JPH04194476A - ライニング管の製造方法 - Google Patents

ライニング管の製造方法

Info

Publication number
JPH04194476A
JPH04194476A JP33118990A JP33118990A JPH04194476A JP H04194476 A JPH04194476 A JP H04194476A JP 33118990 A JP33118990 A JP 33118990A JP 33118990 A JP33118990 A JP 33118990A JP H04194476 A JPH04194476 A JP H04194476A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
tube
helical
diameter
lined
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP33118990A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2891536B2 (ja
Inventor
Yasushi Kitayama
康 北山
Tadao Izumitani
泉谷 忠男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP33118990A priority Critical patent/JP2891536B2/ja
Publication of JPH04194476A publication Critical patent/JPH04194476A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2891536B2 publication Critical patent/JP2891536B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、老朽化した既設管を更生する際、あるいは新
設管を敷設する際に実施されるライニング管の製造方法
に関する。さらに詳述すれば、合成樹脂製の帯状体を螺
旋状に巻回して製造される螺旋管を、既設管あるいは新
設管における一次ライニング管の内周面に密着したライ
ニング管を製造する方法に関する。
(従来の技術) 上水道や下水道として使用される埋設管には、古くから
金属管やヒユーム管が採用されている。
このような埋設管は、長期の使用によって老朽化し、割
れや腐蝕が生じて漏水するおそれがある。
このため、最近では、老朽化した埋設管等の既設管の内
周面を合成樹脂製のライニング管によりライニングする
ことが行われている。
既設管のライニング工法の一つに、合成樹脂製の帯状体
を螺旋状に巻回することにより製造される螺旋管により
既設管をライニングする方法がある。この方法は、例え
ば特開昭61−48690号公報に開示されている。該
公報に開示された方法は、既設管の端部開口に対向させ
て、螺旋管を製造し得る製管機を設置して実施される。
該製管機には、各側縁部同士が相互に係合し得る合成樹
脂製の帯状体が順次供給され、製管機は該帯状体を螺旋
状に巻回すると共に、その巻回により相互に隣り合った
帯状体の側縁部同士を係合させることにより、順次螺旋
管を製造する。製造される螺旋管は、順次、回転しつつ
製管機から導出される。そして、該製管機から導出され
る螺旋管は、直接、既設管内へ導入され、該既設管内を
回転しつつ推進される。既設管の略全域にわたって螺旋
管が挿入されると、該螺旋管と既設管との間にセメント
モルタル等の裏込め材が充填されて該螺旋管が既設管内
に固定される。これにより、既設管が該螺旋管にてライ
ニングされる。
このようなライニング工法では、製造された螺旋管を既
設管内に円滑に推進させるためには、小径の螺旋管を製
造しなければならない。その結果、ライニング管の内径
が既設管の内径よりも著しく小さくなり、既設管をライ
ニングする螺旋管内の流量が、ライニング前の既設管の
流量に対して、著しく低減されるという問題がある。
特開昭62−151220号公報には、既設管内に製管
機を配置して、該製管機により、既設管の端部から、順
次、螺旋管を製造し、その螺旋管により直接既設管をラ
イニングする方法が開示されている。この方法では、製
造された螺旋管を既設管に固定した状態で、製管機を既
設管の軸方向に移動させつつ、該製管機により、固定さ
れた螺旋管の周囲に帯状体を螺旋状に周回移動させなけ
ればならない。
固定された螺旋管に対して、帯状体を該螺旋管の周囲に
周回移動させるためには、製管機は、螺旋管の軸心回り
に自転する器具が必要になり、その結果、製造される螺
旋管は、既設管の内周面に密着するような大きさには製
造することができず、螺旋管の内径が既設管の内径より
も小さくなり、ライニング前の既設管の流量に対して、
ライニング後の螺旋管の流量が低下する。
これに対して、特開昭63−503238号公報には、
帯状体を螺旋管に巻回する際に、帯状体の係合される側
縁部間に、線材を係止させて、係合された帯状体の側縁
部間の抵抗を増加させる方法が開示されている。このよ
うにして、螺旋管を製造すれば、螺旋管を構成する帯状
体の側縁部間の抵抗が線材により増加するため、小径の
螺旋管が製造される。
そして、既設管内に、このような小径の螺旋管を挿通さ
せた後に、螺旋管を製造する場合と同様に帯状体を供給
することにより螺旋管を構成する帯状体に推進力を付与
しつつ、線材を帯状体の側縁部間から離脱させることに
より、線材が離脱された部分から、順次、各帯状体の側
縁部同士が滑動されて、螺旋管が拡径される。このライ
ニング工法では、拡径された螺旋管は、既設管内周面に
ほぼ接した状態になるために、ライニング後の流量が低
下するおそれがない。
(発明が解決しようとする課題) このようなライニング工法では、螺旋管を拡径させるた
めには、拡径されない部分が生じないように、製管機に
より製造された螺旋管の先端部がら、順次、線材を離脱
させる必要がある。そのためには、特別な器具が必要で
あったり、螺旋管から線材が離脱された後に、螺旋管を
構成する帯状体の各側縁部同士が円滑に滑動するような
特殊な加工が必要となる。
特に長い螺旋管を製造する場合や製造される螺旋管の径
が大きい場合には、該螺旋管を拡径させる際に製管機に
大きな負荷が加わり、十分に拡径ができないという問題
がある。
新設管を敷設する場合において、トンネル内壁を被覆す
る管状のシールド内周面をライニングする場合にも同様
の問題がある。
本発明は、上記従来の問題を解決するものであ    
゛す、その目的は、大径や長い既設管を、その内周面に
螺旋管を確実に密着させてライニングし得るライニング
管の製造方法を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明のライニング管の製造方法は、 各側縁部が相互に係合し得る帯状体を、製管機により螺
旋状に巻回して、帯状体の相互に隣接する各側縁部同士
を係合させた螺旋管を製造し、製、  造された螺旋管
をライニングすべき管内の全長にわたって挿通させる工
程と、 該螺旋管の先端部をライニングすべき管の端部に固定す
る工程と、 螺旋管をクランプして該螺旋管に回転力を付与しつつラ
イニングすべき管内に移動し得る回転駆動機により螺旋
管をクランプした状態で、前記製管機により螺旋管を製
造しつつ、前記回転駆動機にて、該製管機に同調させて
該螺旋管に回転力を付与することにより、該螺旋管にお
ける先端側部分を所定長さにわたって拡径してライニン
グすべき管内周面に密着させる拡径工程と、 拡径された部分から所定の長さだけ離れた螺旋管の拡径
されていない部分を前記回転駆動機によりクランプする
クランプ工程と、前記拡径工程とを繰り返してライニン
グすべき管の全長にわたって螺旋管を拡径する工程と、
を包含してなり、そのことにより上記目的が達成される
(作用) 本発明のライニング管の製造方法では、螺旋状に巻回さ
れた場合に相互に隣接する側縁部同士が係合状態とされ
る帯状体と、該帯状体を螺旋管とする製管機と、該製管
機により製造される螺旋管をクランプして、該螺旋管に
回転力を付与する回転駆動機と、が使用される。該製管
機は、ライニングすべき管内に製造される螺旋管を挿入
し得るように配置される。そして、ライニングすべき管
内に所定の小口径の螺旋管が全長にわたって挿通される
。このような状態で、螺旋管の先端部をライニングすべ
き管に固定して、製管機を駆動するとともに、回転駆動
機により、螺旋管に製管機に同調して回転力を付与する
。これにより、螺旋管を構成する帯状体に推進力が付与
されて、該螺旋管は先端部側から順次拡径される。この
ような動作が繰り返されることにより、螺旋管が拡径さ
れてライニングすべき管の内周面に密着したライニング
管が製造される。
(実施例) 以下に本発明を実施例について説明する。
本発明のライニング管の製造方法は、例えば、老朽した
既設管であるコンクリート製の下水管をライニングする
際、あるいは敷設された新設管をライニングする際に実
施される。本実施例では、第1図に示すように、既設下
水管81を更生する場合について説明する。本実施例の
ライニング管の製造方法では、まず、更生される下水管
81が接続されたマンホール82内に、製管機20が、
下水管81の開口部に対向して配置される。そして、該
製管機20に、地上に配置された帯状体ロール83から
繰り出される帯状体10が、マンホール82を介して、
順次、製管機20に送給される。製管機20は、内部に
順次導入される帯状体10を、所定の螺旋角を有して円
筒周面上に配設された製管ローラにより強制的に屈曲し
て、該帯状体lOを螺旋状に巻回する。
製管機20に導入される帯状体lOは、第2図に示すよ
うな断面形状をしている。該帯状体lOは、ポリ塩化ビ
ニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネー
ト、ポリエステル、あるいはこれらの樹脂をガラス繊維
で補強した樹脂等の材料により成形される。
該帯状体10は、帯板状の基板12の背面に多数の断面
T字状の補強リブ19が設けられている。該基板12の
一方の側縁部の背面には、嵌合突条13が立設されてい
る。基板12の他方の側縁部は、嵌合突条13が設けら
れた基板12の側縁部が係合し得るように基板12の厚
みだけ背面側に段落ちした段落ち部14になっており、
その段落ち部14には、嵌合突条13が若干の間隙を有
した状態で嵌入し得る嵌合凹溝15が設けられている。
このような帯状体lOは、前記製管機20により、嵌合
突条13、補強リブ19、嵌合凹溝15が立設された基
板12背面側が外周側になるように、螺旋状に巻回され
、嵌合突条13が嵌合凹溝15内の空間に嵌合されるこ
とにより所定径の螺旋管とされる。このとき、段落ち部
14における側縁部16が、隣接する補強リブ19に係
止される。これにより、螺旋状に巻回された帯状体10
の側縁部同士は強固に係止され、所定の径を保持する。
製管1120により製造された螺旋管10°は、第1図
(b)に示すように、順次、更生すべき下水管sl内へ
、  挿入される。
下水管81内には、回転駆動機30が予め配置されてお
り、該回転駆動機30内を下水管81内に挿入された螺
旋管10゛が挿通する。回転駆動機3oは、螺旋管10
’をクランプして、該螺旋管10’に回転力を付与する
ようになっている。該回転駆動機30は、第3図および
第4図に示すように、下水管81内を軸心方向に移動し
得る自走式の台車31と、該台車31上に配設されて螺
旋管10’をクランプするクランプ機構32とを宵して
いる。
台車31は、一対の車輪31aおよび31aが、移動方
向の各側部にそれぞれ設けられており、一方の側部にお
ける一対の車輪31aが走行用モーター31bにより回
転駆動される。
該台車31上に配設されたクランプ機構32は、台車3
1における走行方向の各側部に、下水管81内に挿入さ
れた螺旋管10゛の下部を取り囲むように設けられたブ
ラケット32bおよび32bを有している。両ブラケッ
ト32bの下部間には、駆動プーリ32cが水平状態で
回転可能に支持されており、該駆動プーリ32cが、台
車31上に配設された駆動モーター32dによって回転
駆動される。また、螺旋管lO゛の各側部の外方に位置
する各ブラケット32bのそれぞれの上部間には、支持
ローラ32eおよび32eが水平状態で回転可能に支持
されている。両支持ローラ32eおよび32eは、下水
管81内に挿入される螺旋管to’の外径よりも若干小
さい間隔をあけた状態になっている。そして、下側の駆
動プーリ32cに、無端状のクランプベルト32aが巻
き掛けられた状態になっており、該クランプベル)32
a内に、螺旋管10’が挿入される。クランプベルト3
2a内に螺旋管10“が挿入された状態になると、下側
の駆動プーリ32cおよび該螺旋管lO°1こクランプ
ベル)32aが緩やかな状態で巻き掛けられる。上側の
各支持ローラ32eは、このような状態で螺旋管10°
をクランプベル)32aを介して支持する。
台車31上の幅方向の一方の側部にはテンションローラ
32fが回転可能に配設されており、下側の駆動プーリ
32cおよび螺旋管10’に巻き掛けられたクランプベ
ルト32aの外周面が、該テンションローリ32fによ
り押圧される。また、台車31における該テンションロ
ーリ32fに対向する位置には、油圧シリンダー32g
が配設されている。この油圧シリンダー32gのピスト
ンロッド32hは、クランプベルト32aに向かって斜
め上方へ進出するようになっており、該ピストンロッド
321)の先端に、テンションロー532kが回転可能
に支持されている。そして、油圧シリンダー32gのピ
ストンロッド32hが進出すると、該ピストンロッド3
2g先端に支持されたテンションローラ32kが、クラ
ンプベルト32aの外周面に圧接され、該クランプベル
ト32aにテンションを付与する。
このような構成の回転駆動@30は、下水管81をライ
ニングする際には、第1図(a)に示すように、予め、
下水管81内に位置される。そして、製管機20により
製造される螺旋管lO°が、下水管81内に挿入される
と、回転駆動機30のクランプベル) 32aにテンシ
ョンが付与されないように、油圧シリンダー32gのピ
ストン口・/ド32hを退入させておいて、該クランプ
ベルト32a内に螺旋管10’の先端部を挿入する。こ
のような状態で、さらに、製管機2oにより螺旋管lO
”を製造して、第1図(b)に示すように、該螺旋管1
0’を下水管81内へ所定の長さだけ推進させる。
このようにして、回転駆動機30から螺旋管10’が所
定の長さS(例えば4m程度)だけ延出した状態になる
と、該回転駆動機30におけるクランプ機構32の油圧
シリンダー32gが駆動され、そのピストンロッド32
hが進出する。これにより、該ピストンロッドob先m
に取り付けられたテンションローラ32kが、螺旋管1
0’が内部を挿通するクランプベルト32aの外周面を
押圧し、該クランプベルト32aにテンションが付与さ
れる。そして、クランブベルト32aは、螺旋管lO°
先端部に強く巻き付いたクランプ状態になる。
回転駆動機構30のクランプ機構32により螺旋管10
°がクランプされた状態になると、製管機20が駆動さ
れて、再度、螺旋管10°が、順次、製造される。
同時に、回転駆動機構30におけるクランプ機構32の
駆動モーター32dが、製管機20に同調して駆動され
、螺旋管10°の回転速度と同様の速度で、螺旋管lO
°をクランプするクランプベルト32aが周回移動され
る。その結果、クランプベルト32aは、クランプした
螺旋管lO°に回転力を付与する。しかも、台車31の
走行モーター31bが駆動されて、螺旋管1G’の推進
に同調して台車31が下水管81内を走行される。この
ようにして、製1機20が駆動されると、該製管機20
により製造される螺旋管10°は、その先端部を回転駆
動機30により回転力を付与されつつ下水管81内を推
進されるために、製造される螺旋管10゛が長くなって
も、支障なく製造し得る。このようにして、箪1図(e
)に示すように、下水管81の全長にわたって螺旋管1
0゛が製造される。
下水管81の端部まで螺旋管lO°が製造されると、製
管機20による螺旋管lO°の製造が、−旦、停止され
るとともに、回転駆動機30の走行およびクランプベル
) 32aの周回移動が停止される。そして、螺旋管l
O“の先端部が下水管81に固定される。その後に、回
転駆動機構30におけるクランプ機構32による螺旋管
10’のクランプを保持した状態で、製管機20を再度
、駆動するとともに、回転駆動機30のクランプベルト
32を、製管機20に同調させて周回移動させる。従っ
て、螺旋管10’には、帯状体10が順次送給され、そ
の送り込み速度と同様の速度で螺旋管10゛は、クラン
プベルト32aにより回転される。
これにより、螺旋管10’における回転駆動機30から
延出した先端側部分の螺旋管10’を構成する帯状体1
0に推進力が付与される。このとき、螺旋管10°の先
端部は下水管81に固定された状態になっているために
、螺旋管10’の先端部分における帯状体10に推進力
が付与され、第1図(d)に示すように、螺旋管10’
は、その先端から順次拡径される。この場合、回転駆動
機30は、螺旋管10’の先端側部分が拡径することに
ともなって、螺旋管lO°先端側部分の軸方向長さが短
くなることを補正するために、製管機20から離れる方
向へと移動される。螺旋管lO゛が拡径されると、その
拡径部分は、下水管81内周面に密着した状態になる。
このようにして、回転駆動機30から延出した先端側部
分が順次拡径され、その拡径部と拡径されていない部分
とを連続するテーパー状部分が該回転駆動機30の近傍
にまで達すると、螺旋管!0゛の拡径に要する力が増加
し、回転駆動機30におけるクランプベルト32aを駆
動する駆動モーター32dの負荷、および製管機20に
おける帯状体10に推進力を付与するモーターの負荷が
増大する。両モーターの負荷が増大した状態になると、
両モーターの駆動が停止されるとともに、回転駆動機3
0におけるクランプベルト32による螺旋管lO°のク
ランプを解除するべく、油圧シリンダー32gが駆動さ
れる。そして、該回転駆動機300台車31が、第1図
(e)に示すように、製管機20に接近する方向へ所定
距llSだけ移動される。回転駆動機30が所定距離S
だけ移動されると、クランプ機構32のクランプベルト
32により螺旋管10°をクランプするべく、油圧シリ
ンダー32gが駆動される。そして、該クランプベルト
32aにより螺旋管1G’がクランプされた状態になる
と、該回転駆動機30から延出した螺旋管10“の先端
側部分における拡径されていない部分を拡径するべく、
前述の動作と同様に、製管機20のモーターと回転駆動
機30の駆動モーター32gを同調させて駆動させると
ともに、回転駆動機30の走行モーター32dを駆動し
、第1図(f)に示すように、螺旋管10’における先
端側部分の帯状体lOに推進力を付与する。これにより
、螺旋管10’は、拡径されて下水管81内周面に密着
した状態になる。
このような動作を順次繰り返すことにより、螺旋管10
’は、先端側部分から順次拡径され、第1図(g)に示
すように、拡径部がマンホール82近傍にまで達する。
このような状態になると、回転駆動機30が下水管81
から撤去される。回転駆動機30の撤去は、例えば、ク
ランプベルト32aを分離および結合可能に構成してお
くことにより、容易にできる。
回転駆動機30を下水管81から撤去した後は、製管機
20によってのみ帯状体lOを螺旋管lO°に供給する
ことにより、該螺旋管lO°を拡径させる。この場合は
、螺旋管10°における拡径すべき部分の軸方向長さが
短いために、製管機20により帯状体10を供給するこ
とによって、螺旋管10°を確実に拡径し得る。このよ
うにして下水管81の全長にわたって、螺旋管10’が
その内周面に密着した状態になると、螺旋管10’に連
続する帯状体lOが切断される。これにより、下水管8
1内周面に′その全長にわたって密着したライニング管
が形成される。
上述した実施例では、ライニングすべき管内に所定の小
口径の螺旋管を全長にわたって挿通させる際に、その挿
通を補助する回転進行補助手段として、回転駆動機が使
用されているが、本発明ではこのような回転駆動機を常
に使用する必要はない。つまり、使用される製管機がラ
イニングすべき管の全長にわたって所定の小口径の螺旋
管を挿通させることができる製管力を有している場合に
は、回転進行補助手段としての回転起動機を使用する必
要は必ずしもなく、かかる小口径の螺旋管がライニング
すべき管内を進行する際に管内壁面から抵抗を受けるよ
うな状況下では、上述した回転駆動機以外の任意の回転
進行補助手段を用いればよい。このよう゛に、回転駆動
機は、小口径の螺旋管をライニングすべき管の全長にわ
たって挿通さiる際には必須の装置ではなく、この場合
、該回転駆動機は、例えば、下水管81内における螺旋
管の到達端部近傍に予め設置しておけばよい。
なお、上記実施例では、下水管81の内周面をライニン
グするライニング管について説明したが、本発明はこの
ような既設管のライニング管を製造する場合に限らず、
例えば、新設管を敷設する場合において、トンネル内壁
を被覆する管状のシールドをライニングするライニング
管を製造する場合にも適用できる。
(発明の効果) 本発明のライニング管の製造方法は、このように、ライ
ニングすべき管内の螺旋管が、製管機および回転駆動機
により回転力を付与されて拡径されるために、ライニン
グすべき管が大口径であっても、その管内周面に密着し
得るように確実に拡径することができる。
4゜   の 単な1日 第1図(、I)〜(h)は、それぞれ本発明のライニン
グ管の製造方法の一例を示す工程図、第2図は本発明の
ライニング管の製造方法の実施に使用される帯状体の断
面図、第3図は回転駆動機の側面図、第4図は箪3図の
mV−mV線における断面図である。
工0・・・帯状体、10’・・・螺旋管、12・・・基
板、13・・・嵌合突条、15・・・嵌合凹条、20・
・・製管機、30・・・回転駆動機、31・・・台車、
31b・・・走行モーター、32・・・クランプ機構、
32a・・・クランプベルト、32c・・・駆動プーリ
、32g・・・油圧シリンf +、32k・・・テゾシ
ョンローラ。
以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、各側縁部が相互に係合し得る帯状体を、製管機によ
    り螺旋状に巻回して、帯状体の相互に隣接する各側縁部
    同士を係合させた螺旋管を製造し、製造された螺旋管を
    ライニングすべき管内の全長にわたって挿通させる工程
    と、 該螺旋管の先端部をライニングすべき管の端部に固定す
    る工程と、 螺旋管をクランプして該螺旋管に回転力を付与しつつラ
    イニングすべき管内に移動し得る回転駆動機により螺旋
    管をクランプした状態で、前記製管機により螺旋管を製
    造しつつ、前記回転駆動機にて、該製管機に同調させて
    該螺旋管に回転力を付与することにより、該螺旋管にお
    ける先端側部分を所定長さにわたって拡径してライニン
    グすべき管内周面に密着させる拡径工程と、 拡径された部分から所定の長さだけ離れた螺旋管の拡径
    されていない部分を前記回転駆動機によりクランプする
    クランプ工程と、前記拡径工程とを繰り返してライニン
    グすべき管の全長にわたって螺旋管を拡径する工程と、 を包含するライニング管の製造方法。
JP33118990A 1990-11-28 1990-11-28 ライニング管の製造方法 Expired - Lifetime JP2891536B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33118990A JP2891536B2 (ja) 1990-11-28 1990-11-28 ライニング管の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33118990A JP2891536B2 (ja) 1990-11-28 1990-11-28 ライニング管の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04194476A true JPH04194476A (ja) 1992-07-14
JP2891536B2 JP2891536B2 (ja) 1999-05-17

Family

ID=18240882

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33118990A Expired - Lifetime JP2891536B2 (ja) 1990-11-28 1990-11-28 ライニング管の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2891536B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002098633A1 (fr) * 2001-06-04 2002-12-12 Nagai Kosho Co., Ltd. Procede de chemisage de conduites et procede de remplacement de revetement
US9787867B2 (en) 2003-07-29 2017-10-10 Ricoh Company, Ltd. Information processing system, method and recording medium

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002098633A1 (fr) * 2001-06-04 2002-12-12 Nagai Kosho Co., Ltd. Procede de chemisage de conduites et procede de remplacement de revetement
US9787867B2 (en) 2003-07-29 2017-10-10 Ricoh Company, Ltd. Information processing system, method and recording medium

Also Published As

Publication number Publication date
JP2891536B2 (ja) 1999-05-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2529320B2 (ja) 導管の内張り方法及び装置
JPH04194476A (ja) ライニング管の製造方法
JPH04103337A (ja) 既設管のライニング工法
JP2801081B2 (ja) 管路の敷設方法
JP3763945B2 (ja) 管渠ライニング工法
JP3217075B2 (ja) 管路の敷設方法
JPH0241231A (ja) 既設管のライニング工法
JP3749609B2 (ja) 管渠内のライニング管施工方法
JPH0459224A (ja) 製管機
JP2730838B2 (ja) 枝管が分岐した既設管をライニングするライニング管と枝管との接続部における止水方法
JP2004314639A (ja) 既設管内のライニング施工方法及びその施工装置
JP3217076B2 (ja) 管路内周面のライニング方法
JP3554588B2 (ja) マンホール内のライニング方法
JP2862341B2 (ja) 既設管のライニング工法
JPH01219227A (ja) 螺旋管の鞘管内への挿入方法
GB2093943A (en) Renovation of tunnels
JPH0241230A (ja) 既設管のライニング工法
JP2000096996A (ja) 裏込め材2次覆工方法
JPH04194475A (ja) 既設管のライニング工法
JP2622431B2 (ja) 既設管のライニング工法
JPH03243329A (ja) 既設管のライニング工法
JPH041027A (ja) 既設管のライニング工法
JP3822686B2 (ja) 既設管のライニング工法
JPH01259927A (ja) 既設管のライニング工法
JPH03243328A (ja) 既設管のライニング工法