オーダー端末を識別するオーダー端末情報と日本語あるいは前記厨房端末で選択した外国語の一方または双方での前記注文商品情報とが表示され、
前記ペーパー印刷情報としては、日本語あるいは前記厨房端末で選択した外国語の一方または双方での前記注文商品情報と、少なくとも前記オーダー端末情報及び前記注文商品情報を読み取り可能な識別コードとした識別コード情報とが表示され、
前記厨房から商品を発送した後に前記厨房端末で前記ペーパー印刷情報としての前記識別コード情報の読み取りを行うことで、前記オーダー端末情報及び前記注文商品情報を前記会計端末に出力するとともに、前記画面表示情報から該当する前記オーダー端末情報及び前記注文商品情報が消去されるように形成したこと特徴とするオーダー装置。 - 前記厨房端末は、複数形成され、
前記厨房端末毎に、前記注文商品情報を表示する言語を選択可能に形成されると共に、日本語あるいは前記厨房端末で選択した外国語の一方又は双方での注文商品情報が前記厨房内の表示画面に表示されるように形成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のオーダー装置。 - 前記複数のオーダー端末は、前記オーダー端末毎に日本語あるいは客が選択した外国語の一方または双方での商品情報が表示されるように形成したことを特徴とする請求項1、2又は3に記載のオーダー装置。
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