JP7098030B1 - 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及び情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】施設の利用者の人数を推定することが可能な情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供する。【解決手段】情報処理装置は、施設で使用される水の水流に関する水流情報を受け付ける受付部と、受付部によって受け付ける水流情報に基づいて、施設を利用した人の人数を推定する推定部と、を備える。この場合、一例として、推定部は、水流情報が水の使用を検知したことを示す検知情報を含む場合、検知情報に基づく検知の回数に応じて人数を推定してもよい。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及び情報処理プログラムに関する。
従来から、公衆トイレ等の種々のトイレの利用人数を取得することが望まれている。これは、例えば、トイレの利用人数が想定よりも多い場合には、トイレの増設等を行う場合があるからである。トイレの利用人数を取得する場合、例えば、トイレにセンサ等を配置し、センサの検知結果に基づいてトイレの利用人数を取得することがある。
特許文献1に記載されるシステムは、トイレに人感センサを配置している。その人感センサは、赤外線等により人が所定の距離内に近づいたことを検知する。そのシステムは、人感センサが人物を検知した回数をトイレの利用者の人数として計数している。
特開2019-027278号公報
ところで、近年は、トイレの利用者のプライバシ保護等の観点から、トイレの利用者から見える位置にセンサを配置することを抑制することがある。このため、従来のように、トイレにセンサを配置して、そのセンサの検知結果に基づいてトイレの利用者の人数を取得することができない可能性がある。
本発明は、施設の利用者の人数を推定することが可能な情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供する。
一態様の情報処理装置は、施設で使用される水の水流に関する水流情報を受け付ける受付部と、受付部によって受け付ける水流情報に基づいて、施設を利用した人の人数を推定する推定部と、を備える。
一態様によれば、施設で使用される水の水流に関する水流情報に基づいて、施設を利用した人の人数を推定することができる。
一実施形態に係る情報処理システムについて説明するための図である。 一実施形態に係る計測装置について説明するためのブロック図である。 一実施形態に係る情報処理システム等について説明するためのブロック図である。 水流情報の生成のタイミングの一例について説明するための図である。 イベントテーブルの一例について説明するための第1の図である。 イベントテーブルの一例について説明するための第2の図である。 イベントテーブルの一例について説明するための第3の図である。 イベントテーブルの一例について説明するための第4の図である。 イベントテーブルの一例について説明するための第5の図である。 イベントテーブルの一例について説明するための第6の図である。 一実施形態に係る情報処理方法について説明するためのフローチャートである。
以下、一実施形態について説明する。
[情報処理システム1の概要]
まず、一実施形態に係る情報処理システム1の概要について説明する。
図1は、一実施形態に係る情報処理システム1について説明するための図である。
情報処理システム1は、例えば、トイレ及び洗面所等の水を使用する種々の施設等において、その施設を利用する人(利用者)の人数を推定するシステム(人数推定システム)である。以下では、施設の一例として、トイレを挙げて説明する。
情報処理システム1は、計測装置100及び情報処理装置200を備える。
計測装置100は、トイレに配される1又は複数の設備それぞれで使用される水に関する計測を行う。設備は、例えば、大便器、小便器及び洗面台(手洗い器)等であってもよい。計測装置100は、例えば、トイレで使用する水の水量等を検出してもよい。計測装置100は、例えば、水量を検出することとして、各設備において水が使用されていることを検出してもよい。
一例として、計測装置100は、利用者によっていずれかの設備が使用されることに基づいて、その設備において水が使用されると、水が使用されたこと検知する。この場合、計測装置100は、例えば、設備において使用される水の水量を計測することに基づいて、その設備における水の使用を検知してもよい。
情報処理装置200は、例えば、サーバ、デスクトップ、ラップトップ、タブレット及びスマートフォン等のコンピュータであってもよい。情報処理装置200は、トイレ(設備)を利用する利用者の人数を推定する装置(人数推定装置)である。すなわち、情報処理装置200は、計測装置100による計測結果に基づいて、トイレを利用する人数を推定する。
情報処理装置200は、利用者によって設備(例えば、大便器、小便器及び洗面台等)が利用される場合に計測装置100によって水の使用を検知すると、その設備を利用者が利用したと推定してもよい。情報処理装置200は、例えば、利用者が設備を利用したと推定する回数に基づいて、その設備の利用人数を推定してもよい。情報処理装置200は、例えば、トイレに配される1又は複数の設備の利用人数に基づいて、そのトイレの利用人数を推定してもよい。
なお、施設の一例であるトイレは、例えば、ビル等の建物内に配されるトイレであってもよく、公園及び広場等の屋外に配されるトイレであってもよい。また、上述したトイレは、例えば、公衆トイレ及び仮設トイレ等であってもよい。
[情報処理システム1の詳細]
次に、一実施形態に係る情報処理システム1について詳細に説明する。
図2は、一実施形態に係る計測装置100について説明するためのブロック図である。
図3は、一実施形態に係る情報処理システム1等について説明するためのブロック図である。
[計測装置100]
まず、計測装置100の詳細について説明する。
計測装置100は、トイレに配される大便器、小便器及び洗面台それぞれで使用される水の水量を計測し、その水量に関する水量情報を生成する。そのような計測装置100は、例えば、水量計(水流計)であってもよい。
図2に例示するように、計測装置100は、例えば、複数の水流センサ110及び計測本体部101を備える。
水流センサ110は、トイレで使用される水の水量を計測する。水流センサ110は、例えば、水が流れる配管内に配されるプロペラ111(図1参照)を備える。すなわち、プロペラ111は、例えば、トイレで使用される水の配管内に配される。プロペラ111は、例えば、トイレでの水の使用に応じて水が流れる場合、その水の流れに応じて回転する。プロペラ111(水流センサ110)は、例えば、トイレに配される全ての設備(例えば、大便器、小便器及び洗面台等)それぞれに接続する水の配管に配されてもよい。すなわち、プロペラ111(水流センサ110)は、例えば、設備毎に配されてもよい。
計測本体部101は、プロペラ111の回転(回転数)を取得して、取得結果を情報処理装置200に送信する。そのような計測本体部101は、例えば、計測制御部102、計測通信部103及び時計部104を備えてもよい。
計測制御部102は、例えば、演算処理装置等であってもよい。計測制御部102は、配管を流れる水の水量(水流)に応じてプロペラ111が回転するとその回転(回転数)を取得して、取得結果、すなわちプロペラ111の回転(回転数)を水量情報として生成する。なお、水流情報の一例を後述する図4に例示する。
計測通信部103は、例えば、計測制御部102の制御に基づいて、情報処理装置200との間で通信を行う。計測通信部103は、例えば、計測制御部102の制御に基づいて、水量情報を情報処理装置200に送信する。計測通信部103は、例えば、計測制御部102の制御に基づいて、その計測制御部102がプロペラ111の回転(回転数)を取得する度に(プロペラ111の停止状態から回転状態に移行するタイミングで)、又は、所定のタイミングで水量情報を情報処理装置200に送信してもよい。所定のタイミングは、例えば、所定の時間間隔毎、毎日の予め決められた時間、所定の曜日の予め決められた時間、及び、所定の日の予め決められた時間等の予め設定されるタイミング、並びに、任意のタイミング等であってもよい。
計測本体部101は、1つのトイレにつき、1又は複数台が配されてもよい。
計測本体部101は、1つのプロペラ111(水流センサ110)につき1台が接続されてもよく、複数のプロペラ111(水流センサ110)につき1台が接続されてもよい。計測本体部101は、1又は複数の設備(例えば、大便器、小便器及び洗面台等)それぞれと、各設備に配される水流センサ110とを予め対応付けておくことにより、どの設備で水が使用されるのか、すなわちどの水流センサ110で水の使用が検知されるのかを特定することが可能である。計測本体部101は、例えば、どの設備(水流センサ110)での水の使用の検知結果なのかを特定する(水が使用された設備を特定する)情報(一例として、設備(水流センサ110)毎に固有の機器番号等)と、水流センサ110によるプロペラ111の回転(回転数)の取得結果とを対応付けた水量情報を生成してもよい。
計測本体部101は、例えば、時計部104を備え、時計部104によって計時される時刻に関する時刻情報を水流情報に含ませてもよい。すなわち一例として、計測本体部101(計測制御部102)は、水流情報を生成する時、すなわち、トイレの設備において水が使用されるときの情報を生成するときの時刻の情報(時刻情報)等を水流情報に含ませてもよい。より具体的な一例として、計測制御部102は、水が使用されるときの情報としての検知情報(ON情報)等の後述する「1」の値が得られる時、すなわち「0」から「1」に値が変化する時の時刻の情報(時刻情報)等を水流情報に含ませてもよい。ここで、一例として、検知情報(ON情報)は、水が流れないときには「0」の値を記録し、水が流れるときには「1」の値を記録してもよい。すなわち一例として、計測制御部102は、水が流れていない場合にはプロペラ111が停止しているため「0」の値を記録し、水が流れている場合にはプロペラ111が回転するため「1」の値を記録してもよい。
なお、計測制御部102は、水を流す情報を「1」の値とし、水を停止する情報を「0」とした場合、水を流す情報を「1」とした後に、水流情報を得ることができない場合は、水が流れていないと判断し機器の故障を検出することができる。同様に、計測制御部102は、水を停止する情報「0」とした後に、水流情報を得ることができた場合は、水を停止できなかったと判断し機器の故障を検出することができる。
[情報処理装置200]
次に、情報処理装置200の詳細について説明する。
図3に例示するように、情報処理装置200は、例えば、通信部211、記憶部212、表示部213及び制御部201等を備える。通信部211、記憶部212及び表示部213は、「出力部」の一実施形態であってもよい。制御部201は、例えば、受付部202、取得部203、推定部204、算出部205及び出力制御部206等として機能してもよい。
制御部201は、例えば、情報処理装置200の演算処理装置等によって構成されてもよい。制御部201(例えば、演算処理装置等)は、例えば、記憶部212等に記憶される各種プログラムを適宜読み出して実行することにより、各部(例えば、受付部202、取得部203、推定部204、算出部205及び出力制御部206等)の機能を実現してもよい。
通信部211は、情報処理装置200の外部にある装置(外部装置)との間で通信を行う。外部装置は、例えば、計測装置100、サーバ301及びユーザ端末302等であってもよい。一例として、通信部211は、計測装置100から送信される水流情報を受信してもよい。また一例として、通信部211は、後述する出力制御部206の制御に基づいて、後述する推定部204の推定結果及び算出部205の算出結果のうち少なくとも一方(当該推定結果及び算出結果のグループのうち選択される少なくとも1つ)を外部装置(例えば、サーバ301、ユーザ端末302等)に送信してもよい。
サーバ301は、例えば、情報処理装置200の外部に配される、情報等の記憶領域を有する装置であってもよい。
ユーザ端末302は、例えば、情報処理システム1のユーザが使用する端末であってもよい。ユーザ端末302は、例えば、デスクトップ、ラップトップ、タブレット及びスマートフォン等であってもよい。
記憶部212は、例えば、種々の情報及びプログラムを記憶する。記憶部212の一例は、メモリ、ソリッドステートドライブ及びハードディスクドライブ等であってもよい。一例として、記憶部212は、出力制御部206の制御に基づいて、推定部204の推定結果及び算出部205の算出結果のうち少なくとも一方(当該推定結果及び算出結果のグループのうち選択される少なくとも1つ)を記憶してもよい。
表示部213は、例えば、文字、記号及び画像等を表示する。一例として、表示部213は、出力制御部206の制御に基づいて、推定部204の推定結果及び算出部205の算出結果のうち少なくとも一方(当該推定結果及び算出結果のグループのうち選択される少なくとも1つ)を表示してもよい。
受付部202は、トイレで使用される水の水流に関する水流情報を受け付ける。受付部202は、例えば、通信部211を介して、計測装置100から送信される水流情報を受け付ける。
取得部203は、受付部202によって受け付ける水量情報に基づいて、トイレに配される大便器及び小便器それぞれで水が使用された第1時点と、トイレに配される洗面台で水が使用された第2時点とを取得してもよい。
取得部203は、例えば、水流情報に記録される時刻情報に基づいて、大便器及び小便器のそれぞれで水が使用される時の時刻(一例として、ON情報が記録される時刻等)を第1時点として取得し、洗面台で水が使用される時の時刻(一例として、ON情報が記録される時刻等)を第2時点として取得してもよい。
又は、取得部203は、例えば、タイマ等の計時装置を利用して、大便器及び小便器それぞれに対応する計測装置100によって水流情報が生成される時、すなわち大便器及び小便器それぞれで水が使用される時から計時を開始し(第1時点)、その後、洗面台に対応する計測装置100によって水流情報が生成されるとき、すなわち洗面台で水が使用される時までで計時を終了する(第2時点)までの時間を取得してよい。この場合、計測装置100で生成される水流情報は、例えば、リアルタイムで情報処理装置200に送信されてもよく、リアルタイムで情報処理装置200に送信されなくともよい。
取得部203は、受付部202によって受け付ける水流情報に基づいて、トイレに配される大便器及び小便器それぞれで水が使用された第1時点と、その第1時点を取得する大便器又は小便器と同一の大便器又は小便器で水が使用された、第1時点後となる第3時点とを取得してもよい。
取得部203は、例えば、同一の大便器及び同一の小便器それぞれで水が使用されるタイミングを取得してもよい。この場合、取得部203は、例えば、水流情報に記録される時刻情報に基づいて、大便器及び小便器それぞれで水が使用される第1タイミングを第1時点として取得してもよい。次に、取得部203は、例えば、第1時点を取得した大便器と同一の大便器及び小便器それぞれで水が使用される第2タイミングを第3時点として取得してもよい。
又は、取得部203は、例えば、タイマ等の計時装置を利用して、大便器及び小便器それぞれに対応する計測装置100によって水流情報が生成される時、すなわち大便器及び小便器それぞれで水が使用される時から計時を開始し(第1時点)、その後、同一の大便器及び同一の小便器それぞれに対応する計測装置100によって水流情報が生成されるとき、すなわち同一の大便器及び同一の小便器それぞれで水が使用される時までで計時を終了する(第3時点)までの時間を取得してよい。この場合、計測装置100で生成される水流情報は、例えば、リアルタイムで情報処理装置200に送信されてもよく、リアルタイムで情報処理装置200に送信されなくともよい。
推定部204は、受付部202によって受け付ける水流情報に基づいて、トイレを利用した人の人数を推定してもよい。
推定部204は、例えば、水流情報に水の使用が記録される場合、その水の使用に対応してトイレの設備(例えば、大便器、小便器及び洗面台等)を利用者が利用したと推定してもよい。すなわち、推定部204は、例えば、トイレの設備での1回の水の使用に対応して、1人がトイレを利用したと推定してもよい。換言すると、一例として、推定部204は、水流情報が水の使用を検知したことを示す検知情報(ON情報)を含む場合、検知情報(ON情報)に基づく検知の回数に応じて人数を推定してもよい。推定部204は、水流情報にON情報が記録される場合、ON情報に対応してトイレの設備を利用者が利用したと推定してもよい。すなわち、推定部204は、例えば、1回のON情報につき1人がトイレを利用したと推定してもよい。
また、一例として、推定部204は、トイレに配される大便器、小便器及び洗面台それぞれで1回に使用される水の単位水量(単位水量情報に基づく単位水量)と、受付部202によって受け付ける水量情報に基づく使用水量とに基づいて、トイレを利用した人の人数を推定してもよい。
上述した計測装置100は、例えば、水量情報に、例えば、トイレの設備において水が使用される場合にON情報を含ませてもよい。一例として、計測装置100は、水流情報に、トイレの水が流れる時(水が流れ続ける時に)に連続したON情報を記録してもよい。
トイレの設備での水の流量(例えば、単位時間当たりの水量等)は、例えば、一定と仮定することが可能である。この場合、推定部204は、例えば、水量情報と、水の流量が一定との仮定とに基づいて、トイレの設備で使用される水の量(水量)を推定することが可能である。
したがって、推定部204は、例えば、水量情報に基づいて取得されるトイレの設備(大便器、小便器及び洗面台等)それぞれの水の使用量(水量)を、単位水量情報に基づく設備それぞれでの1回当たりの水量(単位水量)で除算することにより、設備それぞれの利用者の人数を推定することが可能である。
推定部204は、取得部203によって取得する第1時点から第2時点までの時間が予め設定される第1閾値以下の場合には、トイレの大便器又は小便器を利用した人と、トイレの洗面台を利用した人とが同一人物と推定してもよい。第1閾値は、例えば、大便器又は小便器の利用者が、その大便器及び小便器の利用を終わってから、その後続けて手を洗うため等で洗面台に移動して利用するまでの時間であってもよい。第1閾値は、例えば、予め、トイレ毎に実験及び予測等を行うことにより、設定されてもよい。
推定部204は、例えば、第1時点から第2時点までの時間が第1閾値以下の場合、大便器又は小便器の利用者が続けて洗面台を利用したと推定して、大便器又は小便器の利用者と、洗面台の利用者とが同一人物と推定してもよい。この場合、推定部204は、第1時点から第2時点までの時間が第1閾値以下の場合、大便器又は小便器の利用者(1人)と、洗面台の利用者(1人)と同一人物と推定して、トイレの利用者が1人と推定してもよい。
これに対し、推定部204は、例えば、第1時点から第2時点までの時間が第1閾値を超える場合、大便器又は小便器の利用者と、洗面台の利用者とが異なる人物と推定してもよい。この場合、推定部204は、第1時点から第2時点までの時間が第1閾値を超える場合、大便器又は小便器の利用者(1人)と、洗面台の利用者(1人)と異なる人物と推定して、トイレの利用者が2人と推定してもよい。
推定部204は、取得部203によって取得する第1時点から第3時点までの時間が予め設定される第2閾値未満の場合には、第1時点及び第3時点の両方で大便器又は小便器を利用した人が同一人物と推定してもよい。第2閾値は、例えば、同一の大便器又は同一の小便器の利用者が、第1回目に水を流してから続けて第2回目の水を流すまでの時間であってもよい。第2閾値は、例えば、予め、実験及び予測等を行うことにより、設定されてもよい。
推定部204は、例えば、第1時点から第3時点までの時間が第2閾値未満の場合、大便器又は小便器の利用者が続けて複数回連続して水を流したと推定して、第1時点における大便器又は小便器の利用者と、第2時点における同一の大便器又は小便器の利用者とが同一人物と推定してもよい。この場合、推定部204は、第1時点から第3時点までの時間が第2閾値未満の場合、第1時点に対応する利用者(1人)と、第3時点に対応する利用者(1人)と同一人物と推定して、トイレの利用者が1人と推定してもよい。
この場合、推定部204は、同一大便器又は同一の小便器において同一の人物が連続した3回以上水を流した場合にも同一人物と推定することが可能である。すなわち一例として、推定部204は、第1回目に水を流した時点(第1時点)から第2回目に水を流した時点(第3時点)までの時間が第2閾値未満であり、且つ、第2回目に水を流した時点(第3時点)から第3回目に水を流した時点(第4時点)までの時間が第2閾値未満の場合、第1~3回目の水を流した利用者が同一人物として推定してもよい。すなわち、推定部204は、例えば、第1~3回目の水を流した利用者は1人と推定してもよい。
なお、推定部204は、例えば、4回目以上水を流す場合でも、上記と同様に第2閾値に基づいて、同一人物か否かを推定してもよい。
これに対し、推定部204は、例えば、第1時点から第3時点までの時間が第2閾値以上の場合、第1回目に大便器又は小便器の利用者と、第2回目に同一の大便器又は小便器の利用者とが異なる人物と推定してもよい。この場合、推定部204は、第1時点から第3時点までの時間が第2閾値以上の場合、大便器又は小便器の利用者(1人)と、同一の大便器又は小便器の利用者(1人)と異なる人物と推定して、トイレの利用者が2人と推定してもよい。
ここで、大便器又は小便器の利用者がその大便器又は小便器で複数回水を流し、その後洗面台を利用する場合もある。この場合、推定部204は、第1時点を第3時点(第4時点)と読み替えて、取得部203によって取得する第3時点から第2時点までの時間が予め設定される第1閾値以下の場合には、トイレの大便器又は小便器を利用した人と、トイレの洗面台を利用した人とが同一人物と推定してもよい。
算出部205は、推定部204によって推定される人数に基づいて、単位時間当たりのトイレの利用率を算出する。算出部205は、例えば、推定部204によって推定される人数を集計してもよい。この場合、算出部205は、例えば、所定期間の人数を集計してもよい。所定期間は、例えば、1時間、6時間、12時間、1日、7日、10日、1ヶ月、3ヶ月、4ヶ月及び6ヶ月等を始めとする種々の期間であってもよい。すなわち、算出部205は、例えば、推定部204によって推定される人数に基づいて、所定期間にトイレを何人が利用したかを集計してもよい。算出部205は、例えば、所定期間毎に集計した人数を、単位時間で除算することに基づいて、単位時間当たりにトイレを利用した人数に応じたトイレの利用率を算出してもよい。単位時間は、1時間、1日、1ヶ月、3ヶ月、4ヶ月及び6ヶ月等を始めとする種々の時間であってもよい。単位時間は、例えば、所定期間を考慮することにより、すなわち所定期間よりも短い時間であってもよい。
出力制御部206は、例えば、推定部204によって推定される人数を出力するよう出力部を制御してもよい。また、出力制御部206は、例えば、推定部204によって推定される人数に基づいて算出部205によって集計される人数(所定期間の人数)を出力するよう出力部を制御してもよい。また、出力制御部206は、例えば、算出部205によって算出される利用率を出力するよう出力部を制御してもよい。出力部の一実施形態は、通信部211、記憶部212及び表示部213等であってもよい。
すなわち、出力制御部206は、例えば、人数に関する情報及び利用率に関する情報のうち少なくとも一方の情報を外部(外部装置)に送信するよう通信部211を制御してもよい。外部装置は、例えば、サーバ301及びユーザ端末302等であってもよい。
また、出力制御部206は、例えば、人数に関する情報及び利用率に関する情報のうち少なくとも一方の情報を記憶するよう記憶部212を制御してもよい。
また、出力制御部206は、例えば、人数及び利用率のうち少なくとも一方を表示するよう表示部213を制御してもよい。
ここで、出力制御部206は、例えば、算出部205によって算出される単位時間当たりのトイレの利用率が予め設定される第3閾値以上の場合、推定部204の推定結果及び算出部205の算出結果のうち少なくとも一方を出力するよう出力部を制御する。
第3閾値には、種々の値を設定することが可能である。一例として、第3閾値は、トイレを設置する際に予め想定される利用人数(想定利用率)であってもよく、想定される利用人数(想定利用率)よりも所定割合だけ低い値(一例として、想定利用率に対して3割、2割及び1割等の任意の割合低い値等)であってもよい。
すなわち、出力制御部206は、例えば、単位時間当たりのトイレの利用率が第3閾値以上の場合(トイレの単位時間当たりの利用率が相対的に高い場合)、人数及び利用率のうち少なくとも一方を出力するよう出力部を制御してもよい。出力部は、例えば、上述したように、通信部211、記憶部212及び表示部213等であってもよい。出力制御部206は、単位時間当たりのトイレの利用率が第3閾値以上の場合(トイレの単位時間当たりの利用率が相対的に高い場合)、上述した場合と同様に、人数及び利用率のうち少なくとも一方を出力するよう通信部211、記憶部212及び表示部213のうち少なくとも1つを制御してもよい。
人数は、例えば、推定部204によって推定される人数であってもよい。また、人数は、例えば、推定部204によって推定される人数に基づいて算出部205によって集計される人数(所定期間の人数)であってもよい。利用率は、例えば、算出部205によって算出される利用率であってもよい。
[実施例]
次に、本実施形態の一実施例について説明する。
<トイレの収容状態>
情報処理装置200は、トイレ(例えば、公衆トイレ等)毎の収容状態を設備毎に把握しておくため、予めそれらの情報を記憶部212等に登録する。すなわち、情報処理装置200は、例えば、男性用大便器(男大)、男性用小便器(男小)、男性用洗面台(男手洗い)、女性用大便器(女大)、女性用洗面台(女手洗い)、多目的トイレ用便器(多)及び多目的トイレ用洗面台(多手洗い)等の各設備の設置台数と、各設備を識別する機器番号とを記憶部212に記憶してもよい。また、情報処理装置200は、例えば、収容状態(各トイレに配される設備の設置台数等)がトイレ毎に異なるため、どのトイレかを識別する機器番号を記憶部212に記憶してもよい。
<入力情報の扱い>
一例として、情報処理装置200は、1分間隔でトイレ(計測装置100)からの各種の情報(例えば、水流情報)を受信し、その情報の受信をトリガとして各種処理を行う。情報処理装置200は、例えば、各種処理を行う際に利用する時間として実時刻(情報に格納されている各設備で実際に水を使用した時刻(利用時刻))を用いる。一例として、情報処理装置200は、下記(1)~(4)の情報(例えば、水流情報)を受信する。情報処理装置200は、例えば、(1)の情報を受信した時刻が10時01分00秒であり、その情報には男性用小便器2(男小2)で10時00分50秒に水が使用されていることが記録されている。
(1)
・通信データ 10:01:00 受信データ
・実時刻(実際に水を流した時刻) 10:00:50 男小2の水流検知時刻
(2)
・通信データ 10:02:00 受信データ
・実時刻(実際に水を流した時刻) 10:01:23 男大1の水流検知時刻
(3)
・通信データ 10:03:00 受信データ
・実時刻(実際に水を流した時刻) 10:02:53 洗面1の水流検知時刻
(4)
・通信データ 10:04:00 受信データ
・実時刻(実際に水を流した時刻) 10:03:05 洗面2の水流検知時刻
<トイレの構成>
本実施例では、トイレの設備の一例として、男性用トイレ(男性用大便器2台、男性用小便器3台、男性用洗面台2台)の場合を使用して説明する。
なお、実際のトイレでは、例えば、女性用トイレ及び多目的トイレ等も加わるが、情報処理のアルゴリズムについては、後述する男性用トイレの場合と同様である。ここで、洗面台は、男性用トイレ、女性用トイレ及び多目的トイレそれぞれに配されると考えられ、男性用トイレには男性用洗面台が紐付く。同様に、女性用トイレには女性用洗面台が紐付く。同様に、多目的トイレには多目的洗面台が紐付く。
<情報処理のアルゴリズムの概要>
(1)1回のトイレの設備(大便器又は小便器)の利用において複数回の水を流したことの検出アルゴリズム
トイレの利用者は、大便器、小便器又は洗面台を利用した後に、複数回続けて水を流す場合がある。この場合、情報処理装置200は、ある一定時間内(予め設定した閾値となる時間内)に同一のトイレ(大便器又は小便器)又は同一の洗面台で水が使用される際には複数回の水の使用と判断し、トイレ又は洗面台の利用回数を1回にする。
(2)トイレの設備(大便器又は小便器)の利用と、手洗い(洗面台)の利用とを紐付けるアルゴリズム
トイレの利用者は、トイレ(大便器又は小便器)を利用した後に手を洗うことが多い。情報処理装置200は、トイレ(大便器又は小便器)の利用時から手洗いまでの時間(当該利用を判断するための閾値となる時間)を「手洗い期限時刻」として予め記憶部212に登録しておく。情報処理装置200は、トイレの利用者が洗面台を利用した時刻(実際の手洗い時刻)が予め登録される「手洗い期限時刻」内の場合、トイレ(大便器又は小便器)の利用に伴った手洗いと判断し手洗い実施時刻を記録する。これに対し、情報処理装置200は、トイレの利用者が洗面台を利用した時刻(実際の手洗い時刻)が「手洗い期限時刻」を超える場合、トイレの利用者は洗面台のみを利用する「手洗いのみの利用」と判断する。
情報処理装置200は、同時刻又は略同時刻に複数のトイレ(大便器又は小便器)が利用される場合、複数のトイレ(大便器又は小便器)それぞれについて対応する手洗いを判断するための「手洗い期限時刻」がトイレ(大便器又は小便器)毎にそれぞれ設定されてもよい。この場合、情報処理装置200は、トイレの利用者の洗面台の利用時刻(実際の手洗い時刻)と、複数登録されている「手洗い期限時刻」とを比較し、「手洗い期限時刻」を最初に過ぎる設備を選択する。そして、情報処理装置200は、トイレ(大便器又は小便器)の利用に対応する手洗いとして「手洗い実施時刻」を記録する。
<情報処理の詳細>
(1.受信データ)
情報処理装置200は、例えば、以下のような情報を受信する。
・受信データ内時刻:T=xx年xx月xx日xx時xx分xx秒(タイムスタンプ)
・機器番号:MB1(男大1),MB2(男大2),MS1(男小1),MS2(男小2),MS3(男小3),MW1(男手洗い1),MW2(男手洗い2)
なお、女性用トイレ及び多目的トイレが増えた場合は、WB1(女大1),WB2(女大2),WB3(女大3),WB4(女大4),WW1(女手洗い1),WW2(女手洗い2),TB1(多大1),TW1(多手洗い1)のように設備の種別が増えてもよい。
(2.受信データをトリガとしたイベントテーブル)
情報処理装置200は、例えば、1分毎に情報(例えば、水流情報等のデータ)を受信した場合、各種情報の登録をアルゴリズムに従って行う。なお、本処理の詳細な一実施例については、後述する。
(3.カウンタ)
情報処理装置200は、トイレ・手洗いのカウンタUCの初期値を0に設定する。各設備(大便器、小便器及び洗面台)の利用カウンタUCは、各設備を同一の利用者が複数回利用した場合を推定するために用いられる。
(4.各種登録時刻)
情報処理装置200は、例えば、各設備(大便器、小便器及び洗面台)の登録時刻を以下のように設定する。
・トイレ・手洗い(各設備)の利用時刻:UT(タイムスタンプ)
・手洗い期限時刻:ET(タイムスタンプ)
・手洗い実施時刻:FT(タイムスタンプ)
登録時刻については、利用状況などで変更可能であってもよい。
(5.各種定数)
情報処理装置200は、例えば、各設備の複数回利用する場合を検出する時間(複数回利用の検出時間)(第2閾値)として、以下の時間を設定する。複数回利用の検出時間(第2閾値)は、設備で1回だけ水を流したのか、又は、設備で複数回水を流したのかを判断する時間である。
・MBD=180 (男性用大便器180秒)
・MSD=60 (男性用小便器60秒)
・MWD=10 (男性用洗面台10秒)
・WBD=240 (女性用大便器240秒)
・WWD=10 (女性用洗面台10秒)
・TBD=300 (多目的トイレ用大便器300秒)
・TWD=10 (多目的トイレ用洗面台10秒)
各種定数については、利用状況などで変更可能であってもよい。
また、情報処理装置200は、例えば、大便器又は小便器を利用した後から洗面台を利用するまでの時間(手洗いまでの時間)(第1閾値)として、以下の時間を設定する。
・MBW=120(男性用大便器120秒)
・MSW=30(男性用小便器30秒)
・WBW=180(女性用大便器180秒)
・TBW=240(多目的トイレ用大便器)240秒)
(6.情報受信時の処理(水流をデータの受信))
情報処理装置200は、受信データの機器番号に基づいて、利用されたトイレの設備(トイレ(大便器(大)、小便器(小))か、又は、洗面台か)を識別する。
情報処理装置200は、機器番号(例えば、MB1,MB2,MS1,MS2,MS3,MW1,MW2等)を記憶部212に記憶する。
(7.トイレの水流を検出した場合)
まず、トイレが利用された場合について説明する。ここでは、男性用トイレの大便器(機器番号=MB1:男大1)が利用された場合を説明する。
情報処理装置200は、MB1に対応する水流情報(データ)を受信すると、その水流情報に記録されるトイレ(MB1)の利用時刻UTを登録する。情報処理装置200は、その利用時刻UTに対応した手洗いまでの時間(手洗い期限時刻ETとしての第1閾値)を登録し、トイレ(MB1)の利用カウンタUCを「1」に設定する。なおここでは、トイレの利用カウンタUCは、1つ前に登録されたMB1が無い場合、すなわち初めてのMB1の利用の場合を考える。すなわち、情報処理装置200は、以下の情報を登録する。
・利用時刻UT:T(xx年xx月xx日xx時xx分xx秒)
・手洗い期限時刻ET:T(利用時刻UT(xx年xx月xx日xx時xx分xx秒)+MBW(手洗いまで時間(第1閾値):120秒))
・利用カウンタUC:1
一方、情報処理装置200は、トイレ(MB1)の利用カウンタUCに、1つ前に登録されたものが有り、下式(1)を満たす場合、MB1の利用カウンタUCを「2」に設定する。この場合、情報処理装置200は、MBD(第2閾値)が180秒未満の場合「複数回利用」とみなす。
(MB1の利用時刻UT(T))-(1つ前に登録されたMB1の利用時刻UT(T))<(MBD(男大の場合の第2閾値:MBD=180秒))…(1)
そして、情報処理装置200は、1つ前に登録されたMB1の手洗い期限時刻ETを00:00:00に書き換える。
なお、情報処理装置200は、下式(2)を満たす場合、処理を終了する。
(MB1の利用時刻UT(T))-(1つ前に登録されたMB1の利用時刻UT(T))≧MBD(男大の場合の第2閾値:MBD=180秒)…(2)
(8.手洗い水流を検出した場合)
次に、手洗いの場合について説明する。ここでは、男性用トイレの洗面台(機器番号=MW1(男手洗い1))が利用された場合を説明する。
情報処理装置200は、MW1に対応する水流情報(データ)を受信すると、その水流情報に記録される設備(MW1)の利用時刻UTを登録し、洗面台の利用カウンタUCを「1」に設定する。なおここでは、洗面台(MW1)の利用カウンタUCは、1つ前に登録されたMW1が無い場合、すなわち初めてのMW1の利用の場合を考える。すなわち、情報処理装置200は、以下の情報を登録する。
・利用時刻UT:T(xx年xx月xx日xx時xx分xx秒)
・利用カウンタUC:1
ここで、情報処理装置200は、洗面台(MW1)の利用に対応する大便器又は小便器を特定することとして、トイレ(大便器又は小便器)の利用における手洗い期限時刻ETを時刻の新しい設備から順にスキャンし、手洗い期限内のもので最初に期限が切れる設備(手洗い期限時刻ET-MW1の利用時刻UT(T)>0の手洗い期限内のものうち、期限が最初に切れる設備)(大便器又は小便器)を特定する(A)。情報処理装置200は、特定した設備(大便器又は小便器)の手洗い実施時刻FTに、洗面台MW1の利用時刻UT(T)を登録する。
なお、情報処理装置200は、期限が切れていない他の設備(大便器又は小便器)に対しては処理を行わない。
情報処理装置200は、上述した手洗い期限の全てが切れていた(トイレでの手洗い待ちを行う利用者がいない)場合(ET-T≦0の手洗い期限を超えた設備)については、洗面台MW1の手洗い実施時刻FTにMW1の利用時刻UT(T)を登録する。すなわち、この場合は、手洗いのみ実施された場合となる。
一方、情報処理装置200は、上述した手洗い期限内における1つ前に登録された洗面台MW1が有り、下式(3)を満たす場合、洗面台MW1のカウンタUCを「2」に設定する。この場合、情報処理装置200は、第2閾値としてのMWDが10秒未満の場合「複数回利用」とみなす。
(MW1の利用時刻UT(T))-(1つ前に登録されたMW1の利用時刻UT(T))<MWD(男手洗いの場合の第2閾値:MWD=10秒)…(3)
情報処理装置200は、下式(4)を満たす場合、トイレ利用における手洗い期限時刻ETを時刻の新しい設備から順にスキャンし、手洗い期限内のもので最初に期限が切れる設備(大便器又は小便器)が有ると、以下の処理を行う(A)。
(MW1の利用時刻UT(T))-(1つ前に登録されたMW1の利用時刻UT(T))≧MWD(男手洗いの場合の第2閾値:MWD=10秒)…(4)
すなわち、情報処理装置200は、上述した処理として、手洗い期限内のもので最初に期限が切れる(ET-T>0手洗い期限内のものうち期限が最初に切れる)設備の手洗い実施時刻FTに、洗面台MW1の利用時刻UT(T)を登録する。
なお、情報処理装置200は、期限がきれていない他の設備に対しては処理を行わない。
情報処理装置200は、設備(大便器又は小便器)に対応する手洗い期限の全ての期限が切れていた(トイレでの手洗い待ちの利用者はいない)場合(ET-T≦0(手洗い期限を超えた設備)については、洗面台MW1の手洗い実施時刻FTに自身(洗面台MW1)の利用時刻UTを登録する。すなわち、この場合、手洗いのみ実施された場合となる。
ここで、上記(A)の手洗い期限内の設備で最初に期限が切れる設備の説明としては、例えば、MW1(男手洗い1)の利用時刻UT(T)が11時02分50秒の時、MB1(男大1)の手洗い期限時刻ETが1時04分00秒であり、MS1(男小1)の手洗い期限時刻ETが11時03分30秒であると、最初に時刻ETが過ぎる設備がMS1(男小1)のため、情報処理装置200はMS1(男小1)を選択する。
なお、設備(大便器及び小便器)の利用として、まず大便器の利用があり、次に小便器の利用があった場合、その後の手洗いの順番は、大便器の利用者の後に小便器の利用者が順に手洗いを行うとは限らない。すなわち、手洗い順番が逆転する場合が有る。複数の設備(大便器及び小便器)それぞれ1回の利用があった場合、各設備の利用後の手洗い期限時刻ETは複数の設備それぞれで登録される。よって、情報処理装置200は、手洗い期限時刻ET内でそれぞれの手洗いが完了すれば合計2回の手洗いが行われるため、手洗い回数を正しく把握することができる。
(9.トイレ利用数、手洗い利用数、手洗い率など)
(a)利用数
トイレの利用者数の集計方法について説明する。
情報処理装置200は、例えば、単位時間を設定し、その単位時間における各カテゴリを集計してトイレの利用数を取得する。
一例として、情報処理装置200は、男性用大便器1(男大1(MB1))を選択し、単位時間のカウンタUC=1を集計することにより、男性用大便器1の利用者(CMB1(男大1利用数))を取得することが可能である。
情報処理装置200は、男性用大便器2(MB2)、男性用小便器1~3(MS1~3)についても同様に利用者数を取得することが可能である。
また、情報処理装置200は、例えば、単位時間を設定し、その単位時間における各カテゴリを集計してトイレと洗面台の利用数を取得する。
一例として、情報処理装置200は、男性用大便器1(MB1)を選択し、カウンタUC=1であり且つ手洗い実施時刻FTが登録されているものを集計することにより、男性用大便器1を利用し且つ手洗いした利用者(CMBW1(男大1手洗い数))を取得することが可能である。
情報処理装置200は、男性用大便器2(MB2)、男性用小便器1~3(MS1~3)についても同様に手洗いをした利用者数を取得することが可能である。
また、情報処理装置200は、例えば、単位時間を設定し、その単位時間における各カテゴリを集計して洗面台のみの利用数を取得する。
一例として、情報処理装置200は、男性用洗面台1(MW1)を選択し、カウンタUC=1であり且つ手洗い実施時刻FTが登録されているものを集計することにより、男性用洗面台1の利用者(CMW1(男手洗1のみ数))を取得することが可能である。
情報処理装置200は、男性用洗面台2(MW2)についても同様に手洗いのみを行った利用者数を取得することが可能である。
(b)トイレの利用度合い
トイレの利用度合いの集計方法について説明する。
情報処理装置200は、一定時間における上述したトイレの利用数において「閾値」を設定しておき、その閾値を超えた場合に利用度が「高い」とし、その閾値以下の場合に利用度が「低い」としてもよい。閾値の一例は、60分あたり男性の大便器の利用者数が10人等、及び、60分あたり男性の小便器の利用者数が50人等であってもよい。
(c)手洗い率
トイレの手洗い率の集計方法について説明する。
情報処理装置200は、一定時間におけるトイレ利用数と手洗い利用数とから手洗い率を算出する。
一例として、情報処理装置200は、男性用大便器の利用者の手洗い率MBRを、上述したCMBW(n)をCMB(n)で除算することにより算出してもよい。ここで、nは、大便器を識別する情報(大便器の数)(n=1,2)等であってもよい。
同様に、情報処理装置200は、男性用小便器の利用者の手洗い率MSRを、上述したCMSW(n)をCMS(n)で除算することにより算出してもよい。ここで、nは、小便器を識別する情報(小便器の数)(n=1,2,3)等であってもよい。
情報処理装置200は、女性用トイレ及び多目的トイレそれぞれの手洗い率も上記と同様に算出することが可能である。
情報処理装置200は、女性用便器の利用者の手洗い率WBRを、上述したCWBW(n)をCWB(n)で除算することにより算出してもよい。ここで、nは、便器を識別する情報(便器の数)(n=1,2,3,4)等であってもよい。
情報処理装置200は、多目的トイレの利用者の手洗い率TBRを、上述したCTBW(n)をCTB(n)で除算することにより算出してもよい。ここで、nは、便器を識別する情報(便器の数)(n=1)等であってもよい。
<イベントテーブルの生成>
次に、上述したイベントテーブルの生成方法について説明する。
図4は、水流情報の生成のタイミングの一例について説明するための図である。
図5~10は、イベントテーブルの一例について説明するための第1~6の図である。
図5~10は、図4の水流情報に基づいて生成されるイベントテーブルである。図5~図10は、同一のトイレにおけるイベントテーブルの変化(推移)を示している。
まず、情報処理装置200は、計測装置100から水流情報(ペイロード)を受信した場合、当該水流情報に基づいて図5~10に例示するようなテーブル(イベントテーブル)を生成する。ここで、情報処理装置200は、計測装置100から水流情報(ペイロード)を受信する順に項番(ここでは、項番1~13)を付してイベントテーブルに順に記録する。
ここで、情報処理装置200は、トイレの設備(大便器、小便器及び洗面台)を利用についてのカウント方法として、以下のように行ってもよい。すなわち、情報処理装置200は、設備利用のカウントには、各設備に対応する利用カウンタUCが1のものを抽出してもよい。情報処理装置200は、トイレ(大便器又は小便器)を利用した後の手洗い実施のカウントには、トイレ(大便器又は小便器)の利用カウンタUCが1であり、且つ、手洗い実施時刻FTが登録している設備を抽出してもよい。情報処理装置200は、手洗いの利用(洗面台の利用)については手洗いカウンタUCが1の設備を抽出してもよい。情報処理装置200は、手洗いのみの利用(洗面台のみの利用)については手洗いカウンタUCが1であり、且つ、手洗い実施時刻FTが登録している設備を抽出してもよい。
(項番1)
まず初めに、図5に示すように、項番1は、情報処理装置200において11時02分30秒に水流情報(ペイロード)を受信したものであり、設備の機器番号がMB1(男性用大便器(男大1))、当該設備の利用時刻UT(水を流した時刻)が11時01分00秒の情報である(図4の符号D1に対応する水流情報)。情報処理装置200は、項番1の水流情報を受信すると、手洗い期限時刻ETを2分後の11時03分00秒に設定し、利用カウンタUCを1に設定する。なお、手洗い期限時刻ET(第1閾値)は、男性用大便器に対応して予め設定される、利用時刻UTに対して2分となる。また、利用カウンタUCは、1つ前の同一の機器番号と比較し、ここでは1つ前の同一機器番号が無く初回利用なので1を設定する。
(項番2)
次に、情報処理装置200は、新たに水流情報(ペイロード)を受信すると、その水流情報を項番2に登録する。項番2の情報は、機器番号がMB1(男大1)である(図4の符号D2に対応する水流情報)。情報処理装置200は、手洗い期限時刻ETを利用時刻UTに対して2分後の11時04分00秒に設定し、利用カウンタUCを2に設定する。情報処理装置200は、1つ前の同一の機器番号と比較し、項番1の利用時刻UTと項番2の利用時刻UTとの差が3分未満のため、同一利用者による男性大便器1の複数利用と推定して、MB1の利用カウンタUCを2に設定する。
(項番3)
次に、情報処理装置200は、新たに水流情報(ペイロード)を受信すると、その水流情報を項番3に登録する。項番3は、設備の機器番号がMS1(男性用小便器1)、当該設備の利用時刻UT(水を流した時刻)が11時2分30秒の情報である(図4の符号D3に対応する水流情報)。情報処理装置200は、項番3の情報を受信すると、手洗い期限時刻ETを11時03分30秒に設定し、利用カウンタUCを1に設定する。なお、手洗い期限時刻ETは、男性用小便器に対応して予め設定される、利用時刻UTに対して1分後となる。また、利用カウンタUCは、1つ前の同一の機器番号と比較し、ここでは1つ前の同一機器番号が無く初回利用なので1を設定する。
(項番4)
次に、情報処理装置200は、新たな水流情報(ペイロード)を受信すると、その水流情報を項番4に登録する。項番4は、設備の機器番号がMW1(男性用洗面台1)、当該設備の利用時刻UT(水を流した時刻)が11時2分50秒の情報である(図4の符号D4に対応する水流情報)。情報処理装置200は、MW1の利用カウンタUCを1に設定する。すなわち、ここでの利用カウンタUCは、1つ前の同一の機器番号と比較し、ここでは1つ前の同一機器番号が無く初回利用なので1を設定する。
情報処理装置200は、男性用トイレの設備(大便器及び小便器)の利用において、手洗い実施時刻FTが登録されてなく、且つ、手洗い期限時刻ETを過ぎていない設備のなかで、最初に手洗い期限時刻ETが過ぎる設備を選択する。すなわち、情報処理装置200は、項番2及び項番3それぞれの情報のうち、最初に手洗い期限時刻ETが過ぎる項番3を選択し、項番3の手洗い実施時刻FTに11時02分50秒を登録する。
(項番5)
次に、情報処理装置200は、新たな水流情報(ペイロード)を受信すると、その水流情報を項番5に登録する。図6に示すように、項番5は、設備の機器番号がMW1(男性用洗面台1)、当該設備の利用時刻UT(水を流した時刻)が11時03分30秒の情報である(図4の符号D5に対応する水流情報)。すなわち、ここでの利用カウンタUCは、1つ前の同一の機器番号と比較し、項番4の利用時刻UTと項番5の利用時刻UTとに10秒以上の差が有るため、男性用洗面台1の複数利用ではないと推定して、MW1の利用カウンタUCを1に設定する。
情報処理装置200は、男性用トイレの設備(大便器及び小便器)の利用において、手洗い実施時刻FTが登録されてなく、且つ、手洗い期限時刻ETを過ぎていない設備のなかで、最初に手洗い期限時刻ETが過ぎる設備を選択する。すなわち、情報処理装置200は、項番2を選択し、項番2の手洗い実施時刻FTに11時03分30秒を登録する。
(項番6)
次に、情報処理装置200は、新たな水流情報(ペイロード)を受信すると、その水流情報を項番6に登録する。図7に示すように、項番6は、設備の機器番号がMW2(男性用洗面台2)、当該設備の利用時刻UT(水を流した時刻)が11時06分30秒の情報である(図4の符号D6に対応する水流情報)。情報処理装置200は、MW2の利用カウンタUCを1に設定する。すなわち、ここでの利用カウンタUCは、1つ前の同一の機器番号と比較し、ここでは1つ前の同一機器番号が無く初回利用なので1を設定する。
情報処理装置200は、上述した場合と同様に、男性用トイレの設備(大便器及び小便器)の利用において、手洗い実施時刻FTが登録されてなく、且つ、手洗い期限時刻ETを過ぎていない設備のなかで、最初に手洗い期限時刻ETが過ぎる設備を選択する。ここでは、情報処理装置200は、項番2及び項番3のいずれにも手洗い実施時刻FTが登録されているので、男性用トイレの設備(大便器及び小便器)の利用者に手洗い待ちは無いとして、項番6に利用時刻UTに対応する手洗い実施時刻FTに11時06分30秒を登録する。
(項番7)
次に、情報処理装置200は、新たな水流情報(ペイロード)を受信すると、その水流情報を項番7に登録する。項番7は、設備の機器番号がMW2(男性用洗面台2)、当該設備の利用時刻UT(水を流した時刻)が11時06分35秒の情報である(図4の符号D7に対応する水流情報)。情報処理装置200は、MW2の利用カウンタUCを2に設定する。すなわち、ここでの利用カウンタUCは、1つ前の同一の機器番号と比較し、項番6の利用時刻UTと項番7の利用時刻UTとの差が10秒未満のため、男性用洗面台2の複数利用と推定して、MW2の利用カウンタUCを2に設定する。
(項番8)
次に、情報処理装置200は、新たに水流情報(ペイロード)を受信すると、その水流情報を項番8に登録する。図8の示すように、項番8の情報は、機器番号がMB1(男大1)である(図4の符号D8に対応する水流情報)。情報処理装置200は、手洗い期限時刻ETを利用時刻UTに対して2分後の11時10分00秒に設定し、利用カウンタUCを1に設定する。ここでの利用カウンタUCは、1つ前の同一の機器番号と比較し、項番2の利用時刻UTと項番8の利用時刻UTとの差が3分以上のため、男性用大便器1の複数利用ではないと推定して、MB1の利用カウンタUCを1に設定する。
(項番9)
次に、情報処理装置200は、新たな水流情報(ペイロード)を受信すると、その水流情報を項番9に登録する。項番9は、設備の機器番号がMS1(男性用小便器1)、当該設備の利用時刻UT(水を流した時刻)が11時8分30秒の情報である(図4の符号D9に対応する水流情報)。情報処理装置200は、手洗い期限時刻ETを利用時刻UTに対して1分後の11時09分30秒に設定し、利用カウンタUCを1に設定する。ここでの利用カウンタUCは、1つ前の同一の機器番号と比較し、項番3の利用時刻UTと項番9の利用時刻UTとの差が1分以上のため、男性用小便器1の複数利用ではないと推定して、MS1の利用カウンタUCを1に設定する。
(項番10)
次に、情報処理装置200は、新たな水流情報(ペイロード)を受信すると、その水流情報を項番10に登録する。図9に示すように、項番10は、設備の機器番号がMW1(男性用洗面台1)、当該設備の利用時刻UT(水を流した時刻)が11時9分50秒の情報である(図4の符号D10に対応する水流情報)。情報処理装置200は、MW1の利用カウンタUCを1に設定する。すなわち、ここでの利用カウンタUCは、1つ前の同一の機器番号と比較し、項番5の利用時刻UTと項番10の利用時刻UTとの差が10秒以上のため、男性用洗面台1の複数利用ではないと推定して、MW1の利用カウンタUCを1に設定する。
情報処理装置200は、男性用トイレの設備(大便器及び小便器)の利用において、手洗い実施時刻FTが登録されてなく、且つ、手洗い期限時刻ETを過ぎていない設備のなかで、最初に手洗い期限時刻ETが過ぎる設備を選択する。この場合、情報処理装置200は、手洗い期限時刻ETが早く経過する設備から順に検索し、ここでは項番9及び項番8の順に該当する。情報処理装置200は、最初に手洗い期限時刻ETが過ぎる項番9を選択し、項番9の手洗い実施時刻FTに11時09分50秒を登録する。ここで、情報処理装置200は、手洗い期限時刻ETが登録されているのに、手洗い実施時刻FTの登録の無い設備は、手洗いが行われていないと推定する。
(項番11)
次に、情報処理装置200は、新たな水流情報(ペイロード)を受信すると、その水流情報を項番11に登録する。図10に示すように、項番11は、設備の機器番号がMS1(男性用小便器1)、当該設備の利用時刻UT(水を流した時刻)が11時10分00秒の情報である(図4の符号D11に対応する水流情報)。情報処理装置200は、手洗い期限時刻ETを利用時刻UTに対して1分後の11時11分00秒に設定し、利用カウンタUCを1に設定する。ここでの利用カウンタUCは、1つ前の同一の機器番号と比較し、項番9の利用時刻UTと項番11の利用時刻UTとの差が1分以上のため、男性用小便器1の複数利用ではないと推定して、MS1の利用カウンタUCを1に設定する。
(項番12)
次に、情報処理装置200は、新たな水流情報(ペイロード)を受信すると、その水流情報を項番12に登録する。項番12は、設備の機器番号がMS2(男性用小便器2)、当該設備の利用時刻UT(水を流した時刻)が11時10分20秒の情報である(図4の符号D12に対応する水流情報)。情報処理装置200は、手洗い期限時刻ETを利用時刻UTに対して1分後の11時11分20秒に設定し、利用カウンタUCを1に設定する。ここでの利用カウンタUCは、1つ前の同一の機器番号と比較し、ここでは1つ前の同一機器番号が無く初回利用なので1を設定する。
(項番13)
次に、情報処理装置200は、新たな水流情報(ペイロード)を受信すると、その水流情報を項番13に登録する。項番13は、設備の機器番号がMS1(男性用小便器1)、当該設備の利用時刻UT(水を流した時刻)が11時12分30秒の情報である(図4の符号D13に対応する水流情報)。情報処理装置200は、手洗い期限時刻ETを利用時刻UTに対して1分後の11時13分30秒に設定し、利用カウンタUCを1に設定する。ここでの利用カウンタUCは、1つ前の同一の機器番号と比較し、項番11の利用時刻UTと項番13の利用時刻UTとの差が1分以上のため、男性用小便器1の複数利用ではないと推定して、MS1の利用カウンタUCを1に設定する。
[情報処理方法]
次に、一実施形態に係る情報処理方法について説明する。
図11は、一実施形態に係る情報処理方法について説明するためのフローチャートである。
ステップST101において、受付部202は、トイレで使用される水の水流に関する水流情報を受け付ける。すなわち、受付部202は、例えば、計測装置100によってトイレの各設備で水が使用されることを検知することに基づいて生成される水流情報を、通信部211を介して受け付けてもよい。
ステップST102において、取得部203は、ステップST101で受け付ける水流情報に基づいて、トイレに配される大便器及び小便器それぞれで水が使用された第1時点と、その第1時点を取得する大便器又は小便器と同一の大便器又は小便器で水が使用された、第1時点後となる第3時点とを取得する。
ステップST103において、取得部203は、ステップST101で受け付ける水量情報に基づいて、トイレに配される大便器及び小便器それぞれで水が使用された第1時点と、トイレに配される洗面台で水が使用された第2時点とを取得する。
ステップST104において、推定部204は、ステップST101で受け付ける水流情報に基づいて、トイレの利用者の人数を推定してもよい。
この場合、一例として、推定部204は、水流情報が水の使用を検知したことを示す検知情報(ON情報)を含む場合、検知情報(ON情報)に基づく検知の回数に応じて人数を推定してもよい。一例として、推定部204は、1回のON情報につき1人がトイレを利用したと推定してもよい。
又は、一例として、推定部204は、ステップST101で受け付ける水量情報に基づく使用水量を、トイレに配される設備それぞれで1回に使用される水の単位水量で除算することにより、トイレの利用者の人数を推定してもよい。この場合、例えば、水量情報には、水が使用された設備(例えば、大便器、小便器及び洗面台等)を特定する機器番号が含まれてもよい。すなわち、推定部204は、例えば、機器番号に基づいて複数の種類の設備のうち、水が使用された設備を特定し、その特定する設備に応じた単位水量を特定してもよい。
ここで、推定部204は、ステップST102で取得する第1時点から第3時点までの時間が第2閾値未満の場合、第1時点及び第3時点の両方で大便器又は小便器の利用者が同一人物と推定してもよい。
また、推定部204は、ステップST103で取得する第1時点から第2時点までの時間が第1閾値以下の場合、トイレの大便器又は小便器の利用者と、トイレの洗面台の利用者とが同一人物と推定してもよい。
この場合、推定部204は、上述したように第1時点と第3時点それぞれに対応する利用者が同一人物と推定する場合には、第1時点を第3時点と読み替えて、第3時点から第2時点までの時間が第1閾値以下の場合、トイレの大便器又は小便器の利用者と、トイレの洗面台の利用者とが同一人物と推定してもよい。
ステップST105において、算出部205は、ステップST104で推定される人数に基づいて、単位時間当たりのトイレの利用率を算出する。
この場合、算出部205は、トイレの利用率を算出するのに先立って、ステップST103で推定される人数を集計してもよい。一例として、算出部205は、ステップST104で推定される人数に基づいて、所定期間で何人が利用したか集計してもよい。
算出部205は、例えば、集計される所定期間の人数を、単位時間で除算することに基づいて、単位時間当たりにトイレを利用した人数に応じたトイレの利用率を算出してもよい。
ステップST106において、出力制御部206は、ステップST104で推定される人数、ステップST105で集計される人数、及び、ステップST105で算出されるトイレの利用率のグループで選択される少なくとも1つを出力するよう出力部を制御する。出力部は、例えば、通信部211、記憶部212及び表示部213等であってもよい。
この場合、出力制御部206は、例えば、ステップST105で算出されるトイレの利用率が第3閾値以上の場合、ステップST104で推定される人数、ステップST105で集計される人数、及び、ステップST105で算出されるトイレの利用率のグループで選択される少なくとも1つを出力するよう出力部を制御してもよい。
上述した計測装置100の各部は、コンピュータの演算処理装置等の機能として実現されてもよい。すなわち、計測制御部102は、コンピュータの演算処理装置等による計測制御機能としてそれぞれ実現されてもよい。
計測プログラムは、上述した計測制御機能をコンピュータに実現させることができる。計測プログラムは、例えば、メモリ、ソリッドステートドライブ、ハードディスクドライブ又は光ディスク等の、コンピュータで読み取り可能な非一時的な記録媒体に記録されていてもよい。
また、上述したように、計測装置100の計測制御部102は、コンピュータの演算処理装置等で実現されてもよい。その演算処理装置等は、例えば、集積回路等によって構成される。このため、計測装置100の計測制御部102は、演算処理装置等を構成する回路として実現されてもよい。すなわち、計測装置100の計測制御部102は、コンピュータの演算処理装置等を構成する計測制御回路として実現されてもよい。
また、計測装置100の計測通信部103及び時計部104は、例えば、演算処理装置等の機能を含む計測通信機能及び時計機能として実現されもよい。また、計測装置100の計測通信部103及び時計部104は、例えば、集積回路等によって構成されることにより計測通信回路及び時計回路として実現されてもよい。また、計測装置100の計測通信部103及び時計部104は、例えば、複数のデバイスによって構成されることにより計測通信装置及び時計装置として構成されてもよい。
上述した情報処理装置200の各部は、コンピュータの演算処理装置等の機能として実現されてもよい。すなわち、情報処理装置200の受付部202、取得部203、推定部204、算出部205及び出力制御部206(制御部201)は、コンピュータの演算処理装置等による受付機能、取得機能、推定機能、算出機能及び出力制御機能(制御機能)としてそれぞれ実現されてもよい。
情報処理プログラムは、上述した各機能をコンピュータに実現させることができる。情報処理プログラムは、例えば、メモリ、ソリッドステートドライブ、ハードディスクドライブ又は光ディスク等の、コンピュータで読み取り可能な非一時的な記録媒体に記録されていてもよい。
また、上述したように、情報処理装置200の各部は、コンピュータの演算処理装置等で実現されてもよい。その演算処理装置等は、例えば、集積回路等によって構成される。このため、情報処理装置200の各部は、演算処理装置等を構成する回路として実現されてもよい。すなわち、情報処理装置200の受付部202、取得部203、推定部204、算出部205及び出力制御部206(制御部201)は、コンピュータの演算処理装置等を構成する受付回路、取得回路、推定回路、算出回路及び出力制御回路(制御回路)として実現されてもよい。
また、情報処理装置200の通信部211、記憶部212及び表示部213(出力部)は、例えば、演算処理装置等の機能を含む通信機能、記憶機能及び表示機能(出力機能)として実現されもよい。また、情報処理装置200の通信部211、記憶部212及び表示部213(出力部)は、例えば、集積回路等によって構成されることにより通信回路、記憶回路及び表示回路(出力回路)として実現されてもよい。また、情報処理装置200の通信部211、記憶部212及び表示部213(出力部)は、例えば、複数のデバイスによって構成されることにより通信装置、記憶装置及び表示装置(出力装置)として構成されてもよい。
情報処理装置は、上述した複数の各部のうち1又は任意の複数を組み合わせることが可能である。
本開示では、「情報」の文言を使用しているが、「情報」の文言は「データ」と言い換えることができ、「データ」の文言は「情報」と言い換えることができる。
[本実施形態の態様及び効果]
次に、本実施形態の一態様及び各態様が奏する効果について説明する。なお、以下に記載する効果は一例であり、各態様が奏する効果は以下に記載するものに限定されることはない。
(態様1)
一態様の情報処理装置は、施設で使用される水の水流に関する水流情報を受け付ける受付部と、受付部によって受け付ける水流情報に基づいて、施設を利用した人の人数を推定する推定部と、を備える。
これにより、情報処理装置は、施設の水を使用する種々の設備で水が使用される場合、その水に関する水量情報に基づいて、施設を利用する人の人数を推定することができる。
また、情報処理装置は、施設に配される設備で使用される水に基づいて人数を推定するため、施設の利用者を検知するためのセンサ等により人数を推定する場合に比べて、施設の利用者から人数を推定していることを分かりにくくすることができる。したがって、情報処理装置は、施設の利用者のプライバシの保護を向上することができる。
(態様2)
一態様の情報処理装置では、推定部は、水流情報が水の使用を検知したことを示す検知情報(ON情報)を含む場合、検知情報に基づく検知の回数に応じて人数を推定してもよい。
情報処理装置は、種々の方法により人数を推定することができる。一例として、情報処理装置は、水流情報に記録されるON情報の取得回数に基づいて施設の利用人数を推定することができる。
(態様3)
一態様の情報処理装置では、推定部は、施設に配される大便器、小便器及び洗面台それぞれで1回に使用される水の単位水量と、受付部によって受け付ける水量情報に基づく使用水量とに基づいて、施設を利用した人の人数を推定することとしてもよい。
情報処理装置は、種々の方法により人数を推定することができる。一例として、情報処理装置は、施設で使用される水の使用量と、施設に配される設備を1回使用する際の使用水量(単位水量)とに基づいて施設の利用人数を推定することができる。
(態様4)
一態様の情報処理装置は、受付部によって受け付ける水量情報に基づいて、施設に配される大便器及び小便器それぞれで水が使用された第1時点と、施設に配される洗面台で水が使用された第2時点とを取得する取得部を備え、推定部は、取得部によって取得する第1時点から第2時点までの時間が予め設定される第1閾値以下の場合には、施設の大便器又は小便器を利用した人と、施設の洗面台を利用した人とが同一人物と推定することとしてもよい。
施設としてのトイレに配される大便器又は小便器を利用した人は、その後、洗面台を利用する場合がある。この場合、情報処理装置は、第1時点から第2時点までの時間が第1閾値以下の場合には、第1時点に対応する人物と第2時点に対応する人物とが同一と推定するので、トイレを利用した人の人数をより正確に推定することができる。
(態様5)
一態様の情報処理装置では、取得部は、受付部によって受け付ける水流情報に基づいて、施設に配される大便器及び小便器それぞれで水が使用された第1時点と、当該第1時点を取得する大便器又は小便器と同一の大便器又は小便器で水が使用された、第1時点後となる第3時点とを取得し、推定部は、取得部によって取得する第1時点から第3時点までの時間が予め設定される第2閾値未満の場合には、第1時点及び第3時点の両方で大便器又は小便器を利用した人が同一人物と推定することとしてもよい。
設備としての大便器又は小便器を利用する人は、設備を利用した後に、複数回水を流す場合がある。この場合、情報処理装置は、第1時点から第3時点までの時間が第2閾値未満の場合には、第1時点に対応する人物と第3時点に対応する人物とが同一と推定するので、トイレを利用した人の人数をより正確に推定することができる。
(態様6)
一態様の情報処理装置は、推定部によって推定される人数に基づいて、単位時間当たりの施設の利用率を算出する算出部と、算出部によって算出される単位時間当たりの施設の利用率が予め設定される第3閾値以上の場合、推定部の推定結果及び算出部の算出結果のうち少なくとも一方を出力するよう制御する出力制御部と、を備えることとしてもよい。
これにより、情報処理装置は、例えば、施設が相対的に多く利用される場合(利用率が第3閾値以上の場合)、施設の増設、及び、施設に配される設備の増設等を促すために、人数及び利用率のグループから選択される1つを出力する。
すなわち、情報処理装置を利用する人(例えば、施設の管理者等)は、当該施設(例えば、トイレA等)の近くに他の施設(例えば、トイレB等)を増設すること、及び、当該施設に配される設備(例えば、大便器、小便器及び洗面台等)を増設すること等を検討することができる。また、これにより、施設を利用する利用者の利便性も向上できる可能性がある。
(態様7)
一態様の情報処理システムは、施設に配される大便器、小便器及び洗面台それぞれで使用される水の水量を計測し、当該水量に関する水量情報を生成する計測装置と、計測装置で生成される水量情報を受け付ける情報処理装置と、を備え、情報処理装置は、水流情報を受け付ける受付部と、受付部によって受け付ける水流情報に基づいて、施設を利用した人の人数を推定する推定部と、を備える。
これにより、情報処理システムは、上述した一態様の情報処理装置と同様の効果を奏することができる。
(態様8)
一態様の情報処理方法では、コンピュータが、施設で使用される水の水流に関する水流情報を受け付ける受付ステップと、受付ステップによって受け付ける水流情報に基づいて、施設を利用した人の人数を推定する推定ステップと、を実行する。
これにより、情報処理方法は、上述した一態様の情報処理装置と同様の効果を奏することができる。
(態様9)
一態様の情報処理プログラムは、コンピュータに、施設で使用される水の水流に関する水流情報を受け付ける受付機能と、受付機能によって受け付ける水流情報に基づいて、施設を利用した人の人数を推定する推定機能と、を実現させる。
これにより、情報処理プログラムは、上述した一態様の情報処理装置と同様の効果を奏することができる。
1 情報処理システム
100 計測装置
101 計測本体部
102 計測制御部
103 計測通信部
104 時計部
110 水流センサ
111 プロペラ
200 情報処理装置
201 制御部
202 受付部
203 取得部
204 推定部
205 算出部
206 出力制御部
211 通信部
212 記憶部
213 表示部
301 サーバ
302 ユーザ端末

Claims (8)

  1. 施設で使用される水の水流に関する水流情報を受け付ける受付部と、
    前記受付部によって受け付ける水流情報に基づいて、施設を利用した人の人数を推定する推定部と、
    前記受付部によって受け付ける水流情報に基づいて、施設に配される大便器及び小便器それぞれで水が使用された第1時点と、施設に配される洗面台で水が使用された第2時点とを取得する取得部と、を備え、
    前記推定部は、前記取得部によって取得する第1時点から第2時点までの時間が予め設定される第1閾値以下の場合には、施設の大便器又は小便器を利用した人と、施設の洗面台を利用した人とが同一人物と推定する
    情報処理装置。
  2. 前記推定部は、水流情報が水の使用を検知したことを示す検知情報を含む場合、検知情報に基づく検知の回数に応じて人数を推定する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記推定部は、施設に配される大便器、小便器及び洗面台それぞれで1回に使用される水の単位水量と、受付部によって受け付ける水流情報に基づく使用水量とに基づいて、施設を利用した人の人数を推定する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記取得部は、前記受付部によって受け付ける水流情報に基づいて、施設に配される大便器及び小便器それぞれで水が使用された第1時点と、当該第1時点を取得する大便器又は小便器と同一の大便器又は小便器で水が使用された、第1時点後となる第3時点とを取得し、
    前記推定部は、前記取得部によって取得する第1時点から第3時点までの時間が予め設定される第2閾値未満の場合には、第1時点及び第3時点の両方で大便器又は小便器を利用した人が同一人物と推定する
    請求項1~3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記推定部によって推定される人数に基づいて、単位時間当たりの施設の利用率を算出する算出部と、
    前記算出部によって算出される単位時間当たりの施設の利用率が予め設定される第3閾値以上の場合、前記推定部の推定結果及び前記算出部の算出結果のうち少なくとも一方を出力するよう制御する出力制御部と、
    を備える請求項1~4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 施設に配される大便器、小便器及び洗面台それぞれで使用される水の水量を計測し、当該水量に関する水流情報を生成する計測装置と、
    前記計測装置で生成される水流情報を受け付ける情報処理装置と、を備え、
    前記情報処理装置は、
    水流情報を受け付ける受付部と、
    前記受付部によって受け付ける水流情報に基づいて、施設を利用した人の人数を推定する推定部と、
    前記受付部によって受け付ける水流情報に基づいて、施設に配される大便器及び小便器それぞれで水が使用された第1時点と、施設に配される洗面台で水が使用された第2時点とを取得する取得部と、を備え、
    前記推定部は、前記取得部によって取得する第1時点から第2時点までの時間が予め設定される第1閾値以下の場合には、施設の大便器又は小便器を利用した人と、施設の洗面台を利用した人とが同一人物と推定する
    情報処理システム。
  7. コンピュータが、
    施設で使用される水の水流に関する水流情報を受け付ける受付ステップと、
    前記受付ステップによって受け付ける水流情報に基づいて、施設を利用した人の人数を推定する推定ステップと、
    前記受付ステップによって受け付ける水流情報に基づいて、施設に配される大便器及び小便器それぞれで水が使用された第1時点と、施設に配される洗面台で水が使用された第2時点とを取得する取得ステップと、を実行し、
    前記推定ステップは、前記取得ステップによって取得する第1時点から第2時点までの時間が予め設定される第1閾値以下の場合には、施設の大便器又は小便器を利用した人と、施設の洗面台を利用した人とが同一人物と推定する
    情報処理方法。
  8. コンピュータに、
    施設で使用される水の水流に関する水流情報を受け付ける受付機能と、
    前記受付機能によって受け付ける水流情報に基づいて、施設を利用した人の人数を推定する推定機能と、
    前記受付機能によって受け付ける水流情報に基づいて、施設に配される大便器及び小便器それぞれで水が使用された第1時点と、施設に配される洗面台で水が使用された第2時点とを取得する取得機能と、を実現させ、
    前記推定機能は、前記取得機能によって取得する第1時点から第2時点までの時間が予め設定される第1閾値以下の場合には、施設の大便器又は小便器を利用した人と、施設の洗面台を利用した人とが同一人物と推定する
    情報処理プログラム。
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