JP2017146813A - トイレ個室管理システム及びプログラム - Google Patents

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雄三 外山
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Abstract

【課題】1つの階又は複数の階に複数のトイレを備えるような建物において、1つのトイレ内の個室が満室状態又はトイレ内が清掃中であるときに、同じ階又は上下階の別のトイレの使用状況も合わせて通知して、トイレ利用者を空室の個室に誘導する【解決手段】本発明では、建物内のトイレの個室のドアにそれぞれ設置されたセンサからセンサデータを受信し、受信したセンサデータから個室の使用状況を各階のトイレごとに判定して、同じ階及び上下階の各トイレの個室の使用状況に関する情報を表示装置に表示させることで、トイレ利用者を空室の個室に誘導する。【選択図】図1

Description

本発明は、オフィスビル等の複数のフロアを有する建物の各フロアにある個室トイレの混雑緩和、個室トイレの清掃効率化、個室トイレにおける不具合の早期発見等を実現するためのトイレ個室管理システム及びプログラムに関する。
トイレの個室の使用状況を表示する従来システムでは、例えば、特開2015−219812号公報(特許文献1)に記載されているように、複数の個室の各々に設けられた無線センサで使用状況を検出して、無線送信された当該使用状況を、複数の個室の使用率と閾値との大小関係に応じて、表示装置に表示するか、又は使用状況以外の一般情報を表示するかを切り替えることができる。
また、特開2014−44474号公報(特許文献2)に記載された従来システムでは、端末機を個室に設置し、センター機を個室外に設置して、端末機が備える扉センサと人感センサと表示器を用いて、人感センサからの信号と扉センサからの信号の双方のANDにより作動して扉の開閉状況及び室内状況を表示器に表示し、扉センサの作動中に、人感センサが個室内の人を設定時間以上感知したとき、又は設定時間以上感知しないときは、表示器に個室内の異常を表示することができる。
特開2015−219812号公報 特開2014−44474号公報
しかしながら、上述したいずれの従来システムも、1つトイレ内の個室の使用状況を監視するものであり、複数のトイレにまたがって、個室の使用状況を監視するものではない。そのため、従来システムは、例えば、1つの階又は複数の階に複数のトイレを備えるような建物において、1つのトイレ内の個室が満室状態又はトイレ内が清掃中であるときに、同じ階又は上下階の別のトイレの使用状況も合わせて通知して、トイレ利用者を空室の個室に誘導することができない。
このような課題を解決するために、本発明では、建物内のトイレの個室のドアにそれぞれ設置されたセンサからセンサデータを受信し、受信したセンサデータから個室の使用状況を各階のトイレごとに判定して、同じ階及び上下階の各トイレの個室の使用状況に関する情報を表示装置に表示させることで、トイレ利用者を空室の個室に誘導することが可能なシステムを提供する。
本発明の1つの実施形態に係るトイレ個室管理システムは、
建物内のトイレの個室のドアにそれぞれ設置されたセンサからセンサデータを受信する受信手段と、
前記センサデータを記憶する記憶手段と、
前記センサデータに基づいて前記センサの設置階を特定する特定手段と、
前記センサデータから前記個室の使用状況を各階ごとに判定する判定手段と、
前記個室の使用状況に関する情報を前記建物内に設置された複数の表示装置に表示させる表示手段と、
を備え、
前記特定手段は、特定した前記センサの設置階に基づいて、前記表示装置の設置階と、同じ階及び上下階のトイレの個室を識別し、
前記表示手段は、前記識別された同じ階及び上下階のトイレの個室の使用状況に関する情報を表示させることを特徴とする。
本発明に係るトイレ個室管理システムの好ましい実施形態として、前記トイレ個室管理システムは、
同じトイレ内の複数の個室の使用状況を、前記複数の個室のそれぞれに設置された通知装置に通知させる通知手段を更に備え、
前記通知手段は、前記同じトイレ内の個室のすべてが使用され空きがない場合に、前記通知装置から音や光を発して、使用者に満室状態を通知し、
通知後、満室状態が一定期間継続した場合には、再度通知装置に通知させることを特徴とする。
本発明に係るトイレ個室管理システムの好ましい実施形態として、前記トイレ個室管理システムは、
前記判定手段により判定された前記個室の使用状況に基づいて、前記個室の使用時間及び不使用時間を計測し、一定期間の使用回数を計測する計測手段と、
前記計測手段により計測された前記不使用時間が所定のしきい値を超えた場合に、前記個室が長時間使用されてない旨のメッセージをトイレ管理者側の端末に通知する監視手段とを更に備えることを特徴とする。
本発明に係るトイレ個室管理システムの好ましい実施形態として、前記監視手段は、さらに、前記計測手段により計測された前記個室の使用時間及び使用回数が所定のしきい値を超えた場合に、清掃時期を知らせるメッセージをトイレ管理者側の端末に通知することを特徴とする。
本発明に係るトイレ個室管理システムの好ましい実施形態として、前記所定のしきい値は、過去の一定期間の前記個室の使用状況又はトイレ内の別の個室の使用状況に基づいて設定されることを特徴とする。
本発明に係るトイレ個室管理システムの好ましい実施形態として、前記トイレ個室管理システムは、
清掃員が携帯するビーコン送信器又は看板に設置されたビーコン送信器から送出された電波を受信した、トイレ内に設置したビーコン受信機からの通知に基づいて、トイレの外に設置された表示装置に清掃中である旨のメッセージを表示させる清掃状況管理手段を更に備えることを特徴とする。
本発明に係るトイレ個室管理システム及びプログラムを用いることで、建物内のトイレの個室のドアにそれぞれ設置されたセンサから、トイレの個室の使用状況を各階のトイレごとに把握して、同じ階及び上下階の各トイレの個室の使用状況を表示装置に表示することによって、満室状態又は清掃中のトイレに訪れたトイレ利用者を、空室の個室があり清掃中ではないトイレに適切に誘導することができ、トイレ利用者の利便性を向上することができる。
本発明の一実施形態に係るトイレ個室管理システムにおける機器の構成概要を示す図である。 本発明の一実施形態に係るトイレ個室管理システムにおける機器間で送受信されるデータ等の情報の関係を示す概念図である。 トイレに設置されたタブレット端末に表示されるトイレの各個室の使用状況表示画面の一例を示す図である。 トイレの個室のドアに設置されたセンサによって実行されるセンサデータ送信処理の流れを示す図である。 トイレに設置されたタブレット端末によって実行される開閉データ送信処理の流れを示す図である。 サーバによって実行される使用状況表示処理の流れを示す図である。 トイレに設置されたタブレット端末によって実行される清掃中表示処理の流れを示す図である。 タブレット端末によって実行される満室状況通知処理の流れを示す図である。 サーバによって実行される清掃時期通知処理の流れを示す図である。 タブレット端末によって実行されるトイレ個室の長時間使用状態を検知するための不具合検知処理の流れを示す図である。 タブレット端末によって実行されるトイレ個室の長時間未使用状態を検知するための不具合検出処理の流れを示す図である。 サーバによって実行されるセンサ設置(新規・交換)処理の流れを示す図である。
以下に図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。なお、実施の形態を説明するための全ての図において、同一部分には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
図1は、本発明の一実施形態に係るトイレ個室管理システムにおける機器の構成概要を示す。トイレ個室管理システムは、サーバ100と、トイレの入り口付近等に設置されたタブレット端末200と、トイレの個室のドアのそれぞれに設置されたセンサ300とを備え、さらに、トイレが清掃中であることを示す看板に設置されたセンサ310も備えることができる。
サーバ100は、ビル管理室等のトイレとは別の部屋に設置され、タブレット端末200を介してセンサ300からの情報を含むデータを受信し、受信したデータを記憶するデータベース等の記憶手段を有する。サーバ100及びタブレット端末200は、プロセッサ、メモリ、ハードディスク、ネットワークインタフェース等の一般的なコンピュータのハードウェア資源を備えている。本実施形態では、トイレに設置する端末をタブレット端末200としているが、センサ300から情報を含むデータを、インターネット等の通信ネットワークを介してサーバ100に送信できる端末であればどのような形態のものでもよい。
タブレット端末200は、トイレ内の各個室の空室又は満室を表示することによってトイレの使用状況を、これからトイレを利用する者(以下、「トイレ利用者」という)に通知するために、トイレの入口付近の他に、洗面台付近、トイレに向かう途中の通路付近等のトイレ内又はトイレ周辺の壁等、トイレ利用者に通知するのに適した位置に設置することができる。
サーバ100は、該サーバのプロセッサで実行されるプログラム(以下、「サーバプログラム」という)に基づいて、トイレ個室管理に関するサーバ側の処理を実行し、タブレット端末200は、該タブレット端末のプロセッサで実行されるプログラム(以下、「タブレットプログラム」という)に基づいて、トイレ個室管理に関するタブレット端末側の処理を実行することができる。このように、トイレ個室管理システムにおけるサーバ100とタブレット端末200は、それぞれの役割を果たすために機能しているが、別の実施形態として、トイレ個室管理システムのすべての処理をタブレット端末200で実行することも可能である。例えば、タブレット端末200において、インターネット等の通信ネットワークを介さずにスタンドアローンで、トイレ個室管理システムのプログラムを実行することで、タブレット端末200のみによってトイレ個室管理システムを実現することができる。
管理者端末210は、サーバ100からトイレ全体又はトイレ内の個室を清掃する必要がある旨の通知を受信して、当該通知を管理者端末210が備えるモニタに表示して、ビルの管理者等に知らせることができる。また、管理者端末210は、管理者等の操作によって、トイレの清掃依頼を清掃業者端末220に送信することができる。さらに、管理者端末210は、サーバ100からトイレの個室の長時間使用又は長時間未使用等の不具合に関する通知を受信して、当該通知を管理者端末210のモニタに表示して、ビルの管理者等に不具合を知らせることができる。図1に示す実施例では、管理者端末210が、サーバ100からの清掃の必要性や個室における不具合に関する通知を受信しているが、清掃業者端末220、利用者端末230等のその他の端末が受信してもよい。
清掃業者端末220は、管理者端末210から清掃依頼を受信して、清掃依頼の内容等を清掃業者端末220が備えるモニタに表示して、清掃業者に清掃依頼を通知することができる。トイレ内の掃除が完了した場合に、清掃業者端末220は、清掃業者の操作によって、清掃完了の通知をサーバ100に送信することができる。図1に示す実施例では、清掃完了の通知をサーバ100のみに送信しているが、管理者端末210等のその他の端末に送信してもよい。
利用者端末230は、Webブラウザ等のアプリケーションソフトウェアを用いて、通信ネットワークを介してサーバ100にトイレの使用状況に関する要求を送信し、サーバ100からトイレの使用状況に関する情報を取得して、当該使用状況を利用者端末230が備えるモニタに表示することができる。図1に示す実施例では、利用者端末230が、サーバ100からのトイレの使用状況に関する情報を受信しているが、タブレット端末200、管理者端末210等のその他の端末が受信してもよい。
センサ300(トイレの各個室のドアに設置されたセンサ300a、300b、300c及び300d)は、Bluetooth Low Energy (BLE) 等の近距離無線通信技術を用いて、タブレット端末200に個室のドアの開閉に関連するデータを定期的に送信することができる。センサ310も、同様にBluetooth Low Energy (BLE) 等の近距離無線通信技術を用いて、タブレット端末200にデータ(ビーコンデータ)を定期的に送信することができる。図1に示す実施例では、4つのセンサ300a、300b、300c及び300dを用いているが、当然のことながら、トイレの個室の数に応じてセンサの数も変更可能であり、4つに限定されるものではない。
トイレの各個室のドアに設置されたセンサ300(センサ300a、300b、300c及び300d)は、トイレの個室のドアの形態によってセンサの設置方法とドアの開閉の検出方法が異なる。個室を使用していない場合にドアが開いていて、使用中に閉じるドアの場合に、センサ300として地磁気センサのみを使用することができる。各個室のドアの設置位置(例えば、ドアの上端部分等)に設置することで、地磁気センサのX,Y,Z軸の3軸のうち2軸(垂直方向以外)の座標データの変位により、ドアの開閉を検知することができる。なお、ドアの開閉は、地磁気センサの2軸の変位を判別するため、地磁気センサの設置方向(3軸のうちどの2軸を水平方向、垂直方向に設置するか)は任意に決定することができる。
また、個室を使用していない場合にドアが開いていて、使用中に閉じるドアの場合に、地磁気センサに加えて磁石を使用することもできる。個室のドアに設置されるセンサ300として地磁気センサを用いた場合、当該地磁気センサの周囲の壁等に、磁石を地磁気センサに近接するように設置することで、ドアの開閉時の磁気の変位を地磁気センサによって検出することで、ドアの開閉を検知することができる。
個室の使用中も未使用時も閉じているドアの場合には、センサ300として地磁気センサと磁石を使用することができる。例えば、スライドバーと該スライドバーの先端部分を受けてドアをロックするロック部からなるスライド式鍵において、スライドバーに地磁気センサを設置し、ロック部に磁石を設置することで、スライド式鍵のスライドバーが水平方向に移動した際に生じる磁石と地磁気センサの間隔の変化に応じた地磁気の強弱を判別することで、個室のドアの開閉(すなわち、スライド式鍵の開閉)を検知することができる。
また、個室の使用中も未使用時も閉じているドアの場合には、センサ300としてトイレの個室内に人がいるか否かを赤外線、超音波、可視光等で検知する人感センサを使用することができる。人感センサは、トイレの個室内の人を赤外線等で検知できる位置(例えば、天井)に設置することができる。人感センサにより、個室のドアの開閉に関係なく、トイレの個室内の人を検知することで、個室の使用状況を監視することができる。
図2は、図1に示したトイレ個室管理システムにおける機器間で送受信されるデータ等の情報の関係を示す概念図である。サーバ100は、タブレット端末200、管理者端末210、清掃業者端末220及び利用者端末230等の各種端末と、通信ネットワークを介して、データのやり取りを行うことができる。
タブレット端末200は、トイレの個室の各ドアに設置された複数のセンサ300a、300b、300c及び300dから、センサID、地磁気、加速度、気圧、温度、湿度等の情報を含むデータ(以下、「センサデータ」という)を収集して、収集したセンサデータに基づいて各個室のドアの開閉を検知して、インターネット等の通信ネットワークを用いて、タブレットID、フロアID、センサID、個室のドアの開閉状態を表すフラグ等の情報を含むデータ(以下、「開閉データ」という)をサーバ100に送信する。
また、タブレット端末200は、当該端末の設置されたトイレの使用状況をモニタに表示するために、トイレの各個室の使用状況に関する情報をサーバ100から受信することができる。さらに、タブレット端末200は、当該端末の設置階の別のトイレの使用状況、当該端末の設置階よりも上の階及び下の階のトイレの使用状況をモニタに表示するために、それらのトイレの個室の使用状況に関する情報をサーバ100から受信することができる。そして、トイレが清掃中であることをトイレ利用者に知らせるための立て看板等に設置されたセンサ310からビーコンデータを受信した場合に、タブレット端末200は、各個室の開閉データの他に、清掃中である旨の通知をサーバ100に送信することができ、トイレの各個室の使用状況と共に、モニタに清掃中である旨を表示することができる。
管理者端末210は、サーバ100においてトイレの各個室の累積使用時間、累積使用回数等の情報に基づいて清掃する必要があると判断された場合に、サーバ100から送信される通知(トイレ全体又はトイレ内の個室を清掃する必要がある旨の通知)を受信することができる。このような通知を受け取った後、管理者端末210は、清掃業者端末220に清掃依頼の通知を送信することができる。また、管理者端末210は、トイレの個室の長時間使用や長時間不使用等の個室における不具合を知らせる通知をサーバ100から受信することができる。さらに、管理者端末210は、清掃依頼済み、不具合に対処済み等の応答をサーバ100に送信することができる。
清掃業者は、実際にトイレの清掃が完了した場合に、清掃業者端末220から清掃完了の通知をサーバ100に送信することができる。サーバ100では、清掃業者端末220からの清掃完了の通知を受けて、データベースに記憶されたトイレの各個室の累積使用時間、累積使用回数を初期値に戻すことができる。
トイレの利用者は、タブレット端末200の表示からトイレの使用状況を把握することができる他に、利用者の携帯電話、スマートフォン、PC等の利用者端末230にトイレの使用状況を表示して把握することもできる。利用者端末230は、当該端末にインストールされたWebブラウザ等のアプリケーションソフトウェアにおける利用者の操作に応じて、サーバ100にトイレの使用状況を取得するための要求を送信し、サーバ100からトイレの各個室の使用状況に関する情報を受信することができる。利用者端末230は、タブレット端末200と同様に、利用者がいる階の別のトイレ、利用者がいる階よりも上の階及び下の階のトイレの使用状況をモニタに表示するために、それらのトイレの個室の使用状況に関する情報をサーバ100から受信することができる。
図3は、トイレに設置されたタブレット端末200が備えるモニタに表示される、トイレの個室の使用状況表示画面の一例を示す。タブレット端末200は、トイレの入口付近、洗面台付近、トイレに向かう途中の通路付近等のトイレ内又はトイレ周辺の壁等、トイレ利用者にトイレの使用状況を通知するのに適した位置に設置することができる。なお、タブレット端末200は、1つのトイレに対して複数設置することもでき、複数設置した場合には、複数の端末のうち1つのタブレット端末200が、センサ300からのセンサデータ及びセンサ310からのビーコンデータをサーバ100に送信するようにしてもよい。
タブレット端末200のモニタの表示画面201に、各階のトイレの各個室の使用状況が表示される。各階のトイレの各個室の使用状況は、各階ごとにトイレ表示202,203,204に表示される。図3に示す実施例では、タブレット端末200の設置階(自フロア)である11階のトイレの各個室の使用状況がトイレ表示203に表示され、タブレット端末200の設置階の上下階(上下フロア)の12階及び10階のトイレの各個室の使用状況が、それぞれトイレ表示202、204に表示される。
タブレット端末200は、トイレの各個室を長方形の図形で表示して、それぞれの長方形の図形に重ねて、「空き」又は「使用中」等の個室の使用の有無を表すメッセージを表示することで、トイレ利用者に各個室の使用状況を通知することができる。また、トイレの個室の使用時間において、「使用中」の表示を変化させることができる。例えば、個室の使用時間が、予め設定した使用時間の上限値(しきい値)の半分を経過した場合とそれ以下の場合で個室を表す長方形の図形の色を変えることができる。
図3は、12階の4つの個室に対応する長方形状の個室表示202a、202b、202c、202dに、それぞれ「使用中」、「空き」、「使用中」、「使用中」のメッセージが表示された実施例を示す。11階、10回のトイレの個室についても同様に表示される。図3の実施例では、11階に設置されたタブレット端末200の表示画面201に、自フロアである11階のトイレの個室の使用状況と、上下フロアである12階と10階のトイレの個室の使用状況が表示される。
また、「使用中」とのメッセージを表示し、長方形状の図形の色を他の表示に比べて濃く(図3の実施例では、図形中の点の数を、他の表示に比べて多く)表示している個室表示202a及び202dは、当該表示に対応する個室の使用時間が、予め設定した使用時間の上限値(しきい値)の半分を経過していることを表している。一方、「使用中」とのメッセージを表示し、長方形状の図形の色を個室表示202a及び202dよりも薄く(図3の実施例では、図形中の点の数を、個室表示202a及び202dに比べて少なく)表示している個室表示202cは、当該表示に対応する個室の使用時間が、予め設定した使用時間の上限値(しきい値)の半分以下であることを表している。なお、使用時間の表示方法として、図3の実施例に限定されるものではなく、トイレの各個室の使用時間を単に表示してもよく、使用時間を目盛で表現する表示方法(例えば、グラフ表示)でもよい。
例えば、11階にいるトイレ利用者は、タブレット端末200のモニタの表示画面201を見ることで、11階にいながら、自フロアのトイレだけでなく、上下フロアのトイレの個室の使用状況を把握でき、各個室に対応する長方形状の図形の変化(図3の実施例では、色の濃さ(点の多さ))によって、使用中の各個室の使用時間も把握することができる。これにより、トイレ利用者は、容易に使用されていないトイレの個室に行くことができる。また、トイレ利用者は、各個室の使用時間から、まもなく空室となり得る個室を容易に判別することができ、空室となりそうな個室に向かうことができる。
言い換えると、タブレット端末200は、表示画面201の表示内容によって、トイレ利用者を空室又はまもなく空室となり得るトイレの個室に誘導することができ、トイレ利用者の待ち時間を効果的に短縮することができる。
図3に示す実施例では、10階のトイレ表示204には、清掃中を知らせるメッセージ205が表示されている。掃除の際にトイレの入り口付近等に置かれる看板に設置されたセンサ310からビーコンデータを、10階のトイレに設置されたタブレット端末200が受信した場合に、10階のタブレット端末200は、掃除中である旨の通知をサーバ100に送信するとともに、10階のトイレ表示204に清掃中を知らせるメッセージ205を表示することができる。また、同様に、11階、12階等、その他のフロアに設置されたタブレット端末200は、サーバ100から10階のトイレが清掃中である旨を知らせる通知を受信して、10階のトイレが清掃中である旨を知らせるメッセージを表示することができる。
トイレ利用者は、このようなタブレット端末200のモニタの表示画面201を見ることで、トイレ利用者は清掃中のトイレを把握することができ、清掃中ではない他のトイレに向かうことができる。
図4は、図1に示されるようにトイレの個室のドアに設置されたセンサ300a、300b、300c及び300d(以下、単にセンサ300と表す)によって、それぞれ実行されるセンサデータ送信処理の流れを示す。センサ300は、図4に示されるセンサデータ送信処理を繰り返し実行する。センサ300は、センサID,地磁気、加速度、気圧、温度、湿度に関する情報を含むセンサデータをタブレット端末200に送信する(ステップS400)。送信後、一定時間(例えば、数秒)待って(ステップS402)処理を終了する。センサ300は、図4に示されるようなセンサデータ送信処理を繰り返し実行することで、定期的に(数秒間隔で)センサデータをタブレット端末200に送信することができる。
図5は、図1に示されるように、各フロアのトイレの入り口付近又は洗面台付近等に設置されたタブレット端末200によって、それぞれ実行される開閉データ送信処理の流れを示す。タブレット端末200は、該端末に備えられたCPUでタブレットプログラムを実行することで、図5に示される開閉データ送信処理を繰り返し実行することができる。タブレット端末200は、センサ300からセンサデータを受信し(ステップS500)、センサデータに含まれる地磁気、加速度に関する情報等に基づいて、トイレの個室のドアの変位を検出する(ステップS502)。
ドアの開閉の検出は、上述した検出方法に基づいて行うことができる。例えば、地磁気センサのX,Y,Z軸の3軸のうち2軸(垂直方向以外)の座標データの変位により、ドアの開閉の検出を試みることができる。ドアが開いた状態から閉じた状態への変化を検出した場合(ステップS504のはい)、ドアの開閉状態を表すフラグの値を「閉」に設定し(ステップS506)、そうでない場合(ステップS504のいいえ)であって、ドアが閉じた状態か開いた状態への変化を検出した場合(ステップS510のはい)には、フラグの値を「開」に設定する(ステップS512)。ステップS502で、ドアの変位を検出することを試みたが、ドアの変位を検出しない場合(上記いずれの場合でもない場合)(ステップS510のいいえ)には、フラグの値は変更されない。なお、フラグの初期値は「開」である。
最後に、タブレット端末200は、タブレットID、当該端末が設置された設置階を識別するフロアID、センサデータの送信元のセンサ300のセンサID、フラグを含む開閉データをサーバ100に送信する(ステップS508)。
図5には図示されていないが、サーバ100は、CPUでサーバプログラムを実行することにより、タブレット端末200から送信された開閉データを受信して、受信された開閉データをデータベースに保存することができる。
図6は、トイレとは別の部屋に設置されたサーバ100によって実行される使用状況表示処理の流れを示す。サーバ100は、該サーバに備えられたCPUでサーバプログラムを実行することで、図6に示される使用状況表示処理を繰り返し実行することができる。サーバ100は、トイレとそのトイレ内の各個室に設置されたセンサのセンサIDをデータベースに管理情報として事前に記憶しており、タブレット端末200で実行されるタブレットプログラムは、HTTPでインターネットを経由して、サーバ100で実行されるサーバプログラムに定期的にアクセスする。
サーバ100は、タブレット端末200からのトイレの個室の使用状況の表示要求を受信し(ステップS600)、表示要求があったタブレット端末200をHTTPヘッダ等に含まれる識別情報(タブレットID等)を用いて特定する(ステップS602)。サーバ100は、特定されたタブレット端末200の識別情報に基づいて、データベースを検索し、タブレット端末200が設置されたトイレ内の各個室の使用状況を表す開閉データを取得し(ステップS604)、また、同時表示が許可された他のトイレ(例えば、上下階のトイレ)の各個室の開閉データをデータベースから取得する(ステップS606)。
ここで、表示要求があったタブレット端末200が設置されたトイレの各個室の使用状況と共に、同時に表示する他のトイレの各個室の使用状況は、事前にデータベースに登録された設定に基づいて決定される。例えば、同時表示を許可するトイレ(例えば、上下階のトイレ)を、開閉データに含まれるタブレットID、フロアID等の情報を関連づけてデータベースに登録することで決めることができる。
サーバ100は、トイレ毎に各個室の開閉データのフラグの値をそれぞれチェックし、フラグの値が「閉」であれば使用中とし、フラグの値が「開」であれば未使用と判定してトイレ毎に各個室の使用状況を表す表示情報を生成し(ステップS608)、各個室の使用状況を表す表示情報をタブレット端末200に送信する(ステップS610)。タブレット端末200は、サーバ100からの表示情報を受信して、図3に示されるようなトイレの各個室の使用状況表示画面を表示することができる。
図6に示すような使用状況表示処理は、トイレに設置されたタブレット端末200以外にも、図1に示すようにPC、スマートフォン等の利用者端末230からの表示要求に対しても同様に適用することができる。例えば、利用者端末230は、Webブラウザにより、URLにアクセスして、インターネット経由でサーバ100で実行中のサーバプログラムにアクセスすることができる。なお、トイレに関する情報の用途により、必要に応じて、ログインなどでアクセス制御を行い、トイレ毎に各個室の使用状況の表示の制限を行うことができる。利用者端末230からの表示要求を受信したサーバ100は、図6に示す処理と同様の処理を行い、トイレ毎に各個室の使用状況を表す表示情報を利用者端末230に送信し、利用者端末230は、図3に示されるような各個室の使用状況表示画面を表示することができる。
図7は、図1に示されるように、トイレに設置されたタブレット端末200によって実行される清掃中表示処理の流れを示す。タブレット端末200は、該端末に備えられたCPUでタブレットプログラムを実行することで、図7に示される清掃中表示処理を繰り返し実行することができる。タブレット端末200は、図1に示されるように、清掃中を示す看板に設置されたセンサ310からデータ(ビーコンデータ)を受信することができる。つまり、タブレット端末200は、定期的に、センサ310から送信されるビーコンデータの受信を試みる(ステップS700)。トイレ掃除の際にトイレの入り口付近等にセンサ310が設置された看板が置かれた場合に、タブレット端末200は、近くに存在するセンサ310からビーコンデータを受信することができる。なお、センサ310は看板以外にも、清掃を行う清掃担当者が携帯してもよい。
タブレット端末200がセンサ310からビーコンデータを受信した場合(ステップS702のはい)、ビーコンデータに含まれるセンサIDから清掃用のセンサを特定し(ステップS704)、電磁波強度により清掃用のセンサまでの距離を算出し(ステップS706)、清掃用のセンサまでの距離が事前に設定した距離の範囲内であれば(ステップS708のはい)、トイレの現在の状態を清掃中とすることをサーバ100に通知する(ステップS710)とともに、タブレット端末200は清掃中である旨を画面に表示する(ステップS712)。例えば、図3に示すような、清掃中を知らせるメッセージ205と同様のメッセージを、ビーコンデータを受信したタブレット端末200が設置されたトイレの表示に追加して表示することができる。
タブレット端末200がビーコンデータを受信していない場合(ステップS702のいいえ)、タブレット端末200が設置されたトイレの現在の状態が清掃中であれば(ステップS714のはい)、タブレット端末200は、清掃中の状態を解除することをサーバ100に通知し(ステップS716)、清掃中である旨の表示を画面から消す(ステップS718)。
また、タブレット端末200は、清掃用のセンサまでの距離が事前に設定した距離の範囲内でなければ(ステップS708のいいえ)、同様に、清掃中の状態を解除することをサーバ100に通知し(ステップS716)、清掃中である旨の表示を画面から消す(ステップS718)。このように、タブレット端末200は、トイレが清掃中である状態からビーコンデータを受信しなくなった場合、又は、清掃用のセンサとの距離が設定された範囲の外にある場合に、清掃が終了したと判定して、清掃中の状態を解除することができる。
図8は、タブレット端末200によって実行される満室状況通知処理の流れを示す。タブレット端末200は、該端末に備えられたCPUでタブレットプログラムを実行することで、図8に示される満室状況通知処理を繰り返し実行することができる。タブレット端末200は、トイレの各個室の使用状況を含む表示情報をサーバ100に要求し(ステップS800)、各個室の使用状況を含む表示情報をサーバ100から受信する(ステップS802)。タブレット端末200は、受信した表示情報に基づいて、図3に示すような画面表示を行い(ステップS804)、全ての個室が使用中でない場合(ステップS806のいいえ)、そのまま処理を終了する。
全ての個室が使用中である場合(ステップS806のはい)、トイレの個室が満室であることをトイレ利用者に通知し(ステップS808)、一定時間待って(ステップS810)、再度、ステップS800からの処理を行う。トイレの個室を現在使用している者、これから個室を使用しようとする者等を含むトイレ利用者への通知の方法としては、タブレット端末200で音を鳴らすこと、当該端末に無線又は有線で接続され、各個室の付近又は個室内に設けられたスピーカやライトで音や光を発することである。トイレ利用者は、満室を知らせる音(例えば、満室である旨を知らせる音声案内等)や光(例えば、光の点滅等)でトイレの個室が満室状態にあることを知ることができる。
タブレット端末200は、トイレの個室が満室状態にある旨の通知を行った後、ステップS810の処理で一定時間をおいて、ステップS800からの処理を行い、トイレの個室の状態が満室のままである場合(ステップS806のはい)には、再度、その旨の通知を行うことができる。
図9は、サーバ100によって実行される清掃時期通知処理の流れを示す。サーバ100は、該サーバに備えられたCPUでサーバプログラムを実行することで、図9に示される清掃時期通知処理を繰り返し実行することができる。サーバ100は、タブレット端末200からトイレの個室の開閉データを受信し(ステップS900)、受信した開閉データから現在のフラグの値を取得し(ステップS902)、さらに、サーバ100は、受信した開閉データに含まれるタブレットID、フロアID、センサID等に基づいてトイレの個室を特定し、特定した個室の過去(1つ前に受信した開閉データ)のフラグの値もデータベースから取得する(ステップS904)。
サーバ100は、現在のフラグの値が「閉」である場合(ステップS906のはい)、特に何もせずに処理を終了する。一方、サーバ100は、現在のフラグの値が「開」である場合(ステップS906のいいえ)であって、過去のフラグの値が「閉」である場合(ステップS908のはい)に、個室の使用時間、使用回数を累積する(ステップS910)。この場合、サーバ100は、フラグの値が「開」から「閉」の変化(すなわち、個室のドアが閉じられたこと)を検知しており、累積使用時間を計時し、累積使用回数をカウントする。
ここで、累積使用時間及び累積使用回数は、サーバ100が備えるデータベース等の記憶手段に記憶される。なお、累積使用時間及び累積使用回数は、0が初期値であり、図2に示すように、サーバ100が清掃業者端末220から清掃完了の通知又は管理者端末210から応答を受信すると初期値にリセットされる。
一方、サーバ100は、現在のフラグの値が「開」である場合(ステップS906のいいえ)であって、過去のフラグの値が「開」である場合(ステップS908のいいえ)には、個室のドアが開いたままなので、特に何もせず処理を終了する。
使用時間、使用回数については、事前に使用状況を分析し、清掃時期のしきい値(累積の使用時間、使用回数等)を設定し、当該しきい値は、サーバ100のデータベースに記憶する。サーバ100は、累積の使用時間、使用回数がしきい値を超えた場合(例えば、使用時間又は使用回数のいずれかがしきい値を超えた場合、使用時間及び使用回数が共にしきい値を超えた場合など)(ステップS912のはい)、図2に示すように、管理者端末210に清掃が必要である旨を通知し(ステップS914)、清掃業者端末220から清掃完了の通知を受信しなければ(ステップS916のいいえ)、清掃完了の通知を受けるまで待つ。サーバ100は、清掃業者端末220から清掃完了の通知を受信した場合(ステップS916のはい)、処理を終了する。
ステップS914での管理者端末210への通知は、管理者端末210に表示される、ビル管理者向けの使用状況の表示画面に、清掃の必要を示す表示を行うことができる。また、事前に設定されたメールアドレスにメールを送信し通知を行うことができる。ビル管理者は、管理者端末210を用いて、通信ネットワークを介して清掃業者端末220に清掃依頼の通知を行うことができる。通知を受けた清掃担当者は、トイレの清掃を行い完了した場合、清掃業者端末220に表示されたビル清掃向けの使用状況画面で、個室またはトイレの清掃が完了した状態に設定し、清掃業者端末220は、清掃完了の通知をサーバ100又は管理者端末210に送信する。
ステップS916での清掃完了の通知は、ステップS914で清掃が必要である旨を通知された管理者端末210からの応答でもよい。図2に示すように、管理者端末210は、清掃業者端末220から清掃完了の通知を受信した場合に、管理者端末210から応答をサーバ100に返すことができる。
累積の使用時間、使用回数がしきい値を超えていない場合(ステップS912のいいえ)、サーバ100は、累積されたトイレの個室の使用時間、使用回数をデータベースに記憶する(ステップS918)。
図10は、タブレット端末200によって実行されるトイレ個室の長時間使用状態を検知するための不具合検出処理の流れを示す。タブレット端末200は、該端末に備えられたCPUでタブレットプログラムを実行することで、図10に示される不具合検出処理を繰り返し実行することができる。不具合検出処理には、トイレの個室の長時間の利用を検出する処理と、長時間利用されていない個室を検出する処理がある(図11に示す)。長時間の個室の利用を検出する処理は、ビル管理者、一般利用者、社員の管理者等のトイレ利用者向けに、長時間利用の通知を行う。これにより、現在トイレの個室を使用しているトイレ利用者の異常を検出することができる。
タブレット端末200は、センサ300からセンサデータを受信し(ステップS1000)、センサデータに基づいて個室のドアの開閉を判別し(ステップS1002)、個室ドアが閉じている場合(ステップS1004のはい)、個室の使用時間を累積する(ステップS1006)。一方、個室ドアが開いている場合(ステップS1004のいいえ)、使用時間を累積せずに終了する。
タブレット端末200は、トイレの個室の使用時間がしきい値を超える場合(ステップS1008のはい)、長時間利用である旨をサーバ100に通知する(ステップS1010)。通知を受けたサーバ100は、ビル管理者の管理者端末210や、管理職等の利用者端末230等に特定の個室が長時間利用されている旨を通知することができる。また、サーバ100は、通知があった個室の情報を含め、事前に設定されたメールアドレスにメールを送信することができる。
使用時間のしきい値は、事前にトイレの個室の使用状況を分析し、個室の長時間利用を異常とする時間のしきい値を、サーバ100のデータベースに事前に記憶する。タブレット端末200は、サーバ100のデータベースから個室の長時間利用を異常とする時間のしきい値を取得することができる。
個室の使用時間がしきい値を超えない場合(ステップS1008のいいえ)、一定時間待ち(ステップS1012)、再度ステップS1000からの処理を行う。個室のドアが、当該個室の使用時間がしきい値を超える前に開いた場合(ステップS1004のいいえ)には、使用時間は初期値である0にリセットされる。
図11は、タブレット端末200によって実行されるトイレ個室の長時間未使用状態を検知するための不具合検出処理の流れを示す。タブレット端末200は、該端末に備えられたCPUでタブレットプログラムを実行することで、図11に示される不具合検出処理を繰り返し実行することができる。
タブレット端末200は、センサ300からセンサデータを受信し(ステップS1100)、センサデータに基づいて個室のドアの開閉を判別し(ステップS1102)、個室ドアが開いている場合(ステップS1104のはい)、個室の未使用時間を累積する(ステップS1106)。一方、個室ドアが閉じている場合(ステップS1104のいいえ)、未使用時間を累積せずに終了する。
タブレット端末200は、トイレの個室の未使用時間がしきい値を超える場合(ステップS1108のはい)、長時間未使用である旨をサーバ100に通知する(ステップS1110)。通知を受けたサーバ100は、ビル管理者の管理者端末210や、管理職等の利用者端末230等に特定の個室が長時間未使用である旨を通知することができる。また、サーバ100は、通知があった個室の情報を含め、事前に設定されたメールアドレスにメールを送信することができる。
未使用時間のしきい値は、事前にトイレの個室の使用状況を分析し、個室の長時間未使用を異常とする時間のしきい値を、サーバ100のデータベースに事前に記憶する。タブレット端末200は、サーバ100のデータベースから個室の長時間未使用を異常とする時間のしきい値を取得することができる。
個室の未使用時間がしきい値を超えない場合(ステップS1108のいいえ)、一定時間待ち(ステップS1112)、再度ステップS1100からの処理を行う。個室のドアが、当該個室の未使用時間がしきい値を超える前に閉じた場合(ステップS1104のいいえ)には、未使用時間は初期値である0にリセットされる。
図12は、サーバ100によって実行されるセンサ設置(新規・交換)処理の流れを示す。サーバ100は、該サーバに備えられたCPUでサーバプログラムを実行することで、図12に示されるセンサ設置(新規・交換)処理を実行することができる。作業者によって、センサ300がトイレの個室のドアに新規に設置され、センサデータの送信が開始された後、サーバ10は、タブレット端末200を介してセンサデータを新規に設置したセンサ300から受信し(ステップS1200)、センサデータに含まれるセンサIDとデータベースに登録されたセンサIDを照合する(ステップS1202)。
一致するセンサIDがデータベースに登録されている場合(ステップS1204のはい)、既に登録済みのセンサであるとして何も処理せずに終了する。一方、一致するセンサIDがデータベースに登録されている場合(ステップS1204のいいえ)、サーバ100は、センサデータに含まれる気圧データと、データベースに記憶された他のセンサの気圧データと比較し、一番近いセンサのフロア情報を受信したセンサデータのセンサIDと対応付けてデータベースに仮登録する(ステップS1206)。
そして、サーバ100は、仮登録があった旨を管理者端末210に通知する(ステップS1208)。ここで、管理者端末210への通知は、通知を画面に表示することやメールを送信することで、管理者端末210を介してシステム管理者が知ることができる。システム管理者は、通知の内容に問題がなければデータベースに正式に登録する旨を許可し、管理者端末210からサーバ100への回答を入力することができる。
正式に登録するか否かの回答を管理者端末から受信し(ステップS1212)、登録を許可する回答であれば(ステップS1212のはい)、データベースに本登録し(ステップS1214)、登録を許可しない回答であれば(ステップS1212のいいえ)、仮登録したデータを削除する(ステップS1216)。
以上のとおり、本発明に係るトイレ個室管理システム及びプログラムは、トイレ利用者に、トイレの使用状況に関する情報を提供し、空室の個室があり清掃中ではないトイレに誘導することができ、トイレ利用者の利便性を向上することができる。また、本システム及びプログラムは、ビル管理者にトイレの清掃時期を通知することができ、トイレの清掃作業を効率的に行うことができる。さらに、本システム及びプログラムは、ビル管理者にトイレの個室の長時間利用や長時間未使用等の不具合を早期に発見し通知することができる。
本発明に係るトイレ個室管理システム及びプログラムは、複数のトイレを備える建物において、トイレの個室の管理、清掃作業等を行う分野において利用可能である。
100 サーバ
200 タブレット端末
201 表示画面
202、203、204 トイレ表示
202a、202b、202c、202d 個室表示
205 メッセージ
210 管理者端末
220 清掃業者端末
230 利用者端末
300,300a,300b,300c,300d,310 センサ

Claims (12)

  1. 建物内のトイレの個室のドアにそれぞれ設置されたセンサからセンサデータを受信する受信手段と、
    前記センサデータを記憶する記憶手段と、
    前記センサデータに基づいて前記センサの設置階を特定する特定手段と、
    前記センサデータから前記個室の使用状況を各階ごとに判定する判定手段と、
    前記個室の使用状況に関する情報を前記建物内に設置された複数の表示装置に表示させる表示手段と、
    を備え、
    前記特定手段は、特定した前記センサの設置階に基づいて、前記表示装置の設置階と、同じ階及び上下階のトイレの個室を識別し、
    前記表示手段は、前記識別された同じ階及び上下階のトイレの個室の使用状況に関する情報を表示させること
    を特徴とするトイレ個室管理システム。
  2. 同じトイレ内の複数の個室の使用状況を、前記複数の個室のそれぞれに設置された通知装置に通知させる通知手段を更に備え、
    前記通知手段は、前記同じトイレ内の個室のすべてが使用され空きがない場合に、前記通知装置から音や光を発して、使用者に満室状態を通知し、
    通知後、満室状態が一定期間継続した場合には、再度通知装置に通知させること
    を特徴とする請求項1に記載のトイレ個室管理システム。
  3. 前記判定手段により判定された前記個室の使用状況に基づいて、前記個室の使用時間及び不使用時間を計測し、一定期間の使用回数を計測する計測手段と、
    前記計測手段により計測された前記不使用時間が所定のしきい値を超えた場合に、前記個室が長時間使用されてない旨のメッセージをトイレ管理者側の端末に通知する監視手段とを更に備えること
    を特徴とする請求項1又は2に記載のトイレ個室管理システム。
  4. 前記監視手段は、さらに、前記計測手段により計測された前記個室の使用時間及び使用回数が所定のしきい値を超えた場合に、清掃時期を知らせるメッセージをトイレ管理者側の端末に通知すること
    を特徴とする請求項3に記載のトイレ個室管理システム。
  5. 前記所定のしきい値は、過去の一定期間の前記個室の使用状況又はトイレ内の別の個室の使用状況に基づいて設定されること
    を特徴とする請求項3又は4に記載のトイレ個室管理システム。
  6. 清掃員が携帯するビーコン送信器又は看板に設置されたビーコン送信器から送出された電波を受信した、トイレ内に設置したビーコン受信機からの通知に基づいて、トイレの外に設置された表示装置に清掃中である旨のメッセージを表示させる清掃状況管理手段を更に備えること
    を特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のトイレ個室管理システム。
  7. コンピュータを、
    建物内のトイレの個室のドアにそれぞれ設置されたセンサからセンサデータを受信する受信手段、
    前記センサデータを記憶する記憶手段、
    前記センサデータに基づいて前記センサの設置階を特定する特定手段、
    前記センサデータから前記個室の使用状況を各階ごとに判定する判定手段、
    前記個室の使用状況に関する情報を前記建物内に設置された複数の表示装置に表示させる表示手段、
    として機能させ、
    前記特定手段は、特定した前記センサの設置階に基づいて、前記表示装置の設置階と、同じ階及び上下階のトイレの個室を識別し、
    前記表示手段は、前記識別された同じ階及び上下階のトイレの個室の使用状況に関する情報を表示させること
    を特徴とするプログラム。
  8. コンピュータを、
    同じトイレ内の複数の個室の使用状況を、前記複数の個室のそれぞれに設置された通知装置に通知させる通知手段として更に機能させ、
    前記通知手段は、前記同じトイレ内の個室のすべてが使用され空きがない場合に、前記通知装置から音や光を発して、使用者に満室状態を通知し、
    通知後、満室状態が一定期間継続した場合には、再度通知装置に通知させること
    を特徴とする請求項7に記載のプログラム。
  9. コンピュータを、
    前記判定手段により判定された前記個室の使用状況に基づいて、前記個室の使用時間及び不使用時間を計測し、一定期間の使用回数を計測する計測手段、
    前記計測手段により計測された前記不使用時間が所定のしきい値を超えた場合に、前記個室が長時間使用されてない旨のメッセージをトイレ管理者側の端末に通知する監視手段として更に機能させること
    を特徴とする請求項7又は8に記載のプログラム。
  10. 前記監視手段は、さらに、前記計測手段により計測された前記個室の使用時間及び使用回数が所定のしきい値を超えた場合に、清掃時期を知らせるメッセージをトイレ管理者側の端末に通知すること
    を特徴とする請求項9に記載のプログラム。
  11. 前記所定のしきい値は、過去の一定期間の前記個室の使用状況又はトイレ内の別の個室の使用状況に基づいて設定されること
    を特徴とする請求項9又は10に記載のプログラム。
  12. コンピュータを、
    清掃員が携帯するビーコン送信器又は看板に設置されたビーコン送信器から送出された電波を受信した、トイレ内に設置したビーコン受信機からの通知に基づいて、トイレの外に設置された表示装置に清掃中である旨のメッセージを表示させる清掃状況管理手段として更に機能させること
    を特徴とする請求項7から11のいずれか1項に記載のプログラム。
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