JP7344039B2 - 管状体の更生方法及び管構造物 - Google Patents

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本発明は、老朽化した下水道管やトンネルなどの地中に埋設又は構築された管状体を更生する方法、及び前記管状体を含む管構造物に関する。
老朽化した下水道管の更生方法として、下水道管の内周に更生管(ライニング管)をライニングする方法が知られている(特許文献1等参照)。
特許文献1の更生方法では、ライニング後、十字形状の支保工を更生管内に設置し、該支保工の鉛直な縦支保材の下端部を更生管の底部に突き当て、かつ縦支保材の上端部を、更生管の頂部の貫通孔を通して下水道管の頂部に突き当てて、前記縦支保材を上下に突っ張ることで、更生管の底部を下水道管の底部に押し当てる。支保工の水平な横支保材は更生管の両側の側方部に突き当てる。
その状態で、下水道管と更生管との間の管間隙間に裏込め材を充填する。裏込め材の硬化後、支保工を撤去する。
特開平7-268853号公報
前掲特許文献1の更生方法においては、更生管の頂部に支保材を通すための貫通孔を形成する必要がある。このため、支保工の撤去後は、貫通孔を閉塞する作業が必要となる。閉塞が不良であると、漏水のおそれがある。
本発明は、かかる事情に鑑み、下水道管やトンネルなどの管状体の更生施工を効率的に行うことを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る管状体の更生方法は、
地中に埋設又は構築された管状体の内周にライニング管をライニングし、
上下へ延びる縦支保材、及び該縦支保材と交差するように延びる横支保材のうち、少なくとも縦支保材を含む支保工を前記ライニング管内に設置し、
前記縦支保材を伸長させることによって、前記ライニング管を上下へ伸びるように変形させて、前記ライニング管の頂部及び底部をそれぞれ前記管状体の頂部及び底部に押し当て、
次いで、前記管状体と前記ライニング管との間の管間隙間に裏込め材を注入し、
前記裏込め材の流動性喪失後、前記支保工を撤去することを特徴とする。
当該更生方法によれば、ライニング管の頂部に支保材を通す貫通孔を形成する必要が無い。その貫通孔を支保工の撤去後に閉塞する必要も無い。閉塞処理の不具合による漏水発生のおそれもない。これによって、管状体の更生施工を効率的に行うことができる。
前記縦支保材の上端部を、前記ライニング管の管軸方向へ延びる頂部腹起し材を介して前記ライニング管の頂部に押し当て、かつ前記縦支保材の下端部を前記管軸方向へ延びる底部腹起し材を介して前記ライニング管の底部に押し当てた状態で、前記縦支保材を伸長させることが好ましい。
これによって、ライニング管の管軸方向にわたる領域の各所を均等に上下へ伸び変形させることができる。
ライニング管の底部及び頂部をそれぞれ管状体の底部及び頂部に密着させることによって、更生後の管底勾配及び管頂勾配を更生前と同じ大きさに維持できる。
本発明物は、地中に埋設又は構築された管状体と、前記管状体の内周にライニングされたライニング管とを備えた管構造物であって、
前記管状体と前記ライニング管との頂部どうしが接することによって頂接触部が形成され、
前記管状体と前記ライニング管との底部どうしが接することによって底接触部が形成され、
前記ライニング管の外周面における両側の側方部どうしを結ぶ横寸法が、前記管状体の内周面における両側の側方部どうしを結ぶ横寸法より小さく、
前記管状体と前記ライニング管との側方部どうし間には管間隙間が形成され、前記管間隙間に裏込め材が充填されていることを特徴とする。
これによって、例えばライニング管内を下水等の流体が通る場合、低水位であっても流速を確保できる。したがって、掃流性が高まり、滞留物の発生を防止又は抑制できる。ライニング管の管底勾配及び管頂勾配を、管状体の管底勾配及び管頂勾配と一致させることができる。
本発明によれば、管状体の更生施工を効率的に行うことができる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る管構造物の管軸と直交する断面図である。 図2は、図1のII-II線に沿う、前記管構造物の管軸に沿う断面図である。 図3(a)は、管状体を更生するライニング管の製管工程の一例を示す断面図である。 図3(b)は、管状体を更生するライニング管の製管工程の他の一例を示す断面図である。 図4(a)は、製管後のライニング管の内部に支保工を設置する工程を示す、同図(b)のIVa-IVa線に沿う断面図である。 図4(b)は、同図(a)のIVb-IVb線に沿う断面図である。 図5(a)は、前記ライニング管の変形工程を示す、同図(b)のVa-Va線に沿う断面図である。 図5(b)は、同図(a)のVb-Vb線に沿う断面図である。 図6は、裏込め材の充填工程を示す、前記ライニング管の断面図である。 図7(a)は、本発明の第2実施形態に係る支保工の設置工程を示す、同図(b)のVIIa-VIIa線に沿う断面図である。 図7(b)は、同図(a)のVIIb-VIIb線に沿う断面図である。 図8(a)は、前記第2実施形態におけるライニング管の変形工程を示す、同図(b)のVIIIa-VIIIa線に沿う断面図である。 図8(b)は、同図(a)のVIIIb-VIIIb線に沿う断面図である。 図9は、前記第2実施形態における裏込め材の充填工程を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面にしたがって説明する。
<第1実施形態(図1~図6)>
図1及び図2は、管構造物1を示したものである。管構造物1は、管状体(既設管)2と、ライニング管(更生管)3とを備えている。地中に管状体2が埋設又は構築されている。管状体2は、例えば下水道管であるが、これに限らず、上水道管、農業用水管、水力発電導水管、ガス管などの他、トンネルであってもよい。
図1において管状体2の断面は、真円形断面であるが、これに限らず、楕円、卵形その他の変形円形断面でもよく、方形その他の多角形断面でもよく、馬蹄形その他の異形断面であってもよい。
老朽化した管状体2の内周にライニング管3がライニングされ、これによって、管状体2が更生されている。
ライニング管3は、帯状部材3x(プロファイル)を螺旋状に巻回し、一周違いに対向する縁どうしを接合してなる螺旋管である。詳細な図示は省略するが、帯状部材3xは、一定の断面形状の合成樹脂によって形成されている(前掲特許文献1等参照)。さらに帯状部材3xがスチール製の補強帯材を有していてもよい。
螺旋状に巻回された帯状部材3xの一周違いに対向する縁どうしが連結帯材(ジョイナー)を介して接合されていてもよい。
ライニング管3は、螺旋管に限らず、例えば温度に応じて形状記憶性を有する合成樹脂チューブによって構成されていてもよい。
図1に示すように、ライニング管3の管軸L3と直交する断面は、楕円形状になっている。同断面の長径は、ライニング管3の頂部3aと底部3bを結ぶように上下方向へ向けられている。同断面の短径は、ライニング管3の両側の側方部3cどうしを結ぶように水平方向(図1において左右)へ向けられている。
ライニング管3の外周面における長径すなわち縦寸法(A)は、管状体2の内周面における頂部2aと底部2bを結ぶ縦寸法(C)と実質的に等しい(A=C)。ライニング管3の外周面における短径すなわち横寸法(B)は、管状体2の内周面における両側の側方部2cを結ぶ横寸法(D)より小さい(B<D)。つまり、ライニング管3は、管状体2よりも横方向に細い円形ないしは楕円断面になっている。
ライニング管3の頂部3aの外周が管状体2の頂部2aの内周と接している。これによって、頂接触部1aが形成されている。
ライニング管3の底部3bの外周が管状体2の底部2bの内周と接している。これによって、底接触部1bが形成されている。
管状体2とライニング管3との互いに同じ側の側方部2c,3cどうしの間には、管間隙間4が形成されている。各管間隙間4は、概略三日月状をなす部分環状の断面に形成されている。頂接触部1a及び底接触部1bによって、両側の管間隙間4どうしが殆ど連通を遮断されている。
裏込め材5が、各管間隙間4に充填されて硬化されている。裏込め材5を介して管状体2とライニング管3とが一体化され、複合管が構成されている。なお、ライニング管3が単独で所要強度を担う自立管であってもよい。
老朽化した管状体2は、次のようにして更生される。
図3(a)に示すように、帯状部材3xを地上のドラム6から発進人孔7に挿し入れ、例えば元押し式の製管機8に導入する。製管機8によって、帯状部材3xを螺旋状に巻回して螺旋管状のライニング管3を形成する。該ライニング管3を製管機8から管状体2の内部へ押し出す。
図示は省略するが、ライニング管3の先端部を到達人孔7B側から牽引してもよい。
図3(b)に示すように、自走式の製管機8Bを用いて、ライニング管3を製管してもよい。自走式の場合、帯状部材3xが、製管済のライニング管3の内部を通って、ライニング管3の先端の製管機8Bに導入されて製管されるとともに、製管機8Bが推進(自走)される。
このようにして、管状体2内の更生すべき領域の全長にわたってライニング管3を設ける。製管時のライニング管3の断面形状は真円に近い円形であり、ライニング管3の外径は管状体2の内径より小さい。
続いて、図4に示すように、ライニング管3の内部に2点支保工10を設置する。
支保工10は、複数の縦支保材11と、底部腹起し材21及び頂部腹起し材22を含む。縦支保材11は、上下に延びる直管状の縦支保本体11aと、その両端のジャッキベース11bとを有し、上下に伸縮可能である。腹起し材21,22は、太鼓落などの直線材で構成され、管軸L3(図4(a)の紙面と直交する方向)に沿って延びている。
図4(b)に示すように、複数の縦支保材11を、管軸方向に間隔を置いて配置する。このとき、ライニング管3の底部3bには、底部腹起し材21を設置し、各縦支保材11の下端部を底部腹起し材21上に載せる。複数の縦支保材11の上端部どうし間には、頂部腹起し材22を架け渡す。該頂部腹起し材22をライニング管3の頂部3aに宛がう。
このようにして、縦支保材11の両端部を、腹起し材21,22を介してライニング管3の頂部3a及び底部3bに押し当てる。
図5(a)及び同図(b)に示すように、続いて、ジャッキベース11bの操作によって縦支保材11を伸長させることによって、ライニング管3を上下へ伸びるように変形させる。したがって、ライニング管3の縦寸法(A)が大きくなる。ライニング管3の横寸法(B)は小さくなる。そして、ライニング管3の頂部3a及び底部3bをそれぞれ管状体2の頂部2a及び底部2bに強く押し当てて密着させる。一対の管間隙間4がライニング管3の両側に分かれて形成される。
図6に示すように、前記密着状態を維持しながら、各管間隙間4に裏込め材5を注入する。
裏込め材5の流動性喪失後、支保工10を撤去する。
かかる管状体更生方法によれば、ライニング管3の頂部3aに縦支保材を通す貫通孔を形成する必要が無い。したがって、支保工の撤去後に前記貫通孔を塞ぐ必要も無い。貫通孔の閉塞処理の不具合による漏水発生のおそれも無い。
これによって、管状体2の更生施工を効率的に行うことができ、工期を短くできる。
ライニング管3は、長径を上下に向けた楕円断面形状に形成されることで真円断面形状の場合より底部2bの曲率が大きく(曲率半径が小さく)なっているため、内部を通る下水が低水位であっても流速を確保できる。したがって、掃流性が高まり、滞留物の発生を防止又は抑制できる。
ライニング管3の底部3b及び頂部3aをそれぞれ管状体2の底部2b及び頂部2aに密着させることによって、更生後の管底勾配及び管頂勾配を更生前と同じ大きさに維持できる。
次に、本発明の他の実施形態を説明する。以下の実施形態において既述の形態と重複する構成に関しては、図面に同一符号を付して説明を省略する。
<第2実施形態(図7~図9)>
図7(a)及び図7(b)に示すように、第2実施形態の4点支保工10Bは、複数の十字支保19と、腹起し材21,22,23を備えている。各十字支保19は、第1実施形態(図1~図2)と同様の構造の縦支保材11と、該縦支保材11と直交(交差)する横支保材12を有している。横支保材12は、水平方向(横方向)へ延びる直管状の横支保本体12aと、その両端のジャッキベース12bとを有し、水平に伸縮可能である。横支保本体12aと縦支保本体11aとの中間部どうしが直交クランプ15を介して連結されている。
一対の側部腹起し材23は、太鼓落などの直線材で構成され、管軸L3に沿って延びている。
管状体2を更生する際は、管状体2の内周に沿ってライニング管3を配置した後、第1実施形態と同様にして、ライニング管3の内部に支保工10Bを設置する。各十字支保19の横支保材12は、ライニング管3の両側の側方部3cを結ぶように水平(横方向)に向ける。両側の側方部3cの内面にはそれぞれ側部腹起し材23を宛がい、横支保材12のジャッキベース12bを側部腹起し材23に押し当てる。これによって、横支保材12の両端部が、側部腹起し材23を介してライニング管3の側方部3cに押し当てられる。
縦支保材11の両端部を腹起し材21,22を介してライニング管3の頂部3a及び底部3bに押し当てる点は、第1実施形態(図4)と同様である。
図8(a)及び同図(b)に示すように、続いて、ジャッキベース11bの操作によって縦支保材11を伸長させるとともに、ジャッキベース12bの操作によって横支保材12を収縮させる。これによって、ライニング管3を上下へ伸び変形させながら、横方向へは確実に縮むようにできる。そして、ライニング管3の頂部3a及び底部3bを管状体2の頂部2a及び底部2bに押し当てて密着させる。
図9に示すように、前記密着状態を維持しながら、管間隙間4に裏込め材5を注入する。横支保材12によりライニング管3の側方部3cを内側から押さえることによって、ライニング管3が裏込め材5の圧力で変形するのを防止できる。
裏込め材5の流動性喪失後、支保工10を撤去する。
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の改変をなすことができる。
例えば、ライニング管3の断面形状は、管状体2の断面形状に応じて、(B)<(D)の関係を満たしていればよく、必ずしも長径を上下へ向けた楕円形状である必要はない。管状体2の断面形状が、長径を水平に向け、短径を上下へ向けた概略楕円状である場合、ライニング管3の断面形状は、長径を横方向へ向け、かつ管状体2よりも真円に近い楕円状ないしは略真円状であってもよい。
第2実施形態(図7~図9)において、横支保材12を予め収縮させておいたうえで、縦支保材11によるライニング管3の変形工程を行ってもよい。その後、側部腹起し材23を介して、横支保材12をライニング管3の側方部3cに突き当て、裏込め工程を行ってもよい。
本発明は、例えば老朽化した下水道管やトンネルの更生に適用できる。
L3 管軸
1 管構造物
1a 頂接触部
1b 底接触部
2 管状体
2a 頂部
2b 底部
2c 側方部
3 ライニング管
3a 頂部
3b 底部
3c 側方部
3x 帯状部材
4 管間隙間
5 裏込め材
10 2点支保工
10B 4点支保工
11 縦支保材
12 横支保材
19 十字支保
21 底部腹起し材
22 頂部腹起し材
23 側部腹起し材

Claims (3)

  1. 地中に埋設又は構築された管状体の内周にライニング管をライニングし、
    上下へ延びる縦支保材、及び該縦支保材と交差するように延びる横支保材のうち、少なくとも縦支保材を含む支保工を前記ライニング管内に設置し、
    前記縦支保材を伸長させることによって、前記ライニング管の頂部と底部を結ぶ縦寸法を前記伸長前よりもばし、かつ前記ライニング管の両側の側方部どうしを結ぶ横寸法を前記伸長前よりも縮ませて、前記ライニング管を、長径を上下へ向けた楕円形の断面になるように変形させて、前記ライニング管の頂部及び底部をそれぞれ前記管状体の頂部及び底部に押し当て、
    次いで、前記管状体と前記ライニング管との間の管間隙間に裏込め材を注入し、
    前記裏込め材の流動性喪失後、前記支保工を撤去することを特徴とする管状体の更生方法。
  2. 前記縦支保材の上端部を、前記ライニング管の管軸方向へ延びる頂部腹起し材を介して前記ライニング管の頂部に押し当て、かつ前記縦支保材の下端部を前記管軸方向へ延びる底部腹起し材を介して前記ライニング管の底部に押し当てた状態で、前記縦支保材を伸長させることを特徴とする請求項1に記載の更生方法。
  3. 地中に埋設又は構築された管状体と、前記管状体の内周にライニングされたライニング管とを備えた管構造物であって、
    前記管状体と前記ライニング管との頂部どうしが接することによって頂接触部が形成され、
    前記管状体と前記ライニング管との底部どうしが接することによって底接触部が形成され、
    前記ライニング管の外周面における両側の側方部どうしを結ぶ横寸法が、前記ライニング管の外周面における前記頂部及び前記底部どうしを結ぶ縦寸法より小さく、かつ前記管状体の内周面における両側の側方部どうしを結ぶ横寸法より小さく、前記ライニング管の断面が長径を上下へ向けた楕円形であり、
    前記管状体と前記ライニング管との側方部どうし間には管間隙間が形成され、前記管間隙間に裏込め材が充填されていることを特徴とする管構造物。
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