JP5847634B2 - 受付管理システムおよび受付管理方法 - Google Patents

受付管理システムおよび受付管理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5847634B2
JP5847634B2 JP2012082321A JP2012082321A JP5847634B2 JP 5847634 B2 JP5847634 B2 JP 5847634B2 JP 2012082321 A JP2012082321 A JP 2012082321A JP 2012082321 A JP2012082321 A JP 2012082321A JP 5847634 B2 JP5847634 B2 JP 5847634B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
visitor
reception
unit
person
reception terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012082321A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013211801A (ja
Inventor
雄介 菅原
雄介 菅原
潔 若林
潔 若林
慧 江原
慧 江原
二見 聡
聡 二見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SOHGO SECURITY SERVICES CO.,LTD.
Original Assignee
SOHGO SECURITY SERVICES CO.,LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SOHGO SECURITY SERVICES CO.,LTD. filed Critical SOHGO SECURITY SERVICES CO.,LTD.
Priority to JP2012082321A priority Critical patent/JP5847634B2/ja
Publication of JP2013211801A publication Critical patent/JP2013211801A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5847634B2 publication Critical patent/JP5847634B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、受付管理システムおよび受付管理方法に関する。
従来、企業等への訪問者の受け付けは、企業等の建物の入り口等に受付人員を配置し、受付人員が訪問者を応対することにより行われていた。また、近年においては、内線電話機や無人受付端末などが来訪者の応対に用いられている。これらの機器は、人員削減等の目的から、受付人員に替えて企業の入り口等に設置される。
内線電話機による受け付けでは、内線電話機とともに訪問先一覧が記載された紙面等を配置しておく。そして、来訪者は、訪問先一覧の紙面から希望の訪問先を探し、希望の訪問先と内線電話機による通話を行うことにより、建物内への入館許可を得る。
また、無人受付端末による受け付けでは、無人受付端末が備える表示パネル等の表示部に訪問先一覧画面が表示される。そして、訪問者は、一覧画面から希望の訪問先を探し、無人受付端末が備える内線電話機により希望の訪問先と通話を行うことにより、上述の通り建物内への入館許可を得る。
ところで、例えば反社会的勢力のような要注意人物が来訪した場合には、特別な対応を行う必要がある。このため、要注意人物に対しては、専門部署の人間が対応したり、またはカメラ撮影可能な応接室に通したりといった対応を行う企業もある。
このように、来訪者に応じて、その応対方法を異ならせる技術として、例えば特許文献1には、来訪者の種類または在宅者の種類に応じて、来訪者に対する応対方法を設定することが可能な応対装置が開示されている。
特開2010−226541号公報
受付人員が配置されている場合には、受付人員の判断により、要注意人物が来訪した際には、速やかに専門部署に連絡することが可能である。しかしながら、上述のような内線電話機や無人受付端末においては、来訪者自身が直接希望する部署に連絡することが可能である。このため、来訪者が要注意人物であった場合においても、要注意人物に対しはじめに応対することとなるのは、要注意人物が希望する、一般部署の人員となる。この場合には、要注意人物の応対をした人物が専門部署に連絡してはじめて専門部署の人員による応対が行われることとなる。このように、内線電話機等による受け付けでは、専門部署による対応を速やかに行うことができないという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、要注意人物に対する適切な応対を速やかに行うことのできる受付管理システムおよび受付管理方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、来訪者からの操作を受け付ける受付端末および来訪者を応対する応対者からの操作を受け付ける複数の応対端末と通信可能な受付管理システムであって、前記複数の応対端末のうち希望応対端末との接続要求であって、前記来訪者による前記受付端末の操作入力に応じて前記受付端末が受け付けた前記接続要求を前記受付端末から取得する接続要求取得部と、前記来訪者が予め登録された要注意人物であるか否かの照合結果を取得する照合結果取得部と、前記照合結果が前記来訪者が前記要注意人物であることを示す場合に、予め設定された前記応対端末である特別応対端末を前記受付端末の接続先として決定する接続先決定部と、前記接続先決定部により決定された前記接続先と前記受付端末とを通話可能に接続する通話処理部と、前記受付端末が前記接続要求に示される前記希望応対端末に接続したことを来訪者に通知する通知部とを備えることを特徴とする。
また、本発明は、来訪者からの操作を受け付ける受付端末および来訪者を応対する応対者からの操作を受け付ける複数の応対端末と通信可能な受付管理装置で実行される受付管理方法であって、前記複数の応対端末のうち希望応対端末との接続要求であって、前記来訪者による前記受付端末の操作入力に応じて前記受付端末が受け付けた前記接続要求を前記受付端末から取得する接続要求取得ステップと、前記来訪者が予め登録された要注意人物であるか否かの照合結果を取得する照合結果取得ステップと、前記照合結果が前記来訪者が前記要注意人物であることを示す場合に、予め設定された前記応対端末である特別応対端末を前記受付端末の接続先として決定する接続先決定ステップと、前記接続先決定ステップにおいて決定された前記接続先と前記受付端末とを通話可能に接続する通話処理ステップと、前記受付端末が前記接続要求に示される前記希望応対端末に接続したことを来訪者に通知する通知ステップとを含むことを特徴とする。
本発明によれば、要注意人物に対する適切な応対を速やかに行うことができるという効果を奏する。
図1は、受付管理システムの全体構成を示す図である。 図2は、受付端末の機能構成を示すブロック図である。 図3は、照合装置の機能構成を示すブロック図である。 図4は、登録画像記憶部のデータ構成を模式的に示す図である。 図5は、操作履歴記憶部のデータ構成を模式的に示す図である。 図6は、追跡情報記憶部のデータ構成を模式的に示す図である。 図7は、受付管理装置の機能構成を示すブロック図である。 図8は、特別応対ユニットの機能構成を示すブロック図である。 図9は、受付管理処理を示すシーケンス図である。 図10は、照合処理(ステップS101)における照合装置の詳細な処理を示すフローチャートである。 図11は、表示部に表示される訪問先選択画面の一例を示す図である。 図12は、ステップS137において表示部に表示される要注意人物確認画面の一例を示す図である。 図13は、図9に示すステップS134において、来訪者が要注意人物でないと判断された場合の処理を示すシーケンス図である。
以下に添付図面を参照して、受付管理システムおよび受付管理方法の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、実施の形態にかかる受付管理システム1の全体構成を示す図である。受付管理システム1は、受付端末10と、照合装置20と、カメラ21と、受付管理装置30と、特別応対ユニット40と、一般応対ユニット50とを備えている。特別応対ユニット40は、特別応対電話機41と、特別応対装置42とを有している。一般応対ユニット50は、一般応対電話機51と、一般応対装置52とを有している。なお、図1においては、2つの一般応対ユニット50のみを示したが、受付管理システム1は、3以上の一般応対ユニット50を有してもよく、また1つの一般応対ユニット50のみを有してもよい。
受付端末10、照合装置20、カメラ21、受付管理装置30、特別応対装置42および一般応対装置52は、適宜HUBを介して、LAN(Local Area Network)などのネットワーク2に接続されており、相互に通信可能である。さらに、受付端末10、受付管理装置30、特別応対電話機41および一般応対電話機51は、内線電話網3に接続されており、相互に通話が可能である。なお、本実施の形態においては、受付端末10、受付管理装置30、特別応対電話機41および一般応対電話機51は、内線電話網3を用いた通話を行うが、通話のための手段は、これに限定されるものではなく、他の例としては、例えばIP電話を用いることとしてもよい。
受付端末10は、無人受付端末であり、企業の建物の入り口等に設置されている。受付端末10は、来訪者からの操作入力を受け付けるための操作部11や、各種情報を表示する表示パネル等の表示部12、内線電話機13などを有している。
受付端末10付近には、撮像装置としてのカメラ21が設置されている。カメラ21は、受付端末10付近の所定範囲のエリアを撮像する。カメラ21は、来訪者が存在する場合には、来訪者を撮像する。
照合装置20は、カメラ21により撮像された画像を受信する。照合装置20は、受信した画像に基づいて、来訪者が要注意人物であるか否かの照合を行う。照合装置20は、照合結果を、ネットワーク2を介して受付管理装置30に送信する。
ここで、要注意人物とは、例えば反社会的勢力など通常の応対とは異なる特別な応対が必要な人物のことである。なお、要注意人物以外の来訪者を通常来訪者と称することとする。本実施の形態の受付管理システム1においては、照合装置20に予め要注意人物の顔画像が登録されており、照合装置20は、来訪者の顔画像と照合装置20に登録されている要注意人物の顔画像とを照合することにより、来訪者が要注意人物であるか否かを照合する。
受付管理装置30は、受付端末10を管理する。受付管理装置30は、受付端末10において操作入力された情報を受信する。受付管理装置30はまた、照合装置20から照合結果を受信する。受付管理装置30は、受信したこれらの情報に基づいて、受付端末10の内線電話機13の接続先を決定し、決定した接続先と内線電話機13の間の通話のための接続を確立し、内線電話機13と接続先との間の通話を可能とする。
特別応対ユニット40は、来訪者である要注意人物の応対を専門とする専門部署等に設置されている。特別応対ユニット40は、要注意人物を応対する専門人員により操作される機器である。特別応対電話機41は、来訪者が要注意人物である場合に受付端末10と通話可能に接続される。専門人員は、この特別応対電話機41での内線通話により要注意人物の応対を行うことができる。
特別応対装置42は、各種情報を表示する表示部43と利用者からの入力を受け付ける操作部44とを有している。表示部43には、例えば、カメラ21により撮影された要注意人物の画像等が表示される。利用者は、例えば、表示部43に要注意人物のものとして表示された顔画像を確認し、要注意人物でないと判断した場合には、操作部44を操作し要注意人物でないことを示すキャンセル通知を入力することができる。
一般応対ユニット50は、一般の部署に設置されている。一般応対ユニット50は、通常来訪者を応対する一般部署の人員により操作される機器である。例えば、来訪者が要注意人物でない場合、すなわち通常来訪者である場合には、受付端末10からの内線電話が来訪者が通話を希望する希望部署に設置された一般応対電話機51に接続される。また、一般応対装置52は、各種情報を表示する表示部53と利用者からの入力を受け付ける操作部54とを有している。表示部53には、例えばカメラ21により撮影された画像等が表示される。
なお、各内線電話機は、来訪者と専門人員または一般部署の人員の通話を実現可能な機器であればよく、他の例としては、IP電話やテレビ電話であってもよい。
図2は、受付端末10の機能構成を示すブロック図である。受付端末10は、受付部100と、表示処理部101と、通話処理部102と、通信部103とを有している。受付部100は、来訪者による操作部11への操作により入力された情報を受け付ける。表示処理部101は、表示部12に各種情報を表示する。表示処理部101は、例えば、来訪者の訪問先一覧を表示する。訪問先一覧には、来訪者が通話可能な訪問先の一般部署の内線番号などが含まれている。
通話処理部102は、内線電話網3を介して所定の接続先(内線電話機41,51)との通話を行うための接続処理を行う。通信処理部102は、内線電話網3を介して音声信号の送受信を行う。
通信部103は、ネットワーク2を介して通信を行う。通信部103は、例えば、受付部100が操作部11に入力された情報を受け付けた場合に、受け付けた情報を受付管理装置30に送信する。通信部103はまた、受付部100が操作部11への操作入力を受け付けた場合に、操作受付情報を照合装置20に送信する。操作受付情報は、操作入力を受け付けたことを示す情報であり、操作入力を受け付けた操作日時を示す情報を含んでいる。
図3は、照合装置20の機能構成を示すブロック図である。照合装置20は、通信部200と、顔画像検出部201と、更新部202と、照合部203と、同伴者検出部204と、操作履歴管理部205と、存在時間計測部206と、登録画像記憶部210と、操作履歴記憶部211と、追跡情報記憶部212とを有している。
通信部200は、ネットワーク2を介して他の装置と通信を行う。通信部200は、例えば、カメラ21により撮像された画像を受信する。すなわち、通信部200は、操作受付情報取得部として機能する。通信部200はまた、受付端末10から操作受付情報を取得する。
顔画像検出部201は、通信部200が受信した画像から人物の顔画像を検出する。顔画像の検出には、従来の顔認識アルゴリズムを用いることができる。顔認識アルゴリズムにおいては、例えば予め登録された顔画像との比較や、目や鼻などの特徴画像の抽出等により顔画像の検出が行われる。
更新部202は、顔画像検出部201により顔画像が検出されると、登録画像記憶部210に新たに顔画像等の情報を記憶する。すなわち、登録画像記憶部210を更新する。
登録画像記憶部210は、これまでに来訪した来訪者の顔画像を記憶している。図4は、登録画像記憶部210のデータ構成を模式的に示す図である。登録画像記憶部210は、来訪者IDと、種別と、登録画像とを対応付けて記憶している。
来訪者IDは、来訪者を識別する情報である。種別は、来訪者の種類を示す情報である。種別としては、要注意人物および通常来訪者(お客様)の2種類がある。なお、種別が不明の場合には、種別は書き込まれていない。なお、種別は、要注意人物か否かを判別可能に設定されていればよく、種別の数は実施の形態に限定されるものではない。例えば、種別は3種類以上あってもよい。
また、登録画像は、来訪者の顔画像である。一人の来訪者の来訪者IDに、複数の顔画像が対応付けて記憶されていてもよい。なお、登録画像記憶部210に記憶されている顔画像は、動画であってもよく、また他の例としては静止画であってもよい。
登録画像記憶部210は、要注意人物については、来訪者IDに対応付けて、要注意人物の種別とともに要注意人物の顔画像を記憶している。すなわち、登録画像記憶部210は、予め要注意人物として登録された来訪者の顔画像を登録画像として登録している。
登録画像記憶部210は、更新部202により適宜更新される。更新部202は、顔画像検出部201により顔画像が検出された場合に、検出された顔画像を登録画像記憶部210に新たに登録する。
更新部202は、登録対象となる顔画像に対応する来訪者の来訪者IDが登録画像記憶部210に既に登録されている場合には、この来訪者IDに対応付けて新たな顔画像を登録画像記憶部210に登録する。更新部202はまた、登録対象となる顔画像に対応する来訪者の来訪者IDが登録画像記憶部210に登録されていない場合には、この来訪者に対して新たな来訪者IDを付与し、付与した来訪者IDに対応付けて新たな顔画像を登録画像記憶部210に登録する。
更新部202は、さらに後述の同伴者検出部204による同伴者検出の結果等に基づいて、来訪者が要注意人物であるか否かの判断、すなわち来訪者の種別の特定を行う。そして、更新部202は、来訪者の来訪者IDに対応付けて特定した種別を登録画像記憶部210に登録する。なお、要注意人物であると判断した場合には、要注意人物を示す種別が登録され、要注意人物でないと判断された場合には、種別は書き込まれない。お客様を示す種別については、例えば管理者等による顔画像の確認作業により登録される。なお、他の例としては、要注意人物でないと判断された場合には、デフォルト値としてお客様を示す種別が登録されることとしてもよい。
更新部202はさらに、登録対象となる顔画像に対する来訪者の種別を特定し、特定した種別を来訪者IDに対応付けて登録画像記憶部210に登録する。ここで、特定された種別を登録画像記憶部210に登録するとは、登録対象となる顔画像に対する来訪者の種別が登録画像記憶部210に登録されていない場合には、特定された種別を新たに登録することであり、また、来訪者の種別が登録画像記憶部210に既に登録されている場合には、既に登録されている種別を新たに特定された種別に更新することである。このように、更新部202は、種別を登録画像記憶部210に登録する登録部として機能する。
照合部203は、顔画像検出部201により顔画像が検出された場合に、検出された顔画像、すなわち来訪者の顔画像と、登録画像記憶部210に登録されている登録画像とを比較する。これにより、照合部203は、来訪者が要注意人物であるか否かを判断する。照合部203は、具体的には、顔画像検出部201により検出された、来訪者の顔画像が要注意人物の登録画像と一致する場合には、来訪者は要注意人物であると判断する。照合部203は、来訪者の顔画像がお客様の登録画像と一致する場合には、来訪者はお客様であると判断する。すなわち、来訪者は要注意人物ではないと判断する。照合部203はまた、来訪者の顔画像がお客様および要注意人物いずれの登録画像とも一致しない場合には、来訪者は要注意人物ではないと判断する。
このように、登録画像記憶部210は、照合部203により、来訪者が要注意人物か否かを照合する際に参照されるものである。この観点から、他の例としては、登録画像記憶部210は、要注意人物の顔画像のみを登録画像として記憶してもよい。この場合、登録画像記憶部は、要注意人物の来訪者IDと、要注意人物の顔画像とを対応付けて記憶し、種別は不要である。
同伴者検出部204は、照合部203により要注意人物であると判断された場合に、要注意人物が検出された画像に基づいて、要注意人物から所定の距離範囲内に同伴者が存在するか否かを検出する。
同伴者検出部204は、具体的には照合部203により来訪者が要注意人物であると判断された場合に、要注意人物が検出された画像において、要注意人物以外の人物を検出する。同伴者検出部204は、要注意人物以外の人物が存在する場合には、この人物を同伴者候補とし、要注意人物と同伴者候補が撮像された画像に基づいて、要注意人物と同伴者候補の間の人物間距離を算出する。
同伴者検出部204は、例えばカメラ21において撮像された人物の顔の撮像画像中における人物の顔のサイズである画像サイズと実際の人物の標準的なサイズである実サイズの比率を予め登録しておき、撮像画像中の人物の顔の画像サイズから実サイズとの比率を特定する。そして、同伴者検出部204は、特定した比率と、撮像画像中における人物間距離とに基づいて、実際の人物間距離を算出する。なお、距離算出の詳細については、例えば、特開2008−14825を参照することができる。
同伴者検出部204は、算出された人物間距離が予め設定された距離閾値未満である場合に、同伴者候補を同伴者として検出する。なお、同伴者検出部204により同伴者として検出された来訪者は、要注意人物として、更新部202により登録画像記憶部210に登録される。
操作履歴管理部205は、通信部200が受信した操作受付情報と、顔画像検出部201により検出された顔画像とに基づいて、操作履歴記憶部211に操作履歴を蓄積する。操作履歴管理部205は、具体的には、操作受付情報から操作日時を特定する。
操作履歴管理部205はまた、顔画像と登録画像記憶部210に登録されている登録画像とを比較することにより、操作者を特定する。すなわち、操作者がいずれの来訪者IDで識別される人物であるかを特定する。そして、操作履歴管理部205は、操作日時と操作者を示す来訪者IDとを対応付けて操作履歴記憶部211に書き込む。図5は、操作履歴記憶部211のデータ構成を模式的に示す図である。操作履歴記憶部211は、操作者の来訪者IDと、操作日時とを対応付けて、履歴として記憶している。
なお、更新部202は、操作履歴記憶部211を参照し、予め設定された規定時間内における同一操作者からの操作入力回数をカウントする。そして、規定時間内における操作入力回数が予め設定された回数閾値以上である場合に、この来訪者を要注意人物として登録画像記憶部210に登録する。すなわち、この来訪者の来訪者IDに対応付けられている種別を要注意人物に変更する。このように、更新部202は、操作入力回数をカウントする操作入力回数カウント部および要注意人物の種別を登録画像記憶部210に登録する登録部として機能する。
なお、操作受付情報は、来訪者からの操作入力回数を管理するために利用される情報である。このため、受付端末10の通信部103は、受付部100が前回受け付けた操作入力から一定時間経過後に操作入力を受け付けた場合にのみ、操作受付情報を照合装置20に送信することとする。すなわち、所定の操作入力から一定時間経過する前の操作入力は直前の操作入力と一連の操作入力とみなすこととする。これにより、更新部202は、各操作受付情報を、1回の操作入力とみなし、操作入力回数をカウントすることができる。
また、他の例としては、受付端末10の通信部103は、操作入力を受け付ける度に操作受付情報を送信し、照合装置20において、操作履歴管理部205は、受信した操作受付情報と、顔情報とを操作履歴記憶部211に蓄積することとし、照合装置20の更新部202が、操作履歴記憶部211に蓄積されている操作受付情報の操作日時に基づいて、一連の操作であるか、異なる操作であるかを判別した上で、操作入力回数を計測することとしてもよい。
図3に戻り、存在時間計測部206は、顔画像検出部201が要注意人物以外の人物を検出した場合に、カメラ21により撮像された画像を参照し、検出された人物を追跡することにより、この人物が受付エリアに存在する存在時間を計測し、追跡情報を追跡情報記憶部212に書き込む。ここで、受付エリアとは、受付端末10の設置場所を基準とした予め設定された距離範囲のエリアである。
図6は、追跡情報記憶部212のデータ構成を模式的に示す図である。追跡情報記憶部212は、追跡IDと、照合結果と、追跡開始日時と、存在時間とを対応付けて記憶している。追跡IDは、人物が検出される度に付与される識別情報であり、各追跡人物を識別する情報である。照合結果は、照合部203による照合結果を示す情報であり、検出された人物の来訪者IDと、検出された人物の種別とが含まれている。なお、検出された人物の顔画像が登録画像記憶部210に登録されているいずれの顔画像とも一致しない場合には、来訪者IDおよび種別は書き込まれない。また、追跡開始日時は、人物を検出した最初の日時である。存在時間は、対象となる人物が検出された状態での、追跡開始日時からの経過時間である。
なお、更新部202は、追跡情報記憶部212を参照し、予め設定された時間閾値以上の存在時間が記憶されている場合には、この来訪者を要注意人物として登録画像記憶部210に登録する。
図7は、受付管理装置30の機能構成を示すブロック図である。受付管理装置30は、通信部300と、接続先決定部301と、通話処理部303とを備えている。通信部300は、ネットワーク2を介して他の装置と通信を行う。通信部300は、例えば、受付端末10から複数の一般応対ユニット50のうち、所定の一般応対ユニット50との通話を希望する接続要求を受信する。通信部300はまた、照合装置20から来訪者の照合結果を受信する。通信部300は、接続要求取得部および照合結果取得部として機能する。
接続先決定部301は、通信部300が接続要求を受信すると、接続要求と、当該接続要求を入力した来訪者に対する照合結果に基づいて、受付端末10の内線電話機13の通話の接続先となる内線電話機を決定する。通話処理部302は、内線電話機13と所定の接続先との通話を行うための接続処理を行い、音声信号の送受信を行う。
図8は、特別応対ユニット40の機能構成を示すブロック図である。特別応対ユニット40の特別応対電話機41は、通話処理部410を有している。特別応対ユニット40の特別応対装置42は、受付部420と、表示処理部421と、通信部422とを有している。
通話処理部410は、受付端末10等の接続先との通話を行うための接続処理を行い、音声信号の送受信を行う。受付部420は、操作部44への操作により入力された情報を受け付ける。受付部420は例えば、専門人員により要注意人物の顔画像の確認が行われた場合に、要注意人物の顔画像でないことを示すキャンセル通知の入力を受け付ける。
表示処理部421は、表示部43に各種情報を表示する。通信部422は、ネットワーク2を介して通信を行う。通信部422は、例えば、カメラ21により撮像された画像を受信する。通信部422はまた、受付部420が受け付けたキャンセル通知を受付管理装置30に送信する。なお、一般応対ユニット50の機能構成は、特別応対ユニット40の機能構成と同様であるから、説明を省略する。
図9は、受付管理システム1による受付管理処理を示すシーケンス図である。受付管理処理では、照合装置20において、通信部200は、カメラ21により撮像された画像を常に受信し、顔画像検出部201は、受信した画像から人物を検出する。そして、人物が検出されると(ステップS100,Yes)、照合装置20による照合処理が行われる(ステップS101)。
図10は、照合処理(ステップS101)における照合装置20の詳細な処理を示すフローチャートである。照合処理(ステップS101)において、照合部203は、顔画像検出部201により検出された顔画像と、登録画像記憶部210に登録されている登録画像とを比較する(ステップS110)。そして、更新部202は、比較結果に基づいて、検出された顔画像に対応する来訪者の種別を特定する(ステップS111)。すなわち、検出された顔画像が要注意人物の登録画像と一致する場合には、来訪者の種別を要注意人物と特定する。
検出された顔画像がお客様の登録画像と一致する場合には、来訪者の種別をお客様と特定する。なお、いずれの登録画像とも一致しない場合には、種別の特定は行わないこととする。なお、他の例としては、いずれの登録画像とも一致しない場合には、デフォルト値として、種別をお客様と特定することとしてもよい。
次に、更新部202は、検出された顔画像に基づいて、登録画像記憶部210に記憶されている情報を更新する(ステップS112)。具体的には、更新部202は、検出された顔画像が登録画像記憶部210に登録されている登録画像と一致した場合には、対応する来訪者IDに対応付けて、検出された顔画像を登録画像記憶部210に追加する。また、検出された顔画像が登録画像と一致しない場合には、この顔画像の来訪者に対し新たな来訪者IDを付与し、付与した来訪者IDに対応付けて検出された顔画像を登録画像記憶部210に新たに登録する。
更新部202により、顔画像に対応する来訪者が要注意人物であると判断された場合には(ステップS113,Yes)、同伴者検出部204は、要注意人物が検出された画像に基づいて、要注意人物の同伴者を検出する(ステップS114)。同伴者が存在する場合には(ステップS115,Yes)、更新部202は、同伴者を要注意人物として登録画像記憶部210に登録し(ステップS116)、照合処理が終了する。なお、同伴者が存在しない場合には(ステップS115,No)、ステップS116における登録処理を行わずに、照合処理が終了する。
ステップS113において、更新部202により、来訪者が要注意人物でないと判断された場合には(ステップS113,No)、更新部202は、操作履歴記憶部211を参照し、規定時間内における同一操作者からの操作入力回数をカウントする(ステップS120)。さらに、存在時間計測部206は、カメラ21により撮像された画像を参照し、検出された人物を追跡することにより、受付エリアにおける存在時間を計測する(ステップS121)。
操作入力回数が回数閾値以上である場合には(ステップS122,Yes)、更新部202は、操作者である来訪者を要注意人物として登録する(ステップS124)。ステップS122において、操作入力回数が回数閾値よりも小さい場合には(ステップS122,No)、更新部202はさらに、追跡情報記憶部212を参照し、存在時間と時間閾値とを比較する。存在時間が時間閾値以上である場合には(ステップS123,Yes)、更新部202は、受付エリアに存在する来訪者を要注意人物として登録する(ステップS124)。なお、ステップS123において、存在時間が時間閾値よりも小さい場合には(ステップS123,No)、ステップS124における登録処理を行わずに、照合処理が終了する。
以上のように、本実施の形態の照合装置20は、人物が検出される度に、検出された人物が、登録画像記憶部210に登録されている要注意人物であるか否を照合することができる。本実施の形態の照合装置20はさらに、照合処理の実行中に新たな要注意人物を自動的に登録することができる。これにより、要注意人物を人の手で行う手間を省くことができる。また、自動的に要注意人物を更新することができるので、精度良く要注意人物か否かを判断することができる。
図9に戻り、照合装置20が照合処理を行うのと並行して、受付端末10において、来訪者による操作部11の操作により受付部100が所定の希望部署との接続要求を受け付けると(ステップS130,Yes)、受付端末10の通信部103は、希望部署が示された接続要求を受付管理装置30に送信する(ステップS131)。
図11は、表示部12に表示される訪問先選択画面500の一例を示す図である。訪問先選択画面500には、「部門で検索」のボタン510と、「名前で検索」のボタン520と、内線番号入力欄530とが表示されている。ボタン510が選択されると、部署一覧など部署構成を示す画面が表示され、来訪者はこの中から希望部署を選択することができる。ボタン520が選択されると、部署名や部署に所属する人員の個人名の一覧を示す画面が表示され、来訪者はこの中から部署または個人名を選択することにより、希望部署を選択することができる。さらに、来訪者は、内線番号入力欄530において内線番号を直接入力することができる。
このように、来訪者は、訪問先選択画面500の案内にしたがい操作を行うことにより、希望部署を選択することができる。訪問先選択画面500において、希望部署が選択されたり、希望部署の内線番号が直接入力されたりした場合に、受付部100は、希望部署との接続要求を受け付ける。なお、他の例としては、訪問先選択画面500の表示に加えて、受付端末10は、不図示のスピーカをさらに備え、「ご希望の項目ボタンにタッチしてください」といった音声を出力することとしてもよい。
図9に戻り、受付管理装置30において、通信部300は接続要求を受信すると(ステップS131)、照合装置20に対し接続要求の操作入力を行った来訪者に対する照合要求を送信する(ステップS132)。これに対し、照合装置20の通信部200は、照合部203により得られた照合結果を受付管理装置30に送信する(ステップS133)。
受付管理装置30の通信部300が照合結果を受信すると、接続先決定部301は、照合結果を確認する。受信した照合結果が来訪者が要注意人物であることを示す場合には(ステップS134,Yes)、接続先決定部301は、受付端末10の接続要求に示される希望部署にかかわらず、受付端末10の内線電話機13の接続先を特別応対電話機41に決定する(ステップS135)。
次に、通話処理部302は、受付端末10の内線電話機13と特別応対ユニット40の特別応対電話機41の通話を可能とすべく受付端末10と特別応対電話機41とを接続する(ステップS136)。これにより、内線電話機13と特別応対電話機41の通話が可能となる(ステップS137)。
このように、本実施の形態にかかる受付管理システム1においては、来訪者から接続要求が入力された場合には、来訪者の顔画像に基づいて、来訪者が要注意人物か否かを照合する。そして、要注意人物である場合には、来訪者が希望する部署に関わらず、自動的に内線電話機13を特別応対電話機41に接続する。これにより、要注意人物に対し迅速にかつ適切に応対することができる。
さらに、このとき、表示部12には、「選択された部署に問い合わせ中です」というように、来訪者により選択された希望部署に接続していることを来訪者に通知するような画面が表示される。他の例としては、図示せぬスピーカにより、選択された希望部署に接続していることを音声出力してもよい。このように、表示部12またはスピーカは通知部として機能する。このように、来訪者に対しては、希望部署に接続されているように通知することにより、その後の専門部署による応対をスムーズに進めることができる。
次に、通信部300は、接続先に決定された特別応対ユニット40の特別応対装置42に対し、受付端末10の来訪者への応対を要求する応対指示を送信する(ステップS138)。
特別応対装置42の通信部422が応対指示を受信すると(ステップS138)、通信部422は、カメラ21により撮像された要注意人物の撮像画像を受信し、表示処理部421は、この撮像画像を表示部43に表示する(ステップS139)。
図12は、ステップS137において表示部43に表示される要注意人物確認画面600の一例を示す図である。要注意人物確認画面600には、カメラ21により撮像されている現在の要注意人物の撮像画像610が含まれている。要注意人物確認画面600にはさらに、「写真を表示」のボタン611と、状態表示欄612と、訪問先表示欄613と、「本来の訪問先に転送」のボタン620と、要注意人物画像一覧表示欄630とが含まれている。
利用者により「写真を表示」のボタン611が選択されると、要注意人物であると判断された際に利用された顔画像が表示される。状態表示欄612には、受付端末10の現在の状況が表示される。現在の状況とは、内線電話機13の状況であり、内線呼出中、内線番号選択中、内線通話中などがある。
訪問先表示欄613には、来訪者により入力された訪問先、すなわち希望部署名が表示される。「本来の訪問先に転送」のボタン620は、利用者が要注意人物確認画面600に表示されている要注意人物の撮像画像610を実際に観察し、要注意人物ではないと判断した場合に選択されるボタンであり、このボタン620が選択された場合には、要注意人物ではないことを示すキャンセル通知が通信部422を介して照合装置20に送信される。
要注意人物画像一覧表示欄630には、登録画像記憶部210に登録されている要注意人物の登録画像が一覧表示される。なお、一覧表示においては、照合結果に基づいて、来訪者に合致する可能性の高い順に登録画像が配置されている。要注意人物画像一覧表示欄630には、要注意人物の登録画像631と、要注意人物の他の登録画像を表示させるための「他の写真」ボタン632と、要注意人物に対して管理者等により入力されたコメント633が表示される。
図9に戻り、ステップS139において表示される要注意人物確認画面600において、特別応対装置42の利用者によりボタン620、すなわちキャンセルボタンが選択された場合、すなわち、受付部420がキャンセル通知を受け付けた場合には(ステップS140,Yes)、通信部422は、キャンセル通知を照合装置20に送信する(ステップS141)。一方、キャンセル通知を受け付けない場合には(ステップS140,No)、以上で、特別応対装置42の処理は終了する。
照合装置20の通信部200がキャンセル通知を受信すると(ステップS141)、更新部202は、キャンセル通知にかかる来訪者の種別を要注意人物からお客様に変更する(ステップS142)。なお、このように、要注意人物ではないと判断された場合には、要注意人物に対する専門人員である応対者は、特別応対装置42と既に通話が確立されている内線電話機13からの電話を受付端末10の希望部署の一般応対装置52へと転送する。
このように、最終的に、専門部署の人員による目視確認により、要注意人物でないことが確認された場合には、来訪者の希望する部署の一般応対装置52に内線電話機13の内線電話を転送することにより、来訪者の応対を円滑に進めることができる。
図13は、図9に示すステップS134において、来訪者が要注意人物でないと判断された場合の処理を示すシーケンス図である。図9のステップS134において、来訪者が要注意人物でない場合には(ステップS134,No)図13のステップS150に進む。すなわち、受付管理装置30の接続先決定部301は、内線電話機13の接続先を受付端末10において選択された希望部署の一般応対電話機51に決定する(ステップS150)。次に、通話処理部302は、内線電話機13と希望部署の一般応対電話機51を接続し(ステップS151)、これにより、内線電話機13と希望部署の一般応対電話機51の通話が可能となる(ステップS152)。以上で、受付管理処理が完了する。
なお、本実施の形態においては、受付端末10、照合装置20および受付管理装置30は、ネットワーク2を介して接続するそれぞれ独立した装置であるが、受付端末10、照合装置20および受付管理装置30が備える機能が1または複数の装置により実現可能であればよく、装置の数および各装置が備える機能については実施の形態に限定されるものではない。例えば、受付端末10、照合装置20および受付管理装置30は一つの装置として設けられていてもよい。
1 受付管理システム
10 受付端末
20 照合装置
21 カメラ
30 受付管理装置
40 特別応対ユニット
41 特別応対電話機
42 特別応対装置
50 一般応対ユニット
51 一般応対電話機
52 一般応対装置
100 受付部
101 表示処理部
102 通話処理部
103 通信部
200 通信部
201 顔画像検出部
202 更新部
203 照合部
204 同伴者検出部
205 操作履歴管理部
206 存在時間計測部
210 登録画像記憶部
211 操作履歴記憶部
212 追跡情報記憶部
300 通信部
301 接続先決定部
302 通話処理部

Claims (8)

  1. 来訪者からの操作を受け付ける受付端末および来訪者を応対する応対者からの操作を受け付ける複数の応対端末と通信可能な受付管理システムであって、
    前記複数の応対端末のうち希望応対端末との接続要求であって、前記来訪者による前記受付端末の操作入力に応じて前記受付端末が受け付けた前記接続要求を前記受付端末から取得する接続要求取得部と、
    前記来訪者が予め登録された要注意人物であるか否かの照合結果を取得する照合結果取得部と、
    前記照合結果が前記来訪者が前記要注意人物であることを示す場合に、予め設定された前記応対端末である特別応対端末を前記受付端末の接続先として決定する接続先決定部と、
    前記接続先決定部により決定された前記接続先と前記受付端末とを通話可能に接続する通話処理部と、
    前記受付端末が前記接続要求に示される前記希望応対端末に接続したこと来訪者に通知する通知部と
    を備えることを特徴とする受付管理システム。
  2. 前記要注意人物の顔画像を登録画像として記憶する登録画像記憶部と、
    撮像装置により撮像された、前記受付端末の操作入力を行う前記来訪者の顔画像と前記登録画像とを比較することにより前記来訪者が前記要注意人物であるか否かを照合する照合部と
    をさらに備え、
    前記照合結果取得部は、前記照合部から前記照合結果を取得することを特徴とする請求項1に記載の受付管理システム。
  3. 前記登録画像記憶部は、前記要注意人物の前記顔画像と、前記要注意人物ではない通常来訪者の顔画像とを前記登録画像として記憶し、かつ各登録画像に対し、前記来訪者を識別する来訪者識別情報と、来訪者が前記要注意人物であるか否かを示す種別とを対応付けて記憶し、
    前記照合部は、前記要注意人物および前記通常来訪者の前記登録画像と、前記来訪者の前記顔画像とを比較することにより前記来訪者が前記要注意人物であるか否かを照合することを特徴とする請求項2に記載の受付管理システム。
  4. 前記照合結果が前記来訪者が前記要注意人物であることを示す場合に、前記撮像装置により撮像された撮像画像に基づいて、前記来訪者から所定範囲内のエリアに同伴者が存在するか否かを検出する同伴者検出部と、
    前記同伴者検出部により前記同伴者が検出された場合に、前記同伴者を識別する前記来訪者識別情報および前記同伴者の前記顔画像に対応付けて、前記同伴者が前記要注意人物であることを示す前記種別を前記登録画像記憶部に登録する登録部と
    をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の受付管理システム。
  5. 前記来訪者により前記受付端末への操作入力が行われた場合に、前記操作入力が行われた日時を含む操作受付情報を取得する操作受付情報取得部と、
    前記照合結果が前記来訪者が前記要注意人物でないことを示す場合に、前記照合部による前記照合結果と、前記操作受付情報取得部が取得した前記操作受付情報とに基づいて、所定期間中における当該来訪者による前記受付端末への操作入力回数をカウントする操作入力回数カウント部と、
    前記操作入力回数が回数閾値以上である場合に、前記来訪者を識別する前記来訪者識別情報および前記来訪者の前記顔画像に対応付けて、前記来訪者が前記要注意人物であることを示す前記種別を前記登録画像記憶部に登録する登録部と
    をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の受付管理システム。
  6. 前記照合結果が前記来訪者が前記要注意人物でないことを示す場合に、前記撮像装置により撮像された撮像画像に基づいて、前記来訪者が所定エリアに存在する存在時間を計測する存在時間計測部と、
    前記存在時間が時間閾値以上である場合に、前記来訪者を識別する前記来訪者識別情報および前記来訪者の前記顔画像に対応付けて、前記来訪者が前記要注意人物であることを示す前記種別を前記登録画像記憶部に登録する登録部と
    をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の受付管理システム。
  7. 前記照合結果が前記来訪者が前記要注意人物であることを示す場合に、前記来訪者の前記顔画像を表示部に表示させる表示処理部と、
    管理者から、前記表示部に表示されている前記顔画像が前記要注意人物の顔画像でないことを示すキャンセル通知の入力を受け付ける受付部と、
    前記受付部が前記キャンセル通知を受け付けた場合に、前記来訪者を識別する前記来訪者識別情報および前記来訪者の前記顔画像に対応付けて、前記来訪者が前記要注意人物でないことを示す前記種別を前記登録画像記憶部に登録する登録部と
    をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の受付管理システム。
  8. 来訪者からの操作を受け付ける受付端末および来訪者を応対する応対者からの操作を受け付ける複数の応対端末と通信可能な受付管理装置で実行される受付管理方法であって、
    前記複数の応対端末のうち希望応対端末との接続要求であって、前記来訪者による前記受付端末の操作入力に応じて前記受付端末が受け付けた前記接続要求を前記受付端末から取得する接続要求取得ステップと、
    前記来訪者が予め登録された要注意人物であるか否かの照合結果を取得する照合結果取得ステップと、
    前記照合結果が前記来訪者が前記要注意人物であることを示す場合に、予め設定された前記応対端末である特別応対端末を前記受付端末の接続先として決定する接続先決定ステップと、
    前記接続先決定ステップにおいて決定された前記接続先と前記受付端末とを通話可能に接続する通話処理ステップと、
    前記受付端末が前記接続要求に示される前記希望応対端末に接続したこと来訪者に通知する通知ステップと
    を含むことを特徴とする受付管理方法。
JP2012082321A 2012-03-30 2012-03-30 受付管理システムおよび受付管理方法 Active JP5847634B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012082321A JP5847634B2 (ja) 2012-03-30 2012-03-30 受付管理システムおよび受付管理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012082321A JP5847634B2 (ja) 2012-03-30 2012-03-30 受付管理システムおよび受付管理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013211801A JP2013211801A (ja) 2013-10-10
JP5847634B2 true JP5847634B2 (ja) 2016-01-27

Family

ID=49529263

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012082321A Active JP5847634B2 (ja) 2012-03-30 2012-03-30 受付管理システムおよび受付管理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5847634B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6589736B2 (ja) * 2016-04-28 2019-10-16 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 監視システム
JP6587594B2 (ja) * 2016-10-27 2019-10-09 トヨタホーム株式会社 顔認証防犯システム
JP2020005149A (ja) * 2018-06-28 2020-01-09 パナソニックIpマネジメント株式会社 インターホンシステム、情報端末、情報表示方法およびプログラム

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004336267A (ja) * 2003-05-06 2004-11-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 呼び出し応対装置、インターホン装置および電話装置
JP2005218054A (ja) * 2004-02-02 2005-08-11 Ntt Docomo Inc ドアホンシステム
JP4592383B2 (ja) * 2004-10-25 2010-12-01 三菱電機株式会社 不審者通報システム
JP2006318065A (ja) * 2005-05-10 2006-11-24 Honda Motor Co Ltd 顧客対応支援システム、顧客対応支援方法及び顧客対応支援プログラム
JP4847169B2 (ja) * 2006-03-27 2011-12-28 アイホン株式会社 顔認証インターホンシステム
JP5111339B2 (ja) * 2008-11-14 2013-01-09 株式会社野村総合研究所 訪問応対支援システム、訪問応対支援方法
JP2010226541A (ja) * 2009-03-25 2010-10-07 Brother Ind Ltd 応対装置、来訪者応対方法、来訪者応対制御プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013211801A (ja) 2013-10-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7405200B2 (ja) 人物検出システム
US20160249194A1 (en) Mobile terminal device, call-to-action system, call-to-action method, call-to-action program, and safety verification system
JP5847634B2 (ja) 受付管理システムおよび受付管理方法
US11615177B2 (en) Information processing system, information processing device, control method, and storage medium
CN112767585A (zh) 通行检测方法及装置、电子设备及计算机可读存储介质
JP2020119066A (ja) 情報処理装置、判定方法、およびプログラム
JP5959120B2 (ja) エレベータ表示システム、およびこれに利用するコンテンツ管理サーバ
JP2019050496A (ja) 応答制御装置、制御方法、制御プログラム、および、記録媒体
KR101988639B1 (ko) 음식점 예약 시스템 및 방법
US20190122228A1 (en) Examination device
WO2021176593A1 (ja) 滞在管理装置、滞在管理方法、プログラムが格納された非一時的なコンピュータ可読媒体、及び滞在管理システム
US20220286513A1 (en) Service request information transfer system and method
JP2013050770A (ja) 金融取引システム
US20230095529A1 (en) Visit assistance apparatus, visit assistance method, and non-transitory computerreadable medium storing program
JP2010098598A (ja) ドアホン装置、ドアホン装置における各手段として機能させるためのプログラム、ドアホンシステム及びドアホン装置の情報処理方法
CN111667664B (zh) 迷路儿童预防支援系统
CN113095155A (zh) 入住管理方法、装置、系统及计算机可读存储介质
JP2016009309A (ja) サービス支援装置、サービス支援方法及びプログラム
JP2007214650A (ja) 集合住宅のドアフォンシステム及びドアフォンシステムの管理サーバ
JP6613502B1 (ja) 顔認識による来店者検証システム及び顔認識による来店者検証プログラム
US10970988B2 (en) Information processing apparatus, information processing system, method, and program
JP2006155402A (ja) セキュリティシステム
WO2022137300A1 (ja) 情報処理装置、安否確認システム、安否確認方法及び非一時的なコンピュータ可読媒体
WO2022064990A1 (ja) 管理システム、管理装置およびプログラム
KR102014297B1 (ko) 아동관리용 건물의 실내 위치추적 시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150305

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150925

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150929

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151022

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151117

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151125

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5847634

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250