JP2009003763A - 無人受付システム - Google Patents

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保 中岡
Atsushi Tanaka
田中  敦
Kyoichi Okada
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Abstract

【課題】オフィスの受付だけでなく、テナントビル及びホテル等の各フロアで利用可能とし、さらに入館申請を行う。
【解決手段】構内LAN設備で各フロアに設置の無人受付装置、データ管理装置、交換機を接続し、データ管理装置に各種情報を保持し、各無人受付装置よりデータ管理装置が保持する情報を設置状況に合わせて選択することを可能とし、さらに訪問先のパソコンと連携して訪問者が保持する非接触ICカード等を入館証の代わりとして入退室管理システムに入館申請を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、オフィスビル、テナントビル等のエントランス又フロアに設置する無人受付装置からなる無人受付システムに関する。
オフィスの受付の無人化として、タッチパネルディスプレイ、コンピュータ、通話装置(アナログ電話機、IP電話機等)を最小構成とする無人受付システムが存在する。訪問者は、タッチパネルディスプレイに表示された所定の情報(従業員一覧、部署一覧、業務一覧等)より訪問先を検索し、訪問先の表示されている個所にタッチすることにより訪問先へ電話発信を行い訪問先と通話することができ、受付業務の省力化を実現する。
さらに、音声によるナレーション機能により訪問者の操作をサポートする無人受付システム、カメラと連動して訪問先のパソコン画面等に訪問者の画像を送信するシステム等が存在する。また、前記所定情報の更新を社内LAN経由で遠隔より行うシステムも存在する。
特開2000−113045号公報 特開2003−67528号公報
現在オフィスで利用されている無人受付システムは、ビルのエントランス内の受付カウンターに設置されており、受付譲の代わりに訪問者が無人受付システムを操作して訪問先社員への来訪通知に利用されている。訪問先社員が受付カウンターまで迎えに行く場合もあるが、訪問者がエレベータ等を利用して訪問先フロアまで出向く場合もある。
しかし、近年セキュリティの関心が強く、フロア及び部屋の入り口にセキュリティゲート又はオートロックドア(以後 セキュリティゲート等と記載する)が設置されている場合が多く訪問者が入室できない場合があり、入り口に設置された電話機及び内線電話一覧表で呼び出しをするケースがあるが、内線電話一覧表は個人情報保護の観点より不特定の人に見られることが問題視されている。
特許文献1において、大規模事業所や研究開発施設向けの総合受付装置及び部門受付装置の発明の開示があるが、企業のオフィス等の受付以外のフロア向けの無人受付装置の発明は無い。さらに、テナントビル、ホテル向けの無人受付装置も無い。
現在の無人受付システムでは、頻繁に訪問する訪問者は訪問するたびに同じ操作をして訪問先社員を検索し、電話発信をする必要がある。一部の無人受付システムでは、内線電話番号で発信する機能があり、頻繁に訪問する訪問者は内線番号より電話発信している場合があり、訪問者に内線番号が漏れており個人情報保護の観点から問題視されている。
セキュリティゲート等の導入により、訪問者が訪問先に出入りができないため、訪問先社員が不在の場合に自身の名刺を訪問先社員の机等に置いて訪問したことを通知することが出来ない。また、訪問者を入館させるためには、入館証の手渡し又は訪問先社員がわざわざ受付まで出迎える必要がある。
現在の無人受付システムは、訪問先の選択が1訪問先だけであり、複数訪問先に訪問通知をしたい場合に一々掛けなおさなければならない。
上記課題を解決するために、本願請求項1記載の発明は、セキュリティゲート等が設置されているオフィスの各フロアに設置している呼び出し用の電話機及び内線電話一覧表を無人受付装置に置き換えることにより内線電話一覧表設置による個人情報漏洩を解消する。内線電話一覧表は、一般的に社員名と内線番号が対になっており、個人情報の観点から部外者には見えないようにする必要がある。
オフィスに複数の無人受付装置を設置した場合に、無人受付装置の各種のオフィス情報の管理が大変となる。現状の無人受付システムでは複数の無人受付装置を管理する機能が無く、無人受付装置ごとにオフィス情報を登録する必要があり、オフィス情報を重複して登録しないといけない場合がある。例えば、1Fエントランス受付に設置する無人受付装置は全社の従業員情報が必要であるが、各階に設置する無人受付装置は該当する階の従業員情報だけを登録する必要がある。また、従業員が異動でフロアを代わると異動前のフロアに設置されている無人受付装置の従業員情報から異動者の情報を削除し、異動先のフロアに設置されている無人受付装置の従業員情報に異動者の情報を登録しないといけない。
本発明では、各フロアに設置する無人受付装置を屋内LAN(Local Area Network)等のネットワークに接続し、オフィス情報の一元管理のためデータ管理装置(コンピュータ等)を屋内LANに接続し、全体のオフィス情報にフロア情報を関連付けしてデータ管理装置に保存し、各フロアに設置する無人受付装置へのオフィス情報の登録を、前記フロア情報より全体のオフィス情報から抽出し、屋内LAN経由でデータ管理装置より送信することにより各フロアに設置する無人受付装置のオフィス情報の管理を容易にする。
本願請求項2記載の発明は、オフィスの各フロアに無人受付装置を設置した場合に、訪問者が1Fエントランス内設置の無人受付装置により、訪問先社員へ来訪の通知を行った後、訪問先のフロアへエレベータ等で行きフロアに設置している無人受付装置で再度来訪を通知する場合に、1Fエントランス内設置の無人受付装置より、訪問先フロアに設置している無人受付装置に訪問先社員情報を通知し、訪問先フロアの無人受付装置の画面に予め通知を受けた社員情報を表示し、訪問者が画面に表示された社員情報をタッチすることにより電話発信をすることにより、訪問者が訪問先フロアに設置されている無人受付装置において、再度訪問先社員を検索する手間を省くことができる。
本願請求項3記載の発明は、オフィスのフロアに設置する無人受付装置だけでなく、テナントビル、ホテル等のフロアにも設置することができる無人受付システムを提供する。従来の無人受付システムは、オフィスの受付の無人化を目的としており、訪問先を検索する方法としては、部署一覧からの検索、社員名による検索、業務内容からの検索等であり、訪問先検索以外の機能としては、総合受付、内線番号による呼び出し、フロア案内、地域案内、タクシー呼び出し等の機能を持つものがある。待機画面としてはメニュー画面や風景等の画像を表示していることが多い。
しかし、フロアに設置する無人受付装置の場合は、上記の情報(部署情報、従業員情報、業務情報、フロア案内情報、地域案内情報、タクシー会社情報)では充分ではない。そこで本発明では、上記情報だけでなく、各情報(テナント情報、部署情報、従業員情報、業務情報、フロア案内情報、イベント情報、会議室情報、広告情報、連絡情報、ウェルカム情報、待機画像情報、総合受付情報、内線電話番号情報、タクシー会社情報、地域案内情報等から少なくとも一つの情報を含む)を用意し、設置されるフロアのニーズに対応するようにした。テナント情報は、テナントビル等に入居している企業及び店舗等の情報であり、イベント情報はホテル等のイベント会場等のフロアに設置して、各種イベントの情報を提供する。また、会議室情報はフロアの設置されている会議室の利用状況を提供する。広告情報は、自社商品の案内や入居している店舗の案内等各種広告を切替ながら表示する。連絡情報は、企業内の社員等への連絡事項を表示し、ウェルカム情報は、お客様の訪問に先立ちお客様への案内情報を表示する。
設置するフロアによって、上記全ての情報が必要ではないため無人受付装置別に表示する情報を選択することができる。さらに、待機画面において、用途に合わせて表示する情報の中から特定の情報を待機画面として選択することができる。設置する場所によっては、待機画面として風景画像等を表示するより他の情報を表示することが望まれる場合があるため選択できるようにした。
本願請求項4記載の発明は、従来ホテル等においてお客様の利用意見を記載する「お客様の声」等のアンケート用紙がフロアに設置されている場合があるが、本発明ではフロアに設置した無人受付装置において音声で登録ことを可能とする。無人受付装置に録音機能を付加し、所定の操作でお客様が無人受付装置のマイクに入力することができる。アンケート用紙と違って、入力が容易であり又声の抑揚でお客様の感情を読むことができる。
本願請求項5記載の発明は、無人受付装置の人検知センサーを不正侵入者の検知に利用する。夜間等において、無人受付装置を夜間モードにすることにより、人検知センサーの感度をあげることができる。不正侵入者を検知した場合には、所定の方法(電話発信、メール送信等)で通報する。無人受付装置は部屋の前やエレベータホール前等の出入りの多い場所に設置される場合が多いため有効である。
本願請求項6記載の発明は、頻繁に出入りを行う訪問者において、これまでの無人受付装置では一々訪問先を検索する必要があったが、一度電話発信を行った場合に、所持する非接触IC内蔵のカード又は携帯電話(以後 非接触ICカード等と記載する)を無人受付装置の非接触ICカードリーダで読み込ませることにより、読み込んだ非接触IC情報と発信情報を紐付けして保存し、次回訪問時には、所持する非接触ICカード等を非接触ICカードリーダにかざすことにより、発信先履歴を画面に表示し、表示された発信先情報にタッチすることにより、電話発信を行うことができる。
本願請求項7記載の発明は、訪問したが訪問先が不在、他へ通話中で通話ができない場合に訪問した情報を残すことができる。画面より訪問用件及び、訪問者名、訪問者企業等の訪問者情報を画面より入力することができる。また、無人受付装置が保持する近距離、短距離通信手段である非接触IC、Bluetooth(エリクソン社の商標)、赤外線通信等を利用して、携帯電話、PDA等からvCard等の電子名刺の所定フォーマットの電子名刺データ受信することが可能であり、上記、訪問者情報を入力する代わりに電子名刺を送信することができる。
本願請求項8記載の発明は、受付場所で入館カード(非接触IC内蔵カード、磁気カード等)を受領した訪問者が、エントランス及びフロアに設置されている無人受付装置より訪問先に来訪を告げる場合に、無人受付装置のカードリーダ装置で入館カードを読み込ませると、屋内LAN等に設置されている入館管理サーバへ接続し、セキュリティ情報を取得して、タッチパネルディスプレイに表示する情報を制限する。入館管理サーバを設置せず、入館カード内にセキュリティ情報を保持してもよい。
テナントビル等の場合に訪問先の企業情報のみ表示したり、訪問先のフロア情報のみを表示したり、会社の組織情報のみ表示し、社員名の表示を制限する等を実施し、訪問者に開示する情報を制限すると同時に関係のない企業等への発信を制限する。
本願請求項9記載の発明は、訪問先を複数選択して、選択先に電話発信を行い同時通話を行うことができる。複数の訪問先に訪問する用件がある場合に、来訪通知を同時に実施し、訪問する順番を協議して実施することができる。また、簡単な打ち合わせの場合は、無人受付装置で電話会議を行うことができ便利である。
本願請求項10記載の発明は、非接触IC等により入退出管理を行うセキュリティゲート等を利用した入退出管理システムと連携して、訪問者が保持する非接触ICカード等で一時的にセキュリティゲート等の開閉を許可する入館手続きを行うことを目的としており、訪問者が無人受付装置で訪問先に来訪を告げ、訪問者が無人受付装置の非接触ICカードリーダー装置に手持ちの非接触ICカード等をかざすことにより、予め訪問先電話番号で紐付けしているパソコン情報(IPアドレス等)より訪問先社員のパソコン画面へ入館手続き申請画面を表示し、所定の入力を行った後、入退出管理システムへ訪問者の非接触IC情報と入館申請情報を送信する。
本発明の無人受付システムは、従来のオフィスの受付嬢の代わりとして、訪問先への電話発信を行うだけでなく、セキュリティゲート等を管理する入退室管理システムとの連携を
を行い訪問者が保持する非接触ICカード等を一時的な入館証の代わりとして訪問先社員が申請することができ、従来の入館証の発行及び訪問先社員等が一々訪問者を出迎えに行く必要がなくなる。
また、本発明の無人受付システムは、オフィスの受付に無人受付装置を設置するだけでなく、オフィス、テナントビル、ホテル等の各フロア又は各部屋の入り口部分等に設置することが可能にするために、従来の部署情報、従業員情報、業務情報だけでなく各種情報(テナント情報、部署情報、従業員情報、業務情報、フロア案内情報、イベント情報、会議室情報、広告情報、連絡情報、ウェルカム情報、待機画像情報、総合受付情報、内線電話番号情報、タクシー会社情報、地域案内情報等から少なくとも一つの情報を含む)より各設置場所に必要な情報を選択して登録することができる。
複数の無人受付装置を設置した場合に、情報管理が大変となるが、複数の無人受付装置内の各種情報を一元的に管理するためにデータ管理装置を設置し屋内LANで各フロア等に設置した無人受付装置と接続することにより、各情報の変更をデータ管理装置で変更すれば、接続されているすべての無人受付装置に反映することができる。
さらに、新規機能としてテナントビル及びホテル等に紙で設置されているお客様の声等を直接無人受付装置の録音機能で登録することができる。また、頻繁に訪問されるお客様のために、過去訪問先履歴をお客様が保持する非接触ICカード等の非接触IC情報をキーとして保存し、非接触ICカード等をかざすだけで過去訪問先履歴をタッチパネルディスプレイに表示し、電話発信をすることが可能であり、訪問先を一々選択しなくてもよい。
また、訪問先が不在等に訪問した情報を電子名刺データ等で残す機能、複数訪問先を同時に選択して同時通話する機能があり、訪問者への便益を図っている。
本発明の無人受付システムの実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の全体構成図である。オフィス、テナントビル、ホテル等の各フロアに無人受付装置1を設置し、屋内LAN設備8で交換機5とデータ管理装置6に接続されている。訪問先社員の手元にあるパソコン3及び電話機4も同じく屋内LAN設備8に接続されている。図1の電話機4及び交換機5は、IP交換設備を記載しているがアナログ交換設備でも可能であり、アナログ交換設備の場合には、無人受付装置1の電話制御部19とアナログ交換機5及びアナログ電話機4を別途回線接続することにより実現する。
次に、入退室管理システムは、セキュリティゲート又はオートロックドア(以後、セキュリティゲート等と記載する)2及びカードリーダ装置9が屋内LAN設備8経由で入退室管理装置7に接続されている。図1では、カードリーダ装置9を記載しているが、声紋、指紋、網膜、虹彩等によって個人を識別するバイオメトリクス認証を利用してもよい。入室する場合には、カードリーダ装置9に入館証等のカードを読み取らせ、読み取ったカード情報をカードリーダ装置9が入退室管理装置7へ送信し、入退室管理装置7で入室許可を判断し、セキュリティゲート等2へゲートの開閉を指示する。
図2は、無人受付装置1の外観図の一例であり、装置の正面部分にはタッチパネルディスプレイ11、非接触ICカードリーダ12、近距離通信(bluetooth(エリクソン社の商標)、赤外線)用リーダ13、ハンドセット14、スピーカ15、マイク16、人検知センサー17を配置しており、訪問者はスピーカ15から流れるナレーションにしたがって、タッチパネルディスプレイ11より、訪問先を検索し、電話発信を行い、ハンドセット14で訪問先社員等と通話することができる。図2では、ハンドセット14を記載しているが、ハンドセット14を無くしスピーカ15、マイク16を利用して通話する構成にしてもよい。
図3は、無人受付装置1の機能ブロック図である。タッチパネルディスプレイ1、非接触IC読み取り部(非接触ICカード用リーダ)12、bluetooth(エリクソン社の商標)読取り部21及び赤外線読取り部22及び近距離通信部20から構成する近距離通信(bluetooth(エリクソン社の商標)、赤外線)用リーダ13、人検知部(人検知センサー)17、電話制御を行う電話制御部19とハンドセット14、LAN用I/F25、スピーカ15及びマイク16を制御する音響制御部24、プログラム及びデータを記録する記録部23が制御部18に接続されている。
次に、無人受付装置1の表示設定に関して説明する。図1において、各フロアに設置された無人受付装置1は、屋内LAN設備8経由でデータ管理装置6に接続されている。データ管理装置6は、屋内の全無人受付装置1のデータを一元的に管理しており、データ管理装置6より、各フロアの無人受付装置1にデータを提供する。データの登録は、屋内LAN設備8に接続されているパソコン3より登録する。テナントビル等では、複数の企業が
入居している場合があり、各企業は自社の情報をデータ管理装置6に登録する。
登録されたデータを無人受付装置1に表示する場合に、設置されている場所により表示データを選択することができる。設置されているフロアの状況に合わせるためである。テナントビルでは、各フロアに複数の企業が入居していることが多く、入居企業の情報を表示する要求がある。これまでの無人受付装置では、表示する情報が画一的であり、組織情報、社員情報、業務情報を表示しており、複数の企業が入居するテナントビル等には不向きであった。
さらに、ホテルのフロアやイベント会場等への無人受付装置の設置は、現在皆無である。本発明は、各設置場所に対応するために、各種の情報を入力することが可能であり、図5は無人受付装置1の表示設定画面の一例であるが、無人受付装置1ごとに装置NOを設定し、設定されている無人受付装置NOを入力して、各種情報の表示選択をYes、No欄にチュックすることにより、表示する情報の選択を行うことができる。Yesを選択した表示項目がメニュー項目となる。また、待機画面も選択により変更することができる。なお、各表示情報は、設置場所NOをキーとして紐付けして保存しており、無人受付装置NOと設置場所NOを入力することにより、設置場所に関連する各種情報を無人受付装置1に表示することができる。
次に、訪問者の本発明の操作について図4に沿って説明する。訪問者が1Fエントランスに到着すると、1Fエントランスに設置の無人受付装置1のタッチパネルディスプレイ11を利用して訪問先を検索する(S2)。該当する訪問先を見つけたら、電話発信を行い訪問先社員に来訪を通知する(S3)。訪問先社員は、状況にあわせて入館申請を行うかどうかを決定する(S4)。
入館申請は、例えば訪問者が非接触ICカード等を保持しない場合にはできない。また、入退室管理システムと本発明の無人受付システムと連携されていない場合も行うことができない。その場合は、訪問先社員等が1Fエントランスに出向くこととなる。
入館申請を行う場合は、訪問者が保持する非接触ICカード等の非接触IC情報が必要であり、スピーカ15から流れるナレーションにしたがって無人受付装置1の非接触ICカード用リーダ12に保持する非接触ICカード等をかざして情報を読み取る(S5)。
無人受付装置1は、訪問先社員のパソコンへ読み取った非接触IC情報を送信するため送り先パソコン情報をデータ管理装置6へ問い合わせる(S6)。データ管理装置6は、訪問先の電話番号(内線電話番号を含む)と利用しているパソコンのIP(Internet Protocol)アドレスを紐付けして保持しており、無人受付装置1から問合わせ時に送られてくる訪問先電話番号より該当するパソコンのIPアドレスをかえす。
受け取ったIPアドレスより、無人受付装置1は、該当するパソコン3と屋内LAN8経由で通信を開始し、読み取った非接触IC情報を送信する(S7)。無人受付装置1より直接パソコン3にデータを送信するのではなく、データ管理装置6が中継サーバとして訪問先のパソコン3に非接触IC情報を送信してもよい。
訪問先社員のパソコン3は、非接触IC情報を受信し入館申請画面を表示する(S8)。図6は入退室管理システムへ入館申請をする画面の一例である。データ管理装置6には入居している企業、テナント等の社員情報が保存されており、内線電話番号で紐付けされている。入館申請画面内の申請者は、訪問先社員であり、訪問先社員の会社名、部署名、内線電話番号及び受信した非接触IC情報を最初に表示する。訪問先社員は、訪問者情報として、訪問者名、訪問者会社名、訪問人数、訪問時間、訪問目的を入力し入館申請ボタンを押す(S9)。
訪問先社員のパソコン3より、入力された入館申請情報及び訪問者の非接触IC情報を入退室管理装置7へ送信する(S10)。入退室管理装置は入力情報をチェックしOKの場合は、訪問先社員のパソコン3へ申請受諾のメッセージを送信する。さらに、訪問経路にある各セキュリティゲート又オートロックドア2へ訪問者の非接触IC情報を送信し入室を許可する(S11)。上記により、訪問者の非接触ICカード等を一時的に入館証の代わりとして利用することができる。さらに、入館申請を訪問先の社員等が来訪時に行うことができ、これまでの守衛室等で行っていた入館申請を無くすことができる。
その他の機能として、訪問者の発信履歴を保存する。訪問者は、無人受付装置1の非接触ICカード用リーダ12に保持している非接触ICカード等を読み込ませることにより、これまでの発信履歴をタッチパネルディスプレイ11に表示し、該当する訪問先を選ぶことで電話発信をすることができる。訪問履歴を保存する操作は、タッチパネルディスプレイ11より訪問先を選択し、発信を行ったあと、非接触ICカード用リーダ12に保持している非接触ICカード等を読み込ませることにより、訪問者の非接触IC情報と訪問先電話番号等の情報を紐付けして保存する。
次に、訪問者が無人受付装置1に伝言メモを残すことができる。訪問先が不在等に有効である。図7は訪問者伝言メモ画面の一例である。訪問者が、無人受付装置1にて訪問先へ電話発信を行った時に、呼び出しを行ったが繋がらない場合に、ナレーションに沿って訪問者伝言メモ画面を呼び出し所定の入力を行う。訪問者名、訪問者会社名、訪問者電話番号等の入力を簡略化するため、所定の電子名刺を無人受付装置1の非接触ICカード用リーダ12又は近距離通信用リーダ13に送信することができる。電子名刺のフォーマットとしては、例えば標準化団体IETFが作成しているvCard等がある。
入力された伝言メモは、無人受付装置1より、訪問先に所定の手順(電子メール、電話発信等)で通知し、手元のパソコン3等より、伝言メモを見ることができる。
次に、訪問者が無人受付装置1を操作する場合に、表示内容を制限する機能について説明する。訪問者が守衛室又は受付等で入館カードを受領し、無人受付装置1で入館カードを読み込ませて、読み込んだ内容によりでタッチパネルディスプレイ1に表示する内容を制限する。表示制限としては、例えば訪問先企業情報のみ表示する等を実施する。個人情報保護の観点より社員情報を安易に表示することを避けたい企業において有効である。入館カードは、非接触ICカードだけでなく、磁気カード、バーコード等が記載されているカードでもよい。無人受付装置1に該当する入館カードを読み込むことができるリーダ装置を増設することにより実現できる。
次に、無人受付装置1において、複数通話を可能とする。タッチパネルディスプレイ11において複数訪問先を選択し、電話発信を行う。無人受付装置1内の電話制御部19より選択されたい訪問先に順次発信し、同時通話を開始する。複数の訪問先に来訪を通知するときに、一々かけ直すことなく来訪を通知することができる。複数の訪問先と同時通話することにより、訪問順序を話し合うことができ、訪問先社員としては、訪問者がどこにいるかわかって安心である。
次に、無人受付装置1において、お客様の声を登録可能とする。現在ホテル及びイベント会場等において、お客様の声をアンケート用紙の形で設置しているが、本機能で代用する。無人受付装置1をホテル及びイベント会場フロア等に設置する場合に、有用である。
図8は、お客様の声入力画面の一例である。お客様に聞きたいアンケート項目を一覧で表示し、画面の「はい」、「いいえ」をタッチしていただく。その他お気づきの点、苦情等は、音声で録音することができる。本機能により、従来のお客様の声の用紙を準備する必要が無く、わざわざ回収する手間も必要ない。屋内LAN経由で定期的に情報を収集することにより、お客様の要望又苦情を瞬時に対応することが可能となる。
最後に、無人受付装置1の人検知センサー17を防犯に利用する。昼間等は人検知センサー17の感度を1,2m以内で反応するようにしているが、夜間モードの場合は、感度を最大にする。夜間モードの設定は、屋内LAN上8に、新たに監視サーバを設置してもよいし、入退室管理装置7に機能を追加してもよい。夜間モード時に、人検知センサー17が反応した場合は、電話発信又電子メール通知で連絡を行う。無人受付装置1は、各フロアーの人の出入りの多い場所に設置されることが多く、ビルの防犯の一助となる。外部からの侵入だけでなく、テナントビル等では、該当するフロア以外のテナント社員が不正の目的で侵入する場合に、該当フロアの無人受付装置1を夜間モードにすることにより、監視することができる。
本発明により、無人受付システムをオフィスの受付だけでなくテナントビル、ホテル等の各フロアで利用することができる。さらに、準備する情報を変更することにより、KISOK端末等の情報端末の機能を強化することができる。従来の情報端末は、情報を検索するだけであったが、無人受付装置を利用することにより、問い合わせ等をハンドセットで行うことができる。
さらに、無人受付装置のプログラムを変更することにより、従来の発券機に電話発信部分を付加することが可能となり、発券機でのトラブルに対して利用者がハンドセットで問い合わせをすることができる。
本発明の実施例を示した全体構成図である。 本発明の無人受付装置の外観図に一例である。 本発明の無人受付装置の機能ブロック図である。 入退室管理システムへ申請を行うフロー図である。 無人受付装置の表示設定を行う画面図の一例である。 入退室管理システムへ申請を行う画面図の一例である。 無人受付装置における訪問者伝言メモ画面の一例である。 無人受付装置におけるお客様の声入力画面の一例である。
符号の説明
1 無人受付装置
2 セキュリティゲート又はオートロックドア
3 パソコン
4 電話機(IP電話機、アナログ電話機)
5 交換機(IP-PBX、アナログ交換機)
6 データ管理装置
7 入退室管理装置
8 屋内LAN設備
9 カードリーダ装置
11 タッチパネルディスプレイ
12 非接触IC読取り部(非接触ICカード用リーダ)
13 近距離通信(bluetooth(エリクソン社の商標)、赤外線)用リーダ
14 ハンドセット
15 スピーカ
16 マイク
17 人検知部(人検知センサー)
18 制御部
19 電話制御部
20 近距離通信部
21 bluetooth(エリクソン社の商標)読み取り部
22 赤外線読み取り部
23 記憶部
24 音響制御部
25 LAN用インターフェース
26 ソフトキーボード又はあいうえお入力部

Claims (10)

  1. 少なくともタッチパネルディスプレイ、コンピュータ装置及び通話制御装置からなる無人受付装置において、複数の無人受付装置及びデータ管理装置をネットワークで接続し、データ管理装置にオフィス情報を一元的に管理し、無人受付装置の設置するフロア別にデータ管理装置よりオフィス情報を選択する手段及び選択したオフィス情報を該当する無人受付装置へ送信する手段を保持し、無人受付装置が設置されたフロア別にオフィス情報を画面に表示することを特徴とする無人受付システム。
  2. 少なくともタッチパネルディスプレイ、コンピュータ装置及び通話制御装置からなる無人受付装置において、複数の無人受付装置をネットワークで接続し、オフィスのエントランス部分に設置した無人受付装置で、訪問者が訪問先に発信した場合に、エントランス部分に設置した無人受付装置より訪問先のフロアに設置した無人受付装置に発信した訪問先情報を通知し、訪問先のフロアに設置した無人受付装置の画面に訪問先情報を表示し、訪問者が表示された訪問先情報をタッチすることで訪問先へ電話発信することを特徴とする無人受付システム。
  3. 少なくともタッチパネルディスプレイ、コンピュータ装置及び通話制御装置からなる無人受付装置において、タッチパネルディスプレイに表示する情報(テナント情報、部署情報、従業員情報、業務情報、フロア案内情報、イベント情報、会議室情報、広告情報、連絡情報、ウェルカム情報、待機画像情報、総合受付情報、内線電話番号情報、タクシー会社情報、地域案内情報等から少なくとも一つの情報を含む)において表示する情報を選択する手段と待機画面として前記情報より選択することを特徴とする無人受付システム。
  4. 少なくともタッチパネルディスプレイ、コンピュータ装置及び通話制御装置からなる無人受付装置において、お客様の声として訪問者が所定の手順により音声を録音することを特徴とする録音手段を保持する無人受付システム。
  5. 少なくともタッチパネルディスプレイ、コンピュータ装置、人検知センサー装置及び通話制御装置からなる無人受付装置において、夜間モード時に人検知センサー感度を変更する手段、夜間モード時に人検知センサーにより検知した場合に通報する手段を保持することを特徴とする無人受付システム。
  6. 少なくともタッチパネルディスプレイ、コンピュータ装置、非接触ICカードリーダ装置及び通話制御装置からなる無人受付装置において、非接触ICを内蔵するカード又は携帯端末等により前記非接触ICカードリーダ装置で読み取ることにより過去訪問先への発信履歴をタッチパネルディスプレイへ表示し、表示された過去訪問先をタッチすることにより発信することを特徴とする無人受付システム。
  7. 少なくともタッチパネルディスプレイ、コンピュータ装置、通信装置(非接触ICカードリーダ、近距離無線通信等)及び通話制御装置からなる無人受付装置において、訪問先が不在又は通話できない場合に、タッチパネルディスプレイ上に訪問要件を入力する画面を表示する手段及び前記通信装置と通信する機能を持つ携帯端末等から所定のデータフォーマットの電子名刺データを受信する手段を保持することを特徴とする無人受付システム。
  8. 少なくともタッチパネルディスプレイ、コンピュータ装置、カードリーダ装置及び通話制御装置からなる無人受付装置において、受付等で渡される入館カードを前記カードリーダ装置に読み込ますことにより、表示情報を制限する手段を保持することを特徴とする無人受付システム。
  9. 少なくともタッチパネルディスプレイ、コンピュータ装置及び通話制御装置からなる無人受付装置において、複数の訪問先を選択する手段を保持し、選択された訪問先と同時通話することができることを特徴とする無人受付システム。
  10. 少なくともタッチパネルディスプレイ、コンピュータ装置、非接触ICカードリーダ装置及び通話制御装置からなる無人受付装置において、訪問者が保持する非接触ICを内蔵するカード又は携帯端末等により前記非接触ICカードリーダ装置で情報を読み取り、訪問先を選択し訪問先へ電話発信する時に、予め訪問先電話番号と紐付けしている訪問先社員が利用するパソコンへ前記非接触ICカードリーダ装置で読み込んだ非接触IC情報を転送して前記パソコン画面に入館手続き画面を表示し、入館手続きを入力することにより、訪問者が保持する非接触ICを内蔵するカード又は携帯端末等で館内のゲート装置の開錠を許可することを特徴とする無人受付システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011197909A (ja) * 2010-03-18 2011-10-06 Denso Wave Inc 通行管理システム
US9985942B2 (en) 2012-07-30 2018-05-29 Weckey Portable sign-in service

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