JP2730838B2 - 枝管が分岐した既設管をライニングするライニング管と枝管との接続部における止水方法 - Google Patents

枝管が分岐した既設管をライニングするライニング管と枝管との接続部における止水方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、枝管が分岐されている
既設管をライニング管によってライニングするに際し
て、該ライニング管と枝管との接続部を止水する方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】上水道や下水道として使用される既設管
には、古くから金属管やヒューム管が使用されている。
このような既設管は、長期の使用によって老朽化し、割
れや腐食により漏水するおそれがある。このため、最近
では、老朽化した埋設管等の既設管内に合成樹脂製のラ
イニング管を挿入して、該ライニング管によりライニン
グすることが行われている。このようなライニング方法
では、既設管から枝管が分岐している場合には、枝管と
既設管との接続部がライニング管によって閉塞されてし
まう。このために、枝管内部とライニング管内部とを連
通させるために、ライニング管に開口部を形成して、両
者を連通させるとともに、開口部の周辺部を止水する必
要がある。
【0003】ライニング管に形成された開口部の周辺部
を止水する方法として、例えば、特開昭63-72985号公報
には、既設管内にライニング管を挿入して該ライニング
管によって既設管をライニングした後に、ライニング管
の枝管に対向する部分に開口部を形成し、さらに、枝管
に樹脂製のシールチューブを挿入して、該シールチュー
ブを、枝管内周面とライニング管の開口部周縁部とライ
ニング管内周面とに圧着または接着させる方法が開示さ
れている。
【0004】このような方法では、シールチューブが既
設管をライニングするライニング管内方へ突出している
ために、既設管内の流水の通流を阻害するおそれがあ
る。また、既設管に対する枝管の取付角度が大きい場合
には、シールチューブに皺が発生して、枝管内の流水の
通流を阻害するおそれがある。
【0005】これに対して、特開平3-240519号公報に
は、枝管から膨張可能な封止栓を挿入して、ライニング
管にてライニングされた既設管と枝管との接続部を該封
止栓によって覆って、該接続部にシール材を充填し、シ
ール剤が固化した後に、接続部を閉塞しているライニン
グ管およびシール剤に、ライニング管内部と枝管内部と
を連通する連通孔を形成する方法が開示されている。ま
た、特開平3-194297号公報にも、既設管と枝管との接続
部を封止栓により封止した後に、既設管とライニング管
との間隙にシール材を充填した後に、ライニング管と枝
管とが連通するように、ライニング管に開口部を形成す
る方法が開示されている。さらに、特開平3-242261号公
報には、二液混合型の発泡性シール剤を使用する止水方
法が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このようにシール剤を
充填した後に、ライニング管に開口部を形成してライニ
ング管と枝管とを連通させる場合には、枝管内に漏水が
生じていると、既設管と枝管との接続部に水が流入し、
シール剤を充填する際に、該シール剤に混入するおそれ
がある。このために、シール剤のシール性能が変化し
て、該接続部を全体にわたって均一にシールすることが
できなくなる。また、二液混合型の発泡性シール剤を使
用する場合には、二液の混合比率が変化することによ
り、発泡性能、硬化時間等が大きく変化して、やはり、
所望のシール性能が均一に得られなくなるおそれがあ
る。
【0007】本発明はこのような問題点を解決するもの
であり、その目的は、既設管の内周面をライニングする
ライニング管内での水等の通流を妨げることなく、しか
も、既設管から分岐している枝管とライニング管との接
続部分を確実に止水することができる、ライニング管と
枝管との接続部における止水方法を提供することにあ
る。
【0008】本発明は、枝管が分岐した既設管をライニ
ングするライニング管と枝管との接続部における止水方
法であって、 該既設管内周面をライニング管によって
ライニングする工程と、 該ライニング管に開口部を形
成して枝管と既設管とを連通させる工程と、 該ライニ
ング管に形成された開口部を該ライニング管の内部から
全体にわたって覆う工程と、 該開口部を枝管内部から
全体にわたって覆うとともに、開口部の外周縁部にリン
グ状の空間が形成されるように、該開口部内にスペーサ
ーを配置する工程と、 該スペーサーから該開口部のリ
ング状空間内へとシール剤を充填する工程と、を包含
し、上記の各工程をこの順序に行うか、又は
の順序に行うことを特徴とする構成により上
記目的が達成される。
【0009】
【作用】本発明の止水方法では、既設管をライニング管
にてライニングした後に、ライニング管における枝管対
向位置に開口部を形成して、該開口部をライニング管内
部および枝管外部から覆った状態にする。そして、該開
口部内にスペーサーを配置してリング状の空間を形成し
て、その空間内にシール剤を充填する。空間内に充填さ
れるシール剤は、該空間を充填した後に、ライニング管
と既設管との間にも充填される。
【0010】
【実施例】本発明の実施例について以下に説明する。本
発明の既設管ライニング工法は、例えば、図3(a)に
示すように、枝管46が分岐して接続されている既設管で
あるコンクリート製の下水管40を、帯状体10を螺旋状に
巻回して製造される螺旋管20をライニング管としてライ
ニングすることにより更生する際に実施される。
【0011】下水管40をライニングする螺旋管とされる
帯状体10は、図2に示すように、帯板状の基板12を有し
ており、該基板12上には、一方の側面12aから適当な距
離をあけて、嵌合突条13が突設されている。該嵌合突条
13は、基板12の長手方向に沿って連続して設けられてい
る。嵌合突条13には、基板12の厚さより若干長い支柱部
13aと、該支柱部13aの先端に配設された断面半円形状の
挿入部13bと、を有している。該嵌合突条13が設けられ
た基板12の側縁部は、螺旋条に巻回された際に、該基板
12の他方の側縁部に重ね合わされる。
【0012】基板12の他方の側縁部には、基板12が螺旋
状に巻回されて嵌合突条13が重ね合わされるように、該
基板12の厚み分だけ嵌合突条13の突出側に段落ちした段
落ち部17が形成されている。該段落ち部17内に嵌合され
る基板12の嵌合突条13近傍には、遅延硬化性のウレタン
接着剤等が塗布されている。該ウレタン接着剤は、後述
するように、帯状体10により形成される螺旋管が拡径さ
れた後に硬化するようになっている。
【0013】段落ち部17には、上記嵌合突条13の挿入部
13bが嵌合し得る断面半円状の空間を有する嵌合凹条18
が、嵌合突条13と同方向へ突出するように設けられてい
る。上記嵌合凹条18は、基板12の長手方向に沿って連続
している。
【0014】基板12の嵌合突条13と嵌合凹条18との間に
は、等しいピッチで基板12表面から突出する断面T字状
の複数の補強リブ16が配置されている。各補強リブ16
は、それぞれ、基板12の長手方向に沿って連続してお
り、各補強リブ16は、基板12に対して直交状態に形成さ
れた支柱部16aと、該支柱部16aの先端に支柱部16aに対
して直交状態で設けられたフランジ部16bとを有してい
る。各補強リブ16は、それぞれのフランジ部16bが、基
板12にほぼ平行する同一平面内に位置するように形成さ
れている。
【0015】このような帯状体10は、ポリ塩化ビニル、
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポ
リエステル、あるいはこれらの樹脂をガラス繊維で補強
した樹脂等の材料により、例えば押し出し成形によって
一体成形されている。
【0016】このような構成の帯状体10を使用した本発
明のライニング工法では、帯状体10が、嵌合突条13、補
強リブ16、嵌合凹条18が立設された基板12表面側が外周
側になるように、図3(a)に示すように、マンホール
45内に設置された製管機30により螺旋状に巻回されて、
螺旋管20とされる。製管機30は、その内部へ導入される
帯状体10を、所定の螺旋角を有して円筒周面上に配設さ
れた製管ローラにより、強制的に湾曲させて、帯状体10
を、順次、螺旋状に巻回する。そして、すでに螺旋状に
巻回された基板12の一方の側縁部に設けられた段落ち部
17に、製管機30に新たに送給される帯状体10の該段落ち
部17に隣接する基板12の他方の側縁部が嵌合され、図4
に示すように、製管機に設けられた一対の加圧ローラ31
および31によって加圧されることにより、該段落ち部17
の嵌合凹条18内に嵌合突条13が嵌入される。
【0017】このとき、重ね合わせられる段落ち部17と
基板12の嵌合突条13よりも側面12a側の側縁部との間
に、帯板状の固定材50が挟み込まれる。この固定材50
は、段落ち部17と該段落ち部17に嵌合された基板12の側
縁部とに圧接されて、両者が滑動することを防止する。
該固定材50は、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリカーボネート、ポリエステル、EVA等
のように、帯状体10の材質よりも柔らかい材質の合成樹
脂によって帯板状に形成されている。このようにして、
螺旋状に巻回された帯状体10の各側縁部同士が相互に係
合されるとともに、固定材50によってその係合状態が強
固に維持される。従って、製造される螺旋管20は、所定
の径に保持される。
【0018】このようにして、製管機30により製管され
た螺旋管20は、図3(a)に示すように、下水管40の内
径よりも十分に小さい外径に保持されて、該製管機30か
ら順次、下水管40内へと挿入される。下水管40内に挿入
される螺旋管20は、回転しつつ下水管40内を挿通する
が、下水管40の内周面とは間隙41が形成されているため
に、螺旋管20は円滑に下水管40内を挿通する。そして、
図3(b)に示すように、下水管40の全長にわたって螺
旋管20が下水管40内に挿入された状態になると、製管機
30による螺旋管20の製造を一旦停止して、螺旋管20の先
端部における帯状体の先端部に、例えばアンカー等を打
ち込んで、該帯状体10の先端部を固定する。
【0019】螺旋管20の先端部が固定されると、製管機
30が再び駆動され、製管機30に帯状体10が送給されて、
螺旋管20が再び回転しつつ下水管40内を推進しようとす
る。このとき、螺旋管20における段落ち部17と該段落ち
部17内に嵌合された基板12の側縁部との間に挟まれた固
定材50を、螺旋管20が固定された先端側から順次離脱さ
せる。固定材50を螺旋管20から離脱させる際には、螺旋
管20内に、固定材50の離脱方向に固定材50を索引する固
定材離脱具(図示せず)が使用される。螺旋管20から離
脱された固定材50は、螺旋管20の内方を通過して製管機
30からマンホール45の外部に配設された巻取り装置(図
示せず)により巻き取られる。このような固定材50の離
脱により、段落ち部17と該段落ち部17内に嵌合された基
板12側縁部との強固な圧接状態が解除され、嵌合凹条18
内に嵌入された嵌合突条13の挿入部13bが、嵌合凹条18
内を滑動し得る状態となる。そして、製管機30の駆動に
より、螺旋管20に帯状体10が順次送給されることによ
り、螺旋管20を構成する帯状体10に推進力が作用する。
このとき、螺旋管20の先端部は下水管40に固定された状
態になっているために、帯状体10は推進されず、その反
力により、嵌合凹条18と嵌合凹条18内に嵌合された嵌合
突条13の挿入部13bとが相互に滑動して、螺旋管20は固
定された先端側から順次拡径される。そして、拡径され
た螺旋管20は、下水管40の内周面に密着した状態にな
り、下水管内周面に密着した状態で、該下水管40をその
全長にわたってライニングする。その後に、螺旋管20の
両端部が切断される。
【0020】このようにして下水管40が全長にわたって
ライニングされると、図1(a)に示すように、下水管
40に分岐して接続されている枝管46の接続部が螺旋管20
により閉塞された状態になる。次に、図6に示すよう
に、枝管46の地上開口部近傍に配置された駆動装置60に
ガイドワイヤ61によって連結されているドリル62を、該
枝管46内に挿入する。そして、ガイドワイヤ61の先端部
に取付られたドリル62を、下水管40をライニングする螺
旋管20に当接させて、該ドリル62を回転駆動する。これ
により、図1(b)に示すように、このドリル62により
枝管45と下水管40との接続部を閉塞している螺旋管20に
開口部25が形成される。
【0021】螺旋管20に開口部25が形成されると、図1
(c)に示すように、該開口部25の周辺の螺旋管20外周
面に密着して該開口部25を覆う封止具70が枝管46内に挿
入される。また、開口部25周辺の螺旋管20内周面に密着
して該開口部25を覆う封止具80が螺旋管20内に挿入され
る。
【0022】枝管45内に挿入される封止具70は、図7に
示すように、伸縮可能なゴム等の弾性体により形成され
た膨張部材74と、該膨張部材74内にエアーを注入するエ
アーホース78と、を有している。該膨張部材74は、該エ
アーホース78を通して加圧エアーが注入されることによ
り膨張して円筒状になる。該膨張部材74は、円筒状に膨
張された場合における一方の端面が、螺旋管20の開口部
25に対向するように、ほぼ水平な傾斜面が設けられてい
る。そして、その傾斜した端面には、円板状になった金
属製のスペーサー75が取り付けられており、該スペーサ
ー75が螺旋管20に設けられた開口部25内に間隙を有した
状態で嵌入される。スペーサ75は、内部が中空になって
おり、その外周面には、内部の中空部分と連通する複数
の貫通孔76が周方向に等してピッチで形成されている。
該スペーサー75の内部には、膨張部材74内を挿通する2
本のシール剤ホース77および77が連通しており、各シー
ル剤ホース77から供給される例えばウレタン樹脂等のシ
ール剤が、各貫通孔76から放射状に排出されるようにな
っている。
【0023】膨張部材74の他方の端面には、剛性に優れ
た例えばを金属製のロッド79が接続されており、該ロッ
ド79により膨張部材71を枝管46内に挿入および引出しす
るようになっている。
【0024】螺旋管20内に挿入される封止具80も、図1
(c)に示すように、伸縮可能なゴム等により中空の袋
状になった膨張部材81を有している。該膨張部材81に
は、エアーホース83を通して内部にエアーが注入される
ことにより円筒状に膨張するようになっている。該膨張
部材81には、牽引ワイヤー82が取り付けられており、螺
旋管20内を該牽引ワイヤー82にて牽引されて移動するよ
うになっている。
【0025】このような構成の封止具70および80を使用
して、螺旋管20に形成された開口部25の周辺部がシール
される。開口部25周辺部のシールは、まず、螺旋管20内
に封止具80を挿入して、螺旋管20の開口部25に対向する
位置へと移動させる。このような状態で、該封止具80の
膨張部材81内にエアーホース83を通してエアーを充填
し、該膨張部材81を膨張させる。そして、該膨張部材81
の外周面を開口部25周辺部における螺旋管25の内周面に
圧接させる。
【0026】このような状態になると、枝管46内に封止
具70が、スペーサー75の配置側から挿入されて、該スペ
ーサー75が螺旋管20の開口部25内に位置される。そし
て、エアーホース78を通して膨張部材74内にエアーが充
填されて、該膨張部材74の外周面が枝管46の内周面に圧
接されるまで膨張される。このとき、スペーサー75は、
螺旋管20の開口部25内にリング状の空間を形成した状態
で嵌入される。そして、図1(c)に示すように、封止
具70における各シール剤ホース77を通して、シール剤が
スペーサ75の内部に供給され、スペーサ75の各貫通孔76
からシール剤が開口部25とスペーサ75との間のリング状
空間内に充填される。
【0027】開口部25とスペーサ75との間隙内に充填さ
れたシール剤90は、開口部25の周縁部から該開口部の周
囲の螺旋管20と下水管40との間隙に充填される。開口部
25周縁部および周辺部に充填されたシール剤90が固化さ
れると、各封止具70および80における膨張部材74および
81内のエアーが排出されて、各膨張部材74および81が収
縮される。そして、各膨張部材74および81が収縮される
と、各封止具70および80が枝管46および下水管40内から
それぞれ引き出される。これにより、図1(d)に示す
ように、開口部25の周縁部および該開口部25の周囲の下
水管40と螺旋管20との間隙に充填されたシール剤90が固
化することにより、開口部25の周囲が確実に止水され
る。
【0028】開口部25の周辺部を止水するシール剤90
は、封止具70および80で封止された開口部25とスペーサ
75との間隙に充填されて固化されるために、シール剤90
は螺旋管20の内周面および枝管46の内周面から突出する
おそれがなく、下水管40および枝管46内での水の通流を
阻害するおそれがない。
【0029】
【発明の効果】本発明の止水方法は、このように、ライ
ニング管の内部と枝管とを連通する開口部をライニング
管に形成した後に、シール剤が充填される空間を形成し
て、シール剤を充填するようになっているために、枝管
内の漏水がシール剤が充填される空間内に貯留されず、
従って、その空間内に、均一なシール性能を有するシー
ル剤が均一に充填される。シール剤は、ライニング管の
内部に突出するおそれがないために、ライニング管の通
流水の通流を妨げるおそれもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)〜(d)は、それぞれ、螺旋管と枝
管との接続部を止水する本発明方法の各工程を示す断面
図。
【図2】既設管をライニングするライニング管として使
用される螺旋管の形成に使用される帯状体を示す縦断面
図。
【図3】(a)および(b)は、それぞれ、下水管のラ
イニング工法の工程を示す概略図。
【図4】帯状体から螺旋管を製造する工程を示す概略
図。
【図5】螺旋管の要部の断面図。
【図6】本発明の止水方法における螺旋管に開口部を形
成する工程を示す模式図。
【図7】枝管に挿入される封止具の側面図。
【符号の説明】
10 帯状体 13 嵌合突条 16 補強リブ 18 嵌合凹条 20 螺旋管 30 製管機 40 下水管 50 固定材 70 封止具 78 エアーホース 74 膨張部材 75 スペーサー 76 貫通孔 77 シール剤ホース 80 封止具 81 膨張部材 90 シール剤

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枝管が分岐した既設管をライニングする
    ライニング管と枝管との接続部における止水方法であっ
    て、 該既設管内周面をライニング管によってライニングす
    る工程と、 該ライニング管に開口部を形成して枝管と既設管とを
    連通させる工程と、 該ライニング管に形成された開口部を該ライニング管
    の内部から全体にわたって覆う工程と、 該開口部を枝管内部から全体にわたって覆うととも
    に、開口部の外周縁部にリング状の空間が形成されるよ
    うに、該開口部内にスペーサーを配置する工程と、 該スペーサーから該開口部のリング状空間内へとシー
    ル剤を充填する工程と、 を包含し、上記の各工程をこの順序に行う
    か、又はの順序に行うことを特徴とする止水
    方法。
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