JP2020140451A - 感知器の保守点検支援方法 - Google Patents
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Abstract
Description
そこで、上記のような位置情報システムを利用して、実火災による感知器の作動を見逃すことなく感知器の保守点検を行えるように支援する機能を備えた火災報知システムに関する発明が提案されている(特許文献1)。
また、特許文献1には、そのような煩わしさを軽減するため、同一フロア内の感知器群など複数の感知器を一括で試験対象に選択して発報試験を行えるようにした技術が記載されているが、感知器を一括選択した場合には、同一フロア内で火災が発生して感知器が発報したときに、火災受信機は感知器試験による発報であると誤って判断してしまうおそれがあるという課題がある。
本発明の他の目的は、火災報知システムと位置情報システムとを統合または混在したシステムにおいて、実火災による感知器の作動を見逃すことなく感知器の保守点検を行える保守点検支援方法を提供することにある。
所定エリアに設置されている複数の感知器からの信号を受信する火災受信機と、
前記所定エリアに設置されている発信器からの信号を受信して当該発信器の識別情報を含む発信器情報および自己の識別情報を送信可能な携帯情報端末と、
前記携帯情報端末により送信された発信器情報に基いて当該携帯情報端末の現在位置を把握する位置情報サーバと、
火災受信機からネットワークを介して火災受信機の各種情報を収集する火災情報サーバと、
を備えたシステムにおける感知器の保守点検支援方法において、
前記火災情報サーバにおいて点検モードが設定されている場合に、
前記位置情報サーバから受信した情報に基いて点検領域もしくは点検対象の感知器を認識する第1ステップと、
前記火災受信機から前記感知器の作動に関する情報を取得する第2ステップと、
前記感知器の作動に関する情報に基いて当該感知器の設置位置に関する情報を取得する第3ステップと、
前記第1ステップの結果と前記第3ステップの結果に基いて、点検対象の感知器が作動したか否か判定する第4ステップと、
前記第4ステップの判定結果を前記携帯情報端末へ送信する第5ステップと、
を含むようにしたものである。
前記火災情報サーバは、受信した保守モード設定情報に基いて前記火災受信機が保守モードであることを認識して前記点検モードを設定し、受信した保守モード解除情報に基いて前記火災受信機が保守モードであることを認識して前記点検モードを解除するようにする。
あるいは、前記点検モードは、前記携帯情報端末が操作されることにより前記火災情報サーバへ送信される点検モード設定要求に応じて設定され、点検モード解除要求が送信されることに応じて解除されるようにする。
かかる方法によれば、1つの感知器の作動試験の度に点検作業員が毎回感知器試験モードの設定をする操作が不要となり、感知器の作動試験を実施する作業員の行う端末操作等の作業量を増加させることなく感知器の保守点検を支援することができる。
あるいは、前記火災受信機は、保守モードに設定されることに応じて保守モード設定情報を通信装置を介して前記火災情報サーバへ送信し、前記火災情報サーバは、受信した保守モード設定情報に基づいて、前記火災受信機が保守モードであることを認識し、保守モードであることを認識している場合に限り、前記携帯情報端末からの点検モード設定要求に応じて点検モードを設定するようにしても良い。
前記火災情報サーバは、前記第5ステップにおいて、前記第4ステップの判定結果を、点検作業員が所持する携帯情報端末へ送信するようにする。
かかる方法によれば、点検作業員が保持する携帯情報端末以外の携帯情報端末へ感知器が作動したか否かの判定結果が送信されて混乱を招くことを回避することができる。
かかる方法によれば、点検対象以外の感知器が作動した場合には、すべてまたは一部の携帯情報端末へ火災が発生したことを知らせることができるため、実火災による感知器の作動を見逃すことなく感知器の保守点検を行うことができる。
前記火災情報サーバは、前記第1ステップにおいて、前記2以上の携帯情報端末から受信した情報に基いて2以上の点検領域もしくは点検対象の感知器を認識し、認識した結果を前記2以上の点検作業員が所持する携帯情報端末へ送信するようにする。
かかる方法によれば、複数の点検作業員が手分けをして感知器の作動試験を実施する場合に、各点検作業員は他の点検作業員の位置や作業の進行状況を把握しながら作業を進めることが可能となる。
かかる方法によれば、所定領域(各フロア)の点検が終了したことを火災情報サーバが把握することができるため、例えば管理者が保持する情報端末へ点検作業に関する情報を送信することで、管理者が容易に感知器点検作業の進行状況を把握することができる。
かかる方法によれば、点検作業員が点検モードを解除せずに所定の監視エリアから外に出てしまった場合に、注意を促すメッセージを出したり点検モード解除要求を火災情報サーバへ送ったりすることができるため、点検モードの解除忘れによって実火災による感知器の作動を見逃してしまうのを回避することができる。
前記火災受信機は、保守モードが設定されている状態で作動した感知器があった場合に、前記点検領域もしくは点検対象の感知器が存在する領域の感知器が作動したか否かの判断を行い、作動した感知器が前記点検領域もしくは点検対象の感知器が存在する領域内であると判断した場合には前記保守モードを継続し、作動した感知器が前記点検領域もしくは点検対象の感知器が存在する領域内でないと判断した場合には火災発生時の処理へ移行するようにする。
かかる方法によれば、火災受信機の側で作動した感知器が点検領域もしくは点検対象の感知器であるか否かを判断することができ、点検領域もしくは点検対象の感知器以外の感知器が実火災を検知して作動した場合に、速やかに火災発報等の処理を実行することが可能となる。
(第1実施形態)
図1は、本発明の統合システムの第1実施形態の概略構成を示すブロック図である。
本実施形態の位置情報システムは、図1に示すように、建物内部の複数箇所に配設されているビーコン(発信器)10からの信号(電波)を受信可能な携帯情報端末20と、携帯電話基地局30及びインターネット等の通信ネットワークNを介して携帯情報端末20との間でデータ通信を行う位置情報サーバ40と、建物内部の複数箇所に配設されている火災感知器50からの火災検出信号を受信可能な火災受信機60と、火災受信機60や位置情報サーバ40からの情報に基いて火災発生位置や火災を検知した感知器を把握する火災情報サーバ80と、火災受信機60と火災情報サーバと間のデータ転送を担う通信装置70及び管理者用情報端末90などから構成されている。
なお、管理者用情報端末90は、携帯型の情報端末でなく火災受信機60が設置されている防災管理室などに設置されている机上型のパーソナルコンピュータであっても良いが、携帯型の情報端末の場合には、建物内部に配設されているビーコン(発信器)10からの信号(電波)を受信する機能を備えているのが望ましい。
携帯情報端末20は、例えばCPU(Central Processing Unit)、CPUが実行するプログラムを格納した不揮発性メモリ、作業用のRAM(Random Access Memory)などからなるデータ処理機能の他、ビーコン10からの信号を受信する受信機能と、無線通信機能とを備える機器であり、公知のスマートフォン等を利用することができる。
点検作業員用の携帯情報端末20の内部メモリには、定期的にビーコン10から無線で発信されるビーコン信号を受信して当該ビーコン信号に含まれる識別情報(機器ID)等を抽出し、識別情報等を含むビーコン情報を携帯電話基地局30及び通信ネットワークNを介して位置情報サーバ40へ送信する処理を実行するアプリケーション・プログラムが格納されている。一般者用の携帯情報端末20の内部メモリには、ビーコン情報を位置情報サーバ40へ送信する処理の他、位置情報サーバ40から送信されたフロア図情報に基くフロア図画像を画面に表示する処理を実行するアプリケーション・プログラム(位置情報表示アプリ)が格納されている。
なお、火災受信機60は、火災検出信号に火災感知器50の設置アドレスが付加されている場合には、当該設置アドレスに基いて火災の発生場所を特定する。一方、火災検出信号に火災感知器50の設置アドレスが付加されていない場合には、当該火災検出信号を伝送した感知器回線51に基いて火災の発生場所(警戒区域)を特定する。
また、通信装置70は、火災受信機60が火災感知器50からの信号に基いて火災の発生を検出すると、火災受信機60から送信された火災発報情報や火災発生位置情報をネットワークNを介して火災情報サーバ80および管理者用情報端末90へ転送する機能を有する。
また、火災情報サーバ80は、点検作業員が作動試験を実施している感知器に関して、火災受信機60から通信装置70を介して火災発報情報および火災発生位置情報など火災受信機の各種情報を受信すると、点検対象の感知器が正常に動作したか否か判定し、ネットワークNを介して点検作業員用の携帯情報端末20へ送信する機能を有する。その結果、点検作業員は、監視エリア内に設置されている火災感知器を1人で点検することが可能になる。なお、上記「火災受信機の各種情報」には、感知器の作動情報や受信機の保守モード設定情報等が含まれる。
なお、火災感知器の設置場所に関する位置情報は、火災感知器の機器IDと対応して記載されたテーブルに格納され、該テーブルのデータがサーバ装置(40)のデータベース41に記憶されている。また、ビーコンの設置場所に関する位置情報も、機器ID(ビーコンID)と対応したテーブルデータとして、データベース41に記憶されている。
なお、図2のフローチャートの処理が開始される際に、火災受信機60においても保守モードが設定されている。ただし、点検者用端末(20)から火災情報サーバ80へ点検モード設定要求を送信すると、通信装置70が点検モード設定要求を火災受信機60へ転送し、火災受信機60を点検モードへ移行させるようにしても良い。
位置情報サーバ40は、点検者用端末(20)より送信されたビーコン情報を受信し、受信したビーコン情報からビーコンIDを抽出する(ステップS5)。そして、そのビーコンIDを用いて、当該ビーコンが設置されている位置情報を位置情報サーバ40のデータベース41から取得し、感知器のテーブルデータを参照して点検領域を認識し、火災情報サーバ80へ送信する(ステップS6)。点検領域は、点検者用端末(20)が存在する位置を含む領域であればよく、例えば警戒区域や感知器の設定位置(アドレス)であり、複数の感知器を含む範囲であっても良い。
一方、ステップS9で、点検領域と感知器の設置位置とが一致していない(No)と判定すると、火災が発生している可能性があるので、フロア図上に、作動した感知器の設置位置情報に対応した位置に火災発生のマークを付記したフロアマップ情報を作成して、点検者用端末(20)へ送信し(ステップS11)、点検者用端末(20)が受信したマップを表示部へ表示する(ステップS12)。
端末へ送信されたこのフロアマップの表示を見ることで、点検作業員や管理者、火災のおそれがある場所の付近の人は、点検領域以外の感知器が火災を検出して発報しているおそれがあることを認識することができる。
さらに、点検作業員は、担当している領域のすべての感知器の点検作業が終了した時点で作業終了情報を火災情報サーバ80へ送信し、情報を受信した火災情報サーバ80は他の点検者用端末(20)へその情報を送信するようにしても良い。これにより、各点検作業員は、他の点検作業員による作業の進行状況を把握しながら作業を進めることができるようになる。
上記のような処理を行うことで、点検作業員による点検モードの解除忘れを防止することができる。
図3には、本発明の位置情報システムと火災報知システムを統合したシステムの第2実施形態の概略構成が示されている。
第2実施形態の位置情報システムは、第1実施形態のシステムにおけるビーコン(発信器)10の代わりにIoTゲートウェイ(IoTGW)52を設け、IoTゲートウェイ52が携帯情報端末20に実装されているICタグの情報を受信して、受信した携帯情報端末20の情報とIoTゲートウェイ52の情報を、携帯電話基地局30及びインターネット等の通信ネットワークNを介して位置情報サーバ40へ送信することで、携帯情報端末20の位置を位置情報サーバ40において把握するように構成されている。
また、IoTゲートウェイ52は、それぞれのエリアに存在するセンサや電子機器等のICタグTの情報を受信して、位置情報サーバ40や他のシステムへ送信する機能を有する。
なお、IoTゲートウェイ52と位置情報サーバ40との間の通信は、無線でも有線でもよい。火災感知器の点検作業における処理手順は、携帯情報端末20の位置把握処理(ステップS3〜S6)以外の処理は、図2に示すフローチャートと同様である。
本実施形態によれば、携帯情報端末以外のICタグが搭載された機器等の位置も把握できる位置情報システムであっても、本発明を実施することができるという利点がある。
図4には、本発明の位置情報システムと火災報知システムを統合したシステムの第3実施形態の概略構成が示されている。
第3実施形態の位置情報システムは、第1実施形態のシステムにおけるビーコン(発信器)10と共にIoTゲートウェイ52が設けられている。ビーコンの機能を備えたIoTゲートウェイを使用しても良い。携帯情報端末20はビーコンの信号を受信して、受信したビーコン信号に含まれる情報を抽出してその情報と携帯情報端末20の情報を、携帯電話基地局30及びインターネット等の通信ネットワークNを介して位置情報サーバ40へ送信することで、携帯情報端末20の位置を位置情報サーバ40において把握するようにされている。位置情報サーバ40から携帯情報端末20への情報の送信は、通信ネットワークNを介して行う。
本実施形態によれば、第2実施形態に比べて、IoTゲートウェイ52が扱うデータ量を軽減し、本来IoTゲートウェイ52が実行するセンサや電子機器等のICタグTの情報を収集する機能を圧迫することがないという利点がある。また、建物内の通信環境が悪く携帯情報端末20と位置情報サーバ40との間の通信が行えないような場合には、携帯情報端末20のICタグの情報を、IoTゲートウェイ52を介して位置情報サーバ40へ送信することで、位置情報サーバ40は携帯情報端末20のおおよその位置を把握することができる。IoTゲートウェイ52を介して、位置情報サーバ40から携帯情報端末20へ情報の送信を行うことも可能である。
また、上記実施形態では、位置情報システムとして、ビーコンによる測位を利用したシステムを例示したが、これに限定されず、位置情報システムは、例えばIMES(Indoor Messaging System)等のその他の方式による測位を利用したシステムであっても良い。すなわち、発信器は、ビーコンに限定されずIMES送信機等であっても良い。
20 携帯情報端末
40 位置情報サーバ
41 データベース(発信器設置位置情報記憶手段)
50 火災感知器
52 IoTゲートウェイ
60 火災受信機(受信機)
70 通信装置
80 火災情報サーバ
90 管理者用情報端末
Claims (12)
- 所定エリアに設置されている複数の感知器からの信号を受信する火災受信機と、
前記所定エリアに設置されている発信器からの信号を受信して当該発信器の識別情報を含む発信器情報および自己の識別情報を送信可能な携帯情報端末と、
前記携帯情報端末により送信された発信器情報に基いて当該携帯情報端末の現在位置を把握する位置情報サーバと、
火災受信機からネットワークを介して火災受信機の各種情報を収集する火災情報サーバと、
を備えたシステムにおける感知器の保守点検支援方法であって、
前記火災情報サーバにおいて点検モードが設定されている場合に、
前記位置情報サーバから受信した情報に基いて点検領域もしくは点検対象の感知器を認識する第1ステップと、
前記火災受信機から前記感知器の作動に関する情報を取得する第2ステップと、
前記感知器の作動に関する情報に基いて当該感知器の設置位置に関する情報を取得する第3ステップと、
前記第1ステップの結果と前記第3ステップの結果に基いて、点検対象の感知器が作動したか否か判定する第4ステップと、
前記第4ステップの判定結果を前記携帯情報端末へ送信する第5ステップと、
を含むことを特徴とする感知器の保守点検支援方法。 - 前記火災受信機は、保守モードに設定されることに応じて保守モード設定情報を通信装置を介して前記火災情報サーバへ送信し、保守モードが解除されることに応じて保守モード解除情報を通信装置を介して前記火災情報サーバへ送信し、
前記火災情報サーバは、受信した保守モード設定情報に基いて前記火災受信機が保守モードであることを認識して前記点検モードを設定し、受信した保守モード解除情報に基いて前記火災受信機が保守モードであることを認識して前記点検モードを解除することを特徴とする請求項1に記載の感知器の保守点検支援方法。 - 前記点検モードは、前記携帯情報端末が操作されることにより前記火災情報サーバへ送信される点検モード設定要求に応じて設定され、点検モード解除要求が送信されることに応じて解除されることを特徴とする請求項1に記載の感知器の保守点検支援方法。
- 前記火災情報サーバは、点検モードに設定されることに応じて、点検モード設定情報を通信装置を介して前記火災受信機に送信し、前記火災受信機は、受信した点検モード設定情報に基いて、保守モードに設定することを特徴とすることを特徴とする請求項3に記載の感知器の保守点検支援方法。
- 前記火災受信機は、保守モードに設定されることに応じて保守モード設定情報を通信装置を介して前記火災情報サーバへ送信し、前記火災情報サーバは、受信した保守モード設定情報に基づいて、前記火災受信機が保守モードであることを認識し、保守モードであることを認識している場合に限り、前記携帯情報端末からの点検モード設定要求に応じて点検モードを設定することを特徴とする請求項3に記載の感知器の保守点検支援方法。
- 前記携帯情報端末には、点検作業員が所持する携帯情報端末と点検作業員以外の者が所持する携帯情報端末とがあり、
前記火災情報サーバは、前記第5ステップにおいて、前記第4ステップの判定結果を、点検作業員が所持する携帯情報端末へ送信することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の感知器の保守点検支援方法。 - 前記火災情報サーバは、前記第4ステップにおいて、点検対象の感知器以外の感知器が作動したと判定した場合には、前記第5ステップにおいて、前記第4ステップの判定結果を前記所定エリアに存在するすべてまたは一部の携帯情報端末へ送信することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の感知器の保守点検支援方法。
- 前記携帯情報端末には、2以上の点検作業員が所持する2以上の携帯情報端末があり、
前記火災情報サーバは、前記第1ステップにおいて、前記2以上の携帯情報端末から受信した情報に基いて2以上の点検領域もしくは点検対象の感知器を認識し、認識した結果を前記2以上の点検作業員が所持する携帯情報端末へ送信することを特徴とする請求項6または7に記載の感知器の保守点検支援方法。 - 点検作業員が所持する携帯情報端末は、前記所定エリア内の特定領域の感知器の点検終了時に、当該特定領域の感知器の点検が終了したことを示す情報を前記火災情報サーバへ送信可能であることを特徴とする請求項6〜8のいずれかに記載の感知器の保守点検支援方法。
- 点検作業員が所持する携帯情報端末の操作に応じて前記火災情報サーバへ点検モード解除要求が送信されることにより、前記火災情報サーバが点検モードを解除するステップを含み、前記点検作業員が所持する携帯情報端末は、前記所定エリアに設置されている発信器からの信号を受信しなくなった場合に、点検モードが解除されていないことを示す情報または前記点検モード解除要求を前記火災情報サーバへ送信することを特徴とする請求項6〜9のいずれかに記載の感知器の保守点検支援方法。
- 前記第1ステップの後に第1ステップで認識した点検領域もしくは点検対象の感知器に関する情報を前記火災情報サーバから前記火災受信機へ送信するステップを有し、
前記火災受信機は、保守モードが設定されている状態で作動した感知器があった場合に、前記点検領域もしくは点検対象の感知器が存在する領域の感知器が作動したか否かの判断を行い、作動した感知器が前記点検領域もしくは点検対象の感知器が存在する領域内であると判断した場合には前記保守モードを継続し、作動した感知器が前記点検領域もしくは点検対象の感知器が存在する領域内でないと判断した場合には火災発生時の処理へ移行することを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の感知器の保守点検支援方法。 - 所定エリアに設置されている複数の感知器からの信号を受信する火災受信機と、
前記所定エリアに設置されている発信器からの信号を受信して当該発信器の識別情報を含む発信器情報および自己の識別情報を送信可能な携帯情報端末と、
前記携帯情報端末により送信された発信器情報に基いて当該携帯情報端末の現在位置を把握可能なサーバと、を備えたシステムにおける感知器の保守点検支援方法であって、
前記サーバにおいて点検モードが設定されている場合に、
前記携帯情報端末から送信された発信器情報を受信し、受信した発信器情報に基いて点検領域もしくは点検対象の感知器を認識する第1ステップと、
前記火災受信機から前記感知器の作動に関する情報を取得する第2ステップと、
前記感知器の作動に関する情報に基いて当該感知器の設置位置に関する情報を取得する第3ステップと、
前記第1ステップの結果と前記第3ステップの結果に基いて、点検対象の感知器が作動したか否か判定する第4ステップと、
前記第4ステップの判定結果を前記携帯情報端末へ送信する第5ステップと、
を含むことを特徴とする感知器の保守点検支援方法。
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