JPH01219227A - 螺旋管の鞘管内への挿入方法 - Google Patents

螺旋管の鞘管内への挿入方法

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JPH01219227A
JPH01219227A JP4308788A JP4308788A JPH01219227A JP H01219227 A JPH01219227 A JP H01219227A JP 4308788 A JP4308788 A JP 4308788A JP 4308788 A JP4308788 A JP 4308788A JP H01219227 A JPH01219227 A JP H01219227A
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spiral pipe
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Kenichi Morikawa
森川 憲一
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は9例えば合成樹脂製の帯状体を螺旋状に巻回し
た螺旋管を、下水管等の鞘管内へ挿入する方法に関する
(従来の技術) 近時、老朽化した下水管に1合成樹脂製の管を挿入して
更生することが行われている。合成樹脂管は、下水管の
端部が連結されたマンホール内から、下水管内へ挿入さ
れる。しかし、マンホール内は狭小であるため、長尺の
合成樹脂管は、下水管内へ挿入することができない。
このような問題に鑑みて、最近では1合成樹脂製の帯状
体を螺旋状に巻回して螺旋管を製造する製管機が開発さ
れている(例えば、特開昭61−48690号公報参照
)。該製管機は、該製管機内へ順次導入される帯状体を
、該製管機内にて強制的に螺旋状に屈曲し、螺旋状に屈
曲された帯状体の相互に隣り合う側縁部同士を接合して
螺旋管を製造する。
製造された螺旋管は、製管機から回転しつつ順次導出さ
れる。
このような製管機をマンホール内へ設置して該マンホー
ル内にて螺旋管を製造し、製造された螺旋管を、該マン
ホールに連結された下水管内へ直接挿入すれば、下水管
の長さに応じた螺旋管を。
その下水管の全域にわたって容易に装着し得る。
下水管内に装着された螺旋管は、該螺旋管と下水管との
間にモルタル等の裏込材が注入されて。
下水管内に固定される。
(発明が解決しようとする課題) 製管機にて製造された螺旋管は、該製管機から。
順次9回転しつつ導出される。従って、製管機にて製造
される螺旋管は、下水、管内へ回転されながら挿入され
る。下水管内へ挿入される螺旋管は。
製管機にて片支持されているにすぎないため、下水管内
に挿入された螺旋管は、上下左右に振れて。
下水管内周面に接触する。螺旋管が下水管周面に接触す
れば、下水管内を移動する螺旋管に抵抗が加わり1円滑
に下水管内を推進しない。製管機では、帯状体が順次螺
旋状に巻回されて、該製管機より順次導出されているた
め、下水管内周面から螺旋管に抵抗が加わると、螺旋状
に巻回された帯状体に力が加わり、帯状体が膨らんで製
造された螺旋管の径が大きくなるおそれがある。
このような問題に鑑み、螺旋管が下水管内を円滑に推進
されるように、下水管底面に軸心が螺旋管の推進方向と
は直交する方向となるようにコロを配設し、該コロ上に
螺旋管を推進させる方法がある。しかし、螺旋管は下水
管内を回転しつつ推進されるため、下水管の底面に配設
されたコロは。
螺旋管を推進方向には円滑に移動させ得るが、螺旋管を
円滑に回転させることができない。
これに対し、下水管底面に、軸心が螺旋管の推進方向と
なるようにコロを配設して、このコロ上に螺旋管を推進
させる方法もある。この場合は。
コロは、螺旋管を円滑に回転させることができるが、螺
旋管を推進方向に円滑に移動させることができない。
従って、上述のいずれの方法でも、螺旋管を下水管内に
円滑に推進させることができない。また。
上述のいずれの方法でも、事前に下水管底面にコロを配
設するという作業が必要となり2作業員が入れないよう
な小径の下水管ではかかる作業は非常に困難なものであ
る。
本発明は、上記従来の問題を解決するものであり、その
目的は、帯状体を螺旋状に巻回して螺旋管を製造する製
管機により製造された螺旋管を下水管等の鞘管内へ挿入
する際に、螺旋管の径が大きくなることなく1円滑に鞘
管内へ螺旋管を挿入する方法を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は、背面に略直立状態で長手方向に沿って突設さ
れた複数の補強リブを有する帯状体を。
製管機により補強リブが外周側に位置するように螺旋状
に巻回して螺旋管とし、該螺旋管を、該製管機から直接
鞘管内へ挿入する方法であって、製管機により製造され
た螺旋管を鞘管内に挿入する前に、該螺旋管外周面の相
互に隣り合う補強リブ間に、該鞘管内周面に転接し得る
転動体を係止することを特徴としてなり、そのことによ
り上記目的が達成される。
(実施例) 以下に本発明を実施例について説明する。
本発明方法は2例えば、第2図に示すように。
老朽化したコンクリート製の下水管(鞘管)30を更生
する際に実施される。該下水管30の更生は。
合成樹脂製の帯状体10をマンホール40内に設置され
た製管機50により螺旋管10゛に製造しつつ、該螺旋
管10°を該マンホール40に連結された下水管30内
へ挿入し、下水管30内に挿入された螺旋管10’と下
水管30との間に裏込材を充填することにより行われる
このような下水管の更生に使用される帯状体10は、硬
質塩化ビニル樹脂等の硬質合成樹脂から製造される。該
帯状体10は、第3図に示すように。
細長い平板状の本体部12を存し、該本体部12の一方
の側縁部には、該本体部12に対して直立した状態とな
った係合リブ13が長手方向に連続して設けられている
。本体部12の他方の側縁部には1本体部12に対して
直立した状態となったソケット14が長手方向に連続し
て設けられている。
係合リブ13は本体部12から直立した直立部13aと
、該直立部13aの先端に設けられた断面円形状の保合
部13bとから構成されている。
ソケット14は前記係合リブ13を内部に嵌合するもの
であり、該ソケット14の内面形状は係合リブ13の外
形形状にほぼ一致するように形成されている。ソケット
14の根本部には、該根本部より外側の斜め上方へ延出
する傾斜リブ15が、長手方向に連続して設けられてい
る。
本体部12の係合リブ13とソケット14との間には。
長手方向に連続する複数の補強用のリブ16.16.・
・・が、所定の間隔をあけて設けられている。各補強用
リブ16は本体部12に対して直立状態となった直立部
16aと、該直立部16aの先端に設けられたフランジ
部16bとでなる断面T字状をしている。
前記傾斜リブ15の先端は、第1図に示すように本体部
2を螺旋状に巻いてソケット14内に係合リブ13を嵌
合させた場合に、係合リブ13の隣に位置する補強リブ
16のフランジ部16bに係止される。
このような帯状体ICは、製管機50内に導入されて、
螺旋状に巻回され、第1図に示すように9巻回された帯
状体10のソケット14内に、新たに製管機内へ導入さ
れる帯状体の係合リブ13が嵌合される。このとき、該
ソケット14から延出した傾斜リブ15は、該ソケット
14内に嵌合された係合リブ13の隣りに位置する補強
リブ16のフランジ部16bに係止される。このように
して、帯状体10は製管機50により螺旋管10′ と
され、該螺旋管10′ は製管機50から、順次9回転
しつつ導出される。
本発明方法では、製管機により製造された螺旋管10”
が下水管30内へ挿入される際に、螺旋管10”外周側
の相互に隣り合う補強リブ16および16間に。
複数の転動体20が装着される。該転動体20は、第1
図に示すように、ローラ架台23の脚部23aおよび2
3a間に、ローラ軸21の各端部が回転可能に支持され
ており、該ローラ軸21にローラ22が一体的に外嵌固
着されている。ローラ架台23には、該ローラ架台23
の支持具24が設けられている。該支持具24は、ロー
ラ架台23の中央部に直立状態で固定された支軸24a
と、該支軸24aの先端にローラ22とは平行に設けら
れた長板状の係止部24bとを有する。該係止部24b
は、ローラ22の軸心方向に長くなっており、該方向と
直交する方向の幅寸法は。
相互に隣り合う補強リブ16のフランジ部16aの間の
間隔よりも、若干小さくなっている。ローラ架台23と
支持具24の係止部24bとの間隙は、前記帯状体10
の補強リブ16におけるフランジ部16bの厚さより若
干小さく設定されている。
このような転動体20は、製管機50にて製造された螺
旋管10゛が下水管30内へ挿入される直前に。
該螺旋管10’の外周面(従って、帯状体10の前面)
の相互に隣り合う補強リブ16および16間に取付けら
れる。該転動体20の螺旋管10゛への取付けは。
第1図にAで示すように、まず、該転動体20のローラ
22を、各補強リブ16とは平行状態にして、支持具2
4の係止部24bを、相互に隣り合う補強リブ16およ
び16間に嵌入して、ローラ架台23と補強リブ16の
フランジ部16bとを当接させる。このよ5な状態で、
転動体20全体を90度にわたって回動させる。これに
より、支持具24の係止部24bとローラ架台23との
間隙内に、補強リブ16のフランジ部16bが嵌入し、
該転動体20は、相互に隣り合う補強リブ16および1
6のフランジ部16bおよび16bに係止される。この
とき、該転動体20のローラ22は。
補強リブ16の延設方向とは直交状態となる。
同様にして、製管機50から導出される螺旋管10’の
軸方向および周方向に適当な間隔をあけて、転動体20
を螺旋管10”に装着する。各転動体2oは。
例えば螺旋管10゛を周方向に三等分する軸心に平行な
線分上に設けられる。
このようにして、製管機50がら導出される螺旋管10
°に、複数の転動体20が装着された状態で2螺旋管1
0゛ は鞘管である下水管30内へ順次挿入される。下
水管30内へ挿入された螺旋管10゛ は該下水管30
内を回転しつつ推進される。そして、螺旋管10“が、
下水管30内周面に接近すれば、螺旋管10’外周面に
取付けられた転動体20におけるローラ22が下水管3
0内周面に転接する。ローラ22はその軸心が螺旋管1
0′における帯状体10の螺旋方向とは直交状態となっ
ているため、下水管30内を螺旋送りされる螺旋管10
’を、その螺旋方向に抵抗を加えることなく円滑に推進
させる。
このようにして、螺旋管10’ は下水管30内に挿入
され、下水管30に対して所定の勾配に仮固定される。
そして、螺旋管10゛ と下水管30との間に裏込め材
が充填されて、螺旋管10“は下水管30に固定される
本発明で用いられる転動体は、上述したようなローラ2
2を有するものに限定されるものではなく。
例えば、第4図に図示するように、架台23゛に球体コ
ロ22“がどの方向にも回転し得るように遊嵌されたも
のであってもよい。
(発明の効果) 本発明方法は、このように、製管機にて製造される螺旋
管を鞘管内へ挿入する際に、螺旋管外周面に転動体を配
設するため、螺旋管は鞘管内に接近しても、該転動体が
螺旋管を鞘管内に円滑に推進させる。このため、鞘管内
を推進される螺旋管に抵抗が加わらず、螺旋管の径が大
きくなるおそれがない。螺旋管を製造する製管機には、
螺旋管推進のための高動力を必要としない。螺旋管自体
は鞘管に当接しないため、螺旋管が傷付くおそれもない
4、 ゛  の   なU 第1図は本発明方法に使用される螺旋管の一部の断面図
、第2図は本発明方法の実施状態で略示する断面図、第
3図は帯状体を略示する斜視図。
第4図は本発明方法で使用される転動体の他の実施例を
示す断面図である。
10・・・帯状体、10′・・・螺旋管、12・・・本
体部、16・・・補強リブ、20・・・転動体、22・
・・ローラ、23・・・ローラ架台、24・・・支持具
以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、背面に略直立状態で長手方向に沿って突設された複
    数の補強リブを有する帯状体を、製管機により補強リブ
    が外周側に位置するように螺旋状に巻回して螺旋管とし
    、該螺旋管を、該製管機から直接鞘管内へ挿入する方法
    であって、 製管機により製造された螺旋管を鞘管内に挿入する前に
    、該螺旋管外周面の相互に隣り合う補強リブ間に、該鞘
    管内周面に転接し得る転動体を係止することを特徴とす
    る 螺旋管の鞘管内への挿入方法。 2、前記補強リブは、先端にフランジ部を有する断面T
    字状をしており、前記転動体は、ローラ架台に回転可能
    に支持されたローラと、該ローラ架台に突設され、該ロ
    ーラが補強リブとは直交状態になると相互に隣り合う補
    強リブのフランジ部間に係止する支持具とを有する請求
    項1に記載の螺旋管の鞘管内への挿入方法。
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