JP2007046751A - 支保工装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】既設管をライニング管にて更生する際、ライニング管を支持する支保工装置を組立作業や解体作業を要することなく次の区間に移動させる。
【解決手段】 既設管K内面と、既設管K内に新設されたライニング管L外面との間に裏込め材が充填される際に、ライニング管Lを支持する支保工装置1において、支保工装置1は、フレーム2と、このフレーム2に設けられた支保工部材3および移動手段4と、から構成される。そして、支保工部材3は、ライニング管Lを支持する支保位置と、ライニング管Lから離脱した格納位置に変姿可能な支保材31,34,35を備え、支保材31,34,35が格納位置にあるとき、移動手段4がライニング管Lに接地して走行可能である。
【選択図】図6

Description

本発明は、既設管内にライニング管を新設する際に用いられる支保工装置に関するものである。
地中に埋設されている上下水道などの既設管が老朽化した場合、補修が必要となる。老朽化した既設管を補修する場合、既設管内にライニング管を新設し、既設管内面とライニング管外面との間に裏込め材を充填して、既設管を更生するライニング工法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このようなライニング工法において、既設管内面とライニング管外面との間に裏込め材を充填すると、裏込め材の充填圧によってライニング管が浮き上がることから、ライニング管の浮き上がりを防止するため、支保工装置が用いられている。
この支保工装置は、フレームと、フレームに設けられた支保工部材からなり、裏込め材の充填に先立ってライニング管内に搬入され、支保工部材によってライニング管を内側から支持するものである(例えば、特許文献2,3参照)。
特公平3−48392号公報 特許第3377701号公報 特許第3377702号公報
ところで、既設管の更生は、多数の区間に分割されて順次行なわれ、例えば、一区間の更生が終了すれば、次の区間の更生が行なわれる。ここに、前述した支保工装置は、組立式であることから、一区間の更生が終了すれば、支保工装置をフレームおよび支保工部材に解体して次の区間に搬出し、次の区間において、再びフレームおよび支保工部材を支保工装置に組み立てる必要があり、作業が煩雑になるとともに、作業効率が低下し、工期が長期化するという問題があった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、既設管をライニング管にて更生する際、組立作業や解体作業を要することなく次の区間に移動させることができる支保工装置を提供するものである。
本発明は、既設管内面と、既設管内に新設されたライニング管外面との間に裏込め材が充填される際に、ライニング管を支持する支保工装置において、フレームと、このフレームに設けられた支保工部材および移動手段と、から構成され、前記支保工部材は、ライニング管を支持する支保位置と、ライニング管から離脱した格納位置に変姿可能な支保材を備え、支保材が格納位置にあるとき、移動手段がライニング管に接地して走行可能であることを特徴とするものである。
本発明によれば、支保材が格納位置にあるとき、移動手段がライニング管に接地して走行可能となることから、支保工装置を次の区間に移動させることができる。
この結果、作業区間毎の支保工装置の解体作業および組立作業が不要となることから、作業時間が短縮され、コストを削減することができる。
本発明は、既設管内面と、既設管内に新設されたライニング管外面との間に裏込め材が充填される際に、ライニング管を支持する支保工装置において、フレームと、このフレームに設けられた支保工部材および移動手段と、から構成され、前記支保工部材は、ライニング管を支持する支保位置と、ライニング管から離脱した格納位置に変姿可能な支保材を備え、また、移動手段は、ライニング管に接地する走行位置と、ライニング管から離脱した格納位置に昇降自在であることを特徴とするものである。
本発明によれば、移動手段をライニング管に接地させるとともに、支保材を格納することにより、移動手段を介して支保工装置を次の区間に移動させることができる。
この結果、作業区間毎の支保工装置の解体作業および組立作業が不要となることから、作業時間が短縮され、コストを削減することができる。
本発明において、前記支保材に押えプレートが着脱自在に設けられ、この押えプレートによってライニング管に形成された注入孔に設けられる注入ノズル取付部材を固定すると、支保材がライニング管を支持する支保位置において、ライニング管の注入孔に配置された注入ノズル取付部材を、支保材に押えプレートを設けることによって固定することができる。このため、注入ノズル取付部材を支保材に溶接などで接合する作業が不要となり、作業効率を向上させることができる。
この場合、注入ノズル取付部材に、裏込め材の逆流を防止する逆止弁を設けることが好ましい。これにより、裏込め材の充填が終了して注入ノズルを注入ノズル取付部材から離脱させても、裏込め材が注入ノズル取付部材を通して逆流することがない。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1乃至図4には、本発明の支保工装置1の一実施形態が示されている。
この支保工装置1は、フレーム2と、このフレーム2に設けられた支保工部材3および移動手段4とを備えている。
フレーム2は、下部フレーム21、下部フレーム21の左右各端部に各下端部がそれぞれ一体に溶着された左右の側部フレーム22および左右の側部フレーム22の各上端部にわたって一体に溶着された上部フレーム23からなる前後の枠体24と、前後の枠体24の下部フレーム21間および上部フレーム23間にそれぞれ架設された連結フレーム25とから構成されており、各枠体24は、断面馬蹄形のライニング管L(図6参照)に対応するように、ほぼ台形状に形成されている。そして、各枠体24における下部フレーム21の左右両端部および上部フレーム23の左右両端部には、それぞれ前後方向に延びる下部補助フレーム211および上部補助フレーム231が一体に溶着されている。
また、前方の枠体24の下部フレーム21には、前方に延びるヨーイングバー26が一体に溶着され、また、後方の枠体24の下部フレーム21には、後方に延びるヨーイングバー26が一体に溶着されており、各ヨーイングバー26の先端には、連結ピンを挿入可能な接続孔が形成されている。このため、前後の支保工装置1,1におけるヨーイングバー26,26の接続孔に連結ピンを挿入することにより、複数個の支保工装置1を連結することができる。この際、連結ピンの垂直軸回りにヨーイングバー26,26が回転可能であることから、ライニング管Lの湾曲に追従するように、前方の支保工装置1に対して後方の支保工装置1を回動させることができる。
一方、各枠体24において、下部フレーム21および上部フレーム23には、その左右方向の中間部において、後述する支保工部材3の連結ボルト31を挿通可能な貫通孔がそれぞれ形成されるとともに、各貫通孔に対向して連結ボルト31を螺合可能なナット27が上下に固定されている。同様に、下部フレーム21の左右端部にそれぞれ前後方向に延設された各下部補助フレーム211および上部フレーム23の左右端部にそれぞれ前後方向に延設された各上部補助フレーム231にも、支保工部材3の連結ボルト31を挿通可能な貫通孔が形成されるとともに、各貫通孔に対向して連結ボルト31を螺合可能なナット27が上下に固定されている。
支保工部材3は、各枠体24の下部フレーム21および下部補助フレーム211に設けられた各ナット27にそれぞれ螺合された複数本の連結ボルト31と、これらの連結ボルト31と回転自在に連結された下部支保材32と、各枠体24の左右の側部フレーム22にそれぞれ水平軸回りに回転自在に軸支され、雌ねじを有するトラニオン33と、各トラニオン33に螺合された連結ボルト31と、各連結ボルト31と回転自在に連結された左右の側部支保材34と、各枠体24の上部フレーム23および上部補助フレーム231に設けられた各ナット27にそれぞれ螺合された複数本の連結ボルト31と、これらの連結ボルト31と回転自在に連結された上部支保材35と、からなり、これらの下部支保材32、左右の側部支保材34および上部支保材35は、新設されたライニング管Lの内周面形状に対応する形状に形成されている。また、上部支保材35の左右各端部に左右の側部支保材34の各上端部がそれぞれヒンジ3aを介して水平軸回りに回動自在に軸支されている他、左右の側部支保材34は、連結ボルト31の連結部に対して水平軸回りに回転自在に軸支されている。
したがって、各ナット27に対して連結ボルト31を回転させることにより、下部フレーム21に対して下部支保材32を進退させることができ、また、上部フレーム23に対して上部支保材35を進退させることができる。さらに、トラニオン33に対して連結ボルト31を回転させることにより、側部フレーム22に対して側部支保材34を進退させることができる。この際、上部支保材35および左右の側部支保材34がヒンジ3aを介して連結されていることにより、上部支保材35の進退に連動して左右の側部支保材34がトラニオン33の軸支部回りに回動するとともに、連結ボルト31の連結部に対して水平軸回りに回動して追従する。
なお、下部支保材32には、後述する移動手段4である走行輪41に対応する位置に開口部32aが形成されている。
また、左右の側部支保材34および上部支保材35には、後述する注入ノズル取付部材5を取り付けるための注入用開口部34a,35aが形成されるとともに、その周縁部に後述する押えプレート5を固定するための雌ねじ34b,35b(図5参照)が形成されている。
移動手段4は、各枠体24の下部フレーム21において、その左右各端部に設けられたブラケットに回転自在に軸支された走行輪41である。
ところで、既設管Kとライニング管Lとの間に裏込め材Uを充填するため、前述した左右の側部支保材34および上部支保材35に形成した注入用開口部34a,35aには、注入ノズル取付部材5が押えプレート6を介して固定されるようになっている。
具体的には、図5に示すように、注入ノズル取付部材5は、管状部51およびその管端に設けられたフランジ52からなり、そのフランジ52の外面側には、シール材53が設けられるとともに、管状部51には逆止弁54が設けられている。また、押えプレート6は、左右の側部支保材34の注入用開口部34aおよび上部支保材35の注入用開口部35aの周縁部に形成された雌ねじ34b,35bに対応して取付穴6aを有し、後述するように、注入ノズル取付部材5のフランジ52をライニング管Lとの間で挟み込んで、左右の側部支保材34および上部支保材35にボルトbを介して締結することができる。
なお、押えプレート6には、裏込め材Uの注入ノズル(図示せず)と接続可能な管状のジョイント部61が設けられている。
次に、このように構成された支保工装置1の作動について説明する。
先ず、既設管Kに、例えば、帯状体を螺旋状に巻回し、隣接する帯状体の端縁同士を接続して形成されたライニング管Lを新設した後、図示しない立坑を通して支保工装置1を新設したライニング管Lの内部に搬入し、裏込め材Uの充填開始区間まで搬送する。この際、支保工装置1は、図6に示すように、各支保材32,34,35がライニング管Lの内周面から離隔した格納位置にあり、かつ、走行輪41がライニング管Lに接地した状態にある。したがって、支保工装置1をライニング管Lに干渉することなく搬送することができる。
次いで、下部フレーム21に対して連結ボルト31を回転させ、下部支保材32を下降させてライニング管Lの内周面に押し当てる。さらに、連結ボルト31を回転させ、下部フレーム21を相対的に上昇させ、走行輪41をライニング管Lの内周面から浮上させる。同様に、上部フレーム23に対して連結ボルト31を回転させ、上部支保材35を上昇させてライニング管Lの内周面に押し当てる。この際、上部支保材35にヒンジ3aを介して連結されている左右の側部支保材34も上部支保材35にの上昇に連動して持ち上げられる。上部支保材35がライニング管Lの内周面に押し当てられたならば、側部フレーム22に設けたトラニオン33に対して連結ボルト31を回転させ、左右の側部支保材34を外方に張り出す。この際、左右の側部支保材34は、上部支保材35とのヒンジ3a回りに回動し、ライニング管Lの内周面に押し当てられる。
下部支保材32、側部支保材34および上部支保材35をそれぞれライニング管Lの内周面に押し当てたならば、左右の側部支保材34の注入用開口部34aおよび上部支保材35の注入用開口部35aに対応して、ライニング管Lに、注入ノズル取付部材5の管状部51を挿通可能な注入孔Laを形成する。そして、左右の側部支保材34および上部支保材35の注入用開口部34a,35aを通してライニング管Lの注入孔Laに注入ノズル取付部材5の管状部51を挿入する一方、シール材7を介挿して左右の側部支保材34および上部支保材35にそれぞれ押えプレート6をあてがってライニング管Lとの間で注入ノズル取付部材5のフランジ52を挟み込んだ後、押えプレート6の取付穴6aにボルトbを挿通するとともに、左右の側部支保材34および上部支保材35の雌ねじ34b,35bに締結し、注入ノズル取付部材5の抜け出しを防止して押えプレート6を固定する(図7および図8参照)。
注入ノズル取付部材5が固定されたならば、押えプレート6のジョイント部61に図示しない注入ノズルを接続し、裏込め材Uを供給すれば、裏込め材Uは、支保工装置1によって支持されたライニング管Lの外周面と既設管Kの内周面によって区画された空間に充填される(図9参照)。この場合、注入ノズル取付部材5に逆止弁54が設けられていることにより、充填された裏込め材Uが逆流することはない。
裏込め材Uの充填が終了すれば、ボルトbを弛めて押えプレート6およびシール材7を側部支保材34および上部支保材35から順に取り外した後、注入ノズル取付部材5の管状部51に蓋(図示せず)を取り付け、管状部51の開口を閉鎖する。
一方、裏込め材Uが一定の硬度に硬化すれば、各支保材を格納位置に戻し、支保工装置1を次の区間に移動させる。具体的には、各支保工装置1において、側部フレーム22に設けたトラニオン33に対して連結ボルト31を回転させ、側部支保材34を上部支保材35とのヒンジ3a回りに回動させ、側部フレーム22側に引き込む。これにより、側部支保材34がライニング管Lの内周面から離脱する。また、上部フレーム23に対して連結ボルト31を回転させ、上部支保材35を引き下げてライニング管Lの内周面から離脱させるとともに、上部支保材35の下降に連動してヒンジ3aを介して連結された左右の側部支保材34を引き下げる。次いで、下部フレーム21に対して連結ボルト31を回転させ、下部支保材32を引き上げる。下部支保材32の引き上げは、下部フレーム21を相対的に下降させることから、走行輪41が下部支保材32の開口部32aから突出し、ライニング管Lの内周面に接地する。
ここに、支保工装置1は、図6に示したように、ライニング管Lの内周面から下部支保材32、側部支保材34および上部支保材35が離脱するとともに、走行輪41が接地していることから、走行輪41を介して次の区間に移動させることができる。そして、次の区間において、前述したように、各支保工装置1の下部支保材32、側部支保材34、上部支保材35をライニング管Lを支持する支保位置に張り出し、注入ノズル取付部材5を取り付けて、裏込め材Uを充填すればよい。
この場合、注入ノズル取付部材5は、その管状部51が裏込め材Uに埋設され、ライニング管Lの内周面には、フランジ52のみが残ることから、ライニング管Lへの突出量を可及的に抑えることができ、支保工装置1の移動に際して、側部支保材34や上部支保材35と干渉することを防止できる。
ところで、図10乃至図12には、本発明の支保工装置1の他の実施形態が示されている。
この支保工装置1も、フレーム2と、このフレーム2に設けられた支保工部材3および移動手段4とを備えている。
フレーム2は、下部フレーム21と、下部フレーム21の中間部に下端部が一体に溶着された支柱28と、支柱28の上端部に一体に溶着された上部フレーム23と、上部フレーム23の左右各端部にヒンジ2aを介して回動自在に連結された左右の側部フレーム22と、前後方向に設定間隔をおいて配置された3本の下部フレーム21の左右各端部間および3本の支柱28間にそれぞれ架設された連結フレーム25(図11参照)と、から構成されており、下部フレーム21、左右の側部フレーム22および上部フレーム23は、断面馬蹄形のライニング管Lに略対応する形状に形成されている。そして、下部フレーム21の両端部には、ターンバックルを有する支持ロッド212が回動自在に軸支されており、左右の側部フレーム22を支持することができる。
また、支柱28は、下部フレーム21に固定されたシリンダ部281と、シリンダ部281に摺動自在に嵌挿されたピストン部282とからなり、ピストン部282が上部フレーム23に固定されている。
なお、シリンダ部281には、図示しないジャッキ装置が配設されており、ジャッキ装置を伸縮作動させることにより、シリンダ部281に対してピストン部282を押し上げ、あるいは、自重により下降させることができる。
さらに、支柱28および左右の側部フレーム22間には、それぞれ伸縮アーム29が配設されている。この伸縮アーム29は、基部が支柱28のシリンダ部281に水平軸回りに回動自在に軸支され、雌ねじを有する筒状体291と、筒状体291の雌ねじに螺合可能な雄ねじを有する伸縮ボルト292とからなり、伸縮ボルト292の先端部が側部フレーム22に対して回転自在に連結されている他、伸縮ボルト292の連結部が側部フレーム22に対して水平軸回りに回動自在に軸支されている。また、伸縮ボルト292には、該伸縮ボルト292を回転操作する操作部293が設けられている。
このため、操作部293を操作して伸縮ボルト292を回転させることにより、筒状体291に対して伸縮ボルト292を伸縮することができ、伸縮する伸縮ボルト292を介して側部フレーム22を張り出し、あるいは、引き込むことができる。
なお、下部フレーム21の左右各端部間にそれぞれ架設された連結フレーム25には、後述する移動装置4の昇降ボルト42が挿通可能な貫通孔が形成されるとともに、各貫通孔に対向する上下面には、昇降ボルト42が螺合可能なナット271が固定されている。
支保工部材3は、前後方向に間隔をおいて配置された3本の下部フレーム21の外面に左右方向に間隔をおいて一体に溶着された複数本の下部支保材321と、前後方向に間隔をおいて配置された3本の左右の側部フレーム22の外面に上下方向に間隔をおいて一体に溶着された複数本の側部支保材341と、前後方向に間隔をおいて配置された3本の上部フレーム23の外面に左右方向に間隔をおいて一体に溶着された複数本の上部支保材351と、からなり、各下部支保材321、各側部支保材341および各上部支保材351には、角パイプが採用されている。
移動手段4は、走行輪41を回転自在に軸支するブラケットに昇降ボルト42を設けて構成され、前述した連結フレーム25のナット271に昇降ボルト42が螺合されている。
次に、この実施形態の支保工装置1の作動について説明する。
先ず、既設管Kにライニング管Lを新設した後、各支保材が格納位置にある支保工装置1をライニング管Lの内部に搬入し、裏込め材Uの充填開始区間に搬送する(図12参照)。
次いで、下部フレーム21に対して昇降ボルト42を回転させて走行輪41を引き上げることにより、下部支保材321を相対的に下降させてライニング管Lの内周面に押し当てる。走行輪41がライニング管Lの内周面から完全に浮上したならば、支柱28のシリンダ部281に配設された図示しないジャッキ装置を伸長させ、ピストン部282をシリンダ部281に対して押し上げ、上部支保材351をライニング管Lの内周面に押し当てる。この際、上部フレーム23にヒンジ2aを介して左右の側部フレーム22が連結されているため、側部支保材34を固定した左右の側部フレーム22も追従して持ち上げられる。
この後、伸縮アーム29の操作部293を操作して伸縮ボルト292を回転させ、筒状体291に対して伸縮ボルト292を伸長させ、側部フレーム22をヒンジ2a回りに回動させて外方に張り出し、側部フレーム22に固定された側部支保材341をライニング管Lの内周面に押し当てる。
側部支保材341がライニング管Lの内周面に押し当てられたならば、下部フレーム21に設けた支持ロッド212を回動させ、ターンバックルを操作して側部フレーム22の下端に突き当てて側部フレーム22を支持する。
次いで、詳細には図示しないが、左右の側部支保材341に形成された注入用開口部および上部支保材351に形成された注入用開口部に対応してライニング管Lに注入孔を形成した後、左右の側部支保材341の注入用開口部および上部支保材351の注入用開口部を通してライニング管Lの注入孔に注入ノズル取付部材5の管状部51を挿入する一方、シール材7を介挿して左右の側部支保材34および上部支保材35にそれぞれ押えプレート6をあてがってライニング管Lとの間で注入ノズル取付部材5のフランジ52を挟み込んだ後、押えプレート6の取付穴6aにボルトbを挿通するとともに、左右の側部支保材341および上部支保材351の雌ねじ34b,35bに締結し、押えプレート6を固定する。
押えプレート6を介して注入ノズル取付部材5が固定されたならば、押えプレート6のジョイント部61に注入ノズルを接続し、裏込め材Uを供給すれば、支保工装置1によって支持されたライニング管Lの外周面と既設管Kの内周面によって区画された空間に裏込め材Uが充填される。この際、裏込め材Uの逆流は、逆止弁54によって防止される。
裏込め材Uの充填が終了すれば、押えプレート6およびシール材7を側部支保材341および上部支保材351から順に取り外した後、注入ノズル取付部材5の管状部51に蓋を取り付け、管状部51の開口を閉鎖する。
裏込め材Uが硬化すれば、支保材を格納位置に戻し、支保工装置1を次の区間に移動させればよい。具体的には、下部フレーム21に設けた支持ロッド212のターンバックルを操作し、側部フレーム22の下端から離脱させて側部フレーム22の支持を解除した後、支持ロッド212を回動させて下部フレーム21に格納する。次いで、伸縮アーム29の操作部293を操作して伸縮ボルト292を回転させ、筒状体291に対して伸縮ボルト292を縮小させ、側部フレーム22を内方に引き込む。これにより、左右の側部フレーム22が上部フレーム23とのヒンジ2a回りに回動し、側部支保材341がライニング管Lの内周面から離脱する。その後、支柱28のシリンダ部281に配設されたジャッキ装置を縮小させ、ピストン部282をシリンダ部281に対して下降させ、上部支保材351をライニング管Lの内周面から離脱させるとともに、上部フレーム23にヒンジ2aを介して連結されている左右の側部フレーム22を下降させる。次いで、下部フレーム21に対して昇降ボルト42を回転させ、走行輪41を押し下げてライニング管Lに接地させることにより、相対的に下部支保材321を上昇させ、ライニング管Lの内周面から離脱させる。
この状態では、支保工装置1は、ライニング管Lの内周面から下部支保材321、側部支保材341および上部支保材351が離脱するとともに、走行輪41が接地していることから、走行輪41を介して次の区間に移動させることができる。そして、次の区間において、前述したように、各支保工装置1の下部支保材321、側部支保材341、上部支保材351をライニング管Lを支持する支保位置に張り出し、注入ノズル取付部材5を取り付けて、裏込め材Uを充填すればよい。
一方、図13および図14には、本発明の支保工装置1のもう一つの実施形態が示されている。
この支保工装置1は、図10乃至図12に示した支保工装置1とほぼ同一の構成を有しており、同一の部材には同一の符号を付してその詳細な説明を省略するとともに、構成が相違する部分についてのみ説明する。
この支保工装置1を構成するフレーム2は、下部フレーム21と、下部フレーム21の中間部に下端部が一体に溶着された支柱28と、支柱28の上端部に一体に溶着された上部フレーム23と、上部フレーム23の左右各端部にリンク2bを介して回動自在に連結された左右の側部フレーム22と、前後方向に設定間隔をおいて配置された複数本の下部フレーム21の左右各端部間および複数本の支柱28間にそれぞれ架設された連結フレーム25と、から構成されており、下部フレーム21、上部フレーム23および左右の側部フレーム22は、断面方形のライニング管Lの各辺に沿うように形成されている。
下部フレーム21には、左右方向に間隔をおいて、支保工部材3の連結ボルト31を挿通可能な貫通孔がそれぞれ形成されるとともに、各貫通孔に対向して連結ボルト31を螺合可能なナット27が上下に固定されている。
支保工部材3は、下部フレーム21に設けられた各ナット27にそれぞれ螺合された複数本の連結ボルト31と、これらの連結ボルト31と回転自在に連結された下部支保材321と、前後方向に間隔をおいて配置された複数本の左右の側部フレーム22の外面に上下方向に間隔をおいて一体に溶着された複数本の側部支保材341と、前後方向に間隔をおいて配置された複数本の上部フレーム23の外面に左右方向に間隔をおいて一体に溶着された複数本の上部支保材351と、からなり、各下部支保材321、各側部支保材341および各上部支保材351には、角パイプが採用されている。
移動手段4は、下部フレーム21の左右各端部に設けられたブラケットに回転自在に軸支された走行輪41である。
次に、この実施形態の支保工装置1の作動について説明する。
先ず、既設管Kにライニング管Lを新設した後、各支保材が格納位置にある支保工装置1をライニング管Lの内部に搬入し、裏込め材Uの充填開始区間に搬送する(図13参照)。
次いで、下部フレーム21に対して連結ボルト31を回転させ、下部支保材321を押し下げてライニング管Lの内周面に押し当てる。さらに、連結ボルト31を回転させれば、下部フレーム21、すなわち、走行輪41が相対的に上昇する。走行輪41がライニング管Lの内周面から完全に浮上したならば、支柱28のシリンダ部281に配設された図示しないジャッキ装置を伸長させ、ピストン部282をシリンダ部281に対して押し上げ、上部支保材351をライニング管Lの内周面に押し当てる。この際、上部フレーム23にリンク2bを介して左右の側部フレーム22が連結されているため、側部支保材34を固定した左右の側部フレーム22も追従して持ち上げられる。
この後、伸縮アーム29の操作部293を操作して伸縮ボルト292を回転させ、筒状体291に対して伸縮ボルト292を伸長させ、側部フレーム22をリンク2bとの軸支部回りに回動させて外方に張り出し、側部フレーム22に固定された側部支保材341をライニング管Lの内周面に押し当てる。この際、上部フレーム23の左右各端部と、左右の側部フレーム22の各上端部とは、リンク2bの両端部にそれぞれ回動自在に軸支されているため、左右の側部フレーム22および上部フレーム23は、断面方形のライニング管Lの上辺および左右各辺に沿うように配置される。
側部支保材341がライニング管Lの内周面に押し当てられたならば、下部フレーム21に設けた支持ロッド212を回動させ、ターンバックルを操作して側部フレーム22の下端に突き当てて側部フレーム22を支持する。
次いで、詳細には図示しないが、左右の側部支保材341および上部支保材351に形成された注入用開口部に対応してライニング管Lに注入孔を形成した後、左右の側部支保材341および上部支保材351の注入用開口部を通してライニング管Lの注入孔に注入ノズル取付部材5の管状部51を挿入する一方、シール材7を介して左右の側部支保材34および上部支保材35に押えプレート6をあてがってライニング管Lとの間で注入ノズル取付部材5のフランジ52を挟み込んだ後、押えプレート6を左右の側部支保材341および上部支保材351に固定する。
押えプレート5を介して注入ノズル取付部材5が固定されたならば、押えプレート6のジョイント部61に注入ノズルを接続し、裏込め材Uを供給すれば、裏込め材Uは、逆止弁54によって逆流が防止されて、支保工装置1によって支持されたライニング管Lの外周面と既設管Kの内周面によって区画された空間に充填される。
裏込め材Uの充填が終了すれば、押えプレート6およびシール材7を側部支保材341および上部支保材351から取り外した後、注入ノズル取付部材5の管状部51に蓋(図示せず)を取り付け、管状部51の開口を閉鎖する。
その後、裏込め材Uが硬化すれば、下部フレーム21に設けた支持ロッド212のターンバックルを操作して、側部フレーム22の下端から離脱させて側部フレーム22の支持を解除した後、支持ロッド212を回動させて下部フレーム21に格納する。次いで、伸縮アーム29の操作部293を操作して伸縮ボルト292を回転させ、筒状体291に対して伸縮ボルト292を縮小させ、側部フレーム22をリンク2bとの軸支部回りに回動させて内方に引き込み、側部支保材341をライニング管Lの内周面から離脱させる。その後、支柱28のシリンダ部281に配設されたジャッキ装置を縮小させ、ピストン部282をシリンダ部281に対して下降させ、上部支保材351をライニング管Lの内周面から離脱させるとともに、上部フレーム23にリンク2bを介して連結されている左右の側部フレーム22を下降させる。次いで、下部フレーム21に対して連結ボルト31を回転させ、下部支保材321を引き上げることにより、ライニング管Lの内周面から離脱させるとともに、走行輪41を接地させる。
ここに、支保工装置1は、ライニング管Lの内周面から下部支保材321、側部支保材341および上部支保材351が離脱するとともに、走行輪41が接地していることから、走行輪41を介して次の区間に移動させることができる。そして、次の区間において、前述したように、各支保工装置1の下部支保材321、側部支保材341、上部支保材351をライニング管Lを支持する支保位置に張り出し、注入ノズル取付部材5を取り付けて、裏込め材Uを充填すればよい。
さらに、図15および図16には、本発明の支保工装置1のもう一つの他の実施形態が示されている。
この支保工装置1も、図10乃至図12に示した支保工装置1とほぼ同一の構成を有しており、同一の部材には同一の符号を付してその詳細な説明を省略するとともに、構成が相違する部分についてのみ説明する。
この支保工装置1を構成するフレーム2は、下部フレーム21と、下部フレーム21の中間部に下端部が一体に溶着された十字状の支柱28Aと、支柱28Aの上端部に回転自在に連結された上部フレーム23と、支柱28Aの左右各端部にそれぞれ回転自在に連結された左右の側部フレーム22と、前後方向に設定間隔をおいて配置された複数本の下部フレーム21の左右各端部間および複数本の支柱28A間にそれぞれ架設された連結フレーム25と、から構成されており、下部フレーム21、上部フレーム23および左右の側部フレーム22は、断面円形のライニング管Lに対応するように、ほぼ八角形の各辺に形成されている。
ここで、支柱28Aは、十字状に一体に溶着され、それぞれ雌ねじを有する筒状体283と、各筒状体283の雌ねじに螺合可能な雄ねじを有する伸縮ボルト284と、各伸縮ボルト284に一体に設けられ、該伸縮ボルト284を回転操作する操作部285と、からなり、各伸縮ボルト284の先端部が上部フレーム23および左右の側部フレーム22に対してそれぞれ回転自在に連結されている。
次に、この支保工装置1の作動について説明すると、先ず、既設管Kにライニング管Lを新設した後、各支保材を格納位置に格納した支保工装置1をライニング管Lの内部に搬入し、裏込め材Uの充填開始区間に搬送する(図15参照)。
次いで、各支保工装置1において、下部フレーム21に対して昇降ボルト42を回転させ、走行輪41を引き上げることにより、相対的に下部支保材321を下降させてライニング管Lの内周面に接地させる。走行輪41がライニング管Lの内周面から完全に浮上したならば、支柱28Aの各伸縮ボルト284を操作部285を介して回転させ、各筒状体283に対して各伸縮ボルト284を伸長させる。このため、上部フレーム23が上昇し、上部支保材351をライニング管Lの内周面に押し当てる。また、左右の側部フレーム22が外方に向けて張り出し、側部支保材341をライニング管Lの内周面に押し当てる。
下部支保材321、側部支保材341および上部支保材351をライニング管Lの内周面に押し当てたならば、前述したように、ライニング管Lに注入孔を形成した後、ライニング管Lの注入孔に注入ノズル取付部材5を挿入するとともに、シール材7を介して押えプレート6を左右の側部支保材341および上部支保材351に固定し、注入ノズル取付部材5を固定する。この後、押えプレート6のジョイント部61に注入ノズルを接続して裏込め材Uを供給する。
裏込め材Uの充填が終了すれば、押えプレート6およびシール材7を側部支保材341および上部支保材351から取り外した後、注入ノズル取付部材5の管状部51に蓋(図示せず)を取り付け、管状部51の開口を閉鎖する。
裏込め材Uが硬化すれば、支柱28Aの各伸縮ボルト284を操作部285を介して回転させ、各筒状体283に対して各伸縮ボルト284を縮小させる。このため、上部フレーム23が下降し、上部支保材351をライニング管Lの内周面から離脱させる。また、左右の側部フレーム22が内方に引き込まれ、側部支保材341をライニング管Lの内周面から離脱させる。
次いで、下部フレーム21に対して昇降ボルト42を回転させ、走行輪41を押し下げてライニング管Lに接地させることにより、下部支保材321を相対的に上昇させ、ライニング管Lの内周面から離脱させる。
この状態では、図15に示したように、ライニング管Lの内周面から下部支保材321、側部支保材341および上部支保材351が離脱するとともに、走行輪41が接地していることから、走行輪41を介して次の区間に移動させることができる。そして、次の区間において、前述したように、各支保工装置1の下部支保材321、側部支保材341、上部支保材351をライニング管Lを支持する支保位置に張り出し、注入ノズル取付部材5を取り付けて、裏込め材Uを充填すればよい。
以上のように本発明によれば、既設管をライニング管にて更生する際、支保工装置を組立作業や解体作業を要することなく次の裏込め材充填区間に移動させることができるので、作業効率が向上し、工期を短縮化することが可能となる。
本発明の支保工装置の一実施形態を示す正面図である。 図1の支保工装置のA−A線断面図である。 図1の支保工装置のB−B線断面図である。 支保材が格納位置にある図1の支保工装置を説明する正面図である。 支保材、注入ノズル取付部材、シール材および押えプレートの関係を示す断面図である。 支保材が格納位置にある図1の支保工装置をライニング管に搬入した状態を説明する正面図である。 支保位置にある支保材によってライニング管を支持した状態の図1の支保工装置を説明する正面図である。 ライニング管に押えプレートを介して注入ノズル取付部材を固定した状態を説明する拡大断面図である。 図1の支保工装置によって支保されて裏込め材が充填された状態を説明する正面図である。 本発明の支保工装置の他の実施形態をライニング管、裏込め材および既設管とともに示す正面図である。 図10の支保工装置のC−C線断面図である。 支保材が格納位置にある図10の支保工装置をライニング管に搬入した状態を説明する正面図である。 本発明の支保工装置のもう一つの実施形態を示す正面図である。 図13の支保工装置によって支保されて裏込め材が充填された状態を説明する正面図である。 本発明の支保工装置のもう一つの他の実施形態を示す正面図である。 図15の支保工装置によって支保されて裏込め材が充填された状態を説明する正面図である。
符号の説明
1 支保工装置
2 フレーム
21 下部フレーム
22 側部フレーム
23 上部フレーム
25 連結フレーム
28,28A 支柱
29 伸縮アーム
3 支保工部材
31 連結ボルト
32,321 下部支保材
34,341 側部支保材
35,351 上部支保材
4 移動手段
41 走行輪
K 既設管
L ライニング管
U 裏込め材

Claims (3)

  1. 既設管内面と、既設管内に新設されたライニング管外面との間に裏込め材が充填される際に、ライニング管を支持する支保工装置において、フレームと、このフレームに設けられた支保工部材および移動手段と、から構成され、前記支保工部材は、ライニング管を支持する支保位置と、ライニング管から離脱した格納位置に変姿可能な支保材を備え、支保材が格納位置にあるとき、移動手段がライニング管に接地して走行可能であることを特徴とする支保工装置。
  2. 既設管内面と、既設管内に新設されたライニング管外面との間に裏込め材が充填される際に、ライニング管を支持する支保工装置において、フレームと、このフレームに設けられた支保工部材および移動手段と、から構成され、前記支保工部材は、ライニング管を支持する支保位置と、ライニング管から離脱した格納位置に変姿可能な支保材を備え、また、移動手段は、ライニング管に接地する走行位置と、ライニング管から離脱した格納位置に昇降自在であることを特徴とする支保工装置。
  3. 前記支保材に押えプレートが着脱自在に設けられ、この押えプレートによってライニング管に形成された注入孔に設けられる注入ノズル取付部材を固定することを特徴とする請求項1または2記載の支保工装置。
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