JP2020143710A - 既設管更生構造及び既設管更生方法 - Google Patents
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Description
例えば特許文献1においては、螺旋管状の更生管を全長にわたって既設管の内径よりも小径に製管した後、円錐形の管拡張器を更生管の一端部から更生管の内部に挿し入れることによって、更生管の周長すなわち帯状部材のひと巻き分の長さを順次拡張させている。
本発明は、かかる事情に鑑み、螺旋管状の更生管によって既設管を更生するにあたり、帯状部材の無駄を省くことを目的とする。
前記更生管には、周長が相対的に大きい大周長部と、周長が相対的に小さい小周長部とが管軸方向に並んで設けられており、
前記大周長部が、前記小周長部よりも周方向の広範囲又は多数箇所において前記既設管の内周面と接していることを特徴とする。
必要箇所だけを大周長部とし、それ以外の箇所は小周長部とする。小周長部は大周長部よりも一周あたりの帯状部材の長さが短い。したがって、帯状部材の無駄を省ける。
前記大周長部は、全周にわたって既設管の内周に接することが好ましい。大周長部を既設管に対して拘束状態にしてもよい。
小周長部は、既設管の内周面と接しないようにしてもよい。小周長部を既設管に対して非拘束状態又は弱拘束状態にしてもよい。
これによって、更生管と既設管の端部どうしを強く拘束できる。
これによって、更生管と枝管との接続、連通作業を容易化できる。
前記枝管としては、既設管が下水道管である場合の取付管が挙げられる。
帯状部材を前記既設管の内周に沿って螺旋状に巻回して、前記帯状部材の帯幅方向の両縁部の互いに一周ずれて隣接する縁部分どうしを接合することによって前記更生管を製管し、
前記更生管には周長が相対的に大きい大周長部と、周長が相対的に小さい小周長部とを管軸方向に並べて形成し、
前記大周長部を、前記小周長部よりも周方向の広範囲又は多数箇所において前記既設管の内周面と接触させることを特徴とする。
なお、製管しながら周長調整することで大周長部と小周長部を作成してもよい。
前記一端側の管部分を、前記大周長部とすべき部分の周長が拡張される向きに捩じることが好ましい。
これによって、前記捩じり工程の際、前記一端側の管部分においては前記隣接する縁部分どうしが滑ることなく、前記一端側の管部分の周長が拡張されるのを防止できる。捩じり力は、前記一端側の管部分を介して、前記大周長部とすべき部分に伝わる。前記大周長部とすべき部分においては、前記隣接する縁部分どうしの接合力が弱くなっているために、前記捩じり力によって前記隣接する縁部分どうしが滑り、周長が拡張される。
これによって、製管時には、大周長部とすべき部分か否かの区別無く、隣接する縁部分どうしを強く接合させることができ、安定して確実に製管できる。その後、前記接合力を弱めることで、前記大周長部とすべき部分の周長を拡張させやすくなる。
前記大周長部とすべき部分の製管時に、該大周長部とすべき部分における前記隣接する縁部分どうしの接合力を、小周長部とすべき部分における前記隣接する縁部分どうしの接合力より弱くしてもよい。
これによって、製管時における隣接する縁部分どうしの接合力を高くできる。その後、前記大周長部とすべき部分における隣接する縁部分どうしの接合力を確実に弱めることで、前記大周長部とすべき部分の周長を拡張させやすくなる。
これによって、大周長部とすべき部分の周長だけを拡張できる。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る更生済管1A(既設管更生構造)を示したものである。更生済管1Aは、既設管1と、更生管3を備えている。老朽化した既設管1の内周に更生管3がライニングされることによって、既設管1が更生されている。更生対象の既設管1は、例えば地中に埋設された下水道管である。既設管1の中間部には、1又は複数(図では1つだけ図示)の取付管2(枝管)が接続されている。
なお、本発明の既設管は、下水道管に限定されず、上水道管、農業用水管、ガス管、水力発電導水管などであってもよい。
更生管3は、帯状部材10によって構成されている。帯状部材10が、既設管1の内周に沿って螺旋状に巻回され、螺旋管状の更生管3に製管されている。
凹溝13dと凸条14dとの間には、滑り性シール剤52が設けられている。滑り性シール剤52を介して凸条14dが凹溝13dひいては第1嵌合部13と接合されている。滑り性シール剤52は、凸条14dが凹溝13dに沿って滑るのを許容する。滑り性シール剤52としては、例えばシリコーンシーラントなどの湿気硬化型接着剤が用いられている。
更生管3における各大周長部3a(31,39,32)と小周長部3b(33A,33B)との間の部分は、小周長部3bへ向かって縮径するテーパ部34A,34B,34C,34Dとなっている。
<製管工程>
図6及び図7に示すように、元押し式製管機20を用意し、該製管機20を発進側の人孔4の底部に設置する。地上の巻取りドラム(図示省略)から帯状部材10を順次繰り出して製管機20に供給する。製管機20において、帯状部材10を螺旋状に巻回し、嵌合部13,14の互いに一周ずれて隣接する部分どうしを嵌合することで、更生管3を順次製管する。
製管時の更生管3の外径(製管径)は、既設管1の内径より小さくする。好ましくは、製管径は、小周長部3bの所望外径に合わせる。
好ましくは、前記の製管工程前に予め嵌合部13の凹溝13cにはホットメルト性の接着剤51を設けておき、かつ凹溝13dにはシール剤52を設けておく。そして、対応する凸条14c,14d及び凹溝13c、13dどうしの嵌合と前後して接着剤51を加熱溶融することによって、凸条14cと凹溝13cひいては嵌合部13,14どうしを接着剤51によって接着する。
製管された更生管3を元押し式製管機20によって既設管1の内部へ向けて順次押し出す。
図示は省略するが、元押し式に代えて、牽引式の製管機を用いて、更生管3を既設管1の反対側からウインチで引き寄せてもよい。
なお、到達側端部3eは必ずしも既設管1に対して固定する必要がなく、固定冶具8を省略してもよい。
そして、図10に示すように、ワイヤ巻取リール43によって、ワイヤ41を巻き取りながら管軸方向に引っ張る。これによって、ワイヤ41の折り返し部41cが、到達側端部39から元押し側へ向けて螺旋状に移行される。このとき、図8(b)に示すように、未拡張の到達側管端領域39における凸条14c,14dのうち一部の凸条14cの根元部分が、前記ワイヤ41の折り返し部41cによって切断される。このため、到達側管端領域39における嵌合部13,14どうしの接合力が、製管時よりも弱められる。切断後の凸条14cは、凹溝13c内に嵌った状態で残置される。
続いて、図11に示すように、元押し製管機20を再駆動して、該元押し製管機20によって管部分35を、帯状部材10の一巻き分の長さ(周長)が拡張される向きaに捩じる。つまり、管部分35をa方向へ回転させながら到達側管端領域39へ向けて押し込む。好ましくは、図11の矢印線a18にて示すように、元押し製管機20によって、帯状部材10における未製管の帯部分18を管部分35に向けて送り込んで、捩じり力を発生させる。
逆に言うと、元押し製管機20のスライドによって、管部分35の到達側管端領域39側への位置ずれを許容でき、到達側管端領域39のヘリカル形状の変化を許容できる。したがって、到達側管端領域39を円滑に拡径させることができ、拡径時に元押し製管機20が抵抗となって嵌合部13,14が外れるのを防止できる。
拡径された到達側管端領域39が、既設管1の内周面に全周にわたって押し当てられることで、既設管1に拘束される。
到達側管端領域39の全体が既設管1の内周面に押し当てられて拘束されたら、製管機20を停止する。
なお、到達側管端領域39の全域を一工程で拡張させるのに代えて、ワイヤ41を複数回に分けて到達側端部3eから段階的に巻き取り、一回あたりの巻き取った部分ごとに順次拡張させてもよい。
元押し製管機20は、ガイドレール25に沿って押し込み側とは逆側(図12において左側)の初期位置に戻しておく。
接続領域32の管軸方向の両側部分にはそれぞれテーパ部34B,34Cが形成される。中間領域33Bは、拡張(拡径)されることなく、小周長部3bとなる。
なお、接続領域32の全域を一工程で拡張させるのに代えて、接続領域32からワイヤ41を複数回に分けて段階的に巻き取り、一回あたりの巻き取った部分ごとに順次拡張させてもよい。
元押し製管機20は、ガイドレール25に沿って押し込み側とは逆側(図14において左側)の初期位置に戻しておく。
中間領域33Aは、小周長部3bのまま残される。拡張された発進側管端領域31との中間領域33Aとの間には、テーパ部34Aが形成される。
なお、発進側管端領域31の全域を一工程で拡張させるのに代えて、発進側管端領域31からワイヤ41を複数回に分けて段階的に巻き取り、一回あたりの巻き取った部分ごとに順次拡張させてもよい。
更生済管1Aによれば、更生管3における両側の端領域31,39及び中間の接続領域32を大周長部3aとして既設管1に拘束することによって、更生管3が既設管1に対して位置ずれを起こすのを防止できる。
図4及び図5に示すように、接続領域32には連通口32cを削孔し、連通口32cを介して取付管2と更生管3とを連通させる。接続領域32を大周長部3aとして既設管1の内周面に密着させておくことによって、取付管2と更生管3との連通作業を容易化できる。
更生済管1Aにおいては必要箇所だけを大周長部3aとし、それ以外の箇所は小周長部3bとしている。小周長部3bは大周長部3aよりも一周あたりの帯状部材10の長さが短い。したがって、帯状部材10の無駄を省くことができる。
帯状部材の断面形状は種々の態様を採用可能である。
<第2実施形態>
図16に示す第2実施形態の帯状部材10Bにおいては、帯状部材10Bの平帯部11が凸状の第2嵌合部14よりも帯幅方向の外方へ延び出ることによって、延出部11eが形成されている。延出部11eに保持溝11fが形成されている。平帯部11における第1嵌合部13側の部分は、外周側(図16において上側)へ段差状に隆起され、隆起部分11dとなっている。
図18〜図21は、本発明の第3実施形態を示したものである。第3実施形態の帯状部材10Cにおいては、帯幅方向(図18において左右)の一方側(図18において左側)の縁部に複数列の凹溝13a及び凸条13bを含む第1嵌合部13Cが形成されている。帯状部材10Cにおける帯幅方向の他方側(図18において右側)の縁部には、複数列の凸条14a及び凹溝14bを含む第2嵌合部14Cが形成されている。帯状部材10Cにおける第1嵌合部13C及び第2嵌合部14Cの断面形状は互いに相補形状になっている。
図19に示すように、帯状部材10Cを螺旋状に巻回してなる更生管3においては、対応する凹溝13aと凸条14aどうしが嵌合されるとともに、対応する凸条13bと凹溝14aどうしが嵌合されている。
駆動ローラ21aによって、帯状部材10Cにおける未製管の帯部分18が、延伸端部3fへ向けて押し出されて更生管3に組み込まれる。このとき、推進反力が生じ、製管機20Cが図20において矢印cにて示す方向(図21の時計回り)に推進(自走)される。
ガイド22の一対の摺動ガイド部材22a,22bによる更生管3に対する挟み付け力(推進抵抗力)を調節したり、製管機20Cを推進方向に沿う軸線まわりに傾斜させたり、駆動部21による押し込み力を調節したりすることで、更生管3の製管径を調整できる。これによって、製管と同時に大周長部3a及び小周長部3bを形成できる。
図22に示す第4実施形態の帯状部材10Dにおいては、第3実施形態(図18)と同じ断面形状の合成樹脂製の帯本体19の外周側部(更生管3となったときに外周側を向く側部)に補強帯材15が付設されている。補強帯材15は、スチールなどの金属によって構成され、概略M字状の断面形状に形成されている。該補強部材15が、帯本体19の一対のリブ12を跨いで挟み付けている。補強部材15の斜めをなす両端部が、嵌合部13C,14Cから突出された係止突起13h,14hに係止されている。補強帯材15によって、帯状部材10Dひいては更生管3の強度が高まる。
図23に示す第5実施形態の帯状部材10Eにおいては、合成樹脂製の帯本体19に伸縮可能部16が設けられている。伸縮可能部16は、ベローズ16aと、易切断部16bとを含む。
当該帯状部材10Eによって構築された更生管3においては、地震動が起きたとき、易切断部16bが切断されて、ベローズ16aが帯幅方向(図23において左右方向)に伸縮変形でき、更には更生管3が伸縮できる。これによって、地震動のエネルギーを吸収できるとともに、嵌合部13C,14Cどうしの嵌合状態を保持することで、更生管3の水密性が保たれる。
好ましくは、更生管3の大周長部3a及び小周長部3bのうち小周長部3bだけが伸縮可能である。大周長部3aは既設管1に拘束されることで伸縮されることがない。
なお、帯状部材10Eにおいて、補強帯材15を省略してもよい。
大周長部3a及び小周長部3bのうち小周長部3bを構成する帯状部材10Eだけが、伸縮可能部16を有していてもよい。大周長部3aにおける帯状部材は、伸縮可能部16を有していなくてもよい。
図24に示す帯状部材10Fにおいては、合成樹脂製の帯本体19Fの平帯部11における帯幅方向の一方側(図24において左側)の縁部に、凹溝状の第1嵌合部13Fが形成されている。該第1嵌合部13Fから斜め外側へサブロック片17が延びている。平帯部11における帯幅方向の他方側(図24において右側)の縁部には、凸状の第2嵌合部14Fが形成されている。
なお、帯状部材10Fにおいて、補強帯材15を省略してもよい。
例えば、更生管3の大周長部3aと既設管1の内周面との間には、シリコーン、モルタル、セメントミルク、エポキシ系接着剤、アクリル系接着剤、ホットメルト接着剤等の裏込め材を充填してもよい。大周長部3aが、裏込め材を介して既設管1と接着されることで拘束されてもよい。更生管3の製管後に裏込め材を注入してもよく、製管前の帯状部材における大周長部3aとなる部分の外周部に裏込め材を予め配置しておいてもよい。帯状部材における大周長部3aとなる部分に注入孔付きの注入チューブを設けておき、製管後に注入孔から裏込め材を大周長部3aと既設管1との間に注入してもよい。
大周長部3aを既設管1に対して拘束する拘束手段として、アンカーボルトを大周長部3aの内周側から既設管1に打ち込んでもよい。
第1実施形態等の製管工程においては、到達人孔4Bに製管機20を設置して、拡張工程を行ってもよい。
製管機20によらずに人力で更生管を捩じって拡張させてもよい。
エアパッカーなどの膨張体を大周長部3aとなる部分の内部に配置して、前記膨張体を膨張させることによって、大周長部3aを拡張させてもよい。
更生管3が、複数条の帯状部材(例えば主帯体(ストリップ)と副帯体(ジョイナー))から構成されていてもよい。螺旋状に巻回された主帯体における一周違いに隣接する縁部どうしが、螺旋状に巻回された副帯体を介して接続されていてもよい。
1 既設管
2 取付管(枝管)
3 更生管
3a 大周長部
3b 小周長部
3e 到達側端部(更生管の反対側の端部)
10 帯状部材
10B〜10F 帯状部材
13 第1嵌合部
13C,13F 第1嵌合部
14 第2嵌合部
14C,14F 第2嵌合部
20 元押し式製管機
20C 自走式製管機
31 発進側管端領域(既設管の端部に設けられた部分、大周長部)
32 接続領域(既設管の枝管との接続部に設けられた部分、大周長部)
33A,33B 中間領域(小周長部)
35,36 一端側の管部分
39 到達側管端領域(既設管の端部に設けられた部分、大周長部)
41 ワイヤ41(線状部材)
Claims (10)
- 既設管の内周に沿う螺旋管状の更生管を備え、前記更生管が、螺旋状に巻回されて帯幅方向の両縁部の互いに一周ずれて隣接する縁部分どうしが接合された帯状部材によって構成された既設管更生構造であって、
前記更生管には、周長が相対的に大きい大周長部と、周長が相対的に小さい小周長部とが管軸方向に並んで設けられており、
前記大周長部が、前記小周長部よりも周方向の広範囲又は多数箇所において前記既設管の内周面と接していることを特徴とする既設管更生構造。 - 前記大周長部の外周長が、前記既設管の内周長と実質等大であり、前記小周長部の外周長が、前記既設管の内周長より小さいことを特徴とする請求項1に記載の既設管更生構造。
- 前記更生管における前記既設管の端部に設けられた部分が、前記大周長部となっていることを特徴とする請求項1又は2に記載の既設管更生構造。
- 前記更生管における前記既設管の枝管との接続部に設けられた部分が、前記大周長部となっていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の既設管更生構造。
- 既設管を螺旋管状の更生管によって更生する方法であって、
帯状部材を前記既設管の内周に沿って螺旋状に巻回して、前記帯状部材の帯幅方向の両縁部の互いに一周ずれて隣接する縁部分どうしを接合することによって前記更生管を製管し、
前記更生管には周長が相対的に大きい大周長部と、周長が相対的に小さい小周長部とを管軸方向に並べて形成し、
前記大周長部を、前記小周長部よりも周方向の広範囲又は多数箇所において前記既設管の内周面と接触させることを特徴とする既設管更生方法。 - 前記大周長部とすべき部分を前記小周長部と同じ周長となるよう製管し、その後、前記大周長部とすべき部分の周長を拡張させることを特徴とする請求項5に記載の既設管更生方法。
- 前記大周長部とすべき部分における前記隣接する縁部分どうしの接合力を、前記更生管における前記大周長部とすべき部分より管軸方向の一端側の管部分における前記隣接する縁部分どうしの接合力より弱くし、
前記一端側の管部分を、前記大周長部とすべき部分の周長が拡張される向きに捩じることを特徴とする請求項6に記載の既設管更生方法。 - 前記製管後、前記更生管の管軸方向の前記一端側とは反対側の端部から、前記大周長部とすべき部分と前記一端側の管部分との間までの前記隣接する縁部分どうしの接合力を製管時より弱めることを特徴とする請求項7に記載の既設管更生方法。
- 前記隣接する縁部分どうしを互いの間に線状部材が挟み込まれるように凹凸嵌合させながら前記製管を行ない、その後、前記更生管の前記反対側の端部から、前記大周長部とすべき部分と前記一端側の管部分との間まで前記線状部材を引き抜き、前記一端側の管部分における前記隣接する縁部分どうし間には前記線状部材を残置させた状態で前記一端側の管部分を捩じることを特徴とする請求項8に記載の既設管更生方法。
- 前記大周長部とすべき部分の全体の周長が拡張され、かつ前記大周長部とすべき部分より前記反対側の部分までは拡張が及んでいない時点で前記捩じりを終えることを特徴とする請求項6〜9の何れか1項に記載の既設管更生方法。
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